JP2016128877A - 画像形成システム、画像形成装置及び後処理装置 - Google Patents

画像形成システム、画像形成装置及び後処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】後処理装置が接続された画像形成装置の生産性を向上させること。
【解決手段】排紙装置制御部203は、先行して後処理が行われる先行する記録材への後処理動作が完了してから、先行する記録材に続いて後処理が行われる当該記録材への後処理動作が開始するまでの搬送間隔時間であって、印字速度が異なる場合の複数の搬送間隔時間A、Bを予めエンジン制御部202に通知し、エンジン制御部202は、当該記録材に画像形成を行う際に、排紙装置制御部203から通知された複数の搬送間隔時間A、Bの中から、当該記録材に画像形成を行う際の印字速度に合致する搬送間隔時間を選択し、選択した搬送間隔時間に基づいて画像形成動作を開始するタイミングを決定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成システム、画像形成装置及び後処理装置に関し、特に、装置外部から与えられた画像形成指令に従って画像形成装置によって記録材に画像を形成した後、画像形成済みの記録材を後処理装置に搬送する際の制御方法に関する。
従来の画像形成装置は、ホストコンピュータ等の外部装置からの画像形成指令(印字要求内容を示す信号)に従って記録材に画像を形成した後、画像形成が終了した記録材を画像形成装置に標準搭載された排出口に排出している。ここで、比較的多量の記録材を取り扱う場合、記録材の仕分け、ステイプル処理等の後処理動作を行う後処理手段を有する後処理装置を、画像形成装置の排出側に接続した画像形成装置も提案されている。このような画像形成装置では、記録材の種類や記録材の搬送速度に応じた後処理装置の後処理動作に要する時間を考慮し、記録材の搬送間隔を制御する必要がある。例えば、特許文献1では次のような構成が提案されている。即ち、コントローラから排紙装置に対して、排紙予約を行う際に排紙装置の制御部に排出される記録材の種類を通知するようにし、コントローラが、排紙装置の制御部から記録材の種類に応じた搬送間隔時間を取得する構成が提案されている。
特開2008−214103号公報
しかし、従来の後処理装置には、次のような課題がある。画像形成装置の中には、定着装置の端部昇温を解消するためや記録材種類の検出結果などにより、排紙予約時に後処理装置へ通知した記録材の種類や記録材の搬送速度とは異なる印字条件で印字を実施するものがある。このような画像形成装置に後処理装置が接続される場合には、後処理装置は、排紙予約時に指定された記録材の種類や記録材の搬送速度に依らず、後処理装置の処理の中でもっとも時間を有する場合の搬送間隔時間を画像形成装置に通知する必要がある。その結果、コントローラからエンジン制御部へ通知される搬送間隔時間が必要以上に長くなり、画像形成装置としての生産性が低下してしまう場合がある。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、後処理装置が接続された画像形成装置の生産性を向上させることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下の構成を備える。
(1)記録材への画像形成動作を制御する第一の制御手段を有する画像形成装置と、前記画像形成動作によって画像が形成された記録材への後処理動作を制御する第二の制御手段を有する後処理装置と、を備える画像形成システムであって、前記第二の制御手段は、先行して後処理が行われる第一の記録材への後処理動作が完了してから、前記第一の記録材に続いて後処理が行われる第二の記録材への後処理動作が開始するまでの時間であって、前記画像形成動作に関する条件が異なる場合の複数の前記時間を予め前記第一の制御手段に通知し、前記第一の制御手段は、前記第二の記録材に画像形成を行う際に、前記第二の制御手段から通知された前記複数の時間の中から、前記第二の記録材に画像形成を行う際の条件に合致する時間を選択し、選択した時間に基づいて前記画像形成動作を開始するタイミングを決定することを特徴とする画像形成システム。
(2)記録材への画像形成動作を制御する第一の制御手段を備え、前記画像形成動作によって画像が形成された記録材への後処理動作を制御する第二の制御手段を有する後処理装置が接続された画像形成装置であって、前記第一の制御手段は、前記後処理装置により先行して後処理が行われる第一の記録材に続いて後処理が行われる第二の記録材に画像形成を行う際に、前記第一の記録材への後処理動作が完了してから、前記第二の記録材への後処理動作が開始するまでの時間であって、前記画像形成動作に関する条件が異なる場合の複数の前記時間を予め前記第二の制御手段から通知され、前記第二の制御手段から通知された前記複数の時間の中から、前記第二の記録材に画像形成を行う際の条件に合致する時間を選択し、選択した時間に基づいて前記画像形成動作を開始するタイミングを決定することを特徴とする画像形成装置。
(3)記録材への画像形成動作を制御する第一の制御手段を有する画像形成装置による前記画像形成動作によって画像が形成された記録材への後処理動作を制御する第二の制御手段を備える後処理装置であって、前記第二の制御手段は、前記第一の制御手段が、先行して後処理が行われる第一の記録材に続いて後処理が行われる第二の記録材に画像形成を行う際に、前記第一の記録材への後処理動作が完了してから、前記第二の記録材への後処理動作が開始するまでの時間であって、前記画像形成動作に関する条件が異なる複数の前記時間の中から、前記第二の記録材に画像形成を行う際の条件に合致する時間を選択し、選択した時間に基づいて前記画像形成動作を開始するタイミングを決定するために用いられる前記複数の時間を、予め前記第一の制御手段に通知することを特徴とする後処理装置。
本発明によれば、後処理装置が接続された画像形成装置の生産性を向上させることができる。
実施例1〜3のカラー画像形成装置の構成を示す図 実施例1の画像形成装置のシステム構成を示すブロック図 実施例1の印字開始待ち時間算出部の処理を示すフローチャート 実施例1のコントローラ、エンジン制御部、排紙装置制御部の流れを示す図 実施例2の画像形成装置のシステム構成を示すブロック図、印字開始待ち時間算出部の処理を示すフローチャート 実施例2のコントローラ、エンジン制御部、排紙装置制御部の流れを示す図 実施例3の画像形成装置のシステム構成を示すブロック図、印字開始待ち時間算出部の処理を示すフローチャート 実施例3のコントローラ、エンジン制御部、排紙装置制御部の流れを示す図、その他の実施例の画像形成装置のシステム構成を示すブロック図
以下、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。
