JP2007244470A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】確変中に重ねて所謂突然確変と称する低出玉大当たりの当選があった場合、その当選に意味を持たせ、遊技の興趣を高める。
【解決手段】大入賞口8の作動により高出玉を期待できる高出玉大当たりと、出玉は期待できないが大当たりの当選確率を高めた確変への突入が確定された低出玉大当たりとを含む異なる態様の大当たりを抽選により決定する仕様を前提とし、確変中に低出玉大当たりに当選すると、大入賞口8に代え、遊技盤2の異なる位置に設ける可変入賞装置9を作動させ、その作動を前提とする特定条件下で、可変入賞装置9の作動を継続させる。こうして、確変中に確変の特典が重複した場合に、可変入賞装置9の作動による継続可能な遊技に変更し、低出玉大当たりが無意味に帰することなく、その当選時の失望感等を軽減し、遊技の興趣を高めた。
【選択図】図4

Description

本発明は、パチンコ遊技機やアレンジボール遊技機等に代表される弾球遊技機に関し、特に、あたかも大当たり遊技を経ずに通常時の低い大当たり当選確率を高確率側に変動させた確率変動遊技に突入させる所謂突然確変等と称される仕様をもつ弾球遊技機に係る。
従来、大当たりの当選確率を高めた所謂確変は、大当たり遊技後すなわち大入賞口を開放作動させた後にその突入が限定されており、この前提の下、特許文献1等に記載されているように、大入賞口の最大開放時間を0.4秒、最大限継続し得る上限ラウンド数を2回に限定し、出玉はほとんど期待できないが確変への突入が確定された低出玉大当たりを、本来の高出玉大当たりと別に設け、所定の振分け率に従って低出玉大当たりが選択されるようにし、あたかも大当たり遊技を経ずに突然として確変に突入したかのような感覚を付与し、遊技に斬新性を持たせる工夫がされている。
特開2005−168619号公報
この場合、既に確変になっている遊技状態から低出玉大当たりに当選しても、確変中に確変の特典が重複するため遊技者にほとんど利益をもたらさず、かえって大当たりを一回損した失望感を与えかねないことから、上記文献記載のものでは、確変時に低出玉大当たりに当選したとき、その抽選結果を導出表示させる表示装置上にスーパーリーチ付き外れ演出を出現させ、大当たりである旨の印象を薄めるようにしている。
しかし、表示装置上で大当たりである旨の印象を薄めるようにしても、極短時間ではあるが大入賞口が作動するため、かえって遊技者に困惑や混乱等を与えかねない。大当たり信号を受信した遊技機上部の呼出しランプにおける大当たり回数が一回増えることからも、トラブルの原因にもなりかねない。また、このような混乱等の生じない遊技者は、確変中に確変の特典が重複したと仕様通りに認識するため、大当たりを一回損した気分になり、興ざめすることに変わりはない。
本発明では、既に確変中に重ねて低出玉大当たりの当選があった場合、その当選に意味を持たせ、遊技の興趣を高め得る弾球遊技機を提供することを課題とする。
請求項1記載の発明は、図面に例示するように、遊技盤2に設ける大入賞口8の作動により高出玉を期待できる高出玉大当たりと、前記大入賞口8の作動による出玉は期待できないが大当たりの当選確率を高めた確率変動遊技への突入が確定された低出玉大当たりとを含む異なる態様の大当たりを抽選により決定する制御装置CNをもつ弾球遊技機を前提構成とし、この前提構成において、前記制御装置CNは、確率変動遊技中に低出玉大当たりに当選したとき、前記大入賞口8に代え、前記遊技盤2の異なる位置に設ける可変入賞装置9を作動させる作動対象変更手段Xと、前記可変入賞装置9の作動を前提とする特定条件下、該可変入賞装置9の作動を継続させる作動継続手段Yとを含む特定事項をもつ。
