JPH11336344A - 住 宅 - Google Patents

住 宅

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JPH11336344A
JPH11336344A JP14163998A JP14163998A JPH11336344A JP H11336344 A JPH11336344 A JP H11336344A JP 14163998 A JP14163998 A JP 14163998A JP 14163998 A JP14163998 A JP 14163998A JP H11336344 A JPH11336344 A JP H11336344A
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JP
Japan
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landing
depth
house
study
space
Prior art date
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Pending
Application number
JP14163998A
Other languages
English (en)
Inventor
Maki Nishimura
真樹 西村
Hideki Kanouchi
秀樹 叶内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 住宅において、折り返し階段の踊り場を有効
に利用して部屋のように使用できるものにする。 【解決手段】 下階部分側の下部階段部31と上階部分
側の上部階段部32の間に踊り場33を有する折り返し
階段30を備える住宅であって、踊り場33の下部階段
部31及び上部階段部32側から向かって奥行きを広く
形成して、その奥行きが広くなった踊り場33を多目的
スペース36とする。具体的には、その奥行きが広くな
った踊り場33を机D及び椅子Cが設けられた書斎36
とする。また、奥行きが広くなった踊り場33の奥方を
吹き抜け29とする。さらに、踊り場33の広くなった
奥行き部分の下に凹所38を形成して、この凹所38
を、下階部分における小部屋19と合わせて書斎39と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下部階段部及び上
部階段部の途中に踊り場を有する折り返し階段を備える
住宅に関するものである。
【0002】
【背景の技術】住宅において、1階部分側の下部階段部
と2階部分側の上部階段部の間に踊り場を有する折り返
し階段を備えたものがある(例えば、特開平8−240
015号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の住宅に
おいては、折り返し階段の踊り場を人が行き来する際の
方向転換場所として用いていただけであり、このよう
に、踊り場本来の目的以外には利用されておらず、スペ
ースの有効利用が望まれる。
【0004】そこで、本発明の目的は、折り返し階段の
踊り場を有効に利用して部屋のように使用できる住宅を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明は、住宅であって、例えば、図2に
示すように、下階部分側の下部階段部31と上階部分側
の上部階段部32の間に踊り場33を有する折り返し階
段30を備える住宅であって、前記踊り場33の前記下
部階段部31及び上部階段部32側から向かって奥行き
を広く形成して、その奥行きが広くなった踊り場33を
多目的スペース36とした構成、を特徴としている。
【0006】ここで、下階と上階は、2階建て住宅の場
合、1階と2階であるが、3階建て住宅の場合には、1
階と2階でも2階と3階でも良い。また、1階から2
階、3階まで連通したものもある。折り返し階段30
は、木製でも鉄骨を含む金属製でもコンクリート(鉄筋
コンクリートを含む)製でも何でも良い。踊り場33の
奥行きを広くする寸法としては、例えば、その広くなっ
た奥行き部分に机を置いたり造り付けた状態でも、踊り
場33の通行に支障を来さない程度あれば良く、具体的
には、少なくとも基準寸法(:モジュール)の半分程
度は必要で、好ましくは1モジュール程あれば良い。例
えば、1=910mmのものがある。多目的スペース
36としては、例えば、机及び椅子がある書斎、書棚が
ある図書コーナー、さらに、椅子がある図書・読書コー
ナー等が挙げられる。
【0007】以上のように、請求項1記載の発明によれ
ば、折り返し階段30の奥行きが広くなった踊り場33
を多目的スペース36とした住宅なので、折り返し階段
30の踊り場33において、その奥行きを広くしたこと
により部屋のように使用でき、スペースを有効に利用で
きる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の住
宅であって、例えば、図3に示すように、前記奥行きが
広くなった踊り場33を机D及び椅子Cが設けられた書
斎36とした構成、を特徴としている。
【0009】このように、請求項2記載の発明によれ
ば、請求項1記載の奥行きが広くなった踊り場33に机
D及び椅子Cを設けて書斎36とした住宅なので、踊り
場33の奥行きを広くした部分に机D及び椅子Cを設け
たことにより、書斎33として使用できる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の住宅であって、例えば、図3に示すように、前記
奥行きが広くなった踊り場33の奥方を吹き抜け29と
した構成、を特徴としている。
【0011】このように、請求項3記載の発明によれ
ば、請求項1または2記載の奥行きを広くした踊り場3
3の奥方が吹き抜け29となっている住宅なので、踊り
場33による多目的スペースまたは書斎36において、
その奥方の吹き抜け29の存在により開放感を与えられ
る。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載の住
宅であって、例えば、図4に示すように、前記踊り場3
3の広くなった奥行き部分の下に凹所38を形成して、
この凹所38を前記下階部分における書斎39の一部と
した構成、を特徴としている。
【0013】このように、請求項4記載の発明によれ
ば、請求項3記載の踊り場33の広くした奥行き部分下
の凹所38が下階部分における書斎39の一部となって
いる住宅なので、例えば、その凹所38に机D及び椅子
Cを設けることにより、踊り場33下の凹所38を下階
の書斎39として使用できる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1記載の住
宅であって、例えば、図10に示すように、前記奥行き
が広くなった踊り場133の幅も広く形成して、その奥
行き及び幅がともに広くなった踊り場133をラウンジ
スペース136とした構成、を特徴としている。
【0015】このように、請求項5記載の発明によれ
ば、請求項1記載の奥行きに加え幅も広くなった踊り場
133をラウンジスペース136とした住宅なので、踊
り場133の奥行き及び幅ともに広くした部分にベンチ
139や観葉植物等を置いたりすることにより、くつろ
いだり休憩したりするラウンジスペース136として使
用できる。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項5記載の住
宅であって、例えば、図11に示すように、前記奥行き
及び幅がともに広くなった踊り場133の下に収納スペ
ース140を形成した構成、を特徴としている。
【0017】このように、請求項6記載の発明によれ
ば、請求項5記載の奥行き及び幅ともに広くなった踊り
場133の下を収納スペース140とした住宅なので、
奥行き及び幅ともに広くした踊り場133の上下を、ラ
ウンジスペース136と収納スペース140とにそれぞ
れ有効に使い分けできる。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項1、2、
5、または6記載の住宅であって、例えば、図8に示す
ように、前記奥行きが広くなった踊り場93を外壁側に
沿って配置して、その外壁側に面する部分に採光窓97
を設けた構成、を特徴としている。
【0019】このように、請求項7記載の発明によれ
ば、請求項1、2、5または6記載の奥行きが広くなっ
た踊り場93の外壁側に面する部分に採光窓97を設け
た住宅なので、書斎やラウンジスペース等の多目的スペ
ース96として使用する踊り場93に、昼間は側方等の
採光窓97から日光を採り入れて明るくできる。
【0020】請求項8記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5、6または7記載の住宅であって、例えば、
図10に示すように、前記奥行きが広くなった踊り場1
33の上方を覆う屋根側にトップライト138を設けた
構成、を特徴としている。
【0021】このように、請求項8記載の発明によれ
ば、請求項1、2、3、4、5、6または7記載の奥行
きが広くなった踊り場133の上方にトップライト13
8を設けた住宅なので、ラウンジスペース136や多目
的スペースとして使用する踊り場133において、昼間
は上方のトップライト138から日光を採り入れて明る
くしたり、夜間はトップライト138を通して夜空を見
上げたりできる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る住宅の実施
の各形態例を図1から図11に基づいて説明する。
【0023】<第1の実施の形態例>図1は本発明を適
用した第1の実施の形態例としての住宅を示すもので、
1階部分の間取り例を示した平面図であり、図2はその
1階部分に対応する2階部分の間取り例を示した平面図
である。この住宅において、1階部分の間取りは、図1
に示すように、玄関10、ホール11、客間12、廊下
13、食堂兼居間14、台所15、便所16、洗面所1
7、風呂場18、小部屋19で囲まれた中央部に折り返
し階段30を配したものである。2階部分の間取りは、
図2に示すように、折り返し階段30を中央として周囲
に、廊下20、ホール21、主寝室22、納戸23、洗
面所24、シャワー室25、子供室26,27、吹き抜
け29を配したものとなっている。
【0024】折り返し階段30は、下部階段部31と上
部階段部32の間に踊り場33を有するもので、この踊
り場33の各階段部31,32から向かった突き当たり
部が、図示のように、客間12と食堂兼居間14とを繋
ぐ小部屋19と、その上方の吹き抜け19に面してい
る。ここで、実施の形態例では、パネル工法によるプレ
ファブ住宅に適用したものであり、周知のように、壁パ
ネル及び折り返し階段30は基準寸法(:モジュー
ル)に従って建て込まれる。なお、1としては、91
0〜1000mm等、色々な寸法がある。そして、踊り
場33は、通常の踊り場に比べて、奥行きを、例えば、
0.4〜1m程度広くしたものとなっている。こうして
奥行きを広くした踊り場33には、食堂兼居間14側に
沿って手摺34が設けられるとともに、小部屋19に沿
って手摺35が設けられている。
【0025】本発明は、以上のように奥行きを広くした
踊り場33を多目的スペース36として使用するもので
あり、即ち、この実施の形態例では、図3に示したよう
に、サンルーム側の手摺35から一体に机Dを設けると
ともに、踊り場33上に椅子Cを置いて、書斎36とし
て使用する。また、客間12と食堂兼居間14とを繋ぐ
小部屋19には、踊り場33の突き当たりに面する壁面
に、一体に机Dを設けるとともに、床面上に椅子Cを置
いて、1階の書斎39として使用する。
【0026】以上の通り、折り返し階段30において、
踊り場33の奥行きを広くした突き当たり部分に机D及
び椅子Cを設けて、書斎36として使用することができ
る。そして、この踊り場33による書斎36は、その奥
方が吹き抜け29となっているので、開放感が得られ、
昼間は日射しを受けて明るくなる。また、このように書
斎36として使用する踊り場33の突き当たり下の小部
屋19も、机D及び椅子Cを設けて、1階の書斎39と
して使用することができる。なお、多目的スペースとし
ては、書斎36の他に、例えば、書棚を置いた図書コー
ナー、さらに、椅子を置いた図書・読書コーナーであっ
ても良い。
【0027】<変形例>図4は1階の書斎39の変形例
を示したもので、このように1階の書斎39として使用
する小部屋19において、書斎36として使用する踊り
場33の突き当たり下に凹所38を形成する。そして、
この凹所38において、その壁面に一体に机Dを設け
て、上面に照明器具Lを設けるとともに、床面上に椅子
Cを置いて、スペースを広くした書斎39としている。
【0028】<第2の実施の形態例>図5は本発明を適
用した第2の実施の形態例としての住宅を示すもので、
1階部分の間取り例を示した平面図であり、図6はその
1階部分に対応する2階部分の間取り例を示した平面図
である。この住宅において、1階部分の間取りは、図5
に示すように、玄関40、ホール41、客間42、食堂
兼居間43、台所44、家事室45、洗面所46、便所
47、風呂場48、勝手口49で囲まれた中央部に折り
返し階段60を配したものである。2階部分の間取り
は、図6に示すように、折り返し階段60を中央として
周囲に、ホール50、主寝室51、廊下52、子供室5
3,54、便所55、ライブラリー(勉強・学習スペー
ス)56、洗面所57、シャワー室58、納戸59、吹
き抜け69を配したものとなっている。
【0029】折り返し階段60は、下部階段部61と上
部階段部62の間の踊り場63の各階段部61,62か
ら向かった突き当たり部が、図示のように、2階の吹き
抜け69を挟んだ廊下52に面している。そして、踊り
場63は、通常の踊り場に比べて、奥行きを、例えば、
0.4〜1m程度広くしたものとなっている。こうして
奥行きを広くした踊り場63には、食堂兼居間43側に
沿って手摺64が設けられるとともに、吹き抜け69を
挟んだ廊下52に沿って手摺65が設けられている。
【0030】この第2の実施の形態例でも、前述した第
1の実施の形態例と同様、踊り場33を書斎等の多目的
スペース66として使用する。以上の通り、折り返し階
段60において、奥行きを広くした踊り場63を書斎等
の多目的スペース66として使用することができる。
【0031】<第3の実施の形態例>図7は本発明を適
用した第3の実施の形態例としての住宅を示すもので、
1階部分の間取り例を示した平面図であり、図8はその
1階部分に対応する2階部分の間取り例を示した平面図
である。この住宅において、1階部分の間取りは、図7
に示すように、玄関70、ホール71、廊下72、客間
73、食堂兼居間74、台所75、便所76、洗面所7
7、風呂場78、サンルーム79を有していて、玄関7
0の脇に折り返し階段90を配したものである。2階部
分の間取りは、図8に示すように、折り返し階段90を
上がった所から、ホール80、主寝室81、子供室8
2,83を有していて、折り返し階段90の脇にライブ
ラリー(勉強・学習スペース)84を配したものとなっ
ている。
【0032】折り返し階段90は、下部階段部91と上
部階段部92の間の踊り場93が、図示のように、外壁
により囲まれている。そして、踊り場93は、通常の踊
り場に比べて、奥行きを、例えば、0.4〜1m程度以
上広くしたものとなっている。こうして奥行きを広くし
た踊り場93には、その両側の外壁面に開口する採光窓
97,97が設けられている。
【0033】この第3の実施の形態例でも、前述した第
1及び第2の実施の形態例と同様、踊り場93を書斎等
の多目的スペース96として使用する。以上の通り、折
り返し階段90において、奥行きを広くした踊り場93
を書斎等の多目的スペース96として使用することがで
きる。そして、このように書斎等の多目的スペース96
として使用する踊り場93に、昼間は側方等の採光窓9
7から日光を採り入れて明るくすることができる。
【0034】<第4の実施の形態例>図9は本発明を適
用した第4の実施の形態例としての住宅を示すもので、
1階部分の間取り例を示した平面図であり、図10はそ
の1階部分に対応する2階部分の間取り例を示した平面
図である。この住宅において、1階部分の間取りは、図
9に示すように、玄関110、ホール111、台所11
2、食堂兼居間113、ホール114、老人室115、
サンルーム116、便所117、洗面所118、風呂場
119を有していて、食堂兼居間113に面して外壁側
に折り返し階段130を配したものである。2階部分の
間取りは、図10に示すように、折り返し階段130を
上がった所から、廊下120、子供室121,122、
主寝室123、書斎124、フリースペース125、便
所126を有していて、折り返し階段130の脇で廊下
120との間に吹き抜け129を配したものとなってい
る。
【0035】折り返し階段130は、図示のように、下
部階段部131と上部階段部132の間の踊り場133
と上部階段部132が、外壁面側に面していて、下部階
段部131側が吹き抜け129に面している。そして、
踊り場133は、通常の踊り場に比べて、奥行きを、例
えば、1(0.91〜1m)以上広くして、幅を、例
えば、1/2程度広くしたものとなっており、この踊
り場133の吹き抜け129に沿った部分に手摺134
が設けられている。なお、こうして踊り場133の幅を
広くした分だけ、下部階段部131と上部階段部132
の間に空間部が形成されて、図示例では、この空間部に
観葉植物が置かれている。さらに、以上の折り返し階段
130と外壁との間に沿って幅1/2程度の腰長押1
35を設けている。
【0036】以上によって、奥行き及び幅ともに広くし
た踊り場133が多目的スペース136となっており、
即ち、奥行き及び幅ともに広い踊り場133を利用した
ラウンジスペース136となっている。そして、腰長押
135を設けた部分には、その外壁面に開口する5個横
並びの採光窓137,137,137,…が設けられて
いる。また、踊り場133の上方の屋根部分には、2個
のトップライト138,138が設けられている。さら
に、踊り場133の突き当たり部分に沿ってベンチ13
9が設置されている。図示例では、このベンチ139と
吹き抜け129との間に観葉植物が置かれている。
【0037】また、以上の踊り場133の下は、図11
に示したように、収納スペース140となっている。こ
の収納スペース140は、食堂兼居間113に開口する
出入口141を有している。
【0038】以上の通り、折り返し階段130におい
て、その奥行き及び幅ともに広くした踊り場133にベ
ンチ139や観葉植物等を置いして、くつろいだり休憩
したりするラウンジスペース136として使用すること
ができる。また、この踊り場133によるラウンジスペ
ース136において、その片側の吹き抜け129の存在
によって、開放感が得られる。そして、このようにラウ
ンジスペース136として使用する踊り場133に、昼
間は側方等の採光窓137,137,137,…から日
光を採り入れて明るくすることができる。
【0039】さらに、この踊り場133によるラウンジ
スペース136によれば、昼間は上方のトップライト1
38,138から日光を採り入れて明るくすることがで
き、また、夜間はトップライト138,138を通して
夜空を見上げたりすることができる。そして、以上のよ
うに、ラウンジスペース136と使用できる奥行き及び
幅ともに広くした踊り場133の下を、収納スペース1
40として有効利用することができる。
【0040】なお、以上の実施の各形態例においては、
2階建て住宅としたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、3階建て住宅であっても良い。また、間取り
等も任意であり、その他、具体的な細部構造等について
も適宜に変更可能であることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
る住宅によれば、折り返し階段の踊り場において、その
奥行きを広くしたことによって、部屋のように使用する
ことができ、従って、スペースの有効利用を達成するこ
とができる。
【0042】請求項2記載の発明に係る住宅によれば、
踊り場の奥行きを広くした部分に机及び椅子を設けたこ
とによって、書斎として使用することができる。
【0043】請求項3記載の発明に係る住宅によれば、
請求項1または2記載の発明により得られる効果に加え
て、踊り場による多目的スペースまたは書斎において、
その奥方の吹き抜けの存在によって、開放感を与えるこ
とができるといった利点が得られる。
【0044】請求項4記載の発明に係る住宅によれば、
請求項3記載の発明により得られる効果に加えて、踊り
場下を凹所として下階の書斎に使用することができると
いった利点が得られる。
【0045】請求項5記載の発明に係る住宅によれば、
踊り場の奥行き及び幅ともに広くした部分にベンチや観
葉植物等を置いたりすることにより、くつろいだり休憩
したりするラウンジスペースとして使用することができ
る。
【0046】請求項6記載の発明に係る住宅によれば、
請求項5記載の発明により得られる効果に加えて、奥行
き及び幅ともに広くした踊り場の上下を、ラウンジスペ
ースと収納スペースとにそれぞれ有効に使い分けするこ
とができるといった利点が得られる。
【0047】請求項7記載の発明に係る住宅によれば、
請求項1、2、5または6記載の発明により得られる効
果に加えて、書斎やラウンジスペース等の多目的スペー
スとして使用する踊り場に、昼間は側方の採光窓から日
光を採り入れて明るくすることができるといった利点が
得られる。
【0048】請求項8記載の発明に係る住宅によれば、
請求項1、2、3、4、5、6または7記載の発明によ
り得られる効果に加えて、多目的スペースやラウンジス
ペースとして使用する踊り場において、昼間は上方のト
ップライトから日光を採り入れて明るくしたり、夜間は
トップライトを通して夜空を見上げたりすることができ
るといった利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態例としての
住宅を示すもので、1階部分の間取り例を示した平面図
である。
【図2】図1の1階部分に対応する2階部分の間取り例
を示した平面図である。
【図3】図1及び図2の階段部分と吹き抜け部分の概略
構成を示した側面図である。
【図4】図3の変形例を示した概略側面図である。
【図5】本発明を適用した第2の実施の形態例としての
住宅を示すもので、1階部分の間取り例を示した平面図
である。
【図6】図5の1階部分に対応する2階部分の間取り例
を示した平面図である。
【図7】本発明を適用した第3の実施の形態例としての
住宅を示すもので、1階部分の間取り例を示した平面図
である。
【図8】図7の1階部分に対応する2階部分の間取り例
を示した平面図である。
【図9】本発明を適用した第4の実施の形態例としての
住宅を示すもので、1階部分の間取り例を示した平面図
である。
【図10】図9の1階部分に対応する2階部分の間取り
例を示した平面図である。
【図11】図9の踊り場下の収納スペースを示した平面
図である。
【符号の説明】
19 小部屋 29 吹き抜け 30 折り返し階段 31 下部階段部 32 上部階段部 33 踊り場 35 突き当たりの手摺 36 多目的スペース(書斎) 38 凹所 39 書斎 60 折り返し階段 61 下部階段部 62 上部階段部 63 踊り場 65 突き当たりの手摺 66 多目的スペース(書斎) 90 折り返し階段 91 下部階段部 92 上部階段部 93 踊り場 96 多目的スペース(書斎) 97 採光窓 113 食堂兼台所 130 折り返し階段 131 下部階段部 132 上部階段部 133 踊り場 134 片側の手摺 135 腰長押 136 多目的スペース(ラウンジスペース) 137 採光窓 138 トップライト 139 ベンチ 140 収納スペース 141 出入口

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下階部分側の下部階段部と上階部分側の上
    部階段部の間に踊り場を有する折り返し階段を備える住
    宅であって、 前記踊り場の前記下部階段部及び上部階段部側から向か
    って奥行きを広く形成して、 その奥行きが広くなった踊り場を多目的スペースとした
    こと、を特徴とする住宅。
  2. 【請求項2】前記奥行きが広くなった踊り場を机及び椅
    子が設けられた書斎としたこと、を特徴とする請求項1
    記載の住宅。
  3. 【請求項3】前記奥行きが広くなった踊り場の奥方を吹
    き抜けとしたこと、を特徴とする請求項1または2記載
    の住宅。
  4. 【請求項4】前記踊り場の広くなった奥行き部分の下に
    凹所を形成して、 この凹所を前記下階部分における書斎としたこと、を特
    徴とする請求項3記載の住宅。
  5. 【請求項5】前記奥行きが広くなった踊り場の幅も広く
    形成して、 その奥行き及び幅がともに広くなった踊り場をラウンジ
    スペースとしたこと、を特徴とする請求項1記載の住
    宅。
  6. 【請求項6】前記奥行き及び幅がともに広くなった踊り
    場の下に収納スペースを形成したこと、を特徴とする請
    求項5記載の住宅。
  7. 【請求項7】前記奥行きが広くなった踊り場を外壁側に
    沿って配置して、 その外壁側に面する部分に採光窓を設けたこと、を特徴
    とする請求項1、2、5または6記載の住宅。
  8. 【請求項8】前記奥行きが広くなった踊り場の上方を覆
    う屋根側にトップライトを設けたこと、を特徴とする請
    求項1、2、3、4、5、6または7記載の住宅。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010007413A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Sumitomo Forestry Co Ltd キッチン一体型階段部構造
JP2013064234A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Daiwa House Industry Co Ltd 住宅
JP2015083754A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 旭化成ホームズ株式会社 建物
CN105804433A (zh) * 2016-05-12 2016-07-27 西南民族大学 一种适于高建筑密度过渡安置区的促进邻里交往的板房

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