JP2006305165A - 弾球遊技機 - Google Patents

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賢 風見
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Abstract

【課題】遊技者に、普通図柄抽選から特別図柄抽選につながる遊技の流れを視覚上の斬新さ・面白さを付与しつつ強く印象づけさせ、大当たりを期待する遊技興趣を高める。
【解決手段】画像の表示と背後の透視とを可能にした前方演出要素Dと、その背後に配置する駆動部による実動作を可能にした後方演出要素Bとを含む演出装置70を設ける。普通図柄抽選の結果を導出する時は、前方演出要素Dによる画像主体の演出場面に制御し、特別図柄抽選の結果を導出する時は、後方演出要素Bによる実動作主体の演出場面に制御する。普通図柄の当りで特別図柄の始動口を開き、普通図柄の当りから特別図柄変動に発展すると、同じ目線高さであるも奥行き方向に異質な視覚刺激を遊技者に付与する。
【選択図】図7

Description

本発明は、主に、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律、略して風営法第2条第1項第7号のぱちんこ屋や同第8号の店舗等の営業に供されるパチンコ機等の弾球遊技機、これらを一般ユーザ向け仕様にした新・中古品等に関する。
この種の弾球遊技機は、特許文献1記載のように、遊技盤に、普通図柄抽選を起動する球通過ゲートから成る第1始動口、特別図柄抽選を起動し且つ普通図柄抽選の当選を条件に開くチューリップ式普通電動役物を付帯させた第2始動口、特別図柄抽選の当選を条件に開く大入賞口、普通図柄及び特別図柄を各変動させる各個別表示器又は共用表示器から成る演出装置を備え、先ず普通図柄で当りを得て普通電動役物の開動作により第2始動口への入球を容易にし、次に第2始動口への入球により特別図柄抽選の機会を得て大当たりを期待する2段階の遊技性を打ち出し、とかく印象の薄い普通図柄の注目度を高めて、普通図柄の当りが大当たりに関与することを明確にする工夫が提案されている。
特開2003−245433号公報
しかし、上記のものでは、普通図柄の変動と特別図柄の変動とが関連付けされてつながるが、それぞれの変動が各個別表示器上あるいは共用表示器の異なる表示領域上において独立してされるに過ぎないため、視覚演出上の密接な一体性・連続性を遊技者に強く印象付けることはできない。このため、せっかくの2段階の遊技性が活かされず、視覚上の斬新さも面白味も十分に喚起することはできない。
本発明では、遊技者に、普通図柄抽選に代表される第1抽選から特別図柄抽選に代表される第2抽選につながる一連の遊技の流れを視覚上の斬新さ・面白さを付与しつつ強く印象づけさせ、大当たりを期待する一連の遊技の興趣を十分に高め得る弾球遊技機を提供することを課題とする。
請求項1記載の発明は、図1に例示するように、遊技盤2に、第1抽選を起動する第1始動口81と、第2抽選を起動し且つ前記第1抽選の当選を条件に入口を拡大又は開く役物820を付帯させた第2始動口82と、前記第2抽選の当選を条件に入口を拡大又は開く大入賞口9と、遊技者利益に関連する情報を表示する演出装置70とを備える。役物とは、入賞を容易にするための特別の装置をいう。又、第1,第2始動口81,82は、入球を遊技盤2の裏に回す入賞口の他、入球を再び遊技盤2に放つ球通過ゲートを含む。
