JP5326207B2 - コーティング組成物、積層体及びフレキシブルフラットケーブル - Google Patents

コーティング組成物、積層体及びフレキシブルフラットケーブル Download PDF

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本発明は、コーティング組成物に関するものであり、特に、電気、電子機器の配線などに使用されるフレキシブルフラットケーブル用接着剤に用いると優れた性能を発揮するものである。本発明のコーティング組成物は、優れた耐熱性や耐ブロッキング性を有するので通常のコーティング剤として使用できるだけでなく、さらにポリエステルフィルムや錫メッキ銅に対する接着性に優れた接着剤としても利用することが出来る。
近年、家電製品や自動車部品の軽薄短小化に伴い、回路基板同士の配線には多心平型のフレキシブルフラットケーブル(以下FFCと略することがある)が多用されるようになった。FFCは導電体である錫メッキ銅を、一般に接着剤を介して絶縁フィルムと貼り合わせる構造、すなわち絶縁フィルム/接着剤/金属導線/接着剤/絶縁フィルムの構造を有していることが多い。絶縁フィルムとしては、機械特性、電気特性の優れた2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム層がよく用いられている。
最近、FFCは自動車用途の様々な部分に用いられる事が多くなり、これに伴い、使用環境温度が高くなり、耐熱性の要求が高くなっている。これまではFFC用の接着剤には非晶性のポリエステル樹脂が主に用いられていたが、80℃以上の雰囲気下では機械的強度が低下してしまい、接着不良や接着剤層の変形が起こり使用に耐えられない。
例えば特許文献1には結晶性のポリエステル樹脂を用いた溶剤溶解型接着剤が開示されているが、耐熱性は優れるものの、接着性や耐ブロッキング性については要求を満足するレベルには至っていなかった。
特開2003−327676号公報
本発明の課題は、接着性、特に錫メッキ銅に対する接着性とブロッキング性を両立することができ、優れた耐熱性を有するコーティング組成物を得ることである。このコーティング組成物は自動車部品、電化製品などに配線部品のFFCに用いられる接着剤として優れた性能を発揮する。
本発明者等は、上記課題を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、以下の発明に至った。
結晶性ポリエステル(A)及び非晶性ポリエステル(B)を有機溶剤に溶解してなるコーティング組成物において、結晶性ポリエステル(A)を構成する二塩基酸成分として脂環族ジカルボン酸を、ジオール成分として脂環族ジオールを含有しており、非晶性ポリエステル(B)の酸価が50当量/トン以上であり、かつガラス転移温度が40℃以上であることを特徴とするコーティング組成物である。
また、上記のコーティング組成物を、基材フィルムにコーティングして乾燥したものであり、その乾燥後のコーティング層の厚みが5μm以上60μm以下であることを特徴とする積層体に関する。
また、上記積層体のコーティング層を内側にして、導電体を挟み込んで接着した構造を有するフレキシブルフラットケーブルに関する。
本発明で得られたコーティング組成物は従来技術と比較して、接着性、耐ブロッキング性、特に耐熱性に優れている。
本発明において用いられる結晶性ポリエステル(A)はそれを構成する二塩基酸成分中に脂環族ジカルボン酸を、ジオール成分中に脂環族ジオールを共に必須成分として含有している。脂環族ジカルボン酸と脂環族ジオールを共に必須成分として含有することにより、優れた有機溶剤への溶解性を得ることができる。また、結晶性ポリエステル(A)における脂環族ジカルボン酸としては1,4−シクロヘキサンジカルボン酸であることが好ましく、脂環族ジカルボン酸が全二塩基酸成分中、5モル%以上50モル%以下であることが好ましい。より好ましくは10モル%以上40モル%以下である。5モル%未満であると、有機溶剤への溶解性が不足してしまい、50モル%より多いと樹脂の機械的強度が不足してしまい、接着性、耐熱性が低下してしまうことがある。また脂環族ジオール成分としては1,4−シクロヘキサンジメタノールであることが好ましく、脂環族ジオールが全ジオール成分中、5モル%以上50モル%以下であることが好ましい。より好ましくは15モル%以上、40モル%以下である。5モル%未満であると、有機溶剤への溶解性が不足してしまい、50モル%より多いと樹脂の機械的強度が不足してしまい、接着性、耐熱性が低下してしまう傾向にある。
