JP2005159883A - インターホンシステム及び集合住宅インターホンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の親機のうちの2台が室内通話をしているときに、他の任意の親機からその室内通話をしている親機に対してメッセージを送出できるインターホンシステム及び集合住宅インターホンシステムを提供する。
【解決手段】 居室親機2と第1増設親機3aが室内通話中に、第2増設親機3bから送話操作した際、この操作により第2増設親機3bの増設親機CPU21から居室親機2に対して通話の遮断を予告する予告音報音要求信号を送出させ、その後、通話を遮断させるための通話遮断要求信号を送出させた。居室親機2に設けられた居室親機CPU11は、予告音報音要求信号を受信したら、通話中の親機2,3aに遮断予告をし、その後双方の親機2,3aに対して通話を遮断する制御をさせた。そして、遮断後に第2増設親機3bから居室親機1及び第1増設親機2aへ送話ラインを形成させた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、玄関子機と親機を備えたインターホンシステム、及び集合玄関機と親機を備えた集合住宅インターホンシステムに関し、特に1つの住戸内に複数の親機を備えたシステムに関する。
来訪者が居住者を呼び出すための戸建て住戸におけるインターホンシステムは、玄関に設置された玄関子機と、住戸内に設置された親機を備えている。また、集合住宅においては、集合玄関に設置された集合玄関機と各住戸内に設置された親機を備えている。このようなシステムの中で、一つの住戸の中で親機を複数備えたシステムが従来よりある。このようなインターホンシステムでは、親機同士の室内通話や一斉呼出等が可能となっている。(例えば、特許文献1参照)
特開2002−199110号公報
上述するように、一つの住戸内で複数の親機を備えたインターホンシステムの場合、親機同士の室内通話が可能であるが、3台以上親機を備えている場合、他の使用していない親機から室内通話をしている居住者に対してメッセージを送りたい場合がある。しかし、従来のシステムでは、他の親機から室内通話中の親機に対して、通話を遮断することはできなかったし、更にはメッセージを送ったり、通話に介入したりもできなかった。そのため、使用していない親機から室内通話中の住居人に対してメッセージを送りたい場合は、室内通話が終了するまで待たなければならなかった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みて成されたもので、3台以上の親機を有するシステムにおいて、任意の2台が室内通話をしているときに、他の任意の親機からその室内通話を遮断してメッセージを送出できるインターホンシステム及び集合住宅インターホンシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、玄関に設置され、居住者を呼び出して通話を行うための玄関子機と、住戸内に設置され、玄関子機からの呼び出しを報知すると共に来訪者と通話するための親機とを備え、親機が、玄関子機に接続された居室親機と、居室親機に接続された複数の増設親機とから成るインターホンシステムにおいて、親機のうちの2台が室内通話中に、通話中の親機以外の任意の親機から居室親機に対して通話を遮断させるための通話遮断要求信号を送出するCPUを夫々の親機に備え、CPUのうち居室親機に設けられた居室親機CPUは、通話遮断要求信号を受信して通話中の双方の親機に対して通話を遮断する制御を行い、室内通話の強制遮断を可能とすることを特徴とする。
この発明により、室内通話をしている親機に対して任意の親機から遮断操作できるので、何時でも任意の親機から何れの親機に対しても要件を伝達することが可能となる。従って、伝えたい相手が室内通話中であっても終わるのを待つ必要がない。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、通話遮断要求信号を送出するCPUは、その信号を送出する前に、通話の遮断を予告する予告音報音要求信号を送出し、居室親機CPUは予告音報音要求信号を受けて室内通話中の親機に対して遮断予告をすることを特徴とする。
この発明によれば、室内通話遮断前に室内通話中の親機に予告音を送信するので、室内通話をしている住居人は、遮断されるのを事前に知ることができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の発明において、居室親機CPUは、遮断する制御をした後に通話遮断要求信号を送出した親機から通話中であった親機への送話ラインを確立する送話接続制御を実施して、遮断後に遮断操作した親機からの送話を可能とすることを特徴とする。
この発明により、室内通話遮断後に遮断操作した親機から室内通話していた双方の親機に対して送話ができるので、必要事項の伝達をスムーズに実施できる。
請求項4の発明は、請求項3記載の発明において、居室親機CPUは、送話が終了した後、通話中であった親機同士の通話ラインを再度確立する再接続制御を実施することを特徴とする。
この発明により、送話が終了したら室内通話中だった2つの親機同士を再接続するので、室内通話していた住居人は室内通話を続けることができる。
請求項5の発明は、集合玄関に設置され、居住者を呼び出して通話を行うための集合玄関機と、住戸内に設置され、集合玄関機からの呼び出しを報知すると共に来訪者と通話するための親機とを備え、親機が、システムを制御する制御機を介して集合玄関機に接続された居室親機と、居室親機に接続された複数の増設親機とから成る集合住宅インターホンシステムにおいて、親機のうちの2台が室内通話中に、通話中の親機以外の任意の親機から居室親機に対して通話を遮断させるための通話遮断要求信号を送出するCPUを夫々の親機に備え、CPUのうち居室親機に設けられた居室親機CPUは、通話遮断要求信号を受信して通話中の双方の親機に対して通話を遮断する制御を行い、室内通話の強制遮断を可能とすることを特徴とする。
この発明によれば、室内通話をしている親機に対して任意の親機から遮断操作できるので、何時でも任意の親機から何れの親機に対しても要件を伝達することが可能となる。従って、伝えたい相手が室内通話中であっても終わるのを待つ必要がない。
請求項6の発明は、請求項5に記載の発明において、通話遮断要求信号を送出するCPUは、その信号を送出する前に、通話の遮断を予告する予告音報音要求信号を送出し、居室親機CPUは予告音報音要求信号を受けて室内通話中の親機に対して遮断予告をすることを特徴とする。
この発明により、室内通話遮断前に室内通話中の親機に予告音を送信するので、室内通話をしている住居人は、遮断されるのを事前に知ることができる。
請求項7の発明は、請求項5又は6に記載の発明において、居室親機CPUは、遮断する制御をした後に通話遮断要求信号を送出した親機から通話中であった親機への送話ラインを確立する送話接続制御を実施して、遮断後に遮断操作した親機からの送話を可能とし、送話が終了したら送話ラインを遮断する送話遮断制御を行うことを特徴とする。
この発明により、室内通話遮断後に遮断操作した親機から室内通話していた双方の親機に対して送話ができるので、必要事項の伝達をスムーズに実施できる。
請求項8の発明は、請求項7記載の発明において、居室親機CPUは、送話遮断制御を行った後、通話中であった親機同士の通話ラインを再度確立する再接続制御を実施することを特徴とする。
この発明により、送話が終了したら室内通話中だった2つの親機同士を再接続するので、室内通話していた住居人は室内通話を続けることができる。
このように、本発明によれば、室内通話をしている親機に対して他の何れの親機からでも遮断操作できるので、急用が発生したときに何時でも任意の親機に対して何れの親機からでも要件を伝達でき、室内通話が終わるのを待つ必要が無い。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1、図2は本発明に係るインターホンシステムの説明図で、図1は機器接続図、図2はシステムの要部ブロック図を示している。図1,2において、1は玄関に設置される玄関子機、2は住戸内に設置される親機である居室親機、3は同様に住戸内に設置される親機である増設親機を示している。また、4は住居人を呼び出す呼出ボタン、5は来訪者を撮影するカメラ、6aは通話をするための通話ボタン、6bは通話をするためのハンドセット、7はカメラの撮像映像を出画するテレビモニタである。
増設親機3は、第1増設親機3a、第2増設親機3bの2台から成り、第1増設親機3aは居室親機2に接続され、第2増設親機3bは第1増設親機3aに接続されている。また、玄関子機1は居室親機2に接続されている。このように、3台の親機2、3a、3bを備え、玄関子機1からの呼出操作があったら、全ての親機2,3a,3bが呼び出しを報知すると共に来訪者を各モニタ7,7,7に映し出し、来訪者と通話が可能に構成されている。また、親機同士の呼出機能を備え(図示せず)て室内通話が可能に構成されている。
尚、増設親機3は、ここでは2台としているが、更に多く設置でき、その場合は、図2に示すように第2増設親機3bから順次直列に接続されて増設される。
居室親機2は、図2に示すように、居室親機2の各回路を制御するCPU(居室親機CPU)11、玄関子機1や増設親機3と通話するための通話回路12、マイク13、スピーカ14、玄関子機1を接続するための玄関子機用インターフェイス回路15(以下、単に玄関子機用IF回路とする)、増設親機3を接続するための増設親機用インターフェイス回路16(以下、単に増親用IF回路とする)を備えている。また、居室親機CPU11は接続された増設親機3の通話接続を制御する機能も備えている。
増設親機3は、増設親機3の各回路を制御するCPU(増設親機CPU)21、玄関子機1や居室親機2、更には他の増設親機3と通話するための通話回路22、マイク23、スピーカ24、居室親機2又は増設親機3を接続する為の増設親機用インターフェイス回路25a,25b(以下、単に増親用IF回路とする)を備えている。
上記構成のインターホンシステムは次の様に動作する。尚、玄関子機1の呼出ボタン4による来訪者の呼び出し操作、その後の通話に関する動作説明は省略し、室内通話中の動作について説明する。今、居室親機2と第1増設親機3aが室内通話中とする。この状態において、第2増設親機3bから通話中の居室親機2或いは第1増設親機3aに対して急用を伝えたい場合、通話を遮断して送話するための送話操作をする。この操作は、例えば通話中の親機を呼び出す操作で実施される。この操作により、第2増設親機3bの増設親機CPU21から居室親機2に対して、まず通話の遮断を予告するための予告音報音要求信号が出力され、それから所定時間(例えば、5秒)経過後、通話を遮断させるための通話遮断要求信号を送出する。
予告音報音要求信号は、第2増設親機3bの増親用IF回路25a、第1増設親機3aの2つの増親用IF回路25b、25aを順次通過し、居室親機2の増親用IF回路16を介して居室親機CPU11で受信される。居室親機CPU11は、予告音報音要求信号を検出したら、居室親機2自身及び増親用IF回路16を介して通話中の第1増設親機3aに対して、通話の遮断を予告する警告音を送出させる予告音報音信号を送出する。この信号を受けて、通話中の居室親機2及び第1増設親機3aはスピーカ14,24からブザー音等の警告音を報音し、通話遮断の予告がなされる。尚、この警告音は「通話を遮断します」等の予め記憶されたメッセージ音としても良い。
予告音報音信号を送出した居室親機CPU11は、その後、予告音報音信号と同様の経路で通話遮断要求信号を受信する。この信号を受信した居室親機CPU11は、通話を遮断する通話遮断信号を増親用IF回路16を介して通話中の第1増設親機3aに対して送出する。通話中の居室親機2及び第1増設親機3aは、通話遮断信号を受けて、通話ラインを遮断する。続いて、居室親機CPU11は、遮断操作した第2増設親機3bから居室親機2及び第1増設親機3aの双方へ送話ラインを確立する。
こうして、送話ラインが確立されることで、第2増設親機3bから、通話中であった居室親機2及び第1増設親機3aへ、即ち伝えたい相手へ急ぎの要件等のメッセージを伝達することができる。そして、メッセージ伝達後、第2増設親機3bの増設親機CPU21は居室親機2に対して送話終了信号を送出する。尚、送話終了信号は、第2増設親機3bの通話ボタン6aを押下するかハンドセット6bを置いたのを検知して発生させればよい。
送話終了信号は、第2増設親機3bの増親用IF回路25a、第1増設親機3aの2つの増親用IF回路25b,25aを介し、更に居室親機1の増親用IF回路16を経て居室親機CPU11で受信される。居室親機CPU11は、送話終了信号を検出したら、通話中であった居室親機2と第1増設親機3aの通話ラインを再度確立させる。こうして、一旦遮断された室内通話は再開される。
尚、この実施形態においては、居室親機2と第1増設親機3aが室内通話する場合を説明したが、居室親機2と第2増設親機3bが室内通話中であっても、また、第1,第2増設親機3a,3b間が室内通話中であっても、使用していない親機により同様に遮断操作でき、各親機は同様の動作をする。更に、増設親機3が更に多く設置されていても、回路構成を変更することなく同様の動作を実施でき、任意の親機から室内通話を遮断させることができる。
このように、任意の親機から室内通話中の居住者に対して室内通話を遮断してメッセージを伝えることができるので、何時でも急用が発生したときに何れの親機に対しても要件を伝達できる。従って、伝えたい相手に要件をスムーズに伝達でき、室内通話中であっても終わるのを待つ必要がない。
また、室内通話遮断前に室内通話中の親機に予告音を送信するので、室内通話をしている住居人は、遮断されるのを事前に知ることができる。
更に、メッセージの送話が終了したら室内通話中だった2つの親機同士を再接続するので、室内通話していた住居人は室内通話を続けることができる。
次に、本発明に係る集合住宅インターホンシステムを図3,図4を基に説明する。図3は機器接続図、図4はシステムの要部ブロック図を示し、31は集合玄関に設置されて来訪者が訪問する住戸の住居人を呼び出す集合玄関機、32は各住戸内に設置される親機である居室親機、33は同様に住戸内に設置される親機である増設親機、34は管理室に設置される管理室親機、35はシステムを制御する制御機、36は各住戸玄関に設置される玄関子機を示している。また、集合玄関機31において、38は呼出先を入力し、居住者を呼び出すための呼出部、39は来訪者を撮影するカメラである。
尚、玄関子機36、親機32,33において、上記図1と同一の構成要素には同一の符号を付与してある。
そして、集合玄関機31と管理室親機34は制御機35に接続され、各住戸の居室親機31は制御機35から伸びた幹線37に夫々接続されている。また、増設親機33は第1増設親機33a、第2増設親機33bから成り、第1増設親機33aは居室親機32に接続され、第2増設親機33bは第1増設親機33aに接続されている。また、玄関子機36は居室親機31に接続されている。このように、1つの住戸内に複数の親機32,33a,33bを備え、集合玄関機31或いは玄関子機36からの呼出操作を受けて、呼び出された住戸内の全ての親機32,33a,33bが呼び出しを報知すると共に、来訪者を各モニタ7,7,7に出画し、来訪者と通話が可能に構成されている。また、親機同士の呼出機能を備え(図示せず)て室内通話が可能に構成されている。
尚、図3では、複数の住戸のうち1つを代表して示し、その住戸の居室親機32に増設親機33を接続した場合を示しているもので、全ての住戸が複数の増設親機33を有してシステムが構成されている訳ではない。また、増設親機33が更に多く設置される場合は、図4に示すように第2増設親機33bから順次直列に接続されて増設される。また、図示しない他の住戸の居室親機は、各々幹線37に接続され、制御機35及び集合玄関機31等に接続されている。
居室親機32は、図4に示すように、居室親機32の各回路を制御するCPU(居室親機CPU)41、集合玄関機31,玄関子機36更には増設親機33と通話するための通話回路42、マイク43、スピーカ44、玄関子機36を接続するための玄関子機用IF回路45、増設親機33を接続するための増親用IF回路46、幹線37を介して制御機35に接続するための制御機用インターフェイス回路47(以下、単に制御機用IF回路とする)を備えている。また、居室親機CPU41は、接続された増設親機33の通話接続を制御する機能も備えている。
また、増設親機33は、増設親機33の各回路を制御するCPU(増設親機CPU)51、集合玄関機31や玄関子機36更には居室親機32と通話するための通話回路52、マイク53、スピーカ54、居室親機32又は増設親機33を接続する為の増親用IF回路55a,55bを備えている。
上記構成の集合住宅インターホンシステムは次の様に動作する。尚、集合玄関機31或いは玄関子機36からの来訪者による呼び出し、その後の通話に関する動作説明は省略し、室内通話中の動作について説明する。今、居室親機32と第1増設親機33aが室内通話中とする。この状態において、第2増設親機33bから通話中の居室親機32或いは第1増設親機33aに対して急用を伝えたい場合、通話を遮断して送話するための送話操作をする。この操作は、例えば通話中の親機を呼び出す操作で実施される。この操作により、第2増設親機33bの増設親機CPU51から居室親機31に対して、まず通話の遮断を予告するための予告音報音要求信号が出力され、それから所定時間(例えば、5秒)経過後、通話を遮断させるための通話遮断要求信号を送出する。
予告音報音要求信号は、第2増設親機33bの増親用IF回路55a、第1増設親機33aの増親用IF回路55b、55aを順次通過し、居室親機32の増親用IF回路46を介して居室親機CPU41で受信される。居室親機CPU41は、予告音報音要求信号を検出したら、居室親機31自身及び増親用IF回路46を介して通話中の第1増設親機33aに対して、通話の遮断を予告する警告音を送出させる予告音報音信号を送出する。この信号を受けて、通話中の居室親機32及び第1増設親機33aはスピーカ44,54から警告音を報音し、通話遮断の予告がなされる。
予告音報音信号を送出した居室親機CPU41は、その後、予告音報音要求信号と同様の経路で通話遮断要求信号を受信する。この信号を受信した居室親機CPU41は、通話を遮断する通話遮断信号を増親用IF回路46を介して通話中の第1増設親機33aに対して送出する。通話中の居室親機32及び第1増設親機33aは、通話遮断信号を受けて、通話ラインを遮断する。続いて、居室親機CPU41は、遮断操作した第2増設親機33bから居室親機32及び第1増設親機33aの双方へ送話ラインを確立する。
こうして、送話ラインが確立されることで、第2増設親機33bは、通話中であった居室親機32及び第1増設親機33aへ、即ち伝えたい相手へ急ぎの要件等のメッセージを伝達することができる。そして、メッセージ送出後、第2増設親機33bの増設親機CPU51は居室親機32に対して送話終了信号を送出する。尚、送話終了信号は、第2増設親機33bの通話ボタン6aを押下するかハンドセット6bを置いたのを検知して発生させればよい。
送話終了信号は、第2増設親機33bの増親用IF回路55a、第1増設親機33aの2つの増親用IF回路55b,55aを介し、更に居室親機32の増親用IF回路46を経て居室親機CPU41で受信される。居室親機CPU41は、送話終了信号を検出したら、通話中であった居室親機32と第1増設親機33aの通話ラインを再度確立させる。こうして、一旦遮断された室内通話は再開される。
尚、この実施形態においては、居室親機32と第1増設親機33aが室内通話する場合を説明したが、居室親機32と第2増設親機33bが室内通話中であっても、また、第1,第2増設親機33a,33b間が室内通話中であっても、使用していない親機により同様に遮断操作でき、各親機32,33は同様の動作をする。更に、増設親機33が更に多く設置されていても、回路構成を変更することなく同様の動作を実施でき、任意の親機から室内通話を遮断させることができる。
このように、集合住宅に設置される集合住宅インターホンシステムにおいても、任意の親機から室内通話中の居住者に対して室内通話を遮断してメッセージを伝えることができるので、何時でも急用が発生したときに何れの親機に対しても要件を伝達できる。従って、伝えたい相手に要件をスムーズに伝達でき、室内通話中であっても終わるのを待つ必要がない。
また、室内通話遮断前に室内通話中の親機に予告音を送信するので、室内通話をしている住居人は、遮断されるのを事前に知ることができる。
更に、メッセージの送話が終了したら室内通話中だった2つの親機同士を再接続するので、室内通話していた住居人は室内通話を続けることができる。
本発明に係るインターホンシステムの実施形態の一例を示す機器接続図である。 図1の要部ブロック図である。 本発明に係る集合住宅インターホンシステムの実施形態の一例を示す機器接続図である。 図3の要部ブロック図である。
符号の説明
1・・玄関子機、2・・居室親機、3(3a,3b)・・増設親機、11・・居室親機CPU、21・・増設親機CPU、31・・集合玄関機、32・・居室親機、33(33a,33b)・・増設親機、35・・制御機、36・・玄関子機、41・・居室親機CPU、51・・増設親機CPU。

Claims (8)

  1. 玄関に設置され、居住者を呼び出して通話を行うための玄関子機と、住戸内に設置され、前記玄関子機からの呼び出しを報知すると共に来訪者と通話するための親機とを備え、前記親機が、前記玄関子機に接続された居室親機と、前記居室親機に接続された複数の増設親機とから成るインターホンシステムにおいて、
    前記親機のうちの2台が室内通話中に、前記通話中の親機以外の任意の親機から前記居室親機に対して通話を遮断させるための通話遮断要求信号を送出するCPUを夫々の前記親機に備え、前記CPUのうち居室親機に設けられた居室親機CPUは、前記通話遮断要求信号を受信して前記通話中の双方の親機に対して通話を遮断する制御を行い、室内通話の強制遮断を可能とすることを特徴とするインターホンシステム。
  2. 前記通話遮断要求信号を送出するCPUは、その信号を送出する前に、通話の遮断を予告する予告音報音要求信号を送出し、前記居室親機CPUは前記予告音報音要求信号を受けて室内通話中の親機に対して遮断予告をすることを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
  3. 前記居室親機CPUは、前記遮断する制御をした後に前記通話遮断要求信号を送出した親機から前記通話中であった親機への送話ラインを確立する送話接続制御を実施して、遮断後に遮断操作した親機からの送話を可能とすることを特徴とする請求項1又は2記載のインターホンシステム。
  4. 前記居室親機CPUは、前記送話が終了した後、通話中であった親機同士の通話ラインを再度確立する再接続制御を実施することを特徴とする請求項3記載のインターホンシステム。
  5. 集合玄関に設置され、居住者を呼び出して通話を行うための集合玄関機と、住戸内に設置され、前記集合玄関機からの呼び出しを報知すると共に来訪者と通話するための親機とを備え、前記親機が、システムを制御する制御機を介して前記集合玄関機に接続された居室親機と、前記居室親機に接続された複数の増設親機とから成る集合住宅インターホンシステムにおいて、
    前記親機のうちの2台が室内通話中に、前記通話中の親機以外の任意の親機から前記居室親機に対して通話を遮断させるための通話遮断要求信号を送出するCPUを夫々の前記親機に備え、前記CPUのうち居室親機に設けられた居室親機CPUは、前記通話遮断要求信号を受信して前記通話中の双方の親機に対して通話を遮断する制御を行い、室内通話の強制遮断を可能とすることを特徴とする集合住宅インターホンシステム。
  6. 前記通話遮断要求信号を送出するCPUは、その信号を送出する前に、通話の遮断を予告する予告音報音要求信号を送出し、前記居室親機CPUは前記予告音報音要求信号を受けて室内通話中の親機に対して遮断予告をすることを特徴とする請求項5記載の集合住宅インターホンシステム。
  7. 前記居室親機CPUは、前記遮断する制御をした後に前記通話遮断要求信号を送出した親機から前記通話中であった親機への送話ラインを確立する送話接続制御を実施して、遮断後に遮断操作した親機からの送話を可能とし、送話が終了したら送話ラインを遮断する送話遮断制御を行うことを特徴とする請求項5又は6記載の集合住宅インターホンシステム。
  8. 前記居室親機CPUは、前記送話遮断制御を行った後、通話中であった親機同士の通話ラインを再度確立する再接続制御を実施することを特徴とする請求項7記載の集合住宅インターホンシステム。
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