JP5426220B2 - 電源ノイズ除去回路 - Google Patents

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Description

本発明は電源ノイズ除去回路に関し、特に、CMOSイメージセンサの画素出力信号に重畳される電源ノイズを除去する方法に適用して好適なものである。
CMOSイメージセンサでは、各画素からの信号は、垂直信号線を介してサンプルホールド信号変換回路に送られ、CDS(相関2重サンプリング)にて信号成分の検出が行われている。
ここで、リセットレベルのサンプリング電圧をVc、読み出しレベルのサンプリング電圧をVsとすると、CDSにて検出される信号成分はVc−Vsで与えることができる。
一方、各画素からの信号に電源ノイズが重畳されると、CDSにて検出される信号成分は以下の(1)式で与えることができる。
(Vc+ΔVc)−(Vs+ΔVs)=(Vc−Vs)+(ΔVc−ΔVs)
・・・(1)
ただし、ΔVcは、リセットレベルのサンプリング時の電源ノイズ、ΔVsは、読み出しレベルのサンプリング時の電源ノイズである。
ここで、電源ノイズΔVc、ΔVsが互いに同じ値であれば、電源ノイズΔVc、ΔVsは互いにキャンセルされ、電源ノイズΔVc、ΔVsによる画質の劣化は現れることはないが、電源ノイズΔVc、ΔVsはランダムに発生するため、電源ノイズΔVc、ΔVsの値は互いに異なるのが一般的である。
また、例えば、特許文献1には、撮像素子のリセット時と露光後との電位差を複数回繰り返してAD変換して得られた複数のデジタルコード値に対して加算平均化処理を施すことにより、ノイズの低減を図る方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された方法では、ノイズの低減を図るために、撮像素子のリセット時と露光後との電位差が加算平均化処理される。このため、読み出しレベルのサンプリング時の実際の信号成分を取り出せなくなり、分解能の劣化を招くとともに、同一の画素の信号を何度もサンプリングする必要があり、処理に時間がかかるという問題があった。
特開2008−11284号公報
本発明の目的は、信号成分の加算平均化処理を行うことなく、信号成分に重畳される電源ノイズを除去することが可能な電源ノイズ除去回路を提供することである。
本発明の一態様によれば、撮像素子の各画素に電源を供給する電源線と、基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、前記電源線に重畳された電源ノイズを前記基準電圧に加算する電源ノイズ加算回路と、前記撮像素子の各画素から読み出された読み出し信号と、前記読み出し時における電源ノイズが加算された基準電圧との差分を増幅する差動増幅器とを備えることを特徴とする電源ノイズ除去回路を提供する。
本発明の一態様によれば、撮像素子の各画素に電源を供給する電源線と、基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、前記電源線に重畳された電源ノイズを前記基準電圧に加算する電源ノイズ加算回路と、前記撮像素子の各画素から読み出され、第1のサンプリング時刻にサンプリングされたサンプリング信号と、前記第1のサンプリング時刻における電源ノイズが加算された基準電圧との差分を増幅する差動増幅器とを備えることを特徴とする電源ノイズ除去回路を提供する。
本発明の一態様によれば、撮像素子の各画素に電源を供給する電源線と、基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、前記電源線に重畳された電源ノイズを前記基準電圧に加算する電源ノイズ加算回路と、前記撮像素子の各画素から読み出され、第1のサンプリング時刻にサンプリングされた第1のサンプリング信号と、前記第1のサンプリング時刻における電源ノイズが加算された基準電圧との差分を保持するコンデンサと、前記撮像素子の各画素から読み出され、第2のサンプリング時刻にサンプリングされた第2のサンプリング信号から前記コンデンサに保持されている信号を引いた値と、前記第2のサンプリング時刻における電源ノイズが加算された基準電圧との差分を増幅する差動増幅器とを備えることを特徴とする電源ノイズ除去回路を提供する。
本発明の一態様によれば、撮像素子の各画素に電源を供給する電源線と、ランプ波信号を発生するランプ波発生回路と、前記電源線に重畳された電源ノイズを前記ランプ波信号に加算する電源ノイズ加算回路と、前記撮像素子の各画素から読み出された読み出し信号と、前記電源ノイズが加算されたランプ波信号との差分を増幅する差動増幅器とを備えることを特徴とする電源ノイズ除去回路を提供する。
本発明によれば、信号成分の加算平均化処理を行うことなく、信号成分に重畳される電源ノイズを除去することが可能となる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電源ノイズ除去回路が適用されるCMOSイメージセンサの概略構成を示すブロック図。 図2は、図1の画素の回路構成の一例を示す図。 図3は、図1のサンプルホールド信号変換回路に適用された電源ノイズ除去回路の概略構成を示すブロック図。 図4は、図3のサンプルホールド信号変換回路の各部の信号波形を示すタイミングチャート。 図5は、本発明の第2実施形態に係るサンプルホールド信号変換回路に適用された電源ノイズ除去回路の概略構成を示すブロック図。 図6は、図5の電源ノイズ加算回路の回路構成の一例を示す図。 図7は、レジスタによる可変コンデンサの容量制御方法を示す図。 図8は、本発明の第3実施形態に係るサンプルホールド信号変換回路に適用された電源ノイズ除去回路の概略構成を示すブロック図。 図9は、図8の電源ノイズ加算回路の回路構成の一例を示す図。 図10は、本発明の第4実施形態に係る信号変換回路に適用された電源ノイズ除去回路の概略構成を示すブロック図。 図11は、図10の信号変換回路の各部の信号波形を示すタイミングチャート。 図12は、本発明の第5実施形態に係る信号変換回路に適用された電源ノイズ除去回路の概略構成を示すブロック図。 図13は、図12の電源ノイズ加算回路の回路構成の一例を示す図。 図14は、本発明の第6実施形態に係る信号変換回路に適用された電源ノイズ除去回路の概略構成を示すブロック図。 図15は、図14の電源ノイズ加算回路の回路構成の一例を示す図。 図16は、本発明の第7実施形態に係る信号変換回路に適用された電源ノイズ除去回路の概略構成を示すブロック図。 図17は、図16の信号変換回路の各部の信号波形を示すタイミングチャート。 図18は、本発明の第8実施形態に係る信号変換回路に適用された電源ノイズ除去回路の概略構成を示すブロック図。 図19は、図18の電源ノイズ加算回路の回路構成の一例を示す図。 図20は、本発明の第9実施形態に係る信号変換回路に適用された電源ノイズ除去回路の概略構成を示すブロック図。 図21は、図20の電源ノイズ加算回路の回路構成の一例を示す図。
以下、本発明の実施形態に係る電源ノイズ除去回路について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明では、電源ノイズ除去回路をCMOSイメージセンサに適用した場合を例にとる。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る電源ノイズ除去回路が適用されるCMOSイメージセンサの概略構成を示すブロック図である。
