JP5340527B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、パチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、スロットマシン、回胴式遊技機等の遊技機に関する。
現行風営法関連法規上、大当たり等の特別役の当選確率を高める確率変動(以下、確変ともいう)は、大当たり遊技に伴う大入賞口の開放作動後にその突入が限定されている(遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則第6条別表第4(1)ト(リ))。この前提下、特許文献1に記載されているように、大入賞口の最大開放時間を極短時間、上限ラウンド数を2回に限定するも、確変への突入を保証した低出玉当たりを、本来の大当たりと別に設け、あたかも大当たり遊技を経ずに突然確変に昇格したかのような感覚を付与している。この場合、既に確変に突入している状態から低出玉当たりが重複しても、かえって遊技者に失望感を与えかねないことから、演出装置上にスーパーリーチ付き外れ演出を出現させ、低出玉当たりの印象を薄める工夫がされている。
特開2005−168619号公報
特許文献2に記載のものは、大当たりの当否を演出装置上に導出する際、単発的な演出の他、導出演出の順番待ちで貯まる数個の保留球の範囲内で連続的な演出をも可能にしている。すなわち、例えば、保留球が3個あり、その中、3個目が大当たりなら、
1個目の保留球に基づく導出演出時はカウントダウン数字2を演出画面に重ねて表示し、2個目の保留球に基づく導出演出時はカウントダウン数字1を演出画面に重ねて表示し、3個目の保留球に基づく導出演出時はカウントダウン数字0を演出画面に重ねて表示し、将来生じる大当たりを早い段階から予告する演出を可能にしている。
特開2004−33234号公報
特許文献3に記載のものは、高出玉が得られる本来の大当たりが制限なく連続することを防止するため、確変状態のまま大当たりが連続し得る上限回数を制限するリミッタ機能を設けている。すなわち、図柄「3」で大当たりした場合は3回まで、図柄「5」で大当たりした場合は4回まで、図柄「7」で大当たりした場合は5回までというように、確変下で大当たりが連続し得る上限回数を制限し、射幸性を適度に抑制するようにしている。
特開平10−179860号公報
以上、従来の低出玉当たりを含むものは、初回の当選を除き、重複当選時は、遊技者に失望感を与えることから、極力印象を薄める消極的な演出がされるものであった。また、保留球の範囲内で連続演出を出現させるものは、せいぜい数個分の導出演出前からの連続性を付与できるに止まり、ストーリー性のある長い演出には適用不可であるし、カウントダウンが始まると大当たりが期待できるため、その時点で遊技球の発射を止める所謂止め打ちがされ、機械稼働率が悪化する恐れもあった。さらに、確変のリミッタ機能を設けるものは、専ら大量出玉を抑制するものであったため、リミッタの上限回数に近づくと遊技者の気持ちを暗くさせるものであった。
本発明では、低出玉当たりの重複を積極的な演出と絡めて効果的に生かし、従来にない遊技プロセスにより高出玉の獲得に向けて興趣が順次高まる斬新且つ面白味に富む遊技機を提供することを課題とする。