請求項2記載の発明は、前記可変入賞装置9は、常時は入球を阻止した受入部900への入球を短時間だけ許容する可動部材90を含み、前記受入部900への入球に基づいて前記特定条件の成否を判定する仕様にしている特定事項をもつ。
請求項3記載の発明は、前記特定条件は、前記受入部900の内部に設ける特定領域9Vに入球が通過することとしている特定事項をもつ。
請求項4記載の発明は、前記特定領域9Vへの入球の通過の成否に遊技者操作スイッチ30の操作を関与可能にしている特定事項をもつ。
請求項5記載の発明は、上記同様の前提構成において、前記制御装置CNは、確率変動遊技中に低出玉大当たりに当選したとき、特定条件下で、非確率変動遊技中に低出玉大当たりに当選したときの作動上限を超えて前記大入賞口8の作動を継続させる作動継続手段Yを含む特定事項をもつ。
請求項1記載の発明によれば、確率変動遊技中に低出玉大当たりに当選すると、大入賞口に代わり、遊技盤の異なる位置に設ける可変入賞装置が作動され、その作動を前提とする特定条件下で、可変入賞装置の作動が継続される。このように、確率変動遊技中に確率変動遊技の特典が重複した場合に、可変入賞装置の作動による継続可能な遊技が行えるため、低出玉大当たりが無意味に帰することなく、低出玉大当たりの当選時の失望感等を軽減できると共に遊技の興趣を高め得る。
請求項2記載の発明によれば、確率変動遊技中に低出玉大当たりに当選すると、常時は入球を阻止された受入部への入球を短時間だけ許容し、その受入部への入球に基づいて作動継続のための特定条件の成否を判定するため、出玉を低く抑える本来の低出玉大当たりの趣旨に副い、出玉を顕著に高めることなく適正に維持することができる。
請求項3記載の発明によれば、確率変動遊技中に確率変動遊技の特典が重複した場合に、受入部の内部に設ける特定領域に入球が通過するか否かを目で楽しむことができ、重複的な低出玉大当たりの当選の意義を充実させ、遊技の興趣を効果的に高め得る。
請求項4記載の発明によれば、確率変動遊技中に確率変動遊技の特典が重複した場合に、受入部の内部に設ける特定領域に入球が通過するか否かを遊技者操作スイッチの操作を関与させながら楽しむことができ、重複的な低出玉大当たりの当選の意義をより充実させ、遊技の興趣を一層効果的に高め得る。
請求項5記載の発明によれば、確率変動遊技中に低出玉大当たりに当選すると、特定条件下で、非確率変動遊技中に低出玉大当たりに当選したときの作動上限を超えて大入賞口の作動が継続される。このように、確率変動遊技中に確率変動遊技の特典が重複した場合に、作動上限を超えて継続可能な遊技が行えるため、低出玉大当たりが無意味に帰することなく、低出玉大当たりの当選時の失望感等を軽減できると共に遊技の興趣を高め得る。
図1は本発明を適用するパチンコ遊技機1を示し、遊技枠10に本体11を開扉可能に支持している。本体11の前面上部には、丸窓12にガラス13を嵌めたフロント扉14を有し、その内方に遊技盤2を備える。フロント扉14の下部には、貸球及び賞球を受ける上皿31、内方で溢れた球を受ける下皿32、遊技盤2に球を打出す発射ハンドル33、効果音等を出音する左右スピーカ51,52を備える。上皿31には、遊技者の操作を遊技に関与させ得る遊技者操作スイッチ30として、左操作ボタン3L、中操作ボタン3C、右操作ボタン3Rを備える。フロント扉14には、装飾や各種状態表示に用いるランプ類61〜65を備える。
遊技盤2には、次の1)〜6)の遊技部品を備える。
1)センターユニット7
このユニット7は、飾り枠71の中央にカラー液晶表示器から成る表示装置70を、右横に7セグメントLEDから成る風営法関連法規でいう特別図柄表示装置SDを、上部に緑ランプGL及び赤ランプRLから成る同風営法関連法規でいう普通図柄表示装置NDを各備える。表示装置70は、特別図柄表示装置SDと整合する演出を担い、始動口4への入賞(以下始動入賞という)に基づく大当たりの内部抽選結果を、魚釣り場面等の動画に左・中・右列L,C,Rの図柄更新を重ねた所定の演出を経て表示させる。
