JP2005278102A - 集合住宅インターホンシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】制御機を介さずに集合住宅の内外の通信ネットワークに接続することができ、而も集合玄関機、住戸端末、管理室親機からの警報信号等のデータ容量に関係なく集合住宅の内外の通信ネットワークに送信することができるようにする。
【解決手段】制御機4にそれぞれ接続されている集合玄関機11、居室親機21及び管理室親機31と、外部機器13、24及び33とを接続し、制御信号、音声信号、映像信号を送受信するにあたり、集合玄関機11、居室親機21及び管理室親機31と、外部機器13、24及び33との間にインターフェースをとるためのアダプタ14、25及び34を介在させる。また、外部機器13、24及び33は集合住宅外に構築された加入電話網5やパケット網6に接続されている。
【選択図】図1
【解決手段】制御機4にそれぞれ接続されている集合玄関機11、居室親機21及び管理室親機31と、外部機器13、24及び33とを接続し、制御信号、音声信号、映像信号を送受信するにあたり、集合玄関機11、居室親機21及び管理室親機31と、外部機器13、24及び33との間にインターフェースをとるためのアダプタ14、25及び34を介在させる。また、外部機器13、24及び33は集合住宅外に構築された加入電話網5やパケット網6に接続されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、集合住宅インターホンシステムに係り、特に、集合住宅の内外の通信ネットワークに接続可能な外部機器とインターホン装置とを接続するためのアダプタを備えた集合住宅インターホンシステムに関する。
従来から、集合住宅インターホンシステムは図2に示すように、一般的には、集合玄関100に設置される集合玄関機101と、住戸200内に設置され集合玄関機101との通話を行なう居室親機201と、管理室300に設置され集合玄関機101及び居室親機201との通話を行なう管理室親機301と、集合玄関機101、居室親機201及び管理室親機301による相互通話を制御する制御機400とを備えている。制御機400は、集合玄関用ラインL100で集合玄関機101に、住戸用ラインL200で居室親機201に、管理室用ラインL300で管理室親機301にそれぞれ接続されている。
また、居室親機201には、生活異常などを知らせるための緊急呼出ボタン202と、ガス漏れを検知するためのガス検知器203と、火災を感知するための火災感知器204と、住戸200の玄関で来訪者が住戸内の居住者を呼び出し居室親機201と通話を行うためのドアホン子機205と、住戸200の玄関に来訪した来訪者の映像を撮像するためのカメラ子機206と、住戸内に増設された増設居室親機207とが接続されている。
なお、集合玄関機101、居室親機201、管理室親機301が設置されている集合玄関100、住戸200、管理室300は集合住宅の規模に応じて複数台設置されることになる。
このように構成された集合住宅インターホンシステムの制御機400は、電気通信事業者が提供する通信回線L500を介して警備会社等の外部機関であるコールセンター600内のパーソナルコンピュータ601に接続されている。具体的には、制御機400は集合玄関機101、居室親機201、管理室親機301からの音声情報及び映像情報の交換を行うと共に火災等の警報を集合住宅外へ移報する機能を有する第1の回線接続装置700に接続されている(例えば、非特許文献1参照)。また、コールセンター600内のパーソナルコンピュータ601はコールセンター側で火災等の警報を受信するための第2の回線接続装置602に接続され、この第1の回線接続装置700と第2の回線接続装置602とは通信回線L500に接続されている。
次に、何れかの住戸200で生活異常が発生して、例えば緊急呼出ボタン202で呼び出し操作された場合における集合住宅インターホンシステムによるコールセンター600への移報動作について説明する。
何れかの住戸200で緊急呼出ボタン202が呼び出し操作されると、居室親機201は緊急呼出ボタン202の呼び出し操作を検出し、住戸用線路L200を介して緊急呼出信号S101を制御機400に送信する。制御機400は緊急呼出信号S101を受信すると、その緊急呼出信号S101を通信回線L500を介してコールセンター600に送信するために、予め定められたフォーマットで第1の回線接続装置700へ送信する。コールセンター600の第2の回線接続装置602は第1の回線接続装置700からの緊急呼出信号S101’を受信すると、パーソナルコンピュータ601でデータ処理可能な信号に変換して該パーソナルコンピュータ601に送信する。該パーソナルコンピュータ601は受信した緊急呼出信号S101”に基づき緊急呼出ボタン104が呼び出し操作された住戸200で生活異常が起きたことを表示すると共に報知することができる。
集合住宅用VHXシステム工事説明書、アイホン株式会社、2001年11月26日発行、p.66−67
背景技術に記載した集合住宅インターホンシステムでは、緊急呼出ボタン202による生活異常情報、ガス検知器203によるガス検知情報、火災感知器204による火災感知情報、オートロックに関する情報、宅配ボックスに関する情報や、防犯センサによる防犯情報などの各種センサに関する情報を、制御機400に内蔵された移報出力回路(図示せず)から第1の回線接続装置700に対して、メイク接点、ブレイク接点といった2値の情報で出力したり、RS−232CやRS−422等の低速なシリアル通信で出力したりするシステム構成なので、一部の情報しかデータ送受信ができず、また、画像データ等の容量の大きい情報は送信できない等の難点があった。
本発明は、このような従来の難点を解決するためになされたもので、制御機を介さずに集合住宅の内外の通信ネットワークに接続することができ、而も集合玄関機、住戸端末、管理室親機からの警報信号等のデータ容量に関係なく集合住宅の内外の通信ネットワークに送信することができる集合住宅インターホンシステムを提供することを目的とする。
本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合玄関機、住戸端末及び/又は管理室親機と外部機器とを接続し、制御信号、音声信号、映像信号を送信及び/又は受信するにあたり、集合玄関機、住戸端末及び/又は管理室親機と外部機器との間にインターフェースをとるためのアダプタを備えているものである。なお、ここで言う外部機器とは、集合玄関機、住戸端末及び管理室親機以外の集合玄関、住戸、管理室に設置される通信可能な各種機器をいう。
この集合住宅インターホンシステムによれば、集合玄関機、住戸端末及び/又は管理室親機と外部機器との間に備えられたインターフェースをとるためのアダプタは、制御信号、音声信号、映像信号を集合玄関機、住戸端末及び/又は管理室親機と、外部機器との間で送受信可能に信号処理することができるので、外部機器を利用したシームレスなネットワーク利用環境を提供することができる。
また、本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合玄関機、住戸端末及び/又は管理室親機の代わりに外部機器を設け、この外部機器と制御機とを接続し、制御信号、音声信号、映像信号を送信及び/又は受信するにあたり制御機と外部機器との間にインターフェースをとるためのアダプタを備えているものである。なお、ここで言う外部機器とは、呼び出し、通話等を行なうインターホン機能を有するものをいう。
この集合住宅インターホンシステムによれば、制御機と外部機器との間に備えられたインターフェースをとるためのアダプタは、制御信号、音声信号、映像信号を制御機と外部機器との間で送受信可能に信号処理することができるので、外部機器を利用したシームレスなネットワーク利用環境を提供することができる。
また、本発明の集合住宅インターホンシステムにおいて、外部機器を集合住宅の内外の無線ネットワーク又は有線ネットワークに接続し、制御信号、音声信号、映像信号を送信及び/又は受信するものである。このように、無線ネットワーク又は有線ネットワークに外部機器を接続すると、アダプタからの各信号を集合住宅の内外の無線ネットワーク又は有線ネットワークに応じた伝送制御形態に自動的に変更することができるので、外部機器は制御信号、音声信号、映像信号を伝送信号で無線ネットワーク又は有線ネットワークに送信することができるようになる。また、無線ネットワーク又は有線ネットワークに対して制御信号、音声信号、映像信号を制御機を介して送受信しなくとも済むので、画像データ等の容量の大きいデータでもデータ容量に関係なく送受信できるようになる。
本発明の集合住宅インターホンシステムによれば、制御機を介さずに集合住宅の内外の通信ネットワークに接続することができるようになるので、シームレスなネットワーク利用環境を提供することができ、また、集合玄関機、住戸端末、管理室親機からの警報信号等のデータ容量に関係なく集合住宅の内外の通信ネットワークに送信することができる。したがって、加入電話網やパケット網などの公衆通信回線網を介してパーソナルコンピュータや携帯電話などの通信端末を利用したネットワークによる集合住宅のセキュリティやコミュニケーションサービスを広く提供できるようになる。
以下、本発明の集合住宅インターホンシステムを実施するための最良の形態例について、図面を参照して説明する。
本発明を実施するための最良の一形態である集合住宅インターホンシステムは図1に示すように、集合玄関1Aに設置される集合玄関機11と、住戸2A内に設置され集合玄関機11との通話を行なう住戸端末である居室親機21と、管理室3Aに設置され集合玄関機11及び居室親機21との通話を行なう管理室親機31と、集合住宅の共用部に設けられ集合玄関機11、居室親機21及び管理室親機31による相互通話を制御する制御機4とを備えている。
集合玄関1Aの集合玄関機11は、集合玄関用ラインL1で制御機4に接続されると共に、増設集合玄関機12を接続するための接続端子11aが設けられ、集合玄関用増設ラインL11で増設集合玄関機12を接続することができる。また、この集合玄関機11の接続端子11aに接続された集合玄関用増設ラインL11には、増設集合玄関機12と同等のインターホン機能(呼び出し、通話機能)を有するパーソナル・コンピュータなどの電子機器である外部機器13が接続されている。この外部機器13には、集合玄関機11と外部機器13とのインターフェースをとるためのアダプタ14が組み込まれている。アダプタ14は、制御信号、音声信号、映像信号を集合玄関機11と外部機器13との間で送受信可能に信号処理する通信機能を有している。
住戸2A内の居室親機21は、生活異常などを知らせるための緊急呼出ボタン22Aと、ガス漏れを検知するためのガス検知器22Bと、火災を感知するための火災感知器22Cと、住戸2Aの玄関で来訪者が住戸内の居住者を呼び出し居室親機21と通話を行うためのドアホン子機22Dと、住戸2Aの玄関に来訪した来訪者の映像を撮像するためのカメラ子機22Eとが接続されている。
また、住戸2A内の居室親機21は、住戸用ラインL2で制御機4に接続されると共に、増設居室親機23を接続するための接続端子21aが設けられ、住戸用増設ラインL21で増設居室親機23を接続することができる。また、この居室親機21の接続端子21aに接続された住戸用増設ラインL21には、増設居室親機23と同等のインターホン機能(呼び出し、通話機能)を有するパーソナル・コンピュータなどの電子機器である外部機器24が接続されている。この外部機器24には、居室親機21と外部機器24とのインターフェースをとるためのアダプタ25が組み込まれている。アダプタ25は、制御信号、音声信号、映像信号を居室親機21と外部機器24との間で送受信可能に信号処理する通信機能を有している。
管理室3Aの管理室親機31は、管理室用ラインL3で制御機4に接続されると共に、増設管理室親機32を接続するための接続端子31aが設けられ、管理室用増設ラインL31で増設管理室親機32を接続することができる。また、この管理室親機31の接続端子31aに接続された管理室用増設ラインL31には、増設管理室親機32と同等のインターホン機能(呼び出し、通話機能)を有するパーソナル・コンピュータなどの電子機器である外部機器33が接続されている。この外部機器33には、管理室親機31と外部機器33とのインターフェースをとるためのアダプタ34が組み込まれている。アダプタ34は、制御信号、音声信号、映像信号を管理室親機31と外部機器33との間で送受信可能に信号処理する通信機能を有している。
また、このような集合住宅には、増設集合玄関機12と同等のインターホン機能(呼び出し、通話機能)を有するパーソナル・コンピュータなどの電子機器である外部機器15のみが設置されている集合玄関1Bと、増設居室親機23と同等のインターホン機能(呼び出し、通話機能)を有するパーソナル・コンピュータなどの電子機器である外部機器26のみが設置されている住戸2Bと、増設管理室親機32と同等のインターホン機能(呼び出し、通話機能)を有するパーソナル・コンピュータなどの電子機器である外部機器35のみが設置されている管理室3Bとが設けられている場合もある。
外部機器15には制御機4と該外部機器15とのインターフェースをとるためのアダプタ16が、外部機器26には制御機4と該外部機器26とのインターフェースをとるためのアダプタ27が、外部機器35には制御機4と該外部機器35とのインターフェースをとるためのアダプタ36が、それぞれ組み込まれている。これらアダプタ16、27、36は、それぞれ制御信号、音声信号、映像信号を制御機4と外部機器15、26、35との間で送受信可能に信号処理する通信機能を有している。なお、集合玄関1Bに設置された外部機器15には、緊急呼出ボタン22A、ガス検知器22B、火災感知器22Cを接続するための接続端子を備えたものもある。
このような集合住宅インターホンシステムは、さらに、集合玄関1Aの外部機器13、住戸2A内の外部機器25及び管理室3A内の外部機器33が、また、集合玄関1Bの外部機器15、住戸2B内の外部機器26及び管理室3B内の外部機器35がそれぞれ、加入電話網5やパケット網6などの公衆通信回線網に接続するための回線接続装置7に接続されている。この回線接続装置7は、加入電話網5を介して警備会社等の外部機関であるコールセンター8に接続することができ、また、パケット網6を介して携帯電話9やパーソナル・コンピュータ10に接続することができるので、集合住宅と、コールセンター8、携帯電話9、パーソナル・コンピュータ10との間で制御信号、音声信号、映像信号を送受信することができるようになる。
なお、住戸2A内の外部機器24は、居室親機21で不在設定がされている場合に、加入電話網5やパケット網6を介して予め設定されている連絡先である携帯電話9やパーソナル・コンピュータ10を呼び出す機能を備えている。また、住戸2B内の外部機器26も、当該外部機器26で不在設定がされている場合に、加入電話網5やパケット網6を介して予め設定されている連絡先である携帯電話9やパーソナル・コンピュータ10を呼び出す機能を備えている。
このように構成された集合住宅インターホンシステムにおいて、来訪者が集合玄関1Aの集合玄関機11から例えば住戸2Aを呼び出すための呼出操作をすると、該集合玄関機11は住戸2Aへの呼び出しとなる制御信号S1と、カメラ11bで撮像した来訪者の映像信号S2を制御機4に送信する。制御機4がその制御信号S1、映像信号S2を住戸用ラインL2に伝送すると、住戸2Aの居室親機21や居室親機21に接続されている増設居室親機23は、その制御信号S1、映像信号S2に基づき呼出音を報知しモニタ21bやモニタ23aに来訪者を表示することができる。また、この制御信号S1、映像信号S2は住戸用増設ラインL21を介して外部機器24のアダプタ25に受信され、アダプタ25はこれら信号S1、S2を外部機器24で受信可能に信号処理して該外部機器24に出力する。この際、居室親機21で不在設定がされていると、外部機器24は制御信号S1、映像信号S2を加入電話網5あるいはパケット網6に応じた伝送制御形態に自動的に変更し、回線接続装置7を介して該加入電話網5あるいは該パケット網6に送信する。これにより、外出中の居住者は所持する携帯電話9やパーソナル・コンピュータ10で集合玄関1Aに来訪者があることを確認できる。
居住者は、例えば携帯電話9で集合玄関1Aに来訪者があることを確認後、集合玄関機11からの呼び出しに応答するために、携帯電話9をボタン操作して集合玄関機11と通話状態にして携帯電話9のマイク(図示せず)で送話を行うと、音声信号S3がパケット網6あるいは加入電話網5を介して回線接続装置7に送信される。この回線接続装置7で受信された音声信号S3が住戸2Aの外部機器24で受信されると、アダプタ25が居室親機21で送受信可能な音声信号S3’にして、住戸用増設ラインL21を介して居室親機21に送信する。居室親機21はこの音声信号S3’を制御機4に送信する。制御機4はこの音声信号S3’を集合玄関用ラインL1を介して通話ラインが形成されている集合玄関機11に送信するので、来訪者は集合玄関機11のスピーカ11cで携帯電話9からの送話を確認できる。
この携帯電話9からの送話に呼応するために、来訪者が集合玄関機11のマイク11dから送話を行うと、音声信号S4が集合玄関用ラインL1を介して制御機4に受信され、制御機4はその音声信号S4を住戸2Aの居室親機21に送信する。また、この音声信号S4は住戸用増設ラインL21を介して外部機器24のアダプタ25に受信され、アダプタ25は音声信号S4を外部機器24で受信可能に信号処理して該外部機器24に出力する。この際、居室親機21で不在設定がされているので、外部機器24は音声信号S4を、加入電話網5あるいはパケット網6に応じた伝送制御形態に自動的に変更し、該加入電話網5あるいは該パケット網6を介して住戸2Aの居住者が所持する携帯電話9に送信するので、居住者は携帯電話9のスピーカ(図示せず)で集合玄関機1Aからの送話を確認できる。
この際、居住者が来訪者を住戸2Aに招き入れるために、携帯電話9のボタン操作により集合玄関1Aのオートドア(図示せず)を解錠するPB信号を入力すると、そのPB信号である制御信号S5がパケット網6あるいは加入電話網5を介して回線接続装置7に送信される。この回線接続装置7で受信された制御信号S5が住戸2Aの外部機器24で受信されると、アダプタ25が居室親機21で送受信可能な制御信号S5’にして、住戸用増設ラインL21を介して居室親機21に送信する。居室親機21はこの制御信号S5’を、住戸用ラインL2を介して制御機4に送信し、制御機4はこの制御信号S5’を集合玄関用ラインL1を介して通話ラインが形成されている集合玄関1Aの集合玄関機11に送信するので、集合玄関機11はこのPB信号である制御信号S5’に基づき集合玄関1Aのオートドアを解錠することができる。
このように、外出中の居住者が携帯電話9で応答操作すると、その場であたかも居室親機21、増設居室親機23又は外部機器24で応答したかのように通話を行うことができ、而も集合玄関1Aや住戸2Aの開錠/施錠操作も行うことができる。
なお、住戸2Aのドアホン子機22Dやカメラ子機22Eから出力される制御信号、音声信号、映像信号も上述のように、アダプタ25で各信号を外部機器24で受信可能に信号処理して該外部機器24に出力することができ、また、回線接続装置7から送信された各種信号もアダプタ25で居室親機21や増設居室親機23で送受信可能な信号にすることができる。
また、このように構成された集合住宅インターホンシステムにおいて、住戸2Aの居住者が急病等により緊急呼出ボタン22Aを呼出操作をすると、居室親機21はコールセンター8への呼び出しとなる制御信号S6を住戸用増設ラインL21を介して外部機器24のアダプタ25に送信する。アダプタ25は制御信号S6を外部機器24で受信可能に信号処理して該外部機器24に出力する。外部機器24はコールセンター8への呼び出しとなる制御信号S6なので、この制御信号S6を加入電話網5あるいはパケット網6に応じた伝送制御形態に自動的に変更し、回線接続装置7を介して該加入電話網5あるいは該パケット網6に送信するので、コールセンター8では集合住宅の住戸2Aで生活異常が発生していることを確認できる。なお、居室親機21に接続されたガス検知器22B及び火災感知器22Cから出力されるガス検知及び火災感知となる制御信号も呼び出しとなる制御信号S1と同様にしてコールセンター8で住戸2Aにおいて生活異常があったことを確認できる。
さらに、このように構成された集合住宅インターホンシステムにおいては、外部機器24に組み込まれたアダプタ25と共に他の外部機器13、15、26、33、35に組み込まれたアダプタ14、16、27、34、36においても、機器間のインターフェースをとることができるので、集合玄関1Aの集合玄関11と外部機器13との間、集合玄関1Bの外部機器15と制御機4との間、住戸2Bの外部機器26と制御機4との間、管理室3Aの管理室親機31と外部機器33との間、管理室3Bの外部機器35と制御機4との間では、それぞれ信号自体の形態を変更することなく信号の送受信を行うことができる。したがって、アダプタが組み込まれた各外部機器は画像データ等の容量の大きいデータでもデータ容量に関係なく送受信できるようになる。
なお、上述した本発明の実施形態においては、住戸が2戸、管理室が2室、集合玄関が2箇所から成る集合住宅として説明してきたが、これに限らず、集合玄関機、居室親機、管理室親機、あるいは外部機器のみが設置されている集合玄関、住戸、管理室は集合住宅の規模に応じて種々のパターンで設けられることになる。また、本発明は、宅配ボックスに関する情報や、防犯センサによる防犯情報などの各種センサに関する情報も、アダプタでインターホン機器と外部機器との間のインターフェースをとることにより、制御機を介さずに加入電話網やパケット網を介して携帯電話やコールセンターに送信できる。
また、上述した本発明の実施形態においては、インターホン機器と外部機器との間のインターフェースをとるアダプタは外部機器に組み込まれていたが、これに限らず、インターホン機器と外部機器との間にアダプタ単体で介在させるようにしてもよい。
また、上述した本発明の実施形態においては、回線接続装置を介して集合住宅外の有線ネットワークに接続していたが、これに限らず、無線ネットワークでもよく、また、集合住宅内の無線ネットワーク又は有線ネットワークに接続しても同様の効果を得ることができる。
4……制御機
21……居室親機(住戸端末)
11……集合玄関機
13、15、24、26、33、35……外部機器
14、16、25、27、34、36……アダプタ
31……管理室親機
5……加入電話網(有線ネットワーク)
6……パケット網(有線ネットワーク)
21……居室親機(住戸端末)
11……集合玄関機
13、15、24、26、33、35……外部機器
14、16、25、27、34、36……アダプタ
31……管理室親機
5……加入電話網(有線ネットワーク)
6……パケット網(有線ネットワーク)
Claims (7)
- 集合住宅の集合玄関に集合玄関機(11)、各住戸に各住戸端末(21)をそれぞれ設け、
前記各住戸端末と外部機器(24)とを接続して制御信号、音声信号、映像信号を送信及び/又は受信するにあたり前記外部機器と前記各住戸端末間にインターフェースをとるためのアダプタ(25)を備えたことを特徴とする集合住宅インターホンシステム。 - 集合住宅の共用部に制御機(4)、集合玄関に集合玄関機(11)、各住戸に設けられていた各住戸端末の代わりに外部機器(26)をそれぞれ設け、
前記制御機と前記外部機器とを接続して制御信号、音声信号、映像信号を送信及び/又は受信するにあたり前記外部機器と前記制御機間にインターフェースをとるためのアダプタ(27)を備えたことを特徴とする集合住宅インターホンシステム。 - 集合住宅の集合玄関に集合玄関機(11)、管理室に管理室親機(31)をそれぞれ設け、
前記管理室親機と外部機器(33)とを接続して制御信号、音声信号、映像信号を送信及び/又は受信するにあたり前記外部機器と前記管理室親機間にインターフェースをとるためのアダプタ(34)を備えたことを特徴とする集合住宅インターホンシステム。 - 集合住宅の共用部に制御機(4)、集合玄関に集合玄関機(11)、管理室に設けられていた管理室親機の代わりに外部機器(35)をそれぞれ設け、
前記制御機と前記外部機器とを接続して制御信号、音声信号、映像信号を送信及び/又は受信するにあたり前記外部機器と前記制御機間にインターフェースをとるためのアダプタ(36)を備えたことを特徴とする集合住宅インターホンシステム。 - 集合住宅の集合玄関に集合玄関機(11)、各住戸に各住戸端末(21)をそれぞれ設け、
前記集合玄関機と外部機器(13)とを接続して制御信号、音声信号、映像信号を送信及び/又は受信するにあたり前記集合玄関機と前記外部機器間にインターフェースをとるためのアダプタ(14)を備えたことを特徴とする集合住宅インターホンシステム。 - 集合住宅の共用部に制御機(4)、集合玄関に設けられていた集合玄関機の代わりに外部機器(15)をそれぞれ設け、
前記制御機と前記外部機器とを接続して制御信号、音声信号、映像信号を送信及び/又は受信するにあたり前記外部機器と前記制御機間にインターフェースをとるためのアダプタ(16)を備えたことを特徴とする集合住宅インターホンシステム。 - 前記外部機器を集合住宅の内外の無線ネットワーク又は有線ネットワークに接続し、前記制御信号、前記音声信号、前記映像信号を送信及び/又は受信することを特徴とする請求項1乃至請求項6何れか1項記載の集合住宅インターホンシステム。
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