JPH025068Y2 - - Google Patents

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JPH025068Y2
JPH025068Y2 JP1983075781U JP7578183U JPH025068Y2 JP H025068 Y2 JPH025068 Y2 JP H025068Y2 JP 1983075781 U JP1983075781 U JP 1983075781U JP 7578183 U JP7578183 U JP 7578183U JP H025068 Y2 JPH025068 Y2 JP H025068Y2
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cooling air
chamber
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cooling
generator
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JP1983075781U
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JPS59181232U (ja
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Priority to FR8407298A priority patent/FR2545876B1/fr
Priority to US06/609,388 priority patent/US4608946A/en
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【考案の詳細な説明】 本考案は、全体を防音カバーで覆つた発動発電
機の冷却効果および防音効果をさらに向上せしめ
た防音構造の改良に関する。
比較的小型の携帯用発動発電機では、運転時に
発生する騒音の低減等を図るため、全体を防音カ
バーで覆つて構成する場合が多い。
ところが、このように全体を防音カバーで覆つ
て構成する場合、防音効果を高めるには外部への
開口面積を可及的に小さくする必要があるが、こ
の反面、このように外部への開口面積を小さくす
ると、防音カバー内の機器の冷却性能、すなわち
放熱性が低下するといつた相反する問題がある。
また、このような発動発電機では、防音カバー
で本体外部を覆つてはいるものの排気のためにマ
フラの排気口を外部へ向け若しくは外部に露出さ
せなくてはならないため、ある程度の防音効果は
期待できるもののマフラの排気音については十分
な防音効果を得ることができない。
本考案は斯かる事情に鑑み全体を防音カバーで
覆つたこの種発動発電機の防音効果を格段と向上
せしめるとともに、併せて冷却効果の向上をも図
ることができる発動発電機の防音構造の提供を目
的とするものである。
本考案は以上の目的を達するため、エンジンと
このエンジンで駆動される発電機とを防音カバー
内に収容して成る発動発電機において、前記防音
カバーの内部空間を発電機を冷却する冷却風を通
風する第1の冷却風路と、前記エンジンのシリン
ダとマフラとを覆う如くダクト状に形成され、こ
のダクト内に冷却風を強制通風して前記シリンダ
と前記マフラとを冷却する第2の冷却風路と、前
記第1および第2の冷却風路と独立した消音室と
に区画形成し、前記第1および第2の冷却風路の
終端開口とマフラの排気口とを前記消音室に開口
させて冷却風と排気ガスとを集合せしめ、前記消
音室に外部と連通する排出口を形成したことを特
徴とする。
以下には本考案を更に具体化した好適な実施例
を挙げ図面を参照して詳述する。
先ず、第1図には本考案に係る発動発電機の原
理説明図を示し、同図は発動発電機の概略斜視図
である。同図に基づき本考案の原理について説明
するに、符号1は発動発電機で全体が防音カバー
2で覆われているとともに、頭部にはハンドル3
を、又底部には足4…を備える。そして内部には
例えばエアクリーナ5、シユラウド6にて覆われ
たエンジン、マフラ7、発電機8等を装備しエン
ジンの出力を発電機に作用させて発電を行う公知
の発動発電機を構成している。
そして、この内部に着目すると、一側に上記エ
アクリーナ5及びキヤブレタ等を収納する吸気室
S1、中間にエンジン、マフラ7、発電機8等を収
納する熱源室S2、他側、特に図中右上側に消音室
S3を例えば仮想上の区画板K1,K2,K3にて区画
する。そして、更に熱源室S2は発電機8を収納す
る第1室S2-1とエンジン、マフラ7等その他の熱
源機器を収納する第2室S2-2に、例えば仮想上の
区画板K3,K4、更にはシユラウド6にて区画す
る。
また、前記吸気室S1の下部には外気を吸入する