各列の更新図柄は例えば1〜9の数字から成り、当選時は111〜999の三つ揃いした何れかの当たり図柄が停止表示され、外れ時は三つ揃いしない外れ図柄が停止表示される。特別図柄表示装置SDは、例えば、当選時は当たり図柄を決定づける1〜9何れかの数字が表示され、外れ時はバー「−」が表示される。H1〜H4は、始動入賞に基づく先の演出が終わらないうち又は大当たりの遊技中に新たに始動入賞が生じたとき、最大4個を上限に取得した乱数を有効に記憶保存したことを明示する特別図柄用の保留玉表示器である。この表示器が全て点灯した状態で4個を超えて生ずる始動入賞は賞球の払出しの対象となるも、大当たりの内部抽選の対象から除外される。h1〜h4は、後述のゲートGTへの球通過を契機とした普通図柄用の同様な保留玉表示器である。
2)始動口4
始動口4はセンターユニット7の下方に配置し、左右一対の花弁41,42をもつ電動チューリップ40から成る普通電動役物で構成している。風営法関連法規上、役物とは入賞を容易にするための特別の装置をいい、普通電動役物は大入賞口以外の入賞口の入口を拡大等するものであり、大入賞口の入口を拡大等する特別電動役物と区別される概念である。始動入賞一個につき、所定数例えば3個の賞球を払出すと共に、次のア)〜ウ)に列挙する乱数をソフト又はハード乱数庫から各一つ取得し、後述の主制御部MCのRAMに記憶する。
ア)例えば0〜349の所定範囲内で高速更新する大当たり抽選用乱数
イ)例えば0〜99の所定範囲内で高速更新する上限ラウンド抽選用乱数
ウ)例えば0〜99の所定範囲内で高速更新する確率変動遊技抽選用乱数
通常時、大当たりの当選となるのは取得した大当たり抽選用乱数が例えば当選数値の7に一致している場合であり、当選確率は1/350である。一回の大当たり遊技で大入賞口8が繰り返し開放される作動上限は、上限ラウンド抽選用乱数に応じて、例えば80%の振分率で16ラウンド、20%の振分率で2ラウンドが各選択される。16ラウンド選択時は、高出玉を期待できる高出玉大当たりとなり、2ラウンド選択時は、出玉は期待できないが確率変動遊技への突入が確定された低出玉大当たりとなる。16ラウンドの高出玉大当たり選択時は、確率変動遊技抽選用乱数に応じて、例えば60%の割合で確率変動遊技に突入する。確率変動遊技(以下、確変という)では、大当たり遊技後に大当たり当選確率を例えば1/35と、通常時の10倍に高め、再度大当たりするまで継続する。
3)大入賞口8
大入賞口8は、遊技盤2の下領域に配置し、大当たりの当選表示に続く大当たり遊技時に作動し、アタッカー型の可動部材80を手前に開いて、横方向に長い球の受入部800を開放させる。大入賞口8への入賞一個につき所定数例えば15個の賞球を払出す。16ラウンドの高出玉大当たり時、最大例えば30秒の1ラウンドの開放毎に最大例えば10個の入賞を許容する。1個以上の入賞があると、1ラウンドの終了により大入賞口8は一旦閉じ、2〜3秒の所定インターバルを経て再度開かれる。2ラウンドの低出玉大当たり時、1ラウンドの最大開放時間は例えば0.2秒と極短時間に制限しており、一瞬開いて直ぐに閉じる。1ラウンド目で運良く入賞しても、次の2ラウンド目で作動終了となる。
4)可変入賞装置9
可変入賞装置9は、遊技盤2の右領域に配置し、大入賞口8と同様、アタッカー型の可動部材90をもち、確変中に2ラウンドの低出玉大当たりに当選したとき、大入賞口8に代わって作動し、該可変入賞装置9の可動部材90を手前に開いて、横方向に長い球の受入部900を開放させる。非確変時に大入賞口8においてされる本来の低出玉大当たり遊技と同様、1ラウンドの最大開放時間は例えば0.2秒と極短時間に制限しており、一瞬開いて直ぐに閉じる。可変入賞装置9への入賞一個につき所定数例えば15個の賞球を払出す。