この前提下、図2,3に例示するように、前記演出装置70は、画像の表示と背後の透視とを可能にした前方演出要素Dと、その背後に配置され、駆動部による実動作を可能にした後方演出要素Bとを含む。又、前記第1抽選の結果を導出する時は、図6,7に例示するように前記演出装置70を前記前方演出要素Dによる画像主体の演出場面に制御し、前記第2抽選の結果を導出する時は、図9に例示するように前記演出装置70を前記後方演出要素Bによる実動作主体の演出場面に制御する演出制御手段Xを有する制御装置CN(図5)を設けた。画像主体の演出場面は、後方演出要素Bが一部見えることを許容する。実動作主体の演出場面は、前方演出要素Dに一部画像が表示されることを許容する。
請求項2記載の発明は、図7に例示するように、前記第1抽選の結果を、前記前方演出要素Dによる画像主体の演出場面上に一部設ける透視部DZに臨ませた前記後方演出要素Bの一部の実動作を用いて導出させる仕様にしている。
請求項3記載の発明は、前記制御装置CNに、図9に例示するように前記第2抽選の結果を導出する時の前記後方演出要素Bによる実動作主体の演出に遊技者操作を介入させる遊技者操作介入手段Y(図5)を設けた。
請求項4記載の発明は、前記後方演出要素Bは、図3,4に例示するように、種々の図柄を可変表示させる複数本のリールBL,BC,BRを有し、前記遊技者操作介入手段Yは、図1,9に例示するように、前記各リールBL,BC,BRに対応した複数個のストップボタン3L,3C,3Rの入力を受付けて前記各リールBL,BC,BRを個別に停止させる仕様をもつ。
請求項5記載の発明は、前記演出制御手段Xは、図8に例示するように、前記第2始動口82への遊技球の入球に基づいて、前記前方演出要素Dによる画像主体の演出場面上に、前記後方演出要素Bによる実動作主体の演出場面に移行することをアピールする移行演出APを出現させる仕様にしている。
請求項1記載の発明によれば、第1始動口への入球により第1抽選が起動され、この第1抽選の結果を導出する時には、演出装置は前方演出要素による画像主体の演出場面に制御される。第1抽選の当選を条件として役物により第2始動口の入口が拡大又は開かれる。この第2始動口への入球により第2抽選が起動され、第2抽選の結果を導出する時には、演出装置は後方演出要素による実動作主体の演出場面に制御される。第1抽選の起動から、その当選を経て第2抽選の起動に発展すると、演出装置は前方演出要素による画像主体の演出場面から後方演出要素による実動作主体の演出場面に変わり、同じ目線高さであるも奥行き方向に異質な視覚刺激を遊技者に付与できる。このため、第1抽選から第2抽選につながる2段階の遊技の流れを視覚上の斬新さ・面白さを付与しつつ遊技者に強く印象づけることができ、大入賞口の開放を期待する一連の遊技の興趣を十分に高め得る。
請求項2記載の発明によれば、第1抽選の結果を導出するときに、後に発展が期待される第2抽選での演出が透視部を介して一部見ることができ、第1抽選と第2抽選との関連性をより密接に遊技者に印象付けることができる。このため、第1抽選の段階から興味深く演出装置に注目でき、一連の遊技の興趣を効果的に高め得る。
請求項3記載の発明によれば、第2抽選に発展すると、後方演出要素による実動作主体の演出に遊技者操作を介入できるため、遊技者は自ら遊技に積極的に参加している感覚が得られ、一層の面白味を付与できる。
請求項4記載の発明によれば、第2抽選に発展すると、所謂パチスロ(パチンコ型スロットマシン)の遊技感覚で遊技を進めることができ、パチンコとパチスロが融合した遊技を楽しむことができる。
請求項5記載の発明によれば、第1抽選から第2抽選に発展することが移行演出にてアピールされるため、第2抽選で当りを引く期待感を効果的に盛り上げることができると共に、2段階の遊技の流れを遊技者に一層強く印象付けることができる。
図1は本発明を適用するパチンコ遊技機1を示し、遊技枠10に本体11を開扉可能に支持している。本体11の前面上部には、丸窓12にガラス13を嵌めたフロント扉14を有し、その内方に遊技盤2を備える。フロント扉14の下部には、貸球及び賞球を受ける上皿31、内方で溢れた球を受ける下皿32、遊技盤2に球を打出す発射ハンドル4、効果音等を出音する左右スピーカ51,52を備える。上皿31には、遊技中に遊技者操作を関与させる左・中・右計3つのストップボタン3L,3C,3Rを備える。フロント扉14には、装飾や各種状態表示に用いるランプ類61〜65を備える。
