JP2007167523A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】各回転リールの回転が自動的に停止されるまでの残り時間を表わす時間情報によって、残り時間とは別の事由を更に遊技者に報知することができるようにする。
【解決手段】内部当籤役に応じて、回転リール3L・3C・3Rの回転が開始されてから回転が自動的に停止されるまでの時間を決定し、その時間を表わすカウント画像を液晶表示装置5に表示させる。また、ボーナス役に内部当籤した場合に、カウント画像の表示態様を変化させたカウント画像103を液晶表示装置5に表示させるとともに、二次元バーコード102を液晶表示装置5に表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転リールの回転が所定時間経過後に自動停止されるパチスロ機やパチンコ機、その他の遊技機に関する。
所謂パチスロ機と呼ばれる遊技機においては、複数の図柄を表示する回転リールが複数配列され、遊技者のスタート操作に応じて、回転リールを回転させ、遊技者の停止ボタンの操作により、各回転リールの回転を順次停止させる。このとき、遊技者の停止ボタンの操作が行われなければ、各回転リールの回転は所定時間経過後に自動的に停止される。
特許文献1には、各回転リールの回転が自動的に停止されるまでの残り時間を表わす時間情報を液晶表示装置に表示させて遊技者に報知することで、各回転リールの回転が自動的に停止されるまでの残り時間を遊技者に認識させることが可能な遊技機が開示されている。
特開2005−312560号公報
しかしながら、特許文献1の遊技機においては、各回転リールの回転が開始されてから各回転リールの回転が自動的に停止されるまでの所定時間が一定であり、時間情報の表示態様も一様であるため、時間情報が遊技者に報知可能な事由は、各回転リールの回転が自動的に停止されるまでの残り時間のみであった。
本発明の目的は、各回転リールの回転が自動的に停止されるまでの残り時間を表わす時間情報によって、残り時間とは別の事由を更に遊技者に報知することが可能な遊技機を提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の遊技機は、遊技の開始を指令する遊技開始指令手段と、複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、前記遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段と、前記図柄の変動表示を停止表示させるように指令する停止指令手段と、前記内部当籤役と前記停止指令手段の指令に基づいて、前記図柄の変動表示を停止させる停止制御手段と、前記停止制御手段が前記図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、前記図柄表示手段が前記図柄の変動表示を開始してからの時間を計測する時間計測手段と、前記時間計測手段が所定時間を計測した場合に、前記停止指令手段の指令によらずに前記図柄の変動表示を停止させる自動停止手段と、前記時間計測手段が計測する時間が前記所定時間になるまでの残り時間を時間情報として表示する時間情報表示手段と、前記内部当籤役に応じて前記所定時間を決定する所定時間決定手段と、を有することを特徴とする。
上記の構成によれば、時間計測手段が計測する時間が所定時間となるまでの残り時間を時間情報として表示するとともに、内部当籤役に応じて所定時間を決定するから、例えば、内部当籤役がベルの場合に所定時間を10秒に決定することで、所定時間としての時間情報によって、図柄の変動表示の開始から図柄の変動表示が自動的に停止されるまでの残り時間が10秒であることに加えて、内部当籤役がベルであることを遊技者に報知することができる。
また、本発明の遊技機は、遊技の開始を指令する遊技開始指令手段と、複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、前記遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段と、前記図柄の変動表示を停止表示させるように指令する停止指令手段と、前記内部当籤役と前記停止指令手段の指令に基づいて、前記図柄の変動表示を停止させる停止制御手段と、前記停止制御手段が前記図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、前記図柄表示手段が前記図柄の変動表示を開始してからの時間を計測する時間計測手段と、前記時間計測手段が所定時間を計測した場合に、前記停止指令手段の指令によらずに前記図柄の変動表示を停止させる自動停止手段と、前記時間計測手段が計測する時間が前記所定時間になるまでの残り時間を時間情報として表示する時間情報表示手段と、前記内部当籤役に応じて、前記時間情報表示手段が表示する前記時間情報の表示態様を変化させる表示態様変化手段と、を有することを特徴とする。
上記の構成によれば、時間計測手段が計測する時間が所定時間となるまでの残り時間を時間情報として表示するとともに、内部当籤役に応じて時間情報表示手段が表示する時間情報の表示態様を変化させるから、例えば、内部当籤役がボーナスの役である場合に、時間情報の表示色を黒色から赤色に変化させることで、時間情報によって、図柄の変動表示の開始から図柄の変動表示が自動的に停止されるまでの残り時間に加えて、ボーナスの役に内部当籤していることを遊技者に報知することができる。
また、本発明の遊技機においては、前記内部当籤役に応じて二次元バーコードを表示する二次元バーコード表示手段を更に備えていてよい。上記の構成によれば、内部当籤役に応じて二次元バーコードを表示するから、例えば、内部当籤役がボーナスの役である場合に二次元バーコードを表示することで、ボーナスの役に内部当籤していることを遊技者に報知することができるとともに、遊技者に携帯電話機を用いてこの二次元バーコードを撮影させることで、ボーナスの役に内部当籤したことを記念する特別な待ち受け画面や着信メロディ等を遊技者に特典として付与することができる。
また、本発明の遊技機において、前記二次元バーコード表示手段に二次元バーコードが表示される場合に、前記所定時間が延長されてよい。上記の構成によれば、二次元バーコード表示手段に二次元バーコードが表示される場合に所定時間が延長されるから、遊技者はゆとりを持って二次元バーコードの撮影を行うことができる。
本発明の実施の形態を図1ないし図14に基づいて以下に説明する。
本実施の形態にかかる遊技機は、図1に示すように、所謂『パチスロ機』であり、複数の図柄の変動表示を停止して表示される図柄に基づいて特定の入賞態様が成立するように、遊技者の操作により変動表示を停止可能に構成されている。尚、遊技機1は、コインやメダル、遊技球、トークン等の他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技するものであるが、以下の説明においては、メダルを用いるものとして説明する。
(遊技機1の機械的構成)
図1は、遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1は、遊技機1の全体を形成しているキャビネット2を有している。キャビネット2には、時間情報表示手段及び二次元バーコード表示手段としての液晶表示装置5が正面側に設けられていると共に、図柄表示手段としての3つの回転リール3L・3C・3Rが液晶表示装置5の裏面側に設けられている。液晶表示装置5は、回転リール3L・3C・3Rの図柄等を前面側から視認するように構成されていると共に、図示しない演出画像や後述するカウント画像103等を表示するように構成されている。また、液晶表示装置5は、後述するボーナスに内部当籤した場合に、二次元バーコード102を表示するように構成されている。
