JP2004314388A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】耳の位置が順番に並んだタブ紙セットの、途中から使う場合でも、タブ紙を全て印刷出力すると共に、合紙の区切りを明確にする。
【解決手段】タブ紙給紙手段、用紙給紙手段、用紙搬送手段、用紙搬送制御、画像データ格納手段、タブ紙合紙機能、画像データのタブ耳と用紙のタブの耳の位置比較手段。
【選択図】 図1
【解決手段】タブ紙給紙手段、用紙給紙手段、用紙搬送手段、用紙搬送制御、画像データ格納手段、タブ紙合紙機能、画像データのタブ耳と用紙のタブの耳の位置比較手段。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、突起付き仕切り用紙(タブ用紙)に印刷する機能を有する画像形成装置に対して、タブ用紙の耳の順番が原稿中のタブ紙原稿と異なる場合であっても、印刷動作を中断せずに、適切なリカバリ印刷動作を行う事を特徴とする画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の複写装置においては、用紙束と用紙束の間にタブ紙をインサートする事により、出力束を区切る、所謂合紙モードを有する複写機が多くなっている。この様な合紙モードでは、まずタブ紙を格納するカセットもしくはトレイであるタブ紙給紙手段があり、タブ紙給紙手段とは別に、タブ紙以外の用紙を格納するカセットもしくはトレイである用紙給紙手段から構成される。次に、合紙モードが選択されると、まず、タブ紙給紙手段とは異なる用紙給紙手段から用紙が給紙され、用紙上に画像が印刷される。複数回の印刷が行われ、所定枚数の用紙が印刷されると、給紙手段が変更になり、タブ紙給紙手段よりタブ紙が給紙され、用紙上に画像が印刷されて排出される。タブ紙が排出されると、再び給紙手段がタブ紙給紙手段から用紙給紙手段に戻り、次の所定枚数の用紙が印刷される。前記繰り返しにより、例えばタブ紙により章で区切られた原稿を複写する場合、ドキュメントフィーダ等の原稿読み取り装置側に、読み込んだ原稿がタブ紙かどうかを認識する事が出来る装置が含まれていれば、読み取った原稿がタブ紙原稿であると判断した場合は、タブ紙給紙手段より用紙を給紙する様に制御し、原稿がタブ紙ではないと判断した場合は、タブ紙以外の用紙給紙手段より用紙を給紙する事により、読み取った原稿と同じ構成で、タブ紙により区切られた複写出力を得ることが出来る。また、通常、タブ用紙は、耳が用紙の最上段から連続してずらせて配置されている複数の用紙が1セットとなり、複数セットのタブ用紙を上記タブ紙給紙手段にセットする事により、耳の位置が連続したタブ紙出力を得ることが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが前述の複写装置では、前回の印刷処理でタブ紙をちょうど1セット使わない場合が多いため、タブ紙給紙手段の最上段のタブ紙は耳の位置が最上段でないセット途中のタブ紙であることが多く、次回のジョブでタブ紙給紙手段を再び使用してタブ紙に印刷を行う時、タブ紙の耳の位置がタブ原稿の耳の位置と一致しないことが多かった。また、前回のジョブで使わなかったセット途中のタブ紙を空送りする事により、常に1セット先頭のタブ紙から印刷できるようにする発明もあるが、空送りされたタブ紙が再利用されるためにはそれらのタブ紙を再び1セットの順番どおり並び替え直す必要があるために、再利用されずに捨てられる場合も多いために用紙の無駄使いになる事が多く、また、残ったタブ紙は、タブ紙セットの後半のタブ紙ばかりであることが多く、再利用しても1セットのタブ紙として再構成できることが多い事から再利用した場合でも効率が悪かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記問題に鑑み、本発明で提案する画像形成装置では、タブ紙の合紙モードで印刷時にタブ印刷用紙が原稿中のタブ原稿の耳の並びと一致しない時には、印刷動作を止めずにタブ紙の代わりになる代替の仕切り手段を設けると共に、前記一致しないタブ原稿の画像データを画像形成装置内に記憶するための記憶手段を設ける。更にタブ印刷用紙が原稿中のタブ原稿の耳の並びと一致した場合には、タブ紙への画像形成及びタブ紙の仕切り位置タイミングでの印刷出力を行うと共に、用紙出力が完了した後に、前記記憶されていた、耳の並び位置がタブ用紙と一致しなかったタブ原稿の画像データを対応するタブ用紙に出力する事により、前記代介仕切り手段と手動で入れ替えることにより、容易にタブ原稿に対する印刷動作が完了すると共に、タブ用紙の無駄を無くすことが可能になる。
【0005】
【発明の実施の形態】
(第1の実施例)
図1に、本実施例の画像形成装置について述べる。詳細な説明は行わないが、1Rは、原稿の複写動作を行う場合の原稿読み取り部である。次に、画像出力部1Pは大別して、画像形成部10(4つのステーションa、b、c、dが並設されており、その構成は同一である。)、給紙ユニット20、中間転写ユニット30、定着ユニット40及び制御ユニット(不図示)から構成される。
【0006】
さらに、個々のユニットについて詳しく説明する。画像形成部10は次に述べるような構成になっている。像担持体としての感光ドラム11a、11b、11c、11dがその中心で軸支され、矢印方向に回転駆動される。感光ドラム11a〜11dの外周面に対向してその回転方向に一次帯電器12a、12b、12c、12d、光学系13a、13b、13c、13d、現像装置14a、14b、14c、14dが配置されている。一次帯電器12a〜12dにおいて感光ドラム11a〜11dの表面に均一な帯電量の電荷を与える。次いで光学系13a〜13dにより、記録画像信号に応じて変調した例えばレーザービームなどの光線を感光ドラム11a〜11d上に露光させることによって、そこに静電潜像を形成する。さらに、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックといった4色の現像剤(トナー)をそれぞれ収納した現像装置14a〜14dによって上記静電潜像を顕像化する。顕像化された可視画像を中間転写体に転写する画像転写領域Ta、Tb、Tc、Tdの下流側では、クリーニング装置15a、15b、15c、15dにより転写材に転写されずに感光ドラム11a〜11d上に残されたトナーを掻き落としてドラム表面の清掃を行う。以上に示したプロセスにより、各トナーによる画像形成が順次行われる。
【0007】
給紙ユニット20は,記録材Pを収納するためのカセット21a・bおよび手差しトレイ27、カセット内もしくは手差しトレイより記録材Pを一枚ずつ送り出すためのピックアップローラ22a・bおよび26、各ピックアップローラから送り出された記録材Pをレジストローラまで搬送するための給紙ローラ対23及び給紙ガイド24、そして画像形成部の画像形成タイミングに合わせて記録材Pを二次転写領域Teへ送り出すためのレジストローラ25a、25bから成る。
【0008】
中間転写ユニット30について詳細に説明する。中間転写ベルト31(その材料として例えば、PET[ポリエチレンテレフタレート]やPVdF[ポリフッ化ビニリデン]などが用いられる)は、中間転写ベルト31に駆動を伝達する駆動ローラ32、ばね(不図示)の付勢によって中間転写ベルト31に適度な張力を与えるテンションローラ33、ベルトを挟んで二次転写領域Teに対向する従動ローラ34に巻回させる。これらのうち駆動ローラ32とテンションローラ33の間に一次転写平面Aが形成される。駆動ローラ32は金属ローラの表面に数mm厚のゴム(ウレタンまたはクロロプレン)をコーティングしてベルトとのスリップを防いでいる。駆動ローラ32はパルスモータ(不図示)によって回転駆動される。各感光ドラム11a〜11dと中間転写ベルト31が対向する一次転写領域Ta〜Tdには、中間転写ベルト31の裏に一次転写ブレード35a〜35dが配置されている。従動ローラ34に対向して二次転写ローラ36が配置され、中間転写ベルト31とのニップによって二次転写領域Teを形成する。二次転写ローラ36は中間転写体に対して適度な圧力で加圧されている。また、中間転写ベルト上、二次転写領域Teの下流には中間転写ベルト31の画像形成面をクリーニングするためのクリーニング装置50が配され、前記クリーニング装置50は、クリーナーブレード51(材質としては、ポリウレタンゴムなどが用いられる)および廃トナーを収納する廃トナーボックス52から成る。
【0009】
定着ユニット40は、内部にハロゲンヒーターなどの熱源を備えた定着ローラ41aとそのローラに加圧される41b(このローラにも熱源を備える場合もある)、及び上記ローラ対のニップ部へ転写材Pを導くためのガイド43、また、上記ローラ対から排出されてきた転写材Pをさらに装置外部に導き出すための内排紙ローラ44、外排紙ローラ45などから成る。
【0010】
制御ユニットは、上記各ユニット内の機構の動作を制御するための制御基板70や、モータドライブ基板(不図示)などから成る。80は、図2で詳細を述べるが、タブ位置検知センサーであり、タブ紙の向き及び、タブ紙上のタブ位置を検出することが出来る。
【0011】
次に装置の動作に即して説明を加える。
【0012】
画像形成動作開始信号が発せられると、まずピックアップローラ22aにより、カセット21aから転写材Pが一枚ずつ送り出される。そして給紙ローラ対23によって転写材Pが給紙ガイド24の間を案内されてレジストローラ25a、25bまで搬送される。その時レジストローラは停止されており、紙先端はニップ部に突き当たる。その後、画像形成部が画像の形成を開始するタイミングに合わせてレジストローラは回転を始める。この回転時期は、転写材Pと画像形成部より中間転写ベルト上に一次転写されたトナー画像とが二次転写領域Teにおいてちょうど一致するようにそのタイミングが設定されている。
【0013】
一方画像形成部では、画像形成動作開始信号が発せられると、前述したプロセスにより中間転写ベルト31の回転方向において一番上流にある感光ドラム11d上に形成されたトナー画像が、高電圧が印加された一次転写用帯電器35dによって一次転写領域Tdにおいて中間転写ベルト31に一次転写される。一次転写されたトナー像は次の一次転写領域Tcまで搬送される。そこでは各画像形成部間をトナー像が搬送される時間だけ遅延して画像形成が行われており、前画像の上にレジストを合わせて次のトナー像が転写される事になる。以下も同様の工程が繰り返され、結局4色のトナー像が中間転写ベルト31上において一次転写される。
【0014】
その後記録材Pが二次転写領域Teに進入、中間転写ベルト31に接触すると、記録材Pの通過タイミングに合わせて二次転写ローラ36に、高電圧を印加させる。そして前述したプロセスにより中間転写ベルト上に形成された4色のトナー画像が記録材Pの表面に転写される。その後記録材Pは搬送ガイド43によって定着ローラニップ部まで正確に案内される。そしてローラ対41A、41Bの熱及びニップの圧力によってトナー画像が紙表面に定着される。その後、内外排紙ローラ44、45により搬送され、紙は機外に排出される。
【0015】
図2は、本実施例の画像形成装置を制御する制御コントローラの構成を示すブロック図であり、CPU201、イメージリーダー制御部202、画像信号制御部203、プリンタ制御部204、ROM205、RAM206、走査パネル制御部207から構成される。CPU201は、ROMに格納されているプログラムを実行することにより、リーダー制御部202を通じて原稿読み取り部1Rを制御する。203は画像信号制御部であり、原稿読み取り部1Rから読み込まれた原稿の画像データもしくは、ネットワークを通じて画像信号制御部に入力された画像データを蓄積し、プリンタ制御部204に対してプリントデータを出力する。CPU201は、走査パネル制御部207を介して、図5で後述する操作パネルを制御する。208は画像メモリであり、CPU201によって、書き込み、読み出しを行う事ができる。通常印刷時の画像データの他に、後述するタブ紙原稿とタブ用紙の耳の位置の位置が一致しなかった時に、一時画像データを格納するための領域も有している。
【0016】
図3は、図1で述べたタブ紙検知センサーについて述べている。タブ紙検知センサーは、301〜305で示されているセンサーアレイと、前記センサーアレイの出力をCPU201から読み取る事が可能な、8ビットのデータレジスタ306から構成されている。前記センサーアレイの各センサーは、センサー上に用紙がある時は、1を出力し、用紙が無い時は、0を出力する。CPU201は、レジスタ306を監視する事により、タブ紙のタブ部分が通過した時のレジスタ306の変化により、タブ部分の位置を検知する事が出来る。
【0017】
図4は、タブ紙検知センサー80上をタブ紙が通過する時のセンサー出力変化例を表している。401の場合、用紙の搬送方向先頭にタブがあるために、タブ部分が最初にセンサー301を用紙あり状態にするため、レジスタ306の出力は00Hから、10Hに変化する。次に用紙が搬送され続けると、全てのセンサー上に対して用紙が通過するため、レジスタ306の出力は、10Hから1FHに変化する。同様に、402の場合、レジスタ306の出力は用紙が搬送されると00H −> 1Fh −>1EHの順に変化し、403の場合は、00H −> 1EH −> 1FHに、404の場合は、00H −>1FH −>01Hへと変化する。この様に、レジスタ306の変化が、全センサー紙ありから、いずれかのセンサーのうちの一つだけが紙あり状態に変化した場合、用紙搬送方向に対してタブ部分が後端に位置していると判断することができる。また、前述した、一つのセンサーだけがかみあり状態に変換した時のレジスタ状態を記憶することにより、その用紙のどの部分にタブ部分があるのか、判断することができる。
【0018】
図5は、ROM205及びRAM206の領域割付について述べた図である。501はROMで、プログラムが格納された領域503と、定義されたパラメータが格納された領域504から構成される。502はRAMで、プログラム実行に必要なスタック領域505、変数領域506、各用紙のタブ文字データを記憶するタブ文字記憶領域507から構成される。
【0019】
