JP2002237830A - パケット中継装置、ネットワーク管理装置、端末装置、情報通信システム、および端末状態通知方法 - Google Patents

パケット中継装置、ネットワーク管理装置、端末装置、情報通信システム、および端末状態通知方法

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JP2002237830A
JP2002237830A JP2001033014A JP2001033014A JP2002237830A JP 2002237830 A JP2002237830 A JP 2002237830A JP 2001033014 A JP2001033014 A JP 2001033014A JP 2001033014 A JP2001033014 A JP 2001033014A JP 2002237830 A JP2002237830 A JP 2002237830A
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Yoichi Naito
陽一 内藤
Mitsuharu Shima
光治 嶋
Norimasa Shintani
憲正 新谷
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話端末の状態確認時におけるLAN内のト
ラフィックの増大が軽減可能なIP構内電話システムを
提供する。 【解決手段】 端末装置により送受信されるパケットを
中継するパケット中継装置に、中継するパケットの送信
元アドレスに基づいて前記端末装置が通信可能であるこ
とを認識する端末存在認識部と、前記端末存在認識部に
よって通信可能と認識された前記端末装置の通信可否に
関する端末状態情報を通知する端末状態通知部とを具備
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット中継装
置、ネットワーク管理装置、端末装置、情報通信システ
ム、および端末状態通知方法に関し、特にLAN(Loca
l Area Network)内でパケットのやりとりを行い通話
を行うためのパケット中継装置、ネットワーク管理装
置、端末装置、情報通信システム、および端末状態通知
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】IP(Internet Protocol)アドレスを
有するIP端末としての電話端末をLAN(Local Are
a Network)によって接続した構内交換機とから構成さ
れるIP構内電話システムが用いられている。IP構内
電話システムでは、送信元情報、受信先情報、および音
声情報が含まれたパケットを電話端末と構内交換機間で
やりとりすることにより、電話端末による通話が可能と
なる。
【0003】パケットに送信元と受信先の情報が含まれ
ていることから、IP構内電話システムにおいては構内
交換機と全ての電話端末とを1対1に接続する必要がな
く、構内交換機と電話端末間の配線工事の労力が低減さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】構内交換機側からの電
話端末の状態(LANへの接続の有無等の通信可否)の
確認が必要となる場合がある。例えば、LANに非接続
な電話端末に対する着信処理としてパケットを送出して
も応答がなく、単にLAN内でのトラフィックが増加す
るにすぎない。
【0005】ここで、IP構内電話システムにおいて
は、構内交換機と電話端末が1対1に接続されていない
ことから、電話端末の状態を直接的な手段で確認するの
は困難である。この対策として、構内交換機等から電話
端末の通信可否を確認する信号(パケット)を定期的に
全電話端末に送信しこれに応答した電話端末を通信可能
と判定することで、電話端末の状態を確認することがで
きる。しかしながら、この確認方法では確認信号送出の
周期が長いと電話端末の状態の判定が不正確になりやす
く、一方周期が短いとLAN内のトラフィックの増大に
繋がる。
【0006】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、電話端末の状態確認時におけるLAN
内のトラフィックの増大を抑制可能なIP構内電話シス
テムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために本発明に係るパケット中継装置は、端末装置に
より送受信されるパケットを中継するパケット中継装置
であって、中継するパケットの送信元アドレスに基づい
て、前記端末装置が通信可能であることを認識する端末
存在認識部と、前記端末存在認識部によって通信可能と
認識された前記端末装置の通信可否に関する端末状態情
報を通知する端末状態通知部とを具備することを特徴と
する。中継するパケットの送信元アドレスに基づいて、
端末装置が通信可能であることを認識する端末存在認識
部を具備することから、パケット中継装置からパケット
を送信することなく端末装置が通信可能であることを認
識できる。この結果、ネットワーク内のトラフィック増
加が低減される。
【0008】ここで、パケット中継装置は、前記端末
装置を識別する端末識別情報と、該端末装置のIPアド
レスとを記憶する端末アドレステーブルをさらに具備
し、前記送信元アドレスがIPアドレスで表され、かつ
前記端末存在認識部が前記端末アドレステーブルを参照
して、前記端末装置が通信可能であることを認識しても
良い。端末アドレステーブルを参照することで効率的に
端末装置が通信可能であることを認識できる。なお、端
末識別情報の例として内線番号が該当する。
【0009】また、パケット中継装置は、前記端末装
置を識別する端末識別情報と、前記端末状態情報とを記
憶する端末状態テーブルと、前記端末状態テーブルを更
新するテーブル更新部とをさらに具備しても良い。端末
状態テーブルを用いることで、端末装置の状態の変化を
的確に把握できる。この端末状態テーブルは、に示し
た端末アドレステーブルと別個であっても、あるいは一
体であっても差し支えない。
【0010】テーブル更新部は、前記端末存在認識部
によって通信可能であると認識された前記端末装置につ
いて、前記端末状態テーブルの前記端末状態情報を通信
可能に変更し、さらに前記端末存在認識部によって所定
時間内に通信可能であると認識されない前記端末装置に
ついて、前記端末状態テーブルの前記端末状態情報を通
信可能から通信可否未確認に変更しても良い。所定時間
の経過によって端末状態情報を通信可能から通信可否未
確認に変更して、端末状態情報を端末装置の現状に対応
させることができる。端末装置が通信可能と認識されて
から時間が経過すると、その端末装置が確実に通信可能
とは言い難くなるからである。
【0011】前記端末状態テーブルの前記端末状態情
報が通信可否未確認である前記端末装置に対して、返信
を要求する返信要求パケットを送信する返信要求部と、
前記返信要求部によって送信された前記返信要求パケッ
トに対して返信する返信パケットが受信されたときに該
端末装置を通信可能と判断し、所定時間内に該返信パケ
ットが受信されないときに該端末装置を通信不能と判断
する端末状態確認部とを具備し、前記テーブル更新部
が、前記端末状態確認部の判断に基づいて前記端末状態
テーブルを更新することとしても良い。端末状態情報が
通信可否未確認の端末装置に返信要求パケットを送信し
これに対する返信の有無によって、その端末装置が通信
可能か通信不能かを判断できる。
【0012】ここで、返信要求パケットの送信は、端末
状態情報が通信可否未確認とされてから即座に行っても
良いし、端末状態情報が通信可否未確認とされてから所
定時間経過後に行っても差し支えない。また、端末装置
が通信不能と判断するのは、一回の返信要求パケットの
送信に返信がないことをもって行っても良いし、複数回
の返信要求パケットの送信に返信がないことをもって行
っても差し支えない。
【0013】前記端末状態通知部が、前記端末状態情
報を前記パケット中継装置に接続された端末装置に通知
しても良い。ここで、パケット中継装置に接続された端
末装置間での端末状態の変化は、そのパケット中継装置
を経由して通知できる。このため、ゲートキーパ等ネッ
トワーク管理装置の関与を要せず、ネットワーク内のト
ラフィックの増加を抑制できる。
【0014】前記端末状態通知部による通知が、前記
端末装置が通信可能であることを認識してから次に該端
末装置が通信可能であることを認識するまでに所定時間
を経過した場合に行っても良い。端末装置からのパケッ
トの送信によりその端末装置が通信可能と認識されるご
とには通知が行われないようにして、ネットワーク内の
トラフィックの増加を抑制できる。
【0015】一方、このように認識からの時間の経過に
基づかずに通知を行うこともできる。例えば、端末装置
が通信可能と認識されたときに端末状態テーブルを参照
して端末状態テーブルに変更がある場合にのみ識別状態
通知部による通知を行うこともできる。このように端末
状態テーブルを参照することによっても、無用な通知を
削減してネットワーク内のトラフィックの増加を抑制で
きる。
【0016】(2)本発明に係るネットワーク管理装置
は、端末装置が接続されたネットワークを管理するネッ
トワーク管理装置であって、前記端末装置を識別する端
末識別情報と該端末装置の通信可否に関する端末状態情
報とを記憶する端末状態テーブルと、前記端末装置が送
受信するパケットを中継するパケット中継装置から通知
される前記端末存在情報に基づき前記端末状態テーブル
を更新するテーブル更新部と、前記端末状態テーブルの
更新に係る端末状態更新情報を前記端末装置に通知する
端末状態通知部とを具備することを特徴とする。ネット
ワーク管理装置を用いて端末装置に端末状態情報を通知
することで、異なるパケット中継装置に接続された端末
装置間において互いの端末状態の変化を知ることができ
る。しかも端末状態更新情報を通知することで、ネット
ワークのトラフィックの増加を抑制できる。
【0017】ここで、各端末装置と該各端末装置の前記
端末状態を通知する通知先との対応関係を記憶する端末
状態通知先テーブルをさらに具備し、前記端末状態通知
部が、前記端末状態通知先テーブルに基づき前記端末状
態更新情報を通知しても良い。端末状態通知先テーブル
を用いて、通知を希望する通知先にのみそれぞれの端末
装置に係る端末状態更新情報を通知できる。この結果、
ネットワーク内のトラフィックの増加が抑制される。
【0018】(3)本発明に係る端末装置は、パケット
の送受信によって通話を行う一の端末装置であって、端
末装置を識別する端末識別情報と該端末装置の通信可否
に関する端末状態情報とを記憶する端末状態テーブル
と、前記端末状態テーブルに基づき他の端末装置の識別
情報および端末状態情報を表示する表示部と、前記一の
端末装置が送受信するパケットを中継するパケット中継
装置または該一の端末装置のアドレス情報を管理するネ
ットワーク管理装置からの通知に基づいて、前記端末状
態テーブルを更新するテーブル更新部とを具備すること
を特徴とする。他の端末装置の状態を表示部に表示する
ことができるので、通話しようとする場合に相手の端末
装置の端末状態が即座に判るので便宜である。端末状態
の表示は、例えば識別情報を表示する際の表示色によっ
て行える。また、端末状態の表示には、通信可能である
端末装置の識別情報のみを表示することによって、端末
状態を黙示的表示することも含まれるものとする。
【0019】(4)本発明に係る情報通信システムは、
(1)に記載のパケット中継装置と、(2)に記載のネ
ットワーク管理装置とを具備することを特徴とする。複
数のパケット中継装置が通知した端末状態情報をネット
ワーク管理装置によって一元的に管理し、端末装置に通
知できる。
【0020】(5)本発明に係る端末状態通知方法は、
端末から送信されたパケットの送信元アドレスに基づい
て、該端末が通信可能であることを認識する認識ステッ
プと、前記認識ステップで通信可能と認識された前記端
末の通信可否に関する端末状態情報を通知するステップ
とを具備することを特徴とする。中継するパケットの送
信元アドレスに基づいて、端末装置が通信可能であるこ
とを認識する認識ステップを具備することから、パケッ
ト中継装置からパケットを送信することなく端末装置が
通信可能であることを認識できる。この結果、ネットワ
ーク内のトラフィック増加が抑制される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形
態に係るIP構内電話システム10の全体構成を示すブ
ロック図である。図1に示すように、電話回線20に接
続されたPBX(Private Branch Exchange)30
が、ルータ40、50(50Aまたは50B)を介して
電話端末60およびPC(Personal Computer)端末7
0に接続され、LAN(Local Area Network)を構成
している。ルータ40にはインターネット22に接続し
たサーバ32とゲートキーパ34が接続されている。
【0022】ルータ50Aの下位には、電話端末60
(200)、60(201)、60(202)とPC端
末70(300)が接続され、ルータ50Bの下位に
は、電話端末60(400)、60(401)、60
(402)、60(403)とPC端末70(500)
が接続されている。ここで、電話端末60のカッコ内は
内線番号を意味するものとする。即ち、電話端末60
(201)は内線番号201の電話端末60である。こ
の内線番号は電話端末を識別する識別(IDentificatio
n)情報として機能する。必ずしも通話を行わないPC
端末70でも何らかの識別情報が必要なのは同様であ
り、このためPC端末70にも内線番号が付与されてい
る。本実施形態に係るIP構内電話システム10は、L
AN内でのパケットのやりとりにより、電話端末60と
電話回線20および電話端末60同士での通話を可能と
する。さらに本実施形態に係るIP構内電話システム1
0は、PC端末70によるインターネット22との電子
メールの送受信等も可能であり、情報通信システム一般
としての機能をも営む。
【0023】PBX30は、電話回線内のアナログ信号
とLAN内のパケット信号間の変換機能を有し、電話回
線20を通じたLAN外からの電話と電話端末60との
通話の仲立ちをする構内交換機として機能する。サーバ
32は、例えばインターネット22との間で電子メール
をやりとりするためのメールサーバである。PC端末7
0は、サーバ32を介してインターネット22と電子メ
ールのやりとりが行える。ゲートキーパ34は、ネット
ワークを管理するネットワーク管理装置として機能し、
電話端末60、PC端末70(以下、「電話端末60
等」という)及びルータ40、50A、50Bに対する
IP(Internet Protocol )アドレスの割り当て、管理
を行うアドレス管理機能等を有する。ルータ40、50
A、50Bは、電話端末60等が送受信するパケットを
中継するパケット中継装置としての機能を営む。なお、
ルータ40、50A、50Bとしてスイッチングルータ
を用いると、受信先となる特定の電話端末60に対して
のみパケットを送信できる。
【0024】(ゲートキーパ34の内部構成)図2は、
ゲートキーパ34の内部構成を表したブロック図であ
る。図2に示すようにゲートキーパ34は、データ記憶
部101、端末状態テーブル更新部102、端末状態通
知部103、アドレス管理部104、ネットワークプロ
トコル処理部105、ネットワークインターフェース
(ネットワークI/F)部106から構成される。デー
タ記憶部101は、種々のデータを記憶するためのもの
であり、例えば半導体メモリーから構成される。データ
記憶部101には、端末状態テーブル107と端末状態
通知先テーブル108が記憶されている。
【0025】端末状態テーブル107は、電話端末60
等を識別する識別情報たる内線番号と、この電話端末6
0等の通信可否に関する端末状態情報とを対比して表し
たテーブルである。端末状態情報では、電話端末60等
が通信可能(電話端末60等がLANに接続され稼働し
ている)であることを示す「存在」、電話端末60等が
通信不能(LANに非接続であるかあるいは非稼働)で
あることを示す「非存在」、電話端末60等が通信可能
か通信不能か未確認の通信可否未確認であることを示す
「離席」のいずれかによって端末の状態を表す。
【0026】端末状態通知先テーブル108は、電話端
末60等を識別する識別情報たる内線番号と、この内線
番号の電話端末60等の端末状態に変化があっとときの
通知先である端末の内線番号を対比して表したテーブル
である。ここで、端末状態通知先テーブル108におい
て、端末状態に変化があった電話端末60等と通知先の
電話端末60等が同一のルータ50に接続されているか
否かによって通知先を区分するのが好ましい。もし同一
のルータ50に接続されていれば、このルータ50が通
知を行えば足り、必ずしもこの通知にゲートキーパ34
が関与する必要がないからである。
【0027】端末状態テーブル更新部102は、ルータ
50A、50Bから端末状態の変化が通知されたときに
これに対応して端末状態テーブル107を更新する。端
末状態通知部103は、端末状態テーブル107が更新
されたときに、ルータ40、50A、50Bを経由して
各電話端末60等に端末状態の変化を通知する。この結
果、各電話端末60等は他の電話端末60等の状態の変
化を知ることができる。この通知の際に端末状態通知先
テーブル108を用い、不必要にトラフィックが増大す
ることが防止される。
【0028】アドレス管理部104は、前述のアドレス
管理、即ち電話端末60等に予め割り当てられた識別情
報としての電話番号と、固定ネットワークアドレスとし
てのMAC(Media Access Control)アドレスと、電話
端末60の立ち上がり時に割り当てられる可変ネットワ
ークアドレスとしてのIPアドレスを対応付け、これら
の管理を行う。なお、IPアドレスの割り当ては、DH
CP(Dynamic Host Configuration Protocol)を用い
て行える。
【0029】ネットワークプロトコル処理部105は、
ネットワークインターフェース部106で送受信された
パケットに関するプロトコルを処理する。即ち、ゲート
キーパ34がLANを通じて情報のやりとりをするとき
には、ネットワークインターフェース部106とネット
ワークプロトコル処理部105とを介する。
【0030】以上、ゲートキーパ34の内部構成につい
て説明したが、この内部構成はゲートキーパ34ではな
く、ルータ40が有しても良い。このとき、ルータ40
はパケットを中継するパケット中継装置としての機能
と、ネットワークを管理するネットワーク管理装置とし
ての機能の双方を有するものとなり、ゲートキーパ34
は不要となる。また、この内部構成は、PBX30が有
しても差し支えない。
【0031】ここで、アドレス管理部104をゲートキ
ーパ34が有し、その他の端末状態テーブル更新部10
2等をルータ40もしくはPBX30が有することもで
きる。このときには、端末状態テーブル更新部102等
を有するルータ40もしくはPBX30を本発明でいう
ネットワーク管理装置として差し支えない。本発明にお
いては端末状態テーブル更新部102等が本質的な要素
だからである。
【0032】(ルータ50の内部構成)図3は、ルータ
50の内部構成を表すブロック図である。図3に示すよ
うにルータ50は、データ記憶部201、端末状態テー
ブル更新部202、端末存在認識部203、端末状態通
知部204、端末状態確認部205、返信要求部20
6、ネットワークプロトコル処理部207、ネットワー
クインターフェース(ネットワークI/F)部208か
ら構成される。データ記憶部201は、種々のデータを
記憶するためのものであり、例えば半導体メモリーから
構成される。データ記憶部201には、端末アドレステ
ーブル209、端末状態テーブル210が記憶されてい
る。
【0033】端末アドレステーブル209は、IPアド
レスと電話端末60等の識別情報たる内線番号とを対比
して表したテーブルであり、端末存在認識部203によ
り電話端末60等の「存在」を認識する際に用いられ
る。即ち、電話端末60等から送信されたパケットに含
まれる送信元のIPアドレスと端末アドレステーブル2
09のIPアドレスを対比することで、電話端末60等
が「存在」するとの端末状態が認識される。
【0034】端末状態テーブル210には、電話端末6
0等を識別する識別情報たる内線番号と、この電話端末
60等の通信可否に関する端末状態情報、および端末状
態が確認された更新時刻が対応して表わされる。端末状
態テーブル210には、ルータ50の下位に接続された
電話端末60等に関する状態情報のみが含まれる点(他
のルータ50の管轄下にある電話端末60の状態情報を
含まれない)、および更新時刻が含まれる点で、ゲート
キーパ34の端末状態テーブル107と相違する。な
お、端末状態情報において、ゲートキーパ34の端末状
態テーブル107と同様、「存在」「非存在」、および
「離席」のいずれかによって電話端末60等の端末状態
が表わされる。
【0035】端末状態テーブル更新部202は、端末状
態に関する新たな情報が入手されたときに端末状態テー
ブル107を更新する。この情報の入手は、後述する端
末存在認識部203による電話端末60等の「存在」の
認識、端末状態確認部205による電話端末60等の
「存在」、「非存在」の確認に基づいて行われる。端末
状態テーブル更新部202は、さらに端末存在認識部2
03による端末の「存在」の認識、端末状態確認部20
5による端末の「存在」の認識が所定時間行われていな
いときに、「存在」する端末の状態情報を「存在」が確
認されていない「離席」に変更する。
【0036】端末存在認識部203は、ルータ50の下
位に接続された電話端末60、PC端末70から送信さ
れたパケットをルータ40へ中継する際に端末アドレス
テーブル209を参照する。この結果、パケットに含ま
れるIPアドレスから対応する電話端末60等の識別情
報たる内線番号を割り出し、該当する内線番号の電話端
末60等が「存在」することを認識する。そして、この
内線番号と「存在」の端末状態情報を端末状態テーブル
更新部202に送り、端末状態テーブル210を更新す
る。
【0037】端末状態通知部204は、端末状態テーブ
ル210が更新されたときに、ゲートキーパ34および
このルータ50の下位に接続された各電話端末60等に
端末状態の変化を通知する。この結果、各電話端末60
等は、ルータ50から直接にあるいはゲートキーパ34
を介して、他の電話端末60等の端末状態の変化を知る
ことができる。即ち、同一のルータ50に接続された電
話端末60、PC端末70における端末状態の変化は、
このルータ50のみで通知される。一方、他のルータ5
0の下位に接続された電話端末60等の端末状態の変化
はゲートキーパ34、ルータ40、50を経由して通知
される。このように、同一のルータ50の下位に接続さ
れた電話端末60等の端末状態の変化はこのルータ50
のみを介して通知されることから、LAN内で不必要に
トラフィックが増大することが防止される。
【0038】端末状態確認部205は、端末存在認識部
203による電話端末60等の「存在」が所定時間認識
されず、端末状態テーブル210の端末状態情報が「離
席」となった電話端末60等が「存在」するのか「非存
在」なのかを確認する。この確認に際しては、返信要求
部206により端末状態テーブル210の端末状態情報
が「離席」となってから所定時間経過した電話端末60
等に対して、返信を要求する返信要求パケットの送信が
指示される。そして、この指示に基づいてネットワーク
プロトコル処理部207、ネットワークインターフェー
ス部208を経由して返信要求パケットの送信が行われ
る。
【0039】さらに、端末状態確認部205は、所定時
間内にこの返信要求パケットに対応した返信パケットが
ネットワークインターフェース部208、ネットワーク
プロトコル処理部207を経由して受信されたか否かに
よって、該当する電話端末60等の端末状態を確認す
る。該当する電話端末60等は、返信パケットが受信さ
れれば「存在」し、返信パケットが受信されなければ
「非存在」であることになる。端末状態確認部205
は、確認された端末状態の情報を端末状態テーブル更新
部202に送り、端末状態テーブル更新部202により
端末状態テーブル210が更新される。
【0040】ネットワークプロトコル処理部207は、
ネットワークインターフェース部208で送受信された
パケットに関するプロトコルを処理する。即ち、ルータ
50がLANを通じて情報のやりとりをするときには、
ネットワークインターフェース部208とネットワーク
プロトコル処理部207とを介する。
【0041】以上、ルータ50A、50Bの内部構成に
ついて述べた。一方、ルータ40は単にパケットを中継
する機能のみがあれば良いので、ルータ50のような端
末存在認識部203による端末状態の認識機能、端末状
態確認部205による端末状態の確認機能は必ずしも必
要とはされない。しかしながら、ルータ40を図3に示
した内部構成とすることは可能である。このときには、
ルータ40の下位に接続された電話端末60等(即ち、
ルータ50A、50Bのいずれかに接続された電話端末
60等)について、端末状態の認識、確認を行うことに
なる。そして、このときにはルータ40の下位に接続さ
れたルータ50A、50Bには、端末存在認識部203
による端末状態の認識機能、端末状態確認部205によ
る端末状態の確認機能は不要となる。
【0042】(電話端末60の内部構成)図4は、電話
端末60の内部構成を表すブロック図である。図4に示
すように電話端末60は、端末状態表示部301、端末
状態テーブル302が記憶されたデータ記憶部303、
端末状態テーブル更新部304、起動通知部305、音
声入出力部306、音声信号処理部307、ネットワー
クプロトコル処理部308、ネットワークインターフェ
ース(ネットワークI/F)部309から構成される。
【0043】端末状態表示部301は、例えば液晶表示
素子からなる表示器であり、他の電話端末60等の状態
を端末状態リストとして表示する。この端末状態リスト
は、「存在」する電話端末60等の内線番号および利用
者の氏名から構成される。このように「存在」する電話
端末60等の内線番号のみを表示することで、端末状態
リストには、端末状態を暗示的に表示できる。この一
方、端末状態リストには、内線番号、利用者と共に、そ
の電話端末60等の端末状態を明示しても良い。また端
末状態の表示は、端末状態に応じて内線番号の表示色を
変えることでも行える。
【0044】データ記憶部303は、種々のデータを記
憶するためのものであり、例えば半導体メモリーから構
成される。端末状態テーブル302には、電話端末60
等を識別する識別情報たる内線番号と、この電話端末6
0等の端末情報とを対応して表わされる。端末状態テー
ブル302には、この電話端末60の利用者にとって関
心がある電話端末60等に関する情報(識別情報、端末
状態情報)のみが含まれる点で、ゲートキーパ34の端
末状態テーブル107およびルータ50の端末状態テー
ブル210と相違する。なお、端末状態テーブル302
には、この電話端末60の利用者にとって関心がある電
話端末60等の利用者を識別する情報たる氏名を含めて
も差し支えない。
【0045】端末状態テーブル更新部304は、ルータ
50からあるいはルータ50を介してゲートキーパ34
から、端末の状態に関し新たな情報が入手されたときに
端末状態テーブル302を更新する。起動通知部305
は、この電話端末60が起動したときに、起動したこと
を表す起動パケットをゲートキーパ34に送信する。こ
の結果、起動した電話端末60にIPアドレスが付与さ
れる。この起動パケットの送信は、ルータ50の端末存
在認識部203によりこの電話端末60が「存在」する
ことが認識される契機ともなる。
【0046】音声入出力部306は、例えばマイクとス
ピーカを備えた受話器であり利用者による通話を可能と
する。音声信号処理部307は、音声入出力部306と
の間で音声信号のやりとりを行う。ネットワークプロト
コル処理部308は、ネットワークインターフェース部
309で送受信されたパケットに関するプロトコルを処
理する。即ち、電話端末60がLANを通じた情報のや
りとりをするときには、ネットワークインターフェース
部309とネットワークプロトコル処理部308とを介
する。
【0047】(ルータの端末状態テーブルの更新処理)
図5は、ルータ50の端末状態テーブル210の更新、
および更新通知処理の手順を表したフロー図である。以
下、図5に基づき、ルータ50の端末状態テーブル21
0の更新、および更新通知処理の詳細な手順について説
明する。なお、以下の説明において、それぞれの電話端
末60等の端末状態の変化に応じて、端末状態テーブル
210の更新が行われるものとする。
【0048】(1)更新処理において、ルータ50の下
位に接続された電話端末60またはPC端末70からパ
ケットの送信が行われているか否かが常時判断される
(ステップS101)。端末存在認識部203は、中継
したパケットの送信元IPアドレスが端末アドレステー
ブル209に含まれるときに、このパケットを送信した
電話端末60等が「存在」すると認識し、この電話端末
60等の内線番号を特定する。(ステップS102)。
【0049】その後、この電話端末60等が前回「存
在」とされてからt0時間経過しているか否かを判断し
(ステップS103)、この判断が「Yes」であれば
端末状態テーブル210を更新すると共に、ゲートキー
パ34およびルータ50の下位に接続された電話端末6
0等に端末状態更新情報を送信する(ステップS10
4)。この更新は、「存在」が認識された電話端末60
等の端末状態情報および「存在」が認識された更新時刻
を書き換えることによって行われる。またステップS1
03での判断が「No」なら、ステップS101に戻
り、電話端末60等からのパケットの送信の有無が判断
される。
【0050】ここで、ステップS103において、時間
の経過によって端末状態テーブル210の更新の要否を
判断している。これに代えてステップS102で「存
在」するとされた電話端末60が、以前の端末状態テー
ブル210において「存在」とされているか否かによっ
て、端末状態テーブル210の更新の要否を判断しても
差し支えない。
【0051】(2)ステップS101での判断が「N
o」であれば、それぞれの電話端末60等が端末状態テ
ーブル210で「存在」とされている否かが判断される
(ステップS105)。ステップS105での判断が
「Yes」なら、この電話端末60等から送信されたパ
ケットを受信してからt1時間が経過しているか否かが
判断される(ステップS106)。ステップS106で
の判断が「Yes」であれば、パケットの送信からt1
時間経過した電話端末60等は、「存在」、「非存在」
が確認されていない「離席」状態であるとされ(ステッ
プS107)、端末状態テーブル210の更新、ゲート
キーパ34、ルータ50の下位に接続された電話端末6
0等に端末状態更新情報の送信が行われる(ステップS
104)。なお、端末状態テーブル210の更新は、確
認された端末状態情報および端末状態を更新した更新時
刻を書き換えることによって行える。ステップS106
での判断が「No」であれば、ステップS101に戻
り、電話端末60等からのパケットの送信の有無が判断
される。
【0052】(3)ステップS105での判断が「N
o」であれば、この電話端末60等が「離席」状態とさ
れてからt2時間が経過しているか否かが判断される
(ステップS108)。ステップS108での判断が
「Yes」なら、返信要求部206の指示により返信要
求パケットが、「離席」状態の電話端末60等に対して
送信される(ステップS109)。そして、この返信要
求パケットに対して返信する返信パケットを返信要求パ
ケットの送信から所定時間内に受信したか否かが判断さ
れる(ステップS110)。ステップS110の判断が
「Yes」ならこの電話端末60等の「存在」が確認さ
れ(ステップS111)、この判断が「No」ならこの
電話端末60等の「非存在」が確認される(ステップS
112)。これらの確認は、端末状態確認部205によ
り行われる。その後、端末状態テーブル210の更新、
ゲートキーパ34、ルータ50の下位に接続された電話
端末60等に端末状態更新情報の送信が行われる(ステ
ップS104)。なお、「非存在」の確認は、時間をお
いた複数回の返信要求パケットに対して返信がなかった
場合にのみ行っても良い。
【0053】ステップS108での判断が「No」な
ら、ステップS101に戻り、電話端末60等からのパ
ケットの送信の有無が判断される。なお、端末状態テー
ブル210の更新は、確認された端末状態情報および端
末状態を更新した更新時刻を書き換えることによって行
える。
【0054】ここで、ステップS108での判断が「N
o」の場合に、端末状態テーブル210を参照し電話端
末60等の「非存在」状態が所定時間継続しているか否
かを判断し、その判断が[Yes」のときにステップS
109〜S112と同様の処理を行うこともできる。但
し、電話端末60等が起動通知部305を有し、起動し
たときに起動を通知するパケットを送信するようになっ
ていれば、この処置は必ずしも必要とはされない。
【0055】(端末状態テーブルの更新通知)端末状態
テーブル210、302は、ルータ50からの通知によ
って更新され、既述の図5における端末状態テーブル1
07の更新処理が反映される。図6は、このときの端末
状態テーブルが通知により更新される手順を表すフロー
図である。 (1)ルータ50の下位に接続された電話端末60等の
端末状態の変化に基づいて、このルータ50の端末状態
テーブル210が更新される(ステップS21)。な
お、この更新は既述の図5のフロー図により表される手
続に従い、端末状態テーブル更新部202によって行わ
れる。
【0056】(2)ルータ50の端末状態テーブル21
0が更新されると、ルータ50から端末状態テーブル2
10の更新部分に関する端末状態更新情報が、端末状態
通知部204の指示により、ゲートキーパ34に送信さ
れる(ステップS22)。この端末状態更新情報は、ル
ータ40を経由して、ゲートキーパ34によって受信さ
れ(ステップS23)、ゲートキーパ34の端末状態テ
ーブル107が更新される(ステップS24)。なお、
この更新は端末状態テーブル更新部102によって行わ
れる。
【0057】ゲートキーパ34は、ルータ50A、50
B双方から端末状態更新情報を通知され、従ってゲート
キーパ34の端末状態テーブル107はルータ50A、
50B双方の端末状態テーブル210の変化を反映した
ものとなる。ゲートキーパ34が電話端末60等の状態
を常に把握していることから、例えば「非存在」の電話
端末60に着信があった場合にこの電話端末60に対し
て着信があったことを知らせるパケットの送信を停止で
きる。このためLAN内のトラフィックが無意味に増加
することが防止される。またこの着信の発信元に対して
電話端末60への着信が行えないことを速やかに通知す
ることもできる。
【0058】ルータ50は、ゲートキーパ34への端末
状態更新情報の送信と併行して、ルータ50の下位に接
続された電話端末60に対して端末状態更新情報を送信
する。この結果、ゲートキーパ34は、このルータ50
に端末状態更新情報を送信する必要がないので、LAN
内でのトラフィックの増加が抑えられる。
【0059】(3)ゲートキーパ34の端末状態テーブ
ル107が更新されると、ゲートキーパ34から端末状
態テーブル107の更新部分に関する端末状態更新情報
が、端末状態通知部103の指示により、電話端末60
に送信される(ステップS25)。この送信に際して端
末状態通知先テーブル108が参照される。その結果、
この送信は、端末状態が変化した特定の電話端末60等
の端末状態情報のみが、この情報を必要とする通知先に
対してのみ送信される。しかも、状態の変化した電話端
末60等と同一のルータ50に接続された電話端末60
には、このルータ50により既に通知されていることか
ら、更なる通知は不要である。この結果、LAN内での
トラフィックの増加が抑えられる。
【0060】この端末状態更新情報は、ルータ40およ
びルータ50A、50Bを経由して、電話端末60によ
って受信され(ステップS26)、電話端末60の端末
状態テーブル302が更新される(ステップS27)。
なお、この更新は端末状態テーブル更新部304によっ
て行われる。端末状態テーブル302の更新により、電
話端末60の端末状態表示部301に表示される端末状
態リストが更新される。以上のように、ルータ50の端
末状態テーブル210の更新に基づき、ゲートキーパ3
4の端末状態テーブル107および電話端末60の端末
状態テーブル302が更新される。
【0061】(ルータの端末状態テーブルの更新処理の
具体例)次に端末状態テーブルの更新処理の具体例につ
いて説明する。 A.端末状態が「非存在」から「存在」に変わる場合 まず、電話端末60等の端末状態が「非存在」から「存
在」に変わる場合について説明する。このときの更新処
理の手順を図7のフロー図に表す。 (1)ステップS31以前には、電話端末60(20
1)がケーブル抜け、PC端末70(500)が電源O
FFのため「非存在」とされているとする。このときの
ルータ50A、50Bの端末状態テーブル210、ゲー
トキーパ34の端末状態テーブル107をそれぞれ図8
の(A)、(B)、(C)に表す。
【0062】(2)電話端末60(201)またはPC
端末70(500)からパケットが送信される(ステッ
プS31)。電話端末60(201)で抜けていたケー
ブルを接続することにより、起動通知部305の指示に
より起動通知パケットが送信される。また、PC端末7
0(500)では電源をONとし、サーバ32に電子メ
ールをチェックするためのパケットを送信したものとす
る。
【0063】(3)これら送信されたパケットは、ルー
タ50A、50Bのそれぞれで受信、中継される(ステ
ップS32(図5のステップS101に対応))。この
ときルータ50A、50Bそれぞれの端末存在認識部2
03により電話端末60(201)またはPC端末70
(500)の「存在」が認識され(ステップS33(図
5のステップS102に対応))、ルータ50A、50
Bそれぞれの端末状態テーブル210が更新される(ス
テップS34(図5のステップS104に対応))。こ
のときのルータ50A、50Bそれぞれの端末状態テー
ブル210をそれぞれ図9(A)、(B)に表す。内線
番号201、500の端末状態情報が「存在」に変更さ
れ、更新時刻が記録されている。
【0064】(4)ルータ50A、50Bからそれぞれ
電話端末60(201)、PC端末70(500)が
「存在」することを表す端末状態更新情報が、端末状態
通知部204の指示により、ゲートキーパ34に送信さ
れる(ステップS35(図5のステップS104に対
応))。ルータ50A、50Bのそれぞれから送信され
た端末状態更新情報は、ルータ40を経由して、ゲート
キーパ34によって受信され(ステップS36)、ゲー
トキーパ34の端末状態テーブル107が更新される
(ステップS37)。なお、この更新は端末状態テーブ
ル更新部102によって行われる。
【0065】ゲートキーパ34は、ルータ50A、50
B双方から端末状態更新情報を通知され、従ってゲート
キーパ34の端末状態テーブル107はルータ50A、
50B双方の端末状態テーブル210の変化を反映した
ものとなる。このときのゲートキーパ34の端末状態テ
ーブル107を図9(C)に表す。以上のように、電話
端末60(201)、PC端末70(500)からのパ
ケットの送信により、ルータ50A、50Bそれぞれの
端末状態テーブル210およびゲートキーパ34の端末
状態テーブル107が更新される。
【0066】B.端末状態が「存在」から「非存在」に
変わる場合 次に、電話端末60等の端末状態が「存在」から「非存
在」に変わる場合について説明する。このときの更新処
理の手順を図10のフロー図に表す。 (1)ステップS41以前には、PC端末70(50
0)が所定時間パケットの送信を行わないため、「離
席」と判断されているものとする。このときのルータ5
0A、50Bの端末状態テーブル210、ゲートキーパ
34の端末状態テーブル107をそれぞれ図11の
(A)、(B)、(C)に表す。
【0067】(2)電話端末60(200)、60(2
02)がt1時間以上パケットを送信せず、またPC端
末70(500)も「離席」とされてからt2時間以上
パケットを送信しなかったものとする。例えば、電話端
末60(200)では、利用者の帰宅により電話の着信
信号に対して応答するパケットを送信しない。また電話
端末60(202)は、利用者が在席しているが、電話
の発着信を行わないものとする。但し、利用者が電話の
発着信を行うことで端末状態は「存在」に変更される。
【0068】(3)電話端末60(200)、60(2
02)に対しては、ルータ50Aにより「離席」と判断
される。また、PC端末70(500)は、返信要求パ
ケットを複数回送信しても応答がないためルータ50B
により「非存在」と確認される(ステップS42(図5
のステップS105〜S107、S108〜S112に
対応)。この結果、ルータ50A、50Bそれぞれの端
末状態テーブル210が更新される(ステップS43
(図5のステップS104に対応))。このときのルー
タ50A、50Bそれぞれの端末状態テーブル210を
それぞれ図12(A)、(B)に表す。
【0069】(4)ルータ50Aから電話端末60(2
00)、60(202)が「離席」であることを表す端
末状態情報が、ルータ50BからPC端末70(50
0)端末が「非存在」であることを表す端末状態更新情
報が、それぞれの端末状態通知部204の指示によりゲ
ートキーパ34に送信される(ステップS44(図5の
ステップS104に対応))。ルータ50A、50Bの
それぞれから送信された端末状態更新情報は、ルータ4
0を経由して、ゲートキーパ34によって受信され(ス
テップS45)、ゲートキーパ34の端末状態テーブル
107が更新される(ステップS46)。なお、この更
新は端末状態テーブル更新部102によって行われる。
ゲートキーパ34は、ルータ50A、50B双方から端
末状態更新情報を通知され、従ってゲートキーパ34の
端末状態テーブル107はルータ50A、50B双方の
端末状態テーブル210の変化を反映したものとなる。
このときのゲートキーパ34の端末状態テーブル107
を図12(C)に表す。以上のように、電話端末60
(200)、60(202)、PC端末70(500)
からのパケットの未送信により、ルータ50A、50B
それぞれの端末状態テーブル210およびゲートキーパ
34の端末状態テーブル107が更新される。
【0070】(電話端末への端末状態情報通知の具体
例)次に端末状態の変化が電話端末60に通知され端末
状態リストが更新される手順の具体例について既述の図
6のフロー図に従って説明する。 (1)ステップ21以前には、電話端末60(201)
がケーブル抜け、PC端末70(500)電源OFFの
ため、返信要求パケットに対して返信できず「非存在」
とされているものとする。さらに電話端末60(20
0)の端末状態テーブル302には、同一のルータ50
Aの管理下にある電話端末60(201)、60(20
2)、PC端末70(300)と、同一のルータ50A
の管理下にはないが煩雑に電話を掛ける電話端末60
(402)を端末状態リストに載せる候補として記憶さ
れている。このときのゲートキーパ34の端末状態テー
ブル107、電話端末60(200)の端末状態テーブ
ル302、端末状態リストの表示をそれぞれ図13の
(A)、(B)、(C)に表す。さらにゲートキーパ3
4の端末状態通知先テーブル108には、図14に示し
たように電話端末60の内線番号とこの内線番号の電話
端末60の端末状態通知先の内線番号の対応関係が、同
一のルータ50に接続されているか否かで区分して示さ
れる。
【0071】(2)電話端末60(201)、60(4
02)の端末状態の変化に基づいて、ルータ50A、5
0Bの端末状態テーブル210が更新される(ステップ
S21)。なお、この更新は端末状態テーブル更新部2
02によって行われる。電話端末60(201)で抜け
ていたケーブルを接続することにより、起動通知部30
5の指示により起動通知パケットが送信される。送信さ
れたパケットは、ルータ50Aで受信、中継され、端末
存在認識部203により電話端末60(201)の「存
在」が認識され、ルータ50Aの端末状態テーブル21
0が更新される。また、電話端末60(402)は、所
定時間のパケットの未発信に基づき、ルータ50Bによ
り「離席」と判断され、ルータ50Bの端末状態テーブ
ル210が更新される。
【0072】(3)ルータ50Aの端末状態テーブル2
10が更新されると、電話端末60(201)の端末状
態がルータ50Aからゲートキーパ34に送信される
(ステップS22)。この端末状態更新情報は、ルータ
40を経由して、ゲートキーパ34によって受信され
(ステップS23)、ゲートキーパ34の端末状態テー
ブル107が更新される(ステップS24)。一方、ル
ータ50Bの端末状態テーブル210が更新されると、
電話端末60(402)の端末状態がルータ50Bから
ゲートキーパ34に送信される(ステップS22)。こ
の端末状態更新情報は、ルータ40を経由して、ゲート
キーパ34によって受信され(ステップS23)、ゲー
トキーパ34の端末状態テーブル107が更新される
(ステップS24)。このようにして、ゲートキーパ3
4の端末状態テーブル107は、ルータ50A、50B
双方の端末状態テーブル210の更新を反映したものと
なる。これを図15(A)に表す。
【0073】ルータ50Aは、ゲートキーパ34への端
末状態更新情報の送信と併行して、ルータ50Aの下位
に接続された電話端末60(200)、60(20
2)、PC端末70(300)に対して電話端末60
(201)の「存在」を通知する。一方、ルータ50B
は、ゲートキーパ34への端末状態更新情報の送信と併
行して、ルータ50Bの下位に接続された電話端末60
(400)、60(401)、60(403)、PC端
末70(500)に対して電話端末60(402)の
「離席」を通知する。この結果、ゲートキーパ34は、
このルータ50に端末状態更新情報を送信する必要がな
いので、LAN内でのトラフィックの増加が抑えられ
る。
【0074】(3)ゲートキーパ34の端末状態テーブ
ル107が更新されると、ゲートキーパ34から端末状
態テーブル107の更新部分に関する端末状態更新情報
が電話端末60に送信される(ステップS25)。この
送信に際して前述の図14に示した端末状態通知先テー
ブル108が参照される。その結果、この送信は、端末
状態が変化した特定の電話端末60等の端末状態情報の
みが、この情報を必要とする通知先に対してのみ送信さ
れる。しかも、状態の変化した電話端末60等と同一の
ルータ50に接続された電話端末60には、このルータ
50により既に通知されていることから、更なる通知は
不要である。この結果、LAN内でのトラフィックの増
加が抑えられる。
【0075】電話端末60(201)が「存在」するこ
とは、図14の端末状態通知先テーブル108からする
と、電話端末60(400)、PC端末70(500)
に通知されることになる。しかし、ゲートキーパ34の
端末状態テーブル107において、PC端末70(50
0)は「非存在」とされているため、電話端末60(2
01)の「存在」は電話端末60(400)のみに通知
される。一方、電話端末60(402)が「離席」状態
であることは、図14の端末状態通知先テーブル108
に基づき、電話端末60(200)、PC端末70(3
00)に通知されることになる この端末状態更新情報は、ルータ40およびルータ50
A、50Bを経由して、電話端末60によって受信され
(ステップS26)、電話端末60の端末状態テーブル
302が更新される(ステップS27)。なお、この更
新は端末状態テーブル更新部304によって行われる。
【0076】端末状態テーブル302の更新により、電
話端末60の端末状態表示部301に表示される端末状
態リストが更新される。図15(B)、(C)それぞれ
に、電話端末60(200)の端末状態テーブル302
と端末状態リストを表す。以上のように、ルータ50の
端末状態テーブル210の更新に基づき、ゲートキーパ
34の端末状態テーブル107および電話端末60の端
末状態テーブル302が更新される。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電話端末の状態確認時におけるLAN内のトラフィック
の増大が軽減可能なIP構内電話システムを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るIP構内電話シス
テムの全体構成を表すブロック図である。
【図2】 図1に示すゲートキーパの内部構成を表すブ
ロック図である。
【図3】 図1に示すルータの内部構成を表すブロック
図である。
【図4】 図1に示す電話端末の内部構成を表すブロッ
ク図である。
【図5】 ルータの端末状態テーブルの更新処理の手順
を表すフロー図である。
【図6】 端末状態テーブルの更新通知処理の手順を表
すフロー図である。
【図7】 ルータの端末状態テーブルの更新処理の一例
を表すフロー図である(端末状態が「非存在」から「存
在」に変わる場合)。
【図8】 図7での更新処理前におけるルータ、ゲート
キーパの端末状態テーブルの一例を表す概念図である。
【図9】 図7での更新処理中におけるルータ、ゲート
キーパの端末状態テーブルの一例を表す概念図である。
【図10】 ルータの端末状態テーブルの更新処理の一
例を表すフロー図である(端末状態が「存在」から「非
存在」に変わる場合)。
【図11】 図10での更新処理前におけるルータ、ゲ
ートキーパの端末状態テーブルの一例を表す概念図であ
る。
【図12】 図10での更新処理中におけるルータ、ゲ
ートキーパの端末状態テーブルの一例を表す概念図であ
る。
【図13】 図6での更新通知処理前における端末状態
テーブルおよび端末状態リストの一例を表す図である。
【図14】 端末状態通知先テーブルの一例を表す概念
図である。
【図15】 図6での更新通知処理中における端末状態
テーブルおよび端末状態リストの一例を表す図である。
【符号の説明】
10 IP構内電話システム 20 電話回線 22 インターネット 32 サーバ 34 ゲートキーパ 40、50(50A、50B) ルータ 60 電話端末 70 PC端末 101 データ記憶部 102 端末状態テーブル更新部 103 端末状態通知部 104 アドレス管理部 105 ネットワークプロトコル処理部 106 ネットワークインターフェース(ネットワー
クI/F)部 107 端末状態テーブル 108 端末状態通知先テーブル 201 データ記憶部 202 端末状態テーブル更新部 203 端末存在認識部 204 端末状態通知部 205 端末状態確認部 206 返信要求部 207 ネットワークプロトコル処理部 208 ネットワークインターフェース(ネットワー
クI/F)部 209 端末アドレステーブル 210 端末状態テーブル 301 端末状態表示部 302 端末状態テーブル 303 データ記憶部 304 端末状態テーブル更新部 305 起動通知部 306 音声入出力部 307 音声信号処理部 308 ネットワークプロトコル処理部 309 ネットワークインターフェース(ネットワー
クI/F)部
フロントページの続き (72)発明者 新谷 憲正 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 Fターム(参考) 5K030 HA08 HD03 KA04 KA05 LA02 MA06 MD07 5K033 CB04 CC01 DA01 DB18 EC04

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末装置により送受信されるパケットを
    中継するパケット中継装置であって、 中継するパケットの送信元アドレスに基づいて、前記端
    末装置が通信可能であることを認識する端末存在認識部
    と、 前記端末存在認識部によって通信可能と認識された前記
    端末装置の通信可否に関する端末状態情報を通知する端
    末状態通知部とを具備することを特徴とするパケット中
    継装置。
  2. 【請求項2】 前記端末装置を識別する端末識別情報
    と、該端末装置のIPアドレスとを記憶する端末アドレ
    ステーブルをさらに具備し、 前記送信元アドレスがIPアドレスで表され、かつ前記
    端末存在認識部が前記端末アドレステーブルを参照し
    て、前記端末装置が通信可能であることを認識すること
    を特徴とする請求項1記載のパケット中継装置。
  3. 【請求項3】 前記端末装置を識別する端末識別情報
    と、前記端末状態情報とを記憶する端末状態テーブル
    と、 前記端末状態テーブルを更新するテーブル更新部とをさ
    らに具備することを特徴とする請求項1記載のパケット
    中継装置。
  4. 【請求項4】 前記端末状態情報が、通信可能、通信不
    能、および通信可否未確認の少なくともいずれかに区分
    されることを特徴とする請求項3記載のパケット中継装
    置。
  5. 【請求項5】 前記テーブル更新部が、前記端末存在認
    識部によって通信可能であると認識された前記端末装置
    について、前記端末状態テーブルの前記端末状態情報を
    通信可能に変更することを特徴とする請求項4記載のパ
    ケット中継装置。
  6. 【請求項6】 前記テーブル更新部が、前記端末存在認
    識部によって所定時間内に通信可能であると認識されな
    い前記端末装置について、前記端末状態テーブルの前記
    端末状態情報を通信可能から通信可否未確認に変更する
    ことを特徴とする請求項4記載のパケット中継装置。
  7. 【請求項7】 前記端末状態テーブルの前記端末状態情
    報が通信可否未確認である前記端末装置に対して、返信
    を要求する返信要求パケットを送信する返信要求部と、 前記返信要求部によって送信された前記返信要求パケッ
    トに対して返信する返信パケットが受信されたときに該
    端末装置を通信可能と判断し、所定時間内に該返信パケ
    ットが受信されないときに該端末装置を通信不能と判断
    する端末状態確認部とを具備し、 前記テーブル更新部が、前記端末状態確認部の判断に基
    づいて前記端末状態テーブルを更新することを特徴とす
    る請求項4記載のパケット中継装置。
  8. 【請求項8】 前記端末状態通知部が、前記端末状態情
    報を前記パケット中継装置に接続された端末装置に通知
    することを特徴とする請求項1記載のパケット中継装
    置。
  9. 【請求項9】 前記端末状態通知部による通知が、前記
    端末装置が通信可能であることを認識してから次に該端
    末装置が通信可能であることを認識するまでに所定時間
    を経過した場合に行われることを特徴とする請求項1記
    載のパケット中継装置。
  10. 【請求項10】 端末装置が接続されたネットワークを
    管理するネットワーク管理装置であって、 前記端末装置を識別する端末識別情報と該端末装置の通
    信可否に関する端末状態情報とを記憶する端末状態テー
    ブルと、 前記端末装置が送受信するパケットを中継するパケット
    中継装置から通知される前記端末存在情報に基づき前記
    端末状態テーブルを更新するテーブル更新部と、 前記端末状態テーブルの更新に係る端末状態更新情報を
    前記端末装置に通知する端末状態通知部とを具備するこ
    とを特徴とするネットワーク管理装置。
  11. 【請求項11】 各端末装置と該各端末装置の前記端末
    状態を通知する通知先との対応関係を記憶する端末状態
    通知先テーブルをさらに具備し、 前記端末状態通知部が、前記端末状態通知先テーブルに
    基づき前記端末状態更新情報を通知することを特徴とす
    る請求項10記載のネットワーク管理装置。
  12. 【請求項12】 パケットの送受信によって通話を行う
    一の端末装置であって、 端末装置を識別する端末識別情報と該端末装置の通信可
    否に関する端末状態情報とを記憶する端末状態テーブル
    と、 前記端末状態テーブルに基づき他の端末装置の識別情報
    および端末状態情報を表示する表示部と、 前記一の端末装置が送受信するパケットを中継するパケ
    ット中継装置または該一の端末装置が接続されたネット
    ワークを管理するネットワーク管理装置からの通知に基
    づいて、前記端末状態テーブルを更新するテーブル更新
    部とを具備することを特徴とする端末装置。
  13. 【請求項13】 請求項1記載のパケット中継装置と、 請求項10記載のネットワーク管理装置とを具備するこ
    とを特徴とする情報通信システム。
  14. 【請求項14】 端末から送信されたパケットの送信元
    アドレスに基づいて、該端末が通信可能であることを認
    識する認識ステップと、 前記認識ステップで通信可能と認識された前記端末の通
    信可否に関する端末状態情報を通知するステップとを具
    備することを特徴とする端末状態通知方法。
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