JPH06237297A - 保留機能を有する通信システム - Google Patents

保留機能を有する通信システム

Info

Publication number
JPH06237297A
JPH06237297A JP2402093A JP2402093A JPH06237297A JP H06237297 A JPH06237297 A JP H06237297A JP 2402093 A JP2402093 A JP 2402093A JP 2402093 A JP2402093 A JP 2402093A JP H06237297 A JPH06237297 A JP H06237297A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hold
call
terminal
timeout
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2402093A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Ueda
栄一 植田
Yasushi Yamaguchi
靖 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2402093A priority Critical patent/JPH06237297A/ja
Publication of JPH06237297A publication Critical patent/JPH06237297A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】被保留者に対するサービス性の高い保留機能を
実現できる通信システムを提供する。 【構成】保留者側端末の保留操作により保留者側端末と
被保留者側端末との間の呼を保留する保留機能を有する
電話機または交換機において、呼の保留中に被保留者側
端末から発せられる所定の信号を検出する信号検出回路
17と、この信号検出回路17により検出された信号に
従って被保留者側端末から呼び返し要求がある旨を保留
者側端末に報知するための報知回路18とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保留機能を有する電話
機や交換機などの通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電話機や交換機(特に構内交換
機)においては、様々なサービス機能が付加されてい
る。その基本機能の一つとして保留機能がある。保留機
能は、二者通話などを行っている状態で、一方の電話機
の利用者が保留操作を行った際、通話相手である被保留
者に対してトーンや音楽、メッセージなどを流すなどの
サービスを行う機能である。この保留機能は、転送、会
議など他の様々な機能を実施する過程にも組み込まれて
いる。
【0003】このような保留機能を働かせた場合、保留
状態を設定した側の利用者である保留者または第三者が
呼に応答するまで、被保留者は待機を続けることにな
る。すなわち、従来の保留機能では被保留者が呼び返し
をしたくとも保留者を呼ぶ術がなく、保留者または第三
者が呼に応答するか、あるいは保留者が保留した呼に応
答せずタイマーなどにより保留者に呼び返しが行われる
までは、被保留者から保留者に情報を伝達することがで
きない。
【0004】従って、保留中に用件の変更があったり、
急ぎの用件を伝達したい場合でも、被保留者は保留した
呼に保留者や第三者が応答するまで単に待つという無駄
な時間を過ごさなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の電話機や交換機に備えられている保留機能は、保留者
側からのみコントロールができる一方的な機能であり、
保留中に被保留者側から保留者側に情報を伝達する手段
がないため、長時間にわたって保留した場合、被保留者
に迷惑がかかるという問題があった。
【0006】本発明は、このような従来技術による保留
機能の問題点を解決し、被保留者に対するサービス性の
高い保留機能を実現できる通信システムを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は保留者側端末の保留操作により該保留者側
端末と被保留者側端末との間の呼を保留する保留機能を
有する通信システムにおいて、呼の保留中に被保留者側
端末から発せられる所定の信号を検出する信号検出手段
と、この信号検出手段により検出された信号に従って被
保留者側端末から呼び返し要求がある旨を保留者側端末
に報知する報知手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】より具体的には、信号検出手段は例えば呼
の保留中に被保留者側端末から発せられる音声信号また
は特定のPB信号を検出するものであり、また報知手段
は信号検出手段がこれらの信号を検出した時、表示やト
ーンによって被保留者側端末から呼び返し要求がある旨
を保留者側端末に報知する。
【0009】また、本発明は保留者側端末の保留操作に
より該保留者側端末と被保留者側端末との間の呼を保留
する保留機能を有する通信システムにおいて、呼が保留
状態となった時、保留者側端末に保留タイムアウトが設
定されているか否かを判定する保留タイムアウト設定有
無判定手段と、この保留タイムアウト設定有無判定手段
により保留タイムアウトが設定されていると判定された
時、保留タイマーをセットして該保留タイマーのタイム
アウトを監視する保留タイムアウト監視手段と、この保
留タイムアウト監視手段により保留タイマーのタイムア
ウトが確認された時、保留者側端末を呼び返す処理と前
記呼を他の端末に転送する処理のいずれの処理を行う保
留タイムアウト対応処理手段とを備えたことを特徴とす
る。ここで、記保留タイムアウト対応処理手段は、より
好ましくは以下の要素(a)〜(e) により構成される。
【0010】(a) 保留タイムアウト監視手段により保留
タイマーのタイムアウトが確認された時、保留者側端末
を呼び返す処理と呼を他の端末に転送する処理のいずれ
の処理を行うかを判定する保留タイムアウト対応処理判
定手段、(b) この保留タイムアウト対応処理判定手段に
より保留者側端末を呼び返す処理を行うと判定された
時、該呼び返す処理を行う呼び返し処理手段、
【0011】(c) この呼び返し処理手段が保留者側端末
を呼び返す処理を行う時、呼び返し呼び返しタイムアウ
トが設定されているか否かを判定する呼び返しタイムア
ウト設定有無判定手段、
【0012】(d) この呼び返しタイムアウト設定有無判
定手段により呼び返しタイムアウトが設定されていると
判定された時、呼び返しタイマーをセットして該呼び返
しタイマーのタイムアウトを監視する呼び返しタイムア
ウト監視手段、
【0013】(e) 保留タイムアウト対応処理手段が呼を
他の端末に転送する処理を行うと判定した時および呼び
返しタイムアウト監視手段により呼び返しタイマーのタ
イムアウトが確認された時、該転送する処理を行う転送
処理手段。
【0014】
【作用】本発明においては、呼びの保留中に被保留者か
らの音声信号やキー操作などによる特定のPB信号など
が電話機や交換機において検出されると、被保留者側端
末から呼び返し要求があった旨の報知指令が出される。
そして、この報知指令に従って電話機上の表示器での表
示やスピーカからのトーンにより、被保留者側端末から
の呼び返し要求があったことが保留者により認識でき
る。
【0015】また、本発明においては、内線電話機の利
用者などが二者通話の状態から通話相手に対して保留を
した際、保留タイムアウトを設定していれば、保留タイ
マーがタイムアウトしたときに、保留を行った内線電話
機などの保留者側端末が呼び返されるか、または他の端
末へ呼びが転送されることにより、保留タイマーがタイ
ムアウトしたこと、つまり保留時間が長くなったことが
保留者側または他の端末の利用者により認識される。
【0016】このように、保留時に被保留者側から呼び
返し要求があったことや保留時間が長くなったことが保
留者側端末や他の端末で認識され、それにより保留者側
が被保留者側との呼に復帰したり、呼を他の端末に転送
するなどの対策をとることができるため、被保留者に長
時間待たせるような迷惑をかけることがなくなる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 (第1の実施例)
【0018】図1は、第1の実施例による保留機能付き
電話機の構成を示す図である。図1に示す電話機10は
ハンドセット11、スピーカ12、保留スイッチ13、
表示部14、保留音源15、通話路制御装置16、信号
検出回路17および報知回路18を備えており、加入者
回線19と接続される。保留スイッチ13によって保留
状態が設定されると、保留音源15から保留音が発生さ
れる。
【0019】信号検出回路17は、保留スイッチ13に
よって保留状態が設定された状態において、相手側の電
話機つまり被保留者側端末から発せられる所定の信号、
例えば特定のPB信号や音声信号などのを検出する回路
である。
【0020】報知回路18は、信号検出回路17からの
出力信号によって起動され、表示部14に所定の表示を
行わせたり、通話路制御装置16を介してスピーカ12
から所定のトーンを発生させることにより、被保留者か
らの呼び返し要求がある旨を保留者側端末である電話機
10の利用者に報知するものである。
【0021】次に、本実施例における保留機能に関する
動作を図2に示すフローチャートを参照して説明する。
電話機10の利用者が通話中に保留スイッチ13をオン
にして保留状態を設定すると(S1)、通話路制御装置
16は保留音源15を加入者回線19に接続する。これ
により、通話中の相手つまり被保留者が保留音を聴取す
る。
【0022】また、保留スイッチ13をオンにすると、
信号検出回路17の動作が開始される(S2)。この
後、保留状態が解除される前に被保留者が電話機上で特
定の押しボタン操作を行うか、あるいは電話機のハンド
セットに向かって発生すると、それにより発生されるP
B信号または音声信号が加入者回線19から入力され、
信号検出回路17に導かれる。
【0023】そして、信号検出回路17で特定のPB信
号または音声信号が検出されたか否かが判定され(S
3)、検出がなされると報知回路18が起動される。こ
れにより、表示部14で所定の表示が行われるか、また
は通話路制御装置16を介してスピーカ12から所定の
トーンが発生され、被保留者からの呼び返し要求がある
旨が保留者側端末である電話機10の利用者に報知され
る(S4)。この報知動作を「呼び返し報知」と呼ぶ。
信号検出回路17での信号検出は、保留状態にある間、
検出がなされるまで続行される(S5)。S4またはS
5の後、保留スイッチ13がオフ、つまり保留状態が解
除されたか否かが判定され(S6)、オフでなければS
3に戻り、オフであれば信号検出回路17での信号検出
動作が停止されると共に報知回路18の動作も停止され
ることにより、呼び返し報知が停止される(S7)。 (第2の実施例)
【0024】第1の実施例では、保留時の呼び返し報知
機能を電話機に持たせたが、該機能を以下に示すように
交換機に持たせることも可能である。図3に、第2の実
施例による電子交換機システムの構成を示す。
【0025】図3に示す交換機20は、複数の内線21
と局線22を収容し、内線制御インタフェース23、ト
ランク制御インタフェース24、保留音源25、交換回
路26および各部を制御する中央制御装置27を有す
る。中央制御装置27は、保留時の呼び返し報知を制御
するための報知機能ブロック28を機能の一部として持
っている。
【0026】図4に、図3における内線制御インタフェ
ース23およびトランク制御インタフェース24として
用いられる制御インタフェース30の構成を示す。この
制御インタフェース30は、ハードウェア制御部31、
呼処理制御部32および信号制御部33に加えて、信号
検出回路34を有する。信号検出回路34はハードウェ
ア制御部31と接続され、図3における内線21や局線
22を経て入力される特定のPB信号または音声信号を
検出する。
【0027】次に、本実施例の動作を図5に示す信号シ
ーケンスを用いて説明する。この信号シーケンスは、内
線Aと局線Bとが通話中の状態で、内線Aが局線Bに対
して保留を行った場合の動作を示している。
【0028】まず、保留者側端末である内線Aの電話機
において保留キーを押下して保留スイッチをオンにする
と、中央制御装置27に「保留要求」が送られる。この
保留要求を受けた中央制御装置27は、交換回路26に
対してトランクの回線と保留音源25とを接続する指示
をなすとともに、トランク制御インタフェース24に対
して局線Bが被保留者である旨を示す「被保留者通知」
を送る。この被保留者通知を受けたトランク制御インタ
フェース24は、信号検出回路34の動作を開始させ
る。
【0029】この後、信号検出回路34で被保留者側端
末である内線Bからの特定のPB信号または音声信号が
検出されると、トランク制御インタフェース24は、
「呼返し要求」を中央制御装置27に送出する。この呼
返し要求を受けた中央制御装置27は、呼返し指示を内
線制御インタフェース23に送る。これにより、内線イ
ンタフェース23は局線Bから呼返し要求があった旨を
示す「呼返し報知」を内線Aに対して行う。
【0030】次に、内線Aの電話機において保留スイッ
チをオフにして「保留解除」を行うと、内線制御インタ
フェース23は中央制御装置27に保留解除通知を送
る。この保留解除通知を受けた中央制御装置27は、ト
ランク制御インタフェース24に対して通話再開通知を
送る。この通話再開通知を受けたトランク制御インタフ
ェース24は、信号検出回路34の動作を停止させ、保
留解除に伴って呼び返し報知を停止する。
【0031】なお、保留時の呼返し報知動作を行う場
合、保留者側端末が単なる保留中でなく、転送など他の
機能を起動中であることも考えられるので、保留者側端
末の状態や該端末の機能に応じて報知動作の態様を考慮
することが望ましい。報知動作の具体的な例としては、
通常の鳴動のほか、音量を下げた鳴動、表示部での表示
のみでの報知、LEDなどの発光素子の点滅、通話路へ
のトーン送出など種々考えられ、これらを適宜選んで採
用すればよい。 (第3の実施例)
【0032】図6は、第3の実施例による構内交換機の
構成を示すブロック図である。図6において、複数の内
線電話機1−1〜1−nはライン回路(LC)2−1〜
2−nをそれぞれ介して通話路ネットワーク(SW)5
に接続され、通話路ネットワーク5は局線トランク(T
RK)4−1〜4−mをそれぞれ介して局線3−1〜3
−mに接続されている。
【0033】また、ライン回路2−1〜2−n、局線ト
ランク4−1〜4−mおよび通話路ネットワーク5は、
記憶装置(MEM)8に格納したデータを用いて制御動
作する中央処理装置(CC)7に制御データバスライン
6を介して接続され、中央処理装置7との間でデータを
送受して、通話路ネットワーク5を介して内線電話機1
−1〜1−nの相互間および内線電話機1−1〜1−n
と局線3−1〜3−mとの間の通話路を形成するごとく
構成されている。
【0034】内線電話機1−1〜1−nは、例えば図8
に示すように送受話器101とそのフック機構102、
ダイヤル機構103および各種のサービスキー群104
を備えている。サービスキー群104の中には、保留状
態を設定するための保留キー104aおよび内線DNキ
ー104b等が含まれている。
【0035】図7は、図6の中央処理装置7における本
発明の要旨に係る機能を表したブロック図である。図7
に示されるように中央処理装置7には、保留タイムアウ
ト設定有無判定部71、保留タイムアウト監視部72、
保留タイムアウト対応処理部73、保留タイムアウト対
応処理判定部74、呼び返し処理部75、呼び返しタイ
ムアウト設定有無判定部76、呼び返しタイムアウト監
視部77および転送処理部78が含まれている。これら
の各部は、次のような機能を有する。
【0036】[保留タイムアウト設定有無判定部7
1]:保留者側端末と被保留者側端末との間の呼が保留
状態となった時、保留タイムアウトが設定されているか
否かを判定する。
【0037】[保留タイムアウト監視部72]:保留タ
イムアウト設定有無判定部71とにより保留タイムアウ
トが設定されていると判定された時、保留タイマーをセ
ットして該保留タイマーのタイムアウトを監視する。
【0038】[保留タイムアウト対応処理部73:]保
留タイムアウト監視部72により保留タイマーのタイム
アウトが確認された時、そのタイムアウトに対応した処
理として、(1) 保留者側端末を呼び返す処理と、(2) 保
留者側端末と被保留者側端末との間の呼を他の端末に転
送する処理、のいずれかを行う。
【0039】[保留タイムアウト処理判定部74]:保
留タイムアウト対応処理部73が行うべき処理の種別の
判定、すなわち(1) の保留者側端末を呼び返す処理と、
(2)の保留者側端末と被保留者側端末との間の呼を他の
端末に転送する処理、のいずれの処理を行うかの判定を
行う。
【0040】[呼び返し処理部75]:保留タイムアウ
ト処理判定部74が(1) の保留者側端末を呼び返す処理
を判定した場合、その呼び返す処理(以下、呼び返し処
理という)を行う。
【0041】[呼び返しタイムアウト設定有無判定部7
6]:保留タイムアウト対応処理判定部74により(1)
の保留者側端末を呼び返す処理を行うと判定された時、
呼び返しタイムアウトが設定されているか否かを判定す
る。
【0042】[呼び返しタイムアウト監視部77]:呼
び返しタイムアウト設定有無判定部76により呼び返し
タイムアウトが設定されていると判定された時、呼び返
しタイマーをセットして該呼び返しタイマーのタイムア
ウトを監視する。
【0043】[転送処理部78]:呼び返しタイムアウ
ト監視部77により呼び返しタイマーのタイムアウトが
確認された時、(2) の保留者側端末と被保留者側端末と
の間の呼を他の端末に転送する処理を行う。次に、図9
〜図10に示すフローチャートを参照して、本実施例に
おける保留動作時の動作を説明する。
【0044】今、内線電話機1−1と1−2とが二者通
話の状態である時に、内線電話機1−1の保留キーが押
下されると(S11)、これによって発生される保留情
報がライン回路2−1および制御データバスライン6を
介して中央処理装置7に伝達される。この保留情報を受
けた中央処理装置7は、保留側端末である内線電話機1
−1と被保留者側端末である内線電話機1−2との間の
呼を保留状態、換言すれば内線電話機1−1と1−2と
の通話を保留状態とし(S12)、引き続き内線電話機
1−1に対して保留タイムアウトが設定されているかど
うかを判定する(S13)。
【0045】ここで、S13において保留タイムアウト
が設定されていないと判定された場合、中央処理装置7
は内線電話機1−1のDNキーが押下されたかどうかの
判定を行う(S14)。内線電話機1−1の利用者がD
Nキーを押下した場合、このDNキーの押下によって発
生する情報はライン回路2−1および制御データバスラ
イン6を介して中央処理装置7に伝達される。この情報
が伝達された中央処理装置7は、内線電話機1−1と1
−2とを再び通話状態とする(S17)。内線電話機1
−1のDNキーが押下されなかった場合には、内線電話
機1−1と1−2との呼は保留状態のままで、中央処理
装置7は内線電話機1−1のDNキーが押下されるま
で、DNキーが押下されたかどうかの判定を行う(S1
4)。
【0046】一方、S13において保留タイムアウトが
設定されていると判定された場合には、中央処理装置7
は内線電話機1−1に対して保留タイマーをセットし
(S15)、DNキーが押下されたかどうかの判定を行
う(S16)。ここで、内線電話機1−1の利用者がD
Nキーを押下した場合には、このDNキーの押下により
発生される情報はライン回路2−1および制御データバ
スライン6を介して中央処理装置7に伝達される。この
情報が伝達された中央処理装置7は、内線電話機1−1
と1−2とを再び通話状態とする(S17)。内線電話
機1−1のDNキーが押下されなかった場合、中央処理
装置7は保留タイマーがタイムアウトしたかどうかを判
定する(S18)。ここで、保留タイマーがタイムアウ
トしていない場合はS16の処理に移り、タイムアウト
した場合は中央処理装置7は内線電話機1−1に対して
呼び返しを行うかどうかの判定を行う(S19)。
【0047】ここで、S19において内線電話機1−1
に対して呼び返しを行わないと判定された場合、中央処
理装置7は指定転送端末はどれかを判断する(S2
7)。指定転送端末がATT(中継台)の場合、中央処
理装置7はATTがビジーかアイドルかの判定を行う
(S28)。ATTがアイドルの時はATTをリンギン
グし(S29)、またATTがビジーの時はATTにキ
ューイング(Queueing)する(S30)。S27におい
て指定転送端末が他の内線電話機である場合、中央処理
装置7はその指定内線電話機がビジーかアイドルかの判
定を行う(S31)。指定内線電話機がアイドルの時は
その内線電話機リンギングし(S32)、また指定内線
電話機がビジーの時はキャンプオンする(S30)。
【0048】一方、S19において内線電話機1−1に
対して呼び返しを行うと判定した場合には、中央処理装
置7は内線電話機1−1をリンギングし(S20)、呼
び返しタイムアウトが設定されているかどうかを判定す
る(S21)。
【0049】ここで、S21において呼び返しタイムア
ウトが設定されていないと判定された場合、中央処理装
置7は内線電話機1−1のDNキーが押下されたかどう
かの判定を行う(S22)。内線電話機1−1の利用者
がDNキーを押下した場合、このDNキーの押下によっ
て発生する情報はライン回路2−1および制御データバ
スライン6を介して中央処理装置7に伝達される。この
情報が伝達された中央処理装置7は、内線電話機1−1
と1−2とを再び通話状態とする(S25)。内線電話
機1−1のDNキーが押下されなかった場合には、内線
電話機1−1と1−2との呼は保留状態のままで、中央
処理装置7は内線電話機1−1のDNキーが押下される
まで、DNキーが押下されたかどうかの判定を行う(S
22)。
【0050】一方、S21において呼び返しタイムアウ
トが設定されていると判定された場合には、中央処理装
置7は内線電話機1−1に対して呼び返しイマーをセッ
トし(S23)、DNキーが押下されたかどうかの判定
を行う(S24)。ここで、内線電話機1−1の利用者
がDNキーを押下した場合には、このDNキーの押下に
より発生される情報はライン回路2−1および制御デー
タバスライン6を介して中央処理装置7に伝達される。
この情報が伝達された中央処理装置7は、内線電話機1
−1と1−2とを再び通話状態とする(S25)。内線
電話機1−1のDNキーが押下されなかった場合、中央
処理装置7は呼び返しタイマーがタイムアウトしたかど
うかを判定する(S26)。ここで、呼び返しタイマー
がタイムアウトしていない場合はS24の処理に移り、
タイムアウトした場合は中央処理装置7は以後、S27
以降の処理を行う。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば保
留中に被保留者側端末からの音声信号やキー操作などに
よる特定のPB信号などが電話機や交換機において検出
されると、被保留者側端末から呼び返し要求があった旨
の報知指令を出し、この報知指令に従って電話機上の表
示器での表示やスピーカからのトーンなどにより、被保
留者側端末からの呼び返し要求があったことを保留者に
より認識させることができる。
【0052】また、本発明によれば内線電話機の利用者
などが二者通話の状態から通話相手に対して保留をした
際、保留タイマーがタイムアウトしたときに、保留を行
った内線電話機などの保留者側端末を呼び返すか、他の
端末へ呼を転送することによって、保留時間が長くなっ
たことを保留者側または他の端末の利用者により認識さ
せることができる。
【0053】すなわち、本発明によると保留時に保留者
側端末や他の端末で被保留者側から呼び返し要求があっ
たことや、保留時間が長くなったことを認識することが
可能となり、それによって保留者側端末や他の端末で被
保留者側との呼に復帰したりするなどの対策をとること
ができる。従って、被保留者に長時間待たせるといった
迷惑をかけることがなくなり、保留者側からの一方的な
コントロールしかできなかった従来の保留機能に比較し
て、被保留者側に対するサービス性も高い保留機能を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る保留機能付き電話
機の構成を示す図
【図2】第1の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャート
【図3】本発明の第2の実施例に係る電子交換機の構成
を示す図
【図4】図1における制御インタフェースの構成を示す
機能ブロック図
【図5】第2の実施例の動作を説明するための信号シー
ケンスを示す図
【図6】本発明の第3の実施例に構内交換機の構成を示
す図
【図7】図6における中央処理装置の要部の構成を示す
機能ブロック図
【図8】第3の実施例で用いる内線電話機の構成を示す
【図9】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
【図10】同実施例の動作を説明するためのフローチャ
ート
【図11】同実施例の動作を説明するためのフローチャ
ート
【符号の説明】
10…電話機 11…ハンドセッ
ト 12…スピーカ 13…保留スイッ
チ 14…表示部 15…保留音源 16…通話路制御装置 17…信号検出回
路 18…報知回路 19…加入者回線 20…交換機 21…内線 22…局線 23…内線制御イ
ンタフェース 24…トランク制御インタフェース 25…保留音源 26…交換回路 27…中央制御装
置 30…制御インタフェース 31…ハードウェ
ア制御部 32…呼処理制御部 33…信号制御部 34…信号検出回路 1−1〜1−n…内線電話機 2−1〜2−n…
ライン回路 3−1〜3−m…局線 4−1〜4−m…
局線トランク 5…通話路ネットワーク 6…制御データバ
スライン 7…中央処理装置 8…記憶装置 71…保留タイムアウト設定有無判定部 72…保留タイムアウト監視部 73…保留タイムアウト対応処理部 74…保留タイムアウト対応処理判定部 75…呼び返し処理部 76…呼び返しタイムアウト設定有無判定部 77…呼び返しタイムアウト監視部 78…転送処理部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】保留者側端末の保留操作により該保留者側
    端末と被保留者側端末との間の呼を保留する保留機能を
    有する通信システムにおいて、 前記呼の保留中に前記被保留者側端末から発せられる所
    定の信号を検出する信号検出手段と、 この信号検出手段により検出された信号に従って前記被
    保留者側端末から呼び返し要求がある旨を前記保留者側
    端末に報知する報知手段とを備えたことを特徴とする保
    留機能を有する通信システム。
  2. 【請求項2】前記信号検出手段は、前記呼の保留中に前
    記被保留者側端末から発せられる音声信号または特定の
    PB信号を検出するものであることを特徴とする請求項
    1記載の通信システム。
  3. 【請求項3】保留者側端末の保留操作により該保留者側
    端末と被保留者側端末との間の呼を保留する保留機能を
    有する通信システムにおいて、 前記呼が保留状態となった時、前記保留者側端末に保留
    タイムアウトが設定されているか否かを判定する保留タ
    イムアウト設定有無判定手段と、 この保留タイムアウト設定有無判定手段により前記保留
    タイムアウトが設定されていると判定された時、保留タ
    イマーをセットして該保留タイマーのタイムアウトを監
    視する保留タイムアウト監視手段と、 この保留タイムアウト監視手段により前記保留タイマー
    のタイムアウトが確認された時、前記保留者側端末を呼
    び返す処理と前記呼を他の端末に転送する処理のいずれ
    の処理を行う保留タイムアウト対応処理手段とを備えた
    ことを特徴とする通信システム。
  4. 【請求項4】前記保留タイムアウト対応処理手段は、 前記保留タイムアウト監視手段により前記保留タイマー
    のタイムアウトが確認された時、前記保留者側端末を呼
    び返す処理と前記呼を他の端末に転送する処理のいずれ
    の処理を行うかを判定する保留タイムアウト対応処理判
    定手段と、 この保留タイムアウト対応処理判定手段により前記保留
    者側端末を呼び返す処理を行うと判定された時、該呼び
    返す処理を行う呼び返し処理手段と、 この呼び返し処理手段が前記保留者側端末を呼び返す処
    理を行う時、前記呼び返し呼び返しタイムアウトが設定
    されているか否かを判定する呼び返しタイムアウト設定
    有無判定手段と、 この呼び返しタイムアウト設定有無判定手段により呼び
    返しタイムアウトが設定されていると判定された時、呼
    び返しタイマーをセットして該呼び返しタイマーのタイ
    ムアウトを監視する呼び返しタイムアウト監視手段と、 前記保留タイムアウト対応処理手段が前記呼を他の端末
    に転送する処理を行うと判定した時および前記呼び返し
    タイムアウト監視手段により前記呼び返しタイマーのタ
    イムアウトが確認された時、該転送する処理を行う転送
    処理手段とを有することを特徴とする請求項3記載の通
    信システム。
JP2402093A 1993-02-12 1993-02-12 保留機能を有する通信システム Pending JPH06237297A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2402093A JPH06237297A (ja) 1993-02-12 1993-02-12 保留機能を有する通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2402093A JPH06237297A (ja) 1993-02-12 1993-02-12 保留機能を有する通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06237297A true JPH06237297A (ja) 1994-08-23

Family

ID=12126858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2402093A Pending JPH06237297A (ja) 1993-02-12 1993-02-12 保留機能を有する通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06237297A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008136091A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Nakayo Telecommun Inc 保留音源装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008136091A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Nakayo Telecommun Inc 保留音源装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4146997B2 (ja) 会議中の着信呼に応答するシステムおよび方法
JPS62112458A (ja) 保留状態の終了の通知方法
JPH06237297A (ja) 保留機能を有する通信システム
JP3737273B2 (ja) ボタン電話装置及びその着信受付方法
JP3336887B2 (ja) ボタン電話装置
JPS6370648A (ja) 割り込み通信電話機
JP2807770B2 (ja) 電話装置及び通信中着信通知方法
US20070041520A1 (en) Exchange system, telephone exchange apparatus, and voice message notification method
JPH0256157A (ja) 電話装置
JP4519047B2 (ja) ボタン電話機によるオープンオフィスシステム
JPH09135294A (ja) 送受信アダプタ装置
JP2898085B2 (ja) 待時応答機能付電話交換システム
JPH05191514A (ja) 構内交換機システム
KR100396048B1 (ko) 자동 다이얼링 장치
JP3256500B2 (ja) ボタン電話装置と割込通話方法
JP3475103B2 (ja) 電話機
JP2590296B2 (ja) 話中端末への音声呼着信方式
JPH0738661A (ja) 電話交換機
JP2002185617A (ja) 通話中着信サービスシステムおよびサービス方法
JP3286521B2 (ja) 電話装置
JPH06232975A (ja) 構内交換機
JPH06217008A (ja) 構内交換機
JP3700555B2 (ja) ボタン電話装置
JPH07177231A (ja) 通信端末の接続制御方法
JPH066847A (ja) 着信制御方式