JP5294219B2 - 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、LED等の光源からの照射光によって原稿画像を読み取る画像読取装置とこれを備えた複写機やプリンタ等の画像形成装置に関するものである。
電子写真方式によって用紙に画像を形成する複写機やプリンタ等の画像形成装置には原稿画像を光学的に読み取るための画像読取装置が備えられているが、この画像読取装置は、一般的には光源やミラー等を備えた光学系キャリッジを有しており、この光学系キャリッジを箱状構造体である光学フレーム内で副走査方向に移動させることによって、CCD等の撮像素子にて原稿画像を読み取るよう構成されている。
ところで、近年、斯かる画像読取装置の光源には、立ち上がり時間が短く、省エネルギ化と長寿命化が可能なLED(発光ダイオード)が採用されつつある。この場合、高い原稿面照度を確保するために複数のLEDがLED基板上に主走査方向に列状に実装されている。
点光源である複数のLEDをLED基板上に主走査方向に列状に実装して成る光源を使用する場合、主走査方向にLEDのピッチに相当するリップル状の照度ムラが現れる。又、書籍等の原稿を開いてコンタクトガラス面上に置いた状態で原稿面を光走査すると、原稿のコンタクトガラス面から浮いた綴じ代部分で正反射した光が直接CCD等の撮像素子に入射してハレーション現象が発生する。このハレーション現象の発生は、特に光沢度の高い原稿を読み取る場合に顕著である。このため、LED基板上のLEDの光出射方向前方に導光板を配置し、LEDから出射される光を導光板によって拡散して照度を主走査方向に均一化して照度ムラやハレーション現象の発生を抑える提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、導光板は光学特性に優れたアクリル樹脂等によって構成されているが、これに近接配置される光源からの熱によって導光板に反りが生じるために光透過性が悪くなるという問題がある。
そこで、特許文献2には、導光板の入光面と光源であるLEDとの間に、導光板よりも耐熱性の高い透光部材を配置する構成が提案されている。
特開2008−1248891公報 特開2007−2875556公報
しかしながら、上記特許文献2において提案された構成では、耐熱性の高い透光部材であっても、完全に熱を遮断することは不可能であるとともに、異種の樹脂から成る透光部材と導光板を光が通過するために導光板自体の設計が複雑化し、技術的な困難とコストコストアップを伴うという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、技術的な困難とコストコストアップを伴うことなく簡単な構成で熱による反りを防ぐことができる画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、光源と、該光源に対向する一端の入光面から入射する光を他端の出光面へと導く導光板を備え、該導光体の出光面から出射する光を原稿面に向けて照射する画像読取装置において、
一端が前記光源を上方から覆うように該光源に接触又は近接して配置された熱伝導手段を設け、該熱伝導手段の他端を前記導光板の上面に沿って該導光板の出光面まで延ばして導光板の上面に接触又は近接させ
前記熱伝導手段を金属板で構成し、該金属板を前記導光板の上面に被着することなく、その一端を前記光源に近接配置し、他端を前記導光板の出光面側の上面に近接又は接触させたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、光源と、該光源に対向する一端の入光面から入射する光を他端の出光面へと導く導光板を備え、該導光体の出光面から出射する光を原稿面に向けて照射する画像読取装置において、
一端が前記光源を上方から覆うように該光源に接触又は近接して配置された熱伝導手段を設け、該熱伝導手段の他端を前記導光板の上面に沿って該導光板の出光面まで延ばして導光板の上面に接触又は近接させ、
前記熱伝導手段として前記導光板の少なくとも一部に金属メッキ部を形成したことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記光源を前記導光板の入射面に沿って主走査方向に配列された複数のLEDで構成したことを特徴とする。
請求項記載の画像形勢装置は、請求項1〜の何れかに記載の画像読取装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、光源からの熱は金属板等の熱伝導手段の光源に近い部分によって受熱され、この受熱された熱は熱伝導手段を導光板の入光面側から出光面側へと伝導する過程で導光板全体を加熱するため、導光板の温度が入光面側から出光面側に亘って略均一化され、温度分布の不均一に伴う導光板の反りが防がれ、該導光板に高い光透過性が確保される。そして、本発明では、導光板への熱の伝達を遮断する必要がなく、又、光は1種類の樹脂から成る導光板を通過するために導光板自体の設計が単純化し、技術的な困難やコストアップを招くことがない。
本発明に係る画像形成装置(複合機)の縦断面図である。 本発明に係る画像読取装置の副走査方向断面図である。 本発明に係る画像読取装置の第1光学系ユニットの副走査方向断面図である。 本発明に係る画像読取装置の画像読取装置の導光板の断面図である。 本発明に係る画像読取装置の導光板の斜視図である。 本発明に係る画像読取装置の導光板の別形態を示す断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
[画像形成装置]
図1は本発明に係る画像形成装置の縦断面図であり、図示の画像形成装置1は、複写機能とプリンタ機能及びファクシミリ機能を兼備した複合機であって、用紙の両面に画像を形成することができる装置である。
画像形成装置1は、装置本体2とその上部に配された自動原稿搬送装置(ADF)3及び本発明に係る画像読取装置4を備えており、装置本体2の内部上方には、画像形成部5が配され、装置本体2内の下半部には用紙収納部6が配されている。又、装置本体2内の画像形成部5と用紙収納部6の間には転写搬送ユニット7と両面搬送ユニット8が配されており、転写搬送ユニット7には反転手段を構成する反転ローラ36と反転コロ37が備えられている。
上記画像読取装置4は、原稿画像を光学的に読み取るための装置であって、その構成の詳細は後述する。
前記画像形成部5は、電子写真方式によって画像を形成するものであって、回転可能に配された像担持体としての感光ドラム9と、その周囲に配された帯電器10、現像装置11、転写ローラ12及びクリーニング装置13の他、現像装置11に現像剤であるトナーを補給するためのトナーホッパー14を備えている。尚、画像形成部5の横には、走査光学手段であるレーザースキャナユニット(LSU)15が配置されている。
前記用紙収納部6は、複数枚の用紙が積層収容された着脱可能な4つの給紙カセット16,17,18,19を備えており、各給紙カセット16〜19の近傍には、各給紙カセット16〜19内の用紙を上位のものから順次取り出すピックローラ20と、取り出された用紙を1枚ずつ分離して送り出すフィードローラ21とリタードローラ22がそれぞれ配設されている。又、バイパストレイ23の近傍には、バイパス搬送手段としてのピックローラ20、フィードローラ21、リタードローラ22及び搬送ローラ24が設けられている。尚、図1において25,26,27は搬送ローラである。
前記転写搬送ユニット7は、用紙収納部6から送り出された用紙を適当なタイミングで画像形成部5へと搬送するとともに、画像形成部5において画像が形成された用紙を不図示の排紙トレイへと排出するものであって、用紙収納部6から画像形成部5に至る第1搬送経路S1に配置されたレジストローラ28、前記転写ローラ12、画像形成部5から排紙手段としての後述の排紙ローラ31に至る第2搬送経路S2に設けられた定着装置29と搬送ローラ30及び排紙ローラ31を備えている。ここで、定着装置29は、圧接状態で互いに回転する定着ローラ29aと加圧ローラ29bを備えている。
又、転写搬送ユニット7は画像形成装置本体2に対して着脱可能であって、該転写搬送ユニット7には、第2搬送経路S2から分岐して両面搬送ユニット8の反転ローラ36と反転コロ37に至る横U字状の第3搬送経路S3が設けられており、その途中には搬送ローラ32が設けられている。又、転写搬送ユニット7には前記第3搬送経路S3とは別に反転搬送経路S3’が第2搬送経路S2から分岐して下方に延びており、その途中には搬送ローラ33が設けられている。そして、第2搬送経路S2と第3搬送経路S3との分岐部には、用紙の搬送方向を切り換えるためのフラッパ34が回動可能に設けられている。
前記両面搬送ユニット8は、画像形成部5において画像が形成された用紙の表裏を反転させるものであって、前記第3搬送経路S3と反転搬送経路S3’に連なる中間トレイ35とその下方に配された第4搬送経路S4を備えており、中間トレイ35には、正逆転可能な反転ローラ36と、該反転ローラ36に対して圧接/離間する反転コロ37が設けられている。
又、両面搬送ユニット8には大径の再給紙ローラ38が回転可能に設けられており、この再給紙ローラ38の外周には小径のローラ39,40が回転可能に当接している。尚、再給紙ローラ38には不図示の一方向クラッチが設けられている。そして、反転手段を構成する前記反転ローラ36と反転コロ37からは第4搬送経路S4が延びており、この第4搬送経路S4は前記第1搬送経路S1に合流している。
上記第4搬送経路S4には、互いに当接する搬送ローラ42と搬送コロ41が用紙搬送方向に沿って3組設けられている。又、再給紙ローラ38の近傍には、中間トレイ35に一旦引き込まれた用紙の搬送方向を切り換えるためのフラッパ43が回動可能に設けられている。尚、本実施の形態では、両面搬送ユニット8の第4搬送経路S4には、2枚以上の用紙を保留可能な2つ以上の用紙保留位置が備えられている。
[画像読取装置]
次に、本発明に係る前記画像読取装置4の構成を図2〜図5に基づいて説明する。
図2は本発明に係る画像読取装置の副走査方向断面図、図3は同画像読取装置の第1光学系ユニットの副走査方向断面図、図4は画像読取装置の導光板の断面図、図5は同導光板の斜視図である。
図2に示すように、画像読取装置4は、筐体を構成する箱状構造体である光学フレーム44を備えており、この光学フレーム44の上面にはコンタクトガラス4aが設けられている。
又、光学フレーム44の内部には、コンタクトガラス4a上に載置された原稿Gに向けて光を照射して該原稿Gを照明する照明部45と、原稿Gにて反射した照射光を90°方向に反射させる第1反射ミラー46とで構成される第1光学系ユニット47と、第1反射ミラー46にて反射した反射光を90°方向に反射させる第2反射ミラー48と、該第2反射ミラー48にて反射した反射光を更に90°方向に反射させる第3反射ミラー49とで構成される第2光学系ユニット50が不図示のガイドレールに沿って副走査方向(図2の左右方向)に移動可能に収容されている。
更に、光学フレーム44の内部には結像レンズ51と撮像素子であるCCD52が収容されており、前記第3反射ミラー49にて反射した原稿Gからの反射光は、結像レンズ51によって収束した後にCCD52に入射し、該CCD52上に結像される。
ところで、前記照明部45は、光源として主走査方向(図3の紙面垂直方向)に列状(アレイ状)に配設された発光素子である複数のLED53を使用するものであって、LED53の光出射方向前方(図3の左方)には主走査方向(図3の紙面垂直方向)に長い導光板54が配置されている。この導光板54は、アクリル樹脂等の透明樹脂によって構成されており、前記LED53に対向する垂直な面は入光面54aを構成しており、他側の上下に分岐する斜面と垂直面は第1の出光面54bと第2の出光面54cをそれぞれ構成している。
又、上記導光板54の第2の出光面54cに対向する位置には、主走査方向に長い反射板55が斜めに配置されている。
而して、本実施の形態では、図4及び図5に示すように、導光板54の上面には熱伝導手段としての金属板56が被着されており、この金属板56の導光板54の入光面54aからLED53に向かって略水平に突出する一端は、LED53を上方から覆うようLED53に近接配置されている。そして、この金属板56は、LED53側の一端から導光板54の斜面状の上面に沿って第1の出光面54bまで延びている。尚、金属板56は、熱伝導率の高いアルミニウムや銅等の金属によって構成されており、導光板54は金属板56によって不図示の本体フレーに押圧固定されている。
[画像形成動作]
次に、以上のように構成された原稿読取装置を備える図1に示す画像形成装置1の画像形成動作について説明する。
例えば、自動原稿搬送装置3の原稿トレイ3aにセットされた原稿Gが原稿読取部であるコンタクトガラス4a上に自動的に搬送され、その原稿Gの画像が画像読取装置4によって光学的に読み取られる。
即ち、第1光学系ユニット47と第2光学系ユニット50が不図示のガイドレールに沿って副走査方向(図1の左右方向)に移動しながらコンタクトガラス4a上に載置された原稿Gを走査すると、第1光学系ユニット47のLED53から出射する光は導光板54の入光面54aから該導光板54内に入射する。この導光板54内に入射した光は導光板54を通過するが、第1の出光面54bから出射する光L1は原稿Gに直接向かい、第2の出光面54cから出射する光L2は反射板55にて反射した後に原稿Gに向かい、原稿Gはこれらの光L1,L2によって照射される。そして、これらの光L1,L2は原稿Gにて反射し、その反射光L3は、第1光学系ユニット47の第1反射ミラー46にて90°方向に反射した後、第2光学系ユニット50の第2反射ミラー48と第3反射ミラー49にて90°方向にそれぞれ反射し、結像レンズ51によって収束した後にCCD52に入射し、該CCD52によって読み取られて電気信号に変換される。
上述のようにして原稿Gの画像が画像読取装置4によって光学的に読み取られると、画像形成部5においては、感光ドラム9が不図示の駆動手段によって図1の矢印方向(時計方向)に回転駆動され、その表面が帯電器10によって所定の電位に一様に帯電される。そして、画像読取装置4から送信される電気信号に基づくレーザー光がレーザースキャナユニット15から出力されて感光ドラム9上に照射されると、該感光ドラム9上に静電潜像が形成される。そして、この感光ドラム9上に形成された静電潜像は、現像装置11によってトナーを用いて現像されてトナー像として可視像化される。
ところで、カセット給紙を行う場合、用紙収納部6の例えば給紙カセット16内に収容された用紙は、ピックローラ20によって最上位のものからピックアップされ、フィードローラ21とリタードローラ22によって1枚ずつ分離されて搬送ローラ25,26によって第1搬送経路路S1をレジストローラ28へと搬送される。そして、レジストローラ28においては、用紙は、一時待機状態とされた後、感光ドラム9上のトナー像に同期する所定のタイミングで画像形成部5へと供給される。
画像形成部5においては、感光ドラム9と転写ローラ12との間の転写ニップへと供給された用紙は、転写ローラ12によって感光ドラム9に押し付けられながら搬送されることによって、その表面(第1面)に感光ドラム9上のトナー像が転写される。そして、トナー像が転写された用紙は、定着装置29へと搬送され、この定着装置29の定着ローラ29aと加圧ローラ29b間の定着ニップを通過する過程で加熱及び加圧されてトナー像の定着を受ける。尚、用紙へのトナー像の転写後に感光ドラム9の表面に残留するトナー(転写残トナー)はクリーニング装置13によって除去され、表面が清掃された感光ドラム9は次の画像形成動作に備えられる。
而して、定着装置29にて表面にトナー像が定着された用紙は、フェースアップ排紙(FU排紙)が選択されている場合には、フラッパ34によってその搬送方向が決定され、用紙は第2搬送経路S2をそのまま排紙ローラ31に向かって搬送され、排紙ローラ31によって画像面を上にして不図示の排紙トレイへと排出される。
一方、フェースダウン排紙(FD排紙)又は両面画像モードが選択された場合には、フラッパ34が動作して用紙の搬送方向が切り換えられ、定着装置29を通過した用紙は横U字状の第3搬送経路S3を通って両面搬送ユニット8へと搬送される。
両面搬送ユニット8においては、反転コロ37は反転ローラ36から離間した状態で待機しており、用紙が両面搬送ユニット8に或る一定以上送られると、反転コロ37は反転ローラ36に圧接される。このように反転コロ37が反転ローラ36に圧接されると、反転ローラ36が正転されて用紙が送られてきた方向に引き込まれ、用紙が或る一定以上引き込まれると反転ローラ36が逆転されて用紙がスイッチバックされて反転搬送経路S3又は第4搬送経路S4へと送られる。即ち、フェースダウン排紙が選択されている場合には、フラッパ43によって用紙の搬送方向が反転搬送経路S3へと切り換えられ、用紙は画像面を下にした状態で排紙ローラ31によって不図示の排紙トレイへと排出される。
又、両面画像モードが選択されている場合には、フラッパ43によって用紙の搬送方向が第4面搬送経路S4の方向に切り換えられ、用紙は、再給紙ローラ38と反転コロ41及び搬送ローラ42によって第4搬送経路S4を画像面を上にして搬送され、第4搬送経路S4から第1搬送経路S1へと受け渡されることによって表裏が反転されて画像面を下にした状態でレジストローラ28へと送られる。そして、以後は前述と同様のプロセスを経て用紙の反対面(第2面)にトナー像が形成され、このトナー像が形成された用紙は、定着装置29によってトナー像の定着を受けた後に排紙ローラ対31によって不図示の排紙トレイへと排出され、該用紙の両面に画像が形成される。
尚、以上はカセット給紙を行う場合について説明したが、手差し給紙を行う場合には、バイパストレイ23上にセットされた用紙は、ピックローラ20によって最上位のものから1枚ずつピックアップされ、フィードローラ21とリタードローラ22によって1枚ずつ分離されて搬送ローラ24によって第1搬送経路S1をレジストローラ28へと搬送され、以後は前記と同様のプロセスを経て該用紙に画像が形成される。
而して、以上のプロセスを経て用紙に画像を形成する画像形成装置1に設けられた本発明に係る画像読取装置4においては、複数のLED53の発光によって該LED53が発熱するが、この熱は金属板56のLED53側の一端によって受けられ、この受けられた熱は金属板56内を導光板54の入光面54a側から出光面54b,54c側に向かって伝導する。そして、このように熱が金属板56を伝導する過程で導光板54全体が加熱されるため、導光板54の温度が入光面54a側から出光面54b,54c側に亘って略均一化される。
上述のように導光板54の全体が金属板56を伝導する熱に一様に温められると、該導光板54の入光面54a側と出光面54b,54c側との温度差が小さく抑えられてその副走査方向の温度分布が略均一化されるため、温度分布の不均一に伴う該導光板54の反りが防がれ、該導光板54に高い光透過性が確保される。そして、本発明に係る画像読取装置4においては、導光板54への熱の伝達を遮断する必要がなく、又、光は1種類の樹脂から成る導光板54を通過するために導光板54自体の設計が単純化し、技術的な困難やコストコストアップを招くことがない。
ところで、本実施の形態では、導光板54の上面の全面に金属板56を被着する構成を採用したが、図6に示すように、金属板56を導光板54の上面に被着することなく、その一端をLED53に近接配置し、他端を導光板54の出光面54b,54c側に近接又は接触させる構成を採用しても良い。このような構成によれば、LED53からの熱は金属板56の一端から受熱され、その熱が金属板56を他端側へと伝導して導光板54の出光面54b,54c側を加熱するため、該導光板54の入光面54a側と出光面54b,54c側との温度差が小さく抑えられてその副走査方向の温度分布が略均一化される。このため、温度分布の不均一に伴う導光板54の反りが防がれ、前記と同様の効果が得られる。
尚、図示しないが、熱伝導手段としての前記金属板56に加え、導光板54の少なくとも一部に熱伝導率の高い金属メッキ部を形成すれば、金属メッキ部の熱伝導効果によって導光板54全体の温度を一層効果的に均一化することができる。
尚、本実施の形態では、本発明を複合機及びこれに備えられた画像読取装置に対して適用した例について説明したが、本発明は、単体としての複写機、プリンタ、ファクシミリ等の他の任意の画像形成装置及びこれに備えられた画像読取装置に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 画像形成装置
2 画像形成装置本体
3 原原動原稿搬送装置
3a 原稿トレイ
4 画像読取装置
4a コンタクトガラス
5 画像形成部
6 用紙収納部
7 転写搬送ユニット
8 両面搬送ユニット
9 感光ドラム
10 帯電器
11 現像装置
12 転写ローラ
13 クリーニング装置
14 トナーホッパー
15 レーザースキャナユニット(LSU)
16〜19 給紙カセット
20 ピックローラ
21 フィードローラ
22 リタードローラ
23 バイパストレイ
24〜27 搬送ローラ
28 レジストローラ
29 定着装置
29a 定着ローラ
29b 加圧ローラ
30 搬送ローラ
31 排紙ローラ
32,33 搬送ローラ
34 フラッパ
35 中間トレイ
36 反転ローラ
37 反転コロ
38 再給紙ローラ
39,40 ローラ
41 搬送コロ
42 搬送ローラ
43 フラッパ
44 照学フレーム
45 照明部
46 第1反射ミラー
47 第1光学系ユニット
48 第2反射ミラー
49 第3反射ミラー
50 第2光学系ユニット
51 結像レンズ
52 CCD
53 LED(光源)
54 導光板
54a 導光板の入光面
54b 導光板の第1の出光面
54c 導光板の第2の出光面
55 反射板
56 金属板(熱伝導手段)
G 原稿
L1〜L3 光
S1 第1搬送経路
S2 第2搬送経路
S3 第3搬送経路
S3’ 反転搬送経路
S4 第4搬送経路

Claims (4)

  1. 光源と、該光源に対向する一端の入光面から入射する光を他端の出光面へと導く導光板を備え、該導光体の出光面から出射する光を原稿面に向けて照射する画像読取装置において、
    一端が前記光源を上方から覆うように該光源に接触又は近接して配置された熱伝導手段を設け、該熱伝導手段の他端を前記導光板の上面に沿って該導光板の出光面まで延ばして導光板の上面に接触又は近接させ
    前記熱伝導手段を金属板で構成し、該金属板を前記導光板の上面に被着することなく、その一端を前記光源に近接配置し、他端を前記導光板の出光面側の上面に近接又は接触させたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 光源と、該光源に対向する一端の入光面から入射する光を他端の出光面へと導く導光板を備え、該導光体の出光面から出射する光を原稿面に向けて照射する画像読取装置において、
    一端が前記光源を上方から覆うように該光源に接触又は近接して配置された熱伝導手段を設け、該熱伝導手段の他端を前記導光板の上面に沿って該導光板の出光面まで延ばして導光板の上面に接触又は近接させ、
    前記熱伝導手段として前記導光板の少なくとも一部に金属メッキ部を形成したことを特徴とする画像読取装置。
  3. 前記光源を前記導光板の入射面に沿って主走査方向に配列された複数のLEDで構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
  4. 請求項1〜の何れかに記載の画像読取装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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