JP5277620B2 - 冷凍装置用コントロールボックス - Google Patents

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Description

本発明は、冷凍装置用のコントローラが収容されたコントロールボックスに関する。
従来、例えば海上等を輸送されるコンテナ用の冷凍装置には、冷凍機構等の各機構部を制御するコントローラが備えられており、このコントローラは、輸送時における衝撃緩和や雨水等からの防水対策のために、筐体からなるコントロールボックスに収容されている。そして、このコントロールボックスには、下記特許文献1に示される冷凍装置のように、冷凍用の各電子機器に電力を供給する電源部が設けられている。この電源部として充電式のバッテリが用いられることが多いが、バッテリは大型であることから、コントロールボックス内のスペースを有効利用するために、当該バッテリは、コントローラを支持するコントロールボックスの側壁面に取り付けられることが多い。
実開平5−34518号公開公報
しかしながら、上記従来の冷凍装置では、バッテリをコントロールボックスの側壁面に取り付けることから、輸送時の衝撃等で当該バッテリが設置箇所から落下することを防止するため、上記コントロールボックスの側壁面にビス等により強固に固定して取り付けられている。そのため、バッテリの交換時には、当該ビス止めを解除してバッテリを取り外す作業を行わなければならず、バッテリの交換作業が容易ではなかった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、輸送等により振動が生じる環境下であっても、電源部の取付安定性の向上と、コントロールボックス内に設けられている電源部の取り付け及び取り外し時の作業容易性の向上とを両立させることを目的とする。
本発明の請求項1に記載の発明は、冷凍用の各電子機器の動作を制御するコントローラと、前記コントローラに供給する電力を蓄える電源部とを備え、前記電源部として、充電池式電源部および乾電池式電源部のいずれか一方が配設され、前記電源部として配設された前記充電池式電源部又は前記乾電池式電源部は、コントロールボックス本体底部の設置面上であって、前記コントローラの下方となる位置に配設され、緩衝部材を介して前記コントローラ下部と前記設置面とに接触した状態で、面ファスナーにより当該設置面に固定され、前記緩衝部材は、弾性部材と、当該弾性部材を介して前記電源部を支持する下側支持部および上側支持部とを備え、前記下側支持部は、前記設置面に取り付けられ、前記上側支持部は、前記コントローラ下部によって上方から押圧されていることを特徴とする冷凍装置用コントロールボックスである。
この発明によれば、前記電源部として、充電池式電源部および乾電池式電源部のいずれか一方が配設され、前記電源部として配設された前記充電池式電源部又は前記乾電池式電源部は、コントロールボックス本体底部の設置面上であって、当該コントローラの下方位置に配置されるので、当該位置に固定されている充電池式電源部又は乾電池式電源部は、当該コントロールボックスが例えば海上等を輸送されるコンテナ用の冷凍装置に適用される等で振動が生じる場合であっても、当該振動により落下する作用が生じない。このように振動があっても電源部が落下しないことに基づいて、当該電源部を面ファスナーによる上記設置面への固定を可能とし、当該設置面への電源部の取付安定性と、取り付け及び取り外し時の作業容易性を向上させている。
また、この発明では、面ファスナーによる固定に加えて、コントローラ下部による上記設置面への支持を受けて上記設置面に固定されるので、上記設置面への電源部の取付安定性が更に向上する。
さらに、この発明によれば、前記充電池式電源部又は前記乾電池式電源部は、緩衝部材の弾性部材を介してコントローラ下部と上記設置面とに接触するので、当該コントロールボックスに振動が生じる場合であっても、上記弾性部材により振動が緩和される。また、例えば乾電池式電源部が充電池式電源部よりも寸法が小さいような場合であっても、上記弾性部材により、コントローラ下部と上記設置面とに接触するサイズとなるように調整可能となる。このため、コントローラ下部及び設置面間に形成された電源部配置用のスペースを、寸法の異なる充電池式電源部及び乾電池式電源部の共用が可能となる。
また、上記の緩衝部材は、弾性部材と、当該弾性部材を介して電源部を支持する下側支持部および上側支持部とを備え、下側支持部は、設置面に取り付けられ、上側支持部は、コントローラ下部によって上方から押圧されているので、電源部および緩衝部材を設置面上に強固に固定できる。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の冷凍装置用コントロールボックスであって、前記コントローラは、複数の基板が水平方向において重ねて配置された構成とされ、
前記電源部は、前記複数の基板のいずれかの下部と前記設置面とに接触した状態とされている。