請求項1記載の発明は、図面に例示するように、内部抽選での当選を条件に成立する特別役に、高出玉を期待できるが前記内部抽選の当選確率を高めた確率変動に突入せず且つ確率変動中なら該確率変動を解除し、通常の低い当選確率にする高出玉当たりと高出玉は期待できないが前記内部抽選の当選確率を高めた確率変動に突入させる低出玉当たりとを含み、前記内部抽選の結果を背景に演出図柄の図柄変動を重ねた所定の演出を経て導出する演出装置70及びその制御装置CNを備えた遊技機において、前記制御装置CNは、多くは前記低出玉当たりに振分けられて該低出玉当たりへの振分けが続くように前記低出玉当たりの振分率を前記高出玉当たりの振分率よりも高くすることにより、前記低出玉当たりの出現率を前記高出玉当たりの出現率よりも相当程度高く設定していると共に、確率変動下で前記内部抽選での当選を条件に成立する特別役が前記低出玉当たりとなるのが所定の上限回数について連続したとき、上限にかかる当選に基づいて前記高出玉当たりを限定的に出現させる高出玉当たり限定手段Xと、非確率変動下における前記低出玉当たりに対応した当選に基づいて該当選を導出する図柄変動演出時、前記演出装置70にストーリー性のある連続演出の序盤シーンを含む第1演出を出現させる第1演出手段Y1と、確率変動下における前記低出玉当たり後の連続した前記低出玉当たりに対応した当選に基づいて該当選を導出する図柄変動演出時、前記演出装置70に前記連続演出の中盤シーンを含む第2演出を出現させる第2演出手段Y2と、確率変動下における前記低出玉当たり後の前記高出玉当たりに対応した当選に基づいて該当選を導出する図柄変動演出時、前記演出装置70に前記連続演出の終盤シーンを含む第3演出を出現させる第3演出手段Y3とを含む特定事項をもつ。
請求項2記載の発明は、前記制御装置CNは、前記低出玉当たり後の前記内部抽選で非当選の判定がされたとき、前記演出装置70に前記連続演出に関連した不利なシーンを含む第4演出を出現させる第4演出手段Y4を含む特定事項をもつ。
請求項3記載の発明は、遊技盤2に、前記内部抽選に用いる内部抽選用乱数を入賞により取得するための電動チューリップ80で構成する始動口8と、前記電動チューリップ80を当選時に開く普通図柄抽選に用いる普通図柄抽選用乱数を球通過により取得するためのゲートGTとを備え、前記高出玉当たりは、該高出玉当たりによる高出玉を期待できる大当たり遊技後、前記普通図柄抽選での当選確率を通常時よりも高めると共に前記普通図柄抽選での当選時に開く前記電動チューリップ80の開時間を通常時より長くする時短に突入させる仕様をもつ特定事項をもつ。
請求項4記載の発明は、前記演出装置70に、前記内部抽選での当選を条件に成立する特別役が前記低出玉当たりとなることによる確率変動が何回目であるかに対応した数の表示を行うこととしている特定事項をもつ。
請求項1記載の発明によれば、低出玉当たりは高出玉当たりよりも出現し易く、一度低出玉当たりになると確率変動によりさらに低出玉当たりが連続し易くなり、確率変動下、内部抽選での当選が所定の上限回数について連続すると、高出玉当たりが得られることになる。これに伴い、演出装置には、第1演出、第2演出、第3演出と、順次異なる演出が出現され、高出玉の獲得に向けて段階的に興趣を盛り上げることができる。このように、低出玉当たりであっても、連続するとやがて高出玉当たりに到達する点、及び、高出玉当たりの到達に向けて期待感が段階的に盛り上げられる点とが有機的に結合し、従来にない遊技プロセスにより、遊技者に斬新な遊技性を付与できる。しかも、低出玉当たりから高出玉当たりに向けてのロングスパンの遊技中に、止め打ちが特に有利となる情況も生じないし、従来の確変リミッタのように上限回数に近くなると気持ちを暗くさせることとも無縁であり、健全で且つ面白味に富むものにできる。
また、非確率変動下での最初の低出玉当たりの当選を契機に、ストーリー性のある連続演出がその序盤シーンから始まり、途中で中盤シーンが適宜介入し、終盤シーンで締めくくられて高出玉当たりに至る。このため、ストーリー性のあるロングスパンの演出を効果的に遊技者に印象付けることができる。
請求項記載の発明によれば、低出玉当たり後は確率変動に突入する一方、内部抽選での当選のない限り高出玉当たりに到達しないことになるが、このような場合に、演出装置上に連続演出に関連した不利なシーンが出現するため、連続演出中に適度な刺激を付与でき、次はどうなるかという期待感の持続性を引き出すことができる。
