JP2007029421A - 遊技機及び遊技システム - Google Patents
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Abstract
【課題】遊技者が違和感無く容易に遊技に参加することができるようにする。
【解決手段】テレビゲーム用コントローラ等の外部コントローラ300を着脱可能なコントローラ接続部103を設ける。コントローラ接続部103に接続された外部コントローラ300は、スタートレバー6及び停止ボタン7L・7C・7Rと同様の操作を行うことが可能になる。そして、遊技者はこの外部コントローラ300を用いて遊技を行うことができる。
【選択図】図1
【解決手段】テレビゲーム用コントローラ等の外部コントローラ300を着脱可能なコントローラ接続部103を設ける。コントローラ接続部103に接続された外部コントローラ300は、スタートレバー6及び停止ボタン7L・7C・7Rと同様の操作を行うことが可能になる。そして、遊技者はこの外部コントローラ300を用いて遊技を行うことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、外部コントローラ手段による操作を受け付けるパチスロ機やパチンコ機、その他の遊技機、及び、遊技機と外部コントローラ手段とを有する遊技システムに関する。
従来、パチスロ機やパチンコ機等の遊技機においては、遊技機本体の所定位置に設けられた各種操作ボタンを操作することで遊技が行われる。しかしながら、各種操作ボタンの配置位置が画一的であるため、遊技者によってはつらい姿勢で各種操作ボタンを操作し続けなければならず、遊技時に疲労を感じるといった問題があった。
そこで、特許文献1には、リモートコントローラを備えた遊技機が開示されている。このリモートコントローラを遠隔操作することにより、遊技者は遊技機から離れて楽な姿勢で遊技を行うことができるため、遊技時における疲労が軽減される。
しかしながら、特許文献1に記載のリモートコントローラのように、遊技者が普段使い慣れていないコントローラは、とっつき難く、操作を行う遊技者に違和感を与える。そのため、遊技者の遊技への参加が慎重になり、遊技者離れを招く可能性がある。また、このようなコントローラを用いることは、操作に慣れるまでに時間や金銭を浪費するリスクを伴うため、遊技者に敬遠される可能性がある。特に、遊技に熟練した遊技者ほど、普段使い慣れていないコントローラを使用して遊技に負ける虞を避けるために、これらコントローラを敬遠すると予想される。
本発明の目的は、遊技者が違和感無く容易に遊技に参加することができる遊技機及び遊技システムを提供することである。
本発明の遊技機は、遊技の開始を指令する遊技開始指令手段と、複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、前記図柄表示手段の変動表示の停止を指令する停止指令手段と、前記遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当選役を抽選により決定する内部当選役決定手段と、前記内部当選役に基づいて前記図柄の変動表示が停止された結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、前記遊技開始指令手段及び前記停止指令手段の機能を備えた外部コントローラ手段を着脱可能に接続するインターフェース手段と、を有することを特徴とする。
上記の構成によれば、テレビゲームのように、ゲーム機本体から離れた場所でゲームコントローラを操作してゲームを行うことに慣れた遊技者においては、遊技機の遊技開始指令手段や停止指令手段を操作して遊技を行う場合よりも、インターフェース手段に接続された外部コントローラ手段を操作して遊技を行うことの方が違和感無く容易に遊技に参加することができる場合がある。特に、家庭のテレビゲームで使用されるゲームコントローラを外部コントローラ手段としてインターフェース手段に接続すれば、テレビゲームの遊技ゲームと同一のゲームコントローラを用いて遊技を行うことができるため、遊技ゲームに慣れた遊技者にとっては、操作の違和感が全く無くなって極めて容易に遊技に参加することができる場合がある。また、遊技機から離れた任意の場所で外部コントローラ手段を操作することができるため、遊技機の所定位置に設けられた遊技開始指令手段や停止指令手段を操作する場合よりも、遊技者の好みの姿勢で遊技を行うことが可能になることから、遊技時における疲労を軽減することができる場合がある。
また、本発明の遊技機においては、前記遊技開始指令手段及び前記停止指令手段の機能を備え、前記遊技機から離れた任意の場所で操作可能にする専用コントローラ手段を有していてよい。上記の構成によれば、遊技者がゲームコントローラ等の外部コントローラ手段を持参してインターフェース手段に接続しなくても、専用コントローラ手段を用いて遊技を行うことができる。これにより、ゲームコントローラを操作してゲームを行うことに慣れた遊技者においては、遊技機の遊技開始指令手段や停止指令手段を操作して遊技を行う場合よりも、インターフェース手段に接続された専用コントローラ手段を操作して遊技を行うことの方が違和感無く容易に遊技に参加することができる場合があると共に、遊技者の好みの姿勢で遊技を行うことが可能になることから、遊技時における疲労を軽減することができる場合がある。
また、本発明の遊技機においては、前記インターフェース手段に対して前記外部コントローラ手段が接続されたことを検出するコントローラ接続検出手段と、前記外部コントローラ手段の接続が検出されたときに、前記外部コントローラ手段による操作を有効化する一方、前記専用コントローラ手段による操作を無効化するコントローラ選択手段と、を有していてよい。上記の構成によれば、遊技者が持参したゲームコントローラ等の外部コントローラ手段をインターフェース手段に接続したときに、専用コントローラ手段の操作が無効化されて、外部コントローラ手段の操作が有効化されるため、専用コントローラ手段と外部コントローラ手段との選択の切替を極めて容易に行うことができることから、遊技への参加を容易化することができる場合がある。
本発明の遊技システムは、上記の遊技機と、前記インターフェース手段に接続される前記外部コントローラ手段と、を有することを特徴とする。
上記の構成によれば、テレビゲームのように、ゲーム機本体から離れた場所でゲームコントローラを操作してゲームを行うことに慣れた遊技者においては、遊技機の遊技開始指令手段や停止指令手段を操作して遊技を行う場合よりも、インターフェース手段に接続された外部コントローラ手段を操作して遊技を行うことの方が違和感無く容易に遊技に参加することができる場合がある。特に、家庭のテレビゲームで使用されるゲームコントローラを外部コントローラ手段としてインターフェース手段に接続すれば、テレビゲームの遊技ゲームと同一のゲームコントローラを用いて遊技を行うことができるため、遊技ゲームに慣れた遊技者にとっては、操作の違和感が全く無くなって極めて容易に遊技に参加することができる場合がある。また、遊技機から離れた任意の場所で外部コントローラ手段を操作することができるため、遊技機の所定位置に設けられた遊技開始指令手段や停止指令手段を操作する場合よりも、遊技者の好みの姿勢で遊技を行うことが可能になることから、遊技時における疲労を軽減することができる場合がある。
本発明の実施の形態を図1ないし図9に基づいて以下に説明する。
本実施の形態にかかる遊技機は、図1に示すように、所謂『パチスロ機』であり、複数の図柄の変動表示を停止して表示される図柄に基づいて特定の入賞態様が成立するように、遊技者の操作により変動表示を停止可能に構成されている。尚、遊技機は、コインやメダル115、遊技球、トークン等の他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技するものであるが、以下の説明においては、メダル115を用いるものとして説明する。
(遊技機1の機械的構成)
図1は、遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1の全体を形成している筐体であるキャビネット2の正面には、略垂直面としてのパネル表示部2aが形成され、その中央には縦長矩形の表示窓4L・4C・4Rが設けられている。表示窓4L・4C・4Rには、入賞ラインとして水平方向にトップライン8b、センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向にクロスダウンライン8a及びクロスアップライン8eが設けられている。これらの入賞ラインは、後述の1−BETボタン11、2−BETボタン12、最大BETボタン13を操作すること、或いはメダル投入口22にメダル115を投入することにより、それぞれ1本、3本、5本が有効化される。どの入賞ラインが有効化されたかは、後で説明するBETランプ9a・9b・9cの点灯で表示される。
図1は、遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1の全体を形成している筐体であるキャビネット2の正面には、略垂直面としてのパネル表示部2aが形成され、その中央には縦長矩形の表示窓4L・4C・4Rが設けられている。表示窓4L・4C・4Rには、入賞ラインとして水平方向にトップライン8b、センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向にクロスダウンライン8a及びクロスアップライン8eが設けられている。これらの入賞ラインは、後述の1−BETボタン11、2−BETボタン12、最大BETボタン13を操作すること、或いはメダル投入口22にメダル115を投入することにより、それぞれ1本、3本、5本が有効化される。どの入賞ラインが有効化されたかは、後で説明するBETランプ9a・9b・9cの点灯で表示される。
