JP5303224B2 - 端末網制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電話回線を介したセンタ装置からの起動によるデータ伝送、或いは端末網制御装置からの発信によるデータ伝送を行う端末網制御装置に関する。
端末網制御装置がセンタ装置へ向けてダイヤルする場合としては、メータからの起動による発呼や接点機器のON/OFF状態変化を検知して情報を上げる発呼のような不定期に行われる発呼の場合、或いは端末網制御装置が正常に動作していることや前記メータの状態又は接点機器のON/OFF状態を確認し情報を取得したことをセンタ装置へ定期的に知らせる周期発呼の場合が挙げられる。
端末網制御装置が発呼する場合には、発呼要因が発生すると端末網制御装置がループ(オフフック)しダイヤルをする。端末網制御装置からの呼出信号がセンタ装置に到達し、センタ装置もループ(オフフック)することで、端末網制御装置との間で回線が接続される。回線接続されると、センタ装置は独自のセンタ応答(例えば4秒程度のマーク信号)を端末網制御装置に向けて送出する。端末網制御装置は、当該センタ応答を受信すると、センタ装置との接続を確認できるので、発呼要因の情報を持つ電文をセンタ装置に向かって送信する。
端末網制御装置が行うダイヤル方法の中には、回線の種別を認識してからダイヤルする方法、或いは回線の種別を認識せず端末網制御装置に設定されている回線の種別でダイヤルする方法がある。例えば、回線の種別を認識してからダイヤルする方法として、1桁のプッシュボタン(PB)信号を送出して回線からのダイヤルトーンの有無を確認し、ダイヤルトーンが無い場合はPB回線、ダイヤルトーンが有る場合はダイヤルパルス(DP)回線と認識し、続けて認識したダイヤル信号で送出する方法がある。
電話回線と端末装置との間に接続されて、電器、ガス、水道等の使用量を検針するメータを有する端末装置からの発呼要求によって起動されて、電話回線にダイヤリング信号を送出してセンタ装置を呼び出す発呼動作を行う網制御装置であって、電話回線のダイヤリング種別が途中で変更された場合でも、ダイヤリング種別の変更設定処理を自動的に行って、常に正常な端末発呼動作を行うことを可能にする網制御装置が提案されている(特許文献1参照)。この提案では、ダイヤリング信号として、ダイヤル種別であるプッシュボタン信号とダイヤルパルス信号を交互に切り換えて発呼動作を行い、正常に発呼動作が行われたときのダイヤリング情報を記憶し、またこの記憶したダイヤリング信号で発呼動作を連続して所定回数行っても正常に発呼操作ができない場合にはダイヤリング信号を切り換えて発呼動作を行っている。
特開平04−17446号公報
端末網制御装置が電話回線のダイヤル種別を自動認識する機能を備えている場合には、工事者が回線の種別を調査する手間、工事者が回線の種別を端末網制御装置に設定する手間を予め省くことができ、しかも、ダイヤリング種別が途中で変更された場合であっても殆どの場合に対応可能である。しかしながら、このようなダイヤリングで回線種別の自動認識を伴う端末網制御装置にあっては、回線の一時的なノイズによりダイヤルトーン有りと誤認識することや、通信インフラ(通信システム環境)により回線と端末網制御装置の間にTA(ターミナルアダプター)やVOIP装置(光回線対応装置)などの付属装置を接続するように変更されたとき、一部の装置でダイヤルトーンを送出しないことに起因して、自動認識結果が正確でなく、誤認識する場合がある。
そこで、回線の種別を認識してからダイヤルをする場合、回線の一時的なノイズに起因してセンタ装置との接続が連続して失敗することは極めて稀であるとの知見に基づいて、そうした接続失敗の状況に基づいて、一時的なノイズによる誤認識と通信インフラの変更に起因した誤認識とに対して区別して対応し、いずれの誤認識の場合でも通信の接続を図る点で解決すべき課題がある。
本発明の目的は、ノイズや通信インフラの変更に起因した誤認識によってセンタ装置との通信接続が失敗する場合には、センタ装置との通信できなかったことが一時的なノイズによるものか、通信インフラによる回線の種別変更かの区別をし、いずれの誤認識の場合でも通信の接続を可能とする端末網制御装置を提供することである。