遊技盤2には、次の1)〜5)の遊技部品を備える。
1)センターユニット7
このユニット7は、飾り枠71の中央部に、遊技者利益に関連する情報である普通図柄抽選及び特別図柄抽選の結果を所定の図柄変動を経て導出する表示上の演出装置70を具備する。この演出装置70は、画像の表示と背後の透視とを併用可能とした前方演出要素Dを含む。この前方演出要素Dは、画像を表示させる液晶表示部DLと、背後を透視又は非透視とする液晶シャッタ部DSとを積層して成る。
2)第1始動口81
入球一個につき、所定数例えば3個の賞球を払出すと共に、第1抽選たる普通図柄抽選及びその図柄変動を起動する。普通図柄抽選では、例えば0〜9の範囲内で高速更新する普通図柄抽選用乱数庫から一つの乱数値を取得して後述の主制御部MCのRAMに記憶し、取得した乱数値が例えば奇数なら当選としている。図柄変動を経て普通図柄抽選の当選が導出されると、チューリップ式普通電動役物820のチューリップ花弁82a,82bを所定仕様例えば最大1秒か概ね1個の入賞を限度に開く。尚、普通電動役物とは大入賞口以外の入賞口の入口を拡大等するものであり、大入賞口の入口を拡大等する特別電動役物と区別される概念である。普通図柄とは普通電動役物の作動可否を決する図柄をいい、特別電動役物の作動可否を決する特別図柄と区別される概念である。
3)第2始動口82
入球一個につき、所定数例えば5個の賞球を払出すと共に、所謂大当たりの可否を決する第2抽選たる特別図柄抽選及びその図柄変動を起動する。特別図柄抽選では、例えば0〜199の範囲内で高速更新する特別図柄抽選用乱数庫から一つの乱数値を取得して後述の主制御部MCのRAMに記憶し、取得した乱数値が当選数値の例えば7に一致していると当選すなわち大当たりとしている。入口に付帯させた普通電動役物820のチューリップ花弁82a,82bが閉じた状態では第1始動口81の底部により入口が閉鎖され、入球は阻止される。普通図柄抽選での当選を条件としてチューリップ花弁82a,82bが開かれると、初めて入球が許される。
4)特別電動役物に係る大入賞口9
特別図柄変動を経て大当たりが導出されると、手前に大きく開放し、入賞を著しく容易にする。1個の入賞につき所定数例えば13個の賞球を払出す。最大例えば30秒の1ラウンドの開放につき、最大例えば10個の入賞を許容し、その間に大入賞口9内に設ける特定領域Vに球の通過があると、役物を連続して作動させる役物連続作動装置の作動が継続し、1ラウンドの終了により大入賞口9を一旦閉じた後、所定インターバルを経て再度大入賞口9を開く。一回の大当たりでは例えば15ラウンドを上限に継続し、約1800個の出玉が得られる。
5)その他
略円形の遊技領域200を区画し且つ発射ハンドル4により打出す球を導くレール20、球戻り防止片21、球止め22、入賞1個につき所定数例えば10個の賞球を払出す一般入賞口23〜26、左右の盤面サイドランプ27a,27b、4つの風車28a〜28d、入賞を逃した球を排出するアウト口29を備える。図示は適宜省略したが遊技領域200には独特のゲージに従い、もっと多数の遊技釘Pが打たれている。尚、第1始動口81は球通過ゲートで構成してもよい。又、第2始動口82の入口の閉鎖に第1始動口81の底部を障壁に用いたが、遊技釘Pを用いてもよい。更に、第2始動口82の入口は閉鎖型でなく、たまに直接入球を許すものとしてもよい。
図2に示すように、前方演出要素Dの一の構成部品である液晶表示部DLは、前方から上部偏光板a、カラーフィルタb、上部電極c、液晶d、下部電極e、下部偏光板f、導光板gを積層して成る。尚、上部偏光板aと下部偏光板fとは90度偏光仕様である。前方演出要素Dの他の構成部品である液晶シャッタ部DSは、前方から上部電極h、ポリマー液晶i、下部電極jを積層して成る。
