JP5299660B2 - 照明装置、画像読取装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

照明装置、画像読取装置、及び、画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は照明装置、画像読取装置、及び、画像形成装置に係り、特に複数個の発光素子を列設して形成された光照射体を備えて原稿を照明する照明装置、画像読取装置、及び、画像形成装置に関する。
一般的な縮小光学系の画像読取装置として、原稿に光を照射し、原稿の反射光をCCD素子、CMOS素子等で構成される撮像素子で読み取るものがある。このような画像読取装置として、照明装置を備え、その光源として円筒形状のキセノンランプを有するものがある。このような画像読取装置では、キセノンランプの照射光は発光素子からの光を通過させる透明部材であるコンタクトガラス上の原稿に照射され、原稿の拡散反射光がレンズ等の光学素子を介して前記撮像素子に導かれ、撮像素子で画像信号を電気信号に変換する。
また、このような画像読取装置では、前記原稿からの反射光を偏向する第1ミラーを含む第1走行体、第2ミラーからの光を更には偏向する第2ミラー、第3ミラーを含む第2走行体を備え、前記第1走行体及び第2走行体が画像読取装置に設けられたレール上を走行することにより、原稿をスキャンする。また、このような画像読取装置では、第1走行体には、キセノンランプからの光を反射して照度分布を適正化、及び、切り貼り原稿読取時の影をなくすための反射板を備える。図12は従来の照明装置を示す模式図である。照明装置の第1走行体301は、コンタクトガラス305の下方に配置され、キセノンランプ302、原稿面での照度分布を良好なものにするためのリフレクタ303、原稿面での反射光をCCDに導く第1ミラー(図示していない)を備えている。
特許文献1には、読取画像の画質の向上を図るため、発光機構と、所定の画像情報が記録された原稿に発光機構からの光を照射して得られる透過光又は反射光を検出して所定の画像情報を読み取る読取手段と、を有する画像読取装置において、発光機構は、複数の光源と、これら複数の光源から射出される光を混合して略同一方向への射出光を形成する光混合手段と、光混合手段によって混合された光を原稿側に集束させる光集束手段とを備えるものが記載されている。
また、特許文献2には、原稿の画像面に光を照射する光源の原稿の画像面に対向しない側に、導光体の一方の端面を近接配置し、導光体の他方の端面は、画像面における光源が直接照らす位置へ向け、導光体の一方の端面からは、光源の画像面に向かわない光が入射し、この光は、導光体内を伝搬して、他方の端面から射出し、画像面を照らし、これにより、画像面を照らす光量を増加し、画像面を二方向から照らすことができるものが記載されている。
特開2003−248274号公報 特開平11−317842号公報
近年、画像読取装置における光源には、立ち上がり時間の短縮化、省エネルギー化、長寿命化が要望されており、キセノンランプの代替光源として発光ダイオード(LED)を採用するものが実用化されてきている。LEDを縮小光学系に採用する場合、等倍光学系に比べて原稿面から撮像素子までの距離が長いためその間での光の減衰が大きくなり、そのため、より高い原稿面照度が必要となる。そこで、複数のLEDを主走査方向にアレイ状に列状に配置し、原稿面での照度を上げるような試みがなされている。
一方、原稿に光を照射し、その拡散反射光の一部を結像させて画像を読み取る画像読取装置においては、例えば原稿が浮いた場合などに、その原稿の浮いた角度と、光源からの入射光の角度により、意図しない正反射光が撮像素子に入り込む現象が起こる。この現象により、光源がキセノンランプのように面発光で、主走査方向にほぼ均一な拡散光を射出できるものの場合には、読み取られた画像上に本来の画像より明るい帯状の領域ができる。これに対し、LEDアレイのように点光源が主走査方向に複数並んだ光源の場合には、その配置しているLEDと同じピッチの明るい領域が点状に現れることになり、場合によっては異常画像として認識されてしまう。特にLEDは指向性が高い光源であるため、画像への影響が大きくなる。
このようなLEDを使用した照明装置について説明する。図13は従来のLEDを使用した照明装置の構成を示す概略図であり、(a)は側面図、(b)は斜視図である。照明装置は、図12(b)に示すように、複数のLED素子401を並べたLEDアレイ402を用いたものを光源として配置するようにしている。ここで、LEDアレイ402を使用する場合には、原稿面で副走査方向の良好な照度分布を得るため、キセノンランプ同様、発光面を原稿面に対し傾けた状態に配置するようにしている。
このような照明装置の照明分布は以下のようになる。図14は照明装置の照明特性を示す図であり、(a)はキセノンランプを使用した場合を示す図、(b)はLEDを使用した場合を示す図、図15はLEDアレイを使用した照明装置での照明の状態を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。
キセノンランプを使用した照明装置では、面発光で主走査方向に略均一な拡散光を射出できる(図14(a))に対して、点発光であるLEDを主走査方向に並べて配置したLEDアレイ402を使用した場合、主走査方向にLED素子401のピッチに相当したリップル状の照度ムラが現れる(図14(b))。この現象を回避するため、LEDと原稿面の距離・LEDを配置するピッチ・LEDの指向性の3要素の関係を最適化することが必要となる。
また、図15に示すように、光沢原稿601がカールしている場合、原稿面上で正反射が起こり、意図しない正反射成分602がCCDに入射してしまう(図15(a))。この場合、光沢原稿601の主走査方向反射面603上のLED間隔に相当する部分604に入射した光の大部分は、主走査方向に角度をもった正反射光となるためCCDに届かないのに対し、LEDの射出面に対し垂直に近い成分606はCCDに到達する(図15(b)。これによりCCD面上にはリップル状の照度ムラが出てしまうが、この照度ムラは前述した照度ムラとは原因が異なるため、前記3要素の関係を最適化することでは解決することができない。なお、この問題は光沢原稿がカールした場合に限らず、写真アルバムなどの平坦ではないフィルム面でも発生する。
この課題に対して、光源と原稿面の間に遮光板を配置し、正反射が起こりうる照射光を遮光するという方法があるが、通常の原稿浮きに対しても光が蹴られてしまうので望ましくない。これに対し、光源と原稿面の間に拡散シート等の光拡散部材を配置することにより改善させる方法があるが、発光面に隣接して拡散シートを配置しても、拡散シートまでに光が拡散されていないので変わらず点として発光され、解決されない。この場合、ヘイズの高い拡散シートを使用すればある程度は改善されるが、効率が悪くなる。一方、低ヘイズの拡散シートでも、拡散シートを発光面から離せば面発光とすることはできるが、距離が長くなるにつれて照度が低下する上に、拡散シートに到達する前に主走査方向以外にも光が広がってしまい効率が悪い。
特許文献1及び特許文献2に記載の発明は、上述したLEDアレイのように点光源が主走査方向に複数並んだ光源を特に対象としているわけではないから、画像への影響を排除できないことがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、点光源を主走査方向にアレイ状に並べて構成した光源であっても、光を効率よく原稿面に照射でき、かつ、正反射光が撮像素子に入った際にも画像が劣化しないようにして良好な画像を得ることを目的とする。
請求項1の発明は、照明装置において、
複数個の発光素子と、
前記発光素子からの光を照射対象に導く導光部と、
前記導光部を通った光を拡散させて射出する光拡散部材と、
を備え、
前記光拡散部材は、断面コ字状で、前記導光部の導光手段に引掛けて取り付けて支持される
ことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の照明装置において、前記光拡散部材、前記導光手段に接着剤で取り付けることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1又は2に記載の照明装置と、前記照明装置の光照射体を保持する走行体と、前記原稿からの反射光を結像させる光学素子と、前記光学素子から反射光が結像され光信号を画像信号に変換する撮像素子とを備えることを特徴とする画像読取装置である。
請求項の発明は、請求項に記載の画像読取装置を備えることを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、点光源の集合体を光源とした場合であっても、導光部材から原稿面に到達するまで光拡散部材で光を効率よく拡散させることができ、原稿面には指向性のない光照射することができ、光沢原稿が光源からの光を撮像素子に正反射として反射するような形状となった場合でも、点状の出力となることを抑えることができる。また、導光部材で効率よく光を導くことができる上、原稿面から点光源を離間させているので低ヘイズの光拡散部材で上記課題を効率よく解決することができる。更には、同時に指向性の高い点光源であるLED等の場合でも、副走査方向の照度分布が安定する他、点光源から射出された光を後に拡散させるため、LED等の実装精度を緩めることができる、という効果がある。
以下本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例に係る画像形成装置について説明する。図1は実施例に係る画像形成装置の構成を示す概略断面図である。画像形成装置10は、主な構成として、原稿を読み取る画像読取装置101、画像を形成する画像形成部12、自動原稿搬送装置(ADF)13、ADF13から送り出される原稿をスタックする原稿排紙トレイ14、給紙カセット15乃至18を備える給紙部19、記録用紙をスタックする排紙部(排紙トレイ20)を備えている。
そして、ADF13の原稿台21上に原稿Dをセットして、図示せぬ操作部で例えばプリントキーの押下操作をすると、最上位の原稿Dがピックアップローラ22の回転により矢印B1方向へ送り出され、原稿搬送ベルト23の回転により、画像読取装置101に固定された光源からの光を通過させる透明部材であるコンタクトガラス102上へ給送され、そこで停止する。コンタクトガラス102上に載置された原稿Dの画像は、画像形成部12とコンタクトガラス102の間に位置する画像読取装置101によって読み取られる。画像読取装置101は、コンタクトガラス102上の原稿Dを照明する照明装置を備えた第1ミラーユニット103、原稿画像を偏光するための複数枚のミラーからなる光学系26、レンズ27、原稿画像を結像させるCCD等からなる撮像素子110を備える。画像読み取り終了後、原稿Dを原稿搬送ベルト23の回転により矢印B2方向へ搬送して原稿排紙トレイ14上へ排出する。このように、原稿Dを1枚ずつコンタクトガラス102上へ給送して原稿画像を画像読取装置101によって読み取る。
一方、画像形成部12の内部には、像担持体である感光体30が配置してある。感光体30は、図において時計方向に回転駆動し、帯電装置31によって表面を所定の電位に帯電させる。また、書き込みユニット32からは、画像読取装置101によって読み取った画像情報に応じて光変調したレーザ光Lを照射し、帯電させた感光体30の表面をこのレーザ光Lで露光し、これによって感光体30の表面に静電潜像を形成する。この静電潜像は、現像装置33を通るとき、対向する転写装置34によって感光体30と転写装置34の間に給送された記録媒体Pに転写する。トナー像転写後の感光体30の表面は、クリーニング装置35によって清掃する。
画像形成部12の下部に配置した複数の給紙カセット15乃至18には、紙等の記録媒体Pを収容してあり、いずれかの給紙カセット15乃至18から記録媒体Pを矢印B3方向へ送り出し、その記録媒体Pの表面に、上述のように感光体30の表面に形成したトナー像を転写する。次に、記録媒体Pを矢印B4で示すように画像形成部12内の定着装置36を通し、熱と圧力の作用によって記録媒体Pの表面に転写されたトナー像を定着させる。定着装置36を通った記録媒体Pを排出ローラ対37によって搬送し、矢印B5で示すように排紙トレイ20へ排出し、スタックする。
次に実施例に係る画像読取装置について説明する。図2は図1に示した画像読取装置の構成を示す拡大断面図、図3は図1に示した画像読取装置の斜視図である。この画像読取装置101は、光源104及び両端支持された第1ミラー105を備えた第1走行体である第1ミラーユニット103、同様に両端支持された第2ミラー107、第3ミラー108よりなる第2走行体である第2ミラーユニット106、及び、原稿の反射光をCCD等の撮像素子110上に結像させるレンズ109を備えている。そして画像読取装置101は、ホストコンピュータから送られてくる1ライン毎の画像読取要求の信号に応じて、第1ミラーユニット及び第2ミラーユニットはそれぞれ2:1の速度で原稿に沿って移動しながら逐次画像の読取を行うよう構成されている。
これにより、コンタクトガラス102上の原稿Dが光学的に走査される。即ちコンタクトガラス102上の原稿Dが光源等により照明されて、その反射光像が第1ミラー105、第2ミラー107、第3ミラー108を介してレンズ109に導かれ、レンズ109により撮像素子110上に結像される。
この撮像素子110は、結像された原稿Dの反射光像を光電変換してアナログ画像信号とし、原稿の読み取りを行う。そして、原稿Dの読み取り終了後に、第1ミラーユニット103と第2ミラーユニット106とはホームポジション位置に復動する。なお、撮像素子から出力されたアナログ画像信号は、アナログ/デジタル変換器によりデジタル画像信号に変換され、画像処理回路を搭載した回路基板において、各々の画像処理(2値化、多値化、階調処理、変倍処理、編集処理など)が施される。
次に、照明装置の第1の実施例について説明する。図4は照明装置の第1の実施例を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。本例では、LED素子401には、導光部材である導光板701を配置し光を原稿に導く。そして、導光板701の光射出面と発光素子からの光を通過させる透明部材であるコンタクトガラスの間に光拡散部材702を配置している。この例では、導光板701とLEDアレイ402を保持するために受台703を、導光板701とLEDアレイ402を固定するためにカバー704を使用している。また受台703は、基部703aと基部703aに斜め方向に突出して配置されLEDアレイ402が配置されるLEDアレイ取付部703bとから構成されている
ここで、導光板701は図4(b)に示すように、光を主走査方向に広げる作用をなす。また、この導光板701は、例えばPMMAやガラスなど透過率が高く、空気中との屈折率比が√2以上の材質であれば、光の全反射を利用し、LEDから射出された光を導光板側面から漏らすことなく、効率よく光射出面に光を導くことができる。また、導光板701はLED素子401から発光した光の損失が少なくなるように、可能な限りLEDの発光面に近づけることが望ましい。一方、光拡散部材702は導光板701の光射出面から射出される光を更には拡散光とするために使用する。光拡散部材702を配置しない場合は、導光板701により主走査方向に光を広げても角度をもった光が照射され、前記の課題は解決されないが、このような構成にすることで、図4(b)に示すように光拡散部材からは主走査方向で、垂直な光が射出されない個所をなくすことができるため、正反射成分をCCDで受光してしまう場合に顕著に表れるCCD上の照度ムラをなくすことが可能となる。また、導光板701により原稿面とLED素子401の距離を離しているので、低ヘイズの光拡散部材でよい。更には、指向性の高い光源と厚みのある導光板を使用した場合に発生する照度割れを光拡散部材によりなくすことができ、副走査方向の照度分布を安定させることができる上、最終的に拡散光として照射するため、LEDの実装精度を緩和することも可能となる。
なお、光拡散部材としてはガラスもしくは樹脂の成形品の一部を拡散面とした拡散板、PETなどの樹脂フィルムの一部を拡散面とした拡散シート等を使用することができる。拡散面を形成するには、拡散材の塗付や基材の表面形状を加工することができる。
次に光拡散部材702の導光板701への取り付けについて説明する。図5は照明装置における導光部材と光拡散部材の取付状態を模式的に示す平面図である。照明装置において、導光板701の光射出面801(図中ハッチングで示した)に光拡散部材として拡散シート802を接着剤803により取り付ける。これにより、最小限の大きさ、かつ、単純な形状の光拡散部材702を取り付けることができる。この場合、光拡散部材702を通らない直接光が射出されることがないように拡散シート802は導光板701の光射出面801よりも大きいことが望ましい。
次に、照明装置の第2の実施例について説明する。図6は照明装置の第2の実施例を示す側面図である。本例は、光拡散部材702をカバー704及び受台703で保持するものとしている。本例では、LEDアレイ取付部703bとカバー704とに前記光拡散部材702の厚み寸法より若干大きい寸法の溝部703c,704aを形成し、この溝部703c、704a内に光拡散部材702を配置している。本例によれば、接着剤や両面テープ等の接着部材を使用することなく、導光板の光射出面に光拡散部材を配置することができる。また、光拡散部材702は受台703及びカバー704に完全には固定されていないため、熱による光拡散部材702の撓みや膨張による影響や、受台703やカバー704の熱変形による影響も受けにくい。従って、光拡散部材の撓みに起因する集光や発散が発生せず、均一な原稿面照度を得ることができる。
次に、照明装置の第3の実施例について説明する。図7は照明装置の第3の実施例を示す側面図である。本例は、光拡散部材1001を導光板701の光射出面以外の部分に取り付けたものである。本例では、光拡散部材1001は拡散シートとして構成され、導光板701の側面部に接着剤1002で接着するようにしている。このため、光拡散部材1001は、断面コ字状に導光板701に取り付けられる。この例によれば、導光板701の光射出面が接着剤等により汚染されて光が損失されることがないので、効率よく光を照射することができる。なお、導光板701の側面の接着部分では接着剤により全反射が起きず、光が損失してしまう可能性があるので、接着面積は小さい方が望ましい。
次に、照明装置の第4の実施例について説明する。図8は照明装置の第4の実施例を示す側面図である。本例は、光拡散部材1101として、拡散機能を備えた樹脂の形成品を形成し、この茎製品を導光板701の側面の一部に引っ掛けて配置している。即ち、光拡散部材1101は断面略コ字状に形成され、その両側部に係止部1102を形成し、導光板701の上下両面には係止凹部710を形成し係止部1102を係止凹部710に係止するようにしている。この場合、導光板701の光射出面の形状は一様であるため、主走査方向で射出方向が異なることがない。また、本実施例では、導光板701の光射出面を受台703及びカバー704より前側に配置することができるので遮光による光の損失がない。また、光拡散部材1101は曲げによって変形に強い形状となっているため、熱による撓みの影響を受けにくい。
次に、照明装置の第5の実施例について説明する。図9は照明装置の第5の実施例を示す側面図である。本実施例は、光拡散部材1201の上側縁を導光板701の側面とカバー704との間に挟むと共に、下側縁を受台703のLEDアレイ取付部703bの端面に取り付けている。この例では、光拡散部材1201は導光板701の上側面と、受台703の端面に接着剤1002で接着されている。本例では、導光板701の厚みの精度に関わらず光拡散部材を取り付けることができるため光拡散部材1201及び導光板701の形成精度、加工精度が緩和される。
次に、照明装置の第6の実施例について説明する。図10は照明装置の第6の実施例を示す側面図、図11は照明装置の第6の実施例を示す正面図である。本例は、光拡散部材1301を受台703の基部703aの端面及びカバー704の端面としたものである。本例では、光拡散部材1301とカバー704とを接着剤1002で固着すると共に、光拡散部材1301とLEDアレイ取付部703bとを接着剤1002で固着している。この際、図11に示すように、光拡散部材1401の貼付場所1402は、光拡散部材1301の熱による撓みを防ぐため光拡散部材1301の主走査方向全域とすることが望ましい。
本例によれば、光拡散部材1301に加工を施すことなく、かつ、単純な構造で導光板701の光射出面全域を覆うことができ、組立性も容易となる。なお、この取り付け方法の場合、拡散シートが意図していない形状に曲がらないように、導光板の光射出面は光拡散部材1301の受台703及びLEDアレイ取付部703bへの貼り付け面と同一もしくは、それより奥側に配置することが望ましい。
尚、上記の第3の実施例、第4の実施例、第5の実施例,第6の実施例において、接着剤を使用して光拡散部材を接着するようにしたが、接着剤に替え両面テープ等の接着部材を使用することができる。この場合、光射出面への接着剤の流出等の作業ミスによって光射出面に影響を及ぼすことがない上に、組立も容易となる。
実施例に係る画像形成装置の構成を示す概略断面図である。 図1に示した画像読取装置の構成を示す拡大断面図である。 図1に示した画像読取装置の斜視図である。 照明装置の第1の実施例を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。 第1の実施例における照明装置における導光部材と光拡散部材の取付状態を模式的に示す平面図である。 照明装置の第2の実施例を示す側面図である。 照明装置の第3の実施例を示す側面図である。 照明装置の第4の実施例を示す側面図である。 照明装置の第5の実施例を示す側面図である。 照明装置の第6の実施例を示す側面図である。 照明装置の第6の実施例を示す正面図である。 従来の照明装置を示す模式図である。 従来のLEDを使用した照明装置の構成を示す概略図であり、(a)は側面図、(b)は斜視図である。 照明装置の照明特性を示す図であり、(a)はキセノンランプを使用した場合を示す図、(b)はLEDを使用した場合を示す図である。 LEDアレイを使用した照明装置での照明の状態を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 画像形成部
13 自動原稿搬送装置(ADF)
14 原稿排紙トレイ
15〜18 給紙カセット
19 給紙部
20 排紙トレイ
21 原稿台
22 ピックアップローラ
23 原稿搬送ベルト
26 光学系
27 レンズ
30 感光体
31 帯電装置
32 書き込みユニット
33 現像装置
34 転写装置
35 クリーニング装置
36 定着装置
37 排出ローラ対
101 画像読取装置
102 コンタクトガラス
103 第1ミラーユニット
104 光源
105 第1ミラー
106 第2ミラーユニット
107 第2ミラー
108 第3ミラー
109 レンズ
110 撮像素子
401 LED
402 LEDアレイ
701 導光板(導光部材)
702 光拡散部材
703 受台
703a 基部
703b LEDアレイ取付部
703c,704a 溝部
704 カバー
710 係止凹部
801 光射出面
802 拡散シート
803 接着剤
1001 光拡散部材
1002 接着剤
1101 光拡散部材
1102 係止部
1201 光拡散部材
1301 光拡散部材
1401 光拡散部材
1402 貼付場所

Claims (4)

  1. 複数個の発光素子と、
    前記発光素子からの光を照射対象に導く導光部と、
    前記導光部を通った光を拡散させて射出する光拡散部材と、
    を備え、
    前記光拡散部材は、断面コ字状で、前記導光部の導光手段に引掛けて取り付けて支持される
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記光拡散部材を、前記導光手段に接着剤で取り付けることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 請求項1又は2に記載の照明装置と、前記照明装置の照射体保持する走行体前記原稿からの反射光を結像させる光学素子と、前記光学素子から反射光が結像され光信号を画像信号に変換する撮像素子とを備えることを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項に記載の画像読取装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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