ここで、入賞ライン8a〜8eは、役の入賞の成否に関わる。具体的には、所定の役(例えば、後述の『上チリの小役』)に対応する一の図柄(例えば、後述の「上チリ(図柄97)」)が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置(例えば、後述のBET数が「3」であれば左の表示窓4L内の位置)に停止表示されること、又は所定の役に対応する図柄組み合わせを構成する図柄が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役の入賞が成立することとなる。
キャビネット2の内部には、3個のリール3L・3C・3Rが回転自在に横一列に設けられている。各リール3L・3C・3Rの外周面には、複数の図柄からなる図柄列が記されている。
図柄列は、図2に示すように、「00」〜「20」のコードナンバーが付された複数種類の図柄からなっている。具体的には、「赤7(図柄91)」、「青7(図柄92)」、「下チリ(図柄93)」、「ベル(図柄94)」、「スイカ(図柄95)」、「Replay(図柄96)」および「上チリ(図柄97)」の図柄からなっている。各リールの図柄は、表示窓4L・4C・4Rを通して観察可能にされている。各リールは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。
上記の図柄列中における「赤7(図柄91)」、「青7(図柄92)」は、特定の入賞態様を構成するものとして設定されている。ここで、特定の入賞態様とは、後述のBB(ビッグボーナス)やRB(レギュラーボーナス)のボーナスが成立する入賞態様を意味する。尚、特定の入賞態様は、ST等のボーナス以外の有利な遊技状態を開始させる入賞態様を含む。ここで、STとは、スーパータイムの略称である。
図1に示すように、表示窓4L・4C・4Rの左側には、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、クレジット表示部19が設けられている。1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cは、一のゲーム(単位遊技)を行うために賭けられたメダルの数(以下『BET数』という)に応じて点灯する。ここで、本実施の形態では、一のゲームは、全てのリールが停止したときに終了する。1−BETランプ9aは、BET数が「1」で1本の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。2−BETランプ9bは、BET数が「2」で3本の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。最大BETランプ9cは、BET数が「3」で全て(5本)の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。クレジット表示部19は、7セグメントLEDから成り、貯留されているメダルの枚数を表示する。
表示窓4L・4C・4Rの右側には、当り表示ランプ(所謂WINランプ)17及び払出表示部18が設けられている。当り表示ランプ17は、基本的に、BB又はRBの入賞成立が実現可能となった後、BB又はRBの入賞が成立するまでの間、点灯する。ここで、BB及びRBを総称して、以下『ボーナス』という。払出表示部18は、7セグメントLEDから成り、入賞成立時のメダルの払出枚数を表示する。
パネル表示部2aの右側上部には、ボーナス遊技情報表示部20が設けられている。ボーナス遊技情報表示部20は、7セグメントLEDを備えており、後で説明するBB一般遊技状態におけるゲームの回数等を表示する。表示窓4L・4C・4Rの下方には、水平面の台座部10が配置されている。台座部10と表示窓4L・4C・4Rとの間には、液晶表示装置5が設けられている。液晶表示装置5は、遊技に関連する情報、例えばST時における内部当選役の入賞に関する情報や、遊技上の演出等を表示画面5aに表示する。
液晶表示装置5の右側には、メダル投入口22が設けられている。液晶表示装置5の左側には、1−BETボタン11、2−BETボタン12、及び最大BETボタン13が設けられている。1−BETボタン11は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚をゲームへの賭け枚数とする。2−BETボタン12は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚をゲームへの賭け枚数とする。最大BETボタン13は、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数をゲームへの賭け枚数とする。これらのBETボタン11・12・13を操作することで、前述のとおり、所定の入賞ラインが有効化される。
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者がゲームで獲得したメダルのクレジット/払出しを押しボタン操作で切替えるC/Pボタン14が設けられている。このC/Pボタン14の切り替えにより、正面下部のメダル払出ロ15からメダル115が払出され、払出されたメダル115はメダル受け部16に溜められる。
C/Pボタン14の右側には、スタートレバー6が配置されている。スタートレバー6は、所定の角度範囲で回動自在に取り付けられており、遊技者の操作により遊技開始指令信号を出力することによって、リール3L・3C・3Rを回転させ、表示窓4L・4C・4R内での図柄の変動表示を開始させる。
キャビネット2の上方の左右には、スピーカ21L・21Rが設けられ、その2台のスピーカ21L・21Rの間には、入賞図柄の組み合わせ及びメダルの配当枚数等を表示する配当表パネル23が設けられている。また、スピーカ21L・21Rや配当表パネル23の上方にはLEDランプ29が設けられており、後述の遊技状態に応じた演出等に伴い、点滅等するようになっている。
また、台座部10の前面部中央で、液晶表示装置5の下方位置には、3個のリール3L・3C・3Rの回転をそれぞれ停止させるためのリール停止信号を出力する3個の停止ボタン7L・7C・7Rが設けられている。
また、台座部10の前面部の右寄りには、透過性を有する材質で形成されたコントローラ切替ボタン101が設けられている。コントローラ切替ボタン101は、遊技者により押し操作可能にされており、押し操作により、後述の専用コントローラ102又は外部コントローラ300からの操作が許可されている状態(コントローラ操作許可状態)と専用コントローラ102又は外部コントローラ300からの操作が禁止されている状態(コントローラ操作禁止状態)とを切替えるようになっている。コントローラ切替ボタン101の押し操作により、コントローラ操作許可状態にされた場合には、専用コントローラ102又は外部コントローラ300からの操作が有効化されるとともに、スタートレバー6及び停止ボタン7L・7C・7Rからの操作が無効化される。一方、コントローラ切替ボタン101の押し操作により、コントローラ操作禁止状態にされた場合には、スタートレバー6及び停止ボタン7L・7C・7Rからの操作が有効化されるとともに、専用コントローラ102又は外部コントローラ300からの操作が無効化される。即ち、遊技者はコントローラ切替ボタン101を押し操作することにより、コントローラ操作許可状態とコントローラ操作禁止状態とを切替えて、スタートレバー6及び停止ボタン7L・7C・7Rによる操作と、専用コントローラ102又は外部コントローラ300による操作のどちらかを選択することになる。
コントローラ切替ボタン101には、切替ランプ105が内蔵されている。切替ランプ105は、コントローラ操作許可状態のときに点灯され、コントローラ操作禁止状態のときに消灯される。切替ランプ105が点灯しているか否かは、コントローラ切替ボタン101を透過して視認可能である。
また、メダル受け部16の右寄りには、専用コントローラ手段としての専用コントローラ102が接続されている。専用コントローラ102は、少なくとも、スタートレバー6及び停止ボタン7L・7C・7Rと同様の操作を行うことが可能である。つまり、遊技開始指令信号を出力するボタンと、左リール停止信号を出力するボタンと、中央リール停止信号を出力するボタンと、右リール停止信号を出力するボタンと、を少なくとも備えている。そして、上述のコントローラ切替ボタン101の押し操作により、コントローラ操作許可状態にされている場合には、遊技者は、スタートレバー6及び停止ボタン7L・7C・7Rの操作に代えて、専用コントローラ102を操作することで、遊技を行うことが可能である。遊技者は、テレビゲームの感覚で専用コントローラ102を操作して、遊技機1本体から離れた場所で遊技を行うことができる。
このように、ゲームコントローラを操作してゲームを行うことに慣れた遊技者においては、遊技機1のスタートレバー6や停止ボタン7L・7C・7Rを操作して遊技を行う場合よりも、専用コントローラ102を操作して遊技を行うことの方が違和感無く容易に遊技に参加することができる。また、専用コントローラ102を用いれば、遊技者の好みの姿勢で遊技を行うことが可能になることから、遊技時における疲労を軽減することができる。
