JPH0828069A - 住 宅 - Google Patents
住 宅Info
- Publication number
- JPH0828069A JPH0828069A JP16548694A JP16548694A JPH0828069A JP H0828069 A JPH0828069 A JP H0828069A JP 16548694 A JP16548694 A JP 16548694A JP 16548694 A JP16548694 A JP 16548694A JP H0828069 A JPH0828069 A JP H0828069A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- entrance
- roof balcony
- staircase
- house
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
空間を一階と二階とに分けた場合に、それぞれが独立し
てその居住空間に通じる玄関を持て、これにより互いの
プライバシーを守ることができる住宅を提供する。 【構成】 一階に配設されて建物本体1aの一階内に通
じる第一の玄関3と、二階に配設されたルーフバルコニ
ー21と、一階に配設された階段口玄関18と、この階
段口玄関18からルーフバルコニー21に通じる階段1
9と、ルーフバルコニー21に面して設けられ、かつ階
段19から離れた位置に設けられて建物本体1aの二階
内に通じる第二の玄関24と、建物本体1a内に設けら
れて建物本体の一階と二階とを通じさせる内階段13
と、を備えた住宅。
Description
のに好適な住宅に関する。
までが同居する家族構成が多く見られ、住宅においても
基本的に一世帯のみが生活できるような設計がなされて
いた。ところが、近年では地価の高騰により資金的に住
宅建設が困難になっている点、若夫婦が共働きする傾向
にある点、老夫婦の高齢化がますます進み点などから、
老夫婦と若夫婦、さらにはその子供というような二世帯
が同居するいわゆる多世帯型に戻りつつあり、当然住宅
においても親・子.孫が同居する三世代住宅と呼ばれる
ような多世帯型の設計が採用される傾向になりつつあ
る。
宅にあっては、通常老夫婦に階段の昇り降りの負担をな
くすため一階に老夫婦が主に居住し、二階あるいはそれ
以上に若夫婦およびその子供が主に居住するといった形
態が採られている。また、このような住宅にあっては、
玄関を建物本体の一階にのみ設け、この玄関を老夫婦、
若夫婦、さらにはその子供が共通で使用するのが普通で
ある。
たような二世帯が同居する住宅にあっては以下に述べる
不都合がある。一般に老夫婦と若夫婦とではその生活パ
ターンが異なっており、例えば若夫婦、特に若主人はそ
の帰宅が遅くなりがちとなることから老夫婦がすでに寝
入っている時間に帰宅するといったことがあり、その場
合には一階の玄関から入って二階にいくまでの間、老夫
婦が目をさまさないようにと気をつかわなくてはならな
い。
関係も異なり、ときには自分たちだけでなく客にも気を
つかわせたくない場合などがあるものの、玄関を共通で
使用している以上は出入りの際などに偶然客とあってし
まうことがある。さらに、近年では、玄関やその外側に
ある前庭などはその住宅の象徴的な要素であることか
ら、当然世帯主の個性を主張できるようなものにしたい
との要望がなされるようになってきているが、老夫婦と
若夫婦とが玄関を共通で使用している以上はそれがかな
え難く、両夫婦の要望を共に採り入れることができない
といった不満がある。
で、その目的とするところは、例えば老夫婦と若夫婦と
がその主に居住する空間を一階と二階とに分けた場合
に、それぞれが独立してその居住空間に通じる玄関を持
て、これにより互いのプライバシーを守ることができる
住宅を提供することにある。
記載の住宅では、一階に配設されて建物本体の一階内に
通じる第一の玄関と、二階に配設されたルーフバルコニ
ーと、一階に配設された階段口玄関と、この階段口玄関
から前記ルーフバルコニーに通じる階段と、該ルーフバ
ルコニーに面して設けられ、かつ前記階段から離れた位
置に設けられて建物本体の二階内に通じる第二の玄関
と、建物本体内に設けられて該建物本体の一階と二階と
を連通せしめる内階段と、を具備してなることを前記課
題の解決手段とした。請求項2記載の住宅では、建物本
体のルーフバルコニーに面する外壁に透明ガラスを有し
た窓が設けられたことを前記課題の解決手段とした。請
求項3記載の住宅では、ルーフバルコニーが車庫の上に
設けられてなることを前記課題の解決手段とした。
て建物本体の一階内に通じる第一の玄関と、二階のルー
フバルコニーに面し、かつ建物本体の二階内に通じる第
二の玄関とを備え、第二の玄関に、ルーフバルコニー、
階段、階段口玄関を順次連続させているので、これらル
ーフバルコニー、階段、階段口玄関を通ることにより、
前記第一の玄関を通ることなく直接第二の玄関から外に
出入りすることが可能になる。また、特に第二の玄関が
ルーフバルコニーを通って出入りするようになっている
ことから、該ルーフバルコニーが二階を主な居住空間と
する者にとって前庭として機能するものとなる。
ルーフバルコニーに面する外壁に透明ガラスを有した窓
が設けられていることから、前述したごとくルーフバル
コニーを前庭としてここに観葉植物など草木を配した場
合に、建物本体から前記窓を介してルーフバルコニー上
の前庭を観賞することが可能になる。またこの場合、前
記窓が二階に配置されていることから、外からこの窓を
介して建物本体内を見られる度合いが少なくなる。請求
項3記載の住宅によれば、ルーフバルコニーが車庫の上
に設けられていることから、車庫の天井高を低くするこ
とができることによりルーフバルコニーの位置も低くす
