JPH11208979A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11208979A
JPH11208979A JP10019589A JP1958998A JPH11208979A JP H11208979 A JPH11208979 A JP H11208979A JP 10019589 A JP10019589 A JP 10019589A JP 1958998 A JP1958998 A JP 1958998A JP H11208979 A JPH11208979 A JP H11208979A
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JP10019589A
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Masato Saito
正人 齋藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 生産性の高い画像形成装置と組み合わせ
て、相対的に生産性の低い後処理装置を接続することが
できるのは勿論のこと、相対的に生産性の低い後処理装
置に合わせて、画像形成装置からのシートの排出間隔を
最低限必要な分だけ遅らせ、生産性の高い画像形成装置
の生産性を可能な限り生かして、システム全体の生産性
を向上することが可能な後処理装置と組み合わせて使用
される画像形成装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 後処理装置に1セットの最後のシートが
導入されてから、当該後処理装置が1セットのシートに
対して所定の後処理を施すのに要するセット処理時間を
認識するセット処理時間認識手段と、前記セット処理時
間認識手段によって認識された後処理装置のセット処理
時間に基づいて、シートの排出間隔を制御するシート排
出間隔制御手段とを備えるように構成して課題を解決し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ステープル処理
やパンチング処理、あるいは裁断処理等の後処理を行う
後処理装置を備えた、複写機やプリンター等の画像形成
装置に関し、特に、画像形成装置の下流側に接続された
後処理装置へのシート排出を制御する技術に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の複写機やプリンター等の
画像形成装置においては、当該画像形成装置で複写やプ
リントされて排出される用紙に対して、ステープル処理
やパンチング処理、あるいは裁断処理等の後処理を行う
後処理装置が組み合わされて使用される場合がある。こ
の後処理装置では、画像形成装置から排出される用紙を
順次揃え、1セットの用紙が揃えられた後に、ステープ
ル処理やパンチング処理、あるいは裁断処理等の後処理
が行なわれる。
【0003】ところで、上記後処理装置は、1セットの
用紙が揃えられた後に、ステープル処理やパンチング処
理、あるいは裁断処理等の後処理を施すのに、一定の時
間を要するため、複数セットの用紙に対して連続的に後
処理を行う場合には、前の1セットの用紙の後処理が終
了するまで、画像形成装置から次のセットの用紙を排出
するのを待つ必要がある。
【0004】このように、セット単位の後処理に一定の
時間を要する場合、後処理装置自身の処理能力を改善す
る技術としては、特公平5−41991号公報や特開平
7−206252号公報等に開示されているものが、既
に提案されている。
【0005】上記特公平5−41991号公報に係るフ
ィニッシャーを備えた複写機は、コピー用紙を順次収納
するコンパイラトレイに、該コピー用紙の束を製本する
ホチキス止め装置を設けたフィニッシャーを本体の内部
または外部に備えた複写機において、前記フィニッシャ
ーに、それぞれホチキス止め装置を設けた複数のコンパ
イラトレイと、該コンパイラトレイを順次選択してコピ
ー用紙を供給するゲートと、前記コンパイラトレイの各
々に対するコピー用紙の供給量をカウントするカウンタ
ーと、コピー用紙のカウント数が原稿の枚数に達したと
きに、引き続き供給されるコピー用紙を他のコンパイラ
トレイに導くように前記ゲートを切り換えるとともに、
コピー用紙が供給され終わったコンパイラトレイに設け
たホチキス止め装置を作動させる制御手段とを設けるよ
うに構成したものである。
【0006】また、上記特開平7−206252号公報
に係るシート整合手段を備えたソータは、画像形成装置
より順次間欠的に排紙されるシートを受ける多数段より
なる排紙トレイと、受けたシートを検知手段により検知
した後、シート整合手段によりシートを整合するソータ
において、一定の排紙時間より短縮された時間間隔でシ
ートが排紙された時、前記シート整合手段の整合動作を
短縮する制御手段を有するように構成したものである。
【0007】一方、画像形成装置本体側の用紙排出間隔
を後処理装置の動作に合わせて低下させることにより、
後処理装置の処理能力と整合性をとる技術も、実開平1
−159664号公報や公開技報8−2985号公報等
に既に開示されているものがある。
【0008】上記実開平1−159664号公報に係る
用紙後処理装置のコントロール装置は、複写機またはプ
リンター等の画像形成装置に後処理装置を接続し、複写
機から排出されるコピーを綴込み、穿孔等の処理を自動
的に行うとともに、その後処理のために一定の待ち時間
を設定し、その時間の間画像形成装置を待機状態に設定
するように構成してなる装置において、該後処理装置が
一度に処理するコピーの枚数を設定する手段と、画像形
成装置から排出される枚数の計数手段とを設け、該検知
手段からの情報を入力する制御装置とを備え、前記制御
装置には、セット枚数と搬送枚数と比較する手段を備
え、搬送枚数がセット枚数を越える場合に、前記待ち時
間を延長するように制御を行うように構成したものであ
る。
【0009】また、上記公開技報8−2985号公報に
係る等に既に開示されたステイプル丁合装置付き画像形
成装置は、後処理する最終原稿時だけ給紙間隔を広げる
ように構成したものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、上記特公平5−41991号公報に開示されて
いるように、後処理装置に、それぞれホチキス止め装置
を設けた複数のコンパイラトレイと、該コンパイラトレ