また、請求項に記載の発明は、請求項又は請求項に記載の冷凍装置用コントロールボックスであって、前記コントローラは、冷凍用の各電子機器の動作を制御する制御機器が搭載されたCPU基板と、当該CPU基板と前記冷凍用の各電子機器とを接続するためのインタフェース回路が搭載された入出力基板とが水平方向において重ねて配置された構成とされ、
前記電源部は、前記CPU基板又は入出力基板のいずれかの下部と前記設置面とに接触した状態とされている。
これらの発明によれば、コントローラは、複数の基板が水平方向において重ねて配置された構成とされているので、各基板が重なり合う面積を調整することで、コントローラ下部及び設置面間に、所要の大きさからなる電源部配置用のスペースを確保することが容易になる。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の冷凍装置用コントロールボックスであって、前記CPU基板には、前記電源部の動作を制御する動作制御用回路が取り込まれているものである。
この発明によれば、CPU基板に、電源部の動作を制御する動作制御用回路が取り込まれており、当該動作制御用回路搭載用の基板が別個に設けられていないので、基板の配置に要するスペースを削減でき、上記コントローラ下部及び設置面間に、電源部配置用のスペースを確保することが容易になる。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の冷凍装置用コントロールボックスであって、前記CPU基板には、前記充電池式及び乾電池式のいずれにも共用される前記電源部の動作制御用回路が取り込まれている。
この発明によれば、CPU基板に、充電池式及び乾電池式で共用される電源部の動作制御用回路が取り込まれているので、上記コントローラ下部及び設置面間に形成される電源部配置用のスペースを、充電池式及び乾電池式のいずれの電源部にも適用可能になる。
また、請求項に記載の発明は、請求項乃至請求項のいずれかに記載の冷凍装置用コントロールボックスであって、前記CPU基板は、前記入出力基板に搭載されている点検作業の対象となる電子部品が露出する位置に配置されているものである。
この発明によれば、CPU基板が、入出力基板に搭載されている上記点検作業対象となる電子部品が露出する位置に配置されているので、当該電子部品の点検作業の容易性を確保しつつ、コントローラのダウンサイジング化を図ることができる。
本願発明によれば、振動生じる環境下であっても、電源部の取付安定性の向上と、コントロールボックス内に設けられている電源部の取り付け及び取り外し時の作業容易性の向上とを両立させることができる。
以下、本発明の一実施形態に係る冷凍装置用コントロールボックスについて図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係る冷凍装置用コントロールボックスが搭載された海上輸送用等のコンテナを示す概略側面図である。
コンテナ100は、コンテナ用冷凍装置(以下、単に「冷凍装置」という。)10とコンテナ本体2とを備えて構成される。コンテナ本体2は内部が空洞となっており、このコンテナ内部2aに荷物が積載される。冷凍装置10はコンテナ本体2の一方端側に配置されてコンテナ内部2aを冷却する。
冷凍装置10は、コンテナ内部2aを冷却するための冷凍機構30と、コンテナ内部2aの温度を計測するための温度センサ60と、コンテナ内部2aの状態や冷凍装置10の運転状況等をユーザに対して表示するための表示部40と、ユーザが冷凍装置10に対する設定変更や操作入力等を行うための操作パネル50と、上記各部を制御するためのコントローラ20とを備えて構成される。なお、温度センサ60は、コンテナ内部2aの空気吹き出し口12の付近に設置された第1温度センサ62と、空気吸い込み口11の付近に設置された第2温度センサ61とを備えており、それぞれがコンテナ内部2aの異なる位置での温度を計測するように配置されている。
冷凍装置10の通常運転時には、コントローラ20が温度センサ60によって計測されるコンテナ内部2aの温度と設定温度とを比較しつつ冷凍機構30を動作させる。これにより、空調された空気が吹き出し口12からコンテナ内部2aに吹き出し、吸い込み口11からコンテナ内部2aの空気が吸い込まれる。このような動作によってコンテナ内部2aが設定された温度で冷凍状態に維持される。また、通常運転時において、表示部40に冷凍装置10の運転状態やコンテナ内部2aの温度が表示されるとともに、設定温度等の変更を行う際にはユーザが操作パネル50より所定の操作入力を行う。
コントローラ20は、表示部40及び操作パネル50が取り付けられた操作盤141の裏面側に設けられている冷凍装置用コントロールボックス(以下、コントロールボックス)14内に設置されている。操作盤141は開閉自在に構成され、コントロールボックス14の開放部を覆う蓋部として機能する。コントロールボックス14の構成の詳細は後述する。
図2は、コントローラ20の主要構成及びコントローラ20と冷凍装置10内の各部との接続状態を示す図である。図2に示すように、コントローラ20は、冷凍機構30を含む冷凍用の各電子機器の動作を制御し、CPU基板201と、I/O基板(入出力基板)202とを備えてなる。
CPU基板201には、CPU2011と、メモリ2012とが搭載されている。CPU2011は、冷凍機構30及び後述の電源部を含む冷凍用の各電子機器の動作を制御する。CPU2011は、冷凍装置10の機種に応じた制御動作を実現する。メモリ2012は、CPU2011による冷凍装置10の機種に応じた制御動作を実現するために、冷凍装置10の種類分の初期パラメータを記憶している。
I/O基板202は、CPU基板201上のCPU2011と上記各電子機器とを接続するためのインタフェース回路を搭載する。I/O基板202には、CPU2011と上記各電子機器とを接続するための接続部(コネクタ)24a〜24eと、ヒューズ25等とが搭載されている。すなわち、コントローラ20は、冷凍装置10の各部(すなわち、冷凍用の各電子機器)と、CPU2011からの制御ライン23が、上記接続部24a〜24eにて接続される構成である。このため、コントローラ20に故障等が生じ、コントローラ20を交換する必要がある場合には、冷凍装置10の各部(冷凍用の各電子機器)と接続部24a〜24eとの接続を解除してコントローラ20を冷凍装置10から取り外し、当該取り外したコントローラ20に代えて、新たなコントローラ20を冷凍装置10に取り付け、当該新たなコントローラ20のI/O基板202に搭載されている接続部24a〜24eに、冷凍装置10の各部を接続する。
コントローラ20には、上記冷凍装置10の各部(冷凍用の各電子機器)として、例えば、表示部40と、操作パネル50と、冷凍機構30と、温度センサ60と、電源部70とが、I/O基板202の接続部24a〜24eを介して、CPU基板201のCPU2011に接続されている。
コントローラ20の冷凍装置10への取り付けが終了すると、次にユーザは、コントローラ20の初期設定を行う。例えば、ユーザは、当該冷凍装置10を動作制御するために予め定められた初期パラメータを、メモリ2012に記憶されている複数の初期パラメータ群から選択する操作を行う。そして、ユーザは、コントローラ20を冷凍装置10に取り付けた後に、冷凍装置10の電源部をオン状態にして、コントローラ20の初期設定の操作を開始する。
図3はコントロールボックス14の蓋部を開けた状態を示す正面図である。図4は更にコントロールボックス14のカバー部材を開け、内部のコントローラ20が露出した部分を示す正面図である。
コントロールボックス14は、筐体140と、蓋部141と、カバー部材142と、コントローラ20とを備える。筐体140は、その一部が開放された開放部140aを有する。筐体140には、この開放部140aから図3及び図4における奥行き方向に延び、内部にコントローラ20の配設が可能とされた空間が形成されている。
カバー部材142は、筐体140の開放部140aにヒンジにより開閉自在に取り付けられている。なお、カバー部材142は、筐体140の開放部に嵌め込み可能な形状とされ、当該開放部140aの内壁部に対して取り付け及び取り外しが可能に構成されてもよい。
コントローラ20は、筐体140の開放部140aにおけるカバー部材142の取付位置よりも内側となる筐体140の奥部に固定されている。例えば、コントローラ20は、開放部140aから見て筐体140の最も奥となる側壁に固定される。コントローラ20は、上述したように、CPU基板201とI/O基板202とを備えてなるが、これらCPU基板201及びI/O基板202は、筐体140の奥行き方向においてCPU基板201をI/O基板202よりも手前側として、互いの基板の一部が重ねて配置されている。CPU基板201は、カバー部材142が開状態となってコントローラ20が露出したとき(筐体140の外部から作業者が視認できる状態になったとき)、I/O基板202に搭載されているヒューズ25及びコネクタ(接続部24a〜24e)等の点検作業対象となる電子部品が露出する位置に、筐体140の上記側壁に固定されている。
CPU基板201は、カバー部材142が開状態となってコントローラ20が露出したとき、I/O基板202に搭載されている点検作業対象とならない電子部品を覆う位置に、筐体140の上記側壁に固定されている。すなわち、I/O基板202上には、点検作業対象とならない電子部品が、筐体140に固定された状態のCPU基板201によって覆われる位置に配置され、点検作業対象となる電子部品が、筐体140に固定された状態のCPU基板201から外れた位置に配置されている。
また、CPU基板201には、充電池式及び乾電池式のいずれの電源部にも共用される電源動作制御用回路(以下、電源回路という)2015が組み込まれている。すなわち、電源回路2015搭載用の基板をCPU基板201とは別個とはせずに、CPU基板201が電源回路2015搭載用の基板を兼ねる構成とされている。これにより、筐体140内部に設置すべき基板数を減らし、コントローラ20下部と底面140bとの間における電源部70配置用スペースの確保を容易にしている。