また、本発明の目的は、一時的なノイズにより回線の種別を誤認識するときには、そうした誤認識に基づいて回線接続を連続失敗しなければダイヤルの切り替えを行わないようにするとともに、端末網制御装置の通信インフラの変更により端末網制御装置の前段に付属装置(光回線対応装置など)が接続されたことの影響からダイヤル種別の自動認識を正確にすることができなくなる場合には、ダイヤルの種別を切り替えてセンタ装置と通信できるようにした端末網制御装置を提供することである。
前記の課題を解決するために、本発明による端末網制御装置では、センタ装置と電話回線を介して通信を行い、ダイヤル開始時に前記電話回線のダイヤル種別を自動認識する機能を備え、当該ダイヤル種別の認識結果に対応してプッシュボタン又はダイヤルパルスのいずれかの種別のダイヤル信号を送出する機能を備えた端末網制御装置であって、前記端末網制御装置は、前記ダイヤル種別の自動認識に基づく前記センタ装置との通信を失敗するときの当該失敗回数をカウントする失敗回数カウント手段、カウントされた当該失敗回数が規定回数に到達したことに応じて前回の自動認識した前記ダイヤル種別とは別の種別のダイヤル信号に切り替える指令を前記信号送出機能に出力するダイヤル種別切替指令手段とを備え、前記別の種別のダイヤル信号に切り替えても、前記センタ装置との通信を失敗するときには、前記失敗回数カウント手段を用いてカウントされた当該失敗回数が規定回数に到達した場合には、前記ダイヤル種別の自動認識機能を使用して電話回線のダイヤル種別を判定し、当該ダイヤル種別の認識結果に対応してプッシュボタン又はダイヤルパルスのいずれかの種別のダイヤル信号を送出することを特徴としている。
この端末網制御装置によれば、ダイヤル種別の自動認識に基づいて回線種別を認識するが、センタ装置からの応答がなくセンタ装置との通信を失敗する場合には、失敗回数カウント手段が失敗回数を+1にカウントアップする。センタ装置との接続が失敗する失敗回数が規定回数に到達すると、ダイヤル種別を切り替えてセンタ装置との通信を行う。一時的なノイズによる回線種別の誤認識の場合には、規定回数未満で接続に成功する可能性が高く、規定回数失敗しなければダイヤルの切替えを行わない。この端末網制御装置によれば、センタ装置との通信不能の原因(ノイズ又は端末網制御装置の通信インフラ変更)に区別してそれぞれ対応し、いずれの場合もセンタ装置との接続を図ることができる。
また、上記の端末網制御装置において、前記失敗回数カウント手段は、前記端末網制御装置が前記センタ装置からのセンタ応答を受信できなかった度毎に、前記失敗回数としてカウントすることができる。端末網制御装置とセンタ装置との間で回線が接続されると、センタ装置は独自のセンタ応答を端末網制御装置に向けて送出するが、端末網制御装置がこのセンタ応答を受信できなかったときには、端末網制御装置はその都度に失敗回数としてカウントする。
また、上記の端末網制御装置において、前記失敗回数カウント手段は、前記端末網制御装置がダイヤルする前に後方電話機の使用を検知することでダイヤルしなかったとき、前記センタ応答を確認後通信が途中でエラーになったとき、或いは前記端末網制御装置の設定が後方電話機優先であり通信途中に後方電話機の受話器が上げられることで通信が中断したときには、前記失敗回数としてカウントしないとすることができる。失敗回数カウント手段は、後方電話機の使用に起因した通信の中断やセンタ応答を確認後に通信が中断するなど、システムとして正常な作動の範囲内で生じた中断については失敗回数としてカウントしないことで、真にカウントをする必要な場合のみ失敗回数としてカウントする。
また、上記の端末網制御装置において、前記ダイヤル種別切替指令手段は、前記失敗回数カウント手段によってカウントされた当該失敗回数が規定回数に到達したことに応じて、前記自動認識機能における前記ダイヤル種別の自動認識を停止させることができる。失敗回数が規定回数に到達したときには、センタ装置との通信の失敗はノイズに起因した一時的なものではなく通信インフラの変更によるものと判断され、ダイヤル種別切替指令手段がダイヤル種別を交互に切り替える指令を出力する。したがって、自動認識機能におけるダイヤル種別の自動認識は不要となるので、ダイヤル種別切替指令手段は当該自動認識を停止する指令を出力する。なお、自動認識停止後に行うセンタ装置との通信の失敗回数が規定回数に到達したときには、再度、自動認識機能に戻って回線種別を認識しセンタ装置との通信を試みる。
