JP6748013B2 - 倒立振子型移動装置 - Google Patents
倒立振子型移動装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6748013B2 JP6748013B2 JP2017067336A JP2017067336A JP6748013B2 JP 6748013 B2 JP6748013 B2 JP 6748013B2 JP 2017067336 A JP2017067336 A JP 2017067336A JP 2017067336 A JP2017067336 A JP 2017067336A JP 6748013 B2 JP6748013 B2 JP 6748013B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- base
- moving device
- inverted pendulum
- pendulum type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 239000000872 buffer Substances 0.000 claims description 6
- 206010034719 Personality change Diseases 0.000 claims 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000001141 propulsive effect Effects 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Description
基部は、一方の面に搭乗者が搭乗可能である。
メカナムホイールは、一方の面とは反対側の基部の他方の面(102)に(2×n)個(nは2以上の整数)以上設けられる。メカナムホイールは、回転可能な大径回転体(221)、及び、大径回転体の径方向外側に接地面(8)に接地しつつ回転可能に設けられ大径回転体の回転軸に対してずれた位置にそれぞれの回転軸を有する複数の小径回転体(222)を有する。複数のメカナムホイールは、大径回転体の回転軸が同一直線(VL1)上に位置する。
複数の駆動部は、複数のメカナムホイールのそれぞれを駆動可能である。
姿勢変化検出部は、基部の傾きを検出し、当該基部の傾きに応じた姿勢信号を出力可能である。
制御部は、姿勢変化検出部が出力する姿勢信号に基づいて複数の駆動部を制御する。
第一実施形態による「倒立振子型移動装置」である移動体1を図1〜3に基づいて説明する。移動体1は、人間を搭乗可能であって、搭乗者の移動体1上での姿勢変化に応じて所望の方向に移動可能である。移動体1は、「基部」としてのベース10、支持ポスト11、「操作部」としてのハンドルバー12、複数のホイールユニット20、「姿勢変化検出部」としての第一センサ31、及び、制御部40を備える。
ホイール221は、支持部材21に回転可能に支持されている。
複数のバレル222は、樽状に形成され、ホイール221の径方向外側にホイール221の周方向に沿って並べられている。八個のバレル222は、一つのホイール221に回転可能に支持されている。八個のバレル222は、回転軸がホイール221の回転軸に対してずれた位置となるよう形成されている。このとき、ホイール221の回転軸に対する八個のバレル222の回転軸のずれた関係は、ホイール221の回転軸からみて同じ関係となっている。八個のバレル222の径方向外側の壁面は、接地面8に当接可能に形成されている。
本実施形態では、四セットのホイールユニット20のそれぞれが有するホイール221の回転軸は、図1、2に示すように、同一直線(図1,2に示す仮想直線VL1)上に位置している。
駆動部23aは、ホイールユニット20aが後進するようメカナムホイール22aを回転する。これにより、メカナムホイール22aと接地面8との間には、メカナムホイール22aが有するバレルの回転軸と同じ方向の作用力Faが発生する。
駆動部23bは、ホイールユニット20bが前進するようメカナムホイール22bを回転する。これにより、メカナムホイール22bと接地面8との間には、メカナムホイール22bが有するバレルの回転軸と同じ方向の作用力Fbが発生する。
駆動部23cは、ホイールユニット20cが後進するようメカナムホイール22cを回転する。これにより、メカナムホイール22cと接地面8との間には、メカナムホイール22cが有するバレルの回転軸と同じ方向の作用力Fcが発生する。
駆動部23dは、ホイールユニット20dが前進するようメカナムホイール22dを回転する。これにより、メカナムホイール22dと接地面8との間には、メカナムホイール22dが有するバレルの回転軸と同じ方向の作用力Fdが発生する。
第二実施形態による倒立振子型移動装置を図4に基づき説明する。第二実施形態では、隣り合うホイールユニットが離間して設けられている点が第一実施形態と異なる。
具体的には、四セットのホイールユニット20のうちベース10の一端側に位置するホイールユニット20aの支持部材21aと、ホイールユニット20aに隣り合うホイールユニット20bの支持部材21bとは、一定の距離離れた位置に設けられている。支持部材21aが設けられるベース10の部位103と支持部材21bが設けられるベース10の部位104との間には、比較的長さが長い部位105が設けられる。
また、四セットのホイールユニット20のうちベース10の他端側に位置するホイールユニット20dの支持部材21dと、ホイールユニット20dに隣り合うホイールユニット20cの支持部材21cとは、一定の距離離れた位置に設けられている。支持部材21dが設けられるベース10の部位106と、支持部材21cが設けられるベース10の部位107との間には、比較的長さが長い部位108が設けられる。