液晶表示部DLの印加電圧を例えば3ボルト、液晶シャッタ部DSの印加電圧を例えば1ボルトとすることにより鮮明な表示モードとなり、遊技盤2の前方から見て、液晶表示部DLに映し出す表示画像を最もはっきりと視認でき、背後の視認は困難となる。一方、液晶表示部DLの印加電圧を例えば1ボルト、液晶シャッタ部DSの印加電圧を例えば3ボルトとすることによりクリアな透視モードとなり、遊技盤2の前方から見て、背後が最もはっきりと視認できる。中間の印加電圧により画像表示と背後の透視との併用が可能となる。
図3に示すように、前方演出要素Dの後方には、左リールBL・中リールBC・右リールBRから成る後方演出要素Bを配置している。各リールBL,BC,BRは各ステッピングモータMにより回転駆動され、それぞれのリールインデックスEをインデックスセンサUで検出しながら供給パルスを制御することにより、所定の回転位置で個別に停止が可能である。各リールBL〜BRは、爪嵌合部74,75にて嵌合する分割ハウジング72,73に内装している。
図4に示すように、各リールBL,BC,BRの帯外周には、「赤7」「爆弾」「BAR」「エンブレム」「チェリー」の計5種の図柄が独特の配列に従って14個ずつ描かれている。各リール帯の上端と下端は輪状に結ばれる。
図5は、以上の遊技を制御する制御装置CNを示す。CPU、ROM、RAMを各備える主制御部MC、第1及び第2副制御部SC1,2を備える。主制御部MCには、第1始動口81の入球スイッチS1、第2始動口82の入球スイッチS2、大入賞口9の入球カウントスイッチC1、特定領域Vの球通過スイッチC2、一般入賞口23〜26の入球スイッチJ等を入力させている。第1副制御部SC1には、リールBL,BC,BRの各インデックスセンサU、ストップボタン3L,3C,3Rを入力させている。
主制御部MCから副制御部SC1,SC2側へは、普通図柄抽選及び特別図柄抽選等の主制御部MCでの重要決定事項に基づいて生成したコマンドを一方通行的に送信指令しており、副制御部SC1,SC2では、主制御部MCから送信されるコマンドに従った演出制御を受け持っている。主制御部MCでは、送信コマンドで特定される演出時間の経過をタイマ管理し、図柄変動の終了等を擬制認知している。又、副制御部SC1,2相互間は、必要に応じて双方向のデータ送受信を可能にしている。
主制御部MCからは、大入賞口9の開閉用ソレノイドSL1、チューリップ花弁82a,82bの開閉用ソレノイドSL2を制御している。第1副制御部SC1からは、前方演出要素Dの液晶表示部DL及び液晶シャッタ部DS、後方演出要素Bの各リールBL,BC,BRのステッピングモータMを制御している。第2副制御部SC2からは、スピーカ51,52及びランプ類61〜65を制御している。
主制御部MCのCPU,ROM,RAMにより、普通図柄抽選の結果を導出する時は演出装置70を前方演出要素Dによる画像主体の演出場面に制御し、特別図柄抽選の結果を導出する時は演出装置70を後方演出要素Bによる実動作主体の演出場面に制御する演出制御手段Xの監視指令部X1を構築している。この監視指令部X1では、各始動口81,82の入球スイッチS1,S2に基づく普通図柄抽選用又は特別図柄抽選用の各乱数値の取得及び記憶、その当否に応じたコマンドの生成及び副制御部SC1,2側への送信、演出時間経過のタイマ管理を担う。