なお、低出玉当たりは、内部抽選の時間効率を高める時間短縮を伴うものと伴わないものとを含み、低出玉当たり毎にどちらかを選択する仕様にすれば、低出玉当たりによる確率変動下、内部抽選の時間効率を高める時間短縮を伴うものが選択されると、次の当選を早期に得ることができ、高出玉当たりの到達時期を早めることができる。このため、低出玉当たり毎に時間短縮の有無も関心事となり、遊技の面白味を一層高めることができる。
図1は本発明を適用するパチンコ遊技機1を示し、遊技枠10に本体11を開扉可能に支持している。本体11の前面上部には、丸窓12にガラス13を嵌めたフロント扉14を有し、その内方に遊技盤2を備える。フロント扉14の下には、貸球及び賞球を受ける上皿31、内方で溢れた球を受ける下皿32、遊技盤2に球を打出す発射ハンドル4、効果音等を出音する左右スピーカ51,52を備える。フロント扉14の前面上部から右サイドにかけて、装飾や各種状態表示に用いるランプ類61〜65を備える。
遊技盤2には、次の1)〜5)の遊技部品を備える。
1)センターユニット7
このユニット7は、飾り枠71の中央にカラー液晶表示器から成る演出装置70を、右横に7セグメントLEDから成る風営法関連法規でいう特別図柄表示装置SDを、上部に緑ランプGL及び赤ランプRLから成る同風営法関連法規でいう普通図柄表示装置NDを各備える。演出装置70は、特別図柄表示装置SDと整合する演出を担い、始動口8への入賞(以下、始動入賞という)に基づく内部抽選の結果を、背景の動画に左・中・右列の演出図柄L,C,Rの図柄変動を重ねた所定の演出を経て導出させる。
各列の演出図柄は例えば1〜8の数字から成り、高出玉を期待できる高出玉当たり(以下、大当たりという)の導出時は111,333,555,777何れかの三つ揃いした偶数ゾロ目が停止表示され、高出玉は期待できないが確変に突入させる低出玉当たり(以下、小当たりという)の導出時は222,444,666,888何れかの三つ揃いした奇数ゾロ目が停止表示され、外れ導出時は三つ揃いしない外れ図柄が停止表示される。特別図柄表示装置SDは、大当たりか小当たりかの当たり種別或いは外れと対応づけた所定のセグメント点灯表示がされる。
H1〜H4は、演出装置70上で先の始動入賞に基づく図柄変動演出や大当たり遊技に伴う演出がされている等、演出装置70上で新たな図柄変動を開始できないとき、この間に生じた始動入賞に基づいて、最大4個を上限に、保留球として取得した乱数を有効に記憶保存したことを明示する特別図柄用の保留球表示器である。この表示器が全て点灯した状態で4個を超えて生じる始動入賞は賞球の払出しの対象となるも、内部抽選の対象から除外される。h1〜h4は、後述のゲートGTへの球通過を契機とした普通図柄用の同様な保留球表示器である。
2)始動口8
始動口8はセンターユニット7の下方に配置し、左右一対の花弁81,82をもつ電動チューリップ80から成る普通電動役物で構成している。風営法関連法規上、役物とは入賞を容易にするための特別の装置をいい、普通電動役物は大入賞口以外の入賞口の入口を拡大等するものであり、大入賞口の入口を拡大等する特別電動役物と区別される概念である。始動入賞一個につき、所定数例えば3個の賞球を払出すと共に、次のア)イ)の乱数を各一つ取得し、後述の主制御部MCのRAMに記憶する。
ア)例えば0〜199の所定範囲内で高速更新する内部抽選用乱数
イ)例えば0〜99の所定範囲内で高速更新する当たり種別抽選用乱数
通常時、内部抽選で当選となるのは取得した内部抽選用乱数の値が例えば当選数値の7に一致している場合であり、当選確率は1/200である。内部当選を条件に大入賞口9を繰り返し開放させる上限ラウンド数は、当たり種別抽選用乱数の取得値に応じて、例えば、10%の振分率で15ラウンド、90%の振分率で2ラウンドが各選択される。15ラウンド選択時は大当たりとなり、2ラウンド選択時は小当たりとなる。以下、上限ラウンド数と対応づけて、大当たりを15R大当たり、小当たりを2R小当たりと記す。
2R小当たり時は確変に突入し、確変突入後は、内部抽選用乱数の当選数値を例えば5種類に増やして当選確率を5倍に高めた1/40とし、次回当選するまで継続する。
15R大当たり時は、確変に突入せず且つ確変中なら確変を解除して通常時の低い当選確率に戻すが、大当たり遊技により大量出玉が期待でき、大当たり遊技後は、所定回数例えば100回の図柄変動について内部抽選の時間効率を高める時間短縮(以下、時短という)に突入する。この時短時は、演出装置70上の図柄変動序盤でする高速変動時間を約半分に短縮する等して図柄変動時間を短くすると共に、電動チューリップ80の作動による始動入賞を促進し、所謂玉持ちの良い状況下で、保留球の処理を促し、次回の当選時期を早める効果を奏する。15R大当たり時、確変を伴わないものとしたが、別途、確変突入抽選用乱数に基づく抽選により、所定割合で確変に突入するものとしてもよい。
3)大入賞口9
大入賞口9は、遊技盤2の下領域に配置し、15R大当たり又は2R小当たりの導出演出後、前方を覆うアタッカー型の可動部材90を手前に開くことにより遊技球の入賞を可能にする。大入賞口9への入賞一個につき所定数例えば15個の賞球を払出す。15R大当たり時、最大例えば20秒の1ラウンドの開放毎に最大例えば10個の入賞を許容する。1個以上の入賞があると、1ラウンドの終了により大入賞口9は一旦閉じられ、2〜3秒の所定インターバルを経て再度開かれ、15ラウンドが満了するまで繰り返される。
2R小当たり時、1ラウンドの最大開放時間を例えば0.2秒の極短時間に制限しており、一瞬開いて直ぐに閉じる。1ラウンド目で運良く入賞しても、次の2ラウンド目で作動終了となる。尚、2R小当たり時、1ラウンド目の入賞の有無に関係なく、2ラウンド目も大入賞口9が極短時間開放するものでもよい。
4)ゲートGT
ゲートGTへの球通過により、例えば0〜250の所定範囲内で高速更新する普通図柄抽選用乱数を一つ取得し、主制御部MCのRAMに記憶すると共に、普通図柄表示装置NDの緑ランプGL及び赤ランプRLの交互点灯による普通図柄変動を起動させる。普通図柄の当選確率は、例えば、通常時は25/251、時短時は250/251である。普通図柄の変動時間は、例えば、通常時は30秒、時短時は1秒である。所定時間の変動後、普通図柄の当選時は緑ランプGLの点灯にて、外れ時は赤ランプRLの点灯にて各停止される。当選時は、電動チューリップ80の花弁81,82を例えば、通常時は最大0.5秒か最大1球入賞を限度に開き、時短時は最大3秒か最大2球入賞を限度に開く。
5)その他
略円形の遊技領域200を区画し且つ発射ハンドル4により打出す球を導くレール20、球戻り防止片21、球止め22、入賞1個につき所定数例えば10個の賞球を払出す一般入賞口23〜26、左右の盤面サイドランプ27a,27b、4つの風車28a〜28d、入賞を逃した球を排出するアウト口29を備える。図示は適宜省略したが遊技領域200には独特のゲージに従い、もっと多数の遊技釘Pが打たれている。
図2は、以上の遊技を制御する制御装置CNを示す。CPU、ROM、RAMを各備える主制御部MC、第1,第2周辺制御部SC1,2を備える。主制御部MCには、I/OポートINを介して、始動口8の入賞センサ8s、大入賞口9の入賞センサ9s、ゲートGTの球通過センサGTs、一般入賞口23〜26の入賞センサ23s〜26sを入力している。主制御部MCから各周辺制御部SC1,2へは中継基板CBを介して一方通行的にコマンドを送信している。周辺制御部SC1,2相互間は、双方向的にデータを送受信している。
