JP4124128B2 - 通報装置 - Google Patents

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Description

本発明は緊急コール、家屋への侵入検知、家屋、ビルに設置した火災やガス漏れなどの検知機器からの情報、若しくはその設備、機器、家電製品等の異常状態や動作状態又は病人、独居老人等の容態、様子等の情報を通報先に伝える通報装置に関するものである。
通常、一般の電話回線を介して通報装置により通報を発した場合、通報先の相手側では呼出信号によりベルが鳴動して着信が報知され、通報先の相手が送受話器をオフフックして着信に応答すると、電話局側の交換機は発呼側の回線の極性を反転するので、発呼側の通報装置はこの極性反転を検出することにより、通報先が着信応答したこと、即ち通話可能となったことを識別し、通報メッセージの送出等の動作に移行することができる。
ところが、構内PBX回線、ISDN回線、着信無料回線又は移動無線電話回線を介して、通報を発した場合、それらの回線では、通報先が着信に対して送受話器のオフフックにより応答しても、発呼側である通報装置の回線には、着信応答を示す極性反転信号が返送されないことがあるため、通報装置では、通報先相手側が着信に応答したかどうかを、極性反転の検出だけでは認識することができない。
従って、従来この種の通報装置は、ダイヤル信号送出回路と、リングバックトーンの周波数成分の少なくとも1つを検出するトーン検出回路と、複数個のリングバックトーンの断続パターンを記憶する記憶装置と、主制御装置とを備え、主制御装置は、トーン検出回路から出力されるリングバックトーンの断続パターンと記憶装置に記憶された複数個のリングバックトーンの断続パターンとを比較照合し、一致した場合に一致信号を出力するリングバックトーン比較照合部と、リングバックトーン比較照合部から一致信号が出力され、且つリングバックトーンを検出するトーン検出回路からの出力によりリングバックトーンの停止を検出することで通報先の着信応答を認識する着信応答認識部とを有しており、通報先相手側が着信に応答したかどうかの判定を可能としていた(例えば、特許文献1参照)。
図3は、特許文献1に記載された従来の通報装置のブロック図を示すものである。図3に示すように、ダイヤル信号送出回路1、リングバックトーン及びビジートーンの400Hzの信号成分を検出するトーン検出回路2、電話回線の極性反転を検出する極性反転検出回路3、PB信号であるDTMF信号を検出するDTMF検出回路4、主制御装置5、リングバックトーン断続パターン比較照合部5−1、着信応答認識部5−2、ビジートーン断続パターン比較照合部5−3、5−4はリトライ処理部、バックアップ処理部5−5、記憶装置6、リングバックトーン断続パターンを記憶するエリア6−1、ビジートーン断続パターンを記憶するエリア6−2、表示器7、外部警報機器8で構成されている。
図3において、緊急事態が発生し、この通報装置が起動されると、ダイヤル信号送出回路1は予め設定されている通報先の電話番号を送出する。トーン検出回路2は通報先が呼び出されている期間送出されるリングバックトーンを検出し、その検出出力を主制御装置5のリングバックトーン断続パターン比較照合部5−1に送出する。リングバックトーン断続パターン比較照合部5−1はトーン検出回路2の検出出力のパターンと記憶装置6に記憶されているリングバックトーン断続パターンとを照合し、一致した場合に一致信号を出力する。着信応答認識部5−2はリングバックトーン断続パターン比較照合部5−1から一致信号が出力され、且つ前記トーン検出回路2からの出力によりリングバックトーンの停止を検出することにより、通報先の着信応答を認識する。
リングバックトーン断続パターンの比較照合及びリングバックトーンの停止検出により通報先の着信応答を認識すると、通報メッセージの送出等の動作に移ることとなるが、通報先の被呼者が呼出信号によるベル鳴動とほぼ同時に送受話器をオフフックすると、リングバックトーンが短時間しか送出されず、比較照合による一致信号が出力されない場合がある。又リングバックトーンの断続パターンが予め記憶されたパターンと異なるものであったため比較照合による一致信号が出力されない場合があるので、着信応答認識部5−2は、ダイヤル信号送出後、極性反転検出回路3からの極性反転出力又はDTMF検出回路4からの通話開始又はメッセージ要求を示す信号の検出出力によっても、着信応答を認識する。このように極性反転が行なわれる回線を介して通報する場合、極性反転検出回路3からの極性反転出力により通報先の着信応答を認識することができる。
又、極性反転が行なわれない回線を介して通報した場合、通報先がDTMF信号による通話開始又はメッセージ要求を示す信号を送出するときは、DTMF検出回路4からの通話開始又はメッセージ要求を示す信号の検出出力により、通報先の着信応答を認識することができる。