第三実施形態による倒立振子型移動装置を図5に基づき説明する。第三実施形態では、支持部材を形成する材料が異なる点が第一実施形態と異なる。
図5に示すように、接地面8が平面でない場合、支持部材51は変形し、全てのメカナムホイール22が接地面8に接地する。また、第二実施形態で説明したように、搭乗者の重量に起因する作用力F51,F52によってベース10が変形するとき、ベース10の変形に応じて支持部材51は変形し、全てのメカナムホイール22が接地面8に接地する。
このように、第三実施形態では、支持部材51は、移動体3におけるベース10と接地面8との距離の変化に応じて全てのメカナムホイール22が接地面8に確実に接地するよう変形する。これにより、第三実施形態は、第一実施形態と同じ効果を奏するとともに、搭乗者の姿勢変化に応じた確実な移動を実現することができる。
第四実施形態による倒立振子型移動装置を図6に基づき説明する。第四実施形態では、ホイールユニットが変速部を備える点が第一実施形態と異なる。
第五実施形態による倒立振子型移動装置を図7,8に基づき説明する。第五実施形態では、ハンドル操作が可能な点が第一実施形態と異なる。
搭乗者がハンドルバー12を図8の白抜き矢印F81に示すように時計周りに回転すると、第二センサ32は、第一センサ31に対する第二センサ32の相対位置に応じて制御部70に操作信号を出力する。制御部70では、入力された操作信号に対する移動プログラムにしたがって四個の駆動部23のそれぞれにメカナムホイール22の回転方向及び回転速度を指令する指令信号を出力する。これにより、四個のメカナムホイール22が駆動し、例えば、図8に示すように、ハンドルバー12の回転量に対応するよう移動体5がその場で時計周りに回転する(図8の白抜き矢印F82)。
上述の実施形態では、移動体は、四個のメカナムホイールを備えるとした。しかしながら、メカナムホイールの数はこれに限定されない。4以上の偶数であればよい。
8・・・接地面
10・・・ベース(基部)
101・・・搭乗可能面(一方の面)
102・・・下面(他方の面)
221・・・ホイール(大径回転体)
222,222a,222b,222c,222d・・・バレル(小径回転体)
22,22a,22b,22c,22d・・・メカナムホイール
23,23a,23b,23c,23d・・・駆動部
31・・・第一センサ(姿勢変化検出部)
40,70・・・制御部
Claims (8)
- 搭乗者の姿勢変化に応じて所望の方向に移動可能な倒立振子型移動装置であって、
一方の面(101)に前記搭乗者が搭乗可能な基部(10)と、
前記一方の面とは反対側の前記基部の他方の面(102)に(2×n)個(nは2以上の整数)以上設けられ、回転可能な大径回転体(221)、及び、前記大径回転体の径方向外側に接地面(8)に接地しつつ回転可能に設けられ前記大径回転体の回転軸に対してずれた位置にそれぞれの回転軸を有する複数の小径回転体(222)を有し、前記大径回転体の回転軸が同一直線(VL1)上に位置する複数のメカナムホイール(22,22a,22b,22c,22d)と、
複数の前記メカナムホイールのそれぞれを駆動可能な複数の駆動部(23,23a,23b,23c,23d)と、
前記基部の傾きを検出し、当該基部の傾きに応じた姿勢信号を出力可能な姿勢変化検出部(31)と、
前記姿勢変化検出部が出力する姿勢信号に基づいて複数の前記駆動部を制御する制御部(40,70)と、
を備える倒立振子型移動装置。 - 複数の前記メカナムホイールは、離間した状態で設けられる請求項1に記載の倒立振子型移動装置。
- 前記駆動部は、前記基部の前記他方の面側に設けられる請求項1または2に記載の倒立振子型移動装置。
- 前記駆動部が出力する駆動力を変速可能な変速部(64)をさらに備える請求項1〜3のいずれか一項に記載の倒立振子型移動装置。
- 前記メカナムホイールと前記基部との間に設けられ、前記基部の変形による前記メカナムホイールの位置変化を防止する緩衝部(51)をさらに備える請求項1〜4のいずれか一項に記載の倒立振子型移動装置。
- 前記緩衝部は、前記基部の前記他方の面に設けられ、前記基部に対して前記メカナムホイールを回転可能に支持する請求項5に記載の倒立振子型移動装置。
- 前記緩衝部を複数備え、
複数の前記緩衝部のそれぞれは、一つの前記メカナムホイール及び一つの前記駆動部を支持する請求項5に記載の倒立振子型移動装置。 - 前記基部の一方の面に設けられ、前記搭乗者が操作可能な操作部(12)と、
前記搭乗者による前記操作部の操作内容を検出し、当該操作内容に応じた操作信号を出力可能な操作内容検出部(32)と、
をさらに備え、
前記制御部は、前記姿勢変化検出部が出力する姿勢信号及び前記操作内容検出部が出力する操作信号に基づいて複数の前記駆動部を制御する請求項1〜7のいずれか一項に記載の倒立振子型移動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017067336A JP6748013B2 (ja) | 2017-03-30 | 2017-03-30 | 倒立振子型移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017067336A JP6748013B2 (ja) | 2017-03-30 | 2017-03-30 | 倒立振子型移動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018167726A JP2018167726A (ja) | 2018-11-01 |
JP6748013B2 true JP6748013B2 (ja) | 2020-08-26 |
Family