図6は、本実施例の画像形成装置における操作パネルを示している。操作パネル601は、本実施例の画像形成装置において、タブ合紙モードを選択したときの操作パネルの第1画面を表している。612は、操作表示画面であり、以下に説明する様々な情報が表示される。また、画面612には、タッチキー機能も併設されており、614で示されるような、画面上のボタンを押下することにより、情報を入力することも可能である。603は入力キーであり、印刷枚数、倍率設定等の入力を行う。604はカセット選択キーであり、操作画面を図示しないが、前記カセット選択キーを押下して、カセット番号(1:用紙カセット21a,2:用紙カセット21b,3:用紙トレイ27)を入力キー603より入力する事により、画面616に選択した給紙段が表示され、所望の用紙給紙先を選択する事ができる。605は、倍率設定キーであり、前記倍率設定キーを押下して、設定可能倍率(25%〜400%)を選択することにより、画面615に設定した倍率が表示され、任意の倍率での印刷動作が可能になる。また、604,605いずれのキーも押下しない状態で、キー603を押下することにより、画面617に印刷枚数を設定することが出来る。606は、印刷スタートキー、607は印刷中止キーである。608〜610は、色モード選択キーである。キー608を選択してからキー606を押下することにより、本実施例で述べられている画像形成装置は、特に図示しないが、原稿読み取り時に、原稿がモノクロ原稿なのか、カラー原稿なのかを判別する事により、原稿に対応した印刷をカラー印刷で行うか、モノクロ印刷で行うかを決定する。609は、カラーモードキーであり、キー609が押下されると、原稿がモノクロ原稿であるか、カラー原稿であるかにかかわらず、カラー印刷を行う。同様に、キー610は、モノクロモードキーである。キー611は、タブ紙合紙キーである。キー611が押下されると、画面613で示した操作画面が表示される。本実施例における画像形成装置では、タブ紙は、用紙トレイ27からにおいてのみ給紙可能となっている。従って、画面613では、本画像形成装置は、操作者に対して合紙のタブ紙を用紙トレイ27に設置する事を促し、設置が終了するとキー614を押下することにより、次の設定画面に移行することを前提としている。画面613に従って、タブ紙を設置し、キー614を押下すると、操作画面は画面602に変化する。ここでは、画面616において、合紙ではない用紙の給紙段が、給紙カセット1に設定されている。そこで、画面619、画面620では、用紙給紙段として選択された用紙カセット1の他に、タブ紙の耳の位置の不一致が発生した時のために、画面616で選択しなかった用紙カセット2に対して、画面616で選択された用紙サイズの用紙を、用紙カセット1の用紙設置方向と異なる方向に設定する事を、メッセージ618と共に促す。601、602で示すように、用紙カセット1にA4が選択されていれば、用紙カセット2にはA4Rを設置するように促す。
【0020】
図7は、本実施例における画像形成装置において複写動作を行い、タブ紙が混在した原稿を表している。原稿は701で示すように、章分けされた原稿束▲1▼、▲2▼、▲3▼、▲4▼と、各章間を仕切るタブ紙A、B、C、Dから構成される。各章の原稿は▲1▼が3枚、▲2▼が4枚、▲3▼が2枚、▲4▼が3枚の原稿から構成されている。また、タブ紙A、B、C、Dにはいずれも画像は書かれていない。図示しないが、本画像形成装置には、原稿を連続的に読み込むことが出来るドキュメントフィーダが装着されている。ドキュメントフィーダは、原稿束の最下部、即ち▲4▼−3から順番に▲4▼−2、▲4▼−1と読み込み、タブ紙Dを読み込む。ドキュメントフィーダから読み込まれた原稿は、リーダーユニット1Rで原稿読み取り動作されるが、この時、原稿の輪郭を読み取ることにより、原稿が、タブ紙か、タブ紙でない原稿かを判断し、タブ紙かタブ紙でないかの情報をプリンタ制御CPU201に送信する機能を有している。
【0021】
図8は、タブ用紙の耳の順序が図7で示したタブ混載原稿の中のタブ原稿の耳の順序と一致している状態で、タブ紙混在原稿をタブ紙合紙モードで印刷した時の出力順序について述べている。まず801では、原稿束▲4▼のコピーが、▲4▼−3から順番に出力される。この時、リーダーユニット1Rからは、読み取った原稿がタブ紙でないという情報がCPU201に送信されているため、用紙の給紙段は、用紙カセット1が選択されている。次に、802において、タブ紙Dのコピーが出力される。この時、リーダーユニット1Rからは、読み取った原稿がタブ紙でないという情報がCPU201に送信されているために、用紙の給紙段は、用紙トレイが選択されている。同様にして、803では用紙束▲3▼のコピーが、804ではタブ紙Cのコピーがそれぞれ出力される。以下、同様に805〜808にかけて図7で説明した原稿の順序に用紙が出力されることにより、タブ紙の複写動作が完成する。
【0022】
図9は、図8で示したタブ紙複写動作を行った時の用紙の給紙元について説明している。タブ紙D、C、B、Aは、いずれも用紙トレイ27から、用紙束▲4▼、▲3▼、▲2▼、▲1▼は、いずれも用紙カセット21aから給紙される。901で示したタブ用紙の耳の配置順序は一般的であり、タブ紙セットの先頭から用紙を設置した時の状態に等しい。タブ紙セットを複数セット設置する場合には、901で示した耳の配置順序の繰り返しになる。
【0023】
図10は、タブ用紙の耳の順序が図7で示したタブ混載原稿の中のタブ原稿の耳の順序と一致していない状態で、タブ紙混在原稿をタブ紙合紙モードで印刷した時の出力順序について述べている。まず、図7の原稿によると、1001で用紙束4の印刷が終了するとタブ紙Dの複写を行うが、用紙トレイ27に格納された最上段のタブ紙はタブ紙Bに相当する用紙であるため、タブ紙Bを出力すると仕切りの順序が変わってしまう。そこで、タブ紙原稿Dの読み取られた画像データをメモリ208に格納すると共に、タブ紙Dの出力はキャンセルされる。続いて1002に示すように用紙束▲3▼の出力開始時には、用紙束▲4▼との仕切りを明確にするために、用紙が通常の用紙カセット1ではなく、用紙カセット2よりA4Rが給紙される。用紙カセット2の用紙設置方向A4Rは、用紙カセット1の用紙設置方向A4と異なるため、図示しないが、出力画像を用紙設置方向に合わせて回転させる事によって、画像の方向を用紙に合わせる事ができる。続いて、タブ紙Cの複写を行うが、用紙トレイ27に格納された最上段のタブ紙はタブ紙Bに相当する用紙であるため、タブ紙Bを出力すると仕切りの順序が変わってしまう。そこで、タブ紙Cの読み取られた画像データをメモリ208に格納すると共に、タブ紙Cの出力はキャンセルされる。続いて用紙束▲2▼の出力開始時には、用紙束▲3▼との仕切りを明確にするために、1003で示す様に、用紙が再び用紙カセット1より供給される。続いてタブ紙Bが出力されるが、用紙トレイ27に格納された最上段のタブ紙は、タブ紙Bに相当するため、図8で示した通常動作と同様に、用紙トレイ27より供給される。以下、1005、1006と通常動作と同様に用紙束▲1▼及びタブ紙Aが出力される。次に、用紙トレイ27に格納されたタブ紙は、最上段から順に、図7のタブ紙Cとタブ紙Dに相当している。そこで、1007で画像メモリ208に格納されているタブ紙Cの画像データ及びタブ紙Dの画像データを順に印刷することにより、先に用紙カセット2より出力した用紙束▲3▼の前後に前記2枚のタブ紙出力を手動で挿入する。更に用紙束▲3▼の用紙向きを他の用紙とそろえる事により、用意にタブ紙混在コピーを完了させる事が出来る。ここで、タブ紙セットは、耳の並びが一巡したセットが複数セット連続して載置しているので、画像メモリ208には、最大でもタブ紙1セット分の画像メモリを用意すれば、必ずタブ紙画像データとタブ紙の耳の位置は合致する。
【0024】
図11は、図10で示したタブ紙複写動作を行った時の用紙の給紙元について説明している。1101では、タブ紙は前印刷動作でタブ紙セットの途中まで使用された後、設置されたタブ紙を追加や削除をせずに、継続して使用する場合のタブ用紙の配置例である。耳の位置がタブ紙C、タブ紙D、タブ紙A、タブ紙B、タブ紙C,タブ紙Dの順番にならんでいるが、最上段2枚は、前ジョブで消費されなかった残りのタブ紙であり、続くの4枚タブ紙は、新しいタブ紙セットを表している。図10の説明によると、タブ紙C、タブ紙D、タブ紙A、タブ紙Bは、いずれも用紙トレイ27から、用紙束▲4▼、▲2▼、▲1▼は、いずれも用紙カセット21aから給紙される。また、タブ紙耳位置が不一致した直後の用紙束▲3▼は、用紙束▲4▼、▲2▼と方向を変えるために、給紙段21bから給紙される。
【0025】
図12に、図8、図10で述べたタブ原稿とタブ用紙の耳位置検出による印刷動作制御フローについて述べる。タブ紙合紙コピーが開始すると、1201ではまず図示しないドキュメントフィーダにより、原稿の情報が検知される。原稿の情報には、原稿の画像データの他に、原稿の形状から、原稿がタブ紙かそうでないかが判定された情報が付与されている。1202では、前記原稿情報から、原稿がタブ紙でないかどうかが判定される。原稿がタブ紙でないならば、通常印刷動作を行う。原稿がタブ紙であると判断された時には、1203原稿のタブ耳の位置が検出される。検出方法は図示されないが、ドキュメントフィーダにセンサ等の検出手段を付加するか、前記原稿の画像データから検出しても良い。次に、1204では給紙トレイ27より、タブ紙を予備給紙する。ここで予備給紙とは、1205で用紙のタブ位置を検出するために、センサ80により用紙のタブ位置が特定できる位置までタブ紙を給紙する事である。図3、図4で示した様に、用紙のタブ位置を検知すると、1206で、原稿のタブ耳位置と用紙のタブ耳位置が一致しているかを判定する。原稿のタブ耳位置と用紙のタブ耳位置が一致している時には、1207で、予備給紙されたタブ紙をそのまま給紙して印刷動作を開始する。原稿のタブ位置と用紙のタブ位置が異なっている場合には、1208で予備給紙されたタブ用紙を元に戻す。読み込んだ原稿はタブ位置が用紙と異なり、印刷できないため、読み込んだ画像データをメモリ208に格納する(1209)。次に、タブ原稿の印刷動作はスキップされ、次の原稿束の印刷を行うが、前の用紙束と用紙の方向を変えるため、1210で用紙給紙段を用紙カセットに変更し、1211で用紙束の印刷を開始する。
【0026】
(第2の実施例)
図示しないが、第2の実施例として、第1の実施例における画像形成装置に対して、出力した用紙を画像形成装置に、画像形成装置の手前、置く方向に用紙をずらせて出力することが可能なシフト機能を持たせる。タブ紙合紙モードにおいて、タブ画像データの耳の位置とタブ用紙の耳の位置が一致しない時、タブ出力の耳の位置が一致しなくなる直前の出力束に対して、一致しなくなった直後のの用紙束をずらせて出力させる。続いて、タブ紙原稿の複写をスキップした後の用紙束の複写時に、前回出力した用紙束に対してさらにずらせて出力する。このように、用紙束を交互にずらせて出力させることにより、タブ紙のための用紙トレイと、タブ紙でない用紙のための用紙カセットが1つしか使えないような構成であっても、タブ紙の耳の位置の不一致に対しても複写動作を続けることが出来る。
【0027】
(第3の実施例)
図示しないが、第3の実施例として、第1の実施例における画像形成装置に対して、ネットワーク接続機能を具備させ、ネットワークプリンタとして動作させる。ネットワークに接続されたホストコンピュータからは、用紙を給紙する給紙段、画像データと共に、画像データがタブ画像かどうかを送信するデータエリアを有する。ホストコンピュータからのプリント命令共に、前記データが送信されるため、第3の実施例における画像形成装置は、タブ画像に対しては、タブ紙が格納された用紙トレイから、タブ紙以外の画像に対しては、指定された用紙カセットから用紙を給紙する。画像データの耳の位置とタブ用紙の耳の位置が一致しなくなると、第1の実施例と同様に、用紙束の切れ目で、用紙を給紙する用紙カセットを交互に切り替えることにより、仕切りを実現する。本実施例では、複写機などの複写動作だけではなく、ネットワークプリンタ等の印刷動作を行う装置に対しても、本特許が効果的であることを示している。
【0028】
【発明の効果】
第1、第2、第3の実施例で説明したように、本発明によれば、タブ紙合紙モードにおける、タブ原稿の耳の位置とタブ用紙の耳の位置が一致しない場合であっても、複写動作を止めることなく、印刷動作を完了することが可能になる。更に、耳の位置が一致せずに出力しなかったタブ原稿の画像データを記憶しておいてジョブの最後に追加出力する事により、タブ原稿を確実に出力することが出来る。また、耳の位置が一致しなくなった後、同サイズで用紙向きが異なる給紙段を交互に選択することにより、タブ紙の変わりになる用紙を挿入する事なく、容易に用紙束の識別ができるため、余計な用紙を使用する事も、変わりの用紙が用紙束の間に残されてしまう事も防ぐことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例1で述べる画像形成装置について述べた図である。
【図2】本実施例1で述べる画像形成装置制御部について述べた図である。
【図3】本実施例で述べる画像形成装置における、タブ紙搬送時の、タブ位置検出センサーについて述べた図である。
【図4】本実施例で述べる画像形成装置における、タブ紙搬送時のタブ位置検出方法について述べた図である。
【図5】本実施例1で述べる画像形成装置における、ROMおよびRAMのアドレスマッピングについて述べた図である。
【図6】本実施例1で述べる画像形成装置における、操作パネルについて述べた図である。
【図7】本実施例1で述べる画像形成装置における、タブ紙が混在した原稿について述べた図である。
【図8】本実施例1で述べる画像形成装置における、図7で述べた原稿を複写した時の用紙出力順序を表した図である。
【図9】図8で述べた出力順序に対する、用紙の給紙段について述べた図である。
【図10】本実施例1で述べる画像形成装置における、図7で述べた原稿を複写中に、タブ紙原稿の耳の位置と用紙の耳の位置一致しない時の用紙出力順序を表した図である。
【図11】図10で述べた出力順序に対する、用紙の給紙段について述べた図である。
【図12】タブ紙原稿の耳の位置と、タブ用紙の耳の位置を検出し、位置が合わない時の用紙選択制御について述べたフローチャートを表した図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、突起付き仕切り用紙(タブ用紙)に印刷する機能を有する画像形成装置に対して、タブ用紙の耳の順番が原稿中のタブ紙原稿と異なる場合であっても、印刷動作を中断せずに、適切なリカバリ印刷動作を行う事を特徴とする画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の複写装置においては、用紙束と用紙束の間にタブ紙をインサートする事により、出力束を区切る、所謂合紙モードを有する複写機が多くなっている。この様な合紙モードでは、まずタブ紙を格納するカセットもしくはトレイであるタブ紙給紙手段があり、タブ紙給紙手段とは別に、タブ紙以外の用紙を格納するカセットもしくはトレイである用紙給紙手段から構成される。次に、合紙モードが選択されると、まず、タブ紙給紙手段とは異なる用紙給紙手段から用紙が給紙され、用紙上に画像が印刷される。複数回の印刷が行われ、所定枚数の用紙が印刷されると、給紙手段が変更になり、タブ紙給紙手段よりタブ紙が給紙され、用紙上に画像が印刷されて排出される。タブ紙が排出されると、再び給紙手段がタブ紙給紙手段から用紙給紙手段に戻り、次の所定枚数の用紙が印刷される。前記繰り返しにより、例えばタブ紙により章で区切られた原稿を複写する場合、ドキュメントフィーダ等の原稿読み取り装置側に、読み込んだ原稿がタブ紙かどうかを認識する事が出来る装置が含まれていれば、読み取った原稿がタブ紙原稿であると判断した場合は、タブ紙給紙手段より用紙を給紙する様に制御し、原稿がタブ紙ではないと判断した場合は、タブ紙以外の用紙給紙手段より用紙を給紙する事により、読み取った原稿と同じ構成で、タブ紙により区切られた複写出力を得ることが出来る。また、通常、タブ用紙は、耳が用紙の最上段から連続してずらせて配置されている複数の用紙が1セットとなり、複数セットのタブ用紙を上記タブ紙給紙手段にセットする事により、耳の位置が連続したタブ紙出力を得ることが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが前述の複写装置では、前回の印刷処理でタブ紙をちょうど1セット使わない場合が多いため、タブ紙給紙手段の最上段のタブ紙は耳の位置が最上段でないセット途中のタブ紙であることが多く、次回のジョブでタブ紙給紙手段を再び使用してタブ紙に印刷を行う時、タブ紙の耳の位置がタブ原稿の耳の位置と一致しないことが多かった。また、前回のジョブで使わなかったセット途中のタブ紙を空送りする事により、常に1セット先頭のタブ紙から印刷できるようにする発明もあるが、空送りされたタブ紙が再利用されるためにはそれらのタブ紙を再び1セットの順番どおり並び替え直す必要があるために、再利用されずに捨てられる場合も多いために用紙の無駄使いになる事が多く、また、残ったタブ紙は、タブ紙セットの後半のタブ紙ばかりであることが多く、再利用しても1セットのタブ紙として再構成できることが多い事から再利用した場合でも効率が悪かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記問題に鑑み、本発明で提案する画像形成装置では、タブ紙の合紙モードで印刷時にタブ印刷用紙が原稿中のタブ原稿の耳の並びと一致しない時には、印刷動作を止めずにタブ紙の代わりになる代替の仕切り手段を設けると共に、前記一致しないタブ原稿の画像データを画像形成装置内に記憶するための記憶手段を設ける。更にタブ印刷用紙が原稿中のタブ原稿の耳の並びと一致した場合には、タブ紙への画像形成及びタブ紙の仕切り位置タイミングでの印刷出力を行うと共に、用紙出力が完了した後に、前記記憶されていた、耳の並び位置がタブ用紙と一致しなかったタブ原稿の画像データを対応するタブ用紙に出力する事により、前記代介仕切り手段と手動で入れ替えることにより、容易にタブ原稿に対する印刷動作が完了すると共に、タブ用紙の無駄を無くすことが可能になる。
【0005】
【発明の実施の形態】
(第1の実施例)
図1に、本実施例の画像形成装置について述べる。詳細な説明は行わないが、1Rは、原稿の複写動作を行う場合の原稿読み取り部である。次に、画像出力部1Pは大別して、画像形成部10(4つのステーションa、b、c、dが並設されており、その構成は同一である。)、給紙ユニット20、中間転写ユニット30、定着ユニット40及び制御ユニット(不図示)から構成される。
【0006】
さらに、個々のユニットについて詳しく説明する。画像形成部10は次に述べるような構成になっている。像担持体としての感光ドラム11a、11b、11c、11dがその中心で軸支され、矢印方向に回転駆動される。感光ドラム11a〜11dの外周面に対向してその回転方向に一次帯電器12a、12b、12c、12d、光学系13a、13b、13c、13d、現像装置14a、14b、14c、14dが配置されている。一次帯電器12a〜12dにおいて感光ドラム11a〜11dの表面に均一な帯電量の電荷を与える。次いで光学系13a〜13dにより、記録画像信号に応じて変調した例えばレーザービームなどの光線を感光ドラム11a〜11d上に露光させることによって、そこに静電潜像を形成する。さらに、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックといった4色の現像剤(トナー)をそれぞれ収納した現像装置14a〜14dによって上記静電潜像を顕像化する。顕像化された可視画像を中間転写体に転写する画像転写領域Ta、Tb、Tc、Tdの下流側では、クリーニング装置15a、15b、15c、15dにより転写材に転写されずに感光ドラム11a〜11d上に残されたトナーを掻き落としてドラム表面の清掃を行う。以上に示したプロセスにより、各トナーによる画像形成が順次行われる。
【0007】
給紙ユニット20は,記録材Pを収納するためのカセット21a・bおよび手差しトレイ27、カセット内もしくは手差しトレイより記録材Pを一枚ずつ送り出すためのピックアップローラ22a・bおよび26、各ピックアップローラから送り出された記録材Pをレジストローラまで搬送するための給紙ローラ対23及び給紙ガイド24、そして画像形成部の画像形成タイミングに合わせて記録材Pを二次転写領域Teへ送り出すためのレジストローラ25a、25bから成る。
【0008】
中間転写ユニット30について詳細に説明する。中間転写ベルト31(その材料として例えば、PET[ポリエチレンテレフタレート]やPVdF[ポリフッ化ビニリデン]などが用いられる)は、中間転写ベルト31に駆動を伝達する駆動ローラ32、ばね(不図示)の付勢によって中間転写ベルト31に適度な張力を与えるテンションローラ33、ベルトを挟んで二次転写領域Teに対向する従動ローラ34に巻回させる。これらのうち駆動ローラ32とテンションローラ33の間に一次転写平面Aが形成される。駆動ローラ32は金属ローラの表面に数mm厚のゴム(ウレタンまたはクロロプレン)をコーティングしてベルトとのスリップを防いでいる。駆動ローラ32はパルスモータ(不図示)によって回転駆動される。各感光ドラム11a〜11dと中間転写ベルト31が対向する一次転写領域Ta〜Tdには、中間転写ベルト31の裏に一次転写ブレード35a〜35dが配置されている。従動ローラ34に対向して二次転写ローラ36が配置され、中間転写ベルト31とのニップによって二次転写領域Teを形成する。二次転写ローラ36は中間転写体に対して適度な圧力で加圧されている。また、中間転写ベルト上、二次転写領域Teの下流には中間転写ベルト31の画像形成面をクリーニングするためのクリーニング装置50が配され、前記クリーニング装置50は、クリーナーブレード51(材質としては、ポリウレタンゴムなどが用いられる)および廃トナーを収納する廃トナーボックス52から成る。
【0009】
定着ユニット40は、内部にハロゲンヒーターなどの熱源を備えた定着ローラ41aとそのローラに加圧される41b(このローラにも熱源を備える場合もある)、及び上記ローラ対のニップ部へ転写材Pを導くためのガイド43、また、上記ローラ対から排出されてきた転写材Pをさらに装置外部に導き出すための内排紙ローラ44、外排紙ローラ45などから成る。
【0010】
制御ユニットは、上記各ユニット内の機構の動作を制御するための制御基板70や、モータドライブ基板(不図示)などから成る。80は、図2で詳細を述べるが、タブ位置検知センサーであり、タブ紙の向き及び、タブ紙上のタブ位置を検出することが出来る。
【0011】
次に装置の動作に即して説明を加える。
【0012】
画像形成動作開始信号が発せられると、まずピックアップローラ22aにより、カセット21aから転写材Pが一枚ずつ送り出される。そして給紙ローラ対23によって転写材Pが給紙ガイド24の間を案内されてレジストローラ25a、25bまで搬送される。その時レジストローラは停止されており、紙先端はニップ部に突き当たる。その後、画像形成部が画像の形成を開始するタイミングに合わせてレジストローラは回転を始める。この回転時期は、転写材Pと画像形成部より中間転写ベルト上に一次転写されたトナー画像とが二次転写領域Teにおいてちょうど一致するようにそのタイミングが設定されている。
【0013】
一方画像形成部では、画像形成動作開始信号が発せられると、前述したプロセスにより中間転写ベルト31の回転方向において一番上流にある感光ドラム11d上に形成されたトナー画像が、高電圧が印加された一次転写用帯電器35dによって一次転写領域Tdにおいて中間転写ベルト31に一次転写される。一次転写されたトナー像は次の一次転写領域Tcまで搬送される。そこでは各画像形成部間をトナー像が搬送される時間だけ遅延して画像形成が行われており、前画像の上にレジストを合わせて次のトナー像が転写される事になる。以下も同様の工程が繰り返され、結局4色のトナー像が中間転写ベルト31上において一次転写される。
