JP2013168882A - ファクシミリ装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

ファクシミリ装置、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】FAX/留守番電話自動切換中にOGMが電話回線上に流れる環境下でのCNG検知性能を低下させることなく、パルスダイヤルの生み出すノイズをCNGと誤認しないファクシミリ装置、その制御方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】ファクシミリ装置は、電話機が回線を捕捉して自動応答を開始すると、捕捉された回線を流れるトーン信号を検知し、検知されたトーン信号を解析して、ファクシミリ受信の場合に受信する起呼信号であればカウントし、カウントが所定の数に到達すると着信がファクシミリ受信であると判断し、電話機を前記回線から切り離してファクシミリ受信を開始させる。さらに、ファクシミリ装置は、電話機のフック状態を検知し、フック状態に応じて、カウントをリセットする。
【選択図】図3

Description

本発明は、留守応答機能付き電話機を接続可能なファクシミリ装置、その制御方法、及びプログラムに関するものである。
電話機を接続可能なファクシミリ装置には、着信時にFAX受信と電話機のオペレーションとの自動切換を行う機能を有するものがある。当該機能は接続する電話機に留守応答機能が付いているか否かで2種類に分けられる。1つは、留守応答機能が付いている「FAX/留守番電話自動切換」である。これは着信時に留守番電話機が自動応答を行う間に、ファクシミリ装置がモデムを使って電話回線をモニタし、FAXの着信と分かればFAX受信を開始するというものである。もう1つは、留守応答機能が付いていない「FAX/TEL自動切換」である。これは、着信時にファクシミリ装置が応答し、電話機を鳴動させてユーザを呼びだしつつ、同じくモデムを使って電話回線をモニタしてFAXの着信と分かればFAX受信を開始するというものである。
何れの場合も、電話回線をモニタしてFAXか否かを判断するためには、FAX送信時に送信機側が出す起呼信号(CNG)と呼ばれるトーン信号を用いる。ファクシミリ装置はモデムによりCNGの検知が可能であり、このCNGが検知された場合は相手が人ではなくFAXであると判断できる。従って、誤動作なく電話機オペレーションとFAX受信とを自動的に切り換えるためには、CNGの誤検知があってはならない。特許文献1には、周波数やケーデンスのチェックを行うことにより、人の声(音声)をCNGと誤認しない方法が提案されている。これにより、特許文献1では、音声の中に含まれるCNGと同じ1100Hz成分をCNGと誤認することを防止している。
特開平11−32192号公報
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する問題がある。例えば、FAX/留守番電話自動切換が設定されている場合、着信と同時にユーザが留守番電話機の受話器を取ってしまったり、留守番電話機のスピーカがOFFになっていて、ユーザが留守応答中と気づかずに受話器を取ってしまったりすることがある。このとき、ユーザが電話をかけようとしてパルスダイヤルを実行すると、電話回線上にパルスダイヤルの生み出すノイズが発生し、そのノイズをファクシミリ装置がCNGと誤認して勝手にFAX自動受信が始まってしまうという問題があった。
また、「FAX/TEL自動切換」において、相手側が人だった場合に電話を呼出し中であることを知らせるために「ただいま電話を呼び出しております。しばらくお待ちください」などの音声応答(OGM)を電話回線に流すことがある。このOGMを出すのは電話機ではなくファクシミリ装置である。つまり、ファクシミリ装置側でOGMを制御するため、電話回線上にOGMがいつ流れるかが分かる。一方、「FAX/留守番電話自動切換」においては、留守応答のためのOGMを電話回線に流すのは留守番電話機となる。このため、いつ回線上にOGMが流れるかはファクシミリ装置では知ることができない。従って、OGMと重複して流れるCNGでも検知可能なようにしなければならない。このような条件の下で、上記従来技術によるCNG誤検知防止の方法を使った場合、CNG検知性能を著しく低下させてしまう。
