JP5277744B2 - 画像形成装置、中間転写ベルトの駆動制御方法、コンピュータプログラム、及び記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、中間転写ベルトの駆動制御方法、コンピュータプログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、中間転写ベルト、2次転写ローラを有する複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの機能を少なくとも2つ備えたデジタル複合機等の画像形成装置、この画像形成装置で実行される中間転写ベルトの駆動制御方法、この駆動制御方法をコンピュータで実行するためのコンピュータプログラム、及びこのコンピュータプログラムがコンピュータによって実行可能に記録された記録媒体に関する。
電子写真方式の画像形成装置において画像を形成する場合、特に、カラー画像を形成する場合に、中間転写ベルトを備え、2次転写機構により中間転写ベルトからシート状の記録媒体、例えば用紙に画像を転写するものが知られている。この形式のものとしては、作像ステーションを中間転写ベルトの移動方向に沿って直線状に設け、中間転写ベルト上に1色ずつ順に画像を形成し、複数色(フルカラーの画像では、例えば4色)の画像を重畳し、重畳された画像を用紙に2次転写して画像を形成する所謂間接転写方式のタンデム型画像形成装置がよく知られている。
また、中間転写ベルトと2次転写機構を使用した画像形成装置として、特許文献1に記載された発明も公知である。この発明は所謂リボルバ方式の画像形成装置である。
このような中間転写ベルトを使用した画像形成装置では、中間転写ベルトが複数の保持ローラに張架されているので、中間転写ベルトが常に同じ位置で停止すると、保持ローラにかけ回されている部分の経時的変化によりカール癖(巻き癖)が生じることがある。このようにカール癖が生じると1次転写時に画像に白帯が発生し、画像不良となることがある。前記経時的というのは、例えば、印刷終了後の長時間放置時または、省エネ移行後のように印刷が長時間されない場合のことである。
そこで、特許文献1記載の発明では、前記巻き癖を防ぐために、位置検知用のマークを1つ備えたベルト状部材と、該ベルト状部材の位置検知用マークを検知する検知センサと、該ベルト状部材を回動可能に保持する複数の保持歩合と、該ベルト状部材を駆動する駆動手段とを有する画像形成装置において、前記ベルト状部材が少なくとも2以上の異なる位置に停止するように前記検知センサの検知結果に基づいて前記駆動手段の駆動停止を制御するようにしている。
特開2001−201994号公報
前記特許文献1記載の発明では、停止位置を分散させるべく停止位置を少なくとも2箇所に分けて停止させるように制御しているが、停止期間が長くなると、停止している間の中間転写ベルトと保持ローラとの相対的は位置は変わらないので、やはり保持ローラにかけ回されている部分の経時的変化によりカール癖が生じることがある。中間転写ベルトと保持ローラの接触位置における接触時間を考慮すると、接触時間が同じであれば、同じだけ変形すると考えられる。従って、特許文献1記載の発明は、分散された箇所の数分だけ確率的に中間転写ベルトの変形を抑制することはできるが、同じ箇所に長時間停止し、前記接触時間が同じであれば、特許文献1記載の発明の制御を行わない場合と同じように中間転写ベルトにカール癖が生じることになる。
また、前記特許文献1記載の発明では、カール癖が生じたかどうかは、画像不良が生じるまで分からない。言い換えれば、画像不良が生じた時点でカール癖の有無が分かるということになる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、中間転写ベルトのカール癖を未然に防止し、あるいは最小限に抑え、画像不良の発生を防止することにある。また、カール癖が生じた場合に、画像不良が生じる前にカール癖の発生を検知し、画像不良の発生を防止することにある。
