JP2008202224A - 玄関構造 - Google Patents

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JP2008202224A
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JP2007036226A
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Etsuko Sato
悦子 佐藤
Ayako Ouchi
綾子 大内
Eriko Ohashi
絵里子 大橋
Masaki Niki
政揮 仁木
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

【課題】外部から玄関に入ってきた場合に、直ぐに手を洗うことができ、また、手洗いの習慣を子供につけさせることができる玄関構造を提供する。
【解決手段】玄関ホール17に洗面台22aを備えた洗面コーナ22が設けられ、前記玄関ホール17に隣接して部屋7が設けられ、この部屋7と前記玄関ホール17とを仕切る壁19に前記部屋7と玄関ホール17とを行き来するための開口部20が形成され、この開口部20に近接して前記洗面コーナ17が設けられているので、外部から玄関に入ってきた場合に、洗面コーナ22で直ぐに手を洗うことができ、また、手洗いの習慣を子供つけさせることができる。また、部屋7を子供部屋とすることによって、子供に手洗いをしてから自分の部屋に入るという習慣をつけさせることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、住宅等の建物に設けられる玄関構造に関する。
住宅等の建物の玄関は、例えば特許文献1に記載されるように、玄関土間とこの玄関ホールとを備えており、玄関ホールは居間等の居室に直接繋がるかあるいは廊下等を介して繋がっている。
特開2000−136642号公報
ところで、比較的幼い子供は庭や公園等で手が土等によって汚れる場合が多く、そのまま玄関から建物内に入ってくることが多い。この場合、子供は建物内に設けられた洗面所で手を洗うことができるが、玄関から洗面所の間で建物内の家具や壁等を汚してしまう場合ある。また、手を洗うことをつい忘れてしまうこともある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、外部から玄関に入ってきた場合に、直ぐに手を洗うことができ、また、手洗いの習慣を子供につけさせることができる玄関構造を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1に示すように、玄関ホール17に洗面台22aを備えた洗面コーナ22が設けられ、前記玄関ホール17に隣接して部屋7が設けられ、
この部屋7と前記玄関ホール17とを仕切る壁19に前記部屋7と玄関ホール17とを行き来するための開口部20が形成され、
この開口部20に近接して前記洗面コーナ17が設けられていることを特徴とする。
ここで、前記玄関ホール17には通路13や、住人の共有場所である居間等が接続され、玄関ホール17からは通常通路や居間等に出入りするようになっている。
請求項1に記載の発明によれば、玄関ホール17と部屋7とを仕切る壁19に形成された開口部20に近接して洗面コーナ22が設けられているので、外部から玄関に入ってきた場合に、洗面コーナ22で直ぐに手を洗うことができ、また、手洗いの習慣を子供つけさせることができる。また、部屋7を子供部屋とすることによって、子供に手洗いをしてから自分の部屋に入るという習慣をつけさせることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の玄関構造において、
前記玄関ホール17には、玄関土間23に対向する対向壁24が設けられており、この対向壁24の裏側に前記洗面コーナ22が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、玄関土間23に対向して設けられた対向壁24の裏側に洗面コーナ22が設けられているので、玄関土間23に訪れた来客の視線に対して洗面コーナ22を隠すことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の玄関構造において、
前記対向壁24は、前記開口部20が設けられた壁19と平行に設けられており、この壁19と対向壁24との間に前記洗面コーナ22が設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、開口部20が設けられた壁19と対向壁24との間に洗面コーナ22が設けられているので、玄関ホール17にある洗面コーナ22をある程度隔離した空間とすることができ、子供に集中して手洗いをさせることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の玄関構造において、
前記開口部20は引戸21によって開閉されるようになっていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、開口部20に近接して洗面コーナ22が設けられているが、この開口部20は引戸21によって開閉されるようになっているので、開口部20を開閉する際に洗面コーナ22に立つ住人が邪魔になったりすることがなく、スムーズに開口部20を開閉できる。
請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載の玄関構造において、
前記玄関ホール17に隣接してトイレ25が設けられており、
このトイレ25に玄関ホール17から出入りするための戸25aが、前記洗面コーナ22に対向して設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、トイレ25に出入りするための戸25aが、洗面コーナ22に対向して設けられているので、トイレ25を使用した住人は洗面コーナ22でも直ぐに手を洗うことができる。
本発明によれば、建物本体に設けられた第1部屋に通じる玄関ホールに、洗面台を備えた洗面コーナが設けられており、この玄関ホールに隣接して前記第1部屋より小さい第2部屋が設けられ、この第2部屋と前記玄関ホールとを仕切る壁に開口部が形成されており、この開口部に近接して前記洗面コーナが設けられているので、外部から玄関に入ってきた場合に、洗面コーナで直ぐに手を洗うことができ、また、手洗いの習慣を子供つけさせることができる。また、第2部屋を子供部屋とすることによって、子供に手洗いをしてから自分の部屋に入るという習慣をつけさせることができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係る玄関構造を備えた建物を示している。この建物は2階建てのものであり、建物本体1のほぼ中央部に、1階床から2階天井まで吹き抜ける吹抜け空間2が設けられている。吹抜け空間2は平面視において東西に長尺な長方形状のものであり、南北方向において建物本体2の中央部に設けられ、東西方向において略中央部で若干西側よりに設けられている。
建物本体1には、吹抜け空間2を南北に挟んで居室3とキッチン4とが設けられており、キッチン4の東側に隣接して食堂5が設けられている。キッチン4内の食堂5側には調理台6が設けられており、その上方は1階の天井まで空間となっている。したがって、キッチン4からは食堂5が見渡せるようになっている。
食堂5の東側に隣接して部屋7が設けられている。この部屋7と食堂5との間には3連の引戸8が設けられており、この引戸8を開けることによって、キッチン4から部屋7を見渡せるようになっている。部屋7は子供部屋として使用されており、キッチン4に立つ母親が部屋7の子供の様子を知ることができる。なお、引戸8は1階天井までの高さを有する大きなものである。
また、キッチン4および食堂5と、吹抜け空間2とは仕切られておらず、横方向に連続した空間となっている。
前記居室3はリビングとして使用される部屋であり、この居室3と吹抜け空間2との境界部には透明仕切壁10が設けられている。この透明仕切壁10は、厚さ10mmの透明な強化ガラス板で形成されたものであり、その上端部は1階天井まで達している。また、前記吹抜け空間2には、1階床から2階床にかけて直階段11が設けられている。この直階段の一方の側部には階段手摺11aが設けられており、他方の側部は前記透明仕切壁10に接している。
直階段11は鋼製の桁材を1階床と2階床とにかけ、この桁材に複数の段板を桁材の長手方向に所定間隔で取り付けたものであり、蹴込板は備えていない。階段手摺11は、フレームで形成されたもので、段板の端部に立設された手摺子と、手摺子の上端に取り付けられた棒状の手摺とで構成されている。したがって、キッチン4から直階段11を見ると、この直階段11、透明仕切壁10を通して居室3を見れるようになっている。
また、前記透明仕切壁10の西側の横には、吹抜け空間2と居室3とを行き来するための開口部12が設けられている。また、透明仕切壁10の東側の横には、食堂5と居室3との間に設けられた通路13から居室3に出入りするための開口部14が設けられている。
また、居室3の南側にある外壁には、掃出し窓15が設けられており、この掃出し窓15は透明仕切壁10に対向している。掃出し窓15は図3に示すように、1階の天井まで達する縦長の大きな引違い式の窓であり、居室3の南側の壁ほぼ全体に亙って設けられている。この掃出し窓15の外側には、テラス16が設けられている。
そして、上記のような構成の建物において、本発明に係る玄関構造は以下のように構成されている。
すなわち、前記通路13の東側に隣接して玄関ホール17が設けられており、この玄関ホール17の北側に隣接して子供部屋となる部屋7が設けられている。玄関ホール17と通路13とを仕切る壁18にはドア18aが設けられている。
また、玄関ホール17と部屋7とを仕切る壁19には、部屋7と玄関ホール17とを行き来するための開口部20が形成されており、この開口部20は引戸21によって開閉されるようになっている。
また、玄関ホール17の奥側(北側)には、洗面台22aを備えた洗面コーナ22が以下のようにして設けられている。
すなわち、玄関ホール17には、玄関土間23に対向して対向壁24が前記壁19と平行離間して設けられている。この対向壁24は前記壁18のドア18aが設けられた部位から玄関ホール17の中央部に向けて突出するものである。そして、この対向壁24と前記壁19との間に前記洗面コーナ22が設けられている。洗面コーナ22はドア等がないオープンな空間であり、その正面と両側面とが前記壁18、19、対向壁24によって囲まれている。
また、この洗面コーナ22は前記壁19に設けられた開口部20の西側に近接して設けられている。
さらに、玄関ホール17の東側に隣接してトイレ25が設けられており、このトイレ25に玄関ホール17から出入りするためのドア(戸)25aが、洗面コーナ22に対向して設けられている。
本実施の形態によれば、玄関ホール17と部屋7とを仕切る壁19に形成された開口部20に近接して洗面コーナ22が設けられているので、外部から玄関に入ってきた場合に、洗面コーナ22で直ぐに手を洗うことができ、また、手洗いの習慣を子供つけさせることができる。また、部屋7を子供部屋とすることによって、子供に手洗いをしてから自分の部屋に入るという習慣をつけさせることができる。
また、玄関土間23に対向して設けられた対向壁24の裏側に洗面コーナ22が設けられているので、玄関土間23に訪れた来客の視線に対して洗面コーナ22を隠すことができる。
さらに、開口部20が設けられた壁19と対向壁24との間に洗面コーナ22が設けられているので、玄関ホール17にある洗面コーナ22をある程度隔離した空間とすることができ、子供に集中して手洗いをさせることができる。
また、開口部20に近接して洗面コーナ22が設けられているが、この開口部20は引戸21によって開閉されるようになっているので、開口部20を開閉する際に洗面コーナ22に立つ住人が邪魔になったりすることがなく、スムーズに開口部20を開閉できる。
また、トイレ28に出入りするためのドア25aが、洗面コーナ22に対向して設けられているので、トイレ28を使用した住人は洗面コーナ22でも直ぐに手を洗うことができる。
本発明に係る玄関構造を備えた建物の1階の平面図である。
符号の説明
7 部屋
17 玄関ホール
19 壁
20 開口部
21 引戸
22 洗面コーナ
22a 洗面台
23 玄関土間
24 対向壁
25 トイレ
25a ドア(戸)

Claims (5)

  1. 玄関ホールに洗面台を備えた洗面コーナが設けられ、前記玄関ホールに隣接して部屋が設けられ、
    この部屋と前記玄関ホールとを仕切る壁に前記部屋と玄関ホールとを行き来するための開口部が形成され、
    この開口部に近接して前記洗面コーナが設けられていることを特徴とする玄関構造。
  2. 請求項1に記載の玄関構造において、
    前記玄関ホールには、玄関土間に対向する対向壁が設けられており、この対向壁の裏側に前記洗面コーナが設けられていることを特徴とする玄関構造。
  3. 請求項2に記載の玄関構造において、
    前記対向壁は、前記開口部が設けられた壁と平行に設けられており、この壁と対向壁との間に前記洗面コーナが設けられていることを特徴とする玄関構造。
  4. 請求項3に記載の玄関構造において、
    前記開口部は引戸によって開閉されるようになっていることを特徴とする玄関構造。
  5. 請求項3または4に記載の玄関構造において、
    前記玄関ホールに隣接してトイレが設けられており、
    このトイレに玄関ホールから出入りするための戸が、前記洗面コーナに対向して設けられていることを特徴とする玄関構造。
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