JP4525379B2 - 通報装置 - Google Patents

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本発明は緊急コール、家屋への侵入検知、家屋、ビルに設置した火災やガス漏れなどの検知機器からの情報、若しくはその設備、機器、家電製品等の異常状態や動作状態又は病人、独居老人等の容態、様子等の情報を公衆回線網を介して通報先に伝える通報装置に関するものである。
通常、一般の電話回線は回線契約に応じてプッシュボタン信号かダイヤルパルス信号のどちらかしか受け付けないようになっている。この電話回線に接続された通報装置が通報のため、ダイヤリングすると電話回線との選択信号種別が合致していた場合は通報先の相手側では呼出信号によりベルが鳴動して着信が報知される。次に通報先の相手が送受話器をオフフックして着信に応答すると、電話局側の交換機は発呼側の回線の極性を反転するので、発呼側の通報装置はこの極性反転を検出することにより、通報先が着信応答したこと、即ち通話可能となったことを識別し、通報メッセージの送出等の動作に移行することができる。
ところが、構内PBX回線、ISDN回線、着信無料回線又は移動無線電話回線を介して、通報を発した場合、それらの回線では、通報先が着信に対して送受話器のオフフックにより応答しても、発呼側である通報装置の回線には、着信応答を示す極性反転信号が返送されないことがあるため、通報装置では、通報先相手側が着信に応答したかどうかを、極性反転の検出だけでは認識することができない。
従って、従来この種の通報装置は、ダイヤル信号送出回路と、リングバックトーンの周波数成分の少なくとも1つを検出するトーン検出回路と、複数個のリングバックトーンの断続パターンを記憶する記憶装置と、主制御装置とを備え、主制御装置は、トーン検出回路から出力されるリングバックトーンの断続パターンと記憶装置に記憶された複数個のリングバックトーンの断続パターンとを比較照合し、一致した場合に一致信号を出力するリングバックトーン比較照合部と、リングバックトーン比較照合部から一致信号が出力され、且つリングバックトーンを検出するトーン検出回路からの出力によりリングバックトーンの開始を検出することで、電話回線がプッシュボタン信号対応かダイヤルパルス信号対応かの確認ができた。
そして、通報先の着信応答を認識する着信応答認識部とを有しており、通報先相手側が着信に応答したかどうかの判定も可能としていた(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された従来の通報装置は、図2に示すように、ダイヤル信号送出回路101、リングバックトーン及びビジートーンの400Hzの信号成分を検出するトーン検出回路102、電話回線の極性反転を検出する極性反転検出回路103、PB信号であるDTMF信号を検出するDTMF検出回路104、主制御装置105、リングバックトーン断続パターン比較照合部105−1、着信応答認識部105−2、ビジートーン断続パターン比較照合部105−3、リトライ処理部105−4、バックアップ処理部105−5、記憶装置106、リングバックトーン断続パターンを記憶するエリア106−1、ビジートーン断続パターンを記憶するエリア106−2、表示器107、外部警報機器108で構成されている。
緊急事態が発生し、この通報装置が起動されると、ダイヤル信号送出回路101は予め設定されている通報先の電話番号をPB信号またはダイヤルパルス信号で送出する。
トーン検出回路102は通報先が呼び出されている期間送出されるリングバックトーンを検出し、その検出出力を主制御装置105のリングバックトーン断続パターン比較照合部105−1に送出する。リングバックトーン断続パターン比較照合部105−1はトーン検出回路102の検出出力のパターンと記憶装置106に記憶されているリングバックトーン断続パターンとを照合し、一致した場合に一致信号を出力する。
着信応答認識部105−2はリングバックトーン断続パターン比較照合部105−1から一致信号が出力され、且つ前記トーン検出回路102からの出力によりリングバックトーンの停止を検出することにより、電話回線ダイヤル信号種別と通報先の着信応答を認識する。
リングバックトーン断続パターンの比較照合及びリングバックトーンの停止検出により電話回線ダイヤル信号種別と通報先の着信応答を認識すると、通報メッセージの送出等の動作に移ることとなるが、通報先の被呼者が呼出信号によるベル鳴動とほぼ同時に送受話器をオフフックすると、リングバックトーンが短時間しか送出されず、比較照合による一致信号が出力されない場合がある。
