JP2008136091A - 保留音源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のメーカ機器を組み合わせたクライアントサーバモデルの電話機システムにおいて、保留音は機器メーカに依存するためシステム導入ユーザが被保留相手に聞かせたい/保留相手が聞きたい保留音の要求に応えることが困難である。
【解決手段】一般的な電話機システム1000で用いられる電話機400の発信機能、着信機能、転送機能を使用して通話相手を保留音源端末500に転送接続する。保留解除する場合も保留解除したい電話機400−1から先の被保留電話機400−2が接続されている保留音源端末500に接続後、保留音源端末500からの転送制御にて保留解除する。この方法を用いることで、システム1000として特別な処理を追加することなく保留および保留解除を実現する。
【選択図】図1

Description

本発明は保留音源装置にかかり、特に複数の保留音を待ち、簡単な操作による保留音の選択/送出および、保留解除が実現できる保留音源装置に関する。
特許文献1に記載のIP電話機は、通話を保留するときにIP電話機に設けられた保留ボタンを押下することで、IP電話機に予め設定されている保留音を通話相手に送出している。
一方、特許文献2に記載の被保留IP電話機は、通話相手から保留することを示す保留通知を受信したあと、格納している保留音を再生している。このように、IP電話機は製造メーカに依存する保留音の仕様がある。
特開平05−122350号公報 特開2006−033683号公報
異なるメーカの機器を組み合わせたクライアントサーバモデルのIP電話機システムの場合、通話中の保留操作端末が保留操作を行うと、この保留操作端末、通話相手の被保留端末またはサーバのいずれかが有している保留音を被保留者が聞くことになる。ここで、どこの保留音源を使用するかはシステムに依存する。この場合、端末側に複数の保留音源を備えると、電話機の高価格化を招くという欠点がある。また、サーバ側が複数保留音源を備えると、端末との間に保留音源の選択インターフェースを設ける必要があり、そのため異なる各端末メーカ機器がその制御手順をわざわざ具備しなければ実現できないという欠点がある。
更に、保留音の選択が出来ない電話機システムを導入している場合などでは、後々に複数の保留音から選択したものを被保留者に送出したいというユーザニーズに応えることが困難である。また、それを実現しようとして新たに制御手順を追加したとしても、電話機システムを構成する全ての機器がその新たな制御手順を実装しなければならずメーカが異なるネットワーク機器の場合は、非現実的である。
本発明は、複数の保留音を待ち、一般的な電話機システムの端末が有する発信機能、着信機能、転送機能を具備し、簡単な操作による保留音の選択/送出および、保留解除が実現できる保留音源装置を提供することを目的とする。
上記目的は、複数の保留音データを保持し、着信に対して応答する着信応答手段と、この着信応答手段が発信端末からの着信に応答したとき、発信端末が通知する転送端末番号と、発信端末番号とを記憶する転送端末情報記憶手段と、転送端末番号に対応する転送端末と接続する接続手段と、複数の保留音データの一つを選択して、選択した保留音データを転送端末へ送信する送信手段と、選択した保留音データの送信中に、発信端末から着信があったとき、選択した保留音データの送信を停止し、転送端末との呼を発信端末番号へ転送する転送手段とを備える保留音源装置により、達成できる。
保留音源装置を、システムに組み込むことで、ユーザの希望する保留音を通話相手に送信することができる。
以下本発明の実施の形態について、実施例を用い図1から図8を参照しながら説明する。ここで、図1は電話システムのブロック図である。図2は保留音源端末のハードウェアブロック図である。図3は呼管理情報テーブルを説明する図である。図4は内線番号対応の設定テーブルを説明する図である。図5は被転送番号対応の設定テーブルを説明する図である。図6は保留動作のシーケンス図である。図7は保留解除動作のシーケンス図である。図8はタイムアウトによる保留解除動作のシーケンス図である。なお、同一部位には同じ参照番号を振り、説明は繰り返さない。
図1において、電話システム1000は、IPネットワーク200に接続された、IP−PBX等の呼制御を実行するサーバ100と、ゲートウェイ(GW)300と、複数の電話機400と、各電話機400に替って保留音送出を代行する保留音源端末500とから構成される。電話システム1000のGW300には、公衆網600が接続され、電話機400はGW300を介して公衆網600に接続された図示しない加入者電話と接続する。また、電話機400−l(1≦l≦n)と電話機400−m(1≦m≦n、m≠l)とは、サーバ100を介して接続する。
電話機端末400、保留音源端末500は、予めサーバ100に設定してあるユーザアカウント(ID、内線番号、パスワードなど)を各々電話機400に設定しておく。これらの電話機400、及び保留音源端末500がIPネットワーク200に接続するとき、サーバ100に電話機400、及び保留音源端末500が所有するアカウントでログオンすることで、電話システム1000のサービスが利用可能となる。なお、1端末に複数のアカウントを持つことが出来き、1つの端末でアカウント毎に複数の発信/着信、転送/保留などのサービスが受けられる。保留音源端末500は、複数アカウント(内線番号2000〜2XXX)を持つことで、一度に複数の電話機400の通信相手(図示せず)へ保留音の送出を実現している。
図2において、保留音源端末500は、バス580に接続された制御部510と、記憶部520と、LANインターフェース部530とから構成される。また、記憶部520は、プログラム540と複数のテーブル550〜570と保留音データ590を記憶する。
制御部510は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路からなるプロセッサであり、所定のプログラム540を実行することにより保留音源端末500内部を制御する。記憶部520は、制御部510で実行するプログラム540と、その処理に必要な各種情報をテーブル550、560、570として記憶する。図2から明らかなように、保留音源端末500は、コンピュータで実現可能であり、記憶部520に記憶されたプログラム540を制御部510が実行することにより、動作する。
LANインターフェース部530は、IPネットワーク200に接続された保留音源端末500が送受信するIPパケットの送信/受信処理を行う。
保留音源端末500は、M個(M≧1)のチャネルと、L個(L≧1)の内線番号を保持し、M個のチャネル全てが使用中のとき、アクセスしてきた電話機400にビジー応答する。なお、M個のチャネルに空きがあれば、内線番号は重複使用できる。
図3を参照して保留音源端末500が記憶部520に保持する呼管理情報テーブル550を説明する。図3において、呼管理情報テーブル550は、保留音源端末500が保持する保留音源内線番号551と、保留音要求元情報552と、保留音送出先情報553と、経過時間554とから構成される。ここで、保留音要求元情報552は、保留音送出要求した電話機400の要求元情報であり、保留音送出先情報553は、保留音を送出する保留音送出先情報である。また経過時間554は、転送動作後の保留音経過時間のタイマ情報を記憶する。このタイマ情報は、長時間保留した場合の解除に用いる。
呼管理情報テーブル550は、保留音源端末500が呼の接続をされたとき、他の電話機400から受信する必要な情報を記憶しておき、1つの呼接続が完了するまで保持されるワークエリアである。したがって、図3において、現在保留音を送出しているのは、内線番号2000のレコード(列)である。制御部510は、呼管理情報テーブル550の送出動作が終了する度に対応するレコード(行)のコラム(列)552から554を消去する。
図4を参照して保留音源端末500が記憶部520に保持する内線番号対応の設定テーブル560を説明する。図4において、内線番号対応の設定テーブル560は、保留音源端末500が保持する内線番号561と、保留音データ種類562とを対応付けたテーブルであり、予めFTP/HTTPにより保守者が登録する。これにより保留音要求元に関連付けられた、例えば保留音要求元のPR用音声メッセージマソングを相手に流すことができる。
図5を参照して保留音源端末500が記憶部520に保持する保留音送出先番号対応の設定テーブル570を説明する。図5において、保留音送出先番号対応の設定テーブル570は、保留音送出先番号571と、保留音データ種類562とを対応付けたテーブルであり、予めFTP/HTTPにより保守者が登録する。これにより、保留音送出先に関連けられた、例えば相手が好みそうな曲をながすことができる。
図6を参照して、通話中の電話機400−1、400−2のうち、電話機400−1について保留操作をしたときの、電話機400−1、400−2、サーバ100、保留音源端末500の間の保留動作シーケンスを説明する。なお、以下の説明では保留音送出先電話機として、電話機400−2で説明するが、保留音送出先電話機は、GW300(すなわち外線通話)であっても良い。
図6において、通話中の電話機400−1、400−2のうち、電話機400−1の使用者が電話機400−1の保留ボタンを押下したとき、電話機400−1は、サーバ100を経由して、電話機400−2宛に保留要求を送信する(T01)。保留要求を受信した電話機400−2は、サーバ100経由して、電話機400−1宛に保留要求を受信したことの受付信号(ACK)を返送し(T02)、保留状態となる。ACKを受信した電話機400−1は、受話器から受付音を発する(T03)。電話機400−1の使用者は、受付音を聞き、保留音源端末500の内線番号の一つが登録されているワンタッチボタンを押下する。ワンタッチボタンの押下を受けた電話機400−1は、サーバ100を経由して、保留音源端末500へ発信者番号情報を添付した発信を行う(T04)。なお、本実施の形態ではワンタッチボタンで、保留音源端末への発信をしているが、公知の電話帳ダイヤルやテンキーによるダイヤルで発信してもよい。
発信を受信した保留音源端末500は、受信した発信者番号情報(保留音送出要求)より既に保留されている呼の有無を呼管理情報テーブル550より検索する(T05)。呼管理情報テーブル550に該当する情報が存在しない場合は、自動応答信号をサーバ100経由で電話機400−2に送信する(T07)。呼管理情報テーブル550に該当する情報が存在する場合、つまり既に同じ発信者番号からの操作で保留されている呼がある場合は、後述する保留解除制御へと遷移する。
自動応答信号を受信した電話機400−1は、保留音源端末500と接続状態に遷移する。これにより、電話機400−1と保留音源端末500は通話状態となり、保留音が電話機400−1に流れる(T08)。電話機400−1の使用者が保留音を確認した上で、電話機400−1の受話器を置くと、電話機400−1は、サーバ100宛に電話機400−2を保留音源端末500へ接続する転送要求を送信する(T09)。サーバ100は、電話機400−1に受付信号を返送し(T10)、電話機400−2に対して保留音源端末500との接続要求を送信する(T11)。電話機400−2は、電話機400−1との保留を解除し、保留音源端末500との接続切替を行う(T12)。電話機400−2は、サーバ100に受付信号を送信する(T13)。
受付信号を受信したサーバ100は、今度は保留音源端末500に対して電話機400−2との接続要求と被転送者(保留音送出先)である電話機400−2の情報(番号情報)を送信する(T14)。保留音源端末500は、設定テーブル560、570を検索する(T15)。保留音源端末500は、接続先を電話機400−2に切替え(T16)、ヒットした電話機400−1または電話機400−2に対応した保留音データを電話機400−2に向けて送信する(T17)。
ここで、保留音源端末500は、保留音源送出先の番号が設定テーブル570にあれば、その保留音データを送信する。保留音源端末500は、保留音源送出先の番号が設定テーブル570に無ければ自身の内線番号をキーに、内線番号対応の設定テーブル560を検索し、該当する保留音データを送信する。
また、本実施の形態では、各電話番号をキーに設定テーブル560を検索しているが、保留音データの種類を直接指定するフラグにより指定してもよい。
保留音源端末500は、電話機400−2に保留音データの送信を開始すると、長時間保留監視タイマを起動(T18)、サーバ100に対して受付信号を送信する(T19)。受付信号を受信したサーバ100は、電話機400−1に対して、一連の転送処理(電話機400−1を保留音源端末500に転送)が完了したことを転送完了通知として送信する(T20)。転送完了通知を受信した電話機400−1は、サーバに受付信号を返信する(T21)。サーバ100は、電話機400−1との切断を保留呼切断通知として送信する(T22)。保留呼切断通知を受信した電話機400−1は、サーバに受付信号を返信する(T23)。以上で、電話機400−1は空き状態へと遷移された。
以上は、電話機システムで通常使用される電話機400−1の転送操作による通話相手(電話機400−2)を転送先である保留音源端末500(保留音源端末)に接続することで、電話機400−2が保留音源端末500の保留音を聴取することを実現している。
図7を参照して、図6に引き続く保留解除動作シーケンスを説明する。図7において、図6の保留動作で説明したように、電話機400−1の転送操作により、電話機400−2は保留音源端末500の保留音を聴取している状態にある。ここで、電話機400−1の使用者が保留解除し、電話機400−2の使用者との通話に戻りたいとき、電話機400−1の保留音源端末500の内線番号の一つが登録されているワンタッチボタンを再度押下する。電話機400−2は、サーバ100経由保留音源端末500へ発信者番号情報付で発信する(T31)。前記発信に自動応答した保留音源端末500は、受信した発信者番号情報(保留音送出元)が、呼管理情報テーブル550に在るかを検索する(T32)。ここでは、既に電話機400−1からの操作で保留されている呼が存在するため、以下の保留解除動作が実行される。
保留音源端末500は、応答信号をサーバ100を経由して電話機400−1に送信する(T33)。保留音源端末500は、電話機400−2へ送信している保留音データを停止し、監視タイマをリセットし(T34)、サーバ100経由電話機400−2に保留要求を送信する(T35)。保留要求を受信した電話機400−2は、受付信号を返信する(T36)。受付信号を受信した保留音源端末500は、サーバ100に対して電話機400−2を電話機400−1へ転送する要求を送信する(T37)。転送要求を受信したサーバ100は、保留音源端末500へ受付信号を返信し(T38)、電話機400−2に対して電話機400−1との接続要求を送信する(T39)。接続要求を受けた電話機400−2は、音声の接続先を電話機400−1に切替え(T40)、サーバ100に受付信号を送信する(T41)。
受付信号を受信したサーバ100は、今度は電話機400−1に対して電話機400−2との接続を要求する信号を送信する(T42)。接続要求を受信した電話機400−1は、音声の接続先を電話機400−2に切替え(T43)、サーバ100に受付信号を送信する(T44)。
この時点で電話機400−1と電話機400−2の相互接続通話状態が確立され、電話機400−1は、自己が起動した電話機400−2との保留が解除された。
受付信号を受信したサーバ100は、保留音源端末500に対して、一連の転送処理(電話機400−2を電話機400−1に転送)が完了したことを転送完了通知として送信する(T46)。転送完了通知を受信した保留音源端末500は、受付信号を返信する(T47)。受付信号を受信したサーバ100は、保留音源端末500に、電話機400−2との保留呼切断を保留呼切断通知として送信する(T48)。保留呼切断通知を受信した保留音源端末500は、呼情報テーブルより呼接続情報を消去し(T49)、サーバ100に受付信号を送信する(T50)。
図8を参照して、図6に引き続くタイムアウトによる保留解除動作シーケンスを説明する。図8において、図6の保留動作で説明したように、電話機400−1の転送操作により、電話機400−2は保留音源端末500の保留音を聴取している状態にある。ここで保留音源端末500は、前記保留動作処理で電話機400−2に保留音データを送信した際に起動したタイマのタイムアウトを検出する(T61)と、保留起動端末である電話機400−1に対してサーバ100経由で発信する(T62)。このとき、電話機400−2が空き以外の状態であれば、電話機400−2はその旨ビジー信号をサーバ100経由で保留音源端末500へ返送することで、保留音源端末500は長時間保留監視タイマを再起動し次回タイムアウト時の処理の準備を行う。
ここでは、電話機400−1が空き状態として、説明する。電話機400−1は発信要求を受信すると、呼出中信号をサーバ100経由保留音源端末500へ送信し(T63)、着信鳴動する(T64)。電話機400−2の使用者が通常の着信と同様に受話器をとって応答すると、電話機400−1は、サーバ100経由保留音源端末500へ応答信号を送信する(T65)。応答信号を受信した保留音源端末500は、受付信号をサーバ100経由電話機400−1に送信後(T67)、電話機400−2に対する保留音データ送信を停止する(T68)。保留音端末500は、サーバ100経由電話機400−2に保留要求を送信する(T69)。保留要求を受信した電話機400−2は、受付信号を返信する(T70)。受付信号を受信した保留音源端末500は、サーバ100に対して電話機400−2を電話機400−1へ転送する要求を送信する(T71)。転送要求を受信したサーバ100は、保留音源端末500へ受付信号を返し(T72)、電話機400−2に対して電話機400−1との接続要求を送信する(T73)。接続要求を受信した電話機400−2は音声の接続先を電話機400−1に切替え(T74)、サーバ100に受付信号を送信する(T75)。
受付信号を受信したサーバ100は、今度は電話機400−1に対して電話機400−2との接続を要求する信号を送信する(T77)。接続要求を受信した電話機400−1は、音声の接続先を電話機400−2に切替え(T78)、サーバ100に受付信号を送信する(T79)。この時点で電話機400−1と電話機400−2の相互接続通話状態が確立された。
受付信号を受信したサーバ100は、保留音源端末500に対して、一連の転送処理(電話機400−2を電話機400−1に転送)が完了したことを転送完了通知として送信する(T80)。転送完了通知を受信した保留音源端末500は受付信号を返信する(T81)。受付信号を受信したサーバ100は保留音源端末500に、電話機400−2との切断を保留呼切断通知として送信する(T82)。保留呼切断通知を受信した保留音源端末500は、呼接続情報テーブル550の呼接続情報を消去し(T83)、サーバ100に受付信号を送信し(T84)、電話機400−2との呼解放が完了する。
このように保留音源端末500は電話機400−2との接続時間(保留時間)を監視し、そのタイムアウトを契機に電話機400−1へ発信〜電話機400−1応答〜電話機400−2を電話機400−1へ転送の一連の流れによって長時間保留の防止を実現することができる。
以上説明したように、本実施例によれば、異なるメーカ機器を組み合わせたクライアントサーバモデルのIP電話機システムなどの場合、電話機側に複数保留音源を備えることが無く、またサーバ側の持つ保留音を選択するような端末間のインターフェースを新たに具備することもなく、電話機システムが基本機能として持っている転送機能を使用することにより、通話相手に対して送出する保留音データを複数の保留音データから選択することができる。
また、本実施の形態ではIPによる通信で説明してきたが、音源保留端末が複数の内線電話回線を収容することで、PBXに代表されるビジネスフォンシステムにおいても実現する事ができる。
電話システムのブロック図である。 保留音源端末のハードウェアブロック図である。 呼管理情報テーブルを説明する図である。 内線番号対応の設定テーブルを説明する図である。 被転送番号対応の設定テーブルを説明する図である。 保留動作のシーケンス図である。 保留解除動作のシーケンス図である。 タイムアウトによる保留解除動作のシーケンス図である。
符号の説明
100…サーバ、200…IPネットワーク、300…ゲートウェイ(GW)、400…電話機、500…保留音源端末、510…制御部、520…記憶部、530…LANインターフェース部、540…プログラム、550…呼管理情報テーブル、560…内線番号対応の設定テーブル、570…保留音送出先の設定テーブル、580…バス、590…保留音データ、600…公衆網、1000…電話システム。

Claims (4)

  1. 複数の保留音データを保持する保留音源装置であって、
    着信に対して応答する着信応答手段と、
    前記着信応答手段が保留音送出要求端末からの着信に応答したとき、前記保留音送出要求端末が通知する保留音送出先端末番号と、保留音送出要求端末番号とを記憶する保留音送出情報記憶手段と、
    前記保留音送出先端末と接続する接続手段と、
    複数の保留音データを蓄積する保留音蓄積手段と、
    前記複数の保留音データの一つを選択して、選択した保留音データを前記保留音送出先端末へ送信する送信手段と、
    前記選択した保留音データの送信中に、前記保留音送出要求端末から着信があったとき、前記選択した保留音データの送信を停止し、前記保留音送出先端末との呼を前記保留音送出要求端末へ転送する転送手段とを備えたことを特徴とする保留音源装置。
  2. 請求項1に記載の保留音源装置であって、
    前記送信手段は、タイマを含み、前記選択した保留音の前記保留音送出先端末への送信を開始したとき、前記タイマをスタートし、
    前記転送手段は、前記選択した保留音データの送信中に、前記タイマがタイムアウトしたとき、前記選択した保留音データの送信を停止し、前記保留音送出先端末との呼を前記保留音送出要求端末へ転送することを特徴とする保留音源装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の保留音源装置であって、
    前記着信応答手段は、複数の回線番号に応答し、
    前記保留音送出情報記憶手段は、さらに着信した回線番号と、前記着信した回線番号と対応する保留音データ種類とを記憶する回線番号情報記憶手段をさらに備え、
    前記送信手段は、前記着信した回線番号と、前記回線番号情報記憶手段が記憶する保留音データ種類とから、所定の保留音データを選択することを特徴とする保留音源装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の保留音源装置であって、
    前記転送端末情報記憶手段は、さらに複数の保留音送出端末番号と、前記保留音送出端末番号と対応する保留音データ種類とを記憶する転送先端末番号情報をさらに備え、
    前記送信手段は、前記発信端末が通知した保留音送出端末番号と、前記保留音送出先端末番号情報記憶手段が記憶する保留音データ種類とから、所定の保留音データを選択することを特徴とする保留音源装置。
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