ることができ、これにより階段口玄関からルーフバルコ
ニーに通じる階段の高さを通常に二階に通じる階段に比
べ低くすることが可能になる。
示す一階平面図であり、これらの図において符号1は住
宅である。この住宅1は、図1に示すように二階建ての
もので、建物本体1aの一階を主に老夫婦が使用し、二
階を主に若夫婦とその子供が使用する間取りに構成され
た、いわゆる二世帯住宅と呼ばれるものである。
て建物本体1aの一階内に通じる第一の玄関3が配設さ
れ、この第一の玄関3にはホール4、廊下5が続いてい
る。そして、ホール4にはその一方の側に仕事場6が続
けられて配設され、また、廊下5には前記仕事場6に隣
り合うようにして和室7が続けられて配設されている。
さらに、廊下5をはさんで和室7と反対の側には通路8
が設けられ、この通路8には該通路8に面して便所9が
配設されている。また、廊下5の前記和室7と反対の側
には、通路8とは別に洗面所10、浴室11が順次続い
て配設されている。また、廊下5の、ホール4と反対の
側には居間12が配設され、この居間12には一階から
二階に通じる内階段13が配設されている。また、内階
段13の上り口近傍にはミニキッチン14が配設され、
さらに居間12の奥側には寝室15が配設されている。
ール16が配設され、さらにこの階段ホール16の側方
には車庫17が配設されている。階段ホール16の一階
には、第一の玄関3の斜め横に階段口玄関18が配設さ
れ、また、その内部には一階から二階に通じる階段19
が配設されている。なお、階段口玄関17には二階の居
住空間に通じるインターホン(図示略)が設けられてお
り、これによって来訪者が二階に居る者と通話できるよ
うになっている。また、階段19の二階踊り場の下側に
は収納部20が配設されている。また、車庫17にはそ
の階段ホール16側に、前記通路8に通じるドア部20
が設けられており、これによって車庫17内からの住宅
1内への出入りが第一の玄関3を通ことなく直接できる
ようになっている。
の上にルーフバルコニー21が形成されており、このル
ーフバルコニー21には前記階段ホール16の階段19
から出入口22を通って直接入れるようになっている。
また、このルーフバルコニー21は、車庫17の外壁が
立ち上がって形成された塀23に囲まれており、これに
よって落下が防止されるとともに、外側からの目隠しが
なされている。また、建物本体1aの二階には、前記階
段ホール16の出入口22から離れた位置に、ルーフバ
ルコニー21に面して第二の玄関24が配設されてい
る。なお、ルーフバルコニー21には観葉植物などの草
木や花などが置かれあるいは植えられており、これによ
ってルーフバルコニー21は前庭として機能し、階段ホ
ール16の出入口22と第二の玄関24との間、実質的
に前庭を通って出入りする感覚となる。
いてダイニングキッチン25が配設されている。このダ
イニングキッチン25は、そのダイニング25a側がル
ーフバルコニー21に面して配置されており、また、そ
のルーフバルコニー21とダイニング25aとの境界部
となる外壁には透明ガラスをはめ込んでなる窓26が設
けられている。このような構成により、ダイニング25
aからは前庭として機能しているルーフバルコニー21
を窓26を通して、あるいは天気の日などでは窓26を
開けて直接見ることができ、生活に有機的で潤いのある
感覚がもたらされる。
ン25b側に前記内階段13の降り口が設けられ、また
ダイニング25a側には居間27に続くスキップ階段2
8が設けられている。居間27の、キッチン25b側に
は子供部屋29が配設され、前記ルーフバルコニー21
側には通路29を介して主寝室30が配設されている。
また、居間27と主寝室30との間には、通路29に続
いて洗面所31、便所32、浴室33、物干し場34が
配設されている。
(第一の玄関3)とは別に二階の玄関(第二の玄関2
4)を設けたので、例えば若主人が深夜に帰宅しても老
夫婦の居住空間を通ることなく直接若夫婦の居住空間に
入ることができ、したがって寝入った老夫婦の目を覚さ
せてしまうといった不都合がなくなる。すなわち、この
ような住宅1によれば、一階においては老夫婦がほとん
ど独立した状態で生活することができ、一方二階におい
ては若夫婦とその子供がやはり独立した状態で生活する
ことができるようになっているのである。もちろん、内
階段13によってお互いに行き来できるようになってい
るため、お互いにコミュニケーションをとりあうことが
でき、したがって互いのプライバシーを守った範囲にお
いて家族としての生活が営めるようになっている。
に入る際、階段口玄関18、階段19を通った後ルーフ
バルコニー21を通るとき、ルーフバルコニー21に草
木などがありこれが前庭として機能していることから、
単に階段伝いで二階に上がったといただけでなく、有機
的で潤いのある感覚がもてるようになる。さらに、例え
ばセールスマンや親交のほとんどない来訪者に対して
は、階段口玄関18にあるインターホンを受け、自分は
内階段13を通って一階に降り、第一の玄関3で応対す
ることができることから、来訪者にルーフバルコニー2
1を見せなくてすみ、これにより若夫婦世帯のプライバ
シーを守ることができる。
て前庭として機能しているルーフバルコニー21を見る
ことができることから、食事なども緑の見える環境の中
でとることができ、一層生活に潤い感がもたらされる。
また、ルーフバルコニー21が車庫17の上に設けられ
ていることから、車庫17の天井高を低くすることがで
きることによりルーフバルコニーの位置も低くすること
ができ、これにより階段口玄関18からルーフバルコニ
ー21に通じる階段19の高さを通常に二階に通じる階
段に比べ低くすることができ、したがって第二の玄関2
4に出入りする際の階段の昇り降りの負担を軽減するこ
とができる。
項1記載の住宅は、一階に配設されて建物本体の一階内
に通じる第一の玄関と、二階のルーフバルコニーに面
し、かつ建物本体の二階内に通じる第二の玄関とを備
え、第二の玄関に、ルーフバルコニー、階段、階段口玄
関を順次連続させたものであるから、これらルーフバル
コニー、階段、階段口玄関を通ることによって前記第一
の玄関を通ることなく直接第二の玄関から外に出入りす
ることができ、したがって一階と二階とでそれぞれに独
立した生活環境を作ることができ、また、当然それぞれ
の玄関をその世帯主の好みに応じた構えにすることがで
きる。また、例えばルーフバルコニーに草木などを置き
あるいは植えてこれを前庭として機能させることによ
り、二階を主な居住空間とする者にとっては第二の玄関
を出入りする際有機的で潤いのある感覚がもてるように
なる。
バルコニーに面する外壁に透明ガラスを有した窓が設け
られたものであるから、前述したごとくルーフバルコニ
ーを前庭としてここに草木などを配した場合に、建物本
体から前記窓を介してルーフバルコニー上の前庭を観賞
することができ、したがって食事なども緑の見える環境
の中でとることができ、一層生活に潤い感がもてるよう
になる。請求項3記載の住宅によれば、ルーフバルコニ
ーが車庫の上に設けられていることから、車庫の天井高
を低くすることができることによりルーフバルコニーの
位置も低くすることができ、これにより階段口玄関から
ルーフバルコニーに通じる階段の高さを通常に二階に通
じる階段に比べ低くすることができ、したがって第二の
玄関に出入りする際の負担を軽減することができる。
す斜視図。
一階平面図。
二階平面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 一階に配設されて建物本体の一階内に通
じる第一の玄関と、二階に配設されたルーフバルコニー
と、一階に配設された階段口玄関と、この階段口玄関か
ら前記ルーフバルコニーに通じる階段と、該ルーフバル
コニーに面して設けられ、かつ前記階段から離れた位置
に設けられて建物本体の二階内に通じる第二の玄関と、
建物本体内に設けられて該建物本体の一階と二階とを連
通せしめる内階段と、を具備してなることを特徴とする
住宅。 - 【請求項2】 請求項1記載の住宅において、前記建物
本体のルーフバルコニーに面する外壁に透明ガラスを有
した窓が設けられたことを特徴とする住宅。 - 【請求項3】 請求項1記載の住宅において、前記ルー
フバルコニーが車庫の上に設けられてなることを特徴と
する住宅。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16548694A JPH0828069A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 住 宅 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16548694A JPH0828069A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 住 宅 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0828069A true JPH0828069A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=15813322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16548694A Pending JPH0828069A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 住 宅 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0828069A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH112033A (ja) * | 1997-06-11 | 1999-01-06 | Sekisui House Ltd | 多世帯住宅 |
JP2006328877A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Misawa Homes Co Ltd | 建物 |
-
1994
- 1994-07-18 JP JP16548694A patent/JPH0828069A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH112033A (ja) * | 1997-06-11 | 1999-01-06 | Sekisui House Ltd | 多世帯住宅 |
JP2006328877A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Misawa Homes Co Ltd | 建物 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040907 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20041108 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050405 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20050602 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050726 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |