JP5351383B2 - 印刷管理装置、印刷管理システム、画像形成装置、及びプログラム - Google Patents

印刷管理装置、印刷管理システム、画像形成装置、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、印刷管理装置、印刷管理システム、画像形成装置、及びプログラム、より詳細には、印刷ジョブのセキュリティレベルに基づいて出力先となる画像形成装置を決定する機能を備えた印刷管理装置、該装置を備えた印刷管理システム、画像形成装置、及びプログラムに関する。
従来、文書データのセキュリティレベルに応じて転送を禁止する等により電子的に情報漏えいを防止する技術が知られている。例えば、特許文献1には、文書に関連付けられた画像データのセキュリティレベルに応じて、当該画像データの転送の可否を制御する画像処理装置が記載されている。これによれば、文書のXMLデータに対し、関連付けられた画像データのセキュリティ情報が付加される。この文書を外部装置へ転送する場合、画像データの転送可否をセキュリティ情報に基づいて制御できるようにしている。
また、特許文献2には、ユーザ及びドキュメントファイルの属性に基づき、印刷要件を変更するドキュメント印刷装置が記載されている。これによれば、ユーザ及びドキュメントファイルの属性に基づいて、印刷要件を規定したセキュリティポリシーを検索して印刷要件を取得し、印刷時にこの印刷要件に強制的に変更するようにしている。
しかしながら、上記特許文献1,2をはじめとする従来技術では、プリンタにより文書データが一度印刷されてしまい、排紙トレイ等に放置されてしまうと、悪意の第三者による記録紙の盗み見や持ち出しを防止することは困難であった。
これに対して、記録紙の放置を検出し、取り忘れを防止する技術として、特許文献3に記載のプリンタ出力ビン管理システムがある。このシステムは、プリントサーバで排紙ビンを割り当て、印刷物の所定時間以上の放置を検出すると回収を促す通知をユーザに行うようにしたものである。
特開2006−215927号公報 特開2004−152263号公報 特開2005−44018号公報
しかしながら、上記特許文献3に記載の発明によれば、プリントサーバは、印刷物が所定時間以上放置されていることを検出すると、回収を促す通知を行うが、印刷物はそのセキュリティレベルに係らず、排紙可能な排紙ビンに割り振られて、排紙・収容されるため、たとえセキュリティレベルの高い機密文書であっても空いている適当な排紙ビンに自動的に排紙されてしまう。この際、もし当該排紙ビンを備えるプリンタが人目に付きにくい場所に設置されていると、機密文書が放置されていても気が付きにくいため、悪意の第三者による機密文書へのアクセスを許してしまい、機密文書が盗み見されたり、あるいは取り去られたりして、重要な情報が漏洩する危険性が高くなる。
このような問題に対して、セキュリティレベルが高い機密文書などについては、特定のプリンタや排紙トレイから出力させ、これにより機密文書を保護し、重要な情報の漏洩を防止することが考えられる。例えば、機密文書については、ユーザ指定に係らず、放置検出機能を備えたプリンタや、部外者が持ち出しにくい場所にあるプリンタ等から出力させ、その他の通常文書は、ユーザ指定のプリンタから出力させるように制御できれば、機密文書の保護とプリンタの負荷分散を図ることができるが、このような技術思想は特許文献3には開示されていない。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、印刷ジョブのセキュリティレベルを判定し、この判定結果に基づいて印刷ジョブの出力先となる画像形成装置を決定する印刷管理装置、該装置を備えた印刷管理システム、画像形成装置、及びプログラムを提供すること、を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、ネットワークを介して複数の画像形成装置と接続可能な印刷管理装置であって、前記ネットワークに接続された端末装置から印刷ジョブを受信する受信手段と、該受信した印刷ジョブのセキュリティレベルを判定するセキュリティレベル判定手段と、該判定したセキュリティレベルに基づいて前記印刷ジョブの出力先となる画像形成装置を決定する出力先決定手段とを備え、前記出力先決定手段は、前記セキュリティレベル判定手段により前記印刷ジョブのセキュリティレベルが高いと判定された場合、前記印刷ジョブの出力先を、排紙・堆積された記録紙の放置を検出する放置検出機能付き排紙トレイを備えた画像形成装置に決定すると共に、該決定した画像形成装置に対して、前記印刷ジョブのセキュリティに係る印刷設定として、前記印刷ジョブの排紙先を、前記放置検出機能付き排紙トレイに設定し、前記印刷ジョブの出力先は、前記印刷ジョブに応じた画像データとユーザ固有のID画像データとを記録紙に合成印刷する画像形成部と、前記放置検出機能付き排紙トレイに堆積された記録紙のID画像を側面から読み取る読取手段とを備えた画像形成装置であって、前記放置検出機能付き排紙トレイには、前記画像形成部により前記画像データと前記ID画像データとが合成印刷された記録紙が排紙・堆積され、前記記録紙の放置が検出された場合、前記読取手段により読み取られたID画像に対応するユーザの端末装置に、前記放置検出機能付き排紙トレイから前記記録紙を取り除くように通知することを特徴としたものである。
の技術手段は、第1の技術手段において、前記セキュリティレベル判定手段は、前記印刷ジョブに含まれる文書データに付与されたセキュリティ情報、前記印刷ジョブに含まれるユーザID、前記印刷ジョブに設定されたセキュリティに係る印刷設定のいずれかに基づいて、前記印刷ジョブのセキュリティレベルを判定することを特徴としたものである。
の技術手段は、第1またはの技術手段において、前記出力先決定手段により前記印刷ジョブの出力先が変更される場合、該印刷ジョブの出力先が変更される旨を前記端末装置へ通知する通知手段を備えることを特徴としたものである。
の技術手段は、第の技術手段において、前記通知手段は、前記出力先決定手段により前記印刷ジョブのセキュリティに係る印刷設定が変更される場合、該印刷ジョブの印刷設定が変更される旨を前記端末装置へ通知することを特徴としたものである。
の技術手段は、第の技術手段において、前記通知手段は、前記変更される印刷設定が複数ある場合、該印刷設定毎に変更するかどうかを、ユーザ選択可能に通知することを特徴としたものである。