本発明は、上述の問題に鑑みて成されたものであり、FAX/留守番電話自動切換中にOGMが電話回線上に流れる環境下でのCNG検知性能を低下させることなく、パルスダイヤルの生み出すノイズをCNGと誤認しないファクシミリ装置、その制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、例えば、着信に対して自動応答を行う留守応答機能を有する電話機に接続されるファクシミリ装置であって、前記電話機が回線を捕捉して自動応答を開始したことを検知する留守応答検知手段と、前記留守応答検知手段によって前記電話機の自動応答が開始されたことが検知されると、捕捉された回線を流れるトーン信号を検知するトーン検知手段と、前記トーン検知手段によって検知されたトーン信号を解析して、ファクシミリ受信の場合に受信する起呼信号であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記起呼信号であると判定された数をカウントするカウント手段と、前記カウント手段によるカウントが所定の数に到達すると前記着信がファクシミリ受信であると判断し、前記電話機を前記回線から切り離してファクシミリ受信を開始させる制御手段とを備え、前記留守応答検知手段は、さらに、前記電話機のフック状態を検知し、前記制御手段は、さらに、前記フック状態に応じて前記カウント手段によるカウントをリセットすることを特徴とする。
本発明は、FAX/留守番電話自動切換中にOGMが電話回線上に流れる環境下でのCNG検知性能を低下させることなく、パルスダイヤルの生み出すノイズをCNGと誤認しないファクシミリ装置、その制御方法、及びプログラムを提供できる。
一実施形態に係るファクシミリ装置の構成例を示す図。 NCU(107)の内部構成の一例を示す図。 一実施形態に係るファクシミリ装置の処理手順を示すフローチャート。 一実施形態に係るCNG検知の確定タイミングを示す図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<ファクシミリ装置の構成>
まず図1を参照して、本実施形態に係るファクシミリ装置10の構成例について説明する。ファクシミリ装置10は、システム制御部(以下、CPUと称する。)100、ROM101、RAM102、操作部103、読取部104、記録部105、モデム106、NCU107、留守応答機能付電話機108、及び交換機109を備える。
CPU100は、ROM101に格納された制御プログラムを実行することで、装置全体を統括的に制御する。ROM101は、CPU100の制御プログラムを格納する。RAM102は、DRAM等で構成され、画像データを蓄積する。操作部103は、キーボード、表示部等で構成され、オペレータが各種入力操作を行う。
読取部104は、原稿を読み取り、電子化する。記録部105は、受信画像を普通紙に記録するLBP等のプリンタである。モデム106は、電話回線からの変調された信号を復調したり、逆に装置からの信号を変調し電話回線に送出する。NCU(Network Control Unit)107は、電話回線とFAXのインタフェース部分にあたり、電話回線から来る信号を検知してモデムに伝えたり、電話回線をFAXや電話に切り換えたりする回線制御を行う。
留守応答機能付電話機108は、操作者による操作を必要とすることなく、着信時に自動で音声応答(OGM)を送出する電話機である。NCU107を通して交換機109と繋がる。交換機109は、多対多の電気通信において、発信者の要求に従って伝送路間の接続を切り換え、通信回線を構成する通信機器である。
ここで、着信時の動作について説明する。ファクシミリ装置10は、着信時において、ファクシミリ受信(以下、FAX受信と略記する。)と電話機のオペレーションとの自動切換を行う機能を有する。当該機能には、留守応答機能が付いているFAX/留守番電話自動切換と、留守応答機能が付いていないFAX/TEL自動切換とがある。ファクシミリ装置10は、FAX/留守番電話自動切換機能を有する。
ファクシミリ装置10は、着信時にFAX受信であるか否かを、FAX送信時に送信機側が出す起呼信号(CNG)を検知したか否かで判断する。しかし、FAX/留守番電話自動切換時において、着信と同時にユーザが留守応答機能付電話機108の受話器を取り、電話を発信するためにパルスダイヤルを実行すると、電話回線上にパルスダイヤルによるノイズが発生し、当該ノイズをCNGと誤認してしまう。
CNGは周波数が1100Hzの断続トーンであり、0.5s(ON)−3.0s(OFF)のケーデンスを有する。パルスダイヤルの生み出すノイズをCNGと誤認してしまう理由は、パルスダイヤルの断続波形が矩形波であるため高周波成分を多く含み、その中にCNGの周波数と等しい1100Hzの成分も存在するためである。なおかつ、10PPSで桁番号5をダイヤルするとパルスダイヤルの断続波形の長さがちょうど0.5s程になり、CNGのON時間と等しくなってしまうため、誤認が発生しやすくなっている。