可変入賞装置9の受入部900の内部には、数分の一〜数十分の一、例えば約三分の一の流入率とした特定領域9Vを設けており、該特定領域9Vへの球通過が検出されると、2〜3秒の所定インターバル後に1ラウンド分の開放が追加され、以後、特定領域9Vへの球通過を条件に、最大例えば16ラウンドを上限に継続し得るようにしている。尚、特定領域9Vは設けず、受入部900に1個以上の入賞があったことを条件に、所定インターバル後に1ラウンド分の開放を追加し、最大16ラウンドを上限に継続し得るようにしてもよい。又、特定領域9Vを設ける場合、その流入率等を考慮し、1ラウンドの最大開放時間を例えば0.6秒等とやや長めに設定してもよい。
5)ゲートGT
ゲートGTへの球通過により、例えば0〜250の所定範囲内で高速更新する普通図柄抽選用乱数をソフト又はハード乱数庫から一つ取得し、主制御部MCのRAMに記憶すると共に、普通図柄表示装置NDの緑ランプGL及び赤ランプRLの交互点灯による普通図柄変動を起動させる。普通図柄の当選確率は、例えば、通常時は25/251、確変時は250/251である。普通図柄の変動時間は、例えば、通常時は30秒、確変時は1秒である。所定時間の変動後、普通図柄の当選時は緑ランプGLの点灯にて、外れ時は赤ランプRLの点灯にて各停止される。当選時は、電動チューリップ40の花弁41,42を例えば、通常時は最大0.5秒か最大1球入賞を限度に開き、確変時は最大3秒か最大2球入賞を限度に開く。
6)その他
略円形の遊技領域200を区画し且つ発射ハンドル33により打出す球を導くレール20、球戻り防止片21、球止め22、入賞1個につき所定数例えば10個の賞球を払出す一般入賞口23〜26、盤面サイドランプ27、4つの風車28a〜28d、入賞を逃した球を排出するアウト口29を備える。図示は適宜省略したが遊技領域200には独特のゲージに従い、もっと多数の遊技釘Nが打たれている。
図2は、以上の遊技を制御する制御装置CNを示す。CPU、ROM、RAMを各備える主制御部MC、第1,第2周辺制御部SC1,2を備える。主制御部MCには、I/OポートIn0を介して、始動口4の入賞センサ4s、大入賞口8の入賞センサ8s、可変入賞装置9の入賞センサ9s、特定領域9Vの球通過センサ9Vs、ゲートGTの球通過センサGTs、一般入賞口23〜26の入賞センサ23s〜26sを入力している。又、第1周辺制御部SC1には、I/OポートIn1を介して、遊技者操作スイッチ30を構成する左・中・右操作ボタン3L,3C,3Rを入力している。主制御部MCから各周辺制御部SC1,2へは中継基板CBを介して一方通行的にコマンドを送信している。周辺制御部SC1,2相互間は、双方向的にデータを送受信している。
主制御部MCからは、ドライバ回路Dr0を介して、特別図柄表示装置SD、普通図柄表示装置ND、特別図柄用の保留玉表示器H1〜H4、普通図柄用の保留玉表示器h1〜h4、電動チューリップ40の花弁41,42を開閉させるソレノイド等による作動用駆動部A0、大入賞口8の可動部材80を開閉させる同様な作動用駆動部A1、可変入賞装置9の可動部材90を開閉させる同様な作動用駆動部A2を制御している。第1周辺制御部SC1からは、ドライバ回路Dr1を介して、表示装置70を制御している。第2周辺制御部SC2からは、ドライバ回路Dr2を介して、スピーカ51,52及びランプ類61〜65を制御している。主制御部MCでは、周辺制御部SC1,2側に送信するコマンドで特定される演出時間の経過をタイマ管理し、主制御部MCの制御と周辺制御部SC1,2の制御とが整合するようにしている。