図1において、CMOSイメージセンサには、画素アレイ11、行選択回路12、サンプルホールド信号変換回路群13および列選択回路14が設けられている。ここで、画素アレイ11には、光電変換を行う画素15がm行n列(m、nは1以上の整数)に渡って配置されている。行選択回路12は、読み出し対象となる画素15が配列された行を選択することができる。列選択回路14は、読み出し対象となる画素15が配列された列を選択することができる。サンプルホールド信号変換回路群13には、画素15が配列された列ごとに、サンプルホールド信号変換回路16が設けられている。ここで、サンプルホールド信号変換回路16は、垂直信号線NSIGを介して各画素15に列ごとに接続されている。そして、サンプルホールド信号変換回路16は、各画素15から信号が読み出された場合、CDSにて信号成分を検出することができる。
図2は、図1の画素の回路構成の一例を示す図である。
図2において、図1の画素15には、フォトダイオードPD、読み出しトランジスタM1、リセットトランジスタM2、行選択トランジスタM3および転送トランジスタM4が設けられている。
そして、読み出しトランジスタM1のソースは、フォトダイオードPDに接続され、読み出しトランジスタM1のゲートは、読み出し信号線RDに接続されている。また、リセットトランジスタM2のソースは、読み出しトランジスタM1のドレインに接続され、リセットトランジスタM2のゲートは、リセット信号線RSに接続され、リセットトランジスタM2のドレインは、電源線DLに接続されている。また、選択トランジスタM3のゲートは、行選択線ADRに接続され、選択トランジスタM3のドレインは、電源線DLに接続されている。また、転送トランジスタM4のソースは、垂直信号線NSIGを介して電流源17およびサンプルホールド信号変換回路16に接続され、転送トランジスタM4のゲートは、読み出しトランジスタM1のドレインに接続され、転送トランジスタM4のドレインは、選択トランジスタM3のソースに接続されている。
ここで、転送トランジスタM4のゲートと電源線DLとの間には寄生容量CF1が接続され、転送トランジスタM4のゲートとグランドとの間には寄生容量CF2が接続されている。
図3は、図1のサンプルホールド信号変換回路に適用された電源ノイズ除去回路の概略構成を示すブロック図である。
図3において、この電源ノイズ除去回路には、サンプルホールド信号変換回路16、スイッチング制御回路21、ランプ波発生回路22、電源ノイズ加算回路23および基準電圧生成回路24が設けられている。なお、スイッチング制御回路21、ランプ波発生回路22、電源ノイズ加算回路23および基準電圧生成回路24は、サンプルホールド信号変換回路群13に含まれる全てのサンプルホールド信号変換回路16に共通に用いることができる。
ここで、サンプルホールド信号変換回路16には、スイッチS1〜S3、コンデンサCAP1、CAP2、差動増幅器AMP1およびT/D変換器25が設けられている。なお、T/D変換器25は、所定の期間内のカウント値をデジタル値に変換することができる。そして、コンデンサCAP1の一端は、スイッチS2を介してランプ波信号線NREF1に接続されている。また、コンデンサCAP2の一端は、コンデンサCAP1の他端に接続されるとともに、スイッチS1を介して読み出し制御線NS1に接続されている。また、コンデンサCAP2の他端は、差動増幅器AMP1の反転入力端子に接続されている。また、差動増幅器AMP1の非反転入力端子は、アンプ基準電圧線NBIASに接続され、差動増幅器AMP1の出力端子は、スイッチS3を介して差動増幅器AMP1の反転入力端子に接続されている。また、T/D変換器25の入力端子は、差動増幅器AMP1の出力端子に接続されている。
また、ランプ波発生回路22は、ランプ波信号を発生し、ランプ波信号線NREF1に出力することができる。基準電圧生成回路24は、基準電圧を生成し、アンプ基準電圧線NBIASに出力することができる。電源ノイズ加算回路23は、電源に重畳された電源ノイズを、基準電圧生成回路24にて生成された基準電圧に加算することができる。ここで、電源ノイズ加算回路23の出力端子は、スイッチS4を介してアンプ基準電圧線NBIASに接続されている。なお、電源ノイズ加算回路23としては、例えば、電源に接続された可変容量を用いることができ、この可変容量の値を図2の寄生容量CF1、CF2の値に調整して用いることができる。あるいは、可変容量の代わりに固定容量を用いるようにしてもよい。ここで、電源ノイズ加算回路23として固定容量を用いた場合、トリミングなどの方法を用いることにより、固定容量の値を図2の寄生容量CF1、CF2の値に調整するようにしてもよい。
スイッチング制御回路21は、読み出し制御線NS1を介してスイッチS1をオン/オフ制御したり、ランプ波制御線NS2を介してスイッチS2をオン/オフ制御したり、リセット制御線NS3を介してスイッチS3をオン/オフ制御したり、電源ノイズ制御線NS4を介してスイッチS4をオン/オフ制御したりすることができる。
図4は、図3のサンプルホールド信号変換回路の各部の信号波形を示すタイミングチャートである。
図4において、図3の画素15から信号が読み出される場合、垂直信号線NSIGが電源線DLに接続されることで、垂直信号線NSIGの電位がリセットレベルに移行される。
ここで、垂直信号線NSIGの電位がリセットレベルに移行される場合、図3のスイッチング制御回路21にてスイッチS1〜S4はオフされ、垂直信号線NSIGはサンプルホールド信号変換回路16と切り離される。
そして、サンプルホールド信号変換回路16にてリセットレベルのサンプリングが行われる場合、スイッチング制御回路21にてスイッチS1、S3、S4がオンされる(時刻T0)。ここで、スイッチS1がオンされると、垂直信号線NSIGはサンプルホールド信号変換回路16と接続され、NA1電圧は垂直信号線NSIGの電圧になる(時刻T1)。また、スイッチS3がオンされると、差動増幅器AMP1の出力端子が非反転入力端子と短絡され、差動増幅器AMP1に負帰還がかかることから、NB1電圧およびNC1電圧はアンプ基準電圧線NBIASの電圧になる(時刻T1)。ここで、時刻T1では、スイッチS4がオンされているため、アンプ基準電圧線NBIASの電圧は、基準電圧生成回路24にて生成される基準電圧に電源ノイズが加算された値になる。
次に、スイッチング制御回路21にてスイッチS3がオフされると(時刻T2)、コンデンサCAP2は、差動増幅器AMP1の出力端子と切り離され、コンデンサCAP2には、NA1電圧とNB1電圧との差電圧に対応した電荷が保持される。
ここで、垂直信号線NSIGのリセットレベルをVrst、垂直信号線NSIGに重畳される電源ノイズをΔVn1とすると、NA1電圧Vrst_nは、以下の(2)式で与えることができる。
Vrst_n=Vrst+ΔVn1 ・・・(2)
一方、基準電圧生成回路24にて生成される基準電圧をVbias、電源ノイズ加算回路23から出力される電源ノイズをΔVn1´とすると、NB1電圧Vbias_n1は、以下の(3)式で与えることができる。
Vbias_n1=Vbias+ΔVn1´ ・・・(3)
ここで、画素アレイ11および電源ノイズ加算回路23には、同一の電源線DLから電源が供給されているものとすると、時刻T2において、垂直信号線NSIGに重畳される電源ノイズΔVn1と、電源ノイズ加算回路23から出力される電源ノイズΔVn1´とを一致させることができる。
このため、時刻T2においてコンデンサCAP2にかかる差電圧は、電源ノイズΔVn1、ΔVn1´が互いにキャンセルされ、コンデンサCAP2の容量をCp2とすると、コンデンサCAP2に保持される電荷Q2は、以下の(4)式で与えることができる。
Q2=Cp2(Vrst_n−Vbias_n1)=(Vrst−Vbias)
・・・(4)
次に、読み出し信号線RDに読み出しパルスが出力されると(時刻T3)、読み出しトランジスタM1がオンする。そして、読み出しトランジスタM1がオンすると、フォトダイオードPDに蓄積された電荷量に応じた電圧が転送トランジスタM4のゲートにかかる。ここで、転送トランジスタM4と電流源17とでソースフォロアが構成されているので、フォトダイオードPDに蓄積された電荷量に応じた電圧が転送トランジスタM4のゲートにかかると、その電圧に垂直信号線NSIGの電圧が追従し、垂直信号線NSIGの電圧およびNA1電圧が読み出しレベルに移行される。
そして、垂直信号線NSIGの電位が読み出しレベルに移行されると、スイッチング制御回路21にてスイッチS2がオンされる(時刻T4)。そして、スイッチS2がオンされると、コンデンサCAP1はランプ波信号線NREF1に接続され、NV1電圧はランプ波信号線NREF1のクランプ電圧Vclmpになる(時刻T5)。
次に、サンプルホールド信号変換回路16にて読み出しレベルのサンプリングが行われる場合、スイッチング制御回路21にてスイッチS1、S4がオフされる(時刻T6)。そして、スイッチS1がオフされると、コンデンサCAP1、CAP2は垂直信号線NSIGと切り離される。そして、コンデンサCAP1が垂直信号線NSIGと切り離されると、コンデンサCAP1には、NREF1電圧とNA1電圧との差電圧に対応した電荷が保持される。
ここで、垂直信号線NSIGの読み出しレベルをVrd、垂直信号線NSIGに重畳される電源ノイズをΔVn2とすると、NA1電圧Vrd_nは、以下の(5)式で与えることができる。
Vrd_n=Vrd+ΔVn2 ・・・(5)
この結果、コンデンサCAP1の容量をCp1とすると、コンデンサCAP1に保持される電荷Q1は、以下の(6)式で与えることができる。
Q1=Cp1(Vclmp−Vrd_n) ・・・(6)
一方、時刻T2〜T6の間に、NA1電圧は、(Vrst_n−Vrd_n)だけ変化するが、電荷保存則によりコンデンサCAP2の電荷量は変化しない。この結果、NB1電圧Vnbは、NA1電圧の変化分と同じ値だけ変化し、以下の(8)式で与えることができる。
Vnb=Vbias_n1−(Vrst_n−Vrd_n) ・・・(8)
一方、この時に電源ノイズ加算回路23から出力される電源ノイズをΔVn2´とすると、この時のアンプ基準電圧線NBIASの電圧Vbias_n2は、以下の(9)式で与えることができる。
Vbias_n2=Vbias+ΔVn2´ ・・・(9)
そして、NB1電圧Vnbが差動増幅器AMP1の反転入力端子に入力され、アンプ基準電圧線NBIASの電圧Vbias_n2が差動増幅器AMP1の非反転入力端子に入力されると、これらの電圧の差分が差動増幅器AMP1にて増幅され、差動増幅器AMP1から出力される。
ここで、差動増幅器AMP1から出力されたNC1電圧Vnc1は、クリップしていなければ、以下の(10)式で与えることができる。
Vnc1=A(Vbias_n2−(Vbias_n1)−(Vrst_n−Vrd_n)
・・・(10)
ただし、Aは差動増幅器AMP1のゲインである。
ここで、画素アレイ11および電源ノイズ加算回路23には、同一の電源線DLから電源が供給されているものとすると、時刻T6において、垂直信号線NSIGに重畳される電源ノイズΔVn2と、電源ノイズ加算回路23から出力される電源ノイズΔVn2´とを一致させることができる。
このため、時刻T6において差動増幅器AMP1から出力されたNC1電圧Vnc1の変化量は、電源ノイズΔVn2、ΔVn2´が互いにキャンセルされ、以下の(11)式で与えることができる。
Vnc1=A(Vrst−Vrd) ・・・(11)
ここで、時刻T6において差動増幅器AMP1から出力されたNC1電圧Vnc1には、垂直信号線NSIGのリセットレベルVrstと読み出しレベルVrdは含まれているが、リセットレベルにおける電源ノイズΔVn1と読み出しレベルにおける電源ノイズΔVn2は含まれていない。
次に、サンプルホールド信号変換回路16による読み出しレベルのサンプリングが終わると、ランプ波発生回路22にてランプ波信号線NREF1の電位が一旦降下される(時刻T7)。ここで、ランプ波信号線NREF1の電位が降下されると、それに伴なってNA1電圧およびNB1電圧も降下される。
次に、ランプ波発生回路22にてランプ波信号線NREF1の電位が一旦降下させた後、ランプ波信号線NREF1の電位を一定の割合で上昇させる(時刻T8)。そして、ランプ波信号線NREF1の電位を一定の割合で上昇させると、ランプ波信号線NREF1の電位がクランプ電圧に等しくなる(時刻T9)。この時、NB1電圧Vnbは、以下の(12)式で与えることができる。
Vnb=Vbias_n−(Vrst_n−Vrd_n) ・・・(12)
そして、ランプ波信号線NREF1の電位を一定の割合でさらに上昇させ、NB1電圧Vnbが、アンプ基準電圧線NBIASの電圧Vbias_n2に等しくなると、NC1電圧が反転する(時刻T10)。この時、電荷保存則によりコンデンサCAP2の電荷量は変化しないため、ランプ波信号線NREF1の電圧Vref_t10は、以下の(13)式で与えることができる。
Vref_t10=Vclmp+Vbias_n2
−(Vbias_n1−(Vrst_n−Vrd_n))
=Vclmp+(Vrst_n−Vrd_n) ・・・(13)
ここで、T/D変換器25において、時刻T9〜時刻T10までのクロックがカウントされ、(Vrst_n−Vrd)の値がデジタルデータに変換される。
これにより、リセットレベルのサンプリングおよび読み出しレベルのサンプリングをサンプルホールド信号変換回路16にて行わせつつ、信号成分に重畳される電源ノイズΔVn1、ΔVn2を除去することが可能となる。
このため、差動増幅器AMP1から出力された信号成分の加算平均化処理を行うことなく、信号成分に重畳される電源ノイズΔVn1、ΔVn2を除去することが可能となり、処理にかかる時間を抑制しつつ、画質を向上させることができる。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態に係るサンプルホールド信号変換回路に適用された電源ノイズ除去回路の概略構成を示すブロック図である。
図5において、この電源ノイズ除去回路には、図3の電源ノイズ加算回路23の代わりに電源ノイズ加算回路23´が設けられるとともに、レジスタ26が別途設けられている。ここで、電源ノイズ加算回路23´には、可変容量CH1、CH2が設けられている。そして、可変容量CH1の一端は電源に接続されるとともに、可変容量CH2の一端はグランドに接続されている。また、可変容量CH1の他端は、スイッチS4を介してアンプ基準電圧線NBIASに接続され、可変容量CH2の他端は、アンプ基準電圧線NBIASに接続されている。
また、レジスタ26は、容量選択線NR1〈k−1:0〉を介して可変容量CH1の値を選択するとともに、容量選択線NR2〈k−1:0〉を介して可変容量CH2の値を選択することができる。
図6は、図5の電源ノイズ加算回路の回路構成の一例を示す図、図7は、レジスタによる可変コンデンサの容量制御方法を示す図である。
図6において、可変容量CH1には、コンデンサC〜Ck−1が設けられ、可変容量CH2には、コンデンサC´〜Ck−1´が設けられている。そして、コンデンサC〜Ck−1の一端は電源に接続されるとともに、コンデンサC´〜Ck−1´の一端はグランドに接続されている。また、コンデンサC〜Ck−1の他端は、スイッチSW〜SWk−1をそれぞれ介した上で、さらにスイッチS4を介してアンプ基準電圧線NBIASに接続され、コンデンサC´〜Ck−1´の他端は、スイッチSW´〜SWk−1´をそれぞれ介してアンプ基準電圧線NBIASに接続されている。
また、レジスタ26には、0〜2k−1のいずれかの値を設定することができる。そして、図7に示すように、レジスタ26に設定された値に応じて、スイッチSW〜SWk−1、SW´〜SWk−1´がそれぞれオンまたはオフされることで、コンデンサC〜Ck−1、C´〜Ck−1´がアンプ基準電圧線NBIASに接続され、アンプ基準電圧線NBIASに付加される容量を変化させることができる。ここで、レジスタ26の値は、可変容量CH1、CH2の値が、図2の寄生容量CF1、CF2に一致するように設定することが好ましい。