即ち、液晶表示装置5は、透過性を有した正面パネル131と、正面パネル131の裏面側に設けられた図示しない透明液晶パネルとを備えている。正面パネル131は、図2ないし図5に示すように、透明な表示窓131aと、絵柄が描かれた絵柄形成領域131bとを有している。表示窓131aは、回転リール3L・3C・3Rの図柄や透明液晶パネルに表示される演出画像等を透過することにより遊技機1の前面側からこれらを視認可能にしている。これにより、表示窓131aの中央部には、回転リール3L・3C・3Rの図柄が表示される。また、表示窓131aには、透明液晶パネルに表示された図示しない演出画像やカウント画像101,103,104、二次元バーコード102等が表示されるようになっている。
なお、本実施の形態においては、液晶表示装置5が、回転リール3L・3C・3Rの前面に設けられている場合について説明するが、本発明において、液晶表示装置5が設けられる位置は、特に限定されるものではない。
図1ないし図5において、液晶表示装置5の背面側に設けられた回転リール3L・3C・3Rは、それぞれその外周面に複数の図柄からなる図柄列が記されている。図柄列は、「00」〜「20」のコードナンバーが付された複数種類の図柄からなっている。具体的には、「赤7」、「青7」、「下チリ」、「ベル」、「スイカ」、「Replay」及び「上チリ」の図柄からなっている。各リールは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。上記の図柄列中における「赤7」、「青7」は、特定の入賞態様を構成するものとして設定されている。ここで、特定の入賞態様とは、後述のBB(ビッグボーナス)やRB(レギュラーボーナス)のボーナスが成立する入賞態様を意味する。
回転リール3L・3C・3Rの各図柄は、図2に示すように、キャビネット2の正面から液晶表示装置5を介して、回転リール3L・3C・3Rの図柄が縦方向に3つずつ、合計9つの図柄を視認できるようになっている。また、視認可能な9つの図柄の停止位置に対応して、5本の入賞ラインが設定されている。即ち、上下方向に3つ並ぶ図柄を水平に横切るトップライン8b、センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向にクロスダウンライン8a、クロスアップライン8eが設けられている。
これらの入賞ラインは、後述の1−BETボタン11、最大BETボタン13を操作すること、或いはメダル投入口22にメダルを投入することにより、1枚賭け時は1本(センターライン8cのみ)、2枚賭け時(1−BETボタン11を2回操作(押圧)又は、メダルを2枚投入)は3本(センターライン8cに加え、トップライン8b、ボトムライン8d)、最大枚数(本実施例では3枚)賭け時は5本(2枚賭け時の3本に加え、クロスダウンライン8a、クロスアップライン8e)が有効化される。入賞ライン8a〜8eは、役の入賞の成否に関わる。具体的には、所定の役に対応する図柄組合せを構成する図柄が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役の入賞が成立することとなる。
ここで、本実施の形態の遊技機1は、3個の回転リール3L・3C・3Rの回転が開始されてから所定時間が経過すると、後述する3個の停止ボタン7L・7C・7Rが操作されなくても、回転中の回転リールの回転が自動的に停止されるように構成されている。
後述するように、メダルがメダル投入口22に投入されるか、後述の1−BETボタン11又は最大BETボタン13が操作されると、図2に示すように、3個の回転リール3L・3C・3Rの上側の位置に、時間情報としてのカウント画像101が表示される。このカウント画像101は、3個の回転リール3L・3C・3Rの回転が開始されてから回転が自動的に停止されるまでの時間(所定時間という)を最大カウント数として表わしている。所定時間の単位は秒であり、所定時間の初期値は30秒に設定されている。よって、カウント画像101は最大カウント数“30”を表示している。カウント画像101の表示色は黒色である。
所定時間を表わす最大カウント数は、内部当籤役に応じて変更される。例えば、後述するように内部当籤役がベルであれば、図3に示すように、最大カウント数が“10”に変更される。ここで、BB及びRB以外の内部当籤役におけるカウント画像101の表示色は黒色のままである。内部当籤役がベルである場合、最大カウント数“30”を表示していたカウント画像101が変更後の最大カウント数“10”を表示した後に、3個の回転リール3L・3C・3Rの回転が開始され、1秒経過する毎に、“9”、“8”、“7”というようにカウント数がカウントダウンされていく。そして、カウント数が“0”になると、回転中の回転リールが自動停止される。
このように、内部当籤役に応じて最大カウント数が変更されるから、最大カウント数を表示したカウント画像101によって、3個の回転リール3L・3C・3Rの回転が開始されてから回転が自動的に停止されるまでの時間に加えて、内部当籤役が何であるのかを遊技者に報知することができる。
また、内部当籤役が後述のBB(ビッグボーナス)であれば、図4に示すように、表示色が赤色のカウント画像103が、表示色が黒色のカウント画像101に代わって表示される。また、内部当籤役がBBであれば、所定時間が初期値である30秒から30秒延長される。よって、カウント画像103は最大カウント数“60“を表示している。更に、カウント画像103の右側に遊技者への特典としての二次元バーコード102が表示される。二次元バーコード102の内容については後述する。そして、カウント画像103が最大カウント数“60”を表示した後に、3個の回転リール3L・3C・3Rの回転が開始され、1秒経過する毎に、“59”、“58”、“57”というようにカウント数がカウントダウンされていく。そして、カウント数が“0”になると、回転中の回転リールが自動停止される。
また、内部当籤役が後述のRB(レギュラーボーナス)であれば、図5に示すように、表示色が青色のカウント画像104が、表示色が黒色のカウント画像101に代わって表示される。また、内部当籤役がRBであっても、所定時間が初期値である30秒から30秒延長される。よって、カウント画像104は最大カウント数“60“を表示している。更に、カウント画像104の右側に遊技者への特典としての二次元バーコード102が表示される。二次元バーコード102の内容については後述する。そして、カウント画像104が最大カウント数“60”を表示した後に、3個の回転リール3L・3C・3Rの回転が開始され、1秒経過する毎に、“59”、“58”、“57”というようにカウント数がカウントダウンされていく。そして、カウント数が“0”になると、回転中の回転リールが自動停止される。
このように、内部当籤役がボーナス役(BB及びRB)である場合に、カウント画像の表示色を黒色から赤色又は青色に変化させることで、カウント画像103,104によって、3個の回転リール3L・3C・3Rの回転が開始されてから回転が自動的に停止されるまでの時間に加えて、ボーナス役に内部当籤していることを遊技者に報知することができる。
また、内部当籤役がボーナス役である場合に二次元バーコード102を表示することで、ボーナス役に内部当籤していることを遊技者に報知することができるとともに、遊技者に携帯電話機を用いてこの二次元バーコード102を撮影させることで、ボーナス役に内部当籤したことを記念する特典を遊技者に付与することができる。
更に、遊技者に二次元バーコード102を撮影させるために、所定時間が初期値である30秒から30秒延長されるから、遊技者はゆとりを持って二次元バーコード102の撮影を行うことができる。
図2ないし図5において、液晶表示装置5の左側の背面側には、遊技開始表示ランプ25、当り表示ランプ(所謂「WINランプ」)17、メダル投入ランプ24、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cの各種ランプと、払出枚数表示部18、クレジット表示部19及び役物作動(ボーナス)回数表示部20の各種表示部とが設けられている。これらランプも、回転リール3L・3C・3Rと同様に、キャビネット2の正面から液晶表示装置5を介して、視認できるようになっている。
