JP2007117410A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】見る方向や角度によって異なる情報を伝達することができるようにする。
【解決手段】回転変動する複数のリール3L,3C,3Rの表面に記された図柄94は、レンチキュラー技術により、見る方向や角度によって表示される図柄が異なる。同様に、キャビネット2に設けられた表示パネル100の絵柄100aは、レンチキュラー技術により、見る方向や角度によって表示される絵柄が異なる。更に、デュアルビュー液晶からなる液晶表示装置5を備え、下方から視認可能な演出画像201と上方から視認可能な履歴情報202を同時に表示させる。
【選択図】図1
【解決手段】回転変動する複数のリール3L,3C,3Rの表面に記された図柄94は、レンチキュラー技術により、見る方向や角度によって表示される図柄が異なる。同様に、キャビネット2に設けられた表示パネル100の絵柄100aは、レンチキュラー技術により、見る方向や角度によって表示される絵柄が異なる。更に、デュアルビュー液晶からなる液晶表示装置5を備え、下方から視認可能な演出画像201と上方から視認可能な履歴情報202を同時に表示させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、リール、表示パネル、液晶表示装置のいずれかを備えたパチスロ機やパチンコ機、その他の遊技機に関する。
パチスロ機やパチンコ機等の遊技機において、特許文献1には、外装パネルやパチンコ機の盤面、リールのシンボル表示部を、見る方向や角度によって違った色彩に見えるようにすることにより、遊技者の視覚に対する刺激を高めたものが開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の遊技機は、見る方向や角度によって同一の対象物が違った色彩に見えるものであり、対象物自体が有する情報は画一的なままである。例えばリールに記されたベルの図柄は、見る方向や角度を変えても、ベルの図柄の情報を見る者に与えるだけである。
本発明の目的は、見る方向や角度によって異なる情報を伝達することが可能な遊技機を提供することである。
本発明の遊技機は、図柄を表面に有し、回転変動する複数のリールと、遊技状態に基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段と、前記複数のリールが停止し、前記図柄が前記内部当籤役に対応した停止態様を構成した場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、を備えた遊技機であって、前記図柄は、見る方向や角度によって表示される図柄が異なることを特徴とする。
上記の構成によれば、リールの表面に設けられた図柄は、見る方向や角度によって表示される図柄が異なるようにされているから、見る方向や角度によって異なる情報を伝達することができる。
また、本発明の遊技機は、遊技の開始を指令する遊技開始指令手段と、複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、前記図柄表示手段の変動表示の停止を指令する停止指令手段と、前記遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段と、前記図柄の変動表示が停止された結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、を内蔵し、表面の少なくとも一部に絵柄が表わされた表示パネルを備えた筐体を有しており、前記表示パネルに表わされた前記絵柄は、見る方向や角度によって表示される絵柄が異なることを特徴とする。
上記の構成によれば、表示パネルに表わされた絵柄は、見る方向や角度によって表示される絵柄が異なるようにされているから、見る方向や角度によって異なる情報を伝達することができる。
また、本発明の遊技機は、遊技の開始を指令する遊技開始指令手段と、複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、前記図柄表示手段の変動表示の停止を指令する停止指令手段と、前記遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段と、前記図柄の変動表示が停止された結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、画像を表示する画像表示手段と、を備えた遊技機であって、前記画像表示手段は、第1の視野角方向から視認することができる第1の画像と、前記第1の視野角方向と異なる第2の視野角方向から視認することができる第2の画像とを同時表示する液晶表示装置と、当該液晶表示装置に対して、第1の画像及び第2の画像の画像データを出力する画像処理装置とを含み、前記液晶表示装置に表示される前記画像は、前記第1の画像として前記内部当籤役又はその遊技状態に関連する演出画像を表示し、前記第2の画像として前記遊技の履歴に関連する数字又は文字情報を表示することを特徴とする。
上記の構成によれば、画像表示手段は、第1の視野角方向と第2の視野角方向とで表示される画像が異なり、見る方向によって異なる情報を伝達することができるようにされている。そして、第1の画像としての内部当籤役又はその遊技状態に関連する演出画像を、第1の視野角方向に位置する例えば遊技者に対して表示することにより、内部当籤役又はその遊技状態に関連する情報を遊技者に把握させることができるとともに、第2の画像としての遊技の履歴に関連する数字又は文字情報を、第2の視野角方向に位置する例えばホールの店員に対して表示することにより、ホールごとに定めたサービスを提供するための情報としての遊技の履歴に関連する数字又は文字情報を、ホールの店員に把握させることができる。特に、遊技の履歴に関連する数字又は文字情報は、従来、遊技機の周辺に設けられた履歴表示装置を操作しなければ見ることができず、また、遊技機が遊技中であれば見ることができなかったため、第2の画像としてホールの店員等に対して表示することによる効果は大きい。
また、本発明の遊技機において、前記液晶表示装置に表示される画像は、下方から見たときに前記第1の画像が視認可能となり、上方から見たときに前記第2の画像が視認可能となるように、前記第1の視野角方向と前記第2の視野角方向とを設定してなるものであってよい。上記の構成によれば、遊技者に下方から遊技に関連する例えば内部当籤役に応じた予兆演出画像や小役報知に関する演出画像などを視認可能な状態とし、遊技の興趣を向上させる一方、ホールの店員に上方から例えば大当たりとなった図柄の組み合わせ等の過去の遊技履歴などを視認可能な状態とすることで、ホールの店員にそのホールごとに定めたサービスを提供するための情報を、遊技中の遊技者の邪魔になることなく把握させることができるといった効果が期待できる。
本発明の実施の形態を図1ないし図9に基づいて以下に説明する。
本実施の形態にかかる遊技機は、図1に示すように、所謂『パチスロ機』であり、複数の図柄の変動表示を停止して表示される図柄に基づいて特定の入賞態様が成立するように、遊技者の操作により変動表示を停止可能に構成されている。尚、遊技機1は、コインやメダル、遊技球、トークン等の他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技するものであるが、以下の説明においては、メダルを用いるものとして説明する。
(遊技機1の機械的構成)
図1は、遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1の全体を形成しているキャビネット2の正面には、略垂直面としてのパネル表示部2aが形成され、その中央には縦長矩形の表示窓4L・4C・4Rが設けられている。表示窓4L・4C・4Rには、入賞ラインとして水平方向にトップライン8b、センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向にクロスダウンライン8a及びクロスアップライン8eが設けられている。これらの入賞ラインは、後述の1−BETボタン11、2−BETボタン12、最大BETボタン13を操作すること、或いはメダル投入口22にメダルを投入することにより、それぞれ1本、3本、5本が有効化される。どの入賞ラインが有効化されたかは、後で説明するBETランプ9a・9b・9cの点灯で表示される。
