JP2001526497A - 電話システムにおけるメッセージの自動応答及び録音のための方法及びシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 電話システムにおける自動応答方法において、呼び出し加入者端末（Ａ）から入って来る呼び出しが応答加入者端末（Ｂ）において検出される（２０１；３０１；４０１；５０１）。次に、コードが検出され（３０２；４０２、４０３、４０８；５０３，５０４）、そのコードに従って、応答加入者端末（Ｂ）において音声メッセージが流される（２０２；３０３；４０９，４１０；５０２）。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 （技術分野） 本発明は、電話システムにおけるメッセージの自動的応答及び録音のための方
法及びシステムに関する

【０００２】 （背景技術） 近代的電話システム又は通信ネットワークは、端末装置、送信装置、交換（ス
イッチング）装置という３つのカテゴリーの装置から成り立っている。これら３
つのカテゴリーは、それぞれ、多数のサブカテゴリー又は技術を備えている。例
えば、端末装置は、電話機、配線、その他の構成要素、また、録音、応答、音声
メール（voice mail）装置を含む。更に、公衆ネットワークと私用ネットワーク
がある。

【０００３】 電話システムにおいて、様々なサービスが加入者に提供されている。これらの
サービスは、公衆交換電話ネットワークでも、ＧＳＭのような移動電話ネットワ
ークでも使用できる。「呼び出し待ち（Call Waiting）」（ＣＷ）と呼ばれるサ
ービスによれば、加入者は、基本呼び出し手順に従って、入って来る呼び出しに
とってトラフィックチャンネルが使えず、加入者電話がふさがっている間も、入
ってくる呼び出しを知らされる。次に、加入者は、その入って来る呼び出しを受
諾するか、拒否するか、無視することができる。このサービスは、加入者Ｂにお
けるトラフィックチャンネルが使用できない場合、つまり、Ｂが加入者Ａに話を
している時に動作する。加入者Ｃという第三者が加入者Ｂを呼び出そうとすると
、加入者Ｂは、待ち呼び出しを適切に知らされる。更に、呼び出しが待っている
という知らせは、呼び出しをしている加入者Ｃに送り返される。一般に、同時に
可能な待ち呼び出しの最大数は、１である。従って、呼び出しが待っている間、
それ以上の呼び出しは、加入者Ｂに提供されることはない。加入者Ａ又は加入者
Ｂが呼び出しの終了を希望すれば、それは、基本呼び出しとして終了される。次
に、加入者Ｂは、新たな呼び出しがあることを通常の知らせ方法で知らされ、ネ
ットワークは、加入者Ｃに、例えばリンというような音を出して、通常の呼び出
しのように、知らせる。Ｂは、０．５から２分の間に設定された時間が経過する
前にその呼び出しを受け付けることができる。しかしながら、加入者Ｂは、「呼
び出しホールド(Call Hold)」と呼ばれるサービスを使用することもでき、それ により、Ｂは、時間切れになる前に、加入者Ｃからの待ち呼び出しを受け付ける
ことができる。

【０００４】 また、別の場合には、加入者Ｂは、加入者Ａへの接続を解除するかホールドす
るかして、加入者Ｃからの待ち呼び出しを受け付ける。

【０００５】 呼び出しホールドサービスにより、加入者Ｂは、既存の呼び出し上での通話を
中断して、次に、もし希望すれば、その通話を再設定することができる。呼び出
しがホールド状態にあれば、加入者は、そのホールドされた呼び出しを回復して
、別の呼び出しを設定するか、あるいはホールドされた呼び出しを切ることがで
きる。加入者がアクチブ呼び出しに接続され、別の呼び出しをホールド状態にす
ると、加入者は、１つの呼び出しから別の呼び出しに交代する（alternate）か 、ホールドされた呼び出しを切るか、両方の呼び出しを切ることができる。

【０００６】 しかしながら、これらのサービスも、加入者が会議の最中などに呼び出され、
加入者がその瞬間に応答できないあるいは応答したくないが、呼び出し加入者に
メッセージを残したいという場合には、適していない。

【０００７】 この場合、従来の応答マシンを利用することができる。しかしながら、呼び出
し相手が誰であっても、一般的な同じメッセージしか残すことができない。

【０００８】 また、先行技術システムにおいて、別のサービスが使える。加入者は、電話の
キーを入力することによって、呼び出し加入者に通話音を出すことができる。

【０００９】 多くの場合において、これらの解決方法は不充分であり、加入者は満足しない
。

【００１０】 （発明の要約） 本発明は、上記のような場合に、加入者を満足させることのできる新しいサー
ビスに関する。このサービスにおいて、呼び出し加入者は、呼び出された加入者
又は加入者端末自体によって作動される適切な音声メッセージを受け取ることが
できる。

【００１１】 本発明の他の目的は、異なった人に専用のメッセージを提供することである。
これは、呼び出しをしている加入者の電話番号を特定して、その電話番号によっ
て、システムが特定の音声メッセージ、一般的（共通）メッセージを行うか、あ
るいは、電話機が、入って来る呼び出しのあることを示し続ける。

【００１２】 また、本発明の他の目的は、次のようなモードを提供することである。即ち、
このモードにおいて、呼び出し加入者は、呼び出されている加入者が通話中であ
るが、ＩＤコードを入力することによって、呼び出されている加入者と連絡が取
れることを示す音声メッセージを受け取る。

【００１３】 本発明の付加的目的は、前もってプログラムされた電話番号に対してコードの
ヒエラルキーを提供することである。例えば、レベル１では、すべての加入者が
通過でき、レベル２にでは、仲間と家族だけが通過でき、レベル３では、上司と
秘書と家族が通過でき、レベル４では、家族が通過できる。

【００１４】 あるいはまた、本発明の目的は、異なったヒエラルキーの２つの異なった番号
を提供することにあり、例えば、すべての友人を受け付ける第１レベルと、家族
、上司、秘書を受け付ける第２レベルと、家族だけを受け付ける第３レベルから
なる私用番号と、上記のような公用番号とを提供する。

【００１５】 更に、本発明の他の目的は、本発明の他の機能と組み合わせて、音声メッセー
ジ録音機能を提供することにある。

【００１６】 本発明の利点は、加入者が会合などに出席していて、入って来る呼び出しに応
答できない、あるいは応答したくないが、呼び出し加入者にメッセージを残した
い場合に明らかとなる。本発明によれば、加入者は、適切な礼儀にかなった方法
で、連絡の取れる相手を限定することができる。

【００１７】 （発明の詳細な説明） 本発明は、電話システムにおいて自動的に応答する方法に関するもので、この
方法によれば、加入者は、入って来る呼び出しと、呼び出し加入者によって残さ
れたメッセージの録音に応答することができる。

【００１８】 図１は、通信ネットワークあるいは電話システムの模式図である。従来の通信
ネットワークは、従来の電話機Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ及び/又は移動電話機Ｅ，Ｆのよ うな端末装置と、物理的リンク１，２，３，４、ネットワーククラウド（networ
k cloud）５によって示される送信装置と、スイッチ６のような交換装置という ３つのカテゴリーの装置からなる。

【００１９】 以下の説明において、移動通信ネットワーク又は電話システムがネットワーク
の例として使用されるが、コンセプトの限定を目的とするものではない。従って
、ネットワークは、コンピュータ端末、ファクシミリ装置、ビデオ会議装置など
の他の端末装置、ＰＢＸｓのような交換装置、無線ネットワーク、例えば、セル
ラーネットワーク、衛星ネットワーク、局所ネットワーク（ＬＡＮ）などの送信
装置を備えることができる。

【００２０】 電話システム、そして特に交換装置は、異なった種類のサービスに備える。本
発明に基づく新規サービスを支援するために、システムは、通常の電話呼び出し
を行い、それらを切るなどの従来の電話サービスを支援し、また、実施の形態の
ためには、ホールドサービス（hold service）と呼ばれる先行技術サービスを支
援する必要がある。

