JP2016126071A - 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成制御方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成システムで紙詰まりが生じた際のプレパージ処理に際し、画像確認用の未印刷の転写媒体があれば、確認用画像を印刷して排出する。
【解決手段】画像データーに基づいて転写媒体に印刷を行う画像形成部と、転写媒体を搬送する搬送部と、印刷及び搬送を制御する制御部を備え、制御部は転写媒体に確認用画像の印刷を行う画像確認印刷機能を有し、転写媒体の搬送で紙詰まり発生があると、紙詰まり発生箇所よりも下流側の有効な転写媒体を排出するとともに、紙詰まり発生箇所よりも上流側の転写媒体を排紙先に排出する制御を行うプレパージ処理機能を有し、プレパージ処理に際し、通常ジョブ用の転写媒体で画像形成前の転写媒体がある場合は、白紙の状態で排紙し、搬送途中または搬送準備中で画像形成前の転写媒体に画像確認印刷用の転写媒体を含む場合は、画像形成前で画像確認印刷用の転写媒体に、確認用画像の印刷を実行する制御を行う。
【選択図】図16

Description

この発明は、画像データーに基づいて転写媒体に印刷を行う画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成制御方法に関するものである。
ジョブデーターを用いて画像を形成し、該画像を用紙にプリントする画像形成装置では、ユーザーにおいて印刷条件の設定が可能になっている。ユーザーは自分の意図している出力形態が得られるか否かを確認して、確認の結果、自分の意図するものと異なる場合には、印刷条件の再設定や修正を行いたいという要望がある。さらに、PP(プロダクションプリント)分野では、本プリント前の画像状態を確認し、OKであれば本出力へ移行するというフローがある。従来、このような観点から、通常のプリントを行う前やプリント中に、ユーザーによる確認のためのプリントを可能にした画像形成装置が提案されている。この確認のための出力機能をサンプル出力などと称している(例えば特許文献1参照;この文献では、試しコピーモードとしている)。サンプル出力を確認したユーザーは、ユーザーが自信の目で見て印字状態を把握したり、画像読み取り装置などを設けて画像を読み取り、基準画像と比較したりすることが可能になる。画質補正が必要であると判断すれば、適宜の画質調整によって画質が安定した出力物を得ることができる。
なお、サンプル出力に際し、通常ジョブとサンプル出力用紙が混ざると判別が付きにくいため、特許文献1では、通常のコピー時の排出部と試しコピーを排出する排出部とを別個に設けている。
また、画像形成装置や画像形成システムでは、搬送中の転写媒体で紙詰まり(JAM)が発生した場合、発生箇所より上流側の用紙を排出可能なトレイなどに排出する処理(プレパージ処理)を可能とした装置が提案されている。画像形成前の用紙は、通常ジョブの用紙では、排紙先も変わり・ページも飛んでしまうため印刷して出したとしても、その用紙を使用することはないため無駄なトナーを使用しないためにも白紙での出力をする方が良い。また、白紙であれば用紙の再利用も可能となる。印刷されなかったページは、JAMリカバリーにより再印刷される。
JAMが発生した場合に、紙詰まりを処理して再び立ち上げたときに画像汚れなどが生じる可能性がある。このため、特許文献2では、JAMで装置が停止して再び装置を立ち上げた際に試しプリントにより画像確認を行うことを可能にしている。
特開平8−106191号公報 特開2001−343872号公報
しかし、JAMが発生してプレパージ処理が行われる場合、画像確認を行う設定になっていても、画像印刷前であればそのまま印刷されることなく白紙となって出力されてしまい、1枚のサンプル出力でも再度プリントを実施することが必要になるという問題がある。また、画像確認用の画像が印刷されていても、排紙不可で画像の確認ができない場合がある。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、JAM発生時に画像確認印刷用の転写媒体があれば、確認用画像の印刷を行って画像確認を行うことを可能にする画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成制御方法を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の画像形成装置のうち、第1の形態は、
画像データーに基づいて転写媒体に印刷を行う画像形成部と、
前記転写紙を搬送する搬送部と、
前記印刷および前記搬送を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記転写媒体に確認用画像の印刷を行う画像確認印刷機能を有し、
前記転写媒体の搬送で紙詰まりの発生があると、紙詰まり発生箇所よりも下流側の搬送経路にある有効な転写媒体を搬送経路外に排出するとともに、紙詰まり発生箇所よりも上流側の搬送経路にある転写媒体を、搬送経路から排出可能な排紙先に排出する制御を行うプレパージ処理機能を有し、
プレパージ処理に際し、通常ジョブ用の転写媒体で画像形成前の転写媒体がある場合は、前記画像形成部で画像を印刷することなく白紙の状態で排紙し、搬送途中または搬送準備中で画像形成前の前記転写媒体に画像確認印刷用の転写媒体を含む場合は、画像形成前で前記画像確認印刷用の前記転写媒体に、確認用画像の印刷を実行する制御を行うことを特徴とする。
上記形態によれば、プレパージに際し、画像確認用で画像形成されていない転写媒体があれば、確認用画像を印刷して、画像確認に供することができ、ヤレ紙の発生を抑えることができる。また、プレパージ処理に際し、画像確認を行うためのリカバリー処理が不要になり、ユーザーの作業効率が向上する効果がある。
第2の形態の画像形成装置の発明は、前記本発明の形態において、前記制御部は、前記紙詰まり発生があった場合に、前記プレパージ処理に際し、確認用画像の印刷を実行した前記転写媒体を、通常ジョブ用の前記転写媒体が排紙される排紙先と異なる排紙先に排紙することを特徴とする。
上記形態によれば、通常ジョブ用の転写媒体と画像確認用の転写媒体とを異なる排紙先に排出するので、両者が混合することがなく、互いの判別が容易になる。これにより印刷完了後の場合でも、画像確認用の転写媒体が、正規のジョブと混合してしまい、取り忘れやユーザーの確認忘れを招く、という危険性を回避することができる。
第3の形態の画像形成装置の発明は、前記本発明の形態において、前記制御部は、前記紙詰まり発生があった場合に、前記プレパージ処理に際し、確認用画像の印刷を実行した前記転写媒体を、通常ジョブ用の前記転写媒体が排紙される排紙先と異なる排紙先に排紙できない場合、前記画像確認用の転写媒体を通常ジョブの排紙先と同じ排紙先に排紙することを特徴とする。
上記形態によれば、通常ジョブ用の転写媒体と画像確認用の転写媒体とを異なる排紙先に排出できない場合、同一の排紙先に排出する。
第4の形態の画像形成装置の発明は、前記本発明の形態において、前記制御部は、前記紙詰まり発生があって確認用画像の印刷を実行する場合、プレパージ処理で排紙される転写媒体のうち、最後に排出される転写媒体に確認用画像を印刷することを特徴とする。
上記形態によれば、最後に排出される転写媒体に確認用画像を印刷することで、同一の排紙先に排出された転写媒体中で、画像確認用の転写媒体を容易に判別することを可能にする。
第5の形態の画像形成装置の発明は、前記本発明の形態において、前記制御部は、前記紙詰まり発生があった場合に、確認用画像の印刷がされている転写媒体が排出不可であるときは、画像形成が行われていない転写媒体に、確認用画像の印刷を実行することを特徴とする。
上記形態によれば、印刷済みの確認用画像があっても排出不可である場合は、プレパージされる白紙のように確認用画像を印刷して画像確認を確実に行うことを可能にする。
第6の形態の画像形成装置の発明は、前記本発明の形態において、前記制御部は、前記紙詰まり発生があって画像が形成されていない転写媒体に確認用画像の印刷が実行された場合に、通知を行うことを特徴とする。
上記本形態によれば、プレパージの際に確認用画像の印刷が実行されたことを通知することで、確認用画像の存在をユーザーが把握できるようにする。
第7の形態の画像形成装置の発明は、前記本発明の形態において、前記通知に、画像確認用の転写媒体が排紙された排紙先の表示を含むことを特徴とする。
上記形態によれば、前記通知に際し、排紙先の表示を含むことで画像確認用の転写媒体の存在位置を明確に知らせることができる。
第8の形態の画像形成装置の発明は、前記本発明の形態において、前記制御部は、前記画像形成装置に接続された後段の後処理装置から紙詰まり結果を受けることを特徴とする。
本発明の画像形成システムのうち、第1の形態は、
画像データーに基づいて転写媒体に印刷を行う画像形成部と、
前記転写紙を搬送する搬送部と、
前記印刷および前記搬送を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記転写媒体に確認用画像の印刷を行う画像確認印刷機能を有し、
前記転写媒体の搬送で紙詰まりの発生があると、紙詰まり発生箇所よりも下流側の搬送経路にある有効な転写媒体を搬送経路外に排出するとともに、紙詰まり発生箇所よりも上流側の搬送経路にある転写媒体を、搬送経路から排出可能な排紙先に排出する制御を行うプレパージ処理機能を有し、
前記制御部は、プレパージ処理に際し、通常ジョブ用の転写媒体で画像形成前の転写媒体がある場合は、前記画像形成部で画像を印刷することなく白紙の状態で排紙し、搬送途中または搬送準備中で画像形成前の前記転写媒体に前記画像確認印刷用の転写媒体を含む場合は、画像形成前で前記画像確認印刷用の前記転写媒体に、確認用画像の印刷を実行する制御を行うことを特徴とする。
第2の形態の画像形成システムは、前記本発明の形態において、複数の前記後処理装置を備え、前記複数の後処理装置は、1または2以上の排紙先を有することを特徴とする。
本発明の画像形成制御方法のうち、第1の形態は、
画像形成部における転写媒体への印刷と、搬送部における前記転写媒体の搬送とを制御する画像形成制御方法であって、
前記転写媒体に印刷された画像の読み取り結果を受けて、前記画像形成部の補正を行う画像形成補正処理の工程と、
前記転写媒体に確認用画像の印刷を行う画像確認印刷工程と、
転写媒体の搬送で紙詰まりの発生があると、紙詰まり発生箇所よりも下流側の搬送経路にある有効な転写媒体を搬送経路外に排出するとともに、紙詰まり発生箇所よりも上流側の搬送経路にある転写媒体を、搬送経路から排出可能な排紙先に排出する制御を行うプレパージ処理工程と、
プレパージ処理に際し、通常ジョブ用の転写媒体で画像形成前の転写媒体がある場合は、前記画像形成部で画像を印刷することなく白紙の状態で排紙し、搬送途中または搬送準備中で画像形成前の前記転写媒体に前記画像確認印刷用の転写媒体を含む場合は、画像形成前で前記画像確認印刷用の前記転写媒体に、確認用画像の印刷を実行する工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、プレパージ処理において、搬送途中や搬送準備中の画像確認印刷用の転写媒体に確認用画像の印刷をして出力することで、無駄なヤレ紙やリカバリー処理を低減させる効果がある。
本発明の一実施形態の画像形成装置および画像形成システムの機械的な構成を示す概略図である。 同じく、画像形成装置および画像形成システムの制御ブロックを示す図である。 同じく、画像形成システムにおける紙詰まり状態の例を示す図である。 同じく、図3の紙詰まり状態でプレパージ処理を行った例を示す図である。 同じく、画像形成システムにおける紙詰まり状態の他例を示す図である。 同じく、図5の紙詰まり状態で排出可能な排紙先に用紙を排出したプレパージ処理の例を示す図である。 同じく、操作部に表示されたサンプル排紙間隔を設定する画面を示す図である。 同じく、画像形成システムにおける紙詰まり状態で画像確認用の未印刷の用紙を含む例を示す図である。 同じく、画像形成システムにおける紙詰まり状態で画像確認用の印刷済みの用紙と未印刷の用紙を含む例を示す図である。 同じく、図9の紙詰まり状態で、通常ジョブの用紙と画像確認用の用紙とを同一の排紙先に排出するプレパージ処理の例を示す図である。 同じく、図9の紙詰まり状態で、通常ジョブの用紙と画像確認用の用紙とを異なる排紙先に排出するプレパージ処理の例を示す図である。 同じく、画像形成システムの紙詰まり状態で、通常ジョブの用紙と画像確認用の用紙とを排出可能な排紙先が一つである例を示す図である。 同じく、図12の紙詰まり状態で、最後に排出される用紙に確認用画像を印刷してプレパージ処理をした例を示す図である。 同じく、画像形成システムの紙詰まり状態で、印刷済みの画像確認用の用紙が排出不可の状態である例を示す図である。 同じく、図14の紙詰まり状態で、最後に排出される用紙に確認用画像を印刷して、通常ジョブの用紙と画像確認用の用紙とを同一の排紙先に排出するプレパージ処理の例を説明する図である。 同じく、プレパージ処理の際の手順を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の画像形成システム1の概略を示す図である。画像形成システム1は、前段側から後段側にかけて、画像形成装置10、第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40、第4後処理装置50がこの順で機械的、電気的に接続されており、相互に通信が可能になっている。第1後処理装置20の搬送経路21、第2後処理装置30の搬送経路31、第3後処理装置40の搬送経路41、第4後処理装置50の搬送経路51は、この順で連結されている。また、第2後処理装置30は、排紙先として排紙トレイ33、第3後処理装置40は、排紙先として排紙トレイ43、第4後処理装置50は、排紙先として排紙トレイ53、54を備えている。
各後処理装置は、中継、整合、ステイプル、パンチ、断裁、折り、冊子形成などの適宜の後処理機能を有しており、一つの後処理装置で複数の後処理機能を有するものであってもよい。なお、各後処理装置の機能は特に限定されるものではなく、その数も特に限定されるものではない。
画像形成装置10の概要を説明する。
画像形成装置10では、画像形成装置本体10Aの上部側に原稿読み込み部の一部を構成する原稿給送装置(DF)14が設けられており、原稿給送装置(DF)14で給送される原稿は、図示しないスキャナー部で画像読取が可能になっている。なお、原稿は、図示しないプラテンガラス上で読み込むこともできる。
また、画像形成装置本体10Aの上部側で、プラテンガラスが位置しない箇所に、操作部140が設けられており、操作部140には、LCD141が設置されている。LCD141はタッチパネルで構成されており、操作者による操作および情報の表示が可能になっている。LCD141は、操作部と表示部を兼用している。なお、操作部をマウスやタブレットなどで構成し、表示部とは別体で構成することも可能である。また、LCD141は移動可能となっているものであってもよい。
画像形成装置本体10Aの下部側には、複数の給紙トレイ12(図では2段)が配置され、用紙が収納されて給紙可能になる。用紙は、本発明の転写媒体に相当する。転写媒体の種類は特に限定されない。なお、図示していないが、画像形成装置10の上流側に大容量給紙トレイが接続されているものであってもよい。
画像形成装置本体10A内には、いずれかの給紙トレイ12から給紙される用紙を搬送する搬送経路11が設けられており、搬送経路11の途中に、画像形成部15が設けられている。画像形成部15は、感光体15Aと、感光体15Aの周囲に配置した図示しない、帯電器、現像器、転写部、LD15B(図2で図示)を有しており、さらに感光体15Aの下流側の搬送経路11には定着器15Cが配置されている。
定着器15Cの下流側で、搬送経路11が分岐して、反転搬送装置16を有する反転搬送経路17が接続されている。
画像形成部15では、帯電器により画像書込み前に感光体15Aの表面を一様に帯電し、LD15Bにより表面が一様に帯電された感光体15Aに半導体レーザを照射することにより感光体15Aに静電潜像を形成する。現像器は、LD15Bによって感光体15Aに形成された静電潜像をトナー部材によって現像する。この現像処理によって感光体15Aにトナー画像が形成される。転写部は、給紙トレイ12や図示しない大容量給紙トレイから搬送されてきた用紙に感光体15Aのトナー画像を転写する。トナー画像が転写された用紙は、感光体15Aから分離されて定着器15Cに搬送される。感光体15Aに残留したトナー部材は、図示しないクリーニング部によって除去される。
定着器15Cは、搬送された用紙を加熱することにより用紙の表面側に転写されたトナー画像を出力画像として定着する。定着処理が施された用紙は、搬送経路11によってそのまま第1後処理装置20に搬送されるか、反転搬送経路17に送って反転搬送装置16で表裏を反転した後、画像形成部15の上流側に環流して表裏反転された用紙の裏面に画像形成部15によって画像形成を行うことによって両面への印刷を行うことができる。なお、反転搬送経路17に用紙を送り、反転搬送装置16で反転した後、画像形成部15に送ることなく搬送経路11に戻して搬送することも可能である。
搬送経路11は、下流側で第1後処理装置20の搬送経路21に接続されている。
次に、図2は、本実施形態の画像形成装置および画像形成システムの電気的な構成を示すブロック図である。以下に説明する。
画像形成システム1は、主要な構成として、制御ブロック110とスキャナー部130と操作部140とプリンター部150とを有するコピア本体と、LANを通して外部機器(例えばPCやサーバ)との間で入出力される画像データーを処理する画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160とを備えている。
制御ブロック110は、PCIバス112を有しており、PCIバス112は制御ブロック110内でDRAM制御IC111に接続されている。また、制御ブロック110には、制御CPU113を備えており、該制御CPU113に前記DRAM制御IC111が接続されている。また、制御CPU113には、不揮発メモリー115が接続されている。該不揮発メモリー115には、上記制御CPU113を動作させるためのプログラムや画像形成装置の設定データー、プロセス制御パラメーターなどが格納されている。
制御CPU113は、RAMやROMを備え、画像形成システム1の全体を制御し、また画像形成装置全体の状態把握を行うものであり、転写媒体の搬送、画像形成の制御などを行う。すなわち、制御CPU113は、本発明の制御部の一部として機能し、制御CPU113で動作する制御プログラムとともに本発明の制御部を構成する。制御プログラムは、ROMや不揮発メモリー115などに格納されている。なお、この実施形態では、制御CPU113は、画像形成装置本体10Aの筺体内に設置されているものとして説明したが、画像形成装置本体10Aの筺体外に制御CPU113の一部または全部機能を有するものであってもよく、ネットワークを介して画像形成装置本体10Aと接続されているものであってもよい。
なお、制御CPU113では、画像形成装置本体10A内や、各後処理装置において転写媒体の紙詰まりが生じると、その通知を受ける。各後処理装置では、紙詰まりが発生すると、後処理制御部から直接または他の後処理制御部を介して制御CPU113に対し、紙詰まり通知を行う。各後処理装置では、転写媒体を検知するセンサーを設けておき、このセンサーに対し、搬送経路を搬送される転写媒体の到達が遅れると、紙詰まりが発生したものと判定することができる。複数センサーの配置と各センサーの検知結果によって紙詰まりの位置を判定することができ、紙詰まりの通知とともに、紙詰まりの位置や可能な排紙先などを各後処理制御部から制御CPU113に通知する。
制御CPU113では、紙詰まりが発生すると、紙詰まり位置の下流側にあって画像形成が行われた用紙を、有効紙として排出経路から例えば第4後処理装置50の排紙トレイ53などに排出し、紙詰まり位置の上流側の搬出経路にある転写媒体は、紙詰まり位置よりも上流側に位置する指定された排紙先、例えば排紙トレイ54に排出する。この際に、画像が形成されていない転写媒体は、画像を印刷することなく白紙の状態で排出する。この処理は、プレパージ処理機能である。プレパージ処理は、紙詰まりが発生すると制御CPU113によって自動的に実行されてもよく、また、ユーザーの操作によって実行されるようにしてもよい。プレパージ処理は、操作部140を通して実行可否を設定してもよい。
また、制御CPU113では、ユーザーの指示によって画像確認印刷を行うことができる。画像確認は、先頭ページプルーフや、所定のページ、一部出力などの適宜の範囲で印刷を行うことができ、印刷時期は、通常のプリントを行う前やプリント中に適宜行うことができる。また、設定により印刷時期が決まっているものであってもよい。
前記スキャナー部130は、光学読み取りを行うCCD131と、スキャナー部130全体の制御を行うスキャナー制御部132とを備えている。スキャナー制御部132は、前記制御CPU113とシリアル通信可能に接続されており、制御CPU113による制御を受ける。なお、スキャナー制御部132は、CPUやこれを動作させるプログラムなどによって構成することができる。前記CCD131で読み取った画像データーは、読み取り処理部116でデーター処理がなされる。
前記操作部140は、タッチパネル式のLCD141と、操作部制御部142とを備えており、上記LCD141と操作部制御部142とが接続され、該操作部制御部142と前記制御CPU113とがシリアル通信可能に接続されている。該構成によって操作部140の制御が制御CPU113によって行われる。なお、操作部制御部142は、CPUやこれを動作させるプログラムなどによって構成することができる。操作部140では、画像形成装置や画像形成システムにおける設定や動作指令などの動作制御条件の入力が可能となっており、さらに設定内容、機械状態、情報の表示等が可能になっており、上記制御CPU113により制御される。この操作部140によって、所定の操作などを行うことができる。操作部140では、上記のように各種表示が可能であり、例えば、確認用画像の印刷が実施された場合、該実施を操作部140に表示することができる。また、表示に際しては、画像確認用の転写媒体が排紙された排紙先を表示するようにしてもよい。
また、DRAM制御IC111は、圧縮メモリー121とページメモリー122とからなる画像メモリー(DRAM)120に接続されている。該画像メモリー(DRAM)120には、前記スキャナー部130で取得した画像データーやLANを通して取得した画像データーが格納される。上記のように画像メモリーは、画像データーの記憶領域であり、印刷するジョブの画像データーを格納する。また、上記DRAM制御IC111によって複数のジョブに関する画像データーを画像メモリーに記憶させることができる。すなわち、画像メモリーには予約されたジョブの画像データーの格納も可能である。
また、PCIバス112には、HDD127が接続されており、各種データーの格納、読み出しが可能である。
DRAM制御IC111には、画像データーを圧縮する圧縮IC118と、圧縮された画像データーを伸長する伸長IC125が接続されている。伸長IC125には書き込み処理部126が接続されている。書き込み処理部126は、プリンター部150のLD15Bに接続され、該LD15Bの動作に用いられるデーターの処理を行う。また、プリンター部150は、プリンター部150の全体を制御するプリンター制御部151を備えており、該プリンター制御部151は、前記した制御CPU113に接続されて制御を受ける。すなわち、制御IC113から与えられるパラメーターに従い、プリント動作の開始/停止を行う。プリンター部150には、前記した画像形成部15や搬送部などが含まれており、制御CPU113によってその動作の制御がなされる。搬送部は、搬送経路11や、用紙を送るローラ、ローラを回転させるモータなどの駆動部などによって構成される。また、第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40、第4後処理装置50の搬送部の制御も制御CPU113によって行われる。
また、プリンター制御部151には、後処理装置の制御部が制御可能に接続されている。 具体的には、プリンター制御部151に、第1後処理装置20の後処理制御部200が接続され、後処理制御部200に第2後処理装置30の後処理制御部300が接続され、後処理制御部300に第3後処理装置40の後処理制御部400が接続され、後処理制御部400に第4後処理装置50の後処理制御部500が接続されている。各後処理制御部200、300、400、500は、制御CPU113の指令に従って、各後処理装置における転写媒体の搬送や後処理実行などを制御する。後処理制御部200、300、400、500は、画像形成装置本体10A内に設置してもよく、また、それぞれの後処理装置に設置してもよい。
また、前記DRAM制御IC111に接続された前記PCIバス112には、前記した画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160のDRAM制御IC161が接続されている。画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、DRAM制御IC161に画像メモリー162が接続されている。また、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、前記DRAM制御IC161にコントローラー制御CPU163が接続されており、DRAM制御IC161に、LANインターフェース165が接続されている。LANインターフェース165は、図示しないLANに接続される。
LANには、外部機器が接続されており、外部機器を含む構成により画像形成システムが構成されるものであってもよい。外部機器では、画像形成システムの制御を行う制御部の機能を有するものであってもよい。
次に、上記画像形成装置システム1の基本的動作について説明する。
まず、画像形成装置本体10Aにおいて画像データーを蓄積する手順について説明する。
スキャナー部130で原稿の画像を読み取り、画像データーを生成する場合、スキャナー部130において原稿からCCD131により原稿の画像を光学的に読み取る。この際には、制御CPU113から指令を受けるスキャナー制御部132によってCCD131の動作制御を行う。CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部116でデーター処理がなされ、データー処理された画像データーは、圧縮IC118において所定の方法によって圧縮され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリー121に格納される。圧縮メモリー121に格納された画像データーは、制御CPU113によってジョブとして管理することができる。また、画像データーは画像メモリー(DRAM)120に格納した後、HDD127に格納することができる。
印刷条件等は、操作部140において設定することができる。例えば、操作部140上で設定された印刷条件(プリントモード)等の情報を制御CPU113に通知し、制御CPU113で設定情報を作成する。作成された設定情報は制御CPU113内のRAMに格納される。画像補正、通常印刷などの指定も操作部140で行うことができる。
画像データーを外部から取得する場合、例えば、外部機器からLANを通して送信される画像データーは、コントローラー制御CPU163の制御により、LANインターフェース165を介してDRAM制御IC161により画像メモリー162に格納される。画像メモリー162のデーターは、DRAM制御IC161、PCIバス112、DRAM制御IC111を介してページメモリー122に一旦格納される。ページメモリー122に格納されたデーターは、DRAM制御IC111を介して圧縮IC118に順次送られて圧縮処理され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリー121に格納され、上記と同様に制御CPU113による管理がなされる。また、圧縮メモリー121に格納された画像データーは、DRAM制御IC111を回してHDD127に格納することができる。
画像形成装置で画像出力を行う場合、すなわち複写機やプリンターとして使用する場合、圧縮メモリー121に格納された画像データーを、DRAM制御IC111を介して伸長IC125に送出してデーターを伸長し、伸長したデーターを書き込み処理部126に送出し、LD15Bにおいて各感光体への書き込みを行う。
また、HDD127に画像データーを格納している場合、DRAM制御IC111を回して一旦圧縮メモリー121に格納し、以降、上記と同様の処理を行う。
画像出力を行う場合、前記したように操作部140の設定内容に基づいて行うことができるが、外部機器などから制御内容を受けることができ、例えば外部機器内のプリンタードライバに基づいて印刷条件などの制御内容を受けることができる。印刷条件などは、画像データーと同様に、LANインターフェース165を介してDRAM制御IC161により画像メモリー162に格納される。画像メモリー162のデーターは、DRAM制御IC161、PCIバス112、DRAM制御IC111を介してページメモリー122に格納される。
また、プリンター部150では、制御CPU113の指令を受けたプリンター制御部151によって各部の制御が行われる。画像形成部15では感光体15Aに書き込まれたトナー像が、搬送経路11によって供給される用紙に転写され、定着器15Cで定着がなされる。画像形成がなされた用紙は、定着部を経て搬送経路11によって第1後処理装置20へと搬送され、必要に応じて第2後処理装置30、第3後処理装置40、第4後処理装置50に搬送されて、印刷条件で設定された後処理が行われる。後処理の設定がない場合、後処理を行うことなくいずれかの排紙先に排紙される。
なお、上記では、感光体15Aが一つであるものとして説明したが、感光体15Aを複数有し、中間転写ベルトなどを通して複数色の印刷を行える画像形成装置であってもよい。
次に、紙詰まりが生じた際の動作を、図3を用いて説明する。
図3は紙詰まりが生じた画像形成システム1を示しており、紙詰まりは、第4後処理装置50の搬送経路51で発生しており、搬送経路51から排紙トレイ54に至る地点の下流側で生じている。残留紙には、画像確認印刷用の用紙は含まれていない。紙詰まりの発生は、後処理制御部500から第3後処理装置40、第2後処理装置30、第1後処理装置20、制御CPU113に対し、紙詰まりの発生と紙詰まり地点とが通知される。また紙詰まりが発生した時点で、画像形成装置10、第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40でそれぞれ搬送中の用紙が存在している。紙詰まりの起点となっている用紙PJおよびその上流側に位置する用紙PUは、この実施形態では通常ジョブに係る用紙に相当する。用紙の種別(通常ジョブ用、調整用)は、印刷条件設定に際し制御CPU113で把握されており、各用紙の用紙情報に基づいて各後処理装置に通知されている。
制御CPU113では、紙詰まりの発生に伴って、プレパージ処理がなされる。プレパージ処理では、有効紙が排紙される排紙トレイ53と異なり、紙詰まり発生地点の上流側から分岐している排紙トレイ54を指定して排出する。図3では、紙詰まり発生時点で有効紙は搬送中でないので、図4に示すように、全ての用紙PUが排紙トレイ54に排紙される。また、画像形成装置10内にあって、画像形成が行われていない通常ジョブ用の用紙PWがある場合、画像形成を行うことなく白紙状態で同じく排紙トレイ54に排紙される。なお、片面に画像の印刷が行われて他面に画像が印刷される予定の用紙は、他面に画像を印刷することなく排紙する。なお、図4では、便宜上、排紙された用紙を一枚の用紙で示している。
図5は、他の紙詰まり状態を有する画像形成システム1を示すものである。
紙詰まりの起点は、第4後処理装置50の搬送経路51で発生しており、搬送経路51から排紙トレイ54に至る分岐地点の上流側で生じており、第4後処理装置50では、後続の用紙を排紙することができない。このため、前段側にプレパージ不可のJAM通知を送信する。紙詰まりの発生は、後処理制御部500から第3後処理装置40、第2後処理装置30、第1後処理装置20、制御CPU113に対し、紙詰まりの発生と紙詰まり地点とプレパージ可否が通知されている。また紙詰まりが発生した時点で、画像形成装置10、第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40でそれぞれ搬送中の用紙が存在している。紙詰まりの起点となっている用紙PJおよびその上流側に位置する用紙PUは、この実施形態では通常ジョブに係る用紙に相当する。用紙の種別(通常ジョブ用、調整用)は、印刷条件設定に際し制御CPU113で把握されており、各転写媒体の用紙情報に基づいて各後処理装置に通知されている。
第3後処理装置40では、排紙経路41から排紙トレイ43に至る分岐地点の下流側と、上流側で用紙が残留している。
後続の用紙に対しては、排紙トレイ43への排出が可能である。第3後処理装置40の後処理制御部400では、排紙トレイ43にプレパージ可であるJAM情報を前段側に通信する。これを受けた前段側の第2後処理装置30、第1後処理装置20、画像形成装置10では、排紙先情報を変えずに指定された排紙トレイ43に用紙PUが排出される。
また、上記分岐地点の下流側にある用紙PUは、JAM発生時点で排出可能な排紙先を過ぎており、いずれの排紙先(排紙トレイ43、54)にも排紙することができない。この用紙PUは、図6に示すようそのままJAM停止箇所に送りJAMにさせるか、即断停止させる。なお、図6では、便宜上、排紙された用紙を一枚の用紙で示している。
図7は、操作部140に操作可能に表示されたサンプル排紙間隔設定画面1400を示すものである。この例では、サンプル排紙は、プリント動作中に出力中画像と同一の画像を排紙する機能である。周期的にサンプル排紙を行うことにより、ユーザーは出力中に画像安定性を確認することが可能となる。なお、排紙先としては、通常の排紙先と異なるフィニッシャーサブトレイなどに排紙するのが望ましい。
サンプル排紙間隔設定画面1400には、設定項目として「枚数周期で排紙」釦1401と「部数周期で排紙」釦1410とが左右に並んで押釦可能に表示されている。これにより、サンプル排紙に関し、枚数周期で排紙設定と部数周期で排紙設定とを切り替えることが可能になる。また、「サンプル排紙をしない」釦1420がさらに画面右方に押釦可能に表示されている。「サンプル排紙をしない」釦1420を選択するとサンプル排紙が行われない設定になる。
枚数周期で排紙の設定項目側には、「枚数周期で排紙」釦1401の下方側に、「a:周期枚数」表示欄1402が表示され、その下に周期枚数入力欄1403が入力可能に設けられている。周期枚数入力欄1403の下側には、周期枚数でのサンプル排紙を示すイメージ画面1404が表示されている。
また、部数周期で排紙の設定項目側には、「部数周期で排紙」釦1410の下方側に、「b:部間隔」表示欄1411と「c:シート番号」表示欄1413とが左右に並んで表示されている。「b:部間隔」表示欄1411の下方には、周期部数入力欄1412が入力可能に設けられている。また、「c:シート番号」表示欄1413の下方には、シート番号入力欄1414が入力可能に設けられている。周期部数入力欄1412およびシート番号入力欄1414の下方には、部数枚数でのサンプル排紙を示すイメージ画面1415が表示されている。
さらに、部数周期で排紙の設定項目の右側下方には、テンキー1430が操作可能に表示されており、その下方に、「OK」釦1440と「キャンセル」釦1441とが押釦可能に表示されている。
サンプル排紙間隔設定画面1400において、「枚数周期で排紙」設定時には、「a:周期枚数」表示欄1402が反転表示となり、テンキー1430によって周期枚数を周期枚数入力欄1403に入力することができる。この際に、「b:部間隔」表示欄1411と、「c:シート番号」表示欄1413は網掛けで設定不可になる。本画面の場合、1枚毎にサンプル排紙される設定である。周期枚数入力欄1403への数値入力後、「OK」釦1440の押釦により設定内容が確定し、「キャンセル」釦1441の押釦により設定内容がキャンセルされる。
また、「部数周期で排紙」設定時には、「a:周期枚数」表示欄1402は網掛けになり、周期枚数入力欄1403での入力は不可になる。「部数周期で排紙」設定の初期には、「b:部間隔」表示欄1411が選択状態で反転表示される。「c:シート番号」表示欄1413も操作が有効であり、釦押下で入力切り替えが可能になる。初期値として0001が設定されている。テンキー1430にて入力された値は、部間隔またはシート番号の選択状態の設定値へ入力される。本画面の場合、初期値として、1部毎に1ページ目の用紙がサンプル排紙される設定になっている。周期部数入力欄1412、シート番号入力欄1414への数値入力後、「OK」釦1440の押釦により設定内容が確定し、「キャンセル」釦1441の押釦により設定内容がキャンセルされる。
次に、紙詰まりが発生した際に、残留紙に画像確認印刷用の用紙がある場合について図8に基づいて説明する
この図に示す画像形成システム1では、紙詰まりは、第4後処理装置50の搬送経路51で発生しており、搬送経路51から排紙トレイ54に至る地点の下流側で生じている。紙詰まりの発生は、後処理制御部500から第3後処理装置40、第2後処理装置30、第1後処理装置20、制御CPU113に対し、紙詰まりの発生と紙詰まり地点とが通知され、排紙トレイ54でプレパージ可能であることが通知される。また紙詰まりが発生した時点で、画像形成装置10、第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40でそれぞれ搬送中の用紙が存在している。紙詰まりの起点となっている用紙PJおよびその上流側で画像形成装置10(白紙を除く)、第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40に位置する用紙PUは、この実施形態では通常ジョブに係る用紙に相当する。また、画像形成装置10では、画像形成部15の上流側で、画像確認印刷用で画像形成がされていない白紙の用紙PSWが残留している。用紙の種別(通常ジョブ用、調整用)は、印刷条件設定に際し制御CPU113で把握されており、各用紙の用紙情報に基づいて各後処理装置に通知されている。
制御CPU113では、紙詰まりの発生に伴って、プレパージ処理がなされる。プレパージ処理では、有効紙が排紙される排紙トレイ53と異なり、紙詰まり発生地点の上流側から分岐している排紙トレイ54が指定されて用紙の排出がされる。図8では、紙詰まり発生時点で有効紙は搬送中でないので、用紙PUの全てが排紙トレイ54に排紙される。また、画像形成装置10内にあって、画像形成が行われていない画像確認印刷用の用紙PSWは、画像確認用に画像を印刷して排紙トレイ54に排紙される。なお、片面に画像の印刷が行われて他面に画像が印刷される予定の用紙は、他面に画像を印刷することなく同じく排紙トレイ54に排紙する。
また、画像確認印刷用の用紙として、搬送途中ではなく、給紙途中や搬送予定で搬送準備中の用紙がある場合は、そのまま搬送に移行して確認用画像を印刷するようにしてもよい。
次に、図9は、紙詰まりが発生した他の状態における画像形成システム1を示している。
この図で示す画像形成システム1では、紙詰まりは、第4後処理装置50の搬送経路51で発生しており、搬送経路51から排紙トレイ54に至る地点の下流側で生じている。紙詰まりの発生は、後処理制御部500から第3後処理装置40、第2後処理装置30、第1後処理装置20、制御CPU113に対し、紙詰まりの発生と紙詰まり地点とが通知され、排紙トレイ54でプレパージ可能であることが通知される。また紙詰まりが発生した時点で、画像形成装置10、第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40でそれぞれ搬送中の画像形成済みの用紙が存在している。紙詰まりの起点となっている用紙PJおよびその上流側で第1後処理装置20、第3後処理装置40に位置する用紙PUは、全て通常ジョブに係る用紙に相当する。
また、第2後処理装置30では、通常ジョブ用の用紙PUと画像確認用の用紙PSが残留しており、いずれも画像形成済みである。また、画像形成装置10では、通常ジョブ用の用紙PUと画像確認印刷用で画像形成前の用紙PSWとが残留している。反転搬送経路17にある用紙PUは、片面に画像が印刷されている。
用紙の種別(通常ジョブ用、調整用)は、印刷条件設定に際し制御CPU113で把握されており、各用紙の用紙情報に基づいて各後処理装置に通知されている。
制御CPU113では、紙詰まりの発生に伴って、プレパージ処理がなされる。プレパージ処理では、図10に示すように、有効紙が排紙される排紙トレイ53と異なり、紙詰まり発生地点の上流側から分岐している排紙トレイ54が指定されて用紙が排出される。図9では、紙詰まり発生時点で有効紙は搬送中でないので、用紙PUの全てが排紙トレイ54に排紙される。また、画像形成装置10内にあって、画像形成が行われていない画像確認印刷用の用紙PSWは、画像確認用に画像を印刷して排紙トレイ54に排紙される。なお、反転搬送経路17にあって、片面に画像の印刷が行われて他面に画像が印刷される予定の用紙は、他面に画像を印刷することなく同じく排紙トレイ54に排紙する。その際に、反転搬送経路17にある用紙PUは、画像確認印刷用の用紙PSWに確認用画像の印刷がされて用紙PSとなった用紙の後続紙として排紙トレイ54に排紙されている。
なお、上記の例では、プレパージに際し、通常ジョブの用紙と画像確認用の用紙が同じ排紙先に排出されており、混同しやすくなっている。これに対し、通常ジョブ用の用紙と画像確認用の用紙とを判別してプレパージに際に異なる排紙先に排出することができる。
図11は、図9の状態の画像形成システム1において、通常ジョブ用の用紙PUを排紙トレイ54に排出し、画像確認用の用紙は、排紙トレイ43に排紙している。このため、通常ジョブ用の用紙と画像確認用の用紙とを混同する危険性をなくすことができる。
なお、上記例では、画像確認用の用紙を通常ジョブ用の用紙と異なる排紙先に排紙するものとして説明したが、異なる排紙先への搬出が困難である場合は、同じ排紙先に排出する。
図12に示す画像形成システム1で生じた紙詰まりの状態を説明する。
この図に示す画像形成システム1では、紙詰まりは、第4後処理装置50の搬送経路51および第3後処理装置40の搬送経路41で発生している。第4後処理装置50では、搬送経路51から排紙トレイ54に至る地点の下流側および上流側で紙詰まりが生じ、第3後処理装置40の搬送経路41では、排紙トレイ43に至る地点の上流側で紙詰まりが生じている。第2後処理装置30では、通常ジョブの用紙PUが残留しており、第1後処理装置20では、通常ジョブ用の用紙PUと画像確認用の用紙PSが残留しており、いずれも画像形成済みである。また、画像形成装置10では、通常ジョブ用の用紙PUと通常ジョブ用で画像が形成されていない白紙の用紙PUWが残留している。
この例では、排出可能な排紙先は、排紙トレイ33のみであり、通常ジョブ用の用紙PUも画像確認用の用紙PSも同じ排紙先に排出されることになる。すなわち、後処理制御部500、後処理制御部400では、紙詰まりの発生と紙詰まり位置、プレパージ不可であることが前段側に通知される
このような状態で排出すると、通常ジョブ用の用紙PUと画像確認用の用紙PSとが混合しやすくなる。
なお、白紙となる用紙が残留していない場合、新たな給紙を行って、この用紙に確認用画像の印刷を行うようにしてもよい。
そこで、画像が印刷された画像確認用の用紙PSとは別に、最後に排紙される白紙の用紙PUWに確認用画像の印刷を行い、その後、画像確認用の用紙PSとして排紙トレイ33に排紙する。最後に排紙された用紙PSは、図13に示すように、それまでに排紙された通常ジョブ用の用紙PUなどとの判別が容易であり、混同を招くおそれがない。
また、紙詰まりが発生した際に印刷済みの画像確認用の用紙が残留している場合があり、排出可能であれば、これを活用することができる。しかし、紙詰まりの起因となった用紙が画像確認用の用紙であったり、画像確認用の用紙を排紙できない状況が起こったりする可能性がある。
図14に、画像確認用の用紙を排紙できない状態の画像形成システム1について説明する。
この図に示す画像形成システム1では、紙詰まりは、第4後処理装置50の搬送経路51および第3後処理装置40の搬送経路41で発生している。第4後処理装置50では、搬送経路51から排紙トレイ54に至る地点の下流側で紙詰まりが生じ、第3後処理装置40の搬送経路41では、排紙トレイ43に至る地点の上流側で紙詰まりが生じている。このため、第3後処理装置40、第4後処理装置50では、用紙の排出ができないため、前段側にプレパージ不可であることが通知される。第2後処理装置30の搬送経路31では、排紙トレイ33に至る地点の下流側で画像確認用の用紙PSが残留しており、第1後処理装置20では、通常ジョブ用の用紙PUと画像確認用の用紙PSが残留しており、いずれも画像形成済みである。また、画像形成装置10では、通常ジョブ用の用紙PUと通常ジョブ用で画像が形成されていない白紙の用紙PUWが残留している。
この例では、排出可能な排紙先は、排紙トレイ33のみであり、排紙トレイ33が分岐する地点よりも下流側の搬送経路31にある画像確認用の用紙PSは、搬送経路31を含めて搬送経路から排出することができない。第2後処理装置30では、前段側に紙詰まり発生と紙詰まり位置、プレパージ可であることが通知される。
そこで、画像が形成されていない用紙PUWに確認用画像の印刷を行って、図15に示すように画像確認用の用紙PSとして排紙トレイ33に最後に排出する。複数の未印字の用紙がある場合、最後に排紙される用紙に確認用画像を印刷するのが望ましい。なお、白紙となる用紙が残留していない場合、新たな給紙を行って、この用紙に確認用画像の印刷を行うようにしてもよい。
次に、プレパージに際しての制御手順を図16のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下の手順は制御CPU113の制御によって実行される。
まず、画像形成処理が開始されると、後処理装置でジャムが発生した通知を受ける(ステップs1)。なお、画像形成装置に排出可能な排紙先がある場合、後処理装置でJAMが発生した通知を受けて以降の手順を進めるようにしてもよい。
次いで、機内残留紙に画像確認用の用紙が存在するかの判定を行う(ステップs2)。機内残留紙に画像確認用の用紙が存在しない場合(ステップs2、No)、通常のプレパージ制御を行い(ステップs20)、警告ポップを表示し(ステップs9)、処理を終了する。通常のプレパージ処理では、印刷済みの用紙は、指定された排紙先に排紙し、未印刷の用紙は画像形成を行うことなく白紙の状態で指定された排紙先に排紙する。両面印刷予定で片面に印刷されている用紙は、他面側への印刷を行うことなく排紙する。
機内残留紙に画像確認用の用紙が存在すると判定される場合(ステップs2、Yes)、JAM起因紙が画像確認用の紙ではないかの判定がなされる(ステップs3)。JAM起因紙が画像確認用の紙である場合(ステップs3、No)、未印字の最後の紙に確認用画像を印字し(ステップs10)、排出可能なトレイに排紙する(ステップs11)。ステップs11の排紙に際しては、通常ジョブ用の用紙と同じ排紙先に排紙してもよいが、別にできるのであれば、通常ジョブ用の用紙とは別の排紙先に画像確認用の用紙を排出するのが望ましい。ステップs11の後、ステップs9に移行し、警告ポップアップを表示し、その後、手順を終了する。
ステップs3で、JAM起因紙が画像確認用の用紙でない場合(ステップs3、Yes)、画像確認用の用紙が排出可能かを判定する(ステップs4)。画像確認用の用紙が排出可能でない場合(ステップs4、No)、ステップs10に移行して確認用画像の印刷、排出可能なトレイへの排出(ステップs11)などの手順を行う。
画像確認用の用紙が排出可能である場合(ステップs4、Yes)、通常ジョブと画像確認用の用紙とが別トレイに排出可能かを判定する(ステップs5)。通常ジョブと画像確認用の用紙とが別トレイに排出可能でない場合(ステップs5、No)、ステップs10以降の手順を実行する。
通常ジョブと画像確認用の用紙とが別トレイに排出可能である場合(ステップs5、Yes)、確認用画像が未印刷であるかの判定を行う(ステップs6)。確認用画像が未印刷であれば(ステップs6、Yes)、確認用画像を印刷し(ステップs7)、通常ジョブと画像確認用の用紙を別トレイに排出する(ステップs8)。確認用画像が未印刷でなければ(ステップs6、No)、ステップs8に移行し、通常ジョブと画像確認用の用紙を別トレイに排出する。ステップs8の後、警告ポップを表示し(ステップs9)、手順を終了する。
警告ポップでは、JAMの発生、発生箇所、プレパージの通知、プレパージの排紙先などの表示を通知として行うことができ、画像確認用の用紙がある場合、画像確認用の用紙の排紙先を通知として表示する。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明の範囲を逸脱しない限りは適宜の変更が可能である。
1 画像形成システム
10 画像形成装置
11 搬送経路
12 給紙トレイ
15 画像形成部
15A 感光体
15B LD
15C 定着器
113 制御CPU
141 LCD
20 第1後処理装置
21 搬送経路
30 第2後処理装置
31 搬送経路
33 排紙トレイ
40 第3後処理装置
41 搬送経路
43 排紙トレイ
50 第4後処理装置
51 搬送経路
53 排紙トレイ
54 排紙トレイ
1400 サンプル排紙間隔設定画面

Claims (11)

  1. 画像データーに基づいて転写媒体に印刷を行う画像形成部と、
    前記転写紙を搬送する搬送部と、
    前記印刷および前記搬送を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記転写媒体に確認用画像の印刷を行う画像確認印刷機能を有し、
    前記転写媒体の搬送で紙詰まりの発生があると、紙詰まり発生箇所よりも下流側の搬送経路にある有効な転写媒体を搬送経路外に排出するとともに、紙詰まり発生箇所よりも上流側の搬送経路にある転写媒体を、搬送経路から排出可能な排紙先に排出する制御を行うプレパージ処理機能を有し、
    プレパージ処理に際し、通常ジョブ用の転写媒体で画像形成前の転写媒体がある場合は、前記画像形成部で画像を印刷することなく白紙の状態で排紙し、搬送途中または搬送準備中で画像形成前の前記転写媒体に画像確認印刷用の転写媒体を含む場合は、画像形成前で前記画像確認印刷用の前記転写媒体に、確認用画像の印刷を実行する制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記紙詰まり発生があった場合に、前記プレパージ処理に際し、確認用画像の印刷を実行した前記転写媒体を、通常ジョブ用の前記転写媒体が排紙される排紙先と異なる排紙先に排紙することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記紙詰まり発生があった場合に、前記プレパージ処理に際し、確認用画像の印刷を実行した前記転写媒体を、通常ジョブ用の前記転写媒体が排紙される排紙先と異なる排紙先に排紙できない場合、前記画像確認用の転写媒体を通常ジョブの排紙先と同じ排紙先に排紙することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記紙詰まり発生があって確認用画像の印刷を実行する場合、プレパージ処理で排紙される転写媒体のうち、最後に排出される転写媒体に確認用画像を印刷することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記紙詰まり発生があった場合に、確認用画像の印刷がされている転写媒体が排出不可であるときは、画像形成が行われていない転写媒体に、確認用画像の印刷を実行することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記紙詰まり発生があって画像が形成されていない転写媒体に確認用画像の印刷が実行された場合に、通知を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記通知に、画像確認用の転写媒体が排紙された排紙先の表示を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記画像形成装置に接続された後段の後処理装置から紙詰まり結果を受けることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 画像データーに基づいて転写媒体に印刷を行う画像形成部と、
    前記転写紙を搬送する搬送部と、
    前記印刷および前記搬送を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記転写媒体に確認用画像の印刷を行う画像確認印刷機能を有し、
    前記転写媒体の搬送で紙詰まりの発生があると、紙詰まり発生箇所よりも下流側の搬送経路にある有効な転写媒体を搬送経路外に排出するとともに、紙詰まり発生箇所よりも上流側の搬送経路にある転写媒体を、搬送経路から排出可能な排紙先に排出する制御を行うプレパージ処理機能を有し、
    前記制御部は、プレパージ処理に際し、通常ジョブ用の転写媒体で画像形成前の転写媒体がある場合は、前記画像形成部で画像を印刷することなく白紙の状態で排紙し、搬送途中または搬送準備中で画像形成前の前記転写媒体に前記画像確認印刷用の転写媒体を含む場合は、画像形成前で前記画像確認印刷用の前記転写媒体に、確認用画像の印刷を実行する制御を行うことを特徴とする画像形成システム。
  10. 複数の前記後処理装置を備え、前記複数の後処理装置は、1または2以上の排紙先を有することを特徴とする請求項9記載の画像形成システム。
  11. 画像形成部における転写媒体への印刷と、搬送部における前記転写媒体の搬送とを制御する画像形成制御方法であって、
    前記転写媒体に印刷された画像の読み取り結果を受けて、前記画像形成部の補正を行う画像形成補正処理の工程と、
    前記転写媒体に確認用画像の印刷を行う画像確認印刷工程と、
    転写媒体の搬送で紙詰まりの発生があると、紙詰まり発生箇所よりも下流側の搬送経路にある有効な転写媒体を搬送経路外に排出するとともに、紙詰まり発生箇所よりも上流側の搬送経路にある転写媒体を、搬送経路から排出可能な排紙先に排出する制御を行うプレパージ処理工程と、
    プレパージ処理に際し、通常ジョブ用の転写媒体で画像形成前の転写媒体がある場合は、前記画像形成部で画像を印刷することなく白紙の状態で排紙し、搬送途中または搬送準備中で画像形成前の前記転写媒体に前記画像確認印刷用の転写媒体を含む場合は、画像形成前で前記画像確認印刷用の前記転写媒体に、確認用画像の印刷を実行する工程と、を有することを特徴とする画像形成制御方法。
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