JP2000016159A - 積荷固定装置 - Google Patents

積荷固定装置

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JP2000016159A
JP2000016159A JP10189068A JP18906898A JP2000016159A JP 2000016159 A JP2000016159 A JP 2000016159A JP 10189068 A JP10189068 A JP 10189068A JP 18906898 A JP18906898 A JP 18906898A JP 2000016159 A JP2000016159 A JP 2000016159A
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JP
Japan
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load
floor mat
fixed
base sheets
band
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Pending
Application number
JP10189068A
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English (en)
Inventor
Toshishige Ogi
利成 小木
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Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷室に積込まれる積荷の固定状態を安定化さ
せる。 【解決手段】 フロア上に敷設されるフロアマット1に
は、積荷Nの両側から積荷Nに被せられる1対のベース
シート2を、固定端縁2aと自由端縁2bとが形成され
るように取付けて両自由端縁2bには対の結合部材を取
付け、両ベースシート2には、フロアマット1に取付け
られたストライカバンド4に解離可能に繋止されてベー
スシート2の側縁をフロアマット1に連結する1対のバ
ンドフック6を取付け、両ベースシート2が積荷Nに被
せられた形態を各バンドフック6および対の結合部材に
よって保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両の荷室に積
込まれた積荷を荷重のフロアに固定する目的で用いられ
る積荷固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来では、積荷を車両の荷室のフロアに
固定するに際し、例えば図7に示すように、荷室内の座
席50を折りたたんでフロント席側へ移動させた状態で
ロープ51,51の両端部をフロアのコーナ部に取付け
られた荷室フック53に掛止して積荷54フロアに固定
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した積荷固定装置
では、ロープ51が積荷54に点接触乃至線接触した状
態となってロープ51が積荷54を拘束するので、積荷
54の動きを抑止する拘束力が不足し、とくに、積荷5
4の寸法が小さい場合にロープ51よる積荷54の固定
状態が不安定となって、車両の走行中に積荷54が遊動
し易い問題点がある。本発明は、積荷に接して積荷を拘
束する拘束力を強化して積荷の固定状態を安定化するこ
とを問題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の積荷固定装置
は、荷室のフロア上に敷設されるフロアマットには、こ
のフロアマット上に載置された積荷の両側から積荷に被
せられて積荷の外形に合わせて曲げ変形する1対のベー
スシートを、前記フロアマットに固定された固定端縁
と、積荷の固定時に積荷の上に重ねられる自由端縁とを
前記両ベースシートにそれぞれ形成した状態で取付け、
前記両ベースシートには、前記フロアマットに取付けら
れたストライカバンドに解離可能に繋止されて前記ベー
スシートの側縁を前記フロアマットに連結する適数個の
バンドフックをそれぞれ取付けた構成を有する。
【0005】請求項1の積荷固定装置では、両ベースシ
ートを、フロアマットの積荷の両側から積荷に被せて各
バンドフックをそれぞれストライカバンドに繋止する
と、両ベースシートが積荷の外形に合わせて曲げ変形し
て積荷を包被した状態で両ベースシートの各側縁がフロ
アマットに連結され、両ベースシートが積荷に接して積
荷を拘束する拘束面積が拡大され、両ベーストートが積
荷に被せられた状態が安定に保持されて積荷の動きが両
ベースシートによって効果的に抑止される。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載の積荷固