なお、図5の電源ノイズ除去回路は、図4のタイミングチャートに従って動作することができる。ここで、画素15のゲインをaとすると、垂直信号線NSIGに出力される電源ノイズは、リセットレベルのサンプリング時はα*ΔVn1、電荷読出しレベルのサンプリング時はα*ΔVn2となる。
一方、同時刻でのアンプ基準電圧線NBIASの電源ノイズは、電源ノイズ加算回路23´のゲインをβとすると、β*ΔVn1、β*ΔVn2となる。
この結果、図4の時刻T10でのランプ波信号線NREF1の電圧Vref_t10は、以下の(14)式で与えることができる。
Vref_t10=Vclmp+Vbias_2
−(Vbias_n1−(Vrst_n−Vrd_n))
=Vclamp+(Vrst−Vrd)+(β−α)*ΔVn2−(β−α)*ΔVn1
・・・(14)
そして、β=αとなるように電源ノイズ加算回路23´のゲインβを設定すると、ランプ波信号線NREF1の電圧Vref_t10は、以下の(15)式で与えることができ、電源ノイズΔVn1、ΔVn2を除去することができる。
Vref_t10=Vclmp+(Vrst−Vrd) ・・・(15)
ここで、レジスタ26の値を変えることで、可変容量CH1、CH2の値を変化させることができる。このため、図2の寄生容量CF1、CF2がばらつく場合においても、リセットレベルのサンプリングおよび読み出しレベルのサンプリングをサンプルホールド信号変換回路16にて行わせつつ、信号成分に重畳される電源ノイズΔVn1、ΔVn2を除去することが可能となる。
(第3実施形態)
図8は、本発明の第3実施形態に係るサンプルホールド信号変換回路に適用された電源ノイズ除去回路の概略構成を示すブロック図である。
図8において、この電源ノイズ除去回路には、図5の電源ノイズ加算回路23´の代わりに電源ノイズ加算回路23´´が設けられている。ここで、電源ノイズ加算回路23´´には、電源ノイズ加算回路23´の構成に加え、バッファ27が別途設けられている。そして、バッファ27は、可変容量CH2と差動増幅器AMP1との間に挿入されている。
図9は、図8の電源ノイズ加算回路の回路構成の一例を示す図である。
図9において、図8の電源ノイズ加算回路23´´には、図6の構成に加えバッファ27が設けられている。そして、バッファ27は、スイッチSWk−1´と図8の差動増幅器AMP1との間に挿入されている。
なお、図8の電源ノイズ除去回路は、図4のタイミングチャートに従って動作することができる。そして、画素15のゲインをα、電源ノイズ加算回路23´´のゲインをβとし、β=αとなるように、ゲインβを設定すると、図4の時刻T10のランプ波信号線NREF1の電圧Vref_t10は、(15)式で与えることができ、電源ノイズΔVn1、ΔVn2を除去することができる。
ここで、可変容量CH2と差動増幅器AMP1との間にバッファ27を挿入することにより、電源ノイズ加算回路23´´がアンプ基準電圧線NBIASの寄生容量の影響を受けないようにすることができる。このため、アンプ基準電圧線NBIASに多数の差動増幅器AMP1が並列に接続されている場合においても、電源ノイズ加算回路23´´から出力される電源ノイズの精度を一定に保つことができる。
(第4実施形態)
図10は、本発明の第4実施形態に係る信号変換回路に適用された電源ノイズ除去回路の概略構成を示すブロック図である。
図10において、このCMOSイメージセンサには、図1のサンプルホールド信号変換回路群13の代わりに信号変換回路群31が設けられている。そして、信号変換回路群31には、画素15が配列された列ごとに、信号変換回路32が設けられている。ここで、信号変換回路32は、垂直信号線NSIGを介して各画素15に列ごとに接続されている。そして、信号変換回路32は、各画素15から読み出された信号の検出処理を行うことができる。
そして、電源ノイズ除去回路には、信号変換回路32、スイッチング制御回路35、電源ノイズ加算回路33および基準電圧生成回路34が設けられている。なお、スイッチング制御回路35、電源ノイズ加算回路33および基準電圧生成回路34は、信号変換回路群31に含まれる全ての信号変換回路32に共通に用いることができる。
ここで、信号変換回路32には、スイッチS11、コンデンサCAP11、CAP12および差動増幅器AMP11が設けられている。そして、コンデンサCAP11の一端は、垂直信号線NSIGに接続されている。また、コンデンサCAP11の他端は、差動増幅器AMP11の反転入力端子に接続されている。また、差動増幅器AMP11の非反転入力端子は、アンプ基準電圧線NBIASに接続され、差動増幅器AMP11の出力端子は、コンデンサCAP12を介して差動増幅器AMP11の反転入力端子に接続されている。また、コンデンサCAP12には、スイッチS11が並列に接続されている。
また、基準電圧生成回路34は、基準電圧を生成し、アンプ基準電圧線NBIASに出力することができる。電源ノイズ加算回路33は、電源に重畳された電源ノイズを、基準電圧生成回路34にて生成された基準電圧に加算することができる。ここで、電源ノイズ加算回路33の出力端子は、アンプ基準電圧線NBIASに接続されている。なお、電源ノイズ加算回路33としては、例えば、電源に接続された可変容量を用いることができ、この可変容量の値を図2の寄生容量CF1、CF2の値に調整して用いることができる。あるいは、可変容量の代わりに固定容量を用いるようにしてもよい。スイッチング制御回路35は、リセット制御線NS13を介してスイッチS11をオン/オフ制御することができる。
図11は、図10の信号変換回路の各部の信号波形を示すタイミングチャートである。
図11において、図10の画素15から信号が読み出される場合、垂直信号線NSIGが電源線DLに接続されることで、垂直信号線NSIGの電位がリセットレベルに移行される。ここで、垂直信号線NSIGの電位がリセットレベルに移行される場合、図10のスイッチング制御回路35にてスイッチS11はオフされる。
そして、垂直信号線NSIGの電位がリセットレベルに移行されると、スイッチング制御回路35にてスイッチS11はオンされる。ここで、スイッチS11がオンされると、差動増幅器AMP11の出力端子が非反転入力端子と短絡され、差動増幅器AMP11に負帰還がかかることから、NB2電圧およびNC2電圧はアンプ基準電圧線NBIASの電圧になる(時刻T11)。そして、アンプ基準電圧線NBIASには電源ノイズ加算回路33が接続されているため、アンプ基準電圧線NBIASの電圧は、基準電圧生成回路34にて生成される基準電圧に電源ノイズが加算された値になる。
次に、スイッチング制御回路35にてスイッチS11がオフされると(時刻T12)、差動増幅器AMP11の出力端子がコンデンサCAP12を介して非反転入力端子と接続され、この時のアンプ基準電圧線NBIASの電圧とNB2電圧との差分に応じた電圧が差動増幅器AMP11から出力される。
ここで、時刻T12おいて、垂直信号線NSIGのリセットレベルをVrst、垂直信号線NSIGに重畳される電源ノイズをΔVn1とすると、垂直信号線NSIGの電圧Vrst_nは、以下の(16)式で与えることができる。
Vrst_n=Vrst+ΔVn1 ・・・(16)
一方、時刻T12おいて、基準電圧生成回路34にて生成される基準電圧をVbias、電源ノイズ加算回路33から出力される電源ノイズをaΔVn1とすると、アンプ基準電圧線NBIASの電圧Vbias_n1は、以下の(17)式で与えることができる。
Vbias_n1=Vbias+aΔVn1 ・・・(17)
一方、差動増幅器AMP11は、コンデンサCAP12を介して負帰還がかかっているため、NB2電圧Vnbは、アンプ基準電圧線NBIASの電圧Vbias_n1に等しくなる。
この時、差動増幅器AMP11から出力されるNC2電圧をVnc1、コンデンサCAP11、CAP12の容量をそれぞれCp1、Cp2とすると、電荷保存則により以下の(18)式が成り立つ。
Cp1(Vrst_n−Vbias_n1)=Cp2(Vbias_n1−Vnc1)
・・・(18)
この結果、時刻T12おいて、差動増幅器AMP11から出力されるNC2電圧Vnc1は、以下の(19)式で与えることができる。
Vnc1=Vbias+Cp1/Cp2*(Vbias−Vrst)
+{a+Cp1/Cp2*(a−1)}*ΔVn1 ・・・(19)
ここで、以下の(20)式または(21)式を満たすようにゲインaを設定することにより、リセットレベルにおける電源ノイズΔVn1を除去することができる。
a+Cp1/Cp2*(a−1)=0 ・・・(20)
a=Cp1/(Cp1+Cp2) ・・・(21)
次に、読み出し信号線RDに読み出しパルスが出力されると(時刻T13)、図2の読み出しトランジスタM1がオンする。そして、読み出しトランジスタM1がオンすると、フォトダイオードPDに蓄積された電荷量に応じた電圧が転送トランジスタM4のゲートにかかる。ここで、転送トランジスタM4と電流源17とでソースフォロアが構成されているので、フォトダイオードPDに蓄積された電荷量に応じた電圧が転送トランジスタM4のゲートにかかると、その電圧に垂直信号線NSIGの電圧が追従し、垂直信号線NSIGの電圧が読み出しレベルに移行される(時刻T14)。
そして、垂直信号線NSIGの電位が読み出しレベルに移行されると、この時のアンプ基準電圧線NBIASの電圧とNB2電圧との差分に応じた電圧が差動増幅器AMP11から出力される。
ここで、時刻T14おいて、垂直信号線NSIGの読み出しレベルをVrd、垂直信号線NSIGに重畳される電源ノイズをΔVn2とすると、垂直信号線NSIGの電圧Vrd_nは、以下の(22)式で与えることができる。
Vrst_n=Vrst+ΔVn1 ・・・(22)
一方、時刻T14おいて、基準電圧生成回路34にて生成される基準電圧をVbias、電源ノイズ加算回路33から出力される電源ノイズをaΔVn2とすると、アンプ基準電圧線NBIASの電圧Vbias_n2は、以下の(23)式で与えることができる。
Vbias_n1=Vbias+aΔVn1 ・・・(23)
一方、差動増幅器AMP11は、コンデンサCAP12を介して負帰還がかかっているため、NB2電圧Vnbは、アンプ基準電圧線NBIASの電圧Vbias_n2に等しくなる。
この結果、時刻T14おいて、差動増幅器AMP11から出力されるNC2電圧Vnc2は、以下の(24)式で与えることができる。
Vnc2=Vbias+Cp1/Cp2*(Vbias−Vrst)
+{a+Cp1/Cp2*(a−1)}*ΔVn2 ・・・(24)
ここで、上記の(21)式を満たすようにゲインaを設定すると、読み出しレベルにおける電源ノイズΔVn2を除去することができる。
これにより、リセットレベルのサンプリングおよび読み出しレベルのサンプリングを信号変換回路32にて行わせることなく、信号成分に重畳される電源ノイズΔVn1、ΔVn2を除去することが可能となり、処理にかかる時間を抑制しつつ、画質を向上させることができる。
(第5実施形態)
図12は、本発明の第5実施形態に係る信号変換回路に適用された電源ノイズ除去回路の概略構成を示すブロック図である。
図12において、この電源ノイズ除去回路には、図10の電源ノイズ加算回路33の代わりに電源ノイズ加算回路33´が設けられるとともに、レジスタ36が別途設けられている。ここで、電源ノイズ加算回路33´には、可変容量CH11、CH12が設けられている。そして、可変容量CH11の一端は電源に接続されるとともに、可変容量CH12の一端はグランドに接続されている。また、可変容量CH11の他端および可変容量CH12の他端は、アンプ基準電圧線NBIASに接続されている。
また、レジスタ36は、容量選択線NR1〈k−1:0〉を介して可変容量CH11の値を選択するとともに、容量選択線NR2〈k−1:0〉を介して可変容量CH12の値を選択することができる。
図13は、図12の電源ノイズ加算回路の回路構成の一例を示す図である。
図13において、可変容量CH11には、コンデンサC〜Ck−1が設けられ、可変容量CH12には、コンデンサC´〜Ck−1´が設けられている。そして、コンデンサC〜Ck−1の一端は電源に接続されるとともに、コンデンサC´〜Ck−1´の一端はグランドに接続されている。また、コンデンサC〜Ck−1の他端は、スイッチSW〜SWk−1をそれぞれ介してアンプ基準電圧線NBIASに接続され、コンデンサC´〜Ck−1´の他端は、スイッチSW´〜SWk−1´をそれぞれ介してアンプ基準電圧線NBIASに接続されている。
また、レジスタ36には、0〜2k−1のいずれかの値を設定することができる。そして、図7に示すように、レジスタ36に設定された値に応じて、スイッチSW〜SWk−1、SW´〜SWk−1´がそれぞれオンまたはオフされることで、コンデンサC〜Ck−1、C´〜Ck−1´がアンプ基準電圧線NBIASに接続され、アンプ基準電圧線NBIASに付加される容量を変化させることができる。なお、レジスタ36の値は、可変容量CH11、CH12の値が、図2の寄生容量CF1、CF2に一致するように設定することが好ましい。
なお、図12の電源ノイズ除去回路は、図11のタイミングチャートに従って動作することができる。ここで、図11の時刻T12において、垂直信号線NSIGに出力されるリセットレベルをVrst、電源ノイズへの画素15のゲインをα、電源ノイズをα*ΔVn1とすると、垂直信号線NSIGの電圧Vrst_nは、以下の(25)式で与えることができる。
Vrst_n=Vrst+α*ΔVn1 ・・・(25)
また、アンプ基準電圧線NBIASには、電源ノイズΔVn1のβ倍が電源ノイズ加算回路33´から出力される。ただし、βは、電源ノイズ加算回路33´のゲインである。このため、基準電圧生成回路34にて生成された基準電圧をVbiasとすると、アンプ基準電圧線NBIASの電圧Vbias_n1は、以下の(26)式で与えることができる。
Vbias_n1=Vbias+β*ΔVn1 ・・・(26)
また、差動増幅器AMP11は、コンデンサCAP12を介して負帰還がかかるため、NB2電圧Vnbは、アンプ基準電圧線NBIASの電圧Vbias_n1と等しくなる。
この時、NC2電圧をVnc1、コンデンサCAP11、CAP12の容量をそれぞれCp1、Cp2とすると、電荷保存則より電荷保存則により以下の(27)式が成り立つ。
Cp1(Vrst_n−Vbias_n1)=Cp2(Vbias_n1−Vnc1)
この結果、時刻T12おいて、NC2電圧Vnc1は、以下の(27)式で与えることができる。
Vnc1=Vbias+Cp1/Cp2*(Vbias−Vrst)
+{β+Cp1/Cp2*(β−α)}*ΔVn1 ・・・(27)
ここで、以下の(28)式または(29)式を満たすようにゲインβを設定することにより、(27)式は(30)式に変形することができ、リセットレベルにおける電源ノイズΔVn1を除去することができる。
β+Cp1/Cp2*(β−α)=0 ・・・(28)
β=Cp1/(Cp1+Cp2)*α ・・・(29)
Vnc1=Vbias+Cp1/Cp2*(Vbias−Vrst) ・・・(30)
次に、図11の時刻T4において、垂直信号線NSIGに出力される読み出しレベルをVrd、電源ノイズをα*ΔVn2とすると、NC2電圧Vnc2は、以下の(31)式で与えることができる。
Vnc2=Vbias+Cp1/Cp2*(Vbias−Vrd)
+{β+Cp1/Cp2*(β−α)}*ΔVn2 ・・・(31)
ここで、(28)式を満たすようにゲインβを設定することにより、(31)式は(32)式に変形することができ、読み出しレベルにおける電源ノイズΔVn2を除去することができる。
Vnc2=Vbias+Cp1/Cp2*Vbias−Vrd) ・・・(32)
ここで、レジスタ36の値を変えることで、可変容量CH11、CH12の値を変化させることができる。このため、図2の寄生容量CF1、CF2がばらつく場合においても、リセットレベルのサンプリングおよび読み出しレベルのサンプリングを信号変換回路32に行わせることなく、信号成分に重畳される電源ノイズΔVn1、ΔVn2を除去することが可能となる。
(第6実施形態)
図14は、本発明の第6実施形態に係る信号変換回路に適用された電源ノイズ除去回路の概略構成を示すブロック図である。
図14において、この電源ノイズ除去回路には、図12の電源ノイズ加算回路33´の代わりに電源ノイズ加算回路33´´が設けられている。ここで、電源ノイズ加算回路33´´には、電源ノイズ加算回路33´の構成に加え、バッファ37が別途設けられている。そして、バッファ37は、可変容量CH12と差動増幅器AMP11との間に挿入されている。
図15は、図14の電源ノイズ加算回路の回路構成の一例を示す図である。
図15において、図14の電源ノイズ加算回路33´´には、図13の構成に加えバッファ37が設けられている。そして、バッファ37は、スイッチSWk−1´と図14の差動増幅器AMP11との間に挿入されている。
なお、図14の電源ノイズ除去回路は、図11のタイミングチャートに従って動作することができる。そして、電源ノイズへの画素15のゲインをα、電源ノイズ加算回路33´´のゲインをβとする。また、図11の時刻T12において、垂直信号線NSIGに出力されるリセットレベルをVrst、電源ノイズをα*ΔVn1、アンプ基準電圧線NBIASの電圧をVbias+β*ΔVn1、コンデンサCAP11、CAP12の容量をそれぞれCp1、Cp2とすると、NC2電圧Vnc1は、(27)式で与えることができる。
ここで、(28)式を満たすようにゲインβを設定することにより、(27)式は(30)式に変形することができ、リセットレベルにおける電源ノイズΔVn2を除去することができる。
次に、図11の時刻T4において、垂直信号線NSIGに出力される読み出しレベルをVrd、電源ノイズをα*ΔVn2とすると、NC2電圧Vnc2は、(31)式で与えることができる。
そして、(28)式を満たすようにゲインβを設定することにより、(31)式は(32)式に変形することができ、読み出しレベルにおける電源ノイズΔVn2を除去することができる。
ここで、可変容量CH22と差動増幅器AMP11との間にバッファ37を挿入することにより、電源ノイズ加算回路33´´がアンプ基準電圧線NBIASの寄生容量の影響を受けないようにすることができる。このため、アンプ基準電圧線NBIASに多数の差動増幅器AMP11が並列に接続されている場合においても、電源ノイズ加算回路33´´から出力される電源ノイズの精度を一定に保つことができる。
(第7実施形態)
図16は、本発明の第7実施形態に係るサンプルホールド信号変換回路に適用された電源ノイズ除去回路の概略構成を示すブロック図である。
図16において、このCMOSイメージセンサには、図1のサンプルホールド信号変換回路群13の代わりに信号変換回路群41が設けられている。そして、信号変換回路群41には、画素15が配列された列ごとに、信号変換回路42が設けられている。ここで、信号変換回路42は、垂直信号線NSIGを介して各画素15に列ごとに接続されている。そして、信号変換回路42は、各画素15から読み出された信号の検出処理を行うことができる。
そして、電源ノイズ除去回路には、信号変換回路42、スイッチング制御回路45、ランプ波発生回路44および電源ノイズ加算回路43が設けられている。なお、スイッチング制御回路45、ランプ波発生回路44および電源ノイズ加算回路43は、信号変換回路群41に含まれる全ての信号変換回路42に共通に用いることができる。
ここで、信号変換回路42には、スイッチS21、S22、コンデンサCAP21、CAP22、差動増幅器AMP21、インバータINVおよびカウンタCNが設けられている。なお、カウンタCNとしては、例えば、アップダウンカウンタを用いることができる。
そして、コンデンサCAP21の一端は、垂直信号線NSIGに接続されている。また、コンデンサCAP21の他端は、差動増幅器AMP21の反転入力端子に接続されている。また、差動増幅器AMP21の非反転入力端子は、ランプ波信号線NREF3に接続されている。また、差動増幅器AMP21の出力端子は、コンデンサCAP22およびインバータINVを順次介してカウンタCNに接続されている。また、差動増幅器AMP21の出力端子は、スイッチS21を介して差動増幅器AMP21の反転入力端子に接続されている。インバータINVの出力端子は、スイッチS22を介してインバータINVの入力端子に接続されている。
また、ランプ波発生回路44は、ランプ波信号を発生し、ランプ波信号線NREF3に出力することができる。電源ノイズ加算回路43は、電源に重畳された電源ノイズを、ランプ波発生回路44にて発生されたランプ波信号に加算することができる。なお、電源ノイズ加算回路43としては、例えば、電源に接続された可変容量を用いることができ、この可変容量の値を図2の寄生容量CF1、CF2の値に調整して用いることができる。なお、可変容量の代わりに固定容量を用いるようにしてもよい。
スイッチング制御回路45は、リセット制御線NS21を介してスイッチS21をオン/オフ制御し、リセット制御線NS22を介してスイッチS22をオン/オフ制御することができる。
図17は、図16の信号変換回路の各部の信号波形を示すタイミングチャートである。
図17において、図16の画素15から信号が読み出される場合、垂直信号線NSIGが電源線DLに接続されることで、垂直信号線NSIGの電位がリセットレベルに移行される。ここで、垂直信号線NSIGの電位がリセットレベルに移行される場合、図16のスイッチング制御回路45にてスイッチS21、S22はオフされる。
そして、垂直信号線NSIGの電位がリセットレベルに移行されると、スイッチング制御回路45にてスイッチS21、S22はオンされる。ここで、スイッチS21がオンされると、差動増幅器AMP21の出力端子が非反転入力端子と短絡され、差動増幅器AMP21に負帰還がかかることから、NA3電圧およびNB3電圧はランプ波信号線NREF3の電圧になる(時刻T21)。
また、コンデンサCAP21には、NA3電圧と垂直信号線NSIGの電圧との差電圧に対応した電荷が保持される。ここで、時刻T21においては、NA3電圧は、ランプ波信号線NREF3の電圧と等しい。このため、時刻T21におけるランプ波信号線NREF3のクランプ電圧をVclmp、垂直信号線NSIGのリセットレベルをVrst、コンデンサCAP21の容量をCp1とすると、コンデンサCAP21に保持される電荷Q3は、以下の(33)式で与えることができる。
Q3=Cp1(Vrst−Vclmp) ・・・(33)
また、スイッチS22がオンされると、インバータINVの出力端子は入力端子と短絡され、NC3電圧およびND3電圧は回路閾値Vt1になる。
次に、スイッチング制御回路45にてスイッチS21、S22がオフされるとともに(時刻T22)、ランプ波発生回路44にてランプ波信号線NREF3の電圧がクランプ電圧Vclmpから基準電圧に持ち上げられる。そして、スイッチング制御回路45にてスイッチS21がオフされると、ランプ波信号線NREF3の電圧とNA3電圧との差分に応じた電圧が差動増幅器AMP21から出力される。
そして、信号変換回路42にてリセットレベルのデジタルサンプリングが行われる場合、時間に比例して電圧が小さくなるランプ波信号がランプ波発生回路44からランプ波信号線NREF3に出力される(時刻T23〜T25)。ここで、ランプ波発生回路44には電源ノイズ加算回路43が接続されているため、ランプ波信号線NREF3の電圧は、ランプ波発生回路44にて発生されるランプ波信号に電源ノイズが加算された値になる。
ここで、時刻T23〜T25おいて、ランプ波発生回路44にて発生されるランプ波信号の電圧をVref1、ランプ波信号に重畳される電源ノイズをΔVn1とすると、ランプ波信号線NREF3の電圧は、Vref1+ΔVn1となる。一方、電荷保存則によりNA3電圧は、Vclmp+ΔVn1となる。
この結果、差動増幅器AMP21から出力されるNB3電圧Vnb1は、差動増幅器AMP21のゲインをAとすると、以下の(34)式で与えることができ、リセットレベルにおける電源ノイズΔVn1を除去することができる。
Vnb1=A*{Vref1+ΔVn1−(Vclmp+ΔVn1)}
=A*(Vref1−Vclmp) ・・・(34)
そして、差動増幅器AMP21から出力されたNB3電圧Vnb1は、インバータINVを介してカウンタCNに入力され、カウンタCNにてカウントダウンされることにより、リセットレベルのデジタルサンプリングが行われる。ここで、Vref1<Vclmpになると、差動増幅器AMP21から出力されるNB3電圧Vnb1が反転し(時刻T24)、カウンタCNにてカウントダウンが停止される。なお、NC3電圧およびND3電圧には電源ノイズの影響はないため、カウンタCNによりカウント値に電源ノイズΔVn1の影響が及ぶことはない。
そして、リセットレベルのデジタルサンプリングが完了すると、ランプ波発生回路44にてランプ波信号線NREF3の電圧が基準電圧に持ち上げられる(時刻T25)。
次に、読み出し信号線RDに読み出しパルスが出力されると(時刻T26)、図2の読み出しトランジスタM1がオンする。そして、読み出しトランジスタM1がオンすると、フォトダイオードPDに蓄積された電荷量に応じた電圧が転送トランジスタM4のゲートにかかる。ここで、転送トランジスタM4と電流源17とでソースフォロアが構成されているので、フォトダイオードPDに蓄積された電荷量に応じた電圧が転送トランジスタM4のゲートにかかると、その電圧に垂直信号線NSIGの電圧が追従し、垂直信号線NSIGの電圧が読み出しレベルに移行される(時刻T27)。
そして、信号変換回路42にて読み出しレベルのデジタルサンプリングが行われる場合、時間に比例して電圧が小さくなるランプ波信号がランプ波発生回路44からランプ波信号線NREF3に再び出力される(時刻T28〜T30)。
ここで、時刻T28〜T30おいて、ランプ波発生回路44にて発生されるランプ波信号の電圧をVref2、ランプ波信号に重畳される電源ノイズをΔVn2とすると、ランプ波信号線NREF3の電圧は、Vref2+ΔVn2となる。
一方、読み出しレベルをVrdとすると、この時のNA3電圧Vna2は、以下の(35)式が成り立つことから、以下の(36)式で与えることができる。
Cp1*(Vrst−Vclmp)=Cp1*(Vrd+ΔVn2−Vna2)
・・・(35)
Vna2=Vclmp−{Vrst−(Vrd+ΔVn2)} ・・・(36)
この結果、差動増幅器AMP21から出力されるNB3電圧Vnb2は、差動増幅器AMP21のゲインをAとすると、以下の(37)式で与えることができ、読み出しレベルにおける電源ノイズΔVn2を除去することができる。
Vnb2=A*(Vref2+ΔVn2−Vna2)
=A*{Vref2−{Vclmp−(Vrst−Vrd)}}
・・・(37)
そして、差動増幅器AMP21から出力されたNB3電圧Vnb2は、インバータINVを介してカウンタCNに入力され、カウンタCNにてカウントアップされることにより、読み出しレベルのデジタルサンプリングが行われる。ここで、Vref2<Vclmp−(Vrst−Vrd)になると、差動増幅器AMP21から出力されるNB3電圧Vnb2が反転し(時刻T29)、カウンタCNにてカウントアップが停止される。なお、NC3電圧およびND3電圧には電源ノイズの影響はないため、カウンタCNによりカウント値に電源ノイズΔVn2の影響が及ぶことはない。
そして、読み出しレベルのデジタルサンプリングが完了すると、ランプ波発生回路44にてランプ波信号線NREF3の電圧が基準電圧に持ち上げられる(時刻T30)。
これにより、図3の基準電圧生成回路24を設けることなく、信号成分に重畳される電源ノイズΔVn1、ΔVn2を除去することが可能となり、処理にかかる時間を抑制しつつ、画質を向上させることが可能となる。
なお、上述した第7実施形態では、差動増幅器AMP21の後段にインバータINVを設ける方法について説明したが、インバータINV、スイッチS22およびコンデンサCAP22はなくてもよい。
また、上述した第7実施形態では、信号変換回路42内にカウンタCNを設ける方法について説明したが、信号変換回路42とは別個にカウンタCNを設けるようにしてもよい。
(第8実施形態)
図18は、本発明の第8実施形態に係る信号変換回路に適用された電源ノイズ除去回路の概略構成を示すブロック図である。
図18において、この電源ノイズ除去回路には、図16の電源ノイズ加算回路43の代わりに電源ノイズ加算回路43´が設けられるとともに、レジスタ46が別途設けられている。ここで、電源ノイズ加算回路43´には、可変容量CH21、CH22が設けられている。そして、可変容量CH21の一端は電源に接続されるとともに、可変容量CH22の一端はグランドに接続されている。また、可変容量CH21の他端および可変容量CH22の他端は、ランプ波発生回路44に接続されている。
また、レジスタ46は、容量選択線NR1〈k−1:0〉を介して可変容量CH21の値を選択するとともに、容量選択線NR2〈k−1:0〉を介して可変容量CH22の値を選択することができる。
図19は、図18の電源ノイズ加算回路の回路構成の一例を示す図である。
図19において、可変容量CH21には、コンデンサC〜Ck−1が設けられ、可変容量CH22には、コンデンサC´〜Ck−1´が設けられている。そして、コンデンサC〜Ck−1の一端は電源に接続されるとともに、コンデンサC´〜Ck−1´の一端はグランドに接続されている。また、コンデンサC〜Ck−1の他端は、スイッチSW〜SWk−1をそれぞれ介してランプ波発生回路44に接続され、コンデンサC´〜Ck−1´の他端は、スイッチSW´〜SWk−1´をそれぞれ介してランプ波発生回路44に接続されている。
また、レジスタ46には、0〜2k−1のいずれかの値を設定することができる。そして、図7に示すように、レジスタ46に設定された値に応じて、スイッチSW〜SWk−1、SW´〜SWk−1´がそれぞれオンまたはオフされることで、コンデンサC〜Ck−1、C´〜Ck−1´がランプ波発生回路44に接続され、ランプ波発生回路44に付加される容量を変化させることができる。なお、レジスタ46の値は、可変容量CH21、CH22の値が、図2の寄生容量CF1、CF2に一致するように設定することが好ましい。
なお、図18の電源ノイズ除去回路は、図17のタイミングチャートに従って動作することができる。ここで、図17の時刻T21において、垂直信号線NSIGのリセットレベルをVrt、ランプ波信号線NREF3の電圧をVclmp、コンデンサCAP21の容量をCp1とすると、コンデンサCAP21には、Cp1*(Vrst−Vclmp)の電荷が充電される。
また、時刻T23でのランプ波信号の電圧をVref1、電源ノイズをβ*ΔVn1とする。ただし、βは、電源ノイズ加算回路43´のゲインである。また、画素15のゲインをαとすると、垂直信号線NSIGに出力される電源ノイズはα*ΔVn1となる。
この時、差動増幅器AMP21のゲインをAとすると、NB3電圧Vnb1は、以下の(38)式で与えることができる。
Vnb1=A*{Vref1+β*ΔVn1−(Vclmp+α*ΔVn1)}
=A*(Vref1−Vclmp)+(β−α)*ΔVn1 ・・・(38)
ここで、β=αとなるように電源ノイズ加算回路43´のゲインβを調整することにより、電源ノイズΔVn1を除去することができる。