第1副制御部SC1のCPU,ROM,RAMにより、前記演出制御手段Xの出力制御部X2を構築していると共に、特別図柄抽選の結果を導出する時の後方演出要素Bによる実動作主体の演出に遊技者操作を介入させる遊技者操作介入手段Yを構築している。出力制御部X2では、前方演出要素Dの液晶表示部DL及び液晶シャッタ部DSの印加電圧制御並びに液晶表示部DLの動画・静止画の画像出力制御を担うと共に、後方演出要素Bの各リールBL,BC,BRの回転及び停止制御を担う。遊技者操作介入手段Yは、ストップボタン3L,3C,3Rの入力を受付けて対応するリールBL,BC,BRを所定位置にて個別に停止させる停止位置決定処理を担う。
図6は、第1始動口81への入球に基づく普通図柄変動時の前方演出要素Dによる画像主体の演出場面例を示す。液晶表示部DL全域の印加電圧は3ボルト、液晶シャッタ部DS全域の印加電圧は1ボルトとした鮮明な表示モード下、後方演出要素Bを隠し、液晶表示部DL上に、キャラクタKや「神様」「大仏」「スカ」等の文字を並べた模擬リールRを動画表示させる。模擬リールRの変動開始から所定時間例えば5〜30秒経過後、普通図柄当選時は、中央に例えば「大仏」を停止させて当選を明示し、外れ時は「スカ」を停止させて外れを明示する。尚、「神様」の中央停止により、キャラクタKの動きと組合わせたミニゲームに発展させ、この後に当選又は外れを明示してもよい。又、このミニゲームにストップボタン3L〜3Rを関与させ、遊技者参加型の仕様にしてもよい。
図7は、前方演出要素Dによる画像主体の演出場面の変形例を示す。前方演出要素Dの一部に矩形小窓から成る透視部DZを設け、後方演出要素Bの左リールBLを臨ませている。透視部DZに対応した部分では、液晶表示部DLの印加電圧は1ボルト、液晶シャッタ部DSの印加電圧は3ボルトの透視モードである。その他の広範囲な部分は、液晶表示部DLの印加電圧は3ボルト、液晶シャッタ部DSの印加電圧は1ボルトの表示モードであり、キャラクタK等の動画を表示させている。第1始動口81への入球に基づいて左リールBLが回転し、この実際の回転が透視部DZを介して視認できる。左リールBLの回転開始から所定時間例えば5〜30秒経過後、普通図柄当選時は、透視部DZに例えば「赤7」の3連並びを停止させて当選を明示し、外れ時はその3連並び以外を停止させて外れを明示する。この当選又は外れの明示に、キャラクタK等による動画演出を併用してもよい。
図8に示すように、普通図柄当選に基づくチューリップ花弁82a,82bの開放で開かれた第2始動口82に入球があると、表示モード下における前方演出要素Dによる画像主体の演出場面上に、例えば扉が観音開きする様子を「ご開帳」等の文言と伴に動画表示し、後方演出要素Bによる実動作主体の演出場面に移行することをアピールする移行演出APを出現させる。
図9は、第2始動口82への入球に基づく特別図柄変動時の後方演出要素Bによる実動作主体の演出場面例を示す。前方演出要素Dは、枠状の表示モード領域DFを残して、リール窓相当部分DWの液晶表示部DLの印加電圧を1ボルト、同部分の液晶シャッタ部DSの印加電圧を3ボルトとしたクリアな透視モードとする。全リールBL,BC,BRに対する視界が開かれて全リールの実際の回転が視認できる。併せて、表示モード領域DFにストップボタン3L,3C,3Rでリールの回転を個別停止すべきことを促すメッセージを表示させる。
左ストップボタン3Lは左リールBLに、中ストップボタン3Cは中リールBCに、右ストップボタン3Rは右リールBRに対応する。ストップ操作から例えば最大4コマの所定コマ滑りを許容しつつ特別図柄抽選の結果に整合する停止位置が前記遊技者操作介入手段Yにより決定され、特別図柄抽選での当選時すなわち大当たり時は、中央ラインB1、上下ラインB2,B2、対角ラインB3,B3何れか一ラインに例えば「赤7」の三つ揃いの成立が許され、外れ時はその成立が強制回避される。尚、大当たりの当選時でもストップボタン3L〜3Rの押すタイミングや押す順番が悪く所謂目押しに失敗すると、図柄の三つ揃いを自力で得られない場合が生じるが、この場合、当該特別図柄の変動演出後半にて、再変動等により自動的に三つ揃いを導出させる補填がされる。この種の補填は、前方演出要素Dを表示モードに復帰させた上で動画演出にて行ってもよい。
図9中、DRは、後方演出要素Bによる実動作主体の演出場面で第1始動口81への入球に基づく普通図柄抽選の当否を丸バツで簡易に表示させる普通図柄表示部である。又、SDは、風営法関連法規で定義するところの特別図柄表示装置であり、この特別図柄表示装置SDの変動及び停止態様と、後方演出要素Bにおける各リールBL,BC,BRの変動及び停止態様とは整合性が担保されている。更に、H1〜H4は、第2始動口82への先の入賞に基づく特別図柄の変動が終わらないうちに新たに第2始動口82に入賞が生じた場合に、最大4個を上限に取得した乱数値を記憶保存した旨を明示する保留球表示部である。尚、第1始動口81の入球に基づく普通図柄抽選に対しても、同様な保留球による乱数値の記憶保存を明示する表示部を設けてもよい。
本発明弾球遊技機の一例であるパチンコ遊技機の正面図。 前方演出要素の積層構造を示す分解斜視図。 後方演出要素を含めた演出装置の分解斜視図。 後方演出要素のリール帯の展開図。 制御装置のブロック図。 前方演出要素による画像主体の演出場面を示す第1実施例の要部正面図。 前方演出要素による画像主体の演出場面を示す第2実施例の要部正面図。 移行演出例を示す要部正面図。 後方演出要素による実動作主体の演出場面例を示す要部正面図。
符号の説明
81;第1始動口、82;第2始動口
820;チューリップ式普通電動役物、9;大入賞口
70;演出装置、D;前方演出要素、B;後方演出要素
CN;制御装置、MC;主制御部、SC1;第1副制御部
X;演出制御手段、Y;遊技者操作介入手段
BL,BC,BR;リール、3L,3C,3R;ストップボタン

Claims (5)

  1. 遊技盤に、第1抽選を起動する第1始動口と、第2抽選を起動し且つ前記第1抽選の当選を条件に入口を拡大又は開く役物を付帯させた第2始動口と、前記第2抽選の当選を条件に入口を拡大又は開く大入賞口と、遊技者利益に関連する情報を表示する演出装置とを備える弾球遊技機において、
    前記演出装置は、画像の表示と背後の透視とを可能にした前方演出要素と、その背後に配置され、駆動部による実動作を可能にした後方演出要素とを含み、
    前記第1抽選の結果を導出する時は前記演出装置を前記前方演出要素による画像主体の演出場面に制御し、前記第2抽選の結果を導出する時は前記演出装置を前記後方演出要素による実動作主体の演出場面に制御する演出制御手段を有する制御装置を設けたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記第1抽選の結果を、前記前方演出要素による画像主体の演出場面上に一部設ける透視部に臨ませた前記後方演出要素の一部の実動作を用いて導出させる仕様にしている請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 前記制御装置に、前記第2抽選の結果を導出する時の前記後方演出要素による実動作主体の演出に遊技者操作を介入させる遊技者操作介入手段を設けた請求項1又は2記載の弾球遊技機。
  4. 前記後方演出要素は、種々の図柄を可変表示させる複数本のリールを有し、前記遊技者操作介入手段は、前記各リールに対応した複数個のストップボタンの入力を受付けて前記各リールを個別に停止させる仕様をもつ請求項3記載の弾球遊技機。
  5. 前記演出制御手段は、前記第2始動口への遊技球の入球に基づいて、前記前方演出要素による画像主体の演出場面上に、前記後方演出要素による実動作主体の演出場面に移行することをアピールする移行演出を出現させる仕様にしている請求項1〜4何れか一記載の弾球遊技機。
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