JP3044206U - 内庭部付き集合住宅 - Google Patents

内庭部付き集合住宅

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JP3044206U JP1997004329U JP432997U JP3044206U JP 3044206 U JP3044206 U JP 3044206U JP 1997004329 U JP1997004329 U JP 1997004329U JP 432997 U JP432997 U JP 432997U JP 3044206 U JP3044206 U JP 3044206U
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浩 斎藤
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和広住研株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マンション等の集合住宅において、玄関廻り
をより快適なものにすることができる内庭部付き集合住
宅を提供する。 【解決手段】 多層構造の集合住宅において、共用通路
に面した玄関ドアの内側に形成され内庭部であって、平
面の縦寸法及び横寸法が1,800mm以上に形成され
防水処理された床、水道設備、エル・ディー・ケー(L
DK)に近い側に形成された格子戸、及び、トイレ、洗
面所又は浴室などの水廻りの領域と隣接する部分に形成
された窓を含む内庭部、を備えた内庭部付き集合住宅で
ある。また、前記格子戸は、木製の引き戸であるのがよ
い。さらに、前記床は、土又は人工土が敷設され、植物
が生育できるようになっているのがよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、マンション等の多層集合住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来のマンション等の多層集合住宅の一例を示すための図である。図3 に示すように、従来のマンション等の多層集合住宅では、各住宅毎に、共用通路 1に面したスチール製などの金属製の玄関ドア2が設けられている。この玄関ド ア2を開けると、玄関3があり、そこから通路を通ってエル・ディー・ケー(L DK)4や各部屋8,9,10や浴室、トイレ、洗面所などに行けるようになっ ている。なお、図3において、7はバルコニー(又はベランダ)、55,56は 建物の構造体となる鉄骨柱などの躯体柱、4aはエル・ディー・ケー(LDK) 4の共用通路1に面した壁、5は腰上の高さの窓、6はこの窓5と対向する位置 に備えられ外部からの侵入を防止するためのフェンス(例えば、鉄格子など)で ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、図3に示すような従来の典型的な集合住宅の玄関では、玄関ドア2 を開けて玄関3に入り、そこから各部屋4,8,9,10や浴室、トイレ、洗面 所などに行くようになっているが、通常の一戸建住宅(道路から入るとまず門扉 があり、それを開けて玄関前の中庭を通り抜けて、格子戸などから成る玄関ドア を開け、玄関の中に入るようになっている)と比べると、玄関ドア1が情緒がな く味気無いスチール製のドアであること、玄関3の面積が極めて狭く靴を脱ぎ置 くスペースもままならないこと、玄関の床が単なる土間コンクリートで味気無い ことなどから、一戸建住宅に比べて生活の潤いや風情が得にくいという問題があ る。
【0004】 また、従来の集合住宅では、スペースの効率的利用と水道設備の効率運用など の理由から、玄関3の周囲に、エル・ディー・ケー(LDK)4の台所、浴室、 トイレ、及び洗面所などの水廻り設備を集中的に配置することが多いが、そのた め、前記の台所、浴室、トイレ、及び洗面所などの水廻り設備の近くに採光や通 風を確保するための窓を配置することが難しいという問題がある。
【0005】 本考案はこのような従来技術の課題に着目してなされたもので、マンション等 の集合住宅においても、通常の一戸建住宅と同様の生活の潤いを得ることができ る内庭部付き集合住宅を提供することを目的としている。