【００２１】 更に、本発明に基づくシステムは、音声メッセージを行う手段と、入って来る
呼び出しをホールドするための手段と、呼び出し加入者端末の電話番号を検出す
る手段と、現在の番号が通過させるべきものであるかどうかを判定する手段と、
検出された電話番号によって何らかの音声メッセージを行う手段と、応答加入者
端末上で入力されたキーの連なりを検出する手段と、呼び出し加入者端末上で入
力されたコードを検出する手段と、呼び出し加入者端末と応答加入者端末との間
に接続を設定する手段と、接続を切る手段と、及び/又は音声メッセージを録音 する手段とを備え、これらの手段はすべてネットワーク又は端末装置に備えられ
ている。しかしながら、これらの手段は、システムにおいて、同時に入手可能で
ある必要はない。

【００２２】 本発明に基づく方法において、加入者Ａは、加入者Ｂに電話呼び出しを行うが
、加入者Ｂは、会合中であって、入って来る呼び出しに応答することができない
か、あるいは応答したくないが、呼び出し加入者にメッセージを残したいと思っ
ている。本発明に基づく方法の妥当なステップは、図２における音声応答２００
のフローチャートによって示されている。第１ステップ２０１において、加入者
Ｂは、入って来る呼び出しを、電話機の音信号あるいは光信号の手段によって観
察する。後述するように、条件によっては、ステップ２０２において音声メッセ
ージが行われ、加入者Ａは、「お待ちください、あるいは合図音の後にメッセー
ジをお残しください」というような特定のメッセージを受け取る。ステップ２０
２において、メッセージが録音されない場合、加入者Ａからの呼び出しは、ステ
ップ２０３においてホールド状態になる。次に、加入者Ｂは、所定の時間内に加
入者Ａとの接続を設定することができ、この所定時間はステップ２０４において
時間切れになる。最後に、ステップ２０５において、従来の方法で接続が切られ
、ステップ２０６で終了する。しかしながら、ステップ２０２においてメッセー
ジが録音されると、加入者Ａからのオンフック（on hook）動作により電話呼び 出しは完了する。

【００２３】 図３は、本発明に基づく第１の実施の形態を示す。この実施の形態、音声応答
３００は、ステップ３０１において、加入者Ｂにおける入って来る呼び出しの検
出によって開始される。加入者Ｂは、入って来る呼び出しを観察し、例えば、会
合などで忙しく、呼び出しに応答したくない場合は、ステップ３０２において、
キーの連なりを入力する。その結果、前もって録音されている音声メッセージ、
例えば、「お待ちください、あるいは合図音の後にメッセージをお残しください
」がステップ３０３において流れる。ステップ３０３においてメッセージが録音
されない場合、加入者Ａからの呼び出しは、ステップ３０４において、オンホー
ルド状態になる。加入者Ｂは、会合を終え、ステップ３０５において呼び出しを
回復（off hook）すると、ＡとＢとの間で接続が設定される。会話が終了すると
、加入者ＡとＢの両者が電話を切り、ステップ３０６において、接続が解除され
、ステップ３０７において本方法が終了する。

【００２４】 図４は、本発明に基づく音声応答の第２の実施の形態を示すフローチャートで
ある。この実施の形態においては、異なる人に対して、それぞれ専用のメッセー
ジが提供される。これは、呼び出し加入者の電話番号を特定し、その電話番号に
よって、システムは、特定の音声メッセージ、一般的（共通）メッセージを流す
か、あるいは、電話機が、入って来る呼び出しがあることを知らせ続ける。

【００２５】 本実施の形態の方法、音声応答４００は、ステップ４０１において、加入者Ｂ
における入って来る呼び出しの検出によって開始される。ステップ４０２におい
て、呼び出し加入者Ａの電話番号が特定され、その電話番号が通過させるべきも
のであるかどうかが、ステップ４０３において判定される。答えが「はい」であ
れば、加入者Ｂの電話機は、ステップ４０４において、入って来る呼び出しの指
示を継続する。加入者Ｂは、会合を去り、ステップ４０５において、呼び出しを
回復し、ＡとＢの間の接続が設定される。会話が終了し、ＡとＢが電話を切ると
、ステップ４０６において、接続が解除され、前述のように、ステップ４０７に
おいて、本方法が終了する。

【００２６】 ステップ４０３において、チェックされた電話番号が、通過させてはならない
番号であると判定された場合、その番号はステップ４０８において番号リストと
比較され、そこにおいて、各番号は、特定の音声メッセージと関連づけられてい
る。番号がリストに存在すれば、ステップ４０９において、システムは、その番
号と関連づけられた音声メッセージを流し、番号がリストに存在しなければ、ス
テップ４１０において、共通の音声メッセージを流す。ステップ４０９及びステ
ップ４１０において流される音声メッセージは、メッセージを残すことについて
のメッセージであってもよい。従って、ステップ４０９又は４１０から進むと、
応答メッセージが残されているかどうかを判定するチェックが行われ、もしあれ
ば、応答メッセージが録音され（４１０’）加入者Ａからオンフック動作が行わ
れる。もしメッセージが残されていなければ、ステップ４１１において、入って
来る呼び出しがホールド状態になる。前述のように、加入者Ｂはステップ４０５
において呼び出しを回復し、ＡとＢの間に接続が設定され、ステップ４０６にお
いて接続が解除され、ステップ４０７において、本方法が終了する。

【００２７】 ステップ４０２における動作は、加入者Ｂ自身によって、手動で、「番号指示
器（number indicator）」を使用して行われる。更に、ステップ４０３における
判定のためのチェック、ステップ４０８における比較は、手動で行うことができ
る。従って、特定のキーの連なりを入力することによって、関連音声メッセージ
が流れる。

【００２８】 図４に記載された実施の形態の変形例においては、電話番号のヒエラルキーが
提供される。１は、すべての加入者が通過でき、２は、仲間と家族が通過でき、
３は、上司、秘書、家族が通過でき、４は、家族が通過できる。

【００２９】 本発明の第３の実施の形態において、加入者Ａが加入者Ｂに電話呼び出しをす
ると、図５のフローチャートにある音声応答に従って、方法が進行する。第１ス
テップ５０１において、加入者Ｂは、電話機の音信号又は光信号によって、入っ
て来る呼び出しを観察し、ステップ５０２において、音声メッセージが流れ、加
入者Ａは、「今、手が離せませんので、お待ちください、又は、あなたのＩＤコ
ードを入力してください」というような特定のメッセージを得る。ステップ５０
３において、加入者Ａによって入力されたコードが検出される。ステップ５０４
において、そのコードは許可されたコードのリストと比較され、そのコードが受
諾されると、ステップ５０４’においてメッセージを残すことができ、続いて、
加入者Ａがオンフック動作を行うか、あるいは呼び出しがステップ５０５に通過
する。後者の場合、続いて、ステップ５０６において、所定時間内に加入者Ｂと
加入者Ａとの間の接続が設定され、所定時間を経過するとタイムアウトになる。
最後に、ステップ５０７において、通常の方法で接続が解除され、ステップ５０
８において、本方法が終了する。もちろん、ステップ５０２においては、メッセ
ージ録音機能を作動させることができる。

【００３０】 コードが受諾されない場合、加入者Ａからの呼び出しは、ステップ５０９にお
いてホールド状態にされる。続いて、ステップ５０６，５０７と進み、ステップ
５０８において終了する。 従って、加入者Ａは、本発明のいずれの実施の形態においても、ホールト状態
にされるとは限らない。

【００３１】 更に、本発明の方法の処理が行われるどの段階においても、加入者はオンフッ
ク動作により強制終了することができる。

【００３２】 明らかなように、本発明は、電話システムにおいて、上記目的と利点を十分に
満足させる自動応答用の新規方法とシステムを提供する。本発明を特定の実施の
形態において説明したが、本発明は、異なる形態においても実施することができ
、以上の開示は、本発明の原理を例示しただけであり、本発明をそれに限定する
ためのものではない。

【００３３】 図５に示された実施の形態の変形例において、前もってプログラムされた電話
番号用にコードのヒエラルキーが提供される。１は、すべての加入者が通過でき
、２は、仲間と家族が通過でき、３は、上司、秘書、家族が通過でき、４は、家
族が通過できる。

【００３４】 本発明の更に他の変形例において、電話機は、別々のヒエラルキーを備えた２
つの異なる電話番号を持つ。例えば、第１レベルがすべての友人、第２レベルが
家族、上司、秘書、第３レベルが家族のみという私用番号と、前述のような仕事
関連電話番号とである。

【００３５】 従って、本発明は、請求の範囲に入るすべての変形例を含むものとする。

【図面の簡単な説明】

本発明をより詳細に説明し、本発明の利点や特徴を説明するために、以下に、
好ましい実施の形態を、添付図面を参照しながら説明する。

【図１】 通信ネットワークの模式図である。

【図２】 本発明による音声による応答の一般的実施の形態のフローチャートである。

【図３】 本発明による音声による応答サービスの第１の具体的実施の形態のフローチャ
ートである。

【図４】 本発明による音声による応答サービスの第２の具体的実施の形態のフローチャ
ートである。

【図５】 本発明による音声による応答サービスの第３の具体的実施の形態のフローチャ
ートである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ) ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ， ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，Ｄ Ｋ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ， ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，Ｌ Ｖ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ， ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，Ｕ Ｚ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ Ｆターム(参考） 5K015 AA06 AF08 FA04 GA02 GA04 GA08 5K024 AA33 AA35 AA36 AA62 AA72 BB02 BB05 CC01 DD01 DD03 EE01 FF01 FF05 FF06 GG01 GG03 GG06 GG12 HH04

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 呼び出し加入者端末（Ａ）から入って来る呼び出しが応答加
   入者端末（Ｂ）において検出される（４０１）電話システムにおける自動応答方
   法であり、 前記加入者端末（Ａ）の電話番号を検出するステップ（４０２）と、 その現在の番号が通過させてよいものであるかどうかを判定するステップ（４
   ０３）と、 そうであれば、入って来る呼び出しの表示を継続するステップ（４０４）と、 そうでなければ、番号によって（４０３，４０８）、応答メッセージを残すこ
   とについての情報を含む何らかの音声メッセージを流す（４０９，４１０）ステ
   ップと、 応答メッセージが残された場合、応答メッセージを録音し（４１０’）、応答
   メッセージが残されない場合、前記入って来る呼び出しをホールド状態にするス
   テップ（４１１）と を備える方法。
2. 【請求項２】 呼び出し加入者端末（Ａ）から入って来る呼び出しが応答加
   入者端末（Ｂ）において検出される（３０１）電話システムにおける自動応答方
   法であり、 前記応答加入者端末（Ｂ）上で入力された何らかのキーの連なりを検出するス
   テップ（３０２）と、 前記キーの連なりに従って（３０２）、応答メッセージを残すことについての
   情報を含む何らかの音声メッセージを流すステップ（３０３）と、 応答メッセージが残された場合、当該応答メッセージを録音し（３０３’）、
   そうでない場合、前記入って来る呼び出しをホールド状態にするステップ（３０
   ４）（図３）と を備える方法。
3. 【請求項３】 呼び出し加入者端末（Ａ）から入って来る呼び出しが応答加
   入者端末（Ｂ）において検出される（５０１）電話システムにおける自動応答方
   法であり、 前記呼び出し加入者端末（Ａ）上で入力されたコードを検出するステップ（５
   ０３）と、 応答加入者端末（Ｂ）において音声メッセージを流すステップ（５０２）と、 前記コードを検出するステップ（５０３）と、 コードが受諾されたかどうかを判定するステップ（５０４）と、 受諾されなければ、前記入って来る呼び出しをホールド状態にするステップ（
   ５０９）と、 受諾されれば、応答メッセージが残されているかどうかを判定するステップ（
   ５０４’）と、 残されていれば、応答メッセージを録音し（５０４’）（図５）、残されてい
   なければ、入って来る呼び出しの指示を継続するステップ（５０５）と を備える方法。
4. 【請求項４】 請求項１乃至３のいずれかに記載の方法であって、更に、 接続を設定するステップ（３０５；４０５；５０６）と、 当該接続を解除するステップ（３０６；４０６；５０７）と を備える方法。