JP7305341B2 - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム Download PDF

Info

Publication number
JP7305341B2
JP7305341B2 JP2018233899A JP2018233899A JP7305341B2 JP 7305341 B2 JP7305341 B2 JP 7305341B2 JP 2018233899 A JP2018233899 A JP 2018233899A JP 2018233899 A JP2018233899 A JP 2018233899A JP 7305341 B2 JP7305341 B2 JP 7305341B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording material
mode
image forming
stapling
tray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018233899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020095189A (ja
Inventor
龍平 庄司
元気 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2018233899A priority Critical patent/JP7305341B2/ja
Publication of JP2020095189A publication Critical patent/JP2020095189A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7305341B2 publication Critical patent/JP7305341B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、記録材に対して画像形成を実行する画像形成装置と、画像形成装置から搬送された記録材に対してステイプル処理を実行する後処理装置を有する画像形成システムに関する。
複写機、プリンタ等の画像形成装置から排出された記録材を受け取り、後処理を実行する後処理装置の中には、受け取った記録材に対してステイプル処理を実行するものがある(以下、この機能を自動ステイプルと呼ぶ)。また、他の後処理装置の中には、ユーザによって装置本体の外部から挿入された記録材に対してステイプル処理を実行するものがある(以下、この機能をマニュアルステイプルと呼ぶ)。
特許文献1には、自動ステイプルを行うステイプルユニットとマニュアルステイプルを行うステイプルユニットを別々に設けることなく、1つのステイプルユニットによって2つの機能を実現する後処理装置が記載されている。この後処理装置では、自動ステイプルを実行する処理トレイに対し、ユーザが後処理装置の排出口から記録材を挿入してマニュアルステイプルの実行ボタンを押すと、挿入された記録材に対してステイプル処理が実行される。
特許文献2の後処理装置には、マニュアルステイプルを実行する処理トレイに記録材が挿入されたことを検知するセンサが設けられている。この後処理装置では、センサが記録材を検知したことをトリガーに、マニュアルステイプルの実行を許可している。これにより、シートが正しい位置に挿入されていないにも関わらずステイプル処理が行われ、空打ちとなってしまうことを防止している。
特開2005-206298号公報 特開2014-218341号公報
特許文献2の構成においては、ユーザがセンサの位置まで記録材を挿入しなかった場合、マニュアルステイプルの実行が許可されないので、マニュアルステイプルモードが自動的に解除される可能性がある。その結果、処理トレイに記録材が残留することになる。さらに、同じ処理トレイで自動ステイプルジョブ等を実行しようとした場合、画像形成装置から新たに搬送された記録材と処理トレイに残留している記録材が衝突してしまい、ジャムが発生してしまう可能性がある。
本発明の目的は、センサの位置まで記録材が挿入されずにマニュアルステイプルモードが解除され、処理トレイに記録材が放置された場合におけるユーザビリティを向上させることである。
上記の目的を達成するための本発明の画像形成システムは、記録材に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画像が形成された記録材が載置される処理トレイと、前記処理トレイに載置された記録材を検知する検知手段と、前記処理トレイに載置された記録材に対してステイプル処理を実行するステイプルユニットと、前記ステイプルユニットによって前記ステイプル処理が実行された記録材を前記処理トレイから排出口を介して排出する排出手段と、前記排出手段によって排出された記録材が載置される排出トレイと、前記画像形成手段から搬送された記録材を、前記処理トレイを介して前記排出トレイへと排出する第1のモードと、装置本体の外部から前記排出口を介して前記処理トレイに挿入された記録材を前記検知手段により検知した状態で、前記記録材に対して前記ステイプル処理を実行する第2のモードを切り替え可能な制御手段と、前記制御手段の動作モードを前記第2のモードへと切り替える切り替え手段と、を有する画像形成システムにおいて、前記制御手段は、前記切り替え手段によって動作モードが前記第2のモードへと切り替えられてから、所定時間が経過しても前記検知手段が記録材を検知しない場合、前記ステイプルユニットによる前記ステイプル処理を実行させることなく、前記排出手段によって前記処理トレイに挿入された記録材を前記排出トレイへ排出させる排出動作を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、センサの位置まで記録材が挿入されずにマニュアルステイプルモードが解除され、処理トレイに記録材が放置された場合におけるユーザビリティを向上させることができる。
画像形成システムの構成を示す図 後処理装置の俯瞰図 画像形成システムの制御ブロック図 後処理制御部の詳細図 実施例1における後処理制御部の動作を示すフローチャート 実施例1における後処理装置の動作を示す図 実施例2における後処理制御部の動作を示すフローチャート
