JP2007331356A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】保持データの内容を保証しながらEEPROMを用いたデータ保持機能を長寿命化できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】書き換え回数が寿命回数になった場合に寿命回数を越える書き込みができないようにしたEEPROM4におけるデータ領域であって、データ領域が単一の場合には複数回の書き換えが必要になる大きさのデータを分散して書き込めるようにデータ領域を複数備え、データを格納する領域のマップにおいて、次にどのデータ領域に書き込むのかを決定するインデックス情報を書き込むためのインデックス用領域と、データ領域の書き換え回数をカウントするためのカウンタ領域とを備えた。
【選択図】図5

Description

本発明は、EEPROMを用いた画像形成装置に関し、特に、EEPROMを用いたデータ保持機能を長寿命化できる画像形成装置に関する。
一般の電気機器では、不揮発性記憶手段としてEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)を用いたものがある。EEPROMは、データの書き換えができ、電源を切断してもデータを保持できるが、書き込み回数に制限があるROMである。複写機やプリンタなどの画像形成装置では、画像形成動作に用いる調整値データに基づくデータ等の保持に使われている場合がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、交換可能な部品や装置を収納した枠体にEEPROM等の不揮発性記憶手段を備え、この不揮発性記憶手段が交換可能な部品や装置個々の寿命情報を記憶することにより、枠体内の交換可能部品や装置個々の寿命情報から、寿命がきた部品があるかどうかを把握することができ、交換作業が容易になるとしている。
特開2006−30929公報
しかしながら、EERPOMには、書き換えができる回数に限度があり、寿命回数を超えるとそれ以降のデータの更新について値の保証ができなくなり、調整値データを使用した画像形成動作などといった装置の性能に関わる動作に支障をきたす場合があった。
そこで、本発明は、上述した実情を考慮してなされたもので、保持データの内容を保証しながらEEPROMを用いたデータ保持機能を長寿命化できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、使用状況など装置の稼動に伴って変化するデータを保持し、寿命回数の範囲内で前記データの書き換えが可能な不揮発性記憶手段を備えた画像形成装置において、書き換え回数が前記寿命回数になった場合に前記寿命回数を越える書き込みができないようにした前記不揮発性記憶手段におけるデータ領域であって、前記データ領域が単一の場合には複数回の書き換えが必要になる大きさの前記データを分散して書き込めるように前記データ領域を複数備え、前記データを格納する領域のマップにおいて、次にどの前記データ領域に書き込むのかを決定するインデックス情報を書き込むためのインデックス用領域と、前記データ領域の書き換え回数をカウントするためのカウンタ領域とを備えた画像形成装置を主要な特徴とする。
また、請求項2に記載の発明では、使用状況など装置の稼動に伴って変化するデータを保持し、寿命回数の範囲内で前記データの書き換えが可能な不揮発性記憶手段を備えた画像形成装置において、前記不揮発性記憶手段のデータ領域に直接書き込む場合には複数回の書き換えが必要になる大きさの前記データを一時的に保持する一時記録用データ領域と、前記一時記録用データ領域と同一の前記データを前記データ領域へ書き込むタイミングを得るために前記一時記録用データ領域への書き込み回数をカウントする一時記録用カウンタ領域とを有するRAMを備えた画像形成装置を主要な特徴とする。
また、請求項3に記載の発明では、前記不揮発性記憶手段への書き換え回数が前記寿命回数に近づいた時にネットワーク経由で前記不揮発性記憶手段の寿命が近づいていることをサービスセンタに通知する請求項1又は2に記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
また、請求項4に記載の発明では、前記不揮発性記憶手段への書き換え回数が前記寿命回数になった場合、表示モニタ上に寿命回数に達したことを表示する請求項1から3の何れか1項に記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
また、請求項5に記載の発明では、前記不揮発性記憶手段への書き換え回数が前記寿命回数になった場合、ネットワーク経由で前記不揮発性記憶手段が寿命に達したことを通知する請求項1から4の何れか1項に記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
また、請求項6に記載の発明では、前記不揮発性記憶手段の寿命回数を表示モニタ上から設定できる請求項1から5の何れか1項に記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
また、請求項7に記載の発明では、前記不揮発性記憶手段の書き換え回数をカウント途中であっても表示モニタ上からリセットできる請求項1から6の何れか1項に記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
本発明によれば、不揮発性記憶手段のデータ領域に対して寿命回数を越える書き込みができないようにすると共に、データ領域が単一の場合には複数回の書き換えが必要になる大きさのデータを分散して書き込めるように不揮発性記憶手段のデータ領域を複数備え、データを格納する領域のマップにおいて、次にどのデータ領域に書き込むのかを決定するインデックス情報を書き込むためのインデックス用領域と、データ領域の書き換え回数をカウントするためのカウンタ領域とを備えたことで、保持データの内容を保証しながら不揮発性記憶手段を用いたデータ保持機能を長寿命化することができる。
また、不揮発性記憶手段のデータ領域に直接書き込む場合には複数回の書き換えが必要になる大きさのデータを一時的に保持する一時記録用データ領域と、一時記録用データ領域のデータをデータ領域へ書き込むタイミングを得るために一時記録用データ領域への書き込み回数をカウントする一時記録用カウンタ領域とを有するRAMを備えたことで、不揮発性記憶手段の容量を増やさずに、保持データの内容を保証しながら不揮発性記憶手段を用いたデータ保持機能を長寿命化することができる。
また、不揮発性記憶手段の書き換え回数が寿命回数になった場合、表示モニタ上に表示することで、ユーザに知らせることが可能となる。また、不揮発性記憶手段の寿命回数を表示モニタ上から設定できるとしたことで、使用性を向上させることができる。また、不揮発性記憶手段の書き換え回数をカウント途中であっても表示モニタ上からリセットできるとしたことで、設計者のデバッグを有効にすることができる。
また、不揮発性記憶手段の書き換え回数が寿命に近づいた時にネットワーク経由で不揮発性記憶手段の寿命が近づいていることをサービスセンタに通知することで、寿命に到達する前に不揮発性記憶手段を交換することが可能となる。また、不揮発性記憶手段の書き換え回数が寿命回数になった場合は、ネットワーク経由で不揮発性記憶手段の寿命がきたことを通知することで、交換すべきことを通知することができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
[実施例1]
図1は本発明に係る実施例1及び後述の実施例2の画像形成装置が備えるコントローラとエンジンのボード(回路基板)の概略構成を示すブロック図である。図1のように、コントローラのボードはCPU1とNVRAM(Non Volatile Random Access Memory)2を有し、エンジンのボードはCPU3と不揮発性記憶手段であるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)4を有している。NVRAM2は、不揮発性のRAMで、内蔵電池の電力が尽きるまでは電源切断時にデータを消失させない機能を維持することができる。
EEPROM4は、データの書き換えができるROMで、電源を切断してもデータは消えないが、書き込み回数に限度があり、その回数は数十万〜百万回と言われているものが多い。また、EEPROM4はそのデータの一部を書き換える場合であっても、全てのbitを一旦消去する必要があるため、RAMのようにランダムな読み書きができないのが欠点である。EEPROM4は本画像形成装置において、印刷枚数、寿命のある部品の使用時間などの書き込み回数が多いデータを記憶するのに用いている。
図2は本画像形成装置が備える表示モニタの平面図である。これにより、EEPROM4の書き込み回数のチェックや寿命回数のカスタマイズ、EEPROM4の書き換え回数カウント値のリセット(カウント途中であっても)を行うことができる。また、EEPROM4の書き換え回数が寿命回数になった場合、表示モニタ上に寿命回数に達したことが表示される。なお、本画像形成装置は、EEPROM4への書き換え回数が寿命回数に近づいた時にネットワーク経由でEEPROM4の寿命が近づいていることをサービスセンタに通知することとし、また、EEPROM4への書き換え回数が寿命回数になった場合、ネットワーク経由でEEPROM4が寿命に達したことを通知することとしている。
図3は調整値データの構成を示す。調整値データは、画像形成動作に用いるデータで、ID、最大値、最小値、初期値、保存アドレス、インデックスアドレス、書き換え回数といった情報をそれぞれのデータが持っている。機種により数は異なるが3000個を超える場合もある。図4は、調整値データを格納する領域のマップであり、データ、インデックス、カウンタといった3つの領域で構成されている。データ領域は、データを格納する複数の領域から成り、この例では、5つの領域を設からなっている。この場合、1領域で100万回まで書き込めるEEPROMだとすると、500万回まで値を保証することができる。そして、本画像形成装置では、EEPROM4への書き換え回数が多い調整値データのみ、複数の領域を使用するようになっている。
インデックス用領域は、次にどの領域に書くかを決めるために使用する。詳しくは図5を用いて説明する。カウンタ領域は、書き込まれた回数を記憶するものである。カウントするタイミングとしては、インデックス用領域の値が全て1になった場合か全て0になった場合にカウンタを更新する。データ領域への書き込みでは、図5のように、データ領域の先頭に初期値を設定し、以降、更新に伴ってデータ領域の後から順番に書き込んでいく。図の例では、先頭に初期値を設定したときにカウンタ領域に書き込み回数1を設定した後、5回目の書き込みから2度目の書き換えになるので、カウンタ領域に2の値が設定され、さらに、10回目の書き込みから3度目の書き換えになるので、カウンタ領域に3の値が置かれる。本例では、カウンタ領域に書き込まれる書き換え回数は上述したように、少なくとも500万回を設定している。
図6は、実施例1の画像形成装置において、データを更新する手順を示すフローチャートである。図6に示すように、まず、更新の要求があった場合、そのデータが書き換え回数の大きいものかをチェックする(ステップS1)。大きくないものであればステップS2で、固定領域にデータを更新して終了する。書き換え回数が大きいものであれば、まず、ステップS3で、書き換え回数がオーバーしているかチェックする。オーバーしていれば更新せずに終了する。
書き換え回数をオーバーしていなければ、インデックス用領域のデータから次に更新する領域を計算し(ステップS4)、データを更新する(ステップS5)。更新した場合は、インデックス用領域の値を更新しておく(ステップS6)。次に、書き換え回数を更新する。ステップS7で、インデックス用領域のデータから更新するか判断し、更新する場合はステップS8で、カウントアップする。更新する場合は、インデックス用領域が全て0か全て1の場合になる(図5参照)。カウントアップタイミングでなければ、データの更新を終了する。
以上、説明したように、実施例1の画像形成装置では、EEPROM4のデータ領域に対して寿命回数を越える書き込みができないようにすると共に、データ領域が単一の場合には複数回の書き換えが必要になる大きさのデータを分散して書き込めるようにEEPROM4のデータ領域を複数備え、データを格納する領域のマップにおいて、次にどのデータ領域に書き込むのかを決定するインデックス情報を書き込むためのインデックス用領域と、データ領域の書き換え回数をカウントするためのカウンタ領域とを備えたことで、保持データの内容を保証しながらEEPROM4を用いたデータ保持機能を長寿命化することができる。
また、EEPROM4の書き換え回数が寿命回数になった場合、表示モニタ上に表示することで、ユーザに知らせることが可能となる。また、EEPROM4の寿命回数を表示モニタ上から設定できるとしたことで、使用性を向上させることができる。また、EEPROM4の書き換え回数をカウント途中であっても表示モニタ上からリセットできるとしたことで、設計者のデバッグを有効にすることができる。
また、EEPROM4の書き換え回数が寿命に近づいた時にネットワーク経由でEEPROM4の寿命が近づいていることをサービスセンタに通知することで、寿命に到達する前にEEPROM4を交換することが可能となる。また、EEPROM4の書き換え回数が寿命回数になった場合は、ネットワーク経由でEEPROM4の寿命がきたことを通知することで、交換すべきことを通知することができる。
[実施例2]
次に、実施例2の画像形成装置について説明する。なお、実施例1の画像形成装置と同様の部分については、EEPROM4を除いて、実施例1の場合と同様の符号を用いて説明し、その詳細な説明は省略する。EEPROM4については、実施例1と実施例2で図1を共用する関係上、実施例2のEEPROMについてもEEPROM4という名称及び符号を用いるものとする。
実施例2の画像形成装置は実施例1の画像形成装置と同様に、コントローラのボードにCPU1とNVRAM2を有し、エンジンのボードにCPU3とEEPROM4を有している(図1参照)。そして、EEPROM4は実施例2の画像形成装置においても、印刷枚数、寿命のある部品の使用時間などの書き込み回数が多いデータを記憶するのに用いている。
図7は、実施例2の画像形成装置が備える表示モニタの平面図である。これにより、EEPROM4の書き込み回数のチェックや、寿命回数のカスタマイズ、EEPROM4の書き換え回数カウント値のリセット(カウント途中であっても)を行うことができる。また、EEPROM4のデータ領域へ書き込みを行うのに必要な後述する一時記録用データ領域の書き換え回数の設定及び表示が可能である。さらに、EEPROM4への書き換え回数が寿命回数になった場合、表示モニタ上に寿命回数に達したことが表示される。なお、実施例2の画像形成装置は、実施例1の画像形成装置と同様のネットワーク通知機能を有している。
図8は、実施例2の画像形成装置における調整値データの構成を示す。この調整値データは、ID、最大値、最小値、初期値、データアドレス、書き換え回数アドレスといった情報をそれぞれのデータが持っている。調整値データを格納する領域のマップはデータ、カウンタといった2つの領域で構成されている。データ領域は、データを格納する領域であり、1つの固定領域からなっており、書き換え回数が多くなる場合でもこのデータ領域で対応している。1領域で100万回まで書き込めるEEPROMだとすると、この方法だと500万回まで値を保証することができる。
実施例2の画像形成装置は、書き換え回数が多くなるデータ、即ちEEPROM4のデータ領域に直接書き込む場合には複数回の書き換えが必要になる大きさのデータを一時的に保持する一時記録用データ領域と、一時記録用データ領域と同一のデータをEEPROM4のデータ領域へ書き込むタイミングを得るために一時記録用データ領域への書き込み回数をカウントする一時記録用カウンタ領域とを有するRAMを備えている。
図9は、RAMの一時記録用データ領域及び一時記録用カウンタ領域と、EEPROM4のデータ領域及びカウンタ領域の関係を示す説明図である。図9を用いてEEPROM4への書き込み動作を説明する。なお、この例では、EEPROM4のデータ領域へ書き込みを行うのに必要な一時記録用データ領域の書き換え回数の設定は図7のように5回とする。
図9において、最初は、EEPROM4のデータ領域にデータを書き込むと共に書き込み回数の初期値1をカウンタ領域に書き込み、これらのデータをRAMの一時記録用データ領域及び一時記録用カウンタ領域にそれぞれ書き込む。そして、一時記録用データ領域の書き換え回数が5回目になったときは、その5回目として書き換えに使うデータをEEPROM4のデータ領域に書き込むと共にカウンタ領域のカウンタ値1に1を加算して2とし、同一のデータをRAMの一時記録用データ領域に書き込む。さらに、一時記録用データ領域の書き換え回数が10回目になったときは、その10回目として書き換えに使うデータをEEPROM4のデータ領域に書き込むと共にカウンタ領域のカウンタ値2に1を加算して3とし、同一のデータをRAMの一時記録用データ領域に書き込む。
この例では、5回に1回の割合でEPPROM4のデータ領域のデータを書き換えるので、書き換えの寿命回数が100万回のEPPROM4では、500万回の書き換えに対応できることになる。なお、この例では、書き換え回数の間隔を5回としたが、これに限定されることはなく、書き換え回数の間隔は任意の回数(N回)に設定してよい。
図10は、実施例2の画像形成装置において、データを更新する手順を示すフローチャートである。図10に示すように、まず、更新の要求があった場合、そのデータが書き換え回数の大きいものかチェックする(ステップS11)。大きくないものであればステップS12で、固定領域にデータを更新して終了する。書き換え回数が大きいものであれば、ステップS13で、書き換え回数がオーバーしているかチェックする。オーバーしていれば更新せずに終了する。書き換え回数をオーバーしていなければ、ステップS14へ進む。
そして、ステップS14のカウントアップをするかどうかの判断において、一時記録用データ領域への書き換え回数が設定値(書き換え回数の間隔の設定値)の倍数である場合は、EEPROM4のデータ、カウンタ値を更新し(ステップS15)、さらに、ステップS16で、RAMのデータ、カウンタ値のみを更新して書き換えを終了する。ステップS14での判断の結果、書き換えタイミングでない場合も、ステップS16へ移って、RAMのデータ、カウンタ値のみを更新して書き換えを終了する。
以上、説明したように、実施例2の画像形成装置では、EEPROM4のデータ領域に直接書き込む場合には複数回の書き換えが必要になる大きさのデータを一時的に保持する一時記録用データ領域と、一時記録用データ領域のデータをデータ領域へ書き込むタイミングを得るために一時記録用データ領域への書き込み回数をカウントする一時記録用カウンタ領域とを有するRAMを備えたことで、EEPROM4の容量を増やさずに、保持データの内容を保証しながらEEPROM4を用いたデータ保持機能を長寿命化することができる。
また、実施例1の画像形成装置の場合と同様に、EEPROM4が寿命になったことを表示モニタによってユーザに知らせることが可能となる。また、EEPROM4の寿命回数の設定に表示モニタを用いたことで、使用性が向上する。また、カウント途中の書き換え回数でも表示モニタ上でリセットできるので、設計者のデバッグを有効にすることができる。また、ネットワーク経由でEEPROM4の寿命が近づいていることをサービスセンタに通知することで、寿命に到達する前にEEPROM4を交換することが可能となる。また、寿命回数になった場合は、ネットワーク経由でEEPROM4の寿命がきたことを通知することで、交換すべきことを通知することができる。
本発明に係る画像形成装置が備えるコントローラとエンジンのボードの概略構成を示すブロック図である。 実施例1の画像形成装置が備える表示モニタの平面図である。 実施例1における調整値データの構成を示す説明図である。 調整値データを格納する領域のマップ(実施例1)を示す説明図である。 EEPROM4のデータ領域と、インデックス用領域及びカウンタ領域の関係を示す説明図である。 データを更新する手順を示すフローチャート(実施例1)である。 実施例2の画像形成装置が備える表示モニタの平面図である。 実施例2における調整値データの構成を示す説明図である。 一時記録用データ領域及び一時記録用カウンタ領域と、データ領域及びカウンタ領域の関係を示す説明図である。 データを更新する手順を示すフローチャート(実施例2)である。
符号の説明
1、3 CPU、2 NVRAM、4 EEPROM

Claims (7)

  1. 使用状況など装置の稼動に伴って変化するデータを保持し、寿命回数の範囲内で前記データの書き換えが可能な不揮発性記憶手段を備えた画像形成装置において、
    書き換え回数が前記寿命回数になった場合に前記寿命回数を越える書き込みができないようにした前記不揮発性記憶手段におけるデータ領域であって、前記データ領域が単一の場合には複数回の書き換えが必要になる大きさの前記データを分散して書き込めるように前記データ領域を複数備え、
    前記データを格納する領域のマップにおいて、次にどの前記データ領域に書き込むのかを決定するインデックス情報を書き込むためのインデックス用領域と、前記データ領域の書き換え回数をカウントするためのカウンタ領域とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 使用状況など装置の稼動に伴って変化するデータを保持し、寿命回数の範囲内で前記データの書き換えが可能な不揮発性記憶手段を備えた画像形成装置において、
    前記不揮発性記憶手段のデータ領域に直接書き込む場合には複数回の書き換えが必要になる大きさの前記データを一時的に保持する一時記録用データ領域と、前記一時記録用データ領域と同一の前記データを前記データ領域へ書き込むタイミングを得るために前記一時記録用データ領域への書き込み回数をカウントする一時記録用カウンタ領域とを有するRAMを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記不揮発性記憶手段への書き換え回数が前記寿命回数に近づいた時にネットワーク経由で前記不揮発性記憶手段の寿命が近づいていることをサービスセンタに通知することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記不揮発性記憶手段への書き換え回数が前記寿命回数になった場合、表示モニタ上に寿命回数に達したことを表示することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記不揮発性記憶手段への書き換え回数が前記寿命回数になった場合、ネットワーク経由で前記不揮発性記憶手段が寿命に達したことを通知することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記不揮発性記憶手段の寿命回数を表示モニタ上から設定できることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記不揮発性記憶手段の書き換え回数をカウント途中であっても表示モニタ上からリセットできることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の画像形成装置。
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