JP4671874B2 - 中継装置 - Google Patents

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Description

本発明は、中継装置、電話システム、中継プログラム、および中継プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体に関し、特に、テレビ電話の加入者が使用する中継装置、電話システム、中継プログラム、および中継プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体に関する。
音声だけでなく映像も通信できるテレビ電話サービスが開始されている。特許文献1は、網インタフェースを行う回線制御インターフェイスと、相手先の個人情報を登録可能な情報記憶部と、音声データを登録可能な記憶部と、回線制御インターフェイスに送られて来る呼設定情報に基づいて相手先がテレビ電話からの発信なのか音声電話からの発信なのかを検出し、その検出結果に応じて記憶部から第1の音声データを読み出すと共に、その呼設定情報から相手先の電話番号を検出し、その相手先の電話番号が情報記憶部に登録されているか否かを照合し、その照合結果に応じて記憶部から第2の音声データを読み出すCPU(Central Processing Unit)と、CPUにより読み出された音声データを鳴動させる鳴動制御部と、鳴動制御部により生成された音声を出力する音声出力部とを備えた通信端末の呼び出し音鳴分け機能を開示する。
特許文献1に開示された発明によると、相手先の情報を分かりやすくするために、呼び出し音を情報に応じて組み合わせて順番に鳴り分けることにより、離れた場所からでも相手先を瞬時に確認できる。
特許文献1にかかる発明とは別に、ネットワークを使用したIP(Internet Protocol)電話が普及しつつある。このIP電話サービスに対応する装置として単体で使用可能な端末や、このIP電話サービスを利用するための電話制御装置が存在する。このような電話制御装置には、IP電話サービス対応ルータやアダプタなどが含まれる。これらの電話制御装置は既存の旧来電話やIP電話機を接続して利用するものである。
特開2003−289345号公報
前述の特許文献1に開示された発明では、相手からの電話を複数の電話機で受け得る場合についてほとんど想定されていないという問題点がある。特に相手からの電話がテレビ電話であって、その電話を複数の電話機で受け得る場合についてはまったく想定されていない。相手からの電話を複数の電話機で受け得る場合、ユーザはしばしばどの電話機で電話を受ければ良いか分らなくなる。
本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、相手からの電話を複数の電話機で受け得る場合にどの電話機で電話を受ければ良いか、ユーザが容易に判断できる中継装置、電話システム、中継プログラム、および中継プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体を提供することにある。
本発明のある局面に従うと、中継装置は、第1の通信手段と、出力手段とを含む。第1の通信手段は、第1の通信機と通信する。出力手段は、第1の通信手段が情報を受信すると、第1の電話機と通信する情報の種類に応じた情報を出力する。
また、上述の出力手段は、第2の通信手段と、生成手段と、制御手段とを含むことが望ましい。第2の通信手段は、複数の第2の電話機と通信する。生成手段は、第1の通信手段が受信した情報に基づいて、第1の電話機と通信する情報の種類に対応する情報である種類情報を生成する。制御手段は、複数の第2の電話機のいずれかである送信先の電話機に対し、種類情報を送信するように、第2の通信手段を制御する。
もしくは、上述の生成手段は、通信する情報の種類と電話番号とを表わす第1の通信手段が受信した情報に基づいて、種類情報を生成するための手段を含むことが望ましい。併せて、制御手段は、送信先の電話機に対し、第1の電話機の電話番号を表わす情報として、種類情報を送信するように、第2の通信手段を制御する。
もしくは、種類情報を生成するための手段は、第1の電話機と通信する情報の種類と電話番号とを表わす情報に基づいて、第1の電話機と通信する情報の種類に対応する文字列と電話番号とを表わす情報を生成するための手段を含むことが望ましい。
もしくは、上述の中継装置は、種類情報の送信の要否を表わす情報である要否情報をユーザが入力するための入力手段をさらに含むことが望ましい。併せて、第2の通信手段を制御するための手段は、種類情報の送信が必要であることを要否情報が表わす場合、第1の電話機の電話番号を表わす情報として、種類情報を送信するように、第2の通信手段を制御するための手段を含むことが望ましい。
もしくは、上述の中継装置は、第2の電話機ごとに、旧来電話か否かを表わす情報を記憶するための記憶手段をさらに含むことが望ましい。併せて、制御手段は、送信先の電話機が旧来電話であることを記憶手段が記憶する情報が表わす場合、送信先の電話機に対し、種類情報の内容に対応する呼出信号を送信するように、第2の通信手段を制御するための手段を含むことが望ましい。
また、上述の出力手段は、第2の通信手段と、記憶手段と、生成手段と、制御手段とを含むことが望ましい。第2の通信手段は、複数の第2の電話機と通信する。記憶手段は、第2の電話機ごとに、音声電話として動作するか否かを表わす情報を記憶する。生成手段は、第1の通信手段が受信した情報に基づいて、第1の電話機と通信する情報の種類に対応する情報である種類情報を生成する。制御手段は、複数の第2の電話機のいずれかである送信先の電話機が音声電話以外の電話機として動作する場合、送信先の電話機に対し、種類情報の内容に対応する呼出信号を送信するように、第2の通信手段を制御する。
もしくは、上述の記憶手段は、第2の電話機から第2の通信手段が受信した、音声電話として動作するか否かを表わす情報を記憶するための手段を含むことが望ましい。
また、上述の出力手段は、第2の通信手段と、スピーカと、生成手段と、第2の通信手段を制御するための手段と、スピーカを制御するための手段とを含むことが望ましい。第2の通信手段は、第2の電話機と通信する。スピーカは、音として情報を出力する。生成手段は、第1の通信手段が受信した情報に基づいて、第1の電話機と通信する情報の種類に対応する情報である種類情報を生成する。第2の通信手段を制御するための手段は、第2の電話機に対し、種類情報を送信するように、第2の通信手段を制御する。スピーカを制御するための手段は、種類情報を音として出力するように、スピーカを制御する。
また、上述の出力手段は、第2の通信手段と、表示装置と、生成手段と、第2の通信手段を制御するための手段と、表示装置を制御するための手段とを含むことが望ましい。第2の通信手段は、第2の電話機と通信する。表示装置は、画像として情報を表示する。生成手段は、第1の通信手段が受信した情報に基づいて、第1の電話機と通信する情報の種類に対応する情報である種類情報を生成する。第2の通信手段を制御するための手段は、第2の電話機に対し、種類情報を送信するように、第2の通信手段を制御する。表示装置を制御するための手段は、種類情報を表示するように、表示装置を制御する。
また、上述の出力手段は、第2の通信手段と、記憶手段と、スピーカと、生成手段と、第2の通信手段を制御するための手段と、スピーカを制御するための手段とを含むことが望ましい。第2の通信手段は、第2の電話機と通信する。記憶手段は、第2の電話機についての、音声電話として動作するか否かを表わす情報を記憶する。スピーカは、音として情報を出力する。生成手段は、第1の通信手段が受信した情報に基づいて、第1の電話機と通信する情報の種類に対応する情報である種類情報を生成する。第2の通信手段を制御するための手段は、第2の電話機が音声電話以外の電話機として動作する場合、第2の電話機に対し、種類情報の内容に対応する呼出信号を送信するように、第2の通信手段を制御する。スピーカを制御するための手段は、種類情報を音として出力するように、スピーカを制御する。
また、上述の出力手段は、第2の通信手段と、記憶手段と、表示装置と、生成手段と、第2の通信手段を制御するための手段と、表示装置を制御するための手段とを含むことが望ましい。第2の通信手段は、第2の電話機と通信する。記憶手段は、第2の電話機についての、音声電話として動作するか否かを表わす情報を記憶する。表示装置は、画像として情報を表示する。生成手段は、第1の通信手段が受信した情報に基づいて、第1の電話機と通信する情報の種類に対応する情報である種類情報を生成する。第2の通信手段を制御するための手段は、第2の電話機が音声電話以外の電話機として動作する場合、第2の電話機に対し、種類情報の内容に対応する呼出信号を送信するように、第2の通信手段を制御する。表示装置を制御するための手段は、種類情報を表示するように、表示装置を制御する。
本発明の他の局面に従うと、電話システムは、中継装置と複数の第2の電話機とを含む。中継装置は、第1の通信手段と、第2の通信手段と、生成手段と、制御手段とを含む。第1の通信手段は、第1の電話機と通信する。第2の通信手段は、複数の第2の電話機と通信する。生成手段は、第1の通信手段が受信した情報に基づいて、第1の電話機と通信する情報の種類に対応する情報である種類情報を生成する。制御手段は、複数の第2の電話機のいずれかである送信先の電話機に対し、種類情報を送信するように、第2の通信手段を制御する。
本発明の他の局面に従うと、電話システムは、中継装置と第2の電話機とを含む。中継装置は、第1の通信手段と、第2の通信手段と、スピーカと、生成手段と、第2の通信手段を制御するための手段と、スピーカを制御するための手段とを含む。第1の通信手段は、第1の電話機と通信する。第2の通信手段は、第2の電話機と通信する。スピーカは、音として情報を出力する。生成手段は、第1の通信手段が受信した情報に基づいて、第1の電話機と通信する情報の種類に対応する情報である種類情報を生成する。第2の通信手段を制御するための手段は、第2の電話機に対し、種類情報を送信するように、第2の通信手段を制御する。スピーカを制御するための手段は、種類情報を音として出力するように、スピーカを制御する。
本発明の他の局面に従うと、電話システムは、中継装置と第2の電話機とを含む。中継装置は、第1の通信手段と、第2の通信手段と、表示装置と、生成手段と、第2の通信手段を制御するための手段と、表示装置を制御するための手段とを含む。第1の通信手段は、第1の電話機と通信する。第2の通信手段は、第2の電話機と通信する。表示装置は、画像として情報を表示する。生成手段は、第1の通信手段が受信した情報に基づいて、第1の電話機と通信する情報の種類に対応する情報である種類情報を生成する。第2の通信手段を制御するための手段は、第2の電話機に対し、種類情報を送信するように、第2の通信手段を制御する。表示装置を制御するための手段は、種類情報を表示するように、表示装置を制御する。
本発明の他の局面に従うと、電話システムは、中継装置と複数の第2の電話機とを含む。中継装置は、第1の通信手段と、第2の通信手段と、記憶手段と、生成手段と、制御手段とを含む。第1の通信手段は、第1の電話機と通信する。第2の通信手段は、複数の第2の電話機と通信する。記憶手段は、第2の電話機ごとに、音声電話として動作するか否かを表わす情報を記憶する。生成手段は、第1の通信手段が受信した情報に基づいて、第1の電話機と通信する情報の種類に対応する情報である種類情報を生成する。制御手段は、複数の第2の電話機のいずれかである送信先の電話機が音声電話以外の電話機として動作する場合、送信先の電話機に対し、種類情報の内容に対応する呼出信号を送信するように、第2の通信手段を制御する。
本発明の他の局面に従うと、電話システムは、中継装置と第2の電話機とを含む。中継装置は、第1の通信手段と、第2の通信手段と、記憶手段と、スピーカと、生成手段と、第2の通信手段を制御するための手段と、スピーカを制御するための手段とを含む。第1の通信手段は、第1の電話機と通信する。第2の通信手段は、第2の電話機と通信する。記憶手段は、第2の電話機についての、音声電話として動作するか否かを表わす情報を記憶する。スピーカは、音として情報を出力する。生成手段は、第1の通信手段が受信した情報に基づいて、第1の電話機と通信する情報の種類に対応する情報である種類情報を生成する。第2の通信手段を制御するための手段は、第2の電話機が音声電話以外の電話機として動作する場合、第2の電話機に対し、種類情報の内容に対応する呼出信号を送信するように、第2の通信手段を制御する。スピーカを制御するための手段は、種類情報を音として出力するように、スピーカを制御する。
本発明の他の局面に従うと、電話システムは、中継装置と第2の電話機とを含む。中継装置は、第1の通信手段と、第2の通信手段と、記憶手段と、表示装置と、生成手段と、第2の通信手段を制御するための手段と、表示装置を制御するための手段とを含む。第1の通信手段は、第1の電話機と通信する。第2の通信手段は、第2の電話機と通信する。記憶手段は、第2の電話機についての、音声電話として動作するか否かを表わす情報を記憶する。表示装置は、画像として情報を表示する。生成手段は、第1の通信手段が受信した情報に基づいて、第1の電話機と通信する情報の種類に対応する情報である種類情報を生成する。第2の通信手段を制御するための手段は、第2の電話機が音声電話以外の電話機として動作する場合、第2の電話機に対し、種類情報の内容に対応する呼出信号を送信するように、第2の通信手段を制御する。表示装置を制御するための手段は、種類情報を表示するように、表示装置を制御する。
本発明の他の局面に従うと、中継プログラムは、第1の通信ステップと、出力ステップとを含む各ステップをコンピュータに実行させる。第1の通信ステップは、第1の電話機と通信する。出力ステップは、第1の通信ステップにおいて情報を受信すると、第1の電話機と通信する情報の種類に応じた情報を出力する。
本発明の他の局面に従うと、記録媒体は、中継プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体である。中継プログラムは、第1の通信ステップと、出力ステップとを含む各ステップをコンピュータに実行させる。第1の通信ステップは、第1の電話機と通信する。出力ステップは、第1の通信ステップにおいて情報を受信すると、第1の電話機と通信する情報の種類に応じた情報を出力する。
本発明に係る中継装置、電話システム、中継プログラム、および中継プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体は、相手からの電話を複数の電話機で受け得る場合にどの電話機で電話を受ければ良いか、ユーザが容易に判断できる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
以下、本発明の第1の実施の形態に係るIP電話システムについて説明する。
図1は、本実施の形態に係るIP電話システムの構成を表わす図である。図1を参照して、本実施の形態に係るIP電話システムは、複数の電話機と、それらの端末に接続されるホームゲートウェイ26とを含む。複数の電話機は、テレビ電話機20と、音声電話機22と、旧来電話機24とに加え、図示しない電話機を含む。複数の電話機は、いずれも公衆網29(本実施の形態の場合、公衆網29の種類は特に限定されない。公衆網29の例として、イントラネットのような専用IP網やインターネット網が含まれる)およびホームゲートウェイ26を介して外部のテレビ電話機27や音声電話機28と通話する電話機である。なお、本発明の説明において、「旧来電話機」および「旧来電話」とは、IP以外の通信網を用いた通話が可能な電話機を意味する。ホームゲートウェイ26は、本実施の形態に係るIP電話システムを構成する各電話機と外部の電話機との通信を中継する中継装置である。
図2は、本実施の形態に係るホームゲートウェイ26の機能ブロック図である。図2を参照して、本実施の形態に係るホームゲートウェイ26は、WAN(Wide Area Network)インターフェイス部30と、WAN制御部32と、LAN(Local Area Network)インターフェイス部34と、LAN制御部36と、アナログインターフェイス部38と、アナログ制御部40と、操作部42と、検出部44と、メモリ46と、データ制御部48と、表示部50と、表示制御部52と、音出力部54と、音制御部56と、中央制御部58と、メモリカード駆動装置59とを含む。WANインターフェイス部30は、公衆網29を介して外部の電話機と通信する。本実施の形態の場合、外部の電話機とは、テレビ電話機27や音声電話機28のことである。WAN制御部32は、WANインターフェイス部30と中央制御部58との通信を中継する。WAN制御部32は、WANインターフェイス部35を制御する部分でもある。LANインターフェイス部34は、テレビ電話機20および音声電話機22と通信する。本実施の形態の場合、テレビ電話機20および音声電話機22はいずれもIP電話である。LAN制御部36は、LANインターフェイス部34と中央制御部58との通信を中継する。LAN制御部36はLANインターフェイス部34を制御する部分でもある。アナログインターフェイス部38は、旧来電話機24と通信する。これにより、LANインターフェイス部34およびアナログインターフェイス部38が、複数の電話機と通信する通信装置を構成することとなる。アナログ制御部40は、アナログインターフェイス部38と中央制御部58との通信を中継する。アナログ制御部40は、アナログインターフェイス部38を制御する部分でもある。操作部42は、操作によりユーザが指令や情報を入力する部分である。検出部44は、操作部42に対するユーザの指令を検出する部分である。メモリ46は情報を記憶する。データ制御部48は、メモリ46に対する情報の書込とメモリ46からの情報の読出とを実施する部分である。表示部50は搭載するディスプレイにより画像として情報を表示する表示装置である。表示部50は搭載するランプによりユーザに対する通知を実施する部分でもある。表示制御部52は、表示部50に対し中央制御部58からの情報を中継する。表示制御部52は、中央制御部58の制御に応じて表示部50を制御する部分でもある。音出力部54は、スピーカを含むことにより、音として情報を出力する部分である。音制御部56は、音出力部54に対し、中央制御部58が出力した情報を中継する部分である。音制御部56は、音出力部54を制御する部分でもある。中央制御部58は、本実施の形態に係るホームゲートウェイ26の各部を制御する部分である。メモリカード駆動装置59は、メモリカード200から、プログラムを読取る装置である。
メモリ46は、能力管理テーブル60を記憶する。能力管理テーブル60は、上述した複数の電話機がそれぞれ音声電話か否かを表わす情報などを記憶するデータテーブルである。
中央制御部58は、判断部62を含む。判断部62は、テレビ電話機27や音声電話機28が音声電話か否かを判断する部分である。
本実施の形態に係るホームゲートウェイ26は、ホームゲートウェイ26のハードウェアと中央制御部58により実行されるソフトウェアとにより実現される。一般的にこうしたソフトウェアは、メモリカード200などの記録媒体に格納されて流通し、メモリカード駆動装置59などにより記録媒体から読取られて一旦メモリ46などに格納される。さらに上述した中央制御部58により実行される。上述したホームゲートウェイ26のハードウェア自体は一般的なものである。したがって、本発明の最も本質的な部分は、メモリカード200などの記録媒体に記録されたプログラムとなる。なお、ホームゲートウェイ26自体の動作は周知であるので、ここではその詳細な説明は繰返さない。
図3を参照して、ホームゲートウェイ26で実行されるプログラムは、種類の通知に関し、以下のような制御を実行する。
ステップS70にて、データ制御部48は、中央制御部58の制御に応じて、メモリ46に、着呼が可能な電話機の数を記憶させる。メモリ46は、変数daisuの値として、その数を記憶する。本実施の形態の場合、その数と上述した複数の電話機の数とは一致する。
ステップS72にて、WANインターフェイス部30は着信情報を受信する。WANインターフェイス部30は、WAN制御部32を介して、受信した着信情報を中央制御部58に出力する。ステップS74にて、中央制御部58の判断部62は、メディア情報に基づき、発信元の電話機が送信する情報の種類を読出す。
図4は、本実施の形態におけるWANインターフェイス部30とLANインターフェイス部34とがそれぞれ通信に用いるパケットのフォーマットを表わす図である。本実施の形態の場合、それらのパケットは、いずれもSIP(Session Initiation Protocol)とSDP(Session Description Protocol)あるいはRTP(Real-time Transport Protocol)とに則って情報を通信する。SIPあるいはSDPに則って情報を通信する場合、それらのパケットは、いずれも、データリンク層ヘッダ64と、IPヘッダ65と、UDPヘッダ66と、SIPデータ67とを含む。データリンク層ヘッダ64は、LAN内あるいはWAN内でLANインターフェイスデバイスを通してパケットを通信するためのデータである。IPヘッダ65は、データの送信先を規定するデータである。UDPヘッダ66は、通信ポートを規定するデータである。SIPデータ67は、SIPとSDPとに則った各種のデータである。なお、RTPに則って情報を通信する場合のパケットのフォーマットは周知なので、ここではそのフォーマットは説明されない。
SIPは、テキストベースでやりとりされる、通信プロトコルである。SIPは、一連の通信の開始や終了に関与するプロトコルでもある。SIPの特徴は、「メソッド」という制御用の指令と「レスポンス」と呼ばれる返信とにある。図5は、メソッドの一例を表わす図である。図6は、レスポンスの意味を表わす図である。SIPに則って通信されるデータには、発信元の電話番号も含まれる。
SDPとは、SIPのメソッドやレスポンスに情報を付加することにより、SIPと協調して動作するプロトコルである。SDPは、音楽や映像などのマルチメディア・データをどのような方式でどのようにやりとりするかを規定するプロトコルでもある。メソッドやレスポンスに付加する情報は、セッションに関する情報である。「セッション」は、一連の通信として他の通信と区別できる、通信のグループを表わす単位である。「セッションに関する情報」には、各セッションを識別するための時間、セッションの有効時間、あるいは1つのセッションにおいて通信されるメディアの種別の情報が含まれる。図7は、セッションに関する情報の代表的な冒頭部分を表わす図である。
図7に示すように、SDPにおいて、メディアの種別の情報すなわちメディア情報は、「m=」で始まる文字列に含まれる。「m=」で始まる文字列は、メディアの種別、ポート番号、トランスポート・プロトコル、およびメディア・フォーマット・リストを表わす。SDPの場合、メディアの種別は、「audio」、「video」、「application」、「data」、あるいは「control」のいずれかの文字列で表わされる。ただし、本実施の形態の場合、通信されるパケットが含むデータのメディアの種別は、必ず「audio」および「video」のいずれかを含む。ポート番号は、メディアを受信するポート番号を表わす。トランスポート・プロトコルは、パケットのフォーマットを表わす。トランスポート・プロトコルは、「RTP/AVP」あるいは「udp」のいずれかの文字列で表わされる。「RTP/AVP」は、RFC(Request For Comments)1890に従ったRTPパケットを使用する場合に含まれる。「udp」は、それ以外の形式のパケットを使用する場合に含まれる。メディア・フォーマット・リストは、RFC1890において定義されているペイロードのタイプを表わす。ペイロードのタイプは、符号化の方式の名称と、クロック速度と、チャンネル数とを表わす。図8は、「m=」で始まる文字列が表わす情報の図である。
RTPに則ったパケットの属性は、「a=rtpmap:」で始まる文字列に含まれる。「a=rtpmap:」で始まる文字列は、ペイロード・タイプと、符号化方式の名称またはクロック速度とを表わす。図9は、「a=rtpmap:」で始まる文字列が表わす情報のフォーマットを表わす図である。
メディアに固有のパラメータは、「a=fmtp:」で始まる文字列に含まれる。「a=fmtp:」で始まる文字列は、フォーマットのペイロード・タイプと、フォーマットで指定したメディアで使用するパラメータとを表わす。図10は、「a=fmtp:」で始まる文字列が表わす情報のフォーマットを表わす図である。
ステップS76にて、判断部62は、メディア情報が「video」を含むか否かを判断する。メディア情報が「video」を含むと判断した場合(ステップS76にてYES)、処理はステップS78へと移される。もしそうでないと(ステップS76にてNO)、処理はステップS80へと移される。
ステップS78にて、データ制御部48は、中央制御部58の制御に応じて、メモリ46に発信元の電話の種類がテレビ電話であることを表わす値を記憶させる。本実施の形態の場合、メモリ46は、発信元の電話機を表わす情報を、変数tel_infoの値として記憶する。本実施の形態の場合、発信元の電話の種類がテレビ電話であることを表わす値は、「1」である。
ステップS80にて、データ制御部48は、中央制御部58の制御により、メモリ46に対し、発信元の電話機の種類が音声電話であることを表わす値(発信元の電話機と通信する情報に映像の情報が含まれないことを表わす値)を記憶させる。メモリ46は、その情報を、変数tel_infoの値として記憶する。本実施の形態の場合、発信元の電話の種類が音声電話であることを表わす値は、「0」である。ステップS76と、ステップS78と、ステップS80とにより、中央制御部58は、WANインターフェイス部30が受信した情報に基づいて、発信元の電話機と通信する情報の種類に対応する情報を生成することとなる。
ステップS82にて、データ制御部48は、中央制御部58の制御に応じて、メモリ46に変数countの値として「1」を記憶させる。
ステップS84にて、データ制御部48は、中央制御部58の制御に応じて、メモリ46から変数countと変数daisuとの値を読出す。データ制御部48は、メモリ46から読出した値を中央制御部58に出力する。中央制御部58の判断部62は、変数countの値が変数daisuの値より大きいか否かを判断する。変数countの値が変数daisuの値より大きいと判断した場合(ステップS84にてYES)、処理を終了する。もしそうでないと(ステップS84にてNO)、処理はステップS86へと移される。
ステップS86にて、LANインターフェイス部34あるいはアナログインターフェイス部38は、LAN制御部36あるいはアナログ制御部40の制御に応じて、各々が接続された電話機のうち変数countに対応する電話機に対し、変数tel_infoの値を送信する。これにより、LAN制御部36およびアナログ制御部40からなる装置の集合体が、本実施の形態に係るIP電話システムを構成する複数の電話機のいずれかに対し、発信元の電話機と通信する情報の種類に対応する情報を送信するように、LANインターフェイス部34およびアナログインターフェイス部38を制御することとなる。
ステップS88にて、データ制御部48は、中央制御部58の制御に応じて、メモリ46が記憶する変数countの値を「1」増加させる。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、IP電話システムの動作について説明する。
[テレビ電話からの発信があった場合]
データ制御部48は、中央制御部58の制御に応じて、メモリ46に、着呼が可能な電話機の数を記憶させる(ステップS70)。
電話機の数が記憶された後、発信元の電話機から本実施の形態にかかるIP電話システムに対する発呼があったとする。WANインターフェイス部30は着信情報を受信する(ステップS72)。図11は、1セッションの通話におけるパケットのやり取りを表わす図である。図11の「INVITE(+SDP)」は発信元の電話機からWANインターフェイス部30への着信情報の通信を表わす。着信情報が受信されると、中央制御部58の判断部62は、メディア情報に基づき、発信元の電話機が送信する情報の種類を読出す(ステップS74)。
情報の種類が読出されると、判断部62は、メディア情報が「video」を含むか否かを判断する(ステップS76)。テレビ電話からの発信があった場合、判断部62は、メディア情報が「video」を含むと判断するので(ステップS76にてYES)、データ制御部48は、中央制御部58の制御に応じて、メモリ46に発信元の電話の種類がテレビ電話であることを表わす値を記憶させる(ステップS78)。値が記憶されると、データ制御部48は、中央制御部58の制御に応じて、メモリ46に変数countの値として「1」を記憶させる(ステップS82)。
変数countの値が記憶されると、中央制御部58の判断部62は、変数countの値が変数daisuの値より大きいか否かを判断する(ステップS84)。この場合、変数countの値は変数daisuの値以下なので(ステップS84にてNO)、LANインターフェイス部34あるいはアナログインターフェイス部38は、LAN制御部36あるいはアナログ制御部40の制御に応じて、各々が接続された電話機のうち変数countに対応する電話機に対し、変数tel_infoの値を送信する(ステップS86)。変数tel_infoの値が送信されるので、変数countに対応する電話機は、送信元の電話機がテレビ電話であることをユーザに通知できる。
値が送信されると、データ制御部48は、中央制御部58の制御に応じて、メモリ46が記憶する変数countの値を「1」増加させる(ステップS88)。その後、ステップS84〜ステップS88の処理が繰返された後、変数countの値が変数daisuの値を超えると(ステップS84にてYES)、電話機の種類(厳密には電話機同士で通信する情報の種類)を通知するための処理は終了する。その後、図11に示す通信が継続される。
[音声電話からの発信があった場合]
ステップS74までの処理を経て、判断部62は、メディア情報が「video」を含むか否かを判断する(ステップS76)。この場合、メディア情報が「video」を含まないと判断するので(ステップS76にてNO)、データ制御部48は、中央制御部58の制御により、メモリ46に対し、発信元の電話機の種類が音声電話であることを表わす値を記憶させる(ステップS80)。
値が記憶されると、ステップS82〜ステップS84の処理を経て、LANインターフェイス部34あるいはアナログインターフェイス部38は、LAN制御部36あるいはアナログ制御部40の制御に応じて、各々が接続された電話機のうち変数countに対応する電話機に対し、変数tel_infoの値を送信する(ステップS86)。これにより、LANインターフェイス部34と、LAN制御部36と、アナログインターフェイス部38と、アナログ制御部40と、データ制御部48とからなる装置は、WANインターフェイス部30が情報を受信すると、発信元の電話機と通信する情報の種類に応じた情報を出力することとなる。countに対応する電話機は、変数tel_infoの値が送信されるので、送信元の電話機が音声電話であることをユーザに通知できる。
以上のようにして、本実施の形態に係るホームゲートウェイは、発信元の電話機がテレビ電話か音声電話か(厳密にはテレビ電話として動作するか音声電話として動作するか)を電話機に通知することができる。それが通知されるので、電話を受ける各電話機は発信元の電話機の種類(厳密にはテレビ電話として動作するか音声電話として動作するか)をユーザに通知することができる。電話機の種類をユーザに通知するための具体的な方法の例には、受信した情報に応じて予め搭載したランプを点灯させる方法がある。電話機の種類をユーザに通知するための具体的な方法は、これ以外の方法でもよい。そのような種類の情報がユーザに通知されるので、相手からの電話を複数の電話機で受け得る場合にどの電話機で電話を受ければよいか、ユーザが容易に判断できる。テレビ電話からの着信を音声電話で応答してしまうことにより音声のみが通話されてしまう問題や、テレビ電話から着信した場合に見せたくない映像が映ってしまう問題を回避できる。
なお、変形例として、ホームゲートウェイ26は、表示部50のランプにより(この場合、表示部50はランプを含むこととする)、送信元の電話機がテレビ電話か音声電話かをユーザに通知してもよい。ホームゲートウェイ26は、表示部50のランプに代え、あるいは表示部50のランプと共に、音出力部54の出力により、送信元の電話機がテレビ電話か音声電話かをユーザに通知してもよい。これにより、たとえばテレビ電話が着信した場合に、ユーザが誤ってテレビ電話のできない、音声通話のみ可能な電話機で着信してしまうのを防止できる。
また、LANインターフェイス部34が通信時に従う規格は特に限定されない。LANインターフェイス部34が従い得る規格には、イーサネット(登録商標)のほか、IEEE802.11a、IEEE802.11b/11gが含まれる。
また、ホームゲートウェイ26は、電話機の一部であってもよい。この場合、上述したIP電話システムは、少なくとも1台の電話機と、ホームゲートウェイ26を有する電話機とを含むこととなる。ホームゲートウェイ26の表示部50と音出力部54とは、それぞれ電話機の一部として動作することとなる。この場合、LAN制御部36とアナログ制御部40とからなる部分の集合体が、本実施の形態に係るIP電話システムを構成する電話機に対し、発信元の電話機と通信する情報の種類に対応する情報を送信するように、LANインターフェイス部34およびアナログインターフェイス部38を制御することとなる。併せて、中央制御部58が、発信元の電話機と通信する情報の種類に対応する情報を音声として出力するように、スピーカをはじめとする音出力部54を制御したり、中央制御部58が、発信元の電話機と通信する情報の種類に対応する情報を表示するように、表示部50を制御したりすることとなる。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態に係るIP電話システムについて説明する。
本実施の形態に係るIP電話システムを構成する各装置のハードウェア構成は前述の第1の実施の形態と同じである。それらについての機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
図12を参照して、ホームゲートウェイ26で実行されるプログラムは、着信についての設定に関し、以下のような制御を実行する。
ステップS90にて、検出部44が操作部42に対するユーザの操作を検出すると、検出部44は、中央制御部58に対し、ユーザが操作部42に対してした操作の内容を表わす情報を出力する。中央制御部58は、「テレビ電話専用着信設定」を起動する。「テレビ電話専用着信設定」の起動とは、外部のテレビ電話機27から発信があった場合、IP電話システムを構成する電話機のうちテレビ電話機20のみが電話を受けることができるように、ホームゲートウェイ26を構成する各部を中央制御部58が制御することを意味する。
ステップS92にて、表示制御部52は、中央制御部58の制御により、テレビ電話専用着信機能を有効にするか無効にするかを設定するための画像を表示部50に表示させる。
ステップS94にて、検出部44は、操作部42に対するユーザの操作を検出すると、ユーザの操作の内容を表わす情報を中央制御部58に出力する。中央制御部58は検出部44が出力した情報の内容に対応する情報をメモリ46に記憶させる。このステップの場合、メモリ46が記憶する情報は、テレビ電話専用着信機能が有効か否かを表わす情報である。
図13を参照して、ホームゲートウェイ26で実行されるプログラムは、呼出信号の送出に関し、以下のような制御を実行する。なお、図13に示すフローチャートの中で、前述の図3に示した処理は同じステップ番号を付してある。それらの処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
ステップS100にて、LANインターフェイス部34とアナログインターフェイス部38とは、本実施の形態に係るIP電話システムを構成する複数の電話機から、各電話機の機能を表わす情報を受信する。各電話機の機能を表わす情報は、音声電話として動作するか否かを表わす情報でもある。本実施の形態に限れば、「各電話機の機能を表わす情報」は、音声電話として動作するかテレビ電話として動作するかを表わす。LANインターフェイス部34とアナログインターフェイス部38とは、受信した情報を中央制御部58に出力する。
ステップS102にて、中央制御部58は、データ制御部48を介して、LANインターフェイス部34とアナログインターフェイス部38とが受信した情報をメモリ46に記憶させる。これらの情報は、能力管理テーブル60の一部として記憶される。これにより、メモリ46は、本実施の形態に係るIP電話システムを構成する複数の電話機ごとに、音声電話として動作するか否かを表わす情報を記憶することとなる。併せて、データ制御部48は、中央制御部58の制御に応じ、外部からの発信を受けることができる電話機の数をメモリ46に記憶させる。
ステップS103にて、データ制御部48は、中央制御部58の制御に応じて、メモリ46から変数countと変数daisuとの値を読出す。データ制御部48は、メモリ46から読出した値を中央制御部58に出力する。中央制御部58の判断部62は、変数countの値が変数daisuの値より大きいか否かを判断する。変数countの値が変数daisuの値より大きいと判断した場合(ステップS103にてYES)、処理を終了する。もしそうでないと(ステップS103にてNO)、処理はステップS104へと移される。
ステップS104にて、判断部62は、メモリ46が記憶した情報tel_infoの値が「テレビ電話」を表わす値か否かを判断する。情報tel_infoの値が「テレビ電話」を表わす値と判断した場合には(ステップS104にてYES)、処理はステップS105へと移される。もしそうでないと(ステップS104にてNO)、処理はステップS106へと移される。
ステップS105にて、判断部62は、テレビ電話専用着信機能が有効か否かを判断する。判断部62は、メモリ46が記憶した情報に基づき、テレビ電話専用着信機能が有効か否かを判断する。テレビ電話専用着信機能が有効と判断した場合には(ステップS105にてYES)、処理はステップS107へと移される。もしそうでないと(ステップS105にてNO)、処理はステップS106へと移される。
ステップS106にてLANインターフェイス部34またはアナログインターフェイス部38は、LAN制御部36またはアナログ制御部40の制御に応じて、呼出信号を送信する。本実施の形態の場合、呼出信号の種類は、変数tel_infoの値に対応する。
ステップS107にて、判断部62は、変数countの値に対応する電話機にテレビ電話としての機能があるか否かを判断する。判断部62は、能力管理テーブル60に基づき、変数countの値に対応する電話機にテレビ電話としての機能があるか否かを判断する。テレビ電話としての機能があると判断した場合には(ステップS107にてYES)、処理はステップS106へと移される。もしそうでないと(ステップS107にてNO)、処理はステップS88へと移される。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、ホームゲートウェイ26の動作について説明する。
検出部44が操作部42に対するユーザの操作を検出すると、中央制御部58は、「テレビ電話専用着信設定」を起動する(ステップS90)。「テレビ電話専用着信設定」が起動されると、表示制御部52は、中央制御部58の制御により、テレビ電話専用着信機能を有効にするか無効にするかを設定するための画像を表示部50に表示させる(ステップS92)。図14は、表示部50が表示した画像を表わす図である。
画像が表示されると、検出部44は操作部42に対するユーザの操作を検出する。ユーザの操作が検出されると、検出部44はユーザの操作の内容を表わす情報を中央制御部58に出力する。中央制御部58は検出部44が出力した情報の内容に対応するデータをメモリ46に記憶させる(ステップS94)。この場合、図14に示すように、テレビ電話専用着信機能を有効とするような操作があったため、テレビ電話専用着信機能が有効であることを表わす情報が記憶されたこととする。
データが記憶された後(メモリ46が適当な初期値を記憶していた場合はステップS90からステップS94までの処理は不要であるが、この場合はメモリ46がそのような初期値を記憶していないこととする)、LANインターフェイス部34とアナログインターフェイス部38とは、IP電話システムを構成する複数の電話機から、各電話機の機能を表わす情報を受信する。LANインターフェイス部34とアナログインターフェイス部38とは、受信した情報を中央制御部58に出力する(ステップS100)。情報が出力されると、データ制御部48は、中央制御部58の制御に応じて、種別情報と外部からの発信を受けることができる電話機の数とをメモリ46に記憶させる(ステップS102)。「種別情報」とは、電話機が備える機能を表わす情報のことである。図15は、このステップにてメモリ46が記憶した種別情報を表わす図である。
情報などが記憶されると、ステップS72〜ステップS82の処理を経て、判断部62は、変数countの値が変数daisuの値より大きいか否かを判断する(ステップS103)。まだ変数countの値が変数daisuの値より小さいので(ステップS103にてNO)、判断部62は、メモリ46が記憶した情報tel_infoの値が「テレビ電話」を表わす値か否かを判断する(ステップS104)。この場合、情報tel_infoの値が「テレビ電話」を表わす値とすると(ステップS104にてYES)、判断部62は、テレビ電話専用着信機能が有効か否かを判断する(ステップS105)。この場合、テレビ電話専用着信機能は有効なので(ステップS105にてYES)、判断部62は、変数countの値に対応する電話機にテレビ電話としての機能があるか否かを判断する(ステップS107)。変数countの値に対応する電話機にテレビ電話としての機能があるとすると(ステップS107にてYES)、LANインターフェイス部34またはアナログインターフェイス部38は、LAN制御部36またはアナログ制御部40の制御に応じて、呼出信号を送信する(ステップS106)。これにより、LANインターフェイス部34またはアナログインターフェイス部38は、本実施の形態に係るIP電話システムを構成する複数の電話機のいずれかである送信先の電話機が音声電話以外の電話機として動作する場合、送信先の電話機に対し、種類情報の内容に対応する呼出信号を送信するように、LANインターフェイス部34またはアナログインターフェイス部38を制御することとなる。
呼出信号を送信した後、ステップS88およびステップS103の処理を経て、判断部62は、メモリ46が記憶した情報tel_infoの値が「テレビ電話」を表わす値か否かを判断する(ステップS104)。この場合、情報tel_infoの値が音声電話を表わす値とすると(ステップS104にてNO)、ステップS106およびステップS88の処理を経て、ステップS103〜ステップS88の処理が繰返される。
以上のようにして、本実施の形態に係るIP電話システムは、予め記憶している電話機の機能(テレビ電話か音声電話か)を管理することにより、たとえばテレビ電話からの発信の場合には、テレビ電話の機能がない電話機には着信を通知しないようにすることができる。これにより、誤ってテレビ電話からの発信を音声電話で応答してしまうといった失敗を防ぐことができる。テレビ電話から着信した場合に見せたくない映像が映ってしまう失敗も回避できる。その結果、相手からの電話を複数の電話機で受け得る場合に、特に、音声電話でも相手からの電話を受け得る場合に、どの電話機で電話を受ければよいか、ユーザが容易かつ確実に判断できるホームゲートウェイとIP電話システムとを提供することができる。
また、ホームゲートウェイと電話機とが予め通信することにより、ホームゲートウェイは、予めユーザが設定することなく、電話機の機能を表わす情報を記憶できる。その結果、相手からの電話を複数の電話機で受け得る場合にどの電話機で電話を受ければよいか、特段の操作をすることなく、ユーザが容易かつ確実に判断できるホームゲートウェイおよびIP電話システムとを提供することができる。
また、変形例として、ホームゲートウェイ26は、電話機の一部であってもよい。この場合、上述したIP電話システムは、少なくとも1台の電話機と、ホームゲートウェイ26を有する電話機とを含むこととなる。ホームゲートウェイ26の表示部50と音出力部54とは、それぞれ電話機の一部として動作することとなる。この場合、中央制御部58が、種類情報の内容に対応する呼出信号を音として出力するように、スピーカをはじめとする音出力部54を制御することとなる。また、中央制御部58が、発信元の電話機と通信する情報の種類に対応する情報を表示するように、表示部50を制御したりすることとなる。
<第3の実施の形態>
以下、本発明の第3の実施の形態に係るIP電話システムについて説明する。
本実施の形態に係るIP電話システムを構成する各装置のハードウェア構成については前述の第1の実施の形態と同じである。それらについての機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
図16を参照して、ホームゲートウェイ26で実行されるプログラムは、通知設定に関し、以下のような制御を実行する。
ステップS110にて、検出部44が操作部42に対するユーザの操作を検出すると、検出部44は、ユーザが操作部42に対してした操作の内容の情報を中央制御部58に出力する。中央制御部58は、「通知設定」を起動する。「通知設定」の起動とは、ホームゲートウェイ26を構成する各部を次に述べる目的で中央制御部58が制御することをいう。その目的は、発信元の電話機がテレビ電話か音声電話かを表わす情報を各電話機に通信することである。本実施の形態の場合、各電話機は、そのような情報を、ナンバーディスプレイ(登録商標)機能を用いて表示する。
ステップS112にて、表示制御部52は、中央制御部58の制御に応じて、「通知設定」のための画像を表示部50に表示する。
ステップS114にて、ユーザは、「通知設定」の内容を表わす情報を、操作部42に入力する。本実施の形態の場合、「通知設定」の内容を表わす情報は、発信元の電話機と通信する情報の種類に対応する情報の送信の要否を表わす。検出部44が操作部42に対するユーザの操作を検出すると、中央制御部58はユーザの操作の内容に基づき、「通知設定」の内容を表わす情報をメモリ46に記憶させる。
図17を参照して、ホームゲートウェイ26で実行されるプログラムは、種別情報の送出に関し、以下のような制御を実行する。なお、図17に示すフローチャートの中で、前述の図3に示した処理は同じステップ番号を付してある。それらの処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
ステップS120にて、メモリ46は、本実施の形態に係るIP電話システムを構成する各電話機の種類や接続形態を端末情報として記憶する。メモリ46は、端末情報を、能力管理テーブル60の一部として記憶する。これにより、メモリ46は、本実施の形態に係るIP電話システムを構成する電話機ごとに、旧来電話機か否かを表わす情報を記憶することとなる。本実施の形態の場合、データ制御部48が、中央制御部58の制御に応じ、ユーザによる操作部42の操作に応じて端末情報をメモリ46に記憶させていることとする。併せて、メモリ46は、電話機の数を記憶する。メモリ46が記憶する電話機の数は、本実施の形態に係るIP電話システムを構成する電話機の数である。メモリ46は、変数daisuの値としてこの値を記憶する。
ステップS122にて、判断部62は、発信者の電話番号を表わす情報とメディア情報とを識別する。発信元の電話番号とメディア情報とはSIPデータ67に含まれている。データ制御部48は、発信者の電話番号を表わす情報をメモリ46に記憶させる。
ステップS124にて、判断部62は、メディア情報が「video」を含むか否かを判断する。メディア情報が「video」を含むと判断した場合(ステップS124にてYES)、処理はステップS126へと移される。もしそうでないと(ステップS124にてNO)、処理はステップS128へと移される。
ステップS126にて、データ制御部48は、中央制御部58の制御に応じて、メモリ46に発信元の電話の種類がテレビ電話であることを表わす値を記憶させる。本実施の形態の場合、メモリ46は、発信元の電話機を表わす情報を、変数tel_infoの値として記憶する。
ステップS128にて、データ制御部48は、中央制御部58の制御により、メモリ46に対し、発信元の電話機の種類が音声電話であること(発信元の電話機と通信する情報に映像の情報が含まれないこと)を表わす値を記憶させる。メモリ46は、その情報を、変数tel_infoの値として記憶する。ステップS124と、ステップS126と、ステップS128とにより、中央制御部58は、発信元の電話機と通信する情報の種類に対応する情報を生成する。中央制御部58は、WANインターフェイス部30がステップS72にて受信した情報に基づいて、そのような情報を生成する。WANインターフェイス部30がステップS72にて受信した情報は、通信する情報の種類と電話番号とを表わす情報である。
ステップS129にて、データ制御部48は、中央制御部58の制御に応じて、メモリ46から変数countと変数daisuとの値を読出す。データ制御部48は、メモリ46から読出した値を中央制御部58に出力する。中央制御部58の判断部62は、変数countの値が変数daisuの値より大きいか否かを判断する。変数countの値が変数daisuの値より大きいと判断した場合(ステップS129にてYES)、処理を終了する。もしそうでないと(ステップS129にてNO)、処理はステップS130へと移される。
ステップS130にて、判断部62は、変数countに対応する電話機が旧来電話機であるか否かを判断する。旧来電話機であると判断した場合(ステップS130にてYES)、処理はステップS132へと移される。もしそうでないと(S130にてNO)、処理はステップS134へと移される。
ステップS132にて、判断部62は、メモリ46が記憶した「通知設定」の内容を表わす情報に基づき、発信元の電話番号に種別情報を付加して表示するか否かを判断する。種別情報を表示すると判断した場合には(ステップS132にてYES)、処理はステップS136へと移される。もしそうでないと(ステップS132にてNO)、処理はステップS138へと移される。これにより、アナログ制御部40は、次に述べる場合、発信元の電話機と通信する情報の種類に対応する情報を送信するように、アナログインターフェイス部38を制御することとなる。その場合とは、後述するように、発信元の電話機と通信する情報の種類に対応する情報の送信が必要な場合である。アナログ制御部40は、「通知設定」の内容を表わす情報に基づいて、発信元の電話機と通信する情報の種類に対応する情報の送信が必要か否かを判断できる。
ステップS134にて、LAN制御部36は、中央制御部58の制御に応じて、種別情報および発信元の電話機の電話番号を送信するように、LANインターフェイス部34を制御する。
ステップS136にて、中央制御部58は、種別情報の値がテレビ電話の機能を備えていることを表わす場合、アナログ制御部40のバッファに、「7777」という文字列のデータを記憶させる。本実施の形態において、「7777」は発信元の電話機がテレビ電話機の機能を備えていることを表わす文字列である。出力された種別情報の値が音声電話の機能のみを備えていることを表わす場合、中央制御部58は、アナログ制御部40のバッファに、「5555」という文字列のデータを記憶させる。本実施の形態において、「5555」は発信元の電話機が音声電話の機能のみを備えていることを表わす文字列である。
ステップS138にて、中央制御部58は、アナログ制御部40のバッファに発信元の電話機の電話番号を記憶させる。
ステップS139にて、アナログ制御部40は、送信先の旧来電話機24に対し、送信元の電話機を表わす情報として、自らのバッファが記憶した情報を送信するように、アナログインターフェイス部38を制御する。アナログ制御部40のバッファが記憶した情報は、発信元の電話機と通信する情報の種類に対応する情報である。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、ホームゲートウェイ26の動作について説明する。
検出部44が操作部42に対するユーザの操作を検出すると、検出部44は、ユーザが操作部42に対してした操作の内容の情報を中央制御部58に出力する。中央制御部58は、「通知設定」を起動する(ステップS110)。「通知設定」が起動されると、表示制御部52は、中央制御部58の制御に応じて、「通知設定」のための画像を表示部50に表示させる(ステップS112)。図18は、表示部50が表示した画像を表わす図である。
画像が表示されると、ユーザは、「通知設定」の内容を表わす情報を、操作部42に入力する。検出部44が操作部42に対するユーザの操作を検出すると、中央制御部58はユーザの操作の内容に基づき、「通知設定」の内容を表わす情報をメモリ46に記憶させる(ステップS114)。この場合、図18に示すように、送信元の電話機がテレビ電話か音声電話かを通知させるための操作があったので、次の情報が記憶されたこととなる。その情報とは、情報の送信が必要であるという情報である。この時送信が必要される情報とは、情報の種類を表わす情報のことである。ここでいう情報の種類とは、発信元の電話機との間で通信する情報の種類のことである。
そのような情報が記憶されると、メモリ46は、本実施の形態に係るIP電話システムを構成する各電話機の種類や接続形態を端末情報として記憶する(ステップS120)。図19は、メモリ46が記憶した、各電話機の種類(この場合、電話機の機能の種類)や接続形態を表わす図である。端末情報が記憶されると、ステップS72の処理を経て、判断部62は、発信者の電話番号を表わす情報とメディア情報とを識別する(ステップS122)。
メディア情報が識別されると、ステップS76〜ステップS82の処理を経て、中央制御部58の判断部62は、変数countの値が変数daisuの値より大きいか否かを判断する(ステップS129)。この場合、まだ変数countの値は変数daisuの値より小さいので(ステップS129にてNO)、判断部62は、変数countに対応する電話機が旧来電話機であるか否かを判断する(ステップS130)。この場合、変数countに対応する電話機が旧来電話機とすると(ステップS130にてYES)、判断部62は、発信元の電話番号に種別情報を付加して表示するか否かを判断する(ステップS132)。種別情報がテレビ電話の機能を備えていることを表わし、かつ発信元の電話番号に種別情報を付加して表示する場合(ステップS132にてYES)、中央制御部58は、アナログ制御部40のバッファに、「7777」という文字列のデータを記憶させる(ステップS136)。
文字列のデータが記憶されると、アナログ制御部40は、アナログインターフェイス部38に、自らのバッファが記憶した情報を送信させる(ステップS139)。
情報が送信されると、ステップS88とステップS129との処理を経て、判断部62は、変数countに対応する電話機が旧来電話機であるか否かを判断する(ステップS130)。この場合、電話機がIP電話機と判断すると(ステップS130にてNO)、LAN制御部36は、中央制御部58の制御に応じて、種別情報および発信元の電話機の電話番号を送信するように、LANインターフェイス部34を制御する(ステップS134)。その後、いったんステップS88の処理を経て、ステップS84〜ステップS88の処理が繰返される。
以上のようにして、本実施の形態に係るホームゲートウェイは、送信元情報として、送信元の電話機がテレビ電話か音声電話かを表わす情報を送信する。そのような情報が送信された電話機は、送信元の電話機がテレビ電話か音声電話かを、ナンバーディスプレイ(登録商標)機能を用いて表示することができる。ナンバーディスプレイ(登録商標)を用いてそのような情報を表示させるので、既存の旧来電話機であっても発信元の電話機がテレビ電話か音声電話かをユーザに通知することができる。そのようなことをユーザに通知できるので、本実施の形態に係るホームゲートウェイおよびIP電話システムは、相手からの電話を複数の電話機で受け得る場合にどの電話機で電話を受ければよいか、ユーザが容易かつ確実に判断できる。テレビ電話からの着信を音声電話で応答してしまうことにより音声のみが通話されてしまう問題や、テレビ電話から着信した場合に見せたくない映像が映ってしまう問題を回避できる。
また、変形例として、ホームゲートウェイ26は、電話機の一部であってもよい。この場合、上述したIP電話システムは、少なくとも1台の電話機(この電話機は旧来電話機であってもなくてもよい)と、ホームゲートウェイ26を有する電話機とを含むこととなる。ホームゲートウェイ26の表示部50と音出力部54とは、それぞれ電話機の一部として動作することとなる。この場合、中央制御部58が、発信元の電話機と通信する情報の種類に対応する情報を音声として出力するように、スピーカをはじめとする音出力部54を制御したり、中央制御部58が、発信元の電話機と通信する情報の種類に対応する情報を表示するように、表示部50を制御したりすることとなる。
<第4の実施の形態>
以下、本発明の第4の実施の形態に係るIP電話システムについて説明する。
本実施の形態に係るホームゲートウェイのハードウェア構成については前述の第1の実施の形態と同じである。それらについての機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
図20を参照して、ホームゲートウェイ26で実行されるプログラムは、通知設定に関し、以下のような制御を実行する。
なお、図20に示すフローチャートの中で、前述の図16に示した処理は同じステップ番号を付してある。それらの処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
ステップS140にて、表示制御部52は、「通知設定」の設定のための画像を表示部50に表示させる。本実施の形態の場合、「通知設定」の設定のための画像は、発信元の電話機の電話番号のみを表示するか種別情報を付加して表示するかを設定するための画像である。
ステップS142にて、検出部44が操作部42に対するユーザの操作を検出すると、中央制御部58は検出部44が検出したユーザの操作の内容を情報としてメモリ46に記憶させる。
図21を参照して、ホームゲートウェイ26で実行されるプログラムは、種別情報の送出に関し、以下のような制御を実行する。なお、図21に示すフローチャートの中で、前述の図3、図17に示した処理は同じステップ番号を付してある。それらの処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
ステップS152にて、発信元の電話機がテレビ電話であることを変数tel_infoの値が表わす場合、中央制御部58は、変数tel_infoの値とメモリ46が記憶した発信元の電話番号とに基づいて、文字列「7777」と発信元の電話機の電話番号とを表わす情報を生成する。「7777」は、本実施の形態の場合、発信元の電話機がテレビ電話であることを表わす。発信元の電話機が音声電話であることを変数tel_infoの値が表わす場合、中央制御部58は、変数tel_infoの値とメモリ46が記憶した発信元の電話番号とに基づいて、文字列「5555」と発信元の電話機の電話番号とを表わす情報を生成する。「5555」は、本実施の形態の場合、発信元の電話機が音声電話であることを表わす。アナログ制御部40は、自らのバッファに自らが生成した情報を記憶させる。このようにして、中央制御部58は、発信元の電話機と通信する情報の種類に対応する文字列と電話番号とを表わす情報を生成する。中央制御部58は、発信元の電話機と通信する情報の種類と電話番号とを表わす情報に基づいて、そのような情報を生成する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、ホームゲートウェイ26の動作について説明する。
ステップS110の処理を経て、表示制御部52は、「通知設定」の設定のための画像を表示部50に表示させる(ステップS140)。図22はその画像を表わす図である。画像が表示されると、検出部44は操作部42に対するユーザの操作を検出する。中央制御部58はユーザの操作の内容を情報としてメモリ46に記憶させる(ステップS142)。
ユーザの操作の内容が記憶されると、メモリ46は、データ制御部48の制御により、端末情報を記憶する。併せて、メモリ46は、データ制御部48の制御により、本実施の形態に係るIP電話システムを構成する電話機の数を変数daisuの値として記憶する(ステップS120)。
情報が記憶されると、ステップS72〜ステップS132の処理を経て、中央制御部58は、変数tel_infoの値とメモリ46が記憶した発信元の電話番号とに基づき、文字列「7777」または文字列「5555」と発信元の電話機の電話番号とを表わす情報を生成する。情報が生成されると、アナログ制御部40は、自らのバッファに自らが生成した情報を記憶させる(ステップS152)。情報が記憶されると、いったんステップS139およびステップS88の処理を経た後、ステップS84〜ステップS88の処理が繰返される。
以上のようにして、本実施の形態に係るホームゲートウェイは、発信元を表わす情報として、発信元の電話番号に文字列を送信する。この時送信される文字列は、情報の種類(発信元の電話機と通信する情報の種類)を表わす文字列を付加した文字列である。これにより、着信を受ける電話機は、発信元の電話機と通信する情報の種類と電話番号とを同時にユーザに通知できる。また、発信元の電話機と通信する情報の種類を表わす文字列は、「5555」および「7777」(その他「0」〜「9」、「A」、「B」、「C」、「D」、「#」、および「*」のいずれかを適宜組み合わせた文字列であってもよい)である。そのような文字列が用いられるので、旧式な電話機に対しても、情報の種類(発信元の電話機と通信する情報の種類)と電話番号とを同時にユーザに通知できる。本実施の形態に係るホームゲートウェイは、メモリが記憶した設定の内容に応じて、発信元の電話機と通信する情報の種類を表わす文字列を付加したりしなかったりすることができる。これにより、ユーザの利便性は向上する。その結果、相手からの電話を複数の電話機で受け得る場合にどの電話機で電話を受ければよいか、ユーザが容易に判断でき、かつ利便性が高いホームゲートウェイを提供することができる。テレビ電話からの着信を音声電話で応答してしまうことにより音声のみが通話されてしまう問題や、テレビ電話から着信した場合に見せたくない映像が映ってしまう問題を回避できる。
また、変形例として、ホームゲートウェイ26は、電話機の一部であってもよい。この場合、上述したIP電話システムは、少なくとも1台の電話機(この電話機は旧来電話機であってもなくてもよい)と、ホームゲートウェイ26を有する電話機とを含むこととなる。ホームゲートウェイ26の表示部50と音出力部54とは、それぞれ電話機の一部として動作することとなる。この場合、中央制御部58が、発信元の電話機と通信する情報の種類に対応する情報を音声として出力するように、スピーカをはじめとする音出力部54を制御したり、中央制御部58が、発信元の電話機と通信する情報の種類に対応する情報を表示するように、表示部50を制御したりすることとなる。
<第5の実施の形態>
以下、本発明の第5の実施の形態に係るIP電話システムについて説明する。
本実施の形態に係るホームゲートウェイのハードウェア構成については前述の第1の実施の形態と同じである。それらについての機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
図23を参照して、ホームゲートウェイ26で実行されるプログラムは、呼出信号の送出に関し、以下のような制御を実行する。
なお、図23に示すフローチャートの中で、前述の図1および図17に示した処理は同じステップ番号を付してある。それらの処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
ステップS160にて、判断部62は、メモリ46が記憶する情報を参照することにより、変数countに対応する電話機の種別がテレビ電話か否かを判断する。種別がテレビ電話であると判断した場合に(ステップS160にてYES)、処理はステップS162へと移される。もしそうでないと(ステップS160にてNO)、処理はステップS164へと移される。
ステップS162にて、アナログインターフェイス部38は、アナログ制御部40の制御に応じて、テレビ電話用の着信パターンにて呼出信号を送信する。
ステップS164にて、アナログインターフェイス部38は、アナログ制御部40の制御に応じて、音声電話用の着信パターンにて呼出信号を送信する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、ホームゲートウェイ26の動作について説明する。
ステップS120〜ステップS130の処理を経て、判断部62は、メモリ46が記憶する情報を参照することにより、変数countに対応する電話機の種別がテレビ電話か否かを判断する(ステップS160)。ステップS160に先立ち、ステップS124の処理を経ることにより、アナログ制御部40と判断部62とは、送信先の電話機が旧来電話であることをメモリ46が記憶する情報が表わす場合、送信先の電話機に対し、種類情報の内容に対応する呼出信号を送信するように、アナログインターフェイス部38を制御することとなる。この場合、種別がテレビ電話であるとすると(ステップS160にてYES)、アナログインターフェイス部38は、アナログ制御部40の制御に応じて、テレビ電話用の着信パターンにて呼出信号を送信する(ステップS162)。
呼出信号が送信されると、ステップS88とステップS84〜ステップS130の処理を経て、判断部62は、メモリ46が記憶する情報を参照することにより、変数countに対応する電話機の種別がテレビ電話か否かを判断する(ステップS160)。この場合、種別が音声電話であるとすると(ステップS160にてNO)、アナログインターフェイス部38は、アナログ制御部40の制御に応じて、音声電話用の着信パターンにて呼出信号を送信する(ステップS164)。その後、いったんステップS88の処理を経て、ステップS84〜ステップS88の処理が繰返される。
以上のようにして、本実施の形態に係るホームゲートウェイは、発信元の電話機と通信する情報の種類(映像の情報を通信できるか否か)を呼出音のパターンで表現する。電話機と通信する情報の種類が呼出音のパターンで表現されるので、表示装置を搭載していない旧来電話機やナンバーディスプレイ(登録商標)に対応していない旧来電話機であっても発信元の電話機と通信する情報の種類をユーザに対し知らせることができる。その結果、新しく電話機を買い換えることなく、従来からある旧来電話機も使用でき、かつ相手からの電話を複数の電話機で受け得る場合にどの電話機で電話を受ければよいか、ユーザが容易に判断できるホームゲートウェイを提供することができる。
また、変形例として、ホームゲートウェイ26は、電話機の一部であってもよい。この場合、上述したIP電話システムは、少なくとも1台の電話機(この電話機は旧来電話機であってもなくてもよい)と、ホームゲートウェイ26を有する電話機とを含むこととなる。ホームゲートウェイ26の表示部50と音出力部54とは、それぞれ電話機の一部として動作することとなる。この場合、中央制御部58が、発信元の電話機と通信する情報の種類に対応する情報を音声として出力するように、スピーカをはじめとする音出力部54を制御したり、中央制御部58が、発信元の電話機と通信する情報の種類に対応する情報を表示するように、表示部50を制御したりすることとなる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態に係るIP電話システムの全体構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係るホームゲートウェイの機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る種類の通知処理の制御の手順を表わすフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るパケットのフォーマットを表わす図である。 SIPにおけるメソッドの一例を表わす図である。 SIPにおけるレスポンスの意味を表わす図である。 SDPのセッションに関する情報の代表的な冒頭部分を表わす図である。 SDPにおける情報の第1のフォーマットを表わす図である。 SDPにおける情報の第2のフォーマットを表わす図である。 SDPにおける情報の第3のフォーマットを表わす図である。 本発明の第1の実施の形態に係るIP電話システムにおけるパケットのやり取りを表わす図である。 本発明の第2の実施の形態に係るテレビ電話専用着信設定処理の制御の手順を表わすフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る呼出信号の送出処理の制御の手順を表わすフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る表示部が表示した画像の一例を表わす図である。 本発明の第2の実施の形態に係るメモリが記憶した種別情報の一例を表わす図である。 本発明の第3の実施の形態に係る通知設定処理の制御の手順を表わすフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る種別情報の送出処理の制御の手順を表わすフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る表示部が表示した画像の一例を表わす図である。 本発明の第3の実施の形態に係るメモリが記憶した各電話機の種類や接続形態を表わす情報の一例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態に係る種別情報の送出処理の制御の手順を表わすフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係る電話番号の通知処理の制御の手順を表わすフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係る表示部が表示した画像の一例を表わす図である。 本発明の第5の実施の形態に係る呼出信号の送出処理の制御の手順を表わすフローチャートである。
符号の説明
20,27 テレビ電話機、22,28 音声電話機、24 旧来電話機、26 ホームゲートウェイ、29 公衆網、30 WANインターフェイス部、32 WAN制御部、34 LANインターフェイス部、36 LAN制御部、38 アナログインターフェイス部、40 アナログ制御部、42 操作部、44 検出部、46 メモリ、48 データ制御部、50 表示部、52 表示制御部、54 音出力部、56 音制御部、58 中央制御部、59 メモリカード駆動装置、60 能力管理テーブル、62 判断部、64 データリンク層ヘッダ、65 IPヘッダ、66 UDPヘッダ、67 SIPデータ、200 メモリカード。

Claims (7)

  1. 第1の電話機と通信するための第1の通信手段と、
    複数の第2の電話機と通信するための第2の通信手段と、
    前記第1の通信手段が受信した情報に基づき、前記第1の電話機と通信する情報の種類に対応する種類情報を生成する生成手段と、
    前記複数の第2の電話機のそれぞれに対応して、通信する情報の種類に応じた当該第2の電話機が有する機能を指す機能情報を記憶する記憶手段と、
    前記複数の第2の電話機のそれぞれに対応して、旧来電話か否かを表わす情報を記憶する旧来記憶手段と、
    制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    生成された前記種類情報に基づき前記記憶手段を検索し、当該種類情報が指す情報の種類に応じた前記機能情報に対応する1つ以上の送信先の電話機を、前記複数の第2の電話機のうちから判断し、判断された前記1つ以上の送信先の電話機に対し、生成された前記種類情報を送信するように、前記第2の通信手段を制御し、さらに、
    前記1つ以上の送信先の電話機が旧来電話であることを前記旧来記憶手段が記憶する情報が表わす場合、前記1つ以上の送信先の電話機に対し、前記種類情報の内容に対応する呼出信号を送信し、前記1つ以上の送信先の電話機が旧来電話でないことを前記旧来記憶手段が記憶する情報が表わす場合、前記1つ以上の送信先の電話機に対し、前記種類情報を送信するように、前記第2の通信手段を制御し、
    前記第2電話機のそれぞれに対応の前記機能情報は、当該第2電話機が前記第2の通信手段に接続されるとき、または電源投入されるとき、当該第2の電話機から通知されて前記記憶手段に記憶される、中継装置。
  2. 前記生成手段は、通信する情報の種類と発信元の電話番号とを表す前記第1の通信手段が受信した情報に基づいて、前記種類情報を生成するための手段を含む、請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記種類情報を生成するための手段は、前記第1の電話機と通信する情報の種類と発信元の電話番号とを表わす情報に基づいて、前記第1の電話機と通信する情報の種類に対応する文字列と当該発信元の電話番号とを表わす情報を生成するための手段を含む、請求項2に記載の中継装置。
  4. 前記中継装置は、前記種類情報の送信の要否を表わす情報である要否情報をユーザが入力するための入力手段をさらに含み、
    前記第2の通信手段を制御するための手段は、前記種類情報の送信が必要であることを前記要否情報が表わす場合、前記種類情報を送信するように、前記第2の通信手段を制御
    するための手段を含む、請求項2に記載の中継装置。
  5. 通信する情報に応じた前記第2の電話機が有する機能は、音声電話およびテレビ電話のいずれかの機能を表し、
    前記制御手段は、
    前記生成された種類情報が前記テレビ電話の情報を指すとき、前記複数の第2の電話機のうち、前記記憶手段の対応する前記機能情報が前記テレビ電話の機能を表す前記1つ以上の第2の電話機を判断し、判断した前記1つ以上の第2の電話機に対し、前記種類情報の内容に対応する呼出信号を送信するように、前記第2の通信手段を制御する、請求項1に記載の中継装置。
  6. 音として情報を出力するスピーカと、
    前記種類情報を音として出力するように、前記スピーカを制御するための手段と、をさらに備える、請求項1に記載の中継装置。
  7. 画像として情報を表示する表示装置と、
    前記種類情報を表示するように、前記表示装置を制御するための手段と、をさらに備える、請求項1に記載の中継装置。
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