本発明において用いられる結晶性ポリエステル(A)は数平均分子量が5000以上40000以下であることが望ましい。好ましくは10000以上、30000以下である。数平均分子量が5000未満であると接着剤としての機械的強度が不足してしまい、接着性及び耐熱性が低下してしまうおそれがある。40000より大きいと有機溶剤に溶解した際、溶液粘度が高くなり、コーティングする際に作業上困難になることがある。また、融点は80℃以上、150℃以下であることが好ましい。80℃未満であると耐熱性が不足してしまい、150℃より高いと結晶性が高くなり、有機溶剤に溶解した際、溶液の安定性に劣り、流動性が低下し、コーティングすることが困難になる傾向にある。
本発明において用いられる非晶性ポリエステル(B)は酸価が50当量/トン以上であることを特徴としている。本発明のコーティング組成物を接着剤として用いる場合、フレキシブルフラットケーブル用に用いると優れた効果を発揮するものであるが、その場合、導電体、すなわち錫メッキ銅への接着性が必要である。酸価が50当量/トン未満であると錫メッキ銅への接着性が低下してしまう。尚ここで言う酸価とは樹脂10g(1トン)当たりのカルボキシル基の当量数を示す。上限は特に限定されないが1000当量/トン以下が好ましい。また、非晶性ポリエステル(B)はガラス転移温度が40℃以上である。より好ましくは50℃以上である。ガラス転移温度が40℃未満であると、耐ブロッキング性が低下してしまう。
本発明において用いられる非晶性ポリエステル(B)はそれを構成するジオール成分中に、脂環族もしくは芳香族骨格を有するジオールを含有することが好ましい。脂環族もしくは芳香族骨格を有するジオールを有することで、優れた耐熱性、耐ブロッキング性を得ることができる。該脂環族骨格を有するジオールが、1,4−シクロヘキサンジメタノールであること或いは、芳香族骨格を有するジオールが、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物であることが好ましい。特に、本発明のコーティング組成物をFFC接着剤用途に使用する場合、FFCには錫メッキ銅などの導電体が必ず、構成に含まれるが、特にポリエステルの分子鎖中にビスフェノールA骨格が含有されることにより、錫メッキ銅などの導電体への接着性が向上する。また、結晶性ポリエステル(A)はそれを構成する成分中に脂環族ジカルボン酸と脂環族ジオールを共に必須成分としているので、非晶性ポリエステル(B)に1,4−シクロヘキサンジメタノールをジオール成分の一部または全部に含有させると、結晶性ポリエステル(A)との相溶性が向上し、有機溶剤溶解後のコーティング組成物の保存安定性を高めることができる。
本発明において用いられる非晶性ポリエステル(B)は数平均分子量が5000以上40000以下であることが望ましい。好ましくは10000以上30000以下である。数平均分子量が5000未満であると5000未満であると接着剤としての機械的強度が不足してしまい、接着性及び耐熱性が低下してしまう場合がある。40000より大きいと有機溶剤に溶解した際、溶液粘度が高くなり、コーティングする際に作業上困難になるおそれがある。
結晶性ポリエステル(A)と非晶性ポリエステル(B)の配合比は、好ましくは結晶性ポリエステル(A)100質量部に対し、非晶性ポリエステル(B)が5質量部以上40質量部以下である。より、好ましくは、10質量部以上30質量部以下である。結晶性ポリエステル(A)100質量部に対し、非晶性ポリエステル(B)が5質量部未満であると耐ブロッキング性が低下してしまい、40質量部より多いと、接着性が低下してしまう。