また、メダル受け部16の左寄りには、コントローラ接続部103が設けられている。コントローラ接続部103には、パーソナルコンピュータ用コントローラ、A社ゲーム機用コントローラ、B社ゲーム機用コントローラ、C社ゲーム機用コントローラ等、各種の外部コントローラ300を外部コントローラ手段として接続することが可能である。そして、コントローラ接続部103に接続された各種の外部コントローラ300は、後述のゲームコントローラ操作ボタン変換テーブル(図5参照)に基づいた操作により、遊技の開始と各リールの停止とを指令することが可能である。そして、上述のコントローラ切替ボタン101の押し操作により、コントローラ操作許可状態にされている場合には、遊技者は、スタートレバー6及び停止ボタン7L・7C・7Rの操作に代えて、各種の外部コントローラ300を操作することで、遊技を行うことが可能である。遊技者は、テレビゲームの感覚で外部コントローラ300を操作して、遊技機1本体から離れた場所で遊技を行うことができる。
このように、ゲームコントローラを操作してゲームを行うことに慣れた遊技者においては、遊技機1のスタートレバー6や停止ボタン7L・7C・7Rを操作して遊技を行う場合よりも、外部コントローラ300を操作して遊技を行うことの方が違和感無く容易に遊技に参加することができる。特に、家庭のテレビゲームで使用されるゲームコントローラを外部コントローラ300として接続すれば、テレビゲームの遊技ゲームと同一のゲームコントローラを用いて遊技を行うことができるため、遊技ゲームに慣れた遊技者にとっては、操作の違和感が全く無くなって極めて容易に遊技に参加することができる。また、遊技機1から離れた任意の場所で外部コントローラ300を操作することができるため、遊技機1の所定位置に設けられたスタートレバー6や停止ボタン7L・7C・7Rを操作する場合よりも、遊技者の好みの姿勢で遊技を行うことが可能になることから、遊技時における疲労を軽減することができる。
また、コントローラ接続部103の内部には、コントローラ接続検出手段を構成する図示しない接続検出部104が設けられている。接続検出部104は、外部コントローラ300の接続コネクタ301がコントローラ接続部103に接続されると、電圧変動により接続コネクタ301を検出して、接続信号を出力する。コントローラ切替ボタン101の押し操作によりコントローラ操作許可状態にされている場合において、接続検出部104からの接続信号により、コントローラ接続部103に外部コントローラ300が接続されていると判断された場合には、専用コントローラ102からの操作が無効化される一方、外部コントローラ300からの操作が有効化される。
このように、遊技者が持参したゲームコントローラ等の外部コントローラ300をコントローラ接続部103に接続したときに、専用コントローラ102の操作が無効化されて、外部コントローラ300の操作が有効化されるため、専用コントローラ102と外部コントローラ300との選択の切替を極めて容易に行うことができる。これにより、複雑な切替作業が不要となり、遊技への参加を容易化することができる。
(遊技機1の電気的構成:主制御回路71)
上記のように構成された遊技機1は、図3、図4に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。図3に示す主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
上記のように構成された遊技機1は、図3、図4に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。図3に示す主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
CPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。
尚、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ち、CPU31の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成しても良い。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
上記のマイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、各種ランプ(1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、当り表示ランプ17)と、各種表示部(払出表示部18、クレジット表示部19、ボーナス遊技情報表示部20)と、メダル115を収納し、ホッパー駆動回路41の命令により所定枚数のメダルを払出す遊技価値付与手段としてのホッパー(払出しのための駆動部を含む)40と、リール3L・3C・3Rを回転駆動するステッピングモータ49L・49C・49Rとがある。
さらに、ステッピングモータ49L・49C・49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパー40を駆動制御するホッパー駆動回路41、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路45、及び各種表示部を駆動制御する表示部駆動回路48がI/Oポート38を介してCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、主制御回路71は、制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する入力信号発生手段に接続されている。主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11S、2−BETスイッチ12S、最大BETスイッチ13S、C/Pスイッチ14S、投入メダルセンサ22S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路50、払出完了信号回路51、コントローラ切替スイッチ101S、コントローラ接続部103、接続検出部104、専用コントローラ102がある。これらもI/Oポート38を介してCPU31に接続されている。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダル115を検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L・7C・7Rの操作に応じてリール停止信号を発生する。リール位置検出回路50は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L・3C・3Rの位置を検出するための信号をCPU31へ供給する。払出完了信号回路51は、メダル検出部40sの計数値(ホッパー40から払出されたメダル115の枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
コントローラ切替スイッチ101Sは、コントローラ操作許可状態とコントローラ操作禁止状態とを切替える。コントローラ接続部103は、外部コントローラ300からの操作信号をCPU31へ供給する。接続検出部104は、外部コントローラ300が接続されている旨の接続信号をCPU31へ供給する。専用コントローラ102は、遊技開始指令信号及び各リール停止信号をCPU31へ供給する。
さらに、コントローラ操作許可状態である場合に点灯され、コントローラ操作禁止状態である場合に消灯される切替ランプ105が、I/Oポート38を介してCPU31の出力部に接続されている。
乱数発生器36は、0から16383の範囲に属する乱数を発生させる。サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングでこの乱数範囲の中から1個の乱数をサンプリングする。そして、CPU31は、これらの乱数発生器36及びサンプリング回路37でサンプリングされた乱数及びROM32内に格納されている確率抽選テーブルに基づいて、内部当選役を決定するようになっている。
また、主制御回路71のRAM33には、種々の情報が一時的に格納される。例えば、ヒットリクエストフラグの情報等が格納される。一方、主制御回路71のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽選テーブル等の各種のデータテーブル、外部コントローラ300からの各種操作信号を操作内容に関連付けるゲームコントローラ操作ボタン変換テーブル(図5参照)、副制御回路72へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。また、ROM32には、CPU31で実行するメインルーチンや、コントローラ操作許可状態とコントローラ操作禁止状態とを切替えることで切替ランプ105を点灯・消灯させる切替ランプ点灯ルーチン等の各種のプログラムが格納されている。なお、これらのルーチンの詳細については後述する。
(遊技機1の電気的構成:副制御回路72)
上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、図4に示すように、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、スピーカ21L・21Rからの音の出力制御、及びLEDランプ29の出力制御を行う。
上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、図4に示すように、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、スピーカ21L・21Rからの音の出力制御、及びLEDランプ29の出力制御を行う。