【0014】
その後記録材Pが二次転写領域Teに進入、中間転写ベルト31に接触すると、記録材Pの通過タイミングに合わせて二次転写ローラ36に、高電圧を印加させる。そして前述したプロセスにより中間転写ベルト上に形成された4色のトナー画像が記録材Pの表面に転写される。その後記録材Pは搬送ガイド43によって定着ローラニップ部まで正確に案内される。そしてローラ対41A、41Bの熱及びニップの圧力によってトナー画像が紙表面に定着される。その後、内外排紙ローラ44、45により搬送され、紙は機外に排出される。
【0015】
図2は、本実施例の画像形成装置を制御する制御コントローラの構成を示すブロック図であり、CPU201、イメージリーダー制御部202、画像信号制御部203、プリンタ制御部204、ROM205、RAM206、走査パネル制御部207から構成される。CPU201は、ROMに格納されているプログラムを実行することにより、リーダー制御部202を通じて原稿読み取り部1Rを制御する。203は画像信号制御部であり、原稿読み取り部1Rから読み込まれた原稿の画像データもしくは、ネットワークを通じて画像信号制御部に入力された画像データを蓄積し、プリンタ制御部204に対してプリントデータを出力する。CPU201は、走査パネル制御部207を介して、図5で後述する操作パネルを制御する。208は画像メモリであり、CPU201によって、書き込み、読み出しを行う事ができる。通常印刷時の画像データの他に、後述するタブ紙原稿とタブ用紙の耳の位置の位置が一致しなかった時に、一時画像データを格納するための領域も有している。
【0016】
図3は、図1で述べたタブ紙検知センサーについて述べている。タブ紙検知センサーは、301〜305で示されているセンサーアレイと、前記センサーアレイの出力をCPU201から読み取る事が可能な、8ビットのデータレジスタ306から構成されている。前記センサーアレイの各センサーは、センサー上に用紙がある時は、1を出力し、用紙が無い時は、0を出力する。CPU201は、レジスタ306を監視する事により、タブ紙のタブ部分が通過した時のレジスタ306の変化により、タブ部分の位置を検知する事が出来る。
【0017】
図4は、タブ紙検知センサー80上をタブ紙が通過する時のセンサー出力変化例を表している。401の場合、用紙の搬送方向先頭にタブがあるために、タブ部分が最初にセンサー301を用紙あり状態にするため、レジスタ306の出力は00Hから、10Hに変化する。次に用紙が搬送され続けると、全てのセンサー上に対して用紙が通過するため、レジスタ306の出力は、10Hから1FHに変化する。同様に、402の場合、レジスタ306の出力は用紙が搬送されると00H −> 1Fh −>1EHの順に変化し、403の場合は、00H −> 1EH −> 1FHに、404の場合は、00H −>1FH −>01Hへと変化する。この様に、レジスタ306の変化が、全センサー紙ありから、いずれかのセンサーのうちの一つだけが紙あり状態に変化した場合、用紙搬送方向に対してタブ部分が後端に位置していると判断することができる。また、前述した、一つのセンサーだけがかみあり状態に変換した時のレジスタ状態を記憶することにより、その用紙のどの部分にタブ部分があるのか、判断することができる。
【0018】
図5は、ROM205及びRAM206の領域割付について述べた図である。501はROMで、プログラムが格納された領域503と、定義されたパラメータが格納された領域504から構成される。502はRAMで、プログラム実行に必要なスタック領域505、変数領域506、各用紙のタブ文字データを記憶するタブ文字記憶領域507から構成される。
【0019】
図6は、本実施例の画像形成装置における操作パネルを示している。操作パネル601は、本実施例の画像形成装置において、タブ合紙モードを選択したときの操作パネルの第1画面を表している。612は、操作表示画面であり、以下に説明する様々な情報が表示される。また、画面612には、タッチキー機能も併設されており、614で示されるような、画面上のボタンを押下することにより、情報を入力することも可能である。603は入力キーであり、印刷枚数、倍率設定等の入力を行う。604はカセット選択キーであり、操作画面を図示しないが、前記カセット選択キーを押下して、カセット番号(1:用紙カセット21a,2:用紙カセット21b,3:用紙トレイ27)を入力キー603より入力する事により、画面616に選択した給紙段が表示され、所望の用紙給紙先を選択する事ができる。605は、倍率設定キーであり、前記倍率設定キーを押下して、設定可能倍率(25%〜400%)を選択することにより、画面615に設定した倍率が表示され、任意の倍率での印刷動作が可能になる。また、604,605いずれのキーも押下しない状態で、キー603を押下することにより、画面617に印刷枚数を設定することが出来る。606は、印刷スタートキー、607は印刷中止キーである。608〜610は、色モード選択キーである。キー608を選択してからキー606を押下することにより、本実施例で述べられている画像形成装置は、特に図示しないが、原稿読み取り時に、原稿がモノクロ原稿なのか、カラー原稿なのかを判別する事により、原稿に対応した印刷をカラー印刷で行うか、モノクロ印刷で行うかを決定する。609は、カラーモードキーであり、キー609が押下されると、原稿がモノクロ原稿であるか、カラー原稿であるかにかかわらず、カラー印刷を行う。同様に、キー610は、モノクロモードキーである。キー611は、タブ紙合紙キーである。キー611が押下されると、画面613で示した操作画面が表示される。本実施例における画像形成装置では、タブ紙は、用紙トレイ27からにおいてのみ給紙可能となっている。従って、画面613では、本画像形成装置は、操作者に対して合紙のタブ紙を用紙トレイ27に設置する事を促し、設置が終了するとキー614を押下することにより、次の設定画面に移行することを前提としている。画面613に従って、タブ紙を設置し、キー614を押下すると、操作画面は画面602に変化する。ここでは、画面616において、合紙ではない用紙の給紙段が、給紙カセット1に設定されている。そこで、画面619、画面620では、用紙給紙段として選択された用紙カセット1の他に、タブ紙の耳の位置の不一致が発生した時のために、画面616で選択しなかった用紙カセット2に対して、画面616で選択された用紙サイズの用紙を、用紙カセット1の用紙設置方向と異なる方向に設定する事を、メッセージ618と共に促す。601、602で示すように、用紙カセット1にA4が選択されていれば、用紙カセット2にはA4Rを設置するように促す。
【0020】
図7は、本実施例における画像形成装置において複写動作を行い、タブ紙が混在した原稿を表している。原稿は701で示すように、章分けされた原稿束▲1▼、▲2▼、▲3▼、▲4▼と、各章間を仕切るタブ紙A、B、C、Dから構成される。各章の原稿は▲1▼が3枚、▲2▼が4枚、▲3▼が2枚、▲4▼が3枚の原稿から構成されている。また、タブ紙A、B、C、Dにはいずれも画像は書かれていない。図示しないが、本画像形成装置には、原稿を連続的に読み込むことが出来るドキュメントフィーダが装着されている。ドキュメントフィーダは、原稿束の最下部、即ち▲4▼−3から順番に▲4▼−2、▲4▼−1と読み込み、タブ紙Dを読み込む。ドキュメントフィーダから読み込まれた原稿は、リーダーユニット1Rで原稿読み取り動作されるが、この時、原稿の輪郭を読み取ることにより、原稿が、タブ紙か、タブ紙でない原稿かを判断し、タブ紙かタブ紙でないかの情報をプリンタ制御CPU201に送信する機能を有している。
【0021】
図8は、タブ用紙の耳の順序が図7で示したタブ混載原稿の中のタブ原稿の耳の順序と一致している状態で、タブ紙混在原稿をタブ紙合紙モードで印刷した時の出力順序について述べている。まず801では、原稿束▲4▼のコピーが、▲4▼−3から順番に出力される。この時、リーダーユニット1Rからは、読み取った原稿がタブ紙でないという情報がCPU201に送信されているため、用紙の給紙段は、用紙カセット1が選択されている。次に、802において、タブ紙Dのコピーが出力される。この時、リーダーユニット1Rからは、読み取った原稿がタブ紙でないという情報がCPU201に送信されているために、用紙の給紙段は、用紙トレイが選択されている。同様にして、803では用紙束▲3▼のコピーが、804ではタブ紙Cのコピーがそれぞれ出力される。以下、同様に805〜808にかけて図7で説明した原稿の順序に用紙が出力されることにより、タブ紙の複写動作が完成する。
【0022】
図9は、図8で示したタブ紙複写動作を行った時の用紙の給紙元について説明している。タブ紙D、C、B、Aは、いずれも用紙トレイ27から、用紙束▲4▼、▲3▼、▲2▼、▲1▼は、いずれも用紙カセット21aから給紙される。901で示したタブ用紙の耳の配置順序は一般的であり、タブ紙セットの先頭から用紙を設置した時の状態に等しい。タブ紙セットを複数セット設置する場合には、901で示した耳の配置順序の繰り返しになる。
【0023】
図10は、タブ用紙の耳の順序が図7で示したタブ混載原稿の中のタブ原稿の耳の順序と一致していない状態で、タブ紙混在原稿をタブ紙合紙モードで印刷した時の出力順序について述べている。まず、図7の原稿によると、1001で用紙束4の印刷が終了するとタブ紙Dの複写を行うが、用紙トレイ27に格納された最上段のタブ紙はタブ紙Bに相当する用紙であるため、タブ紙Bを出力すると仕切りの順序が変わってしまう。そこで、タブ紙原稿Dの読み取られた画像データをメモリ208に格納すると共に、タブ紙Dの出力はキャンセルされる。続いて1002に示すように用紙束▲3▼の出力開始時には、用紙束▲4▼との仕切りを明確にするために、用紙が通常の用紙カセット1ではなく、用紙カセット2よりA4Rが給紙される。用紙カセット2の用紙設置方向A4Rは、用紙カセット1の用紙設置方向A4と異なるため、図示しないが、出力画像を用紙設置方向に合わせて回転させる事によって、画像の方向を用紙に合わせる事ができる。続いて、タブ紙Cの複写を行うが、用紙トレイ27に格納された最上段のタブ紙はタブ紙Bに相当する用紙であるため、タブ紙Bを出力すると仕切りの順序が変わってしまう。そこで、タブ紙Cの読み取られた画像データをメモリ208に格納すると共に、タブ紙Cの出力はキャンセルされる。続いて用紙束▲2▼の出力開始時には、用紙束▲3▼との仕切りを明確にするために、1003で示す様に、用紙が再び用紙カセット1より供給される。続いてタブ紙Bが出力されるが、用紙トレイ27に格納された最上段のタブ紙は、タブ紙Bに相当するため、図8で示した通常動作と同様に、用紙トレイ27より供給される。以下、1005、1006と通常動作と同様に用紙束▲1▼及びタブ紙Aが出力される。次に、用紙トレイ27に格納されたタブ紙は、最上段から順に、図7のタブ紙Cとタブ紙Dに相当している。そこで、1007で画像メモリ208に格納されているタブ紙Cの画像データ及びタブ紙Dの画像データを順に印刷することにより、先に用紙カセット2より出力した用紙束▲3▼の前後に前記2枚のタブ紙出力を手動で挿入する。更に用紙束▲3▼の用紙向きを他の用紙とそろえる事により、用意にタブ紙混在コピーを完了させる事が出来る。ここで、タブ紙セットは、耳の並びが一巡したセットが複数セット連続して載置しているので、画像メモリ208には、最大でもタブ紙1セット分の画像メモリを用意すれば、必ずタブ紙画像データとタブ紙の耳の位置は合致する。
【0024】
図11は、図10で示したタブ紙複写動作を行った時の用紙の給紙元について説明している。1101では、タブ紙は前印刷動作でタブ紙セットの途中まで使用された後、設置されたタブ紙を追加や削除をせずに、継続して使用する場合のタブ用紙の配置例である。耳の位置がタブ紙C、タブ紙D、タブ紙A、タブ紙B、タブ紙C,タブ紙Dの順番にならんでいるが、最上段2枚は、前ジョブで消費されなかった残りのタブ紙であり、続くの4枚タブ紙は、新しいタブ紙セットを表している。図10の説明によると、タブ紙C、タブ紙D、タブ紙A、タブ紙Bは、いずれも用紙トレイ27から、用紙束▲4▼、▲2▼、▲1▼は、いずれも用紙カセット21aから給紙される。また、タブ紙耳位置が不一致した直後の用紙束▲3▼は、用紙束▲4▼、▲2▼と方向を変えるために、給紙段21bから給紙される。
【0025】
図12に、図8、図10で述べたタブ原稿とタブ用紙の耳位置検出による印刷動作制御フローについて述べる。タブ紙合紙コピーが開始すると、1201ではまず図示しないドキュメントフィーダにより、原稿の情報が検知される。原稿の情報には、原稿の画像データの他に、原稿の形状から、原稿がタブ紙かそうでないかが判定された情報が付与されている。1202では、前記原稿情報から、原稿がタブ紙でないかどうかが判定される。原稿がタブ紙でないならば、通常印刷動作を行う。原稿がタブ紙であると判断された時には、1203原稿のタブ耳の位置が検出される。検出方法は図示されないが、ドキュメントフィーダにセンサ等の検出手段を付加するか、前記原稿の画像データから検出しても良い。次に、1204では給紙トレイ27より、タブ紙を予備給紙する。ここで予備給紙とは、1205で用紙のタブ位置を検出するために、センサ80により用紙のタブ位置が特定できる位置までタブ紙を給紙する事である。図3、図4で示した様に、用紙のタブ位置を検知すると、1206で、原稿のタブ耳位置と用紙のタブ耳位置が一致しているかを判定する。原稿のタブ耳位置と用紙のタブ耳位置が一致している時には、1207で、予備給紙されたタブ紙をそのまま給紙して印刷動作を開始する。原稿のタブ位置と用紙のタブ位置が異なっている場合には、1208で予備給紙されたタブ用紙を元に戻す。読み込んだ原稿はタブ位置が用紙と異なり、印刷できないため、読み込んだ画像データをメモリ208に格納する(1209)。次に、タブ原稿の印刷動作はスキップされ、次の原稿束の印刷を行うが、前の用紙束と用紙の方向を変えるため、1210で用紙給紙段を用紙カセットに変更し、1211で用紙束の印刷を開始する。
【0026】
(第2の実施例)
図示しないが、第2の実施例として、第1の実施例における画像形成装置に対して、出力した用紙を画像形成装置に、画像形成装置の手前、置く方向に用紙をずらせて出力することが可能なシフト機能を持たせる。タブ紙合紙モードにおいて、タブ画像データの耳の位置とタブ用紙の耳の位置が一致しない時、タブ出力の耳の位置が一致しなくなる直前の出力束に対して、一致しなくなった直後のの用紙束をずらせて出力させる。続いて、タブ紙原稿の複写をスキップした後の用紙束の複写時に、前回出力した用紙束に対してさらにずらせて出力する。このように、用紙束を交互にずらせて出力させることにより、タブ紙のための用紙トレイと、タブ紙でない用紙のための用紙カセットが1つしか使えないような構成であっても、タブ紙の耳の位置の不一致に対しても複写動作を続けることが出来る。
【0027】
(第3の実施例)
図示しないが、第3の実施例として、第1の実施例における画像形成装置に対して、ネットワーク接続機能を具備させ、ネットワークプリンタとして動作させる。ネットワークに接続されたホストコンピュータからは、用紙を給紙する給紙段、画像データと共に、画像データがタブ画像かどうかを送信するデータエリアを有する。ホストコンピュータからのプリント命令共に、前記データが送信されるため、第3の実施例における画像形成装置は、タブ画像に対しては、タブ紙が格納された用紙トレイから、タブ紙以外の画像に対しては、指定された用紙カセットから用紙を給紙する。画像データの耳の位置とタブ用紙の耳の位置が一致しなくなると、第1の実施例と同様に、用紙束の切れ目で、用紙を給紙する用紙カセットを交互に切り替えることにより、仕切りを実現する。本実施例では、複写機などの複写動作だけではなく、ネットワークプリンタ等の印刷動作を行う装置に対しても、本特許が効果的であることを示している。
【0028】
【発明の効果】
第1、第2、第3の実施例で説明したように、本発明によれば、タブ紙合紙モードにおける、タブ原稿の耳の位置とタブ用紙の耳の位置が一致しない場合であっても、複写動作を止めることなく、印刷動作を完了することが可能になる。更に、耳の位置が一致せずに出力しなかったタブ原稿の画像データを記憶しておいてジョブの最後に追加出力する事により、タブ原稿を確実に出力することが出来る。また、耳の位置が一致しなくなった後、同サイズで用紙向きが異なる給紙段を交互に選択することにより、タブ紙の変わりになる用紙を挿入する事なく、容易に用紙束の識別ができるため、余計な用紙を使用する事も、変わりの用紙が用紙束の間に残されてしまう事も防ぐことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例1で述べる画像形成装置について述べた図である。
【図2】本実施例1で述べる画像形成装置制御部について述べた図である。
【図3】本実施例で述べる画像形成装置における、タブ紙搬送時の、タブ位置検出センサーについて述べた図である。
【図4】本実施例で述べる画像形成装置における、タブ紙搬送時のタブ位置検出方法について述べた図である。
【図5】本実施例1で述べる画像形成装置における、ROMおよびRAMのアドレスマッピングについて述べた図である。
【図6】本実施例1で述べる画像形成装置における、操作パネルについて述べた図である。
【図7】本実施例1で述べる画像形成装置における、タブ紙が混在した原稿について述べた図である。
【図8】本実施例1で述べる画像形成装置における、図7で述べた原稿を複写した時の用紙出力順序を表した図である。
【図9】図8で述べた出力順序に対する、用紙の給紙段について述べた図である。
【図10】本実施例1で述べる画像形成装置における、図7で述べた原稿を複写中に、タブ紙原稿の耳の位置と用紙の耳の位置一致しない時の用紙出力順序を表した図である。
【図11】図10で述べた出力順序に対する、用紙の給紙段について述べた図である。
【図12】タブ紙原稿の耳の位置と、タブ用紙の耳の位置を検出し、位置が合わない時の用紙選択制御について述べたフローチャートを表した図である。
Claims (7)
- 突起部を有するタブ紙等の仕切り紙を収納する用紙収納手段を含む複数の用紙収納手段と、前記複数の用紙収納手段のいずれかから用紙を給紙し、搬送する用紙搬送制御と、前記仕切り紙と仕切り紙以外の用紙を混在して出力する機能を有する画像形成装置において、仕切り紙の突起部と印刷データ中の仕切り紙印刷データの突起部の位置を比較する比較手段と、前記比較手段により仕切り紙の突起部の位置と仕切り紙印刷データの突起部の位置が一致しない時の、全ての仕切り紙印刷データの画像データを格納する格納手段を有する画像形成装置。
- 請求項1における比較手段には、仕切り紙の突起部の位置を検出する第1の突起部検出手段と、仕切り紙印刷データの突起部の位置を検出する第2の突起部検出手段と、前記第1の突起部検出手段により検出された仕切り紙の突起部の位置を検出した順番に記憶する第1の突起部位置記憶手段と、前記第2の突起部検出手段により検出された仕切り紙印刷データの突起部の位置の検出順序を記憶する第2の突起部位置記憶手段と、前記第1の突起部位置記憶手段と前記第2の突起部位置記憶手段を比較する突起部位置比較手段を含む事を特徴とする。
- 請求項1における識別手段には、操作者が印刷データ中のタブ紙印刷データの耳の順序と、格納されたタブ紙の耳の位置の順序が異なる事を入力する手段を含む。
- 請求項1における識別手段には、前記画像形成装置が、印刷データ中のタブ紙印刷データの耳の順序と、格納されたタブ紙の耳の位置の順序を検出することを含む。
- 請求項1における格納手段には、ハードディスク及びメモリを含む。
- 前記印刷データには、原稿及び電子データを含む。
- 突起部を有するタブ紙等の仕切り紙を収納する用紙収納手段を含む複数の用紙収納手段と、前記複数の用紙収納手段のいずれかから用紙を給紙し、搬送する用紙搬送制御と、前記仕切り紙と仕切り紙以外の用紙を混在して出力する機能を有する画像形成装置において、仕切り紙の突起部と印刷データ中の仕切り紙印刷データの突起部の位置を比較する比較手段と、前記比較手段により仕切り紙の突起部の位置と仕切り紙印刷データの突起部の位置が一致しない事が検出された時、仕切り紙印刷データの画像データを格納する格納手段と、突起部の位置が一致しない仕切り紙が検出された後の用紙は、同サイズで方向の異なる用紙が格納された給紙段に切り換える切り換え手段と、用紙の排出が完了した後に、前記格納手段に格納された仕切り紙の突起部と一致しなかった仕切り紙印刷データを、別途用意した仕切り紙に印刷する制御を含む制御手段を有する画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003110213A JP2004314388A (ja) | 2003-04-15 | 2003-04-15 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003110213A JP2004314388A (ja) | 2003-04-15 | 2003-04-15 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004314388A true JP2004314388A (ja) | 2004-11-11 |
Family
ID=33471133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003110213A Withdrawn JP2004314388A (ja) | 2003-04-15 | 2003-04-15 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004314388A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006084856A (ja) * | 2004-09-16 | 2006-03-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置、画像形成方法および出力順序決定方法 |
JP2008094580A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Nisca Corp | シート集積装置及びこれを備えた画像形成システム |
-
2003
- 2003-04-15 JP JP2003110213A patent/JP2004314388A/ja not_active Withdrawn
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