JP3903822B2 - ボタン電話装置およびプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボタン電話装置およびプログラムに関し、特に音声パケットを用いた通話を形成するボタン電話装置およびプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インターネットなどのIPネットワークを介して音声パケットを送受信することにより通話を形成するボタン電話装置では、内線伝送路を介して個別にデータ伝送する一般的なボタン電話機のほかに、データ通信路を介してパケット通信するIP電話端末を主装置に収容する構成もある。この場合、主装置および各IP電話端末は、それぞれ固有のIPアドレスを有しており、そのIPアドレスを用いてパケット通信を行うことにより、呼制御や通話を実現している。また、パケット通信網を用いたこの種のオーディオ・ビジュアル通信のプロトコルについては、例えばITU−TのH.323システムなどで規定されており、上記ボタン電話装置でもこの規定に準拠している。
【0003】
従来、このようなボタン電話装置では、IPネットワーク側で用いるグローバルIPアドレスをIP電話端末に付与して、主装置の制御を介さず、相手IP電話端末と呼制御さらには通話を行うことができる。
例えば、主装置に収容されているIP電話端末のグローバルIPアドレス宛の着信メッセージが届いた場合、主装置では呼制御を行わず、当該IP電話端末がその着信メッセージを受け取る。そして、当該IP電話端末が発側IP電話端末と呼制御を行うことにより、当該IP電話端末と発側IP電話端末との間で音声パケット通話を形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のボタン電話装置では、主装置に収容されているIP電話端末のグローバルIPアドレス宛の着信メッセージが届いた際、そのIP電話端末が通話やデータ通信で使用中で、当該IP電話端末で応答できない場合、他のIP電話端末で応答可能にもかかわらず、当該IP電話端末から発側IP電話端末へ着信不可メッセージが送信され、着信が拒否されてしまうという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、着信先のIP電話端末が使用中であっても他のIP電話端末で当該着信へ応答できるボタン電話装置およびプログラムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明にかかるボタン電話装置は、IPネットワークに接続される主装置と、IPネットワークに対して主装置と並列的に接続される複数のIP電話端末とからなり、主装置でIPネットワークからの着信メッセージに応じた着信制御を行うことにより発側電話端末とIP電話端末との音声パケット通話を形成するボタン電話装置において、各IP電話端末は、IPネットワークからの当該IP電話端末宛の着信メッセージを受信した際、新たな着信メッセージを主装置へ送信し、これに対する主装置からの応答メッセージに応じて発側電話端末へ応答メッセージを送出した後、発側電話端末と主装置との間でやり取りされる音声パケットを相互に中継する端末制御部を備え、主装置は、IP電話端末からの新たな着信メッセージに応じて、各IP電話端末のうち着信受付可能なIP電話端末へ呼出メッセージを送出することにより新たな着信メッセージに応じた呼び出しを行い、これに対する任意のIP電話端末からの応答メッセージに応じて、新たな着信メッセージの送出元IP電話端末へ応答メッセージを送出する着信制御手段を備えるものである。
【0007】
さらに、着信制御手段で、呼出メッセージを送信する際、各IP電話端末のうち着信受付可能なIP電話端末のみへ呼出メッセージを送出するようにしてもよい。
【0009】
また、本発明にかかるプログラムは、IPネットワークに接続される主装置と、IPネットワークに対して主装置と並列的に接続される複数のIP電話端末とからなるボタン電話装置のうち、主装置に設けられたコンピュータで実行されて、IPネットワークからの着信メッセージに応じた着信制御を主装置に行わせることにより発側電話端末とIP電話端末との音声パケット通話を形成するためのプログラムであって、上記コンピュータに、IPネットワークから各IP電話端末のいずれか宛の着信メッセージに基づき当該IP電話端末から送出された新たな着信メッセージに応じて、各IP電話端末のうち着信受付可能なIP電話端末へ呼出メッセージを送出することにより新たな着信メッセージに応じた呼び出しを行うステップと、これに対する任意のIP電話端末からの応答メッセージに応じて、新たな着信メッセージの送出元IP電話端末から発側電話端末への応答メッセージの送出を促す応答メッセージを送出元IP電話端末へ送出することにより、送出元IP電話端末を経由した音声パケット通話を形成させるステップとを実行させるようにしたものである。
