JPH07108871A - 荷物固定用具 - Google Patents
荷物固定用具Info
- Publication number
- JPH07108871A JPH07108871A JP28056193A JP28056193A JPH07108871A JP H07108871 A JPH07108871 A JP H07108871A JP 28056193 A JP28056193 A JP 28056193A JP 28056193 A JP28056193 A JP 28056193A JP H07108871 A JPH07108871 A JP H07108871A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air bag
- belt portion
- motorcycle
- airbag
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Package Frames And Binding Bands (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 誰もが簡単かつ確実に、運送荷物を固定する
ことができるようにすることである。 【構成】 帯状のベルト部と、前記ベルト部の端部に取
り付けられた架台取り付け部と、ベルト部の所定箇所に
移動可能に備えられ、吸排気口を備えたエアバッグとか
らなる。荷物に当てたエアバッグを膨らますことによっ
てベルトを張る。
ことができるようにすることである。 【構成】 帯状のベルト部と、前記ベルト部の端部に取
り付けられた架台取り付け部と、ベルト部の所定箇所に
移動可能に備えられ、吸排気口を備えたエアバッグとか
らなる。荷物に当てたエアバッグを膨らますことによっ
てベルトを張る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、荷物を容易かつ確実
に、束ねたり、押えたりするための固定用具に関するも
のである。
に、束ねたり、押えたりするための固定用具に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】オートバイをトラック等で輸送するため
には、まず架台にオートバイを固定してから、トラック
の荷台に積むようにしているが、架台に固定する方法
は、図１１に示すように、床部に掛たけたラッシングベ
ルト１５をオートバイの上から回して、固定する方法
や、直接トラックに載せロープで固定する方法であっ
た。この際、ベルトに緩みが生じるとオートバイが動い
てしまい、転倒したりし、破損してしまうばかりで無
く、輸送中に落下する等の危険もあった。そのために、
取り付け作業には、注意を要し、長さ調整金具６を用い
て、ベルトを緩み無く張らなければならない。また、住
宅用ユニットなどの大型の箱型の運送荷物を輸送する際
には、上記のようなラッシングベルト方式では、十分に
ベルトを張ると、その張力によって、運送荷物の角を傷
付けてしまうことがあるので、そのような場合には、ボ
ルトのような専用の止め具を用いて、架台に固定した
り、家具のようにボルト止めもできない場合には、毛布
などで、保護してからベルトを掛けていた。
には、まず架台にオートバイを固定してから、トラック
の荷台に積むようにしているが、架台に固定する方法
は、図１１に示すように、床部に掛たけたラッシングベ
ルト１５をオートバイの上から回して、固定する方法
や、直接トラックに載せロープで固定する方法であっ
た。この際、ベルトに緩みが生じるとオートバイが動い
てしまい、転倒したりし、破損してしまうばかりで無
く、輸送中に落下する等の危険もあった。そのために、
取り付け作業には、注意を要し、長さ調整金具６を用い
て、ベルトを緩み無く張らなければならない。また、住
宅用ユニットなどの大型の箱型の運送荷物を輸送する際
には、上記のようなラッシングベルト方式では、十分に
ベルトを張ると、その張力によって、運送荷物の角を傷
付けてしまうことがあるので、そのような場合には、ボ
ルトのような専用の止め具を用いて、架台に固定した
り、家具のようにボルト止めもできない場合には、毛布
などで、保護してからベルトを掛けていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
ボルト止め方式は、穴が開けられる物であっても、穴位
置などから、固定できる物が限られてしまう。また、ラ
ッシングベルトを用いる方法において、緩み無くベルト
