JPH0686976B2 - コンテナ用冷凍装置 - Google Patents
コンテナ用冷凍装置Info
- Publication number
- JPH0686976B2 JPH0686976B2 JP60233050A JP23305085A JPH0686976B2 JP H0686976 B2 JPH0686976 B2 JP H0686976B2 JP 60233050 A JP60233050 A JP 60233050A JP 23305085 A JP23305085 A JP 23305085A JP H0686976 B2 JPH0686976 B2 JP H0686976B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- generator
- engine
- radiator
- bottom plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 title claims description 34
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 35
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 27
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 18
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 14
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 14
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 14
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 5
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 4
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims description 2
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 15
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 8
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 8
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 4
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 4
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 4
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 4
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000003584 silencer Effects 0.000 description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 2
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 2
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 239000002283 diesel fuel Substances 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D11/00—Self-contained movable devices, e.g. domestic refrigerators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D19/00—Arrangement or mounting of refrigeration units with respect to devices or objects to be refrigerated, e.g. infrared detectors
- F25D19/003—Arrangement or mounting of refrigeration units with respect to devices or objects to be refrigerated, e.g. infrared detectors with respect to movable containers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/32—Cooling devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/32—Cooling devices
- B60H1/3204—Cooling devices using compression
- B60H1/3226—Self-contained devices, i.e. including own drive motor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、トラック,列車または船舶によって輸送され
る貨物コンテナの端壁に取り付けられ、貨物コンテナの
内部を冷凍するコンテナ用冷凍装置に関する。
る貨物コンテナの端壁に取り付けられ、貨物コンテナの
内部を冷凍するコンテナ用冷凍装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、この種のコンテナ用冷凍装置としては、第28図に
示すようなものが知られている(実開昭56-66779号)。
このコンテナ用冷凍装置(100)は、コンテナの端壁に
取り付けられる箱体(101)内を横仕切板(102)で2つ
の室に区切り、下部室(103)に、排出通風口(104)を
有する側壁(105)側から順にエンジン(106),発電動
機(107),冷媒圧縮機(108)を一列に配設する一方、
上部室を縦仕切板(109)で2つに区切り、一方の室(1
10)内の上下端部を背後のコンテナ室内に連通させると
ともに室内に上方から順に蒸発器ファン(111),蒸発
器(112)を配設し、他方の室(113)の下端を下部室
(103)に連通させるとともに室内に上方から順に凝縮
器ファン(114),凝縮器(115),エンジン用ラジエー
タ(116)を配設している。上記蒸発器(112)と凝縮器
(115)は配管を介して冷媒圧縮機(108)に接続され、
エンジン(106)は冷却水管を介してラジエータ(116)
に接続される一方、上記冷媒圧縮機(108),蒸発器フ
ァン(111)および凝縮器ファン(114)は、エンジン
(106)で駆動される発電動機(107)の発電電力もしく
は外部の商用電源で駆動されるようになっている。そし
て、コンテナ室内の空気は、前面パネルの換気板(図示
せず)を介して外気と一部換気されつつ蒸発器ファン
(111)によって循環・対流されるとともに蒸発器(11
2)によって冷却される一方、前面パネルの吸込通風口
(図示せず)から凝縮器ファン(114)によって吸込ま
れる外気は、凝縮器(115)およびエンジン用ラジエー
タ(116)を冷却し、排気温風となって下部室(103)を
経て排出通風口(104)から排出される。
示すようなものが知られている(実開昭56-66779号)。
このコンテナ用冷凍装置(100)は、コンテナの端壁に
取り付けられる箱体(101)内を横仕切板(102)で2つ
の室に区切り、下部室(103)に、排出通風口(104)を
有する側壁(105)側から順にエンジン(106),発電動
機(107),冷媒圧縮機(108)を一列に配設する一方、
上部室を縦仕切板(109)で2つに区切り、一方の室(1
10)内の上下端部を背後のコンテナ室内に連通させると
ともに室内に上方から順に蒸発器ファン(111),蒸発
器(112)を配設し、他方の室(113)の下端を下部室
(103)に連通させるとともに室内に上方から順に凝縮
器ファン(114),凝縮器(115),エンジン用ラジエー
タ(116)を配設している。上記蒸発器(112)と凝縮器
(115)は配管を介して冷媒圧縮機(108)に接続され、
エンジン(106)は冷却水管を介してラジエータ(116)
に接続される一方、上記冷媒圧縮機(108),蒸発器フ
ァン(111)および凝縮器ファン(114)は、エンジン
(106)で駆動される発電動機(107)の発電電力もしく
は外部の商用電源で駆動されるようになっている。そし
て、コンテナ室内の空気は、前面パネルの換気板(図示
せず)を介して外気と一部換気されつつ蒸発器ファン
(111)によって循環・対流されるとともに蒸発器(11
2)によって冷却される一方、前面パネルの吸込通風口
(図示せず)から凝縮器ファン(114)によって吸込ま
れる外気は、凝縮器(115)およびエンジン用ラジエー
タ(116)を冷却し、排気温風となって下部室(103)を
経て排出通風口(104)から排出される。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで、このようなコンテナ冷凍装置に最も要求され
るのは、貨物等の積載可能重量を最大とすべく、商用電
源が利用できるとき冷凍装置の重量を可能な限り軽くで
きることであり、さらに発電系のエンジンや発電機のエ
ネルギ効率が高いことである。
るのは、貨物等の積載可能重量を最大とすべく、商用電
源が利用できるとき冷凍装置の重量を可能な限り軽くで
きることであり、さらに発電系のエンジンや発電機のエ
ネルギ効率が高いことである。
しかるに、上記構造の従来のコンテナ用冷凍装置(10
0)では、商用電源が利用できる場合でも、実際上、エ
ンジン(106)および発電動機(107)を取り外すことが
できず、貨物等の積載可能重量を増大できない。という
のは、エンジン(106)とエンジン用ラジエータ(116)
が上,下別室(103),(113)にあって、それらが冷却
水管で連結されているため、エンジン(106)を取り外
すとき、この冷却水管を取り外さなければならないから
である。また、冷媒圧縮機(108)を発電動機(107)で
直接駆動し、冷媒圧縮機(108)専用の電動機を備えて
いないため、発電動機(107)が商用電源を利用する場
合でも不可欠であるからである。さらに、ラジエータ
(116)が凝縮器(115)の放熱を受ける下流側にあり、
この下流側が下部室(103)に連なっているため、ラジ
エータ(116)の冷却効率が上がらないばかりでなく、
下部室(103)内のエンジン(106)は排気温風を吸入し
て出力低下をきたし、発電動機はコイルの温度上昇で発
電能力の低下をきたす。即ち、発電系のエネルギ効率が
低下するという欠点がある。
0)では、商用電源が利用できる場合でも、実際上、エ
ンジン(106)および発電動機(107)を取り外すことが
できず、貨物等の積載可能重量を増大できない。という
のは、エンジン(106)とエンジン用ラジエータ(116)
が上,下別室(103),(113)にあって、それらが冷却
水管で連結されているため、エンジン(106)を取り外
すとき、この冷却水管を取り外さなければならないから
である。また、冷媒圧縮機(108)を発電動機(107)で
直接駆動し、冷媒圧縮機(108)専用の電動機を備えて
いないため、発電動機(107)が商用電源を利用する場
合でも不可欠であるからである。さらに、ラジエータ
(116)が凝縮器(115)の放熱を受ける下流側にあり、
この下流側が下部室(103)に連なっているため、ラジ
エータ(116)の冷却効率が上がらないばかりでなく、
下部室(103)内のエンジン(106)は排気温風を吸入し
て出力低下をきたし、発電動機はコイルの温度上昇で発
電能力の低下をきたす。即ち、発電系のエネルギ効率が
低下するという欠点がある。
そこで、本発明の目的は、エンジンや発電機などからな
る発電系を一体にまとめて配設する一方、上記発電系を
冷凍系から完全に分離し、外気による冷却を工夫するこ
とによって、エンジンや発電機の出力を向上させ、エネ
ルギ効率を高めることができるとともに、商用電源利用
時の重量軽減のためや点検,修理のための発電系の取り
外しや組み込みを容易に行なうことができるコンテナ用
冷凍装置を提供することである。
る発電系を一体にまとめて配設する一方、上記発電系を
冷凍系から完全に分離し、外気による冷却を工夫するこ
とによって、エンジンや発電機の出力を向上させ、エネ
ルギ効率を高めることができるとともに、商用電源利用
時の重量軽減のためや点検,修理のための発電系の取り
外しや組み込みを容易に行なうことができるコンテナ用
冷凍装置を提供することである。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、本発明の構成は、基本的には
共通台(30)上にエンジン(35),エンジン用ラジエー
タ(31),ラジエータファン(32),発電機(33)を一
列に取り付けてコンテナ用冷凍装置をなす箱体(1)内
の一室(19)に配置したことを特徴とし、詳しくは、コ
ンテナの端壁(20)に取り付けられる箱体(1)内を仕
切板(7)で2つの室に区切り、一方の室(17,18)
に、コンテナ内部(21)の空気調和のための蒸発器(2
5),蒸発器ファン(24),凝縮器(27),凝縮器ファ
ン(28),冷媒圧縮機(29)を設ける一方、他方の室
(19)にエンジン(35)および発電機(33)を設けたコ
ンテナ用冷凍装置であって、上記他方の室(19)に、共
通台(30)上にエンジン(35),エンジン用ラジエータ
(31),ラジエータファン(32),発電機(33)を一列
に取り付けて配置するとともに、上記箱体(1)の壁
(4,5,6b)にエンジン冷却用の吸込通風口(10a,19b)
と排出通風口(10c,10d,10d′)を設けたことを特徴と
する。
共通台(30)上にエンジン(35),エンジン用ラジエー
タ(31),ラジエータファン(32),発電機(33)を一
列に取り付けてコンテナ用冷凍装置をなす箱体(1)内
の一室(19)に配置したことを特徴とし、詳しくは、コ
ンテナの端壁(20)に取り付けられる箱体(1)内を仕
切板(7)で2つの室に区切り、一方の室(17,18)
に、コンテナ内部(21)の空気調和のための蒸発器(2
5),蒸発器ファン(24),凝縮器(27),凝縮器ファ
ン(28),冷媒圧縮機(29)を設ける一方、他方の室
(19)にエンジン(35)および発電機(33)を設けたコ
ンテナ用冷凍装置であって、上記他方の室(19)に、共
通台(30)上にエンジン(35),エンジン用ラジエータ
(31),ラジエータファン(32),発電機(33)を一列
に取り付けて配置するとともに、上記箱体(1)の壁
(4,5,6b)にエンジン冷却用の吸込通風口(10a,19b)
と排出通風口(10c,10d,10d′)を設けたことを特徴と
する。
〈作用〉 コンテナ輸送中に他の商用電源が利用できる場合、エン
ジン,エンジン用ラジエータおよびこれらをつなぐ冷却
水管は同一の共通台に搭載され、これらと別室に配設さ
れた冷媒圧縮機,凝縮器とは電源線で接続されているだ
けなので、上記共通台は箱体の他方の室から容易に取り
出すことができ、容易に冷凍装置の重量軽減を図り得
る。また、上記共通台は発電系を一括して搭載している
ので、点検,修理の際、箱体外での試運転を行ない得
る。さらに、冷凍系の凝縮器とエンジン用ラジエータは
夫々別室に設けられ、これらの冷却用通風経路は互いに
独立しており、一方排出温風が他方の冷却経路に流入す
ることがない。従って、エンジンの吸気温度の上昇や発
電機のコイル温度の上昇がなく、エネルギ効率が向上
し、冷凍系の冷凍効率も向上する。
ジン,エンジン用ラジエータおよびこれらをつなぐ冷却
水管は同一の共通台に搭載され、これらと別室に配設さ
れた冷媒圧縮機,凝縮器とは電源線で接続されているだ
けなので、上記共通台は箱体の他方の室から容易に取り
出すことができ、容易に冷凍装置の重量軽減を図り得
る。また、上記共通台は発電系を一括して搭載している
ので、点検,修理の際、箱体外での試運転を行ない得
る。さらに、冷凍系の凝縮器とエンジン用ラジエータは
夫々別室に設けられ、これらの冷却用通風経路は互いに
独立しており、一方排出温風が他方の冷却経路に流入す
ることがない。従って、エンジンの吸気温度の上昇や発
電機のコイル温度の上昇がなく、エネルギ効率が向上
し、冷凍系の冷凍効率も向上する。
〈実施例〉 以下、本発明を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図は、貨物コンテナの端壁に取り付けられるコンテ
ナ用冷凍装置を示し、このコンテナ用冷凍装置は、頂壁
(2)、底板(3)、対向する側壁(4),(5)およ
び着脱自在な4枚の前面パネル(6a),(6b,6b′),
(6c)からなる前壁(6)をもった矩形の箱体(1)と
して形成され、この箱体(1)内を横仕切板(7)で上
下2室に区切り、さらに上部室を縦仕切板(8)で左右
2室に区切っている。そして、第2図,第3図に示すよ
うに、上部右室を囲む頂壁(2)に排気口(9c)、側壁
(5)に吸気口(9a)、前面パネル(6a)に吸気グリル
(9b)と排気グリル(9d)を夫々設け、下部室を囲む側
壁(4)に吸込通風口(10a)、側壁(5)に排出通風
口(10c)、前面パネル(6b),(6b′)に2つの排出
通風口(10d),(10d′)を夫々設け、かつ下部室の前
面の左半分をそのまま開口して吸込通風口(10b)を形
成し、上部左室の前面パネル(6c)にはスライド式ベン
チレータ(11,11)を設けている。上記底板(3)は下
部室の底板であり、吸込通風口(10a)側の上記底板
(3)上方には発電装置制御器(12),補助燃料タンク
(13a),蓄電池(36)および冷凍装置制御器(14)を
配置する一方、底板(3)下方には主燃料タンク(13
b)を収容している。また、上記横仕切板(7)の下面
に横方向にフォークリフト用の2つのフォーク挿入ポケ
ット(15),(15′)が固定され、側壁(5)の外側の
コンテナバンにエンジンのサイレンサ(16)が固定され
ている。
ナ用冷凍装置を示し、このコンテナ用冷凍装置は、頂壁
(2)、底板(3)、対向する側壁(4),(5)およ
び着脱自在な4枚の前面パネル(6a),(6b,6b′),
(6c)からなる前壁(6)をもった矩形の箱体(1)と
して形成され、この箱体(1)内を横仕切板(7)で上
下2室に区切り、さらに上部室を縦仕切板(8)で左右
2室に区切っている。そして、第2図,第3図に示すよ
うに、上部右室を囲む頂壁(2)に排気口(9c)、側壁
(5)に吸気口(9a)、前面パネル(6a)に吸気グリル
(9b)と排気グリル(9d)を夫々設け、下部室を囲む側
壁(4)に吸込通風口(10a)、側壁(5)に排出通風
口(10c)、前面パネル(6b),(6b′)に2つの排出
通風口(10d),(10d′)を夫々設け、かつ下部室の前
面の左半分をそのまま開口して吸込通風口(10b)を形
成し、上部左室の前面パネル(6c)にはスライド式ベン
チレータ(11,11)を設けている。上記底板(3)は下
部室の底板であり、吸込通風口(10a)側の上記底板
(3)上方には発電装置制御器(12),補助燃料タンク
(13a),蓄電池(36)および冷凍装置制御器(14)を
配置する一方、底板(3)下方には主燃料タンク(13
b)を収容している。また、上記横仕切板(7)の下面
に横方向にフォークリフト用の2つのフォーク挿入ポケ
ット(15),(15′)が固定され、側壁(5)の外側の
コンテナバンにエンジンのサイレンサ(16)が固定され
ている。
第4図は、4枚の前面パネルを取り外した箱体(1)の
内部を示す正面図であり、第5図,第6図は夫々上部左
室,上部右室を含む縦断面図、第7図は下部室の横断面
図である。
内部を示す正面図であり、第5図,第6図は夫々上部左
室,上部右室を含む縦断面図、第7図は下部室の横断面
図である。
上部左室(17)(第5図参照)は、下方が横仕切板
(7)によって下部室(19)と完全に仕切られる一方、
後方がコンテナの端壁(20)を貫き、端壁(20)近傍に
立設された隔壁(22)によってコンテナ内部(21)と区
切られ、このコンテナ内部の天井部,床部のみが夫々上
部左室(17)の上端,下端に連通している。上記上部左
室(17)の上部を斜仕切板(23)で仕切り、この斜仕切
板(23)上面に蒸発器ファンとしての遠心ファン(2
4),(24)を設ける一方、下面全体に亘ってフィン付
コイル状管からなる蒸発器(25)を設ける。なお、上部
左室の横仕切板(7)には、蒸発器(25)に凝結して落
下する水滴を抜くための水抜穴(26)を設けている。一
方、上部右室(18)(第6図参照)は、下方が横仕切板
(7)によって下部室(19)と完全に仕切られ、後方が
コンテナの端壁(20)となっており、前面パネル(6a)
の吸気グリル(9b)と排気グリル(9d)の間の位置で室
内を上下に完全に仕切るようにして、フィン付コイル状
管からなる凝縮器(27)を設けている。そして、この凝
縮器(27)の上面にプロペラフィン(28),(28)を設
ける一方、下方の横仕切板(7)上には、モータを内蔵
した冷媒圧縮機(29)および受液器(55)を設ける。上
記蒸発器(25),冷媒圧縮機(29),凝縮器(27)およ
び受液器(55)は順に図示しない配管で接続され、受液
器(55)と蒸発器(25)は膨張弁(図示せず)を介して
接続されて、冷凍サイクルが形成される。このようにし
て、箱体(1)の上部左室(17)と上部右室(18)に配
設された機器からなる冷凍装置系は、次に述べる下部室
(19)に配設される発電装置系と完全に分離されること
になる。
(7)によって下部室(19)と完全に仕切られる一方、
後方がコンテナの端壁(20)を貫き、端壁(20)近傍に
立設された隔壁(22)によってコンテナ内部(21)と区
切られ、このコンテナ内部の天井部,床部のみが夫々上
部左室(17)の上端,下端に連通している。上記上部左
室(17)の上部を斜仕切板(23)で仕切り、この斜仕切
板(23)上面に蒸発器ファンとしての遠心ファン(2
4),(24)を設ける一方、下面全体に亘ってフィン付
コイル状管からなる蒸発器(25)を設ける。なお、上部
左室の横仕切板(7)には、蒸発器(25)に凝結して落
下する水滴を抜くための水抜穴(26)を設けている。一
方、上部右室(18)(第6図参照)は、下方が横仕切板
(7)によって下部室(19)と完全に仕切られ、後方が
コンテナの端壁(20)となっており、前面パネル(6a)
の吸気グリル(9b)と排気グリル(9d)の間の位置で室
内を上下に完全に仕切るようにして、フィン付コイル状
管からなる凝縮器(27)を設けている。そして、この凝
縮器(27)の上面にプロペラフィン(28),(28)を設
ける一方、下方の横仕切板(7)上には、モータを内蔵
した冷媒圧縮機(29)および受液器(55)を設ける。上
記蒸発器(25),冷媒圧縮機(29),凝縮器(27)およ
び受液器(55)は順に図示しない配管で接続され、受液
器(55)と蒸発器(25)は膨張弁(図示せず)を介して
接続されて、冷凍サイクルが形成される。このようにし
て、箱体(1)の上部左室(17)と上部右室(18)に配
設された機器からなる冷凍装置系は、次に述べる下部室
(19)に配設される発電装置系と完全に分離されること
になる。
下部室(19)(第7図参照)の底板(3)には、第8図
に示す如く周辺にボルト挿入用の4つの貫通穴(30a)
と横方向に伸びるフォークリフト用の2つのフォーク挿
入ポケット(30b),(30b)を有する共通台(30)を図
示しないボルトで固定している。上記共通台(30)上に
は、長手方向略中央にエンジン用ラジエータ(31)を取
り付け、この後方にラジエータファン(32)を固定し、
後端駆動軸に発電機(33)を連結し、発電機上方に給気
エアクリーナ(34)を備えたディーゼルエンジン(35)
を一列をなして取り付けている。そして、ラジエータフ
ァン(32)の回転により、空気はラジエータ(31)→ラ
ジエータファン(32)→エンジン(35)→発電機(33)
の順に流通するように成されている。また、上記エンジ
ン用ラジエータ(31)前方の共通台(30)上には、蓄電
池(36)と補助燃料タンク(13a)を重ねて取り付け、
さらにこの前方に発電装置制御器(12)を取り付ける。
こうして、共通台(30)の前端の発電装置制御器(12)
は側壁(4)の吸込通風口(10a)近くに、後端の発電
機(33)は側壁(5)の排出通風口(10c)に殆ど接し
て夫々配置される一方、発電装置制御器(12)上方の側
壁(4)には、上部両室に配設した冷凍装置のための冷
凍装置制御器(14)が取り付けられている。従って、冷
凍装置制御器(14),発電装置制御器(12)はラジエー
タ(31)へ流入する前の空気により良好に冷却されるこ
ととなる。そして、第7図に示す如く前述の前面パネル
(6b)が、下部室(19)のエンジン用ラジエータ(31)
と側壁(5)間の前面を覆って密閉しており、前面パネ
ル(6b)の排出通風口(10d)は、ラジエータファン(3
2)の下流側近傍に、排出通風口(10d′)は、発電機ケ
ーシング(57)前側部に設けられた内蔵冷却ファンの排
気口(57b)の近傍に夫々位置している。なお、排出通
風口(10d,10d′)は少し大きくし、1つにまとめてエ
ンジン及び発電機の冷却風排出口として兼ねてもよい。
に示す如く周辺にボルト挿入用の4つの貫通穴(30a)
と横方向に伸びるフォークリフト用の2つのフォーク挿
入ポケット(30b),(30b)を有する共通台(30)を図
示しないボルトで固定している。上記共通台(30)上に
は、長手方向略中央にエンジン用ラジエータ(31)を取
り付け、この後方にラジエータファン(32)を固定し、
後端駆動軸に発電機(33)を連結し、発電機上方に給気
エアクリーナ(34)を備えたディーゼルエンジン(35)
を一列をなして取り付けている。そして、ラジエータフ
ァン(32)の回転により、空気はラジエータ(31)→ラ
ジエータファン(32)→エンジン(35)→発電機(33)
の順に流通するように成されている。また、上記エンジ
ン用ラジエータ(31)前方の共通台(30)上には、蓄電
池(36)と補助燃料タンク(13a)を重ねて取り付け、
さらにこの前方に発電装置制御器(12)を取り付ける。
こうして、共通台(30)の前端の発電装置制御器(12)
は側壁(4)の吸込通風口(10a)近くに、後端の発電
機(33)は側壁(5)の排出通風口(10c)に殆ど接し
て夫々配置される一方、発電装置制御器(12)上方の側
壁(4)には、上部両室に配設した冷凍装置のための冷
凍装置制御器(14)が取り付けられている。従って、冷
凍装置制御器(14),発電装置制御器(12)はラジエー
タ(31)へ流入する前の空気により良好に冷却されるこ
ととなる。そして、第7図に示す如く前述の前面パネル
(6b)が、下部室(19)のエンジン用ラジエータ(31)
と側壁(5)間の前面を覆って密閉しており、前面パネ
ル(6b)の排出通風口(10d)は、ラジエータファン(3
2)の下流側近傍に、排出通風口(10d′)は、発電機ケ
ーシング(57)前側部に設けられた内蔵冷却ファンの排
気口(57b)の近傍に夫々位置している。なお、排出通
風口(10d,10d′)は少し大きくし、1つにまとめてエ
ンジン及び発電機の冷却風排出口として兼ねてもよい。
第9図は、上記発電装置を取り付けた共通台(30)を下
部室の底板(3)に固定する構成を示し、共通台(30)
の4つの貫通穴(30a)に対応して底板(3)にボルト
穴をあけ、各ボルト穴にはめねじを螺設している。上記
底板(3)の前面側には長手方向に2つの凸部(37),
(37)(第10図(a),(b)参照)を設ける一方、こ
の凸部に対応して上記共通台(30)の下面に羽子板形の
凹部(38),(38)を設けて、底板(3)の凸部(37)
に対して、凹部(38)の広幅部(38a)で余裕をもって
嵌り込んだ共通台(30)が、テーパ部(38b)から凸部
に嵌合する狭幅部(38c)まで動かされることによって
上記4つのボルト穴が位置合わせできて、底板(3)に
共通台(30)が容易にかつ正確に装着できるようにして
いる。第10図(c),(d),(e)は第10図(a),
(b)の変形例を示し、共通台(30)に同様の羽子板状
の貫通穴(38′)を穿設する一方、底板(3)にT字断
面の凸部(37′)(第10図(e)参照)を設け、貫通穴
(38′)の狭幅部(38′c)に上記凸部(37′)が密に
嵌合すると、その上端(37′a)が共通台(30)の浮き
上がりを防止し得るようにしている。
部室の底板(3)に固定する構成を示し、共通台(30)
の4つの貫通穴(30a)に対応して底板(3)にボルト
穴をあけ、各ボルト穴にはめねじを螺設している。上記
底板(3)の前面側には長手方向に2つの凸部(37),
(37)(第10図(a),(b)参照)を設ける一方、こ
の凸部に対応して上記共通台(30)の下面に羽子板形の
凹部(38),(38)を設けて、底板(3)の凸部(37)
に対して、凹部(38)の広幅部(38a)で余裕をもって
嵌り込んだ共通台(30)が、テーパ部(38b)から凸部
に嵌合する狭幅部(38c)まで動かされることによって
上記4つのボルト穴が位置合わせできて、底板(3)に
共通台(30)が容易にかつ正確に装着できるようにして
いる。第10図(c),(d),(e)は第10図(a),
(b)の変形例を示し、共通台(30)に同様の羽子板状
の貫通穴(38′)を穿設する一方、底板(3)にT字断
面の凸部(37′)(第10図(e)参照)を設け、貫通穴
(38′)の狭幅部(38′c)に上記凸部(37′)が密に
嵌合すると、その上端(37′a)が共通台(30)の浮き
上がりを防止し得るようにしている。
第11図,第12図は下部室(19)の底板(3)の夫々底面
図,平面図、第13図,第14図は発電機(33)を有する共
通台(30)を取り付けた上記底板(3)の断面図であ
る。底板(3)は、第13,14図に示す如く形断面の枠
材(44)の内部中央に形部材(46)を夫々長手方向に
取り付け、両端を蓋板(47a),(47b)で覆うとともに
底面の一部を盲蓋(48)で覆ってなり、内部にダクト
(49),(50)が形成されて外気吸込用通路を成してい
る。そして、第11〜14図に示す如く、上記ダクト(49)
には、両側面と底面に吸入穴(51a),(51a),…と吸
入穴(51b),(51b),(51c)を、蓋板(47b)近傍の
上面に排出穴(52),(52)を夫々穿設し、上記ダクト
(50)には上面に排出穴(53),(54)を穿設してい
る。このような盲蓋,吸入穴,排出穴の配置は、ダクト
(49),(50)内を流れる気流が第11図中の矢印で示す
如く乱されることにより、雨水、海水を含んだ空気から
前記雨水、海水が分離されるようになっている。なお、
前底板(3)は第11図〜第14図に示すダクト構造にかえ
て一枚の平板で形成し、この平板に上下に貫通する2つ
の穴を形成し、一方の穴を発電機の吸気口(57a)に他
方の穴をエアクリーナの吸込口(34a)にそれぞれダク
トを介して連絡するようにしてもよい。一方、発電機ケ
ーシング(57)の後端には、第15図に示す上端縁に取付
部(56a)を、下端縁に底板(3)に接するラバーシー
ル(56b)を夫々有する吸気ダクト(56)を取り付け、
上記排出穴(52),(52),(54)は、第13図に示す如
く密閉された上記吸気ダクト(56)内を経て発電機ケー
シング下部に設けられた内蔵冷却ファン用の吸気口(57
a)に連通している。また、上記排出穴(53)と給気エ
アクリーナ(34)の吸込口(34a)は、第14図に示す如
く吸気管(59)によって接続されている。
図,平面図、第13図,第14図は発電機(33)を有する共
通台(30)を取り付けた上記底板(3)の断面図であ
る。底板(3)は、第13,14図に示す如く形断面の枠
材(44)の内部中央に形部材(46)を夫々長手方向に
取り付け、両端を蓋板(47a),(47b)で覆うとともに
底面の一部を盲蓋(48)で覆ってなり、内部にダクト
(49),(50)が形成されて外気吸込用通路を成してい
る。そして、第11〜14図に示す如く、上記ダクト(49)
には、両側面と底面に吸入穴(51a),(51a),…と吸
入穴(51b),(51b),(51c)を、蓋板(47b)近傍の
上面に排出穴(52),(52)を夫々穿設し、上記ダクト
(50)には上面に排出穴(53),(54)を穿設してい
る。このような盲蓋,吸入穴,排出穴の配置は、ダクト
(49),(50)内を流れる気流が第11図中の矢印で示す
如く乱されることにより、雨水、海水を含んだ空気から
前記雨水、海水が分離されるようになっている。なお、
前底板(3)は第11図〜第14図に示すダクト構造にかえ
て一枚の平板で形成し、この平板に上下に貫通する2つ
の穴を形成し、一方の穴を発電機の吸気口(57a)に他
方の穴をエアクリーナの吸込口(34a)にそれぞれダク
トを介して連絡するようにしてもよい。一方、発電機ケ
ーシング(57)の後端には、第15図に示す上端縁に取付
部(56a)を、下端縁に底板(3)に接するラバーシー
ル(56b)を夫々有する吸気ダクト(56)を取り付け、
上記排出穴(52),(52),(54)は、第13図に示す如
く密閉された上記吸気ダクト(56)内を経て発電機ケー
シング下部に設けられた内蔵冷却ファン用の吸気口(57
a)に連通している。また、上記排出穴(53)と給気エ
アクリーナ(34)の吸込口(34a)は、第14図に示す如
く吸気管(59)によって接続されている。
第16図は、本実施例の冷凍装置の電気系統を示すブロッ
ク図である。同図において、ディーゼルエンジン(35)
の後端駆動軸に連結された発電機(33)は、その回転軸
(60)前端に冷却ファン(61)を有する一方、発電装置
制御器(12)に連なるスタータ(62)を備えており、発
電機ケーシング(57)後部の吸気口(57a)から吸い込
んだ外気を前側部の排気口(57b)から排出して発電機
の固定子(33a)、回転子(33b)のコイル等を冷却する
一方、発電装置制御器(12)に接続した蓄電池(36)に
よってエンジンを始動するようにしている。上記発電機
(33)で発電された電力は、発電装置制御器(12)を経
て、これに接続したコネクタレセプタクル(63a)から
出力される。一方、冷凍装置制御器(14)は、コネクタ
レセプタクル(63a)からの上記発電電力またはコネク
タレセプタクル(64)からの外部の商用電力をコネクタ
プラグ(63b)を介して受け、この電力を遠心ファン(2
4),(24)、電気ヒータ(65)、プロペラファン(2
8),(28)、冷媒圧縮機(29)および他の制御機器へ
供電するとともに、これらの機器を制御するようになっ
ている。
ク図である。同図において、ディーゼルエンジン(35)
の後端駆動軸に連結された発電機(33)は、その回転軸
(60)前端に冷却ファン(61)を有する一方、発電装置
制御器(12)に連なるスタータ(62)を備えており、発
電機ケーシング(57)後部の吸気口(57a)から吸い込
んだ外気を前側部の排気口(57b)から排出して発電機
の固定子(33a)、回転子(33b)のコイル等を冷却する
一方、発電装置制御器(12)に接続した蓄電池(36)に
よってエンジンを始動するようにしている。上記発電機
(33)で発電された電力は、発電装置制御器(12)を経
て、これに接続したコネクタレセプタクル(63a)から
出力される。一方、冷凍装置制御器(14)は、コネクタ
レセプタクル(63a)からの上記発電電力またはコネク
タレセプタクル(64)からの外部の商用電力をコネクタ
プラグ(63b)を介して受け、この電力を遠心ファン(2
4),(24)、電気ヒータ(65)、プロペラファン(2
8),(28)、冷媒圧縮機(29)および他の制御機器へ
供電するとともに、これらの機器を制御するようになっ
ている。
第17図(a)は、横仕切板(7)の下面に固定した一方
のフォーク挿入ポケット(15′)の詳細正面図であり、
このフォーク挿入ポケット(15′)の両側面には貫通穴
(66a),(66a),…(第17図(b)参照)を、底面に
は貫通穴(66b),(66b)…(第17図(c)参照)を夫
々穿設するとともに、後面を蓋板(67)で覆って、ラジ
エータファン(32)下流の排気温風の一部を、図中の矢
印で示す如く、上記貫通穴(66a),(66b)からフォー
ク挿入ポケット(15′)内を経て前端まで導き、外部へ
排出するようにしている。
のフォーク挿入ポケット(15′)の詳細正面図であり、
このフォーク挿入ポケット(15′)の両側面には貫通穴
(66a),(66a),…(第17図(b)参照)を、底面に
は貫通穴(66b),(66b)…(第17図(c)参照)を夫
々穿設するとともに、後面を蓋板(67)で覆って、ラジ
エータファン(32)下流の排気温風の一部を、図中の矢
印で示す如く、上記貫通穴(66a),(66b)からフォー
ク挿入ポケット(15′)内を経て前端まで導き、外部へ
排出するようにしている。
上記構成のコンテナ冷凍装置の作用および動作について
次に述べる。
次に述べる。
発電装置制御器(12)を介して蓄電池(36)によってス
タータ(62)が作動し、ディーゼルエンジン(35)が始
動させられる(第16図参照)。例えば海水を含んだ海上
の外気は、第14図の矢印で示すように底板(3)の内部
のダクト(50)から吸い込まれ、排出穴(53),吸気管
(59)を経る屈曲した経路で海水をかなり除かれ、次い
で給気エアクリーナ(34)で清浄化されて、上記ディー
ゼルエンジン(35)に供給される一方、主燃料タンク
(13b)からは軽油が供給され、ディーゼルエンジン(3
5)は連続稼動に入る。これに伴って回転駆動される先
端のラジエータファン(32)は、第7図の矢印で示す如
く、吸込通風口(10a)および下部室(19)の前面の吸
込通風口(10b)から外気を吸い込み、この外気は、エ
ンジン用ラジエータ(31)を冷却して、一部は排出通風
口(10d)から、さらにはディーゼルエンジン(35)を
冷却して排出通風口(10d′)から、残りは発電機ケー
シング(57)をも冷却して排出通風口(10c)から夫々
温風となって排出される。なお、第4図のディーゼルエ
ンジン(35)の上方を矢印の如く流れる温風の一部は、
第17図に示すように、フォーク挿入ポケット(15′)の
両側面の貫通穴(66a)および底面の貫通穴(66b)から
パイプ内に流入し、パイプ内を通って前端から外部へ流
出し、エンジンの冷却効果を高める。また、ディーゼル
エンジン(35)で回転駆動される発電機(33)の冷却フ
ァン(61)によって、底板(3)の内部のダクト(49)
の吸入穴(51a),(51b)から吸い込まれた前述と同様
の外気は、排出穴(52),(54)およびダクト(56)内
を経て海水を殆ど除かれて発電機ケーシング(57)の吸
気口(57a)に流入し(第16図参照)、内部のコイル等
を冷却した後、発電機ケーシング(57)の排気口(57
b)から排気出通風口(10d′)を経て外部へ排出され
る。
タータ(62)が作動し、ディーゼルエンジン(35)が始
動させられる(第16図参照)。例えば海水を含んだ海上
の外気は、第14図の矢印で示すように底板(3)の内部
のダクト(50)から吸い込まれ、排出穴(53),吸気管
(59)を経る屈曲した経路で海水をかなり除かれ、次い
で給気エアクリーナ(34)で清浄化されて、上記ディー
ゼルエンジン(35)に供給される一方、主燃料タンク
(13b)からは軽油が供給され、ディーゼルエンジン(3
5)は連続稼動に入る。これに伴って回転駆動される先
端のラジエータファン(32)は、第7図の矢印で示す如
く、吸込通風口(10a)および下部室(19)の前面の吸
込通風口(10b)から外気を吸い込み、この外気は、エ
ンジン用ラジエータ(31)を冷却して、一部は排出通風
口(10d)から、さらにはディーゼルエンジン(35)を
冷却して排出通風口(10d′)から、残りは発電機ケー
シング(57)をも冷却して排出通風口(10c)から夫々
温風となって排出される。なお、第4図のディーゼルエ
ンジン(35)の上方を矢印の如く流れる温風の一部は、
第17図に示すように、フォーク挿入ポケット(15′)の
両側面の貫通穴(66a)および底面の貫通穴(66b)から
パイプ内に流入し、パイプ内を通って前端から外部へ流
出し、エンジンの冷却効果を高める。また、ディーゼル
エンジン(35)で回転駆動される発電機(33)の冷却フ
ァン(61)によって、底板(3)の内部のダクト(49)
の吸入穴(51a),(51b)から吸い込まれた前述と同様
の外気は、排出穴(52),(54)およびダクト(56)内
を経て海水を殆ど除かれて発電機ケーシング(57)の吸
気口(57a)に流入し(第16図参照)、内部のコイル等
を冷却した後、発電機ケーシング(57)の排気口(57
b)から排気出通風口(10d′)を経て外部へ排出され
る。
一方、上記ディーゼルエンジンで回転駆動される発電機
(33)によって発電された電力は、第16図で述べたよう
に冷凍装置の各機器へ供給され、各機器は冷凍装置制御
器(14)によって制御される。即ち、第5,6図で述べた
ように、冷凍サイクルを形成する蒸発器(25)と凝縮器
(27)は、内蔵モータで作動する冷媒圧縮機(29)によ
って、夫々吸熱稼動および放熱稼動せしめられる。上部
左室(17)内の遠心ファン(24)は、コンテナ室(21)
の天井部から吸い込んだ室内空気を、上記吸熱稼動して
いる蒸発器(25)を通して冷却し、コンテナ室(21)の
床部から吹出して循環させ、前面パネル(6c)のスライ
ド式ベンチレータ(11)は、循環する室内空気を外気と
一部換気する。そして蒸発器(25)に凝結して落下する
水滴は、横仕切板(7)の水抜穴(26)を通って下部室
(19)へ落下する。上部右室(18)内のプロペラファン
(28)は、前面パネル(6a)の吸気グリル(9b)および
側壁の吸気口(9a)から上記放熱稼動している凝縮器
(27)を通して外気を吸い込んで凝縮器(27)を冷却さ
せ、これによって昇温した外気を排気グリル(9d)およ
び頂壁の排気口(9c)から排出する。
(33)によって発電された電力は、第16図で述べたよう
に冷凍装置の各機器へ供給され、各機器は冷凍装置制御
器(14)によって制御される。即ち、第5,6図で述べた
ように、冷凍サイクルを形成する蒸発器(25)と凝縮器
(27)は、内蔵モータで作動する冷媒圧縮機(29)によ
って、夫々吸熱稼動および放熱稼動せしめられる。上部
左室(17)内の遠心ファン(24)は、コンテナ室(21)
の天井部から吸い込んだ室内空気を、上記吸熱稼動して
いる蒸発器(25)を通して冷却し、コンテナ室(21)の
床部から吹出して循環させ、前面パネル(6c)のスライ
ド式ベンチレータ(11)は、循環する室内空気を外気と
一部換気する。そして蒸発器(25)に凝結して落下する
水滴は、横仕切板(7)の水抜穴(26)を通って下部室
(19)へ落下する。上部右室(18)内のプロペラファン
(28)は、前面パネル(6a)の吸気グリル(9b)および
側壁の吸気口(9a)から上記放熱稼動している凝縮器
(27)を通して外気を吸い込んで凝縮器(27)を冷却さ
せ、これによって昇温した外気を排気グリル(9d)およ
び頂壁の排気口(9c)から排出する。
このように、冷凍系の一部をなす凝縮器(27)と発電系
をなすエンジン用ラジエータ(31),ディーゼルエンジ
ン(35),発電機(33)等とは、夫々箱体(1)内の別
室に設けられ、これらの冷却用通風経路は、ラジエータ
用経路と発電機用経路を含めて互いに独立しているの
で、一通風経路の排出温風が他通風経路の冷却に悪影響
を与えることはない。また、電子部品を含んだ発電装置
制御器(12)や冷凍装置制御器(14)および補助燃料タ
ンク(13)は、エンジン用ラジエータ(31)の上流側に
位置するので、排出温風の影響で故障したり、危険が増
す恐れがない。
をなすエンジン用ラジエータ(31),ディーゼルエンジ
ン(35),発電機(33)等とは、夫々箱体(1)内の別
室に設けられ、これらの冷却用通風経路は、ラジエータ
用経路と発電機用経路を含めて互いに独立しているの
で、一通風経路の排出温風が他通風経路の冷却に悪影響
を与えることはない。また、電子部品を含んだ発電装置
制御器(12)や冷凍装置制御器(14)および補助燃料タ
ンク(13)は、エンジン用ラジエータ(31)の上流側に
位置するので、排出温風の影響で故障したり、危険が増
す恐れがない。
次に、発電装置を搭載した共通台(30)(第4図参照)
を下部室(19)の底板(3)に取り付ける場合、フォー
ク挿入ポケット(30b),(30b)を介して共通台(30)
をフォークリフトで保持,搬送し、底板(3)上の第9
図に示す位置に載置する。即ち、まず共通台(30)の両
凹部の広幅部(38a)に底板の両凸部が嵌り込むように
共通台(30)を載置し、次いでフォークリフトのフォー
クを下部室奥方向へ僅かづつ動かして、上記両凸部(3
7)が両凹部のテーパ部(38b)に沿って案内されながら
狭幅部(38c)に密に嵌合するまで上記共通台(30)を
下部室奥方向へ移動させ、定位置に装着させる。この位
置で共通台(30)の4つの貫通穴(30a)と底板(3)
に螺設したボルト穴は正確に位置合わせされ、ここに4
本のボルトをねじ込んで共通台を底板上に確実に固定す
る。このとき、共通台(30)上のディーゼルエンジン
(35)の排気管(39)は、側壁(5)の外側のコンテナ
バンに固定したサイレンサ(16)と適宜連結具で着脱可
能に連結する。また、共通台(30)を底板(3)から取
り外す場合も、逆の手順で同様に取り外すことができ
る。従って、発電装置の点検や修理の場合、あるいはコ
ンテナ輸送中に他の商用電源が利用できる場合、エンジ
ン,ラジエータ,ラジエータファン,発電機,発電装置
制御器,補助燃料タンクおよび蓄電池を共通台(30)と
共に一体かつ容易に箱体(1)から出し入れできる。
を下部室(19)の底板(3)に取り付ける場合、フォー
ク挿入ポケット(30b),(30b)を介して共通台(30)
をフォークリフトで保持,搬送し、底板(3)上の第9
図に示す位置に載置する。即ち、まず共通台(30)の両
凹部の広幅部(38a)に底板の両凸部が嵌り込むように
共通台(30)を載置し、次いでフォークリフトのフォー
クを下部室奥方向へ僅かづつ動かして、上記両凸部(3
7)が両凹部のテーパ部(38b)に沿って案内されながら
狭幅部(38c)に密に嵌合するまで上記共通台(30)を
下部室奥方向へ移動させ、定位置に装着させる。この位
置で共通台(30)の4つの貫通穴(30a)と底板(3)
に螺設したボルト穴は正確に位置合わせされ、ここに4
本のボルトをねじ込んで共通台を底板上に確実に固定す
る。このとき、共通台(30)上のディーゼルエンジン
(35)の排気管(39)は、側壁(5)の外側のコンテナ
バンに固定したサイレンサ(16)と適宜連結具で着脱可
能に連結する。また、共通台(30)を底板(3)から取
り外す場合も、逆の手順で同様に取り外すことができ
る。従って、発電装置の点検や修理の場合、あるいはコ
ンテナ輸送中に他の商用電源が利用できる場合、エンジ
ン,ラジエータ,ラジエータファン,発電機,発電装置
制御器,補助燃料タンクおよび蓄電池を共通台(30)と
共に一体かつ容易に箱体(1)から出し入れできる。
上記実施例では、記述の如く、共通台(30)上に上流側
から順に発電装置制御器(12)、補助燃料タンク(13
a)と蓄電池(36)、エンジン用ラジエータ(31)、ラ
ジエータファン(32)、ディーゼルエンジン(35)、発
電機(33)を取付けて、この共通台(30)を箱体(1)
内の下部室(19)の底板(3)に4本のボルトで固定す
るとともに、上記下部室(19)の側壁(4)に吸込通風
口(10a)、下部室(19)の前面に吸込通風口(10b)、
前面パネル(6b),(6b′)に排気出通風口(10d),
(10d′)、側壁(5)に排出通風口(10c)など多くの
通風口を設け、さらにフォーク挿入ポケット(15′)に
も排気通路としての貫通穴(66a,66b)を設けた。ま
た、これらによる発電系冷却用通風経路は、上部両室
(17),(18)に配設した冷凍系の一部をなす凝縮器
(27)の冷却用通風経路と完全に独立する一方、底板
(3)内に形成されたダクトを経る発電機冷却用通風経
路 および給気エアクリーナ用経路(50→53→59→34)とも
夫々独立している。従って、上流側の電子部品を含んだ
発電装置制御器(12)等は排出温風の影響で故障したり
せず、一通風経路の排出温風が他通風経路の冷却に悪影
響を与えることもなく、冷外気給気と効果的な冷却とに
よってエンジンおよび発電機の出力が向上するうえ、外
気中に含まれる海水は上記ダクトを経て除去され、発電
機やエンジンに悪影響を与えない。また、発電系を搭載
した共通台(30)は、フォーク挿入ポケット(30b)と
取り付けボルト用貫通穴(30a)を位置合わせする羽子
板形の凹部(38)を有しているので、下部室の底板
(3)への取付け、取外しが接触による損傷を受けず容
易かつ迅速に行なえ、点検,修理の際非常に有利であ
る。加えて、共通台(30)上に発電系に必要な機器を全
て搭載しているので、箱体(1)外での試運転が随時行
なえるという利点がある。さらに、コンテナ輸送中に他
の商用電源が利用できる場合は、箱体(1)内から共通
台(30)を取外して、下部室(19)を殆ど空にでき、輸
送手段の積載可能重量の十分な増大を図ることができ
る。
から順に発電装置制御器(12)、補助燃料タンク(13
a)と蓄電池(36)、エンジン用ラジエータ(31)、ラ
ジエータファン(32)、ディーゼルエンジン(35)、発
電機(33)を取付けて、この共通台(30)を箱体(1)
内の下部室(19)の底板(3)に4本のボルトで固定す
るとともに、上記下部室(19)の側壁(4)に吸込通風
口(10a)、下部室(19)の前面に吸込通風口(10b)、
前面パネル(6b),(6b′)に排気出通風口(10d),
(10d′)、側壁(5)に排出通風口(10c)など多くの
通風口を設け、さらにフォーク挿入ポケット(15′)に
も排気通路としての貫通穴(66a,66b)を設けた。ま
た、これらによる発電系冷却用通風経路は、上部両室
(17),(18)に配設した冷凍系の一部をなす凝縮器
(27)の冷却用通風経路と完全に独立する一方、底板
(3)内に形成されたダクトを経る発電機冷却用通風経
路 および給気エアクリーナ用経路(50→53→59→34)とも
夫々独立している。従って、上流側の電子部品を含んだ
発電装置制御器(12)等は排出温風の影響で故障したり
せず、一通風経路の排出温風が他通風経路の冷却に悪影
響を与えることもなく、冷外気給気と効果的な冷却とに
よってエンジンおよび発電機の出力が向上するうえ、外
気中に含まれる海水は上記ダクトを経て除去され、発電
機やエンジンに悪影響を与えない。また、発電系を搭載
した共通台(30)は、フォーク挿入ポケット(30b)と
取り付けボルト用貫通穴(30a)を位置合わせする羽子
板形の凹部(38)を有しているので、下部室の底板
(3)への取付け、取外しが接触による損傷を受けず容
易かつ迅速に行なえ、点検,修理の際非常に有利であ
る。加えて、共通台(30)上に発電系に必要な機器を全
て搭載しているので、箱体(1)外での試運転が随時行
なえるという利点がある。さらに、コンテナ輸送中に他
の商用電源が利用できる場合は、箱体(1)内から共通
台(30)を取外して、下部室(19)を殆ど空にでき、輸
送手段の積載可能重量の十分な増大を図ることができ
る。
第18図乃至第24図は、発電機(33)および給気エアクリ
ーナ(34)への通風経路の変形例を示す図である。
ーナ(34)への通風経路の変形例を示す図である。
第18図では、発電機ケーシング(57)の後端の吸気口を
囲むようにダクト(70)を設け、このダクト後面下部中
央には側壁(5)から突出し、矢印の如く外気が流入す
る吸込口(70a)を設け、底板(3)に接する下端縁に
はラバーシール(70b)を設けている。
囲むようにダクト(70)を設け、このダクト後面下部中
央には側壁(5)から突出し、矢印の如く外気が流入す
る吸込口(70a)を設け、底板(3)に接する下端縁に
はラバーシール(70b)を設けている。
第19,20図では、ダクト(56)等は前述の第15図に示し
たものと同一であるが、第14図で述べた底板内部のダク
ト(50)と吸気管(59)がなく、冷却ファン(61)の吹
出側位置の発電機ケーシング前端上部に貫通穴をあけ、
この貫通穴を排気口(57c)とし、この排気口(57c)に
給気エアクリーナ(34)の吸込口(34a)を吸気ダクト
(34b)を介して接続しており、図中の矢印で示すよう
に、冷却ファン(61)が吹き出す排出温風の一部を給気
エアクリーナ(34)に供給するようにして、装置の簡素
化を図っている。
たものと同一であるが、第14図で述べた底板内部のダク
ト(50)と吸気管(59)がなく、冷却ファン(61)の吹
出側位置の発電機ケーシング前端上部に貫通穴をあけ、
この貫通穴を排気口(57c)とし、この排気口(57c)に
給気エアクリーナ(34)の吸込口(34a)を吸気ダクト
(34b)を介して接続しており、図中の矢印で示すよう
に、冷却ファン(61)が吹き出す排出温風の一部を給気
エアクリーナ(34)に供給するようにして、装置の簡素
化を図っている。
第21図は、前面パネル(6b),(6b′)を装着した下部
室(19)の正面図であり、この断面を示す第22(a)図
では、底板(3)は第13,14図で述べたような内部のダ
クトを有さず、前面パネル(6b)の後部上方に給気エア
クリーナ(34)用の吸気口(71)、後部下方に発電機内
蔵冷却ファン用の吸気口(72)を夫々設けている。そし
て、上記吸気口(71)と給気エアクリーナ(34)を、前
面パネル(6b)当接端にシールゴム(73),(73)を有
し、先端に水抜用のドレーンチューブ(75)を装着した
陥没したドレーン部(74)を有するダクト(76)で接続
する。また、上記吸気口(72)と発電機ケーシング(5
7)の吸気口(57a)を、同様にシールゴム(73),(7
3)を有するダクト(77)で接続している。第22(b)
図では、ダクト(76′)の形状が上記ダクト(76)と多
少異なる点を除いて第22(a)図のものと同一である。
このような構成により、外気は図中の矢印で示すように
給気エアクリーナ(34)と発電機ケーシング(57)内に
夫々吸い込まれ、外気中に含まれる海水はダクトでかな
り除去され、ダクト(76),(76′)のドレーン部(7
4),(74′)に溜った海水はドレーンチューブ(7
5),(75′)を外して抜くことができる。
室(19)の正面図であり、この断面を示す第22(a)図
では、底板(3)は第13,14図で述べたような内部のダ
クトを有さず、前面パネル(6b)の後部上方に給気エア
クリーナ(34)用の吸気口(71)、後部下方に発電機内
蔵冷却ファン用の吸気口(72)を夫々設けている。そし
て、上記吸気口(71)と給気エアクリーナ(34)を、前
面パネル(6b)当接端にシールゴム(73),(73)を有
し、先端に水抜用のドレーンチューブ(75)を装着した
陥没したドレーン部(74)を有するダクト(76)で接続
する。また、上記吸気口(72)と発電機ケーシング(5
7)の吸気口(57a)を、同様にシールゴム(73),(7
3)を有するダクト(77)で接続している。第22(b)
図では、ダクト(76′)の形状が上記ダクト(76)と多
少異なる点を除いて第22(a)図のものと同一である。
このような構成により、外気は図中の矢印で示すように
給気エアクリーナ(34)と発電機ケーシング(57)内に
夫々吸い込まれ、外気中に含まれる海水はダクトでかな
り除去され、ダクト(76),(76′)のドレーン部(7
4),(74′)に溜った海水はドレーンチューブ(7
5),(75′)を外して抜くことができる。
第23,24図は、夫々給気エアクリーナ(34)用の吸気ダ
クトの変形例の平面図および側面図を示し、この吸気ダ
クト(78)は、給気エアクリーナの吸込口(34a)から
ディーゼルエンジン(35)上部を経て屈曲し、エンジン
用ラジエータ(31)の前面前方まで延設されている。そ
のため、ディーゼルエンジン(35)には、排出温風の影
響を受けない冷外気が供給され、エンジン出力を向上さ
せることができる。
クトの変形例の平面図および側面図を示し、この吸気ダ
クト(78)は、給気エアクリーナの吸込口(34a)から
ディーゼルエンジン(35)上部を経て屈曲し、エンジン
用ラジエータ(31)の前面前方まで延設されている。そ
のため、ディーゼルエンジン(35)には、排出温風の影
響を受けない冷外気が供給され、エンジン出力を向上さ
せることができる。
第25図乃至第27図は、発電装置を取り付けた共通台(3
0)を下部室の底板(3)に固定する構成の変形例の平
面図および部分詳細図である。上記底板(3)と共通台
(30)の下部室前面側の長辺に、第25図に示すように取
り付けボルト用の3つの通しの貫通穴(30a)をあけ、
底板側の穴にはボルト用のめねじを螺設している。一
方、共通台(30)の下部室後面側の長辺に2つの湾入部
(79),(80)を設けるとともに、これに対応して底板
(3)上には固定金具付ガイドピン(81)とガイドピン
(82)を夫々突設する。上記固定金具付ガイドピン(8
1)は、第26図(a),(b)に示すように、底板
(3)上におねじ(83)を穿設し、このおねじの下部に
ガイドローラ(84)を回動自在に外嵌するとともに、上
部にレバー(85)付の締め付けフック(86)を螺合して
なり、レバー(85)を回わして締め付けフックを回転さ
せつつ下降させることによって、上記共通台の湾入部
(79)の周縁上面に刻設した溝部(87)に上記締め付け
フック(86)を圧着して、共通台(30)を底板(3)に
確実に固定できるようになっている。また、上記ガイド
ピン(82)は、第27図(a),(b)に示すように、上
端につば(88a)を有し、下部にガイドローラ(89)を
回動自在に外嵌したピン(88)を底板(3)上に突設し
てなる。このような構成によって、底板(3)上の大略
第25図に示す位置に載置された共通台(30)は、湾入部
(79),(80)に回動自在に当接するガイドローラ(8
4),(89)に滑らかに案内されて湾入部先端の定位置
に位置決めされ、これによって3つの取り付けボルト穴
は正確かつ極めて容易に位置合わせされる。
0)を下部室の底板(3)に固定する構成の変形例の平
面図および部分詳細図である。上記底板(3)と共通台
(30)の下部室前面側の長辺に、第25図に示すように取
り付けボルト用の3つの通しの貫通穴(30a)をあけ、
底板側の穴にはボルト用のめねじを螺設している。一
方、共通台(30)の下部室後面側の長辺に2つの湾入部
(79),(80)を設けるとともに、これに対応して底板
(3)上には固定金具付ガイドピン(81)とガイドピン
(82)を夫々突設する。上記固定金具付ガイドピン(8
1)は、第26図(a),(b)に示すように、底板
(3)上におねじ(83)を穿設し、このおねじの下部に
ガイドローラ(84)を回動自在に外嵌するとともに、上
部にレバー(85)付の締め付けフック(86)を螺合して
なり、レバー(85)を回わして締め付けフックを回転さ
せつつ下降させることによって、上記共通台の湾入部
(79)の周縁上面に刻設した溝部(87)に上記締め付け
フック(86)を圧着して、共通台(30)を底板(3)に
確実に固定できるようになっている。また、上記ガイド
ピン(82)は、第27図(a),(b)に示すように、上
端につば(88a)を有し、下部にガイドローラ(89)を
回動自在に外嵌したピン(88)を底板(3)上に突設し
てなる。このような構成によって、底板(3)上の大略
第25図に示す位置に載置された共通台(30)は、湾入部
(79),(80)に回動自在に当接するガイドローラ(8
4),(89)に滑らかに案内されて湾入部先端の定位置
に位置決めされ、これによって3つの取り付けボルト穴
は正確かつ極めて容易に位置合わせされる。
〈発明の効果〉 以上の説明で明らかなように、本発明のコンテナ用冷凍
装置は、コンテナの端壁に取り付けられる箱体内を仕切
板で2つの室に区切り、一方の室にコンテナ内部の空気
調和のための蒸発器,蒸発器ファン,凝縮器,凝縮器フ
ァン,冷媒圧縮機を設ける一方、他方の室に、共通台上
にエンジン,エンジン用ラジエータ,ラジエータファ
ン,発電機を一列に取り付けて配置するとともに、上記
箱体壁にエンジン冷却用の吸込通風口と排出通風口を設
けているので、冷凍系と発電系が完全に別室に分離さ
れ、エンジン−発電機冷却用通風経路と凝縮器冷却用通
風経路が互いに独立していて、その排出温風が互いに他
方の冷却に悪影響を与えず、効果的な冷却が行なえ、エ
ンジンや発電機の出力向上を図ることができる一方、共
通台上に発電系を一括して搭載したことにより、箱体内
への組み込みや取り外しが容易かつ能率的に行なえ、箱
体外での試運転も可能になり、点検や修理の便宜および
コンテナ輸送手段積載可能重量の増大を図ることがで
き、その効果は著しい。
装置は、コンテナの端壁に取り付けられる箱体内を仕切
板で2つの室に区切り、一方の室にコンテナ内部の空気
調和のための蒸発器,蒸発器ファン,凝縮器,凝縮器フ
ァン,冷媒圧縮機を設ける一方、他方の室に、共通台上
にエンジン,エンジン用ラジエータ,ラジエータファ
ン,発電機を一列に取り付けて配置するとともに、上記
箱体壁にエンジン冷却用の吸込通風口と排出通風口を設
けているので、冷凍系と発電系が完全に別室に分離さ
れ、エンジン−発電機冷却用通風経路と凝縮器冷却用通
風経路が互いに独立していて、その排出温風が互いに他
方の冷却に悪影響を与えず、効果的な冷却が行なえ、エ
ンジンや発電機の出力向上を図ることができる一方、共
通台上に発電系を一括して搭載したことにより、箱体内
への組み込みや取り外しが容易かつ能率的に行なえ、箱
体外での試運転も可能になり、点検や修理の便宜および
コンテナ輸送手段積載可能重量の増大を図ることがで
き、その効果は著しい。
第1図,第2図,第3図は本発明のコンテナ用冷凍装置
の斜視図、第4図は前面パネルを外したコンテナ用冷凍
装置の正面図、第5図,第6図,第7図は夫々第4図の
V−V,VI-VI,VII-VII断面図、第8図は共通台の斜視
図、第9図は床板への共通台の組み込み構造の平面図、
第10図(a),(b),(c),(d),(e)は第9
図のX部分の詳細図、第11図は第4図のXI-XI矢視図、
第12図は第4図のXII-XII断面図、第13図は第12図のXII
I断面図、第14図は、第12図のXIV断面図、第15図は発電
機ケーシングのダクトの斜視図、第16図はコンテナ用冷
凍装置の電気系統を示すブロック図、第17図(a),
(b),(c)はフォーク挿入パイプの排気経路の詳細
図、第18図は、発電機ケーシングのダクトの変形例を示
す斜視図、第19図,第20図は発電機ケーシングのダクト
と給気エアクリーナの接続構造を示す図、第21図は、下
部室の通風経路の変形例を示す正面図、第22図(a),
(b)は第21図のXXII-XXII断面図、第23図,第24図は
吸気ダクトの変形例の夫々平面図,側面図、第25図は床
板への共通台の組み込み構造の変形例を示す平面図、第
26図(a),(b),第27図(a),(b)は第25図の
夫々XXVI,XXVII部分の詳細図、第28図は従来のコンテナ
用冷凍装置の正面図である。 1……箱体、2……頂壁、3……底板、4,5……側壁、
6……前壁、6b,6b′……前面パネル、7……仕切板、1
0a……吸込通風口、10c……排出通風口、10d,10d′……
排出通風口、12……発電装置制御器、13a……補助燃料
タンク、15,15′……フォーク挿入ポケット、16……サ
イレンサ、17……上部左室、18……上部右室、19……下
部室、20……コンテナ端壁、21……コンテナ内部、24…
…遠心ファン、25……蒸発器、27……凝縮器、28……プ
ロペラファン、29……冷媒圧縮機、30……共通台、 31……エンジン用ラジエータ、 32……ラジエータファン、33……発電機、 35……ディーゼルエンジン。
の斜視図、第4図は前面パネルを外したコンテナ用冷凍
装置の正面図、第5図,第6図,第7図は夫々第4図の
V−V,VI-VI,VII-VII断面図、第8図は共通台の斜視
図、第9図は床板への共通台の組み込み構造の平面図、
第10図(a),(b),(c),(d),(e)は第9
図のX部分の詳細図、第11図は第4図のXI-XI矢視図、
第12図は第4図のXII-XII断面図、第13図は第12図のXII
I断面図、第14図は、第12図のXIV断面図、第15図は発電
機ケーシングのダクトの斜視図、第16図はコンテナ用冷
凍装置の電気系統を示すブロック図、第17図(a),
(b),(c)はフォーク挿入パイプの排気経路の詳細
図、第18図は、発電機ケーシングのダクトの変形例を示
す斜視図、第19図,第20図は発電機ケーシングのダクト
と給気エアクリーナの接続構造を示す図、第21図は、下
部室の通風経路の変形例を示す正面図、第22図(a),
(b)は第21図のXXII-XXII断面図、第23図,第24図は
吸気ダクトの変形例の夫々平面図,側面図、第25図は床
板への共通台の組み込み構造の変形例を示す平面図、第
26図(a),(b),第27図(a),(b)は第25図の
夫々XXVI,XXVII部分の詳細図、第28図は従来のコンテナ
用冷凍装置の正面図である。 1……箱体、2……頂壁、3……底板、4,5……側壁、
6……前壁、6b,6b′……前面パネル、7……仕切板、1
0a……吸込通風口、10c……排出通風口、10d,10d′……
排出通風口、12……発電装置制御器、13a……補助燃料
タンク、15,15′……フォーク挿入ポケット、16……サ
イレンサ、17……上部左室、18……上部右室、19……下
部室、20……コンテナ端壁、21……コンテナ内部、24…
…遠心ファン、25……蒸発器、27……凝縮器、28……プ
ロペラファン、29……冷媒圧縮機、30……共通台、 31……エンジン用ラジエータ、 32……ラジエータファン、33……発電機、 35……ディーゼルエンジン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沢井 克行 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 小山田 泰洋 福岡県北九州市八幡西区大字藤田2346番地 株式会社安川電機製作所八幡工場内 (72)発明者 酒勾 勝洋 福岡県北九州市八幡西区大字藤田2346番地 株式会社安川電機製作所八幡工場内 (72)発明者 松野 次生 福岡県北九州市八幡西区大字藤田2346番地 株式会社安川電機製作所八幡工場内 (72)発明者 前田 徹 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−67532(JP,A) 実開 昭59−52377(JP,U) 実開 昭56−66779(JP,U) 実開 昭59−49861(JP,U) 実開 昭60−116180(JP,U) 実公 昭55−49503(JP,Y2)
Claims (12)
- 【請求項1】コンテナの端壁(20)に取り付けられる箱
体(1)内を仕切板(7)で2つの室に区切り、一方の
室(17,18)に、コンテナ内部(21)の空気調和のため
の蒸発器(25),蒸発器ファン(24),凝縮器(27),
凝縮器ファン(28),冷媒圧縮機(29)を設ける一方、
他方の室(19)にエンジン(35)および発電機(33)を
設けたコンテナ用冷凍装置であって、 上記他方の室(19)に、共通台(30)上にエンジン(3
5),エンジン用ラジエータ(31),ラジエータファン
(32),発電機(33)を一列に取り付けて配置するとと
もに、上記箱体(1)の壁(4,5,6b)にエンジン冷却用
の吸込通風口(10a,10b)と排出通風口(10c,10d,10
d′)を設けたことを特徴とするコンテナ用冷凍装置。 - 【請求項2】上記特許請求の範囲第1項に記載のコンテ
ナ用冷凍装置において、上記共通台(30)上に順に上記
エンジン用ラジエータ(31),ラジエータファン(3
2),エンジン(35),発電機(33)を取り付け、上記
エンジン用ラジエータ(31)の上流側に上記吸込通風口
(10a,10b)を、上記ラジエータファン(32)の下流側
に上記排出通風口(10c,10d,10d′)を夫々設けたこと
を特徴とするコンテナ用冷凍装置。 - 【請求項3】上記特許請求の範囲第2項に記載のコンテ
ナ用冷凍装置において、上記ラジエータ(31)の上流側
に発電装置制御器(12)および冷凍装置制御器(14)を
配置したことを特徴とするコンテナ用冷凍装置。 - 【請求項4】上記特許請求の範囲第1項または第2項に
記載のコンテナ用冷凍装置において、上記発電機(33)
に冷却ファン(61)が内蔵されており、かつ上記発電機
(33)のケーシング(57)の軸方向一端側下部に吸気口
(57a)を、他端側に排気口(57b)をそれぞれ設けたこ
とを特徴とするコンテナ用冷凍装置。 - 【請求項5】上記特許請求の範囲第4項に記載のコンテ
ナ用冷凍装置において、上記発電機(33)のケーシング
(57)の吸気口(57a)は吸気ダクト(56)を介して底
板(3)の外気吸込用通路に連絡しており、この外気吸
込用通路は底板(3)下面から外気を流入するように形
成されていることを特徴とするコンテナ用冷凍装置。 - 【請求項6】上記特許請求の範囲第1項乃至第4項のい
ずれかに記載のコンテナ用冷凍装置において、上記他方
の室(19)の箱体(1)の前壁が、上記排出通風口(10
d,10d′)を有する着脱自在なパネル(6b,6b′)からな
ることを特徴とするコンテナ用冷凍装置。 - 【請求項7】上記特許請求の範囲第5項に記載のコンテ
ナ用冷凍装置において、上記底板(3)は、ダクト(4
9),(50)構造に形成されて外気吸込用通路を構成し
ており、該ダクト(49),(50)には下方から外気を吸
込む吸入穴(51a),(51b),(51c)と上方へ前記外
気を排出する排出穴(52),(52),(54)とが穿設さ
れ、該排出穴(52),(52),(54)と上記発電機(3
3)のケーシング(57)の吸気口(57a)とが上記吸気ダ
クト(56)を介して連絡されていることを特徴とするコ
ンテナ用冷凍装置。 - 【請求項8】上記特許請求の範囲第7項に記載のコンテ
ナ用冷凍装置において、上記底板(3)には、上記外気
吸込用通路から上方へ前記外気を排出する排出穴(53)
を穿設し、該排出穴(53)が吸気管(59)を介して上記
エンジン(35)の給気エアクリーナ(34)の吸込口(34
a)に連絡されていることを特徴とするコンテナ用冷凍
装置。 - 【請求項9】上記特許請求の範囲第1項、第2項、第4
項、第5項、第7項のいずれかに記載のコンテナ用冷凍
装置において、上記発電機(33)のケーシング(57)に
は冷却ファン(61)の吹出側位置に上記給気エアクリー
ナ(34)の吸込口(34a)に吸気ダクト(34b)を介して
連絡する排気口(57c)が設けられていることを特徴と
するコンテナ用冷凍装置。 - 【請求項10】上記特許請求の範囲第2項に記載のコン
テナ冷凍装置において、上記仕切板(7)におけるエン
ジン用ラジエータ(31)の下流側に位置する箇所にフォ
ーク挿入ポケット(15′)を設け、このフォーク挿入ポ
ケット(15′)に、ラジエータ(31)を通過した温風の
一部を前方に排出するための貫通穴(66a),(66b)を
設けたことを特徴とするコンテナ用冷凍装置。 - 【請求項11】上記特許請求の範囲第1項に記載のコン
テナ用冷凍装置において、上記箱体(1)の前面にパネ
ル(6b)を着脱自在に設け、このパネル(6b)に2つの
吸気口(71),(72)を穿設し、一方の吸気口(72)を
ダクト(77)を介して前記発電機(33)の吸気口(57
a)に、他方の吸気口(71)をダクト(76,76′)を介し
てエンジン(35)の給気エアクリーナ(34)の吸込口
(34a)にそれぞれ連絡したことを特徴とするコンテナ
用冷凍装置。 - 【請求項12】上記特許請求の範囲第1項乃至第11項の
いずれかに記載のコンテナ用冷凍装置において、上記他
方の室(19)の底板(3)と共通台(30)に一側の長辺
に取り付けボルト用の複数の貫通穴(30a)を共に設け
る一方、上記共通台(30)の他側の長辺には2つの湾入
部(79),(80)を設けるとともに、上記他方の室(1
9)の底板(3)の他側の長辺には、ガイドローラ(8
9)が外嵌され上記一方の湾入部(80)に係合するピン
(88)と、下方にガイドローラ(84)が外嵌されかつ上
方にレバー付の締め付けフック(86)が螺合され上記他
方の湾入部(79)に係合するねじ(83)とを突設して、
上記貫通穴(30a)を位置合わせできるようにしたこと
を特徴とするコンテナ用冷凍装置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60233050A JPH0686976B2 (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | コンテナ用冷凍装置 |
AU63700/86A AU588762B2 (en) | 1985-10-17 | 1986-10-09 | Refrigeration apparatus for transport container |
DK496386A DK496386A (da) | 1985-10-17 | 1986-10-16 | Koeleapparat, navnlig til transportcontainer |
KR1019860008717A KR910004396B1 (ko) | 1985-10-17 | 1986-10-17 | 수송 콘테이너용 냉동장치 |
US06/920,223 US4748824A (en) | 1985-10-17 | 1986-10-17 | Refrigeration apparatus for transport container |
DE8686114391T DE3683589D1 (de) | 1985-10-17 | 1986-10-17 | Kuehlaggregat fuer einen transportbehaelter. |
EP86114391A EP0220625B1 (en) | 1985-10-17 | 1986-10-17 | A refrigeration apparatus for a transport container |
CN86106549A CN1007553B (zh) | 1985-10-17 | 1986-10-17 | 用于运输箱的致冷设备 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60233050A JPH0686976B2 (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | コンテナ用冷凍装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6291773A JPS6291773A (ja) | 1987-04-27 |
JPH0686976B2 true JPH0686976B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=16949010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60233050A Expired - Lifetime JPH0686976B2 (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | コンテナ用冷凍装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4748824A (ja) |
EP (1) | EP0220625B1 (ja) |
JP (1) | JPH0686976B2 (ja) |
KR (1) | KR910004396B1 (ja) |
CN (1) | CN1007553B (ja) |
AU (1) | AU588762B2 (ja) |
DE (1) | DE3683589D1 (ja) |
DK (1) | DK496386A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009133565A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置用コントロールボックス |
JP2010286156A (ja) * | 2009-06-10 | 2010-12-24 | Daikin Ind Ltd | トレーラ用冷凍装置 |
JP2021139576A (ja) * | 2020-03-06 | 2021-09-16 | ダイキン工業株式会社 | 輸送用冷凍装置、及び輸送用コンテナ |
Families Citing this family (56)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4736597A (en) * | 1987-04-08 | 1988-04-12 | Thermo King Corporation | Transport refrigeration system |
US4811569A (en) * | 1988-05-23 | 1989-03-14 | Thermo King Corporation | Zero cube transport refrigeration unit for straight trucks |
JP2695884B2 (ja) * | 1988-12-27 | 1998-01-14 | ヤンマーディーゼル株式会社 | エンジン駆動冷凍コンテナ |
JPH0390580U (ja) * | 1989-12-28 | 1991-09-13 | ||
JPH05296641A (ja) * | 1990-12-26 | 1993-11-09 | Mitsubishi Juko Reinetsu Service Kk | 蓄冷冷凍冷蔵庫 |
WO1993023663A1 (en) * | 1992-05-14 | 1993-11-25 | Mishport Pty. Ltd. | Engine powered energy providing assemblies |
US5744940A (en) * | 1995-12-26 | 1998-04-28 | Carrier Corporation | Fuel tank having pass through conduits |
US5739675A (en) * | 1995-12-26 | 1998-04-14 | Carrier Corporation | Removable powertray for a self contained motor generator set |
DE19647130C1 (de) * | 1996-11-14 | 1998-04-09 | Daimler Benz Ag | Dämpferventilanordnung |
US5804946A (en) * | 1996-11-19 | 1998-09-08 | Carrier Corporation | Dual tower fuel tank for a motor generator set |
US5916253A (en) * | 1998-05-04 | 1999-06-29 | Carrier Corporation | Compact trailer refrigeration unit |
JP2000213849A (ja) | 1999-01-25 | 2000-08-02 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 冷凍輸送車両 |
EP1046525A3 (en) * | 1999-04-21 | 2002-06-12 | Carrier Corporation | Transport refrigeration unit with synchronous generator power system |
US6223546B1 (en) * | 1999-04-21 | 2001-05-01 | Robert A. Chopko | Electrically powered transport refrigeration unit |
US6202434B1 (en) * | 1999-10-05 | 2001-03-20 | William P. Hearne, Jr. | Portable combination hydro cooling and forced refrigerated air cooling unit |
US6497112B1 (en) * | 2001-08-22 | 2002-12-24 | Carrier Corporation | Integrated pod scroll |
US6932148B1 (en) | 2002-10-07 | 2005-08-23 | Scs Frigette | Vehicle heating and cooling system |
US7259469B2 (en) * | 2003-07-31 | 2007-08-21 | Scs Frigette Inc. | Vehicle auxiliary power unit, assembly, and related methods |
US20050072553A1 (en) * | 2003-10-07 | 2005-04-07 | Robert Tigner | Gen set with external oil filter and pump |
DE10355397A1 (de) * | 2003-11-25 | 2005-06-30 | Behr Gmbh & Co. Kg | Kraftfahrzeug-Klimaanlage mit Standklimatisierung |
US7150159B1 (en) | 2004-09-29 | 2006-12-19 | Scs Frigette | Hybrid auxiliary power unit for truck |
JP4598188B2 (ja) * | 2005-04-26 | 2010-12-15 | ホシザキ電機株式会社 | 冷却貯蔵庫 |
JP2007309608A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Daikin Ind Ltd | トレーラー用冷凍装置 |
JP2008008514A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Yanmar Co Ltd | 冷凍コンテナ |
WO2008001528A1 (fr) * | 2006-06-27 | 2008-01-03 | Yanmar Co., Ltd. | Récipient réfrigérant |
JP2008008516A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Yanmar Co Ltd | エンジン駆動式冷凍コンテナ |
DE102006048821A1 (de) * | 2006-10-09 | 2008-04-10 | Bitzer Kühlmaschinenbau Gmbh | Kühlsystem |
JP2008255831A (ja) * | 2007-04-02 | 2008-10-23 | Yamaha Motor Powered Products Co Ltd | 遮音型エンジン発電機 |
US9581380B1 (en) * | 2007-07-20 | 2017-02-28 | Carlos Quesada Saborio | Flexible refrigeration platform |
JP5180577B2 (ja) * | 2007-12-21 | 2013-04-10 | 三菱重工業株式会社 | 輸送用冷凍装置 |
US8037704B2 (en) * | 2008-05-22 | 2011-10-18 | Thermo King Corporation | Distributed refrigeration system |
US8776928B2 (en) * | 2008-12-24 | 2014-07-15 | ENGEN Technologies | Regenerative electric drive refrigerated unit |
JP2011007480A (ja) * | 2009-05-25 | 2011-01-13 | Daikin Industries Ltd | トレーラ用冷凍装置 |
JP5453943B2 (ja) | 2009-06-10 | 2014-03-26 | ダイキン工業株式会社 | トレーラ用冷凍装置 |
EP2459468B1 (en) * | 2009-07-31 | 2016-08-31 | Carrier Corporation | Refrigerated container, method |
DE102010022993B4 (de) * | 2010-06-08 | 2021-07-01 | Schmitz Cargobull Aktiengesellschaft | Transportkältemaschine zum Kühlen des Innenraums |
JP2012112620A (ja) * | 2010-11-26 | 2012-06-14 | Yanmar Co Ltd | コンテナ冷凍装置 |
CN102261545B (zh) * | 2011-07-13 | 2012-12-19 | 江苏道康发电机组有限公司 | 一种推车式风冷低噪音箱式电站 |
WO2013142824A1 (en) * | 2012-03-22 | 2013-09-26 | B/E Aerospace, Inc. | Vehicle refrigeration equipment having a vapor cycle system |
FR2993505B1 (fr) * | 2012-07-19 | 2015-06-26 | Leroy Somer Moteurs | Ensemble comportant un generateur et des moteurs electrique, pour un systeme de climatisation ou de refrigeration de vehicule. |
US20140060097A1 (en) * | 2012-08-31 | 2014-03-06 | Philip PERREAULT | Refrigerated truck battery back-up system and related methods |
WO2014047615A1 (en) | 2012-09-24 | 2014-03-27 | Thermo King Corporation | Condenser exhaust fan location within a transport refrigeration unit |
US9587869B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-03-07 | Thermo King Corporation | Low load capacity protection |
CN103267395A (zh) * | 2013-06-06 | 2013-08-28 | 河南统一电器股份有限公司 | 移动式冷藏冷冻仓 |
DE102014215401A1 (de) * | 2014-08-05 | 2016-02-11 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Container, Generatoreinrichtung und Verfahren zum Warentransport |
EP3258193B1 (en) * | 2015-02-27 | 2021-04-28 | Daikin Industries, Ltd. | Refrigeration apparatus for containers |
JP6667210B2 (ja) * | 2015-05-11 | 2020-03-18 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 輸送用冷凍機、および、トレーラー |
CN107624153B (zh) * | 2015-05-15 | 2021-01-05 | 开利公司 | 分级膨胀系统和方法 |
JP6458320B2 (ja) * | 2015-07-07 | 2019-01-30 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 輸送用冷凍機、及びトレーラ |
JP6662730B2 (ja) | 2016-07-04 | 2020-03-11 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | サブエンジン式輸送用冷凍ユニット |
JP2018017445A (ja) | 2016-07-27 | 2018-02-01 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 輸送用冷凍ユニット |
KR102153310B1 (ko) * | 2018-09-04 | 2020-09-09 | 주식회사 베이킹제주 | 자가 발전이 가능한 하이브리드형 냉동 컨테이너 |
JP7048905B2 (ja) * | 2020-03-06 | 2022-04-06 | ダイキン工業株式会社 | 輸送用冷凍装置および輸送用コンテナ |
DE102020213904A1 (de) * | 2020-11-05 | 2022-05-05 | BSH Hausgeräte GmbH | Kältegerät |
CN113865142B (zh) * | 2021-08-23 | 2023-06-27 | 深圳市燃气集团股份有限公司 | 一种撬装式高效制冷装置 |
CN114963639B (zh) * | 2022-05-27 | 2023-08-18 | 青岛海信网络能源股份有限公司 | 集成式储能箱体制冷设备 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2735277A (en) * | 1956-02-21 | clark | ||
US1380123A (en) * | 1918-08-02 | 1921-05-31 | William E Sullivan | Portable lighting-plant |
US1638146A (en) * | 1919-04-14 | 1927-08-09 | Ind Res Corp | Engine and generator cooling system |
US1343485A (en) * | 1919-07-09 | 1920-06-15 | Herbert D Shamberg | Manufacture of power plants |
US2263476A (en) * | 1940-01-24 | 1941-11-18 | Sunday Air Conditioning Compan | Air conditioning apparatus for cargo trailers |
US2694553A (en) * | 1951-01-04 | 1954-11-16 | Trane Co | Refrigeration apparatus for railroad cars |
US2881600A (en) * | 1953-06-19 | 1959-04-14 | Thore M Elfving | Mechanically refrigerated railway car |
US2891389A (en) * | 1956-07-06 | 1959-06-23 | Westinghouse Electric Corp | Air conditioning apparatus |
US2932957A (en) * | 1958-08-18 | 1960-04-19 | Dorsey Trailers Inc | Refrigerating unit for cargo transporting vehicle bodies |
US3692100A (en) * | 1971-07-09 | 1972-09-19 | United Brands Co | Mobile refrigerator shipping container unit |
US3712078A (en) * | 1971-11-22 | 1973-01-23 | Krispin Eng Ltd | Refrigeration unit |
DE2919237A1 (de) * | 1979-05-12 | 1980-11-27 | Motoren Werke Mannheim Ag | Waermepumpenaggregat |
US4257240A (en) * | 1979-09-26 | 1981-03-24 | Thermo King Corporation | Container refrigeration unit |
US4394818A (en) * | 1981-09-16 | 1983-07-26 | Thermo King Corporation | Transport refrigeration unit with removable power pack frame |
US4551986A (en) * | 1984-10-17 | 1985-11-12 | Westinghouse Electric Corp. | Transport refrigeration unit |
-
1985
- 1985-10-17 JP JP60233050A patent/JPH0686976B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-10-09 AU AU63700/86A patent/AU588762B2/en not_active Ceased
- 1986-10-16 DK DK496386A patent/DK496386A/da not_active Application Discontinuation
- 1986-10-17 DE DE8686114391T patent/DE3683589D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1986-10-17 EP EP86114391A patent/EP0220625B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-10-17 CN CN86106549A patent/CN1007553B/zh not_active Expired
- 1986-10-17 US US06/920,223 patent/US4748824A/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-10-17 KR KR1019860008717A patent/KR910004396B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009133565A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置用コントロールボックス |
JP2010286156A (ja) * | 2009-06-10 | 2010-12-24 | Daikin Ind Ltd | トレーラ用冷凍装置 |
JP2021139576A (ja) * | 2020-03-06 | 2021-09-16 | ダイキン工業株式会社 | 輸送用冷凍装置、及び輸送用コンテナ |
US12018880B2 (en) | 2020-03-06 | 2024-06-25 | Daikin Industries, Ltd. | Refrigeration apparatus for shipping, and shipping container |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DK496386A (da) | 1987-04-18 |
EP0220625A3 (en) | 1988-08-24 |
CN1007553B (zh) | 1990-04-11 |
KR910004396B1 (ko) | 1991-06-27 |
CN86106549A (zh) | 1987-07-08 |
DE3683589D1 (de) | 1992-03-05 |
EP0220625B1 (en) | 1992-01-22 |
AU588762B2 (en) | 1989-09-21 |
US4748824A (en) | 1988-06-07 |
AU6370086A (en) | 1987-04-30 |
EP0220625A2 (en) | 1987-05-06 |
KR870004280A (ko) | 1987-05-08 |
JPS6291773A (ja) | 1987-04-27 |
DK496386D0 (da) | 1986-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0686976B2 (ja) | コンテナ用冷凍装置 | |
US4495901A (en) | Generator apparatus for the combined production of electrical energy and heat | |
US8450864B2 (en) | Arrangement structure for control box and electric power converter in frame-mounted engine generator | |
US8360014B2 (en) | Engine housing enclosure | |
JPH0773972B2 (ja) | 空調ユニツト | |
JP5097486B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP4238129B2 (ja) | 防音型エンジン駆動作業機 | |
JPH0989310A (ja) | エンジン駆動式空気調和機の室外ユニット | |
CN1908532B (zh) | 空气调节器 | |
JP4272965B2 (ja) | 電力供給装置 | |
JP2019209777A (ja) | 車載冷房装置 | |
JP7070648B1 (ja) | 空調機 | |
JP3685579B2 (ja) | エンジン駆動熱ポンプ装置の室外機ユニット | |
JPH11270923A (ja) | 室外機ユニットおよび空気調和機 | |
JP3425635B2 (ja) | エンジン駆動式ヒートポンプ装置 | |
JP4544419B2 (ja) | 空気調和機 | |
WO2022124225A1 (ja) | 空調機 | |
JPH10238825A (ja) | エンジン駆動熱ポンプ装置の室外機ユニット | |
CN216790389U (zh) | 空调机 | |
JP4285217B2 (ja) | 空気調和機 | |
JPH08136000A (ja) | 空気調和機 | |
JPH0327254Y2 (ja) | ||
JP4294461B2 (ja) | 空調設備 | |
JPH1019443A (ja) | 冷凍装置のクーリングユニット | |
KR100554595B1 (ko) | 공기 조화기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |