JP2008276015A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】後処理装置に対して好適に記録材の種別を示す情報を通知することで、生産性の低下を抑制する画像形成装置を提供する。
【解決手段】本画像形成装置は、画像形成が完了した記録材を後処理装置へ搬送するタイミングを調整する。具体的に、本画像形成装置は、記録材の種別が不明な場合に後処理装置が行う後処理の中で最長の到達間隔時間を設定する。さらに、本画像形成装置は、画像形成中に記録材の種別が判別されたタイミングで、後処理装置に対して好適に記録材の種別を示す情報を通知することにより、記録材の種別に対応する到達間隔時間を後処理装置から取得する。これにより、本画像形成装置は、印刷ジョブの中で、それぞれの記録材について、最適な画像形成の開始時間を設定し、生産性の低下を抑制する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成した記録材に対してステイプル処理などの後処理を行う画像形成装置及びその制御方法に関する。
画像形成装置には、製本処理やステイプル処理などの後処理を画像形成後に行うものがある。このような画像形成装置には、例えば、ステイプル処理を行うステイプルユニットが設けられている。ステイプルユニットは、一般に、画像形成された記録材が搬送されてくると、一時的に保持し、対象となる記録材の全てが搬送されてきたタイミングでステイプル処理を行う。
そのため、ステイプルユニットは、搬送されてくる記録材の端部を整合して所定の位置に積載する必要がある。また、ステイプル処理を行うために記録材を反転させて積載する場合もある。このような積載処理を行うためには、記録材の種別に応じて、搬送されてくる記録材の間隔(到達間隔時間)を調整する必要がある。例えば、記録材が普通紙である場合、ステイプルユニットは、ユニット内部に設けられた一時トレイに記録材を積載する。一方、記録材が厚紙である場合、ユニット内部では狭いため、ユニット外部に設けられた排出トレイに記録材を積載する。このように、搬送されてきた記録材の種別や後処理の条件などにより、記録材の積載方法が異なるため、ステイプルユニットは、到達間隔時間を調整する必要がある。
特許文献1は、シートの枚数が後処理の許容枚数を超えた場合のエラー処理を行うシート後処理装置を示している。特許文献1に記載のシート後処理装置は、シートの積載部に積載された記録材が許容枚数を超えた場合に後処理装置へのシートの搬送を制限している。
特開2002−268502号公報
しかしながら、上述した従来技術では、以下のような問題がある。通常、画像形成装置の本体側のコントローラは、ステイプルユニットなどの後処理装置に対して記録材の種別や後処理条件を含む後処理予約情報を通知し、当該後処理装置から通知した情報に基づいた到達間隔時間を取得する。しかし、画像形成装置は、後処理予約情報を通知するタイミングで、画像形成に用いられる記録材の種別を識別できていない場合がある。画像形成装置は、一般に、記録材の種別を検出するためのセンサを、記録材を積載するカセットから画像形成位置までの搬送路上に設けている。したがって、記録材の種別を検出するタイミングは画像形成を開始した後となる。一方、後処理予約情報を通知するタイミングが画像形成を開始する前であるため、このタイミングで記録材の種別が識別されていない場合がある。
記録材の種別が不明である場合、後処理装置は、後処理予約情報に対して、処理の中で最も時間を要する到達間隔時間を通知する。これにより、画像形成処理及び後処理に要する時間が必要以上に長くなり、スループットを低下させていた。
本発明は、上述の問題に鑑みて成されたものであり、後処理装置に対して好適に記録材の種別を通知することで、生産性の低下を抑制する画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、例えば、記録材に画像を形成するとともに、搬送される記録材の種別を判別する画像形成手段と、画像が形成された記録材に後処理を行う後処理手段と、画像形成手段及び後処理手段を制御する制御手段と、を備える画像形成装置によって実現される。制御手段は、画像形成を行う記録材ごとに画像形成手段に対して、画像形成を予約するための第1予約情報を通知する画像形成予約手段と、画像形成を行う記録材ごとに後処理手段に対して、記録材の種別が判明している場合には当該種別を示す情報を含み、記録材の種別が不明な場合には不明を示す情報を含む、後処理を予約するための第2予約情報を通知する後処理予約手段と、第2予約情報の通知に対応する応答として、連続して画像形成される各記録材が後処理手段に到達する間隔を示す到達間隔時間を後処理手段から取得する第1取得手段と、取得された到達間隔時間及び画像形成が行われる際の記録材の搬送速度を用いて、記録材ごとの画像形成の開始時間を導出する導出手段と、導出された開始時間に従って画像形成の開始信号を画像形成手段へ通知することにより、画像形成を開始させる開始手段と、画像形成が開始された後に画像形成手段によって判別された記録材の種別を取得する第2取得手段と、判別された記録材の種別を取得する前に後処理の予約がまだ行われていない記録材について後処理の予約を行う際に、判別された記録材の種別を第2予約情報に設定する設定手段と、第1取得手段によって取得される、設定された記録材の種別に対応する到達間隔時間に従って、開始時間を変更する変更手段とを備える。
また、本発明は、記録材に画像を形成するとともに、搬送される記録材の種別を判別する画像形成手段と、画像が形成された記録材に後処理を行う後処理手段と、を備える画像形成装置の制御方法によって実現できる。本制御方法は、画像形成を行う記録材ごとに画像形成手段に対して、画像形成を予約するための第1予約情報を通知するステップと、画像形成を行う記録材ごとに後処理手段に対して、後処理を予約するための、記録材の種別に関する情報を含む第2予約情報を通知するステップと、第2予約情報の通知に対する応答として、連続して画像形成される各記録材が後処理手段に到達する間隔を示す時間を後処理手段から取得するステップと、取得された時間に応じて、記録材ごとに画像形成を開始させる開始時間を設定するステップと、画像形成が開始された後に画像形成手段によって判別された記録材の種別を取得するステップと、後処理の予約がまだ行われていない記録材について判別された記録材の種別を含む第2予約情報を後処理装置に通知するステップと、第1取得手段によって取得される、判別された記録材の種別に対応する時間に従って、開始時間を変更するステップとを有する。
本発明は、例えば、後処理装置に対して好適に記録材の種別を通知することで、生産性の低下を抑制する画像形成装置を提供できる。
以下、本発明に係る実施形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に記載された発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。また、本発明は、一適用例として、電子写真方式のプリンタによって実現される。しなかしながら、本発明における画像形成装置は、複合機、コピー機、FAXなど、記録材に画像を形成する装置であればよい。また、本発明は、一適用例として、電子写真方式のプリンタによって実現される。しかしながら、本発明は、インクジェットプリンタ等、他の画像印刷方式を採用したプリンタによって実現されてもよい。
本発明に係るプリンタは、画像形成後の記録材に対して、後処理を行う後処理装置を備える。以下では、後処理としてステイプル処理を行う後処理装置を一例に説明を記載する。しかしながら、本発明は、ステイプル処理に限らず、他の後処理、例えば、製本処理、裁断処理等を行う後処理装置に対しても適用可能である。
[第1の実施形態]
以下では、図1乃至図4を参照して、第1の実施形態について説明する。本実施形態に係るプリンタ100は、認識している記録材の種別に応じて、記録材の先端が後処理装置へ到達する間隔が示された到着間隔時間を各記録材ごとに設定する。図1は、第1の実施形態に係るプリンタ100の全体構成を示す断面図である。ここでは、本発明に関する主な構成要素についてのみ説明を記載する。
プリンタ100は、ステイプル処理を行う後処理装置101を画像形成後の記録材の排出口に備える。プリンタ100は、現像色の数だけ並置したステーション106Y、106M、106C、106Kを備える。参照番号の末尾に付与したY、M、C、Kは、それぞれイエロー、マゼンダ、シアン、ブラックを示す。また、プリンタ100は、カセット103、手差しトレイ104、中間転写ベルト116、二次転写ローラ117、クリーニング部121、搬送路105、123、記録材検出センサ118、レジストセンサ119、レジストローラ120及び定着器122を備える。
まず、ステーション106Y、106M、106C、106Kの詳細な構成について説明する。ここでは、4つのステーションの中で、イエローのトナー像を形成するステーション106Yの構成についてのみ説明を記載する。他のステーションについては、同様の構成であるため説明を省略する。
ステーションYは、感光ドラム108、帯電器114、レーザスキャナ107、現像器110、トナーカートリッジ112及び一次転写ローラ115を備える。また、感光ドラム108は、アルミシリンダの外周に有機光導伝層が塗布されて構成され、図示しない駆動モータによって反時計周り方向に回転する。帯電器114は、帯電スリーブ113を備え、感光ドラム108の表面を均一に帯電する。レーザスキャナ107は、感光ドラム108上に静電潜像を形成するために、画像データに基づいて選択的に露光を行う。現像器110は、現像スリーブ109を備え、静電潜像をトナーで現像する。トナーカートリッジ112は、各ステーションに対応する色のトナーを保持している。一次転写ローラ115は、感光ドラム108に形成されたトナー像を中間転写ベルト116へ転写する。中間転写ベルト116は、駆動ローラと従動ローラによって張設された無端状ベルトであって、感光ドラム108に当接しつつ時計周り方向に回転し、一次転写ローラ115によって、ベルト表面にトナー像が、順次、一次転写される。
カセット103及び手差しトレイ104には、記録材が載置されている。これらの記録材は、給送ローラによって装置内に給送される。装置内に給送された記録材は、搬送路105上に配置された複数の搬送ローラなどにより搬送され、レジストセンサ119の位置に到達する。ここで記録材は、さらに一定量だけ搬送されてレジストローラ120に到達し、ループを形成して待機する。
その後、待機中であった記録材は、再搬送され、中間転写ベルト116に二次転写ローラ117が当接して狭持搬送されることにより、中間転写ベルト116上に形成されたトナー像が転写される。二次転写ローラ117は、二次転写中に実線で示すように中間転写ベルト116に当接するが、二次転写後は、点線にて示す位置に離間する。
クリーニング部121は、内蔵するクリーニングブレードによって中間転写ベルト116をクリーニングし、二次転写されず中間転写ベルト116上に残ったトナーを、廃トナーとして蓄える。
定着器122は、記録材を搬送させながら、記録材上のトナー像を定着させる。定着器122は、トナーを加熱する定着ローラと、記録材を定着ローラに圧接させるための加圧ローラとを具備している。定着ローラ及び加圧ローラは、中空状に形成され、内部にそれぞれヒータを内蔵している。これらの構成により、定着器122は、記録材上のトナー像を加熱、加圧することにより、定着させる。
記録材検出センサ118は、記録材の厚さや表面状態などの種別を判別するための光学系のセンサである。記録材検出センサ118は、記録材の搬送方向に対して、レジストローラ120よりも上流側の位置に、記録材の画像形成面へ向けて配置される。プリンタ100は、この記録材検出センサ118を用いて、例えば、搬送されてくる記録材が普通紙であるか、或いは、厚紙であるかを判別する。
後処理装置101は、一時トレイ131、ステイプル処理トレイ133、排出ローラ135及び複数の排出トレイ136、137を備える。後処理装置101は、トナー像が形成された記録材を排出ローラ135によって排出トレイ136又は排出トレイ137へ排出し積載する。記録材を各排出トレイ136、137へ仕分けする際は、図示しない排出トレイ昇降モータにより排出トレイ136、137を上下に移動させることにより行う。
一時トレイ131は、後処理を行う前に、複数の記録材の端部を揃えて一時的に積載する。そのため、一時トレイ131には、搬送されてきた記録材の位置を固定するためのガイド132が設けられている。ステイプル処理トレイ133には、ステイプルユニット134が設けられている。
ステイプル処理を行う場合、後処理装置101は、搬送されてきた記録材の種別が普通紙の場合には一時トレイ131を使用し短い紙間で搬送されてきた記録材を一時保管し、次の記録材と重ねてステイプル処理トレイ133に搬送する。これにより、ステイプル処理に要する時間を確保することで高速プリントを可能にする。一方、搬送された記録材の種別が厚紙の場合には一時トレイ131は使用せず、排出トレイ136、137を使用し、記録材の搬送間隔を広げることで、ステイプル処理に要する時間を確保する。
次に、図2を参照して、本実施形態に係るプリンタ100の制御ブロックについて説明する。図2は、第1の実施形態に係るプリンタ100のシステム構成の一例を示すブロック図である。ここでは、主に本発明に関する制御ブロックについて説明を記載する。即ち、本発明に係るプリンタ100は、他の制御ブロックを含んでもよい。
プリンタ100は、制御手段として機能するプリンタ制御部201、画像形成手段として機能するエンジン制御部202及び後処理手段として機能する後処理部203を含む。プリンタ制御部201は、シリアル信号線でエンジン制御部202及び後処理部203と接続され、各コンポーネントと双方向のシリアル通信を行う。エンジン制御部202は、図1に示す画像形成を行うためのコンポーネントと、記録材の種別を判別するためのコンポーネントを制御する。具体的に、エンジン制御部202は、センサ241、ローラ242、レーザスキャナ107及びカートリッジ106(Y、M、C、K)と電気的に接続されている。ここで、センサ241は、図1に示す、記録材検出センサ118及びレジストセンサ119など、プリンタ100内部に配置された各センサを示す。ローラ242は、記録材の搬送路105、123上に配置された各ローラを示す。後処理部203は、後処理装置101に配置され、後処理装置101を統括的に制御する。
プリンタ制御部201は、エンジン制御部202、後処理部203に対し、シリアルコマンドを送信するとともに、エンジン制御部202、後処理部203からのステータスデータを受信することで画像形成及び後処理の制御を行っている。プリンタ制御部201は、制御ブロックとして、画像形成予約部210、取得部211、導出部212、開始部213、設定部214、変更部215及び後処理予約部216を含む。
画像形成予約部210は、画像形成予約手段として機能し、図示しない外部のホストコンピュータからの画像形成命令に従って、エンジン制御部202へ画像形成を予約するための画像形成予約情報(第1予約情報)を通知する。後処理予約部216は、後処理予約手段として機能し、後処理装置101へ記録材を排出する場合に、後処理部203に対して指定排出口(ビン)、後処理(ステイプル)等の後処理を予約するための後処理予約情報(第2予約情報)を通知する。後処理部203は、後処理予約情報が通知された時点で受信済みの後処理予約情報が無い場合、印刷ジョブにおける1枚目の記録材に対する後処理予約情報であると判断する。一方、受信済みの後処理予約情報がある場合には、印刷ジョブにおける2枚目以降の記録材に対する後処理予約情報であると判断する。1枚目の場合、後処理部203は、後処理予約情報を受信した時点から記録材の先端が後処理装置101の入口へ到達するまでの時間を、「到達間隔時間」としてプリンタ制御部201に応答する。一方、2枚目以降の場合、後処理部203は、先行する記録材の後端と予約された記録材の先端との搬送間隔の時間を「到達間隔時間」としてプリンタ制御部201に応答する。
取得部211は、エンジン制御部202又は後処理部203から必要な情報を取得する。具体的に、取得部211は、第1取得手段として機能し、後処理予約情報の通知に対する応答として、連続して画像形成される各記録材の先端が後処理装置101に到達する間隔を示す到達間隔時間を後処理部203から取得する。また、取得部211は、第2取得手段として機能し、印刷ジョブにおける1枚目の記録材に対する画像形成が開始された後にエンジン制御部202によって判別された記録材の種別を取得する。判別された記録材の種別の情報は、例えば、普通紙、厚紙などを示す。
導出部212は、導出手段として機能し、取得された到達間隔時間を用いて、記録材ごとの画像形成の開始時間を導出する。具体的に、導出部212は、1枚目の記録材に対する画像形成の開始時間Ts1を以下の式により導出する。
Ts1=t1+(t2−t3)
ここで、t1は当該記録材の後処理予約情報を後処理部203に通知した時刻を示す。t2は開始信号の通知から記録材の先端が後処理装置101の入口へ到達するまでの時間を示す。t3は、1枚目の記録材として、後処理部203から取得した到達間隔時間を示す。但し、括弧内の計算結果が負の値となる場合には、開始時間Ts1は“0秒”とする。即ち、プリンタ制御部201は、時間調整のための待機を行うことなく画像形成を開始させる。
一方、導出部212は、2枚目以降の記録材に対する画像形成の開始時間Ts2を以下の式により導出する。
Ts2=t4+(Lp/Vp+t3)
ここで、t4はエンジン制御部202から1枚前の記録材に対する/TOP信号を受信した時刻を示す。/TOP信号とは、画像信号を出力するための基準タイミングとなる同期信号を示す。Lpは記録材の搬送方向の長さを示す。Vpは記録材の搬送速度を示す。したがって、Lp/Vpは記録材の先端から後端までの長さを搬送するために要する搬送時間を示す。t3は、2枚目以降の記録材として、後処理部203から取得した到達間隔時間を示す。
開始部213は、開始手段として機能し、導出された開始時間Ts1又は開始時間Ts2に従って画像形成を開始させる開始信号をエンジン制御部202へ通知する。具体的に、開始部213は、時刻t1又は時刻t4の時点からタイマを利用して各記録材の開始時間を計時し、開始時間を経過すると開始信号をエンジン制御部202へ通知する。エンジン制御部202は、開始信号を受信すると、記録材の搬送を開始し、画像形成を開始する。さらに、プリンタ制御部201は、開始信号の通知から所定時間経過した後に、後処理部203に対して、後処理開始信号を通知する。後処理部203は、後処理開始信号を受信すると、後処理を開始するとともに、後処理を開始したことをプリンタ制御部201へ通知する。
設定部214は、設定手段として機能し、後処理の予約がまだ行われていない記録材について後処理の予約を行う際に、判別された記録材の種別を後処理予約情報に設定する。ここで、判別された記録材の種別とは、エンジン制御部202によって1枚目の記録材の画像形成中に判別された記録材の種別を示す。したがって、設定部214は、記録材の判別が行われた後に後処理の予約が行われる記録材について、判別された記録材の種別を後処理予約情報に設定する。
変更部215は、変更手段として機能し、取得部211によって取得される、設定された記録材の種別に対応する到達間隔時間に従って、開始時間を変更する。具体的に、変更部215は、開始部213によって発行されるタイマの設定時間を変更する。
エンジン制御部202は、画像形成部221、判別部222、搬送部223及び記憶部224を含む。画像形成部221は、図1に示す各コンポーネントを制御して画像形成を行う。判別部222は、記録材検出センサ118を用いて、記録材の種別、例えば、普通紙、厚紙などを判別する。例えば、判別部222は、搬送中の記録材に光を照射して得られた反射光量や透過光量と、予め保持している普通紙の反射光量や透過光量、又は、厚紙の反射光量や透過光量とを比較して、記録材の種別を判別する。搬送部223は、各ローラ242を用いて記録材の搬送を制御する。記憶部224には、エンジン制御部202が画像形成を行うために必要となる情報、例えば、各コンポーネントの動作条件などが記憶される。
後処理部203は、処理部231及び搬送部232を含む。処理部231は、後処理、例えば、ステイプル処理を制御する。また、処理部231は、プリンタ制御部201とのデータの授受を制御する。搬送部232は、後処理装置101内に配置された各ローラを用いて記録材の搬送を制御する。また、後処理部203は、後処理予約情報として記録材の種別の情報が通知された場合、当該記録材の種別に対応する到達間隔時間をプリンタ制御部201へ通知する。一方、不明を示す情報が通知された場合、後処理部203は、後処理の中で最も時間を要する処理に対応する到達間隔時間をプリンタ制御部201へ通知する。
次に、図3を参照して、画像形成時におけるプリンタ制御部201の制御について説明する。図3は、第1の実施形態に係るプリンタ制御部201の制御手順を示すフローチャートである。なお、ここでは、説明を容易にするため、プリンタ制御部201の概念的な処理の流れを説明する。実際に画像形成を行う際の処理手順については、一例として、図4を用いて後述する。
ステップS301において、外部のホストコンピュータ又はプリンタ100の操作パネルから画像形成の依頼を受信すると、画像形成予約部210は、エンジン制御部202に対して画像形成の予約を行う。次に、ステップS302において、後処理予約部216は、後処理部203に対して、後処理の予約を行う。ここで、後処理予約部216は、現在、プリンタ制御部201が保持している記録材の種別と、後処理条件とを後処理予約情報に設定する。記録材の種別が判明している場合には当該種別を示す情報を設定する。一方、記録材の種別が不明な場合には、不明を示す情報を記録材の種別として設定する。また、後処理条件とは、例えば、ステイプル処理有り、綴じる箇所、綴じる個数などの情報を含む。
続いて、ステップS303において、取得部211は、後処理の予約に対する応答として、後処理部203から設定した記録材の種別に対応する到達間隔時間を取得する。到達間隔時間を取得すると、ステップS304において、導出部212は、上述した方法で画像形成の開始時間を導出する。さらに、導出された開始時間が経過すると、ステップS305において、開始部213は、画像信号をエンジン制御部202へ出力し、画像形成を開始させる。
画像形成が開始されると、ステップS306において、プリンタ制御部201は、開始された画像形成が印刷ジョブにおいて1枚目の記録材であるか否かを判定する。1枚目の記録材である場合、プリンタ制御部201は、処理をS307に遷移させる。一方、2枚目以降の記録材である場合、処理をS309に遷移させる。
S307において、取得部211は、1枚目の画像形成が開始されて、予め定められた時間が経過した後に、エンジン制御部202から判別された記録材の種別を取得する。続いて、ステップS308において、設定部214は、今後行う後処理の予約において通知する後処理予約情報にS307で取得した記録材の種別を示す情報を設定する。例えば、設定部214は、現在認識している記録材の種別を示す情報を記憶する記憶領域にS307で取得した最新の記録材の種別を格納してもよい。この場合、後処理予約部216は、後処理を予約する場合に、上述の記憶領域から最新の記録材の種別を示す情報を読み出して後処理予約情報に追加する。
続いて、ステップS309において、プリンタ制御部201は、次の画像形成が有るか否かを判定する。有る場合は処理をS301へ遷移させ、無い場合には処理を終了する。
このように、プリンタ制御部201は、画像形成の依頼となる印刷ジョブを受信すると、画像形成を行う各記録材ごとに画像形成予約及び後処理予約を行う。また、上述の処理手順では、1枚目の記録材の際に、エンジン制御部202から判別された記録材の種別を取得しているが、記録材の種別が不明で有る場合にのみ取得してもよい。また、全ての記録材に対する画像形成において、即ち、2枚目以降の記録材のシーケンスにおいても、記録材の種別を示す情報を取得してもよい。さらに、ここでは、記録材ごとに処理が行われているが、画像形成のスループットを考慮して、1枚目の画像形成を開始する前に、複数の記録材に対する画像形成予約及び後処理予約を行ってもよい。このように、処理手順に関しては、画像形成のスループットや製品の特徴を考慮して最適な処理手順が適用されることが望ましい。
次に、図4を参照して、画像形成時におけるプリンタ制御部201、エンジン制御部202及び後処理部203の制御の一例について説明する。図4は、第1の実施形態に係るプリンタ制御部201、エンジン制御部202及び後処理部203の動作概要を説明するためのシーケンス図である。ここでは、画像形成前に記録材の種別が不明である場合を想定している。
ステップS401において、プリンタ制御部201は、エンジン制御部202に対して、給送口/排出口の指定を付加した画像形成予約情報を通知する。続いて、ステップS402において、プリンタ制御部201は、後処理部203に対して、指定排出口(ビン)、後処理(ステイプル等)等の後処理条件に加え、記録材の種別として「不明」を付加した後処理予約情報1を通知する。
後処理予約情報1を受信すると、ステップS403において、後処理部203は、記録材の種別が「不明」の場合の到達間隔時間をプリンタ制御部201へ通知する。ここで、後処理部203は、記録材の種別が「不明」の場合、予め定義されている到達間隔時間の中で最長の到達間隔時間を通知する。
2枚目の記録材に関しても1枚目の記録材と同様の処理が行われる。まず、ステップS404において、プリンタ制御部201は、エンジン制御部202へ画像形成予約情報2を通知する。続いて、ステップS405において、プリンタ制御部201は、後処理部203へ記録材の種別を不明として、後処理予約情報2を通知する。さらに、ステップS406において、後処理部203は、プリンタ制御部201へ最長となる到達間隔時間を通知する。
また、後処理部203は、1枚目、2枚目の記録材の種別が「不明」であるため、一時トレイ131を使用しない搬送制御を行う。
プリンタ制御部201は、S403で取得した到達間隔時間1から画像形成の開始時間1を導出する。開始時間1を導出すると、ステップS407において、プリンタ制御部201は、開始時間1が経過するまで待機する。開始時間1が経過すると、ステップS408において、プリンタ制御部201は、1枚目の記録材に対する画像形成の開始信号1をエンジン制御部202へ通知する。
開始信号1を受信すると、ステップS409において、エンジン制御部202は、画像形成の準備を行い、指定された給送口から記録材の給送を開始する。その後、ステップS410において、エンジン制御部202は、レジストローラ120の位置で記録材を一時停止させる。ここで記録材は、レジストセンサ119で記録材が検出されたことを契機に停止される。また、記録材が停止している間に、ステップS411において、エンジン制御部202は、記録材検出センサ118を用いて記録材の種別を判別する。以下では、記録材の種別が普通紙で有った場合について説明する。記録材の種別を判別すると、ステップS412において、エンジン制御部202は、判別した記録材の種別を示す情報をプリンタ制御部201へ通知する。その後、ステップS413において、エンジン制御部202は、プリンタ制御部201が画像データを出力するための同期信号(/TOP信号1)をプリンタ制御部201へ出力する。プリンタ制御部201は、/TOP信号1を受信すると、/TOP信号1に同期して1枚目の記録材に形成される画像の画像データをエンジン制御部202へ出力する。
ステップS414において、プリンタ制御部201は、/TOP信号1を受信すると、S406で受信した到達間隔時間2から開始時間2を導出する。ここで、プリンタ制御部201は、開始時間2を導出するタイミングとしてS406で到達間隔時間2を受信した時点で行ってもよい。ステップS414において、プリンタ制御部201は、開始時間2が経過するまで待機する。
開始時間2が経過すると、ステップS415において、プリンタ制御部201は、2枚目の記録材に対する画像形成の開始信号2をエンジン制御部202へ通知する。開始信号2を受信すると、ステップS416において、エンジン制御部202は、プリンタ制御部201へ/TOP信号2を出力する。プリンタ制御部201は、/TOP信号2に同期して2枚目の記録材に形成する画像の画像データを出力する。
2枚目の記録材に対する画像形成を開始すると、ステップS417において、プリンタ制御部201は、エンジン制御部202へ、3枚目の記録材に関する画像形成予約情報3を通知する。続いて、ステップS418において、プリンタ制御部201は、後処理部203へ、S412で取得した記録材の種別「普通紙」を設定した後処理予約情報3を通知する。その後、ステップS419において、プリンタ制御部201は、後処理部203からの返送ステータスとして普通紙の場合の到達間隔時間3を取得する。ここで、後処理部203は、3枚目の記録材の種別が普通紙であるため、一時トレイ131を使用する搬送制御を行う。
以上説明したように、本実施形態に係るプリンタ制御部201は、記録材の種別を判別するまでの間、後処理部203の処理の中で最も時間を要する到達間隔時間を後処理部から取得する。一方、エンジン制御部202が記録材の種別を判別すると、プリンタ制御部201は、記録材の種別に応じた適切な到達間隔時間を後処理部203から取得することができる。これにより、本実施形態に係るプリンタ100は、好適に画像形成のスループットを向上させることが可能となる。
上記実施形態に限らず様々な変形が可能となる。例えば、後処理部203は、記録材の種別を示す情報が通知されると、当該記録材の種別に対応する到達間隔時間を通知し、不明を示す情報が通知されると、後処理の中で最も時間を要する処理に対応する到達間隔時間を通知してもよい。これにより、本実施形態に係るプリンタ100は、記録材の種別が判別された段階で、到達間隔時間を変更することができる。したがって、プリンタ100は、記録材の種別が不明な場合であっても、後処理における到達間隔時間を十分に確保することができる。さらに、プリンタ100は、画像形成中に記録材の種別が判別された段階で最適な到達間隔時間を適用することができ、画像形成におけるスループットの低下を抑制しうる。
また、プリンタ100は、1枚目の記録材が後処理装置101へ到達する時間を考慮した画像形成の開始時間と、2枚目以降の記録材が後処理装置101へ到達する時間を考慮した画像形成の開始時間とを導出するための方法を有する。これにより、後処理装置101へ記録材が到達する時間をより正確に導出することができ、後処理装置101で発生するジャム等のエラーの発生を低減させうる。
[第2の実施形態]
次に、図5を参照して、第2の実施形態について説明する。本実施形態に係るエンジン制御部202は、プリンタ制御部201からの画像形成予約情報に対する応答として、自身が保持している記録材の種別を示す情報を含む応答情報をプリンタ制御部201へ通知する。図5は、第2の実施形態に係るプリンタ制御部201、エンジン制御部202及び後処理部203の動作概要を説明するためのシーケンス図である。ここでは、第1の実施形態と同様の処理については、同一の番号を付し、説明を省略する。即ち、ステップS501乃至S504の処理について説明する。また、応答情報を通知するために、本実施形態に係るエンジン制御部202は、図2に示す記憶部224へ判別した記録材の種別を示す情報を格納する。
ステップS501において、エンジン制御部202は、S401の画像形成予約情報1の通知に対応する応答として、記憶部224で保持している記録材の種別を示す情報を含む応答情報をプリンタ制御部201へ通知する。ここで、エンジン制御部202は、記憶部224における記録材の種別を示す情報を記憶する記憶領域を参照して、情報を取り出す。しかし、当該記憶領域に記録材の種別を示す情報が格納されていない場合、エンジン制御部202は、記録材の種別が不明であることを示す情報を通知する。記録材の種別を示す情報を受信すると、ステップS402において、プリンタ制御部201は、受信した記録材の種別を示す情報を設定した後処理予約情報1を後処理部203へ通知する。
また、記録材の種別が不明である場合に、エンジン制御部202は、当該記憶領域に不明を示す情報を予め格納しておいてもよい。この場合、S501での処理は、当該記憶領域から取り出した情報をそのまま通知することとなる。また、不明を示す情報を格納するタイミングとしては、プリンタ100の電源投入時やカセット103が開閉されたときなどがある。即ち、カセット103内に収納されている記録材が入れ替えられた可能性の有るタイミングで、エンジン制御部202は、不明を示す情報で当該記憶領域を初期化する。
ステップS502において、エンジン制御部202は、画像形成予約情報2の通知に対する応答として、当該記憶領域に格納されている記録材の種別を示す情報を通知する。ここでは、S501と同様に、不明を示す情報が通知される。
ステップS503において、エンジン制御部202は、1枚目の記録材の画像形成が開始された後に記録材の種別を判別すると、判別した種別を記憶部224へ格納する。このシーケンスで想定しているケースでは、当該記憶領域の情報が不明を示す情報から普通紙を示す情報へ上書きされる。
ステップS504において、エンジン制御部202は、画像形成予約情報3の通知に対する応答として、当該記憶領域に格納されている記録材の種別を示す情報を通知する。ここでは、普通紙を示す情報が通知される。プリンタ制御部201は、S418において、受信した普通紙を示す情報を設定した後処理予約情報3を後処理部203へ通知する。
以上説明したように、本実施形態に係るプリンタ100では、プリンタ制御部201がエンジン制御部202に画像形成予約情報を通知した応答として、エンジン制御部202からプリンタ制御部201へ記録材の種別が通知される。さらに、プリンタ制御部201は、取得した記録材の種別を示す情報を設定した後処理予約情報を後処理部203へ通知する。これにより、プリンタ制御部201は、常に最新の情報を取得することができ、後処理部203から正確な到達間隔時間を取得することができる。したがって、本プリンタ100は、画像形成のスループットをさらに向上させうる。
[第3の実施形態]
次に、図6を参照して、第3の実施形態について説明する。本実施形態に係るエンジン制御部202は、記録材の種別を判別した段階で、判別した記録材の種別を示す情報をプリンタ制御部201へ通知する。また、プリンタ制御部201は、既に到達間隔時間を取得している記録材であって画像形成が開始されていない記録材について、受信した記録材の種別を示す情報を用いて後処理部203から到達間隔時間を再取得する。図6は、第3の実施形態に係るプリンタ制御部201、エンジン制御部202及び後処理部203の動作概要を説明するためのシーケンス図である。ここでは、第1及び第2の実施形態と同様の処理については、同一の番号を付し、説明を省略する。即ち、ステップS601乃至S603の処理について説明する。また、本実施形態に係るエンジン制御部202は、非同期で、記録材の種別を示す情報をプリンタ制御部201へ通知する。
S503で判別した記録材の種別を示す情報を格納した後、ステップS601において、エンジン制御部202は、判別した記録材の種別である普通紙を示す情報をプリンタ制御部201へ通知する。ステップS602において、プリンタ制御部201は、エンジン制御部202から通知された記録材の種別を示す情報を受信したタイミングで、2枚目の記録材に対する後処理予約情報2を再び送信する。ここで、プリンタ制御部201は、後処理予約情報2に種別変更として普通紙の情報を設定する。その後、ステップS603において、プリンタ制御部201は、再送した後処理予約情報2の応答として、新たな到達間隔時間を後処理部203から取得する。後処理部203は、2枚目の記録材の種別が「不明」から「普通紙」へ変更されたため、一時トレイ131を使用する搬送制御へ切り替える。
以上説明したように、本実施形態に係るプリンタ制御部201は、エンジン制御部202から記録材の種別を示す情報が通知されたタイミングで、既に到達間隔時間を取得済みの記録材であって、画像形成が開始されていない記録材に関する到達間隔時間を再取得する。これにより、本プリンタ100は、記録材の種別が判別されたタイミングで記録材の種別を変更することで、生産性の低下をさらに抑制しうる。
第1の実施形態に係るプリンタ100の全体構成を示す断面図である。 第1の実施形態に係るプリンタ100のシステム構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るプリンタ制御部201の制御手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係るプリンタ制御部201、エンジン制御部202及び後処理部203の動作概要を説明するためのシーケンス図である。 第2の実施形態に係るプリンタ制御部201、エンジン制御部202及び後処理部203の動作概要を説明するためのシーケンス図である。 第3の実施形態に係るプリンタ制御部201、エンジン制御部202及び後処理部203の動作概要を説明するためのシーケンス図である。
符号の説明
100:プリンタ
101:後処理装置
201:プリンタ制御部
202:エンジン制御部
203:後処理部

Claims (6)

  1. 記録材に画像を形成するとともに、搬送される記録材の種別を判別する画像形成手段と、画像が形成された記録材に後処理を行う後処理手段と、前記画像形成手段及び前記後処理手段を制御する制御手段と、を備える画像形成装置であって、
    前記制御手段は、
    画像形成を行う記録材ごとに前記画像形成手段に対して、画像形成を予約するための第1予約情報を通知する画像形成予約手段と、
    画像形成を行う記録材ごとに前記後処理手段に対して、前記記録材の種別が判明している場合には該種別を示す情報を含み、該記録材の種別が不明な場合には不明を示す情報を含む、後処理を予約するための第2予約情報を通知する後処理予約手段と、
    前記第2予約情報の通知に対する応答として、連続して画像形成される各記録材が前記後処理手段に到達する間隔を示す到達間隔時間を該後処理手段から取得する第1取得手段と、
    前記取得された到達間隔時間を用いて、記録材ごとの画像形成の開始時間を導出する導出手段と、
    前記導出された開始時間に従って画像形成を開始させる開始信号を前記画像形成手段へ通知する開始手段と、
    画像形成が開始された後に前記画像形成手段によって判別された記録材の種別を取得する第2取得手段と、
    前記後処理の予約がまだ行われていない記録材について後処理の予約を行う際に、前記判別された記録材の種別を前記第2予約情報に設定する設定手段と、
    前記第1取得手段によって取得される、前記設定された記録材の種別に対応する前記到達間隔時間に従って、前記開始時間を変更する変更手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記後処理手段は、
    前記記録材の種別の情報が通知された場合に、該記録材の種別に対応する前記到達間隔時間を前記制御手段へ通知する手段と、
    前記不明を示す情報が通知された場合に、前記後処理の中で最も時間を要する処理に対応する前記到達間隔時間を前記制御手段へ通知する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成手段は、
    判別した記録材の種別を示す情報を記憶する記憶手段と、
    前記第1予約情報の通知に対する応答として、前記記憶手段に記憶している記録材の種別を示す情報を含む応答情報を前記制御手段へ通知する応答手段とを備え、
    前記第2取得手段は、
    前記画像形成手段から通知される前記応答情報から前記記録材の種別を示す情報を取得し、
    前記後処理予約手段は、
    前記取得された記録材の種別を示す情報を含む第2予約情報を通知する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成手段は、
    前記記録材の種別を判別する手段と、
    判別した記録材の種別を示す情報を前記制御手段へ通知する手段と
    をさらに備え、
    前記第1取得手段は、
    既に到達間隔時間を取得している記録材であって画像形成が開始されていない記録材について、前記通知された記録材の種別を示す情報を用いて新たな前記到達間隔時間を再取得する再取得手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記導出手段は、
    1枚目の記録材について、前記後処理の予約を通知した時刻と、前記開始信号を通知してから記録材の先端が前記後処理手段に到達するまでに要する時間と、該1枚目の記録材について取得した前記到達間隔時間とを用いて前記開始時間を導出し、
    2枚目以降の記録材について、前記画像形成手段から該制御手段に通知される、1枚前の記録材に対する画像信号を出力するための基準タイミングとなる同期信号を受信した時刻と、記録材の搬送方向の長さと、記録材の搬送速度と、当該記録材について取得した前記到達間隔時間とを用いて前記開始時間を導出することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 記録材に画像を形成するとともに、搬送される記録材の種別を判別する画像形成手段と、画像が形成された記録材に後処理を行う後処理手段と、を備える画像形成装置の制御方法であって、

    画像形成を行う記録材ごとに前記画像形成手段に対して、画像形成を予約するための第1予約情報を通知するステップと、
    画像形成を行う記録材ごとに前記後処理手段に対して、後処理を予約するための、前記記録材の種別に関する情報を含む第2予約情報を通知するステップと、
    前記第2予約情報の通知に対する応答として、連続して画像形成される各記録材が前記後処理手段に到達する間隔を示す時間を該後処理手段から取得するステップと、
    前記取得された時間に応じて、記録材ごとに画像形成を開始させる開始時間を設定するステップと、
    画像形成が開始された後に前記画像形成手段によって判別された記録材の種別を取得するステップと、
    前記後処理の予約がまだ行われていない記録材について前記判別された記録材の種別を含む第2予約情報を前記後処理装置に通知するステップと、
    前記第1取得手段によって取得される、前記判別された記録材の種別に対応する前記時間に従って、前記開始時間を変更するステップと
    を有することを特徴とする制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016128877A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 キヤノン株式会社 画像形成システム、画像形成装置及び後処理装置

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