【0010】
さらに、呼出メッセージを送信する際、各IP電話端末のうち着信受付可能なIP電話端末のみへ呼出メッセージを送出するようにしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態にかかるボタン電話装置の構成を示すブロック図である。
このボタン電話装置は、主装置1、ボタン電話機2およびIP電話端末3から構成されている。
主装置1には、電話網接続部11、IPネットワーク接続部12、IP電話端末接続部13、ボタン電話機接続部14、スイッチ15、データ/音声変換部16、制御部17および記憶部18が設けられている。
【0012】
電話網接続部11は、公衆電話網などの電話網5Aからの電話回線10Aを終端制御する回路部である。IPネットワーク接続部12は、インターネットなどのIPネットワーク5Bからの通信回線10Bを終端制御する回路部である。IP電話端末接続部13は、LANなどのデータ通信路30を介してIP電話端末3を接続する回路部である。ボタン電話機接続部14は、内線伝送路20を介してボタン電話機2を接続する回路部である。スイッチ15は電話網接続部11、ボタン電話機接続部14、データ/音声変換部16の各パスを相互に交換接続する回路部である。データ/音声変換部16は、IPネットワーク接続部12側の音声パケットとスイッチ15側の音声データとを相互変換する回路部である。
【0013】
制御部17は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路からなるコンピュータ(ハードウェア資源)を有し、所定のプログラムを実行することにより主装置1の各部を制御する機能部である。記憶部18は着信判定処理に用いる着信管理テーブル18Aのほか、制御部17の制御に用いる各種データを記憶する回路部である。
制御部17には、機能手段として、IPネットワーク5B側からの着信に応じて着信管理テーブル18Aを参照し着信制御を行う着信制御手段17Aが設けられている。この機能手段は、上記ハードウェア資源とプログラムとを協働させることにより実現されている。
【0014】
記録媒体19は、CD−ROMやフレキシブルディスクなどの記録媒体であり、着信制御手段17Aを含む制御部17での各種処理を実現するプログラムが記録されている。
この記録媒体19に記録されているプログラムは、ボタン電話装置の設置後の初期動作時やメンテナンス時など必要に応じて主装置1で読み込まれて記憶部18へ格納され、制御部17での各種処理を実現する。
【0015】
ボタン電話機2が電話網5Aを介して通話を行う際、制御部17により、スイッチ15を介して電話網接続部11とボタン電話機接続部14とのパスが接続される。そして、電話網5A側からの音声信号(音声データ)は、電話網接続部11で音声データへ変換され、スイッチ15、ボタン電話機接続部14および内線伝送路20を介してボタン電話機2へ送信される。また、ボタン電話機2からの音声データは、内線伝送路20、ボタン電話機接続部14およびスイッチ15を介して電話網接続部11へ入力され、ここで音声信号(音声データ)へ変換されて電話網5A側へ送信される。
【0016】
一方、IP電話端末3がIPネットワーク5Bを介して通話を行う際、制御部17により、IPネットワーク接続部12とIP電話端末接続部13とのパスが接続される。そして、IPネットワーク5B側からの音声パケットは、IPネットワーク接続部12、IP電話端末接続部13およびデータ通信路30を介してIP電話端末3へ送信される。また、IP電話端末3からの音声データは、データ通信路30、IP電話端末接続部13およびIPネットワーク接続部12を介してIPネットワーク5B側へ送信される。
【0017】
なお、ボタン電話機2がIPネットワーク5Bを介して通話を行う際、IPネットワーク5B側からの音声パケットは、IPネットワーク接続部12を介してデータ/音声変換部16に入力されて音声データへ変換される。そして、その音声データがスイッチ15およびボタン電話機接続部14を介してボタン電話機2へ送信される。また、ボタン電話機2からの音声データは、ボタン電話機接続部14およびスイッチ15を介してデータ/音声変換部16へ入力されて音声パケットへ変換される。そして、IPネットワーク接続部12からIPネットワーク5B側へ送信される。
【0018】