吸入口9を設け、ここから外気、即ち矢印で示す
冷却風W1を吸気室S1内に吸入する。この吸気室
S1と、前記第1室S2-1及び第2室S2-2にはそれぞ
れ相連通する前記連通口10及び11を設け、他
方、消音室S3と、前記第1室S2-1及び第2室S2-2
にはそれぞれ相連通する後部連通口12及び13
を設ける。もつて、前記冷却風W1の一部は前部
連通口10、第1室S2-1、後部連通口12、消音
室S3にて形成される第1の冷却風路R1を経、符
号W2-1で示した冷却風にて発電機8を冷却して
上記消音室S3内に導かれる。
一方、前記冷却風W1の他の一部は連通口11、
シユラウド6、第2室S2-2、連通口13、消音室
S3にて形成される第2の冷却風路R2を経、冷却
風W2-2,W2-2にてエンジン及びマフラ7を冷却
し上記消音室S3内に導かれる。
なお、消音室S3には更にマフラ7における後部
排気管7aの後端排気口7a-1を臨ませて排気ガ
スW3を導く。この結果、前記冷却風W2-1
W2-2、それに排気ガスW3は消音室S3内にそれぞ
れ一旦導かれ、その後消音室S3の後部に設けた排
出口14から外部に排出される。当該排出口14
は前記吸入口9と同一方向(同一面上)に開口す
ることが望ましい。
次に第2図乃至第5図を参照して、具体的実施
例を説明する。各図に於て第2図は発動発電機の
右側面断面図、第3図は同背面断面図、第4図は
同平面断面図、第5図は同左側面断面図をそれぞ
れ示している。なお、各図に於て第1図と同一部
分には同一符号を付しその構成を明確にした。
先ず、吸気室S1について説明する。吸気室S1
防音カバー2、燃料タンク15、フアンカバー1
6等にて区画され吸入口9から冷却風W1をエン
ジン冷却フアン17及び発電機冷却フアン18の
作用にて吸入する。
一方、熱源室S2のうち第1室S2-1は発電機8自
体のフレーム、フアンカバー19、マフラセパレ
ータ20等にて区画され、前記冷却風W1の一部
は冷却風W2-1…となり発電機8を冷却後、消音
室S3下部の連通口12から該室S3内に流入する。
この送風は発電機冷却フアン18の回転作用にて
行われる。
また、熱源室S2のうち第2室S2-2はフアンカバ
ー16、これと連なるシユラウド6及びトツプカ
バー21にてその一部が区画され、エンジン22
を収容する。更に、シユラウド6と連なる前記マ
フラセパレータ20、それに防音カバー2にて残
り一部が区画され、マフラ7を収容する。そし
て、前記冷却風W1の一部はダクト状に形成され
た第2室S2-2内を通る冷却風W2-2となり、この
冷却風W2-2は上記フアンカバー16側部で吸気
室S1に臨んで開口した連通口11から吸入されエ
ンジン22、マフラ7を冷却し消音室S3下部の連
通口13から該室S3内に流入する。
なお、各室S1,S2-1,S2-2,S3は相互に密閉状
態に区画する。よつて、冷却風W1、それに冷却
風W2-1,W2-2はそれぞれ隔離され別個の冷却風
を形成し、各々の冷却風の干渉はなく最後に排気
室S3内にて混合する。なお、符号10は吸気室S1
と熱源室S2の第1室S2-1を相連通する連通口であ
る。
以上の基本的構成に加え、冷却風W1の一部で
ある冷却風Wa…をエアクリーナ5に供給してエ
アクリーナ用吸入エアを構成し、また、熱源室
S2-2内では冷却風W2-2の一部はアンダガイド2
3にてガイドされ、冷却風Wo…としてオイルパ
ンを冷却した後再び冷却風W2-2と合流して排気
室S3に流入する。
一方、本考案に従つて、マフラ7の後部排気管
7aもその後端一部を前記消音室S3内側部に突出
させることにより後端排気口7a-1を消音室S3
に連通せしめる。また、消音室S3には当該消音室
S3内に集合した冷却風及び排気ガスの混合気をま
とめて外部へ、しかも一方向へ排気する排出口1
4を設ける。この場合、前述した如く排出口14
と前記吸入口9は外気の対流、ほこりの発生防止
等を考慮して同一面側に設けるとともに、吸入口
9は本体のできるだけ下部に、又排出口14は本
体の上部に設けている。
また、前記後端排気口7a-1は上記排出口14
に向け、排気ガスW3の外部への排出性を考慮す
る。
因つて、消音室S3は前記各冷却風W2-1,W2-2
及び排気ガスW3を集合せしめ、排出口14から
混合風W4となつて外部へ排出す。
なお、各図に於て、特に説明しなかつた符号2
4はエアクリーナ5に内挿するエレメントを示
し、また、25はエアクリーナ5とエンジン22
を連結しているキヤブレタ、7bはエンジン22
とマフラ7を連結する前部排気管、26はエンジ
ンのシリンダ部で多数の冷却用フイン27を備え
る。29はリコイルスタータである。
また、各所にグラスウール(吸音材)28を付
設し、特に消音室S3内壁にはできるだけ多面に付
設することにより消音効果を高めている。
なお、本考案は実施例に限定されるものではな
