JPH0654060A - 通話回線設定方式 - Google Patents

通話回線設定方式

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JPH0654060A
JPH0654060A JP20362092A JP20362092A JPH0654060A JP H0654060 A JPH0654060 A JP H0654060A JP 20362092 A JP20362092 A JP 20362092A JP 20362092 A JP20362092 A JP 20362092A JP H0654060 A JPH0654060 A JP H0654060A
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JP20362092A
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Yukie Tomura
幸恵 戸村
Katsuo Sato
勝夫 佐藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通話中の加入者へ発呼が有った場合に、発信
側加入者と着信側加入者との間に強制的に通話回線を設
定し、確実且つ迅速な情報伝達を行える技術を提供する
ことを技術的目的とする。 【構成】 通信網内の加入者の電話番号毎にその通話状
態を監視する加入者状態監視部5と、特定加入者の電話
番号を登録する特定加入者登録テーブル6と、任意の加
入者に発呼要求を通知する着信通知部4と、特定時間を
計時するタイマ2と、任意の加入者間において強制的に
通話回線の接続/切断を行う通話回線設定部3と、前記
各部の制御を行う制御部1とから構成される通話回線設
定方式。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話通信網において、
特に着信側加入者が通話中である場合の通話回線の設定
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、電話通信技術の発達に伴い、
電話機は殆どの会社及び家庭に普及している。そして、
ネットワーク側においては電話機の需要拡大により様々
な通信サービスを提供するようになってきている。
【0003】また、情報化社会の発達に伴い、通信技術
即ち情報伝達の高速化が非常に重要な課題となってきて
いる。このことは、一般の会社及び家庭においても言え
ることで、会社内部における情報伝達の高速化、会社内
部と外部との情報伝達の高速化、及び一般加入者間にお
ける情報伝達の高速化を図ることが重要な課題となって
いる。ここで、上記に述べたことを踏まえ、緊急に連絡
をとりたい加入者間における情報伝達の高速化も考えな
くてはならない。即ち今日の情報化社会の発達する中で
情報伝達の遅延は非常に大きな問題である。
【0004】従来では、任意の加入者が発呼を行った場
合に、着信側の加入者が第三者との間で通話状態にある
と、ネットワーク側からは発信側加入者に対し、当該着
信側加入者が通話状態にあることを示す可聴音を送信す
る。これにより、発信側加入者は、着信側加入者が通話
状態にあることを認識し、一旦発呼要求を中止して(オ
ンフックして)、任意の時間経過後に再度発呼要求を行
うようにしていた。
【0005】しかし、発信側加入者が緊急を要して発呼
を行った場合に、着信側加入者が通話状態にあると、当
該発信側加入者からの発呼を着信側加入者が認識するこ
とができないため、第三者との通話状態が長時間続く虞
があった。すなわち、発信側加入者は着信側加入者の通
話状態が終了するまでに何度も発呼要求を行わなくては
ならず、手間がかかる上、情報伝達の遅延を招いてい
た。
【0006】そこで、キャッチフォンと呼ばれる通話回
線の割り込み方式が知られている。このキャッチフォン
とは、通話中の加入者に対し第三者から発呼があった場
合に、ネットワーク側では通話中の通話回線に割り込ん
で、着信側加入者に呼着信を知らせる呼出音を送信す
る。このとき、着信側加入者がこの発呼に応じると前記
第三者との通話回線を保持したまま当該発信側加入者と
の間に通話回線が設定される。そして、発信側加入者と
着信側加入者が通話可能となっている。これにより、発
信側加入者の煩雑な手間を省くと共に、情報伝達の高速
化を図っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した方
式では、発信側加入者と着信側加入者との通話回線の設
定は、着信側加入者の意志によるものであり、第三者と
の間で重要な用件を取り交わしている場合などには、発
信側加入者からの発呼に対して応答しないという虞があ
る。特に、前記発信側加入者が緊急の用件で発呼した場
合などには情報伝達に遅延を生じてしまう。
【0008】また、一般家庭等においてはキャッチフォ
ン専用の応答ボタンが設置されていない電話機もあり、
この場合は一旦オンフックしてキャッチフォンの切り換
えを行うようにしている。このため、誤って回線を切断
してまうという虞があった。
【0009】そこで、本発明は、前記問題点に鑑みてな
されたものであり、通話中の加入者へ発呼が有った場合
に、ネットワーク側においてこの発信側加入者と着信側
加入者との間に強制的に通話回線を設定することによ
り、発信側加入者及び着信側加入者の煩雑な操作を省
き、確実且つ迅速な情報伝達を行える技術を提供するこ
とを技術的課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記課題を
解決するために以下のようにした。これを図1の原理図
に基いて説明する。
【0011】本発明にかかる通話回線設定方式は、加入
者状態監視部5、特定加入者登録テーブル6、着信通知
部4、タイマ2、通話回線設定部3、制御部1から構成
される。
【0012】前記加入者状態監視部5は、通信網内の加
入者の電話番号毎にその通話状態を監視するものであ
る。前記特定加入者登録テーブル6は、特定加入者の電
話番号を登録するものである。
【0013】着信通知部4は、任意の加入者に発呼要求
を通知するものである。タイマ2は、特定時間を計時す
るものである。通話回線設定部3は、任意の加入者間に
おいて通話回線の接続/切断を行うものである。
【0014】制御部1は、前記各部の制御を行うもので
ある。さらに、特定の暗唱番号を登録する暗唱番号テー
ブル7を設けるようにしてもよい。
【0015】また、前記着信通知部4に、前記特定加入
者登録テーブル6に登録されている加入者からの発呼を
通知する音声メッセージを格納するメッセージ格納部4
aを設けるようにしてもよい。
【0016】
【作用】本発明によれば、任意の加入者が発呼要求を行
った場合、これを検知した制御部1は、当該発呼要求の
着信側加入者の電話番号及び発信側加入者の電話番号を
検出する。
【0017】そして、着信側加入者の電話番号に基い
て、加入者状態監視部5により当該着信側加入者の通話
状態を判別させる。すなわち、着信側加入者が通話状態
にあるのか、未通話状態にあるのかを判別させる。
【0018】ここで、着信側加入者が未通話状態なら
ば、着信通知部4は、着信側加入者に当該発呼を通知す
る。そして、着信側加入者が当該発呼要求に応じると、
すなわちオフフックすると、制御部1は、通話回線設定
部3に発信側加入者と着信側加入者との間に通話回線を
設定させる。これにより発信側加入者は、着信側加入者
と通話することが可能となる。
【0019】一方、着信側加入者が通話状態ならば、前
記の発信側加入者の電話番号に基いて特定加入者登録テ
ーブル6を参照し、当該発信側加入者が特定者登録して
いるか否かを判別し、特定者登録されている場合に、着
信通知部4が着信側加入者の加入者線に割り込んで、当
該発呼を通知する。ここで、発呼を通知する方法とし
て、特定の可聴音を送信する方法が考えられる。また
は、加入者端末に専用の表示ランプを設け、この表示ラ
ンプを点灯させることにより着信側加入者に発呼を通知
するなどの方法が考えられる。さらにまた、メッセージ
格納部4aから当該発信側加入者に対応する音声メッセ
ージを読み出してこれを着信通知部4により着信側加入
者へ送信するようにしてもよい。この音声メッセージ
は、例えば、「・・・さんから緊急のお電話が入ってい
ます。」旨を表すメッセージである。
【0020】さらに、制御部1は、着信通知部4により
発呼を通知すると同時にタイマ2を起動させる。このタ
イマ起動中である特定時間内は、発信側加入者は通話回
線接続待機状態となる。このとき、例えば、以下の様な
メッセージを発信側加入者に送信するようにしてもよ
い。
【0021】「ただいま、お呼びしております、そのま
までしばらく御待下さい。」そして、タイマの起動終了
後すなわち特定時間の経過後には、通話回線設定部3に
より着信側加入者と通話相手先加入者との間に設定され
ている通話回線を切断し、当該発信側加入者と着信側加
入者との間に通話回線を設定させる。また、着信側加入
者と通話相手先加入者との通話回線を待機状態にして、
当該発信側加入者と着信側加入者との間に通話回線を設
定するようにしてもよい。
【0022】一方、発信側加入者が特定者登録されてい
ない場合には、発信側加入者に通話中を示す可聴音を送
信するか、着信側加入者がキャッチフォンサービスの登
録者であればこの着信側加入者の加入者線に割り込ん
で、呼出音を送信する。
【0023】また、特定の暗唱番号を登録する暗唱番号
テーブル7を備えた場合に、制御部1は、着信側加入者
が通話状態にあることを認識すると、発信側加入者から
暗唱番号が送信されてきたか否かを判別する。そして、
暗唱番号が送信されてきた場合には、暗唱番号テーブル
7に登録されている暗唱番号と照合し、一致した場合に
限り、着信通知部4に着信側加入者の加入者線に割り込
ませて当該発呼を通知するようにすることが可能であ
る。
【0024】一方、発信側加入者から暗唱番号が送信さ
れてこない場合には、上記の非特定加入者に対する処理
と同様の処理を行う。なお、着信通知を行う際に、着信
側加入者と共に、その通話相手先加入者に対しても発呼
を通知するようにすることもできる。この通知を音声メ
ッセージで行う場合には、双方に別々のメッセージを送
信することも可能である。
【0025】
【実施例】以下に、本発明の具体的な実施例について説
明する。 (実施例1)図2に、本実施例1におけるネットワーク
の概略構成を示す。
【0026】本実施例1におけるネットワークは、バス
で接続された制御装置8、通話路制御装置9、主記憶装
置10とから構成される通話回線設定装置と、この通話
回線設定装置とネットワークを介して接続される複数の
加入者とから構成される。
【0027】前記通話路制御装置9は、ネットワークに
おける加入者間の通話路の接続/切断を行うと共に、各
加入者の通話状態を監視するものであり、この具体的な