イを順次選択してコピー用紙を供給するゲートと、前記
コンパイラトレイの各々に対するコピー用紙の供給量を
カウントするカウンターと、コピー用紙のカウント数が
原稿の枚数に達したときに、引き続き供給されるコピー
用紙を他のコンパイラトレイに導くように前記ゲートを
切り換えるとともに、コピー用紙が供給され終わったコ
ンパイラトレイに設けたホチキス止め装置を作動させる
制御手段とを設けるように構成したり、上記特開平7−
206252号公報に開示されているように、一定の排
紙時間より短縮された時間間隔でシートが排紙された
時、前記シート整合手段の整合動作を短縮する制御手段
を有するように構成した場合でも、後処理装置自身の処
理能力には限界があるため、後処理装置の処理能力の向
上を図った場合でも、生産性の高い画像形成装置と組み
合わせて、生産性の低い後処理装置を接続することがで
きないという問題点があった。
【0011】また、後者の実開平1−159664号公
報や公開技報8−2985号公報等に開示されているよ
うに、搬送枚数がセット枚数を越える場合に、前記待ち
時間を延長するように制御を行うように構成したり、後
処理する最終原稿時だけ給紙間隔を広げるように構成し
た場合には、生産性の高い画像形成装置と組み合わせ
て、生産性の低い後処理装置を接続することができる
が、これらの場合には、最終用紙のセット処理が終了す
るまで、次セットの用紙の給紙を停止させる必要がある
ため、用紙搬送路の長い画像形成装置ほど、その分だけ
次セットの用紙の給紙が遅れてしまい、システム全体の
生産性が低下してしまうという新たな問題点を有してい
た。
【0012】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたものであり、その目的とす
るところは、生産性の高い画像形成装置と組み合わせ
て、相対的に生産性の低い後処理装置を接続することが
できるのは勿論のこと、相対的に生産性の低い後処理装
置に合わせて、画像形成装置からのシートの排出間隔を
最低限必要な分だけ遅らせ、生産性の高い画像形成装置
の生産性を可能な限り生かして、システム全体の生産性
を向上することが可能な後処理装置と組み合わせて使用
される画像形成装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に記
載の発明は、画像形成装置本体から排出されるシートに
対して、所定の後処理を施す後処理装置と接続して使用
される画像形成装置において、前記後処理装置に1セッ
トの最後のシートが導入されてから、当該後処理装置が
1セットのシートに対して所定の後処理を施すのに要す
るセット処理時間を認識するセット処理時間認識手段
と、前記セット処理時間認識手段によって認識された後
処理装置のセット処理時間に基づいて、シートの排出間
隔を制御するシート排出間隔制御手段とを備えるように
構成したものである。
【0014】また、請求項2に記載の発明は、前記シー
ト排出間隔制御手段は、シート給紙手段からのシートの
給紙間隔を制御するように構成したものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下にこの発明を図示の実施の形
態に基づいて説明する。
【0016】図2はこの発明に係る画像形成装置の一実
施の形態を示す構成図である。
【0017】図2において、100は画像形成装置を示
すものであり、この画像形成装置100の内部には、黒
色、イエロー色、マゼンタ色、シアン色の4つの各画像
形成部101K、101Y、101M、101Cが、互
いに平行に配列されている。
【0018】また、上記画像形成装置100の下流側に
は、当該画像形成装置100から排出されるシート10
2に対して、ステープリングやパンチング等の所定の処
理を行う後処理装置200が接続されている。この後処
理装置200は、図2に示すように、処理部201を有
しており、この処理部201において、1セットのシー
ト102が画像形成装置100から排出された時点で、
これらの1セットのシート102に対して、ステープリ
ングやパンチング等の所定の処理を行うように構成され
ている。
【0019】図3は上記画像形成装置の一実施の形態と
してのデジタルカラー複写機を示す全体構成図である。
【0020】図3において、プラテンガラス1上に載置
された原稿2は、光源及び走査ミラー等からなる走査光
学系を介して、カラーCCDセンサー3を備えたイメー
ジスキャナーによりR(赤)、G(緑)、B(青)のア
ナログ画像信号として読み取られる。そして、上記カラ
ーCCDセンサー3によって読み取られたRGBのアナ
ログ画像信号は、画像処理部4によってK(黒)、Y
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)のデジタ
ル画像信号に変換されて、所定の画像処理が施された
後、画像処理部4の内部に設けられたメモリーに一時蓄
積される。なお、このデジタルカラー複写機は、カラー
原稿2の画像を読み取ってカラー画像を形成する以外に
も、図示しないパーソナルコンピュータ等のクライアン
トから送信されてくるカラー画像情報に基づいて、カラ
ー画像を形成することも可能となっている。この場合に
は、画像処理部4に対して外部のパーソナルコンピュー
タ等のクライアントからカラー画像情報が入力されるよ
うになっている。
【0021】上記画像処理部4からは、図3及び図4に
示すように、黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)の各色の画像形成ユニット5K、
5Y、5M、5CのROS(Raster Outpu
t Scanner)8K、8Y、8M、8Cに各色の
画像データが順次出力され、これらのROS8K、8
Y、8M、8Cから画像データに応じて出射されるレー
ザービームLBが、それぞれの感光体ドラム6K、6
Y、6M、6Cの表面に走査露光されて静電潜像が形成
される。上記各感光体ドラム6K、6Y、6M、6C上
に形成された静電潜像は、現像器9K、9Y、9M、9
Cによって、それぞれ黒(K)、イエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)の各色のトナー像として現像
される。
【0022】上記各感光体ドラム6K、6Y、6M、6
C上に形成された各色のトナー像を転写するシートとし
ての転写用紙14は、図4に示すように、複数の給紙カ
セット15、16、17のうちの何れかから所定のサイ
ズのものが、給紙ローラ18及び用紙搬送用のローラ対
19、20、21からなる用紙搬送経路22を介して搬
送される。上記給紙カセット15、16、17のうちの
何れかから供給された転写用紙14は、所定のタイミン
グで回転駆動されるレジストロール23によって無端状
担持体としての転写ベルト24上へ送出される。この転
写ベルト24は、ドライブロール25と、ストリッピン
グロール26と、テンションロール27と、アイドルロ
ール28との間に一定のテンションで無端状に掛け回さ
れており、図示しない定速性に優れた専用の駆動モータ
ーによって回転駆動されるドライブロール25により、
矢印方向に所定の速度で循環駆動されるようになってい
る。上記転写ベルト24としては、例えば、可撓性を有
するPET等の合成樹脂フィルムを帯状に形成し、この
帯状に形成された合成樹脂フィルムの両端を溶着等の手
段によって接続することにより、無端ベルト状に形成し
たものが用いられる。
【0023】上記転写ベルト24によって搬送された転
写用紙14の先端と、第1の画像形成ユニット5Kにて
形成される第一の感光体ドラム6K上の画像の先端は、
感光体ドラム6Kの最下点の転写ポイントにて一致する
ように、その紙送りタイミングや画像書き込みタイミン
グが決められている。転写ポイントに達した転写用紙1
4は、転写用のコロトロン11Kによって、感光体ドラ
ム6K上の可視画像が転写され、更に感光体ドラム6Y
の真下の転写ポイントに達する。この感光体ドラム6Y
の真下の転写ポイントに達した転写用紙14は、感光体
ドラム6Kで転写されたのと同様に感光体ドラム6Y上
の可視画像が転写される。同様に全ての転写を終えた転
写用紙14は、更に転写ベルト24によって搬送され、
ストリッピングロール26の近傍まで達すると、剥離用
の除電コロトロン29によって除電されるとともに、曲
率半径が小さく設定された当該ストリッピングロール2
6及び剥離爪30によって、転写ベルト24から剥離さ
れる。その後、4色のトナー像が転写された転写用紙1
4は、定着装置31によって加熱ロール32a及び加圧
ロール32bにより定着され、排出ローラ対33によっ
て図2に示す排出トレイ34上に排出されて、カラー画
像の複写が行われるが、この実施の形態では、4色のト
ナー像が転写された転写用紙14を、そのまま排出トレ
イ34上に排出するのではなく、当該デジタル複写機か
ら排出される転写用紙14に対してステープリング等の
後処理を行う後処理装置が、図2に示すように、排出ト
レイ34の代わりに接続されている。
【0024】なお、上記転写用紙14の両面にフルカラ
ーの画像を複写する場合には、図4に示すように、片面
にカラー画像が形成された転写用紙14を排出ロール対
33によってそのまま排出せずに、切替えプレート35
によって転写用紙14の搬送方向を下向きに切替えて、
用紙搬送用のロール対36、37、38、39等からな
る用紙搬送経路40を介して、転写用紙14の表裏を裏
返した状態で再度用紙搬送経路22を通して、転写ベル
ト24上へと搬送し、上記と同様のプロセスによって転
写用紙14の裏面にカラー画像が形成される。
【0025】上記黒色、イエロー色、マゼンタ色及びシ
アン色の4つの画像形成ユニット5K、5Y、5M、5
Cは、図4に示すように、すべて同様に構成されてお
り、これら4つの画像形成ユニット5K、5Y、5M、
5Cでは、上述したように、それぞれ黒色、イエロー
色、マゼンタ色及びシアン色のトナー像が所定のタイミ
ングで順次形成されるように構成されている。上記各色
の画像形成ユニット5K、5Y、5M、5Cは、像担持
体としての感光体ドラム6K、6Y、6M、6Cを備え
ており、これらの感光体ドラム6K、6Y、6M、6C
の表面は、一次帯電用のスコロトロン7K、7Y、7
M、7Cによって一様に帯電された後、ROS8K、8
Y、8M、8Cから画像データに応じて出射される像形
成用のレーザービームLBが走査露光されて、各色に対
応した静電潜像が形成される。上記感光体ドラム6K、
6Y、6M、6Cの表面に形成された静電潜像は、各画
像形成ユニット5K、5Y、5M、5Cの現像器9K、
9Y、9M、9Cによってそれぞれ黒色、イエロー色、
マゼンタ色、シアン色の各色のトナーにより現像されて
可視トナー像となり、これらの可視トナー像は、転写前
帯電器10K、10Y、10M、10Cにより転写前帯
電を受けた後、転写帯電器11K、11Y、11M、1
1Cの帯電により転写ベルト24上に保持された転写用
紙14に順次転写される。上記黒色、イエロー色、マゼ
ンタ色、シアン色の各色のトナー像が転写された転写用
紙14は、転写ベルト24から分離された後、上述した
ように定着装置31によって定着処理を受け、カラー画
像の形成が行われる。
【0026】さらに、上記転写用紙14は、上述したよ
うに、複数の給紙カセット15、16、17の何れかか
ら供給され、レジストロール23によって所定のタイミ
ングで転写ベルト24上に搬送されるとともに、用紙保
持用の帯電器41及び帯電ロール42によって転写ベル
ト24上に保持搬送される。
【0027】なお、上記感光体ドラム6K、6Y、6
M、6Cは、図4に示すように、トナー像の転写工程が
終了した後、清掃前除電器12K、12Y、12M、1
2Cによって除電されるとともに、クリーナー13K、
13Y、13M、13Cによって残留トナー等が除去さ
れて、次の画像形成プロセスに備える。
【0028】また、上記転写ベルト24は、転写用紙1
4が剥離された後、周回する軌道中において、転写ベル
ト用の除電コロトロン対43、44によって除電される
とともに、当該転写ベルト24の表面は、回転ブラシ4
5及びブレード46からなるクリーニング装置47によ
ってトナーや紙粉等が除去される。
【0029】図5は上記デジタルカラー複写機と組み合
わせて使用される後処理装置を示すものである。
【0030】図5において、50は上記後処理装置の本
体を示すものであり、この後処理装置本体50は、前記
画像形成装置としてのデジタルカラー複写機の排紙部に
対向するように配置される。上記後処理装置本体50の
一側面上部には、デジタルカラー複写機の排紙部から排
出される転写用紙14等からなるシート51が導入され
るシート導入口52が開口されているとともに、当該シ
ート導入口52の内部には、シート51をガイドするガ
イド部材53、54を介して搬送されるシート51を、
シート載置部材55上に順次搬送する搬送ロール56と
が配置されている。上記シート載置部材55は、図5に
示すように、後処理装置本体50の内部に傾斜した状態
で取付けられており、このシート載置部材55の先端部
には、図6に示すように、シート51の一端縁を整合さ
せる基準フェンス57が回動可能に取付けられている。
そして、上記搬送ロール56によって搬送されたシート
51は、傾斜した状態で取付けられたシート載置部材5
5上に載置されるとともに、幅方向は図5に示すように
タンパー95によって、送り方向は図5に示すように自
重とパドル96によって、シート載置部材55の傾斜に
従って移動し、シート51の端縁が基準フェンス57に
当接した状態で停止する。なお、上記タンパー95は、
図示しない駆動手段によってシート載置部材55の幅方
向に沿って移動可能となっている。その結果、上記搬送
ロール56よって順次搬送されるシート51は、その一
端縁が基準フェンス57で整合された状態で、シート載
置部材55上に順次積層される。なお、上記基準フェン
ス57の先端部57aは、図5に示すように、シート載
置部材55上に積層されるシート51の脱落を確実に防
止するため、手前側に折り替えされている。
【0031】上記シート載置部材55の上方には、シー
ト51自体の自重とパドル96によって送られるシート
51の端縁を、ステープラ71の開口部71a内へと案
内する図示しないガイド部材が設けられている。上記ス
テープラ71は、ステープル針の先端を折り曲げるダイ
が取付けられたダイ部91と、ステープル針を収容して
ダイ部と当接するように傾動するステープル部92とか
ら構成されており、ダイ部91とステープル部92との
間には、順次積層されるシート51の端縁が配置され
る。
【0032】また、上記基準フェンス57は、下方に回
動することによって退避可能となっている。この基準フ
ェンス57は、図5に示すように、回転シャフト58に
取付けられており、当該回転シャフト58は、回転自在
に軸支されている。上記回転シャフト58の一端には、
基準フェンス57を回動させるため軸部を備えたL字形
板59がネジ止めされている。
【0033】さらに、上記シート載置部材55には、図
5に示すように、当該シート載置部材55上に載置さ
れ、ステープリング処理された複数枚のシート51のセ
ットを排出するためのインジェクトロール80が、図示
しない駆動手段によって回転可能に、幅方向に沿って2
つ配置されている。なお、図6中、82はインジェクト
ロール80と同軸状に設けられ、後述する排出トレイ8
1上に載置されるシート51を押さえるパドルを示すも
のである。
【0034】さらに、上記インジェクトロール80の上
方には、当該インジェクトロール80とともに積層され
たシート51を挟持した状態で保持し、かつステープリ
ング処理が終了した後に、シート51をシート後処理装
置本体50の外部に設けられた排出トレイ部材81上に
搬送するピンチロール60が配置されている。このピン
チロール60は、図5に示すように、板バネからなる取
付板61の先端部に回転自在に取付けられており、当該
取付板61は、回転シャフト62を中心にして回動可能
に取付けられている。上記回転シャフト62の一端部に
は、当該取付板61を回動させるための腕部材63が取
付けられており、この腕部材63には、樹脂しない駆動
モータによって回転駆動され、かつ当該駆動モータの回
転軸65に対して偏心した位置に取付けられた偏心コロ
66が当接するようになっている。また、上記駆動モー
タ64の回転軸65には、所定の角度に渡ってスリット
67が設けられたスリット板68が取付けられており、
このスリット板68のスリット67は、180度対向す
る位置に配置された2つのセンサー69、70によって
検知されるようになっている。そして、上記取付板61
は、駆動モータを回転駆動すると、当該駆動モータによ
って回転駆動される偏心コロ66が腕部材63を押し下
げ、腕部材63が取付けられた回転シャフト62を回動
することによって、ピンチロール60がインジェクトロ
ール80とともにシート51を挟持するようになってい
る。その際、上記ピンチロール60の移動量及び移動タ
イミングは、スリット板68とセンサー69、70とに
よって制御される。
【0035】また、上記後処理装置本体50の内部に
は、シート載置部材55上に載置され、その端縁が基準
フェンス57で整合された複数枚のシート51を綴じる
ステープラ71が取付けられたステープラ部72が、図
7に示すように、移動機構73によってシート51の端
縁に沿って平行に移動可能に配置されている。
【0036】さらに、上記ステープラ71は、図5に示
すように、当該ステープラ部72に固定した状態で取付
けられたダイ部91と、ダイ部91に対して当接するよ
うに支点を中心にして回動し、内部に収容されたステー
プル針を突出させて、積層された複数枚のシート51を
貫通し、ダイ部91のダイによって針の先端部を互いに
向き合うように折り返してステープリング処理を行うス
テープル部92とから構成されている。このステープラ
71のステープル部92は、駆動モータ93によって回
転駆動される複数のギア94を介して、支点を中心にし
てダイ部91に対して当接するように回動可能となって
いる。また、上記ステープラ71は、基準フェンス47
が退避した後に、ダイ部91とステープル部92がシー
ト51の端縁部を介して対向するように移動する。その
際、上記ステープラ71のダイ部91とシート51の表
面とは、図5に示すように、互いに平行となるようにス
テープラ71がガイドレール74、ガイドローラ75、
76及びガイド板77に取付けられている。
【0037】なお、図5中、89、90はステープラ7
1の位置を検知するための位置検知板と位置検知センサ
ーとをそれぞれ示している。
【0038】ところで、この実施の形態に係る後処理装
置と組み合わせて使用される画像形成装置は、後処理装
置に1セットの最後のシートが導入されてから、当該後
処理装置が1セットのシートに対して所定の後処理を施
すのに要するセット処理時間を認識するセット処理時間
認識手段と、前記セット処理時間認識手段によって認識
された後処理装置のセット処理時間に基づいて、シート
の排出間隔を制御するシート排出間隔制御手段とを備え
るように構成されている。
【0039】図1はこの発明の一実施の形態に係るデジ
タルカラー複写機及び後処理装置の制御回路を示すブロ
ック図である。
【0040】図1において、110は前記デジタルカラ
ー複写機の画像形成動作を制御する制御手段と、後処理
装置のセット処理時間に基づいてシートの排出間隔を制