図1は、遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1の全体を形成しているキャビネット2の正面には、略垂直面としてのパネル表示部2aが形成され、その中央には縦長矩形の表示窓4L・4C・4Rが設けられている。表示窓4L・4C・4Rには、入賞ラインとして水平方向にトップライン8b、センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向にクロスダウンライン8a及びクロスアップライン8eが設けられている。これらの入賞ラインは、後述の1−BETボタン11、2−BETボタン12、最大BETボタン13を操作すること、或いはメダル投入口22にメダルを投入することにより、それぞれ1本、3本、5本が有効化される。どの入賞ラインが有効化されたかは、後で説明するBETランプ9a・9b・9cの点灯で表示される。
ここで、入賞ライン8a〜8eは、役の入賞の成否に関わる。具体的には、所定の役(例えば、後述の『上チリの小役』)に対応する一の図柄(例えば、後述の「上チリ」)が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置(例えば、後述のBET数が「3」であれば左の表示窓4L内の位置)に停止表示されること、又は所定の役に対応する図柄組み合わせを構成する図柄が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役の入賞が成立することとなる。
キャビネット2の内部には、3個のリール3L・3C・3Rが回転自在に横一列に設けられている。各リール3L・3C・3Rの外周面には、複数の図柄からなる図柄列が記されている。
図柄列は、図2に示すように、「00」〜「20」のコードナンバーが付された複数種類の図柄からなっている。具体的には、「赤7(図柄91)」、「青7(図柄92)」、「下チリ(図柄93)」、「ベル(図柄94)」、「スイカ(図柄95)」、「Replay(図柄96)」、および「上チリ(図柄97)」の図柄からなっている。各リールの図柄は、表示窓4L・4C・4Rを通して観察可能にされている。各リールは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。
上記の図柄列中における「赤7(図柄91)」、「青7(図柄92)」は、特定の入賞態様を構成するものとして設定されている。ここで、特定の入賞態様とは、後述のBBやRBのボーナスが成立する入賞態様を意味する。尚、特定の入賞態様は、ST等のボーナス以外の有利な遊技状態を開始させる入賞態様を含む。ここで、STとは、スーパータイムの略称である。
ここで、リール3L・3C・3Rに記されている図柄列を構成する各図柄には、公知のレンチキュラー技術が使用されている。即ち、図3に示すように、図柄Aを構成するスリット90aと、図柄Bを構成するスリット90bと、図柄Cを構成するスリット90cとが交互に連設されることでひとつの図柄が構成されており、これらスリットの表面には、連設された凸レンズからなるレンチキュラーシート101が設けられている。これにより、図柄を右前方から見ると図柄Aが表示され、図柄を正面から見ると図柄Bが表示され、図柄を左前方から見ると図柄Cが表示される。
上記のように各図柄が構成されることで、図4に示すように、例えば「ベル(図柄94)」を正面から見ると、ベルの絵(図柄94)のままであるが、「ベル(図柄94)」を左前方から見ると、「HANABI」の文字94Lのように見え、「ベル(図柄94)」を右前方から見ると、「GOD」の文字94Rのように見える。このように、リール3L・3C・3Rの表面に設けられた各図柄は、見る方向や角度によって表示される図柄が異なるようにされているから、見る方向や角度によって異なる情報を伝達することが可能となっている。なお、「HANABI」の文字94Lや「GOD」の文字94Rは、「ベル(図柄94)」とは無関係の情報を有しているが、「ベル(図柄94)」と関係する情報であってもよい。
図1に戻って、表示窓4L・4C・4Rの左側には、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、クレジット表示部19が設けられている。1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cは、一のゲーム(単位遊技)を行うために賭けられたメダルの数(以下『BET数』という)に応じて点灯する。ここで、本実施の形態では、一のゲームは、全てのリールが停止したときに終了する。1−BETランプ9aは、BET数が「1」で1本の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。2−BETランプ9bは、BET数が「2」で3本の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。最大BETランプ9cは、BET数が「3」で全て(5本)の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。クレジット表示部19は、7セグメントLEDから成り、貯留されているメダルの枚数を表示する。
表示窓4L・4C・4Rの右側には、当り表示ランプ(所謂WINランプ)17及び払出枚数表示部18が設けられている。当り表示ランプ17は、基本的に、BB又はRBの入賞成立が実現可能となった後、BB又はRBの入賞が成立するまでの間、点灯する。ここで、BB及びRBを総称して、以下『ボーナス』という。払出枚数表示部18は、7セグメントLEDから成り、入賞成立時のメダルの払出枚数を表示する。
パネル表示部2aの右側上部には、役物作動(ボーナス)回数表示部20が設けられている。ボーナス回数表示部20は、7セグメントLEDを備えており、後で説明するBB一般遊技状態におけるゲームの回数等を表示する。
表示窓4L・4C・4Rの上方には、液晶表示装置5が設けられている。この液晶表示装置5は、所謂デュアルビュー液晶として機能されている。
図5を用いてデュアルビュー液晶について説明すると、第1の画像としての画像Aを構成する画素203aと、第2の画像としての画像Bを構成する画素203bとが交互に表示された液晶表示パネル204の前面に、パララックスバリア(光学系分離素子)205が配置されている。パララックスバリア205は、不透明領域によって隔たれた垂直な透光性スリットを複数有するスクリーンである。液晶表示パネル204の画素203aを通過した光は、パララックスバリア2の有する透光性スリットを介して、液晶表示パネル205の表示面に対して所定の視野角である第1の視野角方向に位置する視聴者A側に到達する。また、液晶表示パネル204の画素203bを透過した光は、パララックスバリア205の有する透光性スリットを介して、液晶表示パネル204の表示面に対して所定の視野角である第2の視野角方向に位置する視聴者B側に到達する。
液晶表示パネル204に表示された画像Aは、パララックスバリア205の複数の透光性スリットによって規定された第1の視野角方向に位置する所定の領域からしか見えないようにされているとともに、液晶表示パネル204に表示された画像Bは、パララックスバリア205の複数の透光性スリットによって規定された第2の視野角方向に位置する所定の領域からしか見えないようにされている。これにより、視聴者Aは画像Aを、視聴者Bは画像Bをそれぞれ見ることができる。
上記のデュアルビュー液晶として機能される液晶表示装置5においては、第1の視野角方向に位置する所定の領域が、液晶表示装置5の下方に設定されているとともに、第2の視野角方向に位置する所定の領域が、液晶表示装置5の上方に設定されている。そして、図1に示すように、図示しない椅子に腰掛けた遊技者301が液晶表示装置5の表示画面5aに表示された画像を下方から見たときに、後述する内部当籤役又はその遊技状態に関連する第1の画像としての演出画像201を視認することができるとともに、ホールの店員302が立った状態で表示画面5aに表示された画像を上方から見たときに、遊技の履歴に関連する第2の画像としての遊技の履歴に関連する数字又は文字情報(以下、履歴情報という)202を視認することができるようにされている。即ち、液晶表示装置5に対して、椅子に腰掛けた遊技者301の目が、第1の画像としての演出画像201を視認可能な第1の視野角方向の所定の領域に位置し、立った状態のホールの店員302の目が、第2の画像としての履歴情報202を視認可能な第2の視野角方向の所定の領域に位置するように、液晶表示装置5が構成・配置されている。
第1の画像としての演出画像201は、例えば、スタートレバー6の操作を促す演出画像や、内部当籤役に応じた予兆演出画像、小役報知に関する演出画像等からなる。第2の画像としての履歴情報202は、総遊技回数、総入賞回数、BB(ビッグボーナス)、RB(レギュラーボーナス)等の項目を表わす文字情報や、各項目に係る数字等からなる。なお、履歴情報202には、大当たりとなった図柄の組み合わせに係る情報が含まれていてよい。
このように、デュアルビュー液晶として機能される液晶表示装置5は、第1の視野角方向と第2の視野角方向とで表示される画像が異なり、見る方向によって異なる情報を伝達することが可能となっている。よって、第1の画像としての演出画像201を視認した遊技者に内部当籤役又はその遊技状態に関連する情報を把握させることができるとともに、第2の画像としての履歴情報202を視認したホールの店員に、この遊技機1の遊技の履歴に関連する情報を把握させることができる。また、遊技者301が履歴情報202を見ることによって、遊技機1選びの目安とすることもできる。特に、履歴情報202は、従来、遊技機1の周辺に設けられた履歴表示装置を操作しなければ見ることができず、また、遊技機1が遊技中であれば見ることができなかったため、第2の画像として液晶表示装置5に表示されることによる効果は大きい。
また、液晶表示装置5を下方から見たときに演出画像201が視認可能となり、液晶表示装置5を上方から見たときに履歴情報202が視認可能となるように、第1の視野角方向と第2の視野角方向とが設定されているから、遊技者301に下方から演出画像201を視認させることで、遊技の興趣を向上させる一方、ホールの店員302に上方から、遊技中の遊技者301の邪魔になることなく、履歴情報202を視認させることができる。
図1に戻って、表示窓4L・4C・4Rの下方には、水平面の台座部10が配置されている。台座部10の右方には、メダル投入口22が設けられている。台座部10の左方には、1−BETボタン11、2−BETボタン12、及び最大BETボタン13が設けられている。1−BETボタン11は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚をゲームへの賭け枚数とする。2−BETボタン12は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚をゲームへの賭け枚数とする。最大BETボタン13は、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数をゲームへの賭け枚数とする。これらのBETボタン11・12・13を操作することで、前述のとおり、所定の入賞ラインが有効化される。
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者がゲームで獲得したメダルのクレジット/払出しを押しボタン操作で切替えるC/Pボタン14が設けられている。このC/Pボタン14の切り替えにより、正面下部のメダル払出ロ15からメダルが払出され、払出されたメダルはメダル受け部16に溜められる。C/Pボタン14の右側には、スタートレバー6が配置されている。スタートレバー6は、所定の角度範囲で回動自在に取り付けられており、遊技者の操作により遊技開始指令信号を出力することによって、リール3L・3C・3Rを回転させ、表示窓4L・4C・4R内での図柄の変動表示を開始させる。台座部10の前面部の中央には、3個のリール3L・3C・3Rの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L・7C・7Rが設けられている。
3個の停止ボタン7L・7C・7Rの下方には、「SLOT」の絵柄100aが表わされた表示パネル100が、キャビネット2に貼設されている。表示パネル100に表わされた絵柄100aには、リール3L・3C・3Rに記されている各図柄と同様に、公知のレンチキュラー技術が使用されている。即ち、図3に示したように、絵柄100aはスリット90aと、スリット90bと、スリット90cとが交互に連設されて構成され、絵柄100aの表面にレンチキュラーシート101が設けられている。これにより、図6に示すように、絵柄100aを正面から見ると、「SLOT」の絵柄100aのままであるが、絵柄100aを左前方から見ると、「アルゼ」の絵柄100Lのように見え、絵柄100aを右前方から見ると、「花火」の絵柄100Rのように見える。このように、表示パネル100に表わされた絵柄100aは、見る方向や角度によって表示される絵柄が異なるようにされているから、見る方向や角度によって異なる情報を伝達することが可能となっている。なお、「アルゼ」の絵柄100L及び「花火」の絵柄100Rは、「SLOT」の絵柄100aと無関係の情報を有しているが、「SLOT」の絵柄100aに関係する情報を有していてもよい。
図1に戻って、キャビネット2の上方の左右には、スピーカ21L・21Rが設けられ、その2台のスピーカ21L・21Rの間には、入賞図柄の組合せ及びメダルの配当枚数等を表示する配当表パネル23が設けられている。また、スピーカ21L・21Rや配当表パネル23の上方にはLEDランプ29が設けられており、後述の遊技状態に応じた演出に伴い、点滅等するようになっている。
(遊技機1の電気的構成:主制御回路71)
上記のように構成された遊技機1は、図7、図8に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。図7に示す主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
上記のように構成された遊技機1は、図7、図8に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。図7に示す主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
CPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生する。サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。そして、CPU31は、これらの乱数発生器36及びサンプリング回路37でサンプリングされた乱数及びROM32内に格納されている確率抽籤テーブルに基づいて、内部当籤役を決定するようになっている。
尚、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ち、CPU31の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成しても良い。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
主制御回路71のRAM33には、種々の情報が一時的に格納される。例えば、遊技状態、一の遊技におけるメダル投入数、一の遊技におけるメダル払出数等が格納される。
一方、主制御回路71のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽籤テーブルや停止ボタンの操作に応じてリールの停止態様を決定するための停止テーブル群等の各種のデータテーブルと、副制御回路72へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。また、ROM32には、後述のメインルーチン等の各処理ルーチンを実行するプログラム等が格納されている。
上記のマイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、各種ランプ(1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、WINランプ17、メダル投入ランプ24、遊技開始表示ランプ25)と、各種表示部(払出枚数表示部18、クレジット表示部19、役物作動回数表示部20)と、メダルを収納し、ホッパー駆動回路41の命令により所定枚数のメダルを払出す遊技価値付与手段としてのホッパー(払出しのための駆動部を含む)40と、リール3L・3C・3Rを回転駆動するステッピングモータ49L・49C・49Rとがある。
さらに、ステッピングモータ49L・49C・49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパー40を駆動制御するホッパー駆動回路41、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路45、及び各種表示部を駆動制御する表示部駆動回路48がI/Oポート38を介してCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、主制御回路71は、制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する入力信号発生手段に接続されている。主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11S、2−BETスイッチ12S、最大BETスイッチ13S、C/Pスイッチ14S、投入メダルセンサ22S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路50、払出完了信号回路51がある。これらもI/Oポート38を介してCPU31に接続されている。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L・7C・7Rの操作に応じてリール停止信号を発生する。リール位置検出回路50は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L・3C・3Rの位置を検出するための信号をCPU31へ供給する。払出完了信号回路51は、メダル検出部40sの計数値(ホッパー40から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
(遊技機1の電気的構成:副制御回路72)
上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、図8に示すように、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、スピーカ21L・21Rからの音の出力制御及びLEDランプ29の出力制御等の演出を行なうようになっている。
上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、図8に示すように、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、スピーカ21L・21Rからの音の出力制御及びLEDランプ29の出力制御等の演出を行なうようになっている。
副制御回路72は、主制御回路71を構成する主基板とは別の副基板上に構成され、マイクロコンピュータ(以下『サブマイクロコンピュータ』という)73を主たる構成要素とし、液晶表示装置5の画像処理装置としての画像制御回路81、スピーカ21L・21Rにより出音される音を制御する音源IC78、及び増幅器としてのパワーアンプ79、LEDランプ29を駆動するLED駆動回路77を備えている。
サブマイクロコンピュータ73は、主制御回路71から送信された制御指令に従って制御動作を行うサブCPU74と、副基板側記憶手段としてのプログラムROM75と、ワークRAM76とを含む。プログラムROM75は、サブCPU74で実行する演出処理ルーチン等の制御プログラムを格納している。
また、ワークRAM76は、上記制御プログラムをサブCPU74で実行するときの一時記憶手段として構成される。また、ワークRAM76には、主制御回路71から受け取った内部当籤役や、この内部当籤役に対応する停止テーブルの種類等の各種のデータが記憶される。
尚、副制御回路72は、クロックパルス発生回路、分周器、乱数発生器及びサンプリング回路を備えていないが、サブCPU74の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成されている。この乱数サンプリングにより、CS、NS等を発生させるかどうかが決定される。
画像制御回路81は、画像制御IC82、画像制御ワークRAM83、画像ROM86及びビデオRAM87で構成される。画像ROM86は、演出画像201を形成するための画像データと、履歴情報202を形成するための画像データとを格納する。ビデオRAM87は、画像制御IC82で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。画像制御ワークRAM83は、画像制御プログラムを画像制御IC82で実行するときの一時記憶手段(バッファ)として構成される。画像制御IC82は、演出画像201用の画像データと履歴情報202用の画像データとを作成する画像作成機能を有しており、サブマイクロコンピュータ73で設定されたパラメータに基づき、画像制御プログラムに従って液晶表示装置5での表示内容を決定する。画像制御IC82から画像データを受信した液晶表示装置5側の図示しないコントローラは、演出画像201用の画像データと履歴情報202用の画像データとをデュアルビュー液晶としての画素配分に適した画素配分となるように処理し、ひとつの画像として液晶表示装置5に表示させる。
(遊技状態)
以上のように構成された遊技機1は、『一般遊技状態』、『BB一般遊技状態』および『RB遊技状態』からなる3種類の遊技状態を出現させる。これら「3種類」の各遊技状態は、基本的に、内部当籤する可能性のある役の種類、再遊技に内部当籤する確率及び入賞成立を実現することが可能なボーナスの種別、内部当籤と入賞成立との関係により区別される。
以上のように構成された遊技機1は、『一般遊技状態』、『BB一般遊技状態』および『RB遊技状態』からなる3種類の遊技状態を出現させる。これら「3種類」の各遊技状態は、基本的に、内部当籤する可能性のある役の種類、再遊技に内部当籤する確率及び入賞成立を実現することが可能なボーナスの種別、内部当籤と入賞成立との関係により区別される。
各遊技状態の特徴、即ち、各遊技状態において内部当籤する役の種類等については後述する。また、各遊技状態間の移行は、ボーナス図柄の組み合わせが入賞ライン上に表示されたとき等により移行する。
ここで、BBの入賞成立を契機として発生し、『BB一般遊技状態』及び『RB遊技状態』により構成される遊技状態を総称して、以下『ボーナスゲーム(BB遊技状態)』という。BBの入賞は、一般遊技状態において「青7−青7−青7」又は「赤7−赤7−赤7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。BBの入賞が成立した後、遊技状態がBB一般遊技状態となる。RBの入賞は、一般遊技状態において「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶこと、又はBB一般遊技状態において「Replay−Replay−Replay」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。BB一般遊技状態においてRBの入賞が成立することを、一般に『JACIN』と称する。RBの入賞が成立した後、遊技状態がRB遊技状態となる。
リプレイ役(再遊技)の入賞は、一般遊技状態において「Replay−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。リプレイ役の入賞が成立すると、投入したメダルの枚数と同数のメダルが自動投入されるので、遊技者はメダルを消費することなく次回のゲームを行うことができる。
また、一般遊技状態及びBB一般遊技状態では、『上チリの小役』、『下チリの小役』、『スイカの小役』及び『ベルの小役』の入賞成立を実現することが可能である。役物の入賞は、RB遊技状態において「Replay−Replay−Replay」、「赤7−Replay−Replay」又は「青7−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。役物の入賞成立回数が「8回」となったとき、又は、12回の遊技が終了したとき、遊技状態が移行する。ここで、役物の入賞が成立する可能性のあるRB遊技状態のゲームは、一般に『JACゲーム』と称される。
(図柄組み合わせと払い出し枚数)
次に、入賞成立を示す図柄組み合わせとメダルの払い出し枚数との関係を説明する。一般遊技状態においては、BBとRBと再遊技とベルの小役とスイカの小役と上チリの小役と下チリの小役とに入賞する可能性がある。そして、入賞成立がBBやRBの場合、15枚のメダルが払い出され、再遊技の場合、メダルの払い出しはない。また、ベル、スイカ、上チリ、下チリの小役の場合、それぞれ10枚、3枚、1枚、7枚のメダルが払い出される。
次に、入賞成立を示す図柄組み合わせとメダルの払い出し枚数との関係を説明する。一般遊技状態においては、BBとRBと再遊技とベルの小役とスイカの小役と上チリの小役と下チリの小役とに入賞する可能性がある。そして、入賞成立がBBやRBの場合、15枚のメダルが払い出され、再遊技の場合、メダルの払い出しはない。また、ベル、スイカ、上チリ、下チリの小役の場合、それぞれ10枚、3枚、1枚、7枚のメダルが払い出される。
また、BB一般遊技状態においては、RBとベルの小役とスイカの小役と上チリの小役と下チリの小役とに入賞する可能性がある。そして、入賞成立がRBの場合、15枚のメダルが払い出される。また、ベル、スイカ、上チリ、下チリの小役の場合、それぞれ10枚、3枚、1枚、7枚のメダルが払い出される。またRB遊技状態において、役物の入賞が成立した場合には、15枚のメダルが払い出される。
(主制御回路71の動作:メインルーチン)
上記の構成において、図9に示すメインフローチャートを参照して、スロットゲームにおける主制御回路71のCPU31の制御動作について説明する。
上記の構成において、図9に示すメインフローチャートを参照して、スロットゲームにおける主制御回路71のCPU31の制御動作について説明する。
先ず、電源が投入されると、遊技機1は、主制御回路71において図9のメインルーチンを実行することにより遊技を実施可能な状態になると共に、副制御回路72において図示しない画像処理ルーチン等を実行することにより、デュアルビュー液晶を用いた液晶表示装置5における2つの異なる画像の表示等を実施可能な状態になる。
具体的には、主制御回路71により図9のメインルーチンが実行されると、遊技開始時の初期化が行われた後(S1)、遊技終了時のRAM33の所定の記憶内容が消去される(S2)。この後、投入メダルセンサ22SやBETスイッチ11S・12S・13Sからの入力があるまで待機状態となり、入力があったときに、メダル投入信号が副制御回路72に送信される(S3)。そして、スタートレバー6の操作によりスタートスイッチ6Sがオンされたか否かが判定される(S4)。
スタートスイッチ6Sがオンされなければ(S4,NO)、S4が再実行され、スタートレバー6が操作されるまで待機状態とされる。スタートスイッチ6Sがオンされると(S4,YES)、リール回転処理に実行が移行される(S5)。そして、抽籤用の乱数が抽出され(S6)、遊技状態監視処理が実行されることによって、今回の遊技における遊技状態が確認される(S7)。
今回の遊技の遊技状態が確認されると、次に、確率抽籤処理が行われる(S8)。この確率抽籤処理では、CPU31は、遊技状態に応じた確率抽籤テーブルに基づいて、内部当籤役を決定する処理を行う。そして、選択された内部当籤役の情報が副制御回路72に出力される。
内部当籤役を決定すると、停止テーブル選択処理が実行される(S9)。続いてリール回転停止処理が実行され(S10)、何れかの停止ボタン7L・7C・7Rが操作されたタイミングや自動停止タイマの値が「0」になったタイミングで滑りコマ数が決定された後、滑りコマ数分、リールが回転されてから停止される。この後、入賞判定(入賞検索)により表示窓4L・4C・4Rの図柄の停止態様に基づいて入賞役(入賞が成立した役)が識別され(S11)、入賞信号が単位遊技の終了信号として副制御回路72に出力される。そして、遊技状態に応じてメダルのクレジット又は払出しが行われる(S12)。尚、入賞役がBB又はRBであると判定された場合には、BB一般遊技状態又はRB遊技状態の発生が行われる。
次に、現在の遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態であるか否かが判定される(S13)。そして、遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態でない場合には(S13,NO)、S2が再実行される。一方、遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態である場合には(S13,YES)、ボーナスの『遊技数チェック処理』が行われる(S14)。この後、ボーナスの終了時であるか否かが判定され(S15)、ボーナスの終了時でないと判定された場合には(S15,NO)、S2が再実行される。一方、ボーナスの終了時であると判定された場合には(S15,YES)、ボーナス終了信号が副制御回路72に出力された後(S16)、S2が再実行される。
(副制御回路72の動作)
上記の主制御回路71における各ルーチンにより各種の処理が実行されると、処理に応じた結果や内容がコマンドやデータとして副制御回路72に入力される。副制御回路72においては、図示しない画像処理ルーチン等をそれぞれ独立して実行している。そして、画像処理ルーチンの実行によりコマンドに基づいた2つの異なる画像を液晶表示装置5に表示する。
上記の主制御回路71における各ルーチンにより各種の処理が実行されると、処理に応じた結果や内容がコマンドやデータとして副制御回路72に入力される。副制御回路72においては、図示しない画像処理ルーチン等をそれぞれ独立して実行している。そして、画像処理ルーチンの実行によりコマンドに基づいた2つの異なる画像を液晶表示装置5に表示する。
ここで、液晶表示装置5に表示される2つの異なる画像は、図1に示すように、一方は遊技者301が視認可能な演出画像201であり、他方はホールの店員302が視認可能な履歴情報202である。上述したように、演出画像201は、液晶表示装置5の下方側の第1の視野角方向から視認可能になっているとともに、履歴情報202は、液晶表示装置5の上方側の第2の視野角方向から視認可能になっている。よって、演出画像201を視認した遊技者301に内部当籤役又はその遊技状態に関連する情報を把握させることができて、遊技の興趣を向上させることができるとともに、履歴情報202を視認したホールの店員に、遊技中の遊技者301の邪魔になることなく、この遊技機1の遊技の履歴に関連する情報を把握させることができる。また、遊技者301が履歴情報202を見ることによって、遊技機1選びの目安とすることもできる。
(本実施の形態の概要)
以上のように、本実施の形態の遊技機1は、図柄(ベルの図柄94等)を表面に有し、回転変動する複数のリール(リール3L・3C・3R)と、遊技状態に基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段(主制御回路71、図9のメインルーチン等)と、複数のリールが停止し、図柄が内部当籤役に対応した停止態様を構成した場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段(主制御回路71、図9のメインルーチン、ホッパー40、ホッパー駆動回路41、メダル検出部40s等)と、を備えた遊技機1であって、図柄は、見る方向や角度によって表示される図柄が異なる構成にされている。
以上のように、本実施の形態の遊技機1は、図柄(ベルの図柄94等)を表面に有し、回転変動する複数のリール(リール3L・3C・3R)と、遊技状態に基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段(主制御回路71、図9のメインルーチン等)と、複数のリールが停止し、図柄が内部当籤役に対応した停止態様を構成した場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段(主制御回路71、図9のメインルーチン、ホッパー40、ホッパー駆動回路41、メダル検出部40s等)と、を備えた遊技機1であって、図柄は、見る方向や角度によって表示される図柄が異なる構成にされている。
上記の構成によれば、リール3L・3C・3Rの表面に設けられた図柄は、見る方向や角度によって表示される図柄が異なるようにされているから、見る方向や角度によって異なる情報を伝達することができる。
また、本実施の形態の遊技機1は、遊技の開始を指令する遊技開始指令手段(スタートレバー6、スタートスイッチ6S等)と、複数の図柄(ベルの図柄94等)を変動表示可能な図柄表示手段(ステッピングモータ49L・49C・49R、リール位置検出回路50、リール3L・3C・3R等)と、図柄表示手段の変動表示の停止を指令する停止指令手段(停止ボタン7L・7C・7R等)と、遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段(主制御回路71、図9のメインルーチン等)と、図柄の変動表示が停止された結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段(主制御回路71、図9のメインルーチン、ホッパー40、ホッパー駆動回路41、メダル検出部40s等)と、を内蔵し、表面の少なくとも一部に絵柄100aが表わされた表示パネル100を備えたキャビネット2を有しており、表示パネル100に表わされた絵柄100aは、見る方向や角度によって表示される絵柄が異なる構成にされている。
上記の構成によれば、表示パネルに表わされた絵柄100aは、見る方向や角度によって表示される絵柄が異なるようにされているから、見る方向や角度によって異なる情報を伝達することができる。
また、本実施の形態の遊技機1は、遊技の開始を指令する遊技開始指令手段と、
複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、図柄表示手段の変動表示の停止を指令する停止指令手段と、遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段と、図柄の変動表示が停止された結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、画像を表示する画像表示手段(液晶表示装置5、画像制御回路81等)と、を備えた遊技機1であって、画像表示手段は、第1の視野角方向から視認することができる第1の画像と、第1の視野角方向と異なる第2の視野角方向から視認することができる第2の画像とを同時表示する液晶表示装置5と、液晶表示装置5に対して、第1の画像及び第2の画像の画像データを出力する画像処理装置(画像制御回路81等)とを含み、液晶表示装置5に表示される画像は、第1の画像として内部当籤役又はその遊技状態に関連する演出画像201を表示し、第2の画像として遊技の履歴に関連する数字又は文字情報(履歴情報202)を表示する構成にされている。
複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、図柄表示手段の変動表示の停止を指令する停止指令手段と、遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段と、図柄の変動表示が停止された結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、画像を表示する画像表示手段(液晶表示装置5、画像制御回路81等)と、を備えた遊技機1であって、画像表示手段は、第1の視野角方向から視認することができる第1の画像と、第1の視野角方向と異なる第2の視野角方向から視認することができる第2の画像とを同時表示する液晶表示装置5と、液晶表示装置5に対して、第1の画像及び第2の画像の画像データを出力する画像処理装置(画像制御回路81等)とを含み、液晶表示装置5に表示される画像は、第1の画像として内部当籤役又はその遊技状態に関連する演出画像201を表示し、第2の画像として遊技の履歴に関連する数字又は文字情報(履歴情報202)を表示する構成にされている。
上記の構成によれば、画像表示手段は、第1の視野角方向と第2の視野角方向とで表示される画像が異なり、見る方向によって異なる情報を伝達することができるようにされている。そして、第1の画像としての内部当籤役又はその遊技状態に関連する演出画像201を、第1の視野角方向に位置する例えば遊技者301に対して表示することにより、内部当籤役又はその遊技状態に関連する情報を遊技者301に把握させることができるとともに、第2の画像としての遊技の履歴に関連する数字又は文字情報(履歴情報202)を、第2の視野角方向に位置する例えばホールの店員302に対して表示することにより、ホールごとに定めたサービスを提供するための情報としての遊技の履歴に関連する数字又は文字情報(履歴情報202)を、ホールの店員302に把握させることができる。特に、遊技の履歴に関連する数字又は文字情報(履歴情報202)は、従来、遊技機1の周辺に設けられた履歴表示装置を操作しなければ見ることができず、また、遊技機1が遊技中であれば見ることができなかったため、第2の画像としてホールの店員302等に対して表示することによる効果は大きい。
また、本実施の形態の遊技機1において、液晶表示装置5に表示される画像は、下方から見たときに第1の画像が視認可能となり、上方から見たときに第2の画像が視認可能となるように、第1の視野角方向と第2の視野角方向とを設定してなる構成にされている。上記の構成によれば、遊技者301に下方から遊技に関連する例えば内部当籤役に応じた予兆演出画像や小役報知に関する演出画像201などを視認可能な状態とし、遊技の興趣を向上させる一方、ホールの店員302に上方から例えば大当たりとなった図柄の組み合わせ等の過去の遊技履歴などを視認可能な状態とすることで、ホールの店員302にそのホールごとに定めたサービスを提供するための情報を、遊技中の遊技者301の邪魔になることなく把握させることができるといった効果が期待できる。
(本実施の形態の変形例)
以上、本実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技機は、以下の構成を上述の実施の形態における構成に加えて、或いは重複して備えていても良い。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技機は、以下の構成を上述の実施の形態における構成に加えて、或いは重複して備えていても良い。
即ち、遊技機は、所定の遊技結果が表示された場合に遊技者に遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、遊技開始指令信号に基づいて所定の役を当籤役として決定する当籤役決定手段と、当籤役に基づいて入賞表示手段に入賞態様を表示させる入賞表示制御手段と、演出表示手段に遊技に関連した演出態様を表示させる演出表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に、特定の遊技結果が表示される可能性があることを予告表示手段に予告態様を表示させる予告表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に特定役蓄積手段が蓄積して記憶している特定の役を当籤役とする蓄積特定役当籤手段とを少なくとも1つ以上備えていても良い。
ここで、上記の『遊技結果表示手段』は、まとめると入賞表示手段、演出表示手段、告知表示手段等を含んで構成されている。それらが、別体の表示装置であっても良いし、単一の表示装置に設けられた所定の表示部(スプライト、深度の異なる3Dオブジェクト)でも良い。また、重なって表示されても良い。さらには、1又は複数の音、1又は複数の光、1又は複数の色、1又は複数の画像、1又は複数の臭い等、1又は複数の感触(振動、圧力)のうちの何れか、複数又は全部により遊技者に報知を行なうようになっていても良い。
『遊技価値付与手段』は、遊技価値(コイン)を付与(払出)するプログラム等、有利状態発生手段を含み、賞媒体の払出、磁気カードへの記録、ゲームの得点加算も含む。
『表示制御手段』は、まとめると入賞表示制御手段、演出表示制御手段、告知表示制御手段等を含んで構成されている。単一の基板に設けられていても、別体の複数の基板に設けられても良いし、入賞表示制御手段は当籤役決定手段と同一の基板に設けられても良い。(別体でも良い。)さらには、演出表示制御手段及び告知表示制御手段は、当籤役決定手段と別体の基板に設けられても良い。(別体でも良い。)
『入賞表示手段』は、静止画像・動画像等を表示するものであり、リールやディスクによる移動表示、複数種類の図柄を可変表示または停止表示する1又は複数の図柄表示部から構成されている。例えばパチスロ機やビデオスロットの図柄、パチンコの特図、音図、判定図柄等を表示する。また、遊技結果として、特定の入賞態様を表示すれば何でも良い。
『表示停止指令手段』は、演出表示手段、入賞表示手段、告知表示手段等のうちの1つ、複数、全ての可変表示を停止させる信号を出力しても良いし、1つ又は複数の表示部に対応して1つ設けられていても良い(表示部は、図柄表示部等)。或いは、1つの表示部に対応して複数設けられていても良い(表示部は、図柄表示部等)。
『有利状態発生手段』は、複数の遊技単位の間、継続して遊技者に有利な状態が続けば何でも良い。例えば発生判定、継続判定、途中終了判定、発生、継続、終了等を行なうプログラム等である。また、『当籤役決定手段』は、当籤役抽籤手段、当籤役持越手段、特定役蓄積手段、蓄積特定役当籤手段等から構成されている。
尚、本実施の形態において、『遊技機』は、パチスロ機、スロットマシン、ビデオスロット等を含む。『遊技結果』は、入賞態様、外れ態様、演出態様、告知態様等を含む。『特定の入賞態様』は、特定の図柄の表示(『3』、『7』等)や特定の図柄の組合せの表示(『777』『776』等)、複数の図柄うちに特定の図柄が含まれている(上チリ、デカチリ等)等を含む。
『外れ態様』は、入賞表示手段に表示される入賞態様以外の態様、演出態様、告知態様等を含む。『所定の遊技結果』は、入賞態様等を含む。『演出態様』は、客待ち中、遊技中、遊技間、入賞(前、中、後)、有利状態(前、中、後)等を盛り上げる態様、または、それらの遊技情報(遊技案内)の報知態様、その他の態様等を含み、『大当り』、『ボーナス』、『外れ』、有利状態の継続数等の文字も含む。
『予告態様』は、所定の当籤役または特定の当籤役が決定されている可能性があることを遊技者に対して予告する態様や外れを予告する態様、また、その演出態様を含む。『外れ?』、『ベル?』、『大当り当籤?』、『ボーナス当籤?』、『遊技手順ナビゲート機能当籤?』等の文字も含む。『告知態様』は、所定の当籤役または特定の当籤役が決定されていることを遊技者に対して告知する態様や、所定の当籤役または特定の当籤役が決定されていないことを遊技者に対して告知する態様を含む。また、その演出態様。『大当り確定』、『ボーナス確定』、『外れ確定』、『ベル確定』、『遊技手順ナビゲート機能当籤?』等の文字も含む。
『態様』は、1又は複数の図柄(動/静止)画像、1又は複数のキャラクタ(動/静止)画像、1又は複数の背景(動/静止)画像、1又は複数の吹出し(動/静止)画像、1又は複数の文字、1図形、1又は複数の可動物の所定の動作等、1又は複数のランプの点灯、点滅等、1又は複数のスピーカの音等を含む。『遊技情報』は、遊技コンセプト(背景)、遊技のルール、操作説明、リーチ目、チャンス目、役・リプレイの説明、有利状態(BB,RB,SB等)の説明、有利状態(BB,RB等)、確率、所定時点(ボーナス、BB,RB、所定操作等)からの経過ゲーム数等を含む。
『遊技開始指令手段』は、スタートレバー、スピンボタン等のスイッチ、遊技媒体投入、図柄始動口(ゲート)等を含む。『表示停止指令手段』は、ボタン、レバー、プログラム(計時手段)等を含む。『図柄表示手段』は、CRT、LCD、プラズマディスプレイ、7セグ、ドットマトリックス、ランプ、LED、蛍光灯、EL、電子ペーパ、フレキシブルLED、フレキシブル液晶、液晶プロジェクタ、リール、ディスク、可動物等。それらが複数、それらの組合せ等を含む。
『当籤役』は、複数の役から当籤役決定手段により当籤役として決定された1または複数の役を含む。『入賞役』は、当籤役に対応する入賞態様が表示された役を含む。『遊技価値』は、賞媒体(コイン、メダル、遊技球)の払出し、遊技結果記憶媒体(磁気カード等)への所定の書き込み、リプレイ、得点の加算、有利状態の発生等を含む。『遊技媒体(賞媒体)』は、コイン、メダル、遊技球、貨幣、紙幣、磁気カード等を含む。
また、パチスロ等における役は、次のうちの1または複数を適用しても良い。外れ、所定枚数の賞媒体を払出す小役、当籤役決定手段が小役を当籤役と決定する確率を1単位遊技の間だけ高確率とするシングルボーナス、当籤役決定手段が小役を当籤役と決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするレギュラーボーナス、当籤役決定手段がレギュラーボーナスを当籤役と決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするビッグボーナス、当籤役決定手段が決定した当籤役に関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する当籤役ナビゲート機能。停止パターン選択手段が選択した停止パターンに関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する押順ナビゲート機能。遊技者にとって有利となる遊技手順を報知する遊技手順ナビゲート機能。
例えば、上述の当籤役ナビゲート機能、左リール、中リール、右リールに対応する左、中、右リール停止ボタンを停止操作する以前に報知されるリール停止パターン(例えば、最初に左リールを停止し、次に中リールを停止、最後に右リールを停止するパターン、同様に左リール停止→右リール停止→中リール停止のパターン、中リール停止→右リール停止→左リール停止のパターン、中リール停止→左リール停止→右リール停止のパターン、右リール停止→左リール停止→中リール停止のパターン、右リール停止→中リール停止→左リール停止のパターン)の6種類等にしたがって、左、中、右リール停止ボタンを停止操作することで入賞表示手段に所定の入賞態様が得られるリール停止ナビゲート機能等。リール停止ナビゲート機能は全てのリール(リール以外で図柄を可変表示する画像表示手段も含まれる)の停止順序をナビゲートしなくても、所定回目(例えば、最初、2番目、3番目等)に停止させるリールを遊技者に報知するようなナビゲート機能も含む。また、所定回目に停止させるリールに所定の図柄が表示されている状態でリールを停止させた場合に入賞表示手段に所定の入賞態様が得られるものも含む。遊技者による表示停止指令手段からの停止指令信号の出力から最小移動(又は略最小変動)で図柄を停止させる機能。遊技媒体の投入無しで1単位遊技の遊技を開始できるリプレイ。
また、1回の単位遊技は、例えば次のようなもののうち何れかを適用しても良い。遊技開始指令手段からの遊技開始指令信号の出力から遊技結果の表示まで。スタートレバーの操作から入賞表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。スタートレバーの操作から所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技媒体が遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技媒体の投入から入賞表示手段に遊技結果が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技媒体が遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技媒体の投入から所定の表示手段に特定の表示が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体(例えば遊技球)の投入または通過を検出してから入賞表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体の投入または通過を検出してから所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。また、複数単位遊技は、連続的または間欠的な複数回の単位遊技を適用しても良い。
さらに、本発明は、上述のパチスロ機やパチンコ遊技機等の実機の他、これらのパチスロ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用して遊技を実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD−ROM、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。尚、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 遊技機
3L,3C,3R リール
5 液晶表示装置
40 ホッパー
40s メダル検出部
41 ホッパー駆動回路
71 主制御回路
94 図柄
3L,3C,3R リール
5 液晶表示装置
40 ホッパー
40s メダル検出部
41 ホッパー駆動回路
71 主制御回路
94 図柄
Claims (4)
- 図柄を表面に有し、回転変動する複数のリールと、
遊技状態に基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段と、
前記複数のリールが停止し、前記図柄が前記内部当籤役に対応した停止態様を構成した場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、
を備えた遊技機であって、
前記図柄は、見る方向や角度によって表示される図柄が異なることを特徴とする遊技機。 - 遊技の開始を指令する遊技開始指令手段と、
複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、
前記図柄表示手段の変動表示の停止を指令する停止指令手段と、
前記遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段と、
前記図柄の変動表示が停止された結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、
を内蔵し、表面の少なくとも一部に絵柄が表わされた表示パネルを備えた筐体を有しており、
前記表示パネルに表わされた前記絵柄は、見る方向や角度によって表示される絵柄が異なることを特徴とする遊技機。 - 遊技の開始を指令する遊技開始指令手段と、
複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、
前記図柄表示手段の変動表示の停止を指令する停止指令手段と、
前記遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段と、
前記図柄の変動表示が停止された結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、
画像を表示する画像表示手段と、
を備えた遊技機であって、
前記画像表示手段は、第1の視野角方向から視認することができる第1の画像と、前記第1の視野角方向と異なる第2の視野角方向から視認することができる第2の画像とを同時表示する液晶表示装置と、当該液晶表示装置に対して、第1の画像及び第2の画像の画像データを出力する画像処理装置とを含み、前記液晶表示装置に表示される前記画像は、前記第1の画像として前記内部当籤役又はその遊技状態に関連する演出画像を表示し、前記第2の画像として前記遊技の履歴に関連する数字又は文字情報を表示することを特徴とする遊技機。 - 前記液晶表示装置に表示される画像は、下方から見たときに前記第1の画像が視認可能となり、上方から見たときに前記第2の画像が視認可能となるように、前記第1の視野角方向と前記第2の視野角方向とを設定してなることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005313732A JP2007117410A (ja) | 2005-10-28 | 2005-10-28 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005313732A JP2007117410A (ja) | 2005-10-28 | 2005-10-28 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007117410A true JP2007117410A (ja) | 2007-05-17 |
Family
ID=38141900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005313732A Withdrawn JP2007117410A (ja) | 2005-10-28 | 2005-10-28 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007117410A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009233181A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2012135364A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-19 | Bh Visual Co Ltd | 遊技台 |
-
2005
- 2005-10-28 JP JP2005313732A patent/JP2007117410A/ja not_active Withdrawn
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JP2009233181A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Aruze Corp | 遊技機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080612 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20100121 |