リングバックトーン断続パターンの比較照合及びリングバックトーンの停止検出による通報先の着信応答認識、極性反転検出出力による着信応答認識又は通話開始又はメッセージ要求を示すDTMF信号の検出出力による着信応答認識のいずれによっても着信応答が認識されない場合及び通報先が話中であることを認識した場合、リトライ処理部5−4により通報先電話番号に対して再発呼による再通報動作を行う。通報先が話中であることの認識はビジートーン断続パターン比較照合部5−3によって行う。
ビジートーン断続パターン比較照合部5−3は、トーン検出回路2の検出出力パターンと記憶装置6に記憶されているビジートーン断続パターンとを比較照合し、一致した場合に一致信号を出力する。前記着信応答認識部5−2により着信応答が認識されず、且つ前記ビジートーン断続パターン比較照合部5−3から一致信号が出力された場合、及びダイヤル信号送出後所定時間以内に前記着信応答認識部5−2により着信応答が認識されない場合、リトライ処理部5−4は所定回数、通報先電話番号に対して再発呼による再通報動作を行う。
特開平11−215257号公報
しかしながら、前記従来の通報装置では、通報装置が構内PBX回線、ISDN回線、着信無料回線又は移動無線電話回線に接続されている場合、フリーダイヤルや119番等の発信側に課金されない通報先に通報する場合、通報先への着信に対して送受話器のオフフックにより応答しても、発呼側である通報装置の回線には、着信応答を示す極性反転信号が返送されない。
又、呼出し時に発呼側へ発生するリングバックトーンの周期は3秒でその間のトーン信号は1秒間しか出ないため、通報先で呼出し開始直後に例えば電話機のベルの鳴動が1回鳴ってすぐにオフフックした場合、リングバックトーンは通報先の電話機呼出し信号とは同期してないのでタイミングによっては発呼側つまり通報装置側ではリングバックトーンの検出ができないまま、通報先と繋がってしまうことがある。
前記従来の構成ではこのような状況が重なった場合には、極性反転の検出もできないし、リングバックトーンの検出もできないため、通報先でオフフックされたことが認識できないという課題を有していた。
又、着信応答を示す極性反転が行なわれない場合、通報先がDTMF信号による通話開始又はメッセージ要求を示す信号を送出するときは、DTMF検出回路からの通話開始又はメッセージ要求を示す信号の検出出力により、通報先の着信応答を認識させることができるが、通報先の通報受信装置となる携帯電話や留守番電話機能付き電話機が留守番設定にされていると自動着信しても、DTMF信号による通話開始又はメッセージ要求を示す信号を送出することができない。従って、着信側から特殊な信号やあらかじめ決められたメッセージ要求を出すことができない場合は、通報装置からメッセージを自動送出することができなかった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、着信応答を示す極性反転が返送されない場合で、さらにリングバックトーンのトーン信号が発生する前に通報先と繋がってしまった場合で、かつ通報先がDTMF信号による通話開始又はメッセージ要求を示す信号を送出するとことなく、通報先のオフフック検出やその誤認識を自動判定でき、通報先のオフフック判定をやり直すこともできる通報装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の通報装置は、ダイヤリング部で選択信号送出後に可聴音検出部でリングバックトーンやビジートーンやダイヤルトーンを所定時間検出しなかった場合は情報出力部から情報を出力させる暫定判断部と、暫定判断部により情報出力部から情報を出力中には以降も引き続き、可聴音検出部で加入者線信号可聴音の監視の継続を行う監視継続部とを備え、監視継続部は監視継続中に可聴音検出部でリングバックトーンやダイヤルトーンやビジートーンを検出したら暫定判断部の判定を再開させ、前記情報出力部からの情報出力を停止させるようにしたようにしたものである。
これによって、通報先の電話番号の選択信号を送出後、通報先で呼出しが開始され1回目のベル鳴動信号ですぐにオフフックした場合、リングバックトーンが発生しないで、通報先と繋がった状態になるが、加入者信号無音状態が続くので、可聴音検出部ではリングバックトーンやビジートーンやダイヤルトーン等の加入者信号が所定時間検出しない状態が成立し、情報出力部から情報を出力させることができる。そして監視継続部は、以降も引き続き可聴音検出部で加入者線信号可聴音の監視の継続を行いながら情報出力部では通報終了するまで情報の出力を続けることとなる。
また転送サービス中の電話番号へ通報する場合は、ダイヤリング部で選択信号を送出後に、交換機から音声ガイダンスで音声メッセージが流れる。その間に、可聴音検出部でリングバックトーンやビジートーンやダイヤルトーンを検出しない状態が所定時間成立してしまうと、暫定判断部は、情報出力部から情報を出力させる。監視継続部は、以降も引き続き可聴音検出部で加入者線信号可聴音の監視の継続を行う。実際は通報先とはまだ繋がっておらず、しばらくすると、通報先への呼出しが開始され、合わせてリングバックトーンが交換機から送出され始める。すると監視継続部がリングバックトーンを検出して、暫定判断部の判定を再開させ、情報出力部からの情報出力を停止させる。そして判定を再開した暫定判断部ではリングバックトーンの検出状態となり、その後通報先で送受話器がオフフックされると、リングバックトーンの送出が停止されるので、暫定判断部ではリングバックトーンやビジートーンやダイヤルトーンを所定時間検出しない状態となり、今度は通報先と繋がった状態で情報出力部からメッセージ情報を出力させることができる。
本発明の通報装置は、通報先がDTMF信号による通話開始起動信号の送出又はメッセージ要求を示す信号送出等の特殊な操作をするとことなく、着信応答を示す極性反転が返送されない場合でも、また通報先で呼出し開始直後にオフフックされた場合で、発信側つまり通報装置側にはリングバックトーンのトーン信号が発生する前に通報先と繋がってしまった場合でも、あるいは前述の状況が重なった場合でも、通報先のオフフックを認識でき、さらには通報先オフフックの誤認識を自動判定でき通報先オフフック判定もやり直すことができる。
第1の発明は回線のループ閉成開放を行う回線インピーダンス制御部と、あらかじめ設定されている通報先電話番号の選択信号を送出するダイヤリング部と、加入者線信号可聴音であるリングバックトーンやダイヤルトーンやビジートーンを検出する可聴音検出部と、回線経由で情報を出力する情報出力部と、ダイヤリング部で選択信号送出後に可聴音検出部でリングバックトーンやビジートーンやダイヤルトーンを所定時間検出しなかった場合は情報出力部から情報を出力させる暫定判断部と、暫定判断部により情報出力部から情報を出力中には以降も引き続き、可聴音検出部で加入者線信号可聴音の監視の継続を行う監視継続部としたことにより、監視継続部は監視継続中に可聴音検出部でリングバックトーンやビジートーンやダイヤルトーンを検出したら、暫定判断部の判定を再開させ、情報出力部からの情報出力を停止させることとなり、通報先がDTMF信号による通話開始起動信号の送出又はメッセージ要求を示す信号送出等の特殊な操作をするとことなく、着信応答を示す極性反転が返送されない場合でも、通報先で呼出し開始直後に例えば電話機のベルの鳴動が1回鳴ってすぐにオフフックした場合でも、発信側つまり通報装置側にはリングバックトーンのトーン信号が発生する前に通報先と繋がってしまった場合でも、また前述の状況が重なった場合でも、通報先のオフフックを認識できる。また通報先のオフフック誤認識を自動判定でき通報先オフフック判定をやり直すこともできる。
第2の発明は特に、第1の発明の通報装置にダイヤリング部で選択信号送出後に可聴音検出部でビジートーンやダイヤルトーンを検出した場合は通報を終了するようにし、ダイヤリング部で選択信号送出後に可聴音検出部でリングバックトーンを検出してその後リングバックトーンを検出しなくなった場合は情報出力部から情報を出力させる暫定判定部と、暫定判断部により情報出力部から情報を出力中には以降も引き続き、可聴音検出部で加入者線信号可聴音の監視の継続を行う監視継続部とを備え、監視継続部は監視継続中に可聴音検出部でリングバックトーンを検出したら暫定判断部の判定を再開させ、情報出力部からの情報出力を停止させるようにしたことで、ビジートーンやダイヤルトーンを検出した場合は通報動作を即終了し、リングバックトーンの発生停止を検出した場合は情報を出力させる。従って、通報先話中やPB/DP回線種別違い、及び通報先電話番号データ設定異常や通報中の回線切れを即座に識別でき、無用な通報を続けることがなくなる。
また転送サービス中の電話番号へ通報する場合やフリーダイヤル先への通報で音声ガイダンスが流れる場合、通報装置はダイヤリング部で選択信号を送出後には、まず交換機からのこの音声ガイダンスを受信することになる。この音声ガイダンスが流れている間はリングバックトーンやビジートーンやダイヤルトーンの検出がされず所定時間が経過してしまい情報を出力し始めたり、音声ガイダンスの周波数成分とリングバックトーンの周波数成分は近傍にあるため、可聴音検出部は一時的にリングバックトーン検出及び停止として誤検出してしまい情報を出力し始めたりすることがあるが、監視継続部が以降も引き続き加入者線信号可聴音の監視の継続を行うので、その後交換機からの音声ガイダンスが止まり、実際に通報先への呼出しが開始された時点でリングバックトーンを検出できる。従って本当に通報先と繋がった時点で、リングバックトーンの停止検出により、情報出力部から情報を再度出力させ、通報先に情報を確実に伝えることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の通報装置に回線の極性反転を検出する極性反転検出部と、ダイヤリング部で選択信号送出後に極性反転検出部で極性反転を検出した場合は情報出力部から情報を出力させる通報先オフフック判定部を備えたことにより、ダイヤリング部で選択信号送出後に極性反転検出部で極性反転を検出すると情報出力部から情報を出力させることになり、着信応答時に極性反転が発生する場合はリングバックトーンの停止の検出に要する時間が不要となり、短時間で通報先のオフフックを認識できるので、通報先で着信後すぐに情報を伝えることができる。
第4の発明は、特に、第3の発明の監視継続部を、通報先オフフック判定部により情報出力部から情報を出力中には以降も引き続き、可聴音検出部で加入者線信号可聴音の監視の継続を行う監視継続部とすることにより、監視継続部は監視継続中にリングバックトーンを検出したら情報出力部からの情報出力を停止し、通報先オフフック判定部と暫定判断部の判定を再開させることとなり、アダプタやADSLモデム経由で回線に接続された場合等で選択信号送出後にアダプタやADSLモデムが回線切り替え等による内部状態変更にともなって発生する回線電圧の反転や変化による疑似極性反転を極性反転検出部が極性反転と誤検出しても、監視継続部で可聴音検出部の監視を継続する。その後、本当に通報先の呼出しが始まった時点でリングバックトーンを検出し、通報先オフフック判定部と暫定判断部の判定を再開することで、通報先オフフックを極性反転やリングバックトーンの停止検出により取り逃すことがなくなるし、また通報中の回線切れをビジートーンの検出により、識別することもでき、無用な通報を続ける必要がなくなる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における通報装置のブロック図を示すものである。
図1において、回線9は通報装置20が接続されている電話回線であり、電話局の交換機経由で通報先と繋がる。
回線インピーダンス制御部10は回線9のループ閉成開放を行う。ダイヤリング部11は回線9にあらかじめ設定されている通報先電話番号の選択信号を送出する。
可聴音検出部12は加入者線信号可聴音を監視し、RBT検出部12−1でリングバックトーンを、BT検出部12−2でビジートーンを、DT検出部12−3でダイヤルトーンを検出する。情報出力部13は回線9経由で緊急コール、家屋への侵入検知、家屋、ビルに設置した火災やガス漏れなどの検知機器からの情報、若しくはその設備、機器、家電製品等の異常状態や動作状態又は病人、独居老人等の容態、様子等を音声メッセージ情報にして知らせる。
暫定判断部15はダイヤリング部11で選択信号送出後に可聴音検出部12でリングバックトーンを検出後にリングバックトーン停止を検出した場合は、通報先がオフフックしたと暫定判断し、情報出力部13から音声メッセージ情報を出力させる。またこの暫定判断部15は選択信号送出後に可聴音検出部12でリングバックトーンやビジートーンやダイヤルトーンをいずれも所定時間検出しなかった場合は、通報先でオフフックされたと暫定判断し、情報出力部13から音声メッセージ情報を出力させる。この所定時間は、加入者信号の可聴音の中で一番長い周期となっているリングバックトーンの周期、3秒とする。この所定時間は、ここでは3秒とするが、リングバックトーンの休止時間2秒以上、あるいは選択信号送出後は交換機などの選択信号を受信終了判定するまでの時間を加味し音声メッセージの送信開始が遅くならない範囲で数秒延ばしても良い。そしてダイヤリング部11で選択信号送出後に、可聴音検出部12でビジートーンやダイヤルトーンを検出した場合は、通報先話中やPB/DP回線種別違いあるいは交換機が受け付けない電話番号データを間違って通報先電話番号に設定した場合など、通報できない状態と判定し通報動作を終了する。
監視継続部16は暫定判断部15で通報先オフフックと暫定判断し、情報出力部13から音声メッセージ情報を送出中も引き続き、可聴音検出部12で加入者線信号可聴音の監視の継続を行い、監視継続中にリングバックトーンを検出したら再度、暫定判断部15の判定を再開させ、情報出力部13からの情報出力を停止させる。なお、極性反転検出部18は回線9の極性反転を検出する。
通報先オフフック判定部19はダイヤリング部11で選択信号送出後に極性反転検出部18で極性反転を検出した場合、通報先でオフフックされたと確定判断し、情報出力部13から音声メッセージ情報を送出させる。
以上のように構成された通報装置について、以下その動作、作用を説明する。
図1において、緊急事態が発生し、通報装置20が起動されると、まず回線インピーダンス制御部10により回線9のループの閉成を行われる。次にダイヤリング部11は予め設定されている通報先電話番号の選択信号を送出する。ここで通報先話中やPB/DP回線種別違い、及び通報先電話番号設定間違いの場合は選択信号送出直後に交換機から送出されるビジートーンあるいはダイヤルトーンを暫定判断部15で検出することで、通報動作が中止され、以降は説明は省略するがリトライ処理の有無に応じた動作となる。
通常、ダイヤリング部11から予め設定されている通報先電話番号の選択信号を送出すると、通報先の回線が空いて、通報装置20に通報先電話番号やPB/DP回線種別などのデータが正しく設定がされていれば、回線9には交換機からリングバックトーンが送出される。可聴音検出部12のRBT検出部12−1は、通報先を呼び出している期間送出されるリングバックトーンを検出し、その検出出力を暫定判断部15へ出力する。
呼出しされた通報先で送受話器がオフフックされると、回線9が極性反転する場合は、極性反転検出部18からの極性反転出力により通報先オフフック判定部19で着信応答を認識することができる。この場合は、すぐに通報先でオフフックされたと確定判断し、情報出力部13から音声メッセージ情報を出力させる。
従って着信応答時に極性反転が発生する場合は、通報先オフフックの状態が一番早く確認できるこの極性反転を検出することで、すぐに情報を伝え始めることができる。
一方、通報装置が構内PBX回線、ISDN回線、着信無料回線又は移動無線電話回線に接続されている場合やフリーダイヤルや119番等の発信側に課金されない通報先に通報する場合は、通報先オフフック時に回線9は極性反転せずに、リングバックトーンの送出停止が行なわれる。すると可聴音検出部12のRBT検出部12−1はリングバックトーンの停止を暫定判断部15では判定することにより、通報先の着信応答を認識し、情報出力部13から音声メッセージ情報を出力させる。
この時、監視継続部16は、暫定判断部15で通報先オフフックと暫定判断した場合に該当するため、以降も引き続き可聴音検出部12で加入者線信号可聴音の監視の継続を行う。但し、この時は通報先ではオフフッされているので、2度目のリングバックトーンが送出されることなく、情報出力部13では通報終了するまでメッセージの出力を続けることになる。
次に通報先で呼出信号によるベル鳴動とほぼ同時にオフフックされる場合について説明する。
このケースが発生する状況は、通報先に設置されている留守番電話機が留守番設定にされて、留守録開始のベル鳴動回数が1回あるいは0回つまり呼出し開始の極性反転発生で留守録開始に設定された場合や、ベル鳴動からオフフックまでが短時間で行われる119番などの緊急通報や、たまたま通報先の電話機のそばに人が居てベル鳴動と同時にオフフックした場合が考えられる。
これらの場合は回線9にはリングバックトーンが一瞬送出されるかあるいは全く送出されないことになる。
最初に通報装置20が極性反転しない回線9に接続された場合で、かつ通報先に設置されている留守番電話機が留守番設定にされて、留守録開始のベル鳴動回数が1回に設定された場合について説明する。この場合は極性反転検出出力による着信応答認識、リングバックトーンの検出後にリングバックトーンの停止検出による通報先のオフフック判定、いずれによっても通報先オフフックが認識されないことになる。
次に具体的な動作説明に移る。まず緊急事態が発生し通報装置20が起動されると、回線インピーダンス制御部10により回線9のループの閉成を行う。次にダイヤリング部11は予め設定されている通報先の電話番号の選択信号を送出する。
通報先の留守番電話機では呼出しが開始され1回目のベル鳴動信号で留守録状態とするためすぐにオフフックされる。すると回線9にはリングバックトーンが発生しないで、通報先と繋がった状態になり、加入者信号無音状態が続く。
この時、可聴音検出部12でリングバックトーンやビジートーンやダイヤルトーン等の加入者信号を選択信号送出後3秒以上検出しなくなった時点で、暫定判断部15は通報先で即オフフックされたと暫定判断し、情報出力部13から音声メッセージ情報を出力させる。そして監視継続部16は、暫定判断部15で通報先オフフックと暫定判断した場合に該当するため、以降も引き続き可聴音検出部12で加入者線信号可聴音の監視の継続を行う。
この場合は通報先ではオフフックしているので、2度目のリングバックトーンが送出されることなく、情報出力部13では通報終了するまでメッセージの出力を続けることになる。従って情報出力部13からの音声メッセージを電話機の留守録に残すことができる。
次に選択信号送出後、リングバックトーンが発生するまで通常より時間がかかる場合について説明する。
このケースが発生する状況は、通報装置20が接続されている回線9がISDN回線のターミナルアダプタのアナログポート等で、機器装置経由で電話局の交換機に接続される場合や、通報先が携帯電話等の移動電話機である場合が考えられる。
例えば、ISDN回線接続用のターミナルアダプタは、選択信号の最終に#を付加しなければ、数秒間選択信号が来なくなった時に選択信号送出終了と判定するため、通報装置20が選択信号送出後は回線9には無音状態が数秒続くことになる。そのため選択信号の最終に#を付加しておくことも可能ではあるが、通報装置20設置先宅の都合により、接続される回線がISDN回線からアナログ回線に契約変更された場合、通報先電話番号データの設定し直し作業が必要になるので、通常、通報先電話番号には#を付加しない設定としている。
また携帯電話機等の移動電話に通報する場合は、交換機では呼出し先となる携帯電話機の圏外や話中等の判定に時間を必要とし、固定電話への通報の場合と比べて呼出しが開始されるまでの時間は長くかかるので、回線9には選択信号送出後に無音状態が数秒続く。
ここでは通報装置20がISDN回線のターミナルアダプタのアナログポートに接続された場合で、かつ5秒間選択信号が来なくなった時に選択信号送出終了と判定する設定にされたターミナルアダプタの場合で、かつターミナルアダプタのアナログポートが極性反転しない機種だった場合について説明する。
緊急事態が発生し通報装置20が起動されると、回線インピーダンス制御部10によりターミナルアダプタのアナログポートのループ閉成を行う。次にダイヤリング部11は予め設定されている通報先電話番号の選択信号を送出する。ターミナルアダプタは選択信号の最終判断のため5秒を要するので、無音状態が5秒以上続くことになる。
すると暫定判断部15では可聴音検出部12でリングバックトーンやビジートーンやダイヤルトーンを検出しない時間が所定時間の3秒を超えてしまい、通報先と繋がったと暫定判定し、情報出力部13から音声メッセージ情報を出力させる。ここで監視継続部16は暫定判断部15で通報先オフフックと暫定判断したので、以降も引き続き、可聴音検出部12で加入者線信号可聴音の監視の継続を行う。
しかしながら実際は通報先とはまだ繋がっておらず、しばらくすると、通報先への呼出しが開始され、合わせてターミナルアダプタのアナログポートへもリングバックトーンが送出され始める。この時に、監視継続部16がリングバックトーンを検出して、通報先とはまだ繋がってないと判定するので、暫定判断部15の判定を再開させ、情報出力部13からの情報出力を停止させる。
そして判定を再開した暫定判断部15ではリングバックトーンの検出状態となっている。
その後通報先でオフフックされると、リングバックトーンの送出が停止されるので、暫定判断部15はリングバックトーンの停止を検出し、通報先でオフフックされたともう一度判断することができ、情報出力部13から音声メッセージ情報を出力させる。この時も監視継続部16は、暫定判断部15で通報先オフフックと暫定判断した場合に該当するため、以降も引き続き可聴音検出部12で加入者線信号可聴音の監視の継続を行う。但し、この場合は通報先でオフフックしているので、2度目のリングバックトーンは検出することなく、情報出力部13では通報終了するまでメッセージの出力を続けることができる。
次に通報先が転送サービスを受けていた場合について説明する。
緊急事態が発生し通報装置20が起動されると、回線インピーダンス制御部10により回線9のループの閉成を行う。
次にダイヤリング部11は予め設定されている通報先電話番号の選択信号を送出する。選択信号を送出後、交換機から音声ガイダンスで音声メッセージが流れる。音声メッセージの周波数成分とリングバックトーンの周波数成分は近傍にあるため、可聴音検出部12は一時的にリングバックトーン検出及び停止を検出してしまうことがある。すると暫定判断部15は、情報出力部13から情報を出力させる。
ここで監視継続部16は、以降も引き続き可聴音検出部12で加入者線信号可聴音の監視の継続を行う。
しかしながら実際は通報先とはまだ繋がっておらず、しばらくすると、通報先への呼出しが開始され、合わせて回線9へもリングバックトーンが送出され始める。この時に、監視継続部16は可聴音検出部12からのリングバックトーン検出信号を受け、暫定判断部15の判定を再開させ、情報出力部13からの情報出力を停止させる。
そして判定を再開した暫定判断部15ではリングバックトーンの検出状態となっており、その後通報先でオフフックされると、リングバックトーンの送出が停止されるので、暫定判断部15でリングバックトーンの停止を受け付け、今度は通報先と繋がった状態で情報出力部13からメッセージ情報を出力させることができる。
以上のように、本実施の形態において、ダイヤリング部で選択信号送出後に可聴音検出部でリングバックトーンを検出してその後リングバックトーンを検出しなくなった場合は情報出力部から情報を出力させ、選択信号送出後に可聴音検出部でリングバックトーンやビジートーンやダイヤルトーンを所定時間検出しなかった場合は情報出力部から情報を出力させる暫定判断部と、暫定判断部により情報出力部から情報を出力中には以降も引き続き、可聴音検出部で加入者線信号可聴音の監視の継続を行う監視継続部とを備え、監視継続部は監視継続中に可聴音検出部でリングバックトーンを検出したら、暫定判断部の判定を再開させ、情報出力部からの情報出力を停止させるようにしたことにより、極性反転による着信応答が発生しない場合でも通報先の電話番号の選択信号を送出後、すぐに送受話器がオフフックされた場合、リングバックトーンが発生しないで、通報先と繋がった状態になるが、可聴音検出部ではリングバックトーンやビジートーンやダイヤルトーン等の加入者信号が所定時間検出しない状態が成立し、情報出力部から情報を出力させることができる。そして監視継続部は、以降も引き続き可聴音検出部で加入者線信号可聴音の監視の継続を行いながら情報出力部では通報終了するまで情報の出力を続けることとなる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態の通報装置のブロック図である。
通報先オフフック判定部21はダイヤリング部11で選択信号送出後に極性反転検出部18で極性反転を検出した場合、通報先でオフフックされたと暫定判断し、情報出力部13から音声メッセージ情報を送出させる。
監視継続部22は通報先オフフック判定部21や暫定判断部15で通報先オフフックと暫定判断した場合、情報出力部13から音声メッセージ情報を送出中も引き続き、可聴音検出部12で加入者線信号可聴音の監視の継続を行い、監視継続中にリングバックトーンを検出したら、通報先オフフック判定部21と暫定判断部15の判定を再開させ、情報出力部13からの情報出力を停止させる。
ここで、通報装置23がIP電話対応のADSLモデム24のTELポートを介して公衆回線に接続されている場合について説明する。
このIP電話対応のADSLモデム24のTELポートに接続される機器は通常、公衆回線と直接接続されてはおらず切り離された状態になっており、接続された機器からの選択信号を受けて、IP回線経由かNTT回線経由かを判断した後、NTT回線経由と判定し受信した選択信号を公衆回線に送出終了した時に、機器を公衆回線に直結する。そして通信が終了したら元のように公衆回線から切り離された状態にする。
このIP電話対応ADSLモデム24に通報装置23が接続され、緊急事態が発生し起動されると、回線インピーダンス制御部10によりIP電話対応ADSLモデム24のTELポートのループ閉成を行う。
次にダイヤリング部11は予め設定されているNTT回線経由用通報先電話番号の選択信号を送出する。この選択信号をIP電話対応のADSLモデム24は一旦受け、NTT回線経由の発信と判断し、その後選択信号を公衆回線側に対して送出する。
この選択信号を送出した後、IP電話対応ADSLモデム24は通報装置23を回線に直結する。するとIP電話対応ADSLモデム24自身から給電されるTELポートの回線電圧と、公衆回線の回線電圧との極性や電圧の違いにより、回線電圧の変化が発生し、通報装置23の極性反転検出部18では疑似の極性反転検出信号を検出する。
ここで通報先オフフック判定部21では、通報先と繋がったと暫定判定し、情報出力部13から音声メッセージ情報を出力させる。監視継続部22は通報先オフフック判定部21で通報先オフフックと暫定判断したので、以降も引き続き、可聴音検出部12で加入者線信号可聴音の監視の継続を行う。
しかしながら実際は通報先とはまだ繋がっておらず、しばらくすると、通報先への呼出しが開始され、合わせてIP電話対応のADSLモデム24経由で通報装置23へもリングバックトーンが送出され始める。
この時に、監視継続部22が可聴音検出部12からのリングバックトーンを検出して、通報先とはまだ繋がってないと判定するので、暫定判断部15と通報先オフフック判定部21の判定を再開させ、情報出力部13からの情報出力を停止させる。
そして判定を再開した暫定判断部15ではリングバックトーンの検出状態となる。
その後通報先でオフフックされると、真の極性反転が発生し、極性反転検出部18ではその極性反転を検出し、通報先オフフック判定部21では通報先でオフフックされたともう一度判断することができ、情報出力部13から音声メッセージ情報を出力させる。
この時も監視継続部22は、通報先オフフック判定部21で通報先オフフックと暫定判断した場合に該当するため、以降も引き続き可聴音検出部12で加入者線信号可聴音の監視の継続を行う。
但しこの場合は通報先でオフフックしているので、2度目のリングバックトーンが送出されることなく、情報出力部13では通報終了するまでメッセージの出力を続けることができる。
以上のように、本実施の形態においては監視継続部を、通報先オフフック判定部により情報出力部から情報を出力中には以降も引き続き、可聴音検出部で加入者線信号可聴音の監視の継続を行い、監視継続中にリングバックトーンを検出したら情報出力部からの情報出力を停止し、通報先オフフック判定部と暫定判断部の判定を再開させるようにしたことにより、アダプタやADSLモデム経由で回線に接続された場合に選択信号送出後にアダプタやADSLモデムが回線切り替え等による内部状態変更にともなって発生する回線電圧の反転や変化による疑似極性反転を極性反転検出部が極性反転と誤検出しても、監視継続部で可聴音検出部の監視を継続するので、その後、本当に通報先の呼出しが始まった時点でリングバックトーンを検出し、通報先オフフック判定部と暫定判断部の判定を再開することで、通報先オフフックを極性反転やリングバックトーンの停止検出により取り逃すことがなくなるし、また通報中の回線切れをビジートーンの検出により、識別することもでき、無用な通報を続けることがなくなる。
さらに、本実施の形態においては回線の極性反転を検出する極性反転検出部と、ダイヤリング部で選択信号送出後に極性反転検出部で極性反転を検出した場合は情報出力部から情報を出力させる通報先オフフック判定部とを備えたことにより、ダイヤリング部で選択信号送出後に極性反転検出部で極性反転を検出すると情報出力部から情報を出力させることになり、着信応答時に極性反転が発生する場合はリングバックトーンの停止の検出に要する時間が不要となり、短時間で通報先のオフフックを認識できるので、通報先で着信後すぐに情報を伝えることができる。
また、本実施の形態では監視継続部22は暫定判断部15や通報先オフフック判定部21で通報先オフフックと暫定判断し、情報出力部13から音声メッセージ情報を送出中も引き続き、可聴音検出部12で加入者線信号可聴音の監視の継続を行い、監視継続中にリングバックトーンを検出したら、通報先オフフック判定部21と暫定判断部15のうち1つを再開させて、情報出力部13からの情報出力を停止させるとしたことにより、通報先でのオフフック検出や誤検出を自動判定でき、また通報先オフフック判定をやり直すこともできる。
以上のように、本発明にかかる通報装置は、着信応答の認識が精度良く行なうことが可能となるので、通報装置が双方向の通信が可能である場合には、この通報装置を呼び出して状態の確認や情報の取得を行う呼出し装置やセンタ装置等の発信装置への用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における通報装置のブロック図 本発明の実施の形態2における通報装置のブロック図 従来の通報装置のブロック図
符号の説明
9 回線
10 回線インピーダンス制御部
11 ダイヤリング部
12 可聴音検出部
13 情報出力部
15 暫定判断部
16 監視継続部
18 極性反転検出部
19 通報先オフフック判定部
20 通報装置

Claims (4)

  1. 回線のループ閉成開放を行う回線インピーダンス制御部と、あらかじめ設定されている通報先電話番号の選択信号を送出するダイヤリング部と、加入者線信号可聴音であるリングバックトーンやダイヤルトーンやビジートーンを検出する可聴音検出部と、前記回線経由で情報を出力する情報出力部と、前記ダイヤリング部で選択信号送出後に前記可聴音検出部でリングバックトーンやビジートーンやダイヤルトーンを所定時間検出しなかった場合は前記情報出力部から情報を出力させる暫定判断部と、前記暫定判断部により前記情報出力部から情報を出力中には以降も引き続き、前記可聴音検出部で加入者線信号可聴音の監視の継続を行う監視継続部とを備え、前記監視継続部は監視継続中に前記可聴音検出部でリングバックトーンやダイヤルトーンやビジートーンを検出したら前記暫定判断部の判定を再開させ、前記情報出力部からの情報出力を停止させるようにした通報装置。
  2. ダイヤリング部で選択信号送出後に可聴音検出部でビジートーンやダイヤルトーンを検出した場合は通報を終了するようにし、ダイヤリング部で選択信号送出後に可聴音検出部でリングバックトーンを検出してその後リングバックトーンを検出しなくなった場合は情報出力部から情報を出力させる暫定判定部と、前記暫定判断部により前記情報出力部から情報を出力中には以降も引き続き、前記可聴音検出部で加入者線信号可聴音の監視の継続を行う監視継続部とを備え、前記監視継続部は監視継続中に前記可聴音検出部でリングバックトーンを検出したら前記暫定判断部の判定を再開させ、前記情報出力部からの情報出力を停止させるようにした請求項1に記載の通報装置。
  3. 回線の極性反転を検出する極性反転検出部と、ダイヤリング部で選択信号送出後に極性反転検出部で極性反転を検出した場合は情報出力部から情報を出力させる通報先オフフック判定部を備えた請求項1または2記載の通報装置。
  4. 通報先オフフック判定部により情報出力部から情報を出力中には以降も引き続き、可聴音検出部で加入者線信号可聴音の監視の継続を行う監視継続部とを備え、前記監視継続部は監視継続中にリングバックトーンを検出したら情報出力部からの情報出力を停止し、通報先オフフック判定部と暫定判断部の判定を再開させるようにした請求項3に記載の通報装置。
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