本発明において、結晶性ポリエステル(A)及び非晶性ポリエステル(B)に用いられる二塩基酸成分としては、以下に示す多価カルボン酸、もしくはそのアルキルエステル、酸無水物を使用できる。テレフタル酸、イソフタル酸、オルソフタル酸、1,5−ナフタル酸、2,6−ナフタル酸、4,4’−ジフェニルジカルボン酸、2,2’−ジフェニルジカルボン酸、4,4’−ジフェニルエーテルジカルボン酸等、脂環族二塩基酸としては、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、1,2−シクロヘキサンジカルボン酸、4−メチル−1,2−シクロヘキサンジカルボン酸、ダイマー酸等、脂肪族ジカルボン酸としては、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジオン酸、オクタデカンジオン酸等が挙げられる。また、ジオール成分としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオ−ル、1,3−ブタンジオ−ル、1,4−ブタンジオ−ル、1,5−ペンタンジオ−ル、1,6−ヘキサンジオ−ル、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、ネオペンチルグリコ−ル、ジエチレングリコ−ル、ジプロピレングリコ−ル、2,2,4−トリメチル−1,5−ペンタンジオ−ル、ネオペンチルヒドロキシピバリン酸エステル、ビスフェノ−ルAのエチレンオキサイド付加物およびプロピレンオキサイド付加物、水素化ビスフェノ−ルAのエチレンオキサイド付加物およびプロピレンオキサスド付加物、1,9−ノナンジオール、2−メチルオクタンジオール、1,10−デカンジオール、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、トリシクロデカンジメタノール、ポリテトラメチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリカーボネートグリコール等を共重合することができる。
本発明のコーティング組成物は結晶性ポリエステルの結晶性において耐熱性を発現させているが、結晶性を有する為に、結晶化により体積収縮を起こし、接着性が低下してしまう。非晶性ポリエステルを配合することにより、結晶性ポリエステル(A)がコーティング後、結晶化し、体積収縮を起こし、接着性が低下することを防ぐ作用がある。
本発明において用いられる有機溶剤はトルエン、キシレン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン及び酢酸エチルからなる群より選ばれる少なくとも1種以上を含んでいることが好ましく、そのうちの1種類の有機溶剤の含有量が全有機溶剤中の50重量%以上であることが好ましい。必要に応じて、シクロヘキサノン、ジメチルホルムアミド、ジオキサン、ジオキソラン、ベンジルアルコール、アセテート系有機溶剤、及びセロソルブ系有機溶剤の溶剤を併用することができる。塩素系溶剤も溶解安定性を向上させる点については効果があり使用することができるが、近年の環境問題の観点からは含まれない方が好ましい。
本発明において用いられるコーティング剤は、有機溶剤に溶解した形で用いられる。有機溶剤が汎用溶剤、特にメチルエチルケトンやトルエンのような有機溶剤のみで溶解品を得る場合には、結晶性ポリエステル(A)における結晶融解エネルギー(示差走査熱量測定による)は、13mJ/mg以下が好ましく、より好ましくは10mJ/mg以下であることが好ましい。結晶融解エネルギーは結晶化度の度合いを示し、結晶融解エネルギーが小さいほど、結晶化度が低い。結晶化度が低い程、溶剤安定性が向上する。逆に、結晶融解エネルギーが大きいほど、結晶化度が高くなり、汎用有機溶剤に難溶になったり、保存安定性に劣り、溶液が固化したりしてしまうようになる。
本発明のコーティング組成物は適宜、難燃剤、顔料、ブロッキング防止剤を配合して使用することが好ましい。