実施例1では、全速と半速の2つの印字速度で記録材に画像形成を行うことが可能な画像形成装置において、排紙装置(後処理装置)から通知される2つの搬送間隔時間から、印字速度に応じた搬送間隔時間を選択する方法について説明する。尚、本実施例では、所定の速度である全速の印字速度の場合の搬送間隔時間は、所定の速度よりも遅い半速の印字速度の場合の搬送間隔時間より短いものとする。ここで、搬送間隔時間とは、処理を行う対象となっている第二の記録材を当該記録材とすると、当該記録材に先行して搬送されている第一の記録材(以下、先行する記録材という)の後端と当該記録材の先端との間の距離に相当する時間をいう。
記録材の印字速度が変更されることに伴って、搬送間隔時間を変更する理由について詳細に説明する。後処理装置は画像形成装置の印字速度に対応する速度で動作する。すなわち、後処理装置に設けられている記録材を搬送するためのローラ等は、画像形成装置が全速で動作すれば全速で動作し、画像形成装置が半速で動作すれば半速で動作する。後処理装置が全速で動作する時は半速で動作する時よりも、装置内で記録材を素早く移動させることができるので、記録材に対する後処理に要する時間が短くなる。そのため、全速の印字速度の場合の搬送間隔時間は、半速の印字速度の場合の搬送間隔時間より短くすることができる。
[画像形成装置]
図1は、レーザプリンタ全体の構成について説明するもので、記録材に画像形成動作を行う画像形成装置101に、画像形成装置101から搬送された記録材に後処理動作を行う後処理装置である排紙装置29を装着した画像形成システムを示す図である。画像形成装置101は、現像色の数だけ並置されたステーション毎に、アルミシリンダの外周に有機光導伝層を塗布して構成された感光ドラム5Y、5M、5C、5Kを備えている。ここで、Yはイエロー、Mはマゼンタ、Cはシアン、Kはブラックを表し、以下、必要な場合を除き省略する。画像形成装置101は、帯電器7、レーザスキャナ10、現像器8、トナーカートリッジ11、中間転写ベルト12、一次転写ローラ6、二次転写ローラ9、給紙搬送部、定着器13を備えている。印字動作が開始されると、感光ドラム5は、不図示の駆動モータによって反時計回り方向(図中、矢印方向)に回転する。
帯電器7は、感光ドラム5を帯電させるために、帯電スリーブ7S(7YS、7MS、7CS、7KS)を有している。感光ドラム5の表面は、レーザスキャナ10によって、入力された画像データに基づいて選択的に露光され、順次、静電潜像が形成される。現像器8は、感光ドラム5上に形成された静電潜像を可視化するために、現像スリーブ8S(8YS、8MS、8CS、8CK)を有している。
中間転写ベルト12は、駆動ローラ18aと従動ローラ18b、18cによって張設された無端状ベルトである。中間転写ベルト12は、感光ドラム5に当接しつつ時計回り方向に回転し、一次転写ローラ6によって、順次、表面にトナー像が転写される(以下、一次転写という)。
給紙部としての給紙カセット2又は給紙トレイ3には記録材1が収容されており、記録材1は、給紙ローラ4及び搬送ローラ24等が配設された搬送路25上を搬送されて、レジストセンサ19の位置に到達する。記録材1は、更に一定量だけ搬送されて、レジストレーションローラ23に到達し、撓み(ループともいう)を形成されて待機する。レジストレーションローラ23で待機していた記録材1は、レジストレーションローラ23により再度搬送が開始される。記録材1は、中間転写ベルト12に二次転写ローラ9が当接して記録材1を狭持搬送することにより、中間転写ベルト12上に多重転写されたカラーの可視画像(トナー像ともいう)が、一括して記録材1に転写される(以下、二次転写という)。二次転写ローラ9は、二次転写中には、実線で示すように中間転写ベルト12に当接するが、二次転写を行っていないときには、点線で示す位置に離間している。
定着器13は、記録材1を搬送させながら、記録材1上の未定着のトナー像を定着させるもので、トナーを加熱する定着ローラ14と、記録材1を定着ローラ14に圧接させるための加圧ローラ15とを有している。定着ローラ14と加圧ローラ15は中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ16、17を内蔵している。クリーニング装置21は、感光ドラム5及び中間転写ベルト12上に残ったトナーをクリーニングするものである。感光ドラム5上や中間転写ベルト12上に形成されたトナー画像を転写した後に残ったトナーは、クリーニング装置21が有するクリーナ容器に蓄えられる。
記録材種類検出センサ28(以下、単にセンサ28という)は、記録材1の種類を判別するセンサである。センサ28は、図1の画像形成装置101において、搬送路25のレジストレーションローラ23より搬送方向における上流側に、記録材1の画像が形成される面である画像形成面へ向けて配置されており、記録材1の種類を検出する。
(排紙装置)
排紙装置29は、複数の排紙トレイ30、31を備え、画像が形成された記録材1を仕分けして積載する。尚、画像が形成された記録材1とは、定着器13により定着処理まで終了した記録材1をいう。記録材1を排紙トレイ30、31へ仕分けする際は、排紙トレイ30、31の昇降を行うための図示しないモータにより、排紙トレイ30、31を上下に移動させることにより行う。複数の記録材1の束を綴じる処理であるステイプル処理を行う際に用いられるトレイ32には、ステイプルユニット33が設けられている。ステイプル処理を行う際には、排紙装置29に搬送されてきた記録材1の後端が排紙ローラ36に到達した時点で、排紙ローラ36と引き込みローラ37を逆回転させ、記録材1をトレイ32内に引き込み積載する。ステイプル処理を行う際には、後述する印字予約コマンドで予め指定された枚数の記録材1がトレイ32に積載されて束となった後、ステイプルユニット33によりステイプル処理が実施される。トレイ32でステイプル処理された、複数の記録材1からなる束は、排紙トレイ30又は排紙トレイ31へ排出される。
[画像形成装置のシステム構成]
図2は、本実施例の画像形成装置101のシステム構成を説明するためのブロック図である。画像形成装置101のシステムは、コントローラ201、第一の制御手段であるエンジン制御部202、第二の制御手段である排紙装置制御部203から構成されている。信号線204は、コントローラ201からエンジン制御部202へ、信号線205は、コントローラ201から排紙装置制御部203へ、シリアル通信によって各種命令をシリアルコマンド信号(以下、コマンド信号とする)として送信するための信号線である。信号線206は、エンジン制御部202からコントローラ201へシリアル通信によってステータスデータをシリアルステータス信号(以下、ステータス信号とする)として送信するための信号線である。信号線206は、エンジン制御部202がコントローラ201から受信したコマンド信号に応答するために用いられる。信号線207は、コントローラ201から受信したコマンド信号に応答するために、排紙装置制御部203からコントローラ201へシリアル通信によってステータスデータをステータス信号として送信するための信号線である。