これに対して、IP電話端末3が電話網5Aを介して通話を行う際、電話網5Aからの音声信号(音声データ)は、電話網接続部11から音声データとして出力され、スイッチ15を介してデータ/音声変換部16へ入力されて音声パケットへ変換される。そして、その音声パケットがIP電話端末接続部13を介してIP電話端末3へ送信される。また、IP電話端末3からの音声パケットは、データ/音声変換部16へ入力されて音声データへ変換される。そして、スイッチ15を介して電話網接続部11へ入力され、音声信号(音声データ)として電話網5A側へ送信される。
【0019】
図2はIP電話端末の構成を示すブロック図である。
このIP電話端末3には、データ通信部31、音声処理部32、端末制御部33、表示部34、操作部35、および記憶部36が設けられている。
データ通信部31は、データ通信路30を介して主装置1とパケット通信を行う回路部である。音声処理部32は、データ通信部31でやり取りする音声パケットと音声信号とを相互に変換したり、着信音などの各種信号音を出力する回路部である。端末制御部33は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路からなり、所定のプログラムを読み込んで各部を制御する。
【0020】
表示部34は、LCDやLEDを用いて各種情報を表示する回路部である。操作部35はダイヤルキーや各種機能キーを用いて利用者の操作を検出する回路部である。記憶部36は端末制御部33で実行するプログラムやその処理に必要な各種情報を記憶する回路部である。
なお、IP電話端末3としては、通話専用の電話機器であってもよく、通話機能を備えたパソコンなどの情報通信端末であってもよい。
また、ボタン電話機2については、データ通信部31に代えて主装置1と内線伝送を行うデータ伝送部を有しているほかは、図2のIP電話端末3と同様の構成をなしており、ここでの詳細な説明は省略する。
【0021】
以上では、電話網5Aを用いた通話を行うための構成として、電話網接続部11、スイッチ15、データ/音声変換部16、ボタン電話機接続部14、およびボタン電話機2を設けた場合を例として説明したが、IPネットワーク5Bを用いた音声パケット通話に関する本発明では、上記の各構成は必須ではなく、これら構成を持たない構成であってもよい。また、ボタン電話機2でIPネットワーク5Bを用いた通話を行う際には、電話網接続部11を持たない構成としてもよい。
また、本発明は、IPネットワーク5Bからの着信メッセージに対する着信制御に関するものであり、IP電話端末3としては2つ以上すなわち複数備えていればよい。
【0022】
次に、図3および図4を参照して、本実施の形態にかかるボタン電話装置の着信動作について説明する。図3は着信管理テーブルの構成例である。図4は第1の実施の形態にかかるボタン電話装置の着信動作を示すシーケンス図である。
本実施の形態では、使用中(ビジー状態)にあるIP電話端末への着信の際、当該IP電話端末に加えて他のIP電話端末へも着信を通知し、これらIP電話端末のうち応答可能なIP電話端末へ呼び出しを行うようにしたものである。
【0023】
この場合、主装置1にIP電話端末3A,3Bが収容されており、IPネットワーク接続部12では、これらIP電話端末3A,3BのグローバルIPアドレス宛のパケットを常時監視し、当該IP電話端末3A,3Bへ転送している。特に、受信パケットに着信メッセージが格納されている場合には、そのパケットを当該IP電話端末3A,3Bへ転送せず、着信メッセージを制御部17へ渡すものとなっている。
【0024】
したがって、IP電話端末3Aが通話中の際(ステップ100)、発側電話端末4からIP電話端末3Aへの着信メッセージが届いた場合(ステップ101)、主装置1の制御部17は、IPネットワーク接続部12を介して、その着信メッセージ(SETUP)を受け取り、着信制御手段17Aを起動する。
着信制御手段17Aでは、まず、記憶部18の着信管理テーブル18Aを初期化し、IPネットワーク接続部12を介して発側電話端末4へ着信受付メッセージ(CALL PROC)を送信する(ステップ102)。
【0025】
続いて、着信制御手段17Aでは、IP電話端末接続部13を介して各IP電話端末3A,3Bへ着信メッセージ(SETUP)を送出する(ステップ103)。ここでは、IP電話端末3Aは通話中であることから着信不可メッセージ(REL COMP)を返送する(ステップ104)。また、IP電話端末3Bはアイドル状態にあることから着信受付メッセージ(CALL PROC)を返送する(ステップ105)。
【0026】
このとき、着信受付メッセージを受信した際、その送信元IP電話端末を着信受付可能端末として着信管理テーブル18Aへ登録する。
図3の着信管理テーブル18Aは、各IP電話端末3のうち、着信受付可能なIP電話端末3のIPアドレスを一時的に登録するためのテーブルであり、この例では、「AAA.BBB.CCC.10」、「AAA.BBB.CCC.11」ほかのIPアドレスが登録されている。着信先IP電話端末が話中など応答できない状態の場合、この着信管理テーブルに登録されているIPアドレスに基づき、他のIP電話端末3が呼び出される。
【0027】
その後、発側電話端末4からの呼出メッセージ(ALERT)に応じて(ステップ106)、着信制御手段17Aでは、着信管理テーブル18Aを参照し、着信可能端末として登録されている各IP電話端末、ここではIP電話端末3Bへ呼出メッセージ(ALERT)を送出する(ステップ107)。
IP電話端末3Bの端末制御部33では、データ通信部31を介して呼出メッセージを受信し、音声処理部32を制御して着信音を送出する(ステップ108)。そして、利用者による応答操作を操作部35で検出し(ステップ109)、応答メッセージ(CONNECT)をデータ通信部31から主装置1へ送出する(ステップ110)。
【0028】
これに応じて、主装置1の着信制御手段17Aでは、IPネットワーク接続部12を介して発側電話端末4へ応答メッセージ(CONNECT)を送出する(ステップ111)。これにより、発側電話端末4とIP電話端末3Bとの間で音声パケットを用いた通話が開始される(ステップ112)。
【0029】
このように、本実施の形態では、主装置1に収容するIP電話端末3A宛の着信メッセージを主装置1のIPネットワーク接続部12で受信した場合には、着信制御手段17Aから各IP電話端末3A,3Bへ着信メッセージを送出し、これに応じて着信受付メッセージを返送してきたIP電話端末3Bへ呼び出しを行うようにしたので、発側電話端末4からの着信メッセージにより指定された着信先のIP電話端末3Aが使用中の場合でも、他のIP電話端末3Bでその着信に応答することができる。
また、ステップ101での着信メッセージの受信に応じて、ステップ103において、当初の着信先であるIP電話端末3Aを含む複数のIP電話端末3A,3Bへ着信メッセージを並列的に送出するようにしたので、当初の着信先であるIP電話端末3Aも含めて、これらIP電話端末での着信可否を一括してチェックすることができ、IP電話端末に対する呼制御を簡略化できる。
【0030】
なお、以上では、ステップ101での着信メッセージの受信に応じて、ステップ103において無条件で着信制御手段17Aから各IP電話端末3A,3Bへ着信メッセージを送出する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、当初の着信先であるIP電話端末3Aの着信可否をチェックし、着信不可である場合にのみ、他のIP電話端末3Bへ着信メッセージを送出するようにしてもよい。これにより、他のIP電話端末への無駄な着信制御を省くことができる。
着信可否のチェック方法としては、当該IP電話端末へ着信メッセージを送出し、これに応じて着信受付/着信不可のいずれのメッセージが返送されるかに基づき判断してもよく、あるいは各IP電話端末が送受信するパケット内容に基づき、主装置1で各IP電話端末の動作状態(使用中/アイドル状態)を検出し、ボタン電話機2と同様に記憶部18で管理しておき、その動作状態に基づき判断してもよい。
【0031】
また、当該IP電話端末が使用中の際に呼び出す他のIP電話端末を各IP電話端末ごとに予め設定しておき、記憶部18で管理するようにしてもよく、これにより、IP電話端末3Aへの個別着信へ応答してもよいIP電話端末を制限することができ、プライベートを考慮した着信制御を実現できる。
【0032】
次に、図5を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるボタン電話装置について説明する。
前述した第1の実施の形態では、各IP電話端末3A,3Bへの着信メッセージを主装置1の着信制御手段17Aで処理する例について説明した。本実施の形態では、各IP電話端末3A,3Bへの着信メッセージは、それぞれの着信先のIP電話端末3A,3Bで着信可否を判断し、着信不可の場合はその着信処理を主装置へ依頼する場合について説明する。
【0033】
この場合、主装置1にIP電話端末3A,3Bが収容されており、IPネットワーク接続部12では、これらIP電話端末3A,3BのグローバルIPアドレス宛のパケットを、当該IP電話端末3A,3Bへ転送するものとなっている。したがって、IP電話端末3Aが通話中の際(ステップ120)、発側電話端末4からIP電話端末3Aへの着信メッセージが届いた場合(ステップ121)、IP電話端末3Aの端末制御部33では、自端末が使用中であり当該着信へ応答できないことから、データ通信部31から主装置1側へ新たな着信メッセージ(SETUP)を送出する(ステップ151)。
【0034】
主装置1の制御部17は、IP電話端末接続部13を介して、その新たな着信メッセージ(SETUP)を受け取り、着信制御手段17Aを起動する。
着信制御手段17Aでは、まず、記憶部18の着信管理テーブル18Aを初期化し、IPネットワーク接続部12を介してIP電話端末3Aへ着信受付メッセージ(CALL PROC)を送信する(ステップ152)。これに応じて、IP電話端末3Aの端末制御部33では、データ通信部31を介して発側電話端末4へ着信受付メッセージ(CALL PROC)を送出する(ステップ122)。
【0035】
続いて、着信制御手段17Aでは、IP電話端末接続部13を介して各IP電話端末3A,3Bへ着信メッセージ(SETUP)を送出する(ステップ153)。ここでは、IP電話端末3Aは通話中であることから着信不可メッセージ(REL COMP)を返送する(ステップ154)。なお、ステップ153,154については省略してもよい。また、IP電話端末3Bはアイドル状態にあることから着信受付メッセージ(CALL PROC)を返送する(ステップ155)。
このとき、着信受付メッセージを受信した際、その送信元IP電話端末を着信受付可能端末として着信管理テーブル18Aへ登録する。
【0036】
その後、発側電話端末4からの呼出メッセージ(ALERT)に応じて(ステップ126)、IP電話端末3Aから主装置1側へ呼出メッセージ(ALERT)が送出される(ステップ156)。この呼出メッセージに応じて、着信制御手段17Aでは、着信管理テーブル18Aを参照し、着信可能端末として登録されている各IP電話端末、ここではIP電話端末3Bへ呼出メッセージ(ALERT)を送出する(ステップ157)。
IP電話端末3Bの端末制御部33では、データ通信部31を介して呼出メッセージを受信し、音声処理部32を制御して着信音を送出する(ステップ158)。そして、利用者による応答操作を操作部35で検出し(ステップ159)、応答メッセージ(CONNECT)をデータ通信部31から主装置1へ送出する(ステップ160)。
【0037】
これに応じて、主装置1の着信制御手段17Aでは、IP電話端末3Aへ応答メッセージ(CONNECT)を送出し(ステップ161)、IP電話端末3Aの端末制御部33は、発側電話端末4へ応答メッセージ(CONNECT)を送出する(ステップ131)。
これにより、発側電話端末4とIP電話端末3Aとの間で音声パケットを用いた通話が開始される(ステップ132)。また、IP電話端末3AとIP電話端末3Bとの間で音声パケットを用いた通話が開始される(ステップ162)。そして、IP電話端末3Aの端末制御部33で、音声パケットが中継され、結果として発側電話端末4とIP電話端末3Bとの音声パケット通話が形成される。
【0038】
このように、本実施の形態では、使用中のIP電話端末3Aで着信メッセージを受信した場合には、そのIP電話端末3Aから主装置1へ新たな着信メッセージを送出し、これに応じて主装置1の着信制御手段17Aから各IP電話端末3A,3Bへ着信メッセージを送出し、着信受付メッセージを返送してきたIP電話端末3Bへ呼び出しを行うようにしたので、発側電話端末4からの着信メッセージにより指定された着信先のIP電話端末3Aが使用中の場合でも、他のIP電話端末3Bでその着信に応答することができる。
【0039】
次に、図6を参照して、主装置1の着信制御手段17Aにおける着信制御処理について詳細に説明する。図6は着信制御手段での着信制御処理手順を示すフローチャートである。
前述した、図4と図5を比較すると、着信メッセージの送出元が図4では発側電話端末4であるのに対して、図5では着信メッセージの送出元がIP電話端末3Aとなっており、両者は着信メッセージの送出元が異なるものの、主装置1の着信制御手段17Aの処理は、ほぼ同様である。すなわち、図5のステップ151〜162は、図4のステップ101〜112に相当する。
したがって、着信制御手段17Aでの着信制御処理手順は、前述した第1および第2の実施の形態とも共通して、図6のように示すことができる。
【0040】
すなわち、着信制御手段17Aは、着信メッセージ(SETUP)の受信に応じて図6の着信制御処理を開始し、まず、着信受付メッセージ(CALL PROC)を着信メッセージの発側へ送出するとともに(ステップ200)、着信管理テーブル18Aを初期化する(ステップ201)。
そして、各IP電話端末3へ着信メッセージ(SETUP)を送出する(ステップ202)。その後、発側から呼出メッセージ(ALERT)を受信するまで(ステップ203:NO)、各IP電話端末3からの着信受付メッセージ(CALL PROC)を待ち受け(ステップ204)、任意のIP電話端末3から着信受付メッセージを受信した場合は(ステップ204:YES)、当該IP電話端末3を着信可能端末として着信管理テーブル18Aへ登録し(ステップ205)、ステップ203へ戻る。
【0041】
ステップ203において、発側から呼出メッセージを受信した場合は(ステップ203:YES)、着信管理テーブル18Aに着信可能端末が登録れている場合にのみ(ステップ206:YES)、これら着信可能端末へ呼出メッセージ(ALERT)を送出する(ステップ207)。また、必要に応じてボタン電話機接続部14を介してボタン電話機2へ呼出信号を送出する(ステップ208)。そして、応答待ちループ(ステップ209)へ移行する。
【0042】
応答待ちループ(ステップ209)において、IP電話端末3のうち上記ステップ207で呼出メッセージを送出した着信可能端末から最初に応答メッセージ(CONNECT)を受信した場合(ステップ210:YES)、発側へ応答メッセージ(CONNECT)を送出する(ステップ211)。そして、最初の応答メッセージを送出したIP電話端末3以外で呼出中のIP電話端末3へ切断メッセージ(REL/DISC)を送出するとともに(ステップ212)、鳴動中のボタン電話機2へ鳴動停止信号を送出し(ステップ213)、一連の着信制御処理を終了する。この後、一般的な通話処理が制御部17で行われ、応答したIP電話端末3と発側との間で音声パケット通話が開始される。
【0043】
一方、応答待ちループにおいて、ステップ208で呼出信号を送出した任意のボタン電話機2から応答信号を受信した場合には(ステップ214:YES)、上記ステップ211〜ステップ213を実行する。これにより、応答したボタン電話機と発側との間で音声パケット通話が開始される。
また、応答待ちループにおいて、発側から切断メッセージ(REL/DISC)を受信した場合は(ステップ215:YES)、ステップ212およびステップ213を実行する。これにより、発側での着信中断に応じて各IP電話端末3さらにはボタン電話機2での呼び出しが停止される。
また、応答待ちループにおいて、IP電話端末3から着信受付メッセージ(CALL PROC)を受信した場合は(ステップ216:YES)、当該IP電話端末3へ呼出メッセージ(ALERT)を送出し(ステップ217)、応答待ちループへ戻る。
【0044】
次に、図7を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかるボタン電話装置について説明する。図7は第3の実施の形態にかかるボタン電話装置の構成を示すブロック図である。
前述した第1および第2の実施の形態では、図1に示したように、各IP電話端末3がデータ通信路30を介して主装置1のIP電話端末接続部13に接続されている場合について説明したが、図7に示すように、各IP電話端末3が主装置1のIPネットワーク接続部12と並列して、IPネットワーク5Bの通信回線10Bへ接続されている場合もある。この主装置1では、IP電話端末接続部13が省かれているほかは、図1の主装置と同じ構成である。また、IP電話端末3についても図2と同じ構成である。
【0045】
図7のボタン電話装置の構成においては、各IP電話端末3が個々にグローバルIPアドレスを持つため、各IP電話端末3へ発側電話端末4から直接着信メッセージが届いた場合、そのIP電話端末が通話やデータ通信で使用中であった場合には、当該IP電話端末で応答できないことから、他のIP電話端末やボタン電話端末で応答可能にもかかわらず、当該IP電話端末から発側IP電話端末へ着信不可メッセージが送信され、着信が拒否されてしまうという問題点があった。
【0046】
このような場合には、前述した第2の実施の形態を適用すればよい。すなわち、図5に示したように、着信メッセージを受信したIP電話端末3の端末制御部33では(ステップ121)、発側電話端末4へ着信不可メッセージ(REL COMP)をすぐに返送せず、主装置1側へ新たな着信メッセージ(SETUP)を送信すればよい(ステップ151)。これに応じて、主装置1の着信制御手段17Aにより着信可能な他のIP電話端末3が呼び出され、着信先のIP電話端末が使用中であっても他のIP電話端末さらにはボタン電話機で当該着信へ応答できる。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、IP電話端末の端末制御部で、IPネットワークからの当該IP電話端末宛の着信メッセージを受信した際、新たな着信メッセージを主装置へ送信し、これに対する主装置からの応答メッセージに応じて発側電話端末へ応答メッセージを送出した後、発側電話端末と主装置との間でやり取りされる音声パケットを相互に中継し、主装置の着信制御手段で、IP電話端末からの新たな着信メッセージに応じて、各IP電話端末へ呼出メッセージを送出することにより新たな着信メッセージに応じた呼び出しを行い、これに対する任意のIP電話端末からの応答メッセージに応じて、新たな着信メッセージの送出元IP電話端末へ応答メッセージを送出するようにしたので、発側電話端末からの着信メッセージにより指定された着信先のIP電話端末が使用中の場合でも、他のIP電話端末でその着信に応答することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態にかかるボタン電話装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 IP電話端末の構成を示すブロック図である。
【図3】 着信管理テーブルの構成例である。
【図4】 第1の実施の形態にかかるボタン電話装置の着信制御動作を示すシーケンス図である。
【図5】 第2の実施の形態にかかるボタン電話装置の着信制御動作を示すシーケンス図である。
【図6】 着信制御手段での着信制御処理を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の第3の実施の形態にかかるボタン電話装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…主装置、11…電話網接続部、12…IPネットワーク接続部、13…IP電話端末接続部、14…ボタン電話接続部、15…スイッチ、16…データ/音声変換部、17…制御部、17A…着信制御手段、18…記憶部、18A…着信管理テーブル、2…ボタン電話機、3…IP電話端末、31…データ通信部、32…音声処理部、33…端末制御部、34…表示部、35…操作部、36…記憶部、4…発側電話端末、5A…電話網、5B…IPネットワーク、10A…電話回線、10B…通信回線、20…内線伝送路、30…データ通信路。

Claims (4)

  1. IPネットワークに接続される主装置と、前記IPネットワークに対して前記主装置と並列的に接続される複数のIP電話端末とからなり、前記主装置で前記IPネットワークからの着信メッセージに応じた着信制御を行うことにより発側電話端末と前記IP電話端末との音声パケット通話を形成するボタン電話装置において、
    前記各IP電話端末は、前記IPネットワークからの当該IP電話端末宛の着信メッセージを受信した際、新たな着信メッセージを前記主装置へ送信し、これに対する前記主装置からの応答メッセージに応じて発側電話端末へ応答メッセージを送出した後、前記発側電話端末と前記主装置との間でやり取りされる音声パケットを相互に中継する端末制御部を備え、
    前記主装置は、前記IP電話端末からの新たな着信メッセージに応じて、前記各IP電話端末へ呼出メッセージを送出することにより前記新たな着信メッセージに応じた呼び出しを行い、これに対する任意のIP電話端末からの応答メッセージに応じて、前記新たな着信メッセージの送出元IP電話端末へ応答メッセージを送出する着信制御手段を備えることを特徴とするボタン電話装置。
  2. 請求項記載のボタン電話装置において、
    前記着信制御手段は、前記呼出メッセージを送信する際、前記各IP電話端末のうち着信受付可能なIP電話端末のみへ呼出メッセージを送出することを特徴とするボタン電話装置。
  3. IPネットワークに接続される主装置と、前記IPネットワークに対して前記主装置と並列的に接続される複数のIP電話端末とからなるボタン電話装置のうち、前記主装置に設けられたコンピュータで実行されて、前記IPネットワークからの着信メッセージに応じた着信制御を前記主装置に行わせることにより発側電話端末と前記IP電話端末との音声パケット通話を形成するためのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記IPネットワークから前記各IP電話端末のいずれか宛の着信メッセージに基づき当該IP電話端末から送出された新たな着信メッセージに応じて、前記各IP電話端末のうち着信受付可能なIP電話端末へ呼出メッセージを送出することにより前記新たな着信メッセージに応じた呼び出しを行うステップと、
    これに対する任意のIP電話端末からの応答メッセージに応じて、前記新たな着信メッセージの送出元IP電話端末から発側電話端末への応答メッセージの送出を促す応答メッセージを前記送出元IP電話端末へ送出することにより、前記送出元IP電話端末を経由した音声パケット通話を形成させるステップとを実行させるためのプログラム。
  4. 請求項3記載のプログラムにおいて、
    前記呼出メッセージを送信する際、前記各IP電話端末のうち着信受付可能なIP電話端末のみへ呼出メッセージを送出することを特徴とするプログラム
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