JP2016115221A - 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】無駄になる用紙、コストアップ、装置の大型化を抑えつつ、間違ったタブ紙が出力物に混入することを防止する。【解決手段】タブ位置が異なる複数のタブ紙が所定の順序で重ねられたタブ紙束を1セットとして、複数セットのタブ紙を収納する給紙トレイを有し、画像が形成された用紙の予め指定された任意の用紙間に、タブ紙を挿入させる画像形成装置において、印刷ジョブの途中でジャムが発生し、ジャム紙が除去された場合に、ジャム処理後1枚目のタブ紙であるタブ紙TB4が給紙されると、これより後の用紙の給紙を待機させる。そして、ラインセンサーによりジャム処理後1枚目のタブ紙TB4を読み取り、読み取り結果からタブ位置を判断し、タブ紙TB4のタブ位置が、挿入されるタブ紙として正しくない場合、タブ紙TB4を通常の出力物とは異なる排紙トレイに排出させる。【選択図】図5
Description
本発明は、画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法及びプログラムに関する。
従来、画像形成装置においては、複数のタブ紙を給紙トレイ又はインサーターにセットしておき、画像形成された用紙の間にタブ紙を順次挿入して出力する機能が用いられている。タブ紙は、タブ位置や色が異なる複数のタブ紙が所定の順序で重ねられたものを1セットとして、セット単位で扱われる。タブ紙を指定に応じて順次用紙間に挿入する際に、1部作成する毎に、セット内で余った不要なタブ紙を通常の出力物とは異なる排紙トレイに排出することで、次の部に対して、また1タブ目(1セット内の1番目)からタブ紙を使うことができる。このようにして、複数部を出力する場合でも、タブ紙も含めて同じ出力物が得られる。
図3に示すタブ位置が異なる5枚のタブ紙TB1〜TB5が1セットを構成するタブ紙束を用いて、図4に示すように、画像形成された用紙P1〜P6に対し、1ページ目の前、2ページ目と3ページ目の間、5ページ目と6ページ目の間にそれぞれタブ紙TB1,TB2,TB3を挿入する場合、4タブ目のタブ紙TB4及び5タブ目のタブ紙TB5は、不要なタブ紙として通常の出力物とは異なる排紙トレイに排出される。
このような印刷ジョブの途中で、ジャムが発生し、タブ紙を含むジャム紙が除去された場合や、タブ紙の用紙補給が行われた場合には、給紙トレイにセットされている最上部のタブ紙(次に給紙されるタブ紙)のタブ位置がずれてしまう。また、タブ紙の除去や補給等、ユーザー操作を伴う場合には、ユーザーがどのようにタブ紙を扱うかわからないので、給紙トレイ内の最上部のタブ紙のタブ位置を保証することはできない。
図12(a)に示すように、印刷ジョブの途中でジャムが発生し、3ページ目の用紙P3から6ページ目の用紙P6までがジャム紙として除去された場合、図12(b)に示すように、3ページ目の用紙P3の出力から処理が再開される。しかし、3タブ目のタブ紙TB3は既に除去されているため、このままの状態でジャム解除後の処理が実行されると、5ページ目の用紙P5の後に4タブ目のタブ紙TB4が挿入されてしまう。さらに、不要タブ紙の排出機能によって、5タブ目のタブ紙TB5と次のセットの1タブ目のタブ紙TB1が不要タブ紙として排出されるので、この部以降、タブ位置がずれることになる。
タブ紙が正しい順序で挿入されているか否かを判定する技術として、例えば、タブ紙の形状を常にチェックする印刷装置が提案されている(特許文献1参照)。この印刷装置では、画像形成装置の後段に備えられたラインセンサーで、搬送されるタブ紙の形状を常に読み取り、タブ位置が期待される位置にあるか否かを判断している。
具体的には、特許文献1には、タブ紙のタブ位置が正しくない場合に、そのタブ紙だけでなく、機内に搬送されている用紙を全て機外に排出した後、タブ紙の再挿入や、タブ紙以外の用紙に対する再印刷を実施する方法が開示されている。
また、特許文献1には、ラインセンサーの後段にバッファートレイを設け、タブ位置が正しくないタブ紙を機外に排出し、機内の他の用紙をバッファートレイに一旦格納し、タブ紙を給紙してタブ位置が正しい場合には、タブ紙を正常に排出した後、バッファートレイ内の用紙を正常に排出し、以降のプリントを開始する方法も開示されている。
具体的には、特許文献1には、タブ紙のタブ位置が正しくない場合に、そのタブ紙だけでなく、機内に搬送されている用紙を全て機外に排出した後、タブ紙の再挿入や、タブ紙以外の用紙に対する再印刷を実施する方法が開示されている。
また、特許文献1には、ラインセンサーの後段にバッファートレイを設け、タブ位置が正しくないタブ紙を機外に排出し、機内の他の用紙をバッファートレイに一旦格納し、タブ紙を給紙してタブ位置が正しい場合には、タブ紙を正常に排出した後、バッファートレイ内の用紙を正常に排出し、以降のプリントを開始する方法も開示されている。
しかし、上記従来技術のように、タブ位置が正しくない場合に、タブ紙以外の機内の用紙も全て排出する方法では、無駄になる用紙(損紙)が多くなるという問題があった。
また、バッファートレイを用いる方法では、ラインセンサーの後段にバッファートレイが必要になるので、コストアップや装置の大型化の原因となっていた。
また、バッファートレイを用いる方法では、ラインセンサーの後段にバッファートレイが必要になるので、コストアップや装置の大型化の原因となっていた。
本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、無駄になる用紙、コストアップ、装置の大型化を抑えつつ、間違ったタブ紙が出力物に混入することを防止することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、用紙に画像を形成する画像形成部と、タブの種類が異なる複数のタブ紙が所定の順序で重ねられたタブ紙束を1セットとして、複数セットのタブ紙を収納するタブ紙収納部を有し、用紙を給紙する給紙部と、用紙を搬送する搬送部と、前記給紙部及び前記搬送部を制御して、前記画像形成部により画像が形成された用紙の予め指定された任意の用紙間に、前記タブ紙収納部に収納されているタブ紙を挿入させる制御部と、タブ紙のタブの種類を検知する検知部と、用紙が排出される第1の排紙トレイと、を備える画像形成装置であって、前記制御部は、所定の条件が成立した後、前記タブ紙収納部から1枚目のタブ紙が給紙された場合に、前記給紙部に当該1枚目のタブ紙より後の用紙の給紙を待機させ、前記検知部に当該1枚目のタブ紙のタブの種類を検知させ、前記検知されたタブの種類が正しい場合に、前記給紙部に前記待機させた用紙の給紙を開始させ、前記検知されたタブの種類が正しくない場合に、前記搬送部に当該タブの種類が正しくないタブ紙を前記第1の排紙トレイとは異なる第2の排紙トレイに排出させる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、1セット分のタブ紙の枚数を記憶する記憶部を備え、前記制御部は、前記検知されたタブの種類が正しくない場合に、前記検知されたタブの種類及び前記記憶部に記憶されている1セット分のタブ紙の枚数に基づいて、不要なタブ紙の枚数を算出し、前記給紙部及び前記搬送部を制御して、前記算出された枚数分のタブ紙の前記タブ紙収納部からの給紙及び前記第2の排紙トレイへの排出を行わせ、前記給紙部に前記タブ紙収納部から正しいタブの種類のタブ紙を給紙させる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記検知されたタブの種類が正しくない場合に、前記給紙部に前記タブ紙収納部から次のタブ紙を給紙させ、前記検知部に当該次のタブ紙のタブの種類を検知させる処理を、正しいタブの種類のタブ紙になるまで繰り返す。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記所定の条件の成立とは、ジャム発生後のジャム解除、前記タブ紙収納部の開閉、前記タブ紙収納部に対するタブ紙の用紙補給、電源オン起動、印刷ジョブのキャンセル、又は、割り込みジョブの実行のうち、いずれかが行われることである。
請求項5に記載の発明は、タブの種類が異なる複数のタブ紙が所定の順序で重ねられたタブ紙束を1セットとして、複数セットのタブ紙を収納するタブ紙収納部を有し、用紙を給紙する給紙部、及び、用紙に対して所定の用紙処理を行う用紙処理部を備える画像形成システムであって、用紙に画像を形成する画像形成部と、用紙を搬送する搬送部と、前記給紙部及び前記搬送部を制御して、前記画像形成部により画像が形成された用紙の予め指定された任意の用紙間に、前記タブ紙収納部に収納されているタブ紙を挿入させる制御部と、タブ紙のタブの種類を検知する検知部と、用紙が排出される第1の排紙トレイと、を備え、前記制御部は、所定の条件が成立した後、前記タブ紙収納部から1枚目のタブ紙が給紙された場合に、前記給紙部に当該1枚目のタブ紙より後の用紙の給紙を待機させ、前記検知部に当該1枚目のタブ紙のタブの種類を検知させ、前記検知されたタブの種類が正しい場合に、前記給紙部に前記待機させた用紙の給紙を開始させ、前記検知されたタブの種類が正しくない場合に、前記搬送部に当該タブの種類が正しくないタブ紙を前記第1の排紙トレイとは異なる第2の排紙トレイに排出させる。
請求項6に記載の発明は、用紙に画像を形成する画像形成部と、タブの種類が異なる複数のタブ紙が所定の順序で重ねられたタブ紙束を1セットとして、複数セットのタブ紙を収納するタブ紙収納部を有し、用紙を給紙する給紙部と、用紙を搬送する搬送部と、前記給紙部及び前記搬送部を制御して、前記画像形成部により画像が形成された用紙の予め指定された任意の用紙間に、前記タブ紙収納部に収納されているタブ紙を挿入させる制御部と、タブ紙のタブの種類を検知する検知部と、用紙が排出される第1の排紙トレイと、を備える画像形成装置における画像形成方法であって、前記制御部が、所定の条件が成立した後、前記タブ紙収納部から1枚目のタブ紙が給紙された場合に、前記給紙部に当該1枚目のタブ紙より後の用紙の給紙を待機させ、前記検知部に当該1枚目のタブ紙のタブの種類を検知させる工程と、前記制御部が、前記検知されたタブの種類が正しい場合に、前記給紙部に前記待機させた用紙の給紙を開始させる工程と、前記制御部が、前記検知されたタブの種類が正しくない場合に、前記搬送部に当該タブの種類が正しくないタブ紙を前記第1の排紙トレイとは異なる第2の排紙トレイに排出させる工程と、を含む。
請求項7に記載の発明は、用紙に画像を形成する画像形成部と、タブの種類が異なる複数のタブ紙が所定の順序で重ねられたタブ紙束を1セットとして、複数セットのタブ紙を収納するタブ紙収納部を有し、用紙を給紙する給紙部と、用紙を搬送する搬送部と、タブ紙のタブの種類を検知する検知部と、用紙が排出される第1の排紙トレイと、を備える画像形成装置のコンピューターを、前記給紙部及び前記搬送部を制御して、前記画像形成部により画像が形成された用紙の予め指定された任意の用紙間に、前記タブ紙収納部に収納されているタブ紙を挿入させる手段として機能させるためのプログラムであって、前記コンピューターを、さらに、所定の条件が成立した後、前記タブ紙収納部から1枚目のタブ紙が給紙された場合に、前記給紙部に当該1枚目のタブ紙より後の用紙の給紙を待機させ、前記検知部に当該1枚目のタブ紙のタブの種類を検知させる手段、前記検知されたタブの種類が正しい場合に、前記給紙部に前記待機させた用紙の給紙を開始させる手段、前記検知されたタブの種類が正しくない場合に、前記搬送部に当該タブの種類が正しくないタブ紙を前記第1の排紙トレイとは異なる第2の排紙トレイに排出させる手段、として機能させる。
本発明によれば、無駄になる用紙、コストアップ、装置の大型化を抑えつつ、間違ったタブ紙が出力物に混入することを防止することができる。
[第1の実施の形態]
まず、本発明に係る画像形成装置の第1の実施の形態について説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
まず、本発明に係る画像形成装置の第1の実施の形態について説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
図1は、画像形成装置100の概略構成図である。
画像形成装置100は、操作部10、表示部20、画像読取部30、画像形成部40、給紙部50、用紙処理部60等を備える。
画像形成装置100は、操作部10、表示部20、画像読取部30、画像形成部40、給紙部50、用紙処理部60等を備える。
操作部10は、表示部20の表示画面上を覆うように形成されたタッチパネルや、数字ボタン、スタートボタン等の各種操作ボタンを備え、ユーザーの操作に基づく操作信号を制御部71(図2参照)に出力する。
表示部20は、LCD(Liquid Crystal Display)により構成され、制御部71から入力される表示信号の指示に従って各種画面を表示する。
画像読取部30は、ADF(自動原稿給紙装置)、スキャナー等を備え、原稿の画像を読み取って得られた画像データを制御部71に出力する。
画像形成部40は、画像読取部30により読み取られた画像データ、又は、外部装置から受信した画像データに基づいて、給紙部50から給紙された用紙に対して画像形成を行う。
画像形成部40は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応する感光体ドラム41Y,41M,41C,41K、中間転写ベルト42、2次転写ローラー43、定着部44等を備える。
画像形成部40は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応する感光体ドラム41Y,41M,41C,41K、中間転写ベルト42、2次転写ローラー43、定着部44等を備える。
感光体ドラム41Yは、一様に帯電された後、イエロー色の画像データに基づいてレーザービームにより走査露光され、静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム41Y上の静電潜像にイエロー色のトナーが付着され、現像が行われる。
感光体ドラム41M,41C,41Kについても、扱う色が異なることを除いて、感光体ドラム41Yと同様であるため、説明を省略する。
感光体ドラム41M,41C,41Kについても、扱う色が異なることを除いて、感光体ドラム41Yと同様であるため、説明を省略する。
感光体ドラム41Y,41M,41C,41K上に形成された各色のトナー像は、回転する中間転写ベルト42上に逐次転写される(1次転写)。すなわち、中間転写ベルト42上には、4色のトナー像が重ね合わされたカラートナー像が形成される。
中間転写ベルト42上のカラートナー像は、2次転写ローラー43により、用紙上に一括して転写される(2次転写)。
中間転写ベルト42上のカラートナー像は、2次転写ローラー43により、用紙上に一括して転写される(2次転写)。
定着部44は、カラートナー像が転写された用紙を加熱する加熱ローラー、当該用紙を加圧する加圧ローラーを備え、加熱・加圧によりカラートナー像を用紙に定着させる。
給紙部50は、複数の給紙トレイT1〜T5を備え、画像形成部40に用紙を給紙する。各給紙トレイT1〜T5には、給紙トレイ毎に予め定められた紙種やサイズの用紙が収納されている。各給紙トレイT1〜T5に収納された用紙は、給紙モーターの駆動により、画像形成部40に送り出される。
例えば、タブ紙収納部としての給紙トレイT2にはタブ紙束が収納され、給紙トレイT3には画像形成に用いる用紙が収納されている。
例えば、タブ紙収納部としての給紙トレイT2にはタブ紙束が収納され、給紙トレイT3には画像形成に用いる用紙が収納されている。
用紙処理部60は、画像形成部40により画像形成が行われた用紙に対して、必要に応じてソート処理、ステープル処理、パンチ穴開け処理、折り処理、製本処理等の用紙処理を行う。用紙処理部60は、インサーター61、ラインセンサーユニット62、排出ユニット63を備える。
インサーター61は、タブ紙、表紙・裏表紙用の用紙、画像形成済みの用紙等を収納して、画像形成部40から搬送される用紙の用紙間に給紙可能となっている。
ラインセンサーユニット62は、タブ紙のタブの種類を検知する検知部としてのラインセンサー75を備える。タブの種類とは、タブ紙におけるタブの位置(タブ位置)、色、タブの形状(突出した部分自体の形状)等、1セット内のタブ紙を識別可能とする区分である。本実施の形態では、タブの種類として、タブ位置を検知する場合を例にして説明する。
ラインセンサー75は、タブ紙のタブ位置を検知する。ラインセンサー75は、複数の受光素子が用紙搬送方向と直交する方向に所定の間隔で配置されており、搬送される用紙を読み取り、得られた画像データを制御部71に出力する。各受光素子は、光源から射出され用紙の表面で反射した光の強度に応じた信号を出力する。ラインセンサー75として、例えば、CCD(Charge Coupled Device)センサーやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサーが用いられる。
ラインセンサー75は、タブ紙のタブ位置を検知する。ラインセンサー75は、複数の受光素子が用紙搬送方向と直交する方向に所定の間隔で配置されており、搬送される用紙を読み取り、得られた画像データを制御部71に出力する。各受光素子は、光源から射出され用紙の表面で反射した光の強度に応じた信号を出力する。ラインセンサー75として、例えば、CCD(Charge Coupled Device)センサーやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサーが用いられる。
排出ユニット63は、第1の排紙トレイとしてのメイントレイT11、第2の排紙トレイとしてのサブトレイT12を備え、用紙をメイントレイT11又はサブトレイT12に排出する。
図2は、画像形成装置100の機能的構成を示すブロック図である。
図2に示すように、画像形成装置100は、操作部10、表示部20、画像読取部30、画像形成部40、給紙部50、用紙処理部60、制御部71、記憶部72、通信部73、搬送部74、ラインセンサー75、ジャム検知部76、トレイ開閉検知部77、用紙残量検知部78等を備える。なお、既に説明した機能部については、説明を省略する。
図2に示すように、画像形成装置100は、操作部10、表示部20、画像読取部30、画像形成部40、給紙部50、用紙処理部60、制御部71、記憶部72、通信部73、搬送部74、ラインセンサー75、ジャム検知部76、トレイ開閉検知部77、用紙残量検知部78等を備える。なお、既に説明した機能部については、説明を省略する。
制御部71は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成される。CPUは、操作部10から入力される操作信号又は通信部73により受信される指示信号に応じて、ROMに記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムに従って、画像形成装置100の各部の動作を集中制御する。
記憶部72は、ハードディスクやフラッシュメモリー等により構成され、各種データを記憶する。記憶部72には、各給紙トレイT1〜T5に収納されている用紙の情報が記憶されている。この情報は、各給紙トレイT1〜T5に対する用紙設定として設定されたものである。例えば、給紙トレイT2の用紙設定で「タブ紙」であることが指定された場合、1セット分のタブ紙束を構成するタブ紙の枚数(タブ数。例えば、「5」等。)が指定される。
通信部73は、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部装置との間でデータの送受信を行う。
搬送部74は、用紙を搬送するための搬送ローラーを備え、画像形成装置100内において用紙を搬送する。
ジャム検知部76は、用紙の搬送経路に設けられた用紙の有無を検知する複数のセンサーを備えて構成され、ジャムの発生及びその位置を検知する。例えば、ジャム検知部76は、用紙が搬送経路上の一のセンサーを通過してから、所定時間の経過後も、一つ下流側のセンサーに到達したことが検知されなかった場合に、ジャムとして検知する。
トレイ開閉検知部77は、給紙部50の各給紙トレイT1〜T5に設けられたセンサーにより構成され、各給紙トレイT1〜T5が開けられたこと、及び、閉じられたことを検知し、検知結果を制御部71に出力する。
用紙残量検知部78は、給紙部50の各給紙トレイT1〜T5に設けられたセンサーにより構成され、各給紙トレイT1〜T5に収納されている用紙の残量を検知し、検知結果を制御部71に出力する。
制御部71は、給紙部50及び搬送部74を制御して、画像形成部40により画像が形成された用紙の予め指定された任意の用紙間に、給紙トレイT2に収納されているタブ紙を挿入させる。
図3に、挿入用のタブ紙束の例を示す。タブ位置が異なる5枚のタブ紙TB1〜TB5が所定の順序(タブ位置が所定の間隔でずれていく順序)で重ねられたタブ紙束を1セットとして、複数セットのタブ紙が給紙トレイT2に収納されている。
図4に、図3のタブ紙束を用いたタブ紙の挿入例を示す。タブ紙を挿入する際の印刷ジョブの設定情報には、本文として画像形成されるページに用いるデータ、本文が画像形成される用紙を給紙する給紙トレイ、タブ紙が挿入される位置(用紙間)の指定、挿入されるタブ紙を給紙する給紙トレイを示す情報等が含まれる。ここでは、1部につき3枚のタブ紙を挿入する場合について説明する。印刷ジョブにおいて、6ページからなる画像形成された用紙P1〜P6に対し、1ページ目の前、2ページ目と3ページ目の間、5ページ目と6ページ目の間にそれぞれタブ紙を挿入することが指定されている。まず、1タブ目のタブ紙TB1がメイントレイT11に排出された後、1ページ目の用紙P1及び2ページ目の用紙P2がメイントレイT11に排出される。次いで、2タブ目のタブ紙TB2、3ページ目の用紙P3、4ページ目の用紙P4、5ページ目の用紙P5、3タブ目のタブ紙TB3、6ページ目の用紙P6が順にメイントレイT11に排出される。その後、4タブ目のタブ紙TB4及び5タブ目のタブ紙TB5は、不要なタブ紙としてメイントレイT11とは異なるサブトレイT12に排出される(不要タブ紙排出)。
このように、ユーザーが指定した用紙間にタブ紙が順に挿入されながら、画像形成及び用紙の排出が行われる。複数部が出力される場合には、同様の処理が設定された部数分繰り返し行われる。
このように、ユーザーが指定した用紙間にタブ紙が順に挿入されながら、画像形成及び用紙の排出が行われる。複数部が出力される場合には、同様の処理が設定された部数分繰り返し行われる。
制御部71は、所定の条件が成立したか否かを判断する。所定の条件の成立とは、ジャム発生後のジャム解除、タブ紙が収納されている給紙トレイT2の開閉、給紙トレイT2に対するタブ紙の用紙補給、画像形成装置100の電源オン起動、印刷ジョブのキャンセル、又は、割り込みジョブの実行のうち、いずれかが行われることである。すなわち、制御部71は、給紙トレイT2に収納されているタブ紙の順序や枚数等の状態が変更された可能性がある状況となったか否かを判断する。
例えば、ジャム発生後のジャム解除(以下、ジャム処理という。)については、ジャム検知部76によりジャムの発生が検知され、ユーザーにより紙詰まりとなった用紙(ジャム紙)が除去された後、自動で又はユーザーによるスタートボタンの押下により、ジャムが発生した用紙から画像形成が再開されることで、所定の条件が成立したと判断される。
タブ紙が収納されている給紙トレイT2の開閉については、トレイ開閉検知部77により給紙トレイT2の開閉が検知された場合に、所定の条件が成立したと判断される。
給紙トレイT2に対するタブ紙の用紙補給については、用紙残量検知部78により給紙トレイT2に収納されているタブ紙の量が増えたことが検知された場合に、所定の条件が成立したと判断される。
画像形成装置100の電源オン起動については、手動又は自動で画像形成装置100の電源が入れられた場合に、所定の条件が成立したと判断される。画像形成装置100の電源が入れられた場合には、画像形成装置100の電源がオフの間に給紙トレイT2内の用紙の除去又は補給が行われた可能性があり、給紙トレイT2の最上部のタブ紙が1タブ目である保証はない。
印刷ジョブのキャンセルについては、ユーザーによる操作部10からの操作により印刷ジョブのキャンセルが指示された場合に、所定の条件が成立したと判断される。印刷ジョブが途中でキャンセルされると、タブ紙が1セットの途中まで使用された状態である可能性があり、給紙トレイT2の最上部のタブ紙が1タブ目である保証はない。
割り込みジョブの実行については、ユーザーによる操作部10からの操作により割り込みジョブが指示され、実行中の印刷ジョブが中断され、割り込みジョブが実行される場合に、所定の条件が成立したと判断される。割り込みジョブが実行される場合には、前の印刷ジョブでタブ紙が1セットの途中まで使用された状態である可能性があり、給紙トレイT2の最上部のタブ紙が1タブ目である保証はない。
制御部71は、所定の条件が成立した後、給紙トレイT2から1枚目のタブ紙が給紙された場合に、給紙部50に当該1枚目のタブ紙より後の用紙の給紙を待機させ、ラインセンサー75に当該1枚目のタブ紙のタブ位置を検知させる。具体的には、制御部71は、1枚目のタブ紙をラインセンサー75により読み取って得られた画像データからタブ紙の形状(外形)を抽出し、抽出されたタブ紙の形状からタブ位置を判断する。例えば、制御部71は、タブ紙のタブが存在する辺の長さを、設定されているタブ数で分割し、読み取られたタブ紙のタブが何タブ目に相当するかに応じて、タブ位置を判断する。
制御部71は、検知されたタブ位置(ラインセンサー75の読み取り結果から判断されたタブ位置)が、挿入されるタブ紙として正しいか否かを判断する。具体的には、制御部71は、画像形成中の部単位で何番目のタブ紙であるかに応じて、何タブ目のタブ紙が挿入されるべきかを判断し、検知されたタブ位置が、挿入されるべきタブ紙のタブ位置と一致するか否かを判断する。
制御部71は、検知されたタブ位置が正しい場合に、給紙部50に、待機させた用紙の給紙を開始させる。
制御部71は、検知されたタブ位置が正しくない場合に、搬送部74に、タブ位置が正しくないタブ紙をメイントレイT11とは異なるサブトレイT12に排出させる。
制御部71は、検知されたタブ位置が正しい場合に、給紙部50に、待機させた用紙の給紙を開始させる。
制御部71は、検知されたタブ位置が正しくない場合に、搬送部74に、タブ位置が正しくないタブ紙をメイントレイT11とは異なるサブトレイT12に排出させる。
制御部71は、検知されたタブ位置が正しくない場合に、検知されたタブ位置及び記憶部72に記憶されている1セット分のタブ紙の枚数に基づいて、不要なタブ紙の枚数を算出する。具体的には、制御部71は、タブ位置が正しくないと判断されたタブ紙の次のタブ紙から、次のセットに含まれるタブ位置が正しいタブ紙の前のタブ紙までの枚数を算出する。
制御部71は、給紙部50及び搬送部74を制御して、算出された枚数分のタブ紙の給紙トレイT2からの給紙及びサブトレイT12への排出を行わせ、給紙部50に給紙トレイT2から正しいタブ位置のタブ紙を給紙させる。
制御部71は、給紙部50及び搬送部74を制御して、算出された枚数分のタブ紙の給紙トレイT2からの給紙及びサブトレイT12への排出を行わせ、給紙部50に給紙トレイT2から正しいタブ位置のタブ紙を給紙させる。
例えば、図5(a)に示すように、図4の印刷ジョブの途中でジャムが発生し、3ページ目の用紙P3から6ページ目の用紙P6までがジャム紙として除去された場合には、自動又はユーザーがスタートボタンを押すことで印刷ジョブが再開される。
図5(b)に示すように、ジャム紙として除去された3〜5枚目の用紙P3〜P5が給紙トレイT3から新たに給紙され、画像形成後の用紙P3〜P5がメイントレイT11に排出される(正常出力)。
次に、ジャム処理後1枚目のタブ紙であるタブ紙TB4が給紙トレイT2から給紙されると、これより後の用紙の給紙が待機される。そして、ラインセンサー75によりジャム処理後1枚目のタブ紙TB4が読み取られ、読み取り結果からタブ位置が判断される。図5(b)に示す例の場合には、タブ紙TB4が読み取られ、4タブ目(1セット内の4番目)のタブ紙であると判断される。
この場合、本来5ページ目の用紙P5の後は、3タブ目のタブ紙TB3が挿入されるべきなので、タブ紙TB4はタブ位置が正しくないと判断され、サブトレイT12に排出される(強制排紙)。
タブ位置が正しくないと判断された場合、チェックされたタブ紙のタブ位置(4タブ目)と挿入されるべきタブ紙のタブ位置(3タブ目)から、不要なタブ紙の枚数が算出される。算出された枚数分の不要なタブ紙が給紙トレイT2から給紙され、機外に排出される。図5(b)の例では、5タブ目、1タブ目、2タブ目の3枚のタブ紙TB5,TB1,TB2が給紙トレイT2から給紙され、サブトレイT12に排出される(強制排紙)。
タブ位置が正しくないと判断された場合、チェックされたタブ紙のタブ位置(4タブ目)と挿入されるべきタブ紙のタブ位置(3タブ目)から、不要なタブ紙の枚数が算出される。算出された枚数分の不要なタブ紙が給紙トレイT2から給紙され、機外に排出される。図5(b)の例では、5タブ目、1タブ目、2タブ目の3枚のタブ紙TB5,TB1,TB2が給紙トレイT2から給紙され、サブトレイT12に排出される(強制排紙)。
続いて3タブ目のタブ紙TB3が給紙トレイT2から給紙され、6ページ目の用紙P6が給紙トレイT3から給紙され、用紙P6に画像形成が行われる。タブ紙TB3と用紙P6は、メイントレイT11に排出される(正常出力)。
その後、4タブ目のタブ紙TB4と5タブ目のタブ紙TB5は、不要タブ紙としてサブトレイT12に排出される。
その後、4タブ目のタブ紙TB4と5タブ目のタブ紙TB5は、不要タブ紙としてサブトレイT12に排出される。
次に、第1の実施の形態の画像形成装置100における動作について説明する。
図6は、画像形成装置100において実行される印刷ジョブ実行処理を示すフローチャートである。この処理は、制御部71のCPUとROMに記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
図6は、画像形成装置100において実行される印刷ジョブ実行処理を示すフローチャートである。この処理は、制御部71のCPUとROMに記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
印刷ジョブ実行処理において、制御部71は、複数枚の用紙に対して、給紙処理(ステップS1)、印刷処理(ステップS2)、排紙処理(ステップS3)、タブ紙チェック処理(ステップS4)を並行して行う。
制御部71は、印刷ジョブにおける最終紙の排出が完了したか否かを判断し(ステップS5)、最終紙の排出が完了していない場合には(ステップS5;NO)、ステップS1〜ステップS4の処理を繰り返す。
ステップS5において、最終紙の排出が完了した場合には(ステップS5;YES)、印刷ジョブ実行処理が終了する。
ステップS5において、最終紙の排出が完了した場合には(ステップS5;YES)、印刷ジョブ実行処理が終了する。
図7は、給紙処理を示すフローチャートである。
制御部71は、次の給紙要求があるか否かを判断する(ステップS11)。
次の給紙要求がある場合には(ステップS11;YES)、制御部71は、「タブ紙確認中」の状態であるか否かを判断する(ステップS12)。「タブ紙確認中」とは、所定の条件が成立した後(ここでは、ジャム処理後)において1枚目のタブ紙が給紙された場合であって、タブ紙のタブ位置をラインセンサー75で読み取って確認する状態のことをいう。「タブ紙確認中」の状態である場合には、記憶部72のタブ紙確認中フラグがオンになっている。
制御部71は、次の給紙要求があるか否かを判断する(ステップS11)。
次の給紙要求がある場合には(ステップS11;YES)、制御部71は、「タブ紙確認中」の状態であるか否かを判断する(ステップS12)。「タブ紙確認中」とは、所定の条件が成立した後(ここでは、ジャム処理後)において1枚目のタブ紙が給紙された場合であって、タブ紙のタブ位置をラインセンサー75で読み取って確認する状態のことをいう。「タブ紙確認中」の状態である場合には、記憶部72のタブ紙確認中フラグがオンになっている。
「タブ紙確認中」の状態である場合には(ステップS12;YES)、制御部71は、タブ位置がチェックされるタブ紙より後の用紙の給紙を待機させる(ステップS13)。
ステップS12において、「タブ紙確認中」の状態でない場合には(ステップS12;NO)、制御部71は、給紙可能であるか否かを判断する(ステップS14)。給紙可能であるか否かは、次に給紙予定の給紙トレイから給紙された前の用紙が、給紙トレイから給紙・搬送され、次の用紙が給紙可能になっているか、又は、ジャムになっていないかが条件となる。
給紙可能である場合には(ステップS14;YES)、制御部71は、給紙部50を制御して、指定された給紙トレイT1〜T5から次の用紙を給紙させる(ステップS15)。
給紙可能である場合には(ステップS14;YES)、制御部71は、給紙部50を制御して、指定された給紙トレイT1〜T5から次の用紙を給紙させる(ステップS15)。
次に、制御部71は、給紙された用紙がタブ紙であるか否かを判断する(ステップS16)。
給紙された用紙がタブ紙である場合には(ステップS16;YES)、制御部71は、ジャム処理後の1枚目のタブ紙であるか否かを判断する(ステップS17)。
ジャム処理後の1枚目のタブ紙である場合には(ステップS17;YES)、制御部71は、「タブ紙確認中」の状態に設定する(ステップS18)。具体的には、制御部71は、記憶部72のタブ紙確認中フラグをオンにする。
給紙された用紙がタブ紙である場合には(ステップS16;YES)、制御部71は、ジャム処理後の1枚目のタブ紙であるか否かを判断する(ステップS17)。
ジャム処理後の1枚目のタブ紙である場合には(ステップS17;YES)、制御部71は、「タブ紙確認中」の状態に設定する(ステップS18)。具体的には、制御部71は、記憶部72のタブ紙確認中フラグをオンにする。
ステップS11において、次の給紙要求がない場合(ステップS11;NO)、ステップS14において、給紙可能でない場合(ステップS14;NO)、ステップS16において、給紙された用紙がタブ紙でない場合(ステップS16;NO)、ステップS17において、ジャム処理後の1枚目のタブ紙でない場合(ステップS17;NO)、ステップS13の後、又は、ステップS18の後、給紙処理が終了する。
図8は、印刷処理を示すフローチャートである。
制御部71は、印刷すべき用紙があるか否かを判断する(ステップS21)。
印刷すべき用紙がある場合には(ステップS21;YES)、制御部71は、印刷可能であるか否かを判断する(ステップS22)。
制御部71は、印刷すべき用紙があるか否かを判断する(ステップS21)。
印刷すべき用紙がある場合には(ステップS21;YES)、制御部71は、印刷可能であるか否かを判断する(ステップS22)。
ここで、「印刷可能」という条件について説明する。
画像形成される用紙は給紙トレイT1〜T5から順に給紙され、給紙された用紙に対して順次画像形成が行われる。給紙された用紙(印刷すべき用紙)がある特定の位置(例えば、給紙トレイの出口付近に設けられたノーフィードセンサー)に到達していていること、前の画像書き込みから給紙インターバル(前の用紙との印刷間隔)が経過していること、用紙処理条件やその他の条件によって用紙間隔を開ける場合は、前の画像書き込みから用紙間隔を含めた時間が経過していること等を条件にして、画像書き込みが行われる。「印刷可能」とは、印刷すべき用紙について、上記の条件を満たしているということである。
画像形成される用紙は給紙トレイT1〜T5から順に給紙され、給紙された用紙に対して順次画像形成が行われる。給紙された用紙(印刷すべき用紙)がある特定の位置(例えば、給紙トレイの出口付近に設けられたノーフィードセンサー)に到達していていること、前の画像書き込みから給紙インターバル(前の用紙との印刷間隔)が経過していること、用紙処理条件やその他の条件によって用紙間隔を開ける場合は、前の画像書き込みから用紙間隔を含めた時間が経過していること等を条件にして、画像書き込みが行われる。「印刷可能」とは、印刷すべき用紙について、上記の条件を満たしているということである。
印刷可能である場合には(ステップS22;YES)、制御部71は、画像形成部40を制御して、用紙上に印刷を行わせる(ステップS23)。
ステップS21において、印刷すべき用紙がない場合(ステップS21;NO)、ステップS22において、印刷可能でない場合(ステップS22;NO)、又は、ステップS23の後、印刷処理が終了する。
ステップS21において、印刷すべき用紙がない場合(ステップS21;NO)、ステップS22において、印刷可能でない場合(ステップS22;NO)、又は、ステップS23の後、印刷処理が終了する。
図9は、排紙処理を示すフローチャートである。
制御部71は、排出可能な用紙があるか否かを判断する(ステップS31)。
排出可能な用紙がある場合には(ステップS31;YES)、制御部71は、搬送部74を制御して、用紙をメイントレイT11に排出させる(ステップS32)。
制御部71は、排出可能な用紙があるか否かを判断する(ステップS31)。
排出可能な用紙がある場合には(ステップS31;YES)、制御部71は、搬送部74を制御して、用紙をメイントレイT11に排出させる(ステップS32)。
ステップS31において、排出可能な用紙がない場合(ステップS31;NO)、又は、ステップS32の後、排紙処理が終了する。
図10は、タブ紙チェック処理を示すフローチャートである。
制御部71は、記憶部72のタブ紙確認中フラグを参照し、「タブ紙確認中」の状態であるか否かを判断する(ステップS41)。
「タブ紙確認中」の状態である場合には(ステップS41;YES)、制御部71は、確認対象のタブ紙がラインセンサー75に到達しているか否かを判断する(ステップS42)。
制御部71は、記憶部72のタブ紙確認中フラグを参照し、「タブ紙確認中」の状態であるか否かを判断する(ステップS41)。
「タブ紙確認中」の状態である場合には(ステップS41;YES)、制御部71は、確認対象のタブ紙がラインセンサー75に到達しているか否かを判断する(ステップS42)。
確認対象のタブ紙がラインセンサー75に到達している場合には(ステップS42;YES)、制御部71は、ラインセンサー75でタブ紙を読み取って得られた画像データを取得する(ステップS43)。制御部71は、ラインセンサー75の読み取り画像データに基づいて、タブ位置を判断する(ステップS44)。
次に、制御部71は、確認対象のタブ紙のタブ位置が正しいか否か、すなわち、確認対象のタブ紙が期待されているタブ紙であるか否かを判断する(ステップS45)。
確認対象のタブ紙のタブ位置が正しい場合には(ステップS45;YES)、制御部71は、「タブ紙確認中」の状態をクリアする(ステップS50)。具体的には、制御部71は、記憶部72のタブ紙確認中フラグをオフに変更する。タブ位置が正しいと判断されたタブ紙は、排紙処理(図9参照)にて正常出力(メイントレイT11に排出)され、その後、給紙処理(図7参照)にて次の用紙(給紙が待機されていた用紙)が指定された給紙トレイから給紙され、処理が続行される。
確認対象のタブ紙のタブ位置が正しい場合には(ステップS45;YES)、制御部71は、「タブ紙確認中」の状態をクリアする(ステップS50)。具体的には、制御部71は、記憶部72のタブ紙確認中フラグをオフに変更する。タブ位置が正しいと判断されたタブ紙は、排紙処理(図9参照)にて正常出力(メイントレイT11に排出)され、その後、給紙処理(図7参照)にて次の用紙(給紙が待機されていた用紙)が指定された給紙トレイから給紙され、処理が続行される。
ステップS45において、確認対象のタブ紙のタブ位置が正しくない場合には(ステップS45;NO)、制御部71は、ステップS44において判断されたタブ位置及び1セット分のタブ紙の枚数(タブ数)に基づいて、不要なタブ紙の枚数を算出する(ステップS46)。
次に、制御部71は、給紙部50を制御して、不要なタブ紙の枚数分だけ、タブ紙が収納された給紙トレイT2からタブ紙を給紙させる(ステップS47)。
次に、制御部71は、搬送部74を制御して、確認対象のタブ紙(タブ位置が判断されたタブ紙)と、ステップS47において給紙された不要なタブ紙と、をサブトレイ(正常出力とは別の排紙トレイ)T12に排出させる(ステップS48)。なお、確認対象のタブ紙のサブトレイT12への排出は、ステップS47より先に行われてもよい。
次に、制御部71は、搬送部74を制御して、確認対象のタブ紙(タブ位置が判断されたタブ紙)と、ステップS47において給紙された不要なタブ紙と、をサブトレイ(正常出力とは別の排紙トレイ)T12に排出させる(ステップS48)。なお、確認対象のタブ紙のサブトレイT12への排出は、ステップS47より先に行われてもよい。
次に、制御部71は、給紙部50を制御して、タブ紙が収納された給紙トレイT2から次のタブ紙(正しいタブ位置のタブ紙)を給紙させる(ステップS49)。
次に、制御部71は、「タブ紙確認中」の状態をクリアする(ステップS50)。ステップS49において給紙されたタブ紙は、排紙処理(図9参照)にて正常出力(メイントレイT11に排出)され、その後、給紙処理(図7参照)にて次の用紙(給紙が待機されていた用紙)が指定された給紙トレイから給紙され、処理が続行される。
次に、制御部71は、「タブ紙確認中」の状態をクリアする(ステップS50)。ステップS49において給紙されたタブ紙は、排紙処理(図9参照)にて正常出力(メイントレイT11に排出)され、その後、給紙処理(図7参照)にて次の用紙(給紙が待機されていた用紙)が指定された給紙トレイから給紙され、処理が続行される。
ステップS41において、「タブ紙確認中」の状態でない場合(ステップS41;NO)、ステップS42において、確認対象のタブ紙がラインセンサー75に到達していない場合(ステップS42;NO)、又は、ステップS50の後、タブ紙チェック処理が終了する。
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、所定の条件が成立した後に給紙された1枚目のタブ紙のタブ位置が正しくない場合に、当該タブ紙をメイントレイT11とは異なるサブトレイT12に排出させるので、間違ったタブ紙が出力物に混入することを防止することができる。また、1枚目のタブ紙より後の用紙の給紙を待機させるので、無駄になる用紙を最小限に抑えることができる。また、バッファートレイ等の特別な構成を設ける必要がないので、コストアップ、装置の大型化を抑えることができる。
また、1枚目のタブ紙のタブ位置が正しくない場合に、不要なタブ紙の枚数を算出し、算出された枚数分のタブ紙の給紙及びサブトレイT12への排出を行わせるので、ユーザーの手を煩わせることなく、効率良くタブ位置が正しいタブ紙を給紙することができる。
また、所定の条件が成立した後、すなわち、タブ紙の状態が変更された可能性がある状況に限定して、タブ位置が正しいか否かを判断するので、全てのタブ紙についてタブ位置を判断する場合と比較して、処理時間や、処理中の後続用紙の待機時間を短縮することができる。
なお、本実施の形態では、所定の条件が成立した後1枚目に給紙されたタブ紙のタブ位置が、挿入されるタブ紙として正しくない場合に、不要なタブ紙の枚数を算出して不要なタブ紙を排出させることとしたが、タブ位置が正しくないと判断された1枚目のタブ紙のみを排出させた状態で画像形成動作を停止させることとしてもよい。この場合にも、無駄になる用紙、コストアップ、装置の大型化を抑えつつ、間違ったタブ紙が出力物に混入することを防止することができる。また、表示部20に警告を表示することで、ユーザーにタブ紙の状態の回復を促すことができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態における画像形成装置は、第1の実施の形態に示した画像形成装置100と同様の構成によってなるため、図1及び図2を援用し、その構成については図示及び説明を省略する。以下、第2の実施の形態に特徴的な構成及び処理について説明する。
次に、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態における画像形成装置は、第1の実施の形態に示した画像形成装置100と同様の構成によってなるため、図1及び図2を援用し、その構成については図示及び説明を省略する。以下、第2の実施の形態に特徴的な構成及び処理について説明する。
制御部71は、所定の条件が成立した後、給紙トレイT2から1枚目のタブ紙が給紙された場合に、給紙部50に当該1枚目のタブ紙より後の用紙の給紙を待機させ、ラインセンサー75に当該1枚目のタブ紙のタブ位置を検知させる。所定の条件の内容、タブ位置の検知方法については、第1の実施の形態と同様である。
制御部71は、検知されたタブ位置が、挿入されるタブ紙として正しいか否かを判断する。タブ位置が正しいか否かの判断方法については、第1の実施の形態と同様である。
制御部71は、検知されたタブ位置が正しい場合に、給紙部50に、待機させた用紙の給紙を開始させる。
制御部71は、検知されたタブ位置が正しくない場合に、搬送部74に、タブ位置が正しくないタブ紙をメイントレイT11とは異なるサブトレイT12に排出させる。
制御部71は、検知されたタブ位置が正しい場合に、給紙部50に、待機させた用紙の給紙を開始させる。
制御部71は、検知されたタブ位置が正しくない場合に、搬送部74に、タブ位置が正しくないタブ紙をメイントレイT11とは異なるサブトレイT12に排出させる。
制御部71は、検知されたタブ位置が正しくない場合に、給紙部50に給紙トレイT2から次のタブ紙を給紙させ、ラインセンサー75に当該次のタブ紙のタブ位置を検知させる処理を、正しいタブ位置のタブ紙になるまで繰り返す。
次に、第2の実施の形態の画像形成装置における動作について説明する。
第2の実施の形態では、図6の印刷ジョブ実行処理において、タブ紙チェック処理(ステップS4)に代えて、タブ紙チェック処理Aが行われる。他の処理については、第1の実施の形態と同様である。
第2の実施の形態では、図6の印刷ジョブ実行処理において、タブ紙チェック処理(ステップS4)に代えて、タブ紙チェック処理Aが行われる。他の処理については、第1の実施の形態と同様である。
図11は、タブ紙チェック処理Aを示すフローチャートである。この処理は、制御部71のCPUとROMに記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
ステップS51〜ステップS55の処理は、図10に示したステップS41〜ステップS45の処理と同様であるため、説明を省略する。
ステップS55において、確認対象のタブ紙のタブ位置が正しくない場合には(ステップS55;NO)、制御部71は、搬送部74を制御して、確認対象のタブ紙をサブトレイT12に排出させる(ステップS56)。
次に、制御部71は、給紙部50を制御して、タブ紙が収納された給紙トレイT2から次のタブ紙を給紙させる(ステップS57)。ここで、「タブ紙確認中」の状態が継続中であるため、給紙された次のタブ紙についても、タブ位置の確認対象となる。
次に、制御部71は、給紙部50を制御して、タブ紙が収納された給紙トレイT2から次のタブ紙を給紙させる(ステップS57)。ここで、「タブ紙確認中」の状態が継続中であるため、給紙された次のタブ紙についても、タブ位置の確認対象となる。
ステップS55において、確認対象のタブ紙のタブ位置が正しい場合には(ステップS55;YES)、制御部71は、「タブ紙確認中」の状態をクリアする(ステップS58)。タブ位置が正しいと判断されたタブ紙は、排紙処理(図9参照)にて正常出力(メイントレイT11に排出)され、その後、給紙処理(図7参照)にて次の用紙(給紙が待機されていた用紙)が指定された給紙トレイから給紙され、処理が続行される。
ステップS51において、「タブ紙確認中」の状態でない場合(ステップS51;NO)、ステップS52において、確認対象のタブ紙がラインセンサー75に到達していない場合(ステップS52;NO)、ステップS57の後、又は、ステップS58の後、タブ紙チェック処理Aが終了する。
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様、無駄になる用紙、コストアップ、装置の大型化を抑えつつ、間違ったタブ紙が出力物に混入することを防止することができる。
また、所定の条件が成立した後に給紙された1枚目のタブ紙のタブ位置が正しくない場合に、次のタブ紙を給紙させ、次のタブ紙のタブ位置を検知させる処理を、正しいタブ位置のタブ紙になるまで繰り返すので、ユーザーの手を煩わせることなく、1枚ずつタブ紙を確認しながら、タブ位置が正しいタブ紙を給紙することができる。
なお、上記各実施の形態における記述は、本発明に係る画像形成装置の例であり、これに限定されるものではない。装置を構成する各部の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記各実施の形態では、タブ紙の種類としてタブ位置を用いる場合について説明したが、タブ紙の色によって、挿入されるタブ紙として正しいか否かを判断することとしてもよい。具体的には、色が異なる複数のタブ紙が所定の順序で重ねられて1セットが構成されるタブ紙束について、予め用紙設定等で1〜5タブ目のタブ紙がそれぞれ何色であるかを登録しておき、ラインセンサー75により読み取って得られた画像データからタブの色を判断し、何タブ目のタブ紙であるかを判断する。
また、タブの形状が異なる複数のタブ紙が所定の順序で重ねられて1セットが構成されるタブ紙束を用いる場合には、ラインセンサー75により読み取って得られた画像データからタブの形状を判断し、何タブ目のタブ紙であるかを判断すればよい。
また、タブの形状が異なる複数のタブ紙が所定の順序で重ねられて1セットが構成されるタブ紙束を用いる場合には、ラインセンサー75により読み取って得られた画像データからタブの形状を判断し、何タブ目のタブ紙であるかを判断すればよい。
また、上記各実施の形態では、給紙トレイT2にタブ紙が収納されていることとしたが、インサーター61にセットされたタブ紙を給紙することとしてもよい。
また、1セットを構成するタブ紙の枚数についても限定されない。
また、1セットを構成するタブ紙の枚数についても限定されない。
また、上記各実施の形態では、画像形成装置100が給紙部50及び用紙処理部60を備えることとしたが、給紙部50及び用紙処理部60のそれぞれを独立した装置として、これらが画像形成装置と接続された画像形成システムにおいて、各装置が必要な情報を通信し合う構成であってもよい。
以上の説明では、各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピューター読み取り可能な媒体としてROMを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリー等の不揮発性メモリー、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)を適用することとしてもよい。
40 画像形成部
50 給紙部
60 用紙処理部
71 制御部
72 記憶部
74 搬送部
75 ラインセンサー
76 ジャム検知部
77 トレイ開閉検知部
78 用紙残量検知部
100 画像形成装置
T1〜T5 給紙トレイ
T11 メイントレイ
T12 サブトレイ
50 給紙部
60 用紙処理部
71 制御部
72 記憶部
74 搬送部
75 ラインセンサー
76 ジャム検知部
77 トレイ開閉検知部
78 用紙残量検知部
100 画像形成装置
T1〜T5 給紙トレイ
T11 メイントレイ
T12 サブトレイ
Claims (7)
- 用紙に画像を形成する画像形成部と、
タブの種類が異なる複数のタブ紙が所定の順序で重ねられたタブ紙束を1セットとして、複数セットのタブ紙を収納するタブ紙収納部を有し、用紙を給紙する給紙部と、
用紙を搬送する搬送部と、
前記給紙部及び前記搬送部を制御して、前記画像形成部により画像が形成された用紙の予め指定された任意の用紙間に、前記タブ紙収納部に収納されているタブ紙を挿入させる制御部と、
タブ紙のタブの種類を検知する検知部と、
用紙が排出される第1の排紙トレイと、
を備える画像形成装置であって、
前記制御部は、
所定の条件が成立した後、前記タブ紙収納部から1枚目のタブ紙が給紙された場合に、前記給紙部に当該1枚目のタブ紙より後の用紙の給紙を待機させ、前記検知部に当該1枚目のタブ紙のタブの種類を検知させ、
前記検知されたタブの種類が正しい場合に、前記給紙部に前記待機させた用紙の給紙を開始させ、
前記検知されたタブの種類が正しくない場合に、前記搬送部に当該タブの種類が正しくないタブ紙を前記第1の排紙トレイとは異なる第2の排紙トレイに排出させる画像形成装置。 - 1セット分のタブ紙の枚数を記憶する記憶部を備え、
前記制御部は、
前記検知されたタブの種類が正しくない場合に、前記検知されたタブの種類及び前記記憶部に記憶されている1セット分のタブ紙の枚数に基づいて、不要なタブ紙の枚数を算出し、
前記給紙部及び前記搬送部を制御して、前記算出された枚数分のタブ紙の前記タブ紙収納部からの給紙及び前記第2の排紙トレイへの排出を行わせ、
前記給紙部に前記タブ紙収納部から正しいタブの種類のタブ紙を給紙させる請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、
前記検知されたタブの種類が正しくない場合に、前記給紙部に前記タブ紙収納部から次のタブ紙を給紙させ、前記検知部に当該次のタブ紙のタブの種類を検知させる処理を、正しいタブの種類のタブ紙になるまで繰り返す請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記所定の条件の成立とは、ジャム発生後のジャム解除、前記タブ紙収納部の開閉、前記タブ紙収納部に対するタブ紙の用紙補給、電源オン起動、印刷ジョブのキャンセル、又は、割り込みジョブの実行のうち、いずれかが行われることである請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- タブの種類が異なる複数のタブ紙が所定の順序で重ねられたタブ紙束を1セットとして、複数セットのタブ紙を収納するタブ紙収納部を有し、用紙を給紙する給紙部、及び、用紙に対して所定の用紙処理を行う用紙処理部を備える画像形成システムであって、
用紙に画像を形成する画像形成部と、
用紙を搬送する搬送部と、
前記給紙部及び前記搬送部を制御して、前記画像形成部により画像が形成された用紙の予め指定された任意の用紙間に、前記タブ紙収納部に収納されているタブ紙を挿入させる制御部と、
タブ紙のタブの種類を検知する検知部と、
用紙が排出される第1の排紙トレイと、
を備え、
前記制御部は、
所定の条件が成立した後、前記タブ紙収納部から1枚目のタブ紙が給紙された場合に、前記給紙部に当該1枚目のタブ紙より後の用紙の給紙を待機させ、前記検知部に当該1枚目のタブ紙のタブの種類を検知させ、
前記検知されたタブの種類が正しい場合に、前記給紙部に前記待機させた用紙の給紙を開始させ、
前記検知されたタブの種類が正しくない場合に、前記搬送部に当該タブの種類が正しくないタブ紙を前記第1の排紙トレイとは異なる第2の排紙トレイに排出させる画像形成システム。 - 用紙に画像を形成する画像形成部と、タブの種類が異なる複数のタブ紙が所定の順序で重ねられたタブ紙束を1セットとして、複数セットのタブ紙を収納するタブ紙収納部を有し、用紙を給紙する給紙部と、用紙を搬送する搬送部と、前記給紙部及び前記搬送部を制御して、前記画像形成部により画像が形成された用紙の予め指定された任意の用紙間に、前記タブ紙収納部に収納されているタブ紙を挿入させる制御部と、タブ紙のタブの種類を検知する検知部と、用紙が排出される第1の排紙トレイと、を備える画像形成装置における画像形成方法であって、
前記制御部が、所定の条件が成立した後、前記タブ紙収納部から1枚目のタブ紙が給紙された場合に、前記給紙部に当該1枚目のタブ紙より後の用紙の給紙を待機させ、前記検知部に当該1枚目のタブ紙のタブの種類を検知させる工程と、
前記制御部が、前記検知されたタブの種類が正しい場合に、前記給紙部に前記待機させた用紙の給紙を開始させる工程と、
前記制御部が、前記検知されたタブの種類が正しくない場合に、前記搬送部に当該タブの種類が正しくないタブ紙を前記第1の排紙トレイとは異なる第2の排紙トレイに排出させる工程と、
を含む画像形成方法。 - 用紙に画像を形成する画像形成部と、タブの種類が異なる複数のタブ紙が所定の順序で重ねられたタブ紙束を1セットとして、複数セットのタブ紙を収納するタブ紙収納部を有し、用紙を給紙する給紙部と、用紙を搬送する搬送部と、タブ紙のタブの種類を検知する検知部と、用紙が排出される第1の排紙トレイと、を備える画像形成装置のコンピューターを、
前記給紙部及び前記搬送部を制御して、前記画像形成部により画像が形成された用紙の予め指定された任意の用紙間に、前記タブ紙収納部に収納されているタブ紙を挿入させる手段として機能させるためのプログラムであって、
前記コンピューターを、さらに、
所定の条件が成立した後、前記タブ紙収納部から1枚目のタブ紙が給紙された場合に、前記給紙部に当該1枚目のタブ紙より後の用紙の給紙を待機させ、前記検知部に当該1枚目のタブ紙のタブの種類を検知させる手段、
前記検知されたタブの種類が正しい場合に、前記給紙部に前記待機させた用紙の給紙を開始させる手段、
前記検知されたタブの種類が正しくない場合に、前記搬送部に当該タブの種類が正しくないタブ紙を前記第1の排紙トレイとは異なる第2の排紙トレイに排出させる手段、
として機能させるためのプログラム。
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JP2014254647A JP2016115221A (ja) | 2014-12-17 | 2014-12-17 | 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法及びプログラム |
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JP2020111026A (ja) * | 2019-01-17 | 2020-07-27 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、用紙挿入制御方法及び用紙挿入制御プログラム |
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-
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