1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cは、一の遊技(単位遊技)を行うために賭けられたメダルの数(以下、BET数ともいう)に応じて点灯する。尚、一の遊技は、全ての回転リール3L・3C・3Rが停止したとき、又は、メダルの払い出しが行われる場合には、メダルが払い出されたときに終了する。
WINランプ17は、BB又はRBに内部当籤した場合に所定確率で点灯し、また、BB又はRBの入賞が成立した場合にも点灯する。メダル投入ランプ24は、メダルの投入が受け付け可能であるときに点滅する。遊技開始表示ランプ25は、入賞ライン8a〜8eの少なくとも1本が有効化されたときに点灯する。
払出枚数表示部18は、入賞成立時のメダルの払出枚数を表示するものであり、クレジット表示部19は、貯留されているメダルの枚数を表示するものであり、役物作動回数表示部20は、後で説明するBB一般遊技状態におけるゲームの回数等を表示する。これらの表示部は、7セグメント表示器からなるものである。
図1に示すように、液晶表示装置5の下方には、水平面を有する台座部10が形成されており、台座部10の右側には、メダル投入口22が設けられ、台座部10の左側には、1−BETボタン11及び最大BETボタン13が設けられている。1−BETボタン11は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚を遊技への賭け枚数とし、2回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚を遊技への賭け枚数とする。最大BETボタン13は、1回の遊技に賭けることが可能な最大枚数(3枚)を遊技への賭け枚数とする。これらBETボタン11・13を操作することで、上述の入賞ライン8a〜8eが有効化されるようになっている。
台座部10の前面部の左端には、遊技者が獲得したメダルのクレジット/払い出しを押し操作により切り替える貯留メダル精算ボタン14(以下、C/Pボタン14と言う)が設けられている。このC/Pボタン14の切り替えにより「払い出し」が選択された場合には、正面下部のメダル払出口15からメダルが払い出され、払い出されたメダルはメダル受部16に溜められる。一方、「クレジット」が選択された場合には、遊技機1が備えるメモリ(例えば、後述するRAM33等)にメダル数がクレジットとして記憶される。
C/Pボタン14の右側には、遊技者の操作により回転リール3L・3C・3Rを回転させるための遊技開始指令手段としてのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。台座部10の前面部中央には、3個の回転リール3L、3R、3Cの回転をそれぞれ停止させるための停止指令手段としての3個の停止ボタン7L・7C・7Rが設けられている。
キャビネット2の上方の左右には、スピーカ21L・21Rが設けられている。2台のスピーカ21L・21Rの間には、入賞図柄の組合せ及びメダルの配当枚数等を表示する配当表パネル23が設けられている。また、スピーカ21L・21Rや配当表パネル23の上方にはLEDランプ29が設けられており、後述の遊技状態に応じた演出に伴い、点滅等するようになっている。
(遊技機1の電気的構成:主制御回路71)
上記のように構成された遊技機1は、図6、図7に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。図6に示す主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
CPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生する。サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。そして、CPU31は、これらの乱数発生器36及びサンプリング回路37でサンプリングされた乱数及びROM32内に格納されている確率抽籤テーブルに基づいて、内部当籤役を決定するようになっている。
尚、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ち、CPU31の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成しても良い。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
主制御回路71のRAM33には、種々の情報が一時的に格納される。例えば、遊技状態、一の遊技におけるメダル投入数、一の遊技におけるメダル払出数、各回転リール3L・3C・3Rの回転の開始から回転の自動停止までの所定時間としての最大カウント数の値等が格納される。最大カウント数の値は、後述する内部当籤役信号とともに、副制御回路72に送信される。
一方、主制御回路71のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽籤テーブルや停止ボタンの操作に応じて回転リール3L・3C・3Rの停止態様を決定するための停止テーブル群等の各種のデータテーブルと、副制御回路72へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。また、ROM32には、後述のメインルーチン等の各処理ルーチンを実行するプログラムや最大カウント数決定テーブル等が格納されている。
上記のマイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、各種ランプ(1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、WINランプ17、メダル投入ランプ24、遊技開始表示ランプ25)と、各種表示部(払出枚数表示部18、クレジット表示部19、役物作動回数表示部20)と、メダルを収納し、ホッパー駆動回路41の命令により所定枚数のメダルを払出す遊技価値付与手段としてのホッパー(払出しのための駆動部を含む)40と、回転リール3L・3C・3Rを回転駆動するステッピングモータ49L・49C・49Rとがある。
さらに、ステッピングモータ49L・49C・49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパー40を駆動制御するホッパー駆動回路41、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路45、及び各種表示部を駆動制御する表示部駆動回路48がI/Oポート38を介してCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、主制御回路71は、制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する入力信号発生手段に接続されている。主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11S、最大BETスイッチ13S、C/Pスイッチ14S、投入メダルセンサ22S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路50、払出完了信号回路51がある。これらもI/Oポート38を介してCPU31に接続されている。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L・7C・7Rの操作に応じてリール停止信号を発生する。また、リール停止信号回路46は、回転リール3L・3C・3Rの回転開始から所定時間が経過すると、即ち、カウント数が“0”になると、回転中の回転リールを自動停止させる全リール停止信号を発生する。リール位置検出回路50は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各回転リール3L・3C・3Rの位置を検出するための信号をCPU31へ供給する。払出完了信号回路51は、メダル検出部40sの計数値(ホッパー40から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
(遊技機1の電気的構成:副制御回路72)
上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、図7に示すように、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、スピーカ21L・21Rからの音の出力制御及びLEDランプ29の出力制御等の演出を行なうようになっている。
副制御回路72は、主制御回路71を構成する主基板とは別の副基板上に構成され、マイクロコンピュータ(以下『サブマイクロコンピュータ』という)73を主たる構成要素とし、液晶表示装置5の画像制御手段としての画像制御回路81、スピーカ21L・21Rから出力させる音声を制御する音源IC78、及び増幅器としてのパワーアンプ79、LEDランプ29を駆動するLED駆動回路77を備えている。
サブマイクロコンピュータ73は、主制御回路71から送信された制御指令に従って制御動作を行うサブCPU74と、副基板側記憶手段としてのプログラムROM75と、ワークRAM76とを含む。プログラムROM75は、サブCPU74で実行する図示しない演出処理ルーチンや後述するカウント報知処理ルーチン、ボーナス報知処理ルーチン等の制御プログラムや、後述する二次元バーコード決定テーブル等を格納している。また、ワークRAM76は、上記制御プログラムをサブCPU74で実行するときの一時記憶手段として構成される。また、ワークRAM76には、主制御回路71から受け取った内部当籤役や、この内部当籤役に対応する停止テーブルの種類、各回転リール3L・3C・3Rの回転の開始から回転の自動停止までの所定時間としての最大カウント数の値等の各種のデータが記憶される。
尚、副制御回路72は、クロックパルス発生回路、分周器、乱数発生器及びサンプリング回路を備えていないが、サブCPU74の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成されている。この乱数サンプリングにより、二次元バーコード決定テーブルを用いて、BB又はRBに内部当籤した場合に液晶表示装置5に表示させる二次元バーコード102が決定される。
画像制御回路81は、画像制御IC82、画像制御ワークRAM83、画像ROM86、及びビデオRAM87で構成される。画像制御IC82は、サブマイクロコンピュータ73で設定されたパラメータに基づき、画像制御プログラムに従って液晶表示装置5での表示内容を決定する。画像制御ワークRAM83は、画像制御プログラムを画像制御IC82で実行するときの一時記憶手段(バッファ)として構成される。画像ROM86は、演出画像を形成するための演出画像データや複数種類の二次元バーコード102を形成するための画像データを格納する。ビデオRAM87は、画像制御IC82で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。
(遊技状態)
以上のように構成された遊技機1は、『一般遊技状態』、『BB一般遊技状態』および『RB遊技状態』からなる3種類の遊技状態を出現させる。これら「3種類」の各遊技状態は、基本的に、内部当籤する可能性のある役の種類、再遊技に内部当籤する確率及び入賞成立を実現することが可能なボーナスの種別、内部当籤と入賞成立との関係により区別される。
各遊技状態の特徴、即ち、各遊技状態において内部当籤する役の種類等については後述する。また、各遊技状態間の移行は、ボーナス図柄の組み合わせが入賞ライン上に表示されたとき等により移行する。
ここで、BBの入賞成立を契機として発生し、『BB一般遊技状態』及び『RB遊技状態』により構成される遊技状態を総称して、以下『ボーナスゲーム(BB遊技状態)』という。BBの入賞は、一般遊技状態において「青7−青7−青7」又は「赤7−赤7−赤7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。BBの入賞が成立した後、遊技状態がBB一般遊技状態となる。RBの入賞は、一般遊技状態において「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶこと、又はBB一般遊技状態において「Replay−Replay−Replay」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。BB一般遊技状態においてRBの入賞が成立することを、一般に『JACIN』と称する。RBの入賞が成立した後、遊技状態がRB遊技状態となる。
リプレイ役(再遊技)の入賞は、一般遊技状態において「Replay−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。リプレイ役の入賞が成立すると、投入したメダルの枚数と同数のメダルが自動投入されるので、遊技者はメダルを消費することなく次回のゲームを行うことができる。
また、一般遊技状態及びBB一般遊技状態では、『上チリの小役』、『下チリの小役』、『スイカの小役』及び『ベルの小役』の入賞成立を実現することが可能である。役物の入賞は、RB遊技状態において「Replay−Replay−Replay」、「赤7−Replay−Replay」又は「青7−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。役物の入賞成立回数が「8回」となったとき、又は、12回の遊技が終了したとき、遊技状態が移行する。ここで、役物の入賞が成立する可能性のあるRB遊技状態のゲームは、一般に『JACゲーム』と称される。
(図柄組み合わせと払い出し枚数)
次に、入賞成立を示す図柄組み合わせとメダルの払い出し枚数との関係を説明する。一般遊技状態においては、BBとRBと再遊技とベルの小役とスイカの小役と上チリの小役と下チリの小役とに入賞する可能性がある。そして、入賞成立がBBやRBの場合、15枚のメダルが払い出され、再遊技の場合、メダルの払い出しはない。また、ベル、スイカ、上チリ、下チリの小役の場合、それぞれ10枚、3枚、1枚、7枚のメダルが払い出される。
また、BB一般遊技状態においては、RBとベルの小役とスイカの小役と上チリの小役と下チリの小役とに入賞する可能性がある。そして、入賞成立がRBの場合、15枚のメダルが払い出される。また、ベル、スイカ、上チリ、下チリの小役の場合、それぞれ10枚、3枚、1枚、7枚のメダルが払い出される。またRB遊技状態において、役物の入賞が成立した場合には、15枚のメダルが払い出される。
(主制御回路71のデータテーブル:最大カウント数決定テーブル)
次に、図8を参照して、内部当籤役に応じた最大カウント数を決定する最大カウント数決定テーブルについて説明する。最大カウント数決定テーブルは、上述したように、主制御回路71のROM32に格納されており、内部当籤役が決定されたときに参照される。
最大カウント数決定テーブルは、内部当籤役欄と、最大カウント数欄とを有している。内部当籤役欄には、内部当籤役として「ハズレ」、「ベル」、「リプレイ」、「スイカ」、「下チリ」、「上チリ」、「BB」、「RB」及び「役物」が格納されており、それぞれの内部当籤役に対応する最大カウント数が、最大カウント数欄に格納されている。例えば、「ベル」に対応する最大カウント数は“10”であり、「下チリ」に対応する最大カウント数は“25”であり、「BB」及び「RB」に対応する最大カウント数は“60”である。そして、これら内部当籤役に対応する最大カウント数の値が副制御回路72に出力されることにより、最大カウント数を表示するカウント画像101,103,104が、各回転リール3L・3C・3Rの回転の開始とともに、液晶表示装置5に表示されることとなる。
(副制御回路72のデータテーブル:二次元バーコード決定テーブル)
次に、図9を参照して、内部当籤役が「BB」又は「RB」である場合に液晶表示装置5に表示させる二次元バーコード102を決定する二次元バーコード決定テーブルについて説明する。二次元バーコード決定テーブルは、上述したように、副制御回路72のプログラムROM75に格納されており、内部当籤役が「BB」又は「RB」である場合に参照される。