【0006】 また、本考案は玄関の周囲に配置された水廻り設備の場所に十分な採光と通風 を与えることができる内庭部付き集合住宅を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上のような課題を解決するための本考案による内庭部付き集合住宅は、共用 通路に面した金属製ドア、この金属製ドアの内側に形成され内庭部であって、平 面の縦寸法及び横寸法が1,800mm以上となるように形成されており、防水 処理された床と、水道設備とを備え、従来の一戸建住宅の玄関前の庭とほぼ同じ 機能を有する内庭部、この内庭部の居室に通じる位置に設けられた内玄関用格子 戸、及び、前記内庭部から前記格子戸を通過して居室に通じる位置に形成されて おり、平面の縦寸法及び横寸法が1,200mm以上となるように形成されてお り、従来の玄関とほぼ同じ機能を有する内玄関部、を備えたものである。
【0008】 また、本考案による内庭部付き集合住宅では、前記内庭部は、その、台所、ト イレ、洗面所又は浴室などの水廻りの領域と隣接する部分に、窓が形成されてい る。
【0009】 また、本考案による内庭付き集合住宅では、前記内玄関部は、その床の高さが 、エル・ディー・ケー(LDK)などの部屋の床よりも低く形成されている。
【0010】 また、本考案による内庭付き集合住宅では、前記内玄関部は、その床が、土間 コンクリート又はタイル張りにより土足で入れるように形成されているのがよい 。
【0011】 また、本考案による内庭部付き集合住宅では、前記格子戸は、木製の引き戸で あることが望ましい。
【0012】 さらに、前記内庭部付き集合住宅では、前記内庭部は、その床に土又は人工土 が敷設され、植物が生育できるようになっていることが望ましい。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態を図1に基づいて説明する。図1において、11は共 同使用のエレベータ、12は共同使用の階段、13はマンション内の住民などが 自由に通過できる共用通路(ホール)、61は各住宅の内部に入るための玄関を 含む内庭部(グリーティングヤード)、60はスチールなどの金属製ドア、16 は前記玄関14の図示南西側に隣接するエル・ディー・ケー(LDK)、17は 前記LDK16の図示北西側に隣接する洋間、18は前記LDK16の図示南西 側に隣接する和室、62は内庭部61に隣接する洗面所、63は洗面所62に隣 接する浴室、64はトイレ、65は内庭部61と格子戸66を介して隣接する内 玄関部、67はこの内玄関部65からエル・ディー・ケー(LDK)16などの 各部屋に行くための屋内廊下、である。
【0014】 なお、図1において、19は前記LDK16の北側に形成されたサービスヤー ド、20はこのサービスヤード19の北側の壁に形成された窓、21はこの窓2 0と対向して設けられた鉄格子などのフェンス21(又は、手動又は電動のシャ ッター)、22は前記サービスヤード19の図示南側の壁に設けられ前記LDK 16に通じる開閉自在の窓、24は前記洋間17の共用通路13に面した北側の 壁に設けられた高さが腰上の窓である。また、図1において、30はLDK16 の南側に設けられたサンルーム、31はこのサンルーム30の戸外に面する図示 南側に設けられたガラス窓である。また、44,45,46及び47は鉄骨柱な どの躯体柱、41は前記の躯体柱により支持される躯体外壁の内側に形成され、 災害時に隣の住人も使用できる避難用共用スペースである。また、42は押し入 れ、43は洋間35と避難用共用スペース41との間に開閉可能に備えられた窓 である。
【0015】 本実施形態では、前述のように、従来の集合住宅の玄関に相当する位置に、内 庭部61と格子戸66と内玄関部65とを形成した点に、特徴がある。図2はこ の内庭部61と格子戸66と内玄関部65との構成をより詳細に示す拡大図であ る。すなわち、図2において、60は共用通路(ホール)13から前記内庭部6 1に入るための金属製ドア、71はエル・ディー・ケー(LDK)16の台所、 72はこの台所71と前記内庭部61との間の壁に開閉自在に形成された窓、7 3は前記サービスヤード19と前記内庭部61との間の壁に開閉自在に形成され た窓、74は前記共用通路(ホール)13と前記内庭部61との間の壁に開閉自 在に形成された窓、75はこの窓74に対向して設けられた鉄格子等のフェンス 、76は前記洗面所62と前記内庭部61との間の壁に開閉自在に形成された窓 、66は前記内庭部61の住居の内側に近づく(住居の内側に通じる)位置(エ ル・ディー・ケー(LDK)16などの各部屋に近づく方向又は前記各部屋に通 じる位置)に形成された格子戸、67は前記内玄関部65からエル・ディー・ケ ー(LDK)16などの各部屋に入るための屋内廊下である。
