JP2001203756A - ネットワーク通信方法及びネットワーク通信システム - Google Patents

ネットワーク通信方法及びネットワーク通信システム

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JP2001203756A JP2000012492A JP2000012492A JP2001203756A JP 2001203756 A JP2001203756 A JP 2001203756A JP 2000012492 A JP2000012492 A JP 2000012492A JP 2000012492 A JP2000012492 A JP 2000012492A JP 2001203756 A JP2001203756 A JP 2001203756A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の着信用端末が存在し、様々なメディア
の着信が行われる場合には、ユーザはどの着信用端末で
応答を行えるのかを判断することが困難になってしま
う。 【解決手段】 本発明は、ユーザ認知確度の高い端末に
おいて、着信を表示させると同時に、応答可能な端末を
表示するために、ユーザはどの端末での応答が可能であ
るかを即座に判断することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信手段を有する
複数の通信端末及び中継端末が接続されたネットワーク
上の特定エリアにおいて、特にエリア外からの着呼に対
する中継端末の着呼通知制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】特定端末に対する着呼において、その着
呼を複数の他端末に通知し、任意の端末で応答する技術
として、代表的なものでは電話機の親機/子機システム
がある。親機へ着呼があった場合、親機が子機を一斉に
呼び出しし、応答のあった子機に関して、親機を介して
発呼端末との接続を確立する。このとき、子機操作によ
り一定時間帯は特定の子機への呼び出しを優先する子機
優先呼び出し機能や、着呼時に通知される発信元電話番
号情報により、呼び出し子機を決定する振り分け機能が
ある。
【0003】図12に、電話着呼時の親機-子機間の呼び
出しを行う従来技術の処理の流れを示している。S202に
おいて親機に着呼があると、まずS204において優先子機
登録されているかどうかを調べる。優先子機登録は、通
常は子機側の操作によりあらかじめ設定されている。優
先子機登録されている場合は、S206にて前記子機を呼び
出しし、応答を待つ。S212にて前記子機より応答があっ
た場合には、S214にて発呼側の電話に応答し、優先呼出
した子機と外部との通話を開始する。S208にて前記子機
より応答がないまま一定時間が経過した場合、及びS204
で特定子機の優先呼出が設定されていない場合には、S2
10にて全ての子機及び親機を一斉呼び出しし、最初に応
答した親機又は子機と外部電話との接続を確立する。以
上により、親機への着呼に対して、複数の子機に着呼通
知を行い、さらに、設定された子機を優先的に呼び出し
することができる。
【0004】また、伝送データ処理能力が異なる複数の
通信端末が接続した通信システムにおいて、特定の通信
端末に対する着信を、応答可能性の高い通信端末へ転送
する呼転送技術としては、メール着信をページャへ転送
するシステムがある。例えば特定のアドレスにメール着
信があった場合、メールサーバのフォワード機能を利用
して、利用者が常に携帯しているページャへ新着メール
を受信したことを通知する。これにより、利用者は適当
なアクセス手段を持って受信メール確認を行うものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】最近では、伝送データ
や通信プロトコルなどの通信能力の異なる複数のメディ
アからの着信を可能とするマルチメディア通信システム
がある。例えば、電話などの音声データ、ファックスな
どの画像データ、電子メールなどの文字データ、それ以
外にも圧縮された動画像データなど様々なデータを受信
し、それらのメディアを受信可能な端末で受信する。
【0006】このようなマルチメディア通信システムに
おいては、受信したデータがどの端末で受信可能である
か判断し、受信可能な端末に当該受信データを着信させ
る。
【0007】上記メールをページャへ転送する従来技術
は、予め利用者が特定のアドレスにメール着信があった
場合に、ページャへ転送することをメールサーバに登録
しておくものであり、ユーザ自身がどのようなメディア
の着信をどの端末へ転送するかが予めわかっている場合
はこのような技術で対応が可能である。
【0008】しかしながら、複数の着信用端末が存在
し、様々なメディアの着信が行われる場合には、ユーザ
はどの着信用端末で応答を行えるのかを判断することが
困難になってしまう。
【0009】これに対し、特開平5-227303号公報では、
話中の通信端末に対する着信に関して、交換機管轄内の
他端末の空状態情報と、メディア整合性と、優先度情報
とを組み合わせて着信転送端末を決定している。
【0010】この特開平5-227303号公報に記載の技術で
は、着信したデータのメディアに応じて、複数の着信用
端末のうちから、着信可能な端末であり、優先度の高い
端末を自動的に選択して、着信することが可能である
が、ユーザは、どの端末に着信しているかを判断するこ
とができない。
【0011】そこで、本発明は、ユーザ認知確度の高い
端末において、着信を表示させると同時に、応答可能な
端末を表示するために、ユーザはどの端末での応答が可
能であるかを即座に判断することが可能となる。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、外部ネ
ットワークと通信を行う際のインタフェースとなるもの
であり、少なくともネットワーク内の各通信端末の識別
情報及び受信可能なデータ種別を記憶するアドレステー
ブルを備える中継端末と、該中継端末により管理され、
表示部を備える複数の通信端末からなるネットワーク通
信において、中継端末において、外部ネットワークから
の着信に基づいて、少なくとも着信データ種別を判断し
て、前記アドレステーブルに基づいて、ネットワーク内
の通信端末のうち、応答可能な応答可能端末を判断し、
ネットワーク内の通信端末の中から着呼通知端末を選出
し、中継端末から前記着呼通知端末に前記応答可能端末
の情報を含む着呼通知信号を送出することを特徴とす
る。
【0013】このような本発明にかかる構成により、中
継端末が特定エリア内の通信端末宛の着呼を受信した場
合、特定エリア内の通信端末の中から応答可能な端末を
抽出し、各通信端末に着呼と合わせて前記情報を提供す
ることで、利用者は応答するべき通信端末を迅速に判断
することができる。また、着呼通知メッセージ制御は、
着呼時の伝送データの処理能力によらずに行うため、処
理能力が異なり着呼に対して応答することが不可能な端
末でも着呼を確認することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下の例に
基づいて説明する。なお、本実施例により、この発明が
限定されるものではない。
【0015】図1は、本発明の着呼通知制御方法の一実
施例が適用された通信システムの構成を示している。図
1の通信システムでは、ホームゲートウェイ(以下HG
W)101と、HGW101が属する特定エリアネットワーク102
が、IPパケットを用いて通信を行うIPネットワークに接
続している。特定エリアネットワーク102には、HGW101
及び複数の通信端末装置103〜107が接続されている。通
信端末103〜107は、例えばCDプレーヤー、TV、電話、PD
Aなどであり、ハードウエアの構成や、音声や画像等
の、伝送可能なデータ処理能力が異なっている。
【0016】図2は、本発明のHGW101の内部構成を示す
ブロック図である。201は、HGW101全体の動作制御を行
うCPU、202は、CPU201を動作させるための制御プログラ
ム等が格納されているプログラムメモリ、203は、CPU20
1を動作させるために必要なデータが格納される記憶装
置である。
【0017】プログラムメモリ202は、フラッシュメモ
リ、ROM、半導体メモリ等の書き換え可能または読み込
み専用メモリで、本発明を実施するために必要な全体制
御プログラム(図示せず)のほかに、応答可能端末を選
出する応答可能端末判定プログラム210が格納されてい
る。
【0018】記憶装置203には、本実施例で使用する、
特定エリア内に接続する通信端末のIPアドレス等を管理
するアドレステーブル211などを記憶する、書き換え可
能な記憶媒体である。代表的なものとしては、フラッシ
ュメモリ、RAMなどの本体内蔵記憶媒体、又はCD-RやDVD
などに代表される本体と分離可能な外部記憶媒体などが
ある。
【0019】204は、ネットワークに接続してデータ通
信に必要な制御を行う通信制御部、205は文字列や操作
者の指示を入力する入力部で、キーボードやペンタブレ
ット、画像読み込みするスキャナ等で構成される。206
はアドレステーブル211やシステムから操作者へのメッ
セージ等を表示する表示部で、液晶ディスプレイ、CRT
ディスプレイ等により構成される。
【0020】図3は、本実施例におけるHGW101の全体動
作を説明したフロー図である。S2において、通信制御部
204にて外部端末から着呼を受信すると、S4にて、着呼
メッセージから伝送データ識別情報(送信データの種
別)を取得する。次に、S6において、前記伝送データ識
別情報及びアドレステーブル211を基に応答可能端末判
定部210にて応答可能な通信端末の選出処理及び着呼通
知端末の選出を行う。
【0021】図4に示すアドレステーブル211には、各
通信端末103〜107を識別するためのID、各端末の位置を
示すIPアドレス、各端末の名称を表す機種名、主な使用
者、各端末が伝送可能なデータ能力情報(受信可能なデ
ータの種別)401などの固有な識別情報と、各端末が着
呼を受信することが可能かどうかを示す端末状態情報40
2が登録されている。端末状態情報402は、例えば稼動状
態や、現在通信中かどうかといった情報を利用する。こ
れらの情報は、入力部205にて操作者の操作により入力
してもよいし、通信制御部204にてネットワークから受
信したデータを使用してもよい。ここでは、応答可能端
末判定は、データ能力情報によって、着呼通知端末は、
端末状態情報によって判定が行われる。
【0022】着呼通知端末の判定は、上記端末状態情報
によって行ってもよいし、例えば通知可能な全ての端末
に通知するようにしてもよい。
【0023】S6にて応答可能端末判定及び着呼通信端末
選出処理が終了すると、S8において、S6で着呼通知端末
に選出された通信端末へ、図5に示すような着呼通知メ
ッセージを送信し、応答を待つ。S10にて、パケットを
受信し、前記パケットが通信端末からの着呼応答メッセ
ージであった場合には、S16でHGW101から着呼通知端
末に、接続確立通知メッセージを配布し、かつS18で外
部発呼端末へ呼応答を送信し、前記通信端末と外部発呼
端末間の呼を確立する。着呼応答メッセージでない場合
は、通常のパケット処理をS14で行い、S10でパケットの
受信を待つ。
【0024】上記はHGW101における着呼受信時の動
作を説明したが、図6では、図1に示す通信システム全
体において、外部発呼端末600からの着呼をHGW101が
受信した場合のメッセージの流れを説明する。
【0025】まず、発呼端末600からHGW101が着呼60
1を受信すると、S6において応答可能端末判定処理を行
い、選出された通信端末103、104、105に対して着呼通
知メッセージ602をマルチキャストで送信する。
【0026】受信した通信端末のうち、通信端末104か
ら着呼応答メッセージ603が送信されると、HGW101は
接続確立通知メッセージ604を通信端末103、104、105に
マルチキャストで送信し、合わせて発呼端末600へ呼応
答605を返信する。
【0027】以上の処理により、外部発呼端末600と通
信端末104間の接続が確立される。なお、発呼端末600と
HGW101間は、TTC準拠Q931等の呼設定標準プロトコル
を用いて呼制御を行っている。
【0028】図5は、本発明記載の着呼通知メッセージ
に含まれる情報要素の例を示している。宛先IPアドレス
501は、着呼通知メッセージを送る各通信端末の各々のI
Pアドレスであり、送信先情報(IPアドレス)502および送
信先情報(使用者)503は、HGW101が発呼端末より受信
した着呼の元々の宛先IPアドレスである。送信先情報と
して、IPアドレス502か使用者503のどちらかまたは両方
を送信すれば、着呼通知端末側で、本来どの端末に当て
られた着呼か、また、誰宛の着呼であるかを確認するこ
とができる。また、前記応答可能端末判定により判定さ
れた、応答可能端末リスト504を付加することにより、
利用者にどの端末で応答可能かどうかを示すことができ
る。
【0029】図7は、図5に示す着呼通知メッセージを
受信した通信端末の表示例である。送信元情報701と、
送信先情報502及び503から取得した本来の宛先情報70
2、応答可能な端末リスト703が表示されている。本来な
ら使用者ccc(通信端末105)宛の着呼を、ccc以外のユ
ーザが使用している端末へ向けて着呼通知した場合で
も、送信元情報701及び本来の宛先情報702を表示するこ
とにより、誰宛の着呼かすぐにわかり、ccc以外の人が
先に応答してしまうことを防ぐことができる。
【0030】また、図7が通信端末107の表示例である場
合、本来通信端末105(TEL1)宛の着呼であるが、応答可
能端末リスト703を表示することにより、通信端末105と
同様に音声データを通信可能な通信端末107でも応答で
きる旨を利用者に知らせることができる。
【0031】また、伝送データが異なるため直接応答す
ることのできない通信端末へも着呼を通知し、合わせて
応答可能な通信端末リストを利用者に通知することによ
り、端末が応答可能状態でない場合でも、利用者は着呼
を知ることができる。例えば、有る利用者のそばに電源
の入っていない、すなわち端末状態情報402が応答不可
となっている電話機(TEL1)と、ユーザが現在使用中、す
なわち端末状態情報402が応答可となっているパソコン
があった場合、パソコンに着呼を通知し、合わせて「TE
L1で応答できます」という旨のメッセージを表示するこ
とで、ユーザは着呼を知り、TEL1で応答することができ
る。
【0032】図8は、本実施例の第2の実施形態の動作
を説明したメッセージシーケンス図である。図1の通信
システムにおいて、本実施例では、ネットワーク上でH
GW101に対して発呼する発呼端末600、発呼端末600か
ら着呼を受け付けるHGW101、HGW101の属する特定
エリア内に接続している通信端末103〜107のうち、通信
端末105、106、107に着呼通知を行う場合の動作につい
て説明する。
【0033】HGW101が発呼端末600より着呼801を受
信すると、HGW101は受信した着呼に対して応答可能
端末判定処理を行い、通信端末105、106、107に対し
て、着呼通知メッセージ802を送信する。
【0034】前記着呼通知を受信した通信端末のうち、
通信端末106から「通信端末105により応答を行う」とい
う内容の応答予約メッセージ803が返ってきた場合、H
GW101は着呼通知メッセージ802を送信した同じ通信端
末(応答可能端末)に着呼通知取消メッセージ804を送
信して、応答予約された通信端末以外が応答しないよう
に取消しておく。
【0035】次に、応答予約メッセージ803にて通信端
末106から指定された通信端末105のみに対して、再度着
呼通知メッセージ805を送信し、これに対し、通信端末1
05から着呼応答メッセージ806を受信すると、HGW101
は外部発呼端末600に呼応答807を送信する。
【0036】以上により、通信端末105と外部発呼端末6
00間の呼を確立することができる。例えば、本実施例で
着呼通知メッセージ801が配布される通信端末は、それ
ぞれ通信端末105と通信端末107が電話機、通信端末106
がPDAであるとする。利用者は電話機つまり通信端末105
も通信端末107もない場所にいた場合に、PDAつまり通信
端末106が着呼通知メッセージ802を受信し、図7に示す
ような表示を行うことにより、利用者はPDAで着呼を
知ることができる。合わせて表示されている応答可能端
末リストの中から応答したい通信端末105を選択して応
答予約し、電話機つまり通信端末105のある場所まで移
動して、外部発呼端末と通話をすることができる。
【0037】以上のような処理により、本発明によれ
ば、応答不可能な通信端末で着呼通知を受けた場合に、
応答する端末を指定することにより、他の通信端末で他
の人が先に応答してしまうという事態を回避することが
できる。
【0038】図9は、本実施例における第3の実施形態
の動作を説明したメッセージシーケンス図である。図1
の通信システムにおいて、本実施例では、ネットワーク
上でHGW101に対して発呼する発呼端末600、発呼端末
600から着呼を受け付けるHGW101、HGW101の属す
る特定エリア内に接続している通信端末103〜105のう
ち、通信端末103、104に第1の着呼通知を、通信端末105
に第2の着呼通知を行う場合の動作について説明する。
【0039】HGW101が外部発呼端末600から着呼901
を受信すると、HGW101は通信端末103、104に対し
て、着呼通知メッセージ902を送信する。HGW101は着
呼応答メッセージの受信待ち処理に入るが、ここで受信
したメッセージが、前記着呼通知を受信した通知端末で
はなく、着呼通知していない通信端末105から着呼通知
要求メッセージ903であった場合、通信端末105と外部発
呼端末600との呼を確立するために、まず着呼通知メッ
セージ902を配布した通信端末103、104に対して着呼通
知取消メッセージ904を送信し、続けて通信端末105のみ
に対して着呼通知メッセージ905を送信する。前記着呼
通知905を受信すると、あらかじめ通信端末105は応答準
備にあるため、即座にHGW101に着呼応答メッセージ9
06を送信し、HGW101が外部発呼端末600に呼応答907
を送信する。
【0040】以上により、通信端末105と外部発呼端末6
00との呼を確立することができる。例えば、着呼通知メ
ッセージ901が配布される通信端末103または通信端末10
4が近くにある場所でユーザが通信端末105を使用中であ
った場合、通信端末103または通信端末104にて着呼通知
を知り、さらに通信端末105が応答可能端末リストにあ
ることを確認した場合には、通信端末105にて、HGW1
01に対して自端末で応答したい旨の通知操作を行い、外
部発呼端末600と通話を開始することができる。例えば
利用者が現在作業中の通信端末には着呼通知されない場
合でも、本発明によれば、利用者の操作により応答する
ことができる。
【0041】図10は、本発明における第4の実施形態の
動作を説明したメッセージシーケンス図である。図1の
通信システムにおいて、本実施例では、ネットワーク上
でHGW101に対して発呼する発呼端末600及び601、発
呼端末600及び601から着呼を受け付けるHGW101、H
GW101の属する特定エリア内に接続している通信端末1
03〜105のうち、通信端末103、104、105に着呼通知を行
う場合の動作について説明する。
【0042】ここでは、通信端末105と発呼端末601間に
既に呼が確立しているとする。HGW101が発呼端末600
より着呼1001を受信すると、HGW101は通信端末103、
104、105に対して、着呼通知メッセージ1002を送信す
る。着呼通知メッセージ1002には、図5に示すような、
応答方法リスト情報505が付加されている。この応答方
法リスト情報505は、あらかじめHGW101に登録されてい
る。各通信端末は、着呼通知メッセージ1002を受信する
と、利用者に着呼通知を行う。ここで、通信端末103、1
04は、図7に示すような通常の着呼通知を行うが、通信
端末105では、既に発呼端末601と通信中であるため、自
端末宛の着呼であっても応答することができない。この
ような場合に、着呼通知メッセージ1002に含まれる応答
方法リスト情報505を用いて、利用者に図11に示すよう
な着呼通知を行う。
【0043】利用者から応答方法1101のいずれかが指定
された場合には、通信端末105はHGW101に応答方法指定
メッセージ1003を送信し、HGW101では、前記応答方法指
定メッセージ1003で指定された応答方法に従い、応答処
理1005を行う。この応答方法とは、例えばHGW101で代行
受信を行ったり、「後ほどお掛け直し下さい」といった
メッセージを流すなど、システムに合わせて登録するこ
とができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
伝送データの処理能力が異なる複数の通信端末が接続し
ているネットワークにおいて、中継端末が特定エリア内
の通信端末宛の着呼を受信した場合、着呼の伝送データ
形式にかかわらず、ユーザ通知確度の高い着呼通知を行
う着呼通知制御方法を提供することができる。これによ
り、応答不可能な端末にも着呼を通知することができ、
さらに、応答可能な端末リストをユーザに通知すること
で、どの端末で応答したらよいかをユーザが適切かつ迅
速に判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を表す一通信システムの構成
例を示した図である。
【図2】本発明のHGW101の内部構成をあらわすブロ
ック図である。
【図3】本発明のHGW101の全体動作を示すフロー図であ
る。
【図4】本発明におけるアドレステーブル例を示す図で
ある。
【図5】本発明における着呼通知メッセージの情報要素
例を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施形態におけるメッセージシ
ーケンスを示す図である。
【図7】本発明の第1の実施形態における通信端末の表
示例を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施形態におけるメッセージシ
ーケンスを示す図である。
【図9】本発明の第3の実施形態におけるメッセージシ
ーケンスを示す図である。
【図10】本発明の第4の実施形態におけるメッセージ
シーケンスを示す図である。
【図11】本発明の第4の実施形態における通信端末の
表示例を示す図である。
【図12】従来技術の処理を示すフロー図である。
【符号の説明】
101 HGW(ホームゲートウェイ) 102 特定エリアネットワーク 103〜107 通信端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/00 H04L 11/20 101B 9A001 3/42 Fターム(参考) 5B089 GA21 GA31 GB01 HA01 HB19 KA01 KG01 5K024 AA02 AA71 CC01 CC07 CC14 DD04 FF04 GG01 GG03 GG12 5K030 GA17 GA18 HA01 HA05 HB16 HC01 HD06 HD09 JA01 JA02 JL08 JT03 KA04 KA13 LB01 LB13 LD14 MA06 MD08 5K032 AA03 CC01 DA08 DB19 DB25 DB26 EC04 5K051 AA01 AA05 AA08 BB01 BB02 CC01 CC08 CC14 DD03 DD07 EE01 EE02 EE07 FF07 HH02 HH17 HH27 KK01 9A001 CC07 KK56

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部ネットワークと通信を行う際のイン
    タフェースとなるものであり、少なくともネットワーク
    内の各通信端末の識別情報及び受信可能なデータ種別を
    記憶するアドレステーブルを備える中継端末と、 該中継端末により管理され、表示部を備える複数の通信
    端末からなるネットワーク通信方法であって、 中継端末において、外部ネットワークからの着信に基づ
    いて、少なくとも着信データ種別を判断して、前記アド
    レステーブルに基づいて、ネットワーク内の通信端末の
    うち、応答可能な応答可能端末を判断するステップと、 ネットワーク内の通信端末の中から着呼通知端末を選出
    するステップと、 中継端末から前記着呼通知端末に前記応答可能端末の情
    報を含む着呼通知信号を送出するステップとを有するこ
    とを特徴とするネットワーク通信方法。
  2. 【請求項2】 前記アドレステーブルにおいて、少なく
    とも各通信端末の状態が記録されているものであり、 前記着呼通知端末を選出するステップにおいて、前記ア
    ドレステーブル中の各通信端末の状態に基づいて選出を
    行うことを特徴とする前記請求項1に記載のネットワー
    ク通信方法。
  3. 【請求項3】 前記着呼通知信号を送出するステップに
    おいて、前記着呼通知信号は前記応答可能端末の情報に
    加え、発信元の情報を含むものであることを特徴とする
    前記請求項1または2に記載のネットワーク通信方法。
  4. 【請求項4】 外部ネットワークと通信を行う際のイン
    タフェースとなる中継端末と、 該中継端末により管理され、表示部を備える複数の通信
    端末からなるネットワーク通信システムにおいて、 前記中継端末は、 少なくとも該ネットワーク内の各通信端末の識別情報及
    び受信可能なデータ種別を記憶するアドレステーブル
    と、 外部ネットワークからの着信に基づいて、少なくとも着
    信データ種別を判断し、前記アドレステーブルに基づい
    て、ネットワーク内の通信端末のうち、応答可能な応答
    可能端末を判断する応答可能端末判断手段と、 ネットワーク内の通信端末の中から、着呼通知端末を選
    出する着呼通知端末選出手段と、 当該着呼通知端末に前記応答可能端末の情報を含む着呼
    通知信号を送出する通信制御部とを備え、 前記通信端末は、 前記着呼通知信号を受信し、応答可能端末の情報を表示
    部に表示する手段を備えることを特徴とするネットワー
    ク通信システム。
  5. 【請求項5】 前記アドレステーブルにおいて、少なく
    とも各通信端末の状態が記録されているものであり、 前記着呼通知端末選出手段において、前記アドレステー
    ブル中の各通信端末の状態に基づいて選出を行うことを
    特徴とする前記請求項4に記載のネットワーク通信シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記中継端末は、着信時に発信元の情報
    を取得可能なものであり、 前記着呼通知信号は、応答可能端末の情報に加え、発信
    元の情報を含むものであることを特徴とするネットワー
    ク通信システム。
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