この副制御回路72は、主制御回路71を構成する主基板とは別の副基板上に構成され、マイクロコンピュータ(以下『サブマイクロコンピュータ』という)73を主たる構成要素とし、液晶表示装置5の表示制御手段としての画像制御回路81、スピーカ21L・21Rにより出音される音を制御する音源IC78、及び増幅器としてのパワーアンプ79、LEDランプ29を駆動するLED駆動回路77を備えている。
サブマイクロコンピュータ73は、主制御回路71から送信された制御指令に従って制御動作を行うサブCPU74と、副基板側記憶手段としてのプログラムROM75と、ワークRAM76とを含む。尚、副制御回路72は、クロックパルス発生回路、分周器、乱数発生器及びサンプリング回路を備えていないが、サブCPU74の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成されている。プログラムROM75は、サブCPU74で実行するリセットルーチン等の制御プログラムを格納している。また、ワークRAM76は、上記制御プログラムをサブCPU74で実行するときの一時記憶手段として構成される。
画像制御回路81は、画像制御IC82、画像制御ワークRAM83、画像ROM86、及びビデオRAM87で構成される。画像制御IC82は、サブマイクロコンピュータ73で設定されたパラメータに基づき、画像制御プログラムに従って液晶表示装置5での表示内容を決定する。画像制御ワークRAM83は、画像制御プログラムを画像制御IC82で実行するときの一時記憶手段(バッファ)として構成される。画像ROM86は、画像を形成するためのドットデータを格納する。ビデオRAM87は、画像制御IC82で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。
(遊技状態)
以上のように構成された遊技機1は、『一般遊技状態』、『BB一般遊技状態』および『RB遊技状態』からなる3種類の遊技状態を出現させる。これら「3種類」の各遊技状態は、基本的に、内部当選する可能性のある役の種類、再遊技に内部当選する確率及び入賞成立を実現することが可能なボーナスの種別、内部当選と入賞成立との関係により区別される。
以上のように構成された遊技機1は、『一般遊技状態』、『BB一般遊技状態』および『RB遊技状態』からなる3種類の遊技状態を出現させる。これら「3種類」の各遊技状態は、基本的に、内部当選する可能性のある役の種類、再遊技に内部当選する確率及び入賞成立を実現することが可能なボーナスの種別、内部当選と入賞成立との関係により区別される。
各遊技状態の特徴、即ち、各遊技状態において内部当選する役の種類、その確率及び各遊技状態におけるリール3L・3C・3Rの停止制御(入賞する可能性のある役の種類等)については後述する。また、各遊技状態間の移行は、ボーナス図柄の組み合わせが入賞ライン上に表示されたとき等により移行する。
ここで、BB(ビッグボーナス)の入賞成立を契機として発生し、『BB一般遊技状態』及び『RB遊技状態』により構成される遊技状態を総称して、以下『BB遊技状態』という。BBの入賞は、一般遊技状態において「青7−青7−青7」又は「赤7−赤7−赤7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。BBの入賞が成立した後、遊技状態がBB一般遊技状態となる。BB一般遊技状態は、30回の小役ゲーム又は3回のレギュラーボーナスを消化すると終了する。RB(レギュラーボーナス)の入賞は、一般遊技状態又はBB一般遊技状態において「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。BB一般遊技状態においてRBの入賞が成立することを、一般に『JACIN』と称する。RBの入賞が成立した後、遊技状態がRB遊技状態となる。
リプレイ役(再遊技)の入賞は、一般遊技状態において「Replay−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。リプレイ役の入賞が成立すると、投入したメダル115の枚数と同数のメダル115が自動投入されるので、遊技者はメダル115を消費することなく次回のゲームを行うことができる。
また、一般遊技状態及びBB一般遊技状態では、『上チリの小役』、『下チリの小役』、『スイカの小役』及び『ベルの小役』の入賞成立を実現することが可能である。役物の入賞は、RB遊技状態において「Replay−Replay−Replay」、「赤7−Replay−Replay」又は「青7−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。役物の入賞成立回数が「8回」となったとき、又は、12回の遊技が終了したとき、遊技状態が移行する。ここで、役物の入賞が成立する可能性のあるRB遊技状態のゲームは、一般に『JACゲーム』と称される。
(図柄組み合わせと払い出し枚数)
次に、入賞成立を示す図柄組み合わせとメダルの払い出し枚数との関係を説明する。一般遊技状態においては、BBとRBと再遊技とベルの小役とスイカの小役と上チリの小役と下チリの小役とに入賞する可能性がある。そして、入賞成立がBBやRBの場合、15枚のメダル115が払い出され、再遊技の場合、メダル115の払い出しはない。また、ベル、スイカ、上チリ、下チリの小役の場合、それぞれ10枚、3枚、1枚、7枚のメダルが払い出される。
次に、入賞成立を示す図柄組み合わせとメダルの払い出し枚数との関係を説明する。一般遊技状態においては、BBとRBと再遊技とベルの小役とスイカの小役と上チリの小役と下チリの小役とに入賞する可能性がある。そして、入賞成立がBBやRBの場合、15枚のメダル115が払い出され、再遊技の場合、メダル115の払い出しはない。また、ベル、スイカ、上チリ、下チリの小役の場合、それぞれ10枚、3枚、1枚、7枚のメダルが払い出される。
また、BB一般遊技状態においては、RBとベルの小役とスイカの小役と上チリの小役と下チリの小役とに入賞する可能性がある。そして、入賞成立がRBの場合、15枚のメダルが払い出される。また、ベル、スイカ、上チリ、下チリの小役の場合、それぞれ10枚、3枚、1枚、7枚のメダル115が払い出される。またRB遊技状態において、役物の入賞が成立した場合には、15枚のメダル115が払い出される。
(ゲームコントローラ操作ボタン変換テーブル)
主制御回路71のROM32に格納されているゲームコントローラ操作ボタン変換テーブルについて図5を用いて説明する。
主制御回路71のROM32に格納されているゲームコントローラ操作ボタン変換テーブルについて図5を用いて説明する。
このゲームコントローラ操作ボタン変換テーブルにおいては、各種の外部コントローラ300の操作ボタンと、操作内容とが関連付けられている。具体的には、外部コントローラ300がパーソナルコンピュータ用のものであれば、第1操作ボタンがゲームスタートに、第2操作ボタンが左リール停止に、第3操作ボタンが中央リール停止に、第4操作ボタンが右リール停止に、夫々関連付けられている。また、外部コントローラ300がA社ゲーム機用のものであれば、第1操作ボタンが左リール停止に、第2操作ボタンが中央リール停止に、第3操作ボタンが右リール停止に、第4操作ボタンがゲームスタートに、夫々関連付けられている。また、外部コントローラ300がB社ゲーム機用のものであれば、第1操作ボタンがゲームスタートに、第2操作ボタンが中央リール停止に、第3操作ボタンが左リール停止に、第4操作ボタンが右リール停止に、夫々関連付けられている。また、外部コントローラ300がC社ゲーム機用のものであれば、第1操作ボタンがゲームスタートに、第2操作ボタンが左リール停止に、第3操作ボタンが中央リール停止に、第4操作ボタンが右リール停止に、夫々関連付けられている。
主制御回路71のCPU31は、各種の外部コントローラ300からの操作信号が入力されると、外部コントローラ300の種類を特定し、ROM32に格納されたゲームコントローラ操作ボタン変換テーブルを参照することで、各種操作ボタンからの各種操作信号を各種操作内容に関連付ける。これにより、各種の外部コントローラ300からの操作が有効化される。
(主制御回路71の動作)
上記の構成において、図6に示すメインフローチャートを参照して、主制御回路71のCPU31の制御動作について説明する。
上記の構成において、図6に示すメインフローチャートを参照して、主制御回路71のCPU31の制御動作について説明する。
先ず、電源が投入されると、遊技機1は、主制御回路71において図6のメインルーチンを実行することにより遊技を実施可能な状態になると共に、副制御回路72において図示しないリセットルーチンを実行することにより液晶表示装置5の演出画像の表示等を実施したり、実施可能な状態になる。また、主制御回路71は、メインルーチンとは別の処理ルーチンである切替ランプ点灯ルーチンを独立して実行している。切替ランプ点灯ルーチンによる動作については後述する。
(主制御回路71の動作:メインルーチン)
主制御回路71によりメインルーチン等が実行されると、図6に示すように、遊技開始時の初期化が行われる(S1)。この後、ゲーム終了時のRAM33の所定の記憶内容が消去される(S2)。次に、メダル投入処理が実行され、BETスイッチ11S・12S・13S等からの入力があるまで待機状態となる(S3)。そして、BETスイッチ11S・12S・13S等からの入力があると、メダル投入信号が副制御回路72に単位遊技の開始信号として送信される。続いて、ゲーム開始処理が実行される(S4)。
