JP3957366B2 - エンジン駆動型作業機の収納構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、発電機および圧縮機等の作業機本体とこれを駆動するエンジンをケーシング内に収納するエンジン駆動型作業機の収納構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ビルディングや作業場における自家用電源や、非常電源として、内燃エンジンで駆動される発電機からなる発電装置が利用されている。また、同様に内燃エンジンで駆動される圧縮機も作業現場で利用されている。この種の従来の作業機のうち発電装置としては、たとえば実開平7−14129号公報に開示されたようなものがある。
これは、図5に示すように、発電機41とこれに直列に後端の出力軸が連結されたエンジン42が防音のためケーシング40内に設置されているもので、運転中に際しては発電機およびエンジン、さらにはマフラの発熱に対する換気、放熱が問題となる。
【0003】
このため、エンジン42の前端にはその回転軸に取り付けられたエンジンファン43が設けられ、エンジンファン43に面したラジエータ45が配置されている。ケーシング40の側壁上部で発電機41側には外気導入口47が設けられるとともに、エンジン42側の端壁上部には内気排出口48が設けられている。
運転中はエンジンファン43によりケーシング40内の空気を流動させ、高温となった内気を内気排出口48へ付勢することにより、外気導入口47から冷たい外気を吸い込み、ケーシング40内を冷却するようにしている。そして、発電機41やエンジン42から発生する騒音が極力外部に漏れにくいようにするため、ケーシング低部に設置された発電機およびエンジンに対して、外気導入口47と内気排出口48はそれぞれ高い位置に設けられて、さらには、ケーシング40内面の全面にわたってグラスウール49が貼着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の発電装置では、エンジン42の前端に位置するエンジンファン43によってケーシング40内の換気を行なうようにしているので、エンジンファン43がエンジン42の陰になって効果的に空気の滑らかな流れを引き起こすことができず、しかもエンジンファン43の直前にラジエータ45が配置されているから、実際上適切な換気は困難であった。その結果高温となったケーシング40内で所定のエンジン冷却を行なうためには、上記ラジエータ45のサイズをさらに大きくし、エンジンファン43のサイズを大きくしてファン騒音を増大させる結果となり、また外気導入口47や内気排出口48の開口面積も大きくする必要があり、外部へ放出される騒音のレベルも高くなってしまうという問題がある。
【0005】
なお、上記実開平7−14129号公報には、グラスウール49を不要とするための対策としてラジエータをエンジンおよび発電機を囲う中空の箱状として、ラジエータのフィンなどによる吸音効果を得ようとする提案が記載されているが、この場合には、大きな箱状のラジエータを収納するため外側のケーシングがとくに大型化してしまうという問題が生じる。
したがって本発明は、上記従来の問題点に鑑み、全体サイズを大型化することなく、効率良くケーシング内の換気およびエンジン冷却が行なわれるとともに、騒音が低減されるようにしたエンジン駆動型作業機の収納構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため本発明は、ケーシング内が隔壁によりエンジン室とラジエータ室に区画されるとともに、エンジン室およびラジエータ室にはそれぞれに外気導入口と内気排出口が設けられ、エンジン室には、作業機本体、該作業機本体を駆動するエンジンならびにエンジンのメインマフラを含む全排気系が配置されるとともに、その内気排出口に第1のモータファンが付設され、内気排出口には、通気経路を屈曲させたラビリンスダクトが設けられ、第1のモータファンがラビリンスダクトの内気排出口に直接臨まない開口に配置され、ラジエータ室にはエンジンの冷却水を冷却するラジエータが配置されるとともに、その外気導入口または内気排出口に第2のモータファンが付設されているものとした。
【0007】
上記エンジン室の外気導入口はケーシングの端壁または側壁の下部に設け、内気排出口を天板に設けるのが好ましい。
【0008】
また、ラジエータ室においてはラジエータが外気導入口に面して設けられ、第2のモータファンはラジエータを挟んで外気導入口に設けるのが好ましい。
この際、ラジエータ室の外気導入口をケーシングの側壁に設け、内気排出口を天板に設けるとともに、隔壁はラジエータ室側へ膨らむ膨出部を有して、メインマフラをこの膨出部に配置することができる。
【0009】
さらに、第1のモータファンは、エンジン室の温度に応じてオン、オフまたは回転速度が制御され、第2のモータファンは、冷却水の温度に応じてオン、オフまたは回転速度が制御されるものとすることができる。
【0010】
【作用】
エンジン室およびラジエータ室においてそれぞれに外気導入口と内気排出口が設けられ、その外気導入口または内気排出口にモータファンが付設されているから、両室とも効率よく換気、放熱が行われる。
また、エンジン室に作業機本体、エンジンならびにその全排気系が配置されるので、ラジエータ室におけるラジエータの熱的負担が軽減され、冷却水が効率よく放熱冷却される。
とくに、第1のモータファンを内気排出口に設けられたラビリンスダクトに設置してあるので、効率よく排気しながら、モータファンが内気排出口の開口に直接臨まず回転音がダクトで減衰され外部への放出が抑えられる。
【0011】
また、エンジン室の外気導入口をケーシングの端壁または側壁の下部に設け、内気排出口を天板に設けることにより、エンジンおよび作業機本体の熱を吸収し温度上昇して高い位置へ流れた空気が滑らかに内気排出口から排出される。
【0012】
ラジエータ室においても、ラジエータを外気導入口に面して設け、第2のモータファンをラジエータを挟んで外気導入口に設けることにより、外気導入口から吸い込まれる冷気が直ちにラジエータを通過するので、小型のラジエータでも冷却効果が大きい。
なお、隔壁に膨出部を形成してここにメインマフラを配置することにより、とくに排気系に関するエンジン室のレイアウトが容易となる。
さらに、第1、第2のモータファンのオン、オフや回転速度を制御可能とすることにより、回転音の発生がさらに低減される。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を、作業機として発電装置に適用した実施例により説明する。
図1は実施例装置の正面の側壁を取り外して内部構成を示す一部断面を含む正面図、図2は天板を取り外して示す一部断面を含む平面図、図3は図2におけるA−A断面図、そして、図4はとくにエンジンから延びるマフラのレイアウトを示す図である。
発電装置1のケーシング2は、図1に示すように、エンジン室10とラジエータ室11の2室からなっており、両室は隔壁12により分かれている。エンジン室10には、発電機15とこれに直列に後端の出力軸が連結されたエンジン16がその前端を隔壁12に向けて設置されている。
【0014】
エンジン16と発電機15の連結軸17には発電機冷却ファン18が取り付けられている。エンジン室10の発電機15側の端壁4aには比較的低い位置に第1の外気導入口21が設けられ、エンジン16上部の天板5には第1の内気排出口22が設けられている。また、コントロールユニット7がエンジン室10の上部スペースに配置されている。
【0015】
一方、ラジエータ室11には、図2に示すように、その側壁3aに第2の外気導入口23が設けられ、この第2の外気導入口23に面してラジエータ25が設置され、隔壁12を貫通する図示省略のホースによりエンジン16と接続している。この第2の外気導入口23は、例えばラジエータ25のコア部分の略1/2の開口面積を有している(図1参照)。この開口面積は、冷却効率に応じて適宜決定される。
ラジエータ25には室内側に電動モータで駆動される第2のモータファン28が付設されている。また、ラジエータ室11の天板5には内気排出口24が設けられている。外気導入口21、23や内気排出口24などの開口部には適宜グリッド29a、29b、29cを設けることができる。
ラジエータ室11の低部には、図1、図3に示すように、エンジン16のための燃料タンク33が設置されている。この燃料タンク33とエンジン16とは図示しない燃料配管により接続されている。
また、第1の外気導入口21と第2の外気導入口23の開口面積比率は略2:8となっている。
【0016】
なお、上記の冷却水用のホースのほか、燃料タンク33とエンジン16間の配管などが隔壁12を貫通する穴にはグロメットを装着するのが望ましいが、装着しない場合の穴の隙間はエンジン室10とラジエータ室11間の空気の実質的な通流を許さない程度のものとされる。
【0017】
図1、図2に示すように、エンジン室10とラジエータ室11を区画する隔壁12の上半部には、上記ラジエータ25を避けてラジエータ室11側へ膨らんだ膨出部13が形成され、膨出部内、すなわちエンジン室10側にはメインマフラ36が配置され、第1のサブマフラ35を介してエンジン16の排気マニホルド19に接続されている。同じくエンジン室10内では、メインマフラ36に接続された第2のサブマフラ37のテールパイプ38が、天板5の内気排出口22から外部へ向けて開口している。
内気排出口22には、通気経路を屈曲させたラビリンスダクト6が付設され、ラビリンスダクト6の室内側下向き開口部に電動モータで駆動される第1のモータファン27が付設されている。また、第2のサブマフラ37は上記ラビリンスダクト6内に配置されている。この内気排出口22の開口面積は、外気導入口23の開口面積に応じて決定される。
【0018】
第1および第2のモータファン27、28は、コントロールユニット7に接続されており、エンジン室10およびエンジン冷却水の温度をそれぞれ検出する図示しない温度センサの出力に基づいてオン・オフならびに回転速度などが制御されるようになっている。
なお、とくに図示しないが、エンジン16の吸気系にはエンジン室10内に配置する図示省略のエアクリーナを接続することができる。
【0019】
以上のような収納構造を備える本発電装置1の運転においては、第1のモータファン27の作動により、エンジン室10内の高温空気がラビリンスダクト6を通って内気排出口22から放出されるとともに、これにより、第1の外気導入口21から外部の冷気が吸い込まれ、換気が行なわれる。エンジン室10内の空気温度が所定の設定温度より低いときには、コントロールユニット7からの制御により第1のモータファン27は停止する。
一方、ラジエータ室11では、第2のモータファン28により第2の外気導入口23から吸い込まれる外気がラジエータ25を通過して、エンジンの冷却水が冷却される。ラジエータ25で熱交換された空気は内気排出口24から放出される。
【0020】
本実施例は以上のように構成され、ケーシング2が隔壁12によりエンジン室10とラジエータ室11の2室に分離され、エンジン室10に発熱源となるエンジン16、発電機15ならびにメインマフラ36およびサブマフラ35、37を配置する一方、ラジエータ室11にはラジエータ25と燃料タンク33を配置している。そして、エンジン室10には第1の外気導入口21と内気排出口22を設けて、内気排出口22のラビリンスダクト6の開口に電動の第1のモータファン27を設置しているから、従来のエンジンファンに比べて格段に効率よく換気が行われる。したがって、エンジン室10の第1の外気導入口21の面積は上述のように第1と第2の外気導入口21、23を合わせた全体の約20%あれば十分である。なお、この外気導入口21の開口比率はマフラその他の容量により多少上下するが、最大でも30%を越えることはない。
【0021】
また、ラジエータ室11にも第2の外気導入口23と内気排出口24とを設けて、ケーシング側壁3aの第2の外気導入口23に対面させてラジエータ25を配置し、このラジエータ25に第2のモータファン28を重ねて設置しているので、第2の外気導入口23から第2のモータファン28によって吸い込まれる外気が直接ラジエータ25を通過して、ここでもまたきわめて効率よく冷却水が冷却される。
【0022】
このため、エンジン室10については小さな開口の第1の外気導入口21および内気排出口22のラビリンスダクト6による騒音減衰効果に加え、第1のモータファン27が小型のもので十分な換気が得られるから、ファンにより発生する騒音自体が低減し、ケーシング2から外部へ放出される騒音が大幅に低減する。また、たとえ第1のモータファン27が多少の回転音を発生する場合にも、このモータファンは内気排出口22の開口に直接臨んでいないから、この面からも外部へ放出される騒音が低減する。
【0023】
またラジエータ室11についても、同様に第2のモータファン28が小型のもので十分な冷却性能が得られるから、比較的に大きな第2の外気導入口23でも第2のモータファン28による騒音がほとんどない。
こうして、ケーシング2から外部へ放出される騒音が大幅に低減する。そして、上記のモータファン27、28はいずれもコントロールユニット7により制御され、運転中でもエンジン室10内の温度が所定温度以下になったり、冷却水温度が所定以下になると回転を停止されるから、一層静粛性が向上する。
【0024】
さらに、隔壁12に膨出部13を形成して、エンジン16および発電機15のみでなく高温となるメインマフラ36までエンジン室10側に配置したので、ラジエータ室11に収納されるラジエータ25は高温環境から解放され、この点で第2のモータファン28の小型化のみならず、ラジエータ25も小型化が可能となる。このため、図1に示すように、外気導入口23の開口面積は、例えばラジエータ25のコア部面積の1/2で充分である場合もある。また、開口面積は必要冷却効率に応じて決定されるが、必要に応じて該コア部面積の1/2から同等の大きさまで種々設定可能なので、設計の自由度が大きい。
同じくラジエータ室11に高温部材がないので、燃料タンク33との間に別途遮熱板などを設置する必要もない。
そのうえ、熱源の大部分エンジン室にまとめられたので、内気排出口22からの放熱等に対して熱対策が必要な場合においても、1ヶ所の熱対策で済むので設計が容易である。
【0025】
さらに、メインマフラ36を含む排気系全体をエンジン室10側に配置したので、熱的影響に加えて騒音源も1ヶ所にまとめられたことになり、騒音的影響においても好ましい。これにより、ラジエータ室11において、例えば冷却効率の面から外気導入口23および内気排出口24を拡大せざるを得ない場合においても、騒音源がラジエータ用モータファンに限られているので、騒音流出の影響は微小でありほとんど問題がない。
【0026】
なお、実施例ではエンジン室10の第1の外気導入口21はケーシング2の端壁4aに設けられ、またラジエータ室11の第2の外気導入口23は側壁3aに設けられているが、これに限定されず、第1の外気導入口をエンジン室の側壁3aあるいは3bに、第2の外気導入口はラジエータ室の端壁4bに設けることもできる。
以上は、作業機として発電機の場合について説明したが、本発明は、圧縮機等内燃エンジンで駆動する作業機に広く適用することができる。ただし、発電機以外の作業機に適用する場合は、電動ファン駆動用の小型発電機を併設することが必要である。
【0027】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明は、発電機やエンジン等をケーシング内に収納したエンジン駆動型作業機の収納構造において、ケーシングを隔壁によりエンジン室およびラジエータ室に分けて、それぞれに外気導入口と内気排出口を設け、その外気導入口または内気排出口にモータファンを付設したものとしたので、両室とも効率よく換気、放熱が行われる。そして、エンジン室に作業機本体、エンジンならびにその全排気系を配置したので、ラジエータ室におけるラジエータの熱的負担が軽減され、冷却水が効率よく放熱冷却される。これにより、それぞれのモータファンを小さくすることができ、またとくに騒音の主要発生源を収納するエンジン室の外気導入口も比較的小さくできるから、ケーシングから外部へ放出される騒音が顕著に低減される。
そして、とくにエンジン室のモータファンを内気排出口に設けられたラビリンスダクトに設置してあるので、効率よく排気できる一方、モータファンが内気排出口の開口に直接臨まないから、回転音がダクトで減衰され外部への放出が効率よく抑えられる。
【0028】
また、エンジン室の外気導入口をケーシングの端壁または側壁の下部に設け、内気排出口を天板に設けることにより、エンジンおよび発電機の熱を吸収し温度上昇して高い位置へ流れた空気が滑らかに内気排出口から排出され、一層換気性能が向上する。
【0029】
ラジエータ室においても、ラジエータを外気導入口に面して設け、モータファンをラジエータを挟んで外気導入口に設けることにより、外気導入口から吸い込まれる冷気が直ちにラジエータを通過するので、小型のラジエータでも大きな冷却効果が得られるから、装置全体を小型に構成することができる。
また、隔壁にラジエータ室側へ膨らむ膨出部を形成してここにメインマフラを配置することにより、とくに排気系に関するエンジン室のレイアウトが容易となるメリットがある。
さらに、エンジン室やラジエータ室のモータファンのオン、オフや回転速度を制御可能とすることにより、回転音の発生がさらに低減されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の正面側壁を取り外して内部構成を示す正面図である。
【図2】実施例の天板を取り外して内部構成を示す平面図である。
【図3】図2におけるA−A断面図である。
【図4】マフラのレイアウトを示す図である。
【図5】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 発電装置
2 ケーシング
3a、3b 側壁
4a、4b 端壁
5 天板
6 ラビリンスダクト
7 コントロールユニット
10 エンジン室
11 ラジエータ室
12 隔壁
13 膨出部
15 発電機
16 エンジン
17 連結軸
18 発電機冷却ファン
19 排気マニホルド
21 第1の外気導入口
22 内気排出口
23 第2の外気導入口
24 内気排出口
25 ラジエータ
27 第1のモータファン
28 第2のモータファン
29a、29b、29c グリッド
33 燃料タンク
35 第1のサブマフラ
36 メインマフラ
37 第2のサブマフラ
38 テールパイプ
40 ケーシング
41 発電機
42 エンジン
43 エンジンファン
45 ラジエータ
47 外気導入口
48 内気排出口
49 グラスウール
Claims (6)
- ケーシング(2)内が隔壁(12)によりエンジン室(10)とラジエータ室(11)に区画されるとともに、該エンジン室およびラジエータ室にはそれぞれに外気導入口(21、23)と内気排出口(22、24)が設けられ、
前記エンジン室には、作業機本体(15)、該作業機本体を駆動するエンジン(16)ならびに該エンジンのメインマフラ(36)を含む全排気系が配置されるとともに、その内気排出口(22)に第1のモータファン(27)が付設され、
前記内気排出口(22)には、通気経路を屈曲させたラビリンスダクト(6)が設けられ、
前記第1のモータファン(27)が前記ラビリンスダクト(6)の前記内気排出口(22)に直接臨まない開口に配置され、
前記ラジエータ室には前記エンジンの冷却水を冷却するラジエータ(25)が配置されるとともに、その外気導入口(23)または内気排出口(24)に第2のモータファン(28)が付設されていることを特徴とするエンジン駆動型作業機の収納構造。 - 前記エンジン室(10)の外気導入口(21)がケーシングの端壁(4a)または側壁(3a)の下部に設けられ、内気排出口(22)が天板(5)に設けられていることを特徴とする請求項1記載のエンジン駆動型作業機の収納構造。
- 前記ラジエータ(25)が前記外気導入口(23)に面して設けられ、前記第2のモータファン(28)は前記ラジエータを挟んで外気導入口に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のエンジン駆動型作業機の収納構造。
- 前記ラジエータ室(11)の外気導入口(23)がケーシングの側壁(3a)に設けられ、内気排出口(24)が天板(5)に設けられるとともに、前記隔壁(12)がラジエータ室側へ膨らむ膨出部(13)を有し、前記メインマフラ(36)が該膨出部に配置されていることを特徴とする請求項1、2または3記載のエンジン駆動型作業機の収納構造。
- 前記第1のモータファン(27)は、エンジン室(10)の温度に応じてオン、オフまたは回転速度が制御されるものであることを特徴とする請求項1、2、3または4記載のエンジン駆動型作業機の収納構造。
- 前記第2のモータファン(28)は、冷却水の温度に応じてオン、オフまたは回転速度が制御されるものであることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載のエンジン駆動型作業機の収納構造。
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