また、時刻T28において、ランプ波信号線NREF3に出力されるランプ波電圧をVref2、電源ノイズをβ*ΔVn2、垂直信号線NSIGに出力される読み出しレベルの電圧をVrd、電源ノイズをα*ΔVn2とすると、NA3電圧Vna2は、以下の(39)式で与えることができる。
Vna2=Vclmp−{Vrst−(Vrd+α*ΔVn2)} ・・・(39)
この結果、NB3電圧Vnb2は、以下の(40)式で与えることができる。
Vnb2=A*{Vref2−{Vclmp−(Vrst−Vrd)
+(β−α)*ΔVn2}} ・・・(40)
ここで、β=αとなるように電源ノイズ加算回路43´のゲインβを調整することにより、電源ノイズΔVn2を除去することができる。
ここで、レジスタ46の値を変えることで、可変容量CH21、CH22の値を変化させることができる。このため、図2の寄生容量CF1、CF2がばらつく場合においても、図3の基準電圧生成回路24を設けることなく、信号成分に重畳される電源ノイズΔVn1、ΔVn2を除去することが可能となる。
(第9実施形態)
図20は、本発明の第9実施形態に係る信号変換回路に適用された電源ノイズ除去回路の概略構成を示すブロック図である。
図20において、この電源ノイズ除去回路には、図18の電源ノイズ加算回路43´の代わりに電源ノイズ加算回路43´´が設けられている。ここで、電源ノイズ加算回路43´´には、電源ノイズ加算回路43´の構成に加え、バッファ47が別途設けられている。そして、バッファ47は、可変容量CH22とランプ波発生回路44との間に挿入されている。
図21は、図20の電源ノイズ加算回路の回路構成の一例を示す図である。
図21において、図8の電源ノイズ加算回路43´´には、図19の構成に加えバッファ47が設けられている。そして、バッファ47は、スイッチSW´と図20のランプ波発生回路44との間に挿入されている。
なお、図20の電源ノイズ除去回路は、図17のタイミングチャートに従って動作することができる。ここで、時刻T21において、垂直信号線NSIGのリセットレベルをVrt、ランプ波信号線NREF3の電圧をVclmp、コンデンサCAP21の容量をCp1とすると、コンデンサCAP21には、Cp1*(Vrst-Vclmp)の電荷が充電される。
また、時刻T23において、ランプ波信号の電圧をVref1、電源ノイズをβ*ΔVn1とする。ただし、βは電源ノイズ加算回路43´´のゲインである。また、画素15のゲインをαとすると、垂直信号線NSIGに出力される電源ノイズはα*ΔVn1となる。
この時、差動増幅器AMP21のゲインをAとすると、NB3電圧Vnb1は、(38)式で与えることができる。ここで、β=αとなるように電源ノイズ加算回路43´´のゲインβを調整することにより、電源ノイズΔVn1を除去することができる。
また、時刻T28において、ランプ波信号線NREF3に出力されるランプ波電圧をVref2、電源ノイズをβ*ΔVn2、垂直信号線NSIGに出力される読み出しレベルの電圧をVrd、電源ノイズをα*ΔVn2とすると、NB3電圧Vnb2は、(40)式で与えることができる。ここで、β=αとなるように電源ノイズ加算回路43´´のゲインβを調整することにより、電源ノイズΔVn2を除去することができる。
ここで、可変容量CH22とランプ波発生回路44との間にバッファ47を挿入することにより、電源ノイズ加算回路43´´がランプ波信号線NREF3の寄生容量の影響を受けないようにすることができ、電源ノイズ加算回路43´´から出力される電源ノイズの精度を一定に保つことができる。
11 画素アレイ、12 行選択回路、13、41 サンプルホールド信号変換回路群、14 列選択回路、15 画素、16、42 サンプルホールド信号変換回路、17 電流源、PD フォトダイオード、CF1、CF2 寄生容量、M1 読み出しトランジスタ、M2 リセットトランジスタ、M3 選択トランジスタ、M4 転送トランジスタ、RS リセット信号線、ADR 行選択線、RD 読み出し信号線、DL 電源線、NSIG 垂直信号線、21、35、45 スイッチング制御回路、22、44 ランプ波発生回路、23、23´、23´´、33、33´、33´´、43、43´、43´´ 電源ノイズ加算回路、24、34 基準電圧生成回路、25 T/D変換器、S1〜S3、SW〜SW、SW´〜SWk−1´、S11、S21、S22 スイッチ、CAP1、CAP2、C〜Ck−1、C´〜Ck−1´、CAP11、CAP12、CAP21、CAP22 コンデンサ、AMP1、AMP11、AMP21 差動増幅器、NREF1、NREF3 ランプ波信号線、NBIAS アンプ基準電圧線、NS1 読み出し制御線、NS2 ランプ波制御線、NS3、NS13、NS21、NS22 リセット制御線、NS4 電源ノイズ制御線、26、36、46 レジスタ、CH1、CH2、CH11、CH12、CH21、CH22 可変容量、NR1〈k−1:0〉、NR2〈k−1:0〉 容量選択線、27、37、47 バッファ、31 信号変換回路群、32 信号変換回路、CN カウンタ、INV インバータ

Claims (5)

  1. 撮像素子の各画素に電源を供給する電源線と、
    基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、
    前記電源線に重畳された電源ノイズを前記基準電圧に加算する電源ノイズ加算回路と、
    前記撮像素子の各画素から読み出された読み出し信号と、前記読み出し時における電源ノイズが加算された基準電圧との差分を増幅する差動増幅器とを備えることを特徴とする電源ノイズ除去回路。
  2. 撮像素子の各画素に電源を供給する電源線と、
    基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、
    前記電源線に重畳された電源ノイズを前記基準電圧に加算する電源ノイズ加算回路と、
    前記撮像素子の各画素から読み出され、第1のサンプリング時刻にサンプリングされたサンプリング信号と、前記第1のサンプリング時刻における電源ノイズが加算された基準電圧との差分を増幅する差動増幅器とを備えることを特徴とする電源ノイズ除去回路。
  3. 撮像素子の各画素に電源を供給する電源線と、
    基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、
    前記電源線に重畳された電源ノイズを前記基準電圧に加算する電源ノイズ加算回路と、
    前記撮像素子の各画素から読み出され、第1のサンプリング時刻にサンプリングされた第1のサンプリング信号と、前記第1のサンプリング時刻における電源ノイズが加算された基準電圧との差分を保持するコンデンサと、
    前記撮像素子の各画素から読み出され、第2のサンプリング時刻にサンプリングされた第2のサンプリング信号から前記コンデンサに保持されている信号を引いた値と、前記第2のサンプリング時刻における電源ノイズが加算された基準電圧との差分を増幅する差動増幅器とを備えることを特徴とする電源ノイズ除去回路。
  4. 撮像素子の各画素に電源を供給する電源線と、
    ランプ波信号を発生するランプ波発生回路と、
    前記電源線に重畳された電源ノイズを前記ランプ波信号に加算する電源ノイズ加算回路と、
    前記撮像素子の各画素から読み出された読み出し信号と、前記電源ノイズが加算されたランプ波信号との差分を増幅する差動増幅器とを備えることを特徴とする電源ノイズ除去回路。
  5. 前記電源ノイズ加算回路は、前記電源に接続された可変容量であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電源ノイズ除去回路。
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