【0016】 この図2に示すように、本実施形態では、従来の集合住宅の玄関に相当する位 置に、内庭部61と格子戸66と内玄関部65とが、順次、形成されている。前 記内庭部61は、その平面の縦寸法が例えば1,800〜3,600mmで横寸 法が1,800〜3,600mmに形成されるのが望ましい。この実施形態では 、前記内庭部61は、その平面の縦寸法が2,700mmで横寸法が3,600 mmに形成されている。また、この内庭部61の床は、防水処理され、さらにタ イル張りされている。また、この内庭部61には、水道設備81が備えられてい る。また、この内庭部61には、大工道具やスコップなどを収納しておく倉庫8 2や、接客や食事などをすることができるテーブル83と椅子などを置いておく ことができる。さらに、この内庭部61には、乳母車や自転車などを置いておく こともできる。また、この内庭部61の床は、前述のように、防水処理されてお り、独自の水道設備81も備えられているので、ユーザー(住人)は、この内庭 部61内で、鉢植えの植物に水をやったり、靴を洗ったりすることも可能になる 。また、場合によっては、この内庭部61の床に、土や人工土を敷設して植物を 育成したり、ペットを飼育することも可能である。
【0017】 次に、前記格子戸66は、木製、金属製、プラスチック製などで形成でき、ま た、その形態も引き戸タイプや開き戸タイプなどが可能である。本実施形態では 、前記格子戸66は木製の開き戸としている。従来のマンションでは、共用通路 に面した入り口には、建築基準法上の要請と防犯上の要請から、必ず金属製の頑 丈なドアにする必要があり、そのため、玄関ドアは味気無いスチールドアがほと んどであるが、本実施形態では、金属製ドア60は前記内庭部61に入るための ドアに過ぎず、内庭部61から内玄関部65に入るときのドアとしては、木製の 開き戸(しかも格子戸)などの日本古来の情緒や風情がありユーザーの個人的な 趣味が生かせる様々なタイプのドアを個別に採用することが可能になる。
【0018】 なお、本実施形態では、ユーザーや来客は、前記内庭部61には土足で入り、 格子戸66の手前で靴を脱いで内玄関部65の床に上がるようにしているが、本 考案ではこれに限らず、例えば、次のようにすることも可能である。すなわち、 前記内玄関部65の床の高さを、エル・ディー・ケー(LDK)16その他の各 部屋17,18,35などの高さよりも所定寸法だけ低くなるように形成する。 例えば、前記内玄関部65の床の高さを、前記内庭部61の床よりも例えば20 〜30mmだけ高くなるように、且つ、前記エル・ディー・ケー(LDK)16 や屋内廊下67などの床よりも例えば120〜150mmだけ低くなるように、 形成する。そして、前記内玄関部65を土間コンクリート又はタイル張りなどに して、土足で入れるようにする。このようにすれば、ユーザーや来客は、共用通 路から前記金属製ドア60を開いて土足のまま内庭部61に入り、さらに前記格 子戸66を開いて内玄関部65にも土足のまま入り込み、そこで靴を脱いで、前 記屋内廊下67に上がり、エル・ディー・ケー(LDK)16などに入ることが できるようになり、従来の一戸建住宅と全く同じような玄関廻りの構造が可能に する。
【0019】 以上のように、本実施形態では、前記金属製ドア60が従来の一戸建住宅の門 扉に相当し、前記内庭部61が従来の一戸建住宅の門扉から玄関ドアまでの庭に 相当し、前記格子戸66が従来の一戸建住宅の玄関ドアに相当する。したがって 、本実施形態によれば、マンションなどの集合住宅でも一戸建住宅と同様な玄関 廻りの雰囲気を作ることが可能になる。よって、マンション等の集合住宅での生 活の味気無さや風情の無さを無くして、一戸建住宅と同様に、ユーザーの個人的 な趣味に即した味わい深い玄関廻りと生活の楽しさを実現することができる。