又リングバックトーンの断続パターンが予め記憶されたパターンと異なるものであったため比較照合による一致信号が出力されない場合があるので、着信応答認識部105−2は、ダイヤル信号送出後、極性反転検出回路3からの極性反転出力又はDTMF検出回路4からの通話開始又はメッセージ要求を示す信号の検出出力によっても、着信応答を認識する。
このように極性反転が行なわれる回線を介して通報する場合、極性反転検出回路103からの極性反転出力により通報先の着信応答を認識することができる。
又、極性反転が行なわれない回線を介して通報した場合、通報先がDTMF信号による通話開始又はメッセージ要求を示す信号を送出するときは、DTMF検出回路4からの通話開始又はメッセージ要求を示す信号の検出出力により、通報先の着信応答を認識することができる。
リングバックトーン断続パターンの比較照合及びリングバックトーンの停止検出による電話回線ダイヤル信号種別と通報先の着信応答認識、極性反転検出出力による着信応答認識又は通話開始又はメッセージ要求を示すDTMF信号の検出出力による着信応答認識のいずれによっても着信応答が認識されない場合及び通報先が話中であることを認識した場合、リトライ処理部105−4により通報先電話番号に対して再発呼による再通報動作を行う。通報先が話中であることの認識はビジートーン断続パターン比較照合部105−3によって行う。
ビジートーン断続パターン比較照合部105−3は、トーン検出回路102の検出出力パターンと記憶装置106に記憶されているビジートーン断続パターンとを比較照合し、一致した場合に一致信号を出力する。
前記着信応答認識部105−2により着信応答が認識されず、且つ前記ビジートーン断続パターン比較照合部105−3から一致信号が出力された場合、及びダイヤル信号送出後所定時間以内に前記着信応答認識部105−2により着信応答が認識されない場合、リトライ処理部105−4は所定回数、通報先電話番号に対して再発呼による再通報動作を行う。
特開平11−215257号公報
しかしながら、通報装置が構内PBX回線、ISDN回線、着信無料回線又は移動無線電話回線に接続されている場合、フリーダイヤルや119番等の発信側に課金されない通報先に通報する場合、通報先への着信に対して送受話器のオフフックにより応答しても、発呼側である通報装置の回線には、着信応答を示す極性反転信号が返送されない。
又、呼出し時に発呼側へ発生するリングバックトーンの周期は3秒でその間のトーン信号は1秒間しか出ないため、通報先で呼出し開始直後に例えば電話機のベルの鳴動が1回鳴ってすぐにオフフックした場合、リングバックトーンは通報先の電話機呼出し信号とは同期してないのでタイミングによっては発呼側つまり通報装置側ではリングバックトーンの検出ができないまま、通報先と繋がってしまうことがある。
前記従来の構成ではこのような状況が重なった場合には、極性反転の検出もできないし、リングバックトーンの検出もできないため、電話回線選択信号種別が正しいかどうかも不明で、かつ通報先でオフフックされたことが認識できないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、電話回線選択信号種別や通報先のオフフック検出を自動判定でき、自動判定が万が一間違っていた場合は通報ををやり直すこともできる通報装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の通報装置は、回線のループ閉成開放を行う回線インピーダンス制御部と、あらかじめ設定されている通報先電話番号の選択信号を送出するダイヤリング部と、加入者線信号可聴音であるリングバックトーンやダイヤルトーンやビジートーンを検出する可聴音検出部と、前記ダイヤリング部から選択信号種別をプッシュボタン信号選択信号を1桁送出後に前記可聴音検出部でダイヤルトーンを所定時間検出しなかった場合は残りの選択信号をプッシュボタン信号で送出し、前記可聴音検出部でダイヤルトーンを検出した場合は選択信号種別をダイヤルパルス信号に切り替えて最初から選択信号を送出する処理を行う回線種別判断部と、前記回線種別判断部によりプッシュボタン信号もしくはダイヤルパルス信号で前記選択信号を送出した後に前記可聴音検出部でリングバックトーンやダイヤルトーンやビジートーンを所定時間検出しなかった場合に前記回線経由で情報を出力する情報出力部と、前記情報出力部から情報を出力中に前記可聴音検出部でリングバックトーンを検出した場合に前記情報出力部からの情報出力を停止し、前記回線種別判断部による処理を再開させる監視継続部とを備えるものである。