主制御部MCのROMに格納する遊技プログラム上には、確変中に2ラウンドの低出玉大当たりに当選したとき、大入賞口8に代えて可変入賞装置9を上述のとおり作動させる作動対象変更手段Xと、可変入賞装置9の作動を前提とする特定条件下すなわち特定領域9Vに球通過があることを条件に、上述のとおり最大16ラウンドを上限に可変入賞装置9の作動を継続させる作動継続手段Yとを構築している。
図3に示すように、主制御部MCにおける大当たり関連の遊技処理では、確変中か否かを判定し(S1)、確変中でない通常時は始動入賞に基づく大当たり抽選を低確率下で実行する低確率遊技処理を繰り返す(S2)。大当たりに当選すると(S3)、確変への突入の有無が判定され(S4)、確変への突入の無い16ラウンドの高出玉大当たりの場合は、16ラウンドを上限に大入賞口8を作動させる大当たり遊技をし(S5)、その作動終了後(S6)、ステップS2の低確率遊技処理に戻る。
ステップS4の判定で確変への突入の有る16ラウンドの高出玉大当たりか又は2ラウンドの低出玉大当たりである場合は、各上限ラウンド、各最大開放時間について大入賞口8を作動させる大当たり遊技をし(S7)、その作動終了後(S8)、始動入賞に基づく大当たり抽選を高確率下で実行する高確率遊技処理(S9)に移る。
確変中に大当たりに当選すると(S10)、確変への突入の有る16ラウンドの高出玉大当たりの場合は(S11)、ステップS7の大当たり遊技に移行し、2ラウンドの低出玉大当たりでなく確変への突入の無い16ラウンドの高出玉大当たりの場合は、ステップS5の大当たり遊技に移行する。2ラウンドの低出玉大当たりの場合(S12)、可変入賞装置9を作動させ(S13)、特定領域9Vへの球通過による作動継続条件を具備すると(S14)、最大限継続し得る16ラウンドに達するまで(S15)、1ラウンド分の開放を追加して可変入賞装置9の作動を継続させる(S16)。作動継続条件を満たさないか上限ラウンドに達すると、ステップS9の高確率遊技処理に戻る。
図4の実施例2では、確変中における2ラウンドの低出玉大当たりの当選を条件に作動させる可変入賞装置9を所謂ハネモノで構成している。すなわち、可変入賞装置9の可動部材90に、センターユニット7の飾り枠71内に確保するハウジング型の受入部900を1ラウンドにつき例えば0.5秒の短時間だけ開く左右一対の羽根9L,9Rを用いている。90L,90Rは各羽根の揺動軸である。
受入部900の内部には、所謂クルーンと称する球振分け部材72を配置し、複数の通常領域9A,9B,9Cと、羽根9L,9Rの開放動作を1ラウンド分追加させる特定領域9Vとを各球流入穴により形成している。その他の構成及び作動条件等は実施例1と同様である。尚、羽根9L,9Rの開放時間は、羽根の大きさや、球振分け部材72の通常領域9A,9B,9Cと特定領域9Vとの個数比率等を考慮し、作動継続条件がある程度困難となる値に設定している。
図5の実施例3では、実施例2と異なり、特定領域9Vへの球通過の成否に遊技者操作スイッチ30の操作を関与可能にしている。すなわち、飾り枠71内に確保するハウジング型の受入部900に、表示装置70の視界を妨げない透明部材等から成る左右の球誘導板73,74、ゴルファー人形75、誘導した球Pをゴルファーの足下に止める凹所76、グリーンに見立てたアプローチレーン77、ポール78、カップに見立てた球流入穴から成る特定領域9V、アプローチレーン等から落ちた球を排出するラフレーン79、バンカーや池に見立てた球流入穴から成る通常領域9Nを設けている。
ゴルファー人形75は、遊技者操作スイッチ30の操作により軸750の回りに一定範囲内を揺動駆動するパターアーム751を有し、凹所76に止まった球Pを特定領域9Vめがけて打出す。左・中・右操作ボタン3L,3C,3Rの選択操作に応じて、パターアーム751の打出し強さを、強、中、弱何れかに変更できるようにしている。尚、操作ボタン3L,3C,3Rの選択操作が所定時間内に無い場合、自動的にパターアーム751が駆動して球の打出しがされる。特定領域9Vに入って球の通過が検出されると、確変中における低出玉大当たりの当選を条件に作動される羽根9L,9Rの開放動作が1ラウンド分追加され、16ラウンドを上限に継続し得る。その他の構成及び作動条件は実施例2と同様である。
実施例4は、別途可変入賞装置9を設けることなく、確変中に低出玉大当たりに当選したとき、特定条件下で、非確変中の通常時に低出玉大当たりに当選したときの作動上限を超えて大入賞口8の作動を継続させる作動継続手段Yのみ設ける仕様にしている。図3のステップS13の可変入賞装置9とあるのを大入賞口8と読み替え、同ステップS14の作動継続条件として、大入賞口8内に別途設ける特定領域9Vに球通過があることとする。これにより、確変中における低出玉大当たりの当選を条件に短時間作動される大入賞口8が通常時の2ラウンドを超え、16ラウンドを上限に継続し得る。尚、大入賞口8内に特定領域9Vを別途設けることなく、図3のステップS14の作動継続条件として、大入賞口8内に1個以上の入賞があることとしてもよい。
本発明弾球遊技機の一例であるパチンコ遊技機の正面図。 制御装置のブロック図。 主制御部での大当たり関連遊技処理フローチャート。 実施例2の遊技盤部分の正面図。 実施例3の遊技盤部分の正面図。
符号の説明
2;遊技盤、30(3L,3C,3R);遊技者操作スイッチ、8;大入賞口、
9;可変入賞装置、90;可動部材、900;受入部、9V;特定領域
CN;制御装置、MC;主制御部、SC1,2;周辺制御部
X;作動対象変更手段、Y;作動継続手段

Claims (5)

  1. 遊技盤に設ける大入賞口の作動により高出玉を期待できる高出玉大当たりと、前記大入賞口の作動による出玉は期待できないが大当たりの当選確率を高めた確率変動遊技への突入が確定された低出玉大当たりとを含む異なる態様の大当たりを抽選により決定する制御装置をもつ弾球遊技機において、
    前記制御装置は、確率変動遊技中に低出玉大当たりに当選したとき、前記大入賞口に代え、前記遊技盤の異なる位置に設ける可変入賞装置を作動させる作動対象変更手段と、
    前記可変入賞装置の作動を前提とする特定条件下、該可変入賞装置の作動を継続させる作動継続手段とを含むことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記可変入賞装置は、常時は入球を阻止した受入部への入球を短時間だけ許容する可動部材を含み、前記受入部への入球に基づいて前記特定条件の成否を判定する仕様にしている請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 前記特定条件は、前記受入部の内部に設ける特定領域に入球が通過することとしている請求項2記載の弾球遊技機。
  4. 前記特定領域への入球の通過の成否に遊技者操作スイッチの操作を関与可能にしている請求項3記載の弾球遊技機。
  5. 遊技盤に設ける大入賞口の作動により高出玉を期待できる高出玉大当たりと、前記大入賞口の作動による出玉は期待できないが大当たりの当選確率を高めた確率変動遊技への突入が確定された低出玉大当たりとを含む異なる態様の大当たりを抽選により決定する制御装置をもつ弾球遊技機において、
    前記制御装置は、確率変動遊技中に低出玉大当たりに当選したとき、特定条件下で、非確率変動遊技中に低出玉大当たりに当選したときの作動上限を超えて前記大入賞口の作動を継続させる作動継続手段を含むことを特徴とする弾球遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012029812A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
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