JP5283438B2 - キッチン一体型階段部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、キッチン一体型階段部構造に関し、特に折曲り階段と対面式キッチン台とを含むキッチン一体型階段部構造に関する。
近年、住宅建築物等の建物においては、様々な設計手法が取り入れられており、例えば折曲り階段の踊り場部や、折返し階段の踊り場部を拡大したり中間床と連続させて、これらの踊り場部と同じ高さの中間床部分を、家事コーナー、趣味コーナー、もてなしのスペース、昼寝や瞑想等のスペース、書斎、図書・読書コーナー等として有効利用できるうようにした階段部の構造が種々開発されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
一方、近年、キッチンで調理をする者と、ダイニングで食事をする者とが、会話をしながら調理をしたり食事したりできるようにする対面式キッチンと呼ばれるキッチンが採用され、居住者の間でコミュニケーションの機会を増やす工夫がなされている。
特開平11−336344号公報 特開2000−73511号公報 特開2008−75429号公報
しかしながら、キッチン、ダイニング、及び階段は、何れも、複数の居住者が互いに接触し易いスペースであるにもかかわらず、キッチンやダイニングと、階段とは、互いに離れた部分に設けられる場合が多く、これらを一体化させて、居住者同士のコミュニケーションの機会をより多く創出できるようにする工夫はなされていないのが現状である。また、キッチンやダイニングと、階段とを一体化させて設けるには、例えば階段を昇降中の居住者が食事中の者の目に入ると、落ち着きのない状態になりやすいことから、このような事態に配慮した特別の工夫が必要である。
本発明は、キッチンやダイニングと階段部分との間で、居住者同士のコミュニケーションの機会を増やすことができると共に、キッチン、ダイニング、及び階段を効率良く屋内に配置することのできるキッチン一体型階段部構造を提供することを目的とする。
本発明は、踊り場部を挟んでL字形に垂直に折れ曲がるL字形状部分を含む折曲り階段と、該L字形状部分の下部階段からの突当り側に前記踊り場部を平面矩形状に拡幅して設けられるスキップフロアと、該スキップフロアと前記L字形状部分の上部階段との角部分から該上部階段に対して垂直外側に延設して設けられる対面式キッチン台とを含み、4方の外壁から離間した状態で設けられて、周囲に、キッチン、ダイニング、リビング、及びホールが配置されるキッチン一体型階段部構造であって、前記スキップフロアと前記上部階段との角部分と前記対面式キッチン台とは、角部仕切り壁によって仕切られていると共に、前記下部階段の外側及び前記角部仕切り壁に至るまでの前記スキップフロアの外側は、腰壁によって仕切られており、かつ前記スキップフロアの下方は、前記対面式キッチン台と対面して配置されるダイニングテーブルの一部を収納可能な高さを有する収納空間となっており、前記対面式キッチン台に面して、キッチンが設けられており、前記折曲り階段のL字形状部分の下部階段からの突当り側に面して、ダイニングが設けられていると共に、前記ダイニングテーブルが配置されており、前記下部階段の外側に沿った部分の前記スキップフロアの前記腰壁の下部には、壁面収容凹部が設けられていると共に、該壁面収容凹部が設けられた部分の前記腰壁に面してリビングが設けられており、前記下部階段の昇降口側に面して、ホールが設けられているキッチン一体型階段部構造を提供することにより、上記目的を達成したものである。
そして、本発明のキッチン一体型階段部構造は、前記L字形状部分の前記折曲り階段の内側が、内側仕切り壁によって仕切られていることが好ましい。
また、本発明のキッチン一体型階段部構造は、前記L字形状部分の前記折曲り階段の内側には、洗面台が設けられていることが好ましい。
さらに、本発明のキッチン一体型階段部構造は、前記上部階段の下方には、キッチン側から出入れ可能な収納庫が設けられていることが好ましい。
さらにまた、本発明のキッチン一体型階段部構造は、前記角部仕切り壁が、1階の床部から立設すると共に、吹抜け部を通過して2階部分の天井部に至る部分を含んで構成されていることが好ましい。
そして、本発明のキッチン一体型階段部構造によれば、折曲り階段の踊り場部を平面矩形状に拡幅してスキップフロアが設けられているので、このスキップフロアを例えばスタディコーナー、家事コーナー、趣味コーナー、書斎、図書・読書コーナー等として使用することにより、折曲り階段の途中に居住者が長時間居易くして、キッチンやダイニングに居る居住者とのコミュニケーションを容易に図れるようにすることが可能になる。