ID=64018271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017067336A Expired - Fee Related JP6748013B2 (ja) | 2017-03-30 | 2017-03-30 | 倒立振子型移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6748013B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109823427B (zh) * | 2019-01-23 | 2021-06-25 | 天津大学 | 一种车-蛇复合式变结构移动机器人 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006123014A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 倒立2輪走行ロボット |
JP5322562B2 (ja) * | 2008-09-26 | 2013-10-23 | 株式会社東芝 | 移動台車 |
JP5324983B2 (ja) * | 2009-03-30 | 2013-10-23 | 佐賀県 | 駆動装置およびそれを備えたキャスター付屋内移動装置 |
JP5066746B2 (ja) * | 2009-11-26 | 2012-11-07 | トヨタ自動車東日本株式会社 | 倒立振子型四輪走行装置 |
JP5747671B2 (ja) * | 2011-06-10 | 2015-07-15 | 株式会社豊田中央研究所 | 車両用制動エネルギ回生装置 |
SG2013084801A (en) * | 2013-11-15 | 2015-06-29 | Kuo Tsing Tsai | Compact personal transporter |
US20160270988A1 (en) * | 2015-03-18 | 2016-09-22 | Challenging Solutions, Inc. | Modularized mobility device |
JP6618170B2 (ja) * | 2015-06-07 | 2019-12-11 | 国立大学法人京都大学 | 移動搬送装置 |
JP5871219B1 (ja) * | 2015-06-25 | 2016-03-01 | 徳三 高橋 | スポーツ競技用電動車椅子 |
-
2017
- 2017-03-30 JP JP2017067336A patent/JP6748013B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018167726A (ja) | 2018-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5358374B2 (ja) | 車両 | |
JP5398446B2 (ja) | 駆動装置 | |
JP6476235B2 (ja) | 三輪自動車のための操舵および制御システム | |
JP5398445B2 (ja) | 全方向移動車両 | |
US10894571B2 (en) | Leaning vehicle | |
EP0716974B1 (en) | Omnidirectional vehicle and method of controlling the same | |
JP4779982B2 (ja) | 移動体及び移動体の制御方法 | |
JP5147542B2 (ja) | 倒立振子移動体 | |
JP4697254B2 (ja) | 車両挙動制御装置 | |
KR101429444B1 (ko) | 전방향 이동 차량 | |
US7810591B2 (en) | Traveling device | |
JP2011063252A (ja) | 摩擦式駆動装置および倒立振子型移動体 | |
WO2022059714A1 (ja) | 二輪車 | |
JP6898428B2 (ja) | 車両 | |
JP6748013B2 (ja) | 倒立振子型移動装置 | |
JP2009507582A (ja) | 身体障害者用の車両 | |
JP2007313984A (ja) | 車両の操舵機構 | |
JP2007112186A (ja) | トー角・キャンバー角可変機構 | |
JP2004189037A (ja) | 車両用操舵装置 | |
JP5429954B2 (ja) | 車輪移動装置とその進行方向制御方法 | |
JP4844369B2 (ja) | 車両 | |
KR200489884Y1 (ko) | 모션 시뮬레이터 | |
JP2001354155A (ja) | 全方向移動装置の制御装置 | |
JP4752542B2 (ja) | 車両 | |
JP3294471B2 (ja) | 全方向移動車及びそのステアリング制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20170418 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190719 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200624 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200714 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200806 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6748013 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |