JP3455032B2 - 通信システム - Google Patents
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- H04M7/12—Arrangements for interconnection between switching centres for working between exchanges having different types of switching equipment, e.g. power-driven and step by step or decimal and non-decimal
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システムに関
し、特に、通信端末に公衆電話網を介して接続されたイ
ンターネットの通信システムに関するものである。
し、特に、通信端末に公衆電話網を介して接続されたイ
ンターネットの通信システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】TCP/IPをベースとするインターネットが
急速に普及している。インターネットでは、接続された
通信端末をIPアドレスにより識別および管理する。通信
相手の通信端末の指定方法としては、通信相手のIPアド
レスにより直接指定する方法や、インターネット内に配
置されているIRC（Internet Relay Chat）サーバのよう
なランデブーサーバに一旦アクセスして、通信相手を選
択する方法がある。
急速に普及している。インターネットでは、接続された
通信端末をIPアドレスにより識別および管理する。通信
相手の通信端末の指定方法としては、通信相手のIPアド
レスにより直接指定する方法や、インターネット内に配
置されているIRC（Internet Relay Chat）サーバのよう
なランデブーサーバに一旦アクセスして、通信相手を選
択する方法がある。
【０００３】企業内ネットワークの通信端末のように、
IPアドレスが固定に割り振られている通信端末を通信相
手とする場合には、その通信端末のIPアドレスを指定す
ることで容易に通信を開始することができる。
IPアドレスが固定に割り振られている通信端末を通信相
手とする場合には、その通信端末のIPアドレスを指定す
ることで容易に通信を開始することができる。
【０００４】しかし、ダイアルアップ接続により公衆電
話網を介してインターネットに接続する通信端末は、イ
ンターネットにアクセスして初めてIPアドレスが割り当
てられ、割り当てられるIPアドレスはアクセスの度に変
化する。このため、公衆電話網を介してインターネット
に接続される通信端末とリアルタイムな通信を行う場合
には、その通信端末の接続されたランデブーサーバにア
クセスして、そのランデブーサーバから提供される現在
アクセス中の通信端末のリストから、通信相手を選択し
て、通信を要求する必要がある。
話網を介してインターネットに接続する通信端末は、イ
ンターネットにアクセスして初めてIPアドレスが割り当
てられ、割り当てられるIPアドレスはアクセスの度に変
化する。このため、公衆電話網を介してインターネット
に接続される通信端末とリアルタイムな通信を行う場合
には、その通信端末の接続されたランデブーサーバにア
クセスして、そのランデブーサーバから提供される現在
アクセス中の通信端末のリストから、通信相手を選択し
て、通信を要求する必要がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の通信システ
ムでは、公衆電話網を介してインターネットに接続され
た通信端末との間でリアルタイムな通信を開始する場
合、その通信端末が接続されたランデブーサーバに一旦
アクセスして通信相手を選択するなど、発信側の通信端
末のユーザが面倒な操作を行わなければならない。ま
た、通信相手の上記通信端末がランデブーサーバにアク
セスしていない場合には通信を開始できないという制限
もあった。
ムでは、公衆電話網を介してインターネットに接続され
た通信端末との間でリアルタイムな通信を開始する場
合、その通信端末が接続されたランデブーサーバに一旦
アクセスして通信相手を選択するなど、発信側の通信端
末のユーザが面倒な操作を行わなければならない。ま
た、通信相手の上記通信端末がランデブーサーバにアク
セスしていない場合には通信を開始できないという制限
もあった。
【０００６】そこで、本発明は、通信端末のユーザが、
公衆電話網を介してインターネットに接続された他の通
信端末との通信をより容易に開始できるようにすること
を目的とする。さらに、通信相手の通信端末がインター
ネットに接続していない場合にも、通信や通話を開始で
きるようにすることを目的とする。
公衆電話網を介してインターネットに接続された他の通
信端末との通信をより容易に開始できるようにすること
を目的とする。さらに、通信相手の通信端末がインター
ネットに接続していない場合にも、通信や通話を開始で
きるようにすることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の通信システムは、インターネットと、公衆
電話網を介して前記インターネットに接続する複数の通
信端末と、前記公衆電話網と前記インターネットとの接
続点および当該インターネット内の中継点に配置され
た、前記通信端末の通信の中継および管理を行う複数の
発着信サーバ装置とを備え、前記各発着信サーバ装置
は、前記通信端末から、前記インターネットに対する接
続要求と、当該通信端末の電話番号とを受け付け、当該
通信端末にIPアドレスを割り当てる手段と、前記通信端
末に割り当てたIPアドレスと、当該通信端末の電話番号
とが組で登録されるマッピングテーブルと、電話番号に
対応してルーティング情報が登録されたルーティングテ
ーブルと、前記通信端末から、他の前記通信端末に対す
る通信要求と、着信側の通信端末の電話番号とを受け付
ける手段と、前記通信要求と共に受け付けた電話番号に
対応して前記ルーティングテーブルに登録されているル
ーティング情報を基に、前記着信側の通信端末への通信
経路を決定し、当該通信経路で前記通信要求および電話
番号を転送する手段と、自装置が、前記公衆電話網を介
して前記着信側の通信端末と接続される発着信サーバ装
置である場合、前記通信要求と共に受け付けた電話番号
を前記マッピングテーブルで調べて、前記通信端末の前
記インターネットへの接続の有無を判定する手段と、前
記着信側の通信端末が前記インターネットへ接続されて
いる場合、当該通信端末へ前記通信要求を転送する手段
と、前記通信端末から前記インターネットに対する接続
解除要求を受け付け、当該通信端末についての、IPアド
レスの割り当てと、前記マッピングテーブルでの登録と
を削除する手段とを有することを特徴とする。
に、本発明の通信システムは、インターネットと、公衆
電話網を介して前記インターネットに接続する複数の通
信端末と、前記公衆電話網と前記インターネットとの接
続点および当該インターネット内の中継点に配置され
た、前記通信端末の通信の中継および管理を行う複数の
発着信サーバ装置とを備え、前記各発着信サーバ装置
は、前記通信端末から、前記インターネットに対する接
続要求と、当該通信端末の電話番号とを受け付け、当該
通信端末にIPアドレスを割り当てる手段と、前記通信端
末に割り当てたIPアドレスと、当該通信端末の電話番号
とが組で登録されるマッピングテーブルと、電話番号に
対応してルーティング情報が登録されたルーティングテ
ーブルと、前記通信端末から、他の前記通信端末に対す
る通信要求と、着信側の通信端末の電話番号とを受け付
ける手段と、前記通信要求と共に受け付けた電話番号に
対応して前記ルーティングテーブルに登録されているル
ーティング情報を基に、前記着信側の通信端末への通信
経路を決定し、当該通信経路で前記通信要求および電話
番号を転送する手段と、自装置が、前記公衆電話網を介
して前記着信側の通信端末と接続される発着信サーバ装
置である場合、前記通信要求と共に受け付けた電話番号
を前記マッピングテーブルで調べて、前記通信端末の前
記インターネットへの接続の有無を判定する手段と、前
記着信側の通信端末が前記インターネットへ接続されて
いる場合、当該通信端末へ前記通信要求を転送する手段
と、前記通信端末から前記インターネットに対する接続
解除要求を受け付け、当該通信端末についての、IPアド
レスの割り当てと、前記マッピングテーブルでの登録と
を削除する手段とを有することを特徴とする。
【０００８】この通信システムでは、着信側の通信端末
の電話番号の指定により発着信サーバが通信経路を決定
し中継を実施するため、ユーザは着信側の通信端末が接
続している発着信サーバ装置を意識することなしに容易
に通信を開始することができる。
の電話番号の指定により発着信サーバが通信経路を決定
し中継を実施するため、ユーザは着信側の通信端末が接
続している発着信サーバ装置を意識することなしに容易
に通信を開始することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】まず、本発明の第１の実施形態に
ついて、図１〜図４を参照して説明する。
ついて、図１〜図４を参照して説明する。
【００１０】図１に、本発明の第１の実施形態に係る通
信システムの構成例を示す。図１の通信システムでは、
インターネット１０１と公衆電話網１０２の接続点と、
インターネット１０１の中継点に発着信サーバ１０３が
配置され、公衆電話網１０２とインターネット１０１に
はそれぞれ通信端末１０４，１０５が接続されている。
信システムの構成例を示す。図１の通信システムでは、
インターネット１０１と公衆電話網１０２の接続点と、
インターネット１０１の中継点に発着信サーバ１０３が
配置され、公衆電話網１０２とインターネット１０１に
はそれぞれ通信端末１０４，１０５が接続されている。
【００１１】図２に、通信端末１０４，１０５の内部構
成を示す。
成を示す。
【００１２】図２において、通信端末１０４，１０５
は、通信プログラム等が格納されるメモリ２０１と、メ
モリ２０１のプログラムに基づく処理を行うＣＰＵ２０
２と、蓄積装置２０３と、キーボード等からなる入力装
置２０４と、ディスプレイ等からなる出力装置２０５
と、インターネットや公衆電話網で通信を行うための通
信網インターフェース制御部２０６と、以上の各部を接
続する内部バス２０７とにより構成される。蓄積装置２
０３には、通信対象の他の端末装置１０４の電話番号
と、その端末装置１０４のユーザの名称とが組で登録さ
れ、最寄りの発着信サーバ１０３の電話番号等も記憶さ
れている。
は、通信プログラム等が格納されるメモリ２０１と、メ
モリ２０１のプログラムに基づく処理を行うＣＰＵ２０
２と、蓄積装置２０３と、キーボード等からなる入力装
置２０４と、ディスプレイ等からなる出力装置２０５
と、インターネットや公衆電話網で通信を行うための通
信網インターフェース制御部２０６と、以上の各部を接
続する内部バス２０７とにより構成される。蓄積装置２
０３には、通信対象の他の端末装置１０４の電話番号
と、その端末装置１０４のユーザの名称とが組で登録さ
れ、最寄りの発着信サーバ１０３の電話番号等も記憶さ
れている。
【００１３】通信端末１０４は、ダイアルアップ接続に
より、公衆電話網１０２を介してインターネット１０１
へ接続する。この際、通信端末１０４は、自通信端末１
０４の電話番号を設定した接続要求を発着信サーバ１０
３へ送る。また、通信端末１０４，１０５は、他の通信
端末１０４との通信を開始する際、相手の通信端末の電
話番号を設定した通信要求を発着信サーバ１０３へ送
る。
より、公衆電話網１０２を介してインターネット１０１
へ接続する。この際、通信端末１０４は、自通信端末１
０４の電話番号を設定した接続要求を発着信サーバ１０
３へ送る。また、通信端末１０４，１０５は、他の通信
端末１０４との通信を開始する際、相手の通信端末の電
話番号を設定した通信要求を発着信サーバ１０３へ送
る。
【００１４】図３に、発着信サーバ１０３の構成を示
す。
す。
【００１５】図３において、発着信サーバ１０３は、通
信プログラム等が格納されるメモリ２１１と、通信制御
の処理を行うＣＰＵ（中央処理装置）２１２と、マッピ
ング情報とルーティング情報が格納される蓄積装置２１
３と、インターネットおよび公衆電話網で通信を行うた
めの通信網インタフェース制御部２１４と、以上の各部
を接続する内部バス２１５とにより構成される。蓄積装
置２１３のルーティング情報は、電話番号の市街局番に
対応して登録されており、その市街局番のエリアをカバ
