JP2003283658A - ボタン電話装置およびプログラム - Google Patents

ボタン電話装置およびプログラム

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JP2003283658A JP2002085186A JP2002085186A JP2003283658A JP 2003283658 A JP2003283658 A JP 2003283658A JP 2002085186 A JP2002085186 A JP 2002085186A JP 2002085186 A JP2002085186 A JP 2002085186A JP 2003283658 A JP2003283658 A JP 2003283658A
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宏典 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着信先のIP電話端末が使用中であっても他
のIP電話端末で当該着信へ応答できるようにする。 【解決手段】 主装置1に収容するIP電話端末3A宛
の着信メッセージを主装置1のIPネットワーク接続部
12で受信した場合には、着信制御手段17Aから各I
P電話端末3A,3Bへ着信メッセージを送出し、これ
に応じて着信受付メッセージを返送してきたIP電話端
末3Bへ呼び出しを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボタン電話装置お
よびプログラムに関し、特に音声パケットを用いた通話
を形成するボタン電話装置およびプログラムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】インターネットなどのIPネットワーク
を介して音声パケットを送受信することにより通話を形
成するボタン電話装置では、内線伝送路を介して個別に
データ伝送する一般的なボタン電話機のほかに、データ
通信路を介してパケット通信するIP電話端末を主装置
に収容する構成もある。この場合、主装置および各IP
電話端末は、それぞれ固有のIPアドレスを有してお
り、そのIPアドレスを用いてパケット通信を行うこと
により、呼制御や通話を実現している。また、パケット
通信網を用いたこの種のオーディオ・ビジュアル通信の
プロトコルについては、例えばITU−TのH.323
システムなどで規定されており、上記ボタン電話装置で
もこの規定に準拠している。
【0003】従来、このようなボタン電話装置では、I
Pネットワーク側で用いるグローバルIPアドレスをI
P電話端末に付与して、主装置の制御を介さず、相手I
P電話端末と呼制御さらには通話を行うことができる。
例えば、主装置に収容されているIP電話端末のグロー
バルIPアドレス宛の着信メッセージが届いた場合、主
装置では呼制御を行わず、当該IP電話端末がその着信
メッセージを受け取る。そして、当該IP電話端末が発
側IP電話端末と呼制御を行うことにより、当該IP電
話端末と発側IP電話端末との間で音声パケット通話を
形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のボタン電話装置では、主装置に収容されてい
るIP電話端末のグローバルIPアドレス宛の着信メッ
セージが届いた際、そのIP電話端末が通話やデータ通
信で使用中で、当該IP電話端末で応答できない場合、
他のIP電話端末で応答可能にもかかわらず、当該IP
電話端末から発側IP電話端末へ着信不可メッセージが
送信され、着信が拒否されてしまうという問題点があっ
た。本発明はこのような課題を解決するためのものであ
り、着信先のIP電話端末が使用中であっても他のIP
電話端末で当該着信へ応答できるボタン電話装置および
プログラムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にかかるボタン電話装置は、IPネッ
トワークに接続される主装置と、この主装置に接続され
るとともに主装置を介してIPネットワーク側とパケッ
ト通信を行う複数のIP電話端末とからなり、主装置で
IPネットワークからの着信メッセージに応じた着信制
御を行うことにより発側電話端末とIP電話端末との音
声パケット通話を形成するボタン電話装置において、主
装置に、IPネットワークからの各IP電話端末のいず
れか宛の着信メッセージに応じて、各IP電話端末のう
ち着信受付可能なIP電話端末へ呼出メッセージを送出
することにより着信メッセージに応じた呼び出しを行
い、これに対する任意のIP電話端末からの応答メッセ
ージに応じて、発側電話端末へ応答メッセージを送出す
る着信制御手段を備えるものである。
【0006】また、本発明にかかる他のボタン電話装置
は、IPネットワークに接続される主装置と、IPネッ
トワークに対して主装置と並列的に接続される複数のI
P電話端末とからなり、主装置でIPネットワークから
の着信メッセージに応じた着信制御を行うことにより発
側電話端末とIP電話端末との音声パケット通話を形成
するボタン電話装置において、各IP電話端末は、IP
ネットワークからの当該IP電話端末宛の着信メッセー
ジを受信した際、新たな着信メッセージを主装置へ送信
し、これに対する主装置からの応答メッセージに応じて
発側電話端末へ応答メッセージを送出した後、発側電話
端末と主装置との間でやり取りされる音声パケットを相
互に中継する端末制御部を備え、主装置は、IP電話端
末からの新たな着信メッセージに応じて、各IP電話端
末のうち着信受付可能なIP電話端末へ呼出メッセージ
を送出することにより新たな着信メッセージに応じた呼
び出しを行い、これに対する任意のIP電話端末からの
応答メッセージに応じて、新たな着信メッセージの送出
元IP電話端末へ応答メッセージを送出する着信制御手
段を備えるものである。
【0007】さらに、着信制御手段で、呼出メッセージ
を送信する際、各IP電話端末のうち着信受付可能なI
P電話端末のみへ呼出メッセージを送出するようにして
もよい。
【0008】また、本発明にかかるプログラムは、IP
ネットワークに接続される主装置と、この主装置に接続
されるとともに主装置を介してIPネットワーク側とパ
ケット通信を行う複数のIP電話端末とからなるボタン
電話装置のうち、主装置に設けられたコンピュータで実
行されて、IPネットワークからの着信メッセージに応
じた着信制御を主装置に行わせることにより発側電話端
末とIP電話端末との音声パケット通話を形成するため
のプログラムであって、上記コンピュータに、IPネッ
トワークからの各IP電話端末のいずれか宛の着信メッ
セージに応じて、各IP電話端末のうち着信受付可能な
IP電話端末へ呼出メッセージを送出することにより着
信メッセージに応じた呼び出しを行うステップと、これ
に対する任意のIP電話端末からの応答メッセージに応
じて、発側電話端末へ応答メッセージを送出するステッ
プとを実行させるようにしたものである。
【0009】また、本発明にかかる他のプログラムは、
IPネットワークに接続される主装置と、IPネットワ
ークに対して主装置と並列的に接続される複数のIP電
話端末とからなるボタン電話装置のうち、主装置に設け
られたコンピュータで実行されて、IPネットワークか
らの着信メッセージに応じた着信制御を主装置に行わせ
ることにより発側電話端末とIP電話端末との音声パケ
ット通話を形成するためのプログラムであって、上記コ
ンピュータに、IPネットワークから各IP電話端末の
いずれか宛の着信メッセージに基づき当該IP電話端末
から送出された新たな着信メッセージに応じて、各IP
電話端末のうち着信受付可能なIP電話端末へ呼出メッ
セージを送出することにより新たな着信メッセージに応
じた呼び出しを行うステップと、これに対する任意のI
P電話端末からの応答メッセージに応じて、新たな着信
メッセージの送出元IP電話端末から発側電話端末への
応答メッセージの送出を促す応答メッセージを送出元I
P電話端末へ送出することにより、送出元IP電話端末
を経由した音声パケット通話を形成させるステップとを
実行させるようにしたものである。
【0010】さらに、呼出メッセージを送信する際、各
IP電話端末のうち着信受付可能なIP電話端末のみへ
呼出メッセージを送出するようにしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施
の形態にかかるボタン電話装置の構成を示すブロック図
である。このボタン電話装置は、主装置1、ボタン電話
機2およびIP電話端末3から構成されている。主装置
1には、電話網接続部11、IPネットワーク接続部1
2、IP電話端末接続部13、ボタン電話機接続部1
4、スイッチ15、データ/音声変換部16、制御部1
7および記憶部18が設けられている。
【0012】電話網接続部11は、公衆電話網などの電
話網5Aからの電話回線10Aを終端制御する回路部で
ある。IPネットワーク接続部12は、インターネット
などのIPネットワーク5Bからの通信回線10Bを終
端制御する回路部である。IP電話端末接続部13は、
LANなどのデータ通信路30を介してIP電話端末3
を接続する回路部である。ボタン電話機接続部14は、
内線伝送路20を介してボタン電話機2を接続する回路
部である。スイッチ15は電話網接続部11、ボタン電
話機接続部14、データ/音声変換部16の各パスを相
互に交換接続する回路部である。データ/音声変換部1
6は、IPネットワーク接続部12側の音声パケットと
スイッチ15側の音声データとを相互変換する回路部で
ある。
【0013】制御部17は、CPUなどのマイクロプロ
セッサとその周辺回路からなるコンピュータ(ハードウ
ェア資源)を有し、所定のプログラムを実行することに
より主装置1の各部を制御する機能部である。記憶部1
8は着信判定処理に用いる着信管理テーブル18Aのほ
か、制御部17の制御に用いる各種データを記憶する回
路部である。制御部17には、機能手段として、IPネ
ットワーク5B側からの着信に応じて着信管理テーブル
18Aを参照し着信制御を行う着信制御手段17Aが設
けられている。この機能手段は、上記ハードウェア資源
とプログラムとを協働させることにより実現されてい
る。
【0014】記録媒体19は、CD−ROMやフレキシ
ブルディスクなどの記録媒体であり、着信制御手段17
Aを含む制御部17での各種処理を実現するプログラム
が記録されている。この記録媒体19に記録されている
プログラムは、ボタン電話装置の設置後の初期動作時や
メンテナンス時など必要に応じて主装置1で読み込まれ
て記憶部18へ格納され、制御部17での各種処理を実
現する。
【0015】ボタン電話機2が電話網5Aを介して通話
を行う際、制御部17により、スイッチ15を介して電
話網接続部11とボタン電話機接続部14とのパスが接
続される。そして、電話網5A側からの音声信号(音声
データ)は、電話網接続部11で音声データへ変換さ
れ、スイッチ15、ボタン電話機接続部14および内線
伝送路20を介してボタン電話機2へ送信される。ま
た、ボタン電話機2からの音声データは、内線伝送路2
0、ボタン電話機接続部14およびスイッチ15を介し
て電話網接続部11へ入力され、ここで音声信号(音声
データ)へ変換されて電話網5A側へ送信される。
【0016】一方、IP電話端末3がIPネットワーク
5Bを介して通話を行う際、制御部17により、IPネ
ットワーク接続部12とIP電話端末接続部13とのパ
スが接続される。そして、IPネットワーク5B側から
の音声パケットは、IPネットワーク接続部12、IP
電話端末接続部13およびデータ通信路30を介してI
P電話端末3へ送信される。また、IP電話端末3から
の音声データは、データ通信路30、IP電話端末接続
部13およびIPネットワーク接続部12を介してIP
ネットワーク5B側へ送信される。
【0017】なお、ボタン電話機2がIPネットワーク
5Bを介して通話を行う際、IPネットワーク5B側か
らの音声パケットは、IPネットワーク接続部12を介
してデータ/音声変換部16に入力されて音声データへ
変換される。そして、その音声データがスイッチ15お
よびボタン電話機接続部14を介してボタン電話機2へ
送信される。また、ボタン電話機2からの音声データ
は、ボタン電話機接続部14およびスイッチ15を介し
てデータ/音声変換部16へ入力されて音声パケットへ
変換される。そして、IPネットワーク接続部12から
IPネットワーク5B側へ送信される。
【0018】これに対して、IP電話端末3が電話網5
Aを介して通話を行う際、電話網5Aからの音声信号
(音声データ)は、電話網接続部11から音声データと
して出力され、スイッチ15を介してデータ/音声変換
部16へ入力されて音声パケットへ変換される。そし
て、その音声パケットがIP電話端末接続部13を介し
てIP電話端末3へ送信される。また、IP電話端末3
からの音声パケットは、データ/音声変換部16へ入力
されて音声データへ変換される。そして、スイッチ15
を介して電話網接続部11へ入力され、音声信号(音声
データ)として電話網5A側へ送信される。
【0019】図2はIP電話端末の構成を示すブロック
図である。このIP電話端末3には、データ通信部3
1、音声処理部32、端末制御部33、表示部34、操
作部35、および記憶部36が設けられている。データ
通信部31は、データ通信路30を介して主装置1とパ
ケット通信を行う回路部である。音声処理部32は、デ
ータ通信部31でやり取りする音声パケットと音声信号
とを相互に変換したり、着信音などの各種信号音を出力
する回路部である。端末制御部33は、CPUなどのマ
イクロプロセッサとその周辺回路からなり、所定のプロ
グラムを読み込んで各部を制御する。
【0020】表示部34は、LCDやLEDを用いて各
種情報を表示する回路部である。操作部35はダイヤル
キーや各種機能キーを用いて利用者の操作を検出する回
路部である。記憶部36は端末制御部33で実行するプ
ログラムやその処理に必要な各種情報を記憶する回路部
である。なお、IP電話端末3としては、通話専用の電
話機器であってもよく、通話機能を備えたパソコンなど
の情報通信端末であってもよい。また、ボタン電話機2
については、データ通信部31に代えて主装置1と内線
伝送を行うデータ伝送部を有しているほかは、図2のI
P電話端末3と同様の構成をなしており、ここでの詳細
な説明は省略する。
【0021】以上では、電話網5Aを用いた通話を行う
ための構成として、電話網接続部11、スイッチ15、
データ/音声変換部16、ボタン電話機接続部14、お
よびボタン電話機2を設けた場合を例として説明した
が、IPネットワーク5Bを用いた音声パケット通話に
関する本発明では、上記の各構成は必須ではなく、これ
ら構成を持たない構成であってもよい。また、ボタン電
話機2でIPネットワーク5Bを用いた通話を行う際に
は、電話網接続部11を持たない構成としてもよい。ま
た、本発明は、IPネットワーク5Bからの着信メッセ
ージに対する着信制御に関するものであり、IP電話端
末3としては2つ以上すなわち複数備えていればよい。
【0022】次に、図3および図4を参照して、本実施
の形態にかかるボタン電話装置の着信動作について説明
する。図3は着信管理テーブルの構成例である。図4は
第1の実施の形態にかかるボタン電話装置の着信動作を
示すシーケンス図である。本実施の形態では、使用中
(ビジー状態)にあるIP電話端末への着信の際、当該
IP電話端末に加えて他のIP電話端末へも着信を通知
し、これらIP電話端末のうち応答可能なIP電話端末
へ呼び出しを行うようにしたものである。
【0023】この場合、主装置1にIP電話端末3A,
3Bが収容されており、IPネットワーク接続部12で
は、これらIP電話端末3A,3BのグローバルIPア
ドレス宛のパケットを常時監視し、当該IP電話端末3
A,3Bへ転送している。特に、受信パケットに着信メ
ッセージが格納されている場合には、そのパケットを当
該IP電話端末3A,3Bへ転送せず、着信メッセージ
を制御部17へ渡すものとなっている。
【0024】したがって、IP電話端末3Aが通話中の
際(ステップ100)、発側電話端末4からIP電話端
末3Aへの着信メッセージが届いた場合(ステップ10
1)、主装置1の制御部17は、IPネットワーク接続
部12を介して、その着信メッセージ(SETUP)を
受け取り、着信制御手段17Aを起動する。着信制御手
段17Aでは、まず、記憶部18の着信管理テーブル1
8Aを初期化し、IPネットワーク接続部12を介して
発側電話端末4へ着信受付メッセージ(CALL PR
OC)を送信する(ステップ102)。
【0025】続いて、着信制御手段17Aでは、IP電
話端末接続部13を介して各IP電話端末3A,3Bへ
着信メッセージ(SETUP)を送出する(ステップ1
03)。ここでは、IP電話端末3Aは通話中であるこ
とから着信不可メッセージ(REL COMP)を返送
する(ステップ104)。また、IP電話端末3Bはア
イドル状態にあることから着信受付メッセージ(CAL
L PROC)を返送する(ステップ105)。
【0026】このとき、着信受付メッセージを受信した
際、その送信元IP電話端末を着信受付可能端末として
着信管理テーブル18Aへ登録する。図3の着信管理テ
ーブル18Aは、各IP電話端末3のうち、着信受付可
能なIP電話端末3のIPアドレスを一時的に登録する
ためのテーブルであり、この例では、「AAA.BBB.CCC.1
0」、「AAA.BBB.CCC.11」ほかのIPアドレスが登録さ
れている。着信先IP電話端末が話中など応答できない
状態の場合、この着信管理テーブルに登録されているI
Pアドレスに基づき、他のIP電話端末3が呼び出され
る。
【0027】その後、発側電話端末4からの呼出メッセ
ージ(ALERT)に応じて(ステップ106)、着信
制御手段17Aでは、着信管理テーブル18Aを参照
し、着信可能端末として登録されている各IP電話端
末、ここではIP電話端末3Bへ呼出メッセージ(AL
ERT)を送出する(ステップ107)。IP電話端末
3Bの端末制御部33では、データ通信部31を介して
呼出メッセージを受信し、音声処理部32を制御して着
信音を送出する(ステップ108)。そして、利用者に
よる応答操作を操作部35で検出し(ステップ10
9)、応答メッセージ(CONNECT)をデータ通信
部31から主装置1へ送出する(ステップ110)。
【0028】これに応じて、主装置1の着信制御手段1
7Aでは、IPネットワーク接続部12を介して発側電
話端末4へ応答メッセージ(CONNECT)を送出す
る(ステップ111)。これにより、発側電話端末4と
IP電話端末3Bとの間で音声パケットを用いた通話が
開始される(ステップ112)。
【0029】このように、本実施の形態では、主装置1
に収容するIP電話端末3A宛の着信メッセージを主装
置1のIPネットワーク接続部12で受信した場合に
は、着信制御手段17Aから各IP電話端末3A,3B
へ着信メッセージを送出し、これに応じて着信受付メッ
セージを返送してきたIP電話端末3Bへ呼び出しを行
うようにしたので、発側電話端末4からの着信メッセー
ジにより指定された着信先のIP電話端末3Aが使用中
の場合でも、他のIP電話端末3Bでその着信に応答す
ることができる。また、ステップ101での着信メッセ
ージの受信に応じて、ステップ103において、当初の
着信先であるIP電話端末3Aを含む複数のIP電話端
末3A,3Bへ着信メッセージを並列的に送出するよう
にしたので、当初の着信先であるIP電話端末3Aも含
めて、これらIP電話端末での着信可否を一括してチェ
ックすることができ、IP電話端末に対する呼制御を簡
略化できる。
【0030】なお、以上では、ステップ101での着信
メッセージの受信に応じて、ステップ103において無
条件で着信制御手段17Aから各IP電話端末3A,3
Bへ着信メッセージを送出する場合について説明した
が、これに限定されるものではない。例えば、当初の着
信先であるIP電話端末3Aの着信可否をチェックし、
着信不可である場合にのみ、他のIP電話端末3Bへ着
信メッセージを送出するようにしてもよい。これによ
り、他のIP電話端末への無駄な着信制御を省くことが
できる。着信可否のチェック方法としては、当該IP電
話端末へ着信メッセージを送出し、これに応じて着信受
付/着信不可のいずれのメッセージが返送されるかに基
づき判断してもよく、あるいは各IP電話端末が送受信
するパケット内容に基づき、主装置1で各IP電話端末
の動作状態(使用中/アイドル状態)を検出し、ボタン
電話機2と同様に記憶部18で管理しておき、その動作
状態に基づき判断してもよい。
【0031】また、当該IP電話端末が使用中の際に呼
び出す他のIP電話端末を各IP電話端末ごとに予め設
定しておき、記憶部18で管理するようにしてもよく、
これにより、IP電話端末3Aへの個別着信へ応答して
もよいIP電話端末を制限することができ、プライベー
トを考慮した着信制御を実現できる。
【0032】次に、図5を参照して、本発明の第2の実
施の形態にかかるボタン電話装置について説明する。前
述した第1の実施の形態では、各IP電話端末3A,3
Bへの着信メッセージを主装置1の着信制御手段17A
で処理する例について説明した。本実施の形態では、各
IP電話端末3A,3Bへの着信メッセージは、それぞ
れの着信先のIP電話端末3A,3Bで着信可否を判断
し、着信不可の場合はその着信処理を主装置へ依頼する
場合について説明する。
【0033】この場合、主装置1にIP電話端末3A,
3Bが収容されており、IPネットワーク接続部12で
は、これらIP電話端末3A,3BのグローバルIPア
ドレス宛のパケットを、当該IP電話端末3A,3Bへ
転送するものとなっている。したがって、IP電話端末
3Aが通話中の際(ステップ120)、発側電話端末4
からIP電話端末3Aへの着信メッセージが届いた場合
(ステップ121)、IP電話端末3Aの端末制御部3
3では、自端末が使用中であり当該着信へ応答できない
ことから、データ通信部31から主装置1側へ新たな着
信メッセージ(SETUP)を送出する(ステップ15
1)。
【0034】主装置1の制御部17は、IP電話端末接
続部13を介して、その新たな着信メッセージ(SET
UP)を受け取り、着信制御手段17Aを起動する。着
信制御手段17Aでは、まず、記憶部18の着信管理テ
ーブル18Aを初期化し、IPネットワーク接続部12
を介してIP電話端末3Aへ着信受付メッセージ(CA
LL PROC)を送信する(ステップ152)。これ
に応じて、IP電話端末3Aの端末制御部33では、デ
ータ通信部31を介して発側電話端末4へ着信受付メッ
セージ(CALL PROC)を送出する(ステップ1
22)。
【0035】続いて、着信制御手段17Aでは、IP電
話端末接続部13を介して各IP電話端末3A,3Bへ
着信メッセージ(SETUP)を送出する(ステップ1
53)。ここでは、IP電話端末3Aは通話中であるこ
とから着信不可メッセージ(REL COMP)を返送
する(ステップ154)。なお、ステップ153,15
4については省略してもよい。また、IP電話端末3B
はアイドル状態にあることから着信受付メッセージ(C
ALL PROC)を返送する(ステップ155)。こ
のとき、着信受付メッセージを受信した際、その送信元
IP電話端末を着信受付可能端末として着信管理テーブ
ル18Aへ登録する。
【0036】その後、発側電話端末4からの呼出メッセ
ージ(ALERT)に応じて(ステップ126)、IP
電話端末3Aから主装置1側へ呼出メッセージ(ALE
RT)が送出される(ステップ156)。この呼出メッ
セージに応じて、着信制御手段17Aでは、着信管理テ
ーブル18Aを参照し、着信可能端末として登録されて
いる各IP電話端末、ここではIP電話端末3Bへ呼出
メッセージ(ALERT)を送出する(ステップ15
7)。IP電話端末3Bの端末制御部33では、データ
通信部31を介して呼出メッセージを受信し、音声処理
部32を制御して着信音を送出する(ステップ15
8)。そして、利用者による応答操作を操作部35で検
出し(ステップ159)、応答メッセージ(CONNE
CT)をデータ通信部31から主装置1へ送出する(ス
テップ160)。
【0037】これに応じて、主装置1の着信制御手段1
7Aでは、IP電話端末3Aへ応答メッセージ(CON
NECT)を送出し(ステップ161)、IP電話端末
3Aの端末制御部33は、発側電話端末4へ応答メッセ
ージ(CONNECT)を送出する(ステップ13
1)。これにより、発側電話端末4とIP電話端末3A
との間で音声パケットを用いた通話が開始される(ステ
ップ132)。また、IP電話端末3AとIP電話端末
3Bとの間で音声パケットを用いた通話が開始される
(ステップ162)。そして、IP電話端末3Aの端末
制御部33で、音声パケットが中継され、結果として発
側電話端末4とIP電話端末3Bとの音声パケット通話
が形成される。
【0038】このように、本実施の形態では、使用中の
IP電話端末3Aで着信メッセージを受信した場合に
は、そのIP電話端末3Aから主装置1へ新たな着信メ
ッセージを送出し、これに応じて主装置1の着信制御手
段17Aから各IP電話端末3A,3Bへ着信メッセー
ジを送出し、着信受付メッセージを返送してきたIP電
話端末3Bへ呼び出しを行うようにしたので、発側電話
端末4からの着信メッセージにより指定された着信先の
IP電話端末3Aが使用中の場合でも、他のIP電話端
末3Bでその着信に応答することができる。
【0039】次に、図6を参照して、主装置1の着信制
御手段17Aにおける着信制御処理について詳細に説明
する。図6は着信制御手段での着信制御処理手順を示す
フローチャートである。前述した、図4と図5を比較す
ると、着信メッセージの送出元が図4では発側電話端末
4であるのに対して、図5では着信メッセージの送出元
がIP電話端末3Aとなっており、両者は着信メッセー
ジの送出元が異なるものの、主装置1の着信制御手段1
7Aの処理は、ほぼ同様である。すなわち、図5のステ
ップ151〜162は、図4のステップ101〜112
に相当する。したがって、着信制御手段17Aでの着信
制御処理手順は、前述した第1および第2の実施の形態
とも共通して、図6のように示すことができる。
【0040】すなわち、着信制御手段17Aは、着信メ
ッセージ(SETUP)の受信に応じて図6の着信制御
処理を開始し、まず、着信受付メッセージ(CALL
PROC)を着信メッセージの発側へ送出するとともに
(ステップ200)、着信管理テーブル18Aを初期化
する(ステップ201)。そして、各IP電話端末3へ
着信メッセージ(SETUP)を送出する(ステップ2
02)。その後、発側から呼出メッセージ(ALER
T)を受信するまで(ステップ203:NO)、各IP
電話端末3からの着信受付メッセージ(CALL PR
OC)を待ち受け(ステップ204)、任意のIP電話
端末3から着信受付メッセージを受信した場合は(ステ
ップ204:YES)、当該IP電話端末3を着信可能
端末として着信管理テーブル18Aへ登録し(ステップ
205)、ステップ203へ戻る。
【0041】ステップ203において、発側から呼出メ
ッセージを受信した場合は(ステップ203:YE
S)、着信管理テーブル18Aに着信可能端末が登録れ
ている場合にのみ(ステップ206:YES)、これら
着信可能端末へ呼出メッセージ(ALERT)を送出す
る(ステップ207)。また、必要に応じてボタン電話
機接続部14を介してボタン電話機2へ呼出信号を送出
する(ステップ208)。そして、応答待ちループ(ス
テップ209)へ移行する。
【0042】応答待ちループ(ステップ209)におい
て、IP電話端末3のうち上記ステップ207で呼出メ
ッセージを送出した着信可能端末から最初に応答メッセ
ージ(CONNECT)を受信した場合(ステップ21
0:YES)、発側へ応答メッセージ(CONNEC
T)を送出する(ステップ211)。そして、最初の応
答メッセージを送出したIP電話端末3以外で呼出中の
IP電話端末3へ切断メッセージ(REL/DISC)
を送出するとともに(ステップ212)、鳴動中のボタ
ン電話機2へ鳴動停止信号を送出し(ステップ21
3)、一連の着信制御処理を終了する。この後、一般的
な通話処理が制御部17で行われ、応答したIP電話端
末3と発側との間で音声パケット通話が開始される。
【0043】一方、応答待ちループにおいて、ステップ
208で呼出信号を送出した任意のボタン電話機2から
応答信号を受信した場合には(ステップ214:YE
S)、上記ステップ211〜ステップ213を実行す
る。これにより、応答したボタン電話機と発側との間で
音声パケット通話が開始される。また、応答待ちループ
において、発側から切断メッセージ(REL/DIS
C)を受信した場合は(ステップ215:YES)、ス
テップ212およびステップ213を実行する。これに
より、発側での着信中断に応じて各IP電話端末3さら
にはボタン電話機2での呼び出しが停止される。また、
応答待ちループにおいて、IP電話端末3から着信受付
メッセージ(CALL PROC)を受信した場合は
(ステップ216:YES)、当該IP電話端末3へ呼
出メッセージ(ALERT)を送出し(ステップ21
7)、応答待ちループへ戻る。
【0044】次に、図7を参照して、本発明の第3の実
施の形態にかかるボタン電話装置について説明する。図
7は第3の実施の形態にかかるボタン電話装置の構成を
示すブロック図である。前述した第1および第2の実施
の形態では、図1に示したように、各IP電話端末3が
データ通信路30を介して主装置1のIP電話端末接続
部13に接続されている場合について説明したが、図7
に示すように、各IP電話端末3が主装置1のIPネッ
トワーク接続部12と並列して、IPネットワーク5B
の通信回線10Bへ接続されている場合もある。この主
装置1では、IP電話端末接続部13が省かれているほ
かは、図1の主装置と同じ構成である。また、IP電話
端末3についても図2と同じ構成である。
【0045】図7のボタン電話装置の構成においては、
各IP電話端末3が個々にグローバルIPアドレスを持
つため、各IP電話端末3へ発側電話端末4から直接着
信メッセージが届いた場合、そのIP電話端末が通話や
データ通信で使用中であった場合には、当該IP電話端
末で応答できないことから、他のIP電話端末やボタン
電話端末で応答可能にもかかわらず、当該IP電話端末
から発側IP電話端末へ着信不可メッセージが送信さ
れ、着信が拒否されてしまうという問題点があった。
【0046】このような場合には、前述した第2の実施
の形態を適用すればよい。すなわち、図5に示したよう
に、着信メッセージを受信したIP電話端末3の端末制
御部33では(ステップ121)、発側電話端末4へ着
信不可メッセージ(RELCOMP)をすぐに返送せ
ず、主装置1側へ新たな着信メッセージ(SETUP)
を送信すればよい(ステップ151)。これに応じて、
主装置1の着信制御手段17Aにより着信可能な他のI
P電話端末3が呼び出され、着信先のIP電話端末が使
用中であっても他のIP電話端末さらにはボタン電話機
で当該着信へ応答できる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、主装置
の着信制御手段で、IPネットワークからの各IP電話
端末宛の着信メッセージに応じて、各IP電話端末へ呼
出メッセージを送出することにより着信メッセージに応
じた呼び出しを行い、これに対する任意のIP電話端末
からの応答メッセージに応じて、発側電話端末へ応答メ
ッセージを送出するようにしたので、発側電話端末から
の着信メッセージにより指定された着信先のIP電話端
末が使用中の場合でも、他のIP電話端末でその着信に
応答することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態にかかるボタン電
話装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 IP電話端末の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 着信管理テーブルの構成例である。
【図4】 第1の実施の形態にかかるボタン電話装置の
着信制御動作を示すシーケンス図である。
【図5】 第2の実施の形態にかかるボタン電話装置の
着信制御動作を示すシーケンス図である。
【図6】 着信制御手段での着信制御処理を示すフロー
チャートである。
【図7】 本発明の第3の実施の形態にかかるボタン電
話装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…主装置、11…電話網接続部、12…IPネットワ
ーク接続部、13…IP電話端末接続部、14…ボタン
電話接続部、15…スイッチ、16…データ/音声変換
部、17…制御部、17A…着信制御手段、18…記憶
部、18A…着信管理テーブル、2…ボタン電話機、3
…IP電話端末、31…データ通信部、32…音声処理
部、33…端末制御部、34…表示部、35…操作部、
36…記憶部、4…発側電話端末、5A…電話網、5B
…IPネットワーク、10A…電話回線、10B…通信
回線、20…内線伝送路、30…データ通信路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野塚 勝彦 東京都目黒区下目黒二丁目2番3号 株式 会社田村電機製作所内 Fターム(参考) 5K024 AA31 CC14 DD05 GG03 5K030 GA18 HA01 HA08 HB01 HD05 JT01 LB02 LB09 MA06 MB16 5K049 BB01 BB05 EE02 FF01 FF42 GG07 JJ01 5K051 BB01 CC01 CC02 DD03 GG02 HH27

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IPネットワークに接続される主装置
    と、この主装置に接続されるとともに前記主装置を介し
    て前記IPネットワーク側とパケット通信を行う複数の
    IP電話端末とからなり、前記主装置で前記IPネット
    ワークからの着信メッセージに応じた着信制御を行うこ
    とにより発側電話端末と前記IP電話端末との音声パケ
    ット通話を形成するボタン電話装置において、 前記主装置は、前記IPネットワークからの前記各IP
    電話端末のいずれか宛の着信メッセージに応じて、前記
    各IP電話端末へ呼出メッセージを送出することにより
    前記着信メッセージに応じた呼び出しを行い、これに対
    する任意のIP電話端末からの応答メッセージに応じ
    て、発側電話端末へ応答メッセージを送出する着信制御
    手段を備えることを特徴とするボタン電話装置。
  2. 【請求項2】 IPネットワークに接続される主装置
    と、前記IPネットワークに対して前記主装置と並列的
    に接続される複数のIP電話端末とからなり、前記主装
    置で前記IPネットワークからの着信メッセージに応じ
    た着信制御を行うことにより発側電話端末と前記IP電
    話端末との音声パケット通話を形成するボタン電話装置
    において、 前記各IP電話端末は、前記IPネットワークからの当
    該IP電話端末宛の着信メッセージを受信した際、新た
    な着信メッセージを前記主装置へ送信し、これに対する
    前記主装置からの応答メッセージに応じて発側電話端末
    へ応答メッセージを送出した後、前記発側電話端末と前
    記主装置との間でやり取りされる音声パケットを相互に
    中継する端末制御部を備え、 前記主装置は、前記IP電話端末からの新たな着信メッ
    セージに応じて、前記各IP電話端末へ呼出メッセージ
    を送出することにより前記新たな着信メッセージに応じ
    た呼び出しを行い、これに対する任意のIP電話端末か
    らの応答メッセージに応じて、前記新たな着信メッセー
    ジの送出元IP電話端末へ応答メッセージを送出する着
    信制御手段を備えることを特徴とするボタン電話装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のボタン電話装置
    において、 前記着信制御手段は、前記呼出メッセージを送信する
    際、前記各IP電話端末のうち着信受付可能なIP電話
    端末のみへ呼出メッセージを送出することを特徴とする
    ボタン電話装置。
  4. 【請求項4】 IPネットワークに接続される主装置
    と、この主装置に接続されるとともに前記主装置を介し
    て前記IPネットワーク側とパケット通信を行う複数の
    IP電話端末とからなるボタン電話装置のうち、前記主
    装置に設けられたコンピュータで実行されて、前記IP
    ネットワークからの着信メッセージに応じた着信制御を
    前記主装置に行わせることにより発側電話端末と前記I
    P電話端末との音声パケット通話を形成するためのプロ
    グラムであって、 前記コンピュータに、 前記IPネットワークからの前記各IP電話端末のいず
    れか宛の着信メッセージに応じて、前記各IP電話端末
    のうち着信受付可能なIP電話端末へ呼出メッセージを
    送出することにより前記着信メッセージに応じた呼び出
    しを行うステップと、 これに対する任意のIP電話端末からの応答メッセージ
    に応じて、発側電話端末へ応答メッセージを送出するス
    テップとを実行させるためのプログラム。
  5. 【請求項5】 IPネットワークに接続される主装置
    と、前記IPネットワークに対して前記主装置と並列的
    に接続される複数のIP電話端末とからなるボタン電話
    装置のうち、前記主装置に設けられたコンピュータで実
    行されて、前記IPネットワークからの着信メッセージ
    に応じた着信制御を前記主装置に行わせることにより発
    側電話端末と前記IP電話端末との音声パケット通話を
    形成するためのプログラムであって、 前記コンピュータに、 前記IPネットワークから前記各IP電話端末のいずれ
    か宛の着信メッセージに基づき当該IP電話端末から送
    出された新たな着信メッセージに応じて、前記各IP電
    話端末のうち着信受付可能なIP電話端末へ呼出メッセ
    ージを送出することにより前記新たな着信メッセージに
    応じた呼び出しを行うステップと、 これに対する任意のIP電話端末からの応答メッセージ
    に応じて、前記新たな着信メッセージの送出元IP電話
    端末から発側電話端末への応答メッセージの送出を促す
    応答メッセージを前記送出元IP電話端末へ送出するこ
    とにより、前記送出元IP電話端末を経由した音声パケ
    ット通話を形成させるステップとを実行させるためのプ
    ログラム。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載のプログラムにお
    いて、 前記呼出メッセージを送信する際、前記各IP電話端末
    のうち着信受付可能なIP電話端末のみへ呼出メッセー
    ジを送出することを特徴とするボタン電話装置。
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