また、上記の端末網制御装置は、前記センタ装置から受信した設定電文により、最初のダイヤル方法として、前記電話回線の前記ダイヤル種別を調べてからダイヤルする設定であるか、前記電話回線の前記ダイヤル種別を調べないでダイヤルする設定であるかを記憶するメモリを備えており、前記メモリに記憶された当該設定に従って前記ダイヤル信号を送出することができる。
また、上記の端末網制御装置は、前記センタ装置からの要求電文により、ダイヤル方法として、前記電話回線の前記ダイヤル種別を調べてからダイヤルしている設定か、前記電話回線の前記ダイヤル種別を調べないでダイヤルしている設定かについての情報を前記端末網制御装置が前記センタ装置へ送ることができる。
また、上記の端末網制御装置は、カウント中に前記センタ装置と通信が正常終了したとき、前記センタ装置からのセンタ応答を確認できたとき、前記失敗回数が前記規定回数に到達したとき、あるいは前記センタ装置からの設定電文を受信したときに、前記失敗回数のカウントをクリアすることができる。
上記の端末網制御装置によれば、端末網制御装置の通信インフラの移行により端末網制御装置の前段に付属装置(光回線対応装置など)が接続され、端末網制御装置は付属装置の影響からダイヤル種別の自動認識が正確にできなくなっても、接続失敗回数が規定回数に到達することでダイヤル種別を切り替えることにより、センタ装置との通信を行うことができる。また、回線のダイヤル種別を認識してからダイヤルしている場合、回線の一時的なノイズにより回線の種別を誤認識しても、そうした誤認識の下で、回線接続を規定回数失敗しなければダイヤルの切り替えを行わない。したがって、センタ装置との通信できなかったことが一時的なノイズによるものか、通信インフラによる回線の種別変更かを区別して対応し、センタ装置との接続を図ることができる。
以下、図面を参照して、この発明による端末網制御装置の実施形態について説明する。図1は、発明による端末網制御装置が用いられる通信システムの構成を示すブロック図である。
図1は通信システムの構成を示すブロック図であって、11はセンタ装置、12はセンタ側交換局、13は電話回線、14は端末側交換局、15はノーリンギングトランク、16は端末網制御装置、17はメータ、18は接点機器、19は電話機であり、通信システムはこれらの機器によって構成されている。このように構成される通信システムにおいて、メータ17で計測された水道、電気、ガス等の使用量データや接点機器18におけるON/OFF状態についての接点機器情報をセンタ装置11で収集するには、まずセンタ装置11から電話回線13を通じて、センタ側交換局12、端末側交換局14及びノーリンギングトランク15を介して端末網制御装置16にノーリンギング着信し、端末網制御装置16から更にメータ17や接点機器18を呼び出す。電話回線13が接続されると、センタ装置11とメータ17や接点機器18との間でデータ通信を行い、メータ17で計測した使用量データや接点機器18の接点機器情報が逆の経路を介してセンタ装置11に伝送・収集される。端末網制御装置16とメータ17や接点機器18との間では、無線親機及び無線子機(図示せず)を介して呼出やデータ通信が行われる。
センタ装置11からノーリンギング通信をするためノーリンギングトランク15の電話番号をダイヤル後、続けて端末網制御装置16が接続されている電話番号をダイヤルすることにより、端末網制御装置16には緩やかな極性反転がくる。極性反転の後には、センタ装置11からNRS信号が送信されてきて、NRS信号を受信した端末網制御装置16はセンタ装置11へ応答のPB信号「#」を送出する。その後、端末網制御装置16は、センタ装置11からのデータ送信の受信待ちとなり、通信が開始される。
端末発信については、発呼要因があると、端末網制御装置16からダイヤルが行われ、センタ装置11と接続されると、センタ装置11からセンタ応答としての独自の応答信号が送出される。センタ装置11からの当該応答信号を受信すると、端末網制御装置16は発呼要因電文をセンタ装置11へ送信する。最後は、センタ装置11から通信終了電文が送信されてきて、その応答電文を返信して終了となる。
この通信システムのほかに、ISDN回線契約の場合には、ISDN回線用の装置として、DSU装置、TA装置などを介してISDN回線が端末網制御装置16に接続される。ADSL契約のときは、ADSL用の装置、スプリッター(パソコンと電話機を分離するためのもの)などを介してADSL回線が端末網制御装置16に接続される。或いは、光回線契約の場合には、光回線用の装置(VOIP装置)を介して光回線が端末網制御装置16に接続される。
図2は、図1の通信システムにおける端末網制御装置16の詳細構成を示すブロック図である。図2に示す端末網制御装置16において、20は回線制御部、21はマイクロコンピュータ、22はメモリ、23は電話機19の受話器が上げられたかどうか検知するためのオフフック検知部、24は電源部、25はメータI/F部にて構成されている。メータI/F部25には、メータ17や接点機器18が接続される。
図3は、本発明による端末網制御装置の動作フローチャートである。端末網制御装置において、ある発呼要因が発生する(ステップ11、「S11」と略す。以下同じ)と、センタ装置と通信するためのダイヤルをする前に、後方電話機が使用されていないかどうかを確認する(S12)。後方電話機が使用されていれば、リトライがセットされ、ダイヤルせずに、ある時間(例えば6分後)経過してから再ダイヤル処理をする(S13)。後方電話機が使用されていない場合、電話回線のダイヤル種別を調べる(S14)。例として1桁のプッシュボタン(PB)信号を送出し、電話回線からのダイヤルトーンの有無を確認する。ダイヤルトーンが無い場合はPB回線、ダイヤルトーンが有る場合はダイヤルパルス(DP)回線と認識する。S14は、端末網制御装置において、ダイヤル開始時に電話回線のダイヤル種別を自動認識する機能に相当する。
S14において、PB回線と判定した場合はプッシュボタン(PB)信号を送出する(S15)し、DP回線と認識した場合はダイヤルパルス(DP)信号を送出する(S16)。S15及びS16は、端末網制御装置において、ダイヤル種別の認識結果に対応してプッシュボタン又はダイヤルパルスのいずれかの種別のダイヤル信号を送出する機能に相当する。いずれの回線であっても、端末網制御装置は、ダイヤル終了後、センタ装置からの独自の応答信号待ちとなる(S17)。
S17において応答信号を受信できれば、センタ装置へ発呼電文を送信する(S18)。S17においてセンタ応答としての独自の応答信号を受信できなかったときには、ダイヤル種別の自動認識に基づいてのセンタ装置との通信を失敗した失敗回数として、1回を加算してカウントする(S19)。ただし、端末網制御装置がダイヤルする前に後方電話機の使用を検知することでダイヤルしなかった(S12でYESとして示すケース)とき、センタ応答を確認後通信が途中でエラーになったとき、或いは端末網制御装置の設定が後方電話機優先であり通信途中に後方電話機の受話器が上げられることで通信が中断したときには、本通信システムにおける正常な範囲での中断であるので失敗回数としてカウントされない。
上記の失敗回数が規定回数に到達しているかどうかを判定し(S20)、失敗回数が規定回数に到達した場合には、電話回線のダイヤル種別を調べ、次からは前回の自動認識した種別とは異なるダイヤル種別に切り替えて、切り替えられたダイヤル種別でダイヤルする(S21)。S20において失敗回数が規定回数に到達していないと判定された場合、及びS21においてダイヤル種別を変更した場合のいずれでも、ある時間(例えば3分後)経過してから再ダイヤルするように設定してスタンバイ状態になる(S22)。
図4は、ダイヤルの種別を切り替えるための規定回数を4回としたときの、ダイヤルが切り替わるシーケンス図である。端末網制御装置から端末側交換局へのダイヤルが4回目までは電話回線はDP回線と判定され、ダイヤルパルス(DP)信号を送出するが、規定回数である4回の応答信号を受信できない場合には、ダイヤル5回目からは異なるダイヤル種別(PB回線)でダイヤルする。即ち、失敗回数が規定回数に到達すると、自動認識機能におけるダイヤル種別の自動認識は停止され、ダイヤル種別の判定を行うことなくダイヤル種別を切り替えて、PB回線でダイヤルが発信される。ダイヤル種別の判定をせずにPB回線でのダイヤルが4回(DP回線の場合からカウントして都合8回目)まで繰り返されても、応答信号を受信できない場合には、自動認識機能を使用して電話回線のダイヤル種別を判定した上でのダイヤル動作に戻る。したがって、ダイヤル9回目以降は、DP回線と判定され、ダイヤルパルス(DP)回線で信号が送出される。
図5は、通信インフラによる回線種別が途中変更され、端末網制御装置が回線の種別を正常に認識できないときに、ダイヤルが切り替わるシーケンス図である。端末側交換局へのダイヤル1回目ではダイヤル種別の自動認識によってDP回線と判定され、ダイヤルパルス(DP)回線で信号が送出されて、応答信号を受信する。その後、通信インフラとして、電話回線がADSL回線に変更されるとする。この場合、ADSL用装置がダイヤルトーンを出さず、ADSL用装置にはDPでダイヤルが必要であるとする。ADSLに回線変更後、端末網制御装置から端末側交換局へのダイヤル1回目では、ダイヤルトーンが出ないのでPB回線と判定され、PB回線でダイヤルされるが、応答信号を受信できない。こうしたPB回線であるとの判定とそれに対する受信せずの応答とが4回繰り返され、ダイヤル4回目の後、異なる種別のダイヤルに変更される。即ち、ダイヤル5回目以降ではダイヤル種別の自動認識は停止されて回線種別の判定は行われず、ダイヤル種別が切り替えられてDP回線でダイヤルが行われる。その結果、ノイズによる誤認識がなければ応答信号を受信できることになるので、その後のダイヤルは、判定なし・DP回線でのダイヤルに設定される。
図6は、図2に示す端末網制御装置の一実施例を更に詳細に示すブロック図である。マイクロコンピュータ21には、電話回線のダイヤル種別の自動認識機能30と、いずれかの種別のダイヤル信号を送出するダイヤル信号送出機能31とを備えている。マイクロコンピュータ21は、更に、失敗回数をカウントする場合としない場合とを監視・判定する通信状態判定手段32と、通信状態判定手段32が判定した通信状態に基づいて、センタ装置との通信を失敗するときの当該失敗回数を(カウントすべきでない特別な場合を除いて)カウントする失敗回数カウント手段33と、カウントされた失敗回数が規定回数に到達したことに応じて前回の自動認識したダイヤル種別とは別の種別のダイヤル信号に切り替える指令をダイヤル信号送出機能31に出力するダイヤル種別切替指令手段34とを備えている。失敗回数カウント手段33は、端末網制御装置がセンタ装置からのセンタ応答を受信できなかった度毎に失敗回数として+1だけカウントアップする。また、ダイヤル種別切替指令手段34は、失敗回数が規定回数に達する毎にダイヤル種別を交互に切り替える切替え指令と同時に、自動認識機能30に自動認識を停止させる指令を出力する。
端末網制御装置のマイクロコンピュータ21のメモリ22には、センタ装置から受信した設定電文により、最初のダイヤル方法として、電話回線のダイヤル種別を調べてからダイヤルする設定であるか、電話回線のダイヤル種別を調べないでダイヤルする設定であるかを記憶することができる。この場合、端末網制御装置は、メモリ22に記憶された当該設定に従って、ダイヤル信号を送出する。また、端末網制御装置は、センタ装置からの要求電文により、ダイヤル方法として、電話回線のダイヤル種別を調べてからダイヤルしている設定か、電話回線のダイヤル種別を調べないでダイヤルしている設定かについての情報をセンタ装置へ送ることができるが、この際、メモリ22内に記憶されている設定を当該情報としてセンタ装置へ送ることができる。
更に、端末網制御装置は、失敗回数カウント手段33におけるカウント値をクリアする失敗回数カウントクリア手段35を備えている。失敗回数カウントクリア手段35は、カウント中にセンタ装置と通信が正常終了したとき、センタ装置からのセンタ応答を確認できたとき、失敗回数が規定回数に到達したとき、あるいはセンタ装置からの設定電文を受信したときには、センタ装置との通信が接続確認できた場合、或いは失敗回数が規定回数に到達して元の状態に戻るべき場合であるので、失敗回数のカウントをクリアする。
本発明による端末網制御装置が適用される通信システムの一例を示す構成図。 本発明による端末網制御装置の一実施例を示すブロック図。 本発明の端末網制御装置の動作フローチャート。 本発明の端末網制御装置がダイヤルを切り替えるシーケンス図。 回線の種別変更されたとき、端末網制御装置がダイヤルを切り替えるシーケンス図。 本発明による端末網制御装置の一実施例の詳細を示すブロック図。
符号の説明
11 センタ装置 12 センタ側交換局
13 電話回線 14 端末側交換局
15 ノーリンギングトランク 16 端末網制御装置
17 メータ 18 接点機器
19 電話機 20 回線制御部
21 マイクロコンピュータ 22 メモリ
23 オフフック検知部 24 電源部
25 メータI/F部
30 自動認識機能 31 ダイヤル信号送出機能
32 通信状態判定手段 33 失敗回数カウント手段
34 ダイヤル種別切替指令手段 35 失敗回数カウントクリア手段

Claims (7)

  1. センタ装置と電話回線を介して通信を行い、ダイヤル開始時に前記電話回線のダイヤル種別を自動認識する機能を備え、当該ダイヤル種別の認識結果に対応してプッシュボタン又はダイヤルパルスのいずれかの種別のダイヤル信号を送出する機能を備えた端末網制御装置において、
    前記端末網制御装置は、前記ダイヤル種別の自動認識に基づく前記センタ装置との通信を失敗するときの当該失敗回数をカウントする失敗回数カウント手段、カウントされた当該失敗回数が規定回数に到達したことに応じて前回の自動認識した前記ダイヤル種別とは別の種別のダイヤル信号に切り替える指令を前記信号送出機能に出力するダイヤル種別切替指令手段とを備え、
    前記別の種別のダイヤル信号に切り替えても、前記センタ装置との通信を失敗するときには、前記失敗回数カウント手段を用いてカウントされた当該失敗回数が規定回数に到達した場合には、前記ダイヤル種別の自動認識機能を使用して電話回線のダイヤル種別を判定し、当該ダイヤル種別の認識結果に対応してプッシュボタン又はダイヤルパルスのいずれかの種別のダイヤル信号を送出することを特徴とする端末網制御装置。
  2. 前記失敗回数カウント手段は、前記端末網制御装置が前記センタ装置からのセンタ応答を受信できなかった度毎に、前記失敗回数としてカウントすることを特徴とする請求項1に記載の端末網制御装置。
  3. 前記失敗回数カウント手段は、前記端末網制御装置がダイヤルする前に後方電話機の使用を検知することでダイヤルしなかったとき、前記センタ応答を確認後通信が途中でエラーになったとき、或いは前記端末網制御装置の設定が後方電話機優先であり通信途中に後方電話機の受話器が上げられることで通信が中断したときには、前記失敗回数としてカウントしないことを特徴とする請求項1に記載の端末網制御装置。
  4. 前記ダイヤル種別切替指令手段は、前記失敗回数カウント手段によってカウントされた当該失敗回数が規定回数に到達したことに応じて、前記自動認識機能における前記ダイヤル種別の自動認識を停止させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の端末網制御装置。
  5. 前記端末網制御装置は、前記センタ装置から受信した設定電文により、最初のダイヤル方法として、前記電話回線の前記ダイヤル種別を調べてからダイヤルする設定であるか、前記電話回線の前記ダイヤル種別を調べないでダイヤルする設定であるかを記憶するメモリを備えており、前記メモリに記憶された当該設定に従って前記ダイヤル信号を送出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の端末網制御装置。
  6. 前記端末網制御装置は、前記センタ装置からの要求電文により、ダイヤル方法として、前記電話回線の前記ダイヤル種別を調べてからダイヤルしている設定か、前記電話回線の前記ダイヤル種別を調べないでダイヤルしている設定かについての情報を前記端末網制御装置が前記センタ装置へ送ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の端末網制御装置。
  7. 前記端末網制御装置は、カウント中に前記センタ装置と通信が正常終了したとき、前記センタ装置からのセンタ応答を確認できたとき、前記失敗回数が前記規定回数に到達したとき、あるいは前記センタ装置からの設定電文を受信したときに、前記失敗回数のカウントをクリアすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の端末網制御装置。
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