ーする発着信サーバ１０３の情報と、その発着信サーバ
１０３への通信経路の情報を含んでいる。
信プログラム等が格納されるメモリ２１１と、通信制御
の処理を行うＣＰＵ（中央処理装置）２１２と、マッピ
ング情報とルーティング情報が格納される蓄積装置２１
３と、インターネットおよび公衆電話網で通信を行うた
めの通信網インタフェース制御部２１４と、以上の各部
を接続する内部バス２１５とにより構成される。蓄積装
置２１３のルーティング情報は、電話番号の市街局番に
対応して登録されており、その市街局番のエリアをカバ
ーする発着信サーバ１０３の情報と、その発着信サーバ
１０３への通信経路の情報を含んでいる。
【００１６】ＣＰＵ２０２は、メモリ２０１の通信プロ
グラムを実行することで、図４に示す通信制御部３００
の機能を実現する。図４に示す通信制御部３００は、接
続要求着信処理部３０１、アドレス登録部３０２、通信
中継処理部３０４、検索部３０５、接続要求着信検索部
３０６、発呼部３０８により構成される。通信制御部３
００がアクセスする記憶領域として、蓄積装置２０３に
はマッピングテーブル３０３と、ルーティングテーブル
３０７が形成されている。
グラムを実行することで、図４に示す通信制御部３００
の機能を実現する。図４に示す通信制御部３００は、接
続要求着信処理部３０１、アドレス登録部３０２、通信
中継処理部３０４、検索部３０５、接続要求着信検索部
３０６、発呼部３０８により構成される。通信制御部３
００がアクセスする記憶領域として、蓄積装置２０３に
はマッピングテーブル３０３と、ルーティングテーブル
３０７が形成されている。
【００１７】通信制御部３００において、接続要求着信
処理部３０１は、公衆電話網１０２を介して接続された
通信端末１０４から、インターネット１０１への接続要
求があった場合に、その通信端末１０４に対し、自サー
バ内にプールするIPアドレスの内、現在使用していない
IPアドレスの一つを割り当て通知する。アドレス登録部
３０２は、上記接続要求に設定された通信端末１０４の
電話番号と、当該通信端末に割り当てたIPアドレスとを
一組として、マッピングテーブル３０３に登録する。通
信中継処理部３０４は、既にインターネット１０１に接
続している通信端末１０４が他の通信端末１０４へ送っ
た通信要求や、インターネット１０１および公衆電話網
１０２で通信されるデータの中継処理を行う。検索部３
０５は、通信端末１０４に対する通信要求が受信された
場合、その通信要求に設定された着信側の通信端末１０
４の電話番号を取得し、当該電話番号に対応してルーテ
ィングテーブル３０７に登録されているルーティング情
報を検索して、通信要求の次の転送先の中継ノードとな
る発着信サーバおよびその経路を決定する。接続要求着
信検索部３０６は、マッピングテーブル３０３に着信側
の通信端末の電話番号が既に登録されているかどうかを
調べて、当該通信端末が既にインターネットに接続して
いるかどうかを判定する。発呼処理を行う発呼部３０８
は、着信側の通信端末１０４の電話番号がマッピングテ
ーブル３０３に登録されている場合、当該電話番号と組
になっているIPアドレスを取得し、当該IPアドレスを用
いて着信側の通信端末１０４に通信要求を転送する。
処理部３０１は、公衆電話網１０２を介して接続された
通信端末１０４から、インターネット１０１への接続要
求があった場合に、その通信端末１０４に対し、自サー
バ内にプールするIPアドレスの内、現在使用していない
IPアドレスの一つを割り当て通知する。アドレス登録部
３０２は、上記接続要求に設定された通信端末１０４の
電話番号と、当該通信端末に割り当てたIPアドレスとを
一組として、マッピングテーブル３０３に登録する。通
信中継処理部３０４は、既にインターネット１０１に接
続している通信端末１０４が他の通信端末１０４へ送っ
た通信要求や、インターネット１０１および公衆電話網
１０２で通信されるデータの中継処理を行う。検索部３
０５は、通信端末１０４に対する通信要求が受信された
場合、その通信要求に設定された着信側の通信端末１０
４の電話番号を取得し、当該電話番号に対応してルーテ
ィングテーブル３０７に登録されているルーティング情
報を検索して、通信要求の次の転送先の中継ノードとな
る発着信サーバおよびその経路を決定する。接続要求着
信検索部３０６は、マッピングテーブル３０３に着信側
の通信端末の電話番号が既に登録されているかどうかを
調べて、当該通信端末が既にインターネットに接続して
いるかどうかを判定する。発呼処理を行う発呼部３０８
は、着信側の通信端末１０４の電話番号がマッピングテ
ーブル３０３に登録されている場合、当該電話番号と組
になっているIPアドレスを取得し、当該IPアドレスを用
いて着信側の通信端末１０４に通信要求を転送する。
【００１８】図５に、発着信サーバ１０３の処理の全体
の流れの一例を示す。
の流れの一例を示す。
【００１９】図５において、発着信サーバ１０３は、通
信端末１０４からダイアルアップの接続要求を受信する
と（ステップ４０１）、その通信端末１０４にIPアドレ
スを割り当て（ステップ４０２）、その通信端末１０４
の電話番号を取得して、IPアドレスと電話番号を組にし
てマッピングテーブル３０３に登録する（ステップ４０
３）。既にインターネット１０１に接続している通信端
末１０４，１０５から、他の通信端末１０４への通信要
求を受信した場合（ステップ４０４,Yes）、通信要求に
設定された着信側の通信端末の電話番号を取得し（ステ
ップ４０５）、取得した電話番号を基に、次の中継ノー
ドとなる発着信サーバ１０３をルーティングテーブル３
０７で検索する（ステップ４０６）。この検索の結果、
次の中継ノードの発着信サーバ１０３が存在しない場合
（ステップ４０７，No）は、自サーバが前記着信側の通
信端末１０４の最寄りの発着信サーバ１０３であるとみ
なし、自サーバのマッピングテーブル３０３に既に前記
着信側の通信端末１０４の電話番号が登録されているか
どうかを検索する（ステップ４０９）。この検索の結
果、当該電話番号が存在する場合（ステップ４１０,Ye
s）には、マッピングテーブル３０３から当該電話番号
と組になっているIPアドレスを取得し（ステップ４１
１）、当該IPアドレスを用いて前記着信側の通信端末１
０４に通信要求を転送する。以降、通信端末１０４間の
通信を中継し（ステップ４１２）、通信終了通知を受信
した場合（ステップ４１３,Yes）、通信の中継を終了す
る。そして、ダイアルアップ接続の通信端末１０４が接
続終了を通知してきた場合（ステップ４１４,Yes）に
は、マッピングテーブル３０３より当該通信端末１０４
のマッピング情報を削除し、割り当てていたIPアドレス
を解放する（ステップ４１５）。
信端末１０４からダイアルアップの接続要求を受信する
と（ステップ４０１）、その通信端末１０４にIPアドレ
スを割り当て（ステップ４０２）、その通信端末１０４
の電話番号を取得して、IPアドレスと電話番号を組にし
てマッピングテーブル３０３に登録する（ステップ４０
３）。既にインターネット１０１に接続している通信端
末１０４，１０５から、他の通信端末１０４への通信要
求を受信した場合（ステップ４０４,Yes）、通信要求に
設定された着信側の通信端末の電話番号を取得し（ステ
ップ４０５）、取得した電話番号を基に、次の中継ノー
ドとなる発着信サーバ１０３をルーティングテーブル３
０７で検索する（ステップ４０６）。この検索の結果、
次の中継ノードの発着信サーバ１０３が存在しない場合
（ステップ４０７，No）は、自サーバが前記着信側の通
信端末１０４の最寄りの発着信サーバ１０３であるとみ
なし、自サーバのマッピングテーブル３０３に既に前記
着信側の通信端末１０４の電話番号が登録されているか
どうかを検索する（ステップ４０９）。この検索の結
果、当該電話番号が存在する場合（ステップ４１０,Ye
s）には、マッピングテーブル３０３から当該電話番号
と組になっているIPアドレスを取得し（ステップ４１
１）、当該IPアドレスを用いて前記着信側の通信端末１
０４に通信要求を転送する。以降、通信端末１０４間の
通信を中継し（ステップ４１２）、通信終了通知を受信
した場合（ステップ４１３,Yes）、通信の中継を終了す
る。そして、ダイアルアップ接続の通信端末１０４が接
続終了を通知してきた場合（ステップ４１４,Yes）に
は、マッピングテーブル３０３より当該通信端末１０４
のマッピング情報を削除し、割り当てていたIPアドレス
を解放する（ステップ４１５）。
【００２０】一方、通信端末１０４は、ユーザから接続
要求や通信要求の指示が与えられると、自端末内の蓄積
装置の登録内容を基に、接続要求や通信要求を自動的に
生成および送信する。通信要求を指示する際も、ユーザ
は単に通信相手のユーザの名称を指定するだけでよい。
自端末内に相手の情報が登録されていない場合でも、直
接電話番号を指定するだけでよい。
要求や通信要求の指示が与えられると、自端末内の蓄積
装置の登録内容を基に、接続要求や通信要求を自動的に
生成および送信する。通信要求を指示する際も、ユーザ
は単に通信相手のユーザの名称を指定するだけでよい。
自端末内に相手の情報が登録されていない場合でも、直
接電話番号を指定するだけでよい。
【００２１】本実施形態の通信システムによれば、着信
側の通信端末の電話番号を基に、通信端末間の通信経路
を決定することができ、通信の開始時に発信側の通信端
末のユーザに要求される作業を従来のシステムに対し軽
減することができる。
側の通信端末の電話番号を基に、通信端末間の通信経路
を決定することができ、通信の開始時に発信側の通信端
末のユーザに要求される作業を従来のシステムに対し軽
減することができる。
【００２２】次に、本発明の第２の実施形態を、図６を
参照して説明する。
参照して説明する。
【００２３】本実施形態の通信システムは、着信側の通
信端末がインターネットに接続していないことを発信側
の通信端末に通知する処理を、第１の実施形態の発着信
サーバ１０３の処理（図４）に追加したものである。シ
ステムの全体構成や発着信の処理などは、第１の実施形
態（図１〜図５）と同じである。
信端末がインターネットに接続していないことを発信側
の通信端末に通知する処理を、第１の実施形態の発着信
サーバ１０３の処理（図４）に追加したものである。シ
ステムの全体構成や発着信の処理などは、第１の実施形
態（図１〜図５）と同じである。
【００２４】図６は、本実施形態の発着信サーバ１０３
の処理を示す図である。
の処理を示す図である。
【００２５】図６において、本実施形態の発着信サーバ
１０３は、前述のステップ４１０で着信側の通信端末１
０４がインターネットに接続していないことを確認した
場合、着信側の通信端末がインターネットに接続してい
ないために通信要求に応じられないことを伝えるメッセ
ージを発行し（ステップ５１０）、そのメッセージを前
述のステップ４１２の中継処理により自サーバの１つ前
の中継ノードとなる発着信サーバ１０３に中継する。自
サーバが、発信側の通信端末の最寄りの発着信サーバで
ある場合には、発信側の通信端末へ上記のメッセージを
通知する。
１０３は、前述のステップ４１０で着信側の通信端末１
０４がインターネットに接続していないことを確認した
場合、着信側の通信端末がインターネットに接続してい
ないために通信要求に応じられないことを伝えるメッセ
ージを発行し（ステップ５１０）、そのメッセージを前
述のステップ４１２の中継処理により自サーバの１つ前
の中継ノードとなる発着信サーバ１０３に中継する。自
サーバが、発信側の通信端末の最寄りの発着信サーバで
ある場合には、発信側の通信端末へ上記のメッセージを
通知する。
【００２６】従来のシステムでは、通信要求が認められ
ない場合、発信側のユーザはその原因が分からずに対処
できなくなることがあった。本実施形態の通信システム
によれば、着信側の通信端末がインターネットに接続し
ていないために通信要求に応じられないことを発信側の
ユーザに知らせ、適切な対処を促すことができる。
ない場合、発信側のユーザはその原因が分からずに対処
できなくなることがあった。本実施形態の通信システム
によれば、着信側の通信端末がインターネットに接続し
ていないために通信要求に応じられないことを発信側の
ユーザに知らせ、適切な対処を促すことができる。
【００２７】次に、本発明の第３の実施形態を、図７〜
図９を参照して説明する。
図９を参照して説明する。
【００２８】本実施形態の通信システムでは、着信側の
通信端末がインターネットに接続していない場合、当該
通信端末の電話回線に電話機が接続されているとみなし
て通話を実施する。
通信端末がインターネットに接続していない場合、当該
通信端末の電話回線に電話機が接続されているとみなし
て通話を実施する。
【００２９】システムの全体構成や発着信の処理など
は、第１の実施形態と同じである。ただし、本実施形態
の通信端末１０４，１０５では、入力装置２０４とし
て、キーボード、マウス、電子ペン、電子カメラ、マイ
ク等を有し、出力装置２０５としてディスプレイ、スピ
ーカ等を有し、さらに、音声データにより通話を行うた
めのディジタル⇔アナログ変換部を有する。本実施形態
の発着信サーバ１０３も、音声データによる通話を実施
するためのディジタル⇔アナログ変換部を有する。通信
端末のディジタル⇔アナログ変換部は、通信する音声デ
ータや映像データの圧縮・伸長も行い、通信効率を向上
させる。
は、第１の実施形態と同じである。ただし、本実施形態
の通信端末１０４，１０５では、入力装置２０４とし
て、キーボード、マウス、電子ペン、電子カメラ、マイ
ク等を有し、出力装置２０５としてディスプレイ、スピ
ーカ等を有し、さらに、音声データにより通話を行うた
めのディジタル⇔アナログ変換部を有する。本実施形態
の発着信サーバ１０３も、音声データによる通話を実施
するためのディジタル⇔アナログ変換部を有する。通信
端末のディジタル⇔アナログ変換部は、通信する音声デ
ータや映像データの圧縮・伸長も行い、通信効率を向上
させる。
【００３０】図７に、通信端末１０４のクライアント通
信制御部１０００の構成を示す。
信制御部１０００の構成を示す。
【００３１】クライアント通信制御部１０００は、ＣＰ
Ｕ２０２がメモリ２０１に格納された通信プログラムを
実行することにより実現される。図７において、クライ
アント通信制御部１０００は、入力装置２０４に入力さ
れたイベントを検出するイベント検出部１００１と、検
出されたイベントを解析するイベント解析部１００２
と、その解析結果に応じて、通信相手へ通知するコマン
ドを作成するコマンド作成部１００３と、作成されたコ
マンドの発信処理を行う発信部１００４と、前記通信網
インタフェース制御部２０６を通して、他の通信端末か
らの制御コマンドやデータの着信処理を行う着信部１０
０５と、前記着信部において着信した制御コマンドを解
析し、当該コマンドを対応する処理部に転送する解析部
１００６と、ディジタル⇔アナログ変換部を制御して通
話を可能とするディジタル⇔アナログ変換制御部６０１
とからなる。以上の機能によりクライアント通信制御部
１０００では、テキストデータの送受信の他に、入力さ
れた音声や画像を音声データや映像データに変換して送
信し、受信した音声データや映像データを再生すること
が可能である。
Ｕ２０２がメモリ２０１に格納された通信プログラムを
実行することにより実現される。図７において、クライ
アント通信制御部１０００は、入力装置２０４に入力さ
れたイベントを検出するイベント検出部１００１と、検
出されたイベントを解析するイベント解析部１００２
と、その解析結果に応じて、通信相手へ通知するコマン
ドを作成するコマンド作成部１００３と、作成されたコ
マンドの発信処理を行う発信部１００４と、前記通信網
インタフェース制御部２０６を通して、他の通信端末か
らの制御コマンドやデータの着信処理を行う着信部１０
０５と、前記着信部において着信した制御コマンドを解
析し、当該コマンドを対応する処理部に転送する解析部
１００６と、ディジタル⇔アナログ変換部を制御して通
話を可能とするディジタル⇔アナログ変換制御部６０１
とからなる。以上の機能によりクライアント通信制御部
１０００では、テキストデータの送受信の他に、入力さ
れた音声や画像を音声データや映像データに変換して送
信し、受信した音声データや映像データを再生すること
が可能である。
【００３２】図８に、発着信サーバ１０３の通信制御部
３００の構成を示す。
３００の構成を示す。
【００３３】図８に示すように、本実施形態の発着信サ
ーバ１０３には、ディジタル⇔アナログ変換部６０２を
制御するためのディジタル⇔アナログ変換制御部６０１
が追加されている。なお、音声データや映像データの圧
縮・伸長は、ディジタル⇔アナログ変換制御部６０１で
行うようにしてもよい。通信網インタフェース制御部２
１４は、公衆電話網１０２と接続するポートとして、デ
ータ通信用ポートと、通話用ポートを有する。
ーバ１０３には、ディジタル⇔アナログ変換部６０２を
制御するためのディジタル⇔アナログ変換制御部６０１
が追加されている。なお、音声データや映像データの圧
縮・伸長は、ディジタル⇔アナログ変換制御部６０１で
行うようにしてもよい。通信網インタフェース制御部２
１４は、公衆電話網１０２と接続するポートとして、デ
ータ通信用ポートと、通話用ポートを有する。
【００３４】図９に、本実施形態の発着信サーバ１０３
の処理の全体の流れの一例を示す。
の処理の全体の流れの一例を示す。
【００３５】図９において、発着信サーバ１０３は、前
述のステップ４１０で着信側の通信端末１０４がインタ
ーネットに接続していないことを検出した場合、着信側
の通信端末の電話回線に電話機が接続されているとみな
し、空いている通話用ポートを用いて電話をかける（ス
テップ７０１）。着信側のユーザが電話を取ったら、発
信側の通信端末１０４に対して、自発着信サーバのIPア
ドレスと、通話要求とをステップ４１２で中継し、発信
側の通信端末１０４に通知して、これにより開始された
通話用の通信を中継する。この中継時に発着信サーバ１
０３は、ディジタル⇔アナログ変換部６０２を制御し
て、発信側の通信端末１０４から送られた音声データを
アナログ音声信号へ変換して上記の通話用ポートに出力
し、着信側の電話機からのアナログ音声信号は音声デー
タへ変換して発信側の端末装置へ送信する（ステップ７
０２）。
述のステップ４１０で着信側の通信端末１０４がインタ
ーネットに接続していないことを検出した場合、着信側
の通信端末の電話回線に電話機が接続されているとみな
し、空いている通話用ポートを用いて電話をかける（ス
テップ７０１）。着信側のユーザが電話を取ったら、発
信側の通信端末１０４に対して、自発着信サーバのIPア
ドレスと、通話要求とをステップ４１２で中継し、発信
側の通信端末１０４に通知して、これにより開始された
通話用の通信を中継する。この中継時に発着信サーバ１
０３は、ディジタル⇔アナログ変換部６０２を制御し
て、発信側の通信端末１０４から送られた音声データを
アナログ音声信号へ変換して上記の通話用ポートに出力
し、着信側の電話機からのアナログ音声信号は音声デー
タへ変換して発信側の端末装置へ送信する（ステップ７
０２）。
【００３６】一方、発信側の通信端末では、IPアドレス
と通話要求を受信すると通話処理を開始する。通話処理
では、ディジタル⇔アナログ変換部６０２を制御して、
着信側からの音声データをアナログ音声信号へ変換して
出力装置から出力し、入力装置２０４に入力されたユー
ザの音声信号は音声データへ変換して上記受信したIPア
ドレスの発着信サーバへ送信する。
と通話要求を受信すると通話処理を開始する。通話処理
では、ディジタル⇔アナログ変換部６０２を制御して、
着信側からの音声データをアナログ音声信号へ変換して
出力装置から出力し、入力装置２０４に入力されたユー
ザの音声信号は音声データへ変換して上記受信したIPア
ドレスの発着信サーバへ送信する。
【００３７】電話回線を複数契約していないユーザは、
１つの電話回線をインターネットの通信端末の通信と、
電話機の通話の両方に利用し、通信端末の利用時以外に
は電話回線を電話機に接続している場合が多い。本実施
形態の通信システムによれば、着信側の通信端末の電話
回線に通信端末でなく電話機が接続されている場合に、
通話を実施することができる。
１つの電話回線をインターネットの通信端末の通信と、
電話機の通話の両方に利用し、通信端末の利用時以外に
は電話回線を電話機に接続している場合が多い。本実施
形態の通信システムによれば、着信側の通信端末の電話
回線に通信端末でなく電話機が接続されている場合に、
通話を実施することができる。
【００３８】次に、本発明の第４の実施形態を、図１０
〜図１２を参照して説明する。
〜図１２を参照して説明する。
【００３９】本実施形態の通信システムでは、着信側の
通信端末１０４がインターネットに接続していない場合
に、発着信サーバが公衆電話網で発呼してその通信端末
１０４を通信可能状態とする。
通信端末１０４がインターネットに接続していない場合
に、発着信サーバが公衆電話網で発呼してその通信端末
１０４を通信可能状態とする。
【００４０】システムの全体構成や、各装置の構成、発
着信サーバの発着信処理などは、上述の第３の実施形態
と同じである。ただし、本実施形態の発着信サーバ１０
３の通信制御部３００には、図１０に示すように、応答
のタイムアウトを検出するためのタイマー８０１が追加
されている。
着信サーバの発着信処理などは、上述の第３の実施形態
と同じである。ただし、本実施形態の発着信サーバ１０
３の通信制御部３００には、図１０に示すように、応答
のタイムアウトを検出するためのタイマー８０１が追加
されている。
【００４１】図１１に、着信側通信端末の最寄りの発着
信サーバの処理の全体の流れの一例を示す。
信サーバの処理の全体の流れの一例を示す。
【００４２】発着信サーバ１０３は、前述のステップ４
１０で着信側の通信端末１０４がインターネットへ接続
されていないことを検出すると、当該通信端末１０４の
電話番号で発呼を行い、着信後、通信要求を送信して
（ステップ１１０１）、タイマー８０１を起動する（ス
テップ１１０２）。そして、着信側の通信端末１０４か
らデジタル通信が可能であることを知らせるコマンドを
受信すると（ステップ１１０３）、コール音の発生を指
示するコマンドを着信側の通信端末１０４へ送る（ステ
ップ１１０４）。これ応じて着信側の通信端末１０４か
ら送られる通信要求受け付けコマンドを受信すると（ス
テップ１１０５,Yes）、着信側の通信端末１０４に対し
て、IPアドレスを割り当て（ステップ１１０６）、割り
当てたIPアドレスを通知する（ステップ１１０７）。そ
して、これにより開始される通信端末間の通信の中継を
行う。
１０で着信側の通信端末１０４がインターネットへ接続
されていないことを検出すると、当該通信端末１０４の
電話番号で発呼を行い、着信後、通信要求を送信して
（ステップ１１０１）、タイマー８０１を起動する（ス
テップ１１０２）。そして、着信側の通信端末１０４か
らデジタル通信が可能であることを知らせるコマンドを
受信すると（ステップ１１０３）、コール音の発生を指
示するコマンドを着信側の通信端末１０４へ送る（ステ
ップ１１０４）。これ応じて着信側の通信端末１０４か
ら送られる通信要求受け付けコマンドを受信すると（ス
テップ１１０５,Yes）、着信側の通信端末１０４に対し
て、IPアドレスを割り当て（ステップ１１０６）、割り
当てたIPアドレスを通知する（ステップ１１０７）。そ
して、これにより開始される通信端末間の通信の中継を
行う。
【００４３】上記のステップ１１０３で、デジタル通信
が可能であることを知らせるコマンドを受信する前に、
タイマー８０１がタイムアウトを検出した場合（ステッ
プ１１０８,Yes）は、当該電話回線に電話機が接続され
ているとみなして、第３の実施形態で説明した通話を実
施する処理を行う。ステップ１１０５で着信側の通信端
末から通信を許可されなかった場合には、通信拒否の旨
を発信側の通信端末へ中継する（ステップ１１０９）。
が可能であることを知らせるコマンドを受信する前に、
タイマー８０１がタイムアウトを検出した場合（ステッ
プ１１０８,Yes）は、当該電話回線に電話機が接続され
ているとみなして、第３の実施形態で説明した通話を実
施する処理を行う。ステップ１１０５で着信側の通信端
末から通信を許可されなかった場合には、通信拒否の旨
を発信側の通信端末へ中継する（ステップ１１０９）。
【００４４】図１２に、着信側の通信端末の受信待機時
の処理の流れの一例を示す。
の処理の流れの一例を示す。
【００４５】通信端末１０４は、ユーザが通信プログラ
ムを起動してクライアント通信制御部３００の動作が開
始されると（ステップ１２０１）、電話回線の呼の待ち
状態となる。発呼を受けた場合これを自動で着信し、通
信要求を受信する（ステップ１２０２,Yes）。そして、
公衆電話網の交換機よりコール音を受信したら（ステッ
プ１２０３,Yes）、ディジタルデータ通信が可能である
ことを知らせるコマンドを前記発着信サーバへ返信する
（ステップ１２０４）。そして、コール音を鳴らしてユ
ーザへ通信要求があることを通知するとともに、発着信
サーバ１０３から送られる発信側の通信端末のIPアドレ
スを取得する（ステップ１２０５）。ユーザから通信要
求に応じる旨の指示があった場合（ステップ１２０６,Y
es）、発着信サーバ１０３へ通信要求受け付けコマンド
を通知し（ステップ１２０７）、これに応じて送られる
自通信端末のIPアドレスを取得し（ステップ１２０
８）、通信を開始する（ステップ１２０９）。ユーザが
通信と接続の終了を指示した場合には、発着信サーバへ
接続終了通知を送信して、インターネットへの接続を解
除する（ステップ１２１３）。上記ステップ１２０６で
ユーザが通信を拒否した場合には、発着信サーバへ通信
拒否を通知する（ステップ１２１１）。そして、ユーザ
が接続の終了を指示した場合、ステップ１２１３で発着
信サーバへ接続終了通知を送信して、インターネットへ
の接続を解除する。
ムを起動してクライアント通信制御部３００の動作が開
始されると（ステップ１２０１）、電話回線の呼の待ち
状態となる。発呼を受けた場合これを自動で着信し、通
信要求を受信する（ステップ１２０２,Yes）。そして、
公衆電話網の交換機よりコール音を受信したら（ステッ
プ１２０３,Yes）、ディジタルデータ通信が可能である
ことを知らせるコマンドを前記発着信サーバへ返信する
（ステップ１２０４）。そして、コール音を鳴らしてユ
ーザへ通信要求があることを通知するとともに、発着信
サーバ１０３から送られる発信側の通信端末のIPアドレ
スを取得する（ステップ１２０５）。ユーザから通信要
求に応じる旨の指示があった場合（ステップ１２０６,Y
es）、発着信サーバ１０３へ通信要求受け付けコマンド
を通知し（ステップ１２０７）、これに応じて送られる
自通信端末のIPアドレスを取得し（ステップ１２０
８）、通信を開始する（ステップ１２０９）。ユーザが
通信と接続の終了を指示した場合には、発着信サーバへ
接続終了通知を送信して、インターネットへの接続を解
除する（ステップ１２１３）。上記ステップ１２０６で
ユーザが通信を拒否した場合には、発着信サーバへ通信
拒否を通知する（ステップ１２１１）。そして、ユーザ
が接続の終了を指示した場合、ステップ１２１３で発着
信サーバへ接続終了通知を送信して、インターネットへ
の接続を解除する。
【００４６】本実施形態の通信システムによれば、発信
側のユーザは、着信側の通信端末１０４がインターネッ
トに接続していない場合にも、着信側のユーザを呼びだ
して通信を開始することができる。逆に、着信側のユー
ザは、通信端末１０４をインターネットに接続しない状
態で着信を待つことができ、公衆電話網１０２の通話料
金も節約できる。
側のユーザは、着信側の通信端末１０４がインターネッ
トに接続していない場合にも、着信側のユーザを呼びだ
して通信を開始することができる。逆に、着信側のユー
ザは、通信端末１０４をインターネットに接続しない状
態で着信を待つことができ、公衆電話網１０２の通話料
金も節約できる。
【００４７】なお、第３および第４の実施形態の通信シ
ステムは、各通信端末が音声データと映像データの生
成、再生、通信を行うことができるため、映像と音声を
通信するテレビ会議システムや、イメージデータやテキ
ストデータを通信するデータ会議システムとして利用す
ることも可能である。
ステムは、各通信端末が音声データと映像データの生
成、再生、通信を行うことができるため、映像と音声を
通信するテレビ会議システムや、イメージデータやテキ
ストデータを通信するデータ会議システムとして利用す
ることも可能である。
【００４８】
【発明の効果】本発明によれば、通信端末のユーザが、
公衆電話網を介してインターネットに接続された他の通
信端末との通信をより容易に開始できるようにすること
ができる。さらに、通信相手の通信端末がインターネッ
トに接続していない場合にも、通信や通話を開始できる
ようにすることができる。
公衆電話網を介してインターネットに接続された他の通
信端末との通信をより容易に開始できるようにすること
ができる。さらに、通信相手の通信端末がインターネッ
トに接続していない場合にも、通信や通話を開始できる
ようにすることができる。
【図１】 本発明の第１の実施形態に係る通信システム
の全体構成図である。
の全体構成図である。
【図２】 通信端末の構成図である。
【図３】 発着信サーバの構成図である。
【図４】 発着信サーバの通信制御部の構成図である。
【図５】 発着信サーバの処理の流れ図である。
【図６】 第２の実施形態の発着信サーバの処理の流れ
図である。
図である。
【図７】 第３の実施形態の通信端末のクライアント通
信制御部の構成図である。
信制御部の構成図である。
【図８】 発着信サーバの通信制御部の構成図である。
【図９】 発着信サーバの処理の流れ図である。
【図１０】 第４の実施形態の発着信サーバの通信制御
部の構成図である。
部の構成図である。
【図１１】 発着信サーバの処理の流れ図である。
【図１２】 着信側の通信端末の処理の流れ図である。
１０１……インターネット、１０２……公衆電話網、１
０３……発着信サーバ、１０４，１０５……通信端末、
３００……通信制御部。
０３……発着信サーバ、１０４，１０５……通信端末、
３００……通信制御部。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 小山 俊明
神奈川県海老名市下今泉810番地 株式
会社日立製作所 オフィスシステム事業
部内
(56)参考文献 特開 平７−170288（ＪＰ，Ａ)
特開 平９−168033（ＪＰ，Ａ)
特開 昭62−130049（ＪＰ，Ａ)
特表 平10−511823（ＪＰ，Ａ)
登録実用新案3029827（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H04L 12/56
H04L 12/66
H04M 11/00
Claims (5)
- 【請求項１】インターネットと、公衆電話網を介して前
記インターネットに接続する複数の通信端末と、前記公
衆電話網と前記インターネットとの接続点および当該イ
ンターネット内の中継点に配置された、前記通信端末の
通信の中継および管理を行う複数の発着信サーバ装置と
を備え、 前記各発着信サーバ装置は、 前記通信端末から、前記インターネットに対する接続要
求と、当該通信端末の電話番号とを受け付け、当該通信
端末に、前記各発着信サーバ装置内にプールするIPアド
レス内、現在使用していないIPアドレスを割り当てる手
段と、 前記通信端末に割り当てたIPアドレスと、当該通信端末
の電話番号とが組で登録されるマッピングテーブルと、 電話番号に対応してルーティング情報が登録されたルー
ティングテーブルと、 前記通信端末から、他の前記通信端末に対する通信要求
と、当該着信側の通信端末の電話番号とを受け付ける手
段と、 前記通信要求と共に受け付けた電話番号に対応して前記
ルーティングテーブルに登録されているルーティング情
報を基に、前記着信側の通信端末への通信経路を決定
し、当該通信経路で前記通信要求および電話番号を転送
する手段と、 自装置が、前記公衆電話網を介して前記着信側の通信端
末と接続される発着信サーバ装置である場合、前記通信
要求と共に受け付けた電話番号を前記マッピングテーブ
ルで調べて、前記着信側の通信端末の前記インターネッ
トへの接続の有無を判定する手段と、 前記着信側の通信端末が前記インターネットへ接続され
ている場合、当該通信端末へ前記通信要求を転送する手
段と、 前記通信端末から前記インターネットに対する接続解除
要求を受け付け、当該通信端末についての、IPアドレス
の割り当てを解放する手段と、前記マッピングテーブル
での登録とを削除する手段とを有することを特徴とする
通信システム。 - 【請求項２】請求項１記載の通信システムであって、 前記各発着信サーバ装置は、前記着信側の通信端末が前
記インターネットに接続していない場合、前記発信側の
通信端末に対し、前記着信側の通信端末がインターネッ
トに接続していない旨を通知する手段を有することを特
徴とする通信システム。 - 【請求項３】請求項１記載の通信システムであって、 前記発着信サーバ装置は、前記着信側の通信端末が前記
インターネットに接続されていない場合、当該通信端末
の電話番号の電話回線で発呼する手段と、自発着信サー
バ装置のIPアドレスを前記発信側の通信端末へ通知する
手段と、アナログ音声信号を音声データに変換し、音声
データをアナログ音声信号に変換する変換手段と、前記
アナログ信号を前記発呼した電話回線で通信し、前記音
声データを前記発信側の通信端末との間で通信する手段
とを有し、 前記発信側の通信端末は、入力されたアナログ音声を音
声データに変換し、音声データから音声を再生する手段
と、前記通話要求に応じて、前記公衆電話網を介して着
信側に接続されている発着信サーバ装置との間で前記音
声データを通信する手段とを有することを特徴とする通
信システム。 - 【請求項４】請求項１記載の通信システムであって、 前記発着信サーバ装置は、前記着信側の通信端末が前記
インターネットに接続されていない場合、当該通信端末
の電話番号の電話回線で発呼して、通信要求を転送する
手段と、前記着信側の通信端末から前記通信要求に対す
る許可通知を受信し、前記着信側の通信端末にIPアドレ
スを割り当てる手段とを有し、 前記通信端末は、前記発着信サーバ装置からの発呼を自
動で着信する手段と、前記通信要求に応じて許可通知を
返送する手段と、当該許可通知の返送に伴い、前記発信
側の通信端末との通信を有効とする手段とを有すること
を特徴とする通信システム。 - 【請求項５】請求項１記載の通信システムであって、 前記通信端末は、音声および画像を表す情報を取り込
み、当該情報を前記インターネットで通信可能なデータ
に変換して送信する手段と、受信したデータから音声お
よび画像を再生する手段とを有することを特徴とする通
信システム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29003796A JP3455032B2 (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 通信システム |
| US08/961,154 US6078583A (en) | 1996-10-31 | 1997-10-30 | Communication method and communication system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29003796A JP3455032B2 (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 通信システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10136024A JPH10136024A (ja) | 1998-05-22 |
| JP3455032B2 true JP3455032B2 (ja) | 2003-10-06 |
Family
ID=17750975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29003796A Expired - Fee Related JP3455032B2 (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 通信システム |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6078583A (ja) |
| JP (1) | JP3455032B2 (ja) |
Families Citing this family (97)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI104869B (fi) * | 1995-05-24 | 2000-04-14 | Ericsson Telefon Ab L M | Menetelmä verkkojen välisen puheyhteyden muodostamiseksi ja älyverkkopalvelu |
| GB9603582D0 (en) | 1996-02-20 | 1996-04-17 | Hewlett Packard Co | Method of accessing service resource items that are for use in a telecommunications system |
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