なお、筐体140の上記側壁には、CPU基板201及びI/O基板202が筐体140に対して固定される位置を位置決めする位置決めピン51が設けられている。また、CPU基板201及びI/O基板202には、位置決めピン51の径に対応する大きさの径を有する孔部52が形成されている。例えば、孔部52は、四角形状でなるCPU基板201及びI/O基板202のそれぞれの四隅(各コーナ部)に形成されており、この孔部52と同数で位置決めピン51が筐体140に設けられている。各位置決めピン51は、それぞれ対応する孔部52が定められており、CPU基板201及びI/O基板202の各孔部52に、対応するそれぞれの位置決めピン51が嵌入されると、筐体140の上記側壁に対するCPU基板201及びI/O基板202の取付位置が定まるようになっている。CPU基板201及びI/O基板202は、孔部52と位置決めピン51との係止により筐体140に固定される。
なお、図4には、上記複数設けられている位置決めピン51及び孔部52の一部のみを図示している。
また、筐体140の底面140bには、充電池式の電源部70が配設されている。電源部70の配設位置は、CPU基板201及びI/O基板202からなるコントローラ20の下方位置となる筐体140の底面140b(コントローラ20の設置面)上である。
図4に示すように、上記電源部70は緩衝部材72に組み付けられている。緩衝部材72は、ゴム72a等の弾性部材と、当該ゴム72aを介して電源部70を支持する支持部72b,72cとを備える。電源部70下部の両側端部に宛われた2つの支持部72bは、当該支持部72bの内側の底面及び内側壁面にゴム72aが貼り付けられた状態で、コントローラ20の下方位置となる底面140bに取り付けられている。電源部70は、当該支持部72b底面のゴム72a上に載置される。さらに当該電源部70の上部には、内側にゴム72aが取り付けられ、電源部70の幅よりも大きな幅を有する支持部72cが、当該ゴム72aを電源部70に接触させる状態で宛われる。この支持部72cは、支持部72b及び72cにより電源部70を挟んだ状態で支持部72bと締結される。
電源部70には、図4に示すように、面ファスナー71の一部をなす係合片71aが巻き付けられている。一方、上記緩衝部材72で狭持された状態の電源部70の下方位置となる底面140b部分には、面ファスナー71の一部をなす係合片71bが取り付けられている。これら係合片71a及び71bが係合することで、面ファスナー71により電源部70が底面140bに固定される。
また、電源部70を狭持した状態の緩衝部材72の支持部72cは、その上部がコントローラ20のI/O基板202の下部に接触するように構成されている。すなわち、I/O基板202は、筐体140の上下方向(高さ方向)において、I/O基板202の下部が、電源部70を狭持した状態の緩衝部材72の支持部72cの上面を押圧する位置に設置される。そして、当該I/O基板202下部による押圧によって、電源部70及び緩衝部材72が底面140b上に更に強固に固定されるようになっている。
なお、2つの支持部72bは、(1)上述した底面140bへの取付及びI/O基板202による押圧での固定の他、(2) I/O基板202による押圧のみによる固定も採用可能である。
また、上述したように、CPU基板201には、充電池式及び乾電池式のいずれの電源部にも共用される電源回路2015が組み込まれているため、コントローラ20の電源として、充電池式及び乾電池式のいずれも適用可能とされている。緩衝部材72としては、上記充電池式の電源部70の寸法に合わせたものと、乾電池式の電源部70の寸法に合わせたものの二種が用いられる。すなわち、I/O基板202下部及び底面140b間は、充電池式電源部70を狭持した状態でなる充電池式用緩衝部材72及び充電池式電源部70を収容可能なサイズに形成されている。一方、乾電池式用緩衝部材72は、乾電池式電源部70を狭持した状態での寸法が、充電池式電源部70を狭持した状態の充電池式用緩衝部材72と同一とされている。一般に、充電池式電源部70は、乾電池式電源部70よりも大きなサイズになるが、コントローラ20の電源として、充電池式又は乾電池式のいずれの電源部70を用いる場合であっても(I/O基板202下部及び底面140b間に設置する場合であっても)、電源部70を狭持した状態の緩衝部材72が同一サイズとなり、I/O基板202下部による押圧で上記底面140bに固定されるようになっている。
なお、図4に示す本実施形態のコントロールボックス14では、電源部70は、緩衝部材72により底面140bに固定され、当該緩衝部材72を介してI/O基板202の下部と接触して押圧されるようになっているが、緩衝部材72を用いることなく、電源部70が面ファスナー71により底面140bに固定され、更に電源部70が直接にI/O基板202の下部と接触して押圧されることで、電源部70の底面140b上への固定が強固にされる構成であってもよい。なお、この場合は、I/O基板202下部及び底面140b間は、充電池式電源部70を収容可能なサイズに形成されることが好ましい(但し、このサイズの場合、乾電池式電源部70はI/O基板202下部による支持を受けられない)。
また、本実施形態のコントロールボックス14では、緩衝部材72に狭持された電源部70又は電源部70自体は、I/O基板202の下部と接触して押圧されるようになっているが、CPU基板201下部がI/O基板202下部よりも下方となるように筐体140に両基板が取り付けられる場合は、緩衝部材72に狭持された電源部70又は電源部70自体は、CPU基板201の下部と接触して押圧されるようにする。
さらに、筐体140には、上記カバー部材142を更に外方から覆う蓋部141が、筐体140の開放部140aよりも外方となる位置に、ヒンジ等により開閉自在に取り付けられている。この蓋部141は、上述したように、表示部40及び操作パネル50が取り付けられた操作盤として機能する。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、コントローラ20はCPU基板201及びI/O基板202でなるものとされているが、コントローラ20は、当該2枚の基板からなる構成に限定されず、3枚以上の基板からなる構成であってもよい。なお、この場合、緩衝部材72に狭持された電源部70、又は電源部70自体は、上記複数の基板のうち、下部が最も下方に位置する基板の下部によって押圧される構成とされる。
本発明の一実施形態に係る冷凍装置用コントロールボックスが搭載された海上輸送用等のコンテナを示す概略側面図である。 コントローラの主要構成及びコントローラと冷凍装置内の各部との接続状態を示す図である。 コントロールボックスの蓋部を開けた状態を示す正面図である。 コントロールボックスのカバー部材を開け、内部のコントローラを露出させた状態を示す正面図である。
符号の説明
10 冷凍装置
14 コントロールボックス
20 コントローラ
201 CPU基板
2011 CPU
2015 電源回路
202 I/O基板
25 ヒューズ
30 冷凍機構
70 電源部
71 面ファスナー
71a 係合片
71b 係合片
72 緩衝部材
72a ゴム
72b,72c 支持部
100 コンテナ
140 筐体
140b 底面

Claims (6)

  1. 冷凍用の各電子機器の動作を制御するコントローラと、
    前記コントローラに供給する電力を蓄える電源部とを備え、
    前記電源部として、充電池式電源部および乾電池式電源部のいずれか一方が配設され、
    前記電源部として配設された前記充電池式電源部又は前記乾電池式電源部は、コントロールボックス本体底部の設置面上であって、前記コントローラの下方となる位置に配設され、緩衝部材を介して前記コントローラ下部と前記設置面とに接触した状態で、面ファスナーにより当該設置面に固定され
    前記緩衝部材は、弾性部材と、当該弾性部材を介して前記電源部を支持する下側支持部および上側支持部とを備え、
    前記下側支持部は、前記設置面に取り付けられ、
    前記上側支持部は、前記コントローラ下部によって上方から押圧されている
    ことを特徴とする冷凍装置用コントロールボックス。
  2. 前記コントローラは、複数の基板が水平方向において重ねて配置された構成とされ、
    前記電源部は、前記複数の基板のいずれかの下部と前記設置面とに接触した状態とされている請求項1に記載の冷凍装置用コントロールボックス。
  3. 前記コントローラは、冷凍用の各電子機器の動作を制御する制御機器が搭載されたCPU基板と、当該CPU基板と前記冷凍用の各電子機器とを接続するためのインタフェース回路が搭載された入出力基板とが水平方向において重ねて配置された構成とされ、
    前記電源部は、前記CPU基板又は入出力基板のいずれかの下部と前記設置面とに接触した状態とされている請求項1又は請求項2に記載の冷凍装置用コントロールボックス。
  4. 前記CPU基板には、前記電源部の動作を制御する動作制御用回路が取り込まれている請求項3に記載の冷凍装置用コントロールボックス。
  5. 前記CPU基板には、前記充電池式及び乾電池式のいずれにも共用される前記電源部の動作制御用回路が取り込まれている請求項4に記載の冷凍装置用コントロールボックス。
  6. 前記CPU基板は、前記入出力基板に搭載されている点検作業の対象となる電子部品が露出する位置に配置されている請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の冷凍装置用コントロールボックス。
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