難燃剤としてはデカブロモジフェニルエーテル、ビス(ペンタブロモフェニル)エタン、テトラブロモビスフェノールA等の臭素系難燃剤やトリフェニルフォスフェート、トリクレジルフォスフェート、トリキシレニルフォスフェート、トリエチルフォスフェート、クレジルジフェニルフォスフェート、キシレニルジフェニルフォスフェート、クレジルビス(2,6−キシレニル)フォスフェート、2−エチルヘキシルフォスフェート、ジメチルメチルフォスフェート、レゾルシノールビス(ジフェニル)フォスフェート、ビスフェノールAビス(ジフェニル)フォスフェート、ビスフェノールAビス(ジクレジル)フォスフェート、ジエチル−N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノメチルフォスフェート、リン酸アミド、有機フォスフィンオキサイド、赤燐等のリン系難燃剤、ポリリン酸アンモニウム、フォスファゼン、シクロフォスファゼン、トリアジン、メラミンシアヌレート、サクシノグアナミン、エチレンジメラミン、トリグアナミン、シアヌル酸トリアジニル塩、メレム、メラム、トリス(β−シアノエチル)イソシアヌレート、アセトグアナミン、硫酸グアニルメラミン、硫酸メレム、硫酸メラム等の窒素系難燃剤、ジフェニルスルホン−3−スルホン酸カリウム、芳香族スルフォンイミド金属塩、ポリスチレンスルフォン酸アルカリ金属塩等の金属塩系難燃剤、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、ドロマイト、ハイドロタルサイト、水酸化バリウム、塩基性炭酸マグネシウム、水酸化ジルコニウム、酸化スズ等の水和金属系難燃剤、シリカ、酸化アルミニウム、酸化鉄、酸化チタン、酸化マンガン、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、酸化モリブデン、酸化コバルト、酸化ビスマス、酸化クロム、酸化スズ、酸化アンチモン、酸化ニッケル、酸化銅、酸化タングステン、ホウ酸亜鉛、メタホウ酸亜鉛、メタホウ酸バリウム、炭酸亜鉛、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウムスズ酸亜鉛等無機系難燃剤、シリコーンパウダー等のシリコン系難燃剤である。顔料は酸価チタン、カーボンブラック等が用いられる。ブロッキング防止剤にはシリカ、炭酸カルシウム、タルク等が用いられ、接着性の面より、特にタルクが好ましい。
本発明のコーティング組成物には必要に応じてシランカップリング剤、タッキファイヤー、結晶核剤、紫外線吸収剤、エポキシ化合物、イソシアネート化合物等を配合することができる。
本発明に用いられる基材フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレートフィルム(以下PETフィルムと略す)、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリアミドフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリイミドフィルム、ポリアミドフィルム、ポリオキサベンザゾールフィルム等、任意のプラスチックフィルムが用いられるが、ポリエチレンテレフタレートフィルムが経済性や汎用性の面で好ましい。プラスチックフィルムには、必要に応じコロナ処理や易接着層を設けることができる。
本発明のコーティング組成物を乾燥後の厚みが5μm以上60μm以下となるように基材プラスチックフィルムにコーティングし、乾燥した積層体とすることでFFCの絶縁フィルムとして用いることができる。FFCはこの積層体のコーティング層を内側にして、導電体を挟み込んで接着することにより製造することが出来る。
本発明をさらに詳細に説明するために以下に実施例を挙げるが、本発明は実施例になんら限定されるものではない。実施例中単に部とあるのは質量部を示す。なお、実施例に記載された測定値は以下の方法によって測定したものである。
樹脂組成:樹脂をクロロホルムDに溶解し、ヴァリアン社製核磁気共鳴分析計(NMR)ジェミニ−200を用いて、H−NMR分析を行ってその積分比より決定した。
融点、結晶融解エネルギー、ガラス転移温度:示差走査熱量計を用い、測定試料10mgをアルミパンに入れ、蓋を押さえて密封し、セイコーインスツルメンツ(株)製示差走査熱量分析計(DSC)DSC−220を用いて、20℃/minの昇温速度で測定することにより求めた。融解ピークの最大値を示す温度を融点とした。また、融解ピークの面積から結晶融解エネルギーを算出した。ガラス転移温度以下のベースラインの延長線と遷移部における最大傾斜を示す接線との交点の温度をガラス転移温度とした。
数平均分子量:テトラヒドロフランを溶離液としたウォーターズ社製ゲルろ過浸透クロマトグラフィー(GPC)150cを用い、カラム温度30℃、流量1ml/分にてGPC測定を行った結果から計算して、ポリスチレン換算の測定値を得た。但し、カラムは昭和電工(株)shodex KF−802、804、806を用いた。
酸価:ポリエステル0.2gを20mlのクロロホルムに溶解し、0.1Nの水酸化カリウムエタノール溶液で滴定し、樹脂10gあたりの当量(eq/トン)を求めた。
<結晶性ポリエステル(A)の合成例1>
撹拌機、温度計、流出用冷却機を装備した反応缶内に、テレフタル酸ジメチル272部、1,4−ブタンジオール162部、1,6−ヘキサンジオール142部、1,4−シクロヘキサンジメタノール144部、テトラブチルチタネート0.27部を仕込み、4時間かけて220℃まで徐々に上昇し、留出するメタノールを系外に除きつつエステル交換反応を行った。エステル交換反応終了後、反応缶系内を180℃まで冷却を行い1,4−シクロヘキサンジカルボン酸34部、セバシン酸81部を仕込み、2時間かけて230℃まで徐々に上昇し、留出する水を系外に除きつつエステル化反応を行った。エステル化反応終了後30分かけて10mmHgまで減圧初期重合を行うと共に温度を260℃まで上昇し、更に1mmHg以下で1時間後期重合を行った。このようにして結晶性ポリエステル(A)合成例1を得た。このようにして得られた合成例1の樹脂の特性値を表1に示す。撹拌機、温度計、ジムロートを装備した反応缶内に、このようにして得られた結晶性ポリエステル(A)を250部、メチルエチルケトンを150部、トルエンを600部仕込み、80℃まで昇温を行い、3時間かけて完全に溶解して固形分濃度25質量%の結晶性ポリエステル(A)の溶液を得た。
<結晶性ポリエステル(A)の合成例2および3>
合成例1と同様にして、結晶性ポリエステル(A)の合成例2および3の作成を行った。このようにして得られた結晶性ポリエステル(A)の特性値を表1に示した。また合成例1と同ようにして、結晶性ポリエステル(A)をメチルエチルケトン及びトルエンに溶解し、目的とする結晶性ポリエステル(A)の溶液を得た。
<非晶性ポリエステル(B)の合成例4>
撹拌機、温度計、流出用冷却機を装備した反応缶内に、テレフタル酸ジメチル200部、イソフタル酸ジメチル465部、エチレングリコール74部、ネオペンチルグリコール343部、1,4−シクロヘキサンジメタノール216部、テトラブチルチタネート0.27部を仕込み、4時間かけて220℃まで徐々に上昇し、留出するメタノールを系外に除きつつエステル交換反応を行った。エステル交換反応終了後、20分かけて10mmHgまで減圧初期重合を行うと共に温度を250℃まで上昇し、更に1mmHg以下で1時間後期重合を行った。重合終了後、系内を窒素置換して200℃まで冷却し、無水トリメリット酸8部を仕込み、200℃において、窒素気流下で30分撹拌を行い、酸変性を行った。このようにして非晶性ポリエステル(B)合成例1を得た。このようにして得られた非晶性ポリエステルの特性値を表1に示した。撹拌機、温度計、ジムロートを装備した反応缶内に、このようにして得られた結晶性ポリエステル樹脂(B)を250部、メチルエチルケトンを250部、トルエンを500部仕込み、80℃まで昇温を行い、3時間かけて完全に溶解して固形分濃度25質量%の非晶性ポリエステル(B)の溶液を得た。
<非晶性ポリエステル(B)の合成例5、比較合成例1>
合成例4と同様にして、非晶性ポリエステル(B)の合成例5、比較合成例1の作成を行った。このようにして得られた非晶性ポリエステルBの特性値を表1に示した。また合成例4と同様にして、非晶性ポリエステル(B)をメチルエチルケトン及びトルエンに溶解し、目的とする非晶性ポリエステル(B)の溶液を得た。
表1において、BPE−20Fは三洋化成工業(株)社製のビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物を示す。
<コーティング組成物1>
直径2mmのガラスビーズを入れた100mlのガラス瓶に、合成例1で得られた結晶性ポリエステル(A)の溶液を16.4部、合成例4で得られた非晶性ポリエステル(B)の溶液を4.0部、ビス(ペンタブロモフェニル)エタン(アルベマール社製SAYTEX8010)を2.3部、三酸化アンチモンを1.7部、酸化チタンを0.7部、タルク(林化成(株)社製、ミクロンホワイト#5000A)を0.2部仕込み、シェーカーにて2時間分散を行い、目的とするコーティング組成物1を得た。表2に全体を100質量%とした固形分の配合比を示す。