の技術手段は、第1乃至第のいずれか1の技術手段における印刷管理装置と、印刷ジョブを送信する端末装置と、印刷ジョブに基づいて記録紙に画像形成する複数の画像形成装置とを備え、前記印刷管理装置と前記端末装置と前記複数の画像形成装置とがネットワークを介して接続された印刷管理システムであって、前記端末装置は、印刷ジョブに、該印刷ジョブのセキュリティレベルを判定するためのセキュリティレベル判定用情報を含めて前記印刷管理装置へ送信し、前記印刷管理装置は、前記端末装置から印刷ジョブを受信する受信手段と、該受信した印刷ジョブのセキュリティレベルを前記セキュリティレベル判定用情報に基づいて判定するセキュリティレベル判定手段と、該判定したセキュリティレベルに基づいて前記印刷ジョブの出力先となる画像形成装置を決定する出力先決定手段とを備え、前記出力先決定手段は、前記セキュリティレベル判定手段により前記印刷ジョブのセキュリティレベルが高いと判定された場合、前記印刷ジョブの出力先を、排紙・堆積された記録紙の放置を検出する放置検出機能付き排紙トレイを備えた画像形成装置に決定すると共に、該決定した画像形成装置に対して、前記印刷ジョブのセキュリティに係る印刷設定として、前記印刷ジョブの排紙先を、前記放置検出機能付き排紙トレイに設定することを特徴としたものである。
第7の技術手段は、ネットワークを介して他の画像形成装置と接続可能な画像形成装置であって、前記ネットワークに接続された端末装置から印刷ジョブを受信する受信手段と、該受信した印刷ジョブのセキュリティレベルを判定するセキュリティレベル判定手段と、該判定したセキュリティレベルに基づいて前記印刷ジョブの出力先となる他の画像形成装置を決定する出力先決定手段とを備え、前記出力先決定手段は、前記セキュリティレベル判定手段により前記印刷ジョブのセキュリティレベルが高いと判定された場合、前記印刷ジョブの出力先を、排紙・堆積された記録紙の放置を検出する放置検出機能付き排紙トレイを備えた他の画像形成装置に決定すると共に、該決定した他の画像形成装置に対して、前記印刷ジョブのセキュリティに係る印刷設定として、前記印刷ジョブの排紙先を、前記放置検出機能付き排紙トレイに設定し、前記印刷ジョブの出力先は、前記印刷ジョブに応じた画像データとユーザ固有のID画像データとを記録紙に合成印刷する画像形成部と、前記放置検出機能付き排紙トレイに堆積された記録紙のID画像を側面から読み取る読取手段とを備えた他の画像形成装置であって、前記放置検出機能付き排紙トレイには、前記画像形成部により前記画像データと前記ID画像データとが合成印刷された記録紙が排紙・堆積され、前記記録紙の放置が検出された場合、前記読取手段により読み取られたID画像に対応するユーザの端末装置に、前記放置検出機能付き排紙トレイから前記記録紙を取り除くように通知することを特徴としたものである。
の技術手段は、コンピュータに第1乃至第のいずれか1の技術手段における印刷管理装置としての機能を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、印刷ジョブのセキュリティレベルを判定し、この判定結果に基づいて印刷ジョブの出力先となる画像形成装置を決定することができるため、セキュリティレベルの高い機密文書については、放置検出可能なプリンタ、あるいは、部外者が持ち出しにくい場所にあるプリンタを指定して出力させるなどして、機密文書の保護を図ることができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の印刷管理装置、印刷管理システム、画像形成装置、及びプログラムの好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の印刷管理システムに適用可能な放置検出機能付き画像形成装置の要部構成例を示す断面図で、図中、1は放置検出機能付き画像形成装置(以下、単に画像形成装置)を示す。画像形成装置1は、大きく分けて、画像読み取り部2、画像形成部3、給紙部4、及び後処理装置5から構成されている。
図1に示すように、画像読み取り部2は、透明ガラスからなる原稿載置台11と、原稿載置台11上へ自動的に原稿を供給するための両面対応自動原稿送り装置(RADF)12と、原稿載置台11上に載置された原稿の画像を走査して読み取るための原稿画像読み取りユニット、すなわちスキャナユニット13とから構成されている。
RADF12は、所定の原稿トレイ上に複数枚の原稿を一度にセットしておき、セットされた原稿を1枚ずつ自動的にスキャナユニット13の原稿載置台11上へ送給する公知の装置である。そして、RADF12は、使用者の選択に応じて原稿の片面または両面をスキャナユニット13に読み取らせるように、片面原稿のための搬送経路、両面原稿のための搬送経路、搬送経路切り換え手段などから構成されている。
スキャナユニット13は、原稿面上を露光するランプリフレクタアセンブリと、原稿からの反射光像を電気的画像信号に変換する光電変換素子(CCD)17に導くための第1反射ミラーを搭載した第1走査ユニット14と、第2,第3反射ミラーを搭載した第2走査ユニット15と、反射光像をCCD17上に結像するための光学レンズ体16とから構成される。第1走査ユニット14は原稿載置台11に沿って左から右へ一定速度Vで走行し、第2走査ユニット15はV/2の速度で同一方向に走行するように走査制御される。
これにより、画像読み取り部2では、RADF12とスキャナユニット13の関連した動作によって、原稿載置台11上に読み取るべき原稿を順次載置させながら、原稿載置台11の下面に沿ってスキャナユニット13を移動させて、原稿載置台11上に載置された原稿の画像を1ライン毎に順次CCD17に結像させて、原稿画像を読み取る。
原稿画像をスキャナユニット13で読み取ることにより得られた画像データは、各種処理が施された後、図示しないメモリに一旦記憶され、出力指示に応じてメモリから画像データを画像形成部3に出力して、感光体ドラム22上に可視画像として再現した後、用紙上に画像を転写してトナー像を形成する。
この画像形成部3は、レーザ書き込みユニット(LSU)21および画像を形成するための電子写真プロセス部20を備えている。レーザ書き込みユニット21は、メモリから読み出した画像データまたはパーソナルコンピュータ等の外部機器から転送されてきた画像データに応じてレーザ光を出射する半導体レーザ、レーザ光を等角速度偏向するポリゴンミラー、等角速度偏向されたレーザ光が電子写真プロセス部20の感光体ドラム22上を等速度で走査するように補正するf−θレンズ等を有している。
電子写真プロセス部20は、周知の態様に従い、感光体ドラム22の周囲に帯電装置23、現像装置24、転写装置25、剥離装置26、クリーニング装置27、除電装置を配置し、さらに感光体ドラム22の下流側に定着装置28を配置して構成される。
給紙部4は、第1〜3カセット31〜33および手差しトレイ35を有している。第1カセット31は、第1のトレイ及び第2のトレイを収容するタンデムトレイで、両トレイを装置本体から同時に引き出し可能となっている。第2カセット32,第3カセット33は、それぞれ第3のトレイ、第4のトレイを収容する。つまり、3つのカセット(31〜33)に4つのトレイが収容されている。給紙搬送部36,37は、給紙部4から感光体ドラム22と転写装置25との間の転写位置に用紙を搬送するために、給紙ローラ、搬送ローラ、レジストローラを備えている。
この給紙部4における第1〜3カセット31〜33内の4つのトレイには、用紙がサイズ毎に積載されて収容されており、使用者が所望するサイズの用紙が収容されているカセットあるいはトレイを選択すると、そのトレイ内の用紙束の上から1枚ずつ送り出され、給紙搬送部36,37の搬送経路を経由して順次電子写真プロセス部20へ向けて搬送される。
定着装置28より用紙搬送方向下流側には、用紙排出路29が設けられており、この用紙排出路29は後処理装置5の排紙搬送路41と、両面複写のための再給紙搬送部42とに分岐している。
レーザ書き込みユニット21および電子写真プロセス部20において、メモリから読み出された画像データは、レーザ書き込みユニット21によってレーザ光線を走査させることにより感光体ドラム22の表面上に静電潜像として形成され、現像装置24のトナーにより可視像化されたトナー像は給紙部4から搬送された用紙の表面上に転写装置25により静電転写され、定着装置28によって定着される。
このようにして画像が形成された用紙は定着装置28から後処理装置5へ送られ、あるいは両面複写のための再給紙搬送部42へと選択的に搬送される。後処理装置5に送られた用紙は、必要に応じてソートあるいはステープル処理等の所定の処理が施され、第1排出卜レイ43または第2排出卜レイ44にスタックされる。また、両面複写の再給紙搬送部42に送られた用紙は、ここで反転され再び電子写真プロセス部20に搬送されて、用紙の裏面に画像が形成され、定着後排出される。
図1に示す画像形成装置1は、装置本体に第1〜3カセット31〜33、および手差しトレイ35を備え、さらにオプションとして大容量カセット34を第5のトレイとして付加したものである。大容量カセット34の内部には、上方に付勢されたエレベータを有し、このエレベータに用紙が堆積され、最上部の用紙が給紙ローラに接触し、給紙ローラを回転することによって用紙を分離して送り出し、装置本体の給紙搬送部36に合流させる。大容量カセット34は大容量のトレイであるので、最も使用頻度の高い、例えばA4サイズの標準紙を収容することができる。
後処理装置5は、画像形成システムの左側に配置されており、第1排出卜レイ43と第2排出卜レイ44が備えられている。第2排出卜レイ44は、画像形成部3から排出された画像の形成されたシートを、後処理装置5の側面上部に設けられた受け取り排紙搬送路41によって受け取り、シートがそのままの状態で排出される排出部である。第1排出卜レイ43は、ステープル,パンチ等選択的に装着される後処理手段45により後処理が成されたシートが排出される排出部である。後処理装置5において、画像の形成されたシートは、使用者によって選択された第1排出卜レイ43または第2排出卜レイ44から排出されるよう構成されている。
画像形成装置1は両面印刷に対応しており、そのための構成について以下に説明する。
画像が記録されたシートは、定着装置28を経て搬送ローラ61によりさらに上方搬送され、切換えゲート65を通過する。そして、シートの排出トレイが画像形成部3の外装に備えられた積載トレイ63に設定されている場合は、反転ローラ62により積載トレイ63に排出される。一方、両面画像形成や後処理が指定されている場合には、一旦反転ローラ62により積載トレイ63に向けてシートを排出する。なお、この場合には、シートを完全に排出せず、シートを挟持させたまま反転ローラ62を逆転させる。そして、上記シートを逆方向、つまり両面画像形成や後処理のために選択的に装着されている再給紙搬送部42や後処理装置5の装着されている方向に、反転搬送する。
このとき、切換えゲート65は、図の実線の状態(上向き)から破線の状態(下向き)に切換えられる。両面画像形成を行なう場合は、反転搬送されたシートは、別の切換えゲート64が上向き(破線)の状態で、再給紙搬送部42を通り、再び画像形成部3に供給される。一方、後処理が成される場合は、再給紙搬送部42から別の切換えゲート64が下向き(実線)の状態で、後処理装置5に搬送され、後処理が成されるようになっている。
本実施形態の画像形成装置1は、記録紙にユーザ固有のID画像を合成印刷し、ID画像を読み取って記録紙(印刷物)の取り忘れをユーザに通知する放置検出機能を備える。このため画像形成装置1は、画像データとユーザ固有のID画像データとを記録紙に合成印刷する画像形成手段である画像形成部3と、画像形成部3により画像データとID画像データが合成印刷された記録紙を排紙・堆積させる排紙手段である積載トレイ(以下、排紙トレイ)63と、排紙トレイ63に堆積された記録紙のID画像を読み取る読取手段であるID画像読取手段52と、ID画像読取手段52を昇降させるための駆動用ローラ(モータ)やベルトなどで構成される昇降手段51と、排紙トレイ63上の記録紙の有無を検知する記録紙センサ53と、各記録紙の端部が互いにずれた状態で整合させる整合手段(パドラ)54とを備える。
ID画像読取手段52は、撮像素子のCCDで構成されるラインセンサあるいはエリアセンサであり、排紙トレイ63に排紙される記録紙端部のID画像を読み取り可能な位置に設けられる。
排紙トレイ63は、各記録紙の端部を当接させID画像読取手段52により記録紙端部のID画像を読み取り可能なように透明な整合面551と、整合面551に対して傾斜した記録紙載置面552とが形成されている。記録紙載置面552が整合面551に向かって下向きに傾斜しているため、整合面551に対して各記録紙を傾斜させ、さらに、整合手段54により各記録紙端部が互いにずれるように整合される。このように構成することで、排紙トレイ63は各記録紙端部のID画像が露出した状態で各記録紙を堆積させることができ、ID画像読取手段52が各記録紙のID画像を精度良く検知することが可能となる。
画像形成部3は、ユーザからの印刷要求を受け付けると、記録紙に画像データを印刷すると共に、記録紙の端部にID画像データを印刷し、その印刷物を排紙トレイ63に排紙・堆積させる。そして、ID画像読取手段52は、排紙トレイ63に記録紙が堆積され、整合面551に各記録紙の端部が当接した状態で、整合面551を介して記録紙端部のID画像を読み取る。このID画像データは予めユーザ毎に図示しないメモリに登録されており、例えばユーザが使用するPCから印刷要求がなされると、この印刷要求に含まれるユーザ情報からメモリを参照し、そのユーザ情報に対応するID画像データを特定する。
画像形成装置1は、ID画像読取手段52により読み取ったID画像に対応するユーザ指定の外部機器に排紙トレイ63の記録紙を取り除くように通知する電子メールなどの通信機能を備える。なお、ユーザ通知のタイミングは、記録紙の排紙後所定時間経過したとき等とすればよい。ここでいう外部機器とは、ユーザが使用するPCをはじめ、携帯電話機などの携帯端末であってもよく、画像形成装置1は、ユーザ指定の外部機器の電子メールアドレスをID画像データに対応付けて予め登録しておく。また、外部機器固有のIPアドレスを指定して直接通知を行うようにしてもよい。この場合もIPアドレスをID画像データに対応付けて登録しておけばよい。
なお、記録紙の排出先を排紙トレイ63ではなく、後処理装置5が備える第1排出トレイ43あるいは第2排出トレイ44としてもよい。第1排出トレイ43は、第1排出トレイ43を昇降させるための駆動用ローラ(モータ)やベルトなどで構成されるトレイ昇降手段461と、第1排出トレイ43に堆積された記録紙のID画像を読み取るCCD(ラインセンサあるいはエリアセンサ)で構成されるID画像読取手段471と、第1排出トレイ43上の記録紙の有無を検知する記録紙センサ481とを備える。同様に、第2排出トレイ44は、トレイ昇降手段462、ID画像読取手段472、及び記録紙センサ482を備える。前述の排紙トレイ63の場合、ID画像読取手段を昇降させて記録紙端部のID画像を読み取っていたが、第1排出トレイ43あるいは第2排出トレイ44の場合、ID画像読取手段を固定した状態で、トレイ自体を昇降させて記録紙端部のID画像を読み取るようにしている。
このように、本実施形態の画像形成装置1は、ID画像読取手段を昇降させてID画像を読み取る形態に限らず、ID画像読取手段を固定した状態で排紙トレイ自体を昇降させてID画像を読み取る形態としてもよい。
図2は、記録紙に印刷されたID画像の一例を示す図で、図中、Pは記録紙を示す。記録紙Pは、図中矢印の排紙方向(記録紙搬送方向)に向かって先端を除く端部3辺のいずれかにID画像が合成印刷される。これは、記録紙先端にID画像を合成すると、定着巻きつきを生じやすくなることから好ましくない。よって先端を避けて先端以外の3辺の端部に合成印刷することが望ましい。なお、ID画像は例えばユーザ固有の識別情報を示すバーコードなどであって、これによって印刷を行ったユーザが特定される。
図3は、本発明に係る画像形成装置1が備えるID画像読取手段52の周辺構成例を示す図である。図3(A)はID画像読取手段52の周辺構成を示す側面図、図3(B)は図3(A)に示すX部を拡大した図、図3(C)は図3(A)に示す整合面をY方向から見た記録紙Pの後端断面を模式的に示した図である。
図3(A)において、複数枚の記録紙Pが排紙トレイ63に排紙・堆積され、各記録紙Pは記録紙搬送方向後端にID画像が印刷されている。各記録紙Pの後端は、整合面551に当接され、昇降手段51によりID画像読取手段52を昇降させることで、ID画像読取手段52により記録紙Pの後端に印刷されたID画像が読み取られる。なお、昇降手段51は、駆動用ローラ(モータ)と従動ローラからなる駆動系51aと、両ローラ間の動力伝達手段であるベルト51bとから構成され、ID画像を読み取り可能な位置までID画像読取手段52を昇降させる。
図3(B)に示すように、記録紙後端にはID画像としてバーコードが印刷されるが、このバーコードの印刷部分は、トナーの分だけ記録紙Pの厚みよりも厚くなり、さらに、記録紙Pに若干量のトナーがしみ込んでいる。複数枚の記録紙Pが堆積された状態では、図3(C)に示すように、その後端断面においてバーコード部分が重なり、当該バーコード部分が黒くなるが、その他の部分が白いため、後端断面に濃淡(コントラスト)がつく。そこで、その後端断面をID画像読取手段52によりスキャンすることで、バーコードを精度よく読み取ることが可能となる。
図3(C)に示すように、排紙トレイ63に同一ユーザの複数枚の記録紙Pを堆積させると、その後端の同じ位置に印刷されたID画像は略同じ位置で重なる。従って、記録紙Pの枚数が多いほど、後端断面におけるID画像のコントラストが鮮明になるため、ID画像読取手段52の読取精度は向上することになる。なお、ID画像の印刷面は、記録紙Pの片面あるいは両面のいずれでもよいが、両面に印刷したほうが、ID画像の印刷部分が片面に比べて厚くなるため、片面に比べ少ない枚数でも読み取り可能となり、また、同じ枚数であれば片面よりも読み取りやすくなる。
図4は、図3とは異なるID画像読取手段52の周辺構成例を示す図である。画像形成装置1は、昇降手段51の代わりに、排紙トレイ63を昇降させるトレイ昇降手段56を備える。このトレイ昇降手段56により、ID画像読取手段52は固定のまま、排紙トレイ63を昇降させて記録紙後端のID画像を読み取るように構成されている。なお、トレイ昇降手段56は、駆動用ローラ56aと、排紙トレイ63を支持し駆動用ローラ56aにより昇降する支持部材56bとから構成され、ID画像を読み取り可能な位置まで排紙トレイ63を昇降させる。
(第1の実施形態)
図5は、本発明の一実施形態に係る印刷管理システムの構成例を説明するための図である。図5(A)は本実施形態に係る印刷管理システムの接続構成の一例を示す図である。図中、1〜1は画像形成装置であるMFP(デジタル複合機)、6〜6は端末装置であるクライアントPC、10は印刷管理装置であるプリントサーバ、7はLANなどのネットワークを示す。これらプリントサーバ10、MFP1〜1、クライアントPC6〜6は、LAN7を介して接続される。なお、本実施形態において、3台のMFPのうちMFP1は、前述の図1に示した画像形成装置である放置検出機能付きMFPとし、他のMFP1とMFP1は放置検出機能を持たないMFPとする。
クライアントPC6あるいはクライアントPC6はプリンタドライバを内蔵しており、ユーザ操作に従って、文書データや画像データをいずれかのMFPから印刷させるための印刷ジョブを生成し、LAN7へ送信する。この印刷ジョブには、印刷出力する印字データ以外に、ユーザID,クライアントPCの識別情報(IPアドレスなど),出力先MFP,各種印刷設定などの情報が含まれる。
図5(B)はプリントサーバ10の構成例を示すブロック図である。図中、プリントサーバ10は、MFP1〜1及びクライアントPC6〜6とLAN7を介して接続する本発明の受信手段,通知手段に相当する通信部101と、ハードディスクなどの記憶部102と、MFP属性テーブルなどを記憶したメモリ103と、各種ユーザ入力を受け付けるための入力部104と、これら各部を制御するCPUやRAMなどで構成される制御部105と、通信部101,記憶部102,メモリ103,入力部104,及び制御部105を相互に接続するシステムバス106とを備える。
制御部105は、本発明のプリントサーバ10としての機能を実行するためのプログラムであるセキュリティレベル判定手段105a,出力先決定手段105bを備える。セキュリティレベル判定手段105aは、通信部101がクライアントPCから受信した印刷ジョブのセキュリティレベルを判定する。具体的には、例えば、印刷ジョブに含まれる文書データに、「丸秘」,「極秘」,「社外秘」などの機密性が高い文書であることを示すセキュリティ情報が付与されていれば、当該印刷ジョブのセキュリティレベルは高いと判断してもよい。