〔実施例1〕
本実施例では、ユーザがマニュアルステイプル用の用紙束をセンサの位置まで挿入せずに、マニュアルステイプルモードが解除された場合の動作について説明する。
図1は、本実施例における画像形成装置101と後処理装置29を備えた画像形成システム1の構成を示す図である。画像形成装置101は、電子写真方式のカラーレーザービームプリンタである。画像形成装置101は、現像色の数だけ並置されたステーション毎に、アルミシリンダの外周に有機光導伝層を塗布して構成された感光ドラム5Y、5M、5C、5Kを備えている。ここで、Yはイエロー、Mはマゼンタ、Cはシアン、Kはブラックを表し、以下、必要な場合を除き省略する。画像形成装置101は、帯電器7、レーザスキャナ10、現像器8、トナーカートリッジ11、中間転写ベルト12、一次転写ローラ6、二次転写ローラ9、定着器13を備えている。
印刷動作が開始されると、感光ドラム5は、不図示の駆動モータによって反時計回り方向(図中、矢印方向)に回転する。帯電器7は、感光ドラム5を帯電させるために、帯電スリーブ7S(7YS、7MS、7CS、7KS)を有している。帯電スリーブ7Sによって帯電された感光ドラム5の表面は、レーザスキャナ10によって露光される。レーザスキャナ10は入力された画像データに基づいて感光ドラム5を露光し、感光ドラム5に静電潜像を形成する。現像器8は、感光ドラム5に形成された静電潜像を可視化するために、現像スリーブ8S(8YS、8MS、8CS、8CK)を有している。現像スリーブ8Sは感光ドラム5にトナーを供給することで、静電潜像をトナー像として可視化する。
中間転写ベルト12は、駆動ローラ18aと従動ローラ18b、18cによって張設された無端状ベルトである。中間転写ベルト12は、感光ドラム5に当接しつつ、駆動ローラ18aによって時計回り方向(図中、矢印方向)に回転する。そして、中間転写ベルト12には、一次転写ローラ6によって、順次、トナー像が転写される(以下、一次転写という)。各色のトナー像が中間転写ベルト12に重なって転写されることにより、中間転写ベルト12にカラー画像が形成される。
給紙カセット2又はマルチトレイ3には用紙P(記録材)が載置されている。給紙ローラ4は給紙カセット2又はマルチトレイ3から搬送路25へ用紙Pを給紙する。搬送路25へ給紙された用紙Pは、搬送ローラ24によってレジストレーションセンサ19へ向けて搬送される。レジストレーションセンサ19が用紙Pの先端を検知すると、用紙Pは更に一定量だけ搬送され、停止しているレジストレーションローラ23に対して突き当てられる。これにより用紙Pには撓み(ループともいう)が形成される。レジストレーションローラ23は中間転写ベルト12に形成されたトナー像とタイミングが合うように、停止している用紙Pを二次転写ローラ9へ向けて再搬送する。用紙Pは、中間転写ベルト12と二次転写ローラ9により狭持搬送され、中間転写ベルト12に形成されたトナー像が一括して用紙Pに転写される(以下、二次転写という)。二次転写を行う場合、二次転写ローラ9は実線で示す位置に移動して中間転写ベルト12に当接するが、二次転写を行わない場合、二次転写ローラ9は点線で示す位置に移動して中間転写ベルト12から離間する。
定着器13は、用紙Pを搬送しつつ、転写されたトナー像を用紙Pに定着させる。定着器13は、用紙Pを加熱する定着ローラ14と、用紙Pを定着ローラ14に圧接させる加圧ローラ15を有している。定着ローラ14と加圧ローラ15は中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ16、17が配置されている。クリーニング装置21は、中間転写ベルト12に残ったトナーをクリーニングする。クリーニングされたトナーは、クリーニング装置21が有するクリーナ容器に蓄えられる。
後処理装置29は、画像形成装置101から排紙された用紙Pを受け取り、受け取った用紙Pに対して後処理を実行する。例えば、受け取った用紙Pを複数の排紙トレイ30、31(排出トレイ)へ仕分けする機能や、ステイプル処理(綴じ処理)を実行して複数枚の用紙Pをまとめる機能などを備えている。用紙Pを排紙トレイ30、31へ仕分けする際は、排紙トレイ30、31の昇降を行うためのモータ(不図示)により、排紙トレイ30、31を上下に移動させる。
画像形成装置101から排紙された用紙Pに対してステイプル処理を実行する場合について説明する。画像形成装置101から後処理装置29に搬送された用紙Pの後端が搬送ローラ対35を通過し、排紙ローラ対36に到達した時点で、排紙ローラ対36と引き込みローラ37を逆回転させ、用紙Pをステイプルトレイ32へと引き込み積載する。予め指定された枚数の用紙Pがステイプルトレイ32に積載された後、ステイプルユニット33によりステイプル処理が実行される。ステイプル処理された用紙Pの束は、装置本体42に形成された排紙口41(排出口)を介して、排紙ローラ対36によって排紙トレイ30又は排紙トレイ31へ排紙される。以下、この機能を自動ステイプルと呼ぶ。
続いて、図1と図2を用いて、ユーザによって装置本体42の外部から挿入された用紙束に対してステイプル処理を行う場合について説明する。以下、この機能をマニュアルステイプルと呼ぶ。
図2は、本実施例における後処理装置29の俯瞰図である。後処理装置29には、マニュアルステイプルモード移行ボタン201とマニュアルステイプル実行ボタン202が設置されている(以下、それぞれ移行ボタン201、実行ボタン202と表記する)。また、後処理装置29はステイプルトレイ32に挿入された用紙束203を検知する用紙検知センサ204を備えている。本実施例の後処理装置29は、ユーザが用紙束203を排紙口41からステイプルトレイ32へ挿入することで、マニュアルステイプルが実行される構成となっている。ここで、排紙口41とは、自動ステイプルにおいてステイプル処理された用紙束が排紙トレイ30又は31へ排紙される際に通過する開口である。
マニュアルステイプルを実行する場合、後処理装置29は、ユーザによる移行ボタン201の押下により、図1の排紙ローラ対36と引き込みローラ37を点線の位置へ移動させる。また、排紙ローラ対36の近くに設けられた排紙口カバー38も点線の位置へ移動させる。排紙口カバー38は、排紙ローラ対36などが回転している間に装置本体42の内部にユーザがアクセスできないように、排紙口41の一部を覆う部材である。これにより、ユーザが用紙束203を挿入する際の妨げとならないようにしている。装置本体42の外部から排紙口41を介して挿入された用紙束203は、用紙検知センサ204によって検知される。用紙検知センサ204が用紙束203を検知すると、後処理装置29はマニュアルステイプル実行待ち状態になる。そして、ユーザにより実行ボタン202が押されると、ステイプル処理の実行指示が出され、後処理装置29はステイプルユニット33によるステイプル処理を行う。マニュアルステイプル処理終了後、後処理装置29は、図1の排紙ローラ対36と引き込みローラ37を実線の位置へ移動させ正回転させることで、用紙束203を排紙トレイ30又は31へ排紙させる。このとき、排紙口カバー38も排紙ローラ対36や引き込みローラ37とともに実線の位置へ移動するが、排紙口カバー38は排紙口41を全部覆うわけではない。そのため、排紙口カバー38が実線の位置へ移動したとしても、用紙束203を排紙トレイ30又は31へ排紙することは可能である。実線の位置において排紙口カバー38が排紙口41を覆う面積の大きさは、点線の位置において排紙口カバー38が排紙口41を覆う面積の大きさよりも大きい。このように、排紙ローラ対36、引き込みローラ37、排紙口カバー38は、実線の位置と点線の位置の間で移動可能な構成である。
図3は、画像形成装置101と後処理装置29のシステム構成を説明するためのブロック図である。コントローラ301は、ホストコンピュータ等の外部機器300と通信を行って印刷データを受信する。また、コントローラ301は画像形成装置101と後処理装置29を統括して制御しており、エンジン制御部302は画像形成装置101を制御し、後処理制御部303は後処理装置29を制御している。304はコントローラ301からエンジン制御部302へ、305はコントローラ301から後処理制御部303へコマンド信号を送信するシリアル信号線である。306はコマンド信号に応えてエンジン制御部302からコントローラ301へ、307は後処理制御部303からコントローラ301へステータスデータを送信するシリアル信号線である。コントローラ301は、エンジン制御部302、後処理制御部303に対し、コマンド信号を送信するとともに、エンジン制御部302、後処理制御部303からのステータスデータを受信することで制御を行っている。このように、複数の装置が接続され動作する場合は、コントローラ301が各装置の制御や状態を一元管理し、各装置間の動作の整合性を保つ。なお、コントローラ301とエンジン制御部302は画像形成装置101に設けられており、後処理制御部303は後処理装置29に設けられている。
後処理制御部303は、コントローラ301からのコマンド信号に応じて用紙搬送を行う。また、後処理制御部303は自動ステイプルとマニュアルステイプルを切り替えて制御可能である。さらに自動ステイプルを行う場合、後処理制御部303は画像形成装置101から排紙された用紙Pの束に対して、ステイプルユニット33を制御しステイプル処理を行う。また、マニュアルステイプルを行う場合、後処理制御部303は、移行ボタン201、実行ボタン202、用紙検知センサ204の入力信号に基づいて、ステイプルユニット33を制御しステイプル処理を行う。また、後処理制御部303は、時間計測部308、解除判断部309、ステイプル終了処理部310を備えている。時間計測部308は、用紙検知センサ204が用紙Pを検知してから経過した時間を計測し、解除判断部309は、マニュアルステイプルモードを解除するか否かを判断する。
図4は、本実施例における後処理制御部303の詳細図である。後処理制御部303はCPU400を有しており、シリアル通信手段427を介してコントローラ301と通信する。シリアル通信手段427はCPU400とコントローラ301を、シリアル信号線305、307を含む複数の信号線で接続する。外部機器300を通じて印刷データ428がコントローラ301に通知されると、コントローラ301はシリアル通信手段427を介して排紙動作開始信号423や保留中動作有無信号424等をCPU400に通知する。ここで、排紙動作開始信号423とは、画像形成装置101から後処理装置29に用紙Pが搬送されるタイミングを通知する信号である。また、保留中動作有無信号424とは、マニュアルステイプルモード中に外部機器300から新たな印刷指示が通知された場合に、その印刷指示に対応する印刷データ428の処理を保留していることを示す信号である。また、CPU400はシリアル通信手段427を介して排紙動作ステータス信号425やモード移行信号426等をコントローラ301に通知する。ここで、排紙動作ステータス信号425とは、後処理装置29の内部における用紙Pの処理状態を示す信号である。また、モード移行信号426とは、マニュアルステイプルモードが解除されたことを通知する信号である。
CPU400の出力端子にはモータドライバ410、411が接続される。モータドライバ410は排紙モータ401を駆動する。排紙モータ401が正回転、または、逆回転することにより、排紙ローラ対36と引き込みローラ37を正回転、または、逆回転させることができる。排紙ローラ対36と引き込みローラ37が正回転することで、用紙Pを排紙トレイ30、または、31へ排紙することができ、排紙ローラ対36と引き込みローラ37が逆回転することで、用紙Pをステイプルトレイ32へと引き込むことができる。モータドライバ411は離間モータ402を駆動する。離間モータ402が正回転、または、逆回転することにより、排紙ローラ対36と引き込みローラ37を当接位置、または、離間位置へと移動させることができる。当接位置とは、排紙ローラ対36と引き込みローラ37がステイプルトレイ32に載置されている用紙Pと当接する位置であり、離間位置とは、排紙ローラ対36と引き込みローラ37がステイプルトレイ32に載置されている用紙Pから離間する位置である。用紙検知センサ204は、プルアップ413を使用し、バッファ414を介し、センサ状態(ONの信号またはOFFの信号)をCPU400に入力する。移行ボタン201、実行ボタン202は、ボタンの押下状態(ONの信号またはOFFの信号)をCPU400へ入力する。また、CPU400の出力端子にはステイプルユニット33のステイプルモータ駆動信号415が、入力端子にはステイプルユニット33のホームポジションセンサ信号416が接続される。ここで、ホームポジションセンサ信号416とは、ステイプラがホームポジションに位置しているか否かを示す信号である。ステイプル動作を行う際、CPU400は、ステイプルモータ駆動信号415を介してステイプルユニット33内のステイプルモータを駆動してステイプル処理を行う。そして、CPU400は、ホームポジションセンサ信号416の入力値に応じて、ステイプルモータ駆動信号415を介してステイプルモータを停止させる。
図5は本実施例におけるマニュアルステイプル実行時の後処理制御部303の動作を示すフローチャートである。図5に基づく制御は、後処理制御部303に搭載されたCPU400のROM等に記憶されているプログラムに基づいて実行する。
本フローチャートは、ユーザにより移行ボタン201が押下されることにより開始される。フローチャートが開始されると、まず後処理制御部303は動作モードをマニュアルステイプルモードへ切り替える。そして、後処理制御部303は、動作モードがマニュアルステイプルモードに移行したことを通知するために、シリアル通信手段427を介してモード移行信号426をコントローラ301へ送信する(S501)。コントローラ301は、後処理制御部303がマニュアルステイプルモードに移行している状態で、外部機器300から新たな印刷指示が通知された場合、その印刷指示に対応する印刷データ428の処理を保留し、印刷データ428を内部のROM等に記憶する。そして、コントローラ301は、処理を保留している印刷データ428が有ることを通知するために、保留中動作有無信号424を後処理制御部303へ送信する。続いて、後処理制御部303は、時間計測部308内のタイマカウンタTのカウント値を0秒にリセットして、マニュアルステイプルモードに移行してからの経過時間の計測を開始する(S502)。そして、後処理制御部303は排紙ローラ対36と引き込みローラ37をそれぞれ離間位置に移動させ、排紙口カバー38も上昇させる(S503)。これにより、ユーザによる排紙口41からの用紙束の挿入に備える。
S504において、ユーザによる用紙束の挿入を用紙検知センサ204により検知した場合、後処理制御部303は、タイマカウンタTのカウント値を0秒にリセットし(S505)、ユーザによる実行ボタン202の押下を待機する(S506)。S506において、ユーザによる実行ボタン202の押下を検知した場合、後処理制御部303はステイプルユニット33によりマニュアルステイプルを実行する(S507)。その後、後処理制御部303は排紙ローラ対36と引き込みローラ37を当接位置に移動させると共に排紙口カバー38を下降させる(S509)。さらに後処理制御部303は排紙ローラ対36と引き込みローラ37を回転させることでマニュアルステイプル処理済の用紙束を排紙トレイ31へ排紙する(S510)。後処理制御部303はマニュアルステイプルモードを解除し、マニュアルステイプルモードが解除されたことを通知するために、モード移行信号426をコントローラ301へ送信する(S511)。マニュアルステイプルモード解除後、コントローラ301は、保留している印刷データ428がある場合には、エンジン制御部302と後処理制御部303を制御して印刷動作を開始する。
S504において、ユーザによる用紙束の挿入を検知していない場合、解除判断部309は、タイマカウンタTのカウント値を参照し、マニュアルステイプルモードへ移行してからの経過時間が所定時間に到達したか否かを判断する(S508)。経過時間が所定時間に到達していない場合、後処理制御部303はS504の用紙束挿入の検知へ戻る。一方、経過時間が所定時間に到達している場合、後処理制御部303は排紙ローラ対36と引き込みローラ37を当接位置に移動させると共に排紙口カバー38を下降させる(S509)。さらに後処理制御部303は、用紙束が排紙トレイ30又は31へ排紙される方向に排紙ローラ対36と引き込みローラ37を回転させる(S510)。後処理制御部303はマニュアルステイプルモードを解除し、マニュアルステイプルモードが解除されたことを通知するために、モード移行信号426をコントローラ301へ送信する(S511)。マニュアルステイプルモード解除後、コントローラ301は、保留している印刷データ428がある場合には、エンジン制御部302と後処理制御部303を制御して印刷動作を開始する。以上で本フローチャートの制御を終了する。
図6は、本実施例における後処理装置29の動作を説明する図である。図6(a)は、ユーザにより移行ボタン201が押下され、後処理制御部303の動作モードがマニュアルステイプルモードに移行した状態を示している。図6(a)において、後処理装置29のステイプルトレイ32には用紙P1が挿入されているが、用紙検知センサ204は用紙P1を検知できていない。用紙P1は排紙ローラ対36に対応する位置には到達しているが、用紙検知センサ204に対応する位置には到達していない。これはユーザが用紙P1をステイプルトレイ32の奥側まで差し込まなかったことが原因である。後処理制御部303の動作モードがマニュアルステイプルモードに移行してから所定時間が経過すると、後処理制御部303はマニュアルステイプルモードを解除する。図6(b)は、マニュアルステイプルモードの解除に伴い、排紙ローラ対36が排出動作を実行している様子を示している。これにより、ユーザによって差し込まれた用紙P1をステイプルトレイ32から排紙トレイ31へ移動させることができる。その結果、図6(c)に示す通り、画像形成装置101から搬送された用紙P2をステイプルトレイ32に積載し、自動ステイプルジョブ等を実行することが可能となる。
以上より本実施例によれば、マニュアルステイプルモードを解除する際に、用紙束の検知結果に寄らず用紙束の排出処理を実施することで、マニュアルステイプルモード解除後に用紙束が処理トレイに残留している状態を回避することができる。
なお、本実施例においては、排紙ローラ対36と引き込みローラ37を当接位置へ移動させた後、これらのローラを回転させるように制御していたが、この順番を逆にしてもよい。つまり、排紙ローラ対36と引き込みローラ37の回転を開始させた後、これらのローラを当接位置へ移動させるように制御してもよい。
〔実施例2〕
実施例1では、マニュアルステイプルモードを解除する度に毎回排出動作を実施していたため、処理に時間がかかっていた。また、処理トレイに用紙束が存在しない場合にも一律で排出動作を実施していたため、不要な処理時間がかかっていた。
そこで本実施例では、マニュアルステイプルモードを解除する際に、用紙束の引き込み動作を実施し、用紙束をセンサで検知した場合にのみ排出動作を実施するように制御する。これにより、不要な排出動作をなくし、また、最低限の時間で排出動作を完了させることが出来る。主な部分の説明は実施例1と同様であり、ここでは実施例1と異なる部分のみを説明する。なお、図6に図示した通り、用紙束の排出方向において、排紙ローラ対36は用紙検知センサ204よりも排紙トレイ31に近い位置に設けられているものとする。
図7は本実施例におけるマニュアルステイプル実行時の後処理制御部303の動作を示すフローチャートである。図7に基づく制御は、後処理制御部303に搭載されたCPU400のROM等に記憶されているプログラムに基づいて実行する。
本フローチャートは、ユーザにより移行ボタン201が押下されることにより開始される。S701乃至S703の制御は、図5のフローチャートにおけるS501乃至S503の制御と同様であるため、ここでは説明を省略する。
S704において、ユーザによる用紙束の挿入を用紙検知センサ204により検知した場合、後処理制御部303は、タイマカウンタTのカウント値を0秒にリセットし(S705)、ユーザによる実行ボタン202の押下を待機する(S706)。S706において、ユーザによる実行ボタン202の押下を検知した場合、後処理制御部303はステイプルユニット33によりマニュアルステイプルを実行する(S707)。その後、後処理制御部303は排紙ローラ対36と引き込みローラ37を当接位置に移動させると共に排紙口カバー38を下降させる(S708)。さらに後処理制御部303は排紙ローラ対36と引き込みローラ37を回転させることでマニュアルステイプル処理済の用紙束を排紙トレイ31へ排紙する(S709)。後処理制御部303はマニュアルステイプルモードを解除し、マニュアルステイプルモードが解除されたことを通知するために、モード移行信号426をコントローラ301へ送信する(S716)。マニュアルステイプルモード解除後、コントローラ301は、保留している印刷データ428がある場合には、エンジン制御部302と後処理制御部303を制御して印刷動作を開始する。
S704において、ユーザによる用紙束の挿入を検知していない場合、解除判断部309は、タイマカウンタTのカウント値を参照し、マニュアルステイプルモードへ移行してからの経過時間が所定時間に到達したか否かを判断する(S710)。経過時間が所定時間に到達していない場合、後処理制御部303はS704の用紙束挿入の検知へ戻る。一方、経過時間が所定時間に到達している場合、後処理制御部303は排紙ローラ対36と引き込みローラ37を当接位置に移動させると共に排紙口カバー38を下降させる(S711)。さらに後処理制御部303は、タイマカウンタTのカウント値を0秒にリセットする(S712)。さらに後処理制御部303は、用紙束が装置本体42の内部に引き込まれる方向に排紙ローラ対36と引き込みローラ37を回転させる(S713)。
S714において、用紙検知センサ204により用紙束を検知した場合、後処理制御部303は、後処理制御部303は排紙ローラ対36と引き込みローラ37を回転させることでマニュアルステイプル処理済の用紙束を排紙トレイ31へ排紙する(S709)。後処理制御部303はマニュアルステイプルモードを解除し、マニュアルステイプルモードが解除されたことを通知するために、モード移行信号426をコントローラ301へ送信する(S716)。
S714において、用紙検知センサ204により用紙束を検知していない場合、解除判断部309は、タイマカウンタTのカウント値を参照する。解除判断部309は、排紙ローラ対36と引き込みローラ37による引き込み動作を開始させてからの経過時間が第2の所定時間に到達したか否かを判断する(S715)。ここで、第2の所定時間は、S710に記載した所定時間よりも短い時間であるとする。経過時間が第2の所定時間に到達していない場合、後処理制御部303はS714の用紙束の検知へ戻る。一方、経過時間が第2の所定時間に到達している場合、後処理制御部303はマニュアルステイプルモードを解除し、マニュアルステイプルモードが解除されたことを通知するために、モード移行信号426をコントローラ301へ送信する(S716)。以上で本フローチャートの制御を終了する。
以上より本実施例によれば、マニュアルステイプルモードを解除する際に、用紙束を装置本体の内部に引き込む方向に排紙ローラを回転させることで、処理トレイの途中まで挿入された用紙の検知が可能になる。そして、その検知結果に応じて用紙束の排出処理を実施することで、マニュアルステイプルモード解除後に用紙束が処理トレイに残留している状態を回避することができる。また、実施例1に比べて、不要な排出処理を実施しないように制御することができる。
なお、上記の実施例1及び2において、マニュアルステイプルモードが解除された後に実施される処理として、自動ステイプルジョブを例に説明を行ったが、これに限定されない。画像形成装置101単体では完結せず、後処理装置29を用いる印刷指示であればよい。図1に記載した通り、本実施例の構成では、排紙トレイ30、31に用紙Pを排紙する途中でステイプルトレイ32を通過することになるため、例えば、印刷された用紙Pを排紙トレイ30、31に積載していくスタック処理を実行する印刷指示であってもよい。
また、上記の実施例1及び2において、移行ボタン201や実行ボタン202は後処理装置29に設けられていなくてもよく、画像形成装置101に設けられていてもよい。また、移行ボタン201や実行ボタン202は図2に記載されたような物理的なボタンである必要はなく、ディスプレイなどに表示させた仮想的なボタンであってもよい。
また、上記の実施例1及び2においては、実行ボタン202が押下されることでマニュアルステイプル処理が実行される構成について説明したが、これに限定されない。例えば、用紙検知センサ204が用紙束を検知すると、自動的にマニュアルステイプル処理が実行される構成であってもよい。この場合、実行ボタン202は不要となる。
また、上記の実施例1及び2においては、レーザビームプリンタの例を示したが、本発明を適用する画像形成装置はこれに限られるものではなく、インクジェットプリンタ等、他の印刷方式のプリンタ、又は複写機でもよい。
1 画像形成システム
29 後処理装置
30、31 排紙トレイ
32 ステイプルトレイ
33 ステイプルユニット
36 排紙ローラ対
101 画像形成装置
201 マニュアルステイプルモード移行ボタン
204 用紙検知センサ
301 コントローラ
303 後処理制御部

Claims (16)

  1. 記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像が形成された記録材が載置される処理トレイと、
    前記処理トレイに載置された記録材を検知する検知手段と、
    前記処理トレイに載置された記録材に対してステイプル処理を実行するステイプルユニットと、
    前記ステイプルユニットによって前記ステイプル処理が実行された記録材を前記処理トレイから排出口を介して排出する排出手段と、
    前記排出手段によって排出された記録材が載置される排出トレイと、
    前記画像形成手段から搬送された記録材を、前記処理トレイを介して前記排出トレイへと排出する第1のモードと、装置本体の外部から前記排出口を介して前記処理トレイに挿入された記録材を前記検知手段により検知した状態で、前記記録材に対して前記ステイプル処理を実行する第2のモードを切り替え可能な制御手段と、
    前記制御手段の動作モードを前記第2のモードへと切り替える切り替え手段と、を有する画像形成システムにおいて、
    前記制御手段は、前記切り替え手段によって動作モードが前記第2のモードへと切り替えられてから、所定時間が経過しても前記検知手段が記録材を検知しない場合、前記ステイプルユニットによる前記ステイプル処理を実行させることなく、前記排出手段によって前記処理トレイに挿入された記録材を前記排出トレイへ排出させる排出動作を実行させることを特徴とする画像形成システム。
  2. 記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像が形成された記録材が載置される処理トレイと、
    前記処理トレイに載置された記録材を検知する検知手段と、
    前記処理トレイに載置された記録材に対してステイプル処理を実行するステイプルユニットと、
    前記ステイプルユニットによって前記ステイプル処理が実行された記録材を前記処理トレイから排出口を介して排出する排出手段と、
    前記排出手段によって排出された記録材が載置される排出トレイと、
    前記画像形成手段から搬送された記録材を、前記処理トレイを介して前記排出トレイへと排出する第1のモードと、装置本体の外部から前記排出口を介して前記処理トレイに挿入された記録材を前記検知手段により検知した状態で、前記記録材に対して前記ステイプル処理を実行する第2のモードを切り替え可能な制御手段と、
    前記制御手段の動作モードを前記第2のモードへと切り替える切り替え手段と、を有する画像形成システムにおいて、
    前記制御手段は、前記切り替え手段によって動作モードが前記第2のモードへと切り替えられてから、所定時間が経過しても前記検知手段が記録材を検知しない場合、前記ステイプルユニットによる前記ステイプル処理を実行させることなく、前記排出手段によって前記処理トレイに挿入された記録材を前記装置本体の内部に引き込むための引き込み動作を行い、その後、前記検知手段が記録材を検知した場合、前記排出手段によって前記処理トレイに挿入された記録材を前記排出トレイへ排出させる排出動作を実行させ、前記検知手段が記録材を検知しない場合、前記排出手段による前記排出動作を実行させないことを特徴とする画像形成システム。
  3. 前記排出手段は、前記処理トレイに載置された記録材と当接する当接位置と、前記処理トレイに載置された記録材から離間した離間位置の間で移動可能なローラであって、
    前記制御手段の動作モードが前記第1のモードに切り替わった場合、前記制御手段は前記ローラを前記当接位置へと移動させ、前記動作モードが前記第2のモードに切り替わった場合、前記制御手段は前記ローラを前記離間位置へと移動させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成システム。
  4. 前記制御手段は、前記切り替え手段によって動作モードが前記第2のモードへと切り替えられてから、前記所定時間が経過しても前記検知手段が記録材を検知しない場合、前記離間位置にある前記ローラを前記当接位置へと移動させることを特徴とする請求項3に記載の画像形成システム。
  5. 前記ローラとともに移動し、前記排出口の一部を覆うカバーを有し、
    前記ローラが前記当接位置へ移動した状態で前記カバーが前記排出口を覆う面積は、前記ローラが前記離間位置へ移動した状態で前記カバーが前記排出口を覆う面積よりも大きいことを特徴とする請求項3または4に記載の画像形成システム。
  6. 前記排出手段による記録材の排出方向において、前記排出手段は前記検知手段よりも前記排出トレイに近い位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  7. 前記第1のモードとは、前記画像形成手段から前記処理トレイに搬送された記録材に対して前記ステイプルユニットによって前記ステイプル処理を実行させ、前記排出手段によって前記ステイプル処理された記録材を前記排出トレイへ排出させるモードであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  8. 前記第2のモードにおいて、前記ステイプルユニットによる前記ステイプル処理の実行指示を出す指示手段を有し、
    前記制御手段は、前記装置本体の外部から前記排出口を介して前記処理トレイに挿入された記録材を前記検知手段により検知した状態で、前記指示手段からの前記実行指示を待機し、前記実行指示を受けて前記記録材に対して前記ステイプル処理を実行することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  9. 記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像が形成された記録材が載置される処理トレイと、
    前記処理トレイに載置された記録材に対してステイプル処理を実行するステイプルユニットと、
    前記ステイプルユニットによって前記ステイプル処理が実行された記録材を前記処理トレイから排出口を介して排出する排出手段と、
    前記排出手段によって排出された記録材が載置される排出トレイと、を有し、
    前記画像形成手段から搬送された記録材を、前記処理トレイを介して前記排出トレイへと排出する第1のモードと、装置本体の外部から前記排出口を介して前記処理トレイに記録材が挿入された状態で、前記記録材に対して前記ステイプル処理を実行する第2のモードと、を切り替え可能な画像形成システムにおいて、
    前記第2のモードが選択されている期間において、前記第2のモードに切り替えられてから記録材が検知されなかった結果、前記ステイプルユニットによる前記ステイプル処理を実行させることなく前記第2のモードが解除された場合、前記第2のモードが解除された後に前記ステイプルユニットによる前記ステイプル処理を実行させることなく、前記排出手段によって前記処理トレイに挿入された記録材を前記排出トレイへ排出させる排出動作を実行させることを特徴とする画像形成システム。
  10. 記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像が形成された記録材が載置される処理トレイと、
    前記処理トレイに載置された記録材に対してステイプル処理を実行するステイプルユニットと、
    前記ステイプルユニットによって前記ステイプル処理が実行された記録材を前記処理トレイから排出口を介して排出する排出手段と、
    前記排出手段によって排出された記録材が載置される排出トレイと、
    前記処理トレイに載置された記録材を検知する検知手段を備え、
    前記画像形成手段から搬送された記録材を、前記処理トレイを介して前記排出トレイへと排出する第1のモードと、装置本体の外部から前記排出口を介して前記処理トレイに記録材が挿入された状態で、前記記録材に対して前記ステイプル処理を実行する第2のモードと、を切り替え可能な画像形成システムにおいて、
    前記第2のモードが選択されている期間において前記ステイプルユニットによる前記ステイプル処理を実行させることなく前記第2のモードが解除された場合、前記第2のモードが解除された後に前記ステイプルユニットによる前記ステイプル処理を実行させることなく、前記排出手段によって前記処理トレイに挿入された記録材を前記装置本体の内部に引き込むための引き込み動作を行い、その後、前記検知手段が記録材を検知した場合、前記排出手段によって前記処理トレイに挿入された記録材を前記排出トレイへ排出させる排出動作を実行させ、前記検知手段が記録材を検知しない場合、前記排出手段による前記排出動作を実行させないことを特徴とする画像形成システム。
  11. 前記処理トレイに載置された記録材を検知する検知手段を備え、
    前記排出手段は、前記処理トレイに載置された記録材と当接する当接位置と、前記処理トレイに載置された記録材から離間した離間位置の間で移動可能なローラであって、
    動作モードが前記第1のモードに切り替わった場合、前記ローラは前記当接位置へと移動し、動作モードが前記第2のモードに切り替わった場合、前記ローラは前記離間位置へと移動することを特徴とする請求項9に記載の画像形成システム。
  12. 動作モードが前記第2のモードへと切り替えられてから、所定時間が経過しても前記検知手段が記録材を検知しない場合、前記離間位置にある前記ローラは前記当接位置へと移動することを特徴とする請求項11に記載の画像形成システム。
  13. 前記ローラとともに移動し、前記排出口の一部を覆うカバーを有し、
    前記ローラが前記当接位置へ移動した状態で前記カバーが前記排出口を覆う面積は、前記ローラが前記離間位置へ移動した状態で前記カバーが前記排出口を覆う面積よりも大きいことを特徴とする請求項11または12に記載の画像形成システム。
  14. 前記排出手段による記録材の排出方向において、前記排出手段は前記検知手段よりも前記排出トレイに近い位置に配置されていることを特徴とする請求項10乃至13のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  15. 前記第1のモードとは、前記画像形成手段から前記処理トレイに搬送された記録材に対して前記ステイプルユニットによって前記ステイプル処理を実行させ、前記排出手段によって前記ステイプル処理された記録材を前記排出トレイへ排出させるモードであることを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  16. 前記第2のモードにおいて、前記ステイプルユニットによる前記ステイプル処理の実行指示を出す指示手段を有し、
    前記装置本体の外部から前記排出口を介して前記処理トレイに記録材が挿入された状態で、前記指示手段からの前記実行指示を待機し、前記実行指示を受けて前記記録材に対して前記ステイプル処理を実行することを特徴とする請求項9乃至15のいずれか1項に記載の画像形成システム。
JP2018233899A 2018-12-13 2018-12-13 画像形成システム Active JP7305341B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018233899A JP7305341B2 (ja) 2018-12-13 2018-12-13 画像形成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018233899A JP7305341B2 (ja) 2018-12-13 2018-12-13 画像形成システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020095189A JP2020095189A (ja) 2020-06-18
JP7305341B2 true JP7305341B2 (ja) 2023-07-10

Family

ID=71084804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018233899A Active JP7305341B2 (ja) 2018-12-13 2018-12-13 画像形成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7305341B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110031677A1 (en) 2009-08-04 2011-02-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Sheet finishing apparatus
JP2012083666A (ja) 2010-10-14 2012-04-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び記録媒体
JP2012173351A (ja) 2011-02-17 2012-09-10 Kyocera Document Solutions Inc 用紙後処理装置
JP2015003811A (ja) 2013-06-21 2015-01-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、シート処理装置
JP2015040089A (ja) 2013-08-21 2015-03-02 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム、画像形成装置及び後処理装置並びに画像形成システムの制御方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110031677A1 (en) 2009-08-04 2011-02-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Sheet finishing apparatus
JP2012083666A (ja) 2010-10-14 2012-04-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び記録媒体
JP2012173351A (ja) 2011-02-17 2012-09-10 Kyocera Document Solutions Inc 用紙後処理装置
JP2015003811A (ja) 2013-06-21 2015-01-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、シート処理装置
JP2015040089A (ja) 2013-08-21 2015-03-02 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム、画像形成装置及び後処理装置並びに画像形成システムの制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020095189A (ja) 2020-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110135326A1 (en) Printing apparatus, method of controlling printing apparatus, and program
JP6525596B2 (ja) 画像形成システム、画像形成装置及び後処理装置
JP6929692B2 (ja) 後処理装置
JP2023038379A (ja) 画像形成システム
US11958709B2 (en) Recording material processing apparatus or image forming system each of which executes stapling process
JP7305341B2 (ja) 画像形成システム
JP7224891B2 (ja) 記録材処理装置
JP7254491B2 (ja) 画像形成システム
JP7277130B2 (ja) 画像形成システム
JP2001249597A (ja) 画像形成システムおよび画像形成方法
US11442392B2 (en) Post-processing device and image forming system
JP2001215858A (ja) プリンタおよび該プリンタにおける画像形成方法
JP2021187644A (ja) 後処理装置
JP2021187645A (ja) 後処理装置
JP2008276015A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP5311747B2 (ja) 画像形成装置および排紙処理装置
JP5151406B2 (ja) 画像形成装置およびプログラム
JP2021187646A (ja) 後処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211208

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230314

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230628

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7305341

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151