主制御部MCからは、ドライバ回路Dr0を介して、特別図柄表示装置SD、普通図柄表示装置ND、特別図柄用の保留球表示器H1〜H4、普通図柄用の保留球表示器h1〜h4、電動チューリップ80の花弁81,82を開閉させるソレノイド等による開閉用駆動部D1、大入賞口9の可動部材90を開閉させる同様な開閉用駆動部D2を制御している。第1周辺制御部SC1からは、ドライバ回路Dr1を介して、演出装置70を制御している。第2周辺制御部SC2からは、ドライバ回路Dr2を介して、スピーカ51,52及びランプ類61〜65を制御している。主制御部MCでは、周辺制御部SC1,2側(以下、サブ側という)に送信するコマンドで特定される演出時間の経過をタイマ管理し、主制御部MC側の制御とサブ側の制御とが整合するようにしている。
主制御部MCのROMに格納する遊技プログラムは、始動入賞処理、並びに、始動入賞に基づく内部抽選処理及び当たり種別抽選処理等を担う。当たり種別に対応させた上限ラウンドの振分け率は、15ラウンドが10%、2ラウンドが90%としており、2R小当たりの出現率を15R大当たりの出現率よりも相当程度高く設定している。又、遊技プログラムには、確変下で内部抽選での当選が所定の上限回数例えば4回について連続したとき、すなわち初回の当選から数えて5回目の当選があったとき、上限にかかる5回目の当選に基づいて、2R小当たりではなく、15R大当たりを限定的に出現させる高出玉当たり限定手段Xを構築している。
第1周辺制御部SC1のROMに格納する演出プログラムには、次の1)〜4)の各手段を構築している。
1)第1演出手段Y1
該第1演出手段Y1は、非確変下における2R小当たりに対応した当選に基づいて、演出装置70に、ストーリー性のある連続演出例としてカーレース演出の序盤シーンにあたるスタートシーンを含む第1演出を出現させる。第1演出では、スタートシーンの後、継続シーンである走行シーンをつなげた動画が展開される。
2)第2演出手段Y2
該第2演出手段Y2は、2R小当たり後の確変下で連続する各2R小当たりに対応した当選に基づいて、演出装置70に、カーレース演出の中盤シーンにあたるチェックポイントシーンを含む第2演出を出現させる。第2演出では、チェックポイントシーンの後、継続シーンである走行シーンをつなげた動画が展開される。この走行シーンは、チェックポイントの通過の前後で背景が異なるものとしており、チェックポイントの通過毎に1ランクステップアップした背景が表示される。
3)第3演出手段Y3
該第3演出手段Y3は、2R小当たり後の15R大当たりに対応した当選に基づいて、演出装置70に、カーレース演出の終盤シーンにあたるゴールシーンを含む第3演出を出現させる。2R小当たり後の15R大当たりには、高出玉当たり限定手段Xの作動による15R大当たりと、当たり種別抽選で15ラウンド側に振り分けられた自力獲得にかかる15R大当たりとを含む。第3演出では、ゴールシーンに引き続き、勝利に対する祝福シーンが展開される。
4)第4演出手段Y4
該第4演出手段Y4は、2R小当たり後の内部抽選で非当選の外れが判定されたとき、演出装置70に、カーレース演出に関連した不利なシーンにあたる、例えば、追い越されシーンやエンジントラブルシーン等を含む第4演出を出現させる。第4演出では、その不利なシーンの後、元の走行シーンに復帰する動画が展開される。
図3に示すように、主制御部MCでの始動入賞処理では、始動入賞があると(Sa)、保留球が最大の4個に達していない場合(Sb)、保留球をプラス1して(Sc)、内部抽選用乱数及び当たり種別抽選用乱数を各一つ取得して(Sd)、RAMの始動入賞記憶エリアに記憶する(Se)。
図4に示すように、主制御部MCでの特別図柄関連処理では、演出装置70上で図柄変動を開始することができ(S1)、且つ、始動入賞記憶エリアに取得した乱数値の記憶がある場合(S2)、最先の始動入賞時に取得した未処理の乱数値をRAMから読み出して(S3)、保留球を一つ減らし(S4)、内部抽選による当選の有無及び当たり種別抽選による上限ラウンドを判定する(S5)。この判定により、15R大当たり、2R小当たり、外れの何れかが前段で確定する。尚、内部抽選で非当選の外れの場合、当たり種別抽選用乱数の判定は無視される。
次に、停止図柄決定用乱数による抽選処理により当たり種別又は外れに応じて停止図柄を決定し(S6)、現在の遊技状態が非確変の通常遊技状態か否かを判定する(S7)。通常遊技状態で2R小当たりでない場合(S8)、15R大当たりか外れかに応じて演出装置70での結果導出演出時に出現させる通常の変動パターンを決定し(S9)、サブ側に通常変動パターン対応のコマンドを送信する(S10)。
ステップS8で2R小当たりが判定されると、確変残り回数に所定上限例えば4を代入し(S11)、サブ側に2R小当たりによる確変突入に対応させて演出装置70に第1演出を出現させる特別第1コマンドを送信する(S12)。ステップS7で現在の遊技状態が既に確変であると判定された場合、2R小当たりのときは(S13)、確変残り回数をマイナス1し(S14)、確変残り回数が0にならない限り(S15)、サブ側に2R小当たりによる確変連続に対応させて演出装置70に第2演出を出現させる特別第2コマンドを送信する(S16)。
ステップS15で確変残り回数が0、すなわち、2R小当たりにより確変に突入した後に確変下で2R小当たりが4回連続し、最初から数えて5回目の2R小当たりの当選が判定されたとき、高出玉当たり限定手段Xの処理として2R小当たりを15R大当たりに変更し(S17)、サブ側に15R大当たりに対応させて演出装置70に第3演出を出現させる特別第3コマンドを送信する(S18)。
ステップS13で2R小当たりでない判定がされ、15R大当たりの当選が判定されると(S19)、確変残り回数を0とした後(S20)、ステップS18の第3演出処理につなげる。ステップS19で15R大当たりでもない外れが判定された場合、サブ側に確変中の外れに対応させて演出装置70に第4演出を出現させる特別第4コマンドを送信する(S21)。サブ側への各コマンド送信後は、タイマー管理下で図柄変動待ち処理を経る(S22)。
図5に示すように、第1周辺制御部SC1での演出処理では、主制御部MCからコマンドを受信すると(T1)、通常コマンドの場合は、対応する通常変動パターンの動画を演出装置70に展開させながら、演出図柄L,C,Rを変動させ、非確変時に当選した15R大当たり又は非確変時の外れを導出する(T2)。
主制御部MCからのコマンドが特別第1コマンドの場合(T3)、第1演出手段Y1の処理として、カーレース演出の序盤シーンにあたるスタートシーンとこれに継続させる走行シーンの演出データを読み出して(T4)、演出装置70に、全演出図柄L,C,Rの高速変動後、左右図柄L,Rが例えば「2」で揃うリーチへの発展経緯と共にスタートシーンの動画を展開し(T5)、リーチ後に通常サーキットコースとした背景1をバックとした走行シーンの動画を展開し(T6)、中図柄Cを「2」で停止させて222の偶数ゾロ目を出し、2R小当たりの当選を導出する。併せて、演出装置70の左隅に確変1回目を示す星印一つを表示する。
図6に示すように、主制御部MCからのコマンドが特別第2コマンドの場合(T7)、第2演出手段Y2の処理として、カーレース演出の中盤シーンにあたるチェックポイントシーンとこれに継続させる走行シーンの演出データを読み出して(T8)、演出装置70に、全演出図柄L,C,Rの高速変動後、左右図柄L,Rが例えば「4」で揃うリーチへの発展経緯と共にチェックポイントシーンの動画を展開し(T9)、リーチ後にサーキットコースのバックに夕焼け又は月若しくは星を重ねた背景2又は3若しくは4をバックとした走行シーンの動画を展開し(T10)、中図柄Cを「4」で停止させて444の偶数ゾロ目を出し、2R小当たりの当選を導出する。