【0020】 また、本実施形態では、浴室62や台所71などの水廻り設備の場所と前記内 庭部61との間の壁に開閉自在な窓76や72を形成しているので、前記の浴室 62や台所71などの水廻り設備にこの窓76,72を介して十分な採光と通風 を得させることが可能になる。
【0021】 さらに、本実施形態では、前記内庭部61の床を防水処理し、且つ水道設備8 1を備えるようにしているので、例えばこの床に土又は人工土を敷設して植物な どを植えることも可能であり、そのようにすれば、一戸建住宅における庭の手入 れなどの楽しみを、マンション等の集合住宅でも手に入れられるようになる。
【0022】 なお、本実施形態では、前記内庭部61と共用通路13との間の壁に開閉自在 な窓75を設けているが、本考案はこれに限られるものではなく、例えば、前記 窓74の位置にスチール製の勝手口ドアを設けるようにしてもよい。このように すれば、前記内庭部61と外部との出入り口が前記金属製ドア60と勝手口ドア との2つになり、前記内庭部61の利便性が大幅に向上するようになる。
【0023】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案による内庭部付き集合住宅では、共用通路に面 した金属製ドアと、この金属製ドアの内側に形成され、防水処理された床と水道 設備を有する内庭部と、内玄関部と、前記内庭部と内玄関部とを区別する格子戸 とを備えている。したがって、本考案によれば、従来の一戸建住宅において、門 扉、門扉から玄関ドアまでの庭、玄関ドア、及び玄関の4者が果たしている機能 が、それぞれ、集合住宅において、前記の金属製ドア、内庭部、格子戸、及び内 玄関部により、果たされるようになる。よって、本考案によれば、マンション等 の集合住宅でありながら、一戸建住宅の玄関廻りと同様な雰囲気や風情を持たせ ることが可能になる。
【0024】 なお、特開平8−173260号及び特開平8−177243号公報には、玄 関部を住居空間の一部として有効利用するために、玄関部のスペースを大きくと るようにした住宅のアイデアが開示されている。しかしながら、前記の特開平8 −173260号公報のアイデアは、単に共用通路と玄関ドアを介して隣接する 玄関部のスペースを従来よりも広くしてそこをいろいろな用途に利用できるよう にしたというものに過ぎず、本考案のように、共用通路の隣接する場所に一戸建 住宅の庭に相当する内庭部を備えるという発想は全く存在していない。この点で 、特開平8−173260号公報のアイデアは、本考案の進歩性を否定する要素 となることはない。
【0025】 また、前記の特開平8−177243号公報のアイデアは、共用通路に面する 場所に門扉を設けて、門扉と金属製ドアとの間のスペースをアルコーブ部(付属 居室空間)としたというものである。すなわち、この特開平8−177243号 公報のアイデアでは、現行の建築基準法の要請(及び防犯上の要請)から、前記 アルコーブ部の内側にある金属製ドアを防犯に必要なスチールなどのドアとして いる。これに対して、本考案では、共用通路に面した部分に金属製のドアを設け て、防犯上及び建築基準法上の要請を満たし、その内側には、格子戸(例えば、 木製の開き戸)を設けるようにして、玄関廻りの風情・雰囲気をより情緒あるも のにしている。このように、本考案と前記特開平8−177243号公報のアイ デアによる玄関構造とは、その構成及び作用効果が大きく異なっている。よって 、前記特開平8−177243号公報のアイデアが本考案の進歩性を否定するよ うに働く余地はないと確信する。
【0026】 また、本考案による内庭部付き集合住宅では、前記内庭部は、その、台所、ト イレ、洗面所又は浴室などの水廻りの領域と隣接する部分に、開閉自在な窓を形 成するようにしているので、前記の水廻りの領域に十分な採光及び通風を与える ことが可能になる。
【0027】 また、本考案による内庭付き集合住宅では、前記内玄関部を、その床の高さが 、エル・ディー・ケー(LDK)などの部屋の床よりも低く形成することにより 、前記内玄関部を従来の一戸建住宅の玄関に似た雰囲気に作ることが可能になる 。
【0028】 また、本考案による内庭付き集合住宅では、前記内玄関部を、その床が、土間 コンクリート又はタイル張りにより土足で入れるように形成することにより、前 記内玄関部を、従来の一戸建住宅の玄関に極めて似た雰囲気及び機能にすること が可能になる。
【0029】 また、本考案による内庭部付き集合住宅では、前記格子戸を、木製の引き戸と することにより、マンション等の高層住宅でも、純日本風の住居の雰囲気及び風 情を与えることができるようになる。
【0030】 さらに、本考案による内庭部付き集合住宅において、前記内庭部の床に、土又 は人工土を敷設するようにし、そこに植物を生育するようにすれば、ユーザーは 、一戸建住宅の庭と同様に「庭で植物を育てる楽しみ」を持てるようになる。ま た、この床に敷設した土又は人工土の上でペットなどの動物を飼育することもで きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施形態を説明するための図であ
る。
【図2】 図1の内庭部を説明するための図である。
【図3】 従来の集合住宅を説明するための図である。
【符号の説明】
11 エレベータ 12 階段 13 共用通路 14 玄関 16 エル・ディー・ケー(LDK) 17,35 洋間 18 和室 19 サービスヤード 20,22,24,31,32,33,50,72,7
3,74,76 窓 21,75 フェンス 51 ドア 30 サンルーム 35 浴室 41 避難用共用スペース 42 押し入れ 44,45,46,47,48,49 躯体柱(構造体
としての鉄骨柱) 60 金属製ドア 61 内庭部 62 洗面所 63 浴室 64 トイレ 65 内玄関部 66 格子戸 67 屋内廊下 71 台所 81 水道設備 82 倉庫 83 テーブル

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多層構造の集合住宅において、 共用通路に面した金属製ドア、 この金属製ドアの内側に形成された内庭部であって、平
    面の縦寸法及び横寸法がそれぞれ1,800mm以上と
    なるように形成されており、防水処理された床と、水道
    設備とを備え、従来の一戸建住宅の玄関前の庭とほぼ同
    じ機能を有する内庭部、 この内庭部から居室に通じる位置に設けられた内玄関用
    の格子戸、及び、 前記内庭部から前記格子戸を通過して居室に通じる位置
    に形成され、平面の縦寸法及び横寸法が1,200mm
    以上となるように形成されており、従来の玄関とほぼ同
    じ機能を有する内玄関部、を備えたことを特徴とする、
    内庭部付き集合住宅。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記内庭部は、そ
    の、台所、トイレ、洗面所又は浴室などの水廻りの領域
    と隣接する部分に、開閉自在な窓が形成されている、こ
    とを特徴とする、内庭部付き集合住宅。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記内玄関部
    は、その床の高さが、エル・ディー・ケー(LDK)な
    どの部屋の床よりも低く形成されていることを特徴とす
    る、内庭部付き集合住宅。
  4. 【請求項4】 請求項1から3までのいずれかにおい
    て、前記内玄関部は、その床が、土間コンクリート又は
    タイル張りにより土足で入れるように形成されている、
    ことを特徴とする、内庭部付き集合住宅。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれかにおい
    て、前記格子戸は、木製の引き戸となっていることを特
    徴とする、内庭部付き集合住宅。
  6. 【請求項6】 請求項1から5までのいずれかにおい
    て、前記内庭部は、その床に土又は人工土が敷設され、
    植物が生育できるようになっている、ことを特徴とする
    内庭部付き集合住宅。
JP1997004329U 1997-05-08 1997-05-08 内庭部付き集合住宅 Expired - Lifetime JP3044206U (ja)

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