画像形成動作を行うにあたり、コントローラ201は、エンジン制御部202、排紙装置制御部203にコマンド信号を送信するとともに、エンジン制御部202、排紙装置制御部203からステータス信号を受信することで制御を行っている。このように、複数の装置が接続され動作する場合は、コントローラ201が各装置の制御や状態を一元管理し、各装置間の動作の整合性を保っている。
コントローラ201は、不図示のホストコンピュータから画像形成動作を開始するように指示する命令(以下、印字動作開始命令という)を受信すると、エンジン制御部202へ信号線204を介して印字動作開始命令を送信する(発行するともいう)。印字動作開始命令は、コマンド信号の一つである。エンジン制御部202は、コントローラ201から印字動作開始命令を受信すると、印字動作(画像形成動作でもある)を開始するとともに、信号線206を介して印字動作を開始したことをコントローラ201へ送信する。更に、コントローラ201は、エンジン制御部202へ印字動作開始命令を送信してから所定時間が経過した後、排紙装置制御部203に、信号線205を介してコマンド信号の一つである排紙制御命令を送信する。排紙装置制御部203は、コントローラ201から排紙制御命令を受信すると、排紙動作を開始するとともに、信号線207を介して排紙動作を開始したことをコントローラ201へ送信する。
エンジン制御部202は、印字速度制御部208、記憶部である選択搬送間隔時間テーブル209(以下、単にテーブル209という)、及び印字開始待ち時間算出部210(以下、単に算出部210という)を有する。印字速度制御部208は、印字速度を全速と半速で制御することが可能である。印字速度制御部208は、定着器13の端部昇温を防止するために、印字動作が開始されてから連続して印字された記録材1の枚数(以下、印字枚数ともいう)が所定の枚数である300枚目になるまで、即ち所定の枚数以下では、印字速度を全速にする。尚、定着器13の端部昇温は、ヒータ16、17の幅(記録材1の搬送方向に直交する方向の長さ)よりも幅が小さい記録材1に画像形成が行われているときに発生し、定着器13の端部の温度が上昇する現象をいう。
また、印字速度制御部208は、印字枚数が301枚目となってからは、印字速度を半速に切り替える。印字速度制御部208は、印字速度が全速となっているか半速となっているかの情報を算出部210に送信する。尚、エンジン制御部202は、例えばカウンタを有しており、1枚の記録材1への画像形成が完了するとカウンタに1加算することで、印字枚数を管理している。また、印字枚数は、画像形成装置が待機状態から印刷動作を行う状態に遷移したときにカウントが開始され、待機状態に移行することなく連続してジョブを受信した際には印字枚数は連続してカウントされる。
テーブル209には、表1のような印字速度に対して選択すべき搬送間隔時間が定義されている。即ち、テーブル209には、印字速度(条件)と搬送間隔時間とを対応付けた情報が保持されている。
Figure 2016128877
表1において、一列目は印字速度、二列目は選択搬送間隔時間を示す。算出部210は、印字速度制御部208から取得した全速又は半速の印字速度と、テーブル209の定義とに基づいて、どの搬送間隔時間を選択すべきかを判断する。ここで、算出部210は、テーブル209の情報に基づき、取得した印字速度が全速の場合には搬送間隔時間Aを選択すべきと判断し、取得した印字速度が半速の場合には搬送間隔時間Bを選択すべきと判断する。算出部210は、判断の結果、選択した搬送間隔時間を用いて印字開始待ち時間を算出する。ここで、印字開始待ち時間とは、先行する記録材1に対する/TOP信号が出力されたタイミングから、当該記録材に対する/TOP信号が出力されるタイミングまでの時間をいい、単位は秒とする。
[印字開始待ち時間の算出処理]
図3は、本実施例の算出部210の動作を説明するフローチャートである。ステップ(以下、Sとする)301で算出部210は、印字速度制御部208から取得した印字速度が全速であるか否かを判断する。S301で算出部210は、印字速度が全速であると判断した場合には、S302でテーブル209(表1)を参照して、印字速度が全速に合致する搬送間隔時間Aを搬送間隔時間として選択する。一方、S301で算出部210は、印字速度が半速であると判断した場合には、S303でテーブル209(表1)を参照して、印字速度が半速に合致する搬送間隔時間Bを搬送間隔時間として選択する。
S304で算出部210は、先行して画像形成が行われている記録材1がないか否かを判断する。S304で算出部210は、先行する記録材1が画像形成装置101内に存在しない(以下、このような状態を印字スタンバイ状態(上述した待機状態)という)と判断した場合には、S305の処理に進む。尚、先行する記録材1がないということは、1枚目の記録材1ということである。S305で算出部210は、S302又はS303で選択した搬送間隔時間を用いて、式(1)より1枚目の印字開始待ち時間を算出する。
印字開始待ち時間=搬送間隔時間−印字開始から排紙装置入口へ記録材先端が到達するまでの時間 (1)
ただし、計算した結果、印字開始待ち時間が負の値となる場合には、印字開始待ち時間は0秒とする。また、エンジン制御部202がコントローラ201から印字開始の指示を受信してから排紙装置29の入り口へ記録材1の先端が到達するまでの時間は、次のようにして算出される。即ち、給紙カセット2又は給紙トレイ3から排紙装置29の入り口までの搬送路に沿った既知の距離を、記録材1の搬送速度(印字速度である)で除した値に基づいて算出される。尚、本実施例では、1枚目の記録材1は、印字速度が全速であるため、S302で搬送間隔時間Aが選択され、式(1)には搬送間隔時間Aが用いられる。
一方、S304で算出部210は、印字動作が開始された後であり、先行する記録材1があると判断した場合には、S306の処理に進む。尚、先行する記録材1があるということは、2枚目以降の記録材1ということである。S306で算出部210は、式(2)を用いて、2枚目以降の印字開始待ち時間を算出する。
印字開始待ち時間=記録材の搬送方向の長さ/搬送速度+搬送間隔時間 (2)
ここで、記録材1の搬送方向の長さは、後述する印字予約コマンドで予め指定された記録材1のサイズから既知であり、搬送速度は印字速度である。
[コントローラ、エンジン制御部、排紙装置制御部の動作]
図4は、連続して複数の記録材1に画像形成動作及び排紙動作を実施する場合の本実施例のコントローラ201、エンジン制御部202、排紙装置制御部203の動作概要を説明するための制御の流れを示す図である。S401でコントローラ201は、エンジン制御部202に印字予約コマンドを送信する。尚、S401で送信される印字予約コマンドは、1枚目の記録材1の画像形成動作にかかる印字予約コマンドであり、印字予約1と記載し、2枚目以降の記録材1についても同様の記載とする。また、印字予約コマンドには、給紙口や排紙口を指定する情報が付加されている。S402でコントローラ201は、排紙装置制御部203に排紙予約コマンドを送信する。尚、S402で送信される排紙予約コマンドは、1枚目の記録材1の排紙動作にかかる排紙予約コマンドであり、排紙予約1と記載し、2枚目以降の記録材1についても同様の記載とする。また、排紙予約コマンドには、指定排紙口(ビン)、排紙処理(ステイプル等)等の排紙条件に関する情報が付加されている。
S403で排紙装置制御部203は、コントローラ201から排紙予約1を受信すると、印字速度(搬送速度)が全速の場合の搬送間隔時間Aと、印字速度(搬送速度)が半速の場合の搬送間隔時間Bをコントローラ201へ送信する。尚、排紙予約1に対する搬送間隔時間Aを搬送間隔時間1−A、排紙予約1に対する搬送間隔時間Bを搬送間隔時間1−Bと記載し、排紙予約2以降についても同様の記載とする。このとき、1枚目の記録材に対しては、先行する記録材1がない。このため、排紙装置制御部203は、1枚目の記録材1に関しては、搬送間隔時間として、S403の送信を起点として、排紙装置29の入口へ記録材1の先端が到達するまでに最低限必要な、印字速度が全速の場合と半速の場合のそれぞれの時間を通知する。S404でコントローラ201は、S403で排紙装置制御部203から受信した搬送間隔時間1−A、1−Bを、エンジン制御部202に送信する。また、S404でエンジン制御部202は、後述するS412で参照する不図示のタイマをリセットしてスタートさせる。尚、1枚目の記録材には先行する記録材1がなく、先行する記録材1に対する/TOP信号を基準とできないため、本実施例では一例としてS404のタイミングを印字開始待ち時間1の経過を判断するための基準としている。
2枚目の記録材1に関しても1枚目の記録材1と同様に、コントローラ201は、S405でエンジン制御部202へ印字予約2を送信し、S406で排紙装置制御部203へ排紙予約2を送信する。コントローラ201は、S407で排紙装置制御部203から搬送間隔時間2−A、2−Bを受信し、S408でエンジン制御部202へ搬送間隔時間2−A、2−Bを送信する。このとき、排紙装置制御部203は、2枚目以降の搬送間隔時間として、先行する記録材1の後端から当該記録材の先端までに最低限空ける必要がある時間を通知する。印字予約及び排紙予約については、3枚目以降の記録材1に関しても同様であり、説明及び図示を省略する。
S409でコントローラ201は、1枚目の記録材1の画像形成を開始するように印字開始コマンドをエンジン制御部202に送信する。尚、S409で送信される印字開始コマンドは、1枚目の記録材1の画像形成動作にかかる印字開始コマンドであり、印字開始1と記載し、2枚目以降の記録材1についても同様の記載とする。S410でエンジン制御部202は、コントローラ201から印字開始1を受信すると、1枚目の記録材1であるため、印字速度制御部208により印字速度として全速を選択し、算出部210に印字速度が全速であることを送信する。S411でエンジン制御部202は、算出部210により1枚目の印字開始待ち時間を算出する。尚、S411で算出される印字開始待ち時間は、1枚目の記録材1の印字開始待ち時間であり、印字開始待ち時間1と記載し、2枚目以降の記録材1についても同様の記載とする。
このとき、算出部210は、図3で説明したフローチャートに従って、印字開始待ち時間1を算出する。即ち、算出部210は、印字速度制御部208から受信した印字速度が全速であり(S301 yes)、印字速度とテーブル209(表1)とに基づいて、選択すべき搬送間隔時間が搬送間隔時間Aであると判断する。算出部210は、排紙装置制御部203から通知された搬送間隔時間1−Aを選択する(S302)。そして、算出部210は、1枚目の記録材1である(画像形成装置101内に先行する記録材1がない)ので(S304 yes)、搬送間隔時間1−Aの値を用いて式(1)から印字開始待ち時間1を算出する。
S412でエンジン制御部202は、S404の搬送間隔時間1−A、1−Bを受信した時点を起点とし、S411で算出した印字開始待ち時間1が経過したか否かを判断し、経過していないと判断した場合はS412の処理を繰り返す。尚、エンジン制御部202は、S404でスタートさせた不図示のタイマを参照することにより、印字開始待ち時間1の経過を判断する。S412でエンジン制御部202は、印字開始待ち時間1が経過したと判断すると、S413で印字動作を開始し、コントローラ201へ同期信号を出力する。尚、エンジン制御部202が出力する同期信号を/TOP信号といい、1枚目の記録材1に画像を形成するための信号であるため、/TOP信号1と記載し、2枚目以降の記録材1についても同様の記載とする。コントローラ201は、エンジン制御部202から受信した/TOP信号1に同期して、1枚目の記録材1への画像形成を行うための画像データをエンジン制御部202へ出力する。また、S413でエンジン制御部202は、後述するS419で参照する不図示のタイマをリセットしてスタートさせる。
S414でエンジン制御部202は、コントローラ201を介して印字速度を全速として印字動作を開始した旨を排紙装置制御部203へ送信する。また、S415でエンジン制御部202は、コントローラ201を介して排紙動作を開始するよう排紙装置制御部203に指示する。排紙装置制御部203は、コントローラ201を介してエンジン制御部202から受信した印字速度(全速)に応じた搬送制御や後処理制御を行う。
S416でコントローラ201は、2枚目の記録材1に画像形成を行うために印字開始2をエンジン制御部202へ送信する。S417でエンジン制御部202は、コントローラ201から印字開始2を受信すると、2枚目の記録材1であるため、印字速度制御部208により印字速度として全速を選択し、算出部210に印字速度が全速であることを送信する。S418でエンジン制御部202は、算出部210により2枚目の記録材1に対する印字開始待ち時間2を算出する。
このとき、算出部210は、図3で説明したフローチャートに従って、印字開始待ち時間2を算出する。即ち、算出部210は、印字速度制御部208から受信した印字速度が全速であり(S301 yes)、印字速度とテーブル209(表1)とに基づいて、選択すべき搬送間隔時間が搬送間隔時間Aであると判断する。算出部210は、排紙装置制御部203から通知された搬送間隔時間2−Aを選択する(S302)。そして、算出部210は、2枚目の記録材1である(先行する記録材1(1枚目の記録材1)が存在する)ため(S304 no)、搬送間隔時間2−Aの値を用いて式(2)から印字開始待ち時間2を算出する。
S419でエンジン制御部202は、S413の/TOP信号1を出力した時点でスタートさせたタイマを参照することにより、S418で算出した印字開始待ち時間2が経過したか否かを判断する。S419でエンジン制御部202は、印字開始待ち時間2が経過していないと判断した場合、S419の処理を繰り返す。S419でエンジン制御部202は、印字開始待ち時間2が経過したと判断した場合、S420でコントローラ201へ/TOP信号2を出力する。また、エンジン制御部202は、3枚目の記録材1の印字開始待ち時間3の経過を判断するために、不図示のタイマをリセットしてスタートさせる。2枚目の記録材1も1枚目の記録材1と同様に、S421でエンジン制御部202から排紙装置制御部203へ印字速度が全速である旨を通知し、S422で排紙動作を開始するよう指示する。3枚目以降の記録材1への印字動作は、2枚目の記録材1と同様の処理を繰り返す。これにより、複数の記録材1への連続印字を継続する。尚、3枚目から300枚目までの記録材1の処理の説明及び図示は省略する。
S423でコントローラ201は、印字枚数が301枚目となる記録材1への印字開始301をエンジン制御部202に送信する。S424でエンジン制御部202は、コントローラ201から印字開始301を受信すると、301枚目の記録材1であるため、印字速度制御部208により印字速度として半速を選択し、算出部210に印字速度が半速であることを送信する。S425でエンジン制御部202は、算出部210により301枚目の記録材1に対する印字開始待ち時間301を算出する。
このとき、算出部210は、図3で説明したフローチャートに従って、印字開始待ち時間301を算出する。即ち、算出部210は、印字速度制御部208から受信した印字速度が半速であり(S301 no)、印字速度とテーブル209(表1)とに基づいて、選択すべき搬送間隔時間が搬送間隔時間Bであると判断する。算出部210は、排紙装置制御部203から通知された不図示の搬送間隔時間301−Bを選択する(S303)。そして、算出部210は、301枚目の記録材1である(先行する記録材(300枚目の記録材1)が存在する)ので(S304 no)、搬送間隔時間301−Bの値を用いて式(2)から印字開始待ち時間301を算出する。
S426でエンジン制御部202は、300枚目の記録材1に対する不図示の/TOP信号300を出力した時点を起点とし、S425で算出した印字開始待ち時間301が経過したか否かを判断する。S426でエンジン制御部202は、印字開始待ち時間301が経過していないと判断した場合、S426の処理を繰り返す。尚、エンジン制御部202は、不図示の/TOP信号300を出力したタイミングで、不図示のタイマをリセットしスタートさせておき、このタイマを参照することにより、印字開始待ち時間301の経過を判断する。S426でエンジン制御部202は、印字開始待ち時間301が経過したと判断すると、S427で/TOP信号301を出力する。エンジン制御部202は、302枚目の印字開始待ち時間302の経過を判断するために、不図示のタイマをリセットしてスタートさせておく。S428でエンジン制御部202は、排紙装置制御部203へ印字速度が半速であることを送信し、S429で排紙動作を開始するよう指示する。排紙装置制御部203は、エンジン制御部202から受信した印字速度(半速)に応じた搬送制御や後処理制御を行う。尚、302枚目以降の記録材1の処理も同様であり、説明を省略する。
このように、本実施例では、排紙装置制御部203は、予め、印字速度が全速の場合と半速の場合の2つの搬送間隔時間A、Bを、エンジン制御部202へ通知しておく。これにより、エンジン制御部202が印字速度を切り替えた場合であっても、エンジン制御部202側で適切な搬送間隔時間を選択でき、適切な搬送間隔時間で記録材1を排紙装置29へ搬送できる。このため、画像形成装置101としての生産性を向上させることが可能となる。尚、本実施例では一例として、画像形成装置101の印字速度が2つ(全速と半速)の場合の制御について説明したが、3つ以上の印字速度で画像形成が可能な構成でもよい。印字速度が3つ以上の場合には、排紙装置制御部203から送信する搬送間隔時間を印字速度の数と同じ数だけ送信するようにしてもよいし、搬送間隔時間を印字速度が全速の場合とその他の印字速度の場合、というように2つにしてもよい。
以上、本実施例によれば、後処理装置が接続された画像形成装置の生産性を向上させることができる。
実施例2では、搬送された記録材の種類(例えば、普通紙と厚紙)を検出する機能を有する画像形成装置において、排紙装置から通知される2つの搬送間隔時間から、記録材の種類に応じた搬送間隔時間を選択する方法について説明する。尚、本実施例の画像形成装置は、記録材の搬送速度を検出した記録材の種類に依らず一定とし、普通紙の場合の搬送間隔時間は、厚紙の場合の搬送間隔時間より短いものとする。また、図1、図2で説明した構成と同じ構成には同じ符号を付し、説明を省略する。
記録材の搬送速度が一定であったとしても、搬送間隔時間を変更する理由について詳細に説明する。例えば、後処理装置として、記録材に折り目をつける後処理を実行する後処理装置を考える。この後処理装置は、記録材の種類が普通紙である場合、記録材に折り目をつける後処理を1回実行する。そして、記録材の種類が厚紙である場合、厚紙は普通紙に比べて折り目がつきにくいので、記録材に折り目をつける後処理を2回実行する。このとき、記録材の種類が厚紙である場合は普通紙である場合に比べて、後処理に要する時間が長くなる。そのため、記録材の種類が普通紙の場合の搬送間隔時間は、記録材の種類が厚紙の場合の搬送間隔時間よりも短くなる。
[画像形成装置のシステム構成]
図5(a)は、本実施例の画像形成装置101のシステム構成を説明するためのブロック図である。検出手段である記録材種類検出部(以下、単に検出部という)501は、センサ28の検出結果に基づいて、レジストレーションローラ23に搬送されてきた記録材1が普通紙であるか厚紙であるかを判別する。
選択搬送間隔時間テーブル502(以下、単にテーブル502とする)には、表2のような記録材1の種類に対して選択すべき搬送間隔時間が定義されている。即ち、テーブル502には、記録材1の種類(条件)と搬送間隔時間とを対応付けた情報が保持されている。
Figure 2016128877
表2において、一列目は記録材の種類、二列目は選択搬送間隔時間を示す。印字開始待ち時間算出部(以下、単に算出部とする)503は、検出部501がセンサ28を用いて検出した記録材1の種類と、テーブル502の定義とに基づいて、どの搬送間隔時間を選択すべきかを判断する。ここで、算出部210は、テーブル502の情報に基づき、検出した記録材1の種類が普通紙の場合には搬送間隔時間Aを選択すべきと判断し、検出した記録材1の種類が厚紙の場合には搬送間隔時間Bを選択すべきと判断する。算出部210は、判断の結果、選択した搬送間隔時間を用いて印字開始待ち時間を算出する。
[印字開始待ち時間の算出処理]
図5(b)は、本実施例の算出部503の動作を説明するフローチャートである。尚、図3で説明したフローチャートの処理と同じ処理には同じステップ番号を付し、説明を省略する。S601で算出部503は、検出部501から取得した記録材1の種類が普通紙であるか否かを判断する。S601で算出部503は、記録材1の種類が普通紙であると判断した場合には、S602でテーブル502(表2)に従い、記録材1の紙種が普通紙に合致する搬送間隔時間Aを搬送間隔時間として選択する。一方、S601で算出部503は、記録材1の種類が厚紙であると判断した場合には、S603でテーブル502(表2)に従い、記録材1の紙種が厚紙に合致する搬送間隔時間Bを搬送間隔時間として選択する。
[コントローラ、エンジン制御部、排紙装置制御部の動作]
図6は本実施例のコントローラ201、エンジン制御部202、排紙装置制御部203の動作概要を説明するための処理の流れを示す図である。S701でコントローラ201は、エンジン制御部202に給紙口、排紙口の指定を付加した印字予約1を送信する。S702でコントローラ201は、排紙装置制御部203に指定排紙口(ビン)、排紙処理(ステイプル等)等の排紙条件を付加した排紙予約1を送信する。排紙装置制御部203は、排紙予約1を受信すると、記録材1の種類が普通紙の場合の搬送間隔時間1−Aと、記録材1の種類が厚紙の場合の搬送間隔時間1−Bをコントローラ201へ送信する。このとき、排紙装置制御部203は、1枚目の記録材1の搬送間隔時間として、S703の送信を起点として排紙装置29の入口へ記録材1の先端が到達するまでに最低限必要な時間を通知する。S704でコントローラ201は、S703で受信した搬送間隔時間1−A、1−Bをエンジン制御部202に送信する。また、S704でエンジン制御部202は、後述するS710で参照する不図示のタイマをリセットしてスタートさせる。尚、図6には記載していないが、S704の処理の後でS705の処理の前に、コントローラ201は、2枚目以降の記録材1に対する印字予約をエンジン制御部202に送信し、排紙予約を排紙装置制御部203に送信する。S705でコントローラ201は、1枚目の記録材1の印字開始1をエンジン制御部202に送信する。
S706でエンジン制御部202は、印字(画像形成)の準備を行い、印字予約1で指定された給紙口から記録材1の給紙動作を開始する。S707でエンジン制御部202は、レジストレーションローラ23の位置で、搬送されてきた記録材1を停止させた後、検出部501により記録材1の種類を検出し、記録材1の紙種の情報を算出部503に送信する。S708でエンジン制御部202は、コントローラ201を介して、検出した記録材1の種類(以下、検出記録材種類とする)が例えば普通紙であった旨をコントローラ201を介して排紙装置制御部203へ送信する。S709でエンジン制御部202は、算出部503により印字開始待ち時間1を算出する。
このとき、算出部503は、図5(b)で説明したフローチャートに従って、印字開始待ち時間1を算出する。即ち、算出部503は、検出部501から受信した検出記録材種類が普通紙であり(S601 yes)、記録材1の種類とテーブル502(表2)とに基づいて、選択すべき搬送間隔時間が搬送間隔時間Aであると判断する(S602)。算出部503は、1枚目の記録材1である(画像形成装置101内に先行する記録材1がない)ので(S304 yes)、搬送間隔時間1−Aの値を用いて式(1)から印字開始待ち時間1を算出する(S305)。
S710でエンジン制御部202は、S704の搬送間隔時間1−A、1−Bを受信した時点を起点とし、タイマを参照することにより、S709で算出した印字開始待ち時間1が経過したか否かを判断する。S710でエンジン制御部202は、印字開始待ち時間1が経過していないと判断した場合、S710の処理を繰り返す。S710でエンジン制御部202は、印字開始待ち時間1が経過したと判断すると、S711でコントローラ201に/TOP信号1を出力する。コントローラ201は、エンジン制御部202から受信した/TOP信号1に同期して1枚目の記録材1の画像データをエンジン制御部202へ出力する。S712でエンジン制御部202は、中間転写ベルト12上の画像を記録材1に転写するために1枚目の記録材1の搬送を再開し、S713で排紙装置制御部203に排紙動作を開始するよう指示する。排紙装置制御部203は、S708で受信した記録材1の種類(例えば、普通紙)に応じた搬送制御や後処理制御を行う。
尚、図6には記載していないが、S713の処理の後、コントローラ201は、2枚目以降の記録材1に対する印字開始をエンジン制御部202に送信する。また、2枚目の記録材1に対する印字開始待ち時間2の経過は、エンジン制御部202がS711の/TOP信号1の送信時にタイマをリセットしてスタートし、このタイマを参照することにより判断する。3枚目以降の記録材1についても同様である。
以上、説明したように、本実施例では、画像形成装置101が検出部501により検出した記録材1の種類に応じて、排紙装置29が要求する搬送間隔時間を選択する構成である。これにより、記録材1の種類に対して、適切な搬送間隔で記録材1を排紙装置29へ搬送できる。このため、画像形成装置101としての生産性を向上させることが可能となる。尚、本実施例では一例として、検出する記録材1の種類が2つ場合の制御について説明したが、記録材1の種類が3つ以上であってもよい。記録材1の種類が3つ以上ある場合は、実施例1と同様に、記録材1の種類の数だけ搬送間隔時間を用意してもよいし、普通紙とその他の種類に分けて、搬送間隔時間を2つにしてもよい。
以上、本実施例によれば、後処理装置が接続された画像形成装置の生産性を向上させることができる。
実施例1、実施例2では、エンジン制御部202内で、対応するテーブル209、502で予め定義された選択条件に従い、搬送間隔時間を選択する方法について説明した。実施例3では、排紙装置制御部203が搬送間隔時間とともに、搬送間隔時間の選択条件をエンジン制御部202へ通知し、エンジン制御部202は、受信した選択条件に基づいて、印字速度に応じた搬送間隔時間を選択する方法について説明する。具体的には、排紙装置制御部203が通知する選択条件は印字速度の情報とし、全速、または、半速を通知する。エンジン制御部202は、画像形成を行う際の印字速度と一致する選択条件の搬送間隔時間を選択し、印字動作開始時間を決定する。
[画像形成装置のシステム構成]
図7(a)は、本実施例の画像形成装置101のシステム構成を説明するためのブロック図である。尚、図2で説明した構成と同じ構成には同じ符号を付し、説明を省略する。エンジン制御部202は、印字速度制御部208、印字開始待ち時間算出部(以下、単に算出部という)801を有する。算出部801は、印字速度制御部208から取得した印字速度と、排紙装置制御部203から受信した選択条件に基づいて、印字開始待ち時間を算出する。
[印字開始待ち時間の算出処理]
図7(b)は、本実施例の算出部801の動作を説明するフローチャートである。図7(b)は、図3と搬送間隔時間の選択方法が異なり、画像形成装置101の印字速度と、コントローラ201を介して排紙装置制御部203から受信した選択条件とが一致する搬送間隔時間を選択する。尚、図3と同じ処理には同じステップ番号を付し、説明を省略する。
S901で算出部801は、印字速度制御部208で決定した印字速度と排紙装置制御部203から受信した選択条件Aの印字速度が一致するか否かを判断する。S901で算出部801は、印字速度制御部208で決定した印字速度と選択条件Aの印字速度が一致すると判断した場合には、S902で搬送間隔時間Aを選択する。S901で算出部801は、印字速度制御部208で決定した印字速度と選択条件Aの印字速度が一致しないと判断した場合には、S903で搬送間隔時間Bを選択する。
[コントローラ、エンジン制御部、排紙装置制御部の動作]
図8(a)は本実施例のコントローラ201、エンジン制御部202、排紙装置制御部203の動作概要を説明するための処理の流れを示す図である。S1001でコントローラ201は、エンジン制御部202に給紙口、排紙口の指定を付加した印字予約1を送信する。S1002でコントローラ201は、排紙装置制御部203に指定排紙口(ビン)、排紙処理(ステイプル等)等の排紙条件を付加した排紙予約1を送信する。排紙装置制御部203は、排紙予約1を受信すると、S1003で印字速度が全速の場合の搬送間隔時間1−A、選択条件1−A(全速)と、印字速度が半速の場合の搬送間隔時間1−B、選択条件1−B(半速)をコントローラ201へ送信する。S1004でコントローラ201は、S1003で受信した搬送間隔時間1−A、1−B、選択条件1−A(全速)、1−B(半速)をエンジン制御部202に送信する。また、S1004でエンジン制御部202は、後述するS1008で参照する不図示のタイマをリセットしてスタートさせる。
S1005でコントローラ201は、1枚目の記録材1の印字開始1をエンジン制御部202に送信する。S1006でエンジン制御部202は、印字速度制御部208により印字速度として全速を選択し、S1007で算出部801により1枚目の記録材1の印字開始待ち時間1を算出する。
このとき、算出部801は、図7(b)で説明したフローチャートに従って、印字開始待ち時間1を算出する。即ち、算出部801は、印字速度制御部208から受信した印字速度(全速)と、排紙装置制御部203から通知された選択条件1−Aの印字速度(全速)が一致するので(S901 yes)、選択すべき搬送間隔時間が搬送間隔時間Aであると判断する。算出部801は、排紙装置制御部203から通知された搬送間隔時間1−Aを選択する(S902)。そして、算出部801は、1枚目の記録材1であるので(S304 yes)、搬送間隔時間1−Aの値を用いて式(1)から印字開始待ち時間1を算出する(S305)。
そして、エンジン制御部202は、S1004の搬送間隔時間1−A、1−Bを受信した時点を起点とし、S1007で算出した印字開始待ち時間1が経過したか否かを判断する。ここで、エンジン制御部202は、S1004でスタートさせたタイマを参照することにより、印字開始待ち時間1の経過を判断する。S1008でエンジン制御部202は、印字開始待ち時間1が経過していないと判断した場合、S1008の処理を繰り返す。一方、S1008でエンジン制御部202は、印字開始待ち時間1が経過したと判断すると、印字動作を開始し、S1009で/TOP信号1をコントローラ201に出力する。コントローラ201は、受信した/TOP信号1に同期して画像データをエンジン制御部202に出力する。
S1010でエンジン制御部202は、コントローラ201を介して、全速で印字を開始した旨を排紙装置制御部203へ通知し、S1011で排紙動作開始を指示する。排紙装置制御部203は、受信した印字速度に応じた搬送制御や後処理制御を行う。尚、2枚目以降の記録材1については、図4、図6等で説明した処理と同様であり、説明を省略する。
以上、説明したように、本実施例によれば、排紙装置制御部203が搬送間隔時間とともに、搬送間隔時間の選択条件をエンジン制御部202へ通知し、エンジン制御部202は、受信した選択条件に基づいて印字速度に応じた搬送間隔時間を選択する。このため、予め印刷速度に対して選択すべき搬送間隔時間を定義した表1のようなテーブルを設けることなく、実施例1と同様に画像形成装置としての生産性を向上させることが可能となる。定義テーブルが不要となることで、例えば、印字速度として、全速、半速、1/3速の3つ有する画像形成装置に対して、全速、半速の場合には搬送間隔時間A、1/3速の場合には搬送間隔時間Bが必要な後処理装置α、または、全速の場合には搬送間隔時間A、半速、1/3速の場合には搬送間隔時間Bが必要な後処理装置β、といった選択条件の異なる2種類の後処理装置が装着可能な場合にも、柔軟に対応することが可能となる。尚、本実施例では一例として、印字速度を選択条件として説明したが、実施例2のような記録材の種類を選択条件としてもよい。
以上、本実施例によれば、後処理装置が接続された画像形成装置の生産性を向上させることができる。
[その他の実施例]
実施例1では、排紙装置制御部203は、印字速度が全速のときの搬送間隔時間Aと半速のときの搬送間隔時間Bをコントローラ201を介してエンジン制御部202へ通知する。そして、エンジン制御部202は、記録材1の印字速度に応じて搬送間隔時間を選択する構成である。実施例1では、エンジン制御部202は、1枚目から300枚目までは全速、301枚目以降は半速、とする構成であるが、例えば、次のような構成としてもよい。即ち、エンジン制御部202は、記録材1の紙種を検出し、例えば厚紙であれば半速、普通紙であれば全速、というように、紙種に応じて印字速度を決定し、決定した印字速度に応じて搬送間隔時間を選択する構成としてもよい。この場合、1枚目の記録材1であっても紙種に応じて印字速度が選択されることとなり、図3のS305で式(1)に用いられる搬送間隔時間は選択された印字速度に応じて搬送間隔時間A又は搬送間隔時間Bが選択されることとなり、この点、実施例1と異なる。
また、全ての実施例において、画像形成装置のシステム構成は、図2のように、コントローラ201が、エンジン制御部202と排紙装置制御部203に、それぞれ接続される構成を一例として説明したが、別の接続方法であってもよい。例えば、図8(b)のように、エンジン制御部202から排紙装置制御部203へコマンド信号を送信するための信号線1101と、排紙装置制御部203からエンジン制御部202へステータス信号を送信するための信号線1102を有する構成であってもよい。また、図8(c)のように、コントローラ201と排紙装置制御部203が接続されず、エンジン制御部202と排紙装置制御部203が信号線1101、1102により接続される構成であってもよい。尚、図8(c)の構成では、コントローラ201と排紙装置制御部203は、エンジン制御部202を介してコマンド信号又はステータス信号の送受信が可能となっている。
更に、図4、図6、図8(a)では、1枚目の記録材から印字予約1や排紙予約1、印字開始1等が順番に処理されているが、これらの処理を並行して実行してもよい。また、各コマンドの順番は、適用される画像形成装置に応じて決定されるものである。
以上、その他の実施例においても、後処理装置が接続された画像形成装置の生産性を向上させることができる。
29 排紙装置
101 画像形成装置
202 エンジン制御部
203 排紙装置制御部

Claims (12)

  1. 記録材への画像形成動作を制御する第一の制御手段を有する画像形成装置と、
    前記画像形成動作によって画像が形成された記録材への後処理動作を制御する第二の制御手段を有する後処理装置と、
    を備える画像形成システムであって、
    前記第二の制御手段は、先行して後処理が行われる第一の記録材への後処理動作が完了してから、前記第一の記録材に続いて後処理が行われる第二の記録材への後処理動作が開始するまでの時間であって、前記画像形成動作に関する条件が異なる場合の複数の前記時間を予め前記第一の制御手段に通知し、
    前記第一の制御手段は、前記第二の記録材に画像形成を行う際に、前記第二の制御手段から通知された前記複数の時間の中から、前記第二の記録材に画像形成を行う際の条件に合致する時間を選択し、選択した時間に基づいて前記画像形成動作を開始するタイミングを決定することを特徴とする画像形成システム。
  2. 異なる前記条件と前記複数の時間とを対応付けた情報を保持する記憶部を有し、
    前記第一の制御手段は、前記記憶部に保持された情報に基づいて、前記複数の時間の中から選択すべき時間を判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記第二の制御手段は、前記複数の時間の中から選択すべき時間を判断するための情報を前記第一の制御手段に通知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  4. 前記条件は、記録材の印字速度であり、
    前記第一の制御手段は、記録材の印字速度に応じて前記時間を選択することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成システム。
  5. 前記第一の制御手段は、記録材の印字枚数が所定の枚数以下の場合には記録材の印字速度を所定の速度とし、記録材の印字枚数が前記所定の枚数を超えた場合には記録材の印字速度を前記所定の速度より遅い速度とすることを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
  6. 前記第一の制御手段は、記録材の印字速度を前記第二の制御手段に通知し、
    前記第二の制御手段は、前記第一の制御手段から通知された記録材の印字速度に基づいて前記後処理動作を制御することを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成システム。
  7. 前記条件は、記録材の紙種であり、
    前記第一の制御手段は、記録材の種類に応じて前記時間を選択することを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  8. 前記画像形成装置は、記録材の種類を検出する検出手段を備え、
    前記第一の制御手段は、前記検出手段による検出結果に基づいて記録材の種類を判断することを特徴とする請求項7に記載の画像形成システム。
  9. 前記第一の制御手段は、記録材の紙種の情報を前記第二の制御手段に通知し、
    前記第二の制御手段は、前記第一の制御手段から通知された記録材の紙種の情報に基づいて前記後処理動作を制御することを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成システム。
  10. 前記第二の制御手段は、前記第一の制御手段から前記第二の記録材に対して行う後処理動作に関する情報を受信したことに応じて前記複数の時間を前記第一の制御手段に通知することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  11. 記録材への画像形成動作を制御する第一の制御手段を備え、
    前記画像形成動作によって画像が形成された記録材への後処理動作を制御する第二の制御手段を有する後処理装置が接続された画像形成装置であって、
    前記第一の制御手段は、
    前記後処理装置により先行して後処理が行われる第一の記録材に続いて後処理が行われる第二の記録材に画像形成を行う際に、前記第一の記録材への後処理動作が完了してから、前記第二の記録材への後処理動作が開始するまでの時間であって、前記画像形成動作に関する条件が異なる場合の複数の前記時間を予め前記第二の制御手段から通知され、
    前記第二の制御手段から通知された前記複数の時間の中から、前記第二の記録材に画像形成を行う際の条件に合致する時間を選択し、選択した時間に基づいて前記画像形成動作を開始するタイミングを決定することを特徴とする画像形成装置。
  12. 記録材への画像形成動作を制御する第一の制御手段を有する画像形成装置による前記画像形成動作によって画像が形成された記録材への後処理動作を制御する第二の制御手段を備える後処理装置であって、
    前記第二の制御手段は、
    前記第一の制御手段が、先行して後処理が行われる第一の記録材に続いて後処理が行われる第二の記録材に画像形成を行う際に、前記第一の記録材への後処理動作が完了してから、前記第二の記録材への後処理動作が開始するまでの時間であって、前記画像形成動作に関する条件が異なる複数の前記時間の中から、前記第二の記録材に画像形成を行う際の条件に合致する時間を選択し、選択した時間に基づいて前記画像形成動作を開始するタイミングを決定するために用いられる前記複数の時間を、予め前記第一の制御手段に通知することを特徴とする後処理装置。
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