前記課題を解決するため、本発明の第1の手段は、中間転写ベルト上に画像形成媒体上の画像を1次転写する1次転写手段と、前記中間転写ベルト上に1次転写された画像を記録媒体に2次転写する2次転写手段と、前記中間転写ベルトを駆動するベルト駆動手段と、前記2次転写手段を前記中間転写ベルトに対して近接離間させる近接離間手段と、前記中間転写ベルト上に濃度補正パターンを形成する濃度補正パターン形成手段と、前記濃度補正パターンの濃度を検出するパターン濃度検出手段と、前記パターン濃度検出手段からの検出結果に基づいてカール癖を検出するカール癖検出手段と、を備えた画像形成装置において、前記カール癖検出手段によって前記カール癖を予め設定された所定回数連続して検出したとき、前記中間転写ベルトの交換を促す交換促進手段、又は故障と判定する故障判定手段を備え、前記ベルト駆動手段は、前記中間転写ベルト及び前記2次転写手段が接触している2次転写近接での画像形成終了後の放置状態を示す停止状態が予め設定した時間を経過したとき、或いは省エネルギーモードに入ったとき、前記中間転写ベルトを所定量搬送方向に移動させ、前記近接離間手段は、前記ベルト駆動手段による前記中間転写ベルトの移動後、前記2次転写手段を前記中間転写ベルトから離間させることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記故障判定手段による判定動作を実行するか否かを設定する判定動作設定手段を備えたことを特徴とする。
第3の手段は、第1の手段において、前記カール癖検出手段による前記カール癖の検出回数を設定する回数設定手段を備えたことを特徴とする。
第4の手段は、第1の手段〜第3の手段の何れか1つの手段において、前記2次転写手段は、2次転写ローラであることを特徴とする。
第5の手段は、1次転写手段により中間転写ベルト上に画像形成媒体上の画像を1次転写させ、当該中間転写ベルト上に1次転写された画像を2次転写手段により記録媒体に2次転写させて画像を形成すると共に、濃度補正パターン形成手段により当該中間転写ベルト上に濃度補正パターンを形成し、パターン濃度検出手段による当該濃度補正パターンの濃度の検出結果に基づいてカール癖検出手段がカール癖を検出する画像形成装置の当該中間転写ベルトの駆動制御方法において、前記カール癖検出手段による前記カール癖の連続検出回数が所定回数に到達したとき、交換促進手段により前記中間転写ベルトの交換を促すか、又は故障判定手段により故障と判断し、前記中間転写ベルト及び前記2次転写手段が接触している2次転写近接での画像形成終了後の放置状態を示す停止状態が予め設定した時間を経過したとき、或いは省エネルギーモードに入ったとき、ベルト駆動手段により当該中間転写ベルトを駆動して所定量搬送方向に移動させた後、近接離間手段により当該2次転写手段を当該中間転写ベルトから離間させることを特徴とする。
第6の手段は、1次転写手段により中間転写ベルト上に画像形成媒体上の画像を1次転写させ、当該中間転写ベルト上に1次転写された画像を2次転写手段により記録媒体に2次転写させて画像を形成すると共に、濃度補正パターン形成手段により当該中間転写ベルト上に濃度補正パターンを形成し、パターン濃度検出手段による当該濃度補正パターンの濃度の検出結果に基づいてカール癖検出手段がカール癖を検出する画像形成装置の当該中間転写ベルトの駆動制御をコンピュータによって実行させるコンピュータプログラムにおいて、前記カール癖検出手段による前記カール癖の連続検出回数が所定回数に到達したとき、交換促進手段により前記中間転写ベルトの交換を促すか、又は故障判定手段により故障と判断する手順と、前記中間転写ベルト及び前記2次転写手段が接触している2次転写近接での画像形成終了後の放置状態を示す停止状態が予め設定した時間を経過したとき、或いは省エネルギーモードに入ったとき、ベルト駆動手段により前記中間転写ベルトを駆動して所定量搬送方向に移動させた後、近接離間手段により前記2次転写手段を前記中間転写ベルトから離間させる手順と、を有することを特徴とする。
第7の手段は、第6の手段に係るコンピュータプログラムがコンピュータによって読み取られると共に、当該コンピュータによって実行可能に記録された記録媒体であることを特徴とする。
なお、後述の実施形態では、中間転写ベルトは符号3に、1次転写手段は1次転写ローラに、2次転写手段は2次転写ローラ6に、ベルト駆動手段はベルト駆動モータに、近接離間手段は2次転写ローラ揺動モータ6aに、画像形成装置はMFP100に、移動量設定手段は操作パネル110b及びCPU121に、離間設定手段は操作パネル110a及びCPU121に、時間設定手段は操作部110の操作パネル及びCPU121に、濃度補正パターン形成手段はCPU121及び書き込み部(エンジン)136に、パターン濃度検出手段はPセンサ220F,220C,220Rに、カール癖検出手段はPセンサ220F,220C,220R及びCPU121に、交換促進手段はCPU121(ステップS109)及サービスセンタ300に、故障判定手段はCPU121(ステップS113)に、判定動作設定手段はCPU121(ステップS104)に、回数設定手段は操作部110の操作パネル及びCPU121に、それぞれ対応する。
本発明によれば、カール癖の発生により画像不良が生じる前にカール癖の発生を検知して対処することを可能としつつ、中間転写ベルトが長時間にわたって停止する状態になったとき、或いは省エネルギーモードに入ったとき、中間転写ベルトを所定量搬送方向に移動させた後、2次転写手段を中間転写ベルトから離間させるので、中間転写ベルトが停止している間、2次転写手段からの加圧を防止することができ、その結果として、中間転写ベルトのカール癖を未然に防止し、或いは最小限に抑えることにより、画像不良の発生を防止することができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置としてのデジタル複合機(以下、「MFP」と称す。MFPはMulti Function Peripheralの略である)の概略構成図である。同図において、このMFP100のエンジン部は間接転写型のタンデム式画像形成装置として構成されている。この画像形成装置の機械的構成自体は公知のものである。ここに示したMFP100の装置本体1内には4つの作像ユニット2Y,2M,2C,2Kが設けられている。各作像ユニット2Y,2M,2C,2Kに対向して無端ベルトよりなる中間転写ベルト3が配置され、この中間転写ベルト3は第1ないし第4の複数の支持ローラ3a,3b,3c,3dに巻き掛けられて矢印A方向に走行する。また、4つの作像ユニット2Y,2M,2C,2Kには、それ自体公知の電子写真方式に基づいて感光体10にイエロートナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像及びブラックトナー像がそれぞれ形成され、これらトナー像が中間転写ベルト3上に、当該作像ユニット2Y,2M,2C,2Kの1次転写ローラによって順次重ねて静電転写される。なお、1次転写ローラは感光体10に中間転写ベルト3を挟んで対向した位置に各色の感光体10毎に設けられている。
MFP本体1内の下部には、給紙トレイ4が配置され、給紙トレイ4から送り出された用紙が搬送路に沿って搬送され、レジストローラ5を介して中間転写ベルト3と転写ローラ6との間に送り込まれる。用紙が中間転写ベルト3と2次転写ローラ6の間を通るとき、中間転写ベルト3上の重ね合わせられたトナー像が用紙上に転写される。次いで、この用紙は定着装置7を通り、このとき熱と圧力の作用によって用紙上の画像が用紙に定着される。定着装置7を通った用紙は排出部8に排出される。
本MFP本体1の排出部8と中間転写ベルト3の間には、トナーカートリッジ30が装着されるセット部9が設けられている。トナーカートリッジ30は、各作像ユニット2の現像装置11に補給するトナーを収納した粉体収納容器であり、前記セット部9に脱着可能に装着される。
MFP本体1は、給紙装置20の上に載置され、MFP本体1の上部には原稿自動給送装置を備えた原稿読み取り装置(スキャナ部)30が設けられている。給紙装置20には、図示しないが複数段の給紙トレイが配設され、給紙ローラによって給紙トレイからピックアップされた用紙が分離ローラによって1枚ずつ分離され、搬送ローラによって給紙装置内の縦搬送路からMFP本体1内の縦搬送路12に導かれる。MFP本体1内の縦搬送路12に導かれた用紙は、レジストローラ5から中間転写ベルト3と転写装置6との間に送り込まれ、前述のようにして画像が形成される。
原稿読み取り装置30は、フラットベット方式及びシートスルー方式で原稿画像を読み取るスキャナと、前記それぞれの方式に応じて原稿を1枚ずつ読み取り位置に送り出す自動原稿給装装置とからなり、読み取った画像情報をデジタル情報に変換してMFP本体1側に送り、MFP本体1側では、受け取ったデジタル画像情報に基づいて用紙上に画像を形成する。
なお、給紙装置20及び原稿読み取り装置30も公知のものなので、詳細な説明は省略する。
図2は本実施形態に係るMFP100の制御ボードの回路構成を示すブロック図である。この制御回路は、エンジン制御部120を中心に、操作部110、画像処理部132、ハードディスク装置(HDD)134、ネットワーク制御ユニット(NCU)139、ファクシミリ制御ユニット(FCU)140、各種センサ137、及び負荷138が接続されて構成されている。
エンジン制御部120は、CPU121と、CPU121に対してデータバス及びアドレスバスを介して接続されたROM122、RAM123、不揮発RAM124、及びI/O制御部125とを備えている。ROM122はCPU121が実行するプログラムのプログラムコードを記憶し、CPU121はRAM123をワークエリアとして使用しながら前記プログラムを実行する。不揮発RAM124はCPU121がプログラムを実行する際に必要なデータを記憶する。HDD134はHDDコントローラ131を介してCPU121と接続され、CPU121によって制御される。
画像処理部132には、読み取り部(スキャナ部)135、書き込み部(エンジン部)136、画像用RAM133が接続され、読み取り部135で読み取られた画像データは画像処理部132に入力され、書き込み部136には画像処理部132から書き込み画像データが入力される。また、画像用RAM133に一時的に記憶された画像データも画像処理部132で読み込まれ、あるいは画像用RAM133に読み取り部135で読み取られた画像データが一時的に記憶される。画像処理部132は、HDDコントローラ131とも接続され、HDD134に格納された画像データが読み出され、あるいはHDD134に画像処理された画像データが格納される。
また、前記中間転写ベルト3に対向する位置には、後述するが中間転写ベルト3上に形成された所定の画像パターンの濃度を検出するための濃度検知センサ(以下、Pセンサと称す)が設けられている。エンジン制御部120は、このPセンサの出力に基づいて画像濃度制御を含むプロセスコントロールを実行し、また、中間転写ベルトのカール癖検知、故障予測検知などの処理を行う。前記センサ137はこのPセンサを含み、プロセスコントロール及び前記各種検知のための設定値は前記不揮発RAM124に保存される。
図3はMFPとサービスセンタの接続関係を示すブロック図である。同図において、MFP100はネットワーク300を介してサービスセンタ200に接続され、相互に予め設定された情報の送受を行う。例えば、MFP100からサービスセンタ200には、故障判定の情報、中間転写ベルトのカール癖に関する情報などが送信され、ユニットの交換時期の通報などに使用される。
図4は MFP100のエンジン部とコントローラの接続関係を示すブロック図である。同図においてエンジン部136はPCIバス150を介してエンジン制御部(コントローラ)120と接続されており、エンジン部136とエンジン制御部120は、コマンドを送受信することによりコマンドに対応した動作を行う。
図5は図1における中間転写ベルト回りの詳細を示す要部斜視図である。同図において、第1ないし第4の支持ローラ3a,3b,3c,3dのうち、第1の支持ローラ3aが図示しないベルト駆動モータによって駆動される駆動ローラとして機能し、第2ないし第4の支持ローラ3b,3c,3dが従動ローラとして機能している。第4の支持ローラ3dと転写ローラ6は中間転写ベルト3を挟んでニップを形成し、このニップにおいて中間転写ベルト3と転写ローラ6の間に給紙トレイ4あるいは給紙装置20から供給される用紙が導入され、前述のように中間転写ベルト3上の画像が用紙に転写される。
中間転写ベルト3上には幅方向の中央部に画像形成領域203が、その両側に非画像形成領域が設けられている。非画像形成領域には、前記プロセスコントロールを行うための濃度補正パターン201F,201Rと、位置ずれ補正パターン202F,202Rが色毎にそれぞれ設けられ、画像形成領域203には図示しない濃度補正パターンと、位置ずれ補正パターンが色毎に設けられている。また、これらの濃度補正パターンと、位置ずれ補正パターンを検出するために前記Pセンサ220F,220C,220Rがそれぞれ前記濃度補正パターンと位置ずれ補正パターンに対向する位置に設けられている。図では、中間転写ベルト3の上方に配されている。ここでは、添字Fは前側(フロント)を、添字Cは中央部(センタ)を添字Rは後側(リア)を意味し、図1に示す前面(図5において図示左側)を前側として3列のパターンが形成され、また、中間転写ベルト3の回転方向に対して直交する方向に前記3個のPセンサ220F,220C,220Rが設けられている。これらのPセンサ220F,220C,220Rは中間転写ベルト3上の濃度補正パターンと位置ずれ補正パターンをベルト1周分検出する。
図示した濃度補正パターン201F,201Rと、位置ずれ補正パターン202F,202Rは、前者が濃度が段階的に異なる矩形のトナーパッチからなり、後者が4本の線の組み合わせからなる。すなわち、濃度補正パターン201F,201Rは、中間転写ベルト3の回転方向に沿って矩形のトナーパッチを所定間隔で1例に並べて形成される。位置ずれ補正パターン202F,202Rは、その後に続くように主走査方向に延びるYMCKの4本の線、主走査方向に対して45°傾いたYMCKの4本の線が所定間隔で形成される。なお、図5には、図示していないが、画像領域203の中央部にも前記非画像領域と同様の濃度補正パターンと、位置ずれ補正パターンが形成される。また、図5において、符号210は中間転写ベルト3上に残留したトナーのクリーナに含まれるクリーニングブレードを示す。
なお、タンデム方式の画像形成装置における画像形成動作、転写動作、定着動作、クリーニング動作などの各動作や各部の機能は公知なので、ここでは詳細な説明は省略する。
図6は本実施形態における中間転写ベルトのカール癖防止の処理手順を示すフローチャートである。この処理手順は、CPU121がROM122に格納されたプログラムをRAM123をワークエリアとして使用することにより実行される。
この処理手順では、まず、中間転写ベルト3の停止状態が長く続くかどうかをチェックする(ステップS101)。停止状態が長く続く場合とは、印刷終了後の長時間放置時または、省エネ移行後のように印刷が長時間されない場合のことであるが、印刷終了後の長時間放置の場合は、次の印刷開始は予めCPU121には分からないので、CPU121内に設けられたタイマによって印刷終了時からの経過時間を計時しておき、所定時間経過した場合、あるいは、省エネモードに移行した場合には長時間放置と判断し(ステップS101−YES)、中間転写ベルト3を若干前送りして停止させ(ステップS102)、その後、2次転写ローラ6を中間転写ベルト3から離間させる(ステップS103)。離間動作はモータ駆動により行われる。なお、モータ駆動に代えてソレノイドで駆動することも可能であり、モータ駆動の場合は、歯車あるいはカムが使用される。
なお、印刷終了時から2次転写ローラ6の離間動作を開始させる所定時間は、例えば10分あるいは15分というオーダであり、中間転写ベルト3の材質、第4の支持ローラ3dの外径、2次転写ローラ6の外径などに応じて適宜初期設定される。前記時間は、操作部110の操作パネルからの入力操作により設定変更することができる。
また、ステップS102で若干前送り、すなわち、搬送方向に予め設定された量送った後、中間転写ベルト3を停止させるが、これにより、停止する位置が常に変化し、確率的にはランダムに停止することと等価である。その結果、中間転写ベルト6が離間することに加えて、特定の位置が長く保持ローラ3a,3b,3c,3dに当接することがなく、特に第4の保持ローラ3d位置に長く当接することが避けられるので、カール癖が発生を防止することができる。
図10は2次転写ローラ6の近接離間機構を示す図である。近接離間機構は2次転写ローラ6を支持するベース6cと、このベース6cを揺動自在に支持する支軸6bと、ベースの自由端側に連結され、ベース6cを支軸6bを中心に第4の支持ローラ3dに対して2次転写ローラ6を近接、離間させる2次転写ローラ揺動モータ6aと、から基本的に構成されている。前記ベース6c上には2次転写ローラ6の帯電を制御し、中間転写ベルト6上のトナー画像を記録媒体である用紙に転写させる帯電制御装置が搭載されている。また、2次転写ローラ揺動モータ6aの駆動力は減速機構を介してベース6cに伝達され、2次転写ローラ6を中間転写ベルト3に対して近接、離間(矢印AR方向)させるようになっている。なお、2次転写ローラ揺動モータ6aはCPU121によって制御される。
このように2次転写ローラ6を中間転写ベルト3から離間させると、中間転写ベルト3の2次転写ローラ6によって支持ローラ3d側に押し付けられていた領域に負荷がかからなくなり、当該領域を伸ばすことができる。これにより、カール癖の発生を未然に防止することができる。
次いで、中間転写ベルトの故障予測検知設定を参照する(ステップS104)。参照した結果、故障予測検知設定が有効になっていた場合は(ステップS104−YES)、図7のフローチャートに移行して故障予測検知処理(カール癖検知処理)を開始する(ステップS105)。この処理手順では、まず、Pセンサ220F,220C,220RのLEDをONし(ステップS110)、濃度補正パターン201、位置ずれ補正パターン202からの反射光をPセンサ220F,220C,220RのPDで受光し、その出力値を中間転写ベルト3一周分検出する(ステップS111)。ベルト1周分の出力値の検出が終了したら、前記LEDをOFFし(ステップS112)、故障判定を行う(ステップS113)。
故障判定は、Pセンサ220F,220C,220Rの出力値の上限下限をチェックし、出力値が3500mv〜4500mvの範囲であれば正常と判断し、それ以外であれば、異常(カール癖あ)と判断する。図8はPセンサ220F,220C,220Rの出力値の検出結果を示す図である。この例では、前側のPセンサ220Fの検出結果は実線で、中央部のPセンサ220Cの検出結果は1点鎖線で、後側のPセンサ220Rの検出結果は波線でそれぞれ示している。この検出結果から前側のPセンサ220Fの検出値の最小値が突出しているが、それでも正常値の範囲にあり、全てのPセンサ220F,220C,220Rの出力値が前記3500mv〜4500mvの範囲に入っているので、中間転写ベルト3にはカール癖が付いていないことを示している。
もし、前記3500mv〜4500mvの範囲を逸脱しているものがあれば、エラーが発生しているとしてエラー発生の有無をチェックする(ステップS106)。エラーの発生がなければ(ステップS106−NO)、この処理手順を終了する。もし、前記範囲を逸脱し、エラーが発生していれば、エラー数を1としてカウントし(ステップS107)、エラーのカウント数が連続して3に達するまで、ステップS101からステップS106までの処理を繰り返し、エラー発生によりエラー数をカウントアップする。そして、連続して3回エラーが発生した時点で(ステップS108−YES)、中間転写ベルト3が寿命であること、言い換えれば交換が必要であることをサービスセンタ300に通報する(ステップS109)。この場合、前記寿命または交換時期であることを操作部110の操作パネルに表示することもできる。なお、ステップS108では、3回の連続エラー検出をベルト寿命通報の条件としているが、この回数は前記エラーとする出力値の設定、中間転写ベルトの特性、画像不良の度合いに応じて適宜設定される。
なお、図6及び図7に示す手順における各設定値はイニシャルで設定されているが、オペレータあるいはユーザが必要に応じて変更し、あるいは作業の実際に応じて任意に設定することができる。すなわち、2次転写ローラの離間処理を行うに際し、この2次転写ローラの自動離間動作を行わせるか否かの設定、ステップS101の長時間放置の判定基準となる時間の設定、ステップS102における中間転写ベルト3の前送り量の設定、ステップS103の2次転写ローラ3の離間動作における離間時間の設定、ステップS105の故障予測検知の実行の有無、ステップS108のエラー回数の設定、等の各設定をオペレータあるいはユーザが操作部110の操作パネルから行うことができる。
図9はオペレータあるいはユーザが前記設定を行うための操作パネルの設定画面の例を示す図である。図9(a)は中間転写ベルト3の故障予測検知の実行の有無、2次転写ローラ6の自動離間動作の是非の設定画面である。
この実施形態では、図示しない初期画面から2次転写ローラの離間処理を選択すると、図9(a)の操作画面110aとなる。この操作画面110aはタッチパネルとなっており、表示された入力部をタッチすると、その入力部に表示されたコマンドが入力される。図9(a)の操作画面110aでは、故障予測検知の実行の有無を選択するため「中間ベルト故障予測」110dという項目名と、2次転写ローラ6の自動離間動作の是非の選択するため「2次転自動離間」110eという項目名と、「する」、「しない」の入力部が表示される。ここから、「する」、「しない」のいずれかの表示にタッチすれば、そのコマンドが入力され、故障予測検知の実行の有無が選択され、また、2次転写ローラ6の自動離間動作の是非が設定される。この状態で、図示しない次画面キーを押せば、次の設定画面に移行する。
操作画面110aの右側には、ハードキーとしてテンキーが設けられており、数値入力、数値による選択入力、あるいは数値入力が行われる。例えば、図9(b)はベルト前送り設定の設定画面である。ここでは、前記次画面キーによって図9(a)から移行した次画面の操作画面110bである。この設定画面では「ベルト前送り設定」110fの項目名が表示され、その横にベルト前送りの設定量の表示部110gが表示される。そこで、テンキー110cから数値を入力すれば、その入力値が前記表示部110gに表示され、前送り量が設定される。
同様にして図示しない次画面キーを押せば、順次、2次転写ローラ3の離間動作における離間時間の設定画面、エラー回数の設定画面に移行し、同様の入力操作により各設定が入力される。その後、図示しないエンターキーを押せば、これまでに設定された設定内容で前記図6及び図7のフローチャートに示した処理が実行される。
なお、「中転ベルト故障予測」110dで「しない」を選択した場合には、ステップS110からステップS113の処理はスキップされ、「2次転自動離間」110eで「しない」を選択した場合には、図6及び図7のフローチャートの処理はキャンセルされ、2次転写ローラの離間処理は行われない。また、操作画面の選択内容あるいは設定内容に応じて次画面の表示内容は適宜変更される。また、図9に示した操作画面の表示制御はコントローラ120のCPU121によって実行される。
以上のように、本実施形態によれば、
1)2次転写ローラ6から中間転写ベルト3にかかる圧力の低減を図ることが可能となり、カール癖を未然に防ぎ、あるいはカール癖の発生を抑制することができる。
2)中間転写ベルト3に生じたカール癖を検知し、カール癖の発生状況に応じて中間転写ベルトの交換を促すことができる。
3)中間転写ベルト3に生じたカール癖を検知し、カール癖の発生状況に応じて故障しているかどうかを判定することができる。
4)中間転写ベルト3に生じたカール癖を検知し、カール癖の発生状況に応じて中間転写ベルトの寿命を正確に判断することができる。
5)前記カール癖の発生の抑制、中間転写ベルトの交換する必要があること(寿命)の報知、故障の報知、等の行うことにより、画像不良が発生する前にその原因を排除することが可能となり、画像不良の発生を防止することができる。
等の効果を奏する。
なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが対象となる。
本発明の実施形態に係るMFPの概略構成図である。 本実施形態に係るMFPの制御ボードの回路構成を示すブロック図である。 MFPとサービスセンタの接続関係を示すブロック図である。 MFPのエンジン部とコントローラの接続関係を示すブロック図である。 図1における中間転写ベルト回りの詳細を示す要部斜視図である。 本実施形態における中間転写ベルトのカール癖防止の処理手順を示すフローチャートである。 図6から分岐した故障予測検知処理の処理手順を示すフローチャートである。 前側、中央部、後側の各Pセンサの出力値の検出結果を示す図である。 オペレータあるいはユーザが前記設定を行うための操作パネルの設定画面の例を示す図である。 2次転写ローラの近接離間機構を示す図である。
符号の説明
1 MFP本体
2Y,2M,2C,2K 作像ユニット
3 中間転写ベルト
3a,3b,3c,3d 支持ローラ
6 2次転写ローラ6
6a 2次転写ローラ揺動モータ
20 給紙装置
110 操作部
110a,110b 操作パネル
121 CPU
135 読み取り部(スキャナ)
136 書き込み部(エンジン)
220F,220C,220R Pセンサ
300 サービスセンタ

Claims (7)

  1. 中間転写ベルト上に画像形成媒体上の画像を1次転写する1次転写手段と、
    前記中間転写ベルト上に1次転写された画像を記録媒体に2次転写する2次転写手段と、
    前記中間転写ベルトを駆動するベルト駆動手段と、
    前記2次転写手段を前記中間転写ベルトに対して近接離間させる近接離間手段と、
    前記中間転写ベルト上に濃度補正パターンを形成する濃度補正パターン形成手段と、
    前記濃度補正パターンの濃度を検出するパターン濃度検出手段と、
    前記パターン濃度検出手段からの検出結果に基づいてカール癖を検出するカール癖検出手段と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記カール癖検出手段によって前記カール癖を予め設定された所定回数連続して検出したとき、前記中間転写ベルトの交換を促す交換促進手段、又は故障と判定する故障判定手段を備え、
    前記ベルト駆動手段は、前記中間転写ベルト及び前記2次転写手段が接触している2次転写近接での画像形成終了後の放置状態を示す停止状態が予め設定した時間を経過したとき、或いは省エネルギーモードに入ったとき、前記中間転写ベルトを所定量搬送方向に移動させ、
    前記近接離間手段は、前記ベルト駆動手段による前記中間転写ベルトの移動後、前記2次転写手段を前記中間転写ベルトから離間させること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記故障判定手段による判定動作を実行するか否かを設定する判定動作設定手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記カール癖検出手段による前記カール癖の検出回数を設定する回数設定手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項記載の画像形成装置において、
    前記2次転写手段は、2次転写ローラであることを特徴とする画像形成装置。
  5. 1次転写手段により中間転写ベルト上に画像形成媒体上の画像を1次転写させ、当該中間転写ベルト上に1次転写された画像を2次転写手段により記録媒体に2次転写させて画像を形成すると共に、濃度補正パターン形成手段により当該中間転写ベルト上に濃度補正パターンを形成し、パターン濃度検出手段による当該濃度補正パターンの濃度の検出結果に基づいてカール癖検出手段がカール癖を検出する画像形成装置の当該中間転写ベルトの駆動制御方法において、
    前記カール癖検出手段による前記カール癖の連続検出回数が所定回数に到達したとき、
    交換促進手段により前記中間転写ベルトの交換を促すか、又は故障判定手段により故障と判断し、
    前記中間転写ベルト及び前記2次転写手段が接触している2次転写近接での画像形成終了後の放置状態を示す停止状態が予め設定した時間を経過したとき、或いは省エネルギーモードに入ったとき、ベルト駆動手段により当該中間転写ベルトを駆動して所定量搬送方向に移動させた後、近接離間手段により当該2次転写手段を当該中間転写ベルトから離間させることを特徴とする中間転写ベルトの駆動制御方法。
  6. 1次転写手段により中間転写ベルト上に画像形成媒体上の画像を1次転写させ、当該中間転写ベルト上に1次転写された画像を2次転写手段により記録媒体に2次転写させて画像を形成すると共に、濃度補正パターン形成手段により当該中間転写ベルト上に濃度補正パターンを形成し、パターン濃度検出手段による当該濃度補正パターンの濃度の検出結果に基づいてカール癖検出手段がカール癖を検出する画像形成装置の当該中間転写ベルトの駆動制御をコンピュータによって実行させるコンピュータプログラムにおいて、
    前記カール癖検出手段による前記カール癖の連続検出回数が所定回数に到達したとき、交換促進手段により前記中間転写ベルトの交換を促すか、又は故障判定手段により故障と判断する手順と、
    前記中間転写ベルト及び前記2次転写手段が接触している2次転写近接での画像形成終了後の放置状態を示す停止状態が予め設定した時間を経過したとき、或いは省エネルギーモードに入ったとき、ベルト駆動手段により前記中間転写ベルトを駆動して所定量搬送方向に移動させた後、近接離間手段により前記2次転写手段を前記中間転写ベルトから離間させる手順と、を有することを特徴とするコンピュータプログラム。
  7. 請求項6記載のコンピュータプログラムがコンピュータによって読み取られると共に、当該コンピュータによって実行可能に記録されたことを特徴とする記録媒体。
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