また、印刷ジョブに含まれるユーザIDから、当該印刷ジョブのセキュリティレベルを判断してもよい。この場合、ユーザIDとセキュリティレベルとを予め関連付けておき、この対応テーブルをメモリ103に登録しておいてもよい。例えば、部門長以上のユーザID,特定部門のユーザIDなどを、セキュリティレベル「高」として登録しておく。このようにすれば、特定ユーザからの印刷ジョブはセキュリティレベルが高いと判断される。
また、印刷ジョブに含まれるクライアントPCの識別情報から、当該印刷ジョブのセキュリティレベルを判断してもよい。この場合、クライアントPCの識別情報とセキュリティレベルとを予め関連付けておき、この対応テーブルをメモリ103に登録しておいてもよい。例えば、部門長以上が使用するクライアントPCの識別情報,特定部門で使用されるクライアントPCの識別情報などを、セキュリティレベル「高」として登録しておく。このようにすれば、特定のクライアントPCからの印刷ジョブはセキュリティレベルが高いと判断される。
また、印刷ジョブに、「親展印刷」,「地紋印刷」などのセキュリティに係る印刷設定が設定されていれば、当該印刷ジョブのセキュリティレベルは高いと判断してもよい。この印刷設定は、後述の図7に示すように、クライアントPCが備えるプリンタドライバにより設定可能とする。
出力先決定手段105bは、セキュリティレベル判定手段105aで判定したセキュリティレベルに基づいて印刷ジョブの出力先となるMFPを決定する。これらセキュリティレベル判定手段105aと出力先決定手段105bは、記憶部102あるいはメモリ103に格納され、実行時に制御部105のRAMに読み出され、CPUにより実行される。
メモリ103のMFP属性テーブルは、プリントサーバ10に接続された各MFPが備える機能に関する機能情報を登録する。このMFP属性テーブルは出力先決定手段105bにより参照され、印刷ジョブでユーザ指定された出力先が、特定のセキュリティ機能(例えば、放置検出機能,親展印刷機能,地紋印刷機能など)を備えたMFPかどうかが判定される。
出力先決定手段105bは、セキュリティレベル判定手段105aにより印刷ジョブのセキュリティレベルが高いと判定された場合、印刷ジョブの出力先を特定のMFPに決定する。この特定のMFPとして、例えば、図1に示した放置検出機能付きMFP(MFP1)をメモリ103に予め登録しておく。
この場合、出力先決定手段105bは、印刷ジョブからMFP属性テーブルを参照し、印刷ジョブでユーザ指定された出力先が、放置検出機能を備えたMFPかどうかを判定する。ユーザ指定の出力先が放置検出機能を備えたMFP1であれば、出力先を変更する必要がないので、出力先をMFP1に決定し、そのままMFP1へ印刷ジョブを転送する。また、ユーザ指定の出力先がMFP1であれば、放置検出機能を備えていないため、出力先をMFP1へ変更する必要がある。この場合、印刷ジョブを書き換えて、出力先をMFP1に変更した後に、MFP1へ印刷ジョブを転送する。
なお、出力先のMFP1が複数の排紙トレイを備え、そのうちの一つが放置検出機能付き排紙トレイである場合、出力先決定手段105bは、上記MFP1の指定に加えて、放置検出機能付き排紙トレイを印刷ジョブの出力先として指定しておいてもよい。
また、出力先となる特定のMFPを、上述の放置検出機能付きMFP以外のMFPとしてもよい。この場合、メモリ103に、ユーザグループ毎に出力先とするMFPを登録しておく。例えば、当該ユーザグループの部門内で人目に付く場所に設置され、部外者の持ち出しを監視できる状態にあるMFPを、機密文書の出力先として登録しておく。また、逆に、当該ユーザグループの部門内で人目に付かない場所に設置され、部外者に気付かれにくい状態にあるMFPを登録しておいてもよい。いずれの場合においても、セキュリティ管理者等のユーザの意向に従って、ユーザグループ毎に機密文書の出力先とするMFPを登録しておけばよい。
図6は、プリントサーバ10に登録されるユーザグループテーブルとMFPテーブルの一例を示す図である。図6(A)に示すユーザグループテーブルは、ユーザIDと該ユーザIDに対応するユーザが属するグループとを関連付けてメモリ103に登録される。このメモリ103は本発明の登録手段に相当する。また、図6(B)に示すMFPテーブルは、ユーザグループと出力先となるMFPとを関連付けてメモリ103に登録される。
出力先決定手段105bは、セキュリティレベル判定手段105aにより印刷ジョブのセキュリティレベルが高いと判定された場合、印刷ジョブに含まれるユーザIDに対応するグループをユーザグループテーブルから特定し、特定したグループに対応するMFPをMFPテーブルに基づいて決定する。例えば、ユーザIDが「C1111」であれば、これからユーザグループが「Dept.C」に特定され、「Dept.C」に対応する出力先はMFP1に決定される。このMFP1は、例えば、ユーザグループ(Dept.C)の部門内で人目に付く場所に設置され、部外者の持ち出しを監視できる状態にあるMFPであるため、部外者が持ち出しにくく、機密文書の保護を図ることができる。
図7は、クライアントPCが表示するプリンタドライバの設定画面の一例を示す図である。ユーザは、文書データを印刷する際に、クライアントPCを操作して、プリンタドライバの設定画面を表示させ、この設定画面上で各種印刷設定を行うことができる。ここで設定された設定情報は印刷ジョブと共に送信される。なお、セキュリティに係る印刷設定として、「機密印刷」を設定可能とし、この中には「親展印刷」や「不正コピー禁止」などが含まれる。この「不正コピー禁止」とは例えば地紋印刷などをいう。この「機密印刷」のいずれかが印刷ジョブに設定され、送信されると、プリントサーバ10においては当該印刷ジョブのセキュリティレベルは高いと判定される。
図8は、クライアントPCが表示するアプリケーション/OSの印刷設定画面の一例を示す図である。本例では、出力先プリンタとして、「PRINTER1」が指定されており、これが前述の図5(A)に示したMFP1に対応する。ユーザはネットワーク接続されたプリンタの中から所望のプリンタを選択して出力先プリンタとして指定することができる。この出力先プリンタを指定した出力先指定情報は、印刷ジョブに付加されて送信される。
図9は、本発明の第1の実施形態に係る印刷管理システムにおける処理の流れの一例を説明するための図である。本例は図5(A)に示した印刷管理システムの構成、すなわち、クライアントPC6,プリントサーバ10,MFP1,及びMFP1に基づいて説明する。まず、クライアントPC6は、ユーザ操作に従って、セキュリティレベル判定用情報と出力先指定情報(ここではMFP1)を含む印刷ジョブをプリントサーバ10へ送信する(S1)。なお、文書データに付与された「丸秘」等のセキュリティ情報、「親展印刷」等のセキュリティに係る印刷設定情報、ユーザIDなどがセキュリティレベル判定用情報に相当する。
次に、プリントサーバ10は、印刷ジョブを受信し、セキュリティレベル判定用情報を抽出し(S2)、セキュリティレベル判定用情報に基づいて印刷ジョブのセキュリティレベルが高いかどうかを判定する(S3)。ここで、セキュリティレベルが高くない通常の印刷ジョブの場合(NOの場合)、印刷ジョブをユーザ指定のMFP1に転送し(S4)、MFP1で印刷ジョブを出力する。一方、セキュリティレベルが高い印刷ジョブの場合(YESの場合)、例えば、放置検出機能を備えたMFP1に出力先を変更する旨をクライアントPC6に通知する(S5)。
次に、クライアントPC6は、後述の図12に示すような変更通知画面を表示し、セキュリティ改善処理、すなわち、出力先を変更する処理を行うかどうかを選択する(S6)。そして、出力先の変更に承諾する場合、その旨をプリントサーバ10に通知する(S7)。
次に、プリントサーバ10は、クライアントPC6から変更承諾の通知を受け取ると、印刷ジョブを書き換えて、出力先をMFP1へ変更する(S8)。そして、MFP1を出力先に指定した印刷ジョブをMFP1へ送信し(S9)、MFP1で印刷ジョブを出力する(S10)。
(第2の実施形態)
図10は、本発明の第2の実施形態に係る印刷管理システムにおける処理の流れの一例を説明するための図である。本例は図5(A)に示した印刷管理システムの構成、すなわち、クライアントPC6,プリントサーバ10,MFP1,及びMFP1に基づいて説明する。本実施形態において、出力先決定手段105bは、セキュリティレベル判定手段105aにより印刷ジョブのセキュリティレベルが高いと判定された場合、印刷ジョブのセキュリティに係る印刷設定を設定可能としている。ここでは、セキュリティに係る印刷設定として、印刷ジョブの排紙先を特定の排紙トレイに設定する例について説明する。なお、特定の排紙トレイは、例えば、人目に付き易く部外者が印刷物を持ち出しにくい状態にある最上位ビンや、印刷物の放置を検出する機能を備えた放置検出機能付き排紙トレイなどであってもよい。
まず、クライアントPC6は、セキュリティレベル判定用情報と出力先指定情報(ここではMFP1)を含む印刷ジョブをプリントサーバ10へ送信する(S11)。
プリントサーバ10は、印刷ジョブを受信し、セキュリティレベル判定用情報を抽出し(S12)、セキュリティレベル判定用情報に基づいて印刷ジョブのセキュリティレベルが高いかどうかを判定する(S13)。ここで、セキュリティレベルが高くない通常の印刷ジョブの場合(NOの場合)、印刷ジョブをユーザ指定のMFP1に転送し(S14)、MFP1で印刷ジョブを出力する。一方、セキュリティレベルが高い印刷ジョブの場合(YESの場合)、放置検出機能を備えたMFP1に出力先を変更する旨と印刷設定(排紙トレイ)を変更する旨とをクライアントPC6に通知する(S15)。
次に、クライアントPC6は、後述の図12に示すような変更通知画面を表示し、セキュリティ改善処理、すなわち、出力先を変更し、排紙トレイを変更する処理を行うかどうかを選択する(S16)。そして、出力先の変更と排紙トレイの変更に承諾する場合、その旨をプリントサーバ10に通知する(S17)。
次に、プリントサーバ10は、クライアントPC6から変更承諾の通知を受け取ると、印刷ジョブを書き換えて、出力先をMFP1へ変更すると共に、排紙トレイを変更する(S18)。そして、出力先がMFP1に指定され、排紙トレイが例えば最上位ビンに指定された印刷ジョブをMFP1へ送信し(S19)、MFP1で印刷ジョブを出力する(S20)。
(第3の実施形態)
図11は、本発明の第3の実施形態に係る印刷管理システムにおける処理の流れの一例を説明するための図である。本例は図5(A)に示した印刷管理システムの構成、すなわち、クライアントPC6,プリントサーバ10,MFP1,及びMFP1に基づいて説明する。本実施形態において、出力先決定手段105bは、セキュリティレベル判定手段105aにより印刷ジョブのセキュリティレベルが高いと判定された場合、印刷ジョブのセキュリティに係る印刷設定を設定可能としている。ここでは、セキュリティに係る印刷設定として、印刷ジョブに機密印刷(例えば親展印刷)を設定する例について説明する。
まず、クライアントPC6は、セキュリティレベル判定用情報と出力先指定情報(ここではMFP1)を含む印刷ジョブをプリントサーバ10へ送信する(S21)。
プリントサーバ10は、印刷ジョブを受信し、セキュリティレベル判定用情報を抽出し(S22)、セキュリティレベル判定用情報に基づいて印刷ジョブのセキュリティレベルが高いかどうかを判定する(S23)。ここで、セキュリティレベルが高くない通常の印刷ジョブの場合(NOの場合)、印刷ジョブをユーザ指定のMFP1に転送し(S24)、MFP1で印刷ジョブを出力する。一方、セキュリティレベルが高い印刷ジョブの場合(YESの場合)、放置検出機能を備えたMFP1に出力先を変更する旨と印刷設定(親展印刷)を変更する旨とをクライアントPC6に通知する(S25)。
次に、クライアントPC6は、後述の図12に示すような変更通知画面を表示し、セキュリティ改善処理、すなわち、出力先を変更し、親展印刷へ変更する処理を行うかどうかを選択する(S26)。そして、出力先の変更と親展印刷への変更に承諾する場合、その旨をプリントサーバ10に通知する(S27)。
次に、プリントサーバ10は、クライアントPC6から変更承諾の通知を受け取ると、印刷ジョブを書き換えて、出力先をMFP1へ変更すると共に、親展印刷へ変更する(S28)。そして、出力先がMFP1に指定され、親展印刷が有効とされ、さらに親展番号が指定された印刷ジョブをMFP1へ送信する(S29)。
次に、MFP1は、プリントサーバ10から印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブを記憶する(S30)。そして、ユーザから親展番号が入力されると(S31)、その親展番号に応じた印刷ジョブを出力する(S32)。
図12は、プリントサーバ10からクライアントPC6へ送信され、クライアントPC6で表示される出力先変更通知画面の一例を示す図である。本例に示す出力先変更通知画面は、図11に示したS25において、プリントサーバ10からクライアントPC6へ送信され、S26において、クライアントPC6で表示される。
このように、プリントサーバ10の通信部101は、出力先決定手段105bにより印刷ジョブの出力先が変更される場合、制御部105からの制御に基づいて、印刷ジョブの出力先が変更される旨をクライアントPC6へ通知する。また、出力先決定手段105bにより印刷ジョブのセキュリティに係る印刷設定が変更される場合、印刷ジョブの印刷設定が変更される旨をクライアントPC6へ通知するようにしてもよい。ここでいう印刷設定の変更は、排紙トレイの変更や、親展印刷への変更などが含まれる。ユーザは変更を承諾する場合、各変更項目にチェックを入れて(図中黒丸の状態)、プリントサーバ10へ送信する。また、変更を承諾しない場合、チェックを入れず(図中白丸の状態)、プリントサーバ10へ送信する。この場合、変更は行われずユーザ指定のまま印刷ジョブが出力される。
また、通信部101は、排紙トレイの変更と親展印刷への変更など、変更される印刷設定が複数ある場合、印刷設定毎に変更するかどうかを、ユーザ選択可能に通知するようにしてもよい。この場合も、上記と同様に、ユーザは変更を承諾する場合、各変更項目にチェックを入れて(図中黒丸の状態)、プリントサーバ10へ送信する。また、変更を承諾しない場合、チェックを入れず(図中白丸の状態)、プリントサーバ10へ送信する。この場合、変更は行われずユーザ指定のまま印刷ジョブが出力される。
(第4の実施形態)
図13は、本発明の第4の実施形態に係る印刷管理システムにおける処理の流れの一例を説明するための図である。本例は図5(A)に示した印刷管理システムの構成、すなわち、クライアントPC6,プリントサーバ10,MFP1,及びMFP1のうち、プリントサーバ10の機能をMFP1が備える場合について説明する。すなわち、プリントサーバ10が不要となり、MFP1が、クライアントPC6から印刷ジョブを受信する受信手段と、受信した印刷ジョブのセキュリティレベルを判定するセキュリティレベル判定手段と、判定したセキュリティレベルに基づいて印刷ジョブの出力先となるMFPを決定する出力先決定手段とを備える。
まず、クライアントPC6は、ユーザ操作に従って、セキュリティレベル判定用情報と出力先指定情報(ここではMFP1)を含む印刷ジョブをプリントサーバ10へ送信する(S41)。なお、本実施形態では、出力先指定情報が指定されていない場合や、出力先指定情報として他のMFPが指定されている場合でも、印刷ジョブは一旦MFP1に入力される。
次に、MFP1は、印刷ジョブを受信し、セキュリティレベル判定用情報を抽出し(S42)、セキュリティレベル判定用情報に基づいて印刷ジョブのセキュリティレベルが高いかどうかを判定する(S43)。ここで、セキュリティレベルが高くない通常の印刷ジョブの場合(NOの場合)、ユーザ指定のMFP1で印刷ジョブを出力する(S44)。一方、セキュリティレベルが高い印刷ジョブの場合(YESの場合)、例えば、放置検出機能を備えたMFP1に出力先を変更する旨をクライアントPC6に通知する(S45)。
次に、クライアントPC6は、前述の図12に示したような変更通知画面を表示し、セキュリティ改善処理、すなわち、出力先を変更する処理を行うかどうかを選択する(S46)。そして、出力先の変更に承諾する場合、その旨をMFP1に通知する(S47)。
次に、MFP1は、クライアントPC6から変更承諾の通知を受け取ると、印刷ジョブを書き換えて、出力先をMFP1へ変更する(S48)。そして、MFP1を出力先に指定した印刷ジョブをMFP1へ送信し(S49)、MFP1で印刷ジョブを出力する(S50)。
以上、本発明の印刷管理装置、システム、及び画像形成装置における各機能を中心に各実施形態を説明してきたが、本発明は、印刷管理装置における各ステップを実行する方法としても説明したように印刷管理方法としての形態もとることができる。また、この各機能を有する印刷管理装置と同様に、コンピュータに印刷管理装置として機能させるための印刷管理プログラムとしての形態も、また、その印刷管理プログラムを記録した記録媒体としての形態も可能である。
本発明による印刷管理の機能を実現するためのプログラムやデータを記憶した記録媒体の実施形態について説明する。記録媒体としては、具体的には、CD−ROM(−R/−RW)、光磁気ディスク、DVD−ROM(−R/−RW/−RAM)、FD、HD、BD、フラッシュメモリ、メモリカードや、メモリスティック及びその他各種ROMやRAM等が想定でき、これら記録媒体に上述した本発明の各実施形態の装置としての機能をコンピュータに実行させ、印刷管理の機能を実現するためのプログラムを記録して流通させることにより、当該機能の実現を容易にする。そしてコンピュータ等の情報処理装置に上記のごとくの記録媒体を装着して情報処理装置によりプログラムを読み出すか、若しくは情報処理装置が備えている記憶媒体に当該プログラムを記憶させておき、必要に応じて読み出すことにより、本発明に関わる印刷管理の機能を実行することができる。
以上説明したように、本発明によれば、印刷ジョブのセキュリティレベルを判定し、この判定結果に基づいて印刷ジョブの出力先となる画像形成装置を決定することができるため、セキュリティレベルの高い機密文書については、放置検出可能なプリンタ、あるいは、部外者が持ち出しにくい場所にあるプリンタを指定して出力させるなどして、機密文書の保護を図ることができる。
本発明の印刷管理システムに適用可能な放置検出機能付き画像形成装置の要部構成例を示す断面図である。 記録紙に印刷されたID画像の一例を示す図である。 本発明に係る画像形成装置が備えるID画像読取手段の周辺構成例を示す図である。 図3とは異なるID画像読取手段の周辺構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る印刷管理システムの構成例を説明するための図である。 プリントサーバに登録されるユーザグループテーブルとMFPテーブルの一例を示す図である。 クライアントPCが表示するプリンタドライバの設定画面の一例を示す図である。 クライアントPCが表示するアプリケーション/OSの印刷設定画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る印刷管理システムにおける処理の流れの一例を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る印刷管理システムにおける処理の流れの一例を説明するための図である。 本発明の第3の実施形態に係る印刷管理システムにおける処理の流れの一例を説明するための図である。 プリントサーバからクライアントPCへ送信され、クライアントPCで表示される出力先変更通知画面の一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る印刷管理システムにおける処理の流れの一例を説明するための図である。
符号の説明
1…画像形成装置(MFP)、2…画像読み取り部、3…画像形成部、4…給紙部、5…後処理装置、6…端末装置(クライアントPC)、7…LAN、10…印刷管理装置(プリントサーバ)、11…原稿載置台、12…RADF、13…スキャナユニット、14…第1走査ユニット、15…第2走査ユニット、16…光学レンズ体、17…CCD、20…電子写真プロセス部、21…レーザ書き込みユニット、22…感光体ドラム、23…帯電装置、24…現像装置、25…転写装置、26…剥離装置、27…クリーニング装置、28…定着装置、29…用紙排出路、31〜33…カセット、34…大容量カセット、35…手差しトレイ、36,37…給紙搬送部、41…排紙搬送路、42…再給紙搬送部、43…第1排出トレイ、44…第2排出トレイ、45…後処理手段、51…昇降手段、52,471,472…ID画像読取手段、53,481,482…記録紙センサ、54…整合手段、56,461,462…トレイ昇降手段、551…整合面、552…記録紙載置面、61…搬送ローラ、62…反転ローラ、63…積載(排紙)トレイ、64,65…切換えゲート、101…通信部、102…記憶部、103…メモリ、104…入力部、105…制御部、105a…セキュリティレベル判定手段、105b…出力先決定手段、106…システムバス。

Claims (8)

  1. ネットワークを介して複数の画像形成装置と接続可能な印刷管理装置であって、
    前記ネットワークに接続された端末装置から印刷ジョブを受信する受信手段と、該受信した印刷ジョブのセキュリティレベルを判定するセキュリティレベル判定手段と、該判定したセキュリティレベルに基づいて前記印刷ジョブの出力先となる画像形成装置を決定する出力先決定手段とを備え、
    前記出力先決定手段は、前記セキュリティレベル判定手段により前記印刷ジョブのセキュリティレベルが高いと判定された場合、前記印刷ジョブの出力先を、排紙・堆積された記録紙の放置を検出する放置検出機能付き排紙トレイを備えた画像形成装置に決定すると共に、該決定した画像形成装置に対して、前記印刷ジョブのセキュリティに係る印刷設定として、前記印刷ジョブの排紙先を、前記放置検出機能付き排紙トレイに設定し、
    前記印刷ジョブの出力先は、前記印刷ジョブに応じた画像データとユーザ固有のID画像データとを記録紙に合成印刷する画像形成部と、前記放置検出機能付き排紙トレイに堆積された記録紙のID画像を側面から読み取る読取手段とを備えた画像形成装置であって、前記放置検出機能付き排紙トレイには、前記画像形成部により前記画像データと前記ID画像データとが合成印刷された記録紙が排紙・堆積され、
    前記記録紙の放置が検出された場合、前記読取手段により読み取られたID画像に対応するユーザの端末装置に、前記放置検出機能付き排紙トレイから前記記録紙を取り除くように通知することを特徴とする印刷管理装置。
  2. 請求項1に記載の印刷管理装置において、前記セキュリティレベル判定手段は、前記印刷ジョブに含まれる文書データに付与されたセキュリティ情報、前記印刷ジョブに含まれるユーザID、前記印刷ジョブに設定されたセキュリティに係る印刷設定のいずれかに基づいて、前記印刷ジョブのセキュリティレベルを判定することを特徴とする印刷管理装置。
  3. 請求項1または2に記載の印刷管理装置において、前記出力先決定手段により前記印刷ジョブの出力先が変更される場合、該印刷ジョブの出力先が変更される旨を前記端末装置へ通知する通知手段を備えることを特徴とする印刷管理装置。
  4. 請求項3に記載の印刷管理装置において、前記通知手段は、前記出力先決定手段により前記印刷ジョブのセキュリティに係る印刷設定が変更される場合、該印刷ジョブの印刷設定が変更される旨を前記端末装置へ通知することを特徴とする印刷管理装置。
  5. 請求項4に記載の印刷管理装置において、前記通知手段は、前記変更される印刷設定が複数ある場合、該印刷設定毎に変更するかどうかを、ユーザ選択可能に通知することを特徴とする印刷管理装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の印刷管理装置と、印刷ジョブを送信する端末装置と、印刷ジョブに基づいて記録紙に画像形成する複数の画像形成装置とを備え、前記印刷管理装置と前記端末装置と前記複数の画像形成装置とがネットワークを介して接続された印刷管理システムであって、
    前記端末装置は、印刷ジョブに、該印刷ジョブのセキュリティレベルを判定するためのセキュリティレベル判定用情報を含めて前記印刷管理装置へ送信し、
    前記印刷管理装置は、前記端末装置から印刷ジョブを受信する受信手段と、該受信した印刷ジョブのセキュリティレベルを前記セキュリティレベル判定用情報に基づいて判定するセキュリティレベル判定手段と、該判定したセキュリティレベルに基づいて前記印刷ジョブの出力先となる画像形成装置を決定する出力先決定手段とを備え、
    前記出力先決定手段は、前記セキュリティレベル判定手段により前記印刷ジョブのセキュリティレベルが高いと判定された場合、前記印刷ジョブの出力先を、排紙・堆積された記録紙の放置を検出する放置検出機能付き排紙トレイを備えた画像形成装置に決定すると共に、該決定した画像形成装置に対して、前記印刷ジョブのセキュリティに係る印刷設定として、前記印刷ジョブの排紙先を、前記放置検出機能付き排紙トレイに設定することを特徴とする印刷管理システム。
  7. ネットワークを介して他の画像形成装置と接続可能な画像形成装置であって、
    前記ネットワークに接続された端末装置から印刷ジョブを受信する受信手段と、該受信した印刷ジョブのセキュリティレベルを判定するセキュリティレベル判定手段と、該判定したセキュリティレベルに基づいて前記印刷ジョブの出力先となる他の画像形成装置を決定する出力先決定手段とを備え、
    前記出力先決定手段は、前記セキュリティレベル判定手段により前記印刷ジョブのセキュリティレベルが高いと判定された場合、前記印刷ジョブの出力先を、排紙・堆積された記録紙の放置を検出する放置検出機能付き排紙トレイを備えた他の画像形成装置に決定すると共に、該決定した他の画像形成装置に対して、前記印刷ジョブのセキュリティに係る印刷設定として、前記印刷ジョブの排紙先を、前記放置検出機能付き排紙トレイに設定し、
    前記印刷ジョブの出力先は、前記印刷ジョブに応じた画像データとユーザ固有のID画像データとを記録紙に合成印刷する画像形成部と、前記放置検出機能付き排紙トレイに堆積された記録紙のID画像を側面から読み取る読取手段とを備えた他の画像形成装置であって、前記放置検出機能付き排紙トレイには、前記画像形成部により前記画像データと前記ID画像データとが合成印刷された記録紙が排紙・堆積され、
    前記記録紙の放置が検出された場合、前記読取手段により読み取られたID画像に対応するユーザの端末装置に、前記放置検出機能付き排紙トレイから前記記録紙を取り除くように通知することを特徴とする画像形成装置。
  8. コンピュータに請求項1乃至5のいずれか1項に記載の印刷管理装置としての機能を実行させるためのプログラム。
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