く各部の形状、特に各室S1,S2-1,S2-2及びS3
区画するカバー等の形状は任意であり、また、各
機器の配置等は任意の発動発電機に適用すること
ができるものである。
以上の説明から明らかなように、本考案に係る
発動発電機の防音構造によれば、防音カバーの内
部空間を発電機を冷却する冷却風を通風する第1
の冷却風路と、エンジンのシリンダとマフラとを
冷却する冷却風を通風する第2の冷却風路と、前
記第1および第2の冷却風路と独立した消音室と
に区画形成し、前記第1および第2の冷却風路の
終端開口とマフラの排気口とを前記消音室に開口
させて、一旦排気ガスを消音室内に流入せしめ、
冷却風とともに混合して外部へ排出するようにし
たため、排気ガスは消音室内にて排気ガスよりも
かなり低温度の冷却風排気にて急激に冷却拡散さ
れ冷却により排気ガスの容積が減少し、且つ流速
が低下するためマフラの排気音を一段と低減させ
ることができる。
また、熱源機器はそれぞれ機器別に区画された
熱源室に収容され、独立した冷却風路を構成する
ため各発生音の性質に対応した最適な防音処理を
施すことができるとともに、各冷却風及び排気ガ
スは消音室内にて集中的に消音できるため防音効
率の向上、防音処理の容易化を図ることができ
る。
更にまた、消音室内に於てそれぞれ送風性質の
異なる複数の冷却風路からの冷却風及び排気ガス
が混合されるため温度の均一化と併せて排気ガス
脈動の低減が図れ、もつてカバー等への熱伝導の
低減により冷却効果の向上、更には取扱性向上を
も図ることができる等種々の利点を備える発動発
電機の防音構造として提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る発動発電機の原理説明
図、第2図乃至第5図は本考案に係る実施例を示
し第2図は発動発電機の右側面断面図、第3図は
同背面断面図、第4図は同平面断面図、第5図は
同左側面断面図である。 尚図面中、2は防音カバー、7はマフラ、7a
は後部排気管、7a-1は後端排気口、8は発電機、
10,11,12,13は連通口、14は排出
口、R1は第1の冷却風路、R2は第2の冷却風路、
S3は消音室である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンとこのエンジンで駆動される発電機と
    を防音カバー内に収容して成る発動発電機におい
    て、前記防音カバーの内部空間を発電機を冷却す
    る冷却風を通風する第1の冷却風路と、前記エン
    ジンのシリンダとマフラとを覆う如くダクト状に
    形成され、このダクト内に冷却風を強制通風して
    前記シリンダと前記マフラとを冷却する第2の冷
    却風路と、前記第1および第2の冷却風路と独立
    した消音室とに区画形成し、前記第1および第2
    の冷却風路の終端開口とマフラの排気口とを前記
    消音室に開口させて冷却風と排気ガスとを集合せ
    しめ、前記消音室に外部と連通する排出口を形成
    したことを特徴とする発動発電機の防音構造。
JP1983075781U 1983-05-11 1983-05-20 発動発電機の防音構造 Granted JPS59181232U (ja)

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JP1983075781U JPS59181232U (ja) 1983-05-20 1983-05-20 発動発電機の防音構造
GB08411963A GB2141782B (en) 1983-05-11 1984-05-10 Portable engine-generator sets
FR8407298A FR2545876B1 (fr) 1983-05-11 1984-05-11 Groupe moteur-generatrice portatif
US06/609,388 US4608946A (en) 1983-05-11 1984-05-11 Portable engine-generator set
DE19843417617 DE3417617A1 (de) 1983-05-11 1984-05-11 Tragbare kraftmaschine/generator-einheit

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JPS59181232U JPS59181232U (ja) 1984-12-03
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JPS562077U (ja) * 1979-06-19 1981-01-09

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