また、スキップフロアと上部階段との角部分と、対面式キッチン台とは角部仕切り壁によって仕切られているので、この角部仕切り壁の内側に対面式キッチン台のガスコンロ等の加熱器機や排気装置等を配置することにより、調理時の熱や煙等によってスキップフロアに居る居住者に悪影響を及ぼすことがないようにすることが可能になる。
さらに、下部階段の外側、及び角部仕切り壁に至るまでの踊り場を含むスキップフロアの外側は、腰壁によって仕切られているので、高さの低い腰壁の上方部分を介して、スキップフロアに居る居住者と、キッチンやダイニング等に居る居住者とが、直接顔を合わせながら、より親密なコミュニケーションをとることが可能になる。
さらにまた、スキップフロアの下方は、対面式キッチン台と対面して配置されるダイニングテーブルの一部を収納可能な高さを有する収納空間となっているので、例えば食事等をする居住者の人数や使用目的等に応じてダイニングでのダイニングテーブルの大きさ調整できるようにして、ダイニングの利便性を向上させることが可能になる。
また、本発明のキッチン一体型階段部構造によれば、折曲り階段のL字形状部分の内側を、内側仕切り壁によって仕切っておけば、この内側仕切り壁によって仕切られた外側のスペースを、水廻り部や居室部等として有効利用できると共に、こられらの水廻り部や居室部等のスペースを、階段やキッチンから効果的に遮った状態で配置することが可能になる。
さらに、本発明のキッチン一体型階段部構造によれば、折曲り階段のL字形状部分の内側に洗面台を設けておけば、折曲り階段の外側のスペースを洗面室として有効利用することが可能になる。
さらにまた、本発明のキッチン一体型階段部構造によれば、上部階段の下方には、キッチン側から出入れ可能な収納庫を設けておけば、この収納庫をキッチンに隣接するキッチン収容として用いることにより、キッチンの利便性を向上させることが可能になる。
また、本発明のキッチン一体型階段部構造によれば、下部階段の外側に沿った部分のスキップフロアの腰壁の下部に、壁面収容凹部が設けられているので、この壁面収容凹部を、例えば暖房器等を邪魔にならないように設置しておくためのスペースとして有効利用することが可能になる。
本発明のキッチン一体型階段部構造によれば、キッチンやダイニングと階段部分との間で、居住者同士のコミュニケーションの機会を増やすことができると共に、キッチン、ダイニング、及び階段を効率良く屋内に配置することができる。
本発明の好ましい一実施形態に係るキッチン一体型階段部構造10は、図1(a),(b)に示すように、建物として例えば2階建ての住宅建築物11において、中央部分よりもやや北寄りの部分に、4方の外壁から離間した状態で設けられる。本実施形態のキッチン一体型階段部構造10は、住宅建築物11の1階部分11a(図1(a))と2階部分11b(図1(b))との間で、折曲り階段12を介して居住者が昇降できるようにすると共に、当該キッチン一体型階段部構造10を中心として、これの周囲に、キッチン13、ダイニング14、リビング15、ホール16、洗面室17等を、効率良く配置できるようにするものである。
そして、本実施形態のキッチン一体型階段部構造10は、図2〜図4にも示すように、踊り場部18を挟んでL字形に垂直に折れ曲がるL字形状部分19を含む折曲り階段12と、L字形状部分19の下部階段19aからの突当り側に踊り場部18を平面矩形状に拡幅して設けられるスキップフロア20と、このスキップフロア20とL字形状部分19の上部階段19bとの角部分から上部階段19bに対して垂直外側に延設して設けられる対面式キッチン台21とを含み、スキップフロア20と上部階段19bとの角部分と対面式キッチン台21とは角部仕切り壁22によって仕切られていると共に、下部階段19aの外側、及び踊り場部18を含む角部仕切り壁22に至るまでのスキップフロア20の外側は、腰壁23a,23b,23cによって仕切られており、かつスキップフロア20の下方は、対面式キッチン台21と対面して配置されるダイニングテーブル24の一部を収納可能な、例えば80cm程度の高さを有する収納空間25となっている。
本実施形態によれば、住宅建築物11の1階部分11aの間取りとしては、図1(a)に示すように、南側に面した東側の角部分には、ポーチ26を介して出入可能な風除室27及び玄関28が設けられ、玄関28の北側には、ホール16が設けられている。ホール16の北側には、トイレ29、及び1階部分11aの北東の角部に配置される浴室30が設けられている。ホール16、玄関28、及び風除室27の西側には、リビング15が設けられており、リビング15の西側には、1階部分11aの南西の角部分に配置されてウッドデッキ31が設けられている。
そして、本実施形態では、リビング15及びウッドデッキ31の北側に配置されて、キッチン一体型階段部構造10が設けられており、これによってキッチン一体型階段部構造10のスキップフロア20の西側には、1階部分11aの西側の外壁との間にダイニング14が設けられると共に、キッチン一体型階段部構造10の対面式キッチン台21の北側には、1階部分11aの北西の角部分に配置されて、キッチン13が設けられる。また、キッチン一体型階段部構造10の折曲り階段12の北側及び東側には、浴室30やトイレ29との間に配置されて、洗面室17が設けられる。
キッチン一体型階段部構造10の折曲り階段12を介してホール16から昇降可能な住宅建築物11の2階部分11bの間取りとしては、図1(b)に示すように、折曲り階段12の昇降口の廊下31を挟んだ東側に、ブックコーナー32が設けられている。
なお、本実施形態では、キッチン一体型階段部構造10の折曲り階段12は、L字形状部分19の上部階段19bの上部が曲折階段部33となっており、この曲折階段部33の上端部と接続して、下部階段19aの北側に上部接続階段34が設けられており、この上部接続階段34を介して2階部分11bのフロアと接続されるようになっている。また、キッチン一体型階段部構造10の折曲り階段12及びスキップフロア20の上方は、2階部分11bの天井部に至る吹抜け部35となっており(図2参照)、この吹抜け部35の周囲を囲むようにして、2階部分11bには、吹抜け部腰壁36が設けられている。
本実施形態では、2階部分11bの吹抜け部35の南側には、廊下31を挟んで寝室37が設けられている。寝室37の東側部分には、上述のブックコーナー32の南側に配置されて、ウォークインクロゼット38が設けられており、ウォークインクロゼット38の南側には、2階部分11bの南東の角部に位置して、寝室37から出入り可能なバルコニー39が設けられている。
ブックコーナー32の北側には、2階部分11bの北東の角部に位置して、納戸40が設けられており、納戸40の西側には、廊下31を挟んで吹抜け部35の北側に位置して、2階トイレ41が設けられている。また、吹抜け部35の西側には、吹抜け部35の北側及び南側の廊下31の突き当り部分に配置されて、第1子供部屋42及び第2子供部屋43が、互いに出入り可能に設けられている。
そして、本実施形態では、上述のように、住宅建築物11の中央部分よりもやや北寄りの部分に、L字形状部分19を含む折曲り階段12と対面式キッチン台21とが一体となったキッチン一体型階段部構造10が設けられている。キッチン一体型階段部構造10には、図2〜図4に示すように、折曲り階段12のL字形状部分19の下部階段19aからの突当り側に、踊り場部18を平面矩形状に拡幅して、スキップフロア20が設けられている。またこのスキップフロア20とL字形状部分19の上部階段19bとの角部分から、上部階段19bに対して垂直外側に延設して、対面式キッチン台21が設けられている。
キッチン一体型階段部構造10を構成する折曲り階段12は、踊り場部18と、踊り場部18を挟んだL字形状部分19の下部階段19a及び上部階段19bと、上部階段19bの曲折階段部33の上端部と接続して、下部階段19aの折返し位置に配置される上部接続階段34とからなる(図1(a),(b)参照)。また、本実施形態では、L字形状部分19の折曲り階段12の内側は、1階の床部から立ち上がる内側仕切り壁44によって仕切られており、この内側仕切り壁44の内側には、洗面室17の洗面台45が設けられている(図1(a)参照)。
さらに、折曲り階段12の踊り場部18から、下部階段19aからの突当り側に張り出すようにして、平面矩形状のスキップフロア20が、踊り場部18と同じ高さ位置に中間床として設けられている。本実施形態では、スキップフロア20には、スタディテーブル46、椅子、本棚等が配置されていて、当該スキップフロア20を例えばスタディコーナーとして用いることができるようになっている。また下部階段19aの外側、及び角部仕切り壁22に至るまでの踊り場部とスキップフロア20の外側は、腰壁23a,23b,23cによって仕切られている。
ここで、踊り場部18及び下部階段19aの外側の腰壁23aは、踊り場部18の腰壁高さを基準にした同じ高さで、1階の床部から立設して正面視矩形形状に設けられている。下部階段19の外側に沿った延長上の部分においてスキップフロア20の外側に配置される腰壁23bは、踊り場部18及び下部階段19aの腰壁23aよりも厚さが厚く、1階の床部から立設して設けられていると共に、この腰壁23bのスキップフロア20よりも下方の部分の外壁面には、内側に窪んだ矩形形状の壁面収容凹部47が設けられている。下部階段19aからの突当り側にダイニング14に面して外側に配置される腰壁23cは、スキップフロア20よりも下方の部分が開口部となっており、これによってスキップフロア20の下方には、ダイニング14に配置されるダイニングテーブル24の一部を収納可能な高さを有する収納空間25が形成されることになる。
また、本実施形態では、ダイニング14に面する腰壁23cの内側面から、角部仕切り壁22のスキップフロア20に面した部分に亘って、L字平面形状のスタディテーブル46が取付けられていると共に、厚さの厚い腰壁23bの内側面のスキップフロア20よりも上方の部分には、当該内側面を凹状に窪ませて、整理棚48が設けられている。
スキップフロア20と上部階段19bとの角部分と、対面式キッチン台21とを仕切る角部仕切り壁22は、1階の床部から立設すると共に、吹抜け部35を通過して2階部分11bの天井部に至る部分を含んで構成されている。角部仕切り壁22のキッチン13に面した内側には、対面式キッチン台21のガスコンロ等の加熱器機49や排気装置50等が配置されている。また、角部仕切り壁22の上部階段19bに沿った部分と、内側仕切り壁44の上部階段19bに沿った部分との間には、上部階段19bの下方の空間を利用した収納庫51(図1(a)参照)が設けられており、この収納庫51は、キッチン13側から出入れ可能となっている。
そして、上述の構成を有する本実施形態のキッチン一体型階段部構造10によれば、キッチン13やダイニング14と階段部分との間で、居住者同士のコミュニケーションの機会を増やすことができると共に、キッチン13、ダイニング14、階段12等を効率良く屋内に配置することが可能になる。
すなわち、本実施形態によれば、折曲り階段12の踊り場部18を平面矩形状に拡幅してスキップフロア20が設けられているので、このスキップフロア20を例えばスタディコーナー等として使用することにより、折曲り階段12の途中に居住者が長時間居易くして、キッチン13やダイニング14に居る居住者とのコミュニケーションを容易に図れるようにすることが可能になる。
また、スキップフロア20と上部階段19bとの角部分と、対面式キッチン台21とは角部仕切り壁22によって仕切られているので、この角部仕切り壁22の内側に対面式キッチン台21のガスコンロ等の加熱器機49や排気装置50等を配置することにより、調理時の熱や煙等によってスキップフロア20に居る居住者に悪影響を及ぼすことがないようにすることが可能になる。
さらに、下部階段19aの外側、及び角部仕切り壁22に至るまでの踊り場18を含むスキップフロア20の外側は、腰壁23a,23b,23cによって仕切られているので、高さの低い腰壁23a,23b,23cの上方部分を介して、スキップフロア20に居る居住者と、キッチン13やダイニング14に居る居住者とが、直接顔を合わせながら、より親密なコミュニケーションをとることが可能になる。
さらにまた、スキップフロア20の下方は、対面式キッチン台21と対面して配置されるダイニングテーブル24の一部を収納可能な高さを有する収納空間25となっているので、例えば食事等をする居住者の人数や使用目的等に応じてダイニング14でのダイニングテーブル24の大きさ調整できるようにして、ダイニング14の利便性を向上させることが可能になる。
また、本実施形態によれば、折曲り階段12のL字形状部分19の内側が、内側仕切り壁44によって仕切られているので、この内側仕切り壁44によって仕切られた外側のスペースを、例えば洗面室17等として有効利用できると共に、洗面室17等のスペースを、階段12やキッチン13から効果的に遮った状態で配置することが可能になる。
さらに、本実施形態によれば、折曲り階段12のL字形状部分19の内側に洗面台45設けられているので、折曲り階段12の外側のスペースを洗面室17として有効利用することが可能になる。
さらにまた、本実施形態によれば、上部階段19bの下方には、キッチン13側から出入れ可能な収納庫51が設けられているので、この収納庫51をキッチン13に隣接するキッチン収容として用いることにより、キッチン13の利便性を向上させることが可能になる。
また、本実施形態によれば、厚さの厚いスキップフロア20の外側の腰壁23bの下部に、壁面収容凹部47が設けられているので、この壁面収容凹部47を、例えば暖房器52等を邪魔にならないように設置しておくためのスペースとして有効利用することが可能になる。
さらに、本実施形態によれば、キッチン一体型階段部構造10は、4方の外壁から離間した状態で、屋内の略中央部分に設けられているので、上述のように、このキッチン一体型階段部構造10を中心として、これの周囲に、折曲り階段12、キッチン13、ダイニング14、リビング15、ホール16、洗面室17等を、効率良く配置することが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、折曲り階段のL字形状部分の内側を、内側仕切り壁によって仕切る必要は必ずしも無く、L字形状部分の内側に、洗面台を設ける必要は必ずしもない。折曲り階段のL字形状部分の上部階段は、曲折階段部や上部接続階段を介することなく、直線状に延設して2階部分に直接接続するものであっても良い。
(a)は本発明の好ましい一実施形態に係るキッチン一体型階段部構造を備える建物の1階部分の間取り図、(b)は2階部分の間取り図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るキッチン一体型階段部構造の構成を説明する、図1(a)のA−Aに沿った要部略示断面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るキッチン一体型階段部構造の構成を説明する、図1(a)のB−Bに沿った要部略示断面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るキッチン一体型階段部構造の構成を説明する要部略示斜視図である。
符号の説明
10 キッチン一体型階段部構造
11 住宅建築物(建物)
11a 住宅建築物の1階部分
11b 住宅建築物の2階部分
12 折曲り階段
13 キッチン
14 ダイニング
15 リビング
17 洗面室
18 踊り場部
19 L字形状部分
19a 下部階段
19b 上部階段
20 スキップフロア
21 対面式キッチン台
22 角部仕切り壁
23a,23b,23c 腰壁
24 ダイニングテーブル
25 ダイニングテーブルの収納空間
35 吹抜け部
44 内側仕切り壁
45 洗面台
47 壁面収容凹部
51 収納庫

Claims (5)

  1. 踊り場部を挟んでL字形に垂直に折れ曲がるL字形状部分を含む折曲り階段と、該L字形状部分の下部階段からの突当り側に前記踊り場部を平面矩形状に拡幅して設けられるスキップフロアと、該スキップフロアと前記L字形状部分の上部階段との角部分から該上部階段に対して垂直外側に延設して設けられる対面式キッチン台とを含み、4方の外壁から離間した状態で設けられて、周囲に、キッチン、ダイニング、リビング、及びホールが配置されるキッチン一体型階段部構造であって、
    前記スキップフロアと前記上部階段との角部分と前記対面式キッチン台とは、角部仕切り壁によって仕切られていると共に、前記下部階段の外側及び前記角部仕切り壁に至るまでの前記スキップフロアの外側は、腰壁によって仕切られており、かつ前記スキップフロアの下方は、前記対面式キッチン台と対面して配置されるダイニングテーブルの一部を収納可能な高さを有する収納空間となっており、
    前記対面式キッチン台に面して、キッチンが設けられており、
    前記折曲り階段のL字形状部分の下部階段からの突当り側に面して、ダイニングが設けられていると共に、前記ダイニングテーブルが配置されており、
    前記下部階段の外側に沿った部分の前記スキップフロアの前記腰壁の下部には、壁面収容凹部が設けられていると共に、該壁面収容凹部が設けられた部分の前記腰壁に面してリビングが設けられており、
    前記下部階段の昇降口側に面して、ホールが設けられているキッチン一体型階段部構造。
  2. 前記L字形状部分の前記折曲り階段の内側は、内側仕切り壁によって仕切られている請求項1に記載のキッチン一体型階段部構造。
  3. 前記L字形状部分の前記折曲り階段の内側には、洗面台が設けられている請求項1又は2に記載のキッチン一体型階段部構造。
  4. 前記上部階段の下方には、キッチン側から出入れ可能な収納庫が設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載のキッチン一体型階段部構造。
  5. 前記角部仕切り壁は、1階の床部から立設すると共に、吹抜け部を通過して2階部分の天井部に至る部分を含んで構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載のキッチン一体型階段部構造。
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