JPH0327254Y2 - - Google Patents

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JPH0327254Y2
JPH0327254Y2 JP1984150748U JP15074884U JPH0327254Y2 JP H0327254 Y2 JPH0327254 Y2 JP H0327254Y2 JP 1984150748 U JP1984150748 U JP 1984150748U JP 15074884 U JP15074884 U JP 15074884U JP H0327254 Y2 JPH0327254 Y2 JP H0327254Y2
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intake
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exhaust
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JP1984150748U
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • Y02A30/274Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies using waste energy, e.g. from internal combustion engine

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、エンジンを動力源とするヒートポン
プを防音箱でほぼ密閉に近い状態に覆うようにし
た構成のエンジン・ヒートポンプ装置に係り、詳
しくは防音箱内の熱エネルギーを回収して有効利
用すると共に、エンジンの出力向上を図ることの
できるエンジン・ヒートポンプ装置に関する。
[従来の技術] 一般に、エンジン・ヒートポンプ装置は施設機
械として、該エンジン等の騒音を防止するため
に、防音箱内に配置して使用されている。このよ
うな構造のヒートポンプは、例えば箱形構造に形
成された防音箱内にエンジン、圧縮機、熱交換器
等が配置されて全体としてユニツトを構成してい
る。そして、この防音箱はエンジン駆動のための
新しい空気の供給および排気ガスの排出のため、
並びに防音箱内の熱のこもりを避けるために、該
防音箱の内部と外部とを連通する吸気口、排気口
を設けた構造にしていた。
このようなエンジン・ヒートポンプとしては、
例えば特開昭59−1968号公報に記載のもの、或は
実開昭58−172775号公報に記載のものが知られて
いる。特開昭59−1968号公報に記載の先行技術例
は、原動機室と室外熱交換器室とを排気ダクトで
連通させ、室外熱交換器の送風機によつて原動機
室から室外熱交換器室を経て排気するようにした
ものであり、実開昭58−172775号公報に記載の先
行技術例は、密閉室内に配置されたエンジンのフ
アンに対向して回収用熱交換器を配設すること
で、密閉室内の熱を回収すると共に、密閉室内の
温度上昇を阻止するようにしたものである。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のエンジン・ヒ
ートポンプ装置では、エンジン、圧縮機等の発熱
体による防音箱内の熱エネルギーを外部に無駄に
放出している問題点があつた。又、防音箱内に熱
がこもつたり、あるいは外気温度が高くなつた場
合等には、エンジンへの吸入空気温度が上昇し、
そのためにエンジン出力が低下することがあつ
た。
すなわち、上記特開昭59−1968号公報のエンジ
ン・ヒートポンプ装置では、単に冷却風を通気孔
から取入れ、原動機室内冷却排風をダクトにより
室外熱交換器室を介して外部へ排出しているだけ
であり、原動機室内の熱エネルギーをそのまま外
部に放出しており効率が悪く、また、エンジンの
出力向上も望めない。一方、実開昭58−172775号
公報に記載のエンジン・ヒートポンプ装置では、
密閉室外から外気を直接吸気しておりエンジンの
出力向上は望めないと共に、エンジンのフアンに
対向して設置された回収用熱交換器は、単に密閉
室内に開放されているだけであり、密閉室内の熱
エネルギーの回収効率が悪い。
本考案は、これらの事情に鑑みてなされたもの
で、エンジンの出力向上を図ると共に、防音箱内
の熱エネルギーを効率よく回収して有効利用でき
るようにしたエンジン・ヒートポンプ装置を提供
することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記問題点を解決するため本考案は、エンジン
により駆動される圧縮機、凝縮器、膨脹弁および
主蒸発器を順次接続して冷媒循環路を形成すると
ともに、上記エンジン、圧縮機、凝縮器等の機器
類を防音箱で覆い、上記防音箱内に設けた送風機
により吸気口から冷却風を取入れる一方、防音箱
内冷却後の排風を排気口から排出すると共に、上
記エンジンの吸気を防音箱内から取入れるヒート
ポンプ装置において、上記防音箱に設けた吸気口
と排気口とを覆う吸気側補助蒸発器、排気側補助
蒸発器を各々設け、上記各補助蒸発器を冷媒循環
路の主蒸発器に対して並列にまたは直列に接続す
るようにしている。
[作用] この構成で、外気が吸気口より吸気側補助蒸発
器を通過して防音箱内に流入されるとき熱交換さ
れる一方、防音箱内のエンジン、圧縮機等の発熱
体により発散された熱気は排出空気とともに排気
口に設けられた排気側補助蒸発器を通過するとき
熱回収され、さらにエンジンの吸気は吸気側補助
蒸発器を通過して冷却されて密度の大きくなつた
空気が吸入される。
[実施例] 以下図面を参照して本考案による実施例を具体
的に説明する。
第1図および第2図は本考案の一実施例に係
り、第1図はエンジン・ヒートポンプ装置を説明
する縦断面図、第2図はエンジン・ヒートポンプ
装置の系統図である。
これらの図において符号1はユニツト化された
エンジン・ヒートポンプ装置であり、このエンジ
ン・ヒートポンプ装置1はエンジン2と、このエ
ンジン2にて駆動される圧縮機3と、水冷凝縮器
4と、膨脹弁5と、蒸発器6と、その他エンジン
2に接続された冷却水熱交換器7および排気ガス
熱交換器8と、防音箱9等とから構成されてい
る。そして、前記主蒸発器6および膨脹弁5等は
防音箱9の外部に配置され、他の機器類は防音箱
9の内部に配設されている。前記エンジン・ヒー
トポンプ装置1の冷媒循環路は、前記圧縮機3の
高圧側から水冷凝縮器4→膨脹弁5→蒸発器6を
経て該圧縮機3の低圧側に循環するサイクルを形
成している。前記エンジン2の冷却水循環路に
は、該エンジン2の水冷却による熱を回収する前
記冷却水熱交換器7が接続されている。又、前記
エンジン2の排気ガス路には、前記排気ガス熱交
換器8が設けられている。そして、排気ガスは、
この排気ガス熱交換器8からマフラ10、排気ガ
ス管11を経て防音箱9の上部より外部に排出さ
れるようになつている。又、前記水冷凝縮器4の
温水(ブライン)流入口側は防音箱9の外部に設
けられたポンプ12を介して図示しないバツフア
タンクに接続されている。そしてブライン循環路
はバツフアタンクからポンプ12→水冷凝縮器4
→冷却水熱交換器7→排気ガス熱交換器8を経て
再びバツフアタンクに循環するサイクルを形成し
ている。前記エンジン2は防音箱9内部の床面1
3に設けられた架台14上に配置されている。そ
して、前記エンジン2の吸気系にはエアクリーナ
15が取付けられている。
一方、前記防音箱9は、吸音材と遮音材とを組
合わせた壁材等から、ほぼ密閉された箱形に形成
されており、騒音の漏出が防止されるようになつ
ている。又、前記防音箱9内部の一方の側壁から
天井壁にかけては倒立L字形に迂回する吸気通路
16が設けられている。この吸気通路16は吸気
材等を配設した迂回ダクト17で形成されてい
る。そして、この吸気通路16は、その一端で、
側壁に形成した吸気口18に連通され、また、そ
の他端で、前記迂回ダクト17に形成された出口
19に連通されている。この出口19は、前記エ
アクリーナ15に対峙した上側に設けられてお
り、ここに送風機20が取付けられている。前記
吸気口18には、該吸気口18を覆う吸気口側補
助蒸発器21が設けられている。又、前記防音箱
9の天井壁の一部には外部に連通した排気口22
が設けられており、ここにこの排気口22を覆う
排気口側補助蒸発器23が設けられている。そし
て、前記吸気口側および排気口側補助蒸発器2
1,23は、前記冷媒循環路の主蒸発器6に対し
てともに並列に接続されている。即ち、前記補助
蒸発器21,23は冷媒循環路の水冷凝縮器4の
出口側管路24と、圧縮機3の低圧側管路25と
の間にそれぞれの管路24,25より分岐して設
けられており、吸気側補助蒸発器21および排気
口側補助蒸発器23の高圧冷媒管路には、それぞ
れ膨脹弁28,29が設けられている。なお、前
記吸気口18および排気口22の外側の防音箱9
部分には、それぞれウエザカバー26,27が設
けられている。
このような構成では、エンジン2が始動して圧
縮機3が駆動されると冷媒は、おもに主蒸発器6
を流れて外気と熱交換を行う。又、前記冷媒は主
蒸発器6に並列に設けられた吸気口側および排気
口側補助蒸発器21,23にも流れる。そして、
外気は吸気口側蒸発器21を通過するときに、熱
を交換して冷却され、吸気通路16を流れ、出口
19より防音箱9内部に導入される。この冷却さ
れた外気の一部は、エアクリーナ15よりエンジ
ン2の吸入空気として供給され、該エンジン2の
出力を向上させることができる。又、防音箱9内
に設けられたエンジン2、圧縮機3およびその他
冷媒あるいは温水(ブライン)が循環する機器等
の発熱体より発散された熱気は、空気とともに防
音箱9天井壁の排気口22に設けられた排気口側
補助蒸発器23を通過し、該排気口側補助蒸発器
23でその熱回収が行われて外に排出される。従
つて、防音箱9内の発熱体より発散した熱エネル
ギーを回収するとともに防音箱9内の換気を行う
ことができる。
尚、前記実施例では、吸気口側および排気口側
補助蒸発器21,23がともに主蒸発器6に対し
て並列に設けられているが、直列に設けられてい
てもよい。又、前記補助蒸発器21,23は防音
箱9の内部と外部を流通する通気口に設けられて
いればよく、その他の吸気口および排気口であつ
てもよい。さらに、温水(ブライン)循環路等の
系統は任意のものにでき実施例に限定されない。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、エンジン
の出力向上を図ると共に、防音箱内の熱エネルギ
ーを効率よく回収して有効利用できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例に係
り、第1図はエンジン・ヒートポンプ装置を説明
する縦断面図、第2図はエンジン・ヒートポンプ
装置の系統図である。 1……エンジン・ヒートポンプ装置、2……エ
ンジン、3……圧縮機、4……水冷凝縮器、5…
…膨脹弁、6……主蒸発器、9……防音箱、15
……エアクリーナ、18……吸気口、21,23
……補助蒸発器、22……排気口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンにより駆動される圧縮機、凝縮器、膨
    脹弁および主蒸発器を順次接続して冷媒循環路を
    形成するとともに、上記エンジン、圧縮機、凝縮
    器等の機器類を防音箱で覆い、上記防音箱内に設
    けた送風機により吸気口から冷却風を取入れる一
    方、防音箱内冷却後の排風を排気口から排出する
    と共に、上記エンジンの吸気を防音箱内から取入
    れるヒートポンプ装置において、上記防音箱に設
    けた吸気口と排気口とを覆う吸気側補助蒸発器、
    排気側補助蒸発器を各々設け、上記各補助蒸発器
    を冷媒循環路の主蒸発器に対して並列にまたは直
    列に接続するようにしたことを特徴とするエンジ
    ン・ヒートポンプ装置。
JP1984150748U 1984-10-04 1984-10-04 Expired JPH0327254Y2 (ja)

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JPS6166753U JPS6166753U (ja) 1986-05-08
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011112248A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Nishimatsu Constr Co Ltd 給湯発電システムおよびその運転制御方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS591968A (ja) * 1982-06-24 1984-01-07 小型ガス冷房技術研究組合 熱ポンプ空気調和機

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JPS58172775U (ja) * 1982-05-14 1983-11-18 小型ガス冷房技術研究組合 エンジン駆動ヒ−トポンプの排熱回収装置

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