主制御回路71によりメインルーチン等が実行されると、図6に示すように、遊技開始時の初期化が行われる(S1)。この後、ゲーム終了時のRAM33の所定の記憶内容が消去される(S2)。次に、メダル投入処理が実行され、BETスイッチ11S・12S・13S等からの入力があるまで待機状態となる(S3)。そして、BETスイッチ11S・12S・13S等からの入力があると、メダル投入信号が副制御回路72に単位遊技の開始信号として送信される。続いて、ゲーム開始処理が実行される(S4)。
即ち、図7に示すゲーム開始処理ルーチンが実行され、現在の状態が専用コントローラ102又は外部コントローラ300からの操作が許可されたコントローラ操作許可状態であるか否かが判定される(A1)。そして、現在の状態がコントローラ操作許可状態であれば(A1,YES)、続いて、外部コントローラ300がコントローラ接続部103に接続されることで、接続検出部104からの接続信号が入力されているか否かが判定される(A2)。そして、接続信号が入力されていれば(A2,YES)、外部コントローラ300からの操作が有効化される一方、専用コントローラ102からの操作が無効化される。
このように、遊技者が持参したゲームコントローラ等の外部コントローラ300を接続したときに、専用コントローラ102の操作が無効化されて、外部コントローラ300の操作が有効化されるため、専用コントローラ102と外部コントローラ300との選択の切替を極めて容易に行うことができることから、遊技への参加を容易化することができる。
そして、外部コントローラ300の種類が特定される(A3)。その後、外部コントローラ300からの操作信号を受信したか否かが判定され(A4)、外部コントローラ300からの操作信号を受信しなければ(A4,NO)、A1が再実行される。一方、外部コントローラ300からの操作信号を受信すると(A4,YES)、図5のゲームコントローラ操作ボタン変換テーブルが参照され、外部コントローラ300の種類に基づいて操作信号の操作内容が認識される(A5)。そして、外部コントローラ300からの操作信号に係る操作内容がゲームスタートであるか否かが判定され(A6)、操作内容がゲームスタートでなければ(A6,NO)、A1が再実行される。一方、操作内容がゲームスタートであれば(A6,YES)、遊技がスタートされ、本ルーチンが終了されて、メインルーチンに復帰される。
このように、ゲームコントローラを操作してゲームを行うことに慣れた遊技者においては、遊技機1のスタートレバー6を操作して遊技を行う場合よりも、外部コントローラ300を操作して遊技を行うことの方が違和感無く容易に遊技に参加することができる。特に、家庭のテレビゲームで使用されるゲームコントローラを外部コントローラ300として接続すれば、テレビゲームの遊技ゲームと同一のゲームコントローラを用いて遊技を行うことができるため、遊技ゲームに慣れた遊技者にとっては、操作の違和感が全く無くなって極めて容易に遊技に参加することができる。
一方、A2の処理において、接続検出部104からの接続信号が入力されていなければ(A2,NO)、遊技者が外部コントローラ300を用いずに、専用コントローラ102を用いて操作を行うと判断されて、専用コントローラ102からの操作信号を受信したか否かが判定される(A7)。そして、専用コントローラ102からの操作信号を受信しなければ(A7,NO)、A1が再実行される。一方、専用コントローラ102からの操作信号を受信すると(A7,YES)、専用コントローラ102からの操作信号がゲームスタートであるか否かが判定され(A8)、操作信号がゲームスタートでなければ(A8,NO)、A1が再実行される。一方、操作信号がゲームスタートであれば(A8,YES)、遊技がスタートされ、本ルーチンが終了されて、メインルーチンに復帰される。
このように、ゲームコントローラを操作してゲームを行うことに慣れた遊技者においては、遊技機1のスタートレバー6を操作して遊技を行う場合よりも、専用コントローラ102を操作して遊技を行うことの方が違和感無く容易に遊技に参加することができる。
一方、A1の処理において、現在の状態が専用コントローラ102又は外部コントローラ300からの操作が許可されたコントローラ操作許可状態でなく、専用コントローラ102又は外部コントローラ300からの操作が禁止されたコントローラ操作禁止状態であると判定されると(A1,NO)、遊技者がスタートレバー6及び停止ボタン7L・7C・7Rを用いて操作を行うと判断されて、スタートレバー6の操作によりスタートスイッチ6Sがオンされたか否かが判定される(A9)。そして、スタートスイッチ6Sがオンされなければ(A9,NO)、A1が再実行される。一方、スタートスイッチ6Sがオンされれば(A9,YES)、本ルーチンが終了されて、メインルーチンに復帰される。
図6に戻って、続いて、リール回転処理に実行が移行される(S5)。そして、抽選用の乱数が抽出され(S6)、遊技状態監視処理が実行されることによって、今回のゲームにおける遊技状態が確認される(S7)。今回のゲームの遊技状態が確認されると、図示しない確率抽選テーブルに基づく確率抽選処理において遊技状態に対応した内部当選役が抽選され(S8)、選択された内部当選役の情報が副制御回路72に出力される。内部当選役を決定すると、停止テーブル群選択処理が実行される(S9)。そして、リール回転停止処理が実行される(S10)。
即ち、図8に示すリール回転停止処理ルーチンが実行され、現在の状態がコントローラ操作許可状態であるか否かが判定される(B1)。そして、現在の状態がコントローラ操作許可状態であれば(B1,YES)、外部コントローラ300がコントローラ接続部103に接続されることで、接続検出部104からの接続信号が入力されているか否かが判定される(B2)。そして、接続信号が入力されていれば(B2,YES)、外部コントローラ300からの操作が有効化される一方、専用コントローラ102からの操作が無効化される。
このように、遊技者が持参したゲームコントローラ等の外部コントローラ300を接続したときに、専用コントローラ102の操作が無効化されて、外部コントローラ300の操作が有効化されるため、専用コントローラ102と外部コントローラ300との選択の切替を極めて容易に行うことができることから、遊技への参加を容易化することができる。
そして、外部コントローラ300の種類が特定される(B3)。その後、外部コントローラ300からの操作信号を受信したか否かが判定される(B4)。そして、外部コントローラ300からの操作信号を受信していなければ(B4,NO)、外部コントローラ300からの操作信号を受信するまでB4が再実行される。一方、外部コントローラ300からの操作信号を受信すると(B4,YES)、図5のゲームコントローラ操作ボタン変換テーブルが参照され、外部コントローラ300の種類に基づいて操作信号の操作内容が認識される(B5)。そして、操作内容がリール停止であるか否かが判定される(B6)。そして、操作内容がリール停止でなければ(B6,NO)、本ルーチンが終了されて、メインルーチンに復帰される。一方、操作内容がリール停止であれば(B6,YES)、操作内容に対応したリール3L・3C・3Rのリール停止処理が実行される(B7)。
このように、ゲームコントローラを操作してゲームを行うことに慣れた遊技者においては、遊技機1の停止ボタン7L・7C・7Rを操作して遊技を行う場合よりも、外部コントローラ300を操作して遊技を行うことの方が違和感無く容易に遊技に参加することができる。特に、家庭のテレビゲームで使用されるゲームコントローラを外部コントローラ300として接続すれば、テレビゲームの遊技ゲームと同一のゲームコントローラを用いて遊技を行うことができるため、遊技ゲームに慣れた遊技者にとっては、操作の違和感が全く無くなって極めて容易に遊技に参加することができる。
そして、全リールが停止したか否かが判定され(B8)、全リールが停止していれば(B8,YES)、本ルーチンが終了されて、メインルーチンに復帰される。一方、全リールが停止していなければ(B8,NO)、自動停止タイマの値が「0」になるまでの所定時間が経過したか否かが判定される(B9)。そして、自動停止タイマの値が「0」になるまでの所定時間が経過していなければ(B9,NO)、B4から再実行される。一方、自動停止タイマの値が「0」になるまでの所定時間が経過していれば(B9,YES)、全リール停止処理が実行され(B10)、本ルーチンが終了されて、メインルーチンに復帰される。
一方、B2の処理において、接続検出部104からの接続信号が入力されていなければ(B2,NO)、遊技者が専用コントローラ102を用いて操作を行っていると判断され、専用コントローラ102からの操作信号を受信したか否かが判定される(B11)。そして、専用コントローラ102からの操作信号を受信していなければ(B11,NO)、専用コントローラ102からの操作信号を受信するまでB11が再実行される。一方、専用コントローラ102からの操作信号を受信すると(B11,YES)、操作信号がリール停止であるか否かが判定される(B12)。そして、操作信号がリール停止でなければ(B12,NO)、本ルーチンが終了されて、メインルーチンに復帰される。一方、操作信号がリール停止であれば(B12,YES)、操作信号に対応したリール3L・3C・3Rのリール停止処理が実行される(B13)。
このように、ゲームコントローラを操作してゲームを行うことに慣れた遊技者においては、遊技機1の停止ボタン7L・7C・7Rを操作して遊技を行う場合よりも、専用コントローラ102を操作して遊技を行うことの方が違和感無く容易に遊技に参加することができる。
そして、全リールが停止したか否かが判定され(B14)、全リールが停止していれば(B14,YES)、本ルーチンが終了されて、メインルーチンに復帰される。一方、全リールが停止していなければ(B14,NO)、自動停止タイマの値が「0」になるまでの所定時間が経過したか否かが判定される(B15)。そして、自動停止タイマの値が「0」になるまでの所定時間が経過していなければ(B15,NO)、B11から再実行される。一方、自動停止タイマの値が「0」になるまでの所定時間が経過していれば(B15,YES)、全リール停止処理が実行され(B16)、本ルーチンが終了されて、メインルーチンに復帰される。
一方、B1の処理において、現在の状態がコントローラ操作許可状態でなく、コントローラ操作禁止状態であれば(B1,NO)、遊技者がスタートレバー6及び停止ボタン7L・7C・7Rを用いて操作を行っていると判断されて、停止ボタン7L・7C・7Rの操作によるリール停止信号が入力されたか否かが判定される(B17)。そして、リール停止信号が入力されなければ(B17)、リール停止信号が入力されるまでB17が再実行される。一方、リール停止信号が入力されると(B17,YES)、リール停止信号に対応したリール3L・3C・3Rのリール停止処理が実行される(B18)。そして、全リールが停止したか否かが判定され(B19)、全リールが停止していれば(B19,YES)、本ルーチンが終了されて、メインルーチンに復帰される。一方、全リールが停止していなければ(B19,NO)、自動停止タイマの値が「0」になるまでの所定時間が経過したか否かが判定される(B20)。
そして、自動停止タイマの値が「0」になるまでの所定時間が経過していなければ(B20,NO)、B17から再実行される。一方、自動停止タイマの値が「0」になるまでの所定時間が経過していれば(B20,YES)、全リール停止処理が実行され(B21)、本ルーチンが終了されて、メインルーチンに復帰される。
図6に戻って、この後、入賞判定(入賞検索)により表示窓4L・4C・4Rの図柄の停止態様に基づいて入賞役(入賞が成立した役)が識別され(S11)、入賞信号が単位遊技の終了信号として副制御回路72に出力される。そして、遊技状態に応じてメダルのクレジット又は払出しが行われる(S12)。尚、入賞役がBB又はRBであると判定された場合には、BB一般遊技状態又はRB遊技状態の発生が行われる。
次に、現在の遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態であるか否かが判定される(S13)。そして、遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態でない場合には(S13,NO)、S2が再実行される。一方、遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態である場合には(S13,YES)、ボーナスの『遊技数チェック処理』が行われる(S14)。この後、ボーナスの終了時であるか否かが判定され(S15)、ボーナスの終了時でないと判定された場合には(S15,NO)、S2が再実行される。一方、ボーナスの終了時であると判定された場合には(S15,YES)、ボーナス終了信号が副制御回路72に出力された後(S16)、S2が再実行される。
(主制御回路71の動作:切替ランプ点灯ルーチン)
また、主制御回路71は、図9に示す切替ランプ点灯ルーチンをメインルーチンと独立して実行している。
また、主制御回路71は、図9に示す切替ランプ点灯ルーチンをメインルーチンと独立して実行している。
図9において、まず、コントローラ切替スイッチが押圧されたか否かが判定される(C1)。そして、コントローラ切替スイッチが押圧されなければ(C1,NO)、本ルーチンが終了される。一方、コントローラ切替スイッチが押圧されると(C1,YES)、現在の状態がコントローラ操作許可状態であるか否かが判定される(C2)。現在の状態がコントローラ操作許可状態であれば(C2,YES)、遊技者がコントローラ操作許可状態からコントローラ操作禁止状態に切替えを行おうとしていると判断されて、切替ランプ105が消灯され(C3)、コントローラ操作禁止状態に設定される(C4)。その後、本ルーチンが終了される。
一方、現在の状態がコントローラ操作許可状態でなく、コントローラ操作禁止状態であれば(C2,NO)、遊技者がコントローラ操作禁止状態からコントローラ操作許可状態に切替えを行おうとしていると判断されて、切替ランプ105が点灯され(C5)、コントローラ操作許可状態に設定される(C6)。その後、本ルーチンが終了される。
(副制御回路72の動作)
上記の主制御回路71における各ルーチンにより各種の処理が実行されると、処理に応じた結果や内容がコマンドやデータとして副制御回路72に入力される。副制御回路72においては、図示しないリセットルーチン等をそれぞれ独立して実行している。そして、リセットルーチンの実行によりコマンドに基づいた演出画像を液晶表示装置5に表示する。例えば、メダル115投入を示すコマンドが入力された場合には、スタートレバー6の操作を促す演出画像等が液晶表示装置5に表示される。また、液晶表示装置5からの演出にともなって、或いは独立して、LEDランプ29による演出、スピーカ21L・21Rからの音声による演出を行う。
上記の主制御回路71における各ルーチンにより各種の処理が実行されると、処理に応じた結果や内容がコマンドやデータとして副制御回路72に入力される。副制御回路72においては、図示しないリセットルーチン等をそれぞれ独立して実行している。そして、リセットルーチンの実行によりコマンドに基づいた演出画像を液晶表示装置5に表示する。例えば、メダル115投入を示すコマンドが入力された場合には、スタートレバー6の操作を促す演出画像等が液晶表示装置5に表示される。また、液晶表示装置5からの演出にともなって、或いは独立して、LEDランプ29による演出、スピーカ21L・21Rからの音声による演出を行う。
(本実施の形態の概要)
以上のように、本実施の形態の遊技機1は、遊技の開始を指令する遊技開始指令手段(スタートレバー6、スタートスイッチ6S等)と、複数の図柄(赤7(図柄91)等)を変動表示可能な図柄表示手段(ステッピングモータ49L・49C・49R、リール位置検出回路50、リール3L・3C・3R等)と、図柄表示手段の変動表示の停止を指令する停止指令手段(停止ボタン7L・7C・7R、リール停止信号回路46等)と、遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当選役を抽選により決定する内部当選役決定手段(主制御回路71、図6のメインルーチン等)と、内部当選役に基づいて図柄の変動表示が停止された結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段(主制御回路71、図6のメインルーチン、ホッパー40、ホッパー駆動回路41、メダル検出部40s等)と、遊技開始指令手段及び停止指令手段の機能を備えた外部コントローラ300を着脱可能に接続するインターフェース手段(コントローラ接続部103等)と、を有する構成にされている。
以上のように、本実施の形態の遊技機1は、遊技の開始を指令する遊技開始指令手段(スタートレバー6、スタートスイッチ6S等)と、複数の図柄(赤7(図柄91)等)を変動表示可能な図柄表示手段(ステッピングモータ49L・49C・49R、リール位置検出回路50、リール3L・3C・3R等)と、図柄表示手段の変動表示の停止を指令する停止指令手段(停止ボタン7L・7C・7R、リール停止信号回路46等)と、遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当選役を抽選により決定する内部当選役決定手段(主制御回路71、図6のメインルーチン等)と、内部当選役に基づいて図柄の変動表示が停止された結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段(主制御回路71、図6のメインルーチン、ホッパー40、ホッパー駆動回路41、メダル検出部40s等)と、遊技開始指令手段及び停止指令手段の機能を備えた外部コントローラ300を着脱可能に接続するインターフェース手段(コントローラ接続部103等)と、を有する構成にされている。
上記の構成によれば、テレビゲームのように、ゲーム機本体から離れた場所でゲームコントローラを操作してゲームを行うことに慣れた遊技者においては、遊技機1の遊技開始指令手段や停止指令手段を操作して遊技を行う場合よりも、インターフェース手段に接続された外部コントローラ300を操作して遊技を行うことの方が違和感無く容易に遊技に参加することができる場合がある。特に、家庭のテレビゲームで使用されるゲームコントローラを外部コントローラ300としてインターフェース手段に接続すれば、テレビゲームの遊技ゲームと同一のゲームコントローラを用いて遊技を行うことができるため、遊技ゲームに慣れた遊技者にとっては、操作の違和感が全く無くなって極めて容易に遊技に参加することができる場合がある。また、遊技機1から離れた任意の場所で外部コントローラ300を操作することができるため、遊技機1の所定位置に設けられた遊技開始指令手段や停止指令手段を操作する場合よりも、遊技者の好みの姿勢で遊技を行うことが可能になることから、遊技時における疲労を軽減することができる場合がある。
また、本実施の形態の遊技機1においては、遊技開始指令手段及び停止指令手段の機能を備え、遊技機1から離れた任意の場所で操作可能にする専用コントローラ102を有する構成にされている。上記の構成によれば、遊技者がゲームコントローラ等の外部コントローラ300を持参してインターフェース手段に接続しなくても、専用コントローラ102を用いて遊技を行うことができる。これにより、ゲームコントローラを操作してゲームを行うことに慣れた遊技者においては、遊技機1の遊技開始指令手段や停止指令手段を操作して遊技を行う場合よりも、インターフェース手段に接続された専用コントローラ102を操作して遊技を行うことの方が違和感無く容易に遊技に参加することができる場合があると共に、遊技者の好みの姿勢で遊技を行うことが可能になることから、遊技時における疲労を軽減することができる場合がある。
また、本実施の形態の遊技機1においては、インターフェース手段に対して外部コントローラ300が接続されたことを検出するコントローラ接続検出手段(主制御回路71、接続検出部104等)と、外部コントローラ300の接続が検出されたときに、外部コントローラ300による操作を有効化する一方、専用コントローラ102による操作を無効化するコントローラ選択手段(主制御回路71等)と、を有する構成にされている。上記の構成によれば、遊技者が持参したゲームコントローラ等の外部コントローラ300をインターフェース手段に接続したときに、専用コントローラ102の操作が無効化されて、外部コントローラ300の操作が有効化されるため、専用コントローラ102と外部コントローラ300との選択の切替を極めて容易に行うことができることから、遊技への参加を容易化することができる場合がある。
また、本実施の形態の遊技システムは、上記の遊技機1と、インターフェース手段に接続される外部コントローラ300と、を有する構成にされている。
上記の構成によれば、テレビゲームのように、ゲーム機本体から離れた場所でゲームコントローラを操作してゲームを行うことに慣れた遊技者においては、遊技機1の遊技開始指令手段や停止指令手段を操作して遊技を行う場合よりも、インターフェース手段に接続された外部コントローラ300を操作して遊技を行うことの方が違和感無く容易に遊技に参加することができる場合がある。特に、家庭のテレビゲームで使用されるゲームコントローラを外部コントローラ300としてインターフェース手段に接続すれば、テレビゲームの遊技ゲームと同一のゲームコントローラを用いて遊技を行うことができるため、遊技ゲームに慣れた遊技者にとっては、操作の違和感が全く無くなって極めて容易に遊技に参加することができる場合がある。また、遊技機1から離れた任意の場所で外部コントローラ300を操作することができるため、遊技機1の所定位置に設けられた遊技開始指令手段や停止指令手段を操作する場合よりも、遊技者の好みの姿勢で遊技を行うことが可能になることから、遊技時における疲労を軽減することができる場合がある。
なお、本実施の形態においては、遊技機1に専用コントローラ102が備わった構成としたが、図10に示すように、遊技機1に専用コントローラが備わっていない構成であってもよい。この場合においても、遊技者は外部コントローラ300を用いて遊技を行うことが可能である。
また、上記実施の形態では、専用コントローラ102は、少なくとも、スタートレバー6及び停止ボタン7L・7C・7Rと同様の操作を行うことが可能な構成としたが、更に、1−BETボタン11、2−BETボタン12及び最大BETボタン13と同様の操作を行うことが可能な構成であってもよい。また、C/Pボタン14と同様の操作を行うことが可能な構成であってもよい。
更に、上記実施の形態における外部コントローラ300は、スタートレバー6及び停止ボタン7L・7C・7Rと同様の操作を行うことが可能な構成としたが、更に、1−BETボタン11、2−BETボタン12及び最大BETボタン13と同様の操作を行うことが可能な構成であってもよい。また、C/Pボタン14と同様の操作を行うことが可能な構成であってもよい。
(本実施の形態の変形例)
以上、本実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技機は、以下の構成を上述の実施の形態における構成に加えて、或いは重複して備えていても良い。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技機は、以下の構成を上述の実施の形態における構成に加えて、或いは重複して備えていても良い。
即ち、遊技機は、所定の遊技結果が表示された場合に遊技者に遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、遊技開始指令信号に基づいて所定の役を当選役として決定する当選役決定手段と、当選役に基づいて入賞表示手段に入賞態様を表示させる入賞表示制御手段と、演出表示手段に遊技に関連した演出態様を表示させる演出表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に、特定の遊技結果が表示される可能性があることを予告表示手段に予告態様を表示させる予告表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に特定役蓄積手段が蓄積して記憶している特定の役を当選役とする蓄積特定役当選手段とを少なくとも1つ以上備えていても良い。
ここで、上記の『遊技結果表示手段』は、まとめると入賞表示手段、演出表示手段、告知表示手段等を含んで構成されている。それらが、別体の表示装置であっても良いし、単一の表示装置に設けられた所定の表示部(スプライト、深度の異なる3Dオブジェクト)でも良い。また、重なって表示されても良い。さらには、1又は複数の音、1又は複数の光、1又は複数の色、1又は複数の画像、1又は複数の臭い等、1又は複数の感触(振動、圧力)のうちの何れか、複数又は全部により遊技者に報知を行なうようになっていても良い。
『遊技価値付与手段』は、遊技価値(コイン)を付与(払出)するプログラム等、有利状態発生手段を含み、賞媒体の払出、磁気カードへの記録、ゲームの得点加算も含む。
『表示制御手段』は、まとめると入賞表示制御手段、演出表示制御手段、告知表示制御手段等を含んで構成されている。単一の基板に設けられていても、別体の複数の基板に設けられても良いし、入賞表示制御手段は当選役決定手段と同一の基板に設けられても良い。(別体でも良い。)さらには、演出表示制御手段及び告知表示制御手段は、当選役決定手段と別体の基板に設けられても良い。(別体でも良い。)
『入賞表示手段』は、静止画像・動画像等を表示するものであり、リールやディスクによる移動表示、複数種類の図柄を可変表示または停止表示する1又は複数の図柄表示部から構成されている。例えばパチスロ機やビデオスロットの図柄、パチンコの特図、音図、判定図柄等を表示する。また、遊技結果として、特定の入賞態様を表示すれば何でも良い。
『表示停止指令手段』は、演出表示手段、入賞表示手段、告知表示手段等のうちの1つ、複数、全ての可変表示を停止させる信号を出力しても良いし、1つ又は複数の表示部に対応して1つ設けられていても良い(表示部は、図柄表示部等)。或いは、1つの表示部に対応して複数設けられていても良い(表示部は、図柄表示部等)。
『有利状態発生手段』は、複数の遊技単位の間、継続して遊技者に有利な状態が続けば何でも良い。例えば発生判定、継続判定、途中終了判定、発生、継続、終了等を行なうプログラム等である。また、『当選役決定手段』は、当選役抽選手段、当選役持越手段、特定役蓄積手段、蓄積特定役当選手段等から構成されている。
尚、本実施の形態において、『遊技機』は、パチスロ機、スロットマシン、ビデオスロット等を含む。『遊技結果』は、入賞態様、外れ態様、演出態様、告知態様等を含む。『特定の入賞態様』は、特定の図柄の表示(『3』、『7』等)や特定の図柄の組合せの表示(『777』『776』等)、複数の図柄うちに特定の図柄が含まれている(上チリ、デカチリ等)等を含む。
『外れ態様』は、入賞表示手段に表示される入賞態様以外の態様、演出態様、告知態様等を含む。『所定の遊技結果』は、入賞態様等を含む。『演出態様』は、客待ち中、遊技中、遊技間、入賞(前、中、後)、有利状態(前、中、後)等を盛り上げる態様、または、それらの遊技情報(遊技案内)の報知態様、その他の態様等を含み、『大当り』、『ボーナス』、『外れ』、有利状態の継続数等の文字も含む。
『予告態様』は、所定の当選役または特定の当選役が決定されている可能性があることを遊技者に対して予告する態様や外れを予告する態様、また、その演出態様を含む。『外れ?』、『ベル?』、『大当り当選?』、『ボーナス当選?』、『遊技手順ナビゲート機能当選?』等の文字も含む。『告知態様』は、所定の当選役または特定の当選役が決定されていることを遊技者に対して告知する態様や、所定の当選役または特定の当選役が決定されていないことを遊技者に対して告知する態様を含む。また、その演出態様。『大当り確定』、『ボーナス確定』、『外れ確定』、『ベル確定』、『遊技手順ナビゲート機能当選?』等の文字も含む。
『態様』は、1又は複数の図柄(動/静止)画像、1又は複数のキャラクタ(動/静止)画像、1又は複数の背景(動/静止)画像、1又は複数の吹出し(動/静止)画像、1又は複数の文字、1図形、1又は複数の可動物の所定の動作等、1又は複数のランプの点灯、点滅等、1又は複数のスピーカの音等を含む。『遊技情報』は、遊技コンセプト(背景)、遊技のルール、操作説明、リーチ目、チャンス目、役・リプレイの説明、有利状態(BB,RB,SB等)の説明、有利状態(BB,RB等)、確率、所定時点(ボーナス、BB,RB、所定操作等)からの経過ゲーム数等を含む。
『遊技開始指令手段』は、スタートレバー、スピンボタン等のスイッチ、遊技媒体投入、図柄始動口(ゲート)等を含む。『表示停止指令手段』は、ボタン、レバー、プログラム(計時手段)等を含む。『図柄表示手段』は、CRT、LCD、プラズマディスプレイ、7セグ、ドットマトリックス、ランプ、LED、蛍光灯、EL、電子ペーパ、フレキシブルLED、フレキシブル液晶、液晶プロジェクタ、リール、ディスク、可動物等。それらが複数、それらの組合せ等を含む。
『当選役』は、複数の役から当選役決定手段により当選役として決定された1または複数の役を含む。『入賞役』は、当選役に対応する入賞態様が表示された役を含む。『遊技価値』は、賞媒体(コイン、メダル、遊技球)の払出し、遊技結果記憶媒体(磁気カード等)への所定の書き込み、リプレイ、得点の加算、有利状態の発生等を含む。『遊技媒体(賞媒体)』は、コイン、メダル、遊技球、貨幣、紙幣、磁気カード等を含む。
また、パチスロ等における役は、次のうちの1または複数を適用しても良い。外れ、所定枚数の賞媒体を払出す小役、当選役決定手段が小役を当選役と決定する確率を1単位遊技(1ゲーム)の間だけ高確率とするシングルボーナス、当選役決定手段が小役を当選役と決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするレギュラーボーナス、当選役決定手段がレギュラーボーナスを当選役と決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするビッグボーナス、当選役決定手段が決定した当選役に関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する当選役ナビゲート機能。停止パターン選択手段が選択した停止パターンに関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する押順ナビゲート機能。遊技者にとって有利となる遊技手順を報知する遊技手順ナビゲート機能。
例えば、上述の当選役ナビゲート機能、左リール、中リール、右リールに対応する左、中、右リール停止ボタンを停止操作する以前に報知されるリール停止パターン(例えば、最初に左リールを停止し、次に中リールを停止、最後に右リールを停止するパターン、同様に左リール停止→右リール停止→中リール停止のパターン、中リール停止→右リール停止→左リール停止のパターン、中リール停止→左リール停止→右リール停止のパターン、右リール停止→左リール停止→中リール停止のパターン、右リール停止→中リール停止→左リール停止のパターン)の6種類等にしたがって、左、中、右リール停止ボタンを停止操作することで入賞表示手段に所定の入賞態様が得られるリール停止ナビゲート機能等。リール停止ナビゲート機能は全てのリール(リール以外で図柄を可変表示する画像表示手段も含まれる)の停止順序をナビゲートしなくても、所定回目(例えば、最初、2番目、3番目等)に停止させるリールを遊技者に報知するようなナビゲート機能も含む。また、所定回目に停止させるリールに所定の図柄が表示されている状態でリールを停止させた場合に入賞表示手段に所定の入賞態様が得られるものも含む。遊技者による表示停止指令手段からの停止指令信号の出力から最小移動(又は略最小変動)で図柄を停止させる機能。遊技媒体の投入無しで1単位遊技の遊技を開始できるリプレイ。
また、1回の単位遊技は、例えば次のようなもののうち何れかを適用しても良い。遊技開始指令手段からの遊技開始指令信号の出力から遊技結果の表示まで。スタートレバーの操作から入賞表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。スタートレバーの操作から所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技媒体が遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技媒体の投入から入賞表示手段に遊技結果が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技媒体が遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技媒体の投入から所定の表示手段に特定の表示が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体(例えば遊技球)の投入または通過を検出してから入賞表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体の投入または通過を検出してから所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。また、複数単位遊技は、連続的または間欠的な複数回の単位遊技を適用しても良い。
さらに、本発明は、上述のパチスロ機やパチンコ遊技機等の実機の他、これらのパチスロ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD−ROM、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。尚、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 遊技機
3L、3C、3R リール
5 液晶表示装置
6 スタートレバー
6S スタートスイッチ
7L、7C、7R 停止ボタン
40 ホッパー
40s メダル検出部
41 ホッパー駆動回路
46 リール停止信号回路
49L、49C、49R ステッピングモータ
50 リール位置検出回路
71 主制御回路
91 図柄
103 コントローラ接続部
300 外部コントローラ
3L、3C、3R リール
5 液晶表示装置
6 スタートレバー
6S スタートスイッチ
7L、7C、7R 停止ボタン
40 ホッパー
40s メダル検出部
41 ホッパー駆動回路
46 リール停止信号回路
49L、49C、49R ステッピングモータ
50 リール位置検出回路
71 主制御回路
91 図柄
103 コントローラ接続部
300 外部コントローラ
Claims (4)
- 遊技の開始を指令する遊技開始指令手段と、
複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、
前記図柄表示手段の変動表示の停止を指令する停止指令手段と、
前記遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当選役を抽選により決定する内部当選役決定手段と、
前記内部当選役に基づいて前記図柄の変動表示が停止された結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、
前記遊技開始指令手段及び前記停止指令手段の機能を備えた外部コントローラ手段を着脱可能に接続するインターフェース手段と、
を有することを特徴とする遊技機。 - 前記遊技開始指令手段及び前記停止指令手段の機能を備え、前記遊技機から離れた任意の場所で操作可能にする専用コントローラ手段を有することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記インターフェース手段に対して前記外部コントローラ手段が接続されたことを検出するコントローラ接続検出手段と、
前記外部コントローラ手段の接続が検出されたときに、前記外部コントローラ手段による操作を有効化する一方、前記専用コントローラ手段による操作を無効化するコントローラ選択手段と、
を有することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。 - 請求項1乃至3の何れか1項に記載の遊技機と、
前記インターフェース手段に接続される前記外部コントローラ手段と、
を有することを特徴とする遊技システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005216955A JP2007029421A (ja) | 2005-07-27 | 2005-07-27 | 遊技機及び遊技システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005216955A JP2007029421A (ja) | 2005-07-27 | 2005-07-27 | 遊技機及び遊技システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007029421A true JP2007029421A (ja) | 2007-02-08 |
Family
ID=37789378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005216955A Withdrawn JP2007029421A (ja) | 2005-07-27 | 2005-07-27 | 遊技機及び遊技システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007029421A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014233493A (ja) * | 2013-06-03 | 2014-12-15 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
US10552157B2 (en) | 2013-03-14 | 2020-02-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | System and method to clear and rebuild dependencies |
-
2005
- 2005-07-27 JP JP2005216955A patent/JP2007029421A/ja not_active Withdrawn
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