このような誤認を防止するために、従来技術では、以下のような判断手法が用いられていた。例えば、CNGの周波数である1100Hzと同時にそれ以外の周波数が検知された場合は、ノイズや音声と判断して、CNG非検知とする。また、CNGのケーデンス0.5s(ON)−3.0s(OFF)に合わないトーンを検知した場合はCNG非検知とする。これらの方法は、パルスダイヤルが生み出すノイズに対しても有効だと考えられる。しかし、FAX/TEL自動切換では利用可能であっても、FAX/留守番電話自動切換においては利用することができない。その理由は、FAX/TEL自動切換では電話回線上に音声が流れていない間にCNG検知が行えるのに対し、FAX/留守番電話自動切換では電話回線上にいつ音声が流れるかが分からないためである。
即ち、FAX/留守番電話自動切換においては音声と重なって聞こえるCNGも検知可能でなければならず、そのためには周波数・ケーデンスチェックがCNG検知の妨げとなってしまうのである。CNGと音声が重なっている場合に1100Hz以外が検知されるときにCNGを非検知としてしまうと、この条件下ではCNGが常に検知できないことになってしまう。また、音声には1100Hz成分が含まれるため、CNGのOFF時間の観測を正確に行うことは難しい。
なお、FAX/TEL自動切換では、相手側が人だった場合に電話を呼出し中であることを知らせるために「ただいま電話を呼び出しております。しばらくお待ちください」などの音声応答(OGM)を電話回線に流すことがある。FAX/TEL自動切換が設定されている際には、当該OGMを出すのは電話機ではなくファクシミリ装置となる。つまり、ファクシミリ装置側でOGMを制御するため、電話回線上にOGMがいつ流れるかが分かる。従って、ファクシミリ装置はOGMを流していない間に(OGMのノイズが無い間に)CNG検知を行うことができる。相手側が人だった場合はその間も電話回線上にその人の話す声が流れるかもしれないが、その場合CNGは出ないので、何れにせよ音声とCNGが重なって流れることはない。
一方、本実施形態におけるファクシミリ装置10のように、FAX/留守番電話自動切換の設定時においては、留守応答のためのOGMを電話回線に流すのは留守応答機能付電話機108となる。よって、このOGMはファクシミリ装置10では制御できない。このため、いつ回線上にOGMが流れるかはファクシミリ装置10では知ることができない。従って、本実施形態に係るファクシミリ装置10は、OGMと重複して流れるCNGでも検知可能なように構成される。
<NCUの構成>
次に、図2を参照して、NCU107の内部構成について説明する。NCU107は、フック検知回路200、及び、CMLリレー201を備える。フック検知回路200は、留守応答検知手段として機能し、接続される電話機の受話器がオフフックされた際に流れる回線電流を検知することで受話器のフック状態を検知可能にする。受話器によりパルスダイヤルが実行された場合も、回線電流が断続されるため、この回路により検知可能である。CMLリレー201は、切換手段であり、交換機109に繋がる電話回線と、留守応答機能付電話機108とを接続するか、又は、切断するためのリレーである。FAX/留守番電話自動切換の設定時における待機状態及び留守応答中において、CMLリレー201は、留守応答機能付電話機108を電話回線と接続する方に切り換えている。その後、FAX受信に移行する場合は、留守応答機能付電話機108を電話回線から切り離す方向に切り換わる。
<CNG検知>
次に、図4を参照して、本実施形態におけるCNG検知の確定タイミングについて説明する。CNGは、0.5sの期間において1100Hzが出た後3.0sの無音期間を含むパターンであり、このON時間とOFF時間が繰り返される信号である。本実施形態に係るファクシミリ装置10では、FAX/留守番電話自動切換時に、誤って自動切換されることを防ぐために、CNGの上記パターンを1回ではなく2回検知した場合に自動切換を行うこととしている。また、上述したように、FAX/留守番電話自動切換においてはCNGのOFF時間を正しく検知することが難しいため、ON時間のみをチェックし、規定範囲内のON時間が見つかった場合に、CNGを1個検知したとみなす。なお、CNGの上記パターンを検知する数や方法については、一例であり、本発明を限定するものではない。これらは、CNG検知の信頼性を確保するための制御であり、例えば、それぞれの設置環境等に依存して複数の上記パターンを検知するように設計されればよい。
<処理フロー>
次に、図3を参照して、本実施形態におけるファクシミリ装置10が行うFAX/留守番電話自動切換の処理手順について説明する。以下で説明する処理は、CPU100がROM101に格納されている制御プログラムをRAM102に読み出して実行することにより実現される。ここでは、自動切換処理中のパルスダイヤル実行検知の様子と、検知された場合にCNG検知カウントをリセットする方法について説明する。
S300において、交換機109から呼出信号を受信すると、留守応答機能付電話機108は、自動で電話回線を捕捉し、留守応答(自動応答)を開始する。続いて、S301において、CPU100は、フック検知回路200により、S300で電話回線が捕捉されたことを検知する。その後、S302において、CPU100は、CNG検知を開始するために、CNG検知個数(カウンタ)の初期化を行う。当該カウンタは、RAM102等のメモリに確保される。
次に、S303において、CPU100は、トーン信号を検知するモデム106から通知されるトーン検知情報を取得し、トーン検知情報におけるパターンを解析して、トーン信号に含まれるCNGと思われる信号のON時間を計算する。ON時間は、モデム106から1100Hzの周波数成分を含むトーンが検知されてから、その後規定時間以上の無音を検知するまでの時間とする。さらに、CPU100は、CNG検知処理と同時に、フック検知回路200を参照し、フック状態の監視も行う。留守応答機能付電話機108でパルスダイヤルが実行された場合にそれを検知できるようにするためである。
次に、S304において、CPU100は、ON時間が確定すると、ON時間の判定を行い、規定範囲外である場合はS303に戻りCNG検知を続ける。規定範囲内である場合はS305に進み、CPU100は、フックの状態変化を判定する。この判定はS303のフック状態監視処理の結果に基づいて行われ、フック状態に変化が無ければ、検知したCNGは有効と判断し、S306に進み、CPU100は、検知個数のカウントアップを行う。その後、S307において、CPU100は、CNGの検知個数が規定個数(所定の数)以上に到達したか否かを判定する。規定個数以上であれば、S308に進み、CPU100は、CMLリレー201を切り換えて留守応答機能付電話機108を電話回線から切り離す。そして、S309において、CPU100は、FAX自動受信を開始して、処理を終了する。
一方、S305でフック状態に変化があったと判定した場合はS310に進み、CPU100は、その要因が受話器のオンフックによるものか、パルスダイヤルが実行されたことによるものかを判定する。CPU100は、フック状態監視処理で、オンフック状態への変化が検知されたからの継続時間が規定時間以上続いた場合は受話器がオンフックされたものと判定する。この場合、それ以降の処理をやめ、処理を終了する。つまり、CNGの検知(カウント)を終了する。そうではなく、CPU100がオンフック状態が規定時間より短いと判定した場合は、パルスダイヤルが実行されたと判定する。そしてS311に進み、CPU100は、CNG検知個数をリセットし、CNG検知処理を続行するために、S303へ処理を戻す。これは、現状でCNGを検知したものがパルスダイヤルをCNGと誤検知したものと判断するためである。つまり、誤検知したCNG検知個数をリセットし、再度検知を実行することとなる。
以上説明したように、CNG検知処理中のパルスダイヤル実行判定を行い、パルスダイヤルが実行された場合はCNG検知個数をリセットすることにより、誤ってFAX受信を開始しないようにすることができる。本実施形態によれば、パルスダイヤルの生み出すノイズによるCNGの誤認を防止することが可能であり、CNGの周波数チェックやケーデンスチェックの方法は一切変更しないため、OGMが電話回線に流れる状況下でのCNG検知性能の低下を防ぐこともできる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
本発明は、上述の問題に鑑みて成されたものであり、パルスダイヤルの生み出すノイズをCNGと誤認しないファクシミリ装置、その制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明のファクシミリ装置は、電話機を接続する接続手段と、前記接続手段に接続された電話機が回線を捕捉した後、当該回線を流れるトーン信号を検知するトーン検知手段と、前記トーン検知手段により検知されたトーン信号の数をカウントするカウント手段と、前記カウント手段によりカウントされたトーン信号の数が所定数に達した場合に、ファクシミリ受信を開始させる制御手段と、前記接続手段に接続された電話機のフック状態の変化を検知するフック検知手段と、前記フック検知手段がフック状態の変化を検知した場合に、前記カウント手段によりカウントされたトーン信号の数をリセットするリセット手段と、を備えることを特徴とする。また、本発明のファクシミリ装置は、電話機を接続する接続手段と、前記接続手段に接続された電話機が回線を捕捉した後、当該回線を流れるトーン信号を検知するトーン検知手段と、前記トーン検知手段によりトーン信号が検知された場合に、ファクシミリ受信を開始させる制御手段と、前記電話機のフック状態の変化を検知するフック検知手段と、を備え、前記制御手段は、前記フック検知手段によりフック状態の変化が検知された場合は、前記ファクシミリ受信を開始させないことを特徴とする。
本発明は、パルスダイヤルの生み出すノイズをCNGと誤認しないファクシミリ装置、その制御方法、及びプログラムを提供できる。

Claims (8)

  1. 着信に対して自動応答を行う留守応答機能を有する電話機に接続されるファクシミリ装置であって、
    前記電話機が回線を捕捉して自動応答を開始したことを検知する留守応答検知手段と、
    前記留守応答検知手段によって前記電話機の自動応答が開始されたことが検知されると、捕捉された回線を流れるトーン信号を検知するトーン検知手段と、
    前記トーン検知手段によって検知されたトーン信号を解析して、ファクシミリ受信の場合に受信する起呼信号であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記起呼信号であると判定された数をカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段によるカウントが所定の数に到達すると前記着信がファクシミリ受信であると判断し、前記電話機を前記回線から切り離してファクシミリ受信を開始させる制御手段と
    を備え、
    前記留守応答検知手段は、さらに、前記電話機のフック状態を検知し、
    前記制御手段は、さらに、前記フック状態に応じて前記カウント手段によるカウントをリセットすることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 前記制御手段は、前記フック状態がオフフックからオンフックに変化した後のオンフック状態の継続時間が規定時間よりも短い場合に、前記カウント手段によるカウントをリセットすることを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 前記制御手段は、前記オンフックの継続時間が規定時間以上続いた場合は、前記電話機の受話器がオンフックされたと判断してカウント手段によるカウントを終了させることを特徴とする請求項1又は2に記載のファクシミリ装置。
  4. 前記留守応答検知手段は、前記電話機の受話器がオフフックされた際に流れる回線電流を検知することにより、前記電話機が回線を捕捉したこと、又は、前記フック状態を検知することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のファクシミリ装置。
  5. 前記判定手段は、
    前記トーン検知手段によって検知された前記トーン信号のON時間が規定範囲内であれば前記起呼信号と判定することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のファクシミリ装置。
  6. 前記電話機を回線に接続するか、又は、切断するかを切り換える切換手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記切換手段を用いて、前記電話機を回線へ接続するか否かを制御することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のファクシミリ装置。
  7. 着信に対して自動応答を行う留守応答機能を有する電話機に接続されるファクシミリ装置の制御方法であって、
    留守応答検知手段が、前記電話機が回線を捕捉して自動応答を開始したことを検知する留守応答検知ステップと、
    トーン検知手段が、前記留守応答検知手段によって前記電話機の自動応答が開始されたことが検知されると、捕捉された回線を流れるトーン信号を検知するトーン検知ステップと、
    判定手段が、前記トーン検知手段によって検知されたトーン信号を解析して、ファクシミリ受信の場合に受信する起呼信号であるか否かを判定する判定ステップと、
    カウント手段が、前記判定手段によって前記起呼信号であると判定された数をカウントするカウントステップと、
    制御手段が、前記カウント手段によるカウントが所定の数に到達すると前記着信がファクシミリ受信であると判断し、前記電話機を前記回線から切り離してファクシミリ受信を開始させる制御ステップと
    を実行し、
    前記留守応答検知ステップは、さらに、前記電話機のフック状態を検知し、
    前記制御ステップは、さらに、前記フック状態に応じて前記カウント手段によるカウントをリセットすることを特徴とするファクシミリ装置の制御方法。
  8. 請求項7に記載のファクシミリ装置の制御方法における各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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