を張る作業は、時間と力を要するものである。そこで、
本発明の目的は、誰もが簡単かつ確実に、荷物を固定す
ることができるようにすることである。
ボルト止め方式は、穴が開けられる物であっても、穴位
置などから、固定できる物が限られてしまう。また、ラ
ッシングベルトを用いる方法において、緩み無くベルト
を張る作業は、時間と力を要するものである。そこで、
本発明の目的は、誰もが簡単かつ確実に、荷物を固定す
ることができるようにすることである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の固定用具は、ベ
ルト部を主体とし、上記ベルト部の全部または一部が、
吸排気口を備えたエアバッグからなることを特徴とす
る。
ルト部を主体とし、上記ベルト部の全部または一部が、
吸排気口を備えたエアバッグからなることを特徴とす
る。
【０００５】
【作用】運送荷物の上から帯状の固定用具を回し、エア
バッグを、運送荷物の角などベルト部の張力を強く受け
る箇所に合わせ、できれば軽くベルトを張る。次に、上
記エアバッグの吸気口より、圧縮気体を吸入し、エアバ
ッグが膨らんで、固定用具が十分に張り、緩みがなくな
ったら、上記吸入口を閉じる。圧縮気体により、ベルト
部に張力を持たせることになり、運送荷物はエアバッグ
は荷物の形状にあわあせて膨らみ、固定される。また、
エアバッグが保護材となり、運送荷物の表面を傷つけな
い。
バッグを、運送荷物の角などベルト部の張力を強く受け
る箇所に合わせ、できれば軽くベルトを張る。次に、上
記エアバッグの吸気口より、圧縮気体を吸入し、エアバ
ッグが膨らんで、固定用具が十分に張り、緩みがなくな
ったら、上記吸入口を閉じる。圧縮気体により、ベルト
部に張力を持たせることになり、運送荷物はエアバッグ
は荷物の形状にあわあせて膨らみ、固定される。また、
エアバッグが保護材となり、運送荷物の表面を傷つけな
い。
【０００６】
【実施例】図１、２に示す第１実施例の固定用具１は、
ベルト部２と、エアバッグ４とからなり、ベルト部２に
は、固定用具１を架台のフック１１に取りつけるための
複数の取付け部３とを備えており、エアバッグ４には、
吸気口５と排気口７とがあり、吸気口５とエアバッグ４
の間にはバルブ８がある。オートバイを固定する場合に
は、図２に示すように、エアバッグ４をオートバイのシ
ート９に被せるようにして、固定用具１を掛け、ベルト
部２が軽く張るように、取り付け具３の位置で長さを調
節する。ベルト部２の長さを調節するためには、図１１
に示すような調節金具６を用いることもできるが、本実
施例では、取り付け具３は、ベルト部２と同素材の輪な
ので、固定用具１のどこにも金属を使用せず、固定用具
１の取り付けの際に、オートバイに傷をつけてしまうよ
うな心配がない。次に、吸気口５をオートバイのマフラ
ー１０に接続し、バルブ８を開き、オートバイのエンジ
ンをかけて排気ガスをエアバッグ４に送り込む。エアバ
ッグ４が膨らみ、ベルト部２に緩みがなくなれば、バル
ブ８を締め、吸気口５をマフラー１０からはずし、オー
トバイのエンジンを切る。これで、締め付け作業は終了
である。輸送先で、オートバイを下ろす場合には、排気
口７を開き、エアバッグをつぶせば、ベルト部２が緩
み、固定用具１は外し易くなる。
ベルト部２と、エアバッグ４とからなり、ベルト部２に
は、固定用具１を架台のフック１１に取りつけるための
複数の取付け部３とを備えており、エアバッグ４には、
吸気口５と排気口７とがあり、吸気口５とエアバッグ４
の間にはバルブ８がある。オートバイを固定する場合に
は、図２に示すように、エアバッグ４をオートバイのシ
ート９に被せるようにして、固定用具１を掛け、ベルト
部２が軽く張るように、取り付け具３の位置で長さを調
節する。ベルト部２の長さを調節するためには、図１１
に示すような調節金具６を用いることもできるが、本実
施例では、取り付け具３は、ベルト部２と同素材の輪な
ので、固定用具１のどこにも金属を使用せず、固定用具
１の取り付けの際に、オートバイに傷をつけてしまうよ
うな心配がない。次に、吸気口５をオートバイのマフラ
ー１０に接続し、バルブ８を開き、オートバイのエンジ
ンをかけて排気ガスをエアバッグ４に送り込む。エアバ
ッグ４が膨らみ、ベルト部２に緩みがなくなれば、バル
ブ８を締め、吸気口５をマフラー１０からはずし、オー
トバイのエンジンを切る。これで、締め付け作業は終了
である。輸送先で、オートバイを下ろす場合には、排気
口７を開き、エアバッグをつぶせば、ベルト部２が緩
み、固定用具１は外し易くなる。
【０００７】図３に示す第２実施例は、箱型の荷物２０
を固定する場合の例である。実施例１と同様のエアバッ
グ４を２箇所に備えた固定用具１を用い、荷物２０の角
にエアバッグ４を当てがっている。使用方法は、実施例
１と同様であるが、本実施例では、エアバッグ４を膨ら
ますために、オートバイの排気ガスを用いることができ
ないので、図示しない運送用車両の排気ガスを用いる。
なお、第１、第２実施例では、吸気口５と、排気口７と
を別に設けたが、一方だけとして、吸排気両方の機能を
持たせることもできる。
を固定する場合の例である。実施例１と同様のエアバッ
グ４を２箇所に備えた固定用具１を用い、荷物２０の角
にエアバッグ４を当てがっている。使用方法は、実施例
１と同様であるが、本実施例では、エアバッグ４を膨ら
ますために、オートバイの排気ガスを用いることができ
ないので、図示しない運送用車両の排気ガスを用いる。
なお、第１、第２実施例では、吸気口５と、排気口７と
を別に設けたが、一方だけとして、吸排気両方の機能を
持たせることもできる。
【０００８】図４、５に示す、第３実施例は、吸排気口
１２を備えたエアバッグ４と、ベルト部２と、ベルト留
め部１３とからなり、図５に示すように棒状の荷物２０
を束ねることができる。棒状の荷物２０の回りに巻きベ
ルト部２で軽く締めてから、吸排気口１２から圧縮気体
を入れエアバッグ４を膨らますと棒状の荷物２０は固定
される。エアバッグ４の内側は、荷物２０に沿って膨ら
み、膨らみながら、棒状荷物２０の束を整えることがで
きるので、荷崩れしないように固定することができる。
図６〜８に示す第４実施例は、吸排気口１２を持った２
重のエアバッグ４と、その両端の取り付け部３からな
る。これは、スキー板２１のような板状の荷物を固定す
るのに便利である。図７に示すように、自動車のキャリ
ア２２に固定用具１を取り付けて、２個のエアバッグ４
の間にスキー板２１を挟み、自動車の排気ガスによりエ
アバッグを膨らませば、図８の断面図のように、エアバ
ッグ４は、中央のスキー板２１に沿って膨らみ、スキー
板２１を固定する。
１２を備えたエアバッグ４と、ベルト部２と、ベルト留
め部１３とからなり、図５に示すように棒状の荷物２０
を束ねることができる。棒状の荷物２０の回りに巻きベ
ルト部２で軽く締めてから、吸排気口１２から圧縮気体
を入れエアバッグ４を膨らますと棒状の荷物２０は固定
される。エアバッグ４の内側は、荷物２０に沿って膨ら
み、膨らみながら、棒状荷物２０の束を整えることがで
きるので、荷崩れしないように固定することができる。
図６〜８に示す第４実施例は、吸排気口１２を持った２
重のエアバッグ４と、その両端の取り付け部３からな
る。これは、スキー板２１のような板状の荷物を固定す
るのに便利である。図７に示すように、自動車のキャリ
ア２２に固定用具１を取り付けて、２個のエアバッグ４
の間にスキー板２１を挟み、自動車の排気ガスによりエ
アバッグを膨らませば、図８の断面図のように、エアバ
ッグ４は、中央のスキー板２１に沿って膨らみ、スキー
板２１を固定する。
【０００９】図９、１０に示す第５実施例の固定用具１
は、吸排気口１２を備えたエアバッグ４の両端の面状の
取り付け部３に面ファスナー１４を取り付けたものであ
る。自動車のトランクの中の荷物に固定用具１を被せ、
トランクの床面に取り付け部３を面ファスナー１４で取
り付ける。その後、排気ガスにより、エアバッグ４を膨
らませば、走行中に、荷物２０が移動しないように押え
ておくことができる。なお、トランクの床面が、面ファ
スナー１４が付きにくい素材でできている場合には、あ
らかじめ、面ファスナー１４の相手方ファスナーを床面
に貼りつけておけばよい。また、エアバッグ４を膨らま
すために使用する圧縮気体は、排気ガスに限らず、専用
にコンプレッサーなどを用意してもよい。
は、吸排気口１２を備えたエアバッグ４の両端の面状の
取り付け部３に面ファスナー１４を取り付けたものであ
る。自動車のトランクの中の荷物に固定用具１を被せ、
トランクの床面に取り付け部３を面ファスナー１４で取
り付ける。その後、排気ガスにより、エアバッグ４を膨
らませば、走行中に、荷物２０が移動しないように押え
ておくことができる。なお、トランクの床面が、面ファ
スナー１４が付きにくい素材でできている場合には、あ
らかじめ、面ファスナー１４の相手方ファスナーを床面
に貼りつけておけばよい。また、エアバッグ４を膨らま
すために使用する圧縮気体は、排気ガスに限らず、専用
にコンプレッサーなどを用意してもよい。
【００１０】
【効果】本発明の固定用具を用いることにより、誰もが
短時間で、確実に、荷物を固定することができ、安全性
および、作業性が向上した。
短時間で、確実に、荷物を固定することができ、安全性
および、作業性が向上した。
【図１】第１実施例の主要部を示す図である。
【図２】第１実施例を示す図である。
【図３】第２実施例を示す図である。
【図４】第３実施例を示す図である。
【図５】第３実施例を示す図である。
【図６】第４実施例を示す図である。
【図７】第４実施例を示す図である。
【図８】図７のVIII−VIII断面図である。
【図９】第５実施例を示す図である。
【図１０】第５実施例を示す図である。
【図１１】従来例を示す図である。
１ 固定用具 ２ ベルト部 ４ エアバッグ ５ 吸気口 ７ 排気口 １２ 吸排気口 ２０ 荷物
Claims (1)
- 【請求項１】 帯状のベルト部を主体とし、上記ベルト
部の全部または一部が、吸排気口を備えたエアバッグか
らなることを特徴とする荷物固定用具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28056193A JPH07108871A (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | 荷物固定用具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28056193A JPH07108871A (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | 荷物固定用具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07108871A true JPH07108871A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17626754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28056193A Pending JPH07108871A (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | 荷物固定用具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07108871A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009133565A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置用コントロールボックス |
| JP2019001192A (ja) * | 2017-06-12 | 2019-01-10 | 国際興業株式会社 | 自転車積載装置 |
| CN114194267A (zh) * | 2021-12-20 | 2022-03-18 | 九江赛璐珞实业有限公司 | 一种赛璐珞板材加工工序用工件放置架 |
| JP2023156094A (ja) * | 2022-04-12 | 2023-10-24 | 株式会社Alfa | 二輪車の固縛装置 |
-
1993
- 1993-10-14 JP JP28056193A patent/JPH07108871A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009133565A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置用コントロールボックス |
| JP2019001192A (ja) * | 2017-06-12 | 2019-01-10 | 国際興業株式会社 | 自転車積載装置 |
| CN114194267A (zh) * | 2021-12-20 | 2022-03-18 | 九江赛璐珞实业有限公司 | 一种赛璐珞板材加工工序用工件放置架 |
| CN114194267B (zh) * | 2021-12-20 | 2022-09-20 | 九江赛璐珞实业有限公司 | 一种赛璐珞板材加工工序用工件放置架 |
| JP2023156094A (ja) * | 2022-04-12 | 2023-10-24 | 株式会社Alfa | 二輪車の固縛装置 |
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