JPH06217008A - 構内交換機 - Google Patents
構内交換機Info
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- JPH06217008A JPH06217008A JP5005693A JP569393A JPH06217008A JP H06217008 A JPH06217008 A JP H06217008A JP 5005693 A JP5005693 A JP 5005693A JP 569393 A JP569393 A JP 569393A JP H06217008 A JPH06217008 A JP H06217008A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- incoming call
- extension telephone
- extension
- call
- control unit
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、着信中のため話中であるこ
とと前記着信呼の待ち時間を内線で電話をかけた発信者
に報知できるようにすることと、話中通知状態の内線電
話機からの前記着信呼のピックアップを可能とすること
である。 【構成】 本発明において、内線制御部１３−１に呼が
公衆回線網２から回線制御部１２−１を介して着信し、
内線電話機３−１に呼び出し信号を送出している状態
で、内線電話機３−２から内線電話機３−１に電話をか
ける。これに応じて、内線制御部１３−１は着信拒否信
号に含めて着信呼有りとこの着信呼の待ち時間を内線制
御部１３−２に送る。内線制御部１３−２は内線電話機
３−１に着信呼があることと、その待ち時間を内線電話
機３−２の表示部に表示する。これを見た発信者は内線
電話機３−２を操作して前記着信呼のピックアップ要求
を中央制御部１５に出すと、中央制御部１５は回線制御
部１２−１の着信呼を交換制御部１１を介して内線制御
部１３−２に繋ぐ。
とと前記着信呼の待ち時間を内線で電話をかけた発信者
に報知できるようにすることと、話中通知状態の内線電
話機からの前記着信呼のピックアップを可能とすること
である。 【構成】 本発明において、内線制御部１３−１に呼が
公衆回線網２から回線制御部１２−１を介して着信し、
内線電話機３−１に呼び出し信号を送出している状態
で、内線電話機３−２から内線電話機３−１に電話をか
ける。これに応じて、内線制御部１３−１は着信拒否信
号に含めて着信呼有りとこの着信呼の待ち時間を内線制
御部１３−２に送る。内線制御部１３−２は内線電話機
３−１に着信呼があることと、その待ち時間を内線電話
機３−２の表示部に表示する。これを見た発信者は内線
電話機３−２を操作して前記着信呼のピックアップ要求
を中央制御部１５に出すと、中央制御部１５は回線制御
部１２−１の着信呼を交換制御部１１を介して内線制御
部１３−２に繋ぐ。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は着信中の内線電話機の着
信呼を他の内線電話機が拾うことができるピックアップ
サービス機能を備えた構内交換機に関する。
信呼を他の内線電話機が拾うことができるピックアップ
サービス機能を備えた構内交換機に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年の構内交換機は種々のサービス機能
を備えており、ピックアップサービスもその１つであ
る。このピックアップサービスは着信中（呼び出し音が
鳴っている状態）の内線電話機の着信呼を他の内線電話
機で取ることにより、前記着信呼を他の内線電話機に繋
ぐ機能である。このようなピックアップサービスにはダ
イレクトピックアップ方式、グループピックアップ方式
及びこれら２つの方式を混合した各種の方式がある。ダ
イレクトピックアップ方式は、ピックアップする側の内
線電話機から特番と着信中の内線電話機の電話番号をか
けることにより前記着信呼を取る方式で有る。グループ
ピックアップ方式は、ピックアップする側の内線電話機
から特番をかけるとグループ内のどの内線電話機に着信
中であっても、その着信呼を取れる方式である。これら
両方式の混合方式は、グループ内の内線電話機に対して
ダイレクトピックアップもできるし、或いはグループピ
ックアップを行うこともできる方式である。
を備えており、ピックアップサービスもその１つであ
る。このピックアップサービスは着信中（呼び出し音が
鳴っている状態）の内線電話機の着信呼を他の内線電話
機で取ることにより、前記着信呼を他の内線電話機に繋
ぐ機能である。このようなピックアップサービスにはダ
イレクトピックアップ方式、グループピックアップ方式
及びこれら２つの方式を混合した各種の方式がある。ダ
イレクトピックアップ方式は、ピックアップする側の内
線電話機から特番と着信中の内線電話機の電話番号をか
けることにより前記着信呼を取る方式で有る。グループ
ピックアップ方式は、ピックアップする側の内線電話機
から特番をかけるとグループ内のどの内線電話機に着信
中であっても、その着信呼を取れる方式である。これら
両方式の混合方式は、グループ内の内線電話機に対して
ダイレクトピックアップもできるし、或いはグループピ
ックアップを行うこともできる方式である。
【０００３】ところで、上記従来のいずれのピックアッ
プ方式においても、たまたま着信中である内線電話機に
電話をかけた場合、電話をかけた発信者は相手の内線電
話機が話中状態であることを知るだけで、着信呼がある
ことを知ることができない。従って、電話をかけた先の
内線電話機の着信呼をピックアップ機能を利用して、自
分の内線電話機で取ることができず、着信中の呼を逃し
てしまうという欠点があった。しかも、上記した発信者
が話中の内線電話機に着信呼が存在することを何等かの
きっかけで知ったとしても、上記のような話中通知を受
けている状態から、構内交換機の前記ピックアップサー
ビスを起動することができ、１度発信動作を放棄して電
話を切ってから、前記着信中の内線電話機に対するピッ
クアップ操作を行わなければならず、操作性が悪いとい
う欠点があった。
プ方式においても、たまたま着信中である内線電話機に
電話をかけた場合、電話をかけた発信者は相手の内線電
話機が話中状態であることを知るだけで、着信呼がある
ことを知ることができない。従って、電話をかけた先の
内線電話機の着信呼をピックアップ機能を利用して、自
分の内線電話機で取ることができず、着信中の呼を逃し
てしまうという欠点があった。しかも、上記した発信者
が話中の内線電話機に着信呼が存在することを何等かの
きっかけで知ったとしても、上記のような話中通知を受
けている状態から、構内交換機の前記ピックアップサー
ビスを起動することができ、１度発信動作を放棄して電
話を切ってから、前記着信中の内線電話機に対するピッ
クアップ操作を行わなければならず、操作性が悪いとい
う欠点があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の構内交換機が提
供するピックアップサービスでは、電話をかけた相手の
内線電話機が着信中であった場合、発信者側の内線電話
機には話中状態を知らせるビジー音がするだけで、相手
の内線電話機の着信呼の存在を知ることができず、従っ
てピックアップ機能を利用することなく、前記着信呼を
逃してしまうという欠点があった。又、上記のような状
態で何等かの理由で電話をかけた相手の内線電話機に着
信呼があることを知ったとしても、話中通知を受けてい
る状態の内線電話機から前記ピックアップサービスを起
動することができず、このような場合は一旦電話を切っ
た後、前記相手の内線電話機に対する着信呼のピックア
ップ操作を行わなければならず、操作性が悪いという欠
点があった。
供するピックアップサービスでは、電話をかけた相手の
内線電話機が着信中であった場合、発信者側の内線電話
機には話中状態を知らせるビジー音がするだけで、相手
の内線電話機の着信呼の存在を知ることができず、従っ
てピックアップ機能を利用することなく、前記着信呼を
逃してしまうという欠点があった。又、上記のような状
態で何等かの理由で電話をかけた相手の内線電話機に着
信呼があることを知ったとしても、話中通知を受けてい
る状態の内線電話機から前記ピックアップサービスを起
動することができず、このような場合は一旦電話を切っ
た後、前記相手の内線電話機に対する着信呼のピックア
ップ操作を行わなければならず、操作性が悪いという欠
点があった。
【０００５】そこで本発明は上記の欠点を除去し、着信
呼に不応答の内線電話機に電話をかけた発信者に前記内
線電話機が着信中のため話中であることと前記着信呼の
待ち時間を報知することができ、且つ前記発信者は話中
通知状態の内線電話機から前記着信呼のピックアップを
行うことができる構内交換機を提供することを目的とし
ている。
呼に不応答の内線電話機に電話をかけた発信者に前記内
線電話機が着信中のため話中であることと前記着信呼の
待ち時間を報知することができ、且つ前記発信者は話中
通知状態の内線電話機から前記着信呼のピックアップを
行うことができる構内交換機を提供することを目的とし
ている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は着信中の内線電
話機の着信呼を別の内線電話機から取ることができるピ
ックアップ機能を備えた構内交換機において、内線電話
機に着信があるとその着信呼が到来してからの現在時刻
までの待ち時間を計時する計時手段と、着信中の第１の
内線電話機に他の第２の内線電話機から着信要求が来る
と、この第１の内線電話機に話中通知と共に着信呼があ
ることと前記計時手段で計時したこの着信呼の待ち時間
を前記第２の内線電話機に報知する報知手段と、話中通
知を受けている内線電話機から前記第１の内線電話機に
対する着信呼のピックアップ要求が出されると、前記着
信呼をこの第２の内線電話機に繋ぐ交換制御手段とを具
備した構成を有する。
話機の着信呼を別の内線電話機から取ることができるピ
ックアップ機能を備えた構内交換機において、内線電話
機に着信があるとその着信呼が到来してからの現在時刻
までの待ち時間を計時する計時手段と、着信中の第１の
内線電話機に他の第２の内線電話機から着信要求が来る
と、この第１の内線電話機に話中通知と共に着信呼があ
ることと前記計時手段で計時したこの着信呼の待ち時間
を前記第２の内線電話機に報知する報知手段と、話中通
知を受けている内線電話機から前記第１の内線電話機に
対する着信呼のピックアップ要求が出されると、前記着
信呼をこの第２の内線電話機に繋ぐ交換制御手段とを具
備した構成を有する。
【０００７】
【作用】本発明の構内交換機において、計時手段は内線
電話機に着信があるとその着信呼が到来してからの現在
時刻までの待ち時間を計時する。報知手段は着信中の第
１の内線電話機に他の第２の内線電話機から着信要求が
来ると、この第１の内線電話機に話中通知と共に着信呼
があることと前記計時手段で計時したこの着信呼の待ち
時間を前記第２の内線電話機に報知する。交換制御手段
は話中通知を受けている第２の内線電話機から前記第１
の内線電話機に対する着信呼のピックアップ要求が出さ
れると、前記着信呼をこの第２の内線電話機に繋ぐ。こ
れにより、着信呼に不応答中の内線電話機に電話をかけ
た発信者は前記着信呼の存在とその待ち時間を知ること
ができ、その後、話中通知を受けている内線電話機から
前記着信呼をピックアップすることができる。
電話機に着信があるとその着信呼が到来してからの現在
時刻までの待ち時間を計時する。報知手段は着信中の第
１の内線電話機に他の第２の内線電話機から着信要求が
来ると、この第１の内線電話機に話中通知と共に着信呼
があることと前記計時手段で計時したこの着信呼の待ち
時間を前記第２の内線電話機に報知する。交換制御手段
は話中通知を受けている第２の内線電話機から前記第１
の内線電話機に対する着信呼のピックアップ要求が出さ
れると、前記着信呼をこの第２の内線電話機に繋ぐ。こ
れにより、着信呼に不応答中の内線電話機に電話をかけ
た発信者は前記着信呼の存在とその待ち時間を知ること
ができ、その後、話中通知を受けている内線電話機から
前記着信呼をピックアップすることができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図１は本発明の構内交換機の一実施例を示した
ブロック図である。１は構内交換機、２は公衆回線網、
３−１〜３−ｎは前記構内交換機１に収容されている内
線電話機である。又、前記構内交換機１は、交換制御部
１１、回線制御部１２−１〜１２−ｍ、内線制御部１３
−１〜１３−ｎ、各種の音声信号を発声する音源１４、
構内交換機の交換制御や各種サービス制御を行う中央制
御部１５、各種の音声メッッセージを発声する音声合成
装置１６を有しており、これら各機能ブロックは制御線
１７により接続されている。
明する。図１は本発明の構内交換機の一実施例を示した
ブロック図である。１は構内交換機、２は公衆回線網、
３−１〜３−ｎは前記構内交換機１に収容されている内
線電話機である。又、前記構内交換機１は、交換制御部
１１、回線制御部１２−１〜１２−ｍ、内線制御部１３
−１〜１３−ｎ、各種の音声信号を発声する音源１４、
構内交換機の交換制御や各種サービス制御を行う中央制
御部１５、各種の音声メッッセージを発声する音声合成
装置１６を有しており、これら各機能ブロックは制御線
１７により接続されている。
【０００９】図２は図１に示した内線制御部１３の詳細
例を示したブロック図である。内線制御部１３は接続さ
れている内線電話機と交換制御部との間の通話制御等を
行う制御部２１、発着信制御を行う呼制御部２２及び障
害が発生した場合の処理を行う障害制御部２３とを有し
ている。呼制御部２２は従来からの処理機能に加えて、
待ち時間検出部２２１、相手状態報知部２２２が設けら
れている。
例を示したブロック図である。内線制御部１３は接続さ
れている内線電話機と交換制御部との間の通話制御等を
行う制御部２１、発着信制御を行う呼制御部２２及び障
害が発生した場合の処理を行う障害制御部２３とを有し
ている。呼制御部２２は従来からの処理機能に加えて、
待ち時間検出部２２１、相手状態報知部２２２が設けら
れている。
【００１０】次に本実施例の動作について説明する。図
１の公衆回線網２から図３のタイムチャートに示すよう
に着信信号３ａが回線制御部１に到来すると、回線制御
部１は着信先の内線制御部１に着信要求３ｂを送出し
て、着信呼があることを知らせる。この場合、内線制御
部１は「空き」状態なので、着信受付３ｃを回線制御部
１に送り返して、着信を受領したことを伝え、「着信
中」状態へと移行して、内線電話機３−１に呼び出し信
号を送出する。
１の公衆回線網２から図３のタイムチャートに示すよう
に着信信号３ａが回線制御部１に到来すると、回線制御
部１は着信先の内線制御部１に着信要求３ｂを送出し
て、着信呼があることを知らせる。この場合、内線制御
部１は「空き」状態なので、着信受付３ｃを回線制御部
１に送り返して、着信を受領したことを伝え、「着信
中」状態へと移行して、内線電話機３−１に呼び出し信
号を送出する。
【００１１】この時、内線制御部１の図２に示した呼制
御部２２の待ち時間検出部２２１は図４に示したフロー
チャートに従った動作を行う。即ち、ステップ４０１に
て当該内線制御部が空き状態（到来した呼が１つ目の場
合）であるか、着信状態であるかを判定し、空き状態の
場合はステップ４０６へ進み、着信中の場合はステップ
４０２に進む。ステップ４０６にて待ち時間検出部２２
１は着信呼の到来時刻として現在の時刻を記録する。こ
の例では内線制御部１３−１が空き状態であるため、ス
テップ４０６に進む。
御部２２の待ち時間検出部２２１は図４に示したフロー
チャートに従った動作を行う。即ち、ステップ４０１に
て当該内線制御部が空き状態（到来した呼が１つ目の場
合）であるか、着信状態であるかを判定し、空き状態の
場合はステップ４０６へ進み、着信中の場合はステップ
４０２に進む。ステップ４０６にて待ち時間検出部２２
１は着信呼の到来時刻として現在の時刻を記録する。こ
の例では内線制御部１３−１が空き状態であるため、ス
テップ４０６に進む。
【００１２】その後、内線電話機３−２から上記した内
線電話機３−１に電話をかけると、内線制御部１３−２
は図３に示すような着信要求３ｄを内線制御部１３−１
に送出する。これにより、内線制御部１３−１は再び待
ち時間検出部２２１を起動する。この場合は図４のステ
ップ４０１にて着信中と判断されるため、ステップ４０
２に進み、ここで待ち時間検出部２２１は先の着信呼の
到来時刻を参照し、ステップ４０３にて、前記到来時刻
と現在時刻とを比較して、先の着信呼の到来から現在ま
での待ち時間を算出する。次にステップ４０４にて、待
ち時間検出部２２１は前記算出された待ち時間情報を内
線制御部１３−２に返送される着信拒否信号中にセット
した後、ステップ４０５にて一定時間（数秒）経過後、
前記ステップ４０１〜ステップ４０５の処理が再び起動
されるようにセットする。尚、ステップ４０４の処理の
後、内線制御部１３−１は前記待ち時間情報を含んだ着
信拒否信号（図３の着信拒否３ｅに相当）を内線制御部
１３−２に出力する。又、上記ステップ４０５の処理
は、その時点での着信呼の待ち時間が短く、内線電話機
３−２の発信者が前記待ち時間検出部２２１から知らさ
れた待ち時間を見て、内線電話機３−１の着信者がまた
着信呼に応答する可能性があると判断して、内線電話機
３−１の着信呼をピックアップしなかった場合に、再び
内線電話機３−２の発信者に着信呼の待ち時間を報知す
るための処理である。
線電話機３−１に電話をかけると、内線制御部１３−２
は図３に示すような着信要求３ｄを内線制御部１３−１
に送出する。これにより、内線制御部１３−１は再び待
ち時間検出部２２１を起動する。この場合は図４のステ
ップ４０１にて着信中と判断されるため、ステップ４０
２に進み、ここで待ち時間検出部２２１は先の着信呼の
到来時刻を参照し、ステップ４０３にて、前記到来時刻
と現在時刻とを比較して、先の着信呼の到来から現在ま
での待ち時間を算出する。次にステップ４０４にて、待
ち時間検出部２２１は前記算出された待ち時間情報を内
線制御部１３−２に返送される着信拒否信号中にセット
した後、ステップ４０５にて一定時間（数秒）経過後、
前記ステップ４０１〜ステップ４０５の処理が再び起動
されるようにセットする。尚、ステップ４０４の処理の
後、内線制御部１３−１は前記待ち時間情報を含んだ着
信拒否信号（図３の着信拒否３ｅに相当）を内線制御部
１３−２に出力する。又、上記ステップ４０５の処理
は、その時点での着信呼の待ち時間が短く、内線電話機
３−２の発信者が前記待ち時間検出部２２１から知らさ
れた待ち時間を見て、内線電話機３−１の着信者がまた
着信呼に応答する可能性があると判断して、内線電話機
３−１の着信呼をピックアップしなかった場合に、再び
内線電話機３−２の発信者に着信呼の待ち時間を報知す
るための処理である。
【００１３】上記したステップ４０４の処理の後、内線
制御部１３−１は上記したように図３に示す着信拒否３
ｅを内線制御部１３−２に返送するが、この着信拒否３
ｅを受けた内線制御部１３−２が図２の相手状態放置部
３２２を起動して、図５に示したフローチャートに従っ
た着信呼の待ち時間報知処理を行う。即ち、相手状態報
知部２２２はステップ５０１にて相手の電話機の状態
（この例では内線電話機３−１）が着信中であるか否か
を判定し、着信中でない場合はリターンし、着信中であ
る場合はステップ５０２に進んで、接続している内線電
話機（この例では内線電話機３−２）が表示器を備えた
タイプであるか否かを判断する。
制御部１３−１は上記したように図３に示す着信拒否３
ｅを内線制御部１３−２に返送するが、この着信拒否３
ｅを受けた内線制御部１３−２が図２の相手状態放置部
３２２を起動して、図５に示したフローチャートに従っ
た着信呼の待ち時間報知処理を行う。即ち、相手状態報
知部２２２はステップ５０１にて相手の電話機の状態
（この例では内線電話機３−１）が着信中であるか否か
を判定し、着信中でない場合はリターンし、着信中であ
る場合はステップ５０２に進んで、接続している内線電
話機（この例では内線電話機３−２）が表示器を備えた
タイプであるか否かを判断する。
【００１４】その結果、接続している内線電話機が表示
器を備えているタイプであった場合はステップ５０５へ
進み、表示器を備えていないタイプの場合はステップ５
０３へ進む。ステップ５０５にて、相手状態報知部２２
２は内線電話機３−２に、相手の内線電話機３−１に着
信呼が有ることを示す表示情報とその着信呼の待ち時間
を示す表示情報を制御部２１を介して内線電話機３−２
に出力する。これにより、内線電話機３−２の表示器上
に着信呼有りとその待ち時間が表示される。一方、表示
器を備えていない標準電話機の場合、相手状態報知部２
２２はステップ５０３に進んで、図１の音声合成装置を
起動して、着信有りとその着信呼の待ち時間情報を音声
情報に変換した後、これを交換制御部１１を介して内線
電話機３−２の通話系に送出する。これにより、内線電
話機３−２の発信者は音声情報により相手の内線電話機
３−１に着信呼があることと、その着信呼の待ち時間を
知る。
器を備えているタイプであった場合はステップ５０５へ
進み、表示器を備えていないタイプの場合はステップ５
０３へ進む。ステップ５０５にて、相手状態報知部２２
２は内線電話機３−２に、相手の内線電話機３−１に着
信呼が有ることを示す表示情報とその着信呼の待ち時間
を示す表示情報を制御部２１を介して内線電話機３−２
に出力する。これにより、内線電話機３−２の表示器上
に着信呼有りとその待ち時間が表示される。一方、表示
器を備えていない標準電話機の場合、相手状態報知部２
２２はステップ５０３に進んで、図１の音声合成装置を
起動して、着信有りとその着信呼の待ち時間情報を音声
情報に変換した後、これを交換制御部１１を介して内線
電話機３−２の通話系に送出する。これにより、内線電
話機３−２の発信者は音声情報により相手の内線電話機
３−１に着信呼があることと、その着信呼の待ち時間を
知る。
【００１５】上記の内線制御部１３−２の相手状態報知
部２２２の動作により、内線電話機３−２の発信者は相
手の内線電話機３−１が話中であることと、この内線電
話機３−１に着信呼があってそれが応答されていない状
態であることを知ることができる。その後も、内線電話
機３−２の発信者がそのままの状態でいた場合、数秒後
に再び内線制御部１３−１から図３の着信中通知３ｆが
内線制御部１３−２に送出され、これにより、上記と同
じ動作が起動されて、内線電話機３−２の発信者に内線
電話機３−１に着信呼があり、且つその時点での前記着
信呼の待ち時間が知らされる。
部２２２の動作により、内線電話機３−２の発信者は相
手の内線電話機３−１が話中であることと、この内線電
話機３−１に着信呼があってそれが応答されていない状
態であることを知ることができる。その後も、内線電話
機３−２の発信者がそのままの状態でいた場合、数秒後
に再び内線制御部１３−１から図３の着信中通知３ｆが
内線制御部１３−２に送出され、これにより、上記と同
じ動作が起動されて、内線電話機３−２の発信者に内線
電話機３−１に着信呼があり、且つその時点での前記着
信呼の待ち時間が知らされる。
【００１６】内線電話機３−２で発信者が内線電話機３
−１に対する着信呼の待ち時間から、この着信呼をピッ
クアップすることに決めた場合、前記発信者は内線電話
機３−２から所定のピックアップ操作を行う。例えば、
このピックアップ操作は所定の機能キーや特番等を入力
した後、内線電話機３−１の内線電話番号を入力するこ
とから成る。これにより、内線制御部１３−２は内線制
御部１３−１に図３に示したピックアップ要求３ｇを送
出する。このピックアップ要求３ｇを受けた内線制御部
１３−１はピックアップ受付３ｈを内線制御部１３−２
に返送すると共に、中央制御部１５に現在内線制御部１
３−１に着信している呼を内線制御部１３−２に転送す
る指示を出す。これにより、中央制御部１５は交換制御
部１１を制御して、回線制御部１２−１に着信している
呼を内線制御部１３−２に繋ぐ。これにより、内線制御
部１３−２は図３に示したピックアップ応答指示３ｉを
回線制御部１２−１に出す。その後、内線電話機３−２
の発信者は内線制御部１３−２、交換制御部１１及び回
線制御部１２−１を介して前記ピックアップした相手方
と通話に入る。
−１に対する着信呼の待ち時間から、この着信呼をピッ
クアップすることに決めた場合、前記発信者は内線電話
機３−２から所定のピックアップ操作を行う。例えば、
このピックアップ操作は所定の機能キーや特番等を入力
した後、内線電話機３−１の内線電話番号を入力するこ
とから成る。これにより、内線制御部１３−２は内線制
御部１３−１に図３に示したピックアップ要求３ｇを送
出する。このピックアップ要求３ｇを受けた内線制御部
１３−１はピックアップ受付３ｈを内線制御部１３−２
に返送すると共に、中央制御部１５に現在内線制御部１
３−１に着信している呼を内線制御部１３−２に転送す
る指示を出す。これにより、中央制御部１５は交換制御
部１１を制御して、回線制御部１２−１に着信している
呼を内線制御部１３−２に繋ぐ。これにより、内線制御
部１３−２は図３に示したピックアップ応答指示３ｉを
回線制御部１２−１に出す。その後、内線電話機３−２
の発信者は内線制御部１３−２、交換制御部１１及び回
線制御部１２−１を介して前記ピックアップした相手方
と通話に入る。
【００１７】本実施例によれば、内線電話機から構内交
換機１を通して別の内線電話機に電話をかけた際に、前
記別の内線電話機が着信中であった場合、この別の内線
電話機の内線制御部は着信呼があることと、その着信呼
が到来してから現在までの待ち時間を前記電話をかけた
内線電話機に知らせるため、前記電話をかけた発信者は
相手の内線電話機に着信呼があり、且つその待ち時間を
知ることができ、前記待ち時間に応じて前記着信呼のピ
ックアップ操作を行うことができる。しかも、本例では
話中通知状態の内線電話機からの発信者のピックアップ
操作に対しても、ピックアップ処理を行い、前記着信中
の呼を前記別の内線電話機に着信させることができ、構
内交換機１のピックアップサービスの質を向上させるこ
とができる。
換機１を通して別の内線電話機に電話をかけた際に、前
記別の内線電話機が着信中であった場合、この別の内線
電話機の内線制御部は着信呼があることと、その着信呼
が到来してから現在までの待ち時間を前記電話をかけた
内線電話機に知らせるため、前記電話をかけた発信者は
相手の内線電話機に着信呼があり、且つその待ち時間を
知ることができ、前記待ち時間に応じて前記着信呼のピ
ックアップ操作を行うことができる。しかも、本例では
話中通知状態の内線電話機からの発信者のピックアップ
操作に対しても、ピックアップ処理を行い、前記着信中
の呼を前記別の内線電話機に着信させることができ、構
内交換機１のピックアップサービスの質を向上させるこ
とができる。
【００１８】
【発明の効果】以上記述した如く本発明の構内交換機に
よれば、着信呼に不応答の内線電話機に電話をかけた発
信者に前記内線電話機が着信中のため話中であることと
前記着信呼の待ち時間を報知することができ、且つ前記
発信者は話中通知状態の内線電話機から前記着信呼のピ
ックアップを行うことができる。
よれば、着信呼に不応答の内線電話機に電話をかけた発
信者に前記内線電話機が着信中のため話中であることと
前記着信呼の待ち時間を報知することができ、且つ前記
発信者は話中通知状態の内線電話機から前記着信呼のピ
ックアップを行うことができる。
【図１】本発明の構内交換機の一実施例を示したブロッ
ク図。
ク図。
【図２】図１に示した内線制御部の詳細例を示したブロ
ック図。
ック図。
【図３】図１に示した構内交換機において呼が着信して
からピックアップされるまでの動作を示したタイムチャ
ート。
からピックアップされるまでの動作を示したタイムチャ
ート。
【図４】図２に示した待ち時間検出部の動作を示したフ
ローチャート。
ローチャート。
【図５】図２に示した相手状態報知部の動作を示したフ
ローチャート。
ローチャート。
１…構内交換機 ２…公衆回線網 ３−１〜３−ｎ…内線電話機 １１…交換制御部 １２−１〜１２−ｍ…回線制御部 １３−１〜１３−ｎ…内線制御部 １４…音源 １５…中央制御部 １６…音声合成装
置 １７…制御線 ２１…制御部 ２２…呼制御部 ２３…障害制御部 ２２１…待ち時間検出部 ２２２…相手状態
報知部
置 １７…制御線 ２１…制御部 ２２…呼制御部 ２３…障害制御部 ２２１…待ち時間検出部 ２２２…相手状態
報知部
Claims (1)
- 【請求項１】 着信中の内線電話機の着信呼を別の内線
電話機から取ることができるピックアップ機能を備えた
構内交換機において、内線電話機に着信があるとその着
信呼が到来してから現在時刻までの待ち時間を計時する
計時手段と、着信中の第１の内線電話機に他の第２の内
線電話機から着信要求が来ると、この第１の内線電話機
に話中通知と共に着信呼があることと前記計時手段で計
時したこの着信呼の待ち時間を前記第２の内線電話機に
報知する報知手段と、話中通知を受けている第２の内線
電話機から前記第１の内線電話機に対する着信呼のピッ
クアップ要求が出されると、前記着信呼をこの第２の内
線電話機に繋ぐ交換制御手段とを具備したことを特徴と
する構内交換機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5005693A JPH06217008A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 構内交換機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5005693A JPH06217008A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 構内交換機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06217008A true JPH06217008A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=11618186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5005693A Withdrawn JPH06217008A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 構内交換機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06217008A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100474686B1 (ko) * | 1995-03-31 | 2005-06-13 | 삼성전자주식회사 | 통화중긴급전화통보방법 |
| KR100547742B1 (ko) * | 1998-06-10 | 2006-04-12 | 삼성전자주식회사 | 사설교환시스템에서 통화중 착신호 처리방법 |
-
1993
- 1993-01-18 JP JP5005693A patent/JPH06217008A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100474686B1 (ko) * | 1995-03-31 | 2005-06-13 | 삼성전자주식회사 | 통화중긴급전화통보방법 |
| KR100547742B1 (ko) * | 1998-06-10 | 2006-04-12 | 삼성전자주식회사 | 사설교환시스템에서 통화중 착신호 처리방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000404 |