説明は後述する。
【0028】主記憶装置10は、ネットワーク内の各加
入者に関する情報を格納するものであり、この具体的な
説明は後述する。制御装置8は、通話路制御装置9及び
主記憶装置10の制御を行うものである。
【0029】図3は、本実施例1における通話路制御装
置9の構成を示すブロック図である。本実施例3におけ
る通話路制御装置9は、通話路設定部9a、加入者監視
部9b、着信通知部9cとから構成され、着信通知部9
cには可聴音発生装置9dが接続される。
【0030】前記の通話路設定部9aは、任意の加入者
間における通話回線の設定を行うものである。加入者監
視部9bは、ネットワーク内の各加入者を監視し、通話
状態にあるか未通話状態にあるかを判別する。
【0031】着信通知部9cは、通話中の加入者線に割
り込んでその加入者に任意の加入者からの発呼を通知す
るものである。次に、図4は、本実施例1における主記
憶装置10の内部構成を示すブロック図である。
【0032】本実施例1における主記憶装置10には、
予め登録された特定加入者情報を格納する特定加入者登
録テーブル10aが格納されている。この特定加入者登
録テーブル10aの具体例を図5に示す。
【0033】本実施例1における特定加入者登録テーブ
ル10aには、個々の加入者を特定する加入者IDとそ
の加入者の電話番号が格納されている。同図において
は、加入者IDとして個々の加入者の氏名を格納するよ
うにしている。
【0034】この特定加入者登録テーブル10aを参照
することにより、当該システムのサービスの許容者か否
かを判別することが可能となる。図6は、本実施例1に
おける制御装置8の内部構成ブロック図である。
【0035】本実施例1における制御装置8は、送受信
部8aと番号解析部8bとを有している。送受信部8a
は、発信側加入者11及び着信側加入者12にかかる制
御情報を、ネットワークまたは各加入者から受信すると
共に、当該発信側加入者11へ送信するものである。
【0036】番号解析部8bは、前記送受信部8aが受
信した情報から、着信側加入者電話番号およびまたは発
信側加入者電話番号を検出すると共に、数字表示された
情報の解析を行うものである。
【0037】さらに、この制御装置8には特定時間を計
時するタイマ8cを設ける。図7は、通話中の加入者に
対する呼着信時の動作の概略を示すシーケンス図であ
る。
【0038】通話相手先加入者13と通話中の着信側加
入者12に発信側加入者11が発呼要求を行うと、通話
回線設定装置では、当該呼の発信側加入者11の電話番
号及び着信側加入者12の電話番号を検出する。そし
て、着信側加入者12の電話番号に基いて着信側加入者
12が通話状態にあることを判別すると共に、発信側加
入者11の電話番号に基いて当該発信側加入者11が特
定加入者であることを判別する。
【0039】そして、着信側加入者12と通話相手先加
入者13との間に設定されている通話回線に割り込みを
かけ、発信側加入者11からの発呼を通知する。このと
き本装置では、一定時間を計時するためのタイマ8cを
起動させる。
【0040】タイマ8cが一定時間の計時を終了する
と、本装置では着信側加入者12と通話相手先加入者1
3との通話回線を切断し、発信側加入者11と着信側加
入者12との間に通話回線を設定する。
【0041】さらに、図8に基いて本通話回線設定装置
の動作を詳しく説明する。発信側加入者11が着信側加
入者12に対して発呼要求を行うと、この発呼要求をう
けた通話回線設定装置では、制御装置8において送受信
部8aがこの発呼要求を受信する(ステップ801)。
【0042】そして、番号解析部8bは、当該発呼要求
にかかる発信側加入者11及び着信側加入者12の電話
番号を検出する(ステップ802)。そして、通話路制
御装置9では、加入者監視部9bが、この着信側加入者
12の電話番号に基いて着信側加入者12が通話状態に
あるか否かを判別する(ステップ803)。ここで、着
信側加入者12が未通話状態にある場合には、着信通知
部9cにより当該発呼を着信側加入者12に通知し、こ
れに着信側加入者12が応答すると通話路設定部9aが
当該発信側加入者11と着信側加入者12との間に通話
回線を設定する(ステップ809)。
【0043】一方、当該着信側加入者12が通話状態に
ある場合は、制御装置8の番号解析部8bは当該発信側
加入者11の電話番号に基いて主記憶装置10にアクセ
スし、ここで特定加入者登録テーブル10aを参照し、
発信側加入者11が特定加入者登録されているか否かを
判別する(ステップ804)。
【0044】ここで、発信側加入者11が特定加入者登
録していなければ、発信側加入者11に対して、着信通
知部9cは、可聴音発生装置9dより通話中を示す可聴
音を送信する(ステップ810)。
【0045】一方、当該発信側加入者11が特定加入者
登録されている場合には、着信通知部9cは、着信側加
入者12と通話相手先加入者13との間に設定されてい
る通話回線に割り込み、前記可聴音発生装置9dより呼
着信を示す可聴音を送信させる(ステップ805)。こ
の可聴音は、通話状態にある通話回線に割り込むため、
着信側加入者12には、通話相手先加入者13からの音
声信号と共に送信されてくることになる。
【0046】制御装置8は、可聴音発生装置9dから可
聴音の送信がなされたとと同時にタイマ8cを起動し、
一定時間の計時を開始させる(ステップ806)。そし
て、前記タイマ8cによる一定時間の計時が終了する
と、通話路設定部9aは、前記通話相手先加入者13と
着信側加入者12との間に設定されている通話回線を切
断し(ステップ807)、当該発信側加入者11と着信
側加入者12との間に新たに通話回線を設定する(ステ
ップ808)。これにより、発信側加入者11は、確実
に着信側加入者12と通話することが可能となる。
【0047】また、発信側加入者11と着信側加入者1
2との間に通話回線を設定する際に、着信側加入者12
と通話相手先加入者13との間に設定されている通話回
線を切断せずに待機状態にするようにしてもよい。
【0048】(実施例2)本実施例2における主記憶装
置10の内部構成を図9に示す。本実施例2において
は、主記憶装置10にキャッチフォンサービス加入者の
電話番号を登録しておくキャッチフォンサービス登録者
テーブル10bを設けた。
【0049】その他の構成は、前述の実施例1と同様で
あり、本通話回線設定装置は、制御装置8、通話路制御
装置9を備えて構成される。制御装置8及び通話路制御
装置9の内部構成も前述の実施例1と同様である。
【0050】ここで、本実施例2における通話回線の設
定形態を図10のシーケンス図に基いて説明する。通話
相手先加入者13と通話中の着信側加入者12に対して
発信側加入者11が発呼要求を行うと、通話回線設定装
置では当該発呼要求から発信側加入者11及び着信側加
入者12の電話番号を検出する。そして、当該発信側加
入者11の電話番号に基いて主記憶装置10の特定加入
者登録テーブル10aにアクセスし、当該発信側加入者
11が特定加入者でないことを認識すると共に、着信側
加入者12の電話番号に基いて当該着信側加入者12が
キャッチフォンサービスの登録者であることを認識す
る。
【0051】本通話回線設定装置では、着信側加入者1
2と通話相手先加入者13との間に設定されている通話
回線に割り込みをかけ、当該発信側加入者11からの発
呼を通知する。
【0052】当該発呼通知に対して着信側加入者12が
フッキングを行った場合には、本通話回線設定装置は、
通話相手先加入者13との通話回線を保持した状態で、
着信側加入者12と発信側加入者11との間に通話回線
を設定する。この間通話相手先加入者13がフッキング
を行わない限り、通話相手先加入者13は待機状態にな
る。
【0053】さらに、着信側加入者12が再び通話相手
先加入者13と通話を希望する場合には、再度のフッキ
ングを行うことで、発信側加入者11との通話回線を保
持した状態で着信側加入者12と通話相手先加入者13
との間の通話回線が接続される。この発信側加入者11
は、自らフッキングを行わない限りは待機状態を保たれ
る。
【0054】次に、図11に本実施例2における通話回
線設定装置の動作過程を示す。発信側加入者11が着信
側加入者12に対して発呼要求を行うと、この発呼要求
をうけた通話回線設定装置では、制御装置8が送受信部
8aによりこの発呼要求を受信し(ステップ1101)
し、番号解析部8bにより当該発呼要求にかかる発信側
加入者11及び着信側加入者12の電話番号を検出する
(ステップ1102)。そして、通話路制御装置9で
は、番号解析部8bにより検出された着信側加入者12
の電話番号に基いてこの着信側加入者12の通話状態を
監視し、通話状態にあるか否かを判別する(ステップ1
103)。
【0055】着信側加入者12が未通話状態にある場合
には、着信通知部9cにより当該発呼を着信側加入者1
2に通知し、これに着信側加入者12が応答すると通話
路設定部9aが当該発信側加入者11と着信側加入者1
2との間に通話回線を設定する(ステップ1109)。
【0056】一方、当該着信側加入者12が通話状態に
ある場合は、制御装置8の番号解析部8bは当該発信側
加入者11の電話番号に基いて主記憶装置10にアクセ
スし、特定加入者登録テーブル10aに登録されている
電話番号と照合し、当該発信側加入者11が特定加入者
であるか否かを判別する(ステップ1104)。
【0057】ここで、発信側加入者11が特定加入者登
録していなければ、制御装置8の電話解析部8bは、主
記憶装置10のキャッチフォンサービス登録者テーブル
10bにアクセスし、当該着信側加入者12がキャッチ
フォンサービスに登録されているか否かを判別する(ス
テップ1110)。当該着信側加入者12がキャッチフ
ォンサービス未登録者である場合には、通話路制御装置
9の着信通知部9cは、可聴音発生装置9dから発信側
加入者11に着信側加入者12の通話状態を示す可聴音
を送信する(ステップ1113)。
【0058】一方、当該着信側加入者12がキャッチフ
ォンサービス登録者の場合は、通話路制御装置9の着信
通知部9cは、着信側加入者12と通話相手先加入者1
3との間に設定されている通話回線に割り込んで、可聴
音発生装置9dから着信側加入者12に対して呼着信を
示す可聴音を送信する(ステップ1111)。そして、
この可聴音に対して着信側加入者12がフッキングを行
った場合には、通話路設定部9aは、当該発信側加入者
11と着信側加入者12との間に通話回線を設定する
(ステップ1112)。
【0059】また、前述のステップ1104において、
当該発信側加入者11の電話番号が特定加入者登録テー
ブル10aに登録されている場合には、着信通知部9c
は、着信側加入者12と通話相手先加入者13との間に
設定されている通話回線に割り込み、前記可聴音発生装
置9dより呼着信を示す可聴音を送信させる(ステップ
1105)。この可聴音は、通話状態にある通話回線に
割り込むため、着信側加入者12には、通話相手先加入
者13からの音声信号と共に送信されてくることにな
る。
【0060】制御装置8は、可聴音発生装置9dから可
聴音の送信がなされたとと同時にタイマ8cに起動命令
をだし、一定時間の計時を開始させる(ステップ110
6)。
【0061】そして、前記タイマ8cによる一定時間の
計時が終了すると、通話路設定部9aは、前記通話相手
先加入者13と着信側加入者12との間に設定されてい
る通話回線を切断し(ステップ1107)、当該発信側
加入者11と着信側加入者12との間に新たに通話回線
を設定する(ステップ1108)。
【0062】従って、本実施例2よれば、発信側加入者
11が特定加入者登録をしていない場合でも、着信側加
入者12がキャッチフォンサービス登録していれば、通
話中の着信側加入者12に発呼要求を行うことが可能と
なる。
【0063】(実施例3)本実施例3における通話回線
設定装置は、前述の実施例1の構成に対して主記憶装置
10に暗唱番号テーブル10cを設ける。この構成を図
12に示す。
【0064】この暗唱番号テーブル10cには、個々の
暗唱番号に対応する制御情報が格納されている。この具
体的な説明は後述する。その他の構成は、前述の実施例
1と同様であり、制御装置8と通話路制御装置9とから
構成されると共に、制御装置8及び通話路制御装置9の
内部構成も前述の実施例1と同様である。
【0065】ここで、図13に暗唱番号テーブル10c
の具体例を示す。暗唱番号テーブル10cには、個々の
暗唱番号に対応する制御情報が格納されており、本実施
例3では、2種類の暗唱番号とこれら各々に対応する制
御情報が格納するようにしている。
【0066】前記の制御情報は、通常割り込み制御情報
と強制割り込み制御情報である。通常割り込み制御情報
は、通話中の着信側加入者12に発呼した場合に、着信
側加入者12に当該呼着信を通知し、この着信側加入者
12のフッキングにより発信側加入者11と着信側加入
者12との間に通話回線を設定するための制御情報であ
る。
【0067】一方、強制割り込み制御情報は、前述の実
施例1と同様に着信側加入者12に呼着信を通知した
後、一定時間経過後に強制的に発信側加入者11と着信
側加入者12との間に通話回線を設定するための制御情
報である。
【0068】以下に各暗唱番号に対応する通話回線設定
形態を説明する。図14は、通常割り込み制御時の通話
回線設定形態を示すシーケンス図である。
【0069】通話相手先加入者13と通話中の着信側加
入者12に対して発信側加入者11から発呼要求を行う
と、通話回線設定装置では当該発呼要求から発信側加入
者11及び着信側加入者12の電話番号を検出する。そ
して、当該発信側加入者11の電話番号に基いて主記憶
装置10の特定加入者登録テーブル10aにアクセス
し、当該発信側加入者11が特定加入者でないことを認
識する。
【0070】そして、着信通知部9cから発信側加入者
11に対して着信側加入者12の通話状態を示す可聴音
を送信する。この可聴音を認識した発信側加入者11で
は、任意の暗唱番号を送信する。
【0071】前記暗唱番号を受け取った通話回線設定装
置では、当該暗唱番号が通常割り込み制御要求であるこ
とを認識し、主記憶装置10から通常割り込み制御情報
を読み込み、この制御情報に基いて着信側加入者12に
対して、着信側加入者12と通話相手先加入者13との
間に設定されている通話回線に割り込みをかけ、当該発
信側加入者11からの発呼を通知する。
【0072】当該発呼通知に対して着信側加入者12が
フッキングを行った場合には、本通話回線設定装置は、
通話相手先加入者13との通話回線を保持した状態で、
着信側加入者12と発信側加入者11との間に通話回線
を設定する。この間通話相手先加入者13がフッキング
を行わない限り、通話相手先加入者13は待機状態にな
る。
【0073】さらに、着信側加入者12が再び通話相手
先加入者13と通話を希望する場合には、再度のフッキ
ングを行うことで、発信側加入者11との通話回線を保
持した状態で着信側加入者12と通話相手先加入者13
との間の通話回線が接続される。この発信側加入者11
は、自らフッキングを行わない限りは待機状態を保たれ
る。
【0074】次に、図15は、強制割り込み制御時の通
話回線設定形態を示すシーケンス図である。通話相手先
加入者13と通話中の着信側加入者12に発信側加入者
11が発呼要求を行うと、通話回線設定装置では、当該
呼の発信側加入者11の電話番号及び着信側加入者12
の電話番号を検出する。そして、着信側加入者12の電
話番号に基いて着信側加入者12が通話状態にあること
を判別する。そして、発信側加入者11の電話番号に基
いてこの発信側加入者11が特定加入者であることを認
識し、着信側加入者12の通話状態を示す可聴音を当該
発信側加入者11へ送信する。
【0075】着信側加入者12が通話状態にあることを
認識した発信側加入者11は、任意の暗唱番号を送信す
る。通話回線設定装置では、この暗唱番号が強制割り込
み制御要求であることを認識し、主記憶装置10から強
制割り込み制御情報を読み込む。そして、この制御情報
に基いて着信側加入者12と通話相手先加入者13との
間に設定されている通話回線に割り込みをかけ、当該着
信側加入者12に対して発信側加入者11からの発呼を
通知する。このとき本装置では、一定時間を計時するた
めのタイマ8cを起動させる。
【0076】タイマ8cが一定時間の計時を終了する
と、本装置では着信側加入者12と通話相手先加入者1
3との通話回線を切断した後、発信側加入者11と着信
側加入者12との間に通話回線を設定する。
【0077】以下に、本通話回線設定装置の動作過程を
図16のフローチャート図に基いて説明する。本実施例
3においては、発信側加入者11が着信側加入者12に
対して発呼要求を行うと、この発呼要求は、送受信部8
aを介して制御装置8に入力される(ステップ160
1)。そして、番号解析部8bは、当該発呼要求にかか
る発信側加入者11及び着信側加入者12の電話番号を
検出する(ステップ1602)。
【0078】ここで、通話路制御装置9に着信側加入者
12の通話状態を検出する旨を指示する。通話路制御装
置9では、加入者監視部9bが前記着信側加入者12の
電話番号に基いて着信側加入者12が通話状態にあるか
否かを判別する(ステップ1603)。
【0079】着信側加入者12が未通話状態にある場合
には、着信通知部9cにより当該発呼を着信側加入者1
2に通知し、これに着信側加入者12が応答すると通話
設定部9aが当該発信側加入者11と着信側加入者12
との間に通話回線を設定する(ステップ1611)。
【0080】一方、当該着信側加入者12が通話状態に
ある場合は、制御装置8の番号解析部8bは、当該発信
側加入者11の電話番号に基いて主記憶装置10にアク
セスし、特定加入者登録テーブル10aに登録されてい
る電話番号と照合し、当該発信側加入者11が特定加入
者であるか否かを判別する(ステップ1604)。
【0081】ここで、発信側加入者11が特定加入者登
録していなければ、通話路制御装置9の着信通知部9c
は、当該発信側加入者11に当該着信側加入者12の通
話状態を示す可聴音を送信する(ステップ1612)。
【0082】また、当該発信側加入者11が特定加入者
登録されている場合には、発信側加入者11に当該着信
側加入者12の通話状態を通知し(ステップ160
5)、発信側加入者11から送られてくる暗唱番号受信
待機状態となる(ステップ1606)。
【0083】ここで、暗唱番号が送信されてこない場合
には、当該通話回線設定装置の処理は終了する。一方、
発信側加入者11から暗唱番号が送信されてきた場合に
は、制御装置8の送受信部8aがこれを受信し、番号解
析部8bが当該暗唱番号に基いて主記憶装置10の暗唱
番号テーブル10cにアクセスし、当該暗唱番号に対応
する制御情報を検出する。
【0084】この制御情報が強制割り込み制御情報の場
合には、通話路制御装置9の着信通知部9cは、着信側
加入者12と通話相手先加入者13との間に設定されて
いる通話回線に割り込み、可聴音発生装置9より当該発
信側加入者11からの着信を示す可聴音を送信させる
(ステップ1607)。このとき、制御装置8のタイマ
8cを起動させる(ステップ1608)。
【0085】そして、タイマ8cの起動終了時には、通
話路設定部9aにより着信側加入者12と通話相手先加
入者13との間に設定されている通話回線を切断すると
共に(ステップ1609)、発信側加入者11と着信側
加入者12にとの間に新たに通話回線を設定する(ステ
ップ1610)。
【0086】一方、前記ステップ1606において、発
信側加入者11から送信されてきた暗唱番号が通常割り
込み制御要求の場合には、着信側加入者12と通話相手
先加入者13との間に設定されている通話回線に割り込
んで、着信側加入者12に対して発信側加入者11から
の呼着信を通知する(ステップ1613)。
【0087】この通知に応答して着信側加入者12がフ
ッキングした場合には、通話路設定部9aは、着信側加
入者12と通話相手先加入者13との間に設定されてい
る通話回線を保持した状態で、当該発信側加入者11と
着信側加入者12との間に通話回線を設定する(ステッ
プ1614、1615)。
【0088】従って、本実施例3によれば、通話中の着
信側加入者12に発呼要求を行った際に、発信側加入者
11は、用件の重要性、緊急性等に応じて強制割り込み
または通常割り込みを選択することができる。
【0089】(実施例4)本実施例4における通話路制
御装置9の内部構成を図17に示す。本実施例4におけ
る通話路制御装置9には、前述の実施例1の構成に対し
て第1メッセージトランク9e及び第2メッセージトラ
ンク9fを設けるようにした。
【0090】前記の第1メッセージトランク9eには、
通話中の着信側加入者12に対して発呼があった場合
に、通話回線に割り込んで当該着信側加入者12に発呼
者の氏名と共に呼着信を知らせる音声メッセージを送信
するものであり、例えば、「・・・様から緊急のお電話
がはいっております。」等のメッセージが考えられる。
【0091】第2メッセージトランク9fには、通話中
の着信側加入者12に対して発呼があった場合に、通話
回線に割り込んで当該着信側加入者12の通話相手であ
る通話相手先加入者13に当該着信側加入者に発呼があ
った旨を示す音声メッセージを送信するものであり、例
えば、「通話中大変申し訳ございませんが、先方に緊急
のお電話がはいりました。発信音の後に当回線は切断致
しますのでご了承下さい。」等のメッセージが考えられ
る。
【0092】ここで、第1メッセージトランク9eに
は、任意の加入者が特定加入者登録を行う際に、この加
入者の氏名を録音するようにする。その他の構成は、前
述の実施例1と同様であり、制御装置8及び主記憶装置
10とからなり、制御装置8及び主記憶装置10それぞ
れの内部構成も実施例1と同様である。
【0093】本実施例4における通話回線設定形態を示
すシーケンス図を図18に示す。本実施例4では、通話
相手先加入者13と通話中の着信側加入者12に発信側
加入者11が発呼要求を行うと、通話回線設定装置で
は、当該呼の発信側加入者11の電話番号及び着信側加
入者12の電話番号を検出する。そして、着信側加入者
12の電話番号に基いて着信側加入者12が通話状態に
あることを判別すると共に、発信側加入者11の電話番
号に基いて当該発信側加入者11が特定加入者であるこ
とを判別する。
【0094】そして、着信側加入者12と通話相手先加
入者13との間に設定されている通話回線に割り込みを
かけ、着信側加入者12に対しては当該発信側加入者1
1からの呼着信を音声メッセージで通知し、通話相手先
加入者13に対しては当該着信側加入者12に緊急の呼
着信があったことを音声メッセージで通知する。
【0095】またこのとき、一定時間を計時するための
タイマ8cを起動させる。タイマ8cが一定時間の計時
を終了すると、本装置では着信側加入者12と通話相手
先加入者13との通話回線を切断し、発信側加入者11
と着信側加入者12との間に通話回線を設定する。
【0096】さらに、図19に基いて本通話回線設定装
置の動作を詳しく説明する。同図は、本通話回線設定装
置の動作過程を示すフローチャート図である。発信側加
入者11が着信側加入者12に対して発呼要求を行う
と、この発呼要求を制御装置8の送受信部8aが受信し
(ステップ1901)、番号解析部8bが当該発呼者で
ある発信側加入者11の電話番号及び発呼先である着信
側加入者12の電話番号を検出する(ステップ190
2)。そして、通話路制御装置9に対して当該着信側加
入者12の通話状態を判別する旨指示する。
【0097】通話路制御装置9では、加入者監視部9b
により当該着信側加入者12が通話状態にあるか、未通
話状態にあるかを判別させる(ステップ1903)。こ
こで、着信側加入者12が未通話状態にある場合は、通
話路設定部9aにより当該着信側加入者12と発信側加
入者11との間に通話回線を設定する(1909)。
【0098】一方、着信側加入者12が通話状態にある
場合には、制御装置8の番号解析部8bは、当該発信側
加入者11の電話番号に基いて主記憶装置10の特定加
入者登録テーブル10aにアクセスし、この発信側加入
者11が特定加入者登録されれているか否かを判別する
(ステップ1904)。
【0099】ここで、当該発信側加入者11が特定加入
者登録されていない場合には、可聴音発生装置9dから
発信側加入者に対して当該着信側加入者12の通話状態
を示す可聴音を送信させる(ステップ1910)。
【0100】一方、当該発信側加入者11が特定加入者
登録されている場合には、前記着信通知部9cは、当該
着信側加入者12と通話相手先加入者13との間に設定
されている通話回線に割り込み、着信側加入者12に対
しては、第1メッセージトランク9eより発信側加入者
11からの呼着信を示すメッセージを送信させる(ステ
ップ1905)と共に、第2メッセージトランク9fか
ら通話相手先加入者に対して、当該着信側加入者12に
緊急の呼が着信された旨を示すメッセージを送信させる
(ステップ1906)。
【0101】本通話回線設定装置では、前記のステップ
1905及び1906と同時にタイマ8cを動作させ
る。そして、このタイマ8cの動作終了時に、通話路設
定部9aは、着信側加入者12と通話先加入者13との
間に設定されている通話回線を切断する(ステップ19
08)と共に、発信側加入者11と着信側加入者12と
の間に新たに通話回線を設定する(ステップ190
9)。
【0102】本実施例4によれば、通話相手先加入者1
3に対しても呼の着信を通知することにより、サービス
性の向上を図ることができる。
【0103】
【発明の効果】本発明によれば、通話中の加入者へ発呼
が有った場合に、ネットワーク側においてこの発信側加
入者と着信側加入者との間に強制的に通話回線を設定す
ることにより、発信側加入者及び着信側加入者の煩雑な
操作を省き、誤って通話回線を切断してしまうことを防
止し、確実に発信側加入者と着信側加入者との間に通話
回線を設定することができ、情報伝達の高速化を図るこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図
【図2】本実施例1におけるネットワークの全体構成を
示すブロック図
【図3】本実施例1における通話路制御装置の内部構成
ブロック図
【図4】本実施例1における主記憶装置の内部構成ブロ
ック図
【図5】本実施例1における特定加入者登録テーブルの
具体例を示す図
【図6】本実施例1における制御装置の内部構成を示す
ブロック図
【図7】本実施例1における通話回線設定形態を示すシ
ーケンス図
【図8】本実施例1における通話回線設定装置の動作過
程を示すフローチャート図
【図9】本実施例2における主記憶装置の内部構成ブロ
ック図
【図10】本実施例2における通話回線設定形態を示す
私権鈴
【図11】本実施例2における通話回線設定装置の動作
過程を示すフローチャート図
【図12】本実施例3における主記憶装置の内部構成ブ
ロック図
【図13】本実施例3における暗唱番号テーブルの具体
例を示す図
【図14】本実施例3における通常割り込み制御時の通
話回線設定形態を示すシーケンス図
【図15】本実施例3における強制割り込み制御時の通
話回線設定形態を示すシーケンス図
【図16】本実施例3における通話回線設定装置の動作
過程を示すフローチャート図
【図17】本実施例4における通話路制御装置の内部構
成ブロック図
【図18】本実施例4における通話回線設定形態を示す
シーケンス図
【図19】本実施例4における通話回線設定装置の動作
過程を示すフローチャート図
【符号の説明】
1・・制御部 2・・タイマ 3・・通話回線設定部 4・・着信通知部 4a・・メッセージ格納部 5・・加入者状態監視部 6・・特定加入者登録テーブル 7・・暗唱番号テーブル 8・・制御装置 8a・・送受信部 8b・・番号解析部 8c・・タイマ 9・・通話路制御装置 9a・・通話路設定部 9b・・加入者監視部 9c・・着信通知部 9d・・可聴音発生装置 9e・・第1メッセージトランク 9f・・第2メッセージトランク 10・・主記憶装置 10a・・特定加入者登録テーブル 10b・・キャッチフォンサービス登録者テーブル 10c・・暗唱番号テーブル 11・・発信側加入者 12・・着信側加入者 13・・通話相手先加入者

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網内の加入者の電話番号毎にその通
    話状態を監視する加入者状態監視部(5)と、 特定加入者の電話番号を登録する特定加入者登録テーブ
    ル(6)と、 任意の加入者に発呼要求を通知する着信通知部(4)
    と、 特定時間を計時するタイマ(2)と、 任意の加入者間において通話回線の接続/切断を行う通
    話回線設定部(3)と、 前記各部の制御を行う制御部(1)とを備え、 前記制御部(1)は、任意の加入者から発呼要求を受け
    ると、発信側加入者の電話番号及び着信側加入者の電話
    番号を検出し、 前記加入者状態監視部(5)に、前記着信側加入者の電
    話番号に基いて当該着信側加入者が通話中であるか否か
    を判別させ、 前記着信側加入者が未通話中の場合は、前記着信通知部
    (4)により当該発呼の着信を通知させ、 前記着信側加入者が通話中の場合は、前記発信側加入者
    の電話番号に基いて前記特定加入者登録テーブル(6)
    を参照して当該発信側加入者が特定者であるか否かを判
    別し、 当該発信側加入者が特定者である場合には、前記着信通
    知部(4)により、当該着信側加入者の加入者線に割り
    込ませて当該発呼を通知させると共に、前記タイマ
    (2)を起動させ、 タイマ(2)が特定時間を計時した後、前記通話回線設
    定部(3)により、前記着信側加入者の通話回線を切断
    させると共に、当該発信側加入者と着信側加入者との間
    に通話回線を設定することを特徴とする通話回線設定方
    式。
  2. 【請求項2】 特定の暗唱番号を登録する暗唱番号テー
    ブル(7)を備え、 前記制御部(1)は、前記発信側加入者から前記暗唱番
    号テーブル(7)に登録されている暗唱番号が送信され
    てきた場合に限り、前記通話回線設定部(3)により前
    記着信側加入者との間に通話回線を設定することを特徴
    とする請求項1記載の通話回線設定方式。
  3. 【請求項3】 前記着信通知部(4)に、前記特定加入
    者登録テーブル(6)に登録されている加入者からの発
    呼を通知する音声メッセージを格納するメッセージ格納
    部(4a)を設け、 前記制御部(1)は、通話中の着信側加入者に対して特
    定加入者から発呼要求を受けると、前記着信通知部
    (4)に前記着信側加入者に対する着信通知を指示し、 前記着信通知部(4)は、前記メッセージ格納部(4
    a)から当該特定加入者からの発呼を通知する旨の音声
    メッセージを検出すると共に、 当該着信側加入者の加入者線に割り込んで当該音声メッ
    セージを送信することを特徴とする請求項1記載の通話
    回線設定方式。
  4. 【請求項4】 前記着信通知部(4)は、前記発信側加
    入者からの発呼を前記着信側加入者及びこの着信側加入
    者の通話相手先加入者に通知することを特徴とする請求
    項1記載の通話回線設定方式。
  5. 【請求項5】 前記通話回線設定部(3)は、前記タイ
    マ(2)による特定時間計時後、前記着信側加入者と通
    話相手先加入者との間に設定されている通話回線上に当
    該発信側加入者との通話回線を割り込み接続することを
    特徴とする請求項1記載の通話回線設定方式。
JP20362092A 1992-07-30 1992-07-30 通話回線設定方式 Withdrawn JPH0654060A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005159883A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Aiphone Co Ltd インターホンシステム及び集合住宅インターホンシステム
KR100506204B1 (ko) * 1997-12-31 2005-10-19 삼성전자주식회사 사설교환기시스템에서강제자동응답절환방법

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