御するシート排出間隔制御手段としてのCPU、120
は前記給紙カセット15、16、17からシートとして
の転写用紙14を給紙する給紙ロール18によって構成
されるデジタル複写機の給紙手段、130は前記給紙カ
セット15、16、17から給紙される転写用紙14を
搬送する搬送ロール19、20、21あるいはレジスト
ロール23等からなる用紙搬送手段、140は当該デジ
タル複写機と組み合わせて使用される後処理装置と通信
ケーブル150を介して接続された状態で、当該後処理
装置が1セットのシートとしての転写用紙14に対して
所定の後処理を施すのに要するセット処理時間を、通信
ケーブル150を介して認識するセット処理時間認識手
段としての通信手段を、それぞれ示すものである。
【0041】また、210は前記後処理装置のステープ
リング処理等の後処理動作を制御するCPU、220は
デジタルカラー複写機から排出される1セットのシート
としての転写用紙14に対してステープリング処理を施
すステープラ71等からなるセット処理手段、230は
デジタルカラー複写機から排出される転写用紙14を、
当該後処理装置の内部に導入する搬送ロール56等から
なる用紙導入手段、240は当該後処理装置と組み合わ
せて使用されるデジタル複写機と通信ケーブル150を
介して接続された状態で、当該後処理装置が1セットの
シート51に対して所定の後処理を施するのに要する図
示しないメモリに記憶されたセット処理時間を、通信ケ
ーブル150を介して所定のタイミングでデジタルカラ
ー複写機に出力する通信手段である。
【0042】以上の構成において、この実施の形態に係
る画像形成装置では、次のようにして、生産性の高い画
像形成装置と組み合わせて、相対的に生産性の低い後処
理装置を接続することができるのは勿論のこと、相対的
に生産性の低い後処理装置に合わせて、画像形成装置か
らのシートの排出間隔を最低限必要な分だけ遅らせ、生
産性の高い画像形成装置の生産性を可能な限り生かし
て、システム全体の生産性を向上することが可能となっ
ている。
【0043】なお、この実施の形態では、デジタルカラ
ー複写機において、複数枚の原稿の片面コピーを所定部
数だけ行い、後処理装置で各部数の転写用紙を綴じるス
テープリング処理を行う場合について説明する。
【0044】すなわち、この実施の形態に係るデジタル
カラー複写機は、例えば、図5に示すように、当該デジ
タルカラー複写機から排出される1セットの転写用紙1
4に対して、これらの1セットの転写用紙14を綴じ合
わせるステープリング処理等を行なう後処理装置と組み
合わせて使用される。ところで、上記デジタルカラー複
写機は、各色毎に画像形成ユニットを備えた所謂タンデ
ム型のデジタルカラー複写機であり、転写用紙14を一
定の間隔で給紙して、この転写用紙14に順次連続的に
各色のトナー像を転写することにより、片面コピーで1
分間当たり40枚の転写用紙14に、両面コピーで1分
間当たり30ページ分の転写用紙14に、フルカラーの
画像を形成することができる非常に高速のカラー複写機
である。これに対して、上記デジタルカラー複写機を組
み合わせて使用される後処理装置は、デジタルカラー複
写機から連続して排出される転写用紙14を、1セット
分だけ揃えて、これらの1セットの転写用紙14に対し
て所定のステープリング処理を行なう際に、所定のセッ
ト処理時間を必要とする。そのため、上記デジタルカラ
ー複写機の生産性が、後処理装置のセット処理時間によ
って決まる生産性よりも高い場合には、後処理装置でセ
ット処理を行う際に、当該後処理装置内への用紙搬送を
一時的に押さえる必要がある。これは、後処理装置の内
部において、次セットの先頭用紙が前セットの最終用紙
に追い付いてしまうと、当該後処理装置の内部で転写用
紙14のジャムが発生してしまうためである。
【0045】そこで、この実施の形態では、図8に示す
ように、デジタルカラー複写機と当該デジタルカラー複
写機と組み合わせて使用される後処理装置の電源が投入
されると、まず、デジタルカラー複写機のCPU110
は、当該デジタルカラー複写機と組み合わせて使用され
る後処理装置が、1セットの処理を施すのにある程度の
時間を必要とするため、デジタルカラー複写機が片面複
写を行なう際に転写用紙14の排出を禁止すべき時間で
あるサイド1スキップ時間と、両面複写を行なう際に転
写用紙14の排出を禁止すべき時間であるサイド2スキ
ップ時間とを、それぞれリセットして0にする(ステッ
プ101)。次に、上記後処理装置のCPU210は、
電源が投入された時に、当該後処理装置が接続されたデ
ジタルカラー複写機に対し、1セットの転写用紙14か
らなるシート51に対して所定のセット処理を施すのに
必要な用紙間隔であるセットスキップ必要長を、図1に
示すように、通信ケーブル140を介して送信する(ス
テップ201)。一方、上記デジタルカラー複写機のC
PU110は、電源が投入された後に、当該デジタルカ
ラー複写機に通信ケーブル140を介して接続されてい
る後排出装置より、1セットの転写用紙14に対して所
定のセット処理を施すのに必要な用紙間隔であるセット
スキップ必要長を受信する(ステップ102)。
【0046】その後、上記デジタルカラー複写機は、図
示しないコントロールパネルによって、ユーザーがコピ
ー部数や後処理の動作等を指定した状態で、コピーボタ
ンを押動すると、当該デジタルカラー複写機のCPU1
10は、複数の給紙カセット15、16、17のいずれ
かより、給紙ロール18を駆動して所定サイズの転写用
紙14のフィードを所定の間隔で開始する(ステップ1
03)。そして、上記デジタルカラー複写機では、図4
に示すように、複数の給紙カセット15、16、17の
いずれかより所定の間隔で給紙される転写用紙14上
に、黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)の各色の画像形成ユニット5K、5Y、5M、
5Cによって、黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)の各色のトナー像が順次転写され
て、フルカラーの画像が形成され、片面コピーの場合に
は、フルカラーの画像が形成された転写用紙14は、図
2に示すように、一定の間隔で当該デジタルカラー複写
機から後処理装置へと排出される。
【0047】上記デジタルカラー複写機から後処理装置
へと排出された転写用紙14からなるシート51は、図
5に示すように、当該後処理装置のシート導入口52か
ら内部に導入され、ガイド部材53、54を介してシー
ト載置部材55上に順次搬送され、積層状態に載置され
て用紙のセット処理が実施される(ステップ202)。
そして、上記後処理装置のCPU210は、1セットの
最終用紙がデジタルカラー複写機から導入されたか否か
を判別し(ステップ203)、1セットの最終用紙がシ
ート載置部材55上に載置された場合には、図5に示す
ように、当該シート載置部材55上に載置された所定枚
数のシートからなる1セットのシート51が、ピンチロ
ール60とインジェクトロール80とで挟持された状態
で固定され、基準フェンス57を回動させて1セットの
シート51の端部から退避させた状態で、図7に示すよ
うに、ステープラ71をシート51の一端縁に沿って移
動させることにより、当該1セットのシート51に対し
て1箇所乃至数箇所の所定のステープリング処理からな
るセット処理を実施する(ステップ204)。その後、
所定のステープリング処理が施された1セットのシート
51は、図示しない駆動モーターによって回転駆動され
るインジェクトロール80によって、排出トレイ81上
に排出される。
【0048】一方、上記デジタルカラー複写機のCPU
110は、所定の給紙カセット15、16、17から給
紙される転写用紙14が、1セットの最終用紙か否かを
判別し(ステップ104)、1セットの最終用紙でない
場合には、次の転写用紙14の画像形成モードが、片面
コピーであるシンプレックスモードか、両面コピーであ
るデュープレックスモードの第1面か、デュープレック
スモードの第2面かを判別する(ステップ105)。い
まの場合、片面コピーであるシンプレックスモードであ
るため、次に用紙間隔がサイド2のスキップ間隔より大
きいか否かを判別し(ステップ106)、片面コピーで
あるシンプレックスモードの場合には、用紙間隔がサイ
ド2のスキップ長の初期値であるゼロより大きいため、
ステップ107に進み、同じくサイド2のスキップ長を
ゼロに設定して、ステップ103に戻り、転写用紙14
のフィードを継続する。
【0049】次に、上記デジタルカラー複写機のCPU
110は、所定の給紙カセット15、16、17のいず
れかから給紙される転写用紙14が、1セットの最終用
紙であることを判別すると、用紙の画像形成モードを判
別する(ステップ108)。そして、いまの場合、片面
コピーであるシンプレックスモードであるため、後処理
装置から通信手段150を介して導入された所定のセッ
トスキップ長を、サイド2のスキップ値として、図9に
示すように、給紙カセットからの転写用紙14のフィー
ドを所定のセットスキップ長だけ禁止し、当該所定のセ
ットスキップ長だけ経過した後に、給紙カセットからの
転写用紙14のフィードを行なう。
【0050】その結果、上記デジタルカラー複写機のC
PU110は、所定の給紙カセット15、16、17の
いずれかから給紙される転写用紙14が、1セットの最
終用紙である場合には、図9に示すように、所定のセッ
トスキップ長だけ用紙のフィードを無効化し、後処理装
置で1セットのシートに対して所定の後処理を行なうの
に最低限必要な所定のセットスキップ長に相当する時間
だけ、転写用紙14のフィードを無効化する。但し、こ
の転写用紙14のフィードの無効化は、後処理装置で1
セットのシートに対して所定の後処理が完全に終了する
まで行なわれるのではなく、最終の転写用紙14が後処
理装置へと排出されてから、当該後処理装置で次のセッ
トの転写用紙14を受け入れ可能となる最短の時間だけ
行なわれる。
【0051】その後、上記デジタルカラー複写機のCP
U110は、ステップ103に戻り、2セット目の用紙
のフィードを開始し(ステップ103)、この場合に
は、セットの最終用紙ではないため、ステップ105に
進み、次の用紙のモードが判別される。ここでは、シン
プレックスモードであるため、用紙間隔がサイド2のス
キップ間隔より大きいか否かが判別されるが(ステップ
106)、上述したように、サイド2のスキップ間隔
は、所定のセットスキップ長となっている。そのため、
サイド2のスキップ間隔の方が、図9に示すように、用
紙間隔よりも大きいので、ステップ110に進み、サイ
ド2のスキップ間隔から用紙間隔が減算された後、シン
プレックスモードでのフィードが所定のピッチだけスキ
ップ処理され(ステップ111)、ステップ105に戻
る。そして、次の用紙のモードもシンプレックスモード
であるためステップ106に進み、用紙間隔を一度減算
した後のサイド2のスキップ間隔は、図9に示すよう
に、まだ、用紙間隔よりも大きいので、ステップ110
に進み、サイド2のスキップ間隔から用紙間隔が減算さ
れた後、シンプレックスモードでのフィードが所定のピ
ッチだけスキップ処理され(ステップ111)、ステッ
プ105に戻る。ここで、次の用紙のモードもシンプレ
ックスモードであるためステップ106に進むが、用紙
間隔を二度減算した後のサイド2のスキップ間隔は、図
9に示すように、用紙間隔よりも小さくなるので、ステ
ップ107に進み、用紙のフィードが開始される。以
下、上記と同様の動作が繰り返される。
【0052】この実施の形態に係るデジタルカラー複写
機では、所定の給紙カセット15、16、17のいずれ
かからの転写用紙14の給紙間隔は、図9に示すよう
に、転写用紙14の長さに応じて一定に設定されている
ため、当該転写用紙14のフィードの無効化は、転写用
紙14の給紙間隔Tの整数倍の時間に渡って行なわれ
る。その際、図9に示すように、転写用紙14の給紙間
隔T内に当該転写用紙14のフィードを無効化すべきタ
イミングが含まれる場合には、当該転写用紙14は給紙
せず、次の転写用紙14を給紙するように構成されてい
る。なお、これに限定される訳ではなく、上記デジタル
カラー複写機のCPU110は、転写用紙14のフィー
ドを無効化すべきタイミングが終了する時刻を予測し、
このフィードを無効化すべきタイミングが終了した時点
で、直ちに次のセットの転写用紙14の給紙を開始する
ように構成しても良い。
【0053】このように、上記デジタルカラー複写機の
CPU110は、図9に示すように、所定のセットスキ
ップ長だけ用紙のフィードを無効化し、後処理装置で1
セットのシートに対して所定の後処理を行なうのに最低
限必要な所定のセットスキップ長に相当する時間だけ、
転写用紙14のフィードを無効化するように構成されて
いるので、生産性の高いデジタルカラー複写機と組み合
わせて、相対的に生産性の低い後処理装置を接続するこ
とができるのは勿論のこと、相対的に生産性の低い後処
理装置に合わせて、デジタルカラー複写機からのシート
の排出間隔を最低限必要な分だけ遅らせ、生産性の高い
デジタルカラー複写機の生産性を可能な限り生かして、
システム全体の生産性を向上することが可能となってい
る。
【0054】実施の形態2 この実施の形態2では、上記デジタルカラー複写機にお
いて、両面コピーであるデュープレックスモードでコピ
ーを実施するように構成されている。行なわれる。
【0055】すなわち、デュープレックスモードにおけ
るセットスキップでは、図10(a)に示すように、排
出されるセット処理用紙の後端よりセットスキップ必要
長を考慮した次用紙の排出が必要となる。つまり、デュ
ープレックスモードにおいては、サイド1の転写用紙1
4はそのまま排出されずに、裏面に画像を形成するた
め、再度用紙反転経路40を介して画像形成位置へと搬
送されるが、両面の画像形成が終了したサイド2の転写
用紙14は、そのまま排出される。そのため、サイド2
の転写用紙14のピッチ間隔が、セットスキップ必要長
の条件を満たせば良い訳だが、上記デジタルカラー複写
機のように、中間トレイを用いないトレイレスデュープ
レックス機構の場合、サイド2の転写用紙14は、図3
に示すように、用紙反転経路40を一定の間隔で連続し
て送られるため、サイド2のフィードをスキップするこ
とは不可能である。そのため、上記デジタルカラー複写
機では、サイド2フィードの元であるサイド1の転写用
紙14をフィードするときに、図10(b)に示すよう
に、セットスキップ長を考慮してフィードするように構
成されている。ここで、注意すべきことは、サイド1フ
ィードの発生間隔にのみセットスキップ必要長を考慮
し、その間に発生するサイド2フィードは、考慮する必
要がないということである。
【0056】さらに説明すると、上記デジタルカラー複
写機では、図11に示すように、1枚毎にデュープレッ
クスモードの表の転写用紙14と裏の転写用紙14とが
交互に搬送されるようなタイミングで給紙され、転写用
紙14の表面と裏面に交互にカラー画像が形成されるよ
うに構成されている。そのため、上記デジタルカラー複
写機のCPU110は、図8に示すように、最初、所定
の給紙カセット15、16、17のいずれかから転写用
紙14のフィードを開始し(ステップ103)、次に排
出される転写用紙14が1セットの最終用紙か否かを判
別する(ステップ104)。そして、いまの場合には、
次に排出される転写用紙14がセットの最終用紙ではな
いため、次の用紙のモードを判別し(ステップ10
5)、この場合には、まだ次にフィードされる用紙もデ
ュープレックスモードのサイド1であるので、用紙間隔
がサイド1スキップ長よりも大きい否かが判別される
(ステップ112)。この場合には、用紙間隔がサイド
1スキップ長の初期値であるゼロよりも大きいため、再
度サイド1スキップ長がゼロに設定され(ステップ11
3)、ステップ103に戻り、用紙のフィードが継続さ
れる。
【0057】次に、フィードされる用紙がセットの最終
用紙ではなく、しかも、次用紙のモードがデュープレッ
クスモードのサイド2となった場合には、用紙間隔がサ
イド2スキップ長よりも大きい否かが判別される(ステ
ップ106)。この場合には、用紙間隔がサイド2スキ
ップ長の初期値ゼロよりも大きいため、再度サイド1ス
キップ長がゼロに設定され(ステップ107)、ステッ
プ103に戻る。
【0058】そして、フィードされた転写用紙14が1
セットの最終用紙である場合には(ステップ104)、
用紙の画像形成モードがシンプレックスモードである
か、デュープレックスモードのサイド1かサイド2かが
判別され(ステップ108)、デュープレックスモード
のサイド1の場合には、セットスキップ長がサイド1の
セットスキップ長に設定され、図10(b)に示すよう
に、このサイド1のセットスキップ長の間だけ給紙が無
効化されて、次のセットの転写用紙14がフィードされ
る(ステップ103)。
【0059】その他の構成及び作用は前記の実施の形態
と同様であるので、その説明を省略する。
【0060】実施の形態3 図12はこの発明の実施の形態3を示すものであり、前
記実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施の形態3では、原稿の枚数が奇数枚の
場合におけるデュープレックス処理の動作に適用したも
のである。
【0061】すなわち、この実施の形態3に係るデジタ
ルカラー複写機では、原稿が奇数枚の場合におけるデュ
ープレックスの動作時に、生産性をアップするため、最
終の原稿の画像は、シンプレックス処理、つまり片面コ
ピー処理されるように構成されている。その際、上記デ
ジタルカラー複写機では、前記実施の形態と異なり、後
処理装置としてステープリング処理するものではなく、
複数部のコピーを各部数ずつ仕分けするソーターを、後
処理装置として使用したものである。
【0062】この場合には、シンプレックス処理される
先頭の転写用紙14は、図12に示すように、デュープ
レックス処理される最終用紙のサイド2をフィードした
直後に、転写用紙14のフィードが発生するように制御
されている。そのため、デュープレックス処理される最
終用紙がセット処理最終用紙の場合には、図12に示す
ように、シンプレックス処理される先頭の転写用紙14
もセットスキップ必要長を考慮して給紙するように構成
されている。
【0063】その際、この実施の形態では、デジタルカ
ラー複写機がデュープレックス処理からシンプレックス
処理に移行するときに、ある程度の乗換え時間が必要で
あるため、この乗換え時間を考慮した上で、セットスキ
ップ長だけ用紙のフィードが無効化されるようになって
いる。
【0064】その他の構成及び作用は、前記実施の形態
と同様であるので、その説明を省略する。
【0065】実施の形態4 図13はこの発明の実施の形態4を示すものであり、前
記実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施の形態4では、所定枚数の原稿の両面
コピーを所定部数取るデュープレックス処理を行った
後、所定枚数の原稿の片面コピーを所定部数取るシンプ
レックス処理に行う動作に適用したものである。
【0066】すなわち、この実施の形態4に係るデジタ
ルカラー複写機では、図13に示すように、用紙2枚の
デュープレックス処理1セットを2部排出した後、用紙
2枚のシンプレックス処理1セットを1部排出するよう
に構成されている。上記デジタルカラー複写機は、ま
ず、用紙2枚のデュープレックス処理1セットを2部排
出する動作を行うが、デュープレックス処理の場合に
は、前述したように、処理の効率化を図るため、デュー
プレックス処理の表面と裏面の転写を交互に連続して行
うように構成されている。しかし、この場合には、デュ
ープレックス処理する部数が2部であるため、1セット
の1枚目のサイド1の転写用紙14を給紙した後、1回
の転写用紙14のフィードを無効化し、次に、1セット
目の2枚目のサイド1の転写用紙14を給紙する。その
後、上記デジタルカラー複写機では、1セットの1枚目
のサイド2の転写用紙14を給紙するが、続いて、2セ
ットの1枚目のサイド1の転写用紙14を給紙してしま
うと、当該2セットの1枚目のサイド1の転写用紙14
に、サイド2の画像が形成されて排出される際に、前の
2セットの2枚目のサイド2である転写用紙14を排出
した後に、所定のセットスキップ長だけ無効化すること
ができなくなるため、2セットの1枚目のサイド1の転
写用紙14を給紙することを無効化するように構成され
ている。続いて、1セットの2枚目のサイド2の転写用
紙14が給紙された後、始めて2セットの1枚目のサイ
ド1の転写用紙14が給紙される。次に、1回の転写用
紙14のフィードを無効化した後に、2セット目の2枚
目のサイド1の転写用紙14が給紙される。
【0067】そして、用紙2枚のデュープレックス処理
1セットを2部排出した後、用紙2枚のシンプレックス
処理1セットを1部排出する動作に移行するが、この場
合には、用紙2枚のデュープレックス処理1セットの2
部目の転写用紙14を排出した後、所定のセットスキッ
プ長だけ用紙の排出を無効化する必要があるとともに、
デュープレックス処理からシンプレックス処理への乗換
え時間だけ考慮した時間を経過した後に、始めて用紙2
枚のシンプレックス処理1セットを1部排出する動作に
移行する。
【0068】その他の構成及び作用は、前記実施の形態
と同様であるので、その説明を省略する。
【0069】このように、前述のセットスキップの条件
より、画像形成モード毎の関係を抽出すると、以下のよ
うになる。 イ)シンプレックス用紙同士は、セットスキップ長を考
慮しなればならない。 ロ)デュープレックスサイド1用紙同士は、セットスキ
ップ長を考慮しなればならない。デュープレックスサイ
ド2用紙との兼ね合いを考慮する必要はない。 ハ)デュープレックスサイド2用紙とシンプレックス用
紙は、セットスキップ必要長を考慮しなければならな
い。
【0070】上記のイ)ロ)ハ)よりセットスキップ必
要長を考慮し合う用紙種類のグルーピングは、用紙未排
出用紙(デュープレックスサイド1)と用紙排出用紙
(シンプレックス、デュープレックスサイド2)の2つ
となる。他グループの有効フィード発生は、自グループ
にとっては、無効フィード扱い(=用紙が存在しない)
と同等であり、各々のグループ内の用紙同士のみセット
スキップ長を考慮した転写用紙14のフィード処理を行
えば良い。
【0071】
【発明の効果】以上のとおり、この発明によれば、生産
性の高い画像形成装置と組み合わせて、相対的に生産性
の低い後処理装置を接続することができるのは勿論のこ
と、相対的に生産性の低い後処理装置に合わせて、画像
形成装置からのシートの排出間隔を最低限必要な分だけ
遅らせ、生産性の高い画像形成装置の生産性を可能な限
り生かして、システム全体の生産性を向上することが可
能な後処理装置と組み合わせて使用される画像形成装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明に係る画像形成装置の一実施
の形態を示す制御回路のブロック図である。
【図2】 図2はこの発明に係る画像形成装置の一実施
の形態を示す構成図である。
【図3】 図3はこの発明の一実施の形態に係る画像形
成装置としてのデジタルカラー複写機を示す構成図であ
る。
【図4】 図4はこの発明の一実施の形態に係る画像形
成装置としてのデジタルカラー複写機を示す構成図であ
る。
【図5】 図5は後処理装置を示す構成図である。
【図6】 図6は後処理装置を示す構成図である。
【図7】 図7は後処理装置の動作を示す説明図であ
る。
【図8】 図8はこの発明の一実施の形態に係るデジタ
ルカラー複写機の動作を示すフローチャートである。
【図9】 図9はこの発明の一実施の形態に係るデジタ
ルカラー複写機の動作を示す説明図である。
【図10】 図10はこの発明の実施の形態2に係るデ
ジタルカラー複写機の動作を示す説明図である。
【図11】 図11はこの発明の一実施の形態に係るデ
ジタルカラー複写機の動作を示す説明図である。
【図12】 図12はこの発明の実施の形態3に係るデ
ジタルカラー複写機の動作を示す説明図である。
【図13】 図13はこの発明の実施の形態4に係るデ
ジタルカラー複写機の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
110:デジタルカラー複写機のCPU(シート排出間
隔制御手段)、120:給紙手段、130:用紙搬送手
段、140:通信手段(セット処理時間認識手段)、2
10:後処理動作のCPU、220:セット処理手段、
230:用紙導入手段、240:通信手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体から排出されるシート
    に対して、所定の後処理を施す後処理装置と接続して使
    用される画像形成装置において、 前記後処理装置に1セットの最後のシートが導入されて
    から、当該後処理装置が1セットのシートに対して所定
    の後処理を施すのに要するセット処理時間を認識するセ
    ット処理時間認識手段と、 前記セット処理時間認識手段によって認識された後処理
    装置のセット処理時間に基づいて、シートの排出間隔を
    制御するシート排出間隔制御手段とを備えたことを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記シート排出間隔制御手段は、シート
    給紙手段からのシートの給紙間隔を制御することを特徴
    とする請求項1に記載の画像形成装置。
JP10019589A 1998-01-30 1998-01-30 画像形成装置 Pending JPH11208979A (ja)

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