定装置において、前記両ベースシートの自由端縁には、
積荷の固定時にこの両自由端縁を切離し可能に結合する
結合部材をそれぞれ取付けた構成を有する。
【0007】請求項2の積荷固定装置では、積荷の固定
に際し、両ベースシートの自由端縁を結合部材によって
互に結合すると、両ベースシートが一連状に接続された
状態で積荷が両ベースシートによって包被され、両ベー
スシートが積荷の動きを抑止する抑止効果が強化され
る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の1形態を図
1〜図6にしたがって説明する。車両の荷室内に積込ま
れる積荷Nを荷室のフロアFに固定する積荷固定装置に
おいて、荷室のフロアF上に敷設されてフロアFに固定
されたフロアマット1はフロアFの大きさに合わせてほ
ぼ方形状に形成されている。
【0009】フロアマット1には、このフロアマット1
上に載置される積荷Nの外形に合わせて曲げ変形して積
荷Nの前後両側から積荷Nに被せられる前後1対の可撓
性のベースシート2が縫い付け等の手段によって前後方
向に離れて取付けられている。
【0010】両ベースシート2は、積荷Nに接する接触
面積を拡張して積荷Nを拘束する拘束力を増強すること
によって、積荷Nの固定状態を安定化する目的で設置さ
れる。
【0011】両ベースシート2は、フロアマット1に固
定された固定端縁2aが基端縁に形成され、積荷Nの固
定時に積荷Nの上に重ねられた状態で互に切離し可能に
結合される自由端縁2bが先端縁に形成された状態でそ
れぞれ設置され、両ベースシート2は例えば、図2に示
すように積荷Nをその一側面と上面の一部とにわたって
包被した状態で積荷Nに被せられる。
【0012】フロアマット1の表面には、両ベースシー
ト2の両側方にそれぞれ配設されて前後端部がそれぞれ
フロアマット1に結合された左右2対のストライカバン
ド4が取付けられている。
【0013】両ベースシート2の自由端縁2bの片側面
には、この両ベースシート2がフロアマット1上に展開
状態で重ねられたときに、フロアマット1の前部および
後部にそれぞれに取付けられた第1結合部材5A,5B
に切離し可能に結合されて自由端縁2bをフロアマット
1に固定する第2結合部材5C,5Dが取付けられると
ともに、後側のベースシート2の自由端縁2bの反対側
面には、両自由端縁2bが積荷Nの上面に被せられて両
自由端縁2bが上下に重ね合わされたときに、前側のベ
ースシート2の自由端縁2bに取付けられた第2結合部
材5Cに切離し可能に結合される第3結合部材5Eが取
付けれている。各結合部材5A〜5Eとしては、面ファ
スナ(マジックテープ)等の雌雄の結合具対が適用され
る。
【0014】両ベースシート2の自由端縁2b付近に
は、ストライカバンド4に解離可能に繋止されてベース
シート2の側縁をフロアマット1に連結し、フックベー
ス2が積荷Nに被せられた状態を保持する左右1対のバ
ンドフック6が各ストライカバンド4にそれぞれ対応し
て取付けられている。
【0015】各バンドフック6には、伸縮性を有するゴ
ム紐状で基端部がベースシート2に結合されたバンド体
7と、このバンド体7の先端部に連接されてループ状の
形態でストライカバンド4に解離可能に繋止される繋止
部8とがそれぞれ形成されている。
【0016】各バンドフック6の繋止部8は、面ファス
ナ等の各1対の結合部材9をそれぞれ備え、この各対の
結合部材9の結合および解離によって繋止部8の両端部
が互に結合されたループ状の形態と、繋止部8の両端部
が切離された展開形態とに変換される。
【0017】荷室内に積込んだ積荷Nをフロア上に固定
するに際し、積荷Nをフロアマット1上の両ベースシー
ト2間に載置する。
【0018】次に、両ベースシート2を上方へ曲げ起し
た状態で、両べースシート2を、積荷Nの両側から積荷
Nに被せて積荷Nの外形に合わせて曲げ変形させ、両フ
ックベース2の自由端縁2bを積荷Nの上で重ね合わせ
て対の結合部材5C,5Eによって互に結合させ、積荷
Nを両ベースシート2によって包被する。
【0019】また、バンドフック6のバンド体7を伸長
させ、展開形態の繋止部8をストライカバンド4とフロ
アマット1との隙間に挿通してから、繋止部8の結合部
材9を結合し、繋止部8をループ状の形態にしてストラ
イカバンド4に繋止し、ベースシート2の側縁をバンド
フック6によってフロアマット1に連結する。
【0020】各バンドフック6の繋止部8を同様にして
ストライカバンド4に繋止すると、積荷Nを両ベースシ
ート2および各バンドフック6によって拘束してフロア
Fに固定することができる。
【0021】上記した積荷固定装置において、両ベース
シート2をフロアマット1上の積荷Nの両側から積荷N
に被せて各バンドフック6をそれぞれストライカバンド
4に繋止すると、両ベースシート2が積荷Nの外形に合
わせて曲げ変形して積荷Nを包被した状態で両ベースシ
ート2の各側縁がフロアマット1に連結され、両ベース
シート2が積荷Nに接して積荷Nを拘束する拘束面積が
拡大され、両ベースシート2が積荷に被せられた状態が
安定に保持されて積荷Nの動きが両ベースシート2によ
って効果的に抑止される。
【0022】上記した実施の形態によれば、積荷Nの固
定に際し、ベースシート2が積荷Nに面接触状態で接し
て積荷Nの一部を包み込んだ状態でベースシート2がフ
ロアマット1に連結されるので、両ベースシート2によ
って積荷Nの動きを効果的に抑止することができ、寸法
や形状が異なる各種積荷Nを安定した状態でフロアFに
固定することができる。
【0023】また、両ベースシート2を、その各自由端
縁2bに取付けた対の結合部材5C,5Eによって一連
状に接続した状態にして両ベースシート2によって積荷
Nを包被することができるので、両ベースシート2が積
荷Nを拘束する拘束力をさらに強化して積荷Nの固定状
態を安定化することができる。さらに、フロアマット1
上に重ねた両ベースシート2の自由端縁2bを結合部材
5A,5Cおよび5B,5Dによってフロアマット1に
固定することができるので、両ベースシート2を非使用
時に安定した展開形態で保持することができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、積荷の固定に
際し、ベースシートが積荷に面接触状態で接して積荷の
一部を包み込んだ状態でベースシートがフロアマットに
連結されるので、両ベースシートによって積荷の動きを
効果的に抑止することができ、寸法や形状が異なる各種
積荷を安定した状態でフロアに固定することができる。
【0025】請求項2の発明によれば、両ベースシート
をその各自由端縁に取付けた対の結合部材によって一連
状に接続した状態で両ベースシートによって積荷を包被
することができるので、両ベースシートが積荷を拘束す
る拘束力をさらに強化して積荷の固定状態を安定化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態を示すもので、積荷固定
装置の斜視図である。
【図2】同じく、使用状態の積荷固定装置の側面図であ
る。
【図3】同じく、使用状態の積荷固定装置の斜視図であ
る。
【図4】バンドフックの要部およびストライカバンドの
拡大斜視図である。
【図5】図1のX1−X1線拡大断面図である。
【図6】図1のX2−X2線拡大断面図である。
【図7】従来の積荷固定装置の使用状態の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 フロアマット 2 ベースシート 2a 固定端縁 2b 自由端縁 4 ストライカバンド 5A,5B,5C,5E 結合部材 6 バンドフック F フロア N 積荷

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷室のフロア上に敷設されるフロアマッ
    トには、このフロアマット上に載置された積荷の両側か
    ら積荷に被せられて積荷の外形に合わせて曲げ変形する
    1対のベースシートを、前記フロアマットに固定された
    固定端縁と、積荷の固定時に積荷の上に重ねられる自由
    端縁とを前記両ベースシートにそれぞれ形成した状態で
    取付け、前記両ベースシートには、前記フロアマットに
    取付けられたストライカバンドに解離可能に繋止されて
    前記ベースシートの側縁を前記フロアマットに連結する
    適数個のバンドフックをそれぞれ取付けた積荷固定装
    置。
  2. 【請求項2】 前記両ベースシートの自由端縁には、積
    荷の固定時にこの両自由端縁を切離し可能に結合する結
    合部材をそれぞれ取付けた請求項1記載の積荷固定装
    置。
JP10189068A 1998-07-03 1998-07-03 積荷固定装置 Pending JP2000016159A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009133565A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Daikin Ind Ltd 冷凍装置用コントロールボックス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009133565A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Daikin Ind Ltd 冷凍装置用コントロールボックス

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