<コーティング組成物2、3、5、参考組成物1、比較組成物1〜4>
コーティング組成物1と同様に結晶性ポリエステル(A)の合成例1〜3、非晶性ポリエステル(B)の合成例4、5で得られた溶液を用いて、各種添加剤を配合し、目的とするコーティング組成物2、3、5、参考組成物1、比較組成物1〜4を得た。このようにして得られたコーティング(比較)組成物の配合を表2、表3に示す。なお表中の原料を以下に示す。
シリカは日本アエロジル(株)製アエロジルR972を用いた。
エポキシ樹脂はジャパンエポキシレジン(株)社製エピコート1001を用いた。
<実施例1>
で得られたコーティング組成物1を以下に示す通りの評価項目に従い、評価を行った。
接着強度:コーティング組成物1で得られたコーティング組成物を25μmの二軸延伸PETフィルム上に乾燥後の厚みが30μmとなるように塗布し、120℃で10分乾燥したものを作成した。このようにして得られたコーティング組成物塗布PETフィルムをコーティング剤塗布面と錫メッキ銅とをテスター産業社製ロールラミネータを用いて、ラミネート温度120℃、圧力0.3MPa、速度1m/minの条件にて貼り合わせた。このようにして得られた貼り合わせ品を1cm幅に切断し、東洋ボールドウイン社製RTM100を用いて、25℃雰囲気下で、100mm/minの引っ張り速度で引っ張り試験を行い、90°剥離接着力を測定した。
耐ブロッキング性:コーティング組成物1で得られたコーティング組成物を25μmの二軸延伸PETフィルム上に乾燥後の厚みが30μmとなるように塗布し、120℃で10分乾燥したものを作成した。このようにして得られたコーティング組成物塗布PETフィルムを同方向に5枚重ね、コーティング層の上にPETフィルムが重なるようにした。次いで、このようにして重ねたフィルムの上に20g/cmの荷重をかけ、70℃雰囲気中に72時間保存した。この後、を取り出し、重ねたフィルム間の接着強度を測定し、下記の判定を行った。
(判定)○:0〜1N/cm ×:1N/cm以上
耐熱性:コーティング組成物1で得られたコーティング組成物を25μmの二軸延伸PETフィルム上に乾燥後の厚みが30μmとなるように塗布し、120℃で10分乾燥したものを作成した。このようにして得られたコーティング組成物を塗布した積層体を、幅0.8mm、厚さ0.05mmの錫メッキ銅線を10本、銅線の線間が1.0mm幅となるように平行に揃え、その上に50μmの二軸延伸ポリプロピレンフィルムを離型フィルムとして重ねた状態で、テスター産業社製ロールラミネータを用いて、ラミネート温度100℃、圧力0.3MPa、速度1m/minの条件にて貼り合わせた。この後、ポリプロピレンフィルムを取り外し、錫メッキ銅線を上向きにし、1N/cmとなるように重りを載せて、80℃にて72時間の熱処理を行った。このようにして熱処理を行ったサンプルの錫メッキ銅線の接着剤層への沈み込みの深さを測定した。
(判定)○:5μm未満
△:5μm以上、10μm未満
×:10μm以上
このようにして評価を行った実施例1の結果を表4に示す。
<実施例2、3、、参考例1
コーティング組成物2、3、、参考例1について、実施例1と同様にサンプルを作成し、評価を行った。このようにして評価を行った実施例2、3、、参考例1の結果を表4に示す。
<比較例1〜4>
コーティング比較組成物1〜4について、実施例1と同様にサンプルを作成し、評価を行った。このようにして評価を行った比較例1〜4の結果を表5に示す。
比較組成物1は結晶性ポリエステル(A)を用いておらず、特許請求の範囲外である。このため、耐熱性に劣る。
比較組成物2は非晶性ポリエステル(B)を用いておらず、特許請求の範囲外である。このため、接着性、耐ブロッキング性に劣る。
比較組成物3は非晶性ポリエステル(B)の代わりにエポキシ樹脂を配合しており、特許請求の範囲外である。このため、接着性、耐ブロッキング性、耐熱性に劣る。
比較組成物4は非晶性ポリエステル(B)として、ガラス転移温度が6℃と低い非晶性ポリエステルを用いており、特許請求の範囲外である。このため、耐ブロッキング性、耐熱性に劣る。
本発明で得られたコーティング組成物は従来技術と比較して、接着性、耐ブロッキング性、特に耐熱性に優れている。

Claims (15)

  1. 結晶性ポリエステル(A)及び非晶性ポリエステル(B)を有機溶剤に溶解してなるコーティング組成物において、結晶性ポリエステル(A)を構成する二塩基酸成分として脂環族ジカルボン酸を、ジオール成分として脂環族ジオールを含有しており、非晶性ポリエステル(B)の酸価が50当量/トン以上であり、かつガラス転移温度が40℃以上であり、結晶性ポリエステル(A)及び非晶性ポリエステル(B)の配合比が、結晶性ポリエステル(A)100質量部に対し、非晶性ポリエステル(B)が5質量部以上40質量部以下であることを特徴とするコーティング組成物。
  2. 結晶性ポリエステル(A)における脂環族ジカルボン酸が、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸であることを特徴とする請求項1記載のコーティング組成物。
  3. 結晶性ポリエステル(A)における脂環族ジカルボン酸が、全二塩基酸成分中、5モル%以上50モル%以下であることを特徴とする請求項1記載のコーティング組成物。
  4. 結晶性ポリエステル(A)における脂環族ジオールが、1,4−シクロヘキサンジメタノールであることを特徴とする請求項1記載のコーティング組成物。
  5. 結晶性ポリエステル(A)における脂環族ジオールが、全ジオール成分中、5モル%以上50モル%以下であることを特徴とする請求項1記載のコーティング組成物。
  6. 結晶性ポリエステル(A)の数平均分子量が、5000以上40000以下であり、かつ融点が80℃以上150℃以下であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のコーティング組成物。
  7. 結晶性ポリエステル(A)の結晶融解エネルギー(示差走査熱量測定による)が、13mJ/mg以下であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のコーティング組成物。
  8. 非晶性ポリエステル(B)を構成するジオール成分として、脂環族又は芳香族骨格を有するジオールを含有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のコーティング組成物。
  9. 非晶性ポリエステル(B)の脂環族骨格を有するジオールが、1,4−シクロヘキサンジメタノールであることを特徴とする請求項8に記載のコーティング組成物。
  10. 非晶性ポリエステル(B)の芳香族骨格を有するジオールが、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物であることを特徴とする請求項8に記載のコーティング組成物。
  11. 非晶性ポリエステル(B)の数平均分子量が、5000以上40000以下であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のコーティング組成物。
  12. 有機溶剤が、トルエン、キシレン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン及び酢酸エチルからなる群より選ばれる少なくとも1種以上含んでいることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のコーティング組成物。
  13. さらに、難燃剤、顔料、ブロッキング防止剤のうち少なくとも1種を配合していることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のコーティング組成物。
  14. 請求項1〜13のいずれかに記載のコーティング剤を、基材フィルムにコーティングして乾燥したものであり、その乾燥後のコーティング層の厚みが5μm以上60μm以下であることを特徴とする積層体。
  15. 請求項14に記載した積層体のコーティング層を内側にして、導電体を挟み込んで接着した構造を有するフレキシブルフラットケーブル。
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