夕焼けを重ねた背景2は、背景1の確変1回目下での2回目の2R小当たり、月を重ねた背景3は、背景2の確変2回目下での3回目の2R小当たり、星を重ねた背景4は、背景3の確変3回目下での4回目の2R小当たりに各対応する。演出装置70の左隅には確変何回目かに対応した数の星印が表示される。
図7に示すように、主制御部MCからのコマンドが特別第3コマンドでもない特別第4コマンドの場合(T11)、第4演出手段Y4の処理として、カーレース演出の不利益シーンである追い越されシーンとこれに継続させる元の走行シーンの演出データを読み出して(T12)、演出装置70に、演出図柄L,C,Rの変動中に追い越されシーンの動画を展開した後(T13)、元の走行シーンの動画を展開し(T14)、外れを導出する。
図8に示すように、主制御部MCからのコマンドが特別第3コマンドの場合、第3演出手段Y3の処理として、カーレース演出の終盤シーンにあたるゴールシーンとこれにつなげる勝利への祝福シーンの演出データを読み出して(T15)、演出装置70に、高速変動及びリーチを経て全図柄L,C,Rを例えば「8」で仮停止させるのに伴い、ゴールシーンの動画を展開する(T16)。続いて、全図柄L,C,Rの再変動と共に、星印5つと「You are winner!!」を表示させる勝利への祝福シーンの動画を展開し(T17)、全図柄L,C,Rを例えば「7」で停止させて777の奇数ゾロ目を出し、15R大当たりの当選を導出する。
図9に示すように、一般的な遊技例として非確変の通常遊技状態から遊技をスタートした場合、1/200の低い当選確率下で1回目の当選があると、90%が2R小当たり、10%が15R大当たりとなる。多くは2R小当たりとなり、確変に突入し、1/40の高い当選確率となる。2回目、3回目、4回目の当選も、90%が2R小当たり、10%が15R大当たりとなる。
2R小当たりばかりが4回続いても、最初から数えて5回目は必ず15R大当たりとなる。もちろん、5回目までに15R大当たりとなる場合もある。従って、遊技を続けるほど期待度が向上する。15R大当たり後は、通常の当選確率に戻るが、100回の図柄変動について時短が付帯され、2R小当たりによる確変への昇格又は15R大当たりの引き戻しも期待できる。
図10に示すように、2R小当たりに、15R大当たり後にする時短と同仕様の時短を回数制限なく次の当選まで継続させる時短有りのものと、このような時短のない時短無しのものとの2種類設け、当たり種別抽選用乱数による振り分けにより、時短無しの2R小当たりを70%、時短有りの2R小当たりを20%、15R大当たりを10%出現させるようにしてもよい。この場合、時短有りの2R小当たり時は、カーレース演出において、車を加速させて走行速度を高めたり、サーキットをハイウェイにしたりする変更演出を出現させ、遊技者により有利な状況にあることを報知させるようにする。
カーレース演出に代え、1回目の2R小当たりで小学生シーン、連続する2回目の2R小当たりで中学生シーン、同3回目の2R小当たりで高校生シーン、同4回目の2R小当たりで大学生シーン、5回目までの15R大当たりで結婚シーン等と主人公の成長と共に発展するドラマ風演出とし、不利益シーンとして失恋やテストで0点をとった場面等を出現させるものとしてもよい。時短有りの2R小当たりを含む場合、海外留学や背景の変更等を伴うものとしてもよい。
又、低出玉当たりとして、ほとんど出玉を期待できない上記2R小当たりに代え、多少出玉があるものとしてももちろん良い。この場合、低出玉当たりに対する遊技者の喜びを一層高め得る。
本発明遊技機の一例であるパチンコ遊技機の正面図。 制御装置のブロック図。 主制御部での始動入賞処理フローチャート。 主制御部での特別図柄関連処理フローチャート。 周辺制御部での演出処理フロー第1パート。 周辺制御部での演出処理フロー第2パート。 周辺制御部での演出処理フロー第3パート。 周辺制御部での演出処理フロー第4パート。 遊技の流れを示す概略フロー。 時短付きを含む場合の遊技の流れを示す概略フロー。
符号の説明
2;遊技盤、8;始動口8、80;電動チューリップ、GT;ゲート
70;演出装置
CN;制御装置、MC;主制御部、SC1;第1周辺制御部、SC2;第2周辺制御部
X;高出玉当たり限定手段
Y1;第1演出手段、Y2;第2演出手段、Y3;第3演出手段、Y4;第4演出手段

Claims (4)

  1. 内部抽選での当選を条件に成立する特別役に、高出玉を期待できるが前記内部抽選の当選確率を高めた確率変動に突入せず且つ確率変動中なら該確率変動を解除し、通常の低い当選確率にする高出玉当たりと高出玉は期待できないが前記内部抽選の当選確率を高めた確率変動に突入させる低出玉当たりとを含み、前記内部抽選の結果を背景に演出図柄の図柄変動を重ねた所定の演出を経て導出する演出装置及びその制御装置を備えた遊技機において、
    前記制御装置は、
    多くは前記低出玉当たりに振分けられて該低出玉当たりへの振分けが続くように前記低出玉当たりの振分率を前記高出玉当たりの振分率よりも高くすることにより、前記低出玉当たりの出現率を前記高出玉当たりの出現率よりも相当程度高く設定していると共に、
    確率変動下で前記内部抽選での当選を条件に成立する特別役が前記低出玉当たりとなるのが所定の上限回数について連続したとき、上限にかかる当選に基づいて前記高出玉当たりを限定的に出現させる高出玉当たり限定手段と、
    非確率変動下における前記低出玉当たりに対応した当選に基づいて該当選を導出する図柄変動演出時、前記演出装置にストーリー性のある連続演出の序盤シーンを含む第1演出を出現させる第1演出手段と、
    確率変動下における前記低出玉当たり後の連続した前記低出玉当たりに対応した当選に基づいて該当選を導出する図柄変動演出時、前記演出装置に前記連続演出の中盤シーンを含む第2演出を出現させる第2演出手段と、
    確率変動下における前記低出玉当たり後の前記高出玉当たりに対応した当選に基づいて該当選を導出する図柄変動演出時、前記演出装置に前記連続演出の終盤シーンを含む第3演出を出現させる第3演出手段とを含むことを特徴とする遊技機。
  2. 前記制御装置は、前記低出玉当たり後の前記内部抽選で非当選の判定がされたとき、前記演出装置に前記連続演出に関連した不利なシーンを含む第4演出を出現させる第4演出手段を含む請求項1記載の遊技機。
  3. 遊技盤に、前記内部抽選に用いる内部抽選用乱数を入賞により取得するための電動チューリップで構成する始動口と、前記電動チューリップを当選時に開く普通図柄抽選に用いる普通図柄抽選用乱数を球通過により取得するためのゲートとを備え、
    前記高出玉当たりは、該高出玉当たりによる高出玉を期待できる大当たり遊技後、前記普通図柄抽選での当選確率を通常時よりも高めると共に前記普通図柄抽選での当選時に開く前記電動チューリップの開時間を通常時より長くする時短に突入させる仕様をもつ請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 前記演出装置に、前記内部抽選での当選を条件に成立する特別役が前記低出玉当たりとなることによる確率変動が何回目であるかに対応した数の表示を行うこととしている請求項1又は2若しくは3記載の遊技機。
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