これによって、1回目の発信動作で受け付け可能な選択信号を確認してから発呼を行うので、通報装置が接続されている回線の受付可能な選択信号を事前に確認して、通報装置に設定する必要でなくなる。また通報先の電話番号の選択信号を送出後、監視継続部が可聴音検出部でリングバックトーンを確認することで、回線種別の自動判定が正しかったかどうかを再判定できる。また通報先ですぐにオフフックは行われた場合、可聴音検出部ではリングバックトーンやビジートーンやダイヤルトーン等の加入者信号が所定時間検出しない状態が成立し、加入者信号無音状態が続くので、通報先と繋がったと判定でき、情報出力部から情報を出力させることができる。そして監視継続部は、以降も引き続き可聴音検出部で加入者線信号可聴音の監視の継続を行なうことで、判定間違いを矯正することができる。
本発明の通報装置は、通報動作開始時及び通報中にも選択信号種別の自動判定を行うため、接続されている回線の選択信号種別が不明であっても、あるいは運用中に選択信号種別が途中で変更されても、1回の通報動作で発信が可能となる。
従って通報装置を設置する際には通報テストを行うが、選択信号種別不一致により発信ができないでテストが失敗するといったことがなくなるので、効率的な設置作業が可能となる。
また通報装置の設置先でのISDN回線からアナログ回線あるいはその逆といった契約変更があって選択信号種別が変わってしまったとしても、あるいは選択信号種別自信の契約変更があったとしても、通報装置の設定変更も不要で、1回目の動作で発信が可能となるため、遅延なく通報が可能となる。
第1の発明は回線のループ閉成開放を行う回線インピーダンス制御部と、あらかじめ設定されている通報先電話番号の選択信号を送出するダイヤリング部と、加入者線信号可聴音であるリングバックトーンやダイヤルトーンやビジートーンを検出する可聴音検出部と、ダイヤリング部から選択信号種別をプッシュボタン信号で、選択信号を1桁送出後に前記可聴音検出部でダイヤルトーンを所定時間検出しなかった場合は残りの選択信号をプッシュボタン信号で送出し、ダイヤルトーンを検出した場合は選択信号種別をダイヤルパルス信号に切り替えて最初から選択信号を送出する回線種別判断部と、前記回線種別判断部によりプッシュボタン信号もしくはダイヤルパルス信号で前記選択信号を送出した後に前記可聴音検出部でリングバックトーンやダイヤルトーンやビジートーンを所定時間検出しなかった場合に前記回線経由で情報を出力する情報出力部と、前記情報出力部から情報を出力中に前記可聴音検出部でリングバックトーンを検出した場合に前記情報出力部からの情報出力を停止し、前記回線種別判断部による処理を再開させる監視継続部とを備えることにより、1回目の発信動作で受け付け可能な選択信号を確認してから発呼を行うので、通報装置が接続されている回線の受付可能な選択信号を事前に確認して、通報装置に設定する必要でなくなる。
また通報先の電話番号の選択信号を送出後、監視継続部が可聴音検出部でリングバックトーンを確認することで、回線種別の自動判定が正しかったかどうかを再判定できる。また通報先ですぐにオフフックは行われた場合、可聴音検出部ではリングバックトーンやビジートーンやダイヤルトーン等の加入者信号が所定時間検出しない状態が成立し、加入者信号無音状態が続くので、通報先と繋がったと判定でき、情報出力部から情報を出力させることができる。
そして監視継続部は、以降も引き続き可聴音検出部で加入者線信号可聴音の監視の継続を行なうことで、判定間違いを矯正することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1において、回線1は通報装置2が接続されている電話回線であり、電話局の交換機経由で通報先と繋がる。
回線インピーダンス制御部3は回線1のループ閉成開放を行う。ダイヤリング部4は、選択信号種別をプッシュボタン信号またはダイヤルパルス信号で、あらかじめ設定されている通報先電話番号を送出する。
可聴音検出部5は加入者線信号可聴音を監視し、RBT検出部5−1でリングバックトーンを、BT検出部5−2でビジートーンを、DT検出部5−3でダイヤルトーンをそれぞれ検出する。
情報出力部6は回線1経由で緊急コール、家屋への侵入検知、家屋、ビルに設置した火災やガス漏れなどの検知機器からの情報、若しくはその設備、機器、家電製品等の異常状態や動作状態又は病人、独居老人等の容態、様子等を音声メッセージ情報にして知らせる。
回線種別判断部7はダイヤリング部4で選択信号種別をプッシュボタン信号送出モードにして、あらかじめ設定されている通報先電話番号を1桁送出する。そして可聴音検出部5のDT検出部5−3でダイヤルトーンを所定時間検出しなかった場合は、残りの電話番号をプッシュボタン信号で送出し、ダイヤルトーンを検出した場合は選択信号種別をダイヤルパルス信号送出モードに切り替えて最初から電話番号を送出するようにダイヤリング部4を制御する。
この回線種別判断部7は選択信号送出後に可聴音検出部5でリングバックトーンやビジートーンやダイヤルトーンをいずれも所定時間検出しなかった場合は、通報先でオフフックされたと暫定判断し、情報出力部6から音声メッセージ情報を出力させる。
この所定時間は、加入者信号の可聴音の中で一番長い周期となっているリングバックトーンの周期、3秒とする。この所定時間は、ここでは3秒とするが、リングバックトーンの休止時間2秒以上、あるいは選択信号送出後は交換機などの選択信号を受信終了判定するまでの時間を加味し音声メッセージの送信開始が遅くならない範囲で数秒延ばしても良い。
監視継続部8はダイヤリング部4で選択信号送出後に、可聴音検出部5でビジートーンやダイヤルトーンを検出した場合、通報先話中や選択信号種別違いあるいは交換機が受け付けない電話番号データを間違って通報先電話番号に設定した場合など、通報できない状態と判定し通報動作を終了する。
また監視継続部8は、音声メッセージ情報を送出中も引き続き、可聴音検出部5で加入者線信号可聴音の監視の継続を行い、監視継続中にリングバックトーンを検出したら再度、回線種別判断部7の判定を再開させ、情報出力部6からの情報出力を停止させる。
極性反転検出部9は回線1の極性反転を検出する。
通報先オフフック判定部10はダイヤリング部4で選択信号送出後に極性反転検出部9で極性反転を検出した場合、通報先でオフフックされたと確定判断し、情報出力部6から音声メッセージ情報を送出させる。
以上のように構成された通報装置について、以下その動作、作用を説明する。
緊急事態が発生し、通報装置2が起動されると、まず回線インピーダンス制御部3により回線1のループの閉成を行われる。次にダイヤリング部4で選択信号種別をプッシュボタン信号送出モードにして、あらかじめ設定されている通報先電話番号を1桁送出する。
そして、可聴音検出部5のDT検出部5−3でダイヤルトーンを所定時間検出しなかった場合は残りの電話番号をプッシュボタン信号で送出し、ダイヤルトーンを検出した場合は選択信号種別をダイヤルパルス信号送出モードに切り替えて最初から電話番号を送出する。
そして最後の桁まで、ダイヤリング部4から予め設定されている通報先電話番号の選択信号を送出終了すると、通報先の回線が空いていれば、回線1には交換機からリングバックトーンが送出される。
可聴音検出部5のRBT検出部5−1は、通報先を呼び出している期間送出されるリングバックトーンを検出し、回線種別判断部7は選択信号種別の判定が正しく行われたことを認識するとともに通報動作を継続する。
呼出しされた通報先で送受話器がオフフックされると、回線1が極性反転する場合は、極性反転検出部9からの極性反転出力により通報先オフフック判定部10で着信応答を認識することができる。この場合は、すぐに通報先でオフフックされたと確定判断し、情報出力部4から音声メッセージ情報を出力させる。
このように着信応答時に極性反転が発生する場合は、通報先オフフックの状態がすぐに判定できるこの極性反転を検出することで、遅延なく情報を伝え始めることができる。
一方、通報装置が構内PBX回線、ISDN回線、着信無料回線又は移動無線電話回線に接続されている場合やフリーダイヤルや119番等の発信側に課金されない通報先に通報する場合は、通報先オフフック時に回線1は極性反転せずに、リングバックトーンの送出停止が行なわれる。
すると可聴音検出部5のRBT検出部5−1はリングバックトーンの停止を回線種別判断部7では判定することにより、通報先の着信応答を認識し、情報出力部6から音声メッセージ情報を出力させる。
この時、監視継続部8は、回線種別判断部7で通報先オフフックと暫定判断とし、以降も引き続き可聴音検出部5で加入者線信号可聴音の監視の継続を行う。
一方、通報先話中や選択信号種別違い、及び通報先電話番号設定間違いの場合は選択信号送出直後に交換機から送出されるビジートーンあるいはダイヤルトーンを回線種別判断部7で検出すると、通報動作が中止され、以降は発呼リトライ処理動作となる。
また回線がISDN回線でダイヤルパルス設定となっているターミナルアダプタでも、最初の発呼動作で1桁目がプッシュボタン信号で、続けて1桁目から最後の桁までダイヤルパルス信号を送出し直すことになるが、ターミナルアダプタの種類によっては途中で選択信号種別が変わると正常に受け付けてくれない場合がある。
このような場合でも、リトライの通報の際には回線種別判断部7は、ダイヤリング部4で選択信号種別を最初からダイヤルパルス信号送出モードにして、あらかじめ設定されている通報先電話番号を1桁送出する。
すると可聴音検出部12のDT検出部5−3でダイヤルトーンを所定時間検出しないので、残りの電話番号をダイヤルパルス信号で送出することとなり、通常のダイヤリングと同じになるので、ターミナルアダプタは問題なく正常に受付てくれることとなる。
以上のように、本実施の形態においてダイヤリング部で選択信号種別をプッシュボタン信号で、選択信号を1桁送出後に可聴音検出部でダイヤルトーンを所定時間検出しなかった場合は残りの選択信号をプッシュボタン信号で送出し、ダイヤルトーンを検出した場合は選択信号種別をダイヤルパルス信号に切り替えて最初から選択信号送出後に、可聴音検出部でリングバックトーンを検出してその後リングバックトーンを検出しなくなった場合は情報出力部から情報を出力させ、選択信号送出後に可聴音検出部でリングバックトーンやビジートーンやダイヤルトーンを所定時間検出しなかった場合は情報出力部から情報を出力させる回線種別判断部と、回線種別判断部により情報出力部から情報を出力中には以降も引き続き、可聴音検出部で加入者線信号可聴音の監視の継続を行う監視継続部とを備え、監視継続部は監視継続中に可聴音検出部でリングバックトーンを検出したら、回線種別判断部の判定を再開させ、情報出力部からの情報出力を停止させるようにしたことにより、1回目の発信動作で受け付け可能な選択信号を確認してから発呼を行うので、通報装置が接続されている回線の受付可能な選択信号を事前に確認して、通報装置に設定する必要でなくなる。
また通報先の電話番号の選択信号を送出後、監視継続部が可聴音検出部でリングバックトーンを確認することで、回線種別の自動判定が正しかったかどうかを再判定できる。また通報先ですぐにオフフックは行われた場合、可聴音検出部ではリングバックトーンやビジートーンやダイヤルトーン等の加入者信号が所定時間検出しない状態が成立し、加入者信号無音状態が続くので、通報先と繋がったと判定でき、情報出力部から情報を出力させることができる。
そして監視継続部は、以降も引き続き可聴音検出部で加入者線信号可聴音の監視の継続を行なうことで、判定間違いを矯正することができる。
このように通報動作開始時及び通報中にも選択信号種別の自動判定を行うため、接続されている回線の選択信号種別が不明であっても、あるいは運用中に選択信号種別が途中で変更されても、1回の通報動作で発信が可能となる。
以上のように、本発明にかかる通報装置は、電話回線の選択信号種別や着信応答の認識が精度良く行なうことが可能となるので、通報装置が双方向の通信が可能である場合には、この通報装置を呼び出して状態の確認や情報の取得を行う呼出し装置やセンタ装置等の発信装置への用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における通報装置のブロック図 従来の通報装置のブロック図
符号の説明
1 回線
2 通報装置
3 回線インピーダンス制御部
4 ダイヤリング部
5 可聴音検出部
6 情報出力部
7 回線種別判断部
8 監視継続部
9 極性反転検出部
10 通報先オフフック判定部

Claims (1)

  1. 回線のループ閉成開放を行う回線インピーダンス制御部と、
    あらかじめ設定されている通報先電話番号の選択信号を送出するダイヤリング部と、
    加入者線信号可聴音であるリングバックトーンやダイヤルトーンやビジートーンを検出する可聴音検出部と、
    前記ダイヤリング部から選択信号種別をプッシュボタン信号で選択信号を1桁送出後に、前記可聴音検出部でダイヤルトーンを所定時間検出しなかった場合は残りの選択信号をプッシュボタン信号で送出し、前記可聴音検出部でダイヤルトーンを検出した場合は選択信号種別をダイヤルパルス信号に切り替えて最初から選択信号を送出する処理を行う回線種別判断部と、
    前記回線種別判断部によりプッシュボタン信号もしくはダイヤルパルス信号で前記選択信号を送出した後に前記可聴音検出部でリングバックトーンやダイヤルトーンやビジートーンを所定時間検出しなかった場合に前記回線経由で情報を出力する情報出力部と、
    前記情報出力部から情報を出力中に前記可聴音検出部でリングバックトーンの監視を継続し、リングバックトーンを検出した場合に前記情報出力部からの情報出力を停止し、前記回線種別判断部による処理を再開させる監視継続部と、を備えた通報装置。
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