二次元バーコード決定テーブルは、「0〜255」の数字を乱数抽出範囲とする乱数範囲欄と、二次元バーコードの内容欄とを有している。そして、サブCPU74の動作プログラム上で実行される乱数サンプリングにより、「0〜63」の範囲に属する乱数が抽出された場合には、図10に示す携帯電話機の待ち受け画面110である「待ち受け画面A」が二次元バーコード102の内容として決定され、「64〜127」の範囲に属する乱数が抽出された場合には、図10に示す携帯電話機の待ち受け画面110と同様の待ち受け画面である「待ち受け画面B」が二次元バーコード102の内容として決定され、「128〜191」の範囲に属する乱数が抽出された場合には、携帯電話機の着信メロディである「着信メロディC」が二次元バーコード102の内容として決定され、「192〜255」の範囲に属する乱数が抽出された場合には、携帯電話機の着信メロディである「着信メロディD」が二次元バーコード102の内容として決定される。そして、内部当籤役が「BB」又は「RB」である場合に、決定された内容を有する二次元バーコード102が液晶表示装置5に表示されることとなる。
(主制御回路71の動作)
上記の構成において、図11に示すメインルーチンを参照して、主制御回路71のCPU31の制御動作について説明する。
先ず、電源が投入されると、遊技機1は、主制御回路71において図11のメインルーチンを実行することにより遊技を実施可能な状態になると共に、副制御回路72において図示しない演出処理ルーチンや図13のカウント報知処理ルーチン、図14のボーナス報知処理ルーチン等を実行することにより、液晶表示装置5において演出画像やカウント画像101,103,104、二次元バーコード102等の表示等を実施したり、実施可能な状態になる。
(主制御回路71の動作:メインルーチン)
主制御回路71によりメインルーチンが実行されると、図11に示すように、ゲーム開始時の初期化が行われた後(S1)、ゲーム終了時のRAM33の所定の記憶内容が消去される(S2)。次に、投入メダルセンサ22SやBETスイッチ11S・13Sからの入力があるまで待機状態となり、入力があったときに、メダル投入信号が副制御回路72に送信される(S3)。そして、スタートレバー6の操作によりスタートスイッチ6Sがオンされたか否かが判定される(S4)。
スタートスイッチ6Sがオンされなければ(S4,NO)、S4が再実行され、スタートレバー6が操作されるまで待機状態とされる。スタートスイッチ6Sがオンされると(S4,YES)、抽籤用の乱数が抽出され(S5)、遊技状態監視処理が実行されることによって、今回の遊技における遊技状態が確認される(S6)。今回の遊技の遊技状態が確認されると、次に、確率抽籤処理が行われる(S7)。
即ち、図12において、遊技状態に応じた確率抽籤テーブルに基づいて、乱数抽籤により内部当籤役が決定された後(A1)、図8の最大カウント数決定テーブルが参照されることにより、内部当籤役に応じた最大カウント数が決定される(A2)。そして、内部当籤役の情報が内部当籤役信号として副制御回路72に出力されるとともに(A3)、最大カウント数の値が副制御回路72に出力されて(A4)、メインルーチンに復帰される。
図11に戻って、内部当籤役を決定すると、リール回転処理に実行が移行されて(S8)、回転リール3L・3C・3Rの回転が開始され、同時にカウント数のカウントダウンが開始されるとともに、リール回転信号が副制御回路72に出力される。その後、停止テーブル選択処理が実行される(S9)。続いてリール回転停止処理が実行され(S10)、何れかの停止ボタン7L・7C・7Rが操作されたタイミングやカウント数の値が「0」になったタイミングで滑りコマ数が決定された後、滑りコマ数分、回転リール3L・3C・3Rが回転されてから停止される。ここで、回転リール3L・3C・3Rの停止に合わせて、リール停止信号や全リール停止信号が副制御回路72に出力される。この後、入賞判定(入賞検索)により図柄の停止態様に基づいて入賞役(入賞が成立した役)が識別され(S11)、入賞信号が単位遊技の終了信号として副制御回路72に出力される。そして、遊技状態に応じてメダルのクレジット又は払出しが行われる(S12)。尚、入賞役がBB又はRBであると判定された場合には、BB一般遊技状態又はRB遊技状態の発生が行われる。
次に、現在の遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態であるか否かが判定される(S13)。そして、遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態でない場合には(S13,NO)、S2が再実行される。一方、遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態である場合には(S13,YES)、ボーナスの『遊技数チェック処理』が行われる(S14)。この後、ボーナスの終了時であるか否かが判定され(S15)、ボーナスの終了時でないと判定された場合には(S15,NO)、S2が再実行される。一方、ボーナスの終了時であると判定された場合には(S15,YES)、ボーナス終了信号が副制御回路72に出力された後(S16)、S2が再実行される。
(副制御回路72の動作:カウント報知処理ルーチン)
次に、図13を用いて、副制御回路72が実行するカウント報知処理ルーチンについて説明する。尚、副制御回路72においては、図示しない演出処理ルーチンや、後述するボーナス報知処理ルーチン等の各種の処理ルーチンを独立して並列的に実行している。
カウント報知処理ルーチンが実行されると、先ず、図13に示すように、メダル投入信号を受信したか否かが判定され(B1)、メダル投入信号を受信しなければ(B1,NO)、B1から再実行されて、メダル投入信号の受信待ちとなる。一方、メダル投入信号を受信すると(B1,YES)、図2に示すように、最大カウント数が“30”のカウント画像101が液晶表示装置5に表示され(B2)、その後、主制御回路71から送信されてくる最大カウント数の値を取得したか否かが判定される(B3)。最大カウント数の値を取得していなければ(B3,NO)、B3から再実行されて、最大カウント数の値の取得待ちとなる。一方、最大カウント数の値を取得すると(B3,YES)、リール回転信号を受信した後に(B4)、最大カウント数変更後のカウント画像101(内部当籤役がBBであればカウント画像103、RBであればカウント画像104)が液晶表示装置5に表示され(B5)、経過時間に応じてカウント数がカウントダウンされる(B6)。例えば、内部当籤役がベルであれば、図3に示すように、最大カウント数“10”からカウントダウンされる。
このように、内部当籤役に応じて最大カウント数が変更されるから、最大カウント数を表示したカウント画像101によって、3個の回転リール3L・3C・3Rの回転が開始されてから回転が自動的に停止されるまでの時間に加えて、内部当籤役が何であるのかを遊技者に報知することができる。
その後、カウント数が“0”であるか否かが判定され(B7)、カウント数が“0”であれば(B7,YES)、全リール停止信号を受信した後に(B8)、カウント画像101(内部当籤役がBBであればカウント画像103、RBであればカウント画像104)が液晶表示装置5から消去されて(B9)、B1から再実行される。一方、B7において、カウント数が“0”でなければ(B7,NO)、全てのリール停止信号を受信したか否かが判定され(B10)、全てのリール停止信号を受信していなければ(B10,NO)、B6から再実行されて、カウントダウンが継続される。一方、全てのリール停止信号を受信すると(B10,YES)、カウント画像101(内部当籤役がBBであればカウント画像103、RBであればカウント画像104)が液晶表示装置5から消去されて(B9)、B1から再実行される。
(副制御回路72の動作:ボーナス報知処理ルーチン)
次に、図14を用いて、副制御回路72が実行するボーナス報知処理ルーチンについて説明する。
ボーナス報知処理ルーチンが実行されると、先ず、図14に示すように、内部当籤役信号を受信したか否かが判定され(C1)、内部当籤役信号を受信しなければ(C1,NO)、C1から再実行されて、内部当籤役信号の受信待ちとなる。一方、内部当籤役信号を受信すると(C1,YES)、内部当籤役がボーナス役(BB又はRB)であるか否かが判定され(C2)、内部当籤役がボーナス役でなければ(C2,NO)、C1から再実行される。一方、内部当籤役がボーナス役であれば(C2,YES)、リール回転信号を受信した後に(C3)、ボーナスがBBであるか否かが判定され(C4)、ボーナスがBBであれば(C4,YES)、最大カウント数が“60”のカウント画像101の表示色が黒色から赤色に変化されて(C5)、図4に示すカウント画像103となる。一方、ボーナスがBBでなければ(C4,NO)、ボーナスがRBであると判断されて、最大カウント数が“60”のカウント画像101の表示色が黒色から青色に変化されて(C6)、図5に示すカウント画像104となる。
このように、内部当籤役がボーナス役(BB及びRB)である場合に、カウント画像の表示色を黒色から赤色又は青色に変化させることで、カウント画像103,104によって、3個の回転リール3L・3C・3Rの回転が開始されてから回転が自動的に停止されるまでの時間に加えて、ボーナス役に内部当籤していることを遊技者に報知することができる。
C5又はC6の処理の後、図9に示す二次元バーコード決定テーブルを用いて液晶表示装置5に表示させる二次元バーコード102が抽籤により決定され(C7)、決定された二次元バーコード102が液晶表示装置5に表示される(C8)。
このように、内部当籤役がボーナス役である場合に二次元バーコード102を表示することで、ボーナス役に内部当籤していることを遊技者に報知することができるとともに、遊技者に携帯電話機を用いてこの二次元バーコード102を撮影させることで、ボーナス役に内部当籤したことを記念する待ち受け画面110(図10参照)等の特典を遊技者に付与することができる。
また、遊技者に二次元バーコード102を撮影させるために、所定時間が初期値である30秒から30秒延長されて、最大カウント数が“60”になるから、遊技者はゆとりを持って二次元バーコード102の撮影を行うことができる。
その後、単位遊技の終了待ちが行われ(C9)、二次元バーコード102が液晶表示装置5から消去されて(C10)、C1から再実行される。
(本実施の形態の概要)
以上のように、本実施の形態の遊技機1は、遊技の開始を指令する遊技開始指令手段(スタートレバー6、スタートスイッチ6S等)と、複数の図柄(赤7等)を変動表示可能な図柄表示手段(ステッピングモータ49L・49C・49R、リール位置検出回路50、回転リール3L・3C・3R等)と、遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段(主制御回路71、図11のメインルーチン等)と、図柄の変動表示を停止表示させるように指令する停止指令手段(停止ボタン7L・7C・7R、リール停止信号回路46等)と、内部当籤役と停止指令手段の指令に基づいて、図柄の変動表示を停止させる停止制御手段(主制御回路71、図11のメインルーチン等)と、停止制御手段が図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段(主制御回路71、図11のメインルーチン、ホッパー40、ホッパー駆動回路41、メダル検出部40s等)と、図柄表示手段が図柄の変動表示を開始してからの時間を計測する時間計測手段(主制御回路71、図11のメインルーチン等)と、時間計測手段が所定時間を計測した場合に、停止指令手段の指令によらずに図柄の変動表示を停止させる自動停止手段(主制御回路71、図11のメインルーチン等)と、時間計測手段が計測する時間が所定時間になるまでの残り時間を時間情報(カウント画像101等)として表示する時間情報表示手段(液晶表示装置5等)と、内部当籤役に応じて所定時間を決定する所定時間決定手段(主制御回路71、図8の最大カウント数決定テーブル、図12の確率抽籤処理ルーチン等)と、を有する構成にされている。
上記の構成によれば、時間計測手段が計測する時間が所定時間となるまでの残り時間を時間情報として表示するとともに、内部当籤役に応じて所定時間を決定するから、例えば、内部当籤役がベルの場合に所定時間を10秒に決定することで、所定時間としての時間情報によって、図柄の変動表示の開始から図柄の変動表示が自動的に停止されるまでの残り時間が10秒であることに加えて、内部当籤役がベルであることを遊技者に報知することができる。
また、本実施の形態の遊技機1は、遊技の開始を指令する遊技開始指令手段(スタートレバー6、スタートスイッチ6S等)と、複数の図柄(赤7等)を変動表示可能な図柄表示手段(ステッピングモータ49L・49C・49R、リール位置検出回路50、回転リール3L・3C・3R等)と、遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段(主制御回路71、図11のメインルーチン等)と、図柄の変動表示を停止表示させるように指令する停止指令手段(停止ボタン7L・7C・7R、リール停止信号回路46等)と、内部当籤役と停止指令手段の指令に基づいて、図柄の変動表示を停止させる停止制御手段(主制御回路71、図11のメインルーチン等)と、停止制御手段が図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段(主制御回路71、図11のメインルーチン、ホッパー40、ホッパー駆動回路41、メダル検出部40s等)と、図柄表示手段が図柄の変動表示を開始してからの時間を計測する時間計測手段(主制御回路71、図11のメインルーチン等)と、時間計測手段が所定時間を計測した場合に、停止指令手段の指令によらずに図柄の変動表示を停止させる自動停止手段(主制御回路71、図11のメインルーチン等)と、時間計測手段が計測する時間が所定時間になるまでの残り時間を時間情報(カウント画像101等)として表示する時間情報表示手段(液晶表示装置5等)と、内部当籤役に応じて、時間情報表示手段が表示する時間情報の表示態様を変化させる表示態様変化手段(副制御回路72、図14のボーナス報知処理ルーチン等)と、を有する構成にされている。
上記の構成によれば、時間計測手段が計測する時間が所定時間となるまでの残り時間を時間情報として表示するとともに、内部当籤役に応じて時間情報表示手段が表示する時間情報の表示態様を変化させるから、例えば、内部当籤役がボーナスの役である場合に、時間情報の表示色を黒色から赤色に変化させることで、時間情報によって、図柄の変動表示の開始から図柄の変動表示が自動的に停止されるまでの残り時間に加えて、ボーナスの役に内部当籤していることを遊技者に報知することができる。
また、本発明の遊技機1においては、内部当籤役に応じて二次元バーコード102を表示する二次元バーコード表示手段(液晶表示装置5等)を更に備えた構成にされている。上記の構成によれば、内部当籤役に応じて二次元バーコード102を表示するから、例えば、内部当籤役がボーナスの役である場合に二次元バーコード102を表示することで、ボーナスの役に内部当籤していることを遊技者に報知することができるとともに、遊技者に携帯電話機を用いてこの二次元バーコード102を撮影させることで、ボーナスの役に内部当籤したことを記念する特別な待ち受け画面110(図10参照)や着信メロディ等を遊技者に特典として付与することができる。
また、本発明の遊技機1において、二次元バーコード表示手段に二次元バーコード102が表示される場合に、所定時間が延長される構成にされている。上記の構成によれば、二次元バーコード表示手段に二次元バーコード102が表示される場合に所定時間が延長されるから、遊技者はゆとりを持って二次元バーコード102の撮影を行うことができる。
尚、本実施の形態においては、ボーナス役(BB、RB)に内部当籤した場合に、カウント画像101の表示色が変化する構成にされているが、この構成に限定されるものではなく、全ての内部当籤役の各々でカウント画像101の表示態様が変化する構成であってもよい。また、カウント画像101の表示態様の変化は表示色に限定されるものではなく、表示サイズや装飾文字等の字体の変化であってよい。このような構成であっても、カウント画像101の表示態様に基づいて、遊技者に内部当籤役を報知することができる。
また、本実施の形態においては、ボーナス役(BB、RB)に内部当籤した場合に、二次元バーコード102が液晶表示装置5に表示される構成にされているが、この構成に限定されるものではなく、ボーナス役とは別の特定の内部当籤役(例えばスイカ)の場合に二次元バーコード102が液晶表示装置5に表示される構成であってもよい。
また、本実施の形態においては、時間情報表示手段及び二次元バーコード表示手段として、キャビネット2の前面全体を覆うように設けられた液晶表示装置5を用いて説明しているが、キャビネット2の前面の一部を覆う程度の液晶表示装置が設けられた構成であってもよい。
(本発明の実施の形態の変形例)
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技機は、以下の構成を上述の実施の形態における構成に加えて、或いは重複して備えていても良い。
即ち、遊技機は、所定の遊技結果が表示された場合に遊技者に遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、遊技開始指令信号に基づいて所定の役を当籤役として決定する当籤役決定手段と、当籤役に基づいて入賞表示手段に入賞態様を表示させる入賞表示制御手段と、演出表示手段に遊技に関連した演出態様を表示させる演出表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に、特定の遊技結果が表示される可能性があることを予告表示手段に予告態様を表示させる予告表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に特定役蓄積手段が蓄積して記憶している特定の役を当籤役とする蓄積特定役当籤手段とを少なくとも1つ以上備えていても良い。
ここで、上記の『遊技結果表示手段』は、まとめると入賞表示手段、演出表示手段、告知表示手段等を含んで構成されている。それらが、別体の表示装置であっても良いし、単一の表示装置に設けられた所定の表示部(スプライト、深度の異なる3Dオブジェクト)でも良い。また、重なって表示されても良い。さらには、1又は複数の音、1又は複数の光、1又は複数の色、1又は複数の画像、1又は複数の臭い等、1又は複数の感触(振動、圧力)のうちの何れか、複数又は全部により遊技者に報知を行なうようになっていても良い。
『遊技価値付与手段』は、遊技価値(コイン)を付与(払出)するプログラム等、有利状態発生手段を含み、賞媒体の払出、磁気カードへの記録、ゲームの得点加算も含む。
『表示制御手段』は、まとめると入賞表示制御手段、演出表示制御手段、告知表示制御手段等を含んで構成されている。単一の基板に設けられていても、別体の複数の基板に設けられても良いし、入賞表示制御手段は当籤役決定手段と同一の基板に設けられても良い。(別体でも良い。)さらには、演出表示制御手段及び告知表示制御手段は、当籤役決定手段と別体の基板に設けられても良い。(別体でも良い。)
『入賞表示手段』は、静止画像・動画像等を表示するものであり、リールやディスクによる移動表示、複数種類の図柄を可変表示または停止表示する1又は複数の図柄表示部から構成されている。例えばパチスロ機やビデオスロットの図柄、パチンコの特図、音図、判定図柄等を表示する。また、遊技結果として、特定の入賞態様を表示すれば何でも良い。
『表示停止指令手段』は、演出表示手段、入賞表示手段、告知表示手段等のうちの1つ、複数、全ての可変表示を停止させる信号を出力しても良いし、1つ又は複数の表示部に対応して1つ設けられていても良い(表示部は、図柄表示部等)。或いは、1つの表示部に対応して複数設けられていても良い(表示部は、図柄表示部等)。
『有利状態発生手段』は、複数の遊技単位の間、継続して遊技者に有利な状態が続けば何でも良い。例えば発生判定、継続判定、途中終了判定、発生、継続、終了等を行なうプログラム等である。また、『当籤役決定手段』は、当籤役抽籤手段、当籤役持越手段、特定役蓄積手段、蓄積特定役当籤手段等から構成されている。
尚、本実施の形態において、『遊技機』は、パチスロ機、スロットマシン、ビデオスロット等を含む。『遊技結果』は、入賞態様、外れ態様、演出態様、告知態様等を含む。『特定の入賞態様』は、特定の図柄の表示(『3』、『7』等)や特定の図柄の組合せの表示(『777』『776』等)、複数の図柄うちに特定の図柄が含まれている(上チリ、デカチリ等)等を含む。
『外れ態様』は、入賞表示手段に表示される入賞態様以外の態様、演出態様、告知態様等を含む。『所定の遊技結果』は、入賞態様等を含む。『演出態様』は、客待ち中、遊技中、遊技間、入賞(前、中、後)、有利状態(前、中、後)等を盛り上げる態様、または、それらの遊技情報(遊技案内)の報知態様、その他の態様等を含み、『大当り』、『ボーナス』、『外れ』、有利状態の継続数等の文字も含む。
『予告態様』は、所定の当籤役または特定の当籤役が決定されている可能性があることを遊技者に対して予告する態様や外れを予告する態様、また、その演出態様を含む。『外れ?』、『ベル?』、『大当り当籤?』、『ボーナス当籤?』、『遊技手順ナビゲート機能当籤?』等の文字も含む。『告知態様』は、所定の当籤役または特定の当籤役が決定されていることを遊技者に対して告知する態様や、所定の当籤役または特定の当籤役が決定されていないことを遊技者に対して告知する態様を含む。また、その演出態様。『大当り確定』、『ボーナス確定』、『外れ確定』、『ベル確定』、『遊技手順ナビゲート機能当籤?』等の文字も含む。
『態様』は、1又は複数の図柄(動/静止)画像、1又は複数のキャラクタ(動/静止)画像、1又は複数の背景(動/静止)画像、1又は複数の吹出し(動/静止)画像、1又は複数の文字、1図形、1又は複数の可動物の所定の動作等、1又は複数のランプの点灯、点滅等、1又は複数のスピーカの音等を含む。『遊技情報』は、遊技コンセプト(背景)、遊技のルール、操作説明、リーチ目、チャンス目、役・リプレイの説明、有利状態(BB,RB,SB等)の説明、有利状態(BB,RB等)、確率、所定時点(ボーナス、BB,RB、所定操作等)からの経過ゲーム数等を含む。
『遊技開始指令手段』は、スタートレバー、スピンボタン等のスイッチ、遊技媒体投入、図柄始動口(ゲート)等を含む。『表示停止指令手段』は、ボタン、レバー、プログラム(計時手段)等を含む。『図柄表示手段』は、CRT、LCD、プラズマディスプレイ、7セグ、ドットマトリックス、ランプ、LED、蛍光灯、EL、電子ペーパ、フレキシブルLED、フレキシブル液晶、液晶プロジェクタ、リール、ディスク、可動物等。それらが複数、それらの組合せ等を含む。
『当籤役』は、複数の役から当籤役決定手段により当籤役として決定された1または複数の役を含む。『入賞役』は、当籤役に対応する入賞態様が表示された役を含む。『遊技価値』は、賞媒体(コイン、メダル、遊技球)の払出し、遊技結果記憶媒体(磁気カード等)への所定の書き込み、リプレイ、得点の加算、有利状態の発生等を含む。『遊技媒体(賞媒体)』は、コイン、メダル、遊技球、貨幣、紙幣、磁気カード等を含む。
また、パチスロ等における役は、次のうちの1または複数を適用しても良い。外れ、所定枚数の賞媒体を払出す小役、当籤役決定手段が小役を当籤役と決定する確率を1単位遊技の間だけ高確率とするシングルボーナス、当籤役決定手段が小役を当籤役と決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするレギュラーボーナス、当籤役決定手段がレギュラーボーナスを当籤役と決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするビッグボーナス、当籤役決定手段が決定した当籤役に関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する当籤役ナビゲート機能。停止パターン選択手段が選択した停止パターンに関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する押順ナビゲート機能。遊技者にとって有利となる遊技手順を報知する遊技手順ナビゲート機能。
例えば、上述の当籤役ナビゲート機能、左リール、中リール、右リールに対応する左、中、右リール停止ボタンを停止操作する以前に報知されるリール停止パターン(例えば、最初に左リールを停止し、次に中リールを停止、最後に右リールを停止するパターン、同様に左リール停止→右リール停止→中リール停止のパターン、中リール停止→右リール停止→左リール停止のパターン、中リール停止→左リール停止→右リール停止のパターン、右リール停止→左リール停止→中リール停止のパターン、右リール停止→中リール停止→左リール停止のパターン)の6種類等にしたがって、左、中、右リール停止ボタンを停止操作することで入賞表示手段に所定の入賞態様が得られるリール停止ナビゲート機能等。リール停止ナビゲート機能は全てのリール(リール以外で図柄を可変表示する画像表示手段も含まれる)の停止順序をナビゲートしなくても、所定回目(例えば、最初、2番目、3番目等)に停止させるリールを遊技者に報知するようなナビゲート機能も含む。また、所定回目に停止させるリールに所定の図柄が表示されている状態でリールを停止させた場合に入賞表示手段に所定の入賞態様が得られるものも含む。遊技者による表示停止指令手段からの停止指令信号の出力から最小移動(又は略最小変動)で図柄を停止させる機能。遊技媒体の投入無しで1単位遊技の遊技を開始できるリプレイ。
また、1回の単位遊技は、例えば次のようなもののうち何れかを適用しても良い。遊技開始指令手段からの遊技開始指令信号の出力から遊技結果の表示まで。スタートレバーの操作から入賞表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。スタートレバーの操作から所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技媒体が遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技媒体の投入から入賞表示手段に遊技結果が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技媒体が遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技媒体の投入から所定の表示手段に特定の表示が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体(例えば遊技球)の投入または通過を検出してから入賞表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体の投入または通過を検出してから所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。また、複数単位遊技は、連続的または間欠的な複数回の単位遊技を適用しても良い。
さらに、本発明は、上述のパチスロ機やパチンコ遊技機等の実機の他、これらのパチスロ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用して遊技を実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD−ROM、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。尚、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
本実施の形態に係るパチスロ機の斜視図。 液晶表示装置の表示状態を示す説明図。 液晶表示装置の表示状態を示す説明図。 液晶表示装置の表示状態を示す説明図。 液晶表示装置の表示状態を示す説明図。 主制御回路の構成を示すブロック図。 副制御回路の構成を示すブロック図。 最大カウント数決定テーブルを示す図。 二次元バーコード決定テーブルを示す図。 携帯電話機の待ち受け画面を示す図。 メインルーチンのフローチャートを示す図。 確率抽籤処理ルーチンのフローチャートを示す図。 カウント報知処理ルーチンのフローチャートを示す図。 ボーナス報知処理ルーチンのフローチャートを示す図。
符号の説明
1 遊技機
3L,3C,3R 回転リール
5 液晶表示装置
6 スタートレバー
6S スタートスイッチ
7L,7C,7R 停止ボタン
40 ホッパー
40s メダル検出部
41 ホッパー駆動回路
46 リール停止信号回路
49L,49C,49R ステッピングモータ
50 リール位置検出回路
71 主制御回路
72 副制御回路
101 カウント画像
102 二次元バーコード
103 カウント画像
104 カウント画像

Claims (4)

  1. 遊技の開始を指令する遊技開始指令手段と、
    複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、
    前記遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段と、
    前記図柄の変動表示を停止表示させるように指令する停止指令手段と、
    前記内部当籤役と前記停止指令手段の指令に基づいて、前記図柄の変動表示を停止させる停止制御手段と、
    前記停止制御手段が前記図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、
    前記図柄表示手段が前記図柄の変動表示を開始してからの時間を計測する時間計測手段と、
    前記時間計測手段が所定時間を計測した場合に、前記停止指令手段の指令によらずに前記図柄の変動表示を停止させる自動停止手段と、
    前記時間計測手段が計測する時間が前記所定時間になるまでの残り時間を時間情報として表示する時間情報表示手段と、
    前記内部当籤役に応じて前記所定時間を決定する所定時間決定手段と、
    を有することを特徴とする遊技機。
  2. 遊技の開始を指令する遊技開始指令手段と、
    複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、
    前記遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段と、
    前記図柄の変動表示を停止表示させるように指令する停止指令手段と、
    前記内部当籤役と前記停止指令手段の指令に基づいて、前記図柄の変動表示を停止させる停止制御手段と、
    前記停止制御手段が前記図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、
    前記図柄表示手段が前記図柄の変動表示を開始してからの時間を計測する時間計測手段と、
    前記時間計測手段が所定時間を計測した場合に、前記停止指令手段の指令によらずに前記図柄の変動表示を停止させる自動停止手段と、
    前記時間計測手段が計測する時間が前記所定時間になるまでの残り時間を時間情報として表示する時間情報表示手段と、
    前記内部当籤役に応じて、前記時間情報表示手段が表示する前記時間情報の表示態様を変化させる表示態様変化手段と、
    を有することを特徴とする遊技機。
  3. 前記内部当籤役に応じて二次元バーコードを表示する二次元バーコード表示手段を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記二次元バーコード表示手